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レズリョナスレ

1 名無しさん :2009/04/23(木) 17:22:41
攻め側も女性、受け側も女性なのが好きな人のためのスレ
そういうゲームとかアニメなどの話ができたらいいかな、と

零シリーズで女の霊に襲われる主人公とかとてもよい

698 名無しさん :2015/09/11(金) 18:16:42 ID:???
またデカいロングパスだな

699 名無しさん :2015/09/11(金) 19:10:49 ID:???
期待大
http://www.youtube.com/watch?v=TVQQehXyh4A

700 名無しさん :2015/09/12(土) 03:08:25 ID:???
脚本が黒田って見えたからレズはともかくリョナ部分は蛋白になりそうな気がする

701 名無しさん :2015/09/16(水) 02:51:53 ID:???
色黒で汗臭くて根性だけが取り柄みたいな女の子が
色白で清潔なドSの美人にズタボロにされるのが萌える

なんかあらゆる面で完敗してる感じがしていい

702 名無しさん :2015/09/16(水) 10:20:56 ID:???
>>701
とても良い。
青春を謳歌する同世代を横目に私利私欲を抑えてがむしゃらに鍛えまくるも、興味本位で挑まれたそのての美少女に手も足もでずボコられるって興奮する。
やだ…汗ついちゃったじゃん。きたなっ!みたいに涼しげに見下されたり

703 名無しさん :2015/09/16(水) 11:47:54 ID:???
それでいて年齢差があるといいね

704 名無しさん :2015/09/16(水) 12:04:48 ID:???
自分は攻め役は年下が良いかな。何かしら格闘系の部活にいる主役と新入生みたいな設定。汗だくで力尽きる先輩に「そんな黒くて足太くなるまで鍛えて弱いなら練習したくないです。ハハッw」

705 名無しさん :2015/09/16(水) 12:44:58 ID:???
先輩後輩どころかアラサー体育教師と新入生くらいの差が良い
「顧問がこの程度なんてレベル低い学校ですねー」みたいな

706 名無しさん :2015/09/16(水) 14:45:24 ID:???
県大会出場経験程度の顧問と全国レベルのエリート天才少女 拳交えずもそんな設定だけで興奮するわ。

707 名無しさん :2015/09/16(水) 17:32:54 ID:???
>>705>>706
onzouさんの結衣先生vs黒笑様が正にそんな感じだったな
努力重視の格闘部顧問が入学したばかりの天才美少女に全てにおいて敗北すると言う……

708 名無しさん :2015/09/16(水) 18:46:46 ID:???
onzouさんか…お世話になったわ。バトロワのアイドルが実力者を倒すやつ萌えたな。結衣先生しかりどうしてこうも身体的に劣る年下に翻弄されるグラマー美女は絵になるのか。

709 名無しさん :2015/09/16(水) 19:05:56 ID:???
レズリョナキャラ設定を考えてみた

リョナる側の女の子
高校2年・14歳(飛び級)
とても美人で、シルクのような白く美しい肌をしている
常に身の回りを清潔に保っており、全身から香水のいい香りを漂わせている
実家は非常に裕福で、高校に来るまではアメリカに留学しており、高校にも飛び級で入学
才色兼備で頭が大変よく、教養もあり、まだ14歳にも関わらず成績はぶっちぎりでトップ。
高校に入学する以前から世界的にトップクラスの大学への進学が決まっている
もともとは都内のミッション系の私立女子高校に通っていたが、
物見遊山の感覚で地方の公立高校を体験しに来ている
学校では彼女はもはや雲上人として扱われているため、友達は居ないがイジメの標的になることもない
両親の方針から数々の格闘技を会得しており、同世代では殆どトップクラスの実績を残している
その実かなりのサディストで、自分と両親以外のあらゆる人間を見下している
彼女の周りの人間はそのことについて知らず、学校でも彼女はあくまで淑女としてふるまっている。

リョナられる側の女の子
高校3年・18歳
小動物系の顔立ちで、地黒の上さらに日焼けもしているためかなり色黒
肌は健康的だが、顔には年相応にニキビが点々とある
身だしなみにあまり気を遣えず、いつもやや汗臭い体臭をさせている
歯磨きをあまりしていない(時間が無い)ためか少し口臭もあり、
屈託のない笑顔から覗く歯は象牙色をしている
色の黒い太ももや二の腕は筋肉質で太め
実家は母子家庭であり非常に貧乏のため、彼女自身もアルバイトをしている
地頭がかなり悪く、要領も良くないため、
勉強をしていないわけではないにも関わらず学校の成績はいつも最底辺である。
経済的にも成績的にも大学には進学できないので、地元での就職先を探している
そんな彼女だが身体能力だけは高く、また死んだ父親が空手の師範だったため、
小学校に入る前から続けている空手をなけなしの金を払い今でも続けている
そのため空手にだけは絶対の自信を持っている
また優しい性格で、人助けをすることが好きなため、友人の数自体は多い
今は学校で孤立しているリョナる側の女の子のことを学年は違えど気にかけている

リョナられる側の女の子が精神面(性格の良さとか根性)以外のスペックでは
リョナる側に手も足も出ないのが興奮する

リョナる側には是非

「臭っさいですねぇ先輩、触らないで下さいよ、服に臭いが移るの嫌なんで」
「そんなことも解らないなんて先輩、あったま悪いですね!」
「色黒の肌が汗と泥に塗れてて、最低に汚らしいですよ」
「うわぁ、先輩、息の臭いもキツいんですねぇ・・・ 最悪、嗅いじゃいましたよ」
「わかりますか先輩?あんたは本来私と言葉を交わすことすらできない身分なんですよ!?」

こういう劣等感を抱かせる言葉を浴びせながら先輩を痛めつけて何度も地に這わせて、
それでも根性だけを頼りに立ち上がってくる先輩に嗜虐的な感情を抱き始めて、
体中泥だらけで全身ズタボロの無様な姿でも心だけは折れてない先輩をさらに痛めつけてほしい

710 名無しさん :2015/09/16(水) 21:34:05 ID:???
>>709
いいよいいよ 戦うきっかけとか内容をじっくり読みたいな…

711 名無しさん :2015/09/17(木) 01:51:15 ID:???
>>710
似たような嗜好の人間が居てくれて嬉しい
今書いてるんで、完成し次第投下します
ただ、かなり長くなってしまうかもしれない
戦うきっかけとかに整合性を持たせたいし、リョナられる側の女の子を
徹底的にイジメたいから

712 名無しさん :2015/09/17(木) 08:16:42 ID:???
期待!全裸待機中

713 名無しさん :2015/09/17(木) 12:24:49 ID:???
体臭ってなんか変にエロい。臭いフェチではないから常に悪臭放ってる女は嫌だけど、激しく動いて汗かいたり、臨機応変な対応が苦手でピンチの時とか脇汗が滲んで臭ったり緊張感で口が乾いて口臭がしたりとかがコンプレックスな女の子。

714 名無しさん :2015/09/17(木) 19:51:57 ID:???
>>713
スレ違いじゃない?レズ要素は何処?

逆にこのスレだと、幼女にいたぶられるのはどうなん?
二次元ドリームのユミエルがオメガエクリプスに嬲られるみたいな、あれ。

715 名無しさん :2015/09/19(土) 18:31:49 ID:LkVovzpc
むしろそういうのいい派 年上お姉さまが幼女相手に手も足も出せないみたいなのは超いいと思うの

716 名無しさん :2015/09/20(日) 02:04:50 ID:???
シチュとしては鉄板だけど他にそういうスレがあって分散しがち

717 名無しさん :2015/09/23(水) 21:16:22 ID:???
>>709
リョナる側のキャラと似た設定の娘は
別のオリで結構前に見た気がする。確か銀髪で才色兼備のレズ美少女お嬢様みたいな感じで

718 名無しさん :2015/09/25(金) 16:07:20 ID:???
過去に見たレズリョナシーンの詳細知ってる人頼む

たくさんの女の子がスク水みたいな格好して体育館みたいなところで一対一の戦闘訓練的なことをしてた
奇抜な髪型してる主人公?が、心が無いのかなんなのか、悪びれることなくモブの女の子を必要以上にボッコボコにしてた


史上最強の弟子貼ってくれた人サンクス
こういうシーンが山のようにあるなら良かったのに…

719 名無しさん :2015/09/25(金) 16:08:44 ID:???
あ、ちなみにアニメっす

720 名無しさん :2015/09/25(金) 22:33:18 ID:???
たぶん「ウィッチブレイド」の11話

721 名無しさん :2015/09/29(火) 15:25:09 ID:???
>>720
お見事っす…サンクス

無邪気な天才によるレズリョナって最高だわ
やられた子だって今までずっと努力してただろうに

722 名無しさん :2015/10/07(水) 08:54:36 ID:???
おはようございます、711です。
件のSSがようやく完成しましたので、こちらのスレに投下してよろしいですか?
かなり長く(20〜30レス分くらい)なってしまったので、投下に関しての意見を伺いたいです

723 名無しさん :2015/10/07(水) 13:58:01 ID:???
私は一向に構わんッッッ!

724 名無しさん :2015/10/07(水) 14:45:49 ID:???
私も烈さんと同意
大いに構わん

725 レズリョナSS :2015/10/08(木) 02:04:56 ID:???
711です。
投下に関するアドバイスを頂いたので、投稿させて頂きます。

ボクっ娘色黒短髪少女が根性だけを武器に全てを持っている色白金髪少女に立ち向かうという内容です。
キャラ設定に関しては基本的には709を参考にしています。
導入部分にはほぼリョナ要素がありませんが、読んで頂ければ幸いです。

※臭い・小スカなどのフェチ描写があります。苦手な方はご遠慮ください。

726 レズリョナSS 1 :2015/10/08(木) 02:06:02 ID:???


真夏のある日。

太陽は沈みかけで、全てを紅く染めていた。
そんな時間帯であるにも関わらず、非常に蒸していて、暑苦しい。
アブラゼミの脂っこい鳴き声が、それに拍車をかける。


そんな時間の、ある田舎町の公立高校の体育館裏。

長く美しい金髪を風に流し、シルクのように白い肌をした少女が涼し気に立っている。
顔だちはやや幼いものの、まるで美人の見本のよう。
スタイルにも繊細さが伺え、その白い手足は細く、余分な肉は一切ついていなかった。
何より少女は、この暑さにも関わらず、汗一つかいていない。

そんな美しい少女の足元には、人が一人うつぶせに転がっている。

それもまた少女だったが、容姿は金髪の少女とは正反対だった。
ぼさぼさで短めの黒髪で、小動物のようなかわいらしい顔は日に灼けて黒い。
筋肉質で太めの太ももや腕も同様に日に灼けていた。

転がっている少女は酸素を貪るように激しく呼吸をしている。
また全身から滝のように汗をかいており、酸化した汗の酸っぱい臭いを漂わせていた。


「はぁ、はぁ、はぁ、くぅっ……」

黒髪の少女はどうにかして顔を上げたが、すぐ傍にいた金髪の少女が後頭部を踏みつけたことにより、また地面とキスをするはめになる。
そのかわいらしい顔は既に傷と痣だらけで、汗と土の混じってできた泥にまみれていた。

いや、顔だけではない。
幾度となく殴打され、暴行を加えられた黒髪の少女の全身には、全身余すところなく傷と痣が刻まれている。
身体は、もうボロボロだった。
痛みで頭がおかしくなりそうになるほどに。


「せんぱぁい…… 惨めですよねぇ? わたしみたいな年下に負けて、潰れたカエルみたいに地面に這いつくばって?」

金髪の少女が口を開く。
サディスティックな感情が、言葉からにじみ出ていた。

「うぅ……」

黒髪の少女は、それには答えず、ただ苦痛に呻いた。
金髪の少女はそれが気に食わなかったのか、

「なんとか言えって言ってんですよ! ええ!?」

と声を張り上げ、黒髪の少女の右手首を思い切り踏みつける。


「がああああああぁぁぁぁっ!!」

黒髪の少女の口から、獣のような悲鳴が絞り出される。
少女は右手首を負傷していたのだ。

「うぅぅ…… うあぁぁ……」


右手首を左手で抑え、呻く少女。
苦痛に歪む顔を、瞳から溢れた涙が濡らした。

「ああぁ…… いいですよぉ…… 先輩…… その顔……」

黒髪の少女の反応を見て、金髪の少女は恍惚とした表情を浮かべる。

「痛々しくて…… 汚らしくて…… 本当に素敵」

そう言って、黒髪の少女の後頭部を靴底で踏みつけた。
まるで少女の髪の毛で靴底の汚れを落とすように、ぐりぐりと押し付ける。

727 レズリョナSS 2 :2015/10/08(木) 02:07:09 ID:???

