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FFDQかっこいい男コンテスト 〜なんでもあり部門〜

1名無しの勇者:2006/07/12(水) 21:32:41
FFDQなんでもあり部門の小説専用スレです。
シリーズ、作品の枠を超えた作品を投稿する時はこちらで。
書き手も読み手もマターリと楽しくいきましょう。

*煽り荒らしは完全放置。レスするあなたも厨房です*

ネタスレについては>>2以降(テンプレ考案中)

498名無しの勇者:2008/02/07(木) 00:53:54
ムラムラして書いた、反省はしていない。

499名無しの勇者:2008/02/07(木) 10:49:52
これは性的な果汁ですね

500名無しの勇者:2008/02/07(木) 19:04:41
ご主人様方のお仕置きが気になって仕方ありません

5014→2だか24だか 1/2:2008/02/16(土) 04:44:09
過去ログ読んでたら4→2萌えが来たのでバレンタインネタ。本家ネタも少し。
4主がテラオトメ


2主「ただいま!」
4主「おかえり、お疲れさん」
2主「……?なんか、チョコのにおいがする」
4主「鋭いな。チョコレートケーキあるんだが、食うか?」
2主「おお!これ、買ってきたのか?」
4主「いや、作った」
2主「4主はすごいな!」
4主「売り物でもあるから、味はそれなりに保証するぞ」
2主「4主の料理はいつもうまいもんな。いただきます!」

3主「あーあー、なんだ4主のあの満ち足りた顔」
7主「4女さんと『彼女』と……えーと、3人でケーキ食べてたときと、
   あまり変わらない幸せオーラだね」
1主「2主はうまそうに食べるからな。あの食べっぷりは微笑ましいが」
5主「それだけじゃないんだろうね」
8主「あのザッハトルテ、明らかに僕らのより気合い入ってますよ」
6主「俺らに回ってきたのは売るには微妙な、端が欠けたりしたやつだったからな。
   味には影響なかったが」
8主「それだけじゃないですって。チョコの色つやが段違いです」
7主「なんでここから見えるの」
8主「それはもう、甘いもの好きの名にかけて」
7主「限度があるよ」

2主「すっげーうまかった!ごち…」
4主「あ、もう一切れあるけど」
2主「いただきまーす!」

5024→2だか24だか 2/2:2008/02/16(土) 04:45:04
3主「わかりやすい贔屓ktkr」
8主「ちょ、ずるい……」
6主「まあまあ、たまには4主も甘やかしてやろうぜ」
3主「2つ目なのに2主もよく食うよな」
5主「うーん、あれ2切れ続けてはちょっと」
8主「何言ってんですか、あんなのホールでも2ついけますよ」
1主「胸やけしてきた……」
3主「にしても、2主はあのケーキの意味わかってんのか」
6主「4主からして意識してるのかあやしいし、そもそも当日じゃないからな」
7主「わかりやすいデコレーションしてるわけでもないしね」

2主「ごちそうさま!」
4主「ん、うまかったならよかった」
2主「ほんとにうまかった。来年も食べたいな」
4主「ああ、食べたくなったらいつでも……え、来年?」
2主「ちゃんと、お返しするからな!」
4主「……ああ。来年も、毎年でも作るよ」

5主「……通じてた、と考えるべきかな」
3主「胸やけしてきた……」
1主「来年はさらに入魂のケーキが出来そうだな」
8主「僕らにもお裾分けがあるならいいですけど」
7主「わー、4主さんの顔が嘘みたいに和やか」
6主「あれ観察してても面白そうだけど、そろそろ」
全主「邪魔しに行こうか」

503名無しの勇者:2008/02/16(土) 19:40:48
主雑の雰囲気を保ちつつの良ネタに和んだ&悶えますた
姐さんGJ!

しかし邪魔しに行くのかwww

504名無しの勇者:2008/02/16(土) 20:35:41
24可愛いよ24ハアハア

他主達は2主に嫉妬してるのかそれとも4主に嫉妬してるのか

505名無しの勇者:2008/02/17(日) 02:39:43
どっちかに嫉妬だったりケーキに嫉妬だったり単純にラブラブに嫉妬だったり

24かわいいよかわいいよ
邪魔されたあととかまで妄想広がる可愛さ

506ほのぼの7×8 1/5:2008/03/22(土) 18:12:00
7主「ポカポカして気持ちいいなぁ…今日は釣り日和だ、ほんと。
   待ってるときの、こののんびり感が
   すっごい心地いいんだよね」

  ザザーン…
     ザザーン…

7主「いーい天気だぁー……」
8主「ですよねぇ……」
7主「ねー、眩しい太陽と、青い波と、白い雲と、やたらカラフルな8主くん…
   …って何で8主くんいつの間に!」
8主「狙うは一つ、クロマグロのみ!!」
7主「いつの間に僕の船に来たのさ、ここ海のど真ん中だよ」
8主「やだなぁ7主さん。イタズラ命の僕は
   だいたいの要所はルーラ登録済みです。この船も例外じゃない!」
7主「まったくもー、今日は僕、一人で釣りしてるんだよ」
8主「ふふふ。今日僕がここに来たのはただジャマするためじゃありません。
   7主さんに挑戦状を叩きつけるためなんです!」
7主「え、挑戦?それじゃヒツジさんスタンバイ!」
8主「ちょちょちょちょちょ違いますよ。
   釣り勝負です釣り勝負!だからこの僕を絶好の釣りポイントに
   案内してください!」
7主「釣り勝負じゃー8主くん勝ち目ない気がするんだけどなぁ」
8主「ッフ…、僕をナメちゃいけませんよ!」ゴゴゴゴゴ
7主「テンション上げと釣りの上手さに関連性は無いと思う」
8主「え、マジですか?」

507ほのぼの7×8 2/5:2008/03/22(土) 18:12:34
7主「よっし、釣れた釣れた」
8主「……」
7主「8主くん、調子はどう?」
8主「……魚が僕に恐れをなして逃げてるんですよね」
7主「それを世間では釣れないって言うんだよ」
8主「むぅ……7主さん、あの、その…」
7主「ん?どうしたの?」
8主「いや、その……、あ、好きな料理ってありますか?」
7主「料理?何で?」
8主「いや!その!あの、あはは、えーと…
   あ、7主さんって魚くさいじゃないですかっ!」
7主「いきなりどんな悪口さ」
8主「違うんです違うんです。あのですね。
   えー…魚の気持ちがわかる7主さんの好きなものをエサにしたら、
   魚もバンバン釣れるんじゃないかと」
7主「そーいうもんかなぁ…
   えっとね、そうだなーグラタンとか、ヨーグルトとか
   小松菜とか小魚のフライとか……」
8主「見事なまでのカルシウム豊富っぷり。
   これでこの体格とは涙を禁じえな」
7主「アルテマソ」
8主「ごめんなさい」
7主「いいよいいよ…どうせ僕身長低いからカッコよくないもん…」
8主「な、そんなことないですよ!!」
7主「そう…?」
8主「僕だってチビだから7主さんの気持ちわかるつもりですし…
   それに漁やってるときの7主さんとか、正直、あの、その」
7主「…?」
8主「…うっわぁ!何でもないです!それより早く釣りまくってきますから
   見てやがれ7主さん!!」
7主「う、うん…?」

508ほのぼの7×8 3/5:2008/03/22(土) 18:13:00
7主「なんか8主くん最近様子がおかしいなぁ」
7主「まぁそんなとこも可愛らしいよね…」
7主「…わわ、いや何言ってるんだ僕。釣りに集中しよっと」
7主「……」
  ザザーン…
     ザザーン…
7主「8主くん…」


8主「あー釣れない!何でですかーもう魚のアホ!
   バカ!ラプソーンそっくりですよあんたら!!」
7主「8主くーん」
8主「うわっ!7主さん!あとちょっとで釣れますから
   ちょっと待ってください!」
7主「えっとね、…あ、釣りのコツ教えてあげるから」
8主「え?…でも、僕自分で釣れますから、待ってて…」
7主「ダメダメ、こーいうのは経験者が教えないとさ。
   まずね、針とエサには相性があるんだ。
   食いつきがいいものがわかるまで変えてみるといいよ」
8主「…わかってますもん」
7主「いいからいいから。それで、竿の持ち方はね…
   えーと、ちょっと持ってみて」
8主「え?こうですか?」
7主「違う違う。持ったままでいて。手はここに…」
8主「ちょちょちょちょちょ7主さん、くっつきすぎなんですけどカラダが」
7主「あはは、8主くん赤くなってるー」
8主「いやいやいやそんなことないです。わかります」
7主「へへ…そんな感じであとは静かに待ってれば、絶対釣れるから。頑張って!」
8主「あ、…はい!頑張りますから!」

509ほのぼの7×8 4/5:2008/03/22(土) 18:13:40
7主「…そろそろ日も暮れてきたかな。おーい、8主くん」
7主「……あれ、8主くん?」
7主「……」
7主「帰っちゃったのかな…」
7主「…うーん、まぁ、村に帰ろっかな」
  ザザーン…
     ザザーン…
7主「何か、…8主くんが近くで騒いでるのに慣れちゃったのかな…」
7主「…さみしいや」

    ヒュオンッ!

8主「ふぅ、いい汗かきました」
7主「わ、わわ、8主くん!」
8主「見てくださいよ7主さん!魚を素材に錬金しまくってたとこなんです!」
7主「え、てことは釣れたんだ!よかったね8主くんっ」
8主「えへへ、まあ僕の才能ならこんなもんですから」
7主「ふふふ。何作ったの?」
8主「それは、…えっと、この船の食事室に置いておきましたから見てください!
   それじゃ僕はこれで!」
    ヒュインッ!

