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【セ】『怒りの日 -Dies irae』【アマデウス】

1GM:2016/06/06(月) 23:13:12
狩原市と呼ばれる都市が絶界に包まれる。
海と大地の境が消え、神話(かこ)と現在(いま)が融解する。

混沌這い寄る狩原市、鍵を握るは一人の少女。

これは、怪物と少女を巡る哀れで悲しく愛しい一つの恋話。

では一つ、皆様私の歌劇をご観覧あれ。

神話創世RPGアマデウス『怒りの日 -Dies irae』
――――これは、「神」と「君」が紡ぐ物語。

114ヴィルへルミナ:2016/06/21(火) 00:21:34

「む!」

ぴた、とサーベルを止めた。

「うむ、ヤタローと言ったか」
「チエと共に街を歩いていたのだが……」
「ひとまず怪物の正体は掴めた。水の王ワイナミョイネンだな」
「そしてどうもこの先、魚人共の目指すなにかがあるらしい」

「小官の銅の肉体に流れる、運命の女神の血が囁いているのだ」
「この先にこそ我らの運命がある、と!」

そしてなんか偉そうに胸を張って答える。
そのバストは割と平坦であった。

「しかし……その精霊は貴官の部下か?」

そして素直に気になったことを訪ねた。

115空忌 知枝:2016/06/21(火) 00:23:00

 「うむ……どうも群れの移動にかち合ってしまったようだな。」
 「しかし、こう……アレだな。どうせ来るならもうちょっとこうかっこいい奴が良かったな。大量のサメを巻き込んだ竜巻とか。」

 ドゴォ               ウワー
          ガッ
  ドーン  キャー             カブーム!

 なんかこう乙女にあるまじきケンカキックで魚人を吹き飛ばしつつ、自然体で応じる。

 「だいたい魚人とか普段見慣れてるって言うか見飽きてる系の生物だし、今更ダース単位で湧いてきたところで有難味も何もなぁ……」
 「つーかアレだぞ、北米の漁村とか行くと普通にいるぞ。確か―――そう、まさちゅーちぇっちゅ州のどっかだったか。」

 滑舌が致命的によくなかった。

116空忌 知枝:2016/06/21(火) 00:25:10

「む、大事ないようだな。重畳重畳。」
「しかし、何だな。随分大所帯なんだな、そっちは。」

俺とか五体と長ドスと短ドスとおさしみくらいだぞ。
ちょっと羨ましい。

117烏丸 弥太郎:2016/06/21(火) 00:40:59

「ワイナモ……?」「変な名前だ」

 表情は変わらないが、小馬鹿にしたような調子はない。
 変な、というのも、「馴染みのない」くらいの意図だろう。

 しかし、二人(一体と一人だろうか)が霊獣に触れると、少し顔を陰らせて笑う。
 携えた槍の、その似合わないこと。


「僕は、あんまり強くないからさ」
「自分の力で敵を倒す、みたいな『英雄』っぽいこと出来ないんだ」


                                / ./     / /
                            / _/    /   /
                               /    ̄ ̄  ヽヘ、
                         /       /     ヽ
                         /      /  /     ヽ
    .r┐                  〈        /1       l     「だから、こいつらに助けてもらってる」
    .l l                       ',      ,  /し} |/       |
    .| |                     }    l /::;ノ'´       |      弥太郎が目くばせすると、うち一匹、
    .| |                       /      ”     ノ  /     !      翼を広げた霊獣が、こちらに向かって親指を立てた。
    .| l_        /`ヽ        /        , -―ァ'´  /    |
   .ノー' \     /   !      r‐ '     / __ ,〃, -‐'´     |     「部下……ではないと思う」
  ./  ,x./⌒丶、イ   |ヽ     |ヽ __  / / //       |     「でも、気のいい奴らだよ」
/  /::/       ヽー-‐' |       \__,.イ:)_/ //|           |
 ./:::::l:ハ        |    |        ∨_∧//  ,'         |
〃:::::::::/ ヽ.      /ヽ   |         ` ー-'    ,             |
::::::::::::::{   ` ー<_  ',   |\             /            |
::::::::::::八     |  ノ ̄ /::.、 丶-―――- 、     ,'           |
:::::::::::::::l:ヽ---‐ '"´   l::::::::::::\ ____   \ /;'            |\
:::::::::::::::|:::::::::|      |::::::::::::::::::::::::::::::::::\  / /
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118ヴィルへルミナ:2016/06/21(火) 00:56:22

「なるほど……ヤタローには指揮官の才があるのだな!」

話を聞いていたのかいないのか、ヴィルへルミナは快活に笑った。
厳密に言えば、話は聞いていたがめちゃくちゃに前向きに解釈した、か。
なおヴィルへルミナには五体とサーベルと乗馬鞭と愛馬がいる。

「よし。ならばヤタロー、共に先に向かおうか」
「小官とチエだけでは不可能、と言うつもりはないが、仲間は多いに越したことは無い」
「さらに言えば小官は兵士故、指揮官型の人員がいるに越したことはないしな!」

「あとはゴエモンと言ったか、あの盗人が今何をしているかだが……」

「……ううむ、そもそも盗人と共に戦うなど……」

「…………ヤタロー。そういえば先ほどゴエモンのサインを求めていたが、ああいうのに憧れるのは感心せんぞ」
「もっとこう……清く……正しい……そう、小官のような騎兵隊などに憧れるといい」
「なにせ、人の物を盗むのはよくないからな!」

そしてなんか頭のよくない説教を始めた……!

119空忌 知枝:2016/06/21(火) 01:09:42

「ほうほう。」

なんか肩にキャノンっぽいのがついた亀っぽい奴の鼻先を撫でてみる。
ほれほれ、ここがええのんか。

「うむ、判っちゃいたが頭硬いなこいつ。」
「石頭ならぬ銅頭……いや、銅はもうちょっと柔らかいからやっぱ石頭だな。」

「まあなんだ、盗人は盗人で役に立つぞ?」
「何しろ盗む側の視点からセキュリティを練れるからな。」

俺とか別に明言してないけどジャパニーズマフィア的ななんかの跡取り娘だしな。
下手に突っ込んで飛び火されても困る。

120烏丸 弥太郎:2016/06/21(火) 01:38:31

「…………」「けど、それって」

 少しの沈黙のあと、弥太郎は馬上のヴィルヘルミナを見上げた。
 どこか斜に構えたような体は消えた。騎馬をおもむろに撫でる。

「僕が手にする勝利や賞賛のために、こいつらが傷付くってことだ」
「そんな才能なら、いらない」

 聞くものが聞けば、傲慢とも取れる悩みだろう。
 それを打ち明けたのは、それだけヴィルヘルミナに心を開いたからだろうか。
 銅像にも関わらず……いや、あるいは銅像だからこそ気兼ねがないのかもしれない。

 ヴィルヘルミナのあとを付いて歩く。

「憧れるよ。盗人にも、騎兵隊にも」
「自分の力で事を為す人なら、誰だってすごいと思う」


                   rー‐r‐'⌒ーヘ _
                   |ムマ/ 匕メ  ´てハ
                        `7´ ,ィ     , -―f       一方で、霊亀……中国を原典とするものとは、少し性が異なるだろうか。
.         _             _ ゝ=〈/ ̄ ̄´   ノ       空忌の指が撫でるのに、満更でもなさそうに身を委ねている。
       Y´ \  ___ , ィ ´    _><> 、 _
       \  _У/    ̄ У´    }ミΛミY´ ̄ ̄Λ    《嬢ちゃん……初見で俺のツボを見抜くたぁやるじゃあねえか》
           У /       l       /ミ/7ー|     {ii}    《ブリーディングの腕は、ウチのヤタ坊にも劣らねえな》
.         / /       l     lミ{__l/ヽ,____∨
.       ム /         ヽ    ヽミY   /  } `ヽ    ……そんな声が聞こえてきそうだ。
      〈__,/           / \    }i{   }  ,'   }ヽ
.         /        /    ヽ  ヽ〉  |_/   /  ト、

121ヴィルへルミナ:2016/06/21(火) 23:44:02
ところで交流判定だが。
愛B+で想いの枷があって黒覚醒1で……

diceBot : (2D6) → 4[3,1] → 4

あ、普通に失敗したな。
黒にインガを乗せ、3をアクションにして達成値1で失敗だ。


「ふむ……」

優しいのだな、と声をかけようとしたのだが、そういう言葉を求めているようには見えなかった。
難しい。
最近の若い子は難しいぞ!

「チエ!最近の若い子は難しいな!」

仕方ないので最近の若い子に話題を振った。

122空忌 知枝:2016/06/22(水) 22:22:18

「ふむ……なんかすごく貴重な経験をした気がするぞ。」

なんか亀から褒められた気がした。貴重な経験だ。
ひとしきり堪能したら別の霊獣にも手を伸ばしてみたりとかいろいろやっている。
丁度カエルっぽく見えなくもない緑の奴と戯れていた所で声がかかった。

「よーしよしよし……ん、どうした急に。」

―――それってもうちょっと年食ってる奴に言う事じゃないだろうか。知枝は困惑した。
ぶっちゃけ私も烏丸とは1個年上なくらいだぞ。立派に今どきの若者だ。
ちょっと家が古くて時代劇とか任侠ものとか見る機会が多いだけで。

「―――まあ、お前に難しい説教とかそういうのは求められてないと思うし、気にしなくていいと思うぞ。」
「思う所はないでもないが、正直後で良かろう。今はとりあえず、件の娘っ子を確保するのが先決だ。」

メタ的には私のターンではないので、長ったらしい説教とかやる気になれないのだ。
まあ一席打とうと思えば打てなくもないが。

123烏丸 弥太郎:2016/06/22(水) 23:37:33

「あー……スイマセン」

 なんとなく空気を乱した気がするので、キャップを目深く被り直す。
 ここは中学生日記ではないのだ……ないのだ。

「まあ、仕事はちゃんとやりますから」
「そんなに迷惑も、かけないかと思いますし……」

 いつのまにか、澄ました生意気面に戻っているのだった。

124ヴィルへルミナ:2016/06/22(水) 23:58:27

「うーむ……」

難しい……
そういう感じのことが言いたいんじゃないんだ……
と思うのだが、知枝のアドバイスは確かにその通りなので一旦気にしないことにした。
思考の切り替えは素早く!軍人の鉄則だ!

「よし、ともあれ先に進むか!」

というわけで奥に向かってみよう!

125GM:2016/06/23(木) 00:09:14
サンマが向かっていた先へと歩を進める三人

そこに

     キャー!!!

