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ダンゲロスSSC3ネタバレ感想スレ

1 スカーレット :2017/10/11(水) 21:10:56
ダンゲロスSSC3のSS内容についての感想専用のスレッドです。
ネタバレしない程度の軽い内容やキャンペーンに関する雑談については
雑談スレ(tp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/59258/1506526363)をご利用ください。

2 東山ききん☆ :2017/10/21(土) 23:35:56
1.変幻怪盗ニャルラトポテト
『TRPG』
女性限定の変身能力。性別は女性とあるが、元々は少年らしい。
とりあえずこのキャラの作者がやろうとしているんじゃないかなあ、というのは見抜けた気がする。
というか俺ならそうする。当たってるかは知らない。

内面やら技能やらをコピー出来るとあり、非常に厄介なようだが、まあその他一般の変身能力もそういう効果はあるのでなんとかなるでしょう。

3 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 00:11:06
2.〈私〉
『没入的な体験』
とりあえず能力説明が説明になってないの、おそらくこれわざとですね。
リアリティレベルの認識を操る能力という風に解釈しました。

解釈次第でキャラが変わりうる、という風に書かれてますが、与えられた具材をどう料理しようと対戦相手の勝手なのではと思わなくもない。

4 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 00:17:39
3.狐薊イナリ
『自己変革アルゴリズム』
成長、進化を繰り返すという能力だが、本体がデータ存在という変化球。

なぜそんな能力なのか、そもそもこいつはどういう存在なのかについて、多くのスパンを割いている印象。
そして仄かに香る伏線に見せかけたサイコホラーの香り。

5 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 11:43:09
4.ゴメス
『ゴメスパロボ』
何枠かと言われるとゴメス枠。
破綻した愉快犯的な枠組みと言えなくもない。
その場合はニャルラトポテトや後述の蜜ファビオとかと同じ累計のキャラクターということになってしまうのですが…

こいつを打ち込むだけでSSが面白くなってしまう簡単調味料的な魅力がありますね。
その分方向性を引っ張られてしまうかも。
ドツボにハマらないように気をつければ問題ない。

6 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 11:49:57
5.稲葉白兎
『ラピッドラビット』
加速能力。ラディカルグッドスピードみたいなものでしょう。
逃げることしかしない、とありますが、プロローグ中では窃盗などの犯罪行為を行っており、尚且つ反省の色が見て取れないところが個人的にやや悪印象。

一方でプロローグSS中では能力の疲労はしているが、バトルの描写そのものはしていないのが作者の確かな実力を感じられます。

どういうバックボーンがあるのかをある程度描写されてますので、扱いやすさがありますね。

7 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 11:52:55
6.支倉饗子
『いっぱい食べる君が好き』
被食行為によって自己保存を行う極めて生存率の高い能力。
おそらく殺害を目的にした相手と戦うならば無敵では。

一方でこいつを「こうしたい!」という運用方法を思いついたので、予選を勝ち抜けたら是非とも戦ってみたいです。

インパクトが強さに直接結びついてるので極めて強そうなキャラです。

8 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 13:12:58
7."スパンキング"翔
『ラスト・スパンKIMG(最後のケツ叩き王)』
尻に攻撃を受けるほど強くなる能力。
一見するとイロモノに見えなくもないですが、一度ケツに攻撃を受ければ身体能力が大幅に強化され、すべての攻撃を尻で受け止められるほどに素早く動きます。ズルいですね。

しかも事実上打撃以外も尻叩きとして認識されるらしく、一回でも尻を叩かれればこちらがかなり不利になる。ズルいですね。
まあ、これだけだと勝つ方法はまだいくらでも思いつくのですが、このキャラが真に強い点は他にあると思います。

このキャラ、これだけイロモノのくせして、プロローグはかなりガチガチの王道もの。しかも作者の高い実力で、イロモノ系のテイストとうまく融合されています。

つまり、こいつと戦うなら、翔側は王道のテイストで固めても一定の票が得られるのに対して、
こちら側は「臀部への攻撃を如何に説得力をもたせて突破するか」という悪条件が付与されるということ。
尻を攻撃せずに倒す、という選択肢はありますが、正面からそれをやっても面白くなりそうにないですしね。
大海を頼りない舟で漕ぎだすような気分にさせられます。

9 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 13:23:54
8.狭岐橋 憂
『ジレンマインマ』
男性に弱いサキュバスになる能力。成る程、百合ですか。

自らの行動が原因で親友を死なせてしまったという業を背負っているのがこのキャラの真の特徴。最初読んだときはこの陰鬱な雰囲気に、個人的にはポイントが低かったものの、ダンゲロス的には百合は高得点なことが多いく、おそらく評価はプラスマイナスでプラスになるでしょう。

かなり重い背景がありますが、自らの否を受け入れて尚それでも諦めていない、というのがむしろ前向きなキャラですね。
これだけ決意が強いなら、あまりネガティヴな発言をして欲しくないです。

10 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 13:36:41
9.荒川くもり
『破壊(オール・デストラクション)』
なんでも破壊する能力。チートです。
このキャラの根幹にあるのは経験論の構築と実験にあると推測しますが、これは能力バトルで読者に求める要素そのものと言えるので、能力以上に強いキャラだと思います。

ただこれ、動機だけを見るならば、経験を積むほどに本人から能力発動をしたい気持ちが無くなるのでは?
能力は能力なので設定が変わることはないのでしょうが、しかし、破壊欲が経験を積みたいという願望に立脚している以上、一度満足してしまえば戦う動機そのものが消滅してしまいそう。

11 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 13:42:33
10.刈谷融介
『貸借天』
物質、非物質共に借りられる能力。所有者が単一であれば概念すらも借りられる。
物、もしくは所有者に触れるだけで能力が発動するとのことですが、
おそらく俺自身が思いつく中で一番スマートな対策法はもう思いつきました。
多分これで票もある程度かくとくできるとおもうので、

もし戦うとしたら、あとはプロローグの文筆力の高さとの戦いになると思う。
俺が競り負けそう。

12 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 15:09:56
11.ミルカ・シュガーポット
『公共伝播』
自分の脳内イメージを他人に押し付ける能力。
動機やキャラ設定は詰められているが、戦い方が今ひとつ想像できない。

あの方が参加されるダンゲロスSSの中では珍しくチンチンの所在について明記されてなかったり、おっぱいが無かったり、その能力が無作為大規模なものになり得たりと、おかま疑惑の絶えないキャラですが、私は信じてますから。

13 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 15:15:36
12.露出卿
『高速5センチメートル』
まあ全裸であることそれ自体が能力と捉えるべきなんでしょうが、真の能力は触れた物の5センチ範囲移動。しかし全裸になればめっちゃ強いという設定もあり、どう考えても能力が二つ以上ある。

接近戦には強そうだけど、他のキャラクターと文化圏が違いすぎるので扱いが難しそうです。

14 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 15:20:26
13."アクトレスアクター"蜜ファビオ
『"La Amen"』
変身能力。前述のニャルラトポテトとほぼ同じ能力。
転校生ということですが、これは転校生を演じているに過ぎないと予想します。

そしておかま疑惑その2。某特撮せっていとか、今のところ生えていないチンチンせっていとか、いろいろミルキーレディーを彷彿とさせる。

15 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 17:21:20
14.葉隠紅葉
『KAGEROU(カゲロウ)』
炎で燃やすとありますが、要は対消滅能力。
あらゆるものを燃焼できるのは破壊の能力にも似てますね。

キャラ設定がバケモノみたいな性癖ぶち込み具合。それでいて癖の強さは感じられず、爽やかな読後感。
殺人にもある程度躊躇いがなさそうで、なおかつ場数を踏んでそうなのが強い。

キャラ設定に極振りしているキャラ。これは人気出る

16 東山ききん☆ :2017/10/22(日) 18:02:54
15.《フルチン三刀流》万曲 蘿景
『君は陽と翳りき(ディレクタチオ・モローザ)』
ザ・ちんちん。
真面目な設定でこの酷さ。
これで優勝候補なので侮れない。

17 冥王星 :2017/10/31(火) 23:25:09
第一ラウンドネタバレ感想。
今回感想書こうか迷ったんですけど、予選投票でコメント少なかったのもあって、気力があれば書こうかなって思ってて、少なくとも第一試合時点では気力があったので感想書きます。第二試合以降は書くか分からないです。
酷評になる部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。


【第一試合その1】
最後までの流れが一貫していて、まとまりが綺麗でした。
爆弾じゃなくて、スピーカーに仕掛けをしていたというハッタリも、そちらの方が無理がなく現実味があるという点で良かったです。
あまり何処が良かったとか言語化しづらいんですけど、ハッタリ含めかなり好きなSSです。

【第一試合その2】
こちらも能力による決着の付け方がうまかった印象。
ただ「魔女」になったのはちょっと唐突な感じがしました。事前にそういう描写を入れていたら、唐突感なく読めた気がします。
あと砂羽さん周りの描写はプロローグでの期待感を裏切ることなく、独特の雰囲気が描かれていて流石だと思いました。

【第二試合その1】
長文量である原因がほとんど蓬莱さんの登場に集約されている上に、唐突に試合SSで登場してきたキャラが勝因のようなものだったのが、あまり好みではありませんでした。ミルカさんという手札でどう戦うかに期待していたので。
少しでもキャラクター公開時点(プロローグ、或いはキャラ説)で蓬菜さんなどの仲間を連れてくる可能性に触れていれば、印象が全然違って良くなっていたように思います。
蓬莱さんのキャラ性と能力、出自に関してはとても好きです。

【第二試合その2】
私の読解力が低いだけかもしれませんが、何が起きているかわかりにくかったです。
あと助手の存在が示唆されていたとは言え、地文の能力がメタ的で無体なのが結構苦手でした。
地文が直接勝敗に関係してこない中盤までの能力の使い方は良かったと思います。

【第三試合その1】
ダンゲロス名物キャラレイプがありましたね。
何でもかんでもキャラレイプすればいいというわけではありませんが、今回のキャラレイプは面白かったです。
あと投げや決着の仕方など、能力の使い方も上手くて好きです。

【第三試合その2】
これは好みによって評価が分かれるSSだと思います。
闇深き天童さん一家で息子が可哀想な目に合う部分は面白かったです。
ただ、決着の付き方があまり好みではありませんでした。

【第四試合その1】
全体的に雰囲気が良かったのが好印象。
特に回想でギネスを目指す理由が明かされたのが良かったですね。
難点を上げるとしたら、柔軟性の部分が、納得しづらかったところです。

【第四試合その2】
終始対戦相手を大事に扱っていた良SS。
「レディにケツを向けるわけにはいかねえだろ!」や姉ちゃん呼びなどの点が良かったです。
作者さんの人の良さが伺えるSSでした。

18 冥王星 :2017/10/31(火) 23:25:42
続き。

【第五試合その1】
支倉をうまく使って、自キャラを深めたなぁという印象。
序盤の食事描写は凄まじく上手い文章でした。
好き嫌いの分かれるSSだとは思いますが、私は好きな方です。

【第五試合その2】
海鮮丼をとにかく食べたがる支倉さんが面白かったです。
食欲を抑えきれない描写が上手かったです。
ただ、ななせちゃんの願い事については、フードファイトという土俵にのせるためにこの願いごとにしたという印象が拭えないです。

【第六試合その1】
絆ちゃんの過去は、どうしようもない過ちで、なおかつ悪意があったわけではないというバランスがとても良かったです。
イナリちゃんの台詞運びなどは、さすが作者だなぁという優れた出来栄え。
バトルが少々味気なかったのは残念でした。

【第六試合その2】
イナリ属性にするというAIらしい技やそれを利用した戦闘領域離脱など、バトルとしての質が高かったように思います。
「バトルを求めている読者たちの票を落としてしまう〜!!」は思わず笑ってしまいました。私はこれ好きです。
ですが、この文に関してはむしろこういうことを書いたことで評価を落としてしまう可能性もあるのではないかと思いました。

【第七試合その1】
レーザーポインターを利用するという手はなるほどと思いました。
ですが、殴打という単語の連続で決着が済まされてしまったのは物足りなく感じました。
決着の描写にもう少し文量を割いて描写してくれたら良かったように思います。

【第七試合その2】
何が起きてどうなったのかという点で文章が分かりやすく読みやすかったです。
ただ、ナズナちゃんの方が少々うかつに描かれていたように思えたのが気になりました。
致命打になるようなダメージを負わせられない状態でくもりさんに近づくのは、挑発されたからだとしてもあまり良い手ではなかったように思います。

【第八試合その1】
白兎の狙い(だと思われるもの)や「“あたしの相撲”だ!」とつくねが言うシーンが良かったです。
つくねさんの心地よくなるような試合に対する感謝の言葉など、キャラ描写も上手いと思いました。
ねこだましを出すという伏線などがあればより面白く感じられたと思います。

【第八試合その2】
「大泥棒」という称号や最後に逃げる事を考えて降参する描写など、そのキャラクターらしい行動を見せてくれたのが非常に良かったです。
落下速度を上昇させるなど、能力バトルとしても良いSSでした。
難点を挙げるとしたら、途中挟まった謎の観測者の描写は二人のバトルには関係がなく、次の試合を意識しすぎている感じがあってあまり好みではありませんでした。

19 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:48:16
第1ラウンドは、みんな素晴らしい名勝負ばかりだったな!
俺の感想も、ついつい筆が乗っちまった! 失礼なことを言ってたら、ワリいけど勘弁な! ハッハッハ!