7主「あ、ちょっと…行っちゃった」
7主「とりあえず見にいこうかな」

510ほのぼの7×8 5/5:2008/03/22(土) 18:13:59
7主「わ、すごい!小松菜と小魚の和え物にワカサギフライ、
   シーフードグラタンにヨーグルト!」
7主「全部僕の好物じゃないか!うわー嬉しいなぁ」
7主「…これ、作った人と一緒に食べれたらもっと嬉しいんだけどな♪」
8主「(ガサッ)…ほんとですか!?」
7主「やっぱり、いると思ったよ8主くん」
8主「そ、そりゃー反応くらいは見たいですもん。
   腕によりをかけて錬金しましたから。その、7主さんのためだけに」
7主「8主くん」
8主「へ?」
   チュッ
7主「ありがとう♪」
8主「…なななななな、いきなりしないでくださいよぉ!」
7主「へへ、さっき僕の好物聞いてきたのもこのためでしょ?
   8主くんてさ、ほんっと可愛いよね」
8主「何言ってるんですか、いや僕はただ、獲った食材で
   自力で料理プレゼントしたいなぁなんて…」
7主「こんな嬉しいことってないよ、ほんとにさ。
   ね、一緒に食べよう?プリンも貯蔵庫に用意してあるから」
8主「マジですか!いただきますいただきます!」
7主「それじゃ、今晩ヒマなら一緒に船に泊まってこうよ」
8主「…ま、まぁ、ヒマだしいいですけどね…」
7主「ふふふ」
8主「7主さんものすごい笑顔丸出しですね」
7主「そういう8主くんもねっ」

511名無しの勇者:2008/03/22(土) 18:33:59
>>506-510
うっわ可愛すぎる
ほのぼの萌えをありがとう!

512名無しの勇者:2008/03/23(日) 03:47:14
78は普通に可愛いから困る。
見た目ショタなくせに8主の前だと先輩な7主とか
7主には比較的素直な8主とかマジ萌えるわぁ・・・!
果汁好きだー

51323スレ目>>382-389ネタ 1→3:2008/03/29(土) 19:39:38
3主「しかし、頑張るっていったって二枚目キャラでもダメなわけだろ?
   それじゃあ俺、一体どう頑張ったらいいんだよ。
   なあ、彼女持ちとしてはどう思う?俺どうしたらいい?」
1主「さぁてね……。嫌いな相手にそんなことを訊くとはご先祖も殊勝だなあ」
3主「……何だよ、根に持ってんのかよ。お前本当変に粘着質なところあるよな!」
1主「だから、嫌いなんだろ?」
3主「いや、……あれはその場の勢いで」
1主「解ってるさ。どうせ俺は粘着質で意固地でそのくせ優柔不断で村人Aで仲間のいない男だからな」
3主「そこまで言ってな……」
1主「ほらほら、嫌いなんだろう?嫌いな相手と敢えて喋るなんて、いい男になるための修行か何かか?」
3主「おまえ……、いい加減にしろよ……!」
1主「だって、嫌いなんだろう?」
3主「ニヤニヤしながら言うなよ、だからあれは勢いだって」
1主「でも、嫌いなんだろう?」
3主「無限ループかよ!違うってば」
1主「嫌いなんだろう?」
3主「……違うって、言ってるだろ!なぁ、もうやめてくれよ!俺が悪かった!
   そんな……ふう、に……理不尽なこと言われたら、どうしたらいいか解んないだろ……!」
1主「………………」
3主「反省するからさ……俺が、悪かったから……だから……」
1主「……理不尽に嫌われて、どういう気持ちになるか解っただろ?」
3主「え」
1主「悪いな、ちょっと意地悪してやりたくなっただけだ」
3主「……なん、だよそれ……何だよそれぇ!」
1主「いやーご先祖があんまり必死だからつい」
3主「つい、じゃねぇよ!何だそれふざけんなバカ!」
1主「そのままでいいよ」
3主「あ?」
1主「そのままでも好きになる奴はいるって」
3主「どこにだよ。また不確定要素持ち出しやがって。お前本当変に日和見なところあるよな!」
1主「wwww」
3主「……だからニヤニヤ笑うなっつの!」

514名無しの勇者:2008/03/29(土) 20:57:36
これはテラウフフ

515名無しの勇者:2008/03/30(日) 18:22:34
読んでてニヤニヤしちゃったじゃないか

516名無しの勇者:2008/04/01(火) 01:18:29
うはww1主も3主も萌えるwww

517名無しの勇者:2008/05/22(木) 06:08:56
>>493-497
遅レスだがGJ!
あと1年は戦えるくらい萌えました!
>>500と同じくお仕置きが気になるw

5188→4前提で、8主と2主 1/2:2008/05/26(月) 21:27:35
8主「おや、2主さん宿題ですか?」
2主「算数の宿題だぞ」
8主「毎日大変ですねぇ」
2主「おう、大変だけど4主が一生懸命教えてくれてるから
   がんばるぞ」
8主「2主さんは偉いですね」
2主「そうでもないぞ」
8主「そうでもないことないですよ。
   2主さんは毎日よく頑張ってますし。
   ・・・2主さんは、良いですね」
2主「ん?なにがだ?」
8主「あ!いや・・・変なことを言ってしまってすみません。
   今のは忘れてください」
2主「う〜ん、そんな風にいわれると少し気になるぞ」
8主「じゃあ、4主さんには絶対内緒にしてくださいね?」
2主「わかった」
8主「2主さんと4主さんの仲が、少し羨ましいな、って思ったんです。
   僕は2主さんのように4主さんとは話せませんから」
2主「そうなのか?でも、8主と4主はすごく仲がいいと思うぞ」
8主「そんなことないですよ。
   いつも喧嘩ばかりしていますし」
2主「・・・そういえば、前に4主もそんなことを言っていたな」
8主「え?4主さんがですか?」
2主「前に8主が算数を教えてくれたあとに、
   今の8主と同じようなことを4主が言っていたんだ」
8主「4主さんが・・・ですか」
2主「だから、大丈夫だとおもうぞ」
8主「え?」
2主「・・・よし、できたぞ!
   8主、答え合わせをしてくれないか?」   
8主「え、ええ・・・。
   ・・・2主さん、これなら大丈夫です。4主さんにも褒めてもらえますよ」
2主「そうか!ありがとう8主」
8主「僕のほうこそ、ありがとうございました」
2主「ふふっ、俺は8主と4主が仲良くしていると嬉しいからな!」
8主「そうなんですか?」
2主「そうなんだ!」

5198→4前提で、8主と2主 2/2:2008/05/26(月) 21:28:47
3主「なんかさー、こないだ2主の勉強風景みてたら
   何か親子みたいなんだよ、アイツら。
   そんで、2主にアイツらお前のお父さんとお母さんみたいだな、って
   思わず言っちゃったんだよ」
1主「たしかに、アイツら3人揃うと親子みたいだよなw
   ・・・で、2主はなんて?」
3主「んー、なんか知らんがすげー喜んでたな」
1主「ふーん。よくわからんが2主がそれで良いなら良いんじゃね?」
3主「だなー」
1主「・・・でも、アイツらに2主をとられたみたいで、ちょっと寂しいな」
3主「お前は男に娘をとられた父親みたいだなw」

520名無しの勇者:2008/05/27(火) 00:35:11
きゅんきゅんした(*´Д`)

521名無しの勇者:2008/05/27(火) 23:09:10
>>518-519
ええはなしだな〜
このままついでに48をお願いしたい気分になるよw

522名無しの勇者:2008/05/27(火) 23:09:52
↑間違った84ね

52384と愉快な仲間たち 0/2:2008/05/28(水) 21:26:18
>>518-519の後日談みたいな感じです。
よーしパパ、レス貰ったしついでで投下しちゃうぞ〜!

とりあえず、これで全主を登場させられたから
それだけで満足だ。
みんなでワイワイしてるの大好き。

52484と愉快な仲間たち 1/2:2008/05/28(水) 21:28:38
8主「お義父さん、4主さんを僕にください!」
5主「だれがお前のお義父さんだっ!娘は嫁にやらんぞ!!
   ・・・って、4主??」
6主「そうだ!それに俺はお義父さんじゃなくておにいちゃんだ!!
   ・・・ん?5娘ちゃんじゃなくて、4主?」

4主「お前らうっさい!8主、てめぇはいきなり現れて何の話をしてんだ!」
8主「え?つ >>518-519 の話ですけど」
4主「・・・・・・なんだ、これは。
   2主と親子、まではまだ良いとしても何でお前なんぞと
   夫婦だとか言われねばならんのだ…!」
8主「や〜、僕たちそう見えちゃってるらしいんですよ。テヘッ☆
   これって公認ですかね?」
4主「えぇい!満面の笑みで気色悪いことを言うな!喜ぶな!!」
8主「ふふふ、4主さんはツンデレですね!」
4主「誰がツンデレだ!大体ツンデレはお前だろうが!
   いっつもいっつもわかりづらいアプローチばっかりしやがって!」
8主「・・・あれ?もしかして・・・・・・気付いて、たんですか?」
4主「っ・・・!あ・・・っいや、その・・・い、今のは、だな・・その・・・・・・」
8主「顔、真っ赤ですよ?
   ・・・・・・なぁんだ、4主さんの方がよっぽどツンデレなんじゃないですか」
4主「うるさい、ばか!半竜!目に悪い配色の服着やがって!
   あと、えーと、アレだ!腹黒!ツンデレ!」
8主「いや、だから、ツンデレは4主さんでしょう?」
4主「っ〜!・・・そのニヤニヤした顏やめろ」
8主「えへへ。・・・ね、4主さん」
4主「なんだよ」
8主「これからも、一緒に2主さんのお勉強をみていきましょうね。
   僕、なるべく邪魔しないようにしますから」
4主「・・・・・・なるべく、じゃなくて勉強の邪魔はするなよ」
8主「努力はします」
4主「ばーか」