               という、女性の声が響いてきた。

                    ――――シーンエンド

126GM:2016/06/23(木) 00:30:16
マスターシーン1

シーンプレイヤー:なし

運命の輪:黒1/1Lv 赤3/1Lv 青1/1Lv 緑4/2Lv 白1/1Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
           ,ヘ
         //:\
        //:::::::,イヽ                           ,イ\
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´     .|:::::::::/     |         _i///  / /, /V
..     |_/         \       _/∠/ // // ///i
                   /       /`ヽ \_/_' / ' / '  |
                \    /     \     ,>ァ=ミメ


「はっ、はっ、はっ、はっ・・・」

少女は、闘っていた。

右腕のヒレを刃に変えて近づく魚人を斬り伏せ、降し。
空気を吸う事すら苦痛と言わんばかりに鱗に覆われた喉を押さえ。
筋骨隆々の白髪の美丈夫の歌声に膝をつきそうになりながらも。

「近づけない・・・でも!!ここで退くわけには!!」
「あと少しで届く・・・ワイナ・・・ミョイネン・・・!!!」

気炎を発し喝を入れることでどうにか踏ん張って抵抗している少女が、そこにはいた。

127GM:2016/06/23(木) 00:52:24
彼女は確かに何らかの力を授かった神子であるのであろう。
だがあまりにも多勢に無勢。

「―――――ツぁっ!!あああ・・・」

変異した手を武器に回さねばならないほど火力を持たないこの少女では、
魚人を『切る』ことはできても魚人の群れを『切り開く』ことまではできない。

「―――――――――――――――」

その様子をワイナミョイネンはただ見つめていた。
興味があるのかないのか。
無慈悲な物量に屈しようとしている少女を介錯する慈悲を持たず、自ら手を出す無慈悲も与えず。

ただ少女が群れに蹂躙されるのを何の感情もなく見つめていて――――

128空忌 知枝:2016/06/23(木) 01:06:59
もはや打つ手はないのか。
少女の心にそのような思考が過ったその時、何かが太陽の光を遮った。
次の瞬間―――

「いい年こいた大人が女子供一人相手に何さらしとんじゃ怒りのケンカキーック!」

空からなんか良い空気吸ってそうな感じの女の子が、なんか叫びながら降ってきた。
直撃した魚人こそいなかったものの、着地の衝撃だけで無数の魚人が宙を舞う。

「―――ふぅ、スッキリした! と言うわけで状況はさっぱりわからんが有象無象は任せろ! 女の安全確保は任せた!」

ここは俺に任せて早く少女を確保するんだ! 間に合わなくなっても知らんぞ! って感じを醸し出している。
ホント良い空気吸ってんなこいつ。

129ヴィルへルミナ:2016/06/23(木) 01:15:48

                    /
                   (_rf三=ミ、___,
                  ,斗─=ミ仁二__
                伐辷捲=彡'´ ̄`_  _.rr‐rーr‐-、   「一番槍を奪われるとは――――不覚!」
                 (rへ'っ,イ`¨`'⌒:{__三_片┴士攻》 _
                    / ,ミ乳\ー,r‐'      ̄ ̄`⌒y`´/〉
                _,∠_/_人*`>刈_r─‐-、___  〈 .X※\
    }\  ∧    ./ ̄`〉人_/\-=彡ノ二二ノ二二.|三≧、´\\\
.   ,≧彡ミ、_}ミミ、__.〉=ミ// /::人: : :.:. :ト、─く___.ノ、___ノ: ̄}\\\
   ノ:.{从ノ:.:.:.\:.:.:.`巛,{サx'::/   〉: : : :} .}        \: : : : : :辷, \\\
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         /:.:.:/ ./:.:.:./      /:.:/  ノ:.:.{
.        〈:.:.:〈 ./:.:.:/       ./:.:/  /:.:./
         \/::/        /:.:.:/    /.: /
           /::∠ ̄}ミ!      .ト-.〈  /:.:./
       _/:.:./  ∨_ノ       {__ノ . /:.:.:/
      /\_{              / ̄7
       `ー--'´                 ̄¨


「ええい負けてはおれん!」
「往くぞヴンケル! チエに続けェ!」

その衝撃に一拍遅れて、たったひとりの騎兵隊が現れる。
突撃、蹂躙、正面突破。
彼女の世界はそういうものでできていて、それ故にその点において絶対的な性能を誇っていた。
銅の塊の蹂躙突撃。
圧倒的な質量と重量が、魚人共を蹴散らしていく。

「勇気を! 愛を! 友情を!」
「さぁ、こいつら雑魚は小官たちに任せてもらおう!」

130石川 五右衛門:2016/06/23(木) 01:21:33

さらに神獣を駆る騎士を追って、轟音を上げながら魚の群れに突っ込んでくるものがあった。

                {\
                  ノ\
.       {\        \  { \
.         ノ\        \ 、ノ \_____
.        \ \   / ̄厂 ̄ \  \ __/ /ミ、
           \ \/  / ̄ ̄ ̄/\  \/ 〃\ ヽ
            \ \/ 7――/ / \   >/r‐┐l |
            〔 >=彡^======ミ彡ヘL/」 | !
             「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!{   \| ト、             『――ドルルルルルルルン!』
            ├- 、 r       ┐ , -┤ト、  rァ  }! ー〜7
           _厶__人└───┘人__厶} \   ト、   ノ
.             |「二二二[01-09]二二二コ] - 、\ ! \( 从从从      「たぶん、この中のどれかがクラッチィィィ!」
.           ヾ三三三三三三三三三三ヨ r |  } ト、  \    从
               l  しx======l   し lrーく\\  \    从
              ー‐ ′\:::::::::::::::::::::::ー‐ ”::::::::\\\  \  从
                   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\\\  |  从
                    \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト-r 、\」  从
                       l しァ=======l  しリ   从{
                         ー‐”          ー‐”   从从
                   ───────────────────

それは、フロント部分に木材を備え付けた四輪の獣。
轟音をたて、魚人の群れを跳ね飛ばしながらが一直線に突き進んでくる。
伝説の子など、やや時代からずれた者たちの形容するそれ――まさに『鉄の猪』。

運転席にあるのは五右衛門の姿。
先ほどのトラックを拝借してきたのだ。

『キキイイイイイイイイイイィィ!』
「うおっ――到着!今度は遅刻じゃあないな!」

トラックは甲高い音を立てて横滑りしながら、魚人の群れの輪の中で停止する。

131烏丸 弥太郎:2016/06/23(木) 02:06:38

「『愛野さん』ですよね」
「『万神殿』の神子です。あなたの救出のため、派遣されてきました」

 空忌が散らし、ヴィルヘルミナが拓き、そして五右衛門の整えた道。
 少女を背に負う位置で、美丈夫に相対するように。
 その拓けた道に、三本脚の鴉を引き連れ、ゆっくりと降り立つ。

「みんな、攻撃はほどほどで良い。乱戦中の同士討ちは一番最悪だ。
 それよりも、他の神子のフォローを。被弾や死角のリスクを、極力減らしてやって」

 次いで、霊獣への指示。
 といっても、先んじた二人に任せておけば、戦況はまず安泰だろう。
 そして五右衛門が、緊急時の“足”も用意してくれた。
 ひとまず生還の目途は立った……はずだ。

 最後に、


              /       .}  \
          ./  _j___(\)}
         { //    _/≧s。.,  }
       /^ヽ/  .。s≦f苡k弌:.:.:.:.:.:.:.:.≧=-
     ∠^ヽ/.ィf{圦ト、:.|   \(ヽ:.:.:.:.:.:∧     「――――僕、こういう徒党組んだイジメって嫌いなんですよね」
    ,f⌒ヽ厂∨∧  _ヾ  ∧_、_):.:.N
   〈^(__ノ:.:.:.:.:}圦 / /-  ′∨  ̄\         美丈夫に、ガンを飛ばす。
   ∧:.:.:.:.:.:.:.:/  / ./    \. ∨   }___
     ト--⌒〉 〈. 〈≧=へ   ヽ}_ 斗 /    >―- 、
     〈    /   ヽ. ∨: :/}「 ̄ / .′ / ,.。s≦ニユ
     /`¨¨ { __ 斗ー〉f__〈   /  .′ ./ /  /  `ア⌒ヽ _
.    /    {∧  L斗′: : : :} /   :{   /  ィf   ノ(   ィf´  Y
    ′    厂:}  / / : : : : : } .′   {  . ― 、, ^¨¨´  `¨¨(_. ィ_,j_
    、      } ′ : : : : : : }     { {  ./{         ィf  〉
     ≧s。.,_,/ { ./: : : : : : : }        、.≧s{ ‘,         `¨「/
.        ∨__j/ : : : : : : : {       ̄¨ ー:, ‘ ,x==ミ、      ,
.        // : : : : : : : : :、        ∧  i{   }L_  ィ/`丶、
        / ./: : : : : : : : : : : \     r  ⌒)k、ヾ==彡¨¨¨ア^\   \
.       / ./::}: : : : : : : : : : : : : \    \_∠  ≧=- -=≦ __ヽ._ \
        ′{:::/: : : : : : : : : : : : : : : :\___ .。sjf斧¨¨ ̄ ̄          ̄



「カッコ悪い。元の伝承も泣いてるよ、アンタ」

 影とはいえども相手は英雄で、賢者で、あるいは神。
 しかし、それにいちいち怯んでいては、お仕事にならないのだ。

 ハッタリかましてでも啖呵を切る。
 自分自身がどれほど弱くても、戦場に立つなら、それだけは出来なきゃいけない。
 美丈夫、そして少女の様子をうかがう……。

132GM:2016/06/23(木) 23:02:24
烏丸に助け出され、魚人を蹴散らされたのを目の当たりにして少女は叫ぶ。

「あ、あなた達は・・・?」
「いけない!早くここから逃げて!あれは怪物よ!」
「ワイナミョイネンは、私が!私がどうにかしないといけないんだから・・・!!」

少女愛野の【暗示】
あなたは忘却の神子だ。
自分が何者かはわからない。何をすべきかも知らない。何処がルーツかも覚えていない。

ただ、理解しているのは。
あなたはこの美しくも愚かで、哀れな『怪物』と巡り合う運命であったということだけだ。
この絶界に、抵抗するのがあなたの存在理由だ。

――――あなたの【任務】は『この絶界から皆を救いだすこと』である。

133GM:2016/06/23(木) 23:07:19
義憤に燃えてこちらに対峙するあなた達と、何か焦燥に駆られこちらを睨む忘却の神子。

――――それを見る怪物の表情は、ある種奇妙なものであった。
先ほどまで怒り狂い嘆き悲しんでいたはずの怪物に、感情の動きが見受けられない。

ウケモチに荒御霊と呼ばれていたはずの荒々しい感情の怪物が、まるで機械的な無表情で動いているのだ。

――――烏丸により助けられた少女に視線を向けたままに。

『                             !!!』

その表情のまま、『歌』だけは悲しみと怒りに満ち満ちてあなたに襲い掛かる――――!!