豪華客船その1
文章がとても上手で、つまるところはほとんどありませんでした。心情描写についても、丁寧に追っており、その時に何を考えているかがわかりやすく、非常に読みやすかったと思います。
また、ニャルラトポテトのキャラクターが想像以上に熱く、他人のために戦える男であったというところが、かなり好ポイントでした。プロローグでは表現しきれなかった魅力をしっかりと補填できていて、応援したくなりました。
刈谷の書き方も非常に良く、冷静を装う激情家という点をうまく描写できていたと思います。それを読んだポテトの戦略も、腑に落ちるものでした。
ただ、ポーカー勝負については、最初に刈谷が”運”を借りるというブラフをした理由(そんなこと言わないで、黙々とカードを入れ替えていればよかったのでは)、ポテトが最後にストレートフラッシュを引けた理由が説明されておらず、そこに少し引っかかるものはありました。
また、刈谷が豪華客船を借りることを、あの状態でポテトが予測できるか、という点も少し引っかかりました。個人的には、刈谷が豪華客船を借りるだろうと推測できる理由や、豪華客船を借りるようアシストするポテトの言動、他のものを借りていたらどうしていたか等のケアをできていれば、満点だったと思います。
しかし、最後の軽口による読後感の良さや演出力が素晴らしく、些末な引っ掛かりが気にならないくらいに、ポテトと刈谷の関係性にが美しい、良いSSだったと思います。

豪華客船その2
しょっぱなから三者会談から始まるというのは、かなりわくわく感が増す導入で、ナイスだと思います。こいつらは、舌戦が良く似合う。
刈谷さんのキャラクターが本当にもう好きで、なんか愛されキャラですよねこの人。言葉一つ一つに笑ってしまう。特に、「クソがぁァァァーーーっ!!!」が好き。砂羽さんとの会話もとってもかわいくて……早く結婚しろよこの野郎……。
ポテトが進藤美樹に看破されるところは、若干読みづらさはあるものの凄く好きです。その場に進藤美樹がいなければ、ばれることはなかったというところがまた。
このSSのポテトのキャラもまた良くて、過去の設定がキャラに違和感のあるものではなく、さらに深みの増すものになっていると思います。
戦闘シーンは少しわかりづらかったかな……。特に、どのタイミングで状態異常を打ち込んだのかがいまいちわかりづらかったのが惜しい。銃弾に塗っていて、皮膚から入ったのか。ただ魔法を使ったのか。血か何かに混ぜていたのか。その辺りがはっきりしなくて、すこしモワモワしました。障壁を借りるときも、多分一足飛びでポテトに触れたのでしょうが、その辺りの動きが不明瞭でした。二転三転する試合のが流れはすごくよかったので、惜しい。
ポテトと刈谷のエピローグは、最高の一言です。この作者さんは、人の気持ちの機微を書かせると、抜群にうまいですね。どこか切なく、しかしきちんと前に進んでいる。どちらのキャラも応援したくなる、良いSSでした。

20 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:48:50
宗教施設その1
長い! だけど、読みやすい! ほとんどつまるところなく、するすると読んでしまいました。本当に、この作者さんは文章がうまい。
正直言って、私自身はキャラクター同士の戦闘が読みたいタイプなので、随分長い前フリだなーと思いながら読んでいた部分があります。ですが、その前フリが……面白い! ヨモギさんのどこか壊れた性格もすごくキャラとして魅力的だし、『怪物園』もすごく格好いい能力だと思います。
銀天街の、しょっぱなの語りはすごく好み。うさん臭さマックスで、如何にも探偵っぽくてよいです。また、全体に言えることですが、会話のテンポが凄く心地よい。ポンポンとリズムよく応答していくので、読んでいるだけで楽しくなってきますね。更に、バリツ連打とかどこか気の抜けた感じとか、かなり銀天街の動かし方は好きですねー。
銀天街の能力づかいに関してはかなり巧みで、最初は世界2位の剣術を付与した状態でVRに入り、第三者の妨害を防いだ、と言う形なのですね。さりげなくやっていますが、相当能力解釈について考察しているのではないかと思います。好感度が高い。
「知っているの蓬莱!?」がツボ。こいつ……便利だな。
外道太郎と普通に仲良くなっているのは、ちょっと個人的倫理観でマイナス。外道太郎の行為は、許されるものではなかろう。わざわざミルカと共闘をする必要性も薄いのではないかと思います。
ゴーレムはすごく好き。自爆スイッチも含め、完成されていますね。
オチは綺麗なのですが、ここまで広げ盛り上げた話を支えるだけの力あるオチかと言うと、少しケレンが薄いかなーと思います。ここは完全に個人的な感性なのですが、こうあれ、ぐわっと来るものがなかった。
削ろうと思えばもっと削って短くまとめることはできると思うのですが、それを差し引いてもとにかく読みやすく、起伏が多くて楽しめるSSだったと思います。

宗教施設その2
こちらは1と対照的に……読みづらい! それはなぜかと言えば、当然地の文が脱線しまくるからですね。でも、それが終盤の大きなネタ晴らしに繋がっているし、味でもある。作者さんも読みやすさを求めていないとは思うので、この辺は何を優先するかと言うところです。それ故に、面白味があるところもすごく多かったですしね。
ただ、地力があるのでしょう。致命的に何をしているのかわからないという部分は、ほとんどなかったです。そういう意味ではかなり高次元でバランスが取れているとも言えますね。
また、オチのインパクトはかなり大きかったです。地文! そう来るとは思わなかった! 普通に戦闘に参加している辺りで違和感はあったのですが、これに関しては順番も影響していますね。その1で普通に共闘ルールしているので、違和感を軽減できていたこともあります。
宗教施設では巨大建造物が動き出す。これ世界の常識。
あと、ミルカの能力応用は非常にうまかったです。ワサビの次に甘いイメージを叩き込まれたら、確かにしんどいよな。
個人的な減点ポイントと言えば、ミルカの心情描写が、ほぼ全くないことでしょうか。ほぼ銀天街がすごいというだけの話になってしまい、あまりミルカを立たせられなかったのではないかなー、と思います。
全体として、独特の空気に翻弄されるのを楽しめる、世界観が確立された良いSSだったと思います。

21 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:49:32
オフィスビル街その1
圧倒的に面白いな! レベルがすごく高い!
ツッコミどころが多すぎて追いつかないレベルのネタを、きちんと話に組み込んでいるのがまずすごい。ロシュアのメキシコとか、もう何が何だか。だが、それがいい。
しかも、これだけネタを満載にしているのに、能力バトルがちゃんと能力バトルしている! そして、恐ろしいことに……ゴメスが格好いい。メキシコで股間を揉まれ、げひた笑いと共に股間を突き刺そうとするという、キャラレイプに等しい処遇を与えられたゴメスが、それでもなお格好いい。これは、なんなんですかね。すごい技術だ。
卿と少女のやり取りもすごく好きです。特に、卿の好感度がゴメスと言う下衆な対戦相手に対しても、全く下がらないのが特に好印象。もっと動く姿を見たいぜ。
文章も読みやすく、つまるところはない。評価するために改めて読み直して、全く飛ばすところがなかったほどです。とにかく、全体的に面白かったです! 良いものを読んだ!

オフィスビル街その2
「ひゃあゴメス警報だ!」からすでに心を掴まれました。このどこか間の抜けた、のんびりとした空気を文章で表現するには、どうすればいいのか。
「メーはゴメスのスー」もすごい好きで、ホント一つ一つのネタが僕にクリティカルヒットします。笑いが止まらない。
天童さん一家とのやり取りも、はっきり言って蛇足なんですがね……。しかし、めちゃくちゃ面白い。
一個一個のネタを好き好き言うのも無粋なのですが、それを抜かすと何を書いたらいいのか全く分からない。必然的にコメント少な目になってしまい、申し訳ない。もっともっと絶賛したいのですが。
能力バトルとしてみると、さりげなくゴメスミマセンデシタを決まり手としているのが、能力応用と言っていいのかもしれません。さりげなく、なるほどーと思える技でした。



高速道路その2
翔君が全く相手のプロフィールを見ていないとか、年上の女子大生に「嬢ちゃん」って言っちゃうとか、ところどころに翔っぷりが見えて嬉しく思いました。ありがとうございます。翔君は、間違いなくこんなキャラです。嬉しい……。
罠を作るところは、男性相手にきっちり対策を練っており、よかったと思います。「楽しかった」といったり、車の中で何したりというところは、背景を考えると少し違和感があったのですが、まあ四六時中悲しんでるわけでもないものね。その辺の、普通っぽさもプラスに働いていたように思います。
翔君が、凄く良いやつで……! ちょっと間抜けなところも愛嬌、とにかく常に人のために動いている感じが、実に翔君だなあと思ってほっこりしておりました。
バトルの決着については、翔の性格が要因になるところがすごく好きでした。こういう、キャラクターの信念に基づいた動きを取るSSに私は弱いです。最後に「姉ちゃん」になるところも、とても好みでした。
余談となりますが、この子は本当に翔君嫁入りフラグを立ててしまってよかったのでしょうか。後悔しませんか。う、嬉しいですけど!

22 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:50:07
港湾その1
コメディタッチの前半から、怒涛のホラーへと転落していく展開が、凄くうまかったです! また、支倉サイドの文章も非常にキャラ性が出ていて、ほとんど違和感がありませんでした。
また、文章に関しても非常に読みやすく、するすると流れるように頭に入ってきて、心地よかったです。それだけに、終盤の展開が辛い……!
少しずつ、少しずつ支倉の能力に侵食されていく様が、まさに相手の能力設定通りと言った感じで、とても好印象です。相手のことをすごく大事に、丁寧に描写していると思います。
やはり、このホラー描写の素晴らしい事……! 不穏な空気から、「いっぱい食べる君が好き」に繋げ、食人へと走らせる。この恋語の心情描写は、軽いコメディタッチのプロローグを書いていた方の者とは思えないほどにうまい。
さらに言えば、中盤できちんとフォークリフトを一生運転できないことを描写し、最後の展開の伏線としているところに、職人の技を感じます。ほとんどの要素が、このSS内で補完されている。
そして、続きが気になるフックについても満点ですね……。過去改変権へのモチベーションを上げ、次からはどんな手を使ってでも相手を倒そうとする恋語が見ることができる。正直、1回戦でこの展開をしてしまってよかったのかかなり不安ですが……この技術ある作者様なら、次も魅せてくれると信じております!