52584と愉快な仲間たち 2/2:2008/05/28(水) 21:30:02
5主「うーん、見事に置いてきぼりだねぇ」
6主「なあ、アイツら結局何しにきたわけ?」
5主「さあ?何かよく分からないけど上手い具合に
   納まったみたいだから良いんじゃないのかな」
6主「まぁな〜」
5主「しかしあれだな。娘に彼氏を紹介されたときの
   父親の心境ってのはこんな感じなんだろうな。パパチョッピリサミシス」
6主「それはもういいっつうのw」


7主「あれー?皆であつまって何の話?」

5・6主(・・・そういや、7主のこと忘れてたな)

6主「まあ、あれだ。7主、天空組の弟に な ら な い か ?」
7主「意味がわからないよ!」

5265勇+4主:2008/06/15(日) 22:04:16
5勇「4主さーん!」トテテテテ
4主「5勇じゃないか。一人で来たのか?」
5勇「うん、今日は父の日だから、ご先祖様の4主さんにもプレゼント。ハイ!」
4主「ああ……ありがとう」
4主(うーん…ちょっと複雑な気分だな)

4主「…ん? そういえば、母の日には4女に何かやってたっけ?」
5勇「ううん、上げてないよ?」
4主「…??? あいつもご先祖様だぞ?」
5勇「前にね、4女さんにご先祖様って言ったら……」

4女『やあねえ、私がシンシアちゃん以外の人に恋するはずないじゃない!
   だから5勇、アナタ達が私の子孫て事は有り得ないわ、絶対!』

5勇「……って。」
4主「……アイツ……」
5勇「それにね」
4主「うん?」
5勇「お父さんがね、こじ付けでも何でもいいから、記念日には贈り物をするのが
   好きな人とずっとラブラブでいる為の秘訣なんだよって教えてくれたんだ!」
4主「ふーん…5主もロクな事言わねえなあ……」
5勇「じゃあ僕、もう帰ります。今度はお手伝いに来るね!」
4主「……ん?」
5勇「またね、さよーならー」(5勇はキメラの翼を使った!)
4主「おーい?」

4主(????)

527名無しの勇者:2008/06/16(月) 00:50:40
キュンキュンした(*´д`*)
5勇かわいいなぁ

528名無しの勇者:2008/06/17(火) 01:57:22
これはかわいすぎるときめくキュン死する
>>524-525と合わせて次男にしたい
ごちそうさまでした(*´∀`)

529526:2008/06/17(火) 18:54:42
レスありがとう、キュンとしていただけて嬉しいです
正直こんなに早くレスもらえるとは思ってなかったので、ちょっとビビりましたw

>>125>>129の続きでした…一年以上ぶりとかワロスwww

530名無しの勇者:2008/06/20(金) 01:03:01
>>125>>129の続きが読めるとは思いませんでした。
超GJ!
>>524-525も超GJ!

53184 ある意味無限ループ:2008/06/20(金) 23:09:13
4主「最っっっ悪だ・・・」

8主「・・・何がですか?」
4主「全部。この状況の全てが、もう最悪」
8主「えー、どこら辺がですか?」
4主「目が覚めたら頭は痛いわ、隣で真っ裸の8主が寝てるわ
  よく見たら自分も真っ裸だわ、身体はあっちこっち痛いわ・・・」
8主「あぁ、昨夜はぐでんぐでんになってましたもんね。
  もしかして、昨夜のことは何も覚えてません?」
4主「それが所々微妙に覚えてるもんだから、これがまた腹の立つ・・・一生の不覚だ・・・OTL」
8主「あ、少しは覚えてるんですか。いやぁ、昨夜の4主さんったら・・・」
4主「言うな!!・・・あ〜もう、昨日のことはなかったことにしたい・・・頭いてー」
8主「・・・じゃあ、時間を戻してみたら良いんじゃないですか?」
4主「は?」
8主「つ『時の砂』」
4主「・・・!お前頭良いな!そうか!俺には時の砂があった!!
  よっしゃ!これを使えば昨日の出来事はなかったことに・・・!
  お前マジ天才!!ちょっと見直したぜ!」
8主「いえいえ、お役に立てたなら良かったです」
4主「じゃあ早速・・・」


4主は 時の砂を ふりまいた!
時間が ぎゃくもどりした!


4主「う〜気持ち悪い〜」
8主「4主さん、大丈夫デスカー?・・・まあ、普通に考えて多少時間を戻したところで
  また元の酔っ払い状態に戻るってだけなんですよねー」
4主「はぁ・・・なんか・・・暑くなってきた・・・」
8主「何回騙されるか試してみるのも面白そうだなぁ。
  ・・・さて、とりあえず今は目の前の据え膳を頂いときますか♪ (・∀・)イタダキマース」


そして 一行目へ・・・

532名無しの勇者:2008/06/20(金) 23:26:26
8主テラ悪辣www
4主現状把握しすぎwww

>>531GJ!

5335主と8主 1/2:2008/08/05(火) 23:41:08
8主「はぁ・・・」
5主「おや、溜息なんてついてどうしたんだい?」
8主「あぁ・・・5主さんですか・・・そうですね、今日は5主さんのお相手をする日でした」
5主「8月5日だからね。エロキングとしては非常に不本意だが念のため
  今日はファイトいっぱつでドーピングをしてこの日に備えてきたよ」
8主「そうですか。いやでも今日はそれどころじゃないんですよ」
5主「何かあったのかい?」
8主「僕はこの月に入ってから、1日は1主さんとそれぞれの姫について語り合い、
  2主さんとはお勉強をして過ごしてきました」
5主「へぇ、良い過ごし方じゃないか」
8主「はい。ところが問題は3日なんです。この流れでいけば当然3主さんが相手だと思い
  密かに楽しみにしながらその日を迎えたんです。すると、そこにいたのは・・・ハッサンさんでした」
5主「うほっ!それは・・・災難だったな」
8主「あまりの出来事に僕は動転し、その場から逃げようとして思いっきりすっ転んでしまい、
  そのまま丸一日意識を失っていました」
5主「・・・それで?」
8主「丸一日経過して今日という日を迎えています」
5主「うーん、その話し振りでいくと、君は別にハッサンとうほっ!なことがあったわけでもないんだろ?
  一体なにが問題なんだ?」
8主「僕が丸一日意識を失っていた所為で、肝心の8月4日を寝過ごしてしまったことが問題なんです」
5主「・・・あぁ、そういうことか」
8主「そういうことかって何ですか!僕が一体どれだけこの日を楽しみにしていたか・・・!
  せっかく4主さんにあんなことしたりこんなことしたり、ドサクサに紛れてそんなことしてもらっちゃおっかな♪
  ・・・とか毎晩毎晩楽しみに考えていたのに全部台無しですよ・・・! OTL」
5主「まあ長い人生そんなこともあるさ。
  仕方ない、よーし、今日はパパはりきってサービスしちゃうぞー!」
8主「うぅ、5主さんとあんなことやそんなことしてもちっとも楽しくないです・・・」
5主「まぁそういうなよ。重婚で培った俺の超絶テクを披露してやるからさw」
8主「ちょwwwその流れでいくと僕が下になっちゃうじゃないですかwwwwテライヤスwwwwwww
  って、うわ!脱がすのはやっ!!あっ、あっ、そんなとこ触っちゃらめえええええええええ!!!」

5345主と8主 2/2:2008/08/05(火) 23:42:33
8主「うぅ・・・お嫁にいけない身体にされてしまった・・・OTL」
4主「あいつは部屋の隅で一体なにをブツブツと言っているんだ?」
5主「まぁ、人には触れられたくないことが色々とあるんだよ、うん」
4主「ふーん。何か知らんがあとでプリンでも作ってやるか・・・」

535名無しの勇者:2008/08/06(水) 22:10:14
食われたw
こういうノリ好きだー

536名無しの勇者:2008/08/06(水) 22:53:47
8主、どんなところ触られたんだかkwsk

さりげに優しい4主に萌えたw

537>>533から続いて8主と6主:2008/08/06(水) 23:07:06
8主「は〜・・・」
6主「お、8主!何だ、悩みがあるならおにいちゃんが聞いてやるぞ!」
8主「あぁ、今日はもう6日ですか・・・。いや、ここ数日ロクなことがなくて落ち込んでるんですよ・・・」
6主「そうか!まあ生ハムメロンでも食べて元気だせよ!」
8主「・・・有難うございます。生ハムメロンってちょっと贅沢な感じがしますよねw」
6主「メロンの甘みに生ハムの程よい塩気が最高だな!うん、美味い!
  これは是非妹たちにも食べさせてやらねば!」
8主「あれ、まだ皆に配ってないんですか?」
6主「まあ、何か死にそうな顔して部屋の隅でウジウジしてるヤツがいたからなw
  それじゃ、お兄ちゃんは妹たちに生ハムメロン配ってくるから!それ食ったら元気だせよ!じゃあな!」
8主「あ、6主さん!・・・お礼を言う前に去っていっちゃいましたか。
  それにしても美味しいなぁ、この生ハムメロン」