134空忌 知枝:2016/06/23(木) 23:25:08
                  ゝ'     ノ_,r‐ァ                /´ ,,r'r―--イ: : : : :..:,,r''´/                    ノ
    ,イ/l,ィ     ⊂_ヽ     く              〆   `-っ : : : : : : : : : /. /   ._,,斗=‐y.        、   <
   ,'::::7'"´`ヽ       `ー‐…へj          /`ヽr' ,iZ,´: : : : : :.._,r ''´.‐<    /    ./     ノ-‐ ' ´  ヽ   \
   '、::Cっ'"´ヾヽ、_                      /  ,彳''´: :<: : : : r''´ (, __ _ノ      / ,、、 _ /        \  ヽ、
     ` ッ_,ィ _λゞ                      ,イ ..ィ´: : : : :. ,,: : Y'``'                ,, r '´: : : :..``_フ       (  ,,ノ
      ゙'" l´ __\                  /  /: : : :.:''´: :ノ : : i ,r''二三二`_`≧ー-rf´: : ,,..a r ''´´            ´ ̄
          l/  ∨                    ヾ.  ,': :ヾィiアヽ´:i: :.ヽゝ >::ヽ,    `` ー --r''´.       ,、./j
            ,ィ⌒`<二`ヽ、__         ヽ リヽ: :)`   ヽ.`=='-r''        ,,..-― ― - --t=→~ .゚ク
            i,..;.; ; ; ; ; ; ; ̄ヽ `ヽ.、      `、 `^`ヾ,`ィ´`ヾ `、-― ― - - '´    _,,...=‐― -┴ー''´
       ィ~T`ー -j; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;..;.;Y    `ヽ 、.   \ 、.`a h、    ,ゞ、 ノ _..,,>-r ''=´´
      /; ; ; ;ヽ=ィ´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i        ``丶  `、 i j  `~~´   Y´
    /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; i          丶  ヽノ`    ノ\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从_/
    /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;..;.;j              丶.  >‐ - ''  ≧                          <
    `┐; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ、           ヽ´    -=ニ      化学兵器戦術神風 (物理) !   ≦
     i; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; `・、_,ィヽ.        ヽ      ≧                          ≦
     ````t; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.;..;_,,=r ''´~`ー - 、          /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒⌒W⌒\
         ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;..;..;_,,=r''´         ヽ,    ,, r '' ´    ,, -  ``` ヽ,
          ヾ; ; ; ; ; ; ;.;..;,,=r''´             / `フ''´      ,,f´         ,ィ'
             ゞ; ;; ;,, rf´ , '         _ _ ノ ,-'´         ノ         ノ
           ノ ,,r''´   .__,,==―==''´´ ; ; ; ; `Y    _ _ _, rー-'´     _,,r-''´
         ,,〃'´     ,, r ''´; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;..;..;`、 ,ィ.´_ ヽ、゙ヽ _,,.r ''´  \
      ,,.rf    _,ar''´ヾ__; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; Y   `ー、`二`ヽヽ     ヽ
     ,f´   ,, r''´        ヾ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽ-へ_   `ヽ! ヽ.      \
 ,,r''´  ,,.r'´              ヾ;_;_; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;.;..``ー‐≦ 丿.       \
´  ,,r.''´                    \; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;I          ヽ
,r''´                        `・、; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;___; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;..|          ヽ
                             `・、;._; ; ; ; ; ; ; ;ヽ    ̄``>'~⌒``、j         ヽ
                             ` ・<_,,r'          /             Y´

135空忌 知枝:2016/06/23(木) 23:25:38

一方彼女はシリアスな空気を投げ捨てて魚人相手に元気に無双していた。
拳の一振りで魚人が吹き飛び、脚の一振りで魚人の塊が吹き飛ぶ。

「神砂嵐 (物理) ! 覇王翔吼拳 (物理) ! ビームラリアット (物理) !」

「破ァッ! ―――ム、何だ小娘、まだ居たのか。」
「とりあえず貴様はおとなしくベンチに座って『ディーフェンス、落ち着いて一本!』とか応援でもしてるがよい。」

そしてこの言い様である。さすがにちょっと怒っていいと思う。

136石川 五右衛門:2016/06/23(木) 23:44:33

「化学要素が欠片も見当たらないんだけどォ!」

ギアをバックに入れて素早く距離を取るトラック。
烏丸と愛野の側に横付けする。

「それらなら目的は俺達も同じだ。『ひとまず』、アイツをどうにかしてやらないといけない」
「見ろ、ワイナミョイネンの様子が変わったぞ。心当たりない?」

137ヴィルへルミナ:2016/06/23(木) 23:49:09

                                ,rr勿斧亦ィ'⌒)
                              、_川/ノノ 小圦_,
                    _.        {.i/=彡/ 川j爪
                     / ̄: : : ̄¨`ー--─从 {.捲}ノノl/ }ノ     ,    「なるほど、理解した!」
.         _.. -‐'¨ ̄¨`ー-='´: : : : : : : : _,=-/二\小从  ' .ムノ._>=ミ、_(_   、
    / ̄: : : : : :‐-=ニ二ノ: : : : : : : ::/  ∧' ̄:.: ∧.`ーミ彡-=彡'三_}\三三ミ=+、/{
... /: : ___: : : : : : : : : : : :ノ: :: : :/____/ : >ァ‐' `¨工_彡=彡三ニ|:::. }三三ミ刈::::::|   )
 //:i:i:i:i:i;=-‐'¨ ̄\: : : :∠_:,、_/ ∧∨.:./  {`X´ ̄.ψ, イ从ニ∧从::: |三三ミ}从__ノ  /
...{':i:i/ ̄        \__/ マム ∧.∨フ′  )( `v气彡'ノ'/::∨:::} } `Y三三彡川ミミ≦_,
 Y´                 マム{ ∨/.   く/ `X:::: : \ノ:::::::::: ノ'´::::从彡'}/ :j:}::::`}爪
〆                 マム。={′r‐‐'ミ彡'´:::: \.:::::::\.:::::::::::::: ∧}}:o::′..::::::::.../jノ .\
                __  _ 《、._ル'ー┤ /::/:::::::::::.. \...:::::\::::::::::{ }:::::::::::::.  ::. }
             //:\/o `フ´,ャ─1/:/: :{:::::::.  ::::....:::\::::::::\::∧、\:::::::::::...::::::.|
.         辷ー‐ァァLL:.:. {   レ'.マム. /:/: : :|::::::::::.. :::::::::::::::\__ノ:\}__二>x'´ ̄ ̄{
        廴  { {:.:.:.:.: . :|___∧マム /.::::: :|:::::::::::::::..........:::::::...  .::::::::|_ノ {乂::::: :: . :|
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          廴  ノノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:/ //マム: : : |.:} ::: : {:::::::::::::::::::::::/..:::: | ト、:.:.:.:.\___/
         廴  { {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /..{ {: ::マム: : |.;レ─-ミ::::: ::::::::::/.::::::  | | \:.:.:.:.:.`ア
       廴  | |:.:.:.:.:.:.:.: / ./  | |: : :マム ノ{::::..... ヽ}:: .:::::::/.:::::::  ∧ |   .\:.:.:.:))
       廴  LL_:_:/  /   .|ノノ: / マム∧'´:`´ノ:: .:::  :}.::::: .::/ { |  、  辷'´
        廴        /   ..从爪:./::マム::}:::: /:: .::::   |.:::: .:/\乂_  \辷
        廴.     /      /:{::{:{:::リ:::::::マム::: {:::::..:::::::../.: ::..{   \  ̄ ̄.辷
         廴 辷´     ∧ .:::::::::::::::::::マム: }::::::::::::∧、:_:_:_,/    \   辷
          廴/廴爪爪爪 } .:::::::::::::::::::;ィ'マムト---‐'::::}:: /         \辷
                       | ::::::::::::: / {、_マム::::::::::: /|: }
                       /.::::::::::/.  `ー'マム: : /ノ: 〈
                   {:::::::::: {     |::::::マム:爪__:_}
                        |:::::::_ノ     .ノ ::::: マム廴_ノ
                        /::::/      .}::::::::ノ乂}

「愛!」
「友情!」
「勇気!」
「つまりそういうことだ、うら若き姫騎士よ!」

ばったばったと魚人共をなぎ倒しつつ、高らかに叫んだ。

「少女の愛は皆を救わんと如何な苦境にあっても少女を立ち上がらせ!」
「我らの友情は少女の愛に応えんと魂の炉に薪をくべる!」
「そうして立ち向かうは堕ちたる老王! 我らが双肩に掲げられしは勇気!」

「我ら騎兵隊、阻むもの無し!」

つまりそういうことになった!

138烏丸 弥太郎:2016/06/24(金) 00:08:25

「……」

 スッ、と一歩身を引く。
 もっぱら先鋒は、空忌とヴィルヘルミナに任せるべきだ。

「ヤタガラス」

 最も信頼できる霊鳥に一声かけ、俯瞰による監視を任せる。
 先ずは様子見だ。

139GM:2016/06/24(金) 00:19:57
「様子――――?」

少女愛野は五右衛門の言葉に怪訝な表情を浮かべる。

「変わった様子はないわ。私がアイツに会った時から【ずっとあんな調子】よ。」

その言葉はつまり、あの老人の変化の原因はこの少女にあるということを明確に指し示している。

彼女は今はもう動けない。動いたところで最早君達と怪物との戦闘についていける戦闘力も持ってはいない。

さあここから先は、君たちとあの怪物との戦闘だ――――!!

140GM:2016/06/24(金) 00:30:02
魚人が殲滅された高速道路の上で怪物は朗々と歌い上げる。

世界を沈め、大地を蕩かす歌。

その歌声には未だ明確な脅威はなく、神子たちの耳を滑るだけで効果などありはしない。

だが――――

【ピシ】

加護など持たない『高速道路』なら、話は別だ。
道路に鱗が走る。罅が入り鎌首をもたげる。
蕩けて柔らかくなった『それ』は、重力の法則に従い激しく身をうねらせながら落下する。

かつてこのヤマトには一つの神話があった。
スサノオに斬り伏せられた川と水の化身『八岐大蛇』。川の氾濫はそのまま蛇に例えられる神の御業なのだ。

その神話が異形と化す。
川の権能を持つワイナミョイネンの歌で曖昧となった道路が変貌する。

黒く濁ったアスファルトの『川』が、あなた達を押し潰さんとその身を異形に替えるのだ――――

141GM:2016/06/24(金) 01:07:29
ttp://satanic.s98.xrea.com/snup_051010e/src/up0930.png

――――――――――戦闘に移行します――――――――――


!遭遇シートに本体と脅威が配置されます!

■本体『八岐大蛇(偽)』
■パラグラフ1『踏みつけ』
■パラグラフ2『巻きつく』
■パラグラフ3『吠え声』


■本体『八岐大蛇(偽)』
属性:青 レベル:2
タグ:蛇、大地、破壊
攻撃値:3 生命力:25 防御値:2

【氾濫する大地】
本体を攻撃したキャラクターは変調「絶望」を受ける。

142GM:2016/06/24(金) 01:17:01
!偵察ラウンド開始!

偵察を行うかどうかの宣言及び判定をお願いします!

143空忌 知枝:2016/06/24(金) 01:26:38
『吠え声』を偵察しよう。
黒の覚醒段階が1なので、【親神の恵み】で生命力2点と引き換えに達成値を1伸ばし、絶望の闇の修正を相殺するぞ。

diceBot : (2D6) → 9[4,5] → 9
ふむ……ここは5をムードダイスにして、4-1+1 =4で偵察に成功しておこうか。
白のインガを1個増やすぞ。

144GM:2016/06/24(金) 01:33:44
!公開!

■脅威『吠え声』
種別:術式 レベル:2
判定:頭脳 タグ:風、音、口
威力:-- 攻撃値:+2 耐久度:9 防御値:-1
【動揺】
PC全員は「ファンブル表」を一度使用する。

――――川の氾濫とは比べ物にならない質量の大地のうねりによる唸り声にも似た轟音。
全てを呑みこむことを予感させるその音は聴くもの全てのSAN値を揺さぶり恐慌状態に陥らせる。

145石川 五右衛門:2016/06/24(金) 01:40:24

キツネたちを送り込んで『踏みつけ』を偵察。
【親が見の恵み】を2段階まで使用して修正+2。

diceBot : (2D6) → 9[4,5] → 9
2をムードダイスにして赤2段階、4-1+2 =5で偵察成功。
キツネをいっぱい借りて来たかいがあったぜ、生命4点減ゴブシャッ

146GM:2016/06/24(金) 01:47:31
!公開!

