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【セ】薄緋の西都に響く鐘【GC】
1
:
GM
:2017/04/17(月) 22:42:37
▼トレーラー
ロードを奮い立たせるのは、幼き日の記憶。
病に冒され死の淵にあった自分を救ってくれたのは
聖印も魔法の力も持たぬ、白い医術師だった。
しかし今、白翼の癒し手は、死病を振り撒く悪鬼へと変貌する。
隣国アップルグッド男爵領は無主の国となり、混沌蔓延る魔境と化した。
敵は量産邪紋兵団。それを率いるは、邪法使いとかつての恩人。
民を救い、誇りを取り戻す、君主たちの戦いが始まる。
グランクレストRPG
『生命の証明-LOCKED ROOM SWAN』
混沌(カオス)を治め、聖印(クレスト)に到れ
2
:
GM
:2017/04/17(月) 22:50:01
●PC1:サクラ・ベルウッド(ロード/セイバー) ttp://charasheet.vampire-blood.net/1167268
因縁:“白い医術師”??? 推奨感情:メイン:寂しさor敵意/サブ:任意
キミは一国を治めるロードだ。
幼少の頃、病からキミを救ってくれた名も知れぬ放浪の医術師が、近隣国アップルグッドの村々に、
混沌災害を広めているという。そして、混沌はキミの国にも流入しつつある。
思い出の中の「先生」とはかけ離れた非道……疑問は尽きないが、ロードとして見過ごすことはできない。
●PC2:フィン・サシャーキン(メイジ/サイキック) ttp://charasheet.vampire-blood.net/1167315
因縁:シュプリーム 推奨感情:メイン:敵意/サブ:任意
キミは『PC1』に仕えるメイジだ。
最近は内政に加え、近隣国との境で、頻発している混沌災害の処理に追われる毎日。
隣国アップルグッドの専属魔法師も、この異常に気づいていないはずはない。
公式に抗議の準備をしていたところ、疑惑の魔法師シュプリームが使者として訪れる――アーティストの集団を率いて。
●PC3:マーガレット・ライオネル・ハントマン(アーティスト/アンデッド) ttp://charasheet.vampire-blood.net/1181672
因縁:エミール 推奨感情:メイン:庇護/サブ:任意
キミは『PC1』に仕えるアーティストだ。
その日、キミは領地内の混沌討伐に出かけた先で、隣国アップルグッドから亡命してきた騎士を保護する。
騎士は「自分の主君が殺され、従属の繋がりが断たれた」ことを告げる。
この混沌災害の根本的原因は、アップルグッド男爵領に存在するのかもしれない。
●PC4:Ju87 エリカ・フォルクツォイク(投影体/オルガノン) ttp://charasheet.vampire-blood.net/1170370
因縁:『PC1』 推奨感情:メイン:好奇心/サブ:任意
キミは主君を持たぬ放浪の戦士だ。
担い手無き剣という己の在り方にも飽きてきた……アップルグッド男爵領では今、戦のために大々的に兵を募っているという。
新たな戦場と主君を求めて、彼の地に向かう途中、立ち寄った『PC1』の国で混沌災害と遭遇。
そこで、民を庇い怪物と戦う『PC1』の姿を目にする……未熟ではあるが、この君主には光るものを感じるだろう。
3
:
GM
:2017/04/18(火) 22:24:23
シーン1:混沌を運ぶ足音
登場PC:フィン、マーガレット 混沌レベル:4
――――――――――――――――――――――――――――――
――ベルウッド領の都(キャピタル)南部。
隣領アップルグッドとの間に横たわる大森林の入り口。
ここには古くから、森番の一族の小村が存在する。
フィンとマーガレットの2人は、怪物出現の報を受け、
自分たちの部隊を率いて討伐にやって来たところだ。
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; ;; ;:.. ,, " '' ; : ::::;; : ;; " ;; ::: : .. . ;; :::: . ;,
4
:
GM
:2017/04/18(火) 22:26:10
――先行していた斥候が陣地に戻ってきて、部隊長である2人の元に報告を行う。
///::::/`::、`::、\ | || |
|/::::ll::::レ,レ,ヽ:,::| .| .|| |
,l\_匸二二二ノ | .|| |
ヽr!〈`ィァ,`、ィ'ァ/ . | || |
/`、!ヘ ''/l! `/ .| || |
__\/\l ! ヾ lゝ /__、lヽ | || | __/l
/ ̄ ̄ ̄ヽ゚\: ヽ: ヽ  ̄/: /。7l: l``ー ⌒ ー'′ ) 「報告します。敵は混沌の影響で凶暴化したイノシシの群れです」
,/ ,ー‐‐‐ヽヽ\゜ヽ`: 、: `二//。/,!_lー---^ー―!―/
〃ー/ ーー- ! 。ヽ\ー―‐/。/: / ー‐ ヽ
/ /ー′  ̄!ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ` ー-`ノ ヽ
h ヽーヽ ____ヾ / ヽ゜::::::::::::::::::::::!! ー‐‐‐ )ー ` 、
ヽヒ_ !:::::::::::__〃ー‐ ー /ヽ ヽ \
/ _____ __ /_ ー '' ?ヽー‐ ‐7::ヽ ヽ
\____ , ー‐ / | /ヽ|\ 〃ー‐ ‐ /l:::::::l ノ
ヽ ー― ' |/\| ーl ヽー―‐/冫::::// /
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ト!, ________ ,、
ノ丿 /⌒''ー‐≦´ 「`ー-、>┴\
(( /  ̄''=ー 廴_ ` ` `ー-、__
ヾ/ _;ジ´ 旬 `7ァァ┐
/ / _;ミ" ,_う_) { !リ
/ { '" _`フ´
| ヽ 彡、 _ -宀‐~"'_,ニ -‐' ´
\ }ヾ、..,.,,、,_ジ '彡 ,ィィ´
,ハ イr'′/ \ イwイ´ / /),,,/)
〉 / } { l、 { } ノ ミ(プ(・・)フ
/ _} L_ >、 } (_ ,ノ { |;つ;:::つ 『総数は30体ほど、まっすぐこちらに向かってきています』
ム亡「 `ー‐' L,.ィヘ└、`>、 〜|;;;; :::| 『全軍。迎撃準備は完了しています。ご指示を』
`┴' ` ̄ U'''U
. /''),,,/'') 、、、、
/;;:. ・ ・ヽ ,;:''":::: ・゙゙゙ソ@ノ
ミゝ ノ)(´00)ノ)=з3゛ 〜;',;; ,;;;; ;(,,゚Д゚)
/;;,ヽ_,〉 ,;;,i,〉 `U~U"U~U
|;;;,, ! ,、_,、 |
〆;;,, ヽ(,,´⑪)=3
ヽ_j~c(;;vvノ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5
:
フィン・サシャーキン
:2017/04/18(火) 23:19:40
,.-‐ ̄`>、,_
,.イ///////////,>、
//////////ハ/////ヘゝ
////////l// ∨////ハ
. /////_!'/、!/_,.. -V∨//ハ
ノ.!// -t:jヽ ' ‐t:j- V//ト、
lハ :i ソV!リ 「猪、猪ねェ……」
Vハ. 、 , ィ//
V/ 、 ‐ 一 /!// '
' ヾ丶. _ イ l/
l ヽ / ,. '" ̄` 、
_,ィノ ;:' ./ _,. -‐` 、
/、,ー- _/ , " '´ \
/.ゝヾ(`_,. / // , '´ _ヽ
. /二>- ._ / ././ ./ ,.ィニ';::!
,イニニニニニア __,,..∠ -‐_.ニヽ /二二、:!
/ニ二二二二, ", -‐ '' "´ V. ,イ二二ニニ、l
. iニ=‐''"゙´ ̄ `ィノヽ. V /二二二二ニl
,/. -― ''' ""´ マ∧. V. /ニニ>''" '
ヽ マ∧ Vニ/ ,. --',
. 、 マ∧ __', , '" !:::::}
. ヽ (.`''‐ ._. マハ. ,. -‐ '"´/{ / l:/
. i ヽ {`ヽ、_``ー' ヽ/:::/ ./ 入:::::! _.. !: !
l.l `ー '''7.i` 、 ー `ー- '_,,,. '´ .l: |
l.i ./ ,. ハヽ.` ー _ , ,! l
j.l ' / ,::: ` ー-- .,__ -‐ /:: l
{.l , ./ ,:::: /:::: ,:::::: ,ニ ―-, -┬一 'i:::: .!
まぁ、珍しい話じゃない。
ウチの聖印はそこまで強力なものじゃないし、従属君主がいるわけでもなし。
となれば、当然混沌の影響はある程度受けることになる。
つまりまったく面倒なことに、我ら見廻組の出番ってわけで。
……いや、ウチの仕事は治安維持であって、怪物退治じゃないんですがね。
まともな正規兵のいないウチの領じゃ、猫の手も借りたいってなもんで。
「……ま、仕方ねェですな」
「挟んで左右から射掛けるってのが鉄板ですかい」
「機動力のあるそっちが右の平地方面から回り込み、僕らは左の森林方面からってのでどうでしょ」
「鏑矢の合図で一斉射撃。正面からやるにはちと厄介でしょう」
「異論ありますかね、婆さん」
ええ、まぁ、こういう仕事はちゃんとやりますよ。
てなわけで、僕はもう一人の頭目である婆さんに訊ねるわけです。
定期的にこうやって「僕ら仲良くやってますアピール」しとかないと、ね。
色々不都合があるもんですから。
6
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/18(火) 23:29:44
{{ r 、 _、 ,./
゙ミヾ`' 之斗ソ/
、 _,z=、\ ,ィ/
`ー ´ .j : } / /:/,. _-==、
/.:/_!,. -彡´ r' ://
\ ハ 、イ ' ,r '"´ ノ .:f´ _
、_ヤソ! _,. -‐=ー─-ヽ、 ,.ィ´ .: /′ /彡'⌒ヾ∠フ
`ー ミヽ ,.ィ≦洲洲洲洲洲洲似ト、_ノ´ ̄.: _,.≦`ー-‐彡<´ ハ
ヘ:.', /洲洲洲洲洲洲洲洲洲㏍.: イ,.: / `¨゙'"´ 廴} ∨
}: \ 、 イ洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲似ミx,: K
ー=¬、ヾ:.ヾー-ヘ}廴ィ洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲㏍仆ヽ、
='イ \ミ≧ー-,.:.: .: /洲洲洲洲洲洲洲州洲州洲洲洲洲洲㏍、
 ̄`´ ̄ヾ;_州洲洲洲洲洲洲洲仆州洲洲洲洲洲洲洲似x、
州洲洲洲洲洲洲洲i|ハリハ仆州洲洲洲洲洲似x`
州洲洲洲洲洲洲洲i|i| ,.リzリィ}州洲洲洲洲洲洲似ヽ、
,仆洲洲州洲似州洲州iィ''辷ンイ仆州洲洲洲洲似ミ≧=ー
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/イ仆洲洲ミム-ゞ' }'′ /' 州洲洲洲洲洲似ミミx
/ /'州洲洲ヘハ、 ー 仆洲洲洲洲洲洲洲似ミ=-_
´ ソイ洲i㌢≠─- 、 ー、 ァ' / ,州仆洲洲洲洲洲似ヾ ̄`
/ /才,. - ⌒ヽ::.、゙ヾ≧ イ 州 ヤミ洲洲洲洲洲洲iム
/´ `ヽ、\ヽ Y:! : . 仆. マ|ヾ洲洲洲洲洲洲ム、
./ _,.、 \_ソ_/洲彡!: . 、 {i Yi Ⅶ洲洲洲洲洲洲ト、
,i ゙ーォ彡㌢`ー'^ヾミx` `` ヽ:. ヾ ヾヾⅦトヾ洲洲洲洲洲iヽ、
_,ィ' '/Ⅳ Ⅶi 、 \ ヾ Ⅶi Ⅶ洲<洲似洲℡、
 ̄_,′ iⅣ Ⅶ! \ 、 ; Ⅶi, Ⅶミヾ洲 <洲洲iム、
_,ィ∨ レ′ lハ! ``ー 、` ,.:_,zⅦi_Wム Ⅶム 寸洲似、
j\,′ ! .; 、 ! " ´ 州ト、 ヾミx ヾ似 ト-イ洲ヽ、
/:_;/ .ト、 /:. i :.: リ ヾヽ ヾミY ミハ .ハ: :`: .、似
|:i: ' ! \ /‐-、}/ ハi 州i./ j: : : : : 寸、
/,′ .ト、 <:.:.:ー:/ 、 . ./ ∨/ ./ : : : : : : ヾ
// !; :\ ` ー<:.:.. ヽ;′ _,. ヘ /: : : : : : : : : ‘,
,f :/! |:Y: : :> .、 ` ー- _ i! ,. < , ィ": :':! : : : : /: : : : :',
j: :八 /: L:_: : : : : : :>ー.-. . _ ¨ ー- 八_ -= _,. ィ: : : : : :/:i!:.: : : /: : : : : : ',
/:/:, 、:ヽ ,ィ/ヾ:.:.:`ヽ;、:_:_: : : : : : : : :¨: :ー-=≦_,. -=:'':": : : : : : : :./: :ハ:.:.:.ィ/ : : : : :∧
入:/: :/≧==≦=<:.:.{、:ヾ:.:.:.ヾ; : :¨: :ー:-: : : : :_:_:_: :/: : : : : :,.: -:=:‐: ": : : :/、:/:_:-: :": :/ :‘,
〉: :,.ィ ‐三三三二..∨:、\:_: : : ヘ: : :.:.:::::::.:. : : : : :/: : : : : ィ:´: : : : : : : : : : イ鑾\:.:.`: : : ´: : : : :ヽ
/: イ/..................................∨!鑾鑾鑾鑾 ー、--‐ '"´--ゝー<´__ゝ、_:_:_;. =-≦!鑾鑾鑾℡、:.ミ:、: : : : : : :ヽ
. /: : ∧.....................................!ハⅧ鑾鑾鑾鑾ゝイ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;!鑾鑾鑾鑾/:.:. ソ: : : : : : : : \
7
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/18(火) 23:31:57
「――――いや、そんなもんだろう。」
「猪相手じゃまともにやるのも分が悪い。ここは宰相さんの指示に従うとするさ。」
そも軍略など示唆する柄でもない。
アタシに出来るのは仲間の士気を上げて先陣を切る位だからねえ――――
「オシ、じゃあいくよあんたたちィ!!」
8
:
GM
:2017/04/18(火) 23:41:21
「了解です!」「わかったよ、ママ!」
『ドドドドドドドド!』
やがて、森の中から、イノシシの群れが姿を現す。
混沌の影響で肉体が肥大したイノシシの群れの突進力は、さながら生きた土石流だ。
木製の柵や、土塁程度は、抵抗にもならず粉砕して突き進む。
『ヒュッ―――――――』
「フゴーッ!」「ブゴゴッ!?」
――だが、魔法師と邪紋使いの率いる訓練された部隊の前では、
混沌に中てられた獣の群れ程度程度、敵ではない。
指揮に従い2人の指揮する部隊が素早く展開。
鏑矢の合図とともに一斉に矢が降り注ぎ、イノシシたちを次々に射抜く。
群れの先頭が倒されると突進の勢いは鈍り、群れが分散する……こうなるともはや、ただの的だ。
9
:
GM
:2017/04/18(火) 23:59:35
┌───────────────┐
│ │
│ ┌─────────┐ │
└──┼─────────┼──┘
│ ┌─────┐ │
└─┼─────┼─┘
└─────┘
┌───┐
└───┘
┌─┐
└─┘
□
「……お疲れ様です、隊長」
「ママ、こっちも終わったよ!」
――10分と掛からず獣の掃討は完了した。
矢ダルマになった、イノシシたちの死骸からは黒い霧状の混沌が抜け出て、空気に薄れて消えて行った。
マーガレットが喰らって、邪紋に刻むほどの混沌核も残らない。
君たちの部下の兵たちは、鏃の回収や、肉の処理を始めている。
,=::;;;,
l,ェ`l l
←、,r'ヽ、 ,r―-、、 r''"`''''ー--、
/,rニニ=-、 /;゙゚゙゙゙`> `''i lr'゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙l `'l
r=,レ゙゙゙゙゙l l > ェ‐ 〉 l ム l
ζ=`>`エヽ,r-,l < 、 l_r‐-, l 〈ェ `ェ‐ 〉
i-、 〉-、 _ノ 、 ├、 、ノ K´ し'´`,
,r'-、,r'l、_,r'" /´ \ <、 ,r、 l<_ u _,/ 「……………」
//l´ >、_/ \__,>、,r'''" ヽ、 〉 /l、
'llll' l l / /〈 ー' ヽ ``ヽー ,)\
l ノ l .l / / l,r‐';"´〉 ,r'",r''"
l,--、l / l ,l / / 〈 /'-'フ" <
_,r==' ノ`〉 l / / / l ヽl/"''''''''"
_,r‐'" / 〈 l''''''フ´ l / ノ l/ /
‐‐''''フ" ,r''l_,.ノ/ .( ./ / / /
‐<ニ--‐‐''" / / /`''ヽ、,_ ノ / /
_r=ニ>-==‐'フ / ,..ノ >' ,-ム、'
/;'/`>=`ヽ' ,r'" >-'" _,..r―-'´`ヽ / /
l、/lc'`‐'`l__,.r'",r'" ,rーl", 、 ヽ'ー''
君たちの後方、少し離れた場所では森番達が、討伐の様子を見守っていた。
脅威であるイノシシが倒されたというのに、彼らの表情は浮かない。
ここ2か月ほど、この一帯では混沌災害が多発しているためだ。
10
:
GM
:2017/04/19(水) 00:00:50
三三三三三三三三三三三三≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡========──────
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭三三三三三三三三三三≡≡≡≡≡≡≡≡======
. .. .