しばらくそうした後、未だに苦痛に呻いている黒髪の少女に対して、金髪の少女が語りかけた。

「それでぇ、先輩…… どうですかぁ? 諦めていただけますかぁ?」

言葉を切るとそこには黒髪の少女の呼吸音しかなかった。
金髪の少女は、ポケットの中のロケットペンダントを弄びながら続ける。

「もし諦めないって言うんでしたら…… 先輩には悪いですけど、ここからもっと痛い目見てもらいますよぉ?」

クスクスとサディスティックに笑う金髪の少女。
しかし、黒髪の少女の意志は固かった。

「や…… やだ…… よ……」

「え? 何ですって? もう一回言ってみて下さいよ」

「ボクは…… ゼッタイ……」

黒髪の少女は一度深く呼吸をすると、悲壮な覚悟を固める。

「あきらめない…… もん…… ボクは…… ゼッタイ……」

最後の力を振り絞ってそう言い切ると、電源が切れたかのように黒髪の少女の全身から力が抜けた。


「ふふ…… あはは…… ハッハッハッハッハッハ!! 馬鹿ですねぇ、先輩は! ホンットに馬鹿!! 今ここで諦めて適当に謝っておけば、許してあげたのに! それを逃しちゃったんですからねぇ!! ハハハハハ!! たっぷりと後悔させてあげますよ!」

金髪の少女は、狂ったかのようにそう言う。

しかし彼女の内心は、サディストとしての喜びに満ちていた。

728 レズリョナSS 3 :2015/10/08(木) 02:08:27 ID:???
ある田舎町の公立高校。
薄暗い廊下に少女一人分の足音がこだましていた。

少女は美しい金髪をたなびかせ、シルクのように白い肌を蛍光灯の光に晒しながら歩いている。
この暑さにも関わらず汗一つかいておらず、全身から香水のいい香りを漂わせていた。
職員室で面談を終わらせた帰りだ。


彼女の名前は北条麗香。
日本有数の企業グループである、北条グループ。
その会長の長女であった。
要するに、根っからのお嬢様である。

彼女のような人間が、なぜこんな田舎町に居るのか。
その理由は、北条家の方針にある。
“人の上に立つものは、下々の者のこともよく知っておかねばならない”
それが北条家の家訓である。

あまりにも優秀であったためにアメリカのジュニア・ハイスクールを三年早く飛び級で卒業したレイカは、そのまま都内のミッション系の私立女子高校に通っていたのだが、高校二年生になったことを機に、その家訓に従い、地方のこの高校に“体験授業”に来たのだ。

彼女はとうの昔に高校の教育課程も修了していたので、その“授業”は庶民がいかにして暮らしているのかに主眼を置いたものであったのだが。

下々の人間の暮らしなど、彼女にとっては毛ほども興味はない。

それどころか、穢らわしい庶民などとは関わりたくすらなかった。
レイカはつまり、そういう人間だった。

この学校でも変わらずそんなことを考えていたにも関わらず、彼女がイジメや迫害の対象になることはなかった。
表向き淑女として振る舞っているからだと彼女は考えていたが、その実、周囲の人間はただレイカのあまりの美しさと能力の高さを恐れているのだった。
北条家の長女であることもそれに拍車をかける。

しかし、ただ一人、そのことを恐れずに彼女に話しかけてくる人間がいた。
山里梨子。一学年上で、つまりレイカの四つ年上。
レイカにとっての先輩にあたる女子生徒だ。
勿論レイカにとっては、先輩であることなど微塵も関係ない。
“庶民”である時点で、レイカよりは下なのだ。

しかもリコは、レイカの嫌う庶民の、そのさらに下に位置しているような人種であった。
彼女は母子家庭で育ち、またとても貧乏だ。
一着しか持っていないらしい制服は少し黄ばんでいてしわくちゃだし、いつもつんとする臭いをさせていた。
ぼさぼさの黒髪は短く、肌も日に灼けて黒い。
それに頭も悪いようで、言動からは知性や教養のかけらも感じられなかった。
身体能力だけは高く、まるで山で育った野生の猿をレイカに連想させる。


嫌悪していた。

その少女の、頭のてっぺんから足のつま先まで。

レイカが唯一彼女に興味がある点といえば、空手だ。
生活費すら困窮しているというのに、リコは自分でアルバイトをしてまで空手の道場に通っているのだ。
そこまでして続けるからには、多少は腕に自信があるのだろう。

しかし、空手経験があるという点では、レイカも同じだ。
ただ彼女は、全米の空手大会で優勝を収めるという日本人女性で初の快挙を成し遂げている。
そんな自分と比べてはかわいそうだろうと、レイカは思った。

レイカは今日付けでこの高校を転校し、元いた私立女子高校に戻る。
それは予定よりも三か月ほど早かったが、リコの存在が彼女にそれを決心させたのだ。

729 レズリョナSS 4 :2015/10/08(木) 02:09:27 ID:???
しばらく歩いたのち、昇降口に着いた。
上履きから靴に履き替え、全身に日焼け止めを塗ったあと、制汗剤をふりまく。
一瞬躊躇ったが、もう必要ないと思い上履きをゴミ箱に放り込んだ。

玄関口でカバンから連絡用の携帯電話を取り出し、ボディガードの女を呼び出した。

「なんでしょう、お嬢様」

女はワンコール鳴り終わるのを待たずに電話に応答する。
従順な奴隷の存在に、レイカは幸福感を覚える。

「もう帰るから。校門に車回しておいて。五分以内よ」

「すでに待機しております」

「そう。ごくろうさま」

適当にやり取りを交わすと、携帯電話をカバンにしまいこみ、校門に向かって歩き出す。
校内はとても広い。
田舎の高校であるだけはあった。


少し歩き、体育館の前にさしかかった時であった。
体育館の裏から、人の揉めているような音や声が聞こえてくる。
全員、女であるようだった。

どちらにしろ、自分には何の関係もない。
レイカは再び歩み始めようとする。

しかし、彼女は再び歩みを止め、体育館裏から聞こえてくる声に耳を傾けた。

「…………だろうがぁ!」

「……ろぉ! ヨシエから手を離せぇ! ボクが許さないぞ!」

確かに、その声が聞こえてきた。


山里梨子だ。何かしらの揉め事に巻き込まれている。

レイカにとってはあんな先輩のことなどどうだってよかったのだが、何故か少しだけ興味が湧いてしまった。
音を立てないように体育館に入ると、二階に上り、そこの窓から外の様子を確認する。

そこにいたのは、確かにリコであった。
怯えた顔をした地味な風貌の少女を護るかのように、ガラの悪い女生徒二人の前に立ちはだかっている。


レイカのサディストとしての本能が告げていた。

これからなにか、素晴らしい見世物が始まる、と。

730 レズリョナSS 5 :2015/10/08(木) 02:10:40 ID:???

山里梨子と、彼女の親友、美川芳江は、体育館裏にへたり込んでいた。

彼女らは、今日一日かけて、美化委員会の仕事の内の一つである、全校ゴミ掃除を行っていたのだ。

本来、リコは美化委員ではない。
何故委員ではないリコがいるのかというと、生来気が弱く頼みごとを断れないヨシエが“一人でゴミ掃除を終わらせる”という無茶苦茶を半ば強制的に承諾させられてしまったので、大の人助け好きで、また彼女の親友でもあるリコが、その手伝いに来たのだ。


この高校は非常に広く、また生徒のマナーも悪い。
ポイ捨てなど日常茶飯事であり、また普段誰も掃除などしない。

そんな状態で行われた全校ゴミ掃除。
彼女らは、たった二人でそれをやり遂げたところだった。
いや、二人というのには語弊があるかもしれない。

元々身体が弱く、病気がちだったヨシエが、暑さのせいか倒れてしまった。
それを見たリコは慌ててヨシエを日陰に運び寝かせると、そのまま一人でゴミ掃除を続行したのだ。
身体の弱いヨシエに楽をさせたい一心だった。

つまり、ゴミ掃除は殆どリコ一人によってなされたと言っていい。
しかもこの炎天下の下で、七時間にも渡って。

リコがいかに疲弊しているかは、想像に難くない。
水分は水道水しか飲んでおらず、昼食も摂るのを忘れていた。
現に、彼女はもうふらふらだ。
身体中汗だくで、酸化した汗の酸っぱい臭いを全身から漂わせていた。

「ごめんね、本当にごめんね、リコ…… わたしがちゃんとしてれば、こんなことにはならなかったのに……」

そう言いながら、ヨシエは汗塗れのリコの顔をタオルで拭いていた。
そのタオルは、リコの顔に付着した土ぼこりと汗が混じって茶色く汚れている。
リコの黄ばんでよれよれの制服も同じように泥だらけだったし、半袖の制服から露出した腕や足も汚れていて、ところどころ擦り傷や切り傷が見受けられた。

「いいの、いいの、へーきへーき。ヨシエはこういうのニガテなんだから。ボクは、大丈夫だからさ。それより、ヨシエがなんともなくてよかった」

そう言うと、リコはにっこりと笑う。
ヨシエは、その笑顔を眩しく感じた。
曇り一つなく、不純なものは一切混じっていない笑顔。

ヨシエは、その笑顔を見ると、なんとなくドキドキした。
それと同時に、リコが自分の親友でよかったと思う。

「ほんとに…… どうしたら、こんなにボロボロになるの……?」

「え、あ、いや、そこの階段でころんじゃったんだよね」

「本当に!? 大丈夫なの!?」

「だいじょーぶ、こんなのよくあることだしさ」

「普通は、そんなにないと思うけど……」

そう言いながら、ヨシエはバッグの中から消毒液と絆創膏を取り出す。
なんとなくリコが怪我しそうだったので、持ってきておいたのだ。
特に血の滲んでいる右足の膝から消毒することにする。

「ちょっとしみるよ?」

うん、とリコは頷くと、唇を噛みしめる。
そんなこんなで、リコの右足の膝、左足の太もも、左腕の手の甲にあった擦り傷と切り傷を消毒し、絆創膏を貼った。

「よし、これで終わり」

「ありがとね!」

リコはまた飾らない笑顔をヨシエに向ける。
ただそれだけで、ヨシエはなんだか救われた気がした。

731 レズリョナSS 6 :2015/10/08(木) 02:12:08 ID:???

(お母さん、わたし、いい友達をもったよ)

ヨシエは、母親の唯一の遺品であるロケットペンダントを握りしめた。
なかなか凝った意匠をしており、高価そうだ。

「ヨシエのそのペンダント、キレイだよねー」

「ありがとう、これお母さんがくれたんだ」

答えつつ、ペンダントを首からかける。

(でも、今度はわたしが変わらないといけないよね)

たとえリコがいい友人だとしても、ヨシエ自身が変わらなければ同じことが起きてしまうだろう。
これ以上リコに、迷惑はかけたくなかった。


ぐうぅぅ……。

「そういえば、お腹すいたなぁ……」

リコが腹の虫を鳴らした。
彼女は昼食をとることも忘れて掃除に熱中していたのだ。
無理もない。

「それじゃあ、リコちゃん、このままウチに来て何か食べる? ごちそうするよ」

「ホントに!? いいの!?」

リコは瞳を輝かせる。
食欲は彼女の中では最も大きい欲求である。

「あっ、でも、ボク、いま汚れてるし…… クサくない?」

不安げに言うリコ。

「うーん、確かにちょっと汗臭いかもしれないけど、リコちゃんのならイヤじゃないから。 それに、お風呂も貸してあげれるし。 どうせ今日はお父さん仕事で一日居ないから」

「ボ、ボクのはイヤじゃないの? それってどーいうコト?」

リコは混乱する。

「い、いや、何でもないの」

ヨシエは適当にはぐらかした。
何故だかわからないが、ヨシエはリコと話している間は饒舌になってしまうのだ。
普段は人と目を合わせることすら難しいというのに。
リコの日に灼けた横顔を見ていると、どうしてか胸も高鳴る。
それはヨシエの知る“恋”に酷似したものだ。

(なんでだろう…… ちょっと前から、リコと一緒にいるとドキドキする……)

「どうしたの? ボクの顔、まだどっか汚れてた?」

「ち、違うよっ」

慌ててリコの顔から眼をそらす。
いつの間にか見つめていたようだ。

「アハハ、ヘンなヨシエ」

「もう…… リコのバカ……」

「な、なんだよ、ヒドいじゃん、たしかにバカだけどさぁ……」

「違うのリコ、そういう意味じゃないの」

「なにそれ、ヘンなの」

またリコは笑った。


はぁ、とリコは溜め息をついた。
リコは昨日の夕食を食べて以降歯を磨いていない。
また、今は先ほどまでのゴミ掃除のせいで口内が非常に乾いている。
端的に言ってしまえば今、リコは息が臭かった。
これはマズい、うがいしようとリコは思った。

「ねぇ、ヨシエ、ボクうがいしてくるからちょっと待っててくれる?」

「いいよ、待ってるから」

リコは体育館の表にある手洗い場まで走って移動しようとするが、途中で足がもつれて転びそうになる。
自分がいかに疲弊しているかを、リコは思い出した。

(はあ、つかれたなぁ…… 空手の練習でもこんなにはつかれないや)

732 レズリョナSS 7 :2015/10/08(木) 02:13:09 ID:???

洗い場まで着くと、蛇口をつかんで上を向かせ、そのまま水を出す。
上向きの蛇口から出る水が、不規則なアーチを描く。
リコはそれに口をつけて、ごきゅごきゅと飲む。
鉄臭い水道水だったが、喉が乾いていたのでこれ以上ないほどにうまかった。

「ぷはあぁ……」

水を飲むことに夢中になっていたため、呼吸をすることを忘れていた。
リコは基本的には不器用であった。

そして、再び水を飲もうと身を屈ませたとき。
声が聞こえた。

「やめて! 助けて、誰か! リコちゃぁぁん!」

それは、ヨシエが助けを求めている声だった。

「ヨシエ!!?」

身体の疲れも忘れて、体育館裏に走っていくリコ。

そこには、ガラの悪い女生徒に胸ぐらを掴まれているヨシエがいた。
女生徒は二人おり、もう一人はヨシエのカバンを漁っている。
ヨシエの顔は恐怖に呑まれ、泣きそうであった。

「うぅ…… リコちゃん……」

「やめろぉ! ヨシエから手をはなせぇ! ボクがゆるさないぞ!」

リコは女生徒たちに向かって声を張り上げた。

二人は思わずリコに注目する。
しかし、そのおかげというべきか、ヨシエは女生徒の手元を離れた。

「なんだぁ? てめぇ?」

二人が立ち上がると、思ったよりも圧迫感があった。
どちらも背が高い。

しかしリコは、物怖じせずにこう言い放った。

「ボクはヨシエの友だち! わかったら、もう帰って!」

リコは日頃からこういった厄介事に首を突っ込んでいるせいか、幾分手慣れた様子である。

「はあぁ? なんだそりゃ?」

しかし、女生徒も自分より背の低いリコの言葉には一切動じない。
いざとなれば、叩きのめせばいいとでも考えているのだろうか。

「あー、あたし、そいつ知ってるぅ。隣のクラスの空手しか能のないバカだよ」

「言われてみりゃバカ面してやがんなコイツ。ギャハハハ!!」

女生徒は、二人揃って口汚くリコを罵る。
もう完全にリコのことを見下しているようだった。

リコはムッとするも、どうにか言い返す。

「いいから、ボクたちにかまわずに早く帰ってよ!」

女不良は面倒くさそうに溜め息をつき、頭を掻く。

「あぁもう、わかった、わかったって。じゃあよお、帰ってやるから、一万円寄越せ」

「いちまん……!?」

リコにとっては、一万円というのは相当な大金であるし、そもそもリコは財布を持ち歩いていない。

「キャハハ、無理無理、そいつん家スッゲエ貧乏なんだよ。そうじゃなきゃ、そんな汚ぇ格好してないって」

貧乏、汚い、という言葉がリコの胸に突き刺さる。
それを聞き、大柄な女不良はリコの泥だらけの全身を見回す。

「ハッ、確かにそうだな」

「いいから、早く帰ってよ!」

リコは、怒りを抑えてそう叫ぶ。
これが自分ではなくヨシエへの罵倒であったら、手を出していたかもしれなかった。

733 レズリョナSS 8 :2015/10/08(木) 02:14:12 ID:???

