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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ファイナルファンタジー12部門〜

1名無しの勇者:2006/03/31(金) 02:28:18
FF12の小説専用スレです。
書き手も読み手もマターリと楽しくいきましょう。

*煽り荒らしは完全放置。レスするあなたも厨房です*

2名無しの勇者:2006/04/01(土) 01:41:22
期待を込めて記念カキコ

女性キャラは尻が神!
男性キャラはあの豪華な声優陣が神だよなFF12(w
男女、男男、色んなお話を期待してまつ

3名無しの勇者:2006/04/06(木) 07:54:56
え?
ここって一応やおいオンリーじゃなかったの?

4名無しの勇者:2006/04/06(木) 23:36:46
801小説専用板です

3よ、2の日付を見るのだ
きっとエイプリルフールネタであろう 安心しる!

さあ、ハァハァな801SSお待ちしてますよ、各スレの職人さ〜ん

5名無しの勇者:2006/04/10(月) 09:25:30
ありがちなテンプレだが当てはめてみたw


ヴァンと宿屋で会話してて、少し話がそういう方向にいったんだ。
そしたら突然ヴァンが、「どうせ全部娼婦からの知識なんだろ、素人童貞のくせに」
とか言い出して、俺は腹が立って「うるさい、寝込み襲うぞ」
って怒ったら、ヴァンは「そんな度胸ないだろバルフレア」って笑ってたんだ。
ムカついたから怖がらせてやろうと思って、押し倒して両腕押さえつけたら、
驚いたような顔で俺のこと見てるじゃないか。そして俺が冗談で顔を近づけたら、
「やっ!」って叫んで顔背けて、少々やりすぎたか、と思ったら、
「や・・・やさしくしてくれ・・・」って小声で囁かれて、
俺、悪戯のつもりだったんだけど、何かすごくドキドキしちまって

(省略されました。続きを読むには「バルヴァン最高^^」と書き込んで下さい

6名無しの勇者:2006/04/16(日) 09:52:48
バルヴァン最高^^

7名無しの勇者:2006/04/17(月) 15:37:39
バルヴァン最高^^

8名無しの勇者:2006/04/17(月) 21:58:58
バルヴァン最高^^

9名無しの勇者:2006/04/19(水) 13:35:59
こんなよくあるテンプレの名前置き換えにそんな真剣に(w

でも男女モノよりは書き手がかなり少ない事は確かだよな
此処に投下するよりも自分のサイトで更新してそう
しかも12メインじゃなくて他ジャンルやってる端で12してる人多いもんね
だけど自分は待つぜ、此処に神の降臨を!!щ(゜Д゜щ)

10バッシュ×ウォースラ/1:2006/05/05(金) 01:00:21
一度読めばお腹いっぱいな、性描写がメインの駄文をアップします。
この物語は、「FF板の自然なストーリー考察スレ」で
自らが書いていたネタから破綻した続編です。

受けが逆転したり、弟が出てきたりします。
また話のネタに姫も出てきます。


今回はバッシュ×ウォースラのゲイ色の濃い激エロです。
受け付けない方はご注意下さい。


その晩バッシュの部屋のベッドで…

チュッ…ん…はぁ…チュッ…チュ…んハァ…
ん‥チュパ‥チュ…ん…ハァ。
バッシュに覆い被さっているウォースラは何度も口付けした。

ウォースラ 『嗚呼…バッシュあぁ俺のバッシュ。
 俺はこの時をどれだけ待ち望んでいたか』

  チュ(バッシュの額に口付けする)

ウォースラ 『お前は解るか?』 

  んん…(バッシュの答えを聞かずに唇を塞いだ)

ウォースラ 『この三日間、お前の事ばかり考えていた』

  チュ(優しく口付けをする)

  バッシュの髪を撫でながら

ウォースラ 『お前が弟を可愛いのと一緒だ。
 俺もお前の事が可愛いと思っている。
 この髪…チュ…凛々しい顔…チュ…そしてこの傷痕もな』

  ツツ―(舌でなぞる)

11バッシュ×ウォースラ/2:2006/05/05(金) 01:02:07
ウォースラ 『お前が好きで堪らん!俺の体がお前を求めている』

  チュパ…(バッシュの下唇をくわえてしゃぶった。)

ウォースラ 『今日もお前のことを考えていた…
 そのせいで昼間皿を割ってしまった…』

バッシュ『そこまで上の空も珍しいな…こんなに情熱的なんて
 槍が降りそうだ。ハハハ』

ウォースラは呆れたように枕に片肘をついて
バッシュをみおろしながら乳首を指でクルクルといじりだす。

ウォースラ 『どうだっていいじゃないか。
 おとといお前が部屋に来なかった時、胸騒ぎが止まらなかったんだぞ。
 ちょうどガブラスと会ってた夜だ。
 お前が居ないと寂しいぜ!』