港湾その2
さ、さくっと殺しやがった……! しかも、その導入が恋語と相対するに当たって、非常に物語性の強いものになっている。正直言って、恋語の物語としても過不足ない良い導入になっていると思います。思い切った、良い手だと思います。
その上で、しっかりとコメディ感も成立させており、中盤はクスクス笑ってしまいます。この後、ひどい展開が待っているんだろうなあと思いながらも、ついつい。
そして、やたらと詳細なフード描写! ただ、これに関してはリアクションの取り方が少々品がなく感じてしまった部分もあります。具体的には、「むぐッもぐッぐうううッッッ!!!」の辺りが、なんかこう好きじゃなくて……。完全に、個人的な感覚なので、何とも言えませんが。ただ、そのリアクションの甲斐があってか、海鮮丼凄く食べたくなりました。
箸をおいた後の展開は、VR八兵衛含めて「こいつら何言ってんだ」感が物凄くて、すごい好きでした。違う……。フードファイトはそうじゃないんだ恋語さん……!
結局、恋語さんは支倉を食す前に満腹で気を失ったことで、助かったということなのでしょうか。そして、その既定路線を蹴ってさらなる衝撃のラスト。ここは本当に言葉を失いました。この終わらせ方は、最高だと思います。絶対に、最初からこの展開考えていたんだろうなあ。いや、恐ろしい人です。面白かった。

23 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:50:40
出場選手に縁の深い場所、土地その1
全体に、セリフが楽しい印象。枯葉塚サイドも、イナリサイドも、テンポが良くかわいい空気が良く醸し出されていると思います。地の文も、尖ってない端的なわかりやすいもので、セリフの楽しさの邪魔をしない、読みやすいものです。ポイント高い。
イナリのキャラクターが、振れ幅があって面白味が強いです。個人的に好きなのは「あんぶっしゅ」なのですが、そういう可愛らしさと後半で見せる冷徹さが、AIという一言で説明できるというのは、かなり良いキャラだなーと思いました。
枯葉塚さんについては、人の良さがにじみ出るセリフが印象的で、好感度が高いです。それ故に「人が良く、能天気だから」こそ起こってしまった過去は、すんなり腑に落ちるものでした。対戦へのモチベーションを作るという点でも、良い手だったと思います。
ただ、その結果イナリから感じていた可愛らしさが減退してしまったことは、仕方ないこととはいえ、もったいないなあと思ってしまいました。筋としては全く無理のないものなので、完全に個人的な好みなのですが、可愛いイナリサイドと暗躍する海斗サイドというバランスを崩したことで、少し単調な印象になったかもしれないです。なにより、無邪気に笑うイナリちゃんをもっと見たい気持ちが強い……。のじゃろりは、可愛ければいい。まあ、個人的な気持ちなのですが。
一つのSSとしては、読み味、心情描写ともに非常にレベルの高いSSだったと思います。導入、起伏、次回への引きなど、構成力も高く、作者様の高い実力を感じました。

出場選手に縁の深い場所、土地その2
地の文のツッコミがすごく面白いです。全体的に口語体っぽいのに、全く問題なく読み進められるのが、文章のうまさを感じますね。
一緒に食べ歩きをしちゃう枯葉塚とイナリの関係性がすごくよいです。限りなく、読者が求めている物を提供しているという感じ。間が抜けていて可愛いし、地の文の焦りもすごく楽しい。この二人があったらこうなってほしいという期待を、現実にしていますね。
更に、対戦相手との因縁の作り方も、非常にさりげない形なのが好きですね。あってもなくても良いものだけど、これがあるとぐっと引き締まるのではないかと思います。
戦闘は、全体的にド派手ですごく好み。ゴーレム対街! また、その派手な戦闘に至るまでの流れが丁寧に弾を上るように描写されているので、強さや大きさに違和感なく没入できました。また、決着についても、イナリが枯葉塚に対して降伏を勧告するのは、前半の交流があったからこそ違和感がなく、そこから枯葉塚が逆転の一手を思い付くという展開は、凄く自然で綺麗なものでした。上手いな……。
イナリの成長と言う要素も網羅し、人気モブ獅子中以蔵を使ってこの続きも気にさせる抜け目なさ。痒い所に手が届く、作者様の丁寧さが透けて見えるSSでした。



サバンナその1
短いながらに、良くまとまったSSだと思います。くもりの破壊欲描写、ナズナの心情描写から、スムーズに戦闘に入るという流れは、実にスムーズ。地の文も、一文一文が短くまとまっていて、無駄なものがないから、読みにくさを感じるところはありませんでした。
戦闘についても、ワンアイデアが光るもの。起伏がある方が個人的には好みでありますが、一瞬で決まる戦闘もまた悪いものではないと感じました。というか、視線誘導思ったより強いな……。俺は、尻で攻撃を受けることしかできない男……。能力応用とは……。
物足りなさを感じるところはもちろんありますが、それでもここまできっちりまとめていると、満足感は長いSSに決して負けていないと感じました。

サバンナその2
荒川家、結構好きです。全体的に暴力的なのに、なんかすごい仲良し。くもりちゃんが脅しかけるところもふくめて、なんか素敵ですね。
ほぼほぼ戦闘に終始したSSですが、その戦闘がかなり二転三転していて、非常に満足感の高いものでした。能力応用、戦術描写ともに非常に丁寧で、面白味があります。また、ナズナさんの思いを邪悪に踏みにじるくもりさんの凶悪さは、かなりのものだったと思います。
ただ、少しナズナさんの心情描写が少なめだったかな、という部分は気になりました。完全に、くもりさんがナズナさんと言うモブを倒すSSって感じになっていたというか。個人的には、お互いが死力を尽くす戦いが好きなので、くもりさんの安定さはすごくよかったのですが、ナズナさんの必死さがあまり見えなかったかなーと言う感じです。
ただ、それが悪いという話ではなく、くもりさんという魔王の1回戦と言う意味では、これ以上なく存在感を示せたのではないかと思います。こいつを、この格を保ったまま倒さなければいけないというのは、これからの対戦者にとっても大きな思考負担になる事でしょう。
逆に、くもりさんに対しては、如何に相手を圧倒的に無残に踏みにじるかを期待したいところ。魔王、格好いいです。

24 ”スパンキング”翔 :2017/11/02(木) 17:51:09
溶岩地帯その1
白兎の軽さが、凄く好感触なSSでした。なんといっても、煽りがうまい。白兎がしゃべるたびに、築根ちゃんがイライラしていく様子がすごくわかりやすく、共感を得ることができました。
小結にも変身できるという点も、なかなかオスモウドライバーっぽくてよかったです。最初は最強のフォームになったけど、総合力では劣る局地戦向けフォームもあるよってのはなかなかの日アサっぽさで好きでした。
つくねちゃんのキャラに関しては、少し格が落ちているかなーという面(逃げることが卑怯か論争について)も見えますが、最終的につくねちゃんの成長物語に落とし込むことで、うまくバランスを取っていたように思います。まだ、成長途上のつくねちゃんの魅力を、きちんと出していたように思います。
白兎が、勝ちたいのか逃げたいのかまだはっきりしていない辺りも、なかなか続きが気になるところ。ただ負けるだけならば開始直後にダッシュすればいいだけのところ、何故ある程度の戦闘をしようとするかに関しては、未だに謎が残るところです。次回に期待したいところですね。
難点として、セリフ内に「、」を使いまくるのは、少々読みづらさを感じるかな。きちんと句読点を使った上、途中で改行を差し込むなどすると、もっと読みやすくなるのではないかと思いました。

溶岩地帯その2
前回までのあらすじもいれて、文字数はかさんだもののかなりわかりやすいSSになっているのではないでしょうか。全体的に、状況をわかりやすく書き、また盛り上がるべきところでしっかり盛り上がる文章力は、さすがと言った印象です。
白兎のキャラクター性も非常にうまく書いていて、最初のウザったい演説は、実に見事なエミュレート(だと思うんですけど、違ったらすみません)だと思います。なんといっても立ち合い不成立を物語に組み込むというところが、逃走王の異名にふさわしい活躍でした。そして、逃走することで勝利を掴むという、恐ろしいほどにキャラ説通りの戦法。なんて丁寧な仕事なのか。
その分、白兎君が勝負に載って見たり、オスモウドライバーを奪ってつけてみたりするところは、少々違和感がありました。特に後者は、このタイミングで出しておきたい設定だったとは思うのですが、白兎のキャラクター性には、若干の不自然さがあるかな。まあ、そこまで大きな瑕ではないのですが、他の文章の完成度が高い分、ストーリーのための演出に思えてしまう部分が、逆に気になってしまったのでしょう。
ただ、終盤の掴まれてからの展開は本当に手に汗握るもので、完全に白兎に感情移入して読んでいました。気が付けば口に出ているところとか、物凄く好きです。情景描写と、思考のスピード感の演出が、実に見事でした。
つくねちゃんのキャラ性と言うよりは、つくねちゃんと言う強大な敵に白兎がどう戦うかと言った趣が強かった今戦ですが、今後オスモウドライバー周りの設定と、DSSバトルと言う舞台、対戦相手とのドラマと言う3本柱をどのように展開していくのか、楽しみです。

25 狭岐橋 憂 :2017/11/02(木) 22:48:20
>>21
ありがとうございます!
そちらの憂ちゃんがうちよりずっと真剣だったので、
幕間についてはどっちかというと怒られないか心配していたところです。

26 変幻怪盗ニャルラトポテト :2017/11/07(火) 19:31:40
二回戦は一回戦にも増してあっちもこっちも素晴らしい……。
一回戦で強い人たちはそのままのクオリティを維持し、
そして二回戦になって一回戦から飛躍的に強くなった猛者たち!

何を言いたいかというと、ベストバウトが決められない、ってことでした

27 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:38:39
よう、”スパンキング”翔だ! 今回も接戦のSSが多すぎて、物凄く点数つけるの困ったぜ。
お互いがお互いを引き上げているようなこのキャンペーンが、楽しくてしょうがないぜ!

学校その2
まず、物凄く相手のSSを読み込んでいるな、と感心してしまいます。ミルカや蓬菜のキャラ性が、恐ろしいほどのトレースされている。蓬采の危うさや、ミルカの等身大の頑張り具合など、そのキャラがとりそうな行動を、ドラマチックに演出する技に脱帽です。
つくねの過去話についても、実に良い出来。オチは見えているのですが、ヒーローものに良くある「捻らない良い話」なんですよね。つくねの物語には、このくらい期待も予想も裏切らない、安心感のあるエピソードがすごく合っています。
サメ映画の例えは、無体ながらにすごく想像しやすく、うまいなあと思いました。つくねのSS全体に言えるのですが、映像を想起させる文章作りが非常にうまい。本当に、特撮映画を見ているような気持ちで読めますね。私自身が、特撮が好きなのもありますが。
『公共伝播』の使い方も抜群にうまいですね。蓬采という良いバディがいる今、イメージを伝達するという扱いづらい能力を主にドラマに使うというのは、ミルカを使うにあたって実に良いアンサーだと思います。
シリアスなドラマからの両国国技館はもう最高すぎて、笑っていいのか感動すべきなのか迷って変な笑いが出ました。この感じ、凄く好きです。
ただ、ミルカと蓬采のドラマに関しては、仕方ないことではあるのですが、若干早足であったように思います。特に、二人の信頼関係が、まだそこまで熟成しているとは思えなかったのが何とも。まあ、本来4回戦使って書くべきドラマを2回戦で出したのだから、当然といえば当然ですが。
また、この作風の弱点と思われるのが、「安定しすぎている」事ではないかと思います。あまりにもレベルが高く、必ず面白さが担保されているのですが、それ故につくねのSSが想像をはるかに超えて面白いことも待たないように思えます。当然、安定して面白いSSを書ける時点ですさまじい事なのですが。
ただ、色々を積み重ねた最後の戦いは恐ろしいほどにカタルシスがあり、ミルカのエンターテイメントぶりと、それを打ち崩す横綱の強さを、たっぷり堪能できました。最後は、誰も死なないエンドなのも、予想の範囲内ですがそれがいい。良いものを見させてもらいました。

28 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:39:45
航空機その1
絆ちゃんのキャラ解釈がまず楽しいですね。ゆるふわ系かと思いきや、それすらも”神”の策略であるというキャラ性は、ミネラルウォーターのようになんにでも染まれそうな絆さんの解釈として、かなり説得力のあるものです。
くもりさんの過去にまつわる話も、ぐっと興味を惹かれるものです。そもそも、山一つ崩せるという段階でゲキヤバなのですが、そのさらに先がある。そして、くもりさん側と思われたNPCもまた、くもりさんの敗北を望む。非常に、先が気になる引きですね。
能力バトル面に関しては、くもりさんの弱点が分かりやすく、よいですね。肌が触れないと、必殺はできないと。露出卿とすごく相性がいいなこの人。
ただ、肝心の遠距離攻撃能力について情報を隠すのは、少し不満点ではあります。くもりさんの正体不明さを演出するためのことだとは思いますし、それ自体は成功しています。しかし、能力バトル民としては、やっぱり気になるところ。絆さんの能力応用が想像の範囲を越えないところも、仕方ないとはいえ少し寂しかったです。
とはいえ、そう言った不満を吹き飛ばすような、くもりさんの不気味さと凶悪さの演出力は素晴らしいものでした。このくもりさんが、何を成して、どのような結末を迎えるのか。作者様の想定するエンディングを見たい気持ちが、凄く高まります。

航空機その2
荒川家と、絆以蔵コンビ。どちらも短いながらに魅力的に描かれており、幸せな気持ちになりますね。お互いに、サポートキャラの魅力が底知れない感じです。
こちらのSSでは、くもりさんの破壊っぷりが並大抵ではなく、まさに魔王と言った風格を持っています。理性を”壊す”……! こいつ、めちゃくちゃな野郎だぜ!
そして、それに相対する絆さんもまた、尋常のものではありません。似た者同士という言葉が、既定路線だったのか気になるところですが、どちらにしろ笑顔で金属をぶっさす絆さんには、プロローグで感じた物とはまた別の、暗い魅力があります。好きです。
そして、まさかの逆輸入……! 作者様の、貪欲なる精神性が光ります! しかも、演出力とちょっとしたアレンジで、見事に自分のものにしていますね。これはすごい。どこまで既定路線なのか、全く分からない。そして、面白い。
更に、自らのキャラの薄さに言及する挑戦的な展開。くもりさんの本質にも触れており、この作者さんはキャラクター一人一人に対する造詣をすごく深く持っていて、愛を感じます。いや、凄い。
ルールの破壊に関しては、流石に現実への復元機能を破壊するのは能力バトル敵には流石に無茶だなーと思いつつも、ドラマとしては絆さんの底を見るという面で、非常に意味のあるものになっているのはうまいですね。
エンディングはあっさり。けれどもきちんと結末を描写していて、尻切れトンボにはなっておりません。また、逆輸入した過去話を決着につなげるという形もうまいと感じました。総じて巧み! 見事にまとまったSSでした。