2主「ジー・・・」
4主「ん?2主、さっきから何を見てるんだ?」
2主「8主と6主の方だぞ。あの2人がさっきからハムハムしてて・・・すごく・・・美味しそうです」
4主「2主、その表現は誤解を招くからやめろな。
  今日はハムの日だし、夕飯も何かハムを使った料理にするか」
2主「ハム♪ハム♪」
4主「・・・野菜も食べないと駄目だからな」
2主「う・・・が、がんばるぞ!」
4主「よし。じゃ、買い物に付き合ってくれ」
2主「おう!・・・元気がでたみたいだから8主もさそってきていいか?」
4主「む〜。アイツがくるとやたらプリンを放り込むから嫌なんだが・・・たまにはいいか」
2主「よし、じゃあ呼んでくるぞ!お〜い、8主〜!」
4主「やれやれ。まあ元気になったんなら良いか、うん」

538さらに続いて8主と7主 1/2:2008/08/07(木) 23:02:28
7主「やあ、8主くん。今日はもう元気そうだね」
8主「ええ、おかげさまで。84の日を逃したことは悔しいですが、また来年リベンジします。
  4主さんから貰ったプリンウマー」
7主「8月3日を無事にやり過ごすことが条件になりそうだねwさて、じゃあ今日はどうする?」
8主「そうですねぇ・・・僕がたまに破廉恥なことを考えるとロクなことに
  ならないってことがここ数日で十分身に染みましたし、下ネタはナシの方向で」
7主「そうだね、僕に破廉恥行為を行おうなんて考えたら大量の羊さんをお見舞いしちゃうよ☆」
8主「こんな場所でもエロ撲委ですかwさて、どうしましょう?」
7主「そうだ!撲、夏休みにはいってから毎日朝顔の観察をしてるんだけど・・・」
8主「7主さん・・・いくら見た目が小学生だからって朝顔の観察なんてそんな、似合いすぎますよ!」
7主「アルテマソー・・・」
8主「冗談ですよ、冗談!・・・で、朝顔がどうしたんです?」
7主「次につまらない冗談を言ったら容赦なくアルテマソードだからね。
  ・・・で、朝顔を育ててるんだけど、その朝顔が何だか最近元気がないから
  8主くんの錬金釜を使って栄養剤を作るっていうのはどうだろう」
8主「ふんふん、87の日ですし丁度良いですね!
  ついでに朝顔の品種改良とかもしちゃいましょうよ、7主さん!」
7主「そうだね、やるからには最高のものを作ろうよ、8主くん!」

539さらに続いて8主と7主 2/2:2008/08/07(木) 23:03:03
1主「・・・で、何故か宿舎が謎の植物に覆われているわけだが」
5主「うーん、呪われたトロデーン城よりもひどいね・・・ってうわっ!何かウネウネしてる!キンモー☆」
3主「ま た お ま え ら か。こんな場所でまで宿舎を滅茶苦茶にしやがって!」
8主「違います!これは宿舎の全体を植物で覆うことによって
  宿舎に地球温暖化対策を施したんです!」
7主「そうだよ!宿舎を植物で覆うことにより宿舎に入る紫外線を大幅カット、
  緑もいっぱいで地球に優しいエコ宿舎に生まれ変わったんだよ!」
8主「そうです!これぞ世界中にファンをもつ僕らドラクエ主人公に
  ふさわしいエコ宿舎なんですよ!」
4主「・・・よし、言い訳はそれだけか?」
6主「それじゃあ恒例のギガデインギガソードギガスラッシュバギクロスベキラマバコッ、といきたいところだが・・・」
3主「それでは面白く・・・ゲフン!・・・いや、お前らは懲りんだろうから今日はスペシャルなゲストをお呼びした」
5主「ハッサンさ〜ん、オルゴ姐さ〜ん、お願いしま〜す!」

ハッサン「ウホッ!」
オルゴ「んもう、7主ちゃんたら聞いたわよぉ〜?また宿舎を駄目にしちゃったんですってね!
   そんな悪い子にはお姐さんがお仕置きし・ちゃ・う・ぞ☆」

7・8主『・・・・・・・・・・・・・・・っ!?』

オルゴ「うふふふ、お2人とも覚悟はいいかしら?」
ハッサン「うほっ! や ら な い か ?」

8主「まさか最後の最後にこんなことが・・・!」
7主「ふふ・・・8主くん。遺書は書いたかい・・・?僕はもう覚悟を決めたよ・・・ぐふっ」
8主「そんな!あきらめないで下さい7主さん、7主さあああッアーん!ぐふっ」

540538:2008/08/07(木) 23:05:02
8月4日に何もしないでやり過ごしてしまったのが
悔しかったのでついカッとなって3日間連続投稿してしまいました。
無理やり連続投稿にしたので、それぞれの話に微妙にズレがありますが
その辺は多めに見てやってくださいw
535、536さんレス有難うございました〜

541名無しの勇者:2008/08/08(金) 01:38:55
>534
5主、自分でいろいろしときながらなんという他人事w
来年はがんばれ、8主!

542名無しの勇者:2008/08/08(金) 21:42:08
>>540
GJでした!
8主と7主、二人揃うとやっぱり宿舎をどうこうしちゃうんだなw

54313 (下ネタ注意):2008/08/26(火) 00:57:09
3主「おい1主」
1主「何だよ。今忙しいんだ」
3主「ほうほう。どんな理由で?」
1主「見りゃわかるだろ。話しかけるな、気が散る」
3主「散って結構だ!いいか、俺はもよおしてきた!」
1主「うわっ…空気嫁」
3主「お前がだ!お前全然空気読めてない!」
1主「えーもうどっち?小?」
3主「大だよ!何が言いたいかわかるな?」
1主「…スカトロってお前」
3主「違う!抜け!」
1主「嫌だ」
3主「嫌だじゃない!抜け!」
1主「嫌だ」
3主「お前のこれが俺のケツに蓋をしてると俺は排出も満足に出来ないんだぞ!」
1主「可哀想だな。でも俺は抜きたくない。まだ俺も出すもん出してないし」
3主「お前は抜こうが抜くまいが出せるだろ!問題はお前が抜かないと出せない俺の方だよ!」
1主「えーめんどー…あ、そうだ。じゃあ口とかから出したら?」
3主「お、お前…!口から大の方を出してる奴に突っ込んでイケるなら俺はお前を尊敬する」
1主「大丈夫ご先祖なら大抵俺はいける」
3主「口からうんこ出した時点でそれは俺という生物じゃねーんだよ」
1主「うるさいなもう。動いてやれ」
3主「あう!痛い!」
1主「ほらほら」
3主「あぁ!ああっ!や、やめろ!上までとくらべて俺のキャラが急変するだろ!」
1主「それでいいよ」
3主「や、やめてっ痛いっ…というよりはマジで漏れるwwwうぇwwww」
1主「あーもう大人しく喘いでればいいものを…わかったよ、いいからトイレ行ってこい」
3主「ハッハッハもう手遅れだ。お前がいま抜いたら俺は確実に漏らす」
1主「…」
3主「…」
1主「どうすんの」
3主「どうしようかw」
1主「スカトロか…」
3主「新境地開拓してみるかwww」

544名無しの勇者:2008/08/28(木) 09:08:59
その前にちゃんとトイレ済ませてからヤろうよww

545名無しの勇者:2008/08/28(木) 11:12:20
アホすぎるwww

546名無しの勇者:2008/10/31(金) 23:22:16
どっちだかよくわからなくなったけど
4←8寄りの848、
あと6主は出ないけど6←7要素ありハロウィンネタです

5471/6:2008/10/31(金) 23:22:53
8主「おかしてくれなきゃイタズラしますよ!」
4主「一文字違うだけでえらい違いだなオイ」
8主「まあそういうわけなんで4主さん、どっちか選んでください」
4主「いいえ」
8主「そんなひどい…どっちか選んでください」
4主「何回言われようといいえはいいえだ」
8主「そんなひどい…どっちか選んでください」
4主「無限ループ合戦がしたいなら受けて立つがやってる間にハロウィン終わるぞ?
   イベント事は時期はずしたらもう無効だからな。その時点でお前の負けだ」
8主「そんなひどい。本当にひどい。それはひどい」
4主「なんとでも言え。いいえと言ったらいいえだ」
8主「……でも、僕うれしいです」
4主「あぁ?」
8主「だって、ハロウィンが終わるまで僕が折れないって4主さんが信じてくれただなんて」
4主「実際そうだろ。お前言い出したら聞かないし」
8主「かわされてばっかだから僕の気持ちなんて軽く見られてるんだと思ってましたけど
   僕が本気だってこと、ちゃんと伝わってたんですね…!」
4主「え…別にそういう意味じゃ…」
8主「信じてもらったからには応えないわけにはいかないですよね!
   わかりました、僕…諦めません!トリックオアセックス!」
4主「いいえ」
8主「そんなひどい! なんでですか!」
4主「なんでと言われてもなぁ。
   むしろ今死ねと言わなかった俺の寛大さを褒めて欲しいくらいだ」
8主「まぁ僕はその回答でもいいですけどね。
   これ選ぶ選ばないの2択じゃないですから。犯すかイタズラかの2択ですから」
4主「ふざけんな。何勝手に決めてんだよ」
8主「ハロウィンのトリックオアトリートってそもそもそういうものじゃないですか。
   この場合『いいえ』と答えるのはたいてい前者の条件の拒否になりますから
   4主さんは僕にイタズラされるの希望ということに」