■脅威『踏みつけ』
種別:攻撃 レベル:1
判定:日常 タグ:実体、足、大地
威力:3D6 攻撃値:+1 耐久度:8 防御値:0

効果【絶望的な一撃】
ダメージを受けたキャラクターは変調「絶望」を受ける。

――――黒いアスファルトがめくれあがり覆いかぶさる。
呑みこまれれば二度と出ることは叶わないであろう。

147烏丸 弥太郎:2016/06/24(金) 02:09:51

 中空の八咫烏の俯瞰により、『巻きつく』を偵察する。
 【八咫烏】を使用、判定を霊力に変更。
 【親神の恵み】を使用、生命力を2点減少し、達成値を1点増加。

 diceBot : (4D6+1) → 15[3,4,3,5]+1 → 16

 判定ダイスに5を選択。達成値→5+1=6。
 ムードダイスに3を選択し、青のインガを一つ増やす。

148GM:2016/06/24(金) 02:17:28
!公開!

■脅威『巻きつく』
種別:攻撃 レベル:1
判定:武勇 タグ:実体
威力:1D6 攻撃値:+1 耐久度:6 防御値:-1

効果【捕縛攻撃】
ダメージを受けた相手は捕縛状態になる。

――――川と化した大地は柔らかく、しかし硬く。
取り込んだ相手を沼のように逃さない。

149GM:2016/06/30(木) 23:02:27
では・・・戦闘フェイズだ!!

■本体『八岐大蛇(偽)』
■パラグラフ1『踏みつけ』、石川五右衛門
■パラグラフ2『巻きつく』、ヴィルヘルミナ
■パラグラフ3『吠え声』、空忌 知枝、烏丸 弥太郎

このようになりました!

150GM:2016/06/30(木) 23:05:16
行動の処理にはいるぞ!

まずはパラグラフ1、石川五右衛門の行動からスタートゥハッ!!

151ヴィルへルミナ:2016/06/30(木) 23:23:46

「ハイヨーヴンケル!」

スレイプニル
【八脚馬】を使用し、パラグラフ2から1に移動!
愛馬ヴンケルの快速は怪物の脅威も一切恐れず、巧みな足取りで機先を制するのだ!

……まぁその前にゴエモンの行動だがな!

152石川 五右衛門:2016/06/30(木) 23:39:03
          ヽ 、________ ヽヽ. 、      
       _,, ..≧::::::::::::::::::::::::::ヽV::ヽl    
       ,.イ::;ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`=イ/
       //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
      〃::::::::::::;イ//リ|:/|:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     ∠::::::::从(     l/ !::::::::::::::::::::::::::::::: ヾヽ
      /イ∧` 、,,ィ≦=rヽl/ル::::::::::::::::::::::::ヾ、
        〈_≧r=!:::::::ノ    リ:::/ヽ:::::::::::::lヽ         「霊獣使いの先輩らしいところを見せてみるか」
        !:::::/   ̄       lん) !::::::::::ル          「ま、今日は他の神子が優秀だから見せるだけで終わっちまいそうだけどな」
        `l〈 _       ,..  ( ,.イ:::::::::::(
         ヽr__      /  l´ !::::::::从ヽ
    ___ ,....,..._ ト-`¨      ノ  ルリ人ヾヽ 
  r‐"_l_辷〕_}illi、   ,, -   ,,..::::"::::.. | __
  f,! └‐r‐‐/ / ^vllllllr''"  ,,...::''::::::::::::::::::::/´  /`!
  H__ノ__ノ__ノ /   r=`-''::::::::::::::::::::::::::::/  /   ヽ
 {   ∨   l    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::/  / ,. "   \
 l、   l   /    / l::::::::::::::::::::::/  / /
 /`'ー― /     / /:::::::::::::::::/  / /
/     / / ̄/  /:::::::::::::/     /

153石川 五右衛門:2016/06/30(木) 23:40:02
では自分の行動からスタートだ。
術式【三狐神】を使用。対象は五右衛門自身と烏丸くん。
【霊力】のB+で判定する。

diceBot : (2D6) → 7[1,6] → 7
出目1の方はムードにまわす。黒のインガを増やして、成功。

『こーん?』『こゃーん!?』
「……ってオイちょっとォォォォッ!?」

荒ぶる黒い流れを見た狐たちが恐慌状態に。

…ともあれ、呼び出した稲荷の眷属たちが駆け巡ることで、敵をかく乱する。
このシーン中、二人はダメージを受けるときに-1d点されるぞ。

154ヴィルへルミナ:2016/07/01(金) 00:01:18

                    /
                   (_rf三=ミ、___,
                  ,斗─=ミ仁二__
                伐辷捲=彡'´ ̄`_  _.rr‐rーr‐-、
                 (rへ'っ,イ`¨`'⌒:{__三_片┴士攻》 _   「先陣は頂いた!」
                    / ,ミ乳\ー,r‐'      ̄ ̄`⌒y`´/〉   「ハイヨーヴンケル、突撃をかけろ!」
                _,∠_/_人*`>刈_r─‐-、___  〈 .X※\
    }\  ∧    ./ ̄`〉人_/\-=彡ノ二二ノ二二.|三≧、´\\\
.   ,≧彡ミ、_}ミミ、__.〉=ミ// /::人: : :.:. :ト、─く___.ノ、___ノ: ̄}\\\
   ノ:.{从ノ:.:.:.\:.:.:.`巛,{サx'::/   〉: : : :} .}        \: : : : : :辷, \\\
  (}.:  .:.::.:.:.:.:.:.:}  :.:.:.:.:.:.:ノミ=-、人: : : :| .\____    \____.:辷_  \\\
  ノ .:.:.::健).:.:.:.ト、:.:.:.  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}: : : } ,イ:.:.:.:.:.:.:. ̄\_/ ̄ ̄     \\\
./ヘ.:.:.:. :: ::.:.:.:.:ノ:.:.:ヽ/:.:.  :.:.:.:.:.:.:.|: : : :\ .\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\三ミ、_____, \\\
{)..:.:.:.\:.:/ ̄\:.:/:.:.:. :.:.:..... :.:.:.: ∧__/‐‐く__ .:.:.:.:.:.:.:.::.:トミ三三三彡'⌒ヽ \_|
乂{):.:伐二>--イ.  .::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.§:.:.:.::\_ノ ̄ハ.:.:.:.:.:.:.:.:. |
 `¨¨´        {:: / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ーミ 、.\_:.:.:.:.:. }
            ∨ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ヽ入.:.:.:./
              〉、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |.:.:.:.:.:.:.:._/:.{.:. く/`Y´
           /.:.:.:\_厂 ̄ \ノー--イ:.:.:.:.:仆、.: ∨.`}
.          /.:.:.:.:.:./ノ.:.:.:.:.:.:/    \.:.:.:} }.:.:. ∧ノ
         {.:.:.::/ ./.:. :. :/      /.:.ノ .|.:. /
         /:.:.:/ ./:.:.:./      /:.:/  ノ:.:.{
.        〈:.:.:〈 ./:.:.:/       ./:.:/  /:.:./
         \/::/        /:.:.:/    /.: /
           /::∠ ̄}ミ!      .ト-.〈  /:.:./
       _/:.:./  ∨_ノ       {__ノ . /:.:.:/
      /\_{              / ̄7
       `ー--'´                 ̄¨


武器は【八脚馬】、対象は『踏みつけ』、武勇B++で判定!

判定
diceBot : (2D6) → 10[6,4] → 10

4をムードにして緑にインガを乗せ、6をアクションにしてスペシャル成功!
3d6+1d6+1のダメージというわけだな!

ダメージ
diceBot : (4D6+1) → 7[1,1,2,3]+1 → 8

あっぶねぇジャストキル!

155GM:2016/07/01(金) 22:26:58
ではパラグラフ2、【巻き付く】によるアンブッシュだ!

目標
ダイス合計:5 (1D6 = [5])

・・・豪快!

ヴィルヘルミナによって崩された大蛇が倒れ、
一番武勇の高い空忌に向けてアスファルトの波がなだれ込む!

【武勇】で判定せよ!

156空忌 知枝:2016/07/01(金) 23:52:37
                            __, -- ミ
                              ,'.::.:/.::.::.::.::.:\
                         }.::/.::.::.::.::.:,.:'⌒',
                         }:,'.::.::.::.:/.::.::.::.:i
                    jI斗tァ='=ァt+ミ :.::.::.::.::|l
                  ,.:'´.::.::.::.::._  -‐‐-=ニニ=-‐ ァ
                   ,:'.::,...::''"~.::.::.::.:.::、.::.::.::.::.::.::.::.::,:'|l
                //.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.\.::.::.::.::/ .:|l
                  ,:' .::.::,.::.::.:{.::.::.::':,.::.::/::\rく.::.il::.:|l
               /.::.::.:/ .: {.::.:'、.::.::.::Χ.::.::.::.::ノ.::.`、l.::.|l
                 /.::.::.:/.::.::.:{.::.::l \/.:/ \.イ\:. : `、:|l  _  -‐=ァ
             人.::.::.'.::.::.:-{‐-」  `' ィ欣り lレ{\: :.`、/     /
                   \{\.::.::{斧ミ、    ~´  かノ\: :`、  ./   「うむ、悪くはない。が―――」
                     }\{.: ゞ┘,         ' {.::/.:l\.::.'く                 _ ,,..  -‐- ミ
                     }.::.::.:,込、   - '       乂.::.l/`'≪≧s。.,       _ ,,..  -=ニ=-‐ ''"~ `ヽ∨
                    ,'.::.::/   l}iニ=‐- イ゚,  // `¨^'' 、  ~ '' ‐=ニ二Ξ二=-‐ '' ~         ノ::}
                    _r‐ 、-‐‐┐l}l.::.::.:/}.::ノ/li //     丶       _               _、+'” '゙
               r‐' 、\_〉~つ' ,.::.:>''77´ '゙ //  、      \    ´ }          ,、丶` ''~
.        _    -=ニ/^\」ー'X´  // ,.イ/  /7    \    / ̄ \}  ,'      _,、 ''~''"
   _,,、 ''"~       /{   イ  、 ''~ ∠ニ=‐ァ''^寸  }   ,'` 、'   rz彡'  {
  {(,     rzrzrz7rzrf壬ノリ''"   , ´    /   `、,゙  / :} {   [/    乂
   ^、      乢{⌒゙l 'ー==‐''゙}   /   . . . : : ゚,: : : . .. イ\./.:: ;  '、rァ'r 、   、  `` 、
     ー-      八_   -‐七抓: : : : _  -‐'-=≦    '.::.::,'  rf7ーLく^ 、 \` 、 ∨
          _,、 ''~.::.::.::._、+'"⌒:、''"_  -‐‐-  ミ 、 /.::.::/   ~´    `¨゙\ `、  ー'
.      _,、 ''~.::.::.::.:.,、丶` .::.::.::.::.::〈´. .         `7.::.: /            \」
   ,、丶`.::.::.::.::_,、 ''~ .::.::.::.::.::.::.::.::/}.. . .         /.::.:, '
  .::.::.::.::.:,、 `.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::_、+'”.::.:}.. . .      /.:/
  =-‐ '' "~  ̄ ̄ ̄ ~" ''<.::.::.::.::.: ノ.. . .      ./ 〉