29 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:39:58
世紀末その1
や……やりやがった! 外道太郎! しかし、これが意外とマッチしているのが面白いですね。決して、相手のSSを軽んじているわけではない、不思議な尊重を見た。
実際、銀天街側の地の文については、かなり頑張ってトレースを試みているのを感じます。遜色ない……とは言えないものの、かなり高いレベルで言い回しをひねっていて、状況説明のわかりやすさは本家よりも上ではないでしょうか。本家は、その辺かなぐり捨てているところがありますし。
銀天街と外道太郎のやり取りが、また良くて……。これ、凄いですね。共犯者が外道太郎でなければできないドラマを展開するとか、キャラレイプもここまでくると一級品ですよ。雑な処理がない。真摯に、真面目に、共犯者を外道太郎にしようとしているところが、話自体はすさまじく格好いいのになんか変な笑いが出てくる感じでした。悲壮な決意の銀天街、格好良くて好きですよ。好きだけど……な、なんてことするんだ!
おいおい……俺のギネス記録破ってんじゃねえよ……。いや、しかし俺のギネス記録はあくまでも”接敵から決着までの時間”であり、このSSでは”接敵”をしていないのでギネス記録は破られない可能性がある……か? なんにしろ、うまい能力バトルでした。プロローグの制約も、こういう形で外してくるなら納得ですね。
そして、刈谷の心情描写……。これに関しては、本当にすさまじいと思いました。相手に救われるという前回戦いの敗着を、こういう形で利用してくるとは……。こういうところがSSCの好きなところで、作者様がどう思っているかわかりませんが、僕としては刈谷はニャルラトポテトに救われたことで、キャラクターとしての魅力を全開にしてきたと思います。やっぱり、誰かに無理やり救われると、必ずどこかでひずみが出るもの。刈谷は、自分を自分で救わなくてはならないのだ。ううん、なんと熱い展開。続きがものすごく気になります。

世紀末その2
やっぱり暗号文だったか! しかし、未だに法則がつかめない! くそう、気になるぞう。
本当に、セリフ回しが軽快ですね。正直、共犯者が情景説明をすると脱線を繰り返して何が何だか分からなくなるのですが、銀天街と共犯者が会話をしている分には、全く問題ない。どころが、いつまでも読んでいられるほど魅力的なタッグになっていると思います。未来世紀ブラジルとか、そういうきわどいところをついてもわからないこと自体がネタになるのも、良いバランス感覚だと思います。
能力バトルに関しては、流石と言ったところ。空気を借りるというのは、刈谷の戦法としてすごくスマートで格好いい。見栄えもいいしね。そして、世紀末だから刈谷の能力はほとんど封じられているというのも、凄く面白い。この作者様は、能力バトルが本当にうまいですね。強いなあ。
黒暗協が絡んでくるのも面白いところ。ただ、順番が少し悪かったかな。その1を読んだ後だと、砂羽さんが人質に取られていうことを聞く刈谷と言うのが、物凄く格好悪く見えてしまう。そう考えると、人質戦術を先にやった刈谷作者様の方が、一枚上手だった部分はあります。
ただ、それを差し引いたとしても、能力バトルの巧みさ、地文の使い方のカタルシス、舌触りの好いラストと、魅力的な要素がたくさん詰まった名SSでした。甲乙つけがたい。悩むなー。

30 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:40:40
軍用施設その1
早速光る、友達設定。こうやって他キャラとクロスオーバーするのは賛否両論ありそうですが、僕は好きです。きちんと相手を尊重して、SSC3全体を一つの物語として巻き込んでやろうという気概が見えますね。また、恋語との会話も支倉の恐ろしさを演出するものとして非常にうまく、まるで映画のワンシーンを見ているかのようでした。
支倉の能力に関しては、どうやって増殖したのかがよくわからなかったです。VRだと、死んだ時点で決着するから食べてもらえないはずだし、VRから抜けたら支倉化はとりあえず解除されるのは、1回戦の正史SSで証明済みなので。まあ、絵的に映えるものを優先したのだと思いますが、能力バトル脳としてはちょっとその辺が消化不良です。能力解釈的に増殖が可能だとしたら、その解説は欲しかったです。
空腹を抑える解説は、なるほどと言ったところ。こういう、ちょっとしたことにちょっとした解説が入ると、没入感が増しますよね。
精神汚染を受けている鳴神の味覚と、進藤ソラの能力により味わえる味覚が違うというのは、とても目から鱗でした。なるほど、鳴神からしたら、自分がこのまま支倉の指を食べて終了という話は「しょっぱくてまずい」ものですよね。
ぬ〜べ〜懐かしすぎる……!
「すけべ」は破壊力高いですよ。支倉が普通の子になっていく様は、残念ながらも非常に熱いものがある。読後感はやたらと良いのですが、これは支倉に期待している物ではないし……。うーん、悩ましい。このキャラ改変は、凄くもったいないのですが、鳴神の物語としてはこれ以上ないほど熱いものになっている。現象を退治しているわけですからね。自然災害に勝ったようなもの。これは……どうしよう!

軍用施設その2
作者様の心の声がダダ漏れっぽい導入から始まりますが、これがなかなかどうして面白い。というか、普通に支倉の思考として自然なんですよね。もともと、彼女はDSSバトルに興味がなかったわけだし、やる気をなくすのも当然と言えば当然。いきなりの展開で、結構マジで自キャラ敗北SSみたいになっちゃうかと思ってました。そこから、ソラが来るとは……。ソラが感染している説明も納得がいくもので、とにかく今大会をかき乱してやろうという気概が見える、良い流れです。
もうとにかく、全体的にコメディがうまい。ホラーがうまいばかりかと思えばそんなことはなく、ブレードランナーとかスターウォーズはずるいです。笑った。
そして、出たぜフードファイト! もはや、必然性があるんだか無いんだかわからないけど、面白いからもう何でもいい! キャラが軒並み頭がおかしいのも、コメディであれば納得だね! あと、露出卿はやっぱり駄目だったんだね……。そりゃそうだよね……。おいたわしや鷹岡……。
ツッコミどころを探すときりがなくて、笑い疲れました。ワーワーじゃないよ。
その流れで、ポテトがシリアスに”消えていく”のがまた……。この揺さぶり方が尋常じゃなく、それでも雰囲気は崩れていない。すごいなあ。並の技量ではないと思います。
(割愛)が伏線なんて思わないでしょ! そこにななせさんを入れ込んでくるのも、また強い。支倉の能力的には、むしろこうなる方が自然にすら思えます。二重参加と言う設定も、物凄くおいしい。全体的に、たまらなく魅力的な舞台設定を作っていると感じました。まあ、そもそも支倉自体が厄介な舞台設定そのものなのですが。
そして、鷹岡……。このハイスピードギャグのラストに、またホラー分をぶっこんでくるから本当に強い。前後左右に振り回されたようなSSでした。

31 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:41:41
豪華客船1
あ、なんか色々ありがとうございます。他のキャラのSSにも出演するって、とても嬉しいですね。そのせいで、ななせさんからものすごい憎悪を食らってますが。なんにしろ、このななせさんのモチベーションは凄く自然で、うまい導入だなと思います。
そして、私への恋心から千葉県へ渡り、パワーアップイベントを挟むと言うのは、なかなか面白い展開のように思います。冷静に見れないから、どこまで効果的かわからないけど。この千葉県、好き。
バトルとして、観客に潜り込ませると言うのは、若干都合が良い能力者だなと思わなくもないですが、搦め手としては面白い視点です。そういった能力者を見つけ出すところが、完全に偶然に頼っていたので、そこにななせの能力を絡ませたりすると、説得力が違ったのではないかと思います。
NPCの思考経路に笑いました。なるほど、カワイイ女の子の誘いを断るなど、自然な動きではない……。C3ステーションのAI技術すごすぎる……。
時間を区切ることで、デメリットをなくすと言う発想に驚きました。これ、強いな。実質ノーリスクやんけ。エンゼル・チェインも含め、魔人能力の使い方が抜群に上手いですね。
ドラマとして、ななせさんが「半端な修羅」であるところを、非常にうまく使っていて良いです。一瞬、「他人のために戦っているから動揺する」と言う理由は、一般的な価値観ではあるけど、ななせさん的ではないように思えたのですが、そういうところも含めてななせさんは普通の人なのかなあとも思い。キャラの深まる良い手だと思います。
「倒す」に関しては最初そんな古典的なーと思ったのですが、「殺す」と願えない理由を書くことで、ななせさんのキャラクターを深めることができたと思います。反面、憂ちゃんの話としては少し薄味だったかなー。決意の再確認とパワーアップ回だったのですが、前段階で決意が揺らいだわけではなかったので、触れ幅が少なかったところが、薄味に感じたのかもしれません。とは言え、文章力構成共にレベルは高く、良いSSでした。

豪華客船その2
冒頭のベストバウトに関する言及が、最高に見事ですね。確かに、これは闇落ち加速するのもよく分かる。ななせさんの心情が、すさまじく伝わってくる良い手でした。
出演させていただいてありがとうございます……。人のSSに出てるの、嬉しい。憂ちゃん、どっちのSSでもベタぼれだし。まさか、俺にこんな春が来るとは……。本人、多分微塵も気づいてないけど。ラブコメの主人公か。尻のくせに。
全体に言えるのですが、単純に文章が上手いので、読んでいて気持ちいいです。翔くんと憂さんの絡みは、別にあってもなくても通じるものだと思うのですが、テンポが良くて読むのが全く苦になりません。
「翔さんの尻に隠れることしかできなかった」わかりすぎていてホントありがたい。これは……戦いたくなるぜ!
ななせさんと憂さんの会話が、確実に裏があると思っている身としては、凄まじい緊張感でした。その後も、ななせさんのあわてっぷりとか、憂さんの動き(特に、服を脱ぎ捨てる辺り)がとてもそのキャラらしく、生き生き動いています。本当に、強い。
おまじないの内容、劇的な結末も含めて全てに唸らされました。なんと言う迫力か。この作者様は、演出力が圧倒的といって良いですね。ただ、それだけに憂さんがすぐにななせさんを殺す決意を固めるのは、若干の違和感が拭えませんでした。サキュバス状態で気が大きいとか、理由はわからなくもないのですが。実際の命がかかっているなら仕方ないとは思うのですが、ここでVRという設定が足かせになったような気がします。殺す決意を固める前に、いまいちど絶対に負けられないという決意を挟んでおくと、もう少し印象は違ったかもしれません。とはいえ、瑕疵はその程度。全体として、圧倒的にレベルが高いSSだったことは、紛れもありません。凄かったです。

32 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:42:35
古城その1
冒頭から与太力が圧倒的ですごい……! シリー城はやられました。めちゃくちゃ面白い。「見事なるプリ尻を持つ男、尻手翔。芸術的な形の尻を持つ女、露出卿。」この二つの文字数があっているところもすさまじい。かゆいところに手が届きすぎる。
翔君が本当に翔君で、すさまじく嬉しかったです。負けないためではなく、勝つために戦うというのは、私のスパンキング翔像とも全く同じ。ここまで理解していただけたのが、凄く嬉しかったです。ケツドラムで会話するとかね。何言ってんですかねマジで。最高です。
また、露出卿がスパンカーと言う展開も、無理なく説得力のある展開だったと思います。因縁を深め、露出卿の底知れなさを深める。なおかつ、不自然さが全くない。流石だぜ。
翔の幼いころの話も、すさまじくそれっぽい。尻手家の人は、みんないい人なんだろうなあと素直に思わされる会話の内容がかなり最高です。
従者の少女の発言は恐らく賛否あると思いますが、僕は好きです。人間味のない少女がふとした時に見せる人間味に目がない。それを許す露出卿もまた格が高く、この二人の信頼感がアリアリと見える良いシーンです。
戦闘についても、与太力が無茶苦茶に強いですね。尻文字、ケツに火が付く、武術うんちく。そして、やっぱり全裸になる翔君。読者の期待に100%答えた上、予想を裏切り続ける見事な戦闘だと思います。
決着の展開も、物凄く綺麗。翔がもともと柔の尻であるというところも、個人的にはポイントが高かったです。シリ・アースも最高。崩れ落ちる(文字通り)翔君もめちゃくちゃ面白くて、対戦相手であるというひいき目はあると思いますが、私にはこのSSの減点要素は全く見当たりませんでした。後は好みの問題かなー。ああー、勝ちてえなあー。

