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【ア】日輪よりも重いもの
44
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 22:53:44
ザム、ザム、ザム…
さあ、そろそろエモノの車がくるか…な?と思った矢先。
バガシャアン!!!!!!
ビル二つほど前の交差点あたりだろうか、何かとてつもなく大きなクラッシュ音が鳴り響いた。
45
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/23(月) 23:01:15
「ムッ――」
タンッ
軽く地面を蹴り、走りだす。
生体を頭部だけで保存する手段について、既に思案を始めていた。
あの手の技術は比較的高く付く・・・割に合うかどうか。
46
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 23:11:04
ま、まあ普通に生け捕りでもいいんじゃね?
とにかく急ごうとするシン。
すると、
次の交差点で、サングラスをかけた一人の男が立ちふさがった。
「……………『クイッ』」
サングラスを上げて位置を調整しながら、こちらを待ち構えている様子の男だ。
男は、シンの目の前に立ちふさがり――――――――――
47
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 23:23:29
※“九頭竜殺し”ハバキリⅠ号は《不可知》を使用。
【テンゴールド“ゴールドヘッド”ゼニスキフ】を不可知状態にし、以後ゼニスキフを登場判定できなくします。
『 ゴッ!!! 』
一歩目で内気を高め二歩目で動きを圏となし三歩目で発気。
流れるような一連の動き。三動作が一動作に見えるほどよどみのないその動きでシン・王の懐に潜り込み――――
「羽々斬式格闘術奥義――――“よりかがし”」
『ずん!!』
シン・王の腹部に体のひねりを極限まで生かした勁―――― 纏絲勁(てんしけい)をブチかました。
肉体が悲鳴をあげ、車にはねられたかのように吹っ飛ぶ。
「ここら先はすすませんぞ……………?」
そんなシンを見て、サングラスの男はクイ、クイッと招くように手を動かし。
「三回戦ボーイ。」
あなたに、そう言ってのけた。
48
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/23(月) 23:34:24
「ぬっ――!」
早い。そう思う間もなく、体が衝撃と共に吹っ飛んだかに見えた。
だが――。
フワッ
空中で体勢を直し、そのまま宙を舞う羽のように、軽やかに地面に着地する。
ヒヨクセンポ
「獄葬虐死拳奥義――《飛翼扇歩》」
獄葬虐死拳奥義! 飛翼扇歩!
攻撃を完全に見切り、その威力が死ぬ瞬間に己の身に当てさせる技であるッ!
軽身功も組み合わせ己の体重を無くし、更に背後の跳躍も合わせ、
まるで完全に攻撃が命中したかのように錯覚させるこの奥義は、
決して機械やデータのみでは再現することの出来ない、
類まれなる才と血の滲むような鍛錬によってのみ齎される秘伝中の秘伝なのだ!
「フフ――衝撃の瞬間を外された一撃など、羽を扇で扇ぐようなもの。
そよ風に過ぎん・・・・・・だが、この奥義を使わせたことは褒めてやろう・・・・・・」
49
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 23:41:55
「ほう…威力を殺したか。そこそこはやると見える。だが…甘い。」
ボゴォ!!ガラガラガラガラガラガラガラガラ…
シン・王とサングラスの間の大地に亀裂が走る。
殺し切れなかった衝撃が地面に逃げ、その衝撃により道路が砕け、亀裂が走り二人の距離を広げていく。
初めからコイツの狙いはソレだったのか。交差点の向こう側へ移動するのが絶望的になっていく―――――
「…少年(ボーイ)、この案件はお前にはまだまだ早すぎる。手を引いて日常に戻るんだな。」
「間もなく、N◎VAは『この世から消えてなくなる』。それまでつかの間の平和を楽しんでおけ――――」
あなたとどんどん離れていく中で、サングラスの男がそう話しかけた。
50
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/23(月) 23:45:24
「クククッ・・・・・・そういう言葉は死体に向けて言うものだぞ」
ギュン
踵を返し、歩き出す。
ツマラン仕事だと思っていたが、どうやら楽しめそうだ。
「俺の獄葬虐死拳――ヤツの血で更に輝きを増すだろう。
面白くなってきた・・・・・・」
ヒュバッ!!
そして、その場から姿を消す。あとに残るは一枚の羽だけだ・・・。
51
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 23:52:09
二人の修羅がこの場より去り、跡には獄卒の爪痕と蛇の噛み跡が残るのみ。
どんな兵装よりも恐ろしきは『人』と言う名の殺人兵器。
この兵器たちがぶつかり合い、ひしゃげあうその先にあるものは、はたして。
『N◎VAがこの世から消えてなくなる』…この言葉の意味が解るのは今から24時間後。
52
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/23(月) 23:53:47
世界の半分が死に絶える時である。
――――――scene end
53
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/24(火) 08:09:49
RL_Scene01 【シーンタロット:カゼ(トゥルー) / レッドエリア:とある公衆便所の中】
???「けひひひひひひ…」 ???「ケケッ、ケケケッ」
???「おえっ、おええ…」 ???「ブフゥ」
???「にゃあん」 ???「おんぎゃあ!、おんぎゃあ!」
???「ウィー、ひっく」 ???「るーるーるーるー♪」
カツッ!! ギイイイイイイイイイイイ…
???「…進行度合いは順調なようね。じゃあ、計画は続けるわよ。」
???「あなたたちはもう少し、そこで増えてなさい。」
バダン!!