武勇A+に【親神の恵み】でHPを2点消費して+1。

diceBot : (3D6) → 10[5,1,4] → 10
5をムードダイスに選択、4+1-1+1 =5≧3+1で判定に成功。
続けて脅威「吠え声」に短剣で攻撃を仕掛ける。

「―――たかだか一惑星の自然現象ごときでどうにかなる空忌知枝ではないわ!」

157空忌 知枝:2016/07/02(土) 00:04:46
        _. ...,iイ    ,,...-ー'"     ,-}                 ''ー、、;.....   ...`".;;;..';  、
  ;;;l〉  ,-''゛ .;,l,゙|  ,-''"./        ,iシ"  _               ''-、_;....
  ;;;i!i「 ./,,./ , -./  /,,./ ゛.            /, ⌒,イ¨`゙ヽ                `'-、....  ..`'!゙''く;;;`l,
 ;;;;;;/" .l'"  ..;;i゙'i: /'"                 {{  〈:.:.:.:.:.:.:.:.',                    `'';;、
;;;;;;;,./     ...,iリ,,...-ー'"                  ヽv'´ ̄`ゞ : :',                  ヽ.;
/;,./   ,./ /                  /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ::\            ゙'、ヽ,  .、  .゙ヽ;;;/'゙l=
-'゙./ : ,r'";;;;;/                     |ハレ:」.o.:..:o.:.:>、.:.:.ヽ          .゙ヽ,ヽ lヽ,  `tl|'ト
.,ilト.;:../;;;;;;./     ,ン|                }:.i.:.:.:.: :ィ:.:{.  ヾ:.:ヽ         `'ゝ.ゝl、   .,i.ll″
;;セ../ ;;;;;./     ,./ /゛              ==ニ|:斗 .: ト'.:.」ニ== . ヾ.:’、               `.l .  ii《..ノト
lゞ...;;;;;./  .,_--゙ //              ァ''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヾ、.   ヾ.:ハ                  .,i.ll″
  ;;;;.l   ./.;  : .//               {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..}゙}}.   !.:.:i                ii《..ノ゛
;;;;;;;;/;  l .,ノY′ ._.,,             i.:.:.:ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i〃   i.:.:.!         、      .rリ;; ,
、;..;゙h、     ;  .,ノ.//            i.:.:/. ',:.:.:.:.:.:.:.:.:ゞ〈.    ,:.:.:...i           .`''x、.    ,i./;,.
.りヽ.!ヽ;;;.,、    、,レ゙゙            /:.: |. /.:.:.:.:.:.:.::.: ミ :.:.<イ:.:.:.イ.             .!`i;;/..-'゙./ : ,r
;;;;;;;;゙!〉;ゞ"!   .,r ||'-、             |:.:.: レ'.:.:.:` ̄´.:.:. ヾ、:.:んx〃ノ.              / //".;.,ilト.;:/.
;: ;;; ;;;;;;;;;;;;.!;  :/;;;;;;;;; l:           i,;,;,;/ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨tダ/イ               |;;. ;..;:.;;;セ.. /
‐l.;: ;;;;;;;;;;;..l;;;;.l.;;;;;;;;;;;;;;;|              リタ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\"                 /  ..;;;ilゞ...
. _/.;;;;;.;;;;;.ヽ,_.l.....;;;;;;;;;|.;           , イ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. \             ;|;;         ;
"   ;;  ;: ...;;;´.;;;;;;;;;;;.!          ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: \            ;.!;;;
  : テ';;:        ;;;;;; l.;、        .i..,,、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ゞ'リ'-、 !\. ,,.   / .        /
.、 .,,/ ;;;.l. '.二-  .'; ;;;; l|ヽ      ;゙.l.;゙ヽ,..t、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.ベL `  .´ `‐lへ       / :
(,,xコリ  ;゙ヘ`- \ \;;;;;.゙";゙'-ッ.   ;;;;;.!;;;;;.乂;゙'j、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: 't 、,  .、 `'!=、,.|ゝ..!゙'/;;;;      / .,./
 ;;;l゛   ...;;;゙、._,,,,.. -‐;:;;;;;;;;;;;;;;ヽ..;.. ;;;;;|.;;;;;;;;;;;;;;; l ̄`;;;;_.. -‐ .:.:.:.:.l.; \ |\.   `′:;,rl;;;.,i'く     彡'".!
 .;;|ii    ‐´  ,.. -: ;;;;: ;;;;;;;;`'-x,::/ ; ;;;;;;;;;;;; l,,-''I;;;   ム、:.:.:.:lヘ.l.;;;;;;゙イ.;;;゙ \   ./゙;;l./        ./
;             ;:   ......;;.. .;;;;;;;. .......;;;;;;;;l「;;;;;..l.;;,  /.;;ヽ ;.n.!;;;゙゙';;;;;;;;`....;;;;;;.`'ヽ、"
.;;;;;;.     ;;. ..;            ;:       ; ;: .;;;;;;;;;;´.゙‐'゙;;;;;;;│/ ;´;;;:  .;;;;; ...;;:     .`゙''      /  ,_,i

―――荒れ狂う濁流が、モーセを前にした海の如く、真っ二つに裂ける。
一体何が起きたのだろうか? それを知るのは、当人ばかりだ。

158空忌 知枝:2016/07/02(土) 00:05:18
引き続き武勇A+で攻撃判定。
diceBot : (3D6) → 13[2,6,5] → 13
5をムードダイスに指定、6をアクションダイスに指定、クリティカルヒット。
短剣の基本攻撃力が1d。迎撃3でダメージ固定値+3。
必殺2によりダメージ+2d。破滅の色によりダメージ+黒の覚醒段階 (1) d。
【滅びの瘴気】でさらにダメージ+1d。計5d+6ダメージを食らえッ!

diceBot : (5D6+6) → 20[3,6,4,4,3]+6 → 26
吠え声の耐久度は9なので、本体の生命力を9点減少。
【突破】を使用。さらに生命力を4点減少。
【魔王の時間】を使用。さらに生命力を1d点減少。
diceBot : (1D6) → 4

本体の生命力を合計17点減少だ。

159GM:2016/07/02(土) 00:21:33
ジャストキル!!

ぱぁあん!!!

空忌の一撃により高速道路のおよそ80%が消し飛び・・・大蛇は、その動きを停止させた。

愛野「あ、あなたたちは・・・一体・・・・?」

呆然としている愛野と気が付いたらいなくなっているワイナミョイネンを横に置いておいて戦果表を振るのだ!

レベル3だったので3回だ!ふれえい!

160石川 五右衛門:2016/07/02(土) 00:46:40

「あれがアザトースの神子の力か。それも全力でない」
「ま、頭八つじゃ九頭竜の神話にはかなわないってモンさ」

まだわずかにのたうっている蛇の尾、もといアスファルトの流れに短剣を突き刺しトドメを刺す。

戦果表 diceBot : (1D6) → 5
アイテム表 diceBot : (2D6) → 12[6,6] → 12

『――ザクッザクッ、ガチンッ』
「おっ、尻尾(?)のなかになんか硬いものが……」

「光り輝く剣状のエネルギー塊(アイテム:爆弾)」を手に入れたぞ!
誰か持つ?持たないなら神性武器の短剣を放棄して、自分で持つ。

161石川 五右衛門:2016/07/02(土) 01:06:30

『シュオオオオオォォ……!』
「……アツッ!?この剣アツッアツッ!」

武勇C-のコソ泥如きに触れられるのは流石に気に触ったか、
蛇の尻尾から取り出されたエネルギーの神剣が眩く輝きだす。
処刑された時の釜みたいに熱い!あ、でもコレ地面に落とすとちょっとやばいかも

「とっ、わっ!おっ、落ち――――」

162ヴィルへルミナ:2016/07/02(土) 01:11:05

「うむ!」
「自由、友情、勇気、博愛!」
「此度も我ら騎兵隊の勝利であった!」

満足げに剣を収め、下馬する。
我らの友情の勝利だ!

戦果表
diceBot : (1D6) → 4

その活躍ぶりに絶望の闇も少し晴れたようだな!
黒インガをひとつ取りのぞくぞ!
どれ愛馬ヴンケルをねぎらってやる愛い奴めふふふ……

「む、大丈夫かゴエモン」

        パシッ

ところで銅像なので難なくエネルギー剣をキャッチした。
色々と頑丈なのである。

163空忌 知枝:2016/07/02(土) 01:11:13

「一体も何も、神子に決まっているだろう。見て判らんのか。」

違う、多分そう言う事を聞きたいんじゃない。
そんなツッコミがどこからか聞こえて来そうな対応である。

「うむ。そもそもアレは、片手間におやつ感覚で作られた玩具に過ぎんからな。」

実際の八岐大蛇だの九頭龍だのが相手だったら、それこそどうなっていたかは謎だ。
が、相手は所詮デッドコピーに過ぎない。
ならば、負ける道理もない―――そんな絶対的な自信が見て取れるだろう。

diceBot : (1D6) → 4
4:黒の領域からインガを1つ取り除く。

164石川 五右衛門:2016/07/02(土) 01:17:14

「ふぅーっ、危なかった。え、なに、やっぱ銅像だと熱いのとか平気なの?」

ヴィルヘルミナが手にすることで剣の輝きが収まる。
あるべき場所に収まったような感じだ。

「ま、俺は闇夜にコソコソ仕事する泥棒だ。ピカピカしたものは似合わねぇ」
「剣を使うなら武者だろ。なかなか絵になるな……そいつはお前が持っててくれ」


ヤマトの武器なら烏丸くんだろうが…ホラ。
別の戦利品(女の子)で手一杯だろうからな。

165ヴィルへルミナ:2016/07/02(土) 01:30:56

「むむむ……」

ちょっと悩む。
受け取るのが嫌、というわけでなく……

「……貴官も男に生まれたのであれば夜盗などにかまけていてはならんぞ!」
「キツネを使役する貴官のまじないは中々のものであるようだしな! 夜盗に身をやつすこともあるまい!」

なんかそんな感じでぷりぷり怒り出した。
伝説の大泥棒に泥棒やめろとは、正面から喧嘩を売っているのかもしれない。

「しかし……うむ」
「その、うむ。やはり剣は騎兵隊たる小官の手にあるのが最も適切だというのは確かにその通りだ!」
「小官は銅の肉体故多少の熱は問題ないが、只人の手には余ろうしな!」
「というわけでこの剣はありがたく頂戴しよう! 感謝するぞゴエモン!」

と思ったら絵になると褒められて嬉しかったのか上機嫌で剣を収めた。
グッと握ると剣がブレスレットに変化したのだ。
これもひとつの神子パワーである。

166烏丸 弥太郎:2016/07/03(日) 03:51:03
「うーん、楽でいいね。実に」

 適当に魚人をけん制していたら、いつの間にか戦闘が終わっていた。
 自分の手を汚していないあたり、ちょっと指揮官っぽいぞ。

(……けど、僕の仕事はここからだな)

 アマテラスの言葉を思い出す。
 獅子奮迅の武勇のみが必要とされるならば、自分はここに必要ない。

 ひとり置いてけぼりの少女・愛野。
 現場には頼れる作業員たち、さしずめ自分は事務方といったところだろうか。


「『万神殿』といいます」
「つい今しがたあったような『神話災害』……危険や異変に対処するための機関で」
「僕たちは、そこに所属する『神子』……実働部隊ってところ」