「それなら、こっちから貰うことにするわ!」

そう言って、ヨシエへと手を伸ばす女不良。もう一人も、ヨシエのカバン漁りを再開していた。

「やめてぇ! 触らないで!」

涙ながらにヨシエが叫ぶ。
もう、我慢の限界だった。
女不良とヨシエの間に割り込むようにして入る。

「これ以上つづけるんなら、ボクが相手になるぞ!」

慣れない威嚇の言葉を並べるリコ。
そのたどたどしさから、女不良はリコが人を殴ることを得意としていないことを知った。

「ふぅん、やってみろよ」

それとなく構える女不良。
女不良はリコを挑発した。
コイツには殴れない。
そう見越したうえでの挑発だ。

「もう…… ホントに殴るよ! ホントだぞ!」

仕方なく正拳突きの構えをとるリコ。
女不良が殴りかかってくるのと同時に、相手に正拳突きを叩き込む覚悟を決めた。
できれば空手の技をケンカで使うようなことは極力したくなかったが、ヨシエを護るためだ。
他に手がないなら、仕方がない。


女不良が振りかぶる。
隙だらけだ。
これなら当てる必要もないかもしれない。
そう思った瞬間。

女不良のとった行動は、殴ることでも、ましてや蹴ることでも無い。
目潰しだった。

大量の砂塵がリコの顔に襲いかかる。
不幸なことに、空手家としての習性としてリコは女不良の拳を注視していた。
そのせいで、大量の砂塵がリコの眼に入ってしまった。
鼻や口にも入ってしまうが、それを気にしている余裕はない。

「ああああぁぁぁっ!! ひ、ヒキョウだぞ…… あぁっ……」

「キャアアア! リ、リコちゃああん!」

ヨシエが悲鳴を上げる。

「卑怯? 格闘技経験者が、未経験の素人を殴ることがか?」

「うぅ……」

暴論以外の何者でもないのだが、根が純粋なリコには正論のように聞こえてしまう。
眼が痛み、大量に溢れる涙が必死に砂を洗い落とそうとするが、焼け石に水だった。
女不良は、眼を抑えて突っ立っているリコの顔、その右頬を思い切り殴る。

「がっ!」

よろけるリコ。
唇を切ったのか、口角から血が滲んでいた。
そんなリコの腹に、突き放すように前蹴りが叩き込まれる。

「ごえぇっ……」

腹部への強烈な一撃に腹筋が収縮し、嘔吐しそうになるのをすんでのところでこらえる。

バランスを崩し、仰向けに倒れるリコ。
身体を返し、どうにか立ち上がろうとするが、その震える背中を思い切り踏みつけられた。
肺が残り少ない空気を吐き出す。

734 レズリョナSS 9 :2015/10/08(木) 02:15:12 ID:???

「はぁ…… はぁ……」

疲弊しつくした体にさらに暴虐を受けたためか、リコはすでに息も絶え絶えだった。
大量の砂によって視力を奪われた眼は未だに回復の兆しを見せない。
それでも、激痛に耐えながら瞼をこじ開けるが、生理的な反射によって結局閉じてしまう。

女不良達の中ではリコは“死んだ”ものとして扱われているのか、彼女らはリコのことなど既に忘れかけ、ヨシエのカバンから金目の物を漁り始める。

ただ泣くことしかできないヨシエ。

「ああぁ…… あぁ……」

今のリコには見えないが、それでもヨシエの水っぽい声から泣いていることは容易に想像できた。
リコの中に無力感が生まれそうになるが、必死にそれを跳ね除ける。

「ううぅ…… チクショウ…… やめろぉ……!」

全身を震わせながら、どうにか四つん這いにまで胴体を持っていった。
しかし、運悪くそこで女不良達にリコの足掻きが気付かれてしまう。

「ホントにしつけぇ女だな…… オラァア!!」

リコの顔面が思い切り蹴られる。
口から血と唾液の混合物を吹き出してしまうが、どうにか耐える。

「んだよコイツよぉ…… テメェに構ってる暇なんてこっちにはねぇんだよ!」

そう言って再びリコの顔面を蹴る。
ぶふ、というくぐもった声が聞こえた。
ヨシエによって拭われた顔は、また汗と土にまみれてしまった。


「おい、そいつ押さえろ…… ミンチにしてやっからよ」

「へえ、あんたがそこまでキレんのマジ久々じゃん?」

大柄な女不良がもう一人にそう命じると、長髪の女不良はリコを羽交い絞めにし、無理やり立たせる。
脱力したリコはなされるがままだ。
彼女らは、リコが抵抗の意思を失うか、抵抗できなくなるまで痛めつけることを決めた。

また、長髪の女不良の言葉の通り、普段はここまで徹底的にやることはない。
何より時間の無駄だ。
しかし、リコの態度や性格、必死に立ち上がろうとしている健気な姿が、女不良達の嗜虐心を刺激してしまった。
真っすぐなモノを叩き折ってやりたいという歪んだ欲に支配されてしまったのだ。

「やめてえぇぇ! これ以上リコに酷いことしないで!」

ヨシエが叫ぶ。
それはもはや、懇願だった。

「うるっせぇなぁ…… じゃあてめえが変わりに殴られるか!?」

「うぁ…… や…… めろ…… やるなら…… ボクを」

覚悟と共に吐いたその言葉は、長髪の女不良に遮られた。

「ねぇ、やるんなら早くしてくんない? なんか、こいつスッゲエ臭いんだけど」

どうやら、リコの全身から漂う汗の酸っぱい臭いに辟易としたようだった。

「おっ、悪いな、それじゃ始めるとするかぁ!」

女不良は生き生きとした顔で拳を鳴らす。
リコは歯を食いしばって、襲い来るであろう苦痛を押さえようとする。

「オラァ!!」

「ガァッ……」

最初の一撃は、鳩尾に入った。
次は、顔面。脳が揺れる。
次は、脇腹。嫌な音がした。
次は、胸元。肺の空気を絞り出される。
次は、下腹部。生理的な痛みを感じた。

それからは、リコにとってまさに地獄であった。

羽交い締めにされている背中側以外、全身あらゆる場所を殴られた。

頭、顔面、胸、腕、腹部、脚。

常に身体のどこかに苦痛を感じさせる。
まるでリコの反応を楽しむかのように。


「が…… あ…… あ……」

それから十分にもわたりリコは殴られ続けていた。
全身が痛んで、バラバラになりそうだ。
口の中を鉄臭い血が満たしており、また欠けた奥歯が居場所を求めて舌の上を転がっている。

羽交い締めから解放されると同時に、崩れ落ちるリコ。
彼女の全身は、余すところなく無数の痣と傷に覆われていた。
もともとボロボロだった制服も、ところどころ擦り切れてしまっている。

「ふぅ…… こんだけやりゃあ、さすがに懲りただろ、あぁ!?」

そう念を押すように、リコの前髪を掴んで持ち上げた。
リコの顔は、既に痣と傷によって痛々しい化粧が施されている。

735 レズリョナSS 10 :2015/10/08(木) 02:16:24 ID:???
しかし、その顔には未だに意志が宿っていた。
リコの心は、まだ折れていない。
その事実が、女不良をさらに憤慨させる。

「なんだてめぇ…… その眼は…… ナメてんのかぁ!? あぁ!?」

女不良は、もう一人に声をかける。

「おい…… コイツもう一回抑えろ…… 今度こそブッ殺してやっからよ……」

「ちょ、アンタ、まだやる気なの!? これ以上はさすがに死ぬって!! アタシだって人殺しになるのはごめんなんだよ!!」

「あぁ!? てめぇ…… オレに逆らおうってのか!?」

「そ…… そういうコトじゃなくて……」

そこまで言った長髪の女不良が、驚きで表情を歪めた。

「なんだよ、オイ、最後まで言えや」

大柄な女不良がふとリコのほうを見やると、同じようにまた表情を歪める。

リコが立ち上がっていたのだ。

両足はがくがくと震え、虫の息だったが、確かに立っていた。

「はぁ………… はぁ………… ひゅう…………」

おそらく、眼が見えるようになっていたこともリコが立てた一因だろう。
先ほどまで開かれることのなかった眼は、確かに女不良を見据えていた。

女不良は心の底から不愉快そうな表情を露わにする。

「おい、お前…… まだ、殴られ足んないようだな」

そう言いつつ、手頃な大きさの石を二つ拾う女不良。
それを、両手で握り込む。

「オラァア!!」

石を握り込んだ拳で、まだ満足に動けないリコの鳩尾を殴った。

「げあぁぁぁっ!」

リコは苦痛のためにまた倒れそうになるが、どうにか耐える。
その瞳には、既に涙が浮かんでいる。
吐き気がこみ上げてきたが、それもどうにか飲み込んだ。

前屈みになったリコの顔を、再び殴る女不良。
ガッ、と固いものと固いものがぶつかるような嫌な音がした。

「ぐうぅぅっ……!」

涙を押し殺した声で呻くリコ。
今度はさすがに耐え切れず、うつ伏せに倒れてしまう。
それでもリコは立ち上がろうと必死に胴体を持ち上げる。

しかし、それを許すほど女不良も甘くはなかった。
固い靴底でリコの背中を勢いよく踏みつけた。

「けはぁっ…………!」

リコはそれでも身体を上げようと全身を震わせるものの、そこをまた踏みつけられる。

唯一傷のなかったリコの背中に痣が増えていく。
リコはもう全身文字通り傷だらけだった。
それに加えて、直前までのゴミ掃除による疲労。
とうに限界など超えていた。

「ううぅぅぅ……」

リコはそれでも全身を震わせ立ち上がろうとするが、身体が心についていかなかった。

「その様子じゃ、もうテメェは駄目みたいだな。おい、一応押さえとけ」

そう大柄の女不良が命じると、長髪の女不良はしぶしぶそれに応じた。

「ホラホラ、大人しくしときなさいよ」

そう言って、背中からリコを押さえつける。
そして彼女らは、標的をリコからヨシエにシフトした。
ヨシエは先程から泣くばかりで、もはや状況すらわかっていなさそうだ。

「ここまで手間かけさせたんだ…… なんか良いもん持ってるんだろうなぁ?」

ヨシエのカバンを漁るが、大したものは見つからなかった。

「はぁぁ…… シケてやがんな、てめぇらは」

女不良は視線をヨシエに移す。
舐めまわすように全身を見、彼女が首からかけたロケットペンダントが目に留まる。

「おぅなんだお前、イイもん持ってんじゃーん!! ギャハハハ!!」

736 レズリョナSS 11 :2015/10/08(木) 02:17:32 ID:???

下卑た笑いを響かせながら、無理矢理にロケットペンダントを奪う女不良。

「いやぁぁ!! やめてぇぇ!! それだけは!!」

泣き叫ぶヨシエ。
女不良は意にも介さない。

「うぁ…… や……やめろ……」

「黙れっつってんのよ!」

リコはどうにか声を絞り出したが、長髪の女不良に後頭部を殴られ沈黙する。

「それじゃあコレは貰ってくかんな! ありがとよ!」

大柄の女不良は笑いながらその場を立ち去ろうとする。

「てめぇら、次突っかかってきたらタダじゃおかねえからなぁ!? 特にお前! 次顔見たらブッ殺す!」

一応、釘をさす。
ヨシエはもう抵抗する気力などないだろうが、リコはまだ何をしてくるかわからなかった。

「おら、帰ろうぜ」

「やっとぉ? ハァ、臭かった」

そうして二人の女不良はリコの顔に唾を吐きかけると、体育館裏を立ち去った。
満身創痍のリコと、泣くことしかできないヨシエだけがそこに残された。




一部始終を体育館の窓から覗き見ていたレイカは、性的に興奮していた。
あれほど嫌悪していた先輩なのに、悲鳴や彼女の全身に刻まれた傷はどうしても艶やかだと感じてしまう。

私は、先輩のことが好きだったのだ。
あんな汚らわしい下民のことを好きであると認めたくないばかりに、私は先輩に対してあんな態度をとっていたのか。

レイカはそう考えた。
そう、彼女はリコのことが好きだったのだ。
しかし庶民に対する本能的な嫌悪感がその感情を阻害していたのだ。
そして、生粋のレズビアンでサディストの彼女にとっての“好き”とは、嗜虐的な感情を意味した。
レイカはリコを虐げることに、もはや義務感とも言える何かを感じている。

思い立ったが吉日。
今日、今からイジめてやろう。
しかし、どうやって?
リコはすでに全身ズタボロで、疲れ切っているのだ。
どうすれば、これ以上先輩を虐げることができるのか。

レイカは、しばらくの間黙考した。
もともと頭の回転の早いレイカである。
方法はすぐに思いついた。

カバンから連絡用のスマートフォンを取り出し、校門で待機しているボディガードに繋げる。
ワンコール鳴り終わる前に彼女は応じた。

「はい、何でしょうか」

「今から二人ガラの悪い女がそっちを通るはずだから、確保しといて。防犯カメラには映らないように」

「了解しました」

何の疑問も挟まずボディガードはレイカの無理な頼みに応じる。
従順な証拠だ。
これぞ奴隷のあるべき姿だと、レイカは思う。

737 レズリョナSS 12 :2015/10/08(木) 02:18:40 ID:???