.. ... .
∵. ...∵
∴.. : : : :∴
.... : : : : : .
. ..... : : : : : : .
.. .: : : : . .: : : : : ∴: .
. : : : : : : : . .: : : : : : ∴:∵: タクト カオスグローブ
. : :∴∵: : : : : : ......: : : : : ::∵∴:∵: : フィンが所持している魔法杖に備え付けられた“混沌儀”――
.:∴:∴:∵: : : : : : : : : : : ∵:∴:∵:∴:∵ . 周辺の混沌濃度を変律し、視覚化する宝玉は未だ、
. .∵:∴:∵:∴:∵:∴:∵:∴:∵::∴:∵:∴:∵: . 白と黒とが半々に入り混じった紋様を浮かべ、揺らぎ続けている。
. . : : :∴:∵:∴:∵:::::::::: :::::∴∵:∴ .
∵ : : : : :∵:∴:∵:∴:::::::∴:∵: : : ∵
∴ .. : : : : : :∵:∴:∵:∴: : : : : ∴
. .....: : : : : : : : : : : : :..
. . . ....: : : .. . . .
. . . . . . ..
三三三三三三三三三三三三≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡========──────
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭三三三三三三三三三三≡≡≡≡≡≡≡≡======
11
:
GM
:2017/04/19(水) 00:24:54
森番の長:
「フィン様、此度は塀を出していただきありがとうございます」
「マーガレットさんには、害獣退治などいつもお世話になってばかりで……」
「木々が腐るとか、火が付かなくなるとか……小規模なモノも合わせると、今月に入って3、4度目ですかね」
「私も、20年森番をやっていますが、これだけ混沌災害が続くのは初めてですよ」
「サクラ様は良く統治してくれていますが、みんな何か悪いことの前触れなんじゃないかって。
不安がっちまって、森での仕事も手が付かない様子で――――――」
暗い顔で胸中を、打ち明ける森番の長であったが、不意に言葉を切る。
「なんだ……あれは……!?」
『ドドドッ ドドドッ――――』
森番の長の視線の先―――林の方に目を向ければ、森から一斉に鳥の群れが飛び立っていくのが見えた。
先ほどのイノシシの群れに劣らぬ力強さで、地を揺らす足音が、この場に近づいてきている。
∧ /i, /|
ヽ Y ∧ ,. | ,'//
、 、 'i | i ! / | i ' /_ _,爻_ ,、
爻、 i i ∧/ / / i / /爻ミ、 ,彡ミ、 ,爻_
、彡ミ. 'i ',ヽ ' / 〈 i / /爻彡ミミ_ ィ爻爻ミ、_ _,彡ミ、
_爻爻ミ | ' j | ヽ. V /爻彡ミミ、_ シ爻彡ミ` ー爻爻ミ、_.
=爻彡ミミ、_ ヽ、 i ! 〉 ./シ彡ミミミミ 爻彡{ミミ、 -=爻彡ミミ;
_,爻彡ミミ;x_ ヽ,,; | //ミ 爻爻彡ミミミ= -爻爻ミミミ、 .,ィ爻彡ミミミ、 :,,、,
爻、 ,彡ミミミミミ= i:〉 ´''''''''゙'r ´`>爻ミ ゙ミ彡ミミミミ、 ,爻彡ミミミミ、 :=爻爻彡ミミ; :ミ爻;
:. 彡ミV彡爻ミミ. i´ : :,.,.,. :. ヘ/ミ-ミ;:'ミミ彡ミミミ彡爻爻爻ミミミミメ爻爻ミミミ爻彡 ミ爻彡;
::::ィ爻爻ミ;:'爻爻彡ミミ 爻爻ミ、 ,ミ爻ミ彡ミ;:゙彡ミミミミ爻彡爻彡ミミミ`爻爻爻爻};彡ミ};彡;彡ミ
:::;爻彡ミミ;:'彡}爻ミ-ミミ .爻彡ミミ 爻爻ミミミミ;:`爻ミミミミ爻;:爻爻彡ミ゙:;爻};;'爻爻ミミミミミ爻ミミミミミ
:;爻彡ミミ彡::゙ミミミミ=爻彡ミ爻ミ彡ミミ爻爻爻ミ=::彡ミ彳ミ;:爻;:彡彡ミミミ};:{ミ=ミミ爻彳i::;{ミミミ爻彳i::;{ミミ
爻彡ミミミミ;:'爻};;'彡爻ミ爻爻彡ミミミ爻彡ミミ{ミミミミミミ:;爻;:彡ミミミミミ}ミミミミミミミ爻爻ミ;:ミミミ爻爻ミ;:ミミ
爻爻ミミミミ=;´爻:彡ミミ.ミミ爻彡ミミミミ.彡ミミ|;:{ミミミミ^ ;、.x,,;..v、`彡ミミミミミミミ爻爻}爻};:彡ミミ爻爻}爻};
爻爻彡`、v,..v、゙ミミミミミミミミミミミ爻爻..爻彡ミミ爻ミ゙:w爻爻爻;:彡v、.'爻ミ-ミミ爻}゙ :;、.x,,;-ミミ爻}゙ :;、.x..v、^
ミミv;;ミ゙'爻爻ミ;}..v、yミミ.爻ミv;;ミ゙'爻彡 ミ` ;、.x,,;..v、 v爻ミミ〉ミ爻彡x;: ゙爻:";vミ'〈゙ x彡爻ミミミ x彡爻ミミミ
゙':;ゞ;爻彡;yゞ;ゞ;,”〈oヾ ;;ミ゙'爻:";v;oゞ;^.y爻爻ミ゙'爻ゞゞ;;yゞ彡ヾミメ゙';ゞ;,”v:";v〃ヾ爻ゞ;yヾv;ミ゙';ゞ;,”v:";v
'' ;~ ;^::;”v:";y;''゚ ; ::;y ...; ::; : ;:; '',;:.;:; ;~''^"''^”v:";v ; ::; : ;:; ;~ ;y ::; : ;:; ''ヾ;ゞヾv;ヾ;ゞヾv;ヾ;ミ゙': ;: ',;
";: ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : .:: :; : ;:; ;~'',;' ' : ;:; ;~ ; ::; ;~'',;'' ; : ; ::; :;~'',;:; : ;:; ': ; ::; :;~'',;:; : ;: ;:; ;~'',;'' ;~'',;'
12
:
フィン・サシャーキン
:2017/04/19(水) 00:41:30
、___、____
,..::´::::::::`く::::::::::`::.<
、___彡.::::::::::ミv'^ヽヽヽ::::::::\ ________
7.:::::::::::::::〃{::、::::::::::::::::::::::::::ゝ /
/;::::::::::/::/ i ヽl\::::::::::::::::::::::ヽ | ないない
イ::::::::/i:イ `ト--ヽ‐\:::::::::::::::::ハ |
∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y:::::| ∠ これはない
ヽアも}  ̄ ) /::∧| \
ハ フ U __.ィノ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
----──-- 人 ` ノ Ⅵ
--──ー--/`i─-- \`マ フ / V
/ヽ__ / ./! /ヽ \こ´_.イ >へ、
/!ヽ!__ / ! | .// / ,.へー<ノ . < _ >=ミ、
-チ/ fヽ二=/ / i ̄ // /.-Y^) \ . < (⌒Y´ /.::::::::::::::\
.┼=| i-- (( ⌒! /´、 ( .⌒) ()´ ____彡' /.::::::::::::::::::::::::::.
.! ヽ ) 〈 '' !,ヽ、! |/ ーァ j ( /.:::::::::::::::::::::::::::::::::i
ヽ、 ( / ij ヽ i'\ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
二二=====── | 〈..:::::` ー‐‐‐‐一 .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
)vナ i ヽ、_ノ`'ヲ‐'')´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
ヽ: l / 、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
あ、ダメですねこれ。
あれでしょ。
明らかに混沌系のあれそれでしょ。
それもかなりエッグイ奴。
「あー、こりゃ貧乏くじ引いたかねェ畜生!」
「ここんとこの混沌災害はちょいと尋常じゃねェけど、こいつは洒落んなってねェですよ!」
デカいよ!
あからさまにデカいよ!
「ええい、つってもいきなり尻尾巻いて逃げるわけにもなァ!?」
「ありゃあ明らかにこの数で対処できるモンじゃねェ!」
「ので、最低限だけ残して撤退!殿もちょいと様子見たら退きますよい、と!」
13
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/19(水) 09:30:15
, -┬、 -=7777=- _
∨>、ヽ/////////////\ __
`<///////////////>.7> -/
.////////////////∧べ`>'′
/////|//////ハ////////77ハ
イ'///、_N///// Ⅵ∨//////∧
は j/イ〈 、∨//`二゙⌒∨///////ゝ
│ ' /∧≠= ∨ ≠===- 〉///////|
│ / ムハ 、 ∠'////////\
│ l圦 ┌- 、 ノ////////「
│ 从/≧ ̄二’ -‐7////////ハ
//!////7 ,.|//////ト、/∧
/ !/У:// /.//////N ヾ∧
//!:// ///イ//ハ'/| ヾ
/: : i///: : :/∨: :ヾ!
./: : : : /'/ : : /: : : : : : : :ヽ
「――――足の速いこっちが殿を努めるよ!銭ゲバはとっとと逃げな!」
全体で見た総数、練度は下だが精鋭部隊一部隊のみで言えばアタシの子たちの方が銭ゲバの部隊より上だしね、生存性も高い。
「一人は伝令!領主様に伝えにいきな!これだけのヤマならあの昼行燈でも動いてくれるだろうよ!」
「各々散開、適当なところでトンズラだ!」
14
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/19(水) 13:37:39
―――問題は、そこでは終わらなかった。
いや、これで問題が終わっていたらそれはそれで困っていたのだが。
慌ただしく撤退の準備をしていると、喧騒を切り裂くように威圧的なラッパの音が周囲に響く。
続けて、爆音。見やれば、巨大な鹿の角が動きを止めているではないか。
「うむ。何やら人里に向かって妙なものが走っていたので、とりあえず爆撃してみたのだが―――」
一体何が起こったのか? 困惑する君達の真上から、軽快な羽音めいた音と共に女の声が振ってくる。
見上げると―――
15
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/19(水) 13:40:48
|ニニム
/´___ __>‐!ニニニムx
ァ'、 /イ'´⌒ヾ \!ニニニニ、‐ァイ7_:<
/三¨.>イ‐-、___ __ Y /. >ァ‐-く '",イニニニニ>
', o./ `ヾ、 "''<_. { { ,,ァ-'''". }、.(ニニニニニニニム、
', / 、‐‐‐ ミ`ヾミヘミヽ } ノ__ァ''" イァ-‐''"´\}ィニニニニニニニニニム.. /゙〉_
. ゙{ゝ、 ゝ、',ムリ ヾ 〈ミ〆ノィ"`. /. __\ニニニニニニニニニ=}. / //
ム 乂ゝヽ, ゞ'>xイ', i }!/ ____ ァ'"ァ'´ \ニニニニ.Y゙⌒ヾ! / //
ム ム-、ヽヾソ ,' ノ }ヾ>`Y ソ{' (_)三=-,,,,,,____ >=ニニ乂__ノ / >く_//
ミ {.. ヽ ゝ、ミ⌒‐7"乂} ハ ノト、 \ ___,ィ、¨゚ノ ノ¨''''''''''ニニニ===--、¨く‐--/__/
ミ:', ヽゞヘ{゙/''ヘ〈〉、Ⅹ}:/ \ト、 ヾニニニニム¨'く ァ‐''" ̄"''''''xニニ=ゞ、____〕
彡 乂 {_,マ/ ハz‐‐-',{o. "''、ト-、マニニ_ム ヽヾハヽ / / ̄"'''''‐‐、___ァ‐、
彡ィ `ヽ.ィイ゙¨ハ ./´',㍉ \\ゝく ¨ヾ}ニニニ!........} マハハ___/. /7 ',ニニ\\
彡.. }/. i/ ゝ、㍉ノ ノo /ニニニ!. ノ /ソソ ',. 〉ニニニ〉=ム
彡....}乂_/ `゙゙'㍉ \o_ノニ/ ̄ /-、ニソ. __// ̄/イ-‐''"゚ゝニリ
/彡. ノ. ()\ マム_,,,=ニソ二二/\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ-‐‐''".  ̄
/巛彡' ¨''''=ト、... ゞ=ニマ....../ ノム `\
___ ァイ : :/ィ ゙ヘト、 ゙ゝ‐く-イムマ ハ\
/ : : :."''‐x : : マ ゙ヘト、 >x ハ \
Y .: : : :.ヽ、 { `ヘトム¨\< "''< // \
ム : : :. : : : : ハ、 x<、 \__>''¨''</\ 〉ト、
夂 : : :.ハハ ヾ-----x ム. ''<_/ニニム
`\ : : リ ゝ、__} `ヾニ:〉
. >x ___ノ
―――女だ。奇妙な装具を身に着けた女が、空を飛んでいる。
異世界の“空飛ぶ鉄塊”が擬人化した、ヴェリア界の投影体―――オルガノンだ。
謎のオルガノンは君達の真上から、君達に話しかけてくる。
「―――どうも、殺すには至らなかったようだ。許せ。」
どうやら、今の所君達に対して敵意があるわけではないらしい。
ごくごく稀に現れるという、友好的な投影体だ。実際に目にする機会はそうそうあるまい。
それはそれとして、怪物(仮称)の進軍が再開するまでにそう猶予はない。
状況的に考えて、敵か味方かよくわからんけどとりあえず敵意はなさそうな奴を攻撃している暇はないだろう。
「半端に刺激した責任もある。下がるなら足止めくらいはしてやろう。」
16
:
GM
:2017/04/19(水) 22:39:32
「ひええっ、お言葉に甘えて!」「マーガレットさん、隊長、お先失礼します!」
「……ええっ、今日の殿は俺たちの番!?」
これまでにない破壊をまき散らす混沌を目の前に、色を失う兵たちであったが、
フィンとエリカの指示を受けると、普段の訓練を思い出して陣形を立て直し、それぞれ行動に移る。
三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────
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『ベエ゛エ゛ェェ――――ッ!』
―――森の木々の梢よりも高く突き出した大角、大神殿の石柱の如きたくましき四肢。
アトラタンの自然律の中では、ありえないほどの体高をもつ大鹿である!