 警戒させない程度の歩調で近付きつつ、状況を説明。

「今回は異変の収束、およびあなたの保護のために派遣されてきました」

「僕は烏丸弥太郎。高速道路ぶっ飛ばしたのが空忌知枝。
 馬に乗ってるのがヴィルヘルミナで、グラサンが、えーと、五右衛門。」

「ほかに、何かわからないことは?」

 一通り説明を終えたら、とりあえず質問を促してみよう。
 急転直下だ。思考を整理する時間が必要だろう。

167GM:2016/07/03(日) 22:44:21
とりあえず少女は烏丸に返事をしよう。

「え?えーと・・・私は愛野。女子校生。」
「神子?なんだか分からないけど・・・ここは危険だから早く逃げた方がいいよ?」

彼女は何も知らないっぽいぞ。

168烏丸 弥太郎:2016/07/03(日) 23:15:42
「……えーっと」

 あの魚人の群れと美丈夫を相手に五体満足で凌いだのだから、
 神子としても幾らかは洗練されたものかと思いきや。

「新しいな」

 まあ、敵ではないというのはわかってくれているだろう。
 しかし女子高生というなら、空忌に任せるべきだろうか。
 武勇以外も色々そつなく出来そうだし(メタ的な意味で)。


「僕も説明が得意なほうじゃないんだけど……参ったな。
 『ペルソナ』とか知ってる? もしくは『○○××』、『☆★☆』……
 だいたいそんな状況ってとらえて欲しいんだけど。
 あ、僕らが特捜チームね。そんでもって、愛野さんが特異点って感じ」

 いくつかの、メジャーともマイナーともつかないゲームタイトルを列挙する。
 まあ分かれば多少ゲームへの造詣はあるだろう。

169石川 五右衛門:2016/07/05(火) 22:53:54

「よせやい、キツネは親神様の借り物。歌舞伎の五右衛門と違って俺は裏方担当よ」

若干照れならがらも、ヴィルとの会話を切り上げて少年少女の所にやってくる。

「ははぁ、まだ自覚していないのか神話災害で忘れられた神子か。たまにいるんだな」
「こいつの説明通り、俺たちも同じく神様の子供よ」

「万神殿からのお達しでな。とりあえず、お前さんを保護させてもらう」

170空忌 知枝:2016/07/05(火) 22:56:11

「なるほど。何も知らんのか、こいつ。」
「まあ良い。とりあえず、お前は世界でたった一人だけの特別な存在ってわけじゃないと言う事だけ理解しておけ。」

凄い単純に要点だけまとめて、それ以外の説明はブン投げる事にした。
いくらなんでも適当すぎやしないかって? ぶっちゃけそれ以上理解したところで何がどうなるって訳でもないし。
現状ではとりあえず、自分が世界で一人だけの特別な存在だとかいう勘違いさえ正せれば割とどうでもいいのだ。

171GM:2016/07/05(火) 23:02:40
「協力・・・してくれるの?」

そういうと、少女は半ば魚人化している腕を握りしめ、あなたたちを見る。

「なら・・・お願い。何で私にこんな力があるのかは分からない。」
「でも、これだけは分かるの。私は――――」

 ワイナミョイネン
「彼に殺されることだけは、絶対に避けないといけないんだって。」
「彼に、私を殺させてはいけないんだって。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

少女愛野の【暗示】
あなたは忘却の神子だ。
自分が何者かはわからない。何をすべきかも知らない。何処がルーツかも覚えていない。

ただ、理解しているのは。
あなたはこの美しくも愚かで、哀れな『怪物』と巡り合う運命であったということだけだ。
この絶界に、抵抗するのがあなたの存在理由だ。

――――あなたの【任務】は『この絶界から皆を救いだすこと』である。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「彼を、救わないといけないんだって。」

172石川 五右衛門:2016/07/05(火) 23:25:16

「『皆』を救い出す。さっきも言っていたか」
「あのヒゲ(ワイナミョイネン)も救うべき『皆』のひとりっていうんなら、」

煙管に火をつけ、紫煙を燻らせる。

「まず、お前さんはお前さん自身を救わなきゃあいけないな」 スー  フー

さきほどワイナミョイネンがいた辺りを見やる。
もう近くに姿はみあたらないのだろうか。

173ヴィルへルミナ:2016/07/06(水) 00:03:39

「おお……なんたる……なんたる……!」

大蛇の死亡確認をキッチリした後、ヴンケルを引いて合流してきた。

「友情!勇気!愛!自由!博愛!希望!」
「少女よ……小官は非常に感動した!」

そしてなんか涙を流して感動している!
少女の自己犠牲精神や敵をも救わんという愛の心に感動したのだ!

「うむ、うむ、うむ!」
「ならば彼の大魔術師、我らの手で救わねばなるまい!」
「小官はスウェーデン騎兵隊、乙女騎兵ヴィルへルミナであるからして!」
「我らが勇気!そして友情!」
「それを持って貴官の愛に応えねば!」

つまりヴィルへルミナの士気が非常に上がった。

174烏丸 弥太郎:2016/07/06(水) 23:20:53

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【真実】
 親神は予言の後にあなたに告げる。
 絶界を生み出したのは神に限りなく近い人間、『ワイナミョイネン』の荒御霊だ。
 新たな神が生まれかねないこの現状を憂いた万神殿は、
 この荒御霊を鎮めるために神の多面性に最も詳しいヤマト神群による協力体制を敷くことを決定する。
 この戦いは、カレワラが邪悪な神話になるか神聖な神話になるかを占う誓約(うけい)なのだ。
 この真実が公開された時、あなたはセッションの終了時まで
 「アマテラス」または「ヤマト神群」から好きなギフトを一つ選択し、取得することが出来る。

『トリガー』:赤の覚醒段階が第二段階になる。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 つまり、彼女が稜線だ。

 本来ならば事実に伴って事象が変化する。
 しかしこの絶界では事実が固定化されていないが故に、それが事象によって左右される。

 『カレワラが悪ならば彼女は死に、カレワラが善ならば彼女は生きる』。

 それが本来の誓約(うけい)であったところを、
 『善か悪かが固定化されていない』ことを逆手にとって、彼女の生死に、その事象の行方を委ねるのだ。


「……なるほど、うちの女神様も」
「やっぱ主神だけあって、やり手だよチクショウ」

 つまり、彼女を救うことが絶界の解消に直結し、そして万神殿は新たな神子を得る。

「分かってる、救うよ、手伝うよ……」
「『正義の味方』だもんなぁ、今は。」

175GM:2016/07/06(水) 23:36:37
少女の決意を支える神子たち。

開戦の声はすでに戦場に響き渡り、鏑矢は放たれた。

さあ、神話を。聖戦を始めよう――――

                    ――――シーンエンド

176GM:2016/07/06(水) 23:41:28
冒険フェイズ4

シーンプレイヤー:烏丸 弥太郎

運命の輪:黒1/1Lv 赤4/2Lv 青2/1Lv 緑5/2Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――

177GM:2016/07/07(木) 22:53:50
「とりあえず・・・力を貸してくれるのね?」
「そのために必要だって言うなら・・・いいわ。お願いね。」

烏丸は今後の戦況に左右されるであろう稜線、少女愛野のブラックボックスに着手することを提案した。

その結果――――



                『とぷん』


――――烏丸は愛野の深層心理に入り込む。
彼女の心の中は深く、冷たく、まるで深海の如き圧力を以って
入り込んできたあなたの心を拒絶する。

忘れている彼女の奥底には深い絶望と、拒絶。
まるで触れられることを畏れるかのごとく、深海が心を護っている――――

※愛野の深層心理が烏丸の心を攻め苛む!【霊力】で判定を行うべし!

178烏丸 弥太郎:2016/07/07(木) 23:22:10


                      _____
                    ,...<.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:>...、         ..
                 //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ  .. ' /
           、- .,  ,イ.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ .:.:.::..:.:.:.:>゙´   /
               \. `/ .:.,'.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:> ´    /
                 ヽ′.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:,∠._     /i
                  !.:.:.:.l.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/::ハ ヽ ,∠.:.:.:l
                 V.:.:.!.:.:.:.:.:.,'.:.:.:.,イ::::;j  1   `ヾ.
                V.:ヘ.:.:.:.:.l.:.:.:/ 乂ッ ノ r..:'.:´:;′
              ,-‐.、\:ヽ.:.:.l.:./ 、_¬ . ュ.、 ヽ.:.:./
         _丿ヽ. /.:.:.:.:.:ヽ `i: .ミ/`.ーォ ´l.:.:,:.:.`.:.:ン′   「……頼むよ」
         _)   /.:.:.:.:.:'、:ノ  ',.:.:i..:.:/ノ .!.:/..:.:/
           ヽ  ‘,.:.:.:.:.:.:{    ヾ/,ィ;′ .j彡.:く           言葉に応じるように、揺蕩う影が形を成す。
                ヾ.:.:.:.:ヘ.   r─'-;、 /.:.:/\\
                ヾ..:.:.:ヘ  〉.;;;;;;;;;l / .:∧  \\
                 ヾ.:.:.:ヘ /.:.;ヾ;;;;;l´..:/,;ソ   >..:ヽ
                \..:.:゙.:/ iゞノ..:.:!‐′ /.:.:/
                      \/  l.:.:.:/l  /.:.:./
                     j`l´ /`;´ヘ.:/
                      / |  i.:/..:.:.:}′
                      ,′ |  レl.:;ィ.::j
                       l  |  :l/ーヘ
                        l  l!      ',
                   l  !l      ‘,
                    l  l:l       ヽ
                     l  l:l         \
                     |   l.:!       ヽ.   \
                     |   l.:l          丶.   \

 交わす言葉は短く、また簡素なもので、
 そもそも人の言葉を解しているかどうかも定かではない。
 しかし、通じているという確信と、『彼女』への信頼。

 それに、精神的な分野に関しては、ちょっとばかし腕に覚えがある―――。


>                『とぷん』


 目を閉じ、息を止め、物質界の自分自身を閉じて、意識を同調させる。
 奥へ、奥へ。彼女を覆う深海の、そのさらに奥。


「要はブロック崩しか、弾幕ゲーだろ」
「『北方』のほうが、よっぽど難しいや」

 軽口を叩き、淡々と深海を崩していく。
 こちらが攻め込まれることに関しては、全く問題はない。


「……うっぷ」

 問題は神子とではなく、それを成すために『霊獣と精神的に深くつながっていること』だ。
 それだけで、自らを損なう所業。

―――――――――――――――――――――――――――

 霊力Sで判定:
diceBot : (4D6-1) → 13[1,3,3,6]-1 → 12
 絶望の闇修正につき、達成値に-1。
 6を判定ダイスに選択。成功。
 3をムードダイスに選択、青のインガを一つ配置。

 つづいて愛野を調査。頭脳B+で判定。
 親神の恵みを使用。HP-4により、達成値+2。
 絶望の闇修正につき、達成値に-1。

 diceBot : (2D6+1-1+2) → 6[3,3]+1-1+2 → 8
 3を判定ダイスに選択。修正値により成功。
 3をムードダイスに選択、青のインガを一つ配置。