数分もたたない内に、スマートフォンが鳴った。
ボディガードからだ。

「確保しました」

「ありがとう」

相変わらず仕事が早い。
レイカは校門に向かった。

そこには先ほどまでリコを痛めつけていた女不良二人が、縛られて転がっている。
二人とも、どこか怯えた表情をしていたが、無理もない。
訳も分からず、謎の女に速やかに確保されたのだ。

「あなたたち、よくもわたしの先輩を傷つけてくれたわね?」

レイカは内心彼女らを称賛してやりたかったが、それを抑える。
ボディガードの手前、自分のサディスティックな一面を露わにするわけにはいかない。

「ひっ、違……」

長髪の女不良は今にも泣きだしそうだ。
少し脅してやればすぐに折れる。

「ねぇ、アナタ達、先輩の友人のヨシエさんから、ロケットペンダントを盗ったでしょう? それを返して欲しいの。もちろんタダとは言わないわ…… ほら」

ボディガードに目配せをし、万札を数枚ちらつかせる。
レイカはあえて女不良共を買収することにした。
今こうして餌を与えておけば、今後なんらかの役にたつかもしれないからだ。
さすがに女不良達は訝し気な表情をする。

「なんだよ、こんなもんでいいんなら幾らでもくれてやるからさっさと解放してくれ!」

大柄の女不良が吠えた。
レイカは女不良の戒めを解いてやる。
どうせ襲い掛かってきたところで、また殴り倒せばいいのだ。

二人の女不良を解放し、ロケットペンダントを回収した。
さっさと立ち去ろうとする女不良達を呼び止める。

「ちょっと、アナタ達、ちゃんとこれ貰っていきなさいよ」

レイカは不良達に封筒を差し出す。
その中には現金で6万円が入っている。
雀の涙程度だが、それでもこの不良たちには大金のはずだった。

「おい…… 本当にいいのか?」

大柄な方が遠慮がちに口を開いた。

「ええ、その代わりといっちゃなんだけど、頼みたいことがあるのだけれど」

「なんだよ」

「今はまだ決めてないわ。決まったら連絡するから。勿論その時もタダとは言わない。だから、これは前金としてとっておいて?」

「……わかった。貰うよ。ありがとな」

レイカは心の中でにやり、と笑った。
これでこの地を去ったあとでも、好きに使える奴隷を得た。
金の味を覚えた人間ほど忠実なものはないのだ。

「それじゃ、今日はもう帰っていいわよ。さようなら」

レイカがそう言うと、女不良たちは様子を伺いながらその場を後にした。
まさか警察に通報するわけでもないだろう。

「……さて、と」

ボディガードの方に向き直る。

「ちょっと着いてきて頂戴。やって貰いたいことがあるの」

「了解しました」

レイカは踵を返して校内に戻る。
ボディガードは何も言わずに着いてきた。

738 レズリョナSS 13 :2015/10/08(木) 02:19:47 ID:???


「うぅぅ…… ひっぐ……」

ヨシエはあれからも泣き続けていた。
母親の唯一の形見であるロケットペンダントが奪われたのだから、無理もない。
リコは、そんな彼女を必死に慰めていた。

「大丈夫だよ…… 大丈夫…… ボクがなんとかするから…… ゼッタイにあれを取り返してあげるから……」

何を言えばいいのかわからずに、ただただヨシエに言い聞かせるリコ。
あの凄惨なリンチからおよそ十分。
リコは早くも動けるまでに回復していた。
彼女の耐久力、スタミナ、そして根性は驚異的なものである。

ヨシエは、リコの言葉にどうにか自己を取り戻す。

「ごめんね、リコちゃん…… わたしのせいでこんな目に遭っちゃって…… ごめんね……」

リコは、傷だらけの顔で笑った。

「だいじょーぶ、だいじょーぶ。それより、ヨシエになんにもなくてよかった」

「ごめん…… わたし…… リコちゃんがあんなに殴られてたのに…… 何も出来なかった…… 見ることも……」

「だからだいじょーぶだって! ホラ、もうこんなことだってできるんだから!」

リコはヨシエの前で何度か屈伸して見せた。
実際はかなりの苦痛に顔を歪めそうになってしまったが、それでも堪えた。
ヨシエに、これ以上心配をかけたくなかった。

「ね、ボクは頑丈にできてるの! だから、何も心配しなくていいんだよ!」

リコはヨシエに飾らない笑顔を見せる。
たとえ泥と傷にまみれていても、その笑顔には人を惹きつける何かがあった。


「そうですよ、ヨシエさん。先輩は飛びっきり頑丈に造られてるんですから、何も心配することなんてないんです」

突如として、体育館裏に涼しげかつ美しい金髪の少女の声が響いた。
レイカである。

「レ、レイカちゃん!? なんでこんなところにいるの!?」

レイカの登場に、リコは驚きを隠せない。
無理もない。
リコは、レイカが自分のことを嫌っている、と考えているのだ。
それでも、いつかは仲良くなれると信じて自分だけは彼女に話しかけていたが。

「いえ、ちょっと偶然通りかかりましてね…… そんなことより、大変そうですね」

レイカは、傷だらけのリコの全身を舐めるように見る。
昨日まではただの汗臭くてしつこいだけの貧乏女だと思っていた先輩も、ボロボロになっただけでこれほどに艶めかしく見えるのだ。
レイカは自らの変態性を改めて自覚した。

「あ、うん…… ちょっと、転んじゃって……」

いくら嘘がヘタだといっても、限度があるだろう、とレイカは思う。
何せ、汚れて汗の染みている制服には靴底のような跡があった。
どう好意的に解釈してもただ転んだというのはありえないのだ。

「ふぅん、転んだ、ねぇ……」

そんなことよりも驚異的なのは、リコの体力だ。
あれほどのリンチを受けた後で、すでにここまで動けるというのか。
この分なら、これから行う暴虐にも耐えきれるかもしれない。
レイカは股間が少し熱くなっていることに気づいた。

739 レズリョナSS 14 :2015/10/08(木) 02:20:51 ID:???

「ねぇ、ヨシエさんを家まで送っていってあげて頂戴」

レイカはボディガードに指示を出した。
これからリコを痛めつけるにあたって、目撃者はいないほうがいい。

「え、そ、それじゃあ、リコも病院に……」

ヨシエが懇願した。
ある意味当然である。

「すみません、私、先輩に用があるのです。それを済ましましたら、すぐ病院にお送りしますわ」

「で、でも……」

「ヨシエ、ボクはだいじょーぶだから、帰って休んでてよ。ね?」

リコはヨシエを気遣う。
ヨシエは一分でも早く休んだ方がいいと思っていたし、レイカが自分に用があるということが単純に嬉しかった。

「う、うん…… わかった…… リコも気を付けてね?」

リコにはこれ以上何に気を付ければいいのかがわからなかったが。
まさか、目の前の金髪の少女が自分にサディスティックな感情を抱いているなどとは夢にも思っていない。

「ヨシエさん、そういうことなので。あなた、ヨシエさんをご自宅まで送っていってあげて。私は今日はタクシーで帰るから、あなたも帰っていいわよ」

「了解しました」

従順なボディガードは、一切の疑問を口にしなかった。
黙って、ヨシエを車まで送っていく。

「ヨシエ〜〜!! また明日学校で会おうねぇ!!」

リコは、ヨシエの背中に大きく手を振った。
ヨシエは振り向き、心配そうに笑う。
体育館の角を曲がると、既にヨシエとボディガードの姿は見えなくなっていた。
この少女はこんな目に遭ってもなお明日登校する気なのかと、レイカは半ば呆れる。
それならば、立ち上がることすらかなわないくらいに痛めつけてやろう。


「それで、レイカちゃん、用って何かな?」

リコはレイカに振り向く。
それだけの動作だったがリコは表情を歪める。
先ほどまでは忘れていた痛覚が戻ってきているのだ。

「用…… 用かあ…… 別に、大したことじゃないんですよ、ちょっと待っててくださいね?」

「もちろん!」

レイカはカバンからスマートフォンを取り出してボディガードにかけ、彼女らが既に学校を出発したことを確認した。
そして、この時間帯のこの学校には、教師も生徒も殆ど残っていない。
そもそも今日は休日なのだ。
今のこの学校がほぼ無人状態であることをレイカは確認した。
そして、学校の周囲はほとんど山に囲まれており、声を上げたところで誰かが来ることもない。
“大自然に囲まれた環境”のレイカにとっての唯一の利点である。

「私、明後日転校するんですよ。だから、なにかこの学校で思い出でも作っておきたいな、って思ったんです。それで、唯一私に話しかけてきてくれた先輩ならと」

明後日転校する、という部分以外は真っ赤な嘘である。
それでもリコは真剣に聞いていた。

「ウソ、レイカちゃん転校しちゃうの!? せっかく仲良くなれたと思ったのに……」

リコは本当に悲しそうな顔をしている。
レイカの転校を本気で悲しんでいるようだった。
話し合うのは、この場が初めてだというのに。
単純な女だ、とレイカは思った。
恐らくレイカが一度話しかけただけで仲良しになったとでも勘違いしているのだろう。
しかし、今ではその単純さや純真さまでもがレイカを興奮させた。

レイカは、逸る気持ちをどうにか押さえる。

「先輩って、空手やってるんですよね?」

「うん、空手なら得意だよ」

「なら、私と闘ってください。寸止めなどは一切なしのフルコンタクトで」

二人の間に、沈黙が流れた。

「えっと、それってつまり…… 試合がしたいってこと?」

リコは首をかしげる。

「いえ、今日、今ここでやりたいんです。大体転校は明後日なんですよ? 試合なんて間に合うはずがないでしょう」

「そんな…… でも、ボク、レイカちゃんは殴れないよ」

740 レズリョナSS 15 :2015/10/08(木) 02:22:10 ID:???

試合云々の以前に、リコは既に全身ボロボロなのだ。
そんな状態での試合が何を意味するかわからない訳でもないだろう。
それにも関わらず、リコは自分でなくレイカの心配をしていた。
リコはそもそもレイカに空手を含めて格闘技経験があることなど知らない。

「先輩、心配する必要なんてないんですよ。私、こう見えてもちょっと空手はかじったことがあるんです」

レイカはそう諭すように言った。
全米の空手大会で優勝したことがあるというのは“かじった”うちに入るのかはわからないが。

「で、でも……」

ずっと続けている自分と“かじった”程度のレイカでは、余りにも差があるだろう。
そうリコは言いかけたが、次の瞬間。

レイカの右足が、リコのこめかみに触れていた。
頭を狙った上段蹴りだ。
彼女が当てる寸前で止めていなければ、今頃自分は倒れていただろう。

(う、ウソ…… ぜんぜん見えなかった……)

「先輩、わかって頂けましたか? 相手の実力がわからない程空手がヘタじゃないとは思ってますよ」

確かに、レイカが今見せた蹴りは凄まじいものであった。
試合であれば、確実に一本取られていた。
自分の蹴りにあんな精度と早さはない。
心が劣等感に蝕まれるような気がした。

「で……でも。やっぱり受けられないよ。空手は、ケンカにつかうものじゃないから……」

勝ち負けなど関係なく、リコは人を傷つけることが嫌いだった。
そういう少女だ。

レイカはため息をつく。
まさかここまで強情だとは思ってもいなかったのだ。

「はぁ、まったく…… これに見覚えはありますか?」

呆れたと言わんばかりにため息をつき、ポケットからヨシエのロケットペンダントを取り出した。

「あッ……! それはヨシエの……!」

「そうです、やっぱりヨシエさんのでしたか」

「ど、どこでそれを!?」

「あの不良どもから買いました。6万円でね」

実際は締め上げただけだが、リコに恩を押し付けるために多少脚色する。
こうすればこの少女は言うことを聞くだろう。

「で、どうです? 返してほしいでしょう?」

馬鹿にしたように言うレイカ。

「う、うん……! ありがとう!」

「ありがとう、じゃないでしょう。バカなんじゃないんですか?」

話が通じているとは思えないリコにイラつくレイカ。
ついつい言葉を荒げてしまう。

「あ、ご、ごめん……」

ふぅ、とまたもや溜め息をつくレイカ。
この溜め息は本当に呆れからきたものだ。

「なんというか、先輩って、本当に察しが悪いんですね。このペンダントが欲しければ私から奪ってみろと、そう言っているんですよ。まだわからないんですか? 本当に頭が悪いんですか?」

ここまで罵られれば誰であろうとカチンとくるだろうが、なんせ学年、いや学校で最も成績のいいレイカが、学校でも体育以外は最底辺レベルの成績を誇るリコに言っていることなのだ。
リコ自身、自分の頭の出来が悪いという自覚はあった。

「……うばう? つまり……ムリやり?」

「ええ。そうしないんでしたら、このペンダントは持ち帰って捨てます。こんなもの、私にとっては石ころほどの価値もありませんから」

リコは基本的に単純だが、正義感のようなものに溢れた少女だ。
こう言ってしまえばやるしかないだろう。

「……わかった。やるよ」

リコがそう言うのを聞いて、レイカは心の中で歓喜に震えた。
ついにリコを直接甚振れるのだ。
期待に、すでに股間は湿ってきている。

リコは覚悟を決めて、半身に構えた。
先ほど受けたリンチにより未だに全身が悲鳴を上げているが、こうなってはやるしかないのだ。

「うぅ……」

741 レズリョナSS 16 :2015/10/08(木) 02:23:10 ID:???