548848 2/6:2008/10/31(金) 23:24:11
4主「……ちなみにイタズラってのは?」
8主「もろちん、性的な意味でですが?」
4主「5主みたいな白々しい誤字しやがって浮かれすぎだろ」
8主「ハロウィンなんて素面でやる行事じゃないと思いますよ」
4主「かと言ってトチ狂った言動する行事でもねぇだろ」
8主「だから今日の僕は自重しない! やりたい放題浮かれます!
   仮装をしてない? いいんです、もう一人の僕が夜のモンスターです」
4主「お前もうちょっと恥じらいとか理性とか持てねぇの?」
8主「恥じらったら襲ってくれるんですか?
   理性があれば襲わせてくれるんですか?
   違うんでしょう? だったらそんな邪魔なものは錬金釜にポイです」
4主「いいからお前ちょっと7主に粛清されてこい、な?」
8主「知ってます?
   このアイディアで僕をけしかけたのは7主さんその人なんですよ?」
4主「……何やってんだあいつ! エロ撲委の名が泣くぞ!」
8主「僕が成功したのを確認したのを確認したら
   後で自分も6主さんに同じことやるって言ってました」
4主「実験台じゃねぇかお前それでいいのか」
8主「いい案だと思いましたしいわゆるモニターだと思えば」
4主「なんでそれをいい案だと思うんだお前ら。果汁頭沸いてんじゃねえの」
8主「恋する果汁組は切なくて大好きな天空組を想うとすぐHなおねだりしちゃうおませなぷにぷにです」
4主「風紀の乱れを正してる第一人者が
   まさかこんなのの片割れだなんて宿舎終わったな」
8主「知ってます? エロ撲委、別名ボクエロ委の秘密。
   あれって本当は『一人称が僕の主人公はエロいの会』なんですよ?」
4主「…5、7、8……うわぁシャレになってねぇ…」
8主「そんなわけで僕エロ委7主さんの期待を裏切るわけにはいきません!
   犯されるかイタズラするか、成果をもぎ取ってみせますから!」
4主「そんな話聞かされたら余計お前の思い通りになんかさせられるか。
   今の流れだとこの後の6主の貞操が俺の肩にかかってるって話じゃねえか」

549848 3/6:2008/10/31(金) 23:25:41
8主「6主さんはうれしいはずですから気にすることないですよ」
4主「え、あいつらそうなの?」
8主「僕は知りませんけど7主さんが『うれしくないはずがない』って言い切ってました。
   自信満々だからてっきりすでにそういう関係なのかと」
4主「そんなに自身満々ならそうなのか…?」
8主「ちなみに僕も『4主さんは押せ押せすぎるくらいで丁度いいよ大丈夫だよ』
   って7主さんに言われたのでこのとおり押せ押せにしてみました」
4主「やっぱアテになんねぇんじゃねえかあいつの意見」
8主「で、大丈夫なんですよね?」
4主「大丈夫じゃねぇよドン引きしてるっつの」
8主「ええっ!? ひどい! 騙された! うそつき!」
4主「俺に言うな!」
8主「何がダメなんですか? こんなに健気で可愛いって言うのに!」
4主「この状況でお前のどのへんを健気で可愛いと思えと?」
8主「想いが叶うなら掘っても掘られてもいいだなんてすごく健気だと思いません?」
4主「こいつヤれればなんでもいいのかなって思った」
8主「違いますよ! 僕だって本当は…こんななりふりかまわない感じじゃなくて
   もっといろいろ、それはもういろいろと憧れとか夢とかドリームとかあるんです!
   僕と4主さんのピュアラブ妄想だけで400字詰め原稿用紙が50枚埋まります! 3日で!」
4主「原稿用紙勿体無いからチラシの裏にでも書いてろ」
8主「でも贅沢言ってられないし、もうどんな形でもいいからって…
   僕にできることならなんでもするって、僕なりに必死で…
   それなのに4主さんは僕のことただのサロン脳みたいに…うぅっ…グスッ」
4主「うわ、悪い。悪かった。言い過ぎたから泣くなよ」
8主「じゃあ犯すかイタズラか」
4主「いいえ。それとこれとは話が別だ」
8主「そんなひどい…ハロウィンなのに…
   トリートできないならトリックされるのは決まりなのに…」
4主「通例どおりのもてなしならちゃんとしてやるよ」
8主「ダメです。お菓子なんかもらってもごまかされませんから」

550848 4/6:2008/10/31(金) 23:26:14
4主「ハロウィンのトリートは普通菓子だろうが」
8主「フンだ! 相手が満足してないのに何がもてなしですか!
   お菓子? ちゃんちゃらおかしいですよ。
   もっと宿舎内でも2、3番には年長にあたる大人な僕にふさわしい
   なんかアダルトな感じのもてなしを要求します!」
4主「俺はお前が大人とか言ってることの方がよっぽどちゃんちゃらおかしい」
8主「お菓子なんかで人をごまかせると思ってるなんて
   これだから称号:山奥の子供の考えは…」
4主「本当にいらないんだな? カボチャプリンだぞ」
8主「プリ……!」
4主「そうか…お前がいらないなら俺が食っちまうか…
   俺甘いもん好きじゃねぇし自分で作ったのなんて食っても嬉しくないけど」
8主「手作り!? しかもそんなもったいない食べ方…!
   もっとおいしくありがたく全身全霊をかけて全力かつ全開で
   持てる限りの敬意を払って食べないとプリンに失礼ですよ!」
4主「だってお前いらないって言うし捨てるよりマシだろ。
   ああ、それとも食いたいのか? トリートされとくか?」
8主「ゴク……いや、いいえ! そんな…そんな姑息な手で僕が…
   あ、でもどうしてもって言うならトリートとは別口で」
4主「トリートとして認めないならやらん」
8主「……!! ……!!!!
   ぐっ…いいえ! 認めません!」
4主「ふーん? じゃあ今から食うけど別にいいんだな?」
8主「い、いいいいですよ? 僕が求めるのはイタズラかもてなしだけですから。
   そそそれよりトリックかトリートか選んでくださいね」
4主「食ったら決めてやるよ。うわーカボチャうめぇ。糖度ハンパねえ。
   こんなうまいのにプリン好きの口には入らないんだな。
   可哀想になあ。プリンが。今すぐ誰かさんがトリートこれでいいって言えば
   このプリンだっておいしく食べられて浮かばれるだろうにマジ可哀想」
8主「そ、そんな心にもないこと言ったってダメですから! 釣られませんから!」

551848 5/6:2008/10/31(金) 23:26:46
4主「あー…やっぱでもなんか今はこんな甘ったるいの食う気分じゃねぇな」
8主「僕食べてあげてもいいですよ? トリートとは別口で」
4主「そうなるともう食うやつもいないし…」
8主「華麗にスルーですかそうですか」
4主「生モノは日持ちしねぇしもう捨てちまうか」
8主「!!!!!!1!!
   あ、ああ! ちょ、待っ…」
4主「どした? 言いたいことがあるなら言ってみろよ」
8主「あ……」
4主「あ?」
8主「味見……」
4主「それはトリートはこれでいいと、そう取っていいのか?」
8主「違います…でも、試食くらい…させてから…」
4主「ダメだ。食うだけ食ってこんなんじゃもてなされてないなんて言われちゃ困るんでな」
8主「……味も見ずにもてなされたかどうかなんて判断できないじゃないですか!
   もしかしたら4主さんは大嘘つきでそれはカボ茶碗蒸しかもしれないのに!」
4主「でも食ったら満足してまた無茶な要求突きつけてくるんだろ」
8主「一口だけ! 一口食べて、僕がもう一口を要求したら…
   そのときは、それほどの代物は立派なトリートとして認めます!」
4主「結局お前がトリート以外でプリン口にできるようになるだけじゃねぇかそれ」
8主「ふふん、さては自信がないんでしょう?」
4主「あぁ?」
8主「僕ほどのプリン好きが一口じゃ足りなくなる程度のレベルの味、
   4主さんの腕なら当然だと思ってましたけど…僕の買い被りでしたかね?」
4主「……面白ぇ、じゃあ食わせてやろうじゃねえか。
   絶対『もう一口』って言わせてやるから覚悟しとけ」
8主「(よし乗ってきた!一口でも食べられればあとはいくら僕だって我慢くらい…
   この後のおたのしみのためだと思えばそれくらい…!)」
4主「ほらよ。目ぇ瞑って口開けろ」
8主「はい、あー……んむっ!? ん…ぅ…んーっ……!」

552848 6/6:2008/10/31(金) 23:27:18
8主「(ゴクン)ぷは……ッ!」
4主「よし、食ったな。一口」
8主「……あ、あのー、4主さん、今……」
4主「黙れ。今言うべき言葉はそうじゃねぇだろ?」
8主「え…?」
4主「『もう一口』か……『もういらない』か、だ」







7主「あ、8主くん早かったね。どうだった? 襲えた? 襲われた?」
8主「……あー、7主さん」
7主「お、その調子だとトリートだね」
8主「そう…ですね」
7主「うわー自分で案出しといてなんだけどなんかドキドキするね!
   どうだった? 大人の階段登る君はまだシンデレラな感じ?」
8主「プ…ン……」
7主「え? 何? 聞こえないよ」
8主「カボチャプリンを2口ほど…貰いました…」
7主「えぇ? それだけ? 全く君はツメが甘いよね!
   エロ展開に持ち込むまで帰ってくるなって言ったのに」
8主「はぁ…すみません…ふぅ…」
7主「どしたの? さっきからそんな唇ばっか触って…まさか2口って、口移し?」
8主「………ッ! そ、そんな大きな声で…!」
7主「なんだぁ、ふにゃふにゃだからどんな過激体験談かと思えば口移しって…
   犯せとか言いに行っといて何キス程度で満足させられて帰ってきてるのさ」
8主「……や、ちょ、7主さん! そんな何回も言わないで!」
7主「うわ、8主くん顔真っ赤」
8主「だって7主さんが囃し立てるから…」
7主「いやいや、いくらなんでもそれは恥じらいすぎでしょ。
   君がしてきたのキスだけだよ? その先にまだアレやらこれやらしなきゃなんないんだよ?」
8主「キス…キスですよね、あれ……あああううううわああぁぁぁ……」
7主「何それ、思い出し笑いならぬ思い出し悶え?
   わーすごい。すごいよ。何がすごいってよくそんなんで犯してくれとか言えたね君」
8主「…………はぁぁ」
7主「あ、聞いてないね。ていうか聞こえてないね」
8主「ああもう……好き…」
7主「(こういう姿見せてたらもうちょっと進展しそうなもんなんだけどなぁ…)」

553名無しの勇者:2008/11/01(土) 01:20:35
なんというハッピーハロウィン…
GJです!

