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続・N男語
236
:
名無しさん
:2016/07/02(土) 19:57:06
バレ
「なにやってんですかッッ!!」
崩れ落ちる有馬に慌てて駆け寄り抱きかかえるカネキ
「……」
「……ずっと待っていた」
「有馬さ…」
「聞け……カネキケン」
「…俺にはとうに時間は残されていなかった」
「時期が…早まっただけだ」
「俺や…ハイル…」
「そして旧多…『白日庭』から見出された捜査官たちは…」
「"人間(ヒト)ではない”」
「……俺たちは…」
「血の混ざった出来損ないの『半人間』だ」
「半…人間…?」
「俺の右目」
「お前は気付いていただろうが…もう殆どなんの像も映していない」
「『緑内障』 ありふれた病だ」
「『老人にとっては』」
「庭出身の俺たちは 常人よりも早く朽ちる」
「もう片方の目も機能を失いつつある」
「俺の寿命はすぐそこまで尽きかけていた」
「俺たちは皆 どちらかに『喰種の親』をもつ」
「……」
「(…有馬さんは…)]
「(冗談を言わない…)」
「ヒトと”喰種”の間に子が産まれるとどうなるか知っているか」
「隻眼の喰種…半喰種になる…?」
「……皆がそうではない」
「隻眼の梟のようなケースは稀だ」
「産まれてきた子供は ほとんど人間と変わらない」
「赫子をもつわけでもない 普通の食事もとれる」
「違うのは 多少身体能力が高い事と 『早く死ぬ』という二点だけだ」
「なん…ですか それ……」
「なんのためにそんな…」
「さあな…わからないが…」
「…どうにかして人間になりたかったんじゃないか──」
「───和修(V)は」
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