そして、それを追走するは、地獄のラッパをかき鳴らしながら火を降り注がせる投影体だ!
17
:
GM
:2017/04/19(水) 22:41:17
そして……もう一人の『追走者』が森の中にいる。
三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────
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弋==ニヾ 丶 ' v、l//- 、,;`、X
_,,-",, - r-!.,!</ ゝ_`、'、
,-"~ヲ, ,、__/ゝ /,ζ‐-<´'7 `、.'、 「止まれーーーっ!鎮まりたまえ、猛き獣の王よーっ!」
,/ ,ソ ,!._Y ,, /r ‐ナ l' `、 '、
!∧,リ ┘ //ヽl,!|_! ', 7 '、. '、
i' !ilレ'ソ/_丶-├,ヲ' ,_ 〉、 '!┘. `、 '、
-ニノ ,ハ、_ニ、丶、_!ニ/!i '、!`i, `、 .'、
,/'-─--、,\_'、フ/ 'il |_, _ `、 `r‐、
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/ _/ .|l;;;;;;;;;;;;;;;;;'i i',-";;;;;;rハ丶;;'入心ニヘ,
l' / ,i''l;;;;;;;;;;;;;;;;l l.l;;;;;;;;;;i (;;人, Y ト、ヽ,
l' / ,l' ト __、;;;、,八ト、;;;;;;!、:::. ,;;;;ヽ_ノ、 ヾ'_
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`' `、 人 . |゙`>‐、, ,トニニ'~゙= "/´;;''''- _ `、 `、- _';:;:;;
───────===========ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三三
―――鹿の後方で騎馬を駆る、青年騎士だ。
その手には聖印の光を宿した槍を構え、必死に大鹿へと追いすがろうとしている。
これに気づけるのは、殿を務めている(かつ強化された視力を持つ)マーガレットだけだ。
エリカからは? ……もちろん、木立に隠れて姿は見えていない。
18
:
GM
:2017/04/20(木) 00:03:12
>>16-17
訂正
「ひええっ、お言葉に甘えて!」「マーガレットさん、隊長、お先失礼します!」
「……ええっ、今日の殿は俺たちの番!?」
これまでにない破壊をまき散らす混沌を目の前に、色を失う兵たちであったが、
フィンとエリカの指示を受けると、普段の訓練を思い出して陣形を立て直し、それぞれ行動に移る。
森の木々の梢よりも高く突き出した大角、大神殿の石柱の如きたくましき四肢。
アトラタンの自然律の中では、ありえないほどの体高をもつ大鹿である。
―――だが、そこに乱入者が一人――地獄のラッパをかき鳴らしながら飛来した投影体が火を降らせる!
三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────
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『ベエ゛エ゛ェェ――――ッ!』
爆音――鹿の背中上で炎の柱が上がり、その巨体が大きくよろめく!
余波の猛烈な熱風は、兵たちの方にも吹き付けてくる。
19
:
GM
:2017/04/20(木) 00:06:12
そして……もう一人の『追走者』が森の中にいる―――騎馬を駆る青年騎士だ。
その手には聖印の光を宿した槍を構え、必死に大鹿へと追いすがろうとしていたところだ。
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弋==ニヾ 丶 ' v、l//- 、,;`、X
_,,-",, - r-!.,!</ ゝ_`、'、
,-"~ヲ, ,、__/ゝ /,ζ‐-<´'7 `、.'、 「これは……あの混沌投影体の仕業か……!」
,/ ,ソ ,!._Y ,, /r ‐ナ l' `、 '、
!∧,リ ┘ //ヽl,!|_! ', 7 '、. '、
i' !ilレ'ソ/_丶-├,ヲ' ,_ 〉、 '!┘. `、 '、
-ニノ ,ハ、_ニ、丶、_!ニ/!i '、!`i, `、 .'、
,/'-─--、,\_'、フ/ 'il |_, _ `、 `r‐、
. / _ハ,;;;;;;;; ̄`r´,-" ,-"`-、_,-"`、 ト-ヘ,
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l' / ,i''l;;;;;;;;;;;;;;;;l l.l;;;;;;;;;;i (;;人, Y ト、ヽ,
l' / ,l' ト __、;;;、,八ト、;;;;;;!、:::. ,;;;;ヽ_ノ、 ヾ'_
| /ヘ, ,l' . | '''''丶ゝ‐-ゝ-"" `--,"‐、_ `、 '、^゙‐,-,、_
`' `、 人 . |゙`>‐、, ,トニニ'~゙= "/´;;''''- _ `、 `、- _';:;:;;
大鹿が歩みを止めたのを見た青年は、鹿と炎を大きく回り込むようにしてマーガレットの部隊の方へと馬を走らせる。
20
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/20(木) 00:21:23
/〉 ∧ /〉 ∧
〈/ ∨ 〈/ ∨
、___、____ /〉 ∧
,..::´::::::::`く::::::::::`::.< 〈/ ∨
、___彡.::::::::::ミv'^ヽヽヽ::::::::\ _________
. /〉 ∧ 7.::::::::::::::::〃{::、::::::::::::::::::::::::::ゝ /
〈/ ∨ /;::::::::::/::/ i ヽl\::::::::::::::::::::::ヽ | 世界が
イ::::::::/i:イ `ト--ヽ‐\:::::::::::::::::ハ |
∧ハィヘ{ { アも`, ヽ{ く`Y:::::| ∠ 違―――――う!
ヽアも}  ̄ ) /::∧| \
rvヘ ハ フ __.ィノ/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|_j ハ 人 `__ -‐ァ ノ Ⅵ
/ } ! _ \`マ フ / V /〉 ∧
. /〉 ∧ 〈 〈 ,i / ! \こ´_.イ >へ、 〈/ ∨
〈/ ∨ i ノ{レ' j ,.へー<ノ . < _ >=ミ、
| ( 爪Y^) \ . < (⌒Y´ /.::::::::::::::\
| / {⌒) ()´ ____彡' /.::::::::::::::::::::::::::. /〉 ∧
ハ , /\` ーァ j ( /.:::::::::::::::::::::::::::::::::i 〈/ ∨
. / /:::::::::::\ /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
.ィ/ /.::::::::::::::::::` ー‐‐‐‐一 .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
∠::::/ ,'.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
{レ ' ,'.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
ハハハありゃあ異界の投影体じゃねーか!
「よぉし言質はとりましたからね婆さん!」
「僕らァさっさと逃げるんで、最低一人は報告用に生き延びてくだせェよっと!」
こんなあからさまにヤバイ空間にいられるか!
というわけで見廻組は撤退!撤退です!
「ちなみにそこのお嬢ちゃん、交渉可能そうだったら事情聴取もお願いしますよォ!」
僕は死んでもやりたくないがね!
投影体と交渉なんかしてられるか!バーカバーカ!
21
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/20(木) 00:21:23
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ハハハありゃあ異界の投影体じゃねーか!
「よぉし言質はとりましたからね婆さん!」
「僕らァさっさと逃げるんで、最低一人は報告用に生き延びてくだせェよっと!」
こんなあからさまにヤバイ空間にいられるか!
というわけで見廻組は撤退!撤退です!
「ちなみにそこのお嬢ちゃん、交渉可能そうだったら事情聴取もお願いしますよォ!」
僕は死んでもやりたくないがね!
投影体と交渉なんかしてられるか!バーカバーカ!
22
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/20(木) 09:30:16
_ -z┐
,. <////≧x /´レ'-ニ|
_ ./////////////\へ /
∠ ヽ\///////////{ヾ////ヾ´ _ --──-、
∨不才7/////_,∨//|ー-ヾト'/∧ ̄ }
ー "//////"_二 ∨!_,ィ示x∨∧--─,──、-- /
/////f メ:::nヾ` ´{::り:},゙///r`_/:l: : : : ∧ /
才7//∧゙_乂ン 、`¨¨厶//「: : :l: | : : : : ∧/
//////\ ___ 厶/ハ!: : :|: !: : : : : : |
/イ//イ///ゝ_ゝ─一' イ: Ⅵ:i:|: : :|: !: : : : : : | __
/ // : ∨/∧ヽ\ ̄l |: :|: : ソ:.!:!:.:!:|: |: : : : :/: : :>
イ:、: : ∨ヾヘ: :ヽ\! !: :!: : : : i:|::!:.|: : : :/: : : :「 `ヽ、
!: :\: ヘ: :ヾ:、: : \|: :|: : : : ::!l:i: :!: /: : : : :_:」 ー フ
|: : : : ヽ∨: : :\: :.|: :|: :_: - 、|:/: : : : : :〈 /
|: : : : : : :∨ : : : ヽ|:/ _,.z≠/: : : : : : : r┘ /|
「――――ッ!!ええいめんどくさいねえ!昼行燈の子守りは任せたよ銭ゲバ!」
目標が一つ、二つ・・・三つう!!?ああもう適当に注意でもひきつければと思ったのが・・・
「あんたたち、鹿の足元に人がいるよ!足元じゃない、頭を狙いな!」
「今ある矢筒を撃ち尽くしたら村まで適当に退きな、あたしは後から追う!!」
精鋭部隊たちに指示を出し、注意を引いてもらってる間に騎士のところに向かおう!
23
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/20(木) 17:51:11
|:::\
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〃 //:{ / ヽ \::::::::::/
'/ :.ハ ! i l. ::::::/ハ
| { :.:|-ト { | } } V }
{ l :.:{:!f心i | ハ / } } ’
| | :.:|:.代ソゝ! /-} / ,' l /
|八:.:!:. <7>、ヽ' f芹≧く イ , /
{! ヽ:.! ' ヽ_> 弋少^ / / ,
`、 }人 、 厶イ / / ―――さて。
ヽ____.... イ爪リ /ア{
r-┴'´ ̄ ̄`{ /^{::::ト
__r≦{:: ::/⌒ヽ:: ::jハ i|_/ヽ\
<rァ/  ̄::\:: :: }: :: :: :} } \ヽ
>{:: :: :: :: :: :V:: :! :: :: ::! | }::.
/ヽ!:/笊ヽ :: }::/: ::/::/| | ヒソ
/:: :: ::|:{ 辷}イ}:: :|: :: /::/. | |
{ :: :/::!弋__ソ:: :|: :/::/ | ,
. }: ::{:: {:: :: :: :: :: :: |:/:: :〉. jノ
簡単な警告だけを済ませると、再び巨大鹿に向き直る。
案の定と言うべきか、まるで堪えた様子がない。
「イワンの戦車よりは歯応えのある獲物と見える。」
「良いな。俄然楽しくなってきた。」
対地攻撃にかけては相応の自負がある。異世界とは言え、旧世代の弓兵だの弓騎兵だのに後れを取っていては立つ瀬がない。
飛行のアドバンテージを最大限に活かした一方的な攻撃こそは、足止めと虐殺に打って付けの模範的戦術と言えるだろう。
機銃で眼部や傷口などの柔らかい場所を狙って牽制しつつ再生を阻害し、移動再開の予兆には爆撃を叩き込んで出端を挫く。
爆撃に際しては直前に当てた傷口を狙う事で、最大限に効力を高める。精密爆撃こそは攻撃機の華だ。
一方でこちらにも飛んでくる矢に関しては、最低限の動きだけで回避する。
24
:
GM
:2017/04/20(木) 22:02:12
「了解!狙えー……放てーっ!」
大鹿が新たに一歩を踏み出そうとすると、命令を受けたマーガレットの部下たちが、
その顔目がけて一斉に矢を浴びせかけ動きを阻害―――フィンの部隊の逃走を助ける。
さらに、そこに飛来したエリカの機銃掃射が、大鹿の身体を確実に削ってゆく。
『―――CABOOOOOOM!!』ズズゥウン……
損傷部目がけて投射されたエリカの爆弾が、大鹿の頭部へと着弾――再び爆炎が上がった。
大鹿の肉片が辺りにまき散らされ、その大角が地面に落ち、轟音を立てる。
首の上から白煙を上げながら、立ったままの姿勢で動きを止めた。
戦いの様子を目にしていた、青年騎士が驚嘆の声を上げる。
青年騎士:
「ベルウッド領の守備隊……か?助力、感謝する!」
「すごい、あの混沌が動きを止めた……これほどの部隊ならば……」
25
:
GM
:2017/04/20(木) 23:01:01
……青年騎士は、混沌が『足を止めた』と言った。
大鹿の身体は未だ、混沌核へと還元される様子はない。
『足を止めているだけ』……ならば、まだ戦いは終わっていない。
――――――――――シーンエンド
26
:
GM
:2017/04/20(木) 23:03:21
シーン2:白い記憶
登場PC:サクラ 混沌レベル:4
――それは10年以上前の記憶、ある冬の日の夜の事。
その幼いロードは熱病にうなされていた。
o ο 。
゚ ° O
O 。
◯ o °。 o
o
゚ ゜。 ◯
。 ゚ ° 。°。
O °。
o ο 。 ° o
ο O
。° 。 ゜ ゚゜ o
o ゜
O 。
◯ ゚°
゜ o ο O
o
゚ 。 O
サクラは今、自室の寝台に横たわっている。
(これは、夢だ――遠い日の記憶)
目の奥が燃えるように熱い、体がだるい、寝間着が汗でぐっしょりとなって気持ちが悪い。
起き上がるどころか、首を動かすのもつらい。
27
:
GM
:2017/04/20(木) 23:06:47
熱のせいか、遠くの物音がやけに大きく聞こえる。
廊下から聞こえてくる相談は、議会の商人たちの声だろう。
「……ベルウッドの血筋もこれで終わりか」
「聖印の引き継ぎ先はどうする?」
「遠縁ではあるが、エーラムにベルウッド出身の者がいたと……」
そばでサクラを見守ってくれる両親は、いない。
父は混沌との戦いに倒れ、母はサクラと同じ病にかかり帰らぬ人となった。
両親の保有していた爵位(カウント)の喪失に伴い、“ベルウッド”は大きく縮退している。
領地そのものは形を残しているが、都の半分ほどは港湾都市の商人議会が管理することとなった。
魔術師協会からの援助も停止し、研究施設は畳まれ、支援物資は1/3ほどまで減らされた。
派遣されていた契約魔法師もひと月前に、暇を請いにやって来た。
サクラ一人だけが残された。
28
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/20(木) 23:17:42
幼いサクラにその病がもたらしたものは恐怖だ。
こんなにも寒い冬だというのに体は火をつけられたかのようだ。
浅い呼吸を何度も繰り返し、かすんだ瞳で世界を見る。
苦しさにあえぎながら涙を流す。
つらい。苦しい。すがれる相手はいない。
もしいてもこの体は動かない。
議会の言葉だけは不思議と耳に入った。
不甲斐ない。父を亡くし母を亡くしそして自分の命も今揺らいでいる。
(嫌、嫌や……うちは……うちはもっと……もっとぉ……)
託された舞の歴史が消える。ベルウッドの歴史が消える。
不甲斐ない不甲斐ない。つらい、苦しい、熱い。嫌だ。死にたくない。
(もっと……楽しく……)
あ、あ、と途切れ途切れの声が出た。
29
:
GM
:2017/04/20(木) 23:31:28
景色が、意識がぼんやりとした灰色に溶けてゆく。
そんな中、不意に視界に『白色』が入ってきた。
額にひやりと冷たい感触―――濡れた手拭いが、サクラの顔をぬぐう。
', ',`ヽ、,.' 丿 / _,..-'''"´ , ', '´ ``ヽ`ヽ
', ', i ' ′'''''''´ , ', ' `、`、
', ', i /´ ̄ , ', ' `、`、
', ', i i ! , ', ' ', ',
', ',| !〈 , ', ' ', ',
', ',``‐--冖--‐〝卩, ', ' _,..-'''" ̄
', ',i゛‐--|│´´´´ !i,' ,' ,_,.ァ'´
', ',"'- 、___,,.. .-!,' ,' , -'"ノ|
', ',`、 彡′ ,' ,' , -'_,.イ" i
', ',ヽ、`´ ´ ,', ' ,-'", -'" ,'i 「大丈夫……もう大丈夫だ」
', 'yヽ ,丶 // /_,.イ / / i
',7 !i¦ i///i´´ , ' / ,',ィ!