――――――scene end
54
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/24(火) 08:22:42
※舞台裏判定
高級住宅街――――
「ハアッ、ハアッ、ハアッ、お、重いわねこの男…ッ!!」
「ああもう、なんでこんなに苦労しなきゃいけないのよ…ッ!!とりあえず預金は全部引きおとして…ッ」
※ゼニスキフが〈足長おじさん〉を使用しました。
外界7+ダイヤのK=達成値18点
報酬点18点を取得します。
「…【私】から『私』へ。〈私〉の反応が消失。[私]が今からそちらに向かい確認をする。」
「『私』は彼女の護衛を引き続き…何?」「彼女を見失った?」
「…どういうことだ?」
???がテンゴールド“ゴールドヘッド”ゼニスキフのアドレスを調べます。
理性9+クローバーの7+〈社会:天津機関Lv4〉=達成値21
ガキン!!
※“九頭竜殺し”ハバキリⅠ号の〈不可知〉の効果でアドレスの取得に失敗いたしました。
55
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/24(火) 23:38:00
Research_Scene01
シーンプレイヤー/ケイ 登場判定/社会:N◎VAもしくはストリート(10)
シーンタロット:タタラ(リバース) / ホワイトエリア:とあるマンションの部屋内
ケイは体が嫌なきしみを立て、痛みとともに目が覚める。
改造されたことによる副作用はあなたが平穏な日常生活を送ることを否定する。
その恨みを晴らす一歩だというのに実についていない。あの状況で気絶したら殺されても文句は…
いや、まて。
『シュンシュンシュンシュン…』『ポッポー』『ゴーン…』
時計のチクタク音と火にかかっているケトルの音が鳴る以外は実に静謐で清潔な空間。
質素だが地味ではなく、素材の良さがにじみ出ている家具一式。
そしてあなたがくるまっているのはいい匂いのする、スキヤキのウールでできた毛布。
…何かひどく高級な部屋に寝かしつけられていたようだ。
56
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/24(火) 23:47:25
「――ッ!?」
飛び起きる。最悪の目覚め。
しかし、混濁した記憶と身体の痛みが自らが生きていることを告げている。
ここはどこだ?寝床から辺りを見回す。
57
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/24(火) 23:57:31
寝床から見渡してみるとどうにもここはマンションの一室のようだな。
それもかなりグレードの高い、百歩間違えてもケイのような生活水準のものには住めないようなレベルの。
「おーれはー、うーるふー、みせてやるぜーろうがふーふーけーん♪」
…その台所と思しきところから、気絶する前に見たターゲットの声が聞こえてきた。
58
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 00:07:46
台所へ重たい足を引きずりながら移動する。少しずつ思い出してきた。
いったい何を考えてやがる…。
「おい…」
「おいッ!!」
扉に手を掛け、台所へ。
「その下手な歌をやめろッ、殺すぞッ」
壁に身体を預け恫喝する。
記憶とともに甦る苦痛に顔をしかめ、ジャケットの中のピルケースを探す。
59
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 00:13:23
>>58
装備は何も取り上げられていない。
『ガチャ』
「うひょわうっ!?…あ、ああ起きたのか。全く、仕事の最中に気絶とは体調管理がなってないのだ。」
「だが私はできた依頼人だから許してやるのだ!」
台所には白衣にエプロンをつけたターゲットがいる。
包丁とお玉を手に持って氷枕を作ろうとしていたようだ…?
「さあシン・王、依頼通りに私を逃がすのだぞ、匿い先はどこになるのだ?」
そしてこんなことを言ってきた。
60
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 00:22:15
ピルケースからピンクの八角錠をいくつか取り出し飲み下す。
即効性で痛みが引いていく。
「おい、雌ガキ。わりぃが俺はシンじゃねェ」「とんだ“CD(マヌケ)」
次の瞬間、少女の首を掴み持ち上げる。このまま殺すか?
そもそもこのガキは何者だ?
61
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 00:28:07
失礼、上は途中送信。というか再送。
ピルケースからピンクの八角錠をいくつか取り出し飲み下す。
即効性で痛みが引いていく。
「ハッ、ありがたい依頼人様だ。そして… とんだ“CD(マヌケ)”だな」
次の瞬間、こちらを向いた少女の首を掴み持ち上げる。
「おい、雌ガキ。わりぃが俺はシンじゃねェ」
その異形の手に力を込めていく。このまま殺すか?
……いや
そもそもこのガキは何者だ?
シンと言ったな。あの野郎か。この短期間で起きたこと、どうにも腑に落ちない。
この少女についてリサーチを行ないたい。よいだろうか?
62
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 00:32:15
>>61
OK。
掴みかかる動作をしたので〈白兵〉技能を使ってリサーチしてもよいです。
※目の前の幼女の正体
〈社会:天津機関もしくは天津機関相当のコネ〉〈社会:軌道〉〈社会:武術家〉〈白兵〉のどれかで判定。
目標値は8、10、14の三段階。
63
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 00:38:59
では
<隠れバディ> M5+DA=16
隠れバディからの匿名通信でデータが届くとかそんな感じでお願いします。
64
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 18:35:48
成功!目標値8の情報から順に開示。
ケイは〈隠れバディ〉からのデータを受け取るために専用の回線を開いた。
そうして情報を得ようとしたら…えらくこの少女、首が『固い』。
まるで一流アスリートのようなしなやかさが…
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
すると首ををつかまれた幼女は『きゅっ』とあなたの手をつかみ。
「何を…」
『ぶううん!!』
あなたを片手一本でひねりあげて宙に浮かせ。
「しとるんじゃこの無礼者がァ――――――!!」
宙に浮いているあなたに向けてクレッドスティック…小指大の三角錐の形をした、旧式の電子マネーを向けて。
「天津流羅漢銭、術式三奥義の一応用の七…『飛墜銭』!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
なんか天津機関の奴っぽい幼女が目の前にいるんだけど(109)
1:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:38.79
なんなんこいつ?
2:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:38.80
画像うp
3:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:38.83
画像うp
4:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:38.98
画像もないのにスレ立てとな。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
65:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:39.02
スペック把握。ロリ幼女ktkr
66:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:39.41
難易度8
あー、そいつのこと知ってるわ漏れ。
確か【天津機関の過激派。最年少で天津十傑衆の一員になった奴だ。】
67:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:39.51
難易度10
あ、その話漏れも聞いたことある。
【テンゴールド“神頭(かながしら)”ゼニスキフだろ?
まだ一桁台の年齢の癖に天津機関を裏で支える一柱になるほどの経済手腕を持ってるって話だ。
ただまだ若いから古株のお偉方は金に群がるいやしい禿鷹(ゴールドヘッド)とか呼んで蔑んでるらしいが。】
67:火星から来た名無し 1659/09/08(月) 19:15:39.79
難易度14
幼女の話と聞いて俺、参上!ゼニスキフたん可愛いよゼニスキフ
【特殊な武術も修めてて実力面でも天津十傑衆を名乗るにふさわしいらしいな。真綿が水を吸うように技術を覚える天才少女らしい。
あまりにもオーバースペックだから試験的に彼女の卓越した技能をサンプルにして作られた特殊兵器もあるってウワサだ。】
ぅゎょぅι゛ょっょぃ
66:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:40.02
詳しいなオマイラwwwww
66:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:40.12
身元バレまで2秒GJ。
66:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:40.34
見事にマカブったな!
66:以下、名無しにかわりましてニューロがお送りします 1659/09/08(月) 19:15:40.89
今日もニュー速の大勝利ですな。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
指ぱっちんで『それ』を飛ばし、ケイにぶち当てる。するとたかが電子マネーとは思えない、
ヘビー級チャクラのパンチとなんら遜色ない衝撃が走って吹き飛び、壁に叩きつけられた。
「全く!れでぃーの胸を触るとはどんな教育をされてきたんじゃおヌシ!三合会の連中はそんな奴らばかりなのか!?」
首をへし折りそうな力で握ったことにではなく、その下の胸にちらりと触ったことについてぷんすかしている。
65
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 21:30:50
(だから俺は三合会の人間じゃねェッ)
壁に叩きつけられひっくり返った状態で。ぱらぱらと粉じんが舞う。
夢を見ているようだが、今の衝撃で完全に覚醒した。
このガキの正体はなんとなくつかめた。軌道のVIPか。
「ふん、おかしな話だ。その力なら、護衛なんざァ必要ないだろう。
それに、天津の大人物がなんだってヤクザもんを頼る。追手は何者だ?」
ゆっくりと立ち上がる。
66
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 22:00:35
『…?あれ、言ってなかった?』みたいな顔をしてこほん、と咳払いをする。
「えー…カナコに伝えてるから知ってるもんだと思ってたけど…目的知らないのじゃな。」
「まあいいわ、いいか?『今から妾は天津機関を離反する』。」
そして。
「妾は三合会と『取引』する。武力はそこそこ高い癖に薬物取引とかばかりで経営に疎く、暗殺稼業がそれなりに需要のあるチャイナマフィア。」
「妾の技術や経営ノウハウ、とっても欲しいじゃろ?妾はそれをヌシらに報酬として提供する。」
「その代りヌシらは『天津機関の軍事機密を一つ、妾にリークされる』…それが取引内容。」
そして あ、隠れ家はよいぞ、貧乏人の施しは受けんわい と言って〆た。
67
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 22:30:24
「なるほど、そういうことか」
ニタリと口元に笑みが浮かぶ。
わけのわからないガキだが、“使える”。
三合会がどうなろうと知った事ではないが、天津の“天上人(ハイランダー)”を潰せるなら、
こちらも利用させてもらおう。
「面白れェ、腕っぷしは確かなようだが…。
護衛を欲していたということは、テメェ1人では
無事に“安全地帯(セーフティー)”まで逃げ切る自信がなかったということだろう?」
邪悪な笑みで近づいてくる。
「手を貸してやってもいい。テメェを三合会まで届けてやる」
68
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 22:38:32
「…護衛?ああ、あのちんぴらくずれのことか?」
「あれは『サービス』だ。わざわざ天津の中から使えん奴らを選んで護衛にしたんだ、楽じゃったろ?」
「と言うわけで妾はこれから逃げるから、組織に『伝言』を頼むぞい。もう報酬はそっちのコンピューターに叩き込んである…」
そう言って近づくケイに『秘密』を教えようと口を開きかけるゼニスキフ。
もしここで『秘密』を聞きたくないならば何らかの行動で対決になるな…
69
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 22:47:10
「なるほど、そういうことか」
すでに敵対済み。最悪の仲の相手だ。
ならばあとは出来うるかぎりの情報を集め、奴らを潰すのみ。これは僥倖と言える。
「前置きはいい、早く情報を渡せ」
対決をするまでもない。
70
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/25(水) 23:00:59
「おう、まあ簡潔に言うとだ。」
そういってポチ、とヴィジョナリーのスイッチを入れてニュースを出すゼニスキフ
【緊急ニュースです。現在複数箇所で一斉に銃火器による傷害事件が起きております。】
【主に三合会の組織員が中心となって無差別に攻撃を仕掛けており、現在ブラックハウンドは…】
「…プロジェクト『オオハバキリ』。他人のINAUSを強制的にハックして手足と化す。」
「電脳世界内で無限に増殖、進化を続ける『怪物』の姿をした自立AIじゃ。」
「これがN◎VAにバラまかれた。特に被害が酷いのは三合会…まあ、この調子ならあと一日もせずに全滅するね。」
「さっき渡した『報酬』の中に増殖を食い止めるワクチンを入れといた。旧式だから動きを止める位しかできないけどまあ時間稼ぎにはなる。」
そしてゼニスキフは、『貧乏人の命なんざどうなってもいいけど』みたいな目つきでこちらを見て
「ま、『上』はどうか知らないけどこっちはN◎VA全域が死滅とかはしてほしくない、だから頑張って。」
と言った。
71
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/25(水) 23:18:55
「なん…だとっ」
ニュースが伝える惨劇に目を見開く。
「ふざけるなッ!テメェらはいつもそうだ、身勝手な“天上人(ハイランダー)”がッ」
思わず声を荒げる。嫌な記憶が甦る。
「頑張ってだと?テメェが始めたゲームだろッ、
途中でドロップアウトできると思ってやがるのか!」
その腕をひねり上げる。
「こうなれば話は別だ、付き合ってもらうぞ…ッ」
72
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 07:44:15
「妾が始めた、ゲームだと?」
腕をひねりあげようとするも結構力が強い。ねじ伏せるには白兵技能が必要そうだ。
「これだから貧乏人は困る…貴様の力の使いどころはこんなところか?」
「貴様が1秒遅れればそれだけ人が死ぬ…その点を考えるのだな。」
そしてゼニスキフ、存外に『焦っている』雰囲気がある。命の危険ではなくもっと他に何かがあるような焦り。
彼女の心の内を知るためには交渉技能が必要そうだ。
73
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/26(木) 22:00:00
「俺に指図するんじゃねェ!!」
少女を掴んでいた腕の質量が瞬時に増大する。
その変化は、人間の形を残していた腕、肩を呑み込み、徐々に半身にまで及んでいく。
「“天上人(ハイランダー)”、テメェのようなのヤツがいるから!