33 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:42:55
特急列車その1
とにかく、白兎の軽快な軽口が楽しいですね。3時間窓の外を見ちゃうイナリちゃんもそれはそれはかわいいのですが、白兎の無粋な言い方は、イナリちゃんでなくても怒るよなあと思わせる。何故黙っていれば勝てたのに、わざわざ怒らせるのかと言う疑問に100%答える、こいつ本当にただ性格が悪いんだろうなあと言う謎の信頼感。好きだわー。
イナリがつまらない試合をできない理由は、言語化した方が良かったように思います。いや、読者は皆わかってるんですけどね。でも、SSとして明文化した方が、すっきり入ってくるような気がします。
「人を馬鹿にするためだけの笑顔、物凄くムカつく」もう本当に大好き。憎たらしい小悪党に目がない私は、プロローグより第1ラウンドの、第1ラウンドより第2ラウンドの白兎が好きです。この調子で、嫌な奴と言う唯一無二のパーソナリティを、SSC3を通して深めていってほしい。
ただ、イナリのドラマに関しては、少し薄いかなー! 最初に、「人間になる理由はないし降参する」と言った後、これと言ったイベントがなく「負けたくない」に移行するのは、少しきつかったように思います。読者的には、「白兎がむかつくから勝ちたい」以上の情報はないので、数行で良かったから”別の人格”を示唆するイベントが一個あると、あの決着がグッと締まったのではないでしょうか。
最後の海斗との会話も好きです。本当に、白兎は軽快で良い。

特急列車その2
なんだなんだ、急な新キャラとかテコ入れかぁ〜? と思って読み始めたのですが……おおう、良いキャラじゃん。飄々としつつ、何でもできて、海斗の過去と記憶に触れる。空気感が抜群にいいですね。これは、既定路線だったのでしょうか。もっと速く出してあげてもバチは当たらなかったのではないか、と思うくらい良いキャラなのですが。いいぞもっとだせ。
鬼ごっこに至る会話は、それぞれのキャラらしさが出ていて、凄くホクホクしました。強いて言うなら、その1に比べて白兎がいいやつかなー。憎らしさはほとんどないですね。まあ、作者以上に魅力的に白兎を書くのはかなり難しそうではありますが。あと、喜び勇むイナリちゃんカワイイ。転ぶとか。カワイイ。
切り離しに関しては、パッティングしましたね。まあ、列車だから仕方がないし、それぞれ使い方が若干違うので面白味は消えませんが、こういう場面だと「その2」は若干不利になるんですよね。が、がんばれ!
白兎が走るというのは、何故思いつかなかったのかと思うほどに、鮮やかな展開でした。確かに、白兎の能力を考えると、走ったほうが速い! 体力がいつまで持つのかはわかりませんが、見事な能力活用だったと思います。
そして、イナライズの無限の可能性。作者様は、前回の敗北SSを見事に利用してきていますね。絵的にも展開的にもど派手で、良い能力応用でした。決着も面白味があり、良い。
本当に個人的な趣味なのですが、鷹岡が気圧されるのは趣味ではないです! 全裸中年男性になるのは全く構わないのですが、鷹岡は基本的には最上の存在でいてほしい。黒幕は格好良くあってほしい。そんな風に思う今日この頃。
その代わりといっては何ですが、三千さんの格が高い。鷹岡を超える黒幕の登場に、興奮することしきり。会話も、何ともインテリジェンスで良い感じ。三千さんの真の目的が気になるところです。引きは、非常に強く、この先も読みたいと思わせてくれるSSでした。

34 ”スパンキング”翔 :2017/11/08(水) 23:43:28
ショッピングモールその1
ナズナと茉莉花のいびつな関係性が、良く出てくる導入だと思います。茉莉花さんは、ナズナさんを本当に友人と思っているけど、ナズナさんはそうではない。見捨てられたくないから頑張っているにすぎないというくらい関係性は、実に僕好みです。
そして、ここでフルチン三刀流を拾ってくるか! 万曲さん好きとして、嬉しいサプライズです。露出亜人となったゴメスと相対するにあたっても、万曲と戦闘をしたという背景は自然ですね。
そして、茉莉花さんの純粋な善意からくる無情の言葉……! 茉莉花さん、好きですね。こういう、人を追い詰めている自覚のないのほほんお嬢様大好きです。自分の悪意に自覚がないのが性質悪く、愛らしい
ゴメストリーキング、好きです。歌も好き。この作者様はもしや、ギャグの方が向いているのでは?
そしてまさかの、自キャラ敗北SS。戦闘としては凡戦も凡戦なのですが、作者様のナズナさんをどこまでも追い詰めてやろうという決意が見られ、凄く好感触です。落ちるところまで落ちたナズナさんを見たいという気持ちが、読者からの支持を集めるのではないでしょうか。少なくとも、僕は好きです。もっと落ちろー。

ショッピングモールその2
コストコ、そこまで広くねーから! 少なくとも、ロボは入れないと思う。俺は、千葉県民だから知ってるんだ。
ゴメスイーツ。好き。
そして、対戦相手であるナズナもまた消耗しているというのは、バトルものとしてはかなり真摯な展開。おいおい……ゴメスやるじゃねえか……。
「はうあ!」はダメだ! 反則だ! もう、あの絵でしか再生されないじゃないか!
クソレズだから嘔吐して死んだ(解読困難)。やべえな……ゴメスやべえ……。こいつこええ……。
そして、野沢さんをオチに使うんじゃない! どんだけ失礼なんだ! 面白かったよちくしょう!

35 ヴィピアン :2017/11/10(金) 06:04:22
遅れての読者です。第二試合の投票を終えたのでゆっくりと、今更なんですが第一ラウンドのコメントを書きたいと思います。

第一ラウンド、豪華客船その1:まずとても読みやすい!そして自分のキャラだけではなく、相手キャラの能力のユニークな発想による使い方と魅せ方がとても良かったです。
そして、刈谷とニャルラトポテトのキャラ設定、豪華客船という与えられた場所にぴったりなポーカー勝負というのがまた上手いと思いました。目に浮かぶ光景です。
試合もハッタリのしあいなどとても映画の一場面のようでカッコイイ。好みです。

試合前の情報戦(と言えばよいのでしょうか?)的な導入も長すぎず、良かったです。ただ試合と導入がとてもかっこ良かっただけに最後のニャルラトポテトの挑発などが少し蛇足的に感じてしまいました。
個人的にポーカーで終えてても十分ドラマティックだった気がいたします。
(また、前半の刈谷の動きからすぐにカッとなり船を借りる行動に移るのに少し違和感を覚えました)
冒頭でまずソラの話を少しだしたので、刈谷とその彼女ではなくニャルラトホテプとソラの話に焦点を戻して終えたら更にまとまり感があったかもしれません。

36 ヴィピアン :2017/11/10(金) 06:22:16
第一ラウンド、豪華客船その2:長いシリアスでダークそうな雰囲気にこれは読むの時間かかりそうだと思ったら面白くてさっと読めました。
一見こう物語に重要じゃない「モワモワ」を始まり、中編、終わりに出すことによってきゅっと引き締めるその技。好みです。
また最後の言葉遊びのような終わりの文章もかっこよい。大好きです。また怪盗と刈谷の心理がとても良く書かれていて引き込まれます。
試合の最後の決着もとても迫力があるものでスカッとしました。しかし他が練り込んで書いてあるだけにニャルラトホテプの正体を見抜いた経緯といきなりの「魔女が飛ばないとはおもわなかった?」発言が分かりにくく首をかしげました。

37 ヴィピアン :2017/11/10(金) 07:01:53
第一ラウンド、宗教施設その1。まず物凄く個人的に好みの文体です。
読みやすいしテンポが良い。またキャラそれぞれのセリフがしっかりとそのキャラを表していて魅力を増しています。
蓬莱という存在がまた、(メインのミルカちゃんが脇役になってるのでは?)と試合途中で思ったものの読み終わるころにはミルカを主人公として引き立てるのに欠かせない存在なのだと気にならなくなってました。
二人セットでミルカが輝くような。
特に導入部分が好きです。こういうなんというか雰囲気を大事にしたキャラの掘り下げで読者をまずその世界と主人公に感情移入させる読み物は大好きです。
ただ最初に比べ試合後半はいきなりの蓬莱の死亡、外道太郎の伏線や、大仏、実は死んでなかったなど怒涛の展開にどれも面白いのですが詰め込まれれ過ぎてて一つ一つは凄く光るものなのにお互いをこう邪魔しあっている感じが残念でした。
どれも面白いし繋がりはあるので何処を削るかというと難しいのですが思い切って一つに絞れば更に面白い読み物になったかもしれません。
(たとえば大仏と外道の伏線を簡易化かはしょるか削って蓬莱の死亡と生き返りに絞ったりなど)

38 ヴィピアン :2017/11/10(金) 08:51:36
第一ラウンド、宗教施設その2:好き嫌いが分かれるオチでしたが個人的には凄く好きです。また読み進めながら何故ミルカがあっさりと探偵に抱えられるのかとか首を傾げましたが最後の地文という種明かしをお話しの中でしてくれて納得させていただけただけに好印象。
また一人称で進むたまに気障ったらしい文体が自分の好きな推理小説のような雰囲気を出しててよかったです。
そして相手挑戦者の外見を詳しく述べ褒めた共犯者に嫉妬した銀天街などニヤニヤしました。
まさにバディ物と甘い恋人、一粒で二度おいしいを味わえる二人ですね。
また炎が揺らめかない事からの幻の打破な探偵らしい推理とどどこまでもキャラに沿った小細工が憎いです。
ただ一つ気になる事といえば地文が自分で突っ込んでいたように雑学は銀天街に任せたほうが良かったかもしれません・・・・。

39 ヴィピアン :2017/11/10(金) 10:44:53
第1ラウンド第3試合オフィスビル街その1:下品な内容かと思いきや、悪党らしさをちゃんと出しているゴメスがとにかくかっこよい。まじめに考えたらギャグでしかないのですが頭に浮かぶのは熱くも濃ゆい絵柄でハードボイルド。
頭を空っぽにして読めるこれぞエンターテイメントというべき試合でした。読者という参加者というより実際試合をゴメスナック食べながら鑑賞している視聴者気分に。
卿もゴメスも憎めない気高き戦士として輝いていたように思えました。

40 ヴィピアン :2017/11/10(金) 11:02:07
第1ラウンド第3試合オフィスビル街その2:これまた頭を空っぽにして楽しめる、ほのぼの系(?)ギャグでした。とにかく二人共可愛い。良い具合なとぼけ具合が妙にマッチ。
最初ゴメスのオンパレードで押し切るのかと思いきや、いい塩梅で笑いを入れつつしっかりとギャグ系統として申し分ない流れにオチ。
とても良いです。いくつもゴメスの短編を読んでみたい気持ちに。
ただ重要な事では無いのですがゴメス汚染を受けただけに一か所だけ「頭ゴエスな彼」になってたのがわざとなのか誤字なのか気になって眠れないかもしれません。」

41 ヴィピアン :2017/11/11(土) 05:35:56
物凄く乗り遅れていますが引き続き第1ラウンドSS・高速道路その1の感想を:
熱いだと・・・!?ギャグなのに熱い。非常に楽しんで読ませていただきました。少しこう狭岐橋の能力の使い方など雑に感じる事はあれ勢いがあるので最後には気にならなくなってました。
また絵文字?(と言っていいのだろうか)を入れた斬新な(ちょっと分かりにくかったのですが)いきなり出た状況説明も勢いがあるので笑えました。一歩間違えれば苦手な類のものでしたが全体の勢いに会っていたのでこれは良い。上手かったと思います。
最期のお約束ともいえるべき舞台裏でのおもわせぶりだけど、全体の邪魔にはなってない〆がまた良かったと思います。

42 ヴィピアン :2017/11/11(土) 06:04:45
第1ラウンドSS・高速道路その2:ふ。深く掘り下げると中の人がダメージ受けるのでダメなんですがそのサービスシーン最高でした。
ええ、最高でした。
そして翔さんがかっこよい。第三者の淫魔人がいると誤解して駆け巡りわなを仕掛けた本人を抱えつつ罠を尻でうける。笑えるんだけどかっこよい。
また、とても読みやすくさっくり読めました。少し淫魔人の流れが強引すぎる気もしたのでもう少し何故そういう考えに至ったのか少しだけでもいいので心理描写みたいなのがあれば良かったかもと思いました(試合中なのに!とか)
最後、素直に相手の準備を待つのも、その前に翔の人の好さ豪快さを書かれていただけに気にならずオチも良かったです。