554名無しの勇者:2008/11/01(土) 06:12:43
めっちゃGJ!
8主かわええw

555名無しの勇者:2008/11/01(土) 15:14:22
48だけどこれはあり(*´∀`)

556名無しの勇者:2008/11/01(土) 19:04:25
どちらでも美味しくいただける良作ですね

557名無しの勇者:2008/11/03(月) 23:28:07
アアン萌える(*´Д`)

558名無しの勇者:2008/11/04(火) 01:23:09
8主健気で可愛い!
デレ姿はこんなに可愛いのに4主に見せなきゃイミないじゃないの…っ
ヤキモキするしかしGJ!GJ!!GJ!!!

559名無しの勇者:2008/11/06(木) 21:13:29
僕エロ委に歯磨き粉吹いたwww
つか、8主の半端ない絡みっぷりがたまらんwwwカワユスwww

56084風邪ネタ1/2:2008/11/08(土) 10:03:53
 季節の変わり目というものは恐ろしいもので。屈強な勇者たちといえど、そもそもが不規則な生活を送っていればこうなることは分かりきっていたことだろう。
 ということで、夜更かし常習犯3主から始まった一連の風邪ブームは、「ロトぐみよ かぜを ひいてしまうとは なさけない」とも言わんばかりにロト組に感染していった。
 パデキアの力で復活したところで、4女、7主、5主、そしていつも寝ていて抵抗力には定評のある6主にまで広まっていた、驚異的な風邪。
「むしろこれ、呪いかなんかじゃないですか?」というのは8主の弁。そう思うのも無理はなかった。呪いを受けないヤツだけがこの風邪には冒されていないのだから。
「つまり最後に残った4主さんも、今となっては風邪の餌食ってことですね」
 ピピ、と体温計が鳴る。38.6℃。もともとが体温の低い俺にとっては、地獄のような高熱だ。
「あーくそ…丁度6主のときにパデキアなくなりやがって…」
 俺がこんな状態で、4女はいないから、ソレッタへパデキアを取りに行くこともできない。
 8主がなぜベッドの端に座っているのか、よくわからなかったが、それに文句を言う余裕すらなかった。
「4女さん、治った途端村に帰っちゃいましたからね」
「シンシアとふたりきりとは羨ましい…ゴホゴホ」
 ソレッタまで行ける奴がいない状況だから、俺の風邪は自力で治すべきらしい。こんなことなら、もっと節約しておくべきだった。
「大丈夫ですか?かなりキツそうですね」
「大丈夫じゃねーって…」
 自明のことを今さら言ってのけるこいつの根性は疑える。ありったけの眼力をこめて、俺は8主を睨み付けてやった。魔王と見紛うこの眼光、ざまあみやがれってんだ。
 しかし8主は微かに微笑みながら、俺の額に右手を乗せてきただけだった。
「熱で虚ろな目なんてちっとも怖くないですよ」
 昔の7主さんじゃあるまいし。そう笑う8主の手はひんやりときもちいい。いつもは(小柄な体格のせいか)体温は高めなのに、今日はすげえ冷たく感じた。手のひらが冷たい奴は心があったかいんだ、と2主あたりが言っていた気がする。まさか8主には絶対当てはまらないと思うけど。
「あらら、すっかり弱っちゃって。ウコッケ様が泣いちゃいますよ」
 懐かしの鳥ネタなんてどうでもいい。8主の右手がそのまま頬まで滑るように下りて来て、俺はびくりと身を震わせた。

5612/2:2008/11/08(土) 10:04:49
「お」
 なんだその、悪戯っ子が遊び道具を見つけたような表情は。お、って何だよ。
「……4主さーん、診察しちゃいますねっ」
 満面の笑みで、ヤツは布団の上にがばりと覆い被さってきた。どけ、重い。そんな言葉すら億劫だ。何を思いついたのかは知らんが、そもそもわけの分からないことを言い出したこいつには何を言っても無駄だし。
「まずは胸からー」
「うぁ、」
 布団に潜り込ませた8主の両手が、俺の胸やら腹やらをぺたぺたと触れていく。気持ち悪いが、その冷たさはなんとなく心地よかった。
「次は首でーす」
 絞めるのかと思ったが、流石にそれはなかったらしい。そのまま上がってきた両手が首筋にそっと触れた。
「ちょっと腫れてるっぽいですね」
 ずっと触っているもんだから、俺の体温と同化してしまったのか、ひんやりとした心地よさはいつの間にか失われてしまっていて、少し物足りない。8主は俺のリアクションがなくなったのがつまらなかったのか、首筋から両手を外してうなった。
「お医者さんごっこはいいんですけど、患者さんが黙ってるのはつまりません」
「…お前なぁ」
 てかお医者さんごっこのつもりだったのか。…5主とでもやってろよ。
 すると8主は、がばりと布団をはぎ取って、俺の上に直接覆い被さった。ひんやりとかいうレベルじゃなく、寒い。超高熱だって言ってんだろ、この馬鹿竜が。
「さて、主治医8主くんの診察結果でーす。
経口薬と座薬、どっちがいいでしょうか?」
「お前のことだから、どーせどっちもろくなモンじゃないんだろうが…」
「えへ、どっちも軽くサロン逝きでーす」
 満面の笑み。あーヌッコロしてぇ。風邪治ってはじめてのギガソードを食らわしてやろう、はい決定。
「おやー返事がありませんね?こうなれば両方フルコースということに…」
「いいえ」
「そんなひどい」
「いいえ」
「そんなひどい」
 このまま無限ループ突入かと思われた矢先、部屋のドアががちゃりと開く音。救世主か。
「4主さーん、クレージュで買って来たよ、世界樹のしず……………」
「救い主さm」「やぁ7主さん☆」
 静寂。
「……ごめん2人とも、こんやはおたのしみですね!」バタン!
「待て7主ー!誤解だー!」
「ということでおたのしみしましょう!」
「ぬわー!」


 その後8主の治療がどうだったかとか、
 結局風邪がうつった8主がどうなったかとかは、
 また別のおはなし。

562名無しの勇者:2008/11/08(土) 10:06:16
リガメントの「主治医」という響きに萌えて勢いでやった。あまり反省はしていない。

ていうか靭帯さん、いつまでも続きお待ちしていますm(_ _)m

563名無しの勇者:2008/11/17(月) 16:47:28
催促イクナイ

564名無しの勇者:2008/11/17(月) 21:31:27
正直一人の文章がずっとここを占領して、しかも放置ってのもどうかと思うけど

565名無しの勇者:2008/11/19(水) 00:06:37
>>564
じゃあ誰かの独占にならないようにあなたが定期的に書いてよ☆
当然、絶対に完結すること前提で♪

って言われるのは覚悟の上だよね、その発言。

566名無しの勇者:2008/11/19(水) 04:46:46
>>564
絡みすぎ ROMれ

567名無しの勇者:2008/11/19(水) 04:47:35
スマソ ↑は>>565

568名無しの勇者:2008/11/19(水) 06:18:40
前から思ってたんだけどさ、何かにつけ靭帯さん靭帯さんって、他の書き手さんに失礼じゃないのかな

569名無しの勇者:2008/11/19(水) 09:17:39
>>1

570名無しの勇者:2008/11/19(水) 09:18:07
匿名掲示板だからコテハン付けてる人が目立ちやすい上に
長編書いてるから余計靭帯さん靭帯さん言われるだけじゃね?
自分は全部面白く読んだよ。真面目な5主とか好きだ

571568:2008/11/19(水) 10:17:54
うん。その通りなんだ。ごめん一生ROMる。

572名無しの勇者:2008/11/22(土) 18:30:24
殺伐としたスレに
救世主が!
  __
ヽ|・∀・|ノようかんマン
 |__|
  ||

573名無しの勇者:2008/11/29(土) 08:11:00
ほっしゅー

5741/5:2008/12/14(日) 00:56:35
保守代わりに

2主「あっおやつ!…じゃなかった
 なあ5主、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいか?」
5主「おや、僕に聞きたい事があるなんて珍しいね。4主と8主はどうしたんだい?」
2主「俺がいつも通りに4主に勉強教わってたら8主がヒント出してくれて
 そしたらなぜか4主が怒りだして、今すごいスピードで追いかけっこしてるぞ」
5主「(成る程、いつものパターンか。よく飽きないよねえ)
 まあ立ち話も何だから座りなよ。おやつ食べるかい?」
2主「おう!食べるぞ!ありがとな5主!」