テメェに分るか?右も左もわからない、真空の宇宙を漂う苦しみがッ!
身勝手に命を生み出し、そして捨てる!それを何とも思わない…ッ」
目元や髪にまで及んだ異形化。赤い眼がギラつきを増し殺意を宿す。
「俺は三合会のシンじゃねェ…教えてやるよ、俺はテメェらに捨てられたクサナギだッ!!」
キー効果を使用。シーンタロットをカタナに。
<白兵><交渉> P5+シーン効果=21
少女の腕をねじ切るかのごとく、力は強まっていく。
74
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 22:08:54
「クサナ…ギ!?」
腕を握られる痛みも気にせずに、ケイのその一言が何よりも痛いとばかりにゼニスキフは眉をしかめた。
そして。
「そう…か。偶然か、はたまた『運命』か…こんなところで出会うとは。」
ぱた、た。
あなたの腕に、涙をこぼしだす。
「今までの非礼を詫びようクサナギ。だが妾のこの行為、許してくれとは言わん。」
「ただ、たのむ。妾にお前の『弟』を…『ハバキリ』を、救うための時間をくれ。」
75
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/26(木) 22:13:21
「…………」
力を緩めはしない。警戒もときはしない。
が、一時、ほんの一時だけその腕に新たな力を込めることを止める。
無言で話を促す。
76
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 22:17:15
「クサナギシリーズの後継機にして失敗作のプロジェクト“羽々斬(ハバキリ)”」
「それが今、このN◎VAに打ち込まれ捨て駒とされる弾丸『オオハバキリ』の名前であり…」
「…妾の、『息子』の名前だ。」
77
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/26(木) 22:30:20
「自分を捨ててまで“天上人(ハイランダー)”に尽くすとはな、兄弟たちには恐れいるぜ」
動揺はない。全て起こりうる、起こしうる現象だ。しかし…
「救うだと?ハッ、“天上人(ハイランダー)”にそんな情があったとはな!最高のジョークだ」
僅かに、ほんの僅かだが心が揺らぐ。
78
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 22:37:52
「たとえ話をするまでもない。息子が鉄砲玉にされることを知った親が、それを止めに行かぬと思うか?」
瞳はそらさずに、涙はぬぐわずにそう伝える。
「そして妾は息子以外の他人の命などどうでもよい。それも事実だ。」
「お前たちは必死にオオハバキリを止めて、少しでも長く時間稼ぎをしてほしい。」
故に謝らないと、言外にそう言っている。
彼女の言う息子以外の命にはおのれすらも、天上人すらも含むと、そう言っている。
だからこそ天津を裏切るのだと。だからこそこの取引をしたのだと。
79
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/26(木) 22:58:51
「ふ、はははは。だから“天上人(ハイランダー)”ってェのは嫌いなんだよ!」
次の瞬間、すでにその身体全体を締め上げていた触手の力が一層強くなる。
「身勝手な雌ガキだ!」
「だが…」
ずるりと、触手と化した腕が拘束を解く。
「協力してやる…ッ。
そのかわり、テメェの持つ天津のクソったれに関する情報の全てをいただく。
飲めないのなら、テメェもテメェの息子も俺が地獄へ叩き堕としてやるッ」
80
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 23:11:44
「…やれやれ。」
肩をすくめて幼女はため息をつく。
「三合会に払った報酬だけではすまんか。高くついたな。」
「まあガンバッテ死ぬなよ。えーと…『甥っ子』よ。」
息子の弟だから甥になるのな?
さあ、この戦はあなたの戦へと変貌となった。
天津をつぶすその手始めに、まずは世界を救うのだ。
――――――scene end
81
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/26(木) 23:17:42
Research_Scene02
シーンプレイヤー/シン・王 登場判定/社会:N◎VAもしくはストリート(10)
シーンタロット:バサラ(リバース) / レッドエリア:スラム街
82
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/26(木) 23:21:39
カツ カツ
カツ カツ
――レッドエリア:スラム街を練り歩く一人の暗殺者、シン・王。
彼の目的は謎のサングラスの男――ハバキリ――の情報である。
「さて・・・クズ共に話を聞くとしようか」
辺りを見渡すと、ちょうどいいところにチンピラが一人。
モヒカンヘアーで火炎放射器を背負った彼は、
ヒルコ◎の子供に暴力を振るっていた。
「ヒャッハー! ヒルコは消毒だーッ!」
「この種籾だけは許してくださいッ」
グアシッ!!
