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30：げし：2012/09/29(土) 09:09:37: 次回セッションに向け、前回24日のまとめ的なものを書き込ませて頂こうと思い
ます。備忘録かつ情報整理かつお休みされたしおのやさんへのご報告、といった
ところですね。

まずは、形式的な事柄から。今回のシナリオの基本的な進め方についてです。

ＰＣは、リドルポートを脅かす幾つもの陰謀を暴く為に、様々な調査活動を行わ
ねばなりません。その為のオーソドックスな手段である〈情報収集〉判定を、対
象の違いで大きく二つに大別し、これを処理することとします。二つのうち一つ
をメジャースレッドと称し、もう一つをマイナースレッドと称します。

メジャースレッドは、調査事項を限定しないで行う〈情報収集〉判定です。リドル
ポートを便宜的に九つに分けた各街区(貧民街、住宅街、貴族街、歓楽街、商業区、
港湾区、宗教区、行政区域、軍事区域)のそれぞれに一つずつ存在し、街区の地域
性や特徴を反映した情報が得られます。この判定を行う為には、それぞれの街区に
赴く必要があります。メジャースレッドは全て15、20、25の三段階の目標値を持ち、
達成値が十分に高ければ一度に獲得出来る情報が増えます。ルール的な処理は、所
要時間も含めて通常の〈情報収集〉判定に準じます。

マイナースレッドは、基本的にはメジャースレッドを開示することで獲得される情
報スレッドです。事項毎に分かれたより詳細な〈情報収集〉判定の対象ですが、マ
イナースレッドの開示には、通常の〈情報収集〉判定と同様の時間(1d4時間)を必要
としません。また、交渉技能以外でも代用が可能です。例えば知識技能であったり、
或いは真意看破技能なども状況次第でスレッド開示に使用できるでしょう。その目
標値は、メジャースレッドと異なりスレッド毎に様々です。

基本的には、メジャースレッドで掻い撫での知識を得、それをマイナースレッドで
一層掘り下げて核心に迫っていく、という展開を意図しています。これら調査活動
によって、倒すべき敵とそれが潜む場所を明らかにし、そうやって実地に赴くこと
でイベントを消化していくのが、本シナリオの基本構成となります。

次に、そんな形式に対して内容はどんなものになるのか、です。

さらっと上述しましたが、今回のシナリオでは「幾つもの陰謀」が扱われます。具
体的には「小～中規模のシナリオが２～３本合わさったシナリオ群」といった具合
でしょうか。セッション回数にして６～10回程度かなぁ、と予想しています。

オープニングにて仄めかしたこととしては、まず一つ目に「“鼠の長”が“徴税人”
に、仕事の規模を広げるように依頼した」ので、その確認の為に“鼠の長”自身が
リドルポートへ赴くことになった、ということ。また、赴いた先(“徴税人”組織？)
には“レディ”と呼ばれる存在がいること。そして最後に、リドルポートにて“蛇”
たちが活動を開始した、ということ。そんな内容が、ＧＭシーンにおける黒騎士レ
オンと謎のローブの男と会話として紹介されていた次第です。