したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

ダンゲロスSS3幕間SSスレ

30あやまだ:2013/05/07(火) 02:59:17


 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


≪シーン4.少女夜話編≫

「おっふとーんっ! どーん!」

「もう、はしたないですよ、きららちゃん」

 畳の上に布団を並べ、飛び込むきららと嗜める光素。
 卓球勝負の後、二人は二度目の温泉を今度こそゆったりと堪能し、夕食に舌鼓を打ち、
 三度目の温泉をまったりと経て今に至る。
 なお、板前たちも当然いないので夕食は光素が作った。きららもお皿とか洗った。

「でも寝るには少し早いですし、お喋りとかしましょうか」

「お喋らいでか! 温泉旅館の夜といえば、そう! がーるずとーくですYO!」

 きららは枕をばっしんばっしん叩きながら力説する。テンション高えなこいつ。
 まあ、光素とてそういった与太話は望むところである。
 姦しい盛りの女子二人が布団に並ぶ。

「じゃあねえ、じゃあねえ! 光素ちゃん、ズバリ、好きな人いる!?」

「んー、……いますよ!」

「きゃーっ、きゃーっ! 誰、誰!?」

「それはですねえ…………きららちゃんです!」

「えへへへー! あたしも光素ちゃん大好きー! ……ってそうじゃなくてー!」

 ぺちーん! とスナップの利いたノリツッコミ! 仲ええなあこいつら。
 一拍置いて、きららはぷうと頬を膨らませ、つんと唇を尖らせる。

「まったくもー!! いくらあたしだって、そんな見え透いたはぐらかしには
 引っかからないよ! 観念して白状しろー! 貴様は完全に包囲されているー!」

「あはは、ごめんなさい。でもそういった話、特にないんですよー。ええ、本当に……」

「むうー……」

 光素は心から申し訳なさそうな調子で、というか自分で言っててちょっとダメージ
 負ってそうな雰囲気だったので、きららは大人しく引き下がった。
 そして、先手を譲った分、次はこっちの番だと言うかのように光素は目を光らせる。

「そう言うきららちゃんこそ! 真野さんとは最近どんな感じなんです!?」

「えへへへへー! 訊いちゃうかー! それを訊いちゃうかあー!!」

 自分に水を向けられると、途端「待ってました!」とばかりに目を輝かせるきらら。

 ちなみに、ここで言う『真野さん』とは、ダンゲロスSS3参戦キャラクターである
 『ラーメン探偵・真野事実』ではなく、ダンゲロスホーリーランド3という
 キャンペーンに投稿されたキャラクター『真野八方』のことを指す。
 同じ一族(厳密には違うらしいけど)のキャラがキャンペーンや投稿者の壁を越えて
 出てきたりするのもダンゲロスの魅力のひとつだぜ!(新規さん用コメント)
 で、そいつがどんな奴かと言うと――――、


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板