5752/5:2008/12/14(日) 01:01:37
5主「それで僕に聞きたい事って?」

2主「(モグモグ)んお、ほうらっら。
 はのらりーふひふっれらんら?」

5主「うんパパが悪かったから落ち着いて…
ちゃんと飲み込んでから喋ろうね」

2主「(コクコクゴックン)あのな、でぃーぷきすってなんだ?」

5主「……!?ッゲホゲホゲホゲホゲホウホッぐえっ
あー気管に入った……ふー」

2主「大丈夫か?」

5主「有難う、大丈夫だよ。
…ところでどこでその言葉を聞いたんだ?」

2主「昨日の夜にトイレに起きてきたら
 遠い方のご先祖様と、近い方のご先祖様がしゃべってたんだ」

5主「ふーん…他に何か言ってなかったかな?」

2主「すぐに部屋にもどったからよく分かんないけど
 えっと、確かドウテイがどーとかシソンがこーとか。
シソンって子孫の事だよな!」

5主「ソーダヨ君達の事ダヨー
(あいつら少しは周りに注意しろよ!!
 でも2主がすぐに立ち去ってくれたのは幸いだったかな)」

5763/5:2008/12/14(日) 01:04:29
2主「なあ、それで“でぃーぷきす”って何なんだ?」

5主「(さて、ここで鱚(キス)の事だとか言って
適当に誤魔化すのは容易いが…)チラリ」
2主「  +
 +  ∧_∧ +
  + (* ・∀・)ワクワク
   ( ∪ ∪ ドキドキ
 +  と_)__) +」

5主「(フフッ…そんな期待の眼差しを向けられたら
 本来の意味を教えてあげない訳にはいかないよな)」

5主「じゃあ2主、ここへおいで」

2主「?5主の膝の上にか?俺重いぞ?」

5主「その方が説明しやすいんだよ。大丈夫だから」

2主「そうか。じゃあ…よいしょ、これで良いか?」

5774/5:2008/12/14(日) 01:09:40
5主「よしよし、じゃあ教えてあげよう。
 2主はおやすみのキスとかはした事あるかな?」



2主「あるぞ!小さい頃寝る前に頬っぺたにしてもらったことがあるぞ」


5主「だったら話は早い“ディープキス”はね
 好きな人とするキスなんだ。…口にね」


2主「口に?5主はしたことがあるのか?」

5主「まあね。何ならどんな感じなのか実際に試して…」



ドドドドドドドドドドドド…



『てんめーこのくそドラゴン!待ちやがれ!』


『嫌ですよ。大体いくら自分が鳥だからって
ウコッケ様呼ぶのは卑怯ですよ!』

『うるせー!いつもいつも勉強の邪魔ばっかしやがって!!』

『毎日毎日同じような手に引っ掛かるのがいけないんです
進歩が無さすぎですよ?
あー鶏頭だからすぐ忘れちゃうんですかね』


『…今日こそヌッ殺す!』

5785/6(ずれた!申し訳ない):2008/12/14(日) 01:12:49
5主「…みようかと思ったけど又の機会にしておこうか。騒がしくなってきたしね」

2主「なんでだ?人が居ると駄目なのか?」

5主「そうなんだ。こういうのは二人きりで静かな時にするもんなんだよ」

2主「でもそこのソファに6主と7主達がずっと寝てた?」

5主「!?」

6主「よっ!」

5主「…いつからそこに?」

6主「お前が来る前から昼寝してた。いやー2主が来た辺りで目が覚めたんだけど
 タイミングが掴めない内にどんどん起きづらい雰囲気に…エヘッ☆」

5主「可愛くないぞ…それにしてもよく羊さんが飛んで来なかったな」

6主「ああ、まだ7主は寝てるからな。
 騒がしくなってきたからそろそろ起きるだろ」

5主「やれやれ、これじゃあ人に注意しろだなんて言えないなあ」

5796/6:2008/12/14(日) 01:16:29
6主「それより何で2主?」
5主「あの少年らしさを残しつつも素晴らしく均整のとれた無駄のない身体!
汚れを知らない幼子の様に無垢な心!
このアンバランスさが堪らないね!!夜のベッドの上7主「羊さーん!!!!!!!」
5主「ぬわーーーーーーっ!!!!!!!!」
6主「…おはよう」
7主「おはよ。何だかうるさいから目が覚めちゃった」


2主「ん、今日もみんな元気だな!
 じゃあロンダキア行ってきまーす!」

580名無しの勇者:2008/12/14(日) 01:36:09
何かスペースとか改行とか色々読みづらくてゴメソ

581名無しの勇者:2008/12/14(日) 16:26:10
も え た

582名無しの勇者:2008/12/14(日) 23:07:55
これはなんていけないパパ!!萌える!

583名無しの勇者:2008/12/15(月) 22:03:52
なんというオールスター!!
妄想が膨らむわぁ

584名無しの勇者:2008/12/21(日) 13:11:44
1→←3←4投下です。
ちょっと長め、そしてテラシリアス。皆可哀相な感じです。
あと表記以外のCPも飛び出すと思いますので、「こりゃ無いわ」と思った方はスルー願います。

5851→←3←4  00:2008/12/21(日) 13:16:08
「『勇者』なんてのは、救いようの無い世界で助けを求めて、世界が平和になればハイ終わり。
 忌み名ってヤツだよな、コレって」

あいつが珍しくそんなことを言った。

別に同意を求めてる訳でも無く、シリアスな話題からそんなことを言った訳でも無く。
いつもみたいに宿舎のデカイソファーに寝転びながら、通りすがりの俺に言ったんだ。

答えを期待してる訳でもなさそうだったから、「そうかもな」とか、適当に答えた気がする。


「気がする」って言うのは、内心その言葉に面食らったから。

いつも強気で子供臭くて運動嫌いなあいつが、耐えきれない思いが零れたように、呟いたから。


それ以上の問答は無くて、あいつの言葉も、俺の言葉も、無かったように消えていた。




俺達の存在と、似ている気がした。

5861→←3←4  01:2008/12/21(日) 13:18:27
「天気は快晴、気温は適度に暖かい。大人は働き子供は無邪気に駆け回る……そんな日に
俺の目の前には床に寝転がる理解しがたい人が。これは何故か?」
「あれ1主、お帰り。お土産は?」
「ねぇよ!何か欲しいなら、外外!!今日はあったかいぞ〜!」
「エー」
「“エー”じゃない!働け!動け!!」

台所まで響いてくる毎日のやり取り。
必死なところ悪いが1主、お前のご先祖様は望みを叶えてくれないと思うぞ。

だってな1主、俺は知ってるんだ。

5871→←3←4  02:2008/12/21(日) 13:20:41
「働く働く、そのうち!」
「やらないフラグだろうがそれは!」
『働かない』んじゃない、『働き方を知らない』んだ。
勇者として育てられて、剣を振るって世界を救って、平和になったら全部奪われたんだから。


「4主の所で畑手伝うとか!」
「いや俺体動かす系は…」
「ご先祖ォォォォォォ!!!」
お前、体動かすの苦手なワケないだろ。
ただ、俺の迷惑になるのが嫌なんだろ。仕事のやり方知らないから、
俺の手を煩わせると思ったんだろ。


「あぁ…この人が伝説の勇者ロト……」
「おぉ、そうだ伝説の勇者様だ!苦しゅうない、ちこう寄れ」
「ご先祖……orz」

俺は、知ってるんだ。
お前が1主の言葉に、傷ついてるのを。

だってな3主、俺は知ってるんだ。



お前が、1主の事を好きだってこと。

5881→←3←4  03:2008/12/21(日) 13:23:14
夜、急に目が覚めることがある。
眠りは深いほうじゃないから、こんなことは何回もある。眠れない夜には、もう慣れた。

寝付けないので、プラプラ当てもなく歩いてみる。広いな、宿舎。
暇だし台所の掃除でもしようか、と考えた時、リビングの電気が点いてることに気がついた。
夜更かしする連中も多いし、珍しくない。夜食をせびられたら面倒だと、通り過ぎようとした。

ちらりと目に入ったのは、逆毛の黒髪。あの自宅警備員がこの時間起きてるのは、まぁいつもの事だ。


違ったのは、パソコンも何も無くて、テレビもついてなかった事。

ただ床に座り込んで、動きもしない事。


男か女か。俺にその区別はつかないし、シンシアは4女の所だ。
でもそのどちらにしても珍しいことだから、風邪でもひいたのかと扉の向こうから眺める。
誰も来ませんように。来たら明日の朝のネタになる。

くだらない事を考えている間も、向こうは動かない。
座ったまま寝てるのか、と少し体を乗り出した時だった。


黒い瞳から、透明な雫が頬を伝っていくのを、見た。


途端に不安に駆られて、ドアを開けた。
動揺していた。俺が、だ。

あいつがこんな静かに泣くなんて、知らなかったから。

「3主………っ!」

5891→←3←4  04:2008/12/21(日) 13:26:15
『あれ、お前今日城に戻んの?』
『あぁ…何だ、どうかしたか?』
『いや、別に』

別に、って。分かりやすいな俺。気付かれてないけど。
あいつが宿舎に泊まることは稀で、1か月に片手で数えるくらいしかなかった。

子孫にヤキモチとかホントワロスな話なんだけど、
正直 寂しい。


なぁ1主。次宿舎に泊まるのはいつ?
明日の朝は、またローラの相手して、遅れて来るのか?
困った口調で、また幸せそうに笑うのか?

なぁ1主。俺が働かなくて、真面目な人間じゃないから、もう愛想つきたのか?
違う、俺だって、普通に生きてみたかった。
でも働き方を知らない。そんな事言ったら、幻滅するだろ?

なぁ1主。寂しい。
傍には誰も居なくて、俺には何も無くて、夜が、ひどく重い。

足に力が入らなくて、頬を伝う雫がやけに冷たい。


なぁ1主。知ってるか?