体を動かすだけで、節々を激痛が襲った。
必要以上に嬲られたうえ、先ほどまでヨシエを安心させるためにやせ我慢をしていたのだから仕方ない。

「まったく、先輩は本当に優しいですねぇ。私を気遣って、そんなハンデまでつけてくれるんですからねぇ!」

勿論このハンディキャップはリコが自ら進んで負ったものではない。
しかし全身に刻まれた傷は確実にリコを疲労させている。

「それじゃあ……いくからね!!」

そうリコが言うと同時にレイカも構えた。

「やあぁぁ!!」

リコはそんな声を出しながらレイカに殴りかかっていった。
顔を狙った正拳突き。
はなから、当てるつもりなどない。
レイカを少しばかり脅かして、降参させる。
自分の拳にはそれをさせるだけの勢いはあるとリコは思っていた。

しかしレイカはそんなリコのある意味浅はかな思考は既に読んでいたし、リコが脅かすためとはいえ自分の顔を狙ってくることも分かっていた。
避けてもいいのだが、それでは芸がない。
勝負はこの一瞬で決まる。

レイカはリコの右手を同じく右手の掌底で受けた。
簡単に受けることができたのは、一重にリコに当てるつもりがなかったからだ。
受けると同時にその手を頭より高く持ち上げ、右手に回転を加えるようにして捻る。
ぐきり、という嫌な音が鳴った。

レイカが行ったのは空手の技の一つである、掌底受けだ。
もとより相手の手首を破壊するための技。
この技は実践や試合においても使用されることは非常に少ない。
単純に難度が高いからだ。

レイカはそれを誰とも打ち合わせることなく、いきなりの実践でやってのけた。
彼女の生まれつきのセンスと才能のなした技だ。
さらにたちの悪いことに、レイカは掌底受けに回転を加えたのだ。
より深刻にリコの右手首を破壊するために。
もはや悪魔的と言ってよかった。

「あああああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

断末魔のようなリコの悲鳴が響く。
彼女は深刻に右手首を捻挫してしまった。
これ以上の勝負は事実上無理であろう。

「きゃははははは!!! 先輩って本当にバッカですねぇ!! 何考えてるか筒抜けですよ! こんなになってまでして人を殴りたくないなんて、どんだけ頭悪いんですか!?」

「あぁぁ…… うぅっ……!」

眼に涙を浮かべ苦痛に喘ぐリコ。
本能的に左手で右手首を押さえていた。
動かさなくても痛みがあるらしい。
最も危険な三度の捻挫だろう。
その様を観察しつつレイカはリコを思い切り罵る。

しかし、同時にやりすぎてしまった、という思いもあった。
これではリコを痛めつけられないではないか。
戦意も萎えてしまったかもしれない。
失敗したか。

しばらく考え、リコの気持ちを煽るためにレイカは言う。

「せんぱぁい、さっきヨシエさんがどこに連れていかれたかわかりますかぁ?」

「どこって…… ヨシエの家じゃ……」

涙を眼に浮かべながら答えるリコ。
無邪気にもそう信じ切っていたようだった。

「あははぁ、先輩ってホンット骨の髄までバカなんですねぇ!? こんなことする人間が、ご親切に自宅に送ってやると思うんですかぁ?」

「え…… じゃあどこに……」

「このロケットペンダントに、居場所を記した紙を入れておきました…… 勝ったら返してあげますからね! 早くしないと、ヨシエさん死んじゃうかもですよぉ?」

「う、ウソ…… なんでレイカちゃん、そんなことを……」

「決まってるでしょう! 先輩と“試合”がしたかったからですよ!」

信じられない、といった顔をするリコ。
性善説を無意識の内に信じている純粋な少女には、無理もないかもしれなかった。

「くそぉ…… わかった、わかったよ…… やればいいんだろ!!」

泣きそうな顔をしながら、ようやくレイカを殴る覚悟を決めたリコ。
それほどまでに、ヨシエの存在は彼女の中で大きかった。

「そうですよ、ほら構えて」

「ちくしょう…… ぐうっ!?」

なんとか構えようとするものの、リコの右手首は動かさずとも激痛がある。
身体がその手首を動かすことを拒み、痛みに屈してしまう。

742 レズリョナSS 17 :2015/10/08(木) 02:24:13 ID:???

「ほらぁ、なにのんびり痛がってるんですかぁ!? “試合”はまだまだ始まったばかりですよぉ!!」

リコの腹を思い切り蹴り上げる。

「げはっ!」

前屈みになって、どうにか踏みとどまるリコ。
そのリコの顔をレイカの拳が襲った。
バキッ、と音を立て、今度はバランスを崩して倒れてしまった。

「はぁ、試合だったらとっくのとうに私の勝ちなんですけどねぇ!? それじゃあ帰りますからね!」

そう言ってその場を去ろうとするレイカ。
リコに戦意が残っているかの最終確認だ。
もしこれでダメだったなら、それで仕方ない。

しかし、レイカの足首をリコが左手で掴む。
リコはまだ諦めてなどいなかった。

「うぅ……… はぁ、はぁ…… ま…… まだ…… だよ……! ゼッタイに諦めなんかしないから………!」

全身の気力を振り絞り、リコはそう言った。
諦めなければどうにかなる。
そうリコは信じていた。

「…………とりあえず、足を離して貰えませんか? 先輩のきったない手で触られたら靴が汚れちゃうじゃないですかっ!」

レイカは容赦なくリコの顔面を蹴る。
その眼には嗜虐的な光が戻っていた。
一度は殺してしまったと思っていたものが、生きていたのだ。
彼女にとってこれ以上嬉しいことはない。

「ぐぅ…… はぁ…… はぁ……」

リコはどうにか立ち上がろうと、全身を震わせながら胴体を持ち上げた。
しかし、レイカは無慈悲にもその脇腹にサッカーボールキックを叩き込み、リコは仰向けに転がった。
リコの無防備な腹が晒される。
レイカはそこに無情にもストンピングを食らわせる。

「ぐぅがはぁっ!?」

空気を搾り出されるかのような声を上げるリコ。
依然として腹は無防備なままだ。

「先輩、そんなにおなか晒ちゃってぇ…… そんなに踏んでほしいなら踏んであげますよっ!!」

その腹に、レイカは続けて一度ならずストンピングを浴びせた。
ただでさえ高い脚力に、レイカは今固い靴底のローファーを履いているのだ。
そのダメージは尋常ではない。

「がああぁっ!! げぼえぇぇっ……! ごぼおぉぉぉっ!!」

一度踏まれるたびに獣のような悲鳴を上げるリコ。
その声も枯れるころになってようやくストンピングの雨が止んだ。
あまりの腹部へのダメージにリコは嘔吐しかけた。
しかしリコの被虐は終わらない。

「まだまだですよぉ…… 先輩が諦めるまでやりますからねぇ……?」

レイカは悶えるリコに馬乗りになった。
マウントポジションだ。

改めてリコに近づくと相当汗臭い。
酸っぱい臭いがレイカの鼻をつく。

「はぁ、本当にクッサイですねぇ、先輩。女、いや人として恥ずかしくないんですかぁ? ちゃんとお風呂入ってますかぁ?」

レイカはリコの体臭を罵倒するが、リコにとってはそれどころではなかった。
全身の細胞が酸素を求めており、激しく呼吸している。
リコが返事をしなかったことにレイカは腹を立てた。

「その臭い口を閉じてくださいよっ!」

リコの右手首を思い切り踏みつける。
再び獣のような悲鳴が辺りを支配した。

「先輩、マジでうるさいですよぉ…… お仕置きです、覚悟してくださいねぇ?」

レイカは拳を固く握りしめ、リコの鼻っ柱にそれを叩きつけた。
鼻血は出なかったが、それで鼻骨の辺りが切れてしまった。

「ぐあっ……!」

まるでそれで防波堤が崩れたように、拳の雨がリコの顔を襲った。

リコは悲鳴をあげる間もなく殴られ続け、レイカが拳の痛みによって殴打を止めた時には顔は腫れ上がり、血と傷と痣にまみれていた。
しかし、それにも関わらず歯の欠損や眼からの出血のような重い傷は無い。
レイカがそうしたからだ。
ここで重傷を負わせてしまったら、楽しみが早く終わってしまう。

743 レズリョナSS 18 :2015/10/08(木) 02:25:17 ID:???

「ぅ………… あぁ…………」

「あははぁ、先輩、それなりにかわいかった顔が台無しですよぉ……? まあ、いくら顔だけは良くても先輩みたいに頭悪くてクッサイ女、こっちから願い下げですけどねぇ?」

「く………… チク……ショウ……」

「ああもう、先輩の汗が手についちゃったじゃないですか…… きったないなあもう……」

レイカはポケットからハンカチを取り出し、手を拭った。
血と土の混じったリコの汗は茶色かった。
リコは相変わらずぜいぜいと呼吸している。

「ああ、先輩ったらそんなに喘いじゃって…… 先輩なんかが呼吸したら、地球の酸素が無駄に消費されちゃうじゃないですか……」

そう言いながら、レイカはリコに顔を近づける。
リコの顔の傷をよく見るためだ。
その傷はどれも痛々しかったが、レイカにとっては艶めかしく見えた。

満足げな表情でリコの顔を観察していると、生温かい呼気がレイカの顔にかかる。
起床時から歯を磨いておらず、また激しい呼吸により乾いたリコの口内から発せられる息は、言ってしまえば臭い。
また、大きく開いた口から覗く歯は並びは問題なかったが、象牙色をしていた。
歯が象牙色をしているというのは汚いことでもなんでもなく、むしろ歯が健康である証なのだが、磨きたてのような綺麗な白い歯をしているレイカにとってそれは汚れの象徴にしか見えなかった。
レイカはそれに辟易し顔を上げる。

「うわぁ、先輩、体臭だけじゃなく口臭までキツいんですかぁ!? 最悪、嗅いじゃいましたよ…… 歯もちょっと黄色いし…… 本当に現代人ですかぁ? 今時、誰でもそれくらいは普通に気を遣いますよ?」

「う、うるさい……!」

リコとて好きで体を臭わせているわけではない。
しかし臭っていることは事実であり、そのことについては反発はできても反論はできなかった。

「ボ、ボクのことはいいから、ヨシエのペンダント返してよ……!」

「なんだぁ、まだそんなに吠える元気があったんですね、良かった良かった♪ まあ元気があるのはいいとして……そのクッサイ口を開かないでくださいよ、空気が汚染されちゃうんで…… それに、言ってるでしょう? 欲しければ奪ってみろ、って……」

そう言いながら、レイカはマウントポジションを生かしてリコの首に手をかけ、体重を乗せる。
汗と泥でベタついたリコの肌は滑りにくく、首を絞めるには最高のコンディションだ。

「ぁ………… かっ……」

本能的にリコは左手をレイカの指に重ねて引き剥がそうとするが、片手では到底無理だった。
右手首を破壊されたことが響いてきている。
そんなリコの無駄な抵抗に興奮しつつも、レイカは首を絞め続けた。
無論レイカに殺す気はないものの、その苦痛と恐怖は相当なものだろう。


「ぐっ………… ぅ……」

どのくらいの間絞められていたのだろうか。
少なくとも、リコにとってそれは無限にも永く感じられた。
その左手が力を失い始めた頃に、ようやく解放された。

「げほっ、かはっ、ごえ、がえっ、げはっ! はぐぅ………… はぁ、はぁ、はぁ………………」

仰向けになったまま激しくリコは咳き込んだ。
両目には涙が浮かんでいる。
そのまま異様なまでに酸素を貪り、ようやく落ち着く。
全身から脂汗がにじんでいた。

「やればできるじゃないですか、先輩! 息はクッサイままですけど、今ので一分ほど空気を節約できましたよ!」

「うぅ、返せぇ…………!」

「返せったって、これはもうわたしの物ですからねぇ。欲しければ奪え、って何度も言ってるじゃないですか。ミジンコより頭悪いんじゃないですか?」

そう言いながらリコの胴体から腰を上げるヨシエ。
マウントポジションは解除された。

「くそ…… くそぉ……!」

全身をがくがくと震わせながら、ゆっくりとリコは立ち上がっていく。
途中、右手首を誤って地面についてしまい涙を流しはしたが、それでもどうにか立ち上がった。

右手を庇いながら、傷一つないレイカに向き直る。

「へえぇ、まだ立てるんですねぇ…… 馬鹿の癖に、根性だけはあるじゃないですか?」

しかし、実際の所リコはもう立っているだけで精一杯だ。
朝から殆ど休みなく酷使された肉体は、とうに限界など越えていた。
それは両足の震えが如実に表している。

「あはぁ、先輩、なにもそんなに無理することないのに……」

そう言いながらも、リコの健気さに股間を熱くするレイカ。

744 レズリョナSS 19 :2015/10/08(木) 02:26:40 ID:???

「う、うるさい……! ボクはゼッタイに……げほっ………あきらめないぞっ……!」

自らに言い聞かせるように呟くリコ。
満身創痍でも、どれだけ痛めつけられようと、骨を折られようと、心だけは折れない。
“折れる”ということは、リコにとっては即ちヨシエを裏切ることを意味した。
そして、リコは親友を裏切ることだけは絶対にしない。出来ない。
だから、立ち上がる。

リコがそういう人種であることは、レイカには既に充分すぎるほどわかっていた。
それがレイカを興奮させるのだ。

「まったく、片手が使えないのに立ち上がるなんて、殴ってくださいと言っているようなものじゃないですか…… まぁでも、先輩が望んでサンドバッグになると言うなら、喜んで利用させてもらうまでです♪」

レイカはすっかり棒立ちになっているリコの左腕をつかみ、それごと胴体を担ぎ上げると、そのまま前方に落とした。

「がはああぁぁぁっ!!」

柔道の背負い投げである。
片腕の使えないリコには受け身など取れない。
ましてや、地面は通常柔道場に敷いてある畳ではなく、砂が撒いてあるだけの硬質のグラウンドである。
下手をすれば死にかねないほどの技をリコは受けたのだ。
掴んだのが右手でなく左手であったのは、レイカにとってのせめてもの情けか。

「ぐっ…… ぐううぅぅぅぅ……!」

再び仰向けになって苦痛に悶えるリコ。
今度ばかりは簡単に立ち上がれそうにもない。
しかし、レイカはそんなリコに休みを与えることはしなかった。

「あはは、先輩、可哀想に…… もっと早くに謝っておけばよかったものを……」

マウントポジションはとらず、リコの足側に回り込むレイカ。
そのリコの左足首を両腕で固め、右足は足で押さえつける。

一息ついてリコの汗の臭いを吸い込むと、てこの原理を利用して足首を一気に捻り上げた。
ロシアの格闘術、サンボのアキレス腱固めだ。

「ぐがあああぁぁ…………!」

背負い投げで受けた全身へのダメージと関節技による足へのダメージに板挟みになり、ただただ悶えることしかできないリコ。

「ははははは、あんまり暴れると足の筋が切れちゃいますよぉ!?」

そう言いながらも、レイカは捻り上げる力を弱めず、むしろ強めていった。
リコは涙を流しながらも抵抗するが、一度決まった関節技はそうそう外れるものではない。

そして。

バツン、と嫌な音がした。

「ぎぃっ!? ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」

レイカの力に耐えかね、リコのアキレス腱が切れてしまったのだ。
全身の痛みも忘れてしまうほどの激痛がリコを支配した。

「あはははは、ひっ、きゃはははははは!! 切れちゃいましたねぇ!? 切れちゃいましたねぇ!! きゃはははははは!!」

レイカにとっても、アキレス腱が断裂する音を聞くのは初めてだったし、何よりリコの反応が愉快だった。
リコの足首を掴んだまま、レイカは狂ったように笑っていた。

リコは未だに悲鳴を上げていたが、レイカは一息ついた。
リコの酸っぱい臭いが鼻をつく。

ふと思いついたように、レイカはリコの泥だらけのスニーカーに手をかけた。

「先輩、こんな汚いスニーカー毎日履いてるんですかぁ? 水虫になっちゃいますよぉ? 私が脱がせてあげますよっ……」

レイカは、足を押さえる邪魔になるからと、リコの履いているスニーカーを無理やり脱がせる。
リコは同じスニーカーを毎日履いているため、ボロボロの上ドロドロだ。
それを脱がせると、リコは裸足だ。

そして、これはある程度予測していたことだが、毎日同じスニーカーを直に履いているその足からは、リコの汗の臭いを凝縮させたような悪臭が漂っていた。
それは、最大限のお世辞でも良い匂いとは言えない酷いもので、リコ自身も足の臭いについては気にしている。
さすがに今は気にする余裕が無いようだが。

「うわぁ、先輩、最悪っ!! 臭っ!! なにしたらこんな臭くなるんですかぁ!?」

レイカは罵倒しつつも決してキレイとは言えないリコの足をまじまじと見つめる。
足の裏は土だか砂だかで汚れ黒ずんでいる。
爪の間にも土が詰まって真っ黒に汚れていた。
また、くるぶしより下の肌も日焼けしている他の部位ほどではないが黒く、このことからリコの肌が地黒であるとわかった。

「はぁ、ホントに臭い…… 先輩って、頭の先から足のつま先まで汚いんですね」

レイカはため息をつき、もう片方のリコのスニーカーを脱がしたが、こちらも左足と同様に汚れていた。
スニーカーの中敷きは元は白かったであろうに真っ黒だった。

745 レズリョナSS 20 :2015/10/08(木) 02:27:40 ID:???