音もなくそのモヒカンの背後に忍び寄ったシンは、その頭を鷲掴みにする。
83
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/27(金) 06:16:59
>>83
「ああん?ぬわぁんだ手前ェわぁ〜?」
モヒカンが火炎放射器をそちら側に向ける!
「頭をつかんでくるなんて焼き殺されてもしょうがねえよなぁ〜?」
「げははー!、今はレッガーがほほ笑む時代なんだよォ!」
84
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/27(金) 07:17:17
イッシゴウサツ
「獄葬虐死拳奥義――《一指拷殺》」
ドスウッ!
火炎放射器を向けてきた次の瞬間、
シンの指先がモヒカンの鳩尾に突き刺さる!
「選べ・・・・・・ハラワタをぶちまけるか、顔面を切り裂かれるかを。
もっとも、俺の聞きたいことを喋れば生かしてやってもいいがなあ」
獄葬虐死拳奥義! 一指拷殺!
鋭く鍛えられた指先はまさに万物を切り裂く絶対の刃!
相手の鳩尾にそれを叩き込むことで、
苦痛を与えながら相手の動きを制限し、口を割らせる奥義である!
更にそこから高速で指を振り抜けば、一瞬にして相手は両断される!
85
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/27(金) 07:50:13
「あびぇいっ!?」
ぐり、ぐりぐり…
「あびゅぼぼぼぼっぼっぼっ…ぽぉう!!」
デデンデデンデンデンデン
stage1『吐かせろ!』
モヒカンが苦痛で死ぬ前に情報を吐かせるのだ!
※“ハバキリ”に関するリサーチ
社会:ストリート。もしくは社会:警察、マフィア、ヤクザ系の悪の『組織』関連に類する技能で判定。
難易度は 8、10、15、18
86
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/27(金) 08:00:25
「ん〜・・・どうだ、痛いかァ? 死にたくなければ早く吐くんだなァ。
サングラスの男を見かけただろう・・・?」
社会:ストリート ワークスの技能ボーナス付き
R7+S9+3=19
87
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/27(金) 08:10:25
「さ、ささささんぐらすの男ォ〜〜〜〜♪?そ、それは…」
モヒカンは内容をペラりだした。
なぜか詳しく知っているが道中似たようなことをしまくっていろいろ情報を掻き集めた結果なのだろう、たぶん。
難易度:8
天津機関のA級エージェント兼研究員『“玉輪の”ヒサツヒメ』がヒュプノスと合同開発で作りあげた
クサナギ、ムラクモと同一コンセプトで作成されたエージェントの群れ。全ての個体がAIで動く義体であり、他のシリーズと違い思考が完全にリンクされていない。
「あびいっ!!」
難易度:10
その最大の特徴は独立した複数の思考を持つハバキリのAIを一つの義体に一極集中させて究極の個体として活動させることができるということ。
人の肉体で再現できる可能性をすべて発現できる“オオハバキリ”と呼ばれるその形態は生身の状態ですでに兵器レベルの威力を秘めており、
理論通り起動すれば点在するハバキリを自在に起点として“オオハバキリ”を召喚でき、なおかつ破壊されたとしても作成されたハバキリの人数分だけ“オオハバキリ”を再起動ができるという無類の戦略兵器となるはずであった。
「ふぐ!」
難易度:15
…しかし“オオハバキリ”を起動させるためには複数の感情、人格、能力を持つハバキリを統合するAIが必要であり、それに求められるスペックが莫大過ぎたために不完全な状態でしか起動しえなかった。
現在の状態で起動させると“オオハバキリ”は複数名の感情の渦に飲み込まれて暴走してしまうであろうという結論が出ている。
「はひはひははひは…」
難易度:18
その未完成さからムラクモ、クサナギよりも数段位の落ちるシリーズとして起動しており、一年ほど施行してから“オオハバキリ”の暴走の危険性を加味され、
やはり危険ということで廃棄処分となった【ところ、残存する数体が…】ガギン!!
「はははっはっひっふっへ…【そこまでよ。】」
88
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/27(金) 08:12:56
「ん・・・どうした・・・続きを喋るがいい」
グリ グリ グリ
指をグリグリする。
89
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/27(金) 08:14:57
※カナコ・ヒサメが《タイムリー》を使用し、情報の一部を隠匿します。
「あべしっ!!」
ドグォオオン!!
女性の冷たい声とともに、モヒカンは粉みじんになって死んだ。
「…遅いと思ったらこんなところで油を売ってたのかシラ、シン・王?」
そして裏路地から現れたのは右手に謎のスイッチを持ったカナコ・ヒサメだ。
「仕事とは何も関係ないコトを調べているようだけど…天津の少女はどうしたノ?」
こちらを『子供のお使いもできねーのかよ、このごく潰しが』的な目つきで睨みつける。
その様は割と苛立っているのが見て取れる。
90
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/27(金) 08:23:37
「フン・・・余計なことをしてくれたな、貴様・・・・・・。
あと僅かで口を割りそうだったものを・・・・・・」
勿論コイツがモヒカンを爆破した理由には思い至らない。
自分の仕事の正当性を主張するだけだ。
「ハバキリと呼ばれている存在がターゲットの護衛に回っているようだ・・・。
中々の手練でな、完全に情報をシャットアウトされている・・・・・・」
ピッ
指を払い、手についたモヒカンの血を払う。
「そいつを片付けてから、ターゲットを確保させてもらうとしよう。
で・・・・・・言いたいことはそれだけか?