43 ヴィピアン :2017/11/11(土) 06:58:36
第1ラウンド第5試合:VR戦場地形『港湾』:好み分かれるものでしょうが好きです。可愛い僕っ子が汚染されていく様子がとても良い。
最初に結果を出して何があったのだろう?と読者を引き付ける導入を入れたり、途中で「食いでが減ってしまう」という文章から本人が自覚なく既に汚染が進んでいる事を匂わす技は巧み。
また雰囲気がダークながらも彼女の明るい語りが読みやすくしていたと思います。内容が恐ろしいのをうまく調和していたと思います。
ただ一つ引っかかったものがあるとすれば時間と日付を書いて区切りをつけるスタイリッシュな構成と文章の中にある、とても完成度の高い最初の牛タンの描写が何故か邪魔に感じました。
それだけを抜き出せばとても良いものだし美味しそうなのですがそこだけが浮いていると感じました。「んふーーーーっ!」やむっちりぶつんという擬音を何かそこだけ場違いなものを感じたのでそこを変え、少し削れば更に良かったかもしれません。

44 ヴィピアン :2017/11/11(土) 07:32:39
第1ラウンド・港湾その2:こちらも好き嫌い分かれそうな文体でしたが好み。
特に最後のホラーオチがとても良かったです。また中盤の試合中の海鮮丼食べる描写が上手い・・・。すごくお腹減りました。まさか読者にも一杯食べる君が好きの汚染が・・・?
途中のやんす!と割り込んでくるNPC解説や天の西園寺さんのお言葉も最初はあれ?と思いましたが面白かったです。
とにかく文書が綺麗だったり引き込むものがあったと思います。それだけに最初の西園寺からフードファイトの流れが少し強引というか繋がりが切れているというか恋語をすぐには思い出せなくて後からVRカードで思い出す箇所も必要なのかな?と思いました。
ソラを最後に出すことで十分支倉の魅力が出ていたので別方面からのフードファイトへ持ち込む流れが良かったかもしれません。

45 ヴィピアン :2017/11/11(土) 10:00:44
第1ラウンド『出場選手に縁の深い場所、土地』その1:台詞が良い。キャラそれぞれの設定や性格をよく表していました。特にイナリが外来語をひらがなで言うのが可愛らしく、またそれっぽくて良かったです。
最後の短いながらも分かりやすく、そして先が気になる終わり方も良い。全体的に短い文章なのに説明不足が無く読みやすい。
絆の過去の事故もとても好みな物です。善意からやった無知の行動が悲劇につながる。グッときます。
ただそれだけのトラウマがあった場所を数年前とは言えそこまで忘れているかな?とそんな場所にいったん立って相手の出方を伺う事はあるのかなと思いました。
トラウマなので封印していた記憶と前置きがあればもっと自然だったと思います。
また、一層の事戦闘に夢中になって線路に出たイナリを無意識に助けようとしてという流れもアリだったかもしれません。
試合最後、絆の行動で何かのフラグがたち別人になるいなりちゃんがかっこよくて、また普段幼いイナリからのギャップが垣間見えて良かったです。
ただ最後の勝利に何をしたのかもうちょっと詳しく説明があった方がさらに良かったと思います。少しそれまでとてもかっこよく書かれていただけにあれ?と不意打ちを感じました。

46 ヴィピアン :2017/11/11(土) 10:30:07
第1ラウンド『出場選手に縁の深い場所、土地』その2:作者のツッコミが面白い。また焦りも面白かったです。そして試合をなんのそのでのんびり楽しむ二人が如何にもで可愛かったです。
また、最後の何を叶えたいかの描写や台詞回しなどよく相手のキャラを読み込み活かされているなと思いました。
ただ、全体的にとても読みやすく上手な分だけにメタ的発言が無くなる箇所に何かしら『ここからはありません』というサイン的なものがあれば試合にもっとすっと気持ちが入れた気がします。
いつメタ的な文が入るかと読み進めてしまったのでちょっとだけ。気持ちが削がれていた気がします。
『ほっ、これで安心して本題に入れる・・・!!』とか入れてから真面目試合パートに入れば良かったと思います。
試合の方ですがミカとの繋がりをさり気なく入れる事によりイナリとの関係をもって、さらに過去との逆転の立場にすることによりしんみりさせる技。とても良い。
そして試合の決着もシンプルかつダイナミックで分かりやすい。とても好みでした。
これは勝てないと思わせてからの一発逆転。とても好きです。

47 ナナシノナナヘイ :2017/11/12(日) 07:16:33
長文感想は投票フォームのコメントに書いたので簡単な感想を

第3ラウンドSS・古城その1:黄ホアン・ヤークシャー!!!!????(滝の涙)
次回がマジで気になる。頑張れ。
第3ラウンドSS・古城その2:天問地文ーーーーーーー!?カッコイイ!!!(ほろり)

第3ラウンドSS・世紀末その1:吐く機能のあるAIって可愛すぎか。最後やばい、イナリちゃーーーーん!!!(泣く)
第3ラウンドSS・世紀末その2:支倉よ、そなたはふつくしい・・・。イナリちゃん尊い。だが海斗にやった罪は許さぬ。(褒め言葉)

第3ラウンドSS・溶岩地帯その1:やった、サービスシーン。よくやったb(鼻血)絆ちゃんがくぁいい、尊い。
第3ラウンドSS・溶岩地帯その2:やられた。笑わされた。そういえばそうだったな!絆ちゃんの悪役堕ちやっばい良い。

48 ナナシノナナヘイ :2017/11/12(日) 09:25:00
第3ラウンドSS・出場選手に縁の深い場所、土地その1:うーーーむ、ここでカナちゃん使ってそうきたか・・・尊い。あとななせちゃん気遣ってて良い子。
第3ラウンドSS・出場選手に縁の深い場所、土地その2:だんだん三枚目かチンピライメージの白兎がかっこよく見えてきて追っかけになりそう。

第3ラウンド第5試合:『特急列車』その1:お帰りお待ちしております。
第3ラウンド第5試合:『特急列車』その2:ごめす おまえ そんな ごめすが せんのうを うけていたなんて。なにこれおもしろい。

第3ラウンドSS・宗教施設その1:綺麗、素敵。兄弟二人に愛着がわいた。くもりちゃんが可愛い
第3ラウンドSS・宗教施設その2:く・・くもり・・・まさかの真っ裸登場とは・・・!!(ごくり)復活出来て良かった・・・でも怖い

49 ナナシノナナヘイ :2017/11/12(日) 13:25:58
第3ラウンドSS・リゾート施設その1:やばい、辛い、尊い。
第3ラウンドSS・リゾート施設その1:辛い、尊い、やばい

第3ラウンドSS・異世界その1:うっしゃあ!熱いぜ!SUMOU!!
第3ラウンドSS・異世界その2:ヤバイ。 SPANKING ソー ホット

50 ”スパンキング”翔 :2017/11/15(水) 22:34:44
よう、”スパンキング”翔だ! 今回はいよいよ佳境ということで、こっちもしんどいから感想は軽目だ! すまねえ!

古城その1
黄・ヤークシャーさんが……死んだ! いや、ずるいですねこれ。笑うよ。
六道の解説は、かなり与太レベルが高くて面白かったです。被害者道、一回事が起こったら終わってしまうのでは。
雰囲気の重さが、文面から伝わってきます。地の文の雰囲気がこれまでと全く違うのも、地文の消滅を感じさせて辛みがある。作者様からしたら嫌な読者かもしれませんが、私はこういう悲壮感が好きです。
戦闘空間の解説とか、様々な部分で作者様の高い知性を感じます。また、セリフ回しも言葉遊びがうまく、独特の雰囲気を出しています。それらは毎回の特徴なのですが、それがこの重圧感に乗ると、こんなにも格好良くなるのですね。私には書けないなあ、こういうの。すごい。敗北者たる二人が、どこまでも暗い雰囲気なのも、また良い。
ただもう、本当に申し訳ないのですが、結局何が起こったのか良くわからない! 読解力が追いつかない。なんかいい雰囲気であること以上の読み方ができなくて、悲しい気持ちになります。雰囲気がいいことは間違いないのですが。
読者スキルの低さ故に、作者の意図が受け取れないというのも不幸な循環だなあと思うと、読みやすさと言うのは作者から読者への譲歩案だったりするのかなあと、そんなことを思いました。

古城その2
じ、地文! 地文じゃないか! この登場の仕方は、かなり好きです。応援はするよね。
ナズナの暗い心情描写を濃く書いており、だんだんと没入感が上がっていきます。願望が変容していく様を、手順を踏んで書いているのでわかりやすく好感度が高いです。
FGO知らないけど、私パロディ嫌いじゃないです。嫌いな人ももちろんいるだろうから、諸刃の剣だと思いますけどね!
銀天街の能力は、恐らく解釈としては間違っているのでしょうが、こまけえこたあいいんだよと言わんばかりのスキル乱舞が面白かったです。あやとりで対応できる状況って、どんなだよ。
そして、自キャラ敗北SS! 作者様は、とにかくナズナを追い詰める方向性で行っているのですな。心情描写が熱かったからこそ、先が気になる形にできていると思います。このナズナさんが落ちていく姿を、もっと見たいですね。

51 ”スパンキング”翔 :2017/11/15(水) 22:35:07
世紀末その1 7
前半は、イナリの魔人能力が結実する物語って感じでした。成長を、他者との関係性の中で行われるものとしたのは、イナリちゃんの主人公力も相まって、大変熱い展開になっていました。
ただ、支倉に関しては完全な舞台装置になっており、かつその魅力もそこまで引き出せてはいなかったかなーという感じです。能力の打開の仕方も、ゆうたら根性論でしたし。でも、複雑なキャラクター性を切り捨てて、分かりやすい敵にするというのは、自キャラのストーリーを進める上で、決して悪い手ではないと思います。
その分というのもなんですが、イナリの行く末は、凄く気になるものになっています。三千さんも、すごく雰囲気の出ている良い悪役。海斗とイナリの今後を追いたくなる、良い引きでした。

世紀末その2  9
イナリのキャラクター性を、うまく掴んでいると思います。海斗も、ああいうこと言いそう。そこから戦闘に繋げるのは、かなり自然でした。
支倉の動きも、基本的には優しいという部分を全面に出しており、一枚岩ではない複雑なキャラクター性を見事に表していました。「おそまつさまでした」とか、好き。
そして、侵食される海斗。VR世界の住人となった支倉。毎回、惜しくも正史にはなっておりませんが、読者を驚かそうとするギミックをふんだんに差し込んでいて、作者様の類いまれなる発想力が伺えます。こちらも続きが、もの凄く気になる。



溶岩地帯その1   8
いつもながら、この作者さんの全て巻き込んでやろうという設定の拾い方が格好いいですね。切り捨てることを良しとしない感じが、凄く好きです。
絆ちゃんの、ふわふわした感じが良く出ていて好みです。下着のくだりとか、話が通じないところとか。そう言った特性を抽出して、鳴神の能力解説につなげる流れは見事でした。分かりやすく、ドラマがある。
ただ、絆が【壊れている】という結論に落とし込んでしまうのは、ふわふわしたキャラクター性が損なわれて個人的には好きではなかったです。キャラが、立っちゃうんですよね。この唯一無二の個性を、自分がうまく使えるかと言うと難しいのですが。
決着は、ポテトのキャラクター性を見事に表したもの。自キャラ敗北SSにすることも……と思いますが、「殺せる」絆と、「殺せない」ポテトの対比は、実に面白かったです。

溶岩地帯その2  9
ダンゲロストーンもらった。これ、何に使えばいいの。
ここにきて、伏線の回収と新キャラ登場。なかなか挑戦的な展開ですね。ぼんやりしたまま優勝してほしいとは、絆のキャラクター性にすごくしっくりくる願いと言うか。妙に納得してしまいました。
そして、「殺したくないけどすぐに立ち直る」枯葉塚絆! これは、非常にうまい処理だったと思います。その1を読んだ後と言うのも聞いて、爆笑してしまいました。作者様の、コメディ路線の保ち方が素敵。
ポテトの人の良さは、その1と変わらず。キャラが良く立っていますよね。人気モブ獅子中以蔵の登場も、クライマックスに近づいている感があって好きでした。締めの余韻もよく、この戦いを経たうえで、最終戦をどのように締めるのかに期待が高まります。

52 ”スパンキング”翔 :2017/11/15(水) 22:36:11
縁の深い場所その1
いつもながら出演させていただいて、ありがとうございます。嬉しい!
こちらも、今までの戦いをしっかり踏まえたうえで、次に行こうとしている感じが強いですね。縁の深い場所を、このような形で使うというのは、かなり目から鱗でした。VRカナちゃんも、SSC3の舞台設定をうまく使って、ドラマを作っていると思います。
そして、このSSの白兎がすごくいい。「未来に逃げる」と言う言葉は、かなり熱いです! 逃げるために逃げないというのも、実に白兎らしい展開だと思います。
このまとめ方も、実に良い……。なんやかんやで、ハッピーエンドはいいですよね。無理せず、登場人物が少し視点を変えることで、ハッピーエンドに導く。この無理をしていない感じが、とても好みでした。