気がつくとリコの悲鳴は止んでおり、レイカもリコの足首を離した。
もう片方を捻り上げてやってもよかったが、そうしてはリコは絶対に立てないだろう。
立てなくなっては、抵抗もできない。
レイカは、リコのような汚らしい下民が必死に抵抗する姿が大好きなのだ。
レイカはリコの脇に立ち、そのまま脇腹にサッカーボールキックを食らわす。

リコはがはっ、と控えめに声を漏らしてうつ伏せにひっくり返った。

「はぁ、はぁ、はぁ、くぅっ……」

リコはどうにか顔を上げるが、そこをすかさずレイカに踏まれ再び地面とキスをするはめになった。

「せんぱぁい…… 惨めですよねぇ? 私みたいな年下に負けて、潰れたカエルみたいに這いつくばって?」

レイカはリコに語りかけるが、返事はなかった。
リコは今、必死に全身の苦痛に耐えている。
そんなこともお構いなしにレイカは、

「なんとか言えっつってんですよ、えぇ!?」

とリコの右手首を踏みつけた。

「がああああああぁぁぁぁっ!!」

獣のように叫ぶリコ。
頭を苦痛が支配し、それを振り払うことができない。

「うぅぅ…… うあぁぁ……」

「あぁ…… 先輩…… いいですよ、その顔…… 痛々しくて、汚らしくて、本当に素敵……」

リコの後頭部を踏みつけ、ぐりぐりと押し付ける。
リコの洗いざらしでボサボサの髪が、レイカの靴底についた土で汚れた。

「それでぇ、先輩…… どうですかぁ? 諦めていただけますかぁ?」

レイカはポケットの中のロケットペンダントを嫌らしくチャラチャラと鳴らした。

「もし諦めないっていうんでしたら…… 先輩には悪いですけど、ここからさらに痛い眼見てもらいますよ?」

脅しだ。
ここで諦めれば楽になるだろう。
しかし、それでも。
ヨシエのことは裏切れない。
自分が自分でなくなってしまうから。

「……ない… もん……」

「え、何ですって? もう一回言ってみて下さいよ」

「あきらめ…………ない……もん…… ボクは…… ゼッタイ……」

全身の力を振り絞って言い切る。
それは悲壮な覚悟であった。

「ふふ…… あはは…… ハッハッハッハッハッハ!! 馬鹿ですねぇ、先輩は! ホンットに馬鹿!! 今ここで諦めて適当に謝っておけば、許してあげたのに! それを逃しちゃったんですからねぇ!! ハハハハハ!! たっぷりと後悔させてあげますよ!」

レイカは狂ったように笑い続けた。
その瞳には、サディスティックな感情を宿した光が灯っていた。

746 レズリョナSS 21 :2015/10/08(木) 02:29:16 ID:???

「さて、まずは…… 何してやりましょうかねぇ、先輩? そういえば、武器の使用を禁じるなんてルールはありませんよねぇ?」

一息つき、どうにか落ち着いたレイカ。
リコに話しかけるが、当然返答など期待していない。

「私、このカバンの中に緊急時のための“防犯グッズ”を持ち歩いてるんですよ…… まあ、使ったら過剰防衛になりそうなものしかありませんがね!」

そう言いながらカバンを漁るレイカ。
リコには“過剰防衛”が何を意味するのかが解らなかったが。

「うーん…… コレなんてどうです!?」

スタンガンをカバンから取り出して見せるレイカ。
リコを脅かしてみせるためにスイッチをONに入れると、威嚇用のスパークを発する電極が閃光とバチバチというような大きな音を生んだ。

「う…… なに…… それ」

「はぁ、先輩って本当に何も知らないんですねぇ…… これはスタンガンって言って、相手に電流を流すための道具なんですよ?」

「でん……りゅう……?」

リコの疑問を無視して、レイカはリコの汚い足裏を見る。
それをつんつんと触って未だに汗で濡れていることを確かめる。
その足からは、相変わらず酷い臭いが漂っていた。

「先輩の足、最悪にクッサイですよぉ…… よくこんな足で家の外に出られますね……」

「うううぅ…… かぐなぁ……」

リコだって自分の臭いは気にしている。
しかし、貧乏であるが故に善処できないのだ。
それを馬鹿にされるのは、なんだか悔しかった。

レイカは、スタンガンの電極をリコの足の裏に押し付ける。

「先輩には、体で教えた方が早いみたいですねぇ……」

スタンガンの安全装置を外し、スイッチをONに切り替えた。

「ああえあっぁぎぃいいいいいぃぃぃぃ!?」

電流が流れたのは一瞬だというのに、凄まじい激痛がリコの全身を駆け巡った。
また電流によって筋肉の収縮が起きたため、激痛のために体をよじらせることも出来なかった。

「キャハハハハ! どうですか先輩わかりましたか!? こういう道具なんですよ! 痛いでしょう!」

レイカは電極をリコの左足の太ももに押し付け、再度スイッチを入れた。

「げぇあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」

次は背中だ。

「ぐううぅぅぅううううぅぅぅっっ!!」

最後にリコの負傷した右手首に押し付ける。

「ああああああああぁぁぁぁっがああああぁぁぁぁあああぁぁっ!!!」


「ううぅぅぅ………… あぁっ…… はぁ……はぁ……はぁ……」

通常は服越しに使われるスタンガンを直接肌に当てられたせいか、電極の当たった箇所には痛々しい火傷ができていた。
また電流の作用として筋肉のコントロールが失われ、呼吸以外はまともに行うことが出来ない。
リコはそれを理解できず全身に力を込めどうにか動こうとするが、四肢が弱弱しく震えるだけであった。
その顔は涙や鼻水、血や泥に覆われて見るも無残な有様である。
そんなリコの痛々しい様を見てレイカは興奮を隠せなかった。

747 レズリョナSS 22 :2015/10/08(木) 02:30:34 ID:???

「あはぁ、先輩、お似合いですよぉ……? 先輩はやっぱり地面に這いつくばって汚らしく震えてる時が一番かわいいんです……」

「はぁ、はぁ…… くうぅ……っ!」

「さてと、今のうちにあれをやっておきますか……と」

レイカはそう呟きながらリコの左腕を掴んだ。
その左手をまじまじと見つめるレイカ。
リコの長い爪の間には、足の爪と同様に土が詰まって黒く汚れている。
その泥だらけの手からは、汗の臭いと土の臭いの混ざったような臭いがしていた。

「まったく、先輩の身体には清潔な部分が無いんですかぁ!?」

そう言いながら左手の小指を掴むレイカ。
リコは激痛を予感し必死に手を動かそうとしたが、力は未だに入らない。
あれだけ電流を食らったのだから、十分はまともに動くことができないとレイカは見ていた。
そして、左手の小指を躊躇わずに折り曲げる。
ゴキュリと何かが外れる音がした。

「うぐうううううぅぅぅぅぅぅ!?」

またもや激痛がリコの脳天を直撃した。
リコは涙に濡れた眼で恐る恐る自分の左手を見る。
小指が、第二関節からありえない方向に曲がっていた。

「ああああああああああぁぁぁぁぁ!!」

その光景の異様さと、その小指から感じる激痛に本能的に叫ぶリコ。
事実上左手は殆ど封じられてしまったのと同じだ。
それに対しレイカは、おかしいな、といった表情をしている。

「あっれれー、おかしいですねぇ。しっかり折ったと思ったのに、脱臼しただけみたいです。意外と難しいものですね」

ふざけたようにレイカは笑った。
リコの苦痛のことなどハナから頭にない。

「もう一本挑戦させて下さいね、先輩?」

「や、やめろぉ……」

リコの言葉には一切耳を貸さず、そのまま薬指も折り曲げた。
再び、何かが外れるような音をリコは聞いた。

「ぐううううううぅぅぅぅっ!!!」

もはや見るまでもない。
薬指も脱臼してしまったのだ。

「ああ、やっぱりダメでしたかぁ…… もういいや、止めますよ」

「くそぉ…… くそぉっ……!」

「先輩にまだ悪態がつける元気があるようで、私は嬉しいですよ。まだまだ頑張ってくださいねぇ?」

そう言いつつ、カバンの革紐に仕込んであった金属製の紐のようなものを取り出すレイカ。

「先輩、これはサンダーベルトと言ってですね、まぁ護身用の鞭のような物です。物凄く痛いらしいんで、覚悟してくださいねぇ?」

「うぅぅ……!」

レイカがそのサンダーベルトの先端についたリング状の持ち手に指を入れ、振りかぶる。
ヒュン、と空気の裂けるような音。
痺れるような熱さを背中に感じた。
その熱さは一拍おいて激痛となってリコを襲った。

「ぎいいいぃぃぃぃあああああぁぁぁぁぁ!!!」

そのたった一撃で、リコの汚れきった制服は破れ、背中がばっくりと裂けていた。
どくどくと傷口から血が溢れ出し、破れた制服を赤黒く染めていく。
苦痛を和らげるためにも、身体をよじるなり傷口を押さえるなりしたい。
しかし、先程電流によってなぶられた身体は言うことを全く聞かなかった。
やり場のない痛みにただただ絶叫するリコ。

「ヒャハハハハ、先輩まだまだ良い声出せるじゃないですか!! 先輩の悲鳴のみを収録したボイスドラマでも録りますかぁ!!?」

今まで何度も聞いた悲鳴に、飽きることなく興奮してしまうレイカ。
いやむしろ、何度も聞いているという事実が彼女を興奮させているのだ。

「それじゃあ、もう一回いきますよぉ!?」

レイカは狂ったようにリコの背中にサンダーベルトを幾度と無く叩きつける。
背中がズタズタになると、無理やりリコの身体を返し、今度は腹や腕、太ももなどに数度見舞って終わりにした。

「ああぁぁぁ………… ぐううぅぅぅぅ…………」

リコの制服は、もはや服としての役割を果たしていない。
胸元は辛うじて隠しているものの、まるでそれは使い古されて捨てられる直前に暴力的に扱われたボロ雑巾のようだった。

「ぁ……… ぅ……」

悲鳴を上げることすらできずにリコは呻く。
もはや声を出す気力など残っていないのだ。

「ああ、先輩、綺麗ですよぉ…… 身体はこんなに汚いのに、なんでこの血はこんなに澄んでいるんでしょうか……」

虫の息で血にまみれているリコを見て、レイカは恍惚とした表情を浮かべる。
その頬は紅潮していた。

748 レズリョナSS 23 :2015/10/08(木) 02:31:48 ID:???

「はぁ、はぁ、顔も同じように少しだけ刻んであげますよぉ、傷が残る程度に……」

カッターナイフを懐から取り出すと、リコのすぐ目前でその刃を伸ばしていくレイカ。
カチカチカチカチ、と間の抜けた音を立ててその刃物は銀色に光った。
未使用で切れ味の衰えていない刃をレイカはリコの額にあてがい、そして引いた。
あまり深くは切っていないが、かなりの量の血が流れ出る。
額には血管が多いためだ。
そして流血はリコの右目の視力を奪った。

「ううっ……」

リコは少し声を上げたが、先ほど受けた苦痛に比べれば大したものではない。

「ふぅ、先輩は強いんですねぇ、私だったらそんな所に傷跡ができたら自殺を考えますけれど…… それじゃあ、もっと目立つところにしてあげましょう」

レイカは次にリコの左頬にカッターナイフをあてがった。
深くなりすぎないように注意を払いながら、もういちど同じ作業を繰り返した。
リコの頬が裂け、そこからも血が流れる。

「くううぅぅぅ……」

極力悲鳴を上げないように、歯を食いしばって耐えるリコ。
その態度が、レイカの気に障ったのか。

「なんですかぁ、その反応はぁ!? つまんないですねぇ、もっと泣き叫んでくださいよ!!」

全く謂われのない理由で激怒し、リコの腹を踏みつける。
腹にできた裂傷を刺激され、忘れかけていた苦痛に再び悶えた。

「ああもう、次はもっと過激にやってやらないと…… それこそ死ぬほどに」

レイカは呟きながらリコのもとを離れた。
カバンから何か違う凶器を取り出しに向かったのだ。
それを視界の端でリコは見た。

スタンガンによって失われた全身のコントロールは、徐々にではあるが戻ってきている。
このまま黙ってやられるわけにはいかない。
どうにか立ち上がろうと必死に身体を震わせた。

断裂したアキレス腱は絶えず痛みを訴える。
左足を接地させただけで、泣き叫びそうになる程の激痛が走った。
左足だけではない。
五本の指のうち二本が脱臼している左手、重度の捻挫に動かすこともできない右腕もリコが立つことを必死に阻止しようとした。
身体は、既にリコの根性についていけていないのだ。