ノ ノノi !〆 }》, ' / ,.' !
〈 〈 〈¦ 〈 !|/i , ,ノ ,' !
,'´! ',│i ',;,;,i 〈ン' ,' , ' ,.' ',`ヽ
/^ /| ', レ ハ゛ヘン ,' __,.イ , -'|
リ レ ', ヘ' i_,..-'''"_,..-'''" `ヽ
/ --- リ ',i ,_,.-'''"__,,.. .-‐'''"´  ̄`
寝台の側で、白色のコートに身を包んだ男が、サクラの顔を覗き込んでいた。
30
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/20(木) 23:40:15
「だ……じょ……」
誰だこいつは。
記憶にはない。誰なのだろうか。
議会が自分のために人間をよこすはずがないと幼いサクラは考える。
しかしそれ以上思考は進まない。
ぼうっとした頭だと考えられるのはそこまでだ。
「あいが……と……う」
31
:
GM
:2017/04/21(金) 00:00:06
奇妙な成りをしていたが、魔法師ではなかった。
これまで父に仕えていた魔法師の中に、こんな妙な恰好をした男はいなかったはずだ。
「すぐに、良くなるよ」
魔法杖を振るったり、混沌を操って見せたりはしなかったが、妙な男だった。
『縄のような器具』を耳からぶら下げて、縄の末端に付いた金属の器具をサクラの胸に押し当てたり、
『針の付いた瓶』で、血管に薬を流し込んだり……。
男は二日間、休むことなくサクラを看護し続けた。
三日目の朝になると、サクラの熱はすっかり引いていた。
「どういたしまして。医者としての務めを果たしたまでさ」
男は、自分は魔法師協会が派遣していた医者であると説明した。
アカデミーが施設をたたみ、援助を打ち切った後もこうして残っていたらしい。
そういえば、街に遊びに出た時にチラリと往診の様子を見かけたかもしれない。
32
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/21(金) 00:17:49
「務めねぇ……」
サクラは医師を見つめる。
助けてもらったのは大変ありがたい。
色々と財産でも上げたい気分である。
「……」
どこかで見た気もするがどうなのだろう。
いまいち思い出せない。
「その、おおきに」
まだ安静にしておいた方が身のためなのでお布団の中から相手に感謝を告げる。
33
:
GM
:2017/04/21(金) 00:34:45
「病気を治したのはキミの代謝と免疫……ええと、君自身の体と『生きたい』という気持ちだよ」
「私ができるのはそれの、ほんのちょっぴりの手伝いだけ」
サクラの気遣いを察してか、医者の男はそう返した。
「君は、強いからもう大丈夫だ。私ができるのはここまで」
「協会には勝手を言って残ってたからね……もういかなくっちゃ」
34
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/21(金) 00:42:49
「お手伝いしてくれんかったら、死んどったかもしれへんよ」
謙遜する相手に笑いかけた。
これも少し前まで考えられなかったことだ。
自分がこうして話して笑えるなどと。
「そう。もう行かはるんやね」
「その……せめて最後に名前、教えてもらえへんかなぁ」
35
:
GM
:2017/04/21(金) 00:59:47
「私の名前は―――――――」
「……領主さま」「ねえ、領主様」
□
┌─┐
└─┘
┌───┐
└───┘
┌─────┐
┌┼─────┼──┐
│└─────┘ │
┌─┼─────────┼───┐
│ └─────────┘ │
│ │
└───────────────┘
「ロード様……ねぇ、サクラ様?眠っちゃったの?」
――君を呼ぶ、少女の声で現実に引き戻される。
少し、ウトウトとなっていたようだ。
ここは都南部の農村の民家の軒先。
今日は、サクラは領地の見回りと往診を兼ねて、この村にやって来ていたのだ。
側では、頭と右腕に包帯を巻いた、少女がキミの顔を覗き込んでいる。
聖印の力で、領民の傷を癒して回るのも、領主の大切な勤めの一つだ。
ここのところ、混沌災害が相次いでいるせいか、オーバーワーク気味かもしれない。
36
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/21(金) 01:11:31
///////////////////////ヽ
///////////////////、//////∧
. //////////////// __-+-l//////.∧
. /////////__-‐‐´ ̄ .| |///////∧
. l/////r‐´|. | |///////.∧
. |/////| | ._-+-|/////////.l
. |/////| |. _ | .|///////-、 |
. |/////| _,+´ . 斗+|//////|/ l.|
. |/////| | ぅ|:ソ|//////| l.l
. |/////| |斗+ミ. |. |//////|ノ/|
. |/////| |ぅ:::::ソ. , | |//////// |
. |///// ヽ.|. | |////////.|
. |///////ヽ | |////////.|
. |//////// ヽ _ -.| |////////.|
. |/////////ll ヽ __ ._|.-|////////.|
. |/////////ll///////|. ̄ | |////////.|
「え? あぁ……ごめんなぁ」
「ちょっと夜更かしが過ぎたやろか」
ぺちぺちと自分で自分の顔を叩く
思えばこの活動も昔に自分を助けれくれたあの医師のようになりたかったのかもしれない。
などと思えば、心の奥底で小さな自分がそれを否定する。
「お嬢ちゃんはあんまり夜更かししたらあかんで?」
37
:
GM
:2017/04/21(金) 01:43:29
「うん、『夜は混沌が出るから静かに寝てなさい』って言われてるよ!」
「こらっ、ルミアっ!」
元気よく答えた娘を、母親がしかりつける。
たしかに「領主の統治が行き届いていない」という風にも聞こえかねない。
もちろん、少女にそんな意図はないが、大人たちは仕事量が増えているサクラに気を使っての事だろう。
「……先代様がなくなられてすぐの頃は、この辺りの農地はずいぶん縮小しましたが、
サクラ様のおかげでこの辺りも、以前と同じくらい豊かになってるんですよ。ありがたいことです」
「森番をしている夫も、安心して木材を切り出しに行けるようになったと言っていましたし……」
『―――――CABOOOOM!』
そうして話し込んでいたところ、遠くから轟音が響いてくる。
見れば、南の大森林の方で、巨大な火柱と煙が上がっているではないか!
「大変……森にはお父さんたちが!」
今日は、混沌討伐にフィンとマーガレットたちが出向いているはずだ。
最近の報告でも、これほどの規模の混沌災害はなかった――明らかに非常事態だ!
38
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/21(金) 22:08:38
「いや、正直やねぇルミアちゃん。誰に似はったんやろ?」
出るものは仕方が無い。
どれだけ叩こうが出る杭というのもある。
「うふふ。別にうちは何もしてへんよ。みぃんな、うちがおらんでもええようにしはるやろ」
そう言って自分の苦労はないように振る舞う。
実際、自分のしていることのなんと気楽なことか。
領地の人々の方が過酷な生活をしているだろう。
それを考えればこのくらいはどうということはない。
(ん……なんや、あれ)
轟音、それと火柱。
小事ということは無いだろう。
「あんさんらはここにおるか避難すること考え。それと、ご近所さんにも声掛けとき。何が起きるか、まだ分からんけど」
(あの二人がしくじるとは思わんけど、ちょっと大変そうやねぇ)
大森林に向かわねばならない。
とにかく走ろう。
39
:
GM
:2017/04/21(金) 22:48:56
「サクラ様!」
同行していた少数の部下たちも、異変に気付いて合流してくる。
彼らが引いてきた馬に乗り、キミは異変の元へと急ぐ。
―――――――――――シーンエンド
40
:
GM
:2017/04/21(金) 23:09:42
シーン3:乱戦
登場PC:全員 混沌レベル:4
青年騎士:
「すごい、あの混沌が動きを止めた……これほどの部隊ならば……」
――場面は再び、大森林前の戦場へと戻る。
首から上を爆破され、もうもうと白い煙を吹いていた大鹿が再び動き出した。
『ボトッ、ボトボトボト――――』
大鹿の身体が形を失い、肉片をばら撒きながら崩れ始める。
しかし、力を失い発散してしまうという様子ではない。
__ ,___
,_, - 、 _, _, _, r‐-= r 、 、 rv-- 、_ rv 、 _ , ┴‐v ___´`ヽ
_r ゞ ω 〉,r 、-、-、 ノ r 、- ヽ_r'´_._,_ _ r'゚´`´ `´ヽ r‐vo: ̄}--〈 _rvri': : : : :0: __ノ `ヽ
{ ゝ゚__r´ ,_ _, ,_, _゙} }_ `i ゚:{´: : : :o : ,-f_,ノ-vーr--' ‐‐ッゞ: : : ノ、: ノ r'´: :oヽゞ: : : : r(
〈 |_| <´ {'o: : : :o _:_>/ `゙ゝ:_:_:_:_:_r' ゝ‐-i0 : : : 0r'´ヽ ¨`ヽ ヽ ーァ- ゞ'` ̄ ヾヽ
. ( ,i¨ !、: : : : :ノ. ヽ{ / / !、: : : :ノ !、 } 〈 / {. }: }
`ij´/  ̄ ̄ ).、┬、 , ( /{ `¨¨´ _}、 〉 } { 〈, |: |
{_ } |_| 〈 /: :} ) | ノ |」゙´ .〈 _ ノ |: |
{_{、 〈‐' ー{ {__〈 {_|`´|_| `i」¨´〈 |_」
ゝ _ _ ノ .ヘ ( _r'´ (
|: |` 彡ー' ィi: | |: |´¨´` |`iー、 , .、_ノ:│ ゝ _ __
|: | |: | |:_| `゙|: | `¨ `´ |: | |: :|´ ` ´`´ |: :|
`´ `´ `´ `´ |:_:| |:_:|
『『『ベエ゛エ゛ェェ――――ッ!』』』
なんと地面に落ちた肉片が、牛ほどの大きさのある醜悪な四足獣へと変じているではないか!
恐るべきは混沌の生命力――獣たちは産声を上げながら、周囲の人間を襲おうと動き出す。
>サクラ&フィン
戦場を離れ、都の方へと駆け出していた見回り隊。
そこに、近くの村で施療を行っていたサクラが駆けてきて合流する。
41
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/21(金) 23:34:56
「フィンさん」
無事か。
生きているのならほぼ無事と考えていいだろう?
「とりあえず現状の報告を」
なにがどうしてこうなったのだろうか。
42
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/21(金) 23:43:08
「ゲェッ、領主殿ォ!?」
なんでここにいるかなぁこの人はさァ!
「えー、混沌にあてられた猪の群れってのは退治したんですがねェ」
「その後やたらゴッツイ鹿が出てきまして……」
「……そしたらついでにオルガノンまで出てきましてねェ」
「鹿とオルガノンは交戦を開始」
「こりゃあたまらんってんで殿を婆さんに任せて撤退中、ってとこでさ」
つまりまぁ、緊急事態ってこったな!
「しかしありゃあ……」
戦場の方を見やる。
……デカブツはやったっぽいが……
「…………どーもキナくせェ」
「ささっ、領主殿!」
「どうせ婆さんもさっさと逃げてくるでしょうし、変に首突っ込まねェで逃げますよ!」
この事態に、領主殿を投入するわけにもいくまい。
実際頼みましたぜ、婆さん?
43
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/22(土) 22:53:50
「ちいっ!?この混沌、アタシと『同類』か!」
「動物じゃない、むしろ植物の特性を持ったタイプの混沌だね!?」
肉片が変形するとなると急所の位置もアテにならない・・・手足を狙い機動力を奪う事に集中しながらじりじりと撤退していこう。
「ちょいとアンタたちぃ!何が目的かは知らないけど一緒に退くよ!」
「おそらくこの混沌、再生能力も持っている!アタシ達の部隊と一緒に火力を集中させて一息に殲滅させた方がいい筈だ!」
あと騎士とか空飛ぶへんなのにも声をかけよう。流石に混沌を狙ってるのは分かるからな。
44
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/22(土) 23:07:31
「了解。後退支援に移る。」
「貴軍は速やかに後退されたし。」
上空から森の中にあえて入り、機関砲で混沌の群れを牽制する。
流石にこの状況で爆撃すると友軍を巻き込みかねないからな。
いかんせん数が多いため、さすがに大した打撃は与えられないが……最前列の足さえ止めてしまえば、向こうの足は自然と鈍る。
兵士が下がるのを待って、こちらも適宜牽制しつつ下がるとしよう。
45
:
GM
:2017/04/23(日) 22:39:51
『――――ガガガガガガガ!』
『ベエエェ!』『ベエェ!』
青年騎士:
「わかった、一旦仕切り直しを……くっ!」
掃射を受けて小型の獣たちが倒されてゆくが、敵の数は膨大。
抑え込みきれなかった獣の何割かが、北の方角へと抜けてゆく。
青年騎士も離脱にてこずっている様子だ。
フィン&マーガレットの部下:
「た、隊長。逃げるのには大賛成ですが、ありゃあヤバそうですぜ……」
「ママ、大変だ!森番たちが逃げ遅れている!」
その進路の先には、逃げ遅れていた森番の一族たちの姿……そのまた先には、森番たちの集落が存在している!
森番:
「こ、こっちに向かってくる!」
46
:
GM
:2017/04/23(日) 22:43:00
─ 戦闘処理に移行 ─
この戦闘は「部隊を用いない戦闘」です。
各自【行動値の宣言】ののちに、【セットアッププロセス】を行ってください。
●シーン3/戦闘配置図
A B C D E F G
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│1
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│桜舞│見廻│森番│__│2
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│3
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│疫獣│__│__│__│4
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│疫獣│疫獣│疫獣│__│__│5
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│6
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│爆撃│__│狩婆│__│__│7
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
桜舞:サクラ
見廻:フィン
狩婆:マーガレット
爆撃:エリカ
疫獣:増殖する疫獣(D-4、下段左→中央→右の順にA・B・C・D)
森番:森番の一族(データは「ルルブⅠの山賊相当/行動値4/移動力1/特技ナシ」として扱う)
47
:
GM
:2017/04/23(日) 22:44:19
┏────────────┓
エネミー@増殖する疫獣
┗────────────┛
種別:混沌/魔獣(モブ) 出身世界:アトラタン+?