情報があるなら余計な腹芸はいらん。早くよこせ。仕事を蔑ろにするつもりは、無い」
91
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/27(金) 23:05:00
>>90
「ハバ・・・キリ?」
シンのセリフを聞いて、カナコは。
「へえ〜〜〜…ハバキリ、ハバキリ。あの子がねえ…」
「やっぱりあの女の方がいいのかしら…従順で可愛い子だったのに、私よりもあんなガキの方が…」
ぶつぶつと目に黒いものをのぞかせながらつぶやきだした。
その相は凶相であり、鬼か夜叉のそれである。
92
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 00:41:26
「知り合いか? 始末するつもりだったが・・・。
生かしておいたほうが都合が良いならそうするが」
この女が心の中に鬼を飼っている事ぐらいは分かっている。
今更気にするまでもないが・・・・・・余計な追加オーダーが入るのは、少し面倒だ。
93
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 00:48:12
「いや、いいわよ。あの子が近くにいちゃあ無理でしょ。無理にやりすぎると嫌われちゃうしね。」
ニコッ
「だから、あんたはもう『用済み』。」
カナコがそう言うと同時に、周囲を無数の殺気が取り囲み始めた。
「『息子』を迎えに行くのにパパ以外の男を連れてくのもアレだしね?」
「もう帰ってもらえると助かるか…な?」
94
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 00:57:47
「・・・・・・そうか」
カナコの言葉を受けて、納得したように頷く。
「俺はもうこの案件には関わらん。
違約金は後で振りこんでおけ・・・」
踵を返し、歩き始める。
95
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 06:50:14
>>94
『ジャキ』『ジャキジャキキ』『ジャキキン!!』
「そうね。還ってもらえないかな?土に。」
無数の殺気は銃口となってシンを狙い始める。
天津機関のエージェントではない、明らかに虚ろな顔をしたジャンキーのようなちんぴらの群れ達。
「あなたの『技術』は結構高く買ってるんダヨ?だから…」
「その技術、欲しいなあ。『脳』がほしいなあ。ほしいなあ。ハバキリにあげれば喜ぶだろうナア。」
「カナコにハバキリへのお土産、くれないカナ?」
※周囲の銃口は全員ちんぴらで。
96
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 07:48:32
ドクター
「所詮は《科学狂》か・・・・・・己の目的しか見えぬ愚か者が」
振り返りギロリ、と睨みつける。
「貴様の望む技術とやらが、こんな雑魚どもで抑えつけられると思っているのか?」
闘気を全身にみなぎらせながら、ゆるりと立つ。
一見して隙だらけの体だ。
※エキストラと考えていい?
97
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 22:12:15
※そんな感じ。
「モチロン思ってなあいわあよ…けどね、攻撃し続けてれば…」
「何時かは死ぬでしょ、あなた?」
「ホ、ホホホ…ホァアア―――ッ!!ホァ――――!!」
ちんぴらが白兵達成値2の攻撃を 2回 仕掛けてきたぞ!
98
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 22:23:23
「確かに・・・幾ら俺でも寿命には勝てんからな」
攻撃を仕掛けてくるチンピラを見ながら、静かに呼吸を始める。
「コオオオォォォッ・・・」
一発目
運動 L6+H6=12 スートが合わず失敗
二発目
運動 制御値で受け L12
99
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 22:28:37
完璧に捌きつつも、あとからあとから湯水のように湧いてくるチンピラたち。
確かに物の数ではないのだが…
「…♪」
カナコの持ってる『スイッチ』が非常に気になる。
そう思ってるとちんぴら達から『カチカチカチカチ…』とか変な音まで聞こえてくる始末だ。
具体的には〈爆破工作〉〈大型爆弾〉〈※ブレークダウン〉あたりがちんぴらを爆破させるという演出で飛んできそうな感。
100
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 22:41:39
「ぬ・・・・・・」
(爆弾程度物の数ではないが・・・・・・。
フン。これ以上ここで余計な時間を食うのも癪な話だ)
チンピラどもを叩きのめしながら、包囲の離脱を図る。
101
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 22:48:53
包囲網自体は簡単に抜けることができる。
何せ彼女の目的は…
『臨時ニュースです。』『本日未明×○区域で謎の自爆テロが…』『臨時ニュースです。』『本日未明▽■区域で謎の…』
『臨時ニュースです。』『臨時ニュースです。』『臨時ニュースです。』『臨時ニュースです。』『臨時ニュースです。』
おそらくは、『N◎VAを焼き尽くす』ことだ。
逃亡途中に見えるのは、爆弾人間がN◎VAのあちこちで誕生して暴れまわってるというニュースばかり。
三合会を中心とした組織は軒並みその動きをマヒさせている状態のよう。
「クフフ、フフ…頭が無事だったら『また』会えるかしらネエ?」
「ハバキリは見てるかしら…私からの花束ヲ?」
「ああ、いとしいいとしい我が子(ハバキリ)ちゃん、待っててね!ママが今いくからネ〜!?」
あなたは、狂人のそんな叫びをしり目にこの場から離脱することになる。
102
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 22:53:33
「フム・・・厄介な事だ。まあ・・・・・・日常茶飯事では有るが・・・・・・」
「仕事は無くなったが、ケジメはつけるとするか・・・」
ビルの隙間を駆け抜けながら、次の一手を思案していく――。
「金さえもらえれば敵に回る事も無かったのだがな・・・。
愛に狂った人間は手に負えん」
地面を蹴り、跳躍。シンはN◎VAの街に消えた――。
「おっと、これは捨てておこう」
カナコから貰ったポケットロンはゴミ箱に叩き込んどく。
103
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:02:16
ぼちゃっ。
ポケットロンを捨てると中身の赤い液体をまき散らして破裂した。
そのシミの形はまるで、N◎VAの地図を思わせるような形に広がっており―――
『ドグォオオン!!!』
そのシミも、やがては爆風にさらわれて消えていった。
世界が終るまであと20時間。
――――――scene end
104
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:03:52
と、言うわけで舞台裏判定のお時間です。
先ほどのケイの分と合わせてジェニファーは2回、ケイとシンは一回ずつ舞台裏判定となります。
何かしますか?