それでも叫びたくなるのを噛み殺して、リコは立ち上がろうとした。
ただ立つ、というその行為のみで全身から滝のように汗をかき、その汗が傷口に沁みる。

そして、全身を生まれたての小鹿のように震わせながらもリコは立ち上がったのだ。
どんな人間でも諦めて全てを放棄したくなるような苦痛に耐えて。
裸足のままの足の裏は、確かにグラウンドの砂利を感じていた。

「はぁ……… はぁ………」

しかし、どうにか立ち上がったはいいものの、体がふらつくのは避けられなかった。
すぐそばにあった体育館の壁に、背中から身体を預ける。
背中にある無数の傷が、苦痛を訴えながら壁を赤く濡らした。

「ぐううぅぅっ……!」

背中から感じる痛みに耐えながら、どうすればいいのかリコは出来の悪い頭で必死に考えたが、妙案など思いつくはずもない。
ここからリコがレイカに勝てる可能性は、控えめに言って非常に低い。

だが、それでもリコの頭に“諦める”という選択肢は浮かんでこなかった。
諦めてしまえば、それで全てが終わってしまうとリコは経験的に知っているからだ。
何より、ヨシエの無事がかかっている。
自分が諦めることさえしなければ、どうにかなるかもしれないのだ。
なら、それに賭けるしかない。


レイカが凶器を持って戻ってくると、リコが壁にもたれながらではあるが立っていた。
それはレイカにとっては信じられないことであり、またそれに驚きを隠せなかった。
レイカは良い意味で驚いたのだ。
さすがにこれ以上は立ち上がれないと考えていたからだ。
そして、嬉しさに思わず笑みがこぼれてしまった。

「すごい…… すごいですよ先輩!! どうしてまだ立てるんですかぁ!? 立っても私に痛めつけられるだけってわかってるのに!! すごいですよ!!」

興奮してしまい、心臓はドキドキと鳴っていた。
この女は、まだ私に痛めつけられたりないのだ。
そう考えると、股間が熱くなってしまう。

「ぐうぅ…… ま……まだ…… まだ終わってない……から……」

息も絶え絶えといった様子でリコは言い終える。
レイカが何を持ってきたのかと確認しようとしたが、レイカは何も持っていなかった。

749 レズリョナSS 24 :2015/10/08(木) 02:34:03 ID:???

「あはぁ、先輩、私が何を持ってきたのか気になるんでしょう!? まったく、せっかちなんだから…… 心配しなくても、ちゃんとありますよっ!!」

そう言いながら、レイカは四つ連なった指輪のようなものを親指を除いた両手に一つずつはめていく。
リコにはそれが何なのかがわからないものの、とにかく自分を痛めつけるための道具であることだけはわかった。

「頭の悪い先輩に説明してあげるとですねぇ、これはナックルダスターといって、拳の威力を高めるための“護身グッズ”なんです♪ メリケンサックとでも言ったほうがわかりやすいですか?」

メリケンサック。
聞き覚えのあるその言葉に、リコは内心震えた。

「ふ……ふぅん…… ぜんぜん……わかん……ないや………」

最大限の強がりを言う。
そんな強がりは相手を怒らせてより強い攻撃を誘うだけなのだが、そういうことはリコにはわからなかった。

「それじゃあ…… 親切にも教えてあげますよっ……!」

レイカは壁にもたれたまま動けないリコに近づき、その腹を思い切り殴りつけた。
メリケンサックによって強化された拳は、鉄製の鈍器となんら変わりない。
すさまじい質量に感じられる拳が、リコの散々痛めつけられた腹に埋まった。

「おっぐえええぇぇぇっ!」

まず激痛を感じ、その次には吐き気が襲ってきた。
今回は耐え切れずリコはその場で嘔吐する。
吐瀉物の殆どはリコの胴体にかかり、地面に向かって垂れていった。
強烈な酸味と苦みをリコは舌に感じる。
朝方から何も食べていないリコの胃液には、殆ど何も入っておらず、ただただつんとする酸っぱい刺激臭が辺りに漂った。


「うわぁっ、先輩何吐いてるんですか!? きったないですねぇ……」

「うううううぅぅぅ……」

ただの一撃だけであれなのだ。
自分は、果たして耐えられるのか。
リコは不安に駆られるも、必死に自分に言い聞かせた。

だいじょうぶ、ボクならできる……

「はぁあ、先輩、ただでさえ全身クッサイのに更に臭くなっちゃいましたねぇ…… もう殆ど汚物ですよ汚物、あっははははは!! 肌だって泥みたいな汚らしい色してますしねぇ!?」

「ううぅ…… うるさい……」

「先輩と私の間には、埋まらない隔たりがあるんですよ…… どこをとっても、
先輩が私に勝てるものはないじゃないですか。だから、口答えはしないでくださいよ」

「か…… かんけいない……だろ……」

「いいや、ありますね。大体先輩、貧乏だし、肌は真っ黒だし、体はいつも汗臭いし、息だって臭いし、
歯は黄色いし、足は酷い臭いだし、爪は汚いし、髪はボサボサで脂ぎってるし、服も黄ばんでて臭いし、
頭は悪いし、教養も無いし、ボキャブラリーだって貧弱だし、空手は弱いし、
私と比べてどころか、人間として最底辺じゃないですか。私に勝てるものなんて、なんにもないんですよ。
わかりましたか、先輩?」

「くうううぅ…… うるさい……!」

「やっぱ先輩、ボキャ貧なんですねぇ…… それじゃあお仕置きです♪」

レイカは、メリケンサックを装備した拳で、リコの顔面を躊躇せず殴打する。
鼻孔を切ったのか、鼻血がリコの両方の鼻の穴から溢れ出した。
凄まじい激痛が、リコの顔に残った。

「ぶうぅぅぅぅっ……!」

「なぁにブタみたいに鳴いてるんですかぁ!? さぁ、先輩、最後のチャンスです。諦めるなら、今のうちですよ!?」

激痛でリコはしばらく口を開けなかった。
少しして、ようやく何かを呟く。

「…………だ…………」

「はい、なんですって?」

「やだ………… ボクは………… まけない…………」

「……よく言えました♪」

レイカは内心リコの根性に驚愕していた。
どんな屈強な男だろうと、ここまでの責めを受ければ屈してしまうだろう。
それがこの少女には、諦めるという機能が欠落しているのだろうか。

もう少しでレイカは逝ってしまいそうだ。
レイカは徹底的にやることを決めた。

750 レズリョナSS 25 :2015/10/08(木) 02:35:41 ID:???

「はぁ、先輩、かわいそうに」

まず先程殴ったばかりの腹を再び殴りつける。
何やら悲鳴が聞こえたが、もう気にはしない。
頭、顔、腕、胸、腹、足。
リコの全身を、金属製の凶器と化した拳で余すところなく殴りつけた。
荒々しくも、丁寧に。
殴られた箇所は、例外なく赤黒い、もしくは濃い青紫色の痣を残した。
酷い場合には、メリケンサックの角が当たり裂け、血が流れてしまうようなこともあった。
そういった傷を目印にしながら、まだ殴っていない箇所があればそこをすかさず殴りつける。

そうしてリコの身体の前面が痛々しい傷と血と痣で覆われた頃には、リコの顔は見るも無惨に変わり果てていた。
皮膚はあちこち擦り切れ、裂傷が血を滲ませている。
左目は腫れ上がり完全にふさがっており、ふさがっていない右目も周囲に青タンができている。
鼻血を絶えず垂れ流し、前歯の一本欠けた口に流れ込んでいた。

レイカはそんなリコの全身の痛々しい傷には満足せず、無理やり体育館の壁側を向かせると、
リコの背中側も同じように余すところなく殴った。
サンダーベルトによって刻まれた裂傷は血が止まりかけていたが、殴られたことにより再び出血してしまう。
制服などほとんど存在意義をなしていない。

背面も殴り終えると、再び前を向かせ、全身の傷を上塗りしていくかのようにまた徹底的に殴りつけた。
先ほどできた痣をその上からさらに殴ると、さらに痛々しくなった。
あまりの暴虐に内臓から出血したのだろう。
何度目かもわからないほどに意識を手放したリコが大量に吐血し、またも意識を失って、
ようやくレイカは殴ることをやめた。
失禁しつつ倒れたリコは、全身余すところなく傷と痣と血と泥に塗れていたため、
もはや人の形を取り繕っただけの肉塊に見えた。

「はぁ、はぁ、ふぅ〜、さすがに疲れましたねぇ…… 先輩、生きてますかぁ? って聞いてるわけないか……」

さすがに疲労したのか、息を荒げるレイカ。
リコの受けた苦痛を考えると、快感に溺れてしまいそうだった。

「はぁ、これで“試合”は先輩の負けですねぇ…… 本当に頭の悪い…… 
素直に謝っておけば、ここまでやられることも無かったのに」

リコは動かない。
いや、意識はとり戻していたが、全身の訳の分からない激痛に身体を動かすこともかなわなかったのだ。
レイカの声が、壁を一枚隔てたように遠く感じられた。

「先輩、ホント酷い顔してますねぇ…… 文字通りボコボコですよぉ……」

レイカはピクリとも動かないリコを前に、座り込んで自慰を始めた。
この瞬間を待ち続けていたのだ。
膣はこれまでにないほどに濡れていた。

「んんっ…… くうっ…… 先輩…… いいですよおっ…… んはぁ!!」

あまりにも早くオーガズムを迎えると、それに伴って出た尿をリコの顔にかけた。
尿がリコの顔の血と泥と汚れを多少落とすかと思ったが、それらはすっかりこびりついてしまっていたので、
顔を小便臭くしただけだった。

「はぁ…… 疲れたぁ……」

レイカは、未だにピクリともしないリコを見やる。
呼吸をしているので、生きていることは間違いなかった。
それでも動かないということは、それだけ全身の苦痛が凄まじいということだろう。
レイカは、リコの全身から漂う汗と血と胃液と小便の臭いを感じて吐きそうになったが、すぐに慣れた。
リコのズタボロになった身体を見つめ、再び自慰に勤しむ。

751 レズリョナSS 26 :2015/10/08(木) 02:37:08 ID:???


どれほどそうしていただろう。
日が暮れかけていた。

「はぁ…… そろそろ帰るか」

レイカは凶器をカバンに納め始めた。
その殆どはリコの血にまみれていたので、ビニール袋に包む。
荷物を整理し終え、レイカは伸びをしてカバンを背負った。

「それじゃあ、帰りますから。ヨシエさんのことはご愁傷様です…… 今日はお疲れ様でした」

そう言って、歩き始めたとき。

「………………て…………」

「…………ん?」

聞き間違いか。
今のリコが言葉を発する訳がない。
そうレイカは思い、再び歩を進める。

「…………ま……て……」

「!?」

今度ははっきりと聞こえた。
「待て」。
確かにリコがそう言ったのだ。

「まだ………… おわって……ない…………」

そう言うと、驚くべきことにリコは全身を震わせ、胴体を持ち上げ始めたのだ。
しかし当然そう簡単にはいかず、何度も地面にキスをしてしまう。
それでも、どうにか四つん這いの姿勢にまでは持っていく。

そして意を決したように、苦痛に悲鳴を上げながらも無理矢理に立ち上がったのだ。

「げほっ、がほっ…………」

リコが咳き込むと、血が口の端から垂れていた。
全身をすり潰すかのように殴られ、吐血し、失禁しながらも。
リコは立ち上がったのだ。
それも、使い物にならない肉体を限界を超えて酷使し、根性のみを頼りにして。

レイカは、笑いが止まらなかった。
んぜ面白いのかは自分でもわからなかったが、それでも笑ってしまう。
目の前にいる血と泥に塗れつくし、全身から汗と吐瀉物と尿の悪臭を漂わせている少女。
こいつは、完全に自分の理解の範疇の外にいる。
精神も、肉体も、ズタズタになるまで叩きのめしたはずだったのだ。
それでも尚立てるというのが、なぜかたまらなく面白かった。

「つづき………… しよう……」

リコはもはや、立っていることすら奇跡に近い。
アキレス腱を断裂した左足には力を入れず、右足一本に頼って立っているのだ。
もちろん、その右足も先程の暴虐でズタズタに傷ついてはいたのだが。
呼吸一つ一つが激痛を伴う。

「……先輩、一つ聞いていいですか?」

「…………な……に?」

「どうして、そうまでして続けるんです? これ以上やったら、冗談じゃなく本気で死にますけれど」

「………わかんない。でも、とにかく、ヨシエを助けなきゃ…それだけは、やんないと」

「……へぇ。よくわかりましたよ」

レイカは、カバンの中からサバイバルナイフを取り出した。

「今日のところは、先輩に免じてこれくらいで終わりにして、帰りますね」

リコに近づいていき、一切抵抗できない彼女の脇腹に、躊躇せずにそのナイフを根元まで刺した。
溢れるように血が流れ出し、すでにぼろ布となっていた制服が再び血を吸った。

「え……?」

なぜ、と言わんばかりに目を見開き、レイカを見据えるリコ。
全身から力が抜けるような感覚がして、膝をついた。

「心配しないでください、急所は外しました…… 失血以外で死ぬことはないでしょう」

そう言うと、カバンからスマホを取り出し、119番にかける。

「ええ、怪我人が…… そうです…… ええ、場所は……」

レイカの声が次第に遠くなっていくのを、リコは感じていた。
それと同時に、今日数え切れないほどに味わった、意識が薄れていく感覚。
霞のかかる思考の中で、リコはヨシエに謝っていた。

(ゴメン、ヨシエ…… 約束守れなかった……)

752 レズリョナSS 完 :2015/10/08(木) 02:39:14 ID:???