レベル:3
HP:40 MP:30 行動値:10 移動力:3
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
___, -=、 ,....、
__, -=='´ ヽ _
,' ,、 .ヽ
," .l ヽ .ヘ
./ ,. ( ` , .ヽ. _
ゝ / __(_ ノ.l、__, / l
( l'´ .,' l ,l:::::::`゙゙゙´`--、 __ノ
ヽ _, ---、, -、..` ===-':::(__)::::::::::::::::::: ̄ヽ.ノ、 <ベェ
, ´ `-- ヘ:::::::::::::::::::::::::(__)::::::l)= l
_ ,../ ` 、:::::::::::::::::::::::::ノニノ
l、 ヽ' , ', `゙` ---- '" `.、
,、ゝ( '" ./ .l
l_,Y ノ:`'`- '` - '`=='、_.lヽ__ノ.、 .)
. ヽゝイ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l'" ./ヘ.l ___ )
`ヘ:::(__)::::::::::::::::::::::::::::.l_ノ .l---'  ̄ ̄  ̄ ̄
.` .、:::::::::::::::::(__) _.ノ` - '´
`` ‐--‐ ゙ ´
┣━━━━┳────┬─────┬────┬─────┳━━━━━━━━━━━━┛
┃ 防御力 ┃武器:? 炎熱:? 衝撃:? 体内:? (合計:15)
┗━━━━┻────┴─────┴────┴─────┛
リアクション:12
┏───────────────────────────┓
〇特技
《穢れた角撃》:メジャー。射程0の単体に白兵攻撃。
命中判定3D+8。〈武器〉3D+12のダメージと毒5を与える。
《??》:??
┣───────────────────────────┛
解説:大鹿の肉片から発生した醜悪な獣。うっすらと瘴気を纏っている。
48
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/23(日) 23:21:12
「……どうやら、逃げるどころやないみたいやね」
/// | .--+-|////////|/////|
|//. | | |////////|/////|
|/|-+ ,ァ=、|///////.|/////|
|/| .|ァ=、 ヒソ |///////|.l////|
|/∧ヒソ .| .|//////.|ノ////|
|// | ´ | .|//////.|/////|
|///| | .|//////.|/////|
.|//∧ _ _ | |///// |/////.|
|/// \ | |///// |///// |
|//////`.-___|/ .|/////|\////.|
|/////// |//∧ .|//// | \//∧
|/////./ |/ / /|//// |/ `ー―
|/////// / / |////|
「なんやあれ」
なんだあの怪物たちは。
ベェベェと。ベェベェとなんだ。
「ちょっと」
「ちょっとだけぇ……かわええなぁ」
だが敵である以上倒すしかない。
【行動値】は10。
そして武器の印を使用。(MP40-4=36)
黒影の薄刃の攻撃力を+2する
49
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/23(日) 23:39:25
___,,___
_ -≦/////////≧t、
.r"//////////////////≧t、
,_ |//////////////////_////!
/:::::≧t-..、 /≧、////////ニ=-‐≦三三三f!
,':::::::::::::::::;:::-'"\ニ≧-≦三三三ニ=----‐‐‐t_ 斗 -‐=≦!
|::::::::::::/ `=三ニ=‐''" ̄ .t≦::::::::::::::::::::::::::i
!:::::::,:' / ! | 、 ヾ:::::::::::::::::::::::::::;'
|::::/ ," / | .ハ ., .', .ヾ:::::::::::::::::::::/
.V / | ,'. .| , i .! .;i ,'.! ヘ:::::::::::::::::/
.| ‐‐/‐t,'- .、|_.,'! i_ ,!,' t ‐ ,'‐!‐- ヘ:::::::::::;:'
| ,' _ i i; i 'i ' ! .,' i._, ヘ::::;::i
| i .i ホft.、 ! ', ; ,斗tホキ" i '," .!
.! ハ i モ::i::テ ', ,' ヽモ::i::テ ,' .,' , i ..! ―――私が言えた事ではないかもしれんが、
.| ./ .i ! 弋ツ _ '_' . 弋ツ '.! ./ !', i .i 物理法則もあったものではないな。
i/ .'|. --‐ '´ `' ‐- i ./ i ; !
これはもう後ろから追撃してどうにか捌くほかあるまい。
数が数なので一騎でどうこうとは行かないが……
【行動値】10、セットアップの宣言は特になし。
50
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/25(火) 22:32:16
,イ
ト, イ《 } /
ヾ ,!i》 ,イ 、 /レイ/ ノ
,ィ _,ィ圭∨f /} /////_,. -=彡'′
ヾ圭圭圭i;i;iLi、 、 // ///////> '"
.ヤ圭;i;i;i;i;i;i;「 i∨/レ//////
ヤ;:;:.:;:;:;:;:;f ヽ、}'////////
i:.:.: :.:.:.:./ , ヤi///////リ _,. -‐彡'
`: .、 !: : : : : ! {i ヤ/////////// _,.ィ/ ,
: : : :.\. λ: : : : i / ヾ; }/////////≦彡 '" イ;}
_ヾ: : . : \ 佳!: : : : ヽ {i、 ノ;レ/////////// / ヾ,ィ '′
_: : : 、: : . .、》: : : : : :ヽ ヾ7//////////// ,.イ' ,ィ べ;、
 ̄`ヾメ: : : : :i: : :_;≧イ/イⅥマ////≦=彡' イミLィ;/´
`¨¨ ヽ、:i: : : : ://'o::::oハ/ゝ二 ̄ /圭圭、
` ー 、/ヤヘ:::::ノハリヽ ム圭圭<_,.ト,
ヽ:ヘ. . . .リ . . ._', _,.ノ:;:;:圭圭^′
八: ヽ._. ィ:´: : ハ. /:イ:.:./:.:.圭斗
ハ 7=、:_:_;.、: :i :', /: : : /: : :圭{
,`´ 、 イ ,イ ' λヾィ、:,.マ '; i: : ヽ' : :/: /⌒'′
∠/ ト, 'イハ !′ /: :i: : ;: : :‘,!: : : : : : : :/
_ _ソ 、 ソ ' /: :i: i: : :; : : :',.!: : : : : :/
ヾ! ハ ヾ> ; /: : :!: : : : 、 : : !|: : :_;ノ ト、
__ レ;ヽ、,イ i! , /: : : :i! : : : :ヽ : !i,:イ ハ ヾ!
ヾ> 冫ヤヽ、リ _,.ィハ: : : :il: : : : : ヽ ! {. ヽ__ ソィア ,
<ト/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:;ヽ: :.ili; i : : : : ヾ !仆=´ /;i;ー必ィ ハ
ト, 、;.ヘ:.ヽ:.:.:;:;.:.:.i:.:.:.i :;:Y:.ilili;!: : 、: : : ヾ¨`_ ノ: :ィ/'^ ソ
ソ ヾ! `,、ヤ;:;.:.:.:!:.:.;i. . . ハ:i:ililili;: : : : 、: : : : i :_: : ィア,
|;:ミミ;ーヾ;、,'. . .,'^ヤ;ililili; : :/ヽr‐ べ:/ ヾオ
,ィ ハ' /. . ./ マヤ;iliべ:厶、;: .∨
ヾ! ソ/. . ,.' ト、 У´ ´ .ヘ. . ',
/. . / 、マi、 ハ . i
,'. . / `´ ; ',. i
,!. .,′ } .Y
,′{ /. . .}
込rzУ `^'゙~
「来たね…一気に叩き潰すよ、この類は少しでも残せばいくらでも再生しかねないからねえ!!」
【行動値】9、
セットアップで《真紅の魔弓》を宣言してコンボジットボウの攻撃力に+1D。
MP39→34に。
51
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/26(水) 22:27:29
-‐''" ̄``'"´ ̄ ̄-、
//////////////////>、
,イ/////////////////////ハ``
/'///////////////////////ハ
////////////////////////ハゝ
. //////////////////∨'//////,!
!l///////,ィ///ィ'/// ∨//////l
l'/,V///‐//、////-―‐∨!∨///!
小{:∨´、___, /'/ 、___, ` V/|リ
. jハ':、 '" ,:; }ハl
' ゝ , /,ィ! ' 「帰りたい」
V,ヘ ` ´ .イ,ソ′
' l.\. ` ´ ./ !'"
__ ,ィノ 、 . イ 、 r―-、_
_ '" > .{i ヽ / /l l l `ヽ、
_.-<. (⌒、ヽil _> 、 ' _,. / ノ } .i. ヽ\
. ,イ二二>、. ヽゝ( ー' ` ー-一'" / ' l } ', ト 、
. /ニニニニニ>、 `ー―''''"ヽ ハ f",.' / .,! ! , !二ヽ
. ,ニニニニニニニニ>、 `'" V , ' / / ! j }ニニヽ
こういうの僕らの仕事じゃないんすけど……
でもやるしかないんだよね……弓構えるよ……
あ、セットアップ宣言無し。行動値は【8】ね!
52
:
GM
:2017/04/26(水) 22:42:56
●行動順
1.サクラ、エリカ【行動値10】
2.増殖する疫獣【行動値10(PC優位)】
3.マーガレット【行動値9】
4.フィン【行動値8】
5.森番:森番の一族【行動値1】
サクラorエリカの手番からバトルスタート!
53
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/26(水) 23:51:28
/´ ̄`\
r〈\__/〉、 ,,
,, | :. ⊂^⊃ / | ,ッ*"^*
゙*^゙*,, /| \U/ !`,ッ*"^.;.;゙*
゙*^";.;.;^゙*,, \_ _/ "^゙*,.;.;.;.゙*
゙*^";.;.;.;.^゙*゚'  ̄ ゙*,.:゙*
゙*^";,*" } ゙*'゚、
〈゙/" / } | \〉
′′\ /! / /\ / |
│.! ∧/レ、|/|/)/ \ | / |
|/| /ーr‐r‐.:rぇ、i⌒i ,ィ r‐.:rァ|∧ ′
| V ,A`‘ ‐′__|:i:i:i|__ ‘ー '/´ヽ!/
| \iー、  ̄ |:i:i:i| ̄ /:i:i:/リ ―――攻撃開始。
\{\〈\ :|:i:i:i| ./:i:i:/__
` > |:i:i:i| </:i:i:/⌒ /⌒〉ヽ
-───〈 : : /:ー': ̄´ヽ〈__/:i:i:/ : :}
/ { | : : !:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i、_:i:/ : : : :.}
__/ { |_/!:i:─‐-、:i:i:i:i:i:i:〈____.′
{  ̄ ̄} r──/:i:i:i:i:i:i:i:i:i\:i:i:i:i:(:i:i:i:i:i:i:i:ii〕
/_ -‐: : } iO /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iヽi:i:i:/ ̄/ ̄
/ .:/ 〔:i:i:i:i:i::i:_/_ ̄`\__:/.:./}
〈 ,{ /  ̄ ̄ . `\_/ ̄: : /
/ ` / {: . . |. .O. . . : : : : : : :O: : : : : : : :/ \
〔 _/⌒\/ : : : i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/ \
{ ̄ 、_\ \: ヽ:O: : : : : : : : :O.: : : : : :/\ \
\ . . . > __ 〔` ̄´: : : :` ̄ ̄ ̄`: : :´〕' \ \
\: : : : . ┌〈 \′O O . . . :〈 丶 〉
\: : : : : : :<\)\〕 : : : : :〉 \ /
丶: : : : :く\〉/ O 0 : : : : : ヽ //
_ム_〉 : : : : : : : :. / /
/ /=== === : : :} |/
/ / : : : : : : : : : } |
疫獣の後方から追い付き、手始めに森番に近い位置の疫獣目がけて爆弾を投下する。
何はともあれ、まずは順当に爆撃していくとしよう。
マイナーアクションで《操騎の巧み》《異界の戦技》を使用し、E-5に移動。(MP27/36)
メジャーアクションで《我が姿は敵を討つ》を宣言し、爆弾で同一Sqの疫獣を攻撃だ。(MP22/36)
diceBot : (3D6+7) → 13[5,6,2]+7 → 20
疫獣のリアクション値は12なので命中。ダメージは〈炎熱〉属性6d+21だ。
diceBot : (6D6+21) → 20[2,3,4,3,2,6]+21 → 41
うーむ、敵の炎熱防御次第では微妙に残るか。
54
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/27(木) 00:01:18
//////////,.イ// }///リ ∨//ハl
///////,.ィ,,_//__,../'//_,..-‐.!//ハ!
//////_,,,,..l/ ̄´///‐-、 /// }
'//// '".vソ ` /' '.vソ ,. j'l/
'//'  ̄´ ', ̄ ' ′
/! , ' 「――――砲撃!砲撃だな!?」
ハ ::::/ .'
ヾト、 ,-――- -ァ /
\. ヽ ̄ ̄Τ;::' _ _
. 、 ー__'/ ,.' `) `)
‐- 、. 丶. , --‐''´-‐''´
そこに《アローエクステンション》!(MP54→48)
4q以内の射撃攻撃のダメージに+2d6して<衝撃>属性追加だ!
2d6 アローエクステンション
diceBot : (2D6) → 4[2,2] → 4
…………ダメージは+4だったがね!
爆風爆撃弾道軌道、演算演算演算演算!
爆撃の重力加速度に干渉し、より凶悪な速度で怪物に叩きつける!
これが静動魔法――――山吹の学派の業だ!
ちょいと演算で疲れるのがネックですがね!
55
:
GM
:2017/04/27(木) 00:15:10
| / | / ,
,\__ノし// \__ノし// 、
/ ..)/⌒ヽ(_ __)/⌒ヽ(_ ',
 ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
´ /⌒|「⌒\ /⌒|「⌒\
| / , |
\__ノし//´
| / ,, )/⌒ヽ(_
\__ノし// ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
)/⌒ヽ(_ /⌒|「⌒\
_ ,ィ  ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄ー::ー:ヾ、
、.,_--'⌒⌒ヾ{::} ´ /⌒|「⌒\ヽ}:0::::::::0:))
_ /Vノノー::ー':::`ヽv}\}:O:::::::O:::}') ヽ⌒ ー'´く
/:::::::\}Y::○::::::::::○::}) ヽ::::::: -'⌒ヽ \
\/⌒ヽ\:::::::::::::::::ノ }、 ⌒´ ヽ ヽ
{ `⌒⌒⌒ `ヽ ヽ }
ゝ `ヽ }
Y ヽ
ゝ
な 、なんだってーーー
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
【 増殖する疫獣@炎熱防御:3/衝撃防御6 】
【 HP40(炎熱防御3)-45 → HP-2……増殖する疫獣D・撃破! 】
異界の兵器が生み出す熱量と、静動魔法によって精密誘導された衝撃!
破壊の嵐は範囲内の獣たちを跡形もなく打ち砕いた!
56
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/27(木) 00:33:09
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
i:::::::::::::::::::::::::::::::::l"'l'""""""""'''''l''ヽ:::::ハ
!::::::::::::::::::::::::::::::::l l i l:::::::l
.!::::::::::::::::l::::::::::::::lーl---― ´ ヽ i !::::::l
l::::::; ^ヽ::l:::::::::::::レ,示ミ;、 `lー-l:::::::!
l::V >、 l:::::::::::::l.にj rl小. ィオi ,':::::::!
l::::! l ヽl::::::::::::l ヾ乙ノ ハ;リ .,'::::::::l
l:::::ヽ `ー l:::::::::::l ,,/ └' i ,'::::::::::l
!:::::::::>::オ::::::::! / , i,'::::::::::::!