179GM:2016/07/08(金) 00:01:27
それは神話の世界の物語。

未だ魔も神も、生も死も、人も獣も別たれぬ。

原初の楽園に生きた彼らの物語。

                 ,. : ´: : `´: : : : : :`: : .、
               /: : : : :.': : : \: : : : : : : :ヽ
                  ,: : : :/: : : !: : : : : :ヽ: : : : : : : : .
                /: : : :,:-/) ;.、: : : : : : : : : : : :ヽ: :.
                ,.: : : /, ' /{ ノ;.、: :.i: : : : : : : : : :',: :,
           '"/: :.{ {l /! {:l/ ,イ: : l: : : : : : : : : : : :.i
               l/l: :.',  l'  '{ !、: : : |V: : : : : : : :l: : :.!
                 |: : ト、    l ∨: :.l__V: :i: : : : :!: : :l
                 lハ: ',      .}  V: :l'T示ゝ: : .;'ヽ: i:!
               ! ',:.{_ -‐ ,!   ヽ l ゞ;っl.: :/ ,イ:ハ
             _,r'´  ̄ヽ,/  ヽ `  i.; l :/: :{、(    <ああ、あ――――
                l`>、` ー  ,イ;  ー  ´ ;.!.j// `` `
              ///\   /:|`;  -   ;/l/"  ̄` ‐ 、
            /////,/.| /ヽ!、_`ヽ,.'" __ノ ./   _  ヽ
          ///////<!/-、. ヽヽ() / /'" ,. '" ヽ  ;
        ///////.'  )_,.、_  ̄  `´   ̄   ,   }  l
.      ,イ'///////  .r,.ー-、Yヽ,._ ,.. ,. r_Y.ハヽl   !  l
.      ,イ'//////,.'ハ,.ィ/ニニニ>ー-‐<ニニニヽゝ l  .l
.     '//////// /.{ニニニニニニニニニニニム .!  ,
「思い、出した――――そうか、だから、アタシ――――」
烏丸の力により少女は思い出す。己の存在意義を。己の進むべき道を。

後は――――突き進むだけだ。

180烏丸 弥太郎:2016/07/11(月) 00:21:46

「……ぷはっ!」

 精神の深海より帰還し、汗だくのままに。
 霊獣を影に返し、息をつきながら愛野を見遣る。


「……、……」
「……早まって、変な真似だけはしないでよね」

 彼女の精神の中で見た真実を想起し、釘を刺す。
 涙を見せる女性に怯むような無垢さなど、持ち合わせていないのだ。
 出来るのは、斜に構えた、生意気な忠告。

「自分が何のために生まれたとか」
「自分が進むべき道だとか」
「そんなもん、あるように思えるだけで、本当は存在しないんだよ」

「生きることは、義務じゃないんだ」

 聞くとも聞けば、あるいはひどく後ろ向きな言葉を、彼女への叱咤に使う。

「たとえそれが、どれだけ途方もなく大きい存在によって定められたものでも」
「生きる権利だけは、誰にも左右されちゃダメだよ、愛野さん」

 ……影の霊獣に深く繋がっていたからだろうか。
 どうにも、いつもの調子じゃない。
 本来の自分ならば、肩をすくめて『僕には関係ない』と口を閉ざし、傍観者を気取ったろうに。

181GM:2016/07/11(月) 00:28:35
「――――大丈夫。私は愛野よ。『彼女』じゃない。」
「やり直すために産まれてきたんじゃない。」

「私は、ここからまた始まるんだ。」

182GM:2016/07/11(月) 00:33:45
――――シーンエンド

183ライダー:2016/07/11(月) 23:20:31
冒険フェイズ5

シーンプレイヤー:烏丸 弥太郎

運命の輪:黒1/1Lv 赤4/2Lv 青4/2Lv 緑5/2Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――
愛野の真実を確認した後も、ワイナミョイネンの猛攻は続く。

「いない!いない!どこにいるのだ!どこに・・・!!」

――――だが、愛野の登場、そして戦闘によりワイナミョイネンはその行動に変化が生じた。

「どこにもいない!ここにいない!!・・・邪魔だ!沈め!皆沈んでしまえ・・・!!」

彼は言葉を話すようになった。何かを必死で探し、足掻いているような理性が宿ってきた。
そしてそれに比例するかのように彼の力はより強力になっていく――――!!

アスファルトによる八岐大蛇(つなみ)と、その波に乗って襲い掛かる魚人による波状攻撃が神子たちに襲い掛かるのだ・・・!!

※武勇で判定せよ!

184烏丸 弥太郎:2016/07/11(月) 23:35:37


「ぐへぇ……」

 ただでさえ戦闘能力は皆無に等しいところに、霊獣使役で身も心もへとへとだ。
 こうなると、頭脳労働は脆い。必然、圧倒的な数の差に圧され……

「くそっ、さっきの今で……」
「偉そうに言った僕が、このザマじゃあ……っ!」

 気力を振り絞り、指揮の手信号を振り上げ、





  『ヒュウウウウウウ――――――』




.        /
      /  _/ _/
.     /\       |
    /  \/      _/          /
  __/      ̄  / |   __/   /
.           \/ _|          /
                      ./
                    __ノ    <プチッ



 空から降ってきた岩に潰され、無事息を引き取った。
 なんかこの岩、見覚えあるぞ。


武勇Cで判定:diceBot : (1D6) → 1
ファンブル表:diceBot : (1D6) → 2
セッション終了時まで、ギフト【岩戸隠れ】を習得。

185GM:2016/07/11(月) 23:43:51
1d6+2
diceBot : (1D6+2) → 6[6]+2 → 8

8点のダメージ!

さらにファンブル表の結果で烏丸以外の全員に1点ダメージだ!

強力になった歌の支援を受けた怪物の猛攻は今までの比ではないほどの威力で襲い掛かる――――!!

186烏丸 弥太郎:2016/07/11(月) 23:52:31


「…………、あれ?」

 と思いきや、どうも一命をとりとめたらしい。
 岩と岩が絶妙に組み合わさり、人ひとりほどの空間を作っている。
 さながら、よく計算された落ちものゲーのブロックがごとく。


 ギフト【岩戸隠れ】使用につき、ダメージを2d6点軽減。
 diceBot : (2D6) → 7[5,2] → 7

187ヴィルへルミナ:2016/07/11(月) 23:57:15

「っと、大丈夫かヤタロー!」

「ええい邪魔だ! 散れ!」

ぷちっと岩戸に潰された烏丸を心配しつつ、敵を薙ぐ。
烏丸に割いた意識の分、僅かに攻撃を受けてしまったがまぁかすり傷だ。


【生命力】13/17→12/17

188石川 五右衛門:2016/07/12(火) 00:03:00
                 __,,,,,,ィニニニニ、、
             ,。;;;;<ニニニニニゞ''''ゝ´
           ,ィi;;;;;;;;;;;;;;ミニ二/ニ≧s。,,_
          ./ニヾェ-=.i})ニニニニニニニニニニ
       。イニニニニ.ゝ=イ:.:.ヾニニニニニニニ二,          「オイオイオイッ、大丈夫かよ、少年少女!」
    。≦ニニニニニニニニ.i}、:.:.:.:.:.:.:.`'<ニニニニニi          「ああクソ、荒事は他のヤツに任せるつもりだったのに飛び出しちまった…!」
    ノ}ニニiゞ''"´   マi/;;;;乂、,,_/イニ二,`'<ミi
  ヾ,i_ノ'´       マム/.マニニニニニニニ,  `
             .ヾム  .マニニ/ニニ/,
               ヾi,  ヾi/ニニニ/二、
                  /ニニニ/>iソニ≧s。
                   .マニニシ´`'<ニニニニニ=,_
                    `´      `''<ニノノi{
                              ヾニi}
                               ゞ'

二足歩行サンマの群れを強引に抜けながら、烏丸の下に向かおう。
敵の攻撃をいくらか引き付けるくらいはできる。


【生命力】7/11→6/11

189烏丸 弥太郎:2016/07/12(火) 22:45:22


「すみ、ません……大丈夫です」

 身を張って助けてくれた仲間に詫びつつ、岩塊の中から応じる。

「……アマテラス様が、新しい力を貸してくれたみたいで」
「これは、例えば、こういう……?」

 どうにかして岩塊を崩そうと試みるが……
 いかんせん、上手くいかない。
 これは、出るのに相当苦労しそうだ……

「あれ、くそ……このっ」
「せめて説明書つけろよ!!」


交流判定
愛情B+により2d6+1、黒インガ補正により達成値に-1。
diceBot : (2D6) → 2[1,1] → 2
黒インガを一つ配置し、ファンブル表を振る。

diceBot : (1D6) → 5
憤怒の変調を取得。
今後、ムードダイス選択に最も低い出目を選ばなければならない。

190石川 五右衛門:2016/07/12(火) 22:58:18
「なんてこった。岩が振ってかれこれ十分以上は出てくる気配がない」
「若い2人を真っ暗の中に、閉じ込めっぱなしというのは、その、マズいんじゃないか?」


引き出すのに脱いだり、色々努力した。つかれた。

191GM:2016/07/12(火) 22:58:27
歌の威力が想像以上に上がっているようだ。

けんもほろろになりながらも一旦あなたたちはこの場を離脱する――――

                     ――――シーンエンド

192GM:2016/07/12(火) 23:08:47
冒険フェイズ6

シーンプレイヤー:石川 五右衛門

運命の輪:黒2/1Lv 赤4/2Lv 青4/2Lv 緑5/2Lv 白4/2Lv
――――――――――――――――――――――――――――――

歌の威力が増しているのを感じたあなたたちは大打撃を受けた烏丸を逃がして一旦体勢を整えようとする。

それを見逃すワイナミョイネンではなく――――

「おのれ・・・・!忌まわしき神子どもめ!」
「貴様らがいるから!神の子などが来たから私は追い出されたのだ!!」

『歌』が五右衛門を魚人に変えようと襲ってくる――――!!

※愛で判定せよ!

193石川 五右衛門:2016/07/12(火) 23:17:55

「また会ったか。よくよく縁があるな、アンタ」
「くおっ……歌が、重くなってきてやがるのか……!」

愛Bに【寄進】で+1の修正をつけて判定。

diceBot : (2D6) → 5[1,4] → 5
出目4+1、黒修正を入れても成功だ。
ムードダイスには1を選択、黒インガが増えてしまった。

「……まぁ、ここはオッサン同士、腹を割って話し合おうや」

足から這い上がるようにして広がる魚人化に耐えながら、
ワイナミョイネンの前に、どっかり腰を下ろす。

194石川 五右衛門:2016/07/12(火) 23:27:19
>>193に訂正)

……いや、抵抗するのはやめだ。
逃げも隠れもせず真正面からワイナミョイネンの歌を受ける。
そうでなければ、彼の真意を知る事はできない。


出目4は緑のインガを増やすのに回して、出目1でファンブルする。
diceBot : (1D6) → 6

周囲から活気が失われ、黒以外のインガ全てが1つづつ取り除かれる。
このままでは、完全に絶界に飲み込まれてしまいそうだ。

「くっ……おっ……!」

195GM:2016/07/12(火) 23:37:24
足元から地面がぬかるみ大地に沈む。
ここは海なのか大地なのかも分からない。
常識が削られる。狂気の沙汰・・・いや、正しいだの狂ってるだのと言った線引きはここではあまりにもマトモすぎる。
ここは沙汰の外。まだ産まれていない、可能性でしか存在しない『神』の作る新しい絶界(じょうしき)。

ウケモチ「ッ!!五右衛門、ちゃん・・・・!!!?」

神(あいするもの)の声が遠い。神(あいするもの)の叫びが届いてこない。
届かぬことによって生まれる空虚な隙間に代わりに入り込むは『神』の声。
その『神』の御心に触れ、魂が融解していくのを感じる――――!!