105
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 23:06:56
カナコ・ヒサメについてリサーチ
106
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:15:12
OK.
社会:天津機関orヒュプノスorテクノロジーで判定。社会:ヒュプノスで判定するときには達成値に+2点のボーナス。
難易度は8.10,15,18、32、35となりやす。
どうぞ!
107
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 23:30:43
パスだな
108
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:32:06
OK。登場判定とかどうします?
109
:
“極死十字星”シン・王(ウォン)
:2011/05/28(土) 23:34:37
今は手札回しの必要も無い。今回は無しだ
110
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:38:51
OK、では次ケイ!まずは登場判定どうします?
111
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/28(土) 23:41:13
先の自分のシーンでのシーン効果使用判定時に、宣言忘れていたのでD4を切ります。
で、登場判定なしで。
ハバキリ関連について何かあればリサーチを行ないたい。
112
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/28(土) 23:43:44
リサーチ項目としては
・天津十傑衆
・オオハバキリ(彼女をサンプルにした特殊兵器)
・天津流羅漢銭
こんなところでR。
113
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/28(土) 23:52:00
失礼、やはり天津流羅漢銭をリサーチします。よろしく
114
:
エキストラさん
:2011/05/28(土) 23:54:03
おk。
社会:天津機関or武術家or警察で判定。
達成値は6,8,10、13です。どうぞ!
115
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/28(土) 23:59:28
ぐぬぬ、スートが合わない。パスしておくよ。札の数値はいいので、ただ捨てるのは惜しい…
116
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 00:01:15
おk。さて、ジェニファーになりますな。
まずは登場判定2回分をどうします?
117
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 00:01:40
登場判定(R01) <社会:N◎VA> C2
登場判定(R02) <社会:ストリート> D2
いずれもスートが合わない為失敗
シン・王についてリサーチ
118
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 00:05:54
おk。
シンの外界制御値9を達成値にして判定お願いします!
119
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 00:07:06
社会はN◎VAorストリートor三合会で!
120
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 00:11:08
<社会:N◎VA> M3+D7=10
121
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 21:34:06
>>120
OK!
シンの現状を前シーンの状態まで全部知ることができました!
122
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 21:39:14
“玉輪の”ヒサツヒメについてリサーチ
123
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 21:39:49
ではジェニファーの舞台裏、ふたつめオナシャス!
124
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 21:43:52
>>122
OK。
社会:天津機関orヒュプノスorテクノロジーで判定。社会:ヒュプノスで判定するときには達成値に+2点のボーナス。
代用判定は応相談。
難易度は8.10,15,18、32、35となりやす。
どうぞ!
125
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 21:52:43
経験点を3点払って“再会の酒”を取得
マイナー:“再会の酒”使用
メジャー:報酬点を3点消費、<コネ:アンジェリーナ・ショー> P4 +1(再会の酒) +3(報酬点) +CQ =18
126
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 22:03:19
>>125
OK,では…
難易度:8
天津機関の構成員の一人。主にAI作成に関する研究を行う研究員のようだ。
難易度:10
表向きはとある大学の教授をしている『カナコ・ヒサメ』の名を持つ、A級エージェント兼研究員であるヒュプノスの研究員。
大学では可能なのだが、企業の研究室ではできないというかなり特殊な研究、開発をしているようだ。
難易度:15
自身の開発したものに対して異常なまでの偏愛を示す性癖がある。
以前彼女の作成した料理を残した彼氏が「なぜ私の開発したものを捨てようとする」と迫られて全治6ヶ月の重傷を負った。
難易度:18
ハバキリシリーズ全般に深くかかわっている開発主任であり、その廃棄に最後まで反対した人物である。
その反対があまりにも苛烈であったため処罰を受け、現在謹慎中である。
127
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 22:56:51
Research_Scene03
シーンプレイヤー/ジェニファー 登場判定/社会:N◎VAもしくはストリート(8) ケイは自動登場
シーンタロット:ミストレス(リバース) / イエローエリア:高級住宅街→ビジネス街へ続く途中のトイレ
ジェニファーは現在あるひとりの男を探していた。
…“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ。天津機関に並々ならぬ恨みを持つ一人のヒルコ。
三合会と言う力が崩れかけている今、一人でも力がほしい。そして奴なら天津機関に関する何かを知っているやも…
そう考えたあなたは、彼の足取りを探し…奴がちんぴらの目をやり過ごすために一時的にこのトイレに入り込んでいるところまで、突き止めた。
あとはここを強襲し、奴と合流するだけだ。
反撃ののろしを、今あげようとしていた。
128
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 23:02:04
「貴様は既に包囲されてるアル!
おとなしく出てくればN◎VA軍への通報だけは見逃してやるからとっとと出て来るヨロシ!