!::::::::::::::::::::|:::::::K / ̄ マァ ,..イ::::::::::::l
.l::::::::::::::::::::l !:::::| \ `ー ´, ....´:::::::::::::::::l
l:::::::::::::::::::::!.l:::::l `i ー-‐ ´::::::::::;::::::::::::::::l
l::::::::::::,r _^7 l:::::! !::::::::::::::::::::::,i::::::::::::::::l
!::::::/ ∨ !::::l l ヽ::::::::::::::/ !:::::::::::::::!
l::/\ \ !:::l !ヽ \::::/ l:::::::::::::::!
「なんやあれぇ」
「あ、フィンさんもお手伝いしはったん? おおきになぁ。この調子でがんばろなぁ」
マイナーアクションで移動。場所はD-4
メジャーアクションで疫獣相手に疾風剣の印を使用(36-5=31)。
diceBot : (3D6+6) → 8[2,1,5]+6 → 14
リアクション値12 なので発動。
命中判定(疾風剣の印で+4)
diceBot : (3D6+10) → 15[5,6,4]+10 → 25
リアクション値12 なので命中。
威力(3D6+6 +4D)
diceBot : (7D6+6) → 21[1,5,5,1,3,3,3]+6 → 27
「かいらしい見た目をえいっ」
57
:
GM
:2017/04/27(木) 00:43:43
\\
. \\
,. \\从/
. そ て
ゝ, そ ,..--、
"`/'^r \ , こ、,,、.., >ァ、
. \\(Y::::::::::Oト、ノY ヽ_ \__人_人从_人_人从/
. \\;;;r‐弋'ノ'⌒ヾノ _) (__
\\ 'ヽ ) ベェ・・・・・・!! (
`Y \\キンッ }  ̄ ̄) ( ̄ ̄
, -''ー \\ ) /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
,..::{ ..\\ )
`¨¨\、 \\从/
,.>ーァ_そ て
/ _,.ノ(::/ゝ, そ
(_、.ノ "`/'^r .\
\\
-=三三三三三=- \\
\\
\\
【 増殖する疫獣@武器防御:6 】
【 HP40(武器防御:6)-27 →増殖する疫獣B・残りHP19 】
聖印の力で加速した刃が、疫獣の身体を鋭く切り裂く。
一瞬で消滅させるには至らないが、かなりのダメージだ。
58
:
GM
:2017/04/27(木) 00:47:03
訂正・ダメージを受けたのは「増殖する疫獣A」
59
:
GM
:2017/04/27(木) 00:56:44
●シーン3/戦闘配置図
A B C D E F G
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│1
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│見廻│森番│__│2
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│3
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│桜疫│__│__│__│4
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│爆疫│__│__│5
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│6
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│狩婆│__│__│7
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
桜疫:サクラ、増殖する疫獣A(残りHP19)、増殖する疫獣B
爆疫:エリカ、増殖する疫獣C
見廻:フィン
狩婆:マーガレット
森番:森番の一族
三三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===========───────
,r= 、 __ ,r= 、 __ ,r= 、 __
{三=0っヒア,x、 {三=0っヒア,x、 {三=0っヒア,x、
r┐ >三>' ̄/,.=、`、 r┐ >三>' ̄/,.=、`、 r┐ >三>' ̄/,.=、`、
|;;;| 7 ,ミ゙;;;∧_ ゝ' |;;;| 7 ,ミ゙;;;∧_ ゝ' |;;;| 7 ,ミ゙;;;∧_ ゝ'
∨ゞ;〉、_,ミ三三} } ∨ゞ;〉、_,ミ三三} } ∨ゞ;〉、_,ミ三三} } < ズドドドドドド
`¨「三三>;;;{¨ `¨「三三>;;;{¨ `¨「三三>;;;{¨
∨_」 ヾ∧ ∨_」 ヾ∧ ∨_」 ヾ∧
\、 \、 \、
\ヽ \ヽ \ヽ
───────===========ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三三
『『『――――ベエエエエェェ!』』』
ここからは混沌達の攻撃の番……増殖する疫獣達がまとめて行動だ!
A・Bがサクラに、Cがエリカ目がけて突進を仕掛けてくる。
マイナーでそれぞれの座標に移動し―――
60
:
GM
:2017/04/27(木) 01:01:28
メジャーで《穢れた角撃》を使用。
瘴気を纏った角先が迫る―――
ななしさん:3D+8 角撃A
diceBot : (3D6+8) → 8[4,3,1]+8 → 16
ななしさん:3D+8 角撃B
diceBot : (3D6+8) → 10[6,3,1]+8 → 18
ななしさん:3D+8 角撃C
diceBot : (3D6+8) → 13[3,5,5]+8 → 21
サクラはA・Bの攻撃を、エリカはCの攻撃を回避せよ。
61
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/27(木) 01:06:32
(あの軽装で先陣を切るか。勇猛か、或いは無謀か―――っと。)
〈回避〉はLv3なので、3d+7だな。
diceBot : (3D6+7) → 11[6,1,4]+7 → 18
そもそも基準値で負けてるし、当たる時は当たる。ダメージをくれたまえ
62
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/27(木) 01:07:35
「これは……」
なんだか挙動がおかしくないだろうか。
凄くこれ、すごい。
「かいらしい……」
そういう問題ではない。とにかく回避だ回避。
角撃A 16
diceBot : (3D6+6) → 15[4,5,6]+6 → 21
角撃B 18
diceBot : (3D6+6) → 10[3,3,4]+6 → 16
Bだけ食らってしまうね。
63
:
GM
:2017/04/27(木) 01:14:55
'i、
lヽ
l .ヽ
゙l、 ヽ, 'i、
l ヽ .l!、
'l,i、 . l ヽ lヽ
l \ .l, .ヽ .l l
ヽ \ l .ヽ .l .ヽ
ヽ \ . l. .ヽ.l ..l
ヽ \ l l.l .l, |i
_、 ヽ \ .l .゙′ . l .||.
\゙''ー 、、 .ヽ ゙' l l .!.l 『 ド ゴォン! 』
\ `゙''ー ,,、 .ヽ l .| .l
\. .`''ー ヽ l ! !
┬- ..,,,,_. \ l} l
\ "'''- ._\ !
゙゙'`-¬┴ l
─=二″ _,,,,,, l
'''"'"゙´.i;;彡_ -―''フ″ . _,,,.. -ヮ‐ _,,, ー''″
rニ-―'''''"´ ii彡-‐''"゛
ななしさん:3D+12 エリカダメージ
diceBot : (3D6+12) → 10[3,2,5]+12 → 22
ななしさん:3D+12 サクラダメージ
diceBot : (3D6+12) → 13[5,3,5]+12 → 25
愛らしい見た目とはいえ、その突撃は綿菓子のようにフワフワと甘いものではない。
強烈な打撃と共に、のどを焼く瘴気がまとわりつく―――
サクラに25点、エリカに22点の〈武器〉属性ダメージ!加えてBS毒5をプレゼント!
64
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/27(木) 01:23:40
そこに《キネティックバリア》二連!(MP48→40)
それぞれの<体内>属性以外の防御力を底上げする障壁だ!
死魚:2d+4 エリカ軽減
diceBot : (2D6+4) → 9[4,5]+4 → 13
死魚:2d+4 サクラ軽減
diceBot : (2D6+4) → 4[1,3]+4 → 8
それぞれ13点、8点軽減ですなぁ。
「ちょいちょい、気を付けてくださいよォ君主殿ォ!」
「それとそこの投影体のお嬢ちゃんもね!ほんとに!」
65
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/27(木) 01:28:50
「すいません」
「世話んなりますぅ」
武器防御3と《キネティックバリア》でさらに8
合わせて11減点しまして
25-11=14
47-14=33
HP残り33です
66
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/27(木) 01:32:12
「援護に感謝する。そちらの君主は大事ないだろうか。」
装甲を斜めにして、突撃を受け流す。
魔法で衝撃が軽減された事もあって、ほぼ完全に攻撃を無力化する事に成功した。
具体的には私の〈武器〉防御力は11だ。11+13=24≧22で、ダメージは0だな。
67
:
GM
:2017/04/27(木) 02:14:01
__
_ ___,. イ´: : : : : i`ヽ
i_ `´ /: : : : : : :ゞイ`ヽ:', {
. ∠, ヽィ}:/|: : : : : : : u: : : :} }
{ __) ノ-}: : : : : : : : : : : : : : , { <・・・・・・
/´ゝ __)ノ´`i : u: : : : : : : : :/‐ 、 {
. / ゝ‐ 、: : __: : : :/ } }
,ゝ (, i´ `´ '` <
. { ゝ ヽ_
〉. ┌ 、 マ:`ヽ、 `ー 、
ゝ、 マ: ゝ、 マ : : \ }
/´ゝ マ: : :ヽ \: : : \ ゝ、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄マ: : :ム ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \: : : } ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\: : : ヽ  ̄
` ̄´
不可視の力場によって、突進の勢いを大きく削がれてしまった……硬い。
ともあれ獣たちの攻撃はいったんストップ。
次はマーガレットの手番だ。
●行動順
1.サクラ、エリカ【行動値10】(行動済み)
2.増殖する疫獣A・B・C【行動値10】(行動済み)
3.マーガレット【行動値9】←今ココ★
4.フィン【行動値8】
5.森番:森番の一族【行動値1】
68
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/04/28(金) 00:20:14
よし、じゃあ
マイナーで【神速照準】MP34→29
メジャーで【双影の告死鳥】MP29→21
疫獣AとCを狙うぜ!
A:(4D6+4) → 9[1,4,1,3]+4 → 13!
C:(4D6+4) → 13[3,2,2,6]+4 → 17!
両方命中!
ダメージは2d+4の基本血に神速照準で感覚分の+7、真紅の魔弓で+1dされて3d+11!
「ええい、力入れて弾くと明日が筋肉痛なんだけどねえ!!」
A:(3D6+11) → 10[5,3,2]+11 → 21
C:(3D6+11) → 4[1,1,2]+11 → 15
Aに21、Cに15の武器属性ダメージだオラァ!!
69
:
GM
:2017/04/28(金) 00:32:15
| / | / ,
,\__ノし// \__ノし// 、
/ ..)/⌒ヽ(_ __)/⌒ヽ(_ ',
 ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
´ /⌒|「⌒\ /⌒|「⌒\
_/´ | / , |
, '´ \__ノし//´
,. -| / ,, )/⌒ヽ(_
\__ノし// ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
/ )/⌒ヽ(_ /⌒|「⌒\
,' ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄ヽノ,.ィ
{ ´ /⌒|「⌒\ く:ノ < ・・・・・・・!
} {:ヽ ,、_,.:#:ー'∧
{ ミ ,r'{ ノY: : : : : : :0: }ン
ゝ {'´>fゝ}:○: : : : : :ノ}
`\ ゝ.,_>''ヽ:._:_:_:,. イ /
` ー=_ _,.<:)
乂:}`ー''¨
【 増殖する疫獣A@HP19(武器防御:6)-21 →増殖する疫獣A・残りHP4 】
【 増殖する疫獣C@HP40(武器防御:6)-15 →増殖する疫獣C・残りHP31 】
『――ヒュドドドッ!』
目にも止まらぬ早業で放たれた矢が、正確に獲物を捕らえる。
だが致命傷には至らず。物理攻撃にはそこそこ体勢がある様子で、なんとか生き残ったぞ。
70
:
GM
:2017/04/28(金) 00:46:09
●クリンナッププロセス
A B C D E F G
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│1
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│見廻│__│__│2
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│3
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│桜疫│__│__│__│4
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│爆疫│__│__│5
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│6
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│狩婆│__│__│7
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
桜疫:サクラ、増殖する疫獣A(残りHP4)、増殖する疫獣B
爆疫:エリカ、増殖する疫獣C(残りHP31)
見廻:フィン
狩婆:マーガレット
森番:森番の一族(※戦場から離脱)
「ほら、お前らがここにいるとオレらも逃げられないだろォー!」「す、すいやせん……」
周囲ではフィン・マーガレットの部下が、疫獣を追い払いつつも森番たちを安全圏へと避難させてゆくとこだ。
森番たちは全力移動で『戦場から離脱』――――これで全員行動終了。
これで手番が一周し、『クリンナッププロセス』→『セットアッププロセス』に移行……疫獣たちは特に宣言はナシ。
各自、クリンナッププ→セットアップを終了したら、
2ターン目――――フィンに手番が返される。
71
:
GM
:2017/04/28(金) 00:47:15
フィンじゃねぇ!行動値10のサクラ・エリカに手番を返すぞ
72
:
GM
:2017/04/28(金) 00:50:20
そもそもフィンの手番がまだだったよ!
座標は
>>59
の通りに戻ります(担当GMは全身をケジメしました)
73
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/28(金) 01:07:17
「残党処理ならお任せあれ、っと!」
そんじゃま……素射撃で疫獣Aを攻撃しましょうかね。
弓に矢を番え、ただ純粋な弓術で獣に矢を放つ。
マイナー:E-3に移動
メジャー:疫獣Aに射撃攻撃
3d+5 素射撃
diceBot : (3D6+5) → 14[4,4,6]+5 → 19
命中!アローエクステンションもいらんわな。
3d+6
diceBot : (3D6+6) → 9[2,4,3]+6 → 15
ほい、<武器>属性15ダメージだ。
74
:
GM
:2017/04/28(金) 01:28:01
,イ,イ
,.イ ., =7レ'レ'
| |//
| / , =7
| |//
|_,/ ,イ二.7
._/ム_.
━━──-____ '──‐'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━―==ニニ____ ,イ,イ
ヽ=.--7/レ'レ'  ̄ ̄ ――--- __
// ________ 二ニ = ― ‐
__ ---―――━━━==___// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ=.-- ' ,イ,イ ,イ
レレ //
/'
【 増殖する疫獣A@HP4(武器防御:6)-15 →増殖する疫獣A・残りHP-5・・・・・・撃破! 】
矢ダルマになって弱っているところにトドメの一矢が入る!