誰も居ない夜がこんなに冷たいのを。

5901→←3←4  05:2008/12/21(日) 13:36:13
「3主………っ!」
必死で、その後のことは考えなかった。
いや人間なんてそんなもんだろ普通。他人が泣いてたら、心配するだろjk

黒くて大きな瞳が、驚いて更に大きくなる。童顔だな。って、子供か。16歳だもんな。

「よん、しゅ………」
声は小さくて、掠れてた。

ぼろぼろと涙が零れてく。目、真っ赤だ。
不安げに震える両手を右手で握って、左手で濡れた頬に触れる。

どうした、と聞いても、「なんでもない」と顔を背けるだけ。
お前そんなキャラじゃねぇだろ。声で男の方だって分かった。尚更そんなキャラじゃねぇ。

「何でも無くねぇだろ。人に言ったりしねぇし、笑わねぇから。」
「や…なんでもねぇって……」
首振って、逃げようとする。そんなに俺が嫌か、と少し腹が立った。
「……1主か」
怒気を含んだ声で言うと、びく、と肩が震えた。違う、と訂正したけれど、誤魔化せたと思うな。

…あの野郎。
いつもコイツの気持ちに気付かない上に、傷つけて、期待させるような事を言う。
大事に出来ないくせに。コイツをこんなに泣かせて。

「4主……?」
あぁ腹が立つ。コイツをこんなにして。
顎を掴んで強引にこっちを向かせる。怯えたような黒目と目が合った。

抗議の声が聞こえた気がするが気にしない。

柔らかな唇を親指でなぞってから、ゆっくりと口付けた。

5911→←3←4  06:2008/12/21(日) 13:39:50
…さて何が起きてるのか。

どうしようもなくてバカみたいに一人で泣いてたら4主が来て。そうだ、あいつ、「1主」って言った。


いやそれにしてもこの状況は何だ。俺に言われたくないと思うけど、男同士だよな?な??
混乱してたのが無意味なように、唇は意外にもアッサリ離れた。
ぽかんとしてると、端正な顔が覗き込んでくる。

「3主、正直に言え。なんで泣いてた?」
宝石嵌め込んだみたいな紫の瞳、サラッサラの翠の髪、人形みたいに白い肌。
顔近い近いちーかーいーーー!そんな顔で問い詰めんな!なんか泣きたくなってくるだろ!


早くこのやり取りを終わらせたくて、さぁ、と笑いながら体を離した。

頼むから、思い出させんな。

体を押すと、意外にあっさり離してくれた。
良かった、と息をついた瞬間、視界が回った。




……え?

5921→←3←4  07:2008/12/21(日) 13:43:57
いやいやいやいや流石に冗談だろこの状況!
天井見える。て言うか4主の顔が、有り得ない向きで見える。


端的に言うと、押し倒されてる訳ですが。


「……そんなにアイツが良いのか」
オイオイオイオイ勘弁してくれ何のドラマだよ!
FC版パケ絵よりこえぇよ。手を離せ、と言いたいところだけど迫力負けして言えない。

「んぁっ……」
足!足当たってるってやめろバカ!…言えねーけど。
「よ、4主、な、おいっ……」
頭回んねー、口も回んねぇ。首にキスされる。くすぐってぇ。

「や、やだって……4主、おい!」
「3主」
また顎を掴まれる。耳元で名前を囁かれる。

5931→←3←4  08:2008/12/21(日) 13:45:17
「…俺が嫌いか?」
…は?

「1主の方が良いのか?俺じゃダメなのか?」
ちょ、待て。なに言ってんだお前。

「3主」
やめろ、やめろ。駄目だ言うな。


「…好きだ」
ぎゅう、と愛おしげに頭を抱かれて。

もうそれ以上何も言えなかった。

ただ夜は冷たくて、なのに触れる体温は温かくて、
涙を拭う優しい手を、突き放せなかった。

594名無しの勇者:2008/12/23(火) 23:38:43
うおぉおおぉ切ねー!!!GJGJ!!!
あんな奴より俺を選べよ的切な系好きだから萌えた!
続きが気になる!

595つぶあん派vsこしあん派:2009/01/06(火) 20:18:04
付き合っている奴がいる。同性だが、キスしたりセックスしたり、まったりしたり。
そいつと喧嘩をして一週間が立った。関係修復の兆しは無い。
言い争いはいつもの事で、時には手が出る事だって珍しくない二人が、視線も合わせず口もきかない。
喧嘩をしたとバレバレな俺達に、周囲が向けてくる気遣いの視線が苛立たしかった──八つ当たりだという自覚は、まあ、なくもない。


「で、お前ら。何でケンカしてんの?」
そいつの質問に素直に答える気になったのは、ただ気になったから、という響きが気に入ったからだ。心配の気配をかけらでも感じていたら、オレはだんまりを決め込んだだろう。
「つぶあん派とこしあん派の間には、狭くて深い溝があるって事だ」
やけに重々しい響きになってしまったオレの言葉に、そいつは何とも言いがたい表情を浮かべた。
「それは比喩?」
「いや、そのままの意味」
そいつは天上を見た。多分、溜息を堪えたのだろう──いい判断だ。こいつはさっきから、素晴らしい読みでオレの地雷を避け続けている。
いっそ、こいつに乗り換えるべきかと思った。

「お前、つぶあん派だっけ。あいつは」
「こしあん派だったんだ」
溜息が出た。お前は? と視線で問いかけると、そいつはニヤリと笑った。
「オレは中立? あんまんの餡しか食えないし」
「そうか」
ラードと練った餡の味を思い出す。ジャンクフード大好きなそいつは、油っ気がないと物足りないのだろう。生活習慣病になる日は、そう遠くなさそうだ。
「ゴマ風味のヤツが結構好きなんだけど、近所のコンビニじゃ売ってないんだよな」
そいつは、住処から一番近いコンビニまでしか出かけない。引きこもり気味のネットジャンキーなのだ。
「ネットで取り寄せればいいだろうが」
「蒸すのめんどい。そういやつぶ入りのあんまんてあるよな」
この面倒くさがりめ。その内、呼吸すら面倒がるんじゃないかと不安になってくる。
「あるな。でもオレは、あんまんの餡は何も入ってない方が好きだ」
滑らかに練られた餡には、余計なものは不必要だと思うのだ。

オレの言葉にそいつは驚いた表情になり、そして笑った。
「じゃあ、それで妥協すりゃいいじゃん」
「は?」
何を言われているのかわからず間の抜けた声を出した俺の肩を、そいつがバンバンと叩いてくる。お前は欧米人か。
「こしあん対つぶあんの争いにさ、そこで妥協してやりゃあいいんじゃね?」
俺は渋面を作る。結局、こいつはオレとあいつを仲直りさせようと思っていたのか。
「お前が折れてやれよ」
絶対の自信を滲ませたそいつの声に、オレは溜息を吐いた。頭に置かれた手を振り払って、ぼそりと呟く。
「悪かったな」
心配かけて。オレの言葉にそいつは笑って手を振った。早く行けという事だろう。礼を言って立ち上がる。


あいつに何て言ってやろうかと、歩きながらオレは考える。
謝罪はしない。そして自分も求めない。それだけは決定事項。
方針だけ決めて、あとは臨機応変にというのがオレのやり方だ。
とりあえず言いたい事だけはちゃんと言って、後はあいつの出方次第だ。

あいつの部屋の前に立ち、オレは思い切りドアを蹴り開けた。
そして怒鳴る。

「あんまんに関してだけは、粒の存在を否定してやってもいい!!」

全く、あいつの表情と来たら。笑い出しそうになるのを堪えて、オレは背中を向けて歩き出す。
背後でちょっと待ってという言葉が聞こえたが、待ってなどやるものか。

──今度はてめえが追いかけて来い。






オレ=4主
そいつ(こいつ)=3主
あいつ=8主

596名無しの勇者:2009/01/08(木) 00:53:06
最後のキャスティングを確認するまでもなく  
ドンピシャで脳内再生させていただきました。 
ごちそうさまです!

5976主→←7主 1:2009/02/08(日) 01:08:35
「6主さんって、優しいよね」
「へ、?」

7主の、唐突な言葉だった。
前触れは皆無。だって俺、今やってたことと言えばコタツに潜ってみかん食べてただけだし。
なんかしたっけ?と首を傾げる。別にみかんをあげたというような事もない。リモコンとか渡した?いやいや、テレビはついてない。
んじゃ新聞を渡したとか…いや、そもそも俺も7主も新聞なんて読むタイプじゃないし。
それよりもっと前。4主の作った夕飯を食べた。7主とは向かい合わせに座ってたけど、特に何をしたという事も思いつかない。
ああそういえば、醤油をとってやったかもしれない。とりづらそうにしてたから、「ん」って言って。(でもそれぐらいで?、)
きょとんと首をかしげたままの俺の耳に、くすくすと笑い声が聞こえる。
俺の顔をまるで子犬でも眺めるかのように、頬杖をついてニコニコ眺める7主からのものだ。今日の7主はなんか、変。

「俺、なんかしたっけ?」

笑われてるって事は、思い当たらないのがバレてるって事だろうから、素直に疑問を口にする。
もしかすると知らず知らずのうちに7主にとって嬉しい何かをしていたのだろうか。
だとするとさすがお兄ちゃんだと自分を褒め称えたい。けど、それにはまずその「何か」が気になる。凄く気になる。
けど7主は頬杖をつくのもニコニコするのもやめずに、答えも返さなかった。(細められた黒い目に、ちょっとドキっとする)
くすくす笑うたびに揺れる、トレードマークの緑の頭巾。暑くないのだろうか、コタツに入ってるのに。
不意に手を伸ばして頭巾を引っ張りたいような気持ちに襲われ、なんとなく目を逸らす。いけない事を考えている気分だ。
(そう思うと、コタツの中で何気に触れ合っていた足にまで意識が向いて、またどきまぎした。思春期の少年か俺は、)
7主の目は何を考えているか分からない、黒。今は見る事も出来ないけど。


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