さもなくばN◎VA軍に通報した上ない事ない事吹聴して社会戦ダメージをくれてやるアル!」
<コネ:ケイ> R7+S7=14
129
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/29(日) 23:09:27
ではリアクションはなしで。
左の一番奥の個室。その扉がゆっくりと開く。
「何の用だ、三合会の……」
そこから現れた男がそちらに向き直り尋ねる。ギロリと睨みつけられた。
130
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 23:17:46
「なんでよりによってトイレなんぞに隠れるネ…探すの超めんどくさかたヨ。
まあいいアル。なんか、アマツとかいう天上人(ハイランダー)にものそい派手に喧嘩売られたんで手貸すヨロシ。」
今回に限って言えばワタシは事実しか言ってないヨ。
おのれ天津一族め。スカンピンにされた恨みは重いアル。
131
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/29(日) 23:25:56
「諸々の事情だ」
「知っているさ。フン、ちょうどいい。
俺の方も協力者が欲しかったところだ。“腕っぷしに限れば”、テメェは申し分ない。…オイ」
自身が出てきた個室に呼びかける。
そういや実は女子トイレなのかもしれない。
132
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/29(日) 23:43:01
カサ、カサカサカサ。
ゼニスキフは女子トイレのドアをちらっと開けて。
バキイ!!
ドアをもいで遮蔽にしながらケイとジェニファーの傍に近寄ってきた。
「そ、そいつは何者だケイ?三合会と言ってたな、味方か?」
133
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/29(日) 23:53:27
オウ、どこのどいつヨこの上から目線なチンチクリン。
「ケイにはそういう趣味があたアルか……まあ趣味は人それぞれだから置いとくネ。」
「つーカぶっちゃけなんで喧嘩売られたのかも良く判ってないケド、ウチのシンが何か知ってるハズヨ。
自爆マスィーンと化した奴らが“シンに近付けるな”とかウダウダ言ってたアル。」
134
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/30(月) 00:05:10
「誤解をするな。追われる身の分際で、こいつが我が儘を言った結果に過ぎん」
妙な誤解ばかり受ける日だと思った。
「完全な味方か?と聞かれれば怪しいところだがな。
三合会の、その理由の一端ならこの雌ガキが知っている」
目配せすると、後は2人で勝手にしろと言わんばかりに隅に引く。
「シンか。そういえば、この面倒事は元はヤツの領分だったな…」
ゼニスキフからジェニファーへ事のあらましを説明させたい。
135
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/30(月) 00:08:01
「うむ…『かくかくしかじか』」
真剣な顔でこれまでの状況を説明するゼニスキフ。
「というわけで…シンの場所は知っておきたいの。」
「あとワクチンがあるんじゃが、この調子じゃと使われておらんよな…」
「三合会の支部のコンピューターに隠しファイルで送り込んだのじゃが。」
136
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/30(月) 00:18:04
「要約すると、このチンチクリンを夏本国に売り飛ばせという事で間違いないカ?」
普段のおちゃらけた顔からは想像もできないほど真面目な顔で言う。
「…冗談はトモカク、このチンチクリンと天津の監督不行き届きが重なってこんな騒動に発展したアルな。
どうも報復にしては妙だと思ったアル。」
137
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/30(月) 00:29:16
「まあそういうことだ」
真面目な顔で応える。この迷惑度合を考えると、それもいいかと少し本気で考える。
「俺は俺のために動く。目的は違えど目標はテメェらと同じだ。
ヤツをどうにかするためにまずどうするか…。
シンへの連絡と、ワクチンの入手か、どうする?」
138
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/30(月) 00:35:36
と、いうわけで
【ワクチンの場所】【オオハバキリ中枢へのルート】のリサーチが可能になりました!
139
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/30(月) 00:42:15
【ワクチンの場所】
社会:三合会orテクノロジーor技能:電脳
達成値8の判定を一回した後に達成値12で判定。
【中枢ルート】
社会:ストリートorN◎VAor技能:操縦
達成値8の判定を一回した後に達成値14で判定。
140
:
“廃棄物9号(ウェイステッドナイン)”ケイ
:2011/05/30(月) 23:08:30
では、【ワクチンの場所】についてリサーチします。
<社会:テクノロジー> R5+SJ=15
<コネ:ゾヲン> L6+H7=13
でよろしく。
141
:
“毒蛇娘々”ジェニファー麗
:2011/05/30(月) 23:09:24
【中枢ルート】についてリサーチ
マイナー:なし
メジャー:<社会:ストリート> P4 +C6 =10
マイナー:なし
メジャー:<社会:N◎VA> M3 +DA =21
142
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/30(月) 23:15:56
>>140
まずはテクノロジーの演出から。
現在オオハバキリの巣窟となっている三合会に突入し、コンピューターを探ろうとするケイ。
「チイッ!?オイなんだてめえは!敵か?味方か!?」
無事なコンピューターを探していると、オオハバキリ達に銃を撃って無力化している男がいた。
「クソッ、ゾンビみてーな挙動で動き回りやがる!」
男の名前はサミュエル・黄と言った。
銃で蛍光灯を撃ち落としてブチ当てたり、水道管を破裂させて相手のINAUSをショートさせたりと、実にトリッキーな魔技を披露してくれている。
「まあいい、理性があるんなら手を貸してくれやヒルコの兄ちゃんよ!」
143
:
『日輪よりも重いもの』
:2011/05/30(月) 23:23:04
>>141
まずはストリート判定の演出から。
「そうよ、そこの通りをずっとまっすぐよ!なんかそこにゾンビ共は集まっているわ!」
長谷部万吉からの意見も借りつつ、オオハバキリ達の集まるポイントを襲撃、なぜそこに集まるかの調査を始めるジェニファー。
「…なんか奇妙ねそこ。毒の成分は一切ないはずよ。あなたがそこにいて生きているんだから。」
「けど…イントロンで調べると、そこの土は人がとても近寄れないくらいの『毒素』が詰まっているように見えるわ。」
「N◎VA内でこの土と共通の反応をしているポイントをいくつか探ってみるわ。」
この現象を新種の毒かウィルスと考えているアンジェリーナの協力も得て、本拠地らしきポイントをいくつか絞り込めた。
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