また一頭、疫獣が倒され混沌へと還元された――――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━──── ─ ─ - -
●クリンナッププロセス
A B C D E F G
┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│__│__│__│__│__│__│__│1
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│2
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│見廻│__│__│3
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│桜疫│__│__│__│4
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│爆疫│__│__│5
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│6
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│狩婆│__│__│7
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
桜疫:サクラ、増殖する疫獣B
爆疫:エリカ、増殖する疫獣C(残りHP31)
見廻:フィン
狩婆:マーガレット
森番:森番の一族(※戦場から離脱)
今度こそ1ターン目終了。
行動値10のサクラ・エリカに手番が戻ります。
75
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/04/28(金) 01:49:30
「―――では、死ぬがいい。」
無慈悲な爆弾が、ラッパの音と共に落ちてくる。
人間規模に縮小されたとはいえ、その威力が剣呑である事に変わりはない。
マイナーアクションで《異界の戦技》を使用。(MP18/36)
メジャーアクションで《我が姿は敵を討つ》を宣言し、爆弾で同一Sqの疫獣Cを攻撃。(MP13/36)
爆弾は1シーンに2回までしか使えないが、まあ関係ないな。
diceBot : (3D6+7) → 10[3,6,1]+7 → 17
疫獣のリアクション値は12なので命中。ダメージは〈炎熱〉属性6d+21。
diceBot : (6D6+21) → 27[1,6,3,6,6,5]+21 → 48
そちらの〈炎熱〉防御は3だったかな。45点通して蒸発してもらおうか。
76
:
GM
:2017/04/28(金) 01:57:10
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
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 ̄ ̄"..i| .|i
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【 増殖する疫獣C → ・・・・・・撃破! 】
また混沌の群れが一つ、塵も残さず蒸発した。
77
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/28(金) 02:17:05
「あぁ痛……」
傷や病は癒すもの。幼いころにそう学んだ。
イニチアチブプロセスにて治癒の印を使用(31-3=28)
diceBot : (1D6+5) → 5[5]+5 → 10
10回復して43に。
同座標上の敵に狙いを済ませる。
マイナーアクションで急所狙いを使用。
急所攻撃を宣言。
黒影の薄刃の効果で命中+2 対象のガード値を-5
メジャーアクションで疾風剣の印使用(28-5=23)
軽武器で判定。
diceBot : (3D6+6) → 11[6,2,3]+6 → 17
敵のリアクション値12を超えたので成功。
命中判定+4、ダメージ+4D
命中判定
diceBot : (3D6+12) → 14[5,5,4]+12 → 26
敵のリアクション値12を超えたので命中。
威力判定
diceBot : (7D6+6) → 32[6,4,5,2,6,4,5]+6 → 38
38点の武器ダメージを喰らえ。
「あんさんの急所は……とりあえず、首かなぁ?」
刃を首に滑り込ませる。
78
:
GM
:2017/04/28(金) 22:38:38
:,: :(::)
/⌒''⌒) :,,゜ ' ,,,,,,,
(:::::::::::::::!' (::::::)
ヽ::::::::';''' ''`` 。
τ'::/ .;:
)/
。 ' 、 ;: 。
`'''`~''・ ' `
f''`⌒( ,,,, !:(',,,,、 ::,,,,,、...
,!,,,、( /::τ ノ:::::::::::::::::) 。 !::::::::::`! 、
:.、 !:::( ノ::`! o (::::::::::::::::::τ (:::,,;,;,、; 。
゜ (/ ⌒・ . ・、;::::::::::::;;.;`` ''
,,、.. // ノ' //'''`'`'` ` ..,,.. _,,,.、 ・ ,, ...:・..
π /;::::::::(,.,.(;;;::::( ,,., ・っ ;,;;( ):::::;. c::── '`'''::::::::::;''
):::::::::::::::::::::::::::/ '''''` ` '` ⌒ ` !.:::τ'' ``
τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ :'`'``:!
(::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`' 、,:'::::::`:::,,,, !:::::ノ ・
:::':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`'''''''
【 増殖する疫獣B@HP40(武器防御:6-5)-38 → 残りHP3 】
『ベエエエェッ……!』
闇色をした薄刃が揺らぎ、敵の急所へと滑りこむ。
短刀は毛皮の守りをすり抜けて、獣の首に深々と突き立った!
むぅっ、このままでは体が崩壊してしまう。
疫獣は自身の肉体を修復、マイナーアクションでBS出血を解除。
メジャーで《穢れた角撃》、サクラに白兵攻撃を仕掛ける。
ななしさん:3d+8 角撃
diceBot : (3D6+8) → 9[2,1,6]+8 → 17
目標値は17、回避せよ。
79
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/28(金) 23:02:46
サクラは攻撃の後自信ありげな顔をしたが突如として襲う毒のダメージ。
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::. ハ
′:::rト、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. |
.:::::::::::| |゙゙゙゙゙゙`´"""""|"" ヽ:::::::::::::::::::::::::|::::::::: |
|::::::::: l l| | ',::::::::::::::::::: |::::::::: |
|::::::::: ト、il | |:::::::::::::::::::: |::::::::::.|
|::::::::::| |\ | l:::::::::::::::::::: |:::::::::::. |
l::::::::::lィrテミ、ー::::丶ー|i斗七|:::::::::::::::::|::::::::::. |
.!:::::::∧ | {/∧:::::::::::::::::ィrテミx::::::::::::::::::: |::::::::::::.|
.l:::::::::∧| Vリ |i {/∧`|:::::::::::::::; ヽ :::::::. |
|:::::rf^ `~~~ l| V/ソ |:::::::::::::::; ∧::::::::: ト、
|::::::\| \ __ ′ | `~~~ |::::::::::::::j/::::::::::::::::::::..
|:::::::::N\八 `> 、 i{. u|:::::::::::::|\::::::::::::::::::::.
|:::::::::人 \` `iト |:::::::::::::l 丶::::::::::::::::.
|:::::::::::::::\ ` ヽ li ヽイ|:::::::::::::: /\:::::::::::::.
|::::::::::::::::::| \ i| Y::::::::::::; / \::::::::..
V::::::::::::::: | > |{ |:::::::::::/ / ヽ::::::ヽ
HP43-5=38
それと回避判定。
diceBot : (3D6+6) → 10[4,2,4]+6 → 16
ちょっと惜しかったね
80
:
GM
:2017/04/28(金) 23:08:57
'i、
lヽ
l .ヽ
゙l、 ヽ, 'i、
l ヽ .l!、
'l,i、 . l ヽ lヽ
l \ .l, .ヽ .l l
ヽ \ l .ヽ .l .ヽ
ヽ \ . l. .ヽ.l ..l
ヽ \ l l.l .l, |i
_、 ヽ \ .l .゙′ . l .||.
\゙''ー 、、 .ヽ ゙' l l .!.l 『 ド ゴォン! 』
\ `゙''ー ,,、 .ヽ l .| .l
\. .`''ー ヽ l ! !
┬- ..,,,,_. \ l} l
\ "'''- ._\ !
゙゙'`-¬┴ l
─=二″ _,,,,,, l
'''"'"゙´.i;;彡_ -―''フ″ . _,,,.. -ヮ‐ _,,, ー''″
rニ-―'''''"´ ii彡-‐''"゛
ななしさん:3d+12 ダメージ
diceBot : (3D6+12) → 7[2,2,3]+12 → 19
瘴気を纏った突進を受けてもらおう。
<武器>ダメージで19点――割り込みはあるかな?
81
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/28(金) 23:47:15
武器防御3点を使ってダメージを受ける。
19-3=16
38-16=22
HP残り22
「すごくいたい」
82
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/04/28(金) 23:51:02
はいはい《キネティックバリア》!(MP40→36)
2d+4 キネティック!
diceBot : (2D6+4) → 7[3,4]+4 → 11
ほい、11点軽減!
「だぁもう、体強いわけじゃないんだから無理しないでくださいっつってんでしょぉ!?」
83
:
サクラ・ベルウッド
:2017/04/28(金) 23:54:26
修正します。
19-14=5
38-5=33
「ちょっとだけいたい」
84
:
GM
:2017/04/28(金) 23:56:44
実質5点通し!残るマーガレットたちに手番を移そう。
●行動順
1.サクラ、エリカ【行動値10】(行動済み)
2.増殖する疫獣B【行動値10】(行動済み)
3.マーガレット【行動値9】←今ココ★
4.フィン【行動値8】
85
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/05/01(月) 00:09:48
よし、では
マイナーで【神速照準】MP21→16
を行ってメジャーで疫獣Bを射撃だ!
めいちゅう!:4D6+6 ダイス合計:10 (4D6 = [1 2 1 6])+6=16
命中だ!
だめーじ!:3D6+11 ダイス合計:12 (3D6 = [6 1 5])+11=23
喰らえオラァ!
86
:
GM
:2017/05/01(月) 00:24:35
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【 増殖する疫獣B@HP40(武器防御:6)-23 → ・・・・・・撃破! 】
【 勝利! → 戦闘終了―――――――――― 】
『―――シュウウゥゥゥ……』
マーガレットの放った矢に射抜かれ、最後の一頭が倒れる。
獣たちの肉体は溶け崩れ、その場に漆黒の球体――力の源・混沌核が姿を現した。
あとは君主の聖印で浄化するか、邪紋使いが吸収すれば、この場の混沌災害は終息を迎えるだろう。
キミたちの勝利だ!
87
:
GM
:2017/05/01(月) 00:41:51
部下:
「なんだったんだろうな、この混沌どもは?」
「ケホッ、ゴホゴホ……ご無事ですかい、隊長」
戦いを終えたキミたち部下は、負傷者の回収や応急治療に移り始めている。
何人かは武器をいまだ手放すことなく、戦いに割り込んできた所属不明の投影体(エリカ)の様子を、遠巻きに伺っている。
賞賛したものか、攻撃に備えたものか、決めかねているようだが、強い敵意は感じられない。
/ / |
/____/ !
| ヽ、 i
___, __ | ソ
/ / ///_ /ゝ、,,、<´
/ / / // //〈 :/ニ=ー
¦ |、 ! 〃 i/ /′/ `7′二>
{ {ヽ、iヘi ! # / :/ `\
\\___,ヘ、 /7 :/ \\
\ \ \_:)ヘ\ _/ノ/ :/ヾ;Y゙Υ\ヽヘ
─::..、...\ /_!U.__ `ー‐'´,/ :/__ {{_ノヘヘ| |/ 「あれが……ベルウッドの若き君主と従者たち……」
`::::::、,._ ̄\、///ヽに二ヘ/゙/ :/二}フノ'1⌒)ミ,..、 - ' "´
:::::::::::::::\.. \ヾ〃//夂.Ⅳ :/ク∠ヾ〔. |ソ:.:´ __ 「………彼女らの…助けがあれば……」
ニ二 ̄ ̄#`ヽ.\\〃トヘ.y′ :/‐┴'′:|| | / # /´
::::::::::::` > ー 、. \\\! 〉 .:/′ u.イ:i ! !::.:../
, ' ´ ., ...::-::─¬ヘ:\`/ ::/ ̄` /∧\>< ̄ ̄ ̄
..,、:::"::´::::::::ミ:::::(⌒ヽヽ、/ /二二ニニ==─‐──‐::.、.
::::;'::::::::::::__(`ヽゝ{;;;γ(_ 7ヘ ヘ \ ∧ソノー<_,、ャ::::::
´ ̄i ̄ / ヽ{;;;;;;( ゝ、__ノ├;==≡ャァ ,、rー-、
/ 〈 i´;;;( \ !ノゝ;┤;ヽー┐ ////_
/ ヽγ;;;( \_ ̄/;;;;;;;/;;;;;;;;;;ヽL / / //  ̄'¬
`\ __ヽ;;( \_ 7;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;})> 〈〈__, 、_- ''7´
7 ゝ;ヽ__ソ;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ソノ !;;;;;;;;;;;;|::| /
『フ―――――ガシャン……』
キミたちから少し離れた位置。
森側で獣と戦っていた青年騎士が、力尽きたように馬上から滑り落ちた。
88
:
サクラ・ベルウッド
:2017/05/02(火) 00:26:09
「あーみんな大丈夫やろか?」
とりあえず周りの兵士たちの様子を見て治療が必要そうなやつがいるかは確認しておこう。
聖印での治療が必要かもしれないし。
「……」
ところで飛んでいる彼女はなんなのだろうか。
敵なのか。
しかし今しがた自分たちの敵を攻撃したのだから敵ではないのか。
何も分からない。
「……ねぇ、ところであんさんはどちらさん?」
「ちょっとお話がしたいねんけどぉ……ええやろか」
「お茶もお菓子も用意できへんけど」
89
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/05/02(火) 00:42:39
|:::\
{::::::::::> -──- /:}
_ -‐ >'´ `/:::::::|
/´// /:::::::::::::!
〃 //:{ / ヽ \::::::::::/
'/ :.ハ ! i l. ::::::/ハ
| { :.:|-ト { | } } V }
{ l :.:{:!f心i | ハ / } } ’
| | :.:|:.代ソゝ! /-} / ,' l /
|八:.:!:. <7>、ヽ' f芹≧く イ , /
{! ヽ:.! ' ヽ_> 弋少^ / / , ―――何者か、と問われれば答えよう。通りすがりのオルガノンだ。
`、 }人 、 厶イ / /
ヽ____.... イ爪リ /ア{ 現役時代はパーソナルネームを持たなかった故、
r-┴'´ ̄ ̄`{ /^{::::ト 今はエリカ・フォルクツォイクと名乗っている。
__r≦{:: ::/⌒ヽ:: ::jハ i|_/ヽ\
<rァ/  ̄::\:: :: }: :: :: :} } \ヽ
>{:: :: :: :: :: :V:: :! :: :: ::! | }::.
/ヽ!:/笊ヽ :: }::/: ::/::/| | ヒソ
/:: :: ::|:{ 辷}イ}:: :|: :: /::/. | |
{ :: :/::!弋__ソ:: :|: :/::/ | ,
. }: ::{:: {:: :: :: :: :: :: |:/:: :〉. jノ
こちらはこちらで軽く兵士たちの反応を軽く見やった後、サクラの問いに応答する。
まあ、常識的な反応だ。勢い余って次はお前だ的に攻撃されなかっただけ上々と言える。
とは言え、西都の住人にしてみれば、これはこれで厄介な状況かもしれない。
このまま放逐するにせよ、殺すにせよ、抱え込むにせよ―――三者三様のリスクが付きまとうのである。
さて、この君主はこちらをどう処するのか―――それを見た上で、今後の方針を考えるとしよう。
「―――了解した。拘束は必要か?」
緩やかに着地し、武装を解除する。
その振る舞いはあまりに堂々としており、まるでここで殺されることなど微塵も警戒していないかのようだ。
90
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/05/02(火) 01:11:39
__ ,.....__
, ィ"/////////>、
////////////////,>、
,イ///////////////////ヾ`
ノ////////////////////ハ
. ノ'/////////////////////ハ!
. l/////////////////////l/!
,!/////////////////////;リ
ハ///////////////////l',! 「あーはいはい、恩人に武器を向けないのお前たち」
' ∨////////////////,ソ ` 「忘恩はちょいと外聞がよろしかないですよ」
V////////////////'
゙,V//////////l'//
}V!Vl.!/ハ'/ l/{
. _,,,,...-ー,.ノ______入,...__
_ / // l ̄ __` ,.、'''''''"´ ̄,..、、)` 、
./ ././ { ヽ._,ノ V (⌒,ノ ー' ` ̄_‐- _
./ / l- __  ̄_ -=ニニニニニ> 、
{ { lニニニニニニニニニニニニニニニニ\
やんわりと、部下たちをけん制して武器を降ろさせる。
少なくともこの場で敵対するのは厄介すぎる。
つってもオルガノンかぁ。
面倒なもん出て来たなぁ……どうなってんだここ最近の混沌濃度。
「あー。婆さん、あっちの騎士サマの方お願いしますよ」
「意識が無けりゃ誰が拾っても同じでショ」
「んでこっちのお嬢さんは、恩人でお客人です。領主殿、ウチでおもてなししやしょう」
「なにも議会の連中のお下品な歓待に任せるこたァない」
とりあえず婆さんと、オルガノンに興味ありげな領主殿に声をかける。
それから、当然オルガノンのお嬢さんにもだ。
「フォルクフォイツ殿。どこぞの軍人さんとお見受けします」
「こちら、我が領の頭目サクラ・ベウウッド様」
「僕が参謀役のフィンと申しまさ」
「拘束なんざとんでもない!」
「あんたァ救国の英雄です。せめてものもてなしをさせていただきますよ」
歓待費、経費で落ちるよな。
落ちるよな?
91
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/05/03(水) 06:16:31
「――――そうだね、騎士さんと怪我人をまとめて先に施療に入ってるよ。」
「お前たちィ!騎士さんごとまとめて引き払うよ!そこのアンタは先に医療院の先生に伝達しに行ってきな!」
とりあえず見廻組の言うとおりだね。アタシが政治的に関わりそうなことに嘴挟んでいいことはない。
先に怪我人の治療を行っておくとするか!