次にリコが眼を覚ましたのは、薬品の匂いのする病院の白いベッドの上だった。
全身が熱を持ったかのように熱く、激痛のために身体を動かすことも出来なかった。

「くううぅっ……」

リコは全身に感じる違和感に呻いた。
絆創膏や包帯がほぼ全身に施されていたからだ。
それほどまでにリコの身体はボロボロだった。

「うぅん…… あっ、リコ!! 起きたの!?」

聞き覚えある声。
ヨシエだった。

「う、あ…… ヨシエ? そこにいるの?」

「そうだよ、わたしだよ…… 良かった…… 本当に……」

ヨシエは涙ぐんでいた。
リコの意識が回復したことが、それほどに嬉しいのだろう。

「もう、リコはずっとわたしと一緒にいないとダメなんだからね!」

リコに抱きつくヨシエ。
真っ白なリコの病衣に涙が染み込んだ。


傷の予後は良好で、断裂したアキレス腱や捻挫した手首も時間はかかるが元通りになるだろうとのことだった。
他の全身に負った打撲傷や切り傷も、これといって命に別状のあるものはなかった。
しかし、ナックルダスターを用いて殴られたためか、全身のあちこちの骨に罅が入っており、
それらの回復には時間がかかるらしい。
また、ナイフで額や左頬につけられた切り傷や腹膜の刺し傷、サンダーベルトで打たれた背中や腹の傷には、
痕が残ってしまうようだ。
顔の傷痕には心を痛める患者が多いらしいが、リコにはあまり気にならなかった。
元々あまり人目を気にするタイプではないのだ。

なにより、ヨシエが無事であったことが一番嬉しかった。

入院に必要な費用はリコの“知り合い”が全額負担してくれるとのこと。
それが誰なのかと聞いてみたが、医者は答えてはくれなかった。
口止めされているらしい。
しかし、リコにはそれが誰なのかなんとなくわかるような気がした。
レイカだ。

そのことをヨシエに話すと
「そもそも、なんであいつが捕まらないのよ! 金があればなんでも許されるってワケ!?」
と声を荒げていた。
ヨシエが怒るところを随分と久しぶりに見た気がする。
リコにはよくわからなかったが、とにかくレイカは転校していってしまったようだ。
何故か、もう一度会って話してみたいとリコは思った。

興奮した面もちでリコの体調を聞いてくるヨシエの胸元には、あのロケットペンダントが光っていた。
それだけで、リコは幸せな気分になった。

「それでね…… ん、リコちゃん、なんでそんな目でわたしを見るの?」

「えっ、いや、なんでもないよ」

「ヘンなリコちゃん……」


二人は、お互いの顔を見て笑った。

753 レズリョナSS :2015/10/08(木) 02:44:19 ID:???
以上になります。お目汚し失礼しました。
リコの汚れ描写がいちいちしつこかったかなという感じがあります。
それも含めて批評お待ちしています。

754 名無しさん :2015/10/08(木) 20:31:26 ID:???
チェンジ

755 名無しさん :2015/10/11(日) 00:50:34 ID:???
ヒ…ヒェーー…

756 名無しさん :2015/10/11(日) 04:10:48 ID:???
長作お疲れさまです。中々の痛め付けぶりでした。

757 名無しさん :2016/04/22(金) 16:37:49 ID:???
http://i.imgur.com/DIFEi3f.jpg
ずいぶん下がってるので画像貼りがてらageたうえで話題振ってみる
最近気づいたんだがpixivとかでキャットファイト系の小説を検索してもほとんどがイカせ合いとかのエロ寄りなのね(´;ω;`)
もっと女同士の情念渦巻く殴り合い蹴り合いまたは一方手にやられるみたいな小説が読みたいんだけどオススメないっすか
愚痴っぽくなってスマヌ

758 名無しさん :2016/04/23(土) 12:50:29 ID:???
絡みつく肉と肉が良い感じですね
これで終わった後は片方がただの肉になってるとかステキすぎる
指を這わせながら満足そうに見つめる勝者

759 名無しさん :2016/06/04(土) 02:44:13 ID:tIdrhFcQ
これ、意外と良くないか?
http://jp.pornhub.com/view_video.php?viewkey=ph5643d9b07a7ba

ルール的にグレーなので一応明記しておくが、三次のレズものAV
だけど内容が相当マニアックで、超デブのブスが下着姿の美人をいたぶる内容
超巨大の顔騎でジタバタもがいたり、肉塊みたいな太ももで顔挟まれたり
立派なレズリョナだと思う
重ね重ね、三次AVなので興味ない人は注意

760 名無しさん :2016/06/04(土) 02:45:23 ID:???
あげてもうたすまん

761 名無しさん :2016/06/04(土) 13:59:47 ID:???
弄んでる感がいいですね

762 名無しさん :2016/06/04(土) 14:13:05 ID:???
着衣が好きだったからこっちを上げたけど、全裸の子がもっと嫌がってもがいてるやつもあった
こんだけ体格差があったら敵うわけもないわな

763 名無しさん :2016/06/05(日) 10:53:36 ID:???
デブスは「女性」じゃなくて「バケモノ」のくくりになっちゃうんだよなー。俺の場合。

764 名無しさん :2016/09/19(月) 23:31:22 ID:uaaCf4tk
youtubeとかで動画探すのに便利な検索ワードとかってある?
レズリョナとかじゃ出てこない

765 名無しさん :2016/09/20(火) 09:20:22 ID:???
格闘ゲームの女キャラの名前+リョナとかで検索すると出やすい気がする。

https://youtu.be/luG4R9-Nqd8?t=1m15s
最近はこれがかなり股間にきた。

766 名無しさん :2016/09/20(火) 20:30:19 ID:???
長すぎるssは今後ブログなりにまとめてもらえると助かるなあ

767 名無しさん :2016/11/18(金) 21:24:50 ID:yZGUhWPQ
影牢の触手攻めされながら女にいたぶられるのはどうだろ
https://youtu.be/X5kPwZqG5-Q

768 名無しさん :2016/11/20(日) 01:00:38 ID:???
レズリョナのあるエロゲとかないんかねえ

769 名無しさん :2016/11/20(日) 02:56:42 ID:???
俺妹の桐乃と地味子のケンカの時にもし京介がいなかったら
先手を取ったものの体力的に劣る地味子が一方的に嬲られる展開になったのではと想像すると興奮する
思い人の妹にボコられて服脱がされて写真撮られたりする地味子とか最高

770 名無しさん :2016/12/27(火) 18:01:11 ID:???
初代デジモン第50話のエンジェウーモンのレズリョナ好き

771 名無しさん :2017/01/22(日) 08:38:08 ID:???
同人ゲーのミリア戦記超おすすめ
丸呑みゲーだけど敵の半数以上が女型で
大体丸飲みついでにねっとりセクハラしてくる

772 名無しさん :2018/01/02(火) 06:11:15 ID:lU4egQ/E
こんな素晴らしいスレがあったのか
男と女だとDVしてるしかみえないんだよね
やっぱ女の子同士がいいわ

773 名無しさん :2018/01/02(火) 06:13:38 ID:lU4egQ/E
ってことで俺の求めるシチュエーションは
巨乳の女の子が貧乳の子にフルぼっこにされる
で巨乳の女の子が失神してるときの貧乳の子の決め台詞が「胸がでかいだけのおばさまに負けたりしない!」

774 名無しさん :2018/01/02(火) 08:54:04 ID:???
772の意見完全同意だ
リアル路線ならどう考えても男が勝つに決まってるし
変身モノなら、一度敗北したパワー型が復讐を誓ってトレーニングを積んで帰ってくるならともかく
ただのパワー型男に初見で変身して負けるって、変身機能作った奴に文句の1つも言いたくなると思うんだよな

レズリョナでも出来れば正義側がリョナられてほしい
それこそ大の字でダウンしてる所におっぱい踏みつけられて咽喉元に武器突きつけられて
絵本なんかで「あぶない!」って書かれる位ピンチになってほしい

775 名無しさん :2018/01/02(火) 09:49:22 ID:???
DVに見えるとか、なんか面白い視点だな
楽しめないシーンが増えてるわけだから本人は楽しく無いのだろうが
そういう感性はなんか興味深い

776 名無しさん :2018/01/02(火) 13:39:06 ID:fYqCmZyQ
構図も力関係もキャラも最高

https://youtu.be/7CC4NpthDpM

777 名無しさん :2018/01/03(水) 03:16:47 ID:???
>>773
貧乳側がフルぼっこにしてその勝ち名乗りを上げるまでに嫌になる位乳の差アピールをされて欲しいな
巨乳側が乳併せベアハッグで貧乳側の乳を押しつぶしながら、苦しみ悶える貧乳側に
「私の胸に包み潰されてもがいてる貧乳の貴方なんかに負けるはずが無いのよ」とか煽られて貧乳側程度に火がつくみたいな

778 名無しさん :2018/08/30(木) 23:03:35 ID:???
レズリョナスキーはオーバーロードの次かその次くらいの話みたら幸せになれるかも

779 名無しさん :2019/03/16(土) 02:19:12 ID:???
てす

780 名無しさん :2019/04/21(日) 15:34:05 ID:???
最近PS1 の武戯っていう格闘ゲームやったけど
エンディングで順番に主人公から最初のメインキャラ九人が投げ技を疲労してるんだけど
最後に出たサヤってキャラがまた戻って主人公にやると思ったが
何故か主人公飛ばしてまた最初に主人公が投げ技をかけたメインヒロインである中国拳法のユリにやっていて終わって興奮してしまった
主人公無傷でメインのユリだけ二回投げ技くらって久々にハアハアしちまったぜ
そして年下の女サヤに主人公飛ばして投げ技くらうユリに萌えた
スタッフ絶対にリョナラーだろw

781 名無しさん :2019/04/21(日) 16:12:58 ID:???
>>780
これかw
https://m.youtube.com/watch?v=Z0575n9aZYE

2:00(サヤvsユリ)
9:03(主人公の投げをくらうユリ)
10:38(何故かサヤの投げをくらうユリ)

マジでユリというキャラがサヤにボコボコw
しかも>>733のシチュエーションに近いw
ユリ「はぁぁー」
ドカっ
サヤ「くっやったわね胸だけはデカイおばさんおりゃ」
バジ
ユリ「うぐぅ、失礼ね私はまだ17歳よ」
どか
ユリ「うっ」
サヤ「どう?おばさん、一つ年下の私にやられる感想は?」
バシバシバシバシ
ユリ「アンアンアンアンアンアンアン(反撃できない)」
サヤ「もう一度やってあげるね♪」
バシバシバシ
ユリ「アンアンアンアンアンアンアン」
(これが合計五回続きついに倒れる)
バタン
ユリ「あぁぁ…ハァハァ…こんな女にやられるなんて…」
サヤ「ぜぇーんぜん駄目ぇ〜反撃できなかったでしょ〜1つしか年が違わないのに〜身軽さが足りないわよお ば さ ん(Heart)」
あまりの悔しさにユリは泣いてしまった

エンディング

サヤ「またあったわねおばさん」
ユリ「えっ…なんで私がまた…ユウゴがやったでしょ」
サヤ「あいつよりもおばさんを投げたいのよ!そりゃあ足で首をひねってあげるよ」
ボギ、ドカ
ユリ「あぁぁぁぁぁぁぁ」

782 名無しさん :2019/04/21(日) 18:44:45 ID:???
サヤと後は男キャラだけどサヤ師匠とラスボスと3人も往復ビンタがあって良かったなあの格ゲーw
よくユゥリィの顔をこの3人使ってひっぱたきまくったわ自分もw

783 名無しさん :2019/04/22(月) 20:19:52 ID:???
実は説明書の技紹介ですらですら玉梨は沙夜にやられてる紹介になってるw

784 名無しさん :2019/04/24(水) 17:58:51 ID:???
>>781
広末は他のキャラには結構苦戦してるのに
玉梨ちゃん相手だけにはビンタ×25回で抵抗させずに余裕勝ちでワロタwww
玉梨ちゃん年下の娘にこんなに痛ぶられたら
かなりの屈辱で放心状態で今後立ち直れなくなるかも(萌え)

785 名無しさん :2019/05/20(月) 20:37:54 ID:deDSs3pQ
バイオ2のリメイクで女ゾンビ2体に首と内臓をしゃぶられるクレアがエロい。19歳の食べ頃の女の肉を楽しんでる感じがいい。

786 名無しさん :2019/05/21(火) 21:22:58 ID:???
ユリが男キャラを圧倒してたりしたらさらに屈辱感増すだろうな
屈強な猛者共をなぎ倒してきたのに小娘に勝てない屈辱

787 名無しさん :2019/05/22(水) 07:31:52 ID:???
>>785
女ゾンビいいよな
クレアも無様な死に方だよな(笑)

788 名無しさん :2019/06/17(月) 01:22:34 ID:???
>>781
エンディングはマジ玉梨だけ主人公と小娘の二人に2回ぼこぼこにされてるのがいいなw
小娘沙夜が主人公をぼこさずに玉梨をぼこすのも「主人公はぼこしたくないからあんたをぼこすね」みたいでマジでたまらんw

で引き続き往復ビンタで玉梨をパンパン見えないとこでひっぱたいていじめる

789 名無しさん :2019/06/17(月) 20:26:45 ID:???
真面目に拳法習得してる女がガチ遊んでそうな女に負けるこの屈辱感よ

790 名無しさん :2019/07/17(水) 23:43:49 ID:???
レズリョナ流行らないかなー
ゴリマッチョに蹂躙されるより屈辱感すげーと思うんだけど

791 名無しさん :2019/08/08(木) 22:25:22 ID:???
俺もレズリョナ大好きだけどなぁ
女王様系のドS女が責め役で、受けが純粋そうな巨乳美少女だと最高

792 名無しさん :2019/08/10(土) 09:08:46 ID:???
シンプルにそういうのでいいんだよな
それだけで男にやられてるよりずっと蹂躙感でる

793 名無しさん :2019/08/10(土) 15:12:45 ID:???
ボンテージやエナメルグローブ身につけた女王様に
鞭で打たれたり、ヒールで踏まれたり、胸とか体を触られて愛撫されたりする姿エロいしな
なんというか、シンプルな苦痛と共に恥辱感とか屈辱感が出て良い

794 名無しさん :2019/08/10(土) 21:31:21 ID:???
清純系がバシバシ乳を女王様に鞭打ちされてもだえ苦しむ様は弱点狙われててガチリョナい

795 名無しさん :2019/08/10(土) 21:34:17 ID:???
返り討ちで清純系に嬲られる女王様も良い

796 名無しさん :2019/08/10(土) 21:40:45 ID:???
エロい女王様が低身長貧乳ボーイッシュ戦闘狂にボコられるの好き

797 名無しさん :2019/08/11(日) 01:05:52 ID:???
男に対してキツい高身長クールビューティーが女王様や低身長貧乳に勝てないってのも好きかな
さぞ屈辱的だろう


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