縁の深い場所その2
相変わらず、白兎の口上が実にうまく、心地がいいです。いいともに笑い。そこを拾ってんじゃないよ!
闘う理由が、逃げないための理由であるという言葉は、確かに言っていることはめちゃくちゃなのですが、白兎のキャラクターで口に出されると全く不自然さがないですね。こういう、キャラクターに人生観が見えてくる言葉が、僕は好きです。
まさかの、俺爆上げ。”スパンキング”翔の話だからと言うのもあると思いますが、めっちゃ笑ってしまいました。その後の、白兎の反応にも一笑い。俺っちマジ泣きそう。
なんか、全体的に好印象な雰囲気でした。白兎の醸し出す空気に、こちらが慣れて来たのでしょうか。3階も読んでいると、するめみたいに味わい深い感覚になって来て、次も読みたいと思えます。



特急列車その2
ついに明かされるゴメスのドラマなのですが、意外と普通に先が気になる……。ゴメゴメする裏には、どんな秘密が隠されているんだ……。
対戦相手のキャラ崩壊もいいとこなのですが、ゴメスだからね。仕方ないねって感じです。むしろ、相手キャラのネタにできる部分をしっかり抽出していてすごいなあって感じ。
そして、思わせ振りな新キャラの登場! まさかの、全部説明! この、設定を抱え込まないところはゴメスの強力な武器ですね。笑ってしまう。
衝撃のオチ。狙っている可能性もあるから恐ろしい。相変わらずのゴメスで満足感は高く、めっちゃ面白かったです。



宗教施設その1
冒頭の語りからすごく雰囲気が出ていて、この時点で作者様の実力を感じます。
荒川家全体の解釈が、圧倒的に素晴らしい。与太力、完成度共に高く、自キャラかと思うほど納得のいくものでした。他人のキャラクターをここまで尊重できるのは、凄いことですね。
そして、露出卿の無双。でも、二人の戦力バランス的には、全く違和感はないですね。くもりが後手後手になっているのは、プロローグから受ける印象通りで、キャラを壊しているというよりは尊重した結果と言う印象。
終盤の、能力概念の破壊から始まる一連の流れは、最後までどちらが勝つかわからなかったです。絵面はすごい面白いのに、最高に熱い。最後の締め方も爽やかで、実に満足感のある一編でした。唯一、視線を感じるという特殊能力に関して、あまり伏線を感じなかったため、唐突感があったくらいです。素晴らしかった。

宗教施設その2
こちらは、様々なキャラクターを巻き込んでDSSバトルそのものに踏み込もうとする展開。予選落ちしたキャラクターも含め、どんどん拾っていこうとする姿勢は嫌いじゃないです!
復活のさせ方は、面白いアプローチだったと思います。あくまでもVR世界であることから、ステータスをリセットさせればいいと言う発想は、なるほどと思いました。
そして、こちらもまた全裸! やはり、露出卿と戦うには、全裸になるしかないということか……。
基本的に露出卿の方がハイスペックと言うのも、納得のいく展開。露出卿の魅力に関しては、十二分に演出できているのではないかと思います。決着も見事で、概念破壊ができるならば確かにこんなこともできるよな、と納得がいきました。また、露出卿敗着の原因としても、これならば仕方がないと思える、良い手でした。

53 ”スパンキング”翔 :2017/11/15(水) 22:36:48
リゾート施設その1
素晴らしいです。刈谷と戦うにあたって、既にななせとの関係性が明言されていたポテトさんを引っ張り出すのは非常に自然だし、刈谷の動きも全くキャラクターから剥離していません。それぞれが、それぞれの考える最適解を行っているという感覚が、非常に強いです。うまいなあ。プロなのでは。
ななせさんのキャラクターが、本当にすごくよくて。非道に落ちているけど、決して人の心を無くしたわけではない。恋する乙女のためならば、義憤を燃やすこともある。このバランス感覚が、凄く好きです。
あと、砂羽さんがとにかくかわいい。いや、もう少しアダルティな人だと思うし、その方がいいんじゃないかとは思いますよ。でも、しゃあないやん。可愛いんだもの。えいやーっ、はツボです。
刈谷のキャラも最高に良い。基本的にひねくれているんだけど、どこか間が抜けていて愛される部分がある。答えを認めたくなくて、頭をかき乱す姿は、僕の中の刈谷像にすごくマッチしたものです。
そして、ネタ晴らしからの、まさかの恋の相手があいつ……! いや、凄い。大ネタの素晴らしさもさることながら、良くここまで毎回気になる引きを作れるものです。本当に続きが気になる。面白かったです。

リゾート施設その2
まさかの吐き被り。ちょっと笑ってしまった。すみません。
風俗を待ち合わせ場所に指定する刈谷に笑ってしまいましたが、それはななせの現状を確認するための作戦だった。これも、唸りました。ただの嫌がらせかと思いきや、きちんと戦術として成り立っているところに、刈谷の格好良さを感じます。
さらに、やさぐれ刈谷は本当に格好いい……! 頭の切れるダメな大人キャラが大好きな僕としては、本当にたまらなく魅力的でした。その1の愛され刈谷もいいけど、やはりだめな大人っぷりこそが刈谷の真骨頂だなと感じます。
しかも、童貞かよオメーッ! ホント、最高だなコイツ。大好き。
能力バトルに関しては、やはり刈谷の戦い方が見事。様々なものから借りることで、自分に有利に進めていくというのは……こいつ、本当に強かったんだなと格の高さを見せつけますね。
そして、決着。ルールを破ることを予想していたというのは、お互いの思考からしても満点の回答ではないでしょうか。そして、刈谷が魅せる大人としての姿。とにかく、終始刈谷が格好良かったSSでした。うーん、面白かった。やばいです。



異世界その2
流石の面白さと言ったところ……。今回は本当に複雑な気持ちなので、冷静に感想をいえないかもしれませんが、ご容赦ください。
まず、何度も聞かれる親方に笑う。こういう細かいところが、本当に強いですね。逐一ネタが面白い。
複雑なところその1なのですが、オメーもっとかなた使えよおおお! こっちめっちゃ悩んで主要キャラに押し上げたのに、「戦ってた」で終わらせるんじゃねえよおおお〜〜〜! はあはあ……取り乱しました。すみません。
翔による横綱攻略法はやはり来たかと言う感じで、私もこれ以外ないなーとは思っていました。実際に、この文章力とネタの練度でやられると、凄い面白いですね。喜びが強い……。あと、微細スパンキング力と言う言葉のインパクトも強い。凄い笑いました。
ホ、ホログラム行事ィーッ! めっちゃ笑いました。回想シーンもどうしようもなく下らない。ほんと、ネタの乱打が強いなあ。
なんかこう、これまでの翔君の戦いをたくさん拾っていただいて、本当にありがたい。作りが丁寧ですよね。すごくうれしいです。ほくそ笑んでしまう。
そこからの戦闘も、能力バトルものとしてもかなりの練度。基本的には真っ向勝負しかしない二人で、良くここまで戦闘に起伏を持たせたと思います。作者様の高い実力を感じますね。
複雑なところその2はもちろん、すげえ面白くて負けそうなところです。うがあああ! 勝ちたい!

54 ぽぽ :2017/11/17(金) 03:36:06
特急列車
ゴメスは安定したギャグキャラとして面白いのがとてもいいですね
他のキャラは一部分がギャグだったりするけれど
ゴメスは今回参加枠の中では完全にギャグ枠
芸風も一貫しているので安心感が凄いです

ネタも解りにくいようでいて、とにかく押し切るパワーがあるので
サクサク読めるのが良いです
スナック菓子感覚のSS

とりあえず読むならゴメスから!

世紀末その2
いやー、フードファイトは嫌いじゃないんですけれど
求めていたのはコレですよ
うん、大変ストライクに入りました
負ける理由も残す不穏さも素晴らしいホラー成分を頂きました
ぜひ戦いたかったキャラがその本領を見せてくれたのが嬉しいです

出場選手に縁の深い場所、土地その2
こちらも負け方に納得できる爽やかさ
稲葉くんの良さが堪能できます
負け試合SSの2強が光る感じだったと思えます

異世界その1
読みやすさとキャラの好感度、物語の流れなどの完成度の高さなど
とても面白かったです
相手の設定の取り込み方も綺麗でした
ただ、やはり対戦相手との何らかの戦いによる決着があればもっと良かったです

異世界その2
ホログラム行司あたりとか良かったです
全体的な文章力はもちろんありました
ただ、ケツ周りの描写が少し汚い感じがしたのが少し残念だったかな
という感じです

55 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:36:56
最後まですさまじい戦いばかりだったな……! 気合い入れて書いていたら、ずいぶん遅くなっちまった。
俺も、みんなの感想を見るのを楽しみにしているから、どんどん投稿してくれよな!

リゾート施設その1 
文句ないですね。めちゃくちゃ面白かったです。すごい。
本当に、必要があるから脱ぐっていうのは素晴らしい。よくここまで露出する理由を出せるものです。
蓬菜の能力解釈が圧倒的で、ここまで見事なアンサーを出してくるとは思いませんでした。衣服を切り裂くという特技を使ってきたのも、ポイントが高い。全ての設定を、しっかり噛み合わせている。しかも、最終戦でなければ出来ない展開で。すごいです。
ミルカの戦闘も実に上手く、恐怖を伝搬させるというのは、今まで見てきたミルカのキャラクター性を全く損なわない、完璧な一手だったと思います。それを打ち破る流れも、非の打ち所がない。ほんとうに作者様は、相手のキャラを尊重していますよね。
そして、なんと言っても露出卿の格好よさよ。過去が示唆されて情緒も増し、相手を見直した上での完全勝利。露出卿に求める魅力が、十二分に発揮されていたと思います。ただ、締めに関しては……ま、幕間に続くのですか!?



異世界その1
ここもまた、積み重ねたものが上手く噛み合って、素晴らしい読後感を得ていますね。VRにしか存在しない友人と、VRにしか存在しない亡霊。マッチング運に愛されたのではないでしょうか。
支倉さんの書き方が、凄く好きでした。狂気ではなく、当然の欲求。けど、もちろん優しさも常識もある。実に等身大の、良い支倉さんだったと思います。特に、『自己変革』をする展開は白眉。私は、ただ食べられるために存在する支倉さんが好きですが、それを踏まえてもこんな結末があってもいいと思えました。
ユウちゃんの結末も、ほんといいですよね。ユウちゃんの心情描写は実はほとんどないのですが、言葉の端々からこれまでの戦いを経て得たものが見え隠れするのが、押し付けがましくないあっさり風味で好きでした。こってりしていればいいものではない。それは、ラーメンにも言える。
最終戦としては、確かに物足りないところもあったのですが、丁寧な話作りがそれを上回っている感じがしました。よかったです!

異世界その2 
すげぇーっ! 何て完成度の高いホラーだ! めちゃめちゃ面白かったです。
ここまできちんと異世界と言う舞台を使ったSSも、なかなかないんじゃないでしょうか。第3ラウンドの異世界戦も設定に組み込み、VR世界の亡霊と言う設定を最大限生かしている。物語の端々に作者様の気遣いが感じられる、痒い所に手が届くSSと言えましょう。
ユウちゃんが本当に面白い。ちゃんとサキュバス設定も使っているし、記憶喪失した後の行動もキャラクターに合っているように思います。なんといっても、スカーフですね。一応シリアスな流れのはずなのに、大爆笑しました。
そして、これだけ笑ったのに、支倉饗子の心情描写で思わずグッときました。食物連鎖の中にいるというのは、人の中で生きているということ。支倉と言うキャラクター性は、やはり作者様が書くものが最も納得がいき、かつ美しいものだったと思います。
そこで終わらず、衝撃のラスト。本当に、一部の隙も無いものだったのではないでしょうか。すごく面白かったです。

56 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:37:32
図書館その1
お疲れ様でした! すごい笑ったので1点は入れておきますが、あなたと当たった時を悩んで悩んで胃痛になりそうになった2勝1敗ラインのスパンキング野郎がいたということだけは、忘れないでください!