※ワイナミョイネンへの【想い】を+2点上昇させよ!

196石川 五右衛門:2016/07/12(火) 23:58:04

「……俺の仕事ですんで、ね」
「盗みに入らせてもらうぜ……奥に隠そうとも、頂戴ッ!頂戴ッ!」

自分のカタチがドロドロになっていくような感覚。
思い返したのは、京の三条河原の処刑場でのこと。
そして、ウケモチの神血(イコル)を受けたときのこと。


「(煮溶かされるのは『二度目』だな……そうか)」

「こいつがお前さんの魂……『歌声(くるしみ)』か―――」
「だがよ……どんなに熱くて、苦しくったって……手放しちゃあいけねぇえものがあるぜ!」

ワイナミョイネンに対して【共感】を抱く。
そして同時にトリガーを達成した。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【真実】
あなたは夢を見る。絶界の中心で歌う美麗な男性の夢を。
だが、その歌は悲しく、己の本意ではないことが明らかだ。

彼の歌声(くるしみ)を、止めなければならない。

あなたの【任務】は神話災害を引き起こしている『美麗な男性』に対し+の想いを得ることである。
この【真実】が公開された時、あなたは好きなインガを3つ増やすことが出来る。

[『トリガー』:【任務】を達成する]
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

197烏丸 弥太郎:2016/07/15(金) 00:17:06



『こいつがお前さんの魂……『歌声(くるしみ)』か―――』

 五右衛門の様子を、影の霊獣が映像で伝えてくる。
 その相対するものの姿も、歌声も、嘆きもだ。
 愛野とともに、その映像を観察している。


『だがよ……どんなに熱くて、苦しくったって……手放しちゃあいけねぇえものがあるぜ!』

(……その通りです、五右衛門さん)

 この話は。

 事実が定まっていないからこそ、事象がそれを左右する。
 あの誓約の結末を決めるのは、まぎれもなく自分たちであることを、強く心に刻む。


「……この物語は、今回だけは、幸せに終わらなくてはならない」
「それが何のために作られたものだとしたって」

「この話には! 幸せになる『権利』があるッ!!」

 あるいはゲーマーとしての性もあったのだろう。
 どんな傑作の悲劇より、駄作に成り下がろうとハッピーエンドには勝らないという信条だ。

 ―――結局は、アマテラスの人選も適材適所だったのかもしれない。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


少女愛野の【真実】

 あなたはカレワラに出てきたワイナミョイネンの
 妻となる予定だった少女アイノの生まれ変わりである。
 アイノは兄の要請にて無理やり婚姻させられそうになったことを
 一度は否定し、その命を落とす。
 だが、今一度妻として結ばれようと魚として
 生まれ変わりワイナミョイネンの元に向かう。
 ワイナミョイネンはそれに気が付かずに彼女を食べようとして――――
 二人は完全に袂を分かつことになるのだ。

 彼に殺されずに自分がアイノであると伝えるのがあなたの目的だ。


【トリガー】誰かが【美麗な男性】に対して+の感情修正を得ている。

198GM:2016/07/15(金) 00:33:24
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm430488

――――きっかけは、一人の向う見ずな若者がワイナミョイネンに決闘を挑んだことから始まった。
若者はワイナミョイネンを、その母たる創造神ウッコを侮辱した。

彼がそれに対し怒り、呪歌により若者を弑そうとしたのは当然の事。
生きたまま大地に沈め、そのまま生き埋めにしようとしたときに――――

若者は、運命を変える言葉を言うことになる。

『命は助けてくれ、代わりに私の妹をあなたに嫁がせよう』と。

199GM:2016/07/15(金) 00:43:01
その結末は悲劇に終わる。
彼女はワイナミョイネンと添い遂げることなく、彼の心に深い傷をつける結果となり終わることになる。

その事実は『呪い』となり彼らを縛る。

アイノは幾度生まれ変わろうとも彼に自身の存在を伝える術を持たず。
ワイナミョイネンは彼女が近づくと殺さずにはいられなくなる。

そして出会う度に『彼』は『彼女』を殺し、『彼』の心は狂気に近づいていく。

アイノ
「やっと、出会えた!ワイナミョイネン―――――!!!」

神話より連綿と続いてきた神と人の愛を引き裂く非業の呪い。
だが、それを撃ち破るのもまた、神と人の愛なのだ――――!!

200石川 五右衛門:2016/07/15(金) 01:11:01

「……たしかに頂戴―――っしゃ、退散ッ」
「2人とも乗れ!やることわかったしここは離れて建て直しだァー」

素早く跳躍して距離を取り、用意していたトラックへと飛び乗る。
近くにいる二人を乗せたら(あるいは霊獣を使うなどして撤退が確認できたら)、アクセルを入れてこの場を離れよう。

「……ヤニが切れちまった。ここで中入りでござい」
「この先に隠れ家を用意してある。そっちで一息つこうや」

ここは仲間たちと合流して『休憩』を行なおうと思う。

201烏丸 弥太郎:2016/07/15(金) 23:12:37

「お疲れ様です」
「僕、お茶淹れてきますね」

 気まぐれか、それとも感じるものがあったからこそか。
 率先して五右衛門をねぎらう構えを見せる。

202石川 五右衛門:2016/07/15(金) 23:19:11

うむ、というわけで近くの廃ビルの一室に用意しておいた隠れ家に逃げてきた(言い切り)
他の仲間も疲れを癒しにやってきているだろう。

「わりぃな、オレには海水を一杯もらえるかギョ……おおっ!?精神にかなりダメージが!」
「このあとは、いよいよ最後の大舞台よ。英気を養っておこうぜ」

ウロコをペリペリ剥きながらお茶と仲間の合流を待つ。

203ヴィルへルミナ:2016/07/15(金) 23:52:56

「うむ、酷い目にあったな!」

同じく隠れ家にエントリーだ!
といってもヴィルへルミナは大したダメージを受けているわけではないのだが。

「しかし……うむ、うむ、愛の戦いだな!」
「小官既にやる気が満ち満ちているが、しかしそれはそれとして英気は養わねば!」

なんかそんな感じである。

204空忌 知枝:2016/07/17(日) 21:31:01
あ、俺はいつの間にか普通に居間でハーゲンダッツ片手にDVD鑑賞会を開いているぞ。
今はなんか二人のお伴を連れて諸国を漫遊するご隠居が主役の番組が流れてる感じだ。

「おう、お疲れー。」
「冷凍庫にアイスが入ってるから適当に食っていいぞ。」

205空忌 知枝:2016/07/17(日) 22:37:58
よく見るとなんか見覚えのあるタコがテーブルの上に乗って一緒にDVDを鑑賞しているようだ。

diceBot : (1D6+1D6) → 4[4]+2[2] → 6
24:喋る動物に願い事をされる。

206石川 五右衛門:2016/07/17(日) 22:48:21
「すっごいくつろいでるー!?」
「そいつまだいたのか……」

diceBot : (1D6+1D6) → 4[4]+2[2] → 6
24:喋る動物に願い事をされる。

おっと、同じ出目だ。一緒にお願いを聞いた。

207ヴィルへルミナ:2016/07/17(日) 22:53:18
「おお、すまんなチエ!」
「うむうむ、小官も北欧生まれの端くれとしてアイスにはうるさいぞ」

diceBot : (1D6+1D6) → 3[3]+2[2] → 5
23:奇妙な商人登場。買い物できる。

「む、おさしみ……貴官、神貨を別の物質に変えられるのか……!」

そういうことになった。

208烏丸 弥太郎:2016/07/17(日) 23:16:17

「五右衛門さん、お茶です」「空枝さんも」

 人数分の茶碗と急須を持ってくるぞ。

「ヴィルヘルミナは、……」「…………」

 少しの間迷っていたが、その眼前に供えるようにして茶碗を置いた。
 気持ちだけでも、ということのようだ。

diceBot : (1D6+1D6) → 3[3]+5[5] → 8
35:お釣りを多くもらっていた。神貨に+1

209石川 五右衛門:2016/07/17(日) 23:22:20

「あんがとよ」ズゾゾゾ
「経験者として言わせてもらうと地獄まで金は持っていけなかったな。使っとけ使っとけ」

自分はお茶と一緒に、このクーリッシュナというアイスをもらおう。
食料を4消費して【活力】を11/13まで回復。

神貨:20(倹約判定+チップ)→出発前買い物で10消費→寄進で2消費→【NEW!】霊薬購入で5消費
所持品がいっぱいなので短剣を放棄して買い物する。

所持金:3神貨
所持品:供物、護符、食料×0、【NEW!】霊薬

210空忌 知枝:2016/07/17(日) 23:27:18

「いや、来る途中に道端で途方に暮れてるのを見つけてな。ちょっと保護してきたんだ。」

とりあえず神貨4枚使って『ごちそう』に相当するアイスの山と、ついでに食料を1個買ったと言う事にしておこう。
枠が空いてないんでごちそうは即座に食べるから、みんなもお食べ。
まぁヴィルヘルミナは食えないけど。

「なんと。北欧人はアイスにうるさいのか。初耳だぞ。」
「……もうちょっと吟味するべきだったか。」

だって北欧ってよく知らんけどなんか寒そうじゃん? 程度にしか知らない感じだぞ。
まさか一年中アイス食ってるとか思わんよ。

1d ごちそう
diceBot : (1D6) → 1
せいめいりょくが 1てん かいふくした。

「おお、ご苦労。お前も適当に休めよ。」

211空忌 知枝:2016/07/17(日) 23:29:30
あ、あと食料4個使って4点生命力を回復しておこう。

212烏丸 弥太郎:2016/07/18(月) 05:23:27




「……いただきます!」

 両手をパン、と合わせると、ものすごい勢いで食料の山に手を伸ばし始めた。
 食う、食う、噛む。飲み込む。そして食う。
 霊獣使役は体力勝負。しかしもやしっ子の身体の、どこに格納されているというのだろう。

  空枝のごちそうで回復:diceBot : (1D6) → 3

  自前の霊薬を使用:
diceBot : (2D6) → 5[1,4] → 5
  自前の食料を使用:2
  新たに食料を3つ買い、使用:3

  合計で13点回復!
  生命力:3/19→16/19

  現在、8神貨を所持→食料3つと霊薬を1つ補充。残り0神貨。


「ぷぁは!」「ごちそうさまでした」
「さて、もう一仕事分くらいはいけるかな……」

213ヴィルへルミナ:2016/07/18(月) 22:30:19

「しかし小官、申し訳ないが食事はできんのだ」
「供え物のエネルギーと言うか……功徳のような物を摂取しているのでな」

というわけで自前の食料4つ消費してHPを4点ほど回復しておこう。
これで生命力は『12/17→16/17』だ。
買い物は……まぁ特にいらんだろう。

「こう言う具合に」

手をかざすと、光の波動のようなものが浮かびあがり、ヴィルへルミナの体内に消えて行った。
これはスウェーデンから発せられる功徳エネルギーなのだ!

「チエもヤタローも、すまんな」


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