92
:
GM
:2017/05/03(水) 22:25:08
「へ、へい……」
警戒の姿勢を取っていた部下たちも、フィンの言葉を受けて、構えていた武器を下ろした。
(こういった交渉事は隊長の役目だ――)
爆発物から距離を取るように、怪我人の回収作業に散ってゆく。
マーガレットの部下の中で、応急治療や薬草の扱いに長けた者は、
怪我人たちの元を回って、疫獣から受けた毒の治療を行っている。
「獣から傷を受けたものはみな、軽い風邪の症状を訴えています」
「領主様の聖印の力があれば、重くはならないはずです……あ、こっちの怪我人を見てやってくれます」
「こちらの騎士の方は……アップルグッド男爵領の方でしょうか?
大きなケガはありませんが、ずいぶん体力が落ちているようです」
「病を払っても回復には時間がかかるでしょう。2〜3日様子を見ましょう―――」
マーガレットの部下に背負われて運ばれてゆく青年騎士の身体や装備には、
この戦い以外の場で受けたであろう、傷跡も複数見てとれる。
一か月は、戦場で戦い続けていたという様子だ。
93
:
GM
:2017/05/08(月) 22:09:23
負傷者の回収が完了した君たちは、来訪者2人を連れて西都へと帰還する。
――――その様子を遠巻きに、森の木陰から窺っている男の姿があった。
???:
「……あれが数百年の伝統を継ぐとかいう若き君主、サクラ・ベルウッドか」
「『我が主』はずいぶんと拘っていたが、なんということはない小娘じゃないか」
,' 丶 f^ヽ、ゝヽ>r- 、、
l ι l i `゙七‐y―tミヽ_
`゙゙t:-‐、 / l /,//:.:.:.:./"´
r'′ ,ィ'=t ,r'´/:.:.r':.:.:.,ィ' ''"´
`゙'ー'′ >':.:./:.:./:.:.// 「兵の練度はそれなりといったところ……だが」
ゝ:ノ,r'':./ノ ,/ 「なんだったんだ……あの空飛ぶ投影体は……?」
/:.:.{:.:/ ィ′
|:.:.:.>' | 「ベルウッド側に付いた敵と考えた方がいいのか……?」
,ノァく l,
/:/:.:.| ヽ /
r'゙:.:.:.:.:.| l /
ヾ'ヘ、_:j ,r'^l
/:.:.:.:.:|
94
:
GM
:2017/05/08(月) 22:10:29
Vリll l ~´ l | 〉ヽリ
Yi1,ハ | /),V
ヾjll:`ヽ ' ,ノ: :l:/
ヾll: : :\ 'ーァ' /: : :レ 「ともあれ、確信した―――ベルウッド、襲るるに足りず」
ヾ〉: : ,:>、 `'==='^ ,イく: : :/ 「理論通り、混沌の群れは制御できる……!」
,ゝ'":::::l`ヽ `゙゙゙´ /tl、:::ヽ./
r''"::::::〈i;! ` ー '" /l>):::::\
,j:::::::::::::ヽ\ ,-'"/:::::::::::ヽ、、
,ノ^ヽ:::::::::::::::\゙ヽ,_,/ /:::::ノ:::::::::{~`丶
, ィ " \:`ヽミ、::::〉"::::::`Y::::/:::::ノ::::j ` 丶 、
,: - '" /ヽ、:::::ミ/:::::::::::::::i!´::,,ィ":-'^ヽ、 `丶、
r'´ / `゙`''ヾ::::::::::::::::〉''"~´ ヽ、 `t,
〉 、 ,r'´ 丶:::::::::,/ \ r ,l!
l! ヽ | r‐ 、 〉'T`'i! r-、 l / 勹
l 丶 | ゝ-' /:::::::::::l ゙ー' | / ' /
「“俺の兵団”は至高にして究極だ!」
―――――――――――シーンエンド
95
:
GM
:2017/05/08(月) 23:09:32
シーン4:来訪者
登場PC:全員 混沌レベル:2
疫獣の襲撃から3日後。
ここはキャピタル中央部に存在するベルウッドの居城、その離れ屋。
そのうちの一室に、君たちは集合している。
戦いの後、キャピタルに帰還してから「混沌討伐の成功を祝う」という名目で、
討伐に協力したエリカへの、もてなしの宴がここで開かれた。
歓待費? ……経費だけではささやかすぎるので、議会の知らないヒミツの帳簿から、いくらか添菜されたかもしれない。
宴会の後には、離れ屋の一室が宿としてエリカには貸し与えられている。
==| l l||===||===||===||===| | | . : : : : : : :
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------------- -- --- ---//----- -()゜. . : : }、-
::::::::::::::::::::::::::::::::::: // `ヽJ J′
あのアップルグッドの青年騎士も、離れ屋の一室に寝かされている。
治療を担当していたマーガレットの部下の話では、「今朝がた容体が回復し意識もはっきりしてきた」とのことだ。
そろそろ、事情を聞くことができるだろう。
96
:
サクラ・ベルウッド
:2017/05/08(月) 23:43:42
,. . ´: : : : : : : : : : : :>. 、
./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : {゙゙゙゙i゙゙゙゙゙゙ `´´´´ }`';: : : :i
i: : : : : : : : :i .i | }: : : :i
.i: : : : : : : : :i' ´.i ̄` r'~`ト-.i: : : |
. |: : : : : : : : :i, .┼ミ、 ‐_ i }: : : i
. i: : : : : : : : :{ 灯り ´行リト i: : : i
.i: : /}: : : : : | 廴ノ 廴ノ| .i: : :.i
i: : ヽi: : : : ::i゙.i 、 i i: : :.i
j: : : :}:i: : : : ::| i ij: : : :i
i: : : :/:i: : : : :i i t フ /: : : i
./: : : : : |: : : : :i|` 、 ィ: : : : : :i
/: : : : : :/i: : : : :i、 ` ァ-イ: : : : : : : :/
「まぁ改めてになるんやけど、この間はおおきにぃ」
礼を言って悪い事はないのでエリカに言っておこう。
さて、それはそれとしてやらねばならぬことというのもある。
あの青年騎士の意識がはっきりしているのならば話が出来るはずだ。
病み上がり故出来ぬこともあるとは思うが、それぐらいしてくれるだろう。
「うちアップルグッドのお人さんとこ行くけど一緒に行く人ー」
「この指とまれぇ」
止まらなかったらどうしようか。
雑用でも押し付けよう。議会の接待とか。
97
:
Ju87/エリカ・フォルクツォイク
:2017/05/09(火) 00:32:25
, -‐= =ニ= ‐- 、_
/ ヽヽヽ
∠ `ヽヽヽヽ
/ , i \ ハ
/ ! ! !、 ヾ、 ヽ ハ
/ ! , !.!!、 ! !ヽ ヽヽ ヽ i!
i i !i.! !iヽヽ !. \ 、 i i i i i、`!
/i .!  ̄ ーii、∨∧ーヽ‐-、_i i ii !∧
/´! ! .! !_!i_、ヾ ∨∧=_ヽト、! ii !i
!ヽ .! !.!弋リ゙` \!´弋ソフ、 ! .! ,、 .リ
!!i、 .! .!!`¨_,ィ=‐- 、__ ¨´ i`゙ / /イ !i
ヾ ヽ .从,-' ヾ  ゙̄ー i /! /'´ i/! 何、好きでやった事だ。礼には及ばんよ。
ヽ! \ 、_ ,ィ'!/ !/ .i i
` 丶、 _, <´ ,イ / i i!ヽ ―――とは言え、これからどうしたものか。
!i `´l _i' i i i i `、 流石に今からあちらに向かうと言うのも不義理だし―――
ノ!r'/k-‐'´ },、 ! ! !i
/{/'} ヘ ./: :}、_ヽ! ハ
__/: // .∨ _, /: :r‐ 、: ゝー-、ヽ
r==/ }_}: {' ! ∨'´/: :/<_//: l`゙ー‐-ヘ、
/:}: :-‐7/| ' /、 _`゙: :‐': :!: : : :/: : : `l
l: :!/ :/ .i i! / ゙̄ヽニ=‐‐': : :/: : : : : :|
l:/7:/ ! / /: : : : : ヽヽ: : : : /: : : : : : :l
冷静に考えると、朝から女性賓客の部屋に全員集合とか、なかなか凄い状況ではある。
本人は気にしていないので些細な事ではあるが。
「聴取に向かうのであれば、私はここで大人しくしていよう。」
「現時点で貴国に所属しているわけではない私がいても、邪魔というか話がややこしくなるだけだろうしな。」
それに、投影体がフリーハンドでフラフラしてても割と困るだろうし。
98
:
“見廻組局長”フィン・サシャーキン
:2017/05/09(火) 01:01:18
,.-‐ ̄`>、,_
,.イ///////////,>、
//////////ハ/////ヘゝ
////////l// ∨////ハ
. /////_!'/、!/_,.. -V∨//ハ
ノ.!// -t:jヽ ' ‐t:j- V//ト、
lハ :i ソV!リ 「ま、流れ者が外交の場にいてもしゃあないですわな」
Vハ. 、 , ィ// 「そんならお嬢さんは僕が見ときましょ」
V/ 、 ‐ 一 /!// '. 「それこそ監視って奴は必要ですからねェ」
' ヾ丶. _ イ l/
l ヽ / ,. '" ̄` 、
. , _,ィノ ;:' ./ _,. -‐` 、
\、 /、,ー- _/ , " '´ \
\ ,rく、ゝヾ(`_,. / // , '´ _ヽ
/,二つニ=- 、 ./ /./ ./ ,.ィニ';::!
. r.'"_,. 、.ヽマ=ニ/__,, ∠ -‐_.ニヽ /二二、:!
. {,. -‐.jニニゝ, ", -‐ '' "´ V. ,イ二二ニニ、l
,. ゝ‐ ''"´ ̄ `ィノヽ. V /二二二二ニl
,/. -― ''' ""´ マ∧. V. /ニニ>''" '
ヽ マ∧ Vニ/ ,. --',
/ 、 マ∧ __', , '" !:::::}
. / . ヽ (.`''‐ ._. マハ. ,. -‐ '"´/{ / l:/
. , ヽ {`ヽ、_``ー' ヽ/:::/ ./ 入:::::! _.. !: !
{ : / `ー '''7.i` 、 ー `ー- '_,,,. '´ .l: |
, ' i ./ ,. ハヽ.` ー _ , ,! l
、 ,: イ ' / ,::: ` ー-- .,__ -‐ /:: l
` l , ./ ,:::: /:::: ,:::::: ,ニ ―-, -┬一 'i:::: .!
. l ,'./ ,::::: .,:::::/ ,:::::: ,'ー-‐ '"/ /!:::::::!:l::::: |
. {'/ ,:::::: /::::/ ,:::::/ /-- ‐ ''" ,: !::::: !,::::: .l
これも治安維持のお仕事のひとつ、ってなもんです。
真面目な話、この国で投影体に対する理解度が一番高いのって僕だろうしねェ。
パーソナリティチェックも兼ねて、ちょいと監視させてもらいましょ。
女性っつってもあくまで“女性型”ってだけで、べつに性別があるわけでもないし。
なので倫理的にもセーフ!問題はあっちの倫理がどうなってるかなんだけども。
「アップルグッドの騎士様はお二人にお願いしますよ」
「婆さんがいりゃあとりあえず問題は無いでしょう」
この婆さん、自分らの暮らしを守ることに関しちゃ手を抜かないからな。
なるほど自警団たぁよく言ったもんだ。
領主殿?領主殿は好きに動いてくださりゃ結構。
どうせ止めて聞く人じゃあないんですからね。畜生。
99
:
“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン
:2017/05/09(火) 22:23:39
「そうだね、貴族がらみの案件だったりしたら少々銭ゲバには分が悪いか。」
むしろ金勘定が先に来るコイツは地雷を踏む恐れすらある。
「じゃあアタシがお嬢の守りをしておくからそっちの子守りは任せたよ銭ゲバ?」
ということでアタシがお嬢について騎士の所に行こう。
\: ヽ、 ////////////////////\
_,. 、 \: .\_ ,ィ////////////////////////i ,. -
∠ _-_‐入_,.- _‐`_: : -:.¨ヽ_ i/////////////////////////ハー.:". :,.:
_,. ィ>"´  ̄ ヽ、: :`.¨ニ:_:ニ//////' {/////////ミ/////////∧≠:, ィ
'"¨¨´ `ヽ、: : . . ////// ヤ//////ハ!ヾ'////////∧ノ
`⌒`/////リ ¬=マ!\///|z=≠ヾ/!マ/////ヽ +
,. - 、 + /////ハ、二ニヾ \/!_-_‐二._、λ//////\
_/ ヽ ////// へ丈タ` ヾ丈:ソ ィ``'ソi/////ヾーヽ
,.-f´ { i _,ィ \ + ////////∧ /‐////////\ +
| i i ;!`,. `Y /イ////////\ ヽ /イ/////ハ` ー- =-
{´i ', !_ ハ'′ i / | + /////////ム、 ー 一 ィ/////////ハ
ハ ヽ `y'ノ/;'、_ 入 ! ! ////////////>。 _,. イ'///////////ハ +
弋二`≠'ヾ.ヽ `! ト∧、 + /'" ヤ//////ハ´i :. `¨ ,. ト'////////////∧
‘, ヽソ ‘,:`:ヽ.、 > '"´ ヤト/∧! :. / .i ヾ///////////∧
/', ∨i: : !、 / ヤ! ヾ∧ :. ' ! ` <'////////\
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100
:
GM
:2017/05/09(火) 23:03:54
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__ ___ \| ::艸|
( ,-一〜'⌒⌒ヽ〜ー`、 \ ::|
\ ヽ、 ´ , ヽ ヽ、 \ :|
\ ヽ、 ' , 、` ヽ、 \|
\ ヽ、 ヽ、 \
\ ヽ、________,;) \
`ー────────'
分担を決め、サクラとマーガレットは青年騎士の寝かされている客室へとやって来た
客室では、寝床から上体を起こし、若干困惑気味の様子であたりを見回している青年騎士の姿があった。
ここに運び込まれた時と比べ、顔に血色が戻っている。
部屋に入ってきた二人を見ると、青年騎士は頭を下げた。
.ヽ { | /i/ | / / / - '" / '、
7 ‐ァ ! |/ ニ ゝヾ ゝ
./', ヽ __ ヾ ゝ ミ
> ヽ / ` ヘ
iミ`ヽ ,. - '"/ i | ト 、\ ミ、 ヽ ヽ ヘゝ
ニ./ ,., イ ,.{ i, ',ヾ 、\\ミ 、 `' ヘ
. .y',. イ / .∠__| !\_ヽ、___`__ニ>_、_ ミヽ
//7 /| .∧弋z、! Kニ-<ヲ7 T7ノ '/ミ ミ` 「我々の領地から溢れた混沌を討伐していただいた上に、こうして傷の手当まで……」
!/ |/`',  ̄ /`  ̄ ̄ |!_,.イ、', ',ヽ 「ベルウッドの君主のご厚意に感謝いたします」
! `ー', `ー u ,.イ~| || ', i ト!
/ >、 ー- // |', ||| i |!'`
//川\ / / ├リリ人!
/ 从| ー‐' / !/ `ー- 、__
,,. -‐‐ '" ´ !', / ' __,,. -‐ '"
__ ...... ___,,. - '" ------- 、_ ' ,.r---―‐ '''"""´
彡 / `ミミ、
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