図書館その2
かーっ! しまったーっ! 雷電横綱じゃねーじゃん! これは完全なるリサーチ不足。前回今回と、野々美つくねの作者様は、たいへん不愉快な思いをしたことでしょう。大変失礼いたしました。
相変わらずの筆力で、絆との戦いを派手に演出しています。小ネタも随所に挟み、オスモウドライバーにまつわる話も圧巻のクライマックスを向かえ、さすがの安定感といったところ。図書館という地形を上手く使っていたのも、好感度が高いです。
ただ、人のことを言えた義理ではないのですが、完全にオスモウドライバーの話になったことで、枯葉塚絆対野々美つくねという主題に関しては、肩透かしを食らった感が否めません。なるほどなー……。確かに物足りなさを感じるなー……と自戒するところであります。
しかし、悪の組織による対戦相手の乗っ取り、覚醒、そして勝利というのは、スーパーヒーロー構文で言えばこれ以上ない完璧な構成なので、パロディとして一貫している姿勢が、私は好きです。面白い物語でした。



世紀末その1
一人のキャラクターの物語の結末としては、これ以上ないほどきれいなものになったのではないでしょうか。ななせちゃんは、このキャンペーンの中心とすらいえるほどの存在感を持っていたと思いますが、その最終戦にふさわしい、重みのあるSSでした。
まず、恋の相手をニャルラトポテトと設定した判断力、決断力にも目を見張るものがあるのですが、それをしっかり補強するために、出会いから今までをきっちりと描き切ったところも、驚嘆すべきところだと思います。
また、カナ=御岳かなたという展開も、良く思いついたなと言った感じです。しかも、その設定を入れたいから入れただけでなく、”スパンキング”翔と狭岐橋憂との因縁の強化及び弱体化イベントのために使用するというのも無駄がない。良い展開だと思います。空から落ちてくる御相撲さん、シュールで笑いました。
翔君も、全体的に格高く書いていただいてありがたやありがたや。真っ向勝負をするにあたって、翔君のパワーダウンイベントを挟むのは、恋語側としては必要ですよね。それがおまじないの結果ではなく、翔自身が紡いできた因縁によるものと言うのは、この先の展開を考えても良い布石だったと思います。敗北後の翔君も、実にこざっぱりしていてよい。若干ちのうしすうが高い感じがする! 格好いい!
そして、このオチ……! 実に良いエンドだったと思います。尊かった。よかった……。

57 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:38:15
軍用施設その1
な、なげたァーッ! 戦いの決着を、こんな形で! と、驚きはしたものの、自キャラのエンディングをしっかりと書くためならば、こういう結末もアリなのかもしれません。実際、その分と言うべきか、ナズナ自身の結末は良いものでした。ただ、だったらもっとギャグに振り切ってしまうのもありだったかもな、とは思わなくもないです。
いいとも引っ張るなーw 白兎の語り口は、軽妙。トレースは良くできており、二人の会話はかなり楽しませてもらいました。
これまで、茉莉花のそばにいるために戦わなければいけないと思っていたナズナに対して、茉莉花は傍にいてくれるだけで良いと思っていたというのは、筋としてはとても心に来るものだったと思います。演出や展開など、色々と思うところはありますが、それでも作者様が書きたいものはこれだったというところが、読んでいる側に伝わってくるSSでした。

軍用施設その2
まず、開いた瞬間「おおっ」と声が出ました。すぐに幕間を見に行きましたとも。掴みは、間違いなく成功しているといえましょう。
ナズナとの戦いという面では、全く戦っていなかったですね! しかし、これも逃走王と言う肩書に嘘偽りなしと言うところでしょうか。戦いから逃げる事こそが、白兎の本懐であるという信念を、このSSから感じました。
そして、前回戦を踏まえた白兎の過去。そこからの、ソラを救うための物語。正直、少々唐突な展開と言う面は否めませんが、それでも白兎の弁舌はこれまでの戦いと全く矛盾しない、白兎と言うキャラクターがいたように思います。
なんといっても、オチですね。こんなところまで追いかけてきてしまった私としては、見事に一本取られてしまった。最後のルビも含めて、満足感の高い終わり方でした。

58 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:38:38
病院その1
のっけから衝撃の展開! 前回戦いの後始末は、大きかったというか。しかし、それによりまたドラマチックな展開に持っていくことができたのではないでしょうか。三千院さんの得体の知れなさも、より強化されましたしね。
ニャルラトポテトの関わり方は、流石怪盗と言った感じ。ただ、完全に三千院さんに圧倒されていたのは、各落ち感は否めないかなー。でも、仕方ないな。三千院さん、すごいからな。
そして、戦闘はまさかのスーパーロボット大戦。やりたかったんだなー! わかる! わかるぞ! ロボはいいですよね! 個人的には、このスパロボ対決を最後まで見たかった! エンゼルジンクスのコピーも、その後のじゃんけん対決も面白かったんですけど、作者様の書くロボットの方が見たかったなー! そこは残念でした!
終わり方は投げっぱなしとも言えますが、それでもなんとなく、イナリちゃんには悪くない結末だったのかもしれないなあと思います。二人とも五体満足なので、未来に希望はありますしね。海斗君とミカさんが幸せになれる結末を、心から祈っております。

病院その2
な、なげえ! そして、その長さに見合うだけの内容! これはすごいなー。いや、良いものを見せてもらいました。
前回戦闘の影響を残したままのイナリサイドは、終始不穏な空気。ニャルラトポテト側は、友人ななせと不穏な空気。今キャンペーンの中心にいたのは、間違いなくななせとニャルちゃんだったように思います。この二人のかみ合わせには、華があった。戦闘をしていないことに驚くほど。
サポートNPCには、まさかの男! なんでここでコイツを出す決断をしたのかはよくわかりませんが、面白かったことは間違いない。なんという、絵面の悪さ!
そして、ニャルラトポテトと支倉饗子の最終決戦。うーん、ここもまた実に熱い。個人的には、ニャルラトポテトと支倉饗子の、因縁めいたマッチングはすごく大好きです。一度は救ったと思われた人間兵器が、やはり人間兵器としてまた姿を現すなんて、実に劇的ではありませんか。
ニャルラトポテトは結構こういうところがあったというか、一回戦で救ったと思われた刈谷は逃げ出すし、支倉はさらに凶悪化するしで、結構うまくいかないんですよね。でも、それが最期の諦めないという展開にもつながっていて、格好いいだけではない、魅力的なキャラクターに育ったと思います。
イナリ戦後の≪おまけ≫についても、非常に満足度は高いですね。自分が押し付けた設定を、相手がさらに押し付けてきて、自分がアンサーを返す。熱い。なんと熱い番外戦か。
作者様のパッションが物凄く伝わる、熱い戦い。実際読んでいて、お互いの気持ちがよくわかり、胸からこみ上げてくるものがありました。ただ、それだけに、少しのノイズが目立ってしまうというか。ななせがヒールとして動きすぎている部分と、とにかく長い部分が気になってしまいました。ななせは、ニャルちゃんを押し倒すほどの動きはちょっと大げさに過ぎ、キャラから剥離する部分があったように思います。また、セリフももう少しまとめることができれば、もっと読者にキャラクターの心情が伝わりやすかったように思いました。
とはいえ、対戦相手との決着、恋物語の決着、進藤姉妹の決着と、大きく広がっていた物語をまとめ切った手腕は、感服せざるを得ません。物凄いSSでした。拍手したいです。

59 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:39:02
山岳地帯その1
すげええ! なんという、トレースの完成度だ! 3行で解決する愛憎関係には、思わず爆笑ですよ。刈谷、お前最高の童貞だぜ。
もう、ゴメスのやってることが完全にゴメスなんですよね……。本当に、凄い。きっと作者様は、ずっとギャグをやりたかったんだろうなあ……。本当に最高に面白い。患部に十万円を当てるとか、きんたまがおっぱいになるとか、サッカーしたから引退とか、本当にどうしようもない。特に、ドルゴルスレンギーンがお気に入り。げらげら笑いました。最高ですわ。
ゴメスパロボラッシュは、さりげなくよい能力応用なのでは。いっぱい出すのは考えていなかった。天才か。その後のゴメス爆撃も、前回ゴメス戦を見た後だと爽快ですよね。人に迷惑をかけるダーク相撲おばさんは死ぬべき。
でもって、刈谷とゴメスが仲良くやっているのもなんか……。なんだろう。本当に不思議な感覚なんですけど、微笑ましいんですよね。特に刈谷は、前回までがあまりにも悲壮感が強く、幕間でも圧倒的に悲しい結末を迎えている後ですから、なんか幸せそうでいいなって……。二人があほなことをやっているだけで、笑えるんだけど不思議と泣けてくるよ。良かったな、刈谷。いい友達出来て。
ちなみに、一応心情的にというか、スタンスとして本編SSの点数に加点する気はないのですが、幕間が最高だったことは一言申し上げておきます。刈谷と言う男は、本当に不器用で、本当にどうしようもなく、愛に生きた人間でした。それが自分のためだったとしても、その行動は愛と言って差し支えありません。見事な生きざまでした。格好良かった。

山岳地帯その2
そして、こちらが本家ゴメス! さすがゴメスと言いたくなるほど、最初からゴメスでした。何群像劇っぽくしてんだてめえ!
いきなりゴメスパロボが奪われ、絶体絶命のピンチに。恐ろしいことに、これ自体は能力バトルとかロボットものとしては常套な展開でありますね。普通にピンチだし、面白い展開なんですけど……。そこは、ゴメス。ただではいかないですよね。
スパンカー対策やべえ……。やばかった。なんと恐ろしい秘策だ。イカに翔君と言えど、それはかわせなかったかもなー!
ゴブリー! うすうす感づいていたけど、ゴメスやっぱりあなたですよね!? ゴブリンを使ったゴメスパロボ対策も、笑いっぱなし。残り:野沢雅子も、これまでの伏線を回収した最高の落ち? 落ちでした? 笑ったことは間違いない。
し、死んでるーっ! 最後まで最高でしたっ!

60 ”スパンキング”翔 :2017/11/25(土) 03:39:22
オフィスビル街その1
いや、とんでもないことを思いつくものですね。私はwikiに造詣が深くないので何が起こっているのかさっぱりわかりませんが、とにかくすさまじいことが起こっているという演出と言う意味では、これ以上ない程にクリティカルヒットしました。すげえなあー。どうやってんだろ。
最初は携帯から読んだのですが、本当に掛け値なしに拍手を送りたいです。刈谷もそうなのですが、ここまで捻くれた物語をよくぞまとめ上げた。作者様は物凄く苦労したのだと思うのですが、キャラクターの凋落と復活をここまで劇的に演出してくれるとは思いませんでした。作者本人の思惑を超えたドラマが生まれる。これが、SSC形式の醍醐味と私は思っています。銀天街飛鳥の物語は、ここにグランドフィナーレを迎えたと言っていいでしょう。いや、素晴らしかった。
内容も非情に素晴らしく、こういうことを言うのもあれですが、非常に読みやすかった。ほぼ解決編だったからなのか、もって回った言い回しや主観的すぎる文章が鳴りを潜め、地文の語りでありながらも情景説明が共存した、素晴らしい文章でした。
SSC3参加者が集い、世界を元に戻していくという展開も、実に熱い。世界崩壊の原因が、あくまでも地文と銀天街飛鳥の恋の物語だというのも、実に僕好みです。全体的に不足なく、二人の関係を書き切った素晴らしいSSだったと思います。
そして、パソコンから読んだ印象としては、情緒的な地の文が極まっているなと言うものでした。携帯版でもいえることですが、ある程度のわかりやすさを確保しつつ、ずっしりと雰囲気に満ちた地の文は、呼んでいて手に汗握るようなハラハラ感を演出していますね。
くもりさんの能力応用も、見事の一言。それに対する銀天街の一手は、探偵の矜持に満ち溢れていて非常に良かったです。
全体として、とてもよかった。もちろんまだ、分かりづらいところはアリアリなのですが、雰囲気に持っていかれるような感覚を味わいました。
あと、暗号はごめんなさい。解読する時間がなかったので、読めていません。解説があるとうれしーなー!

オフィスビル街その2
大間と以蔵の会話がすごい好きです。そもそも、戦いの場に行くこと自体が異常者のそれと言うのは、凄くよい視点だと思います。勝敗を分けるのは、意思。それこそが、魔王であり破壊による理解者である荒川くもりに足りなかったものと言う流れは、実に納得のいくものです。
その転換期が、露出卿によるものと言うのが何とも……! 確かに、魔王に心変わりをさせるほどの格と言うと、露出卿以外にいないように思います。見事な人選だと思います。
そして、まさかの英検! 突然と言えば突然ですが、成長する荒川くもりの表現の為に新たなるスキルを手に入れるというの、実に納得のいくアンサーだったと思います。
この銀天街飛鳥も、実に格好いいんですよね。洒落た言い回しが、とてもそれっぽい。うまいなあ。
そいでもって、最後の旅立ち。決してハッピーエンドではないのですが、悲壮感は漂わず、どこか爽やかにも見えるエンドです。読後感が、凄くよかったです。


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