ぎゅうぅ…ウォースラは抱きついた。

バッシュ 『心配かけて…済まなかった』

ウォースラ 『俺は!お前に欲望の全てを捧げる!今夜は止まらんからな!
 話が唇を邪魔するのだ、おしゃべりはこの辺でやめておけ』

12バッシュ×ウォースラ/3:2006/05/05(金) 01:03:21
バッシュ 『ウォースラは相変わらずキス魔だな、ん?』

上目使いでそう言いながらウォースラの頬にふれた。

ウォースラ 『俺のキスは嫌か?俺はお前を見るとしたくなるんだよ。
 こうしてな?』

チュッチュゥ―…ン。

ウォースラ 『俺はもうそれだけで、ぁ・・・・』

 指先でウォースラの裏筋をなぞった

バッシュ 『(笑)すでに準備万端か、お前もガブラスといい勝負だ』

ウォースラ 『俺は!いつも真剣だ。バッシュだってほら』

 指でバッシュの亀頭をつまんでみせる。

13バッシュ×ウォースラ/4:2006/05/05(金) 01:03:57
バッシュ 『ん…お互いさまだな。今日はどうされたいんだ?』

ウォースラ 『いっぱい』

 シャツとハーフパンツを優しく脱がしてやる

バッシュ 『そんな甘い声出して…ほらこうしてやる』

  ウォースラの巨根をそっと握り親指で亀頭を刺激する、
  わざと顔を見てジラすように太股や足のツケネを舌でなぞった。
  そして根元から巨根の筋に沿ってゆっくり舌先を這わす

『ぁぁぁんッ』

  ウォースラの視線を感じ、その先に眼をやると
  自分のペニスを…、いや、自分のペニスを舐める俺を…
  じーっと観察し更に感じている。ピチャピチャと舐める音が響いている…
  尺八の如く上下に丁寧に舐めてやる度に小さく声を出し、それはむくむくと
  更に年輪を重ねて太くなって行く。やがて唾液でベトベトになった。
  俺を求める声が俺を刺激する。
  亀頭の窪みに舌を這わせゆっくりと円周を舐める‥丁寧に丁寧に‥。

『あアァ…ぁん』

14バッシュ×ウォースラ/5:2006/05/05(金) 01:04:31
  ウォースラの両手が俺の髪をグシャグシャにまさぐる
  亀頭だけを唇で抱擁し窪みや周りを激しく刺激しながら、
  ウォースラのペニスを口いっぱいに含む

ウォースラ 『アッ・・バッシュ…ア―‥。ィィ‥。アァ』

  クチュクチュと優しくゆっくり上下に・・・
  ジュボジュボと豪快な音をたてながらしゃぶり続ける。

ウォースラ 『ぅゥ‥バッシュ‥ハァ‥いいよバッシュ‥
  アァ‥‥今日は‥いつもより‥‥激しいな…』

フンハ、フンハ、フンハ…(ジュボジュボ…ジュルル…

ウォースラ 『アァ凄く良いバッシュ…凄い、アッアッ…アァもっとアァもっとォ
  俺は…俺はもう…ダメだ。ああ気持ちいいぜ…もっと強くー吸って!!

:ジュボジュボジュボ:

もっと早く!!アァお前の中でイきそうだぜ!

:ジュボジュボ:

ハァハァ!もう少しだ!!!!アァ―もう少し!!!!!…アッぁん

:ジュボジュボジュボ:

アァいいイクッ!!イクイクイク!!!アァ――!!!
(ドピュ!!ピュ!ピュ!!)

ウ…ハァハア…』

15バッシュ×ウォースラ/6:2006/05/05(金) 01:05:10
(ゴクリ)

バッシュ 『ああ…お前がイったら今夜は満足だ』

ウォースラ 『今日のバッシュ…いつもより激しかった…俺はすぐにイってしまった』

バッシュ 『すぐでもないだろう?』

 指でウォースラの萎えてプニプニしかけの`ソレ´をつまんで遊ぶ

ウォースラ 『からかうな(笑)』

バッシュ 『冗談だ(笑)ハハハ。ウォースラも立派な巨根だったぞ。ハハハ』

ウォースラ 『バッシュも凄く堅い(撫で撫で…)このままでは眠れんだろ…今度は来てくれ』

 虚ろな目をしながらすでに勃起したウォースラは自分から四んばいになる。
 よし。と体制を作ろうとするバッシュ…

ウォースラ 『あ…待って』

  と言いながら股間を手で隠した。

バッシュ『なんだ…どうした?』

  隠した手を払いのけ事の真相を把握した。

16バッシュ×ウォースラ/7:2006/05/05(金) 01:05:44
バッシュ 『…ったく。もう復活したのか…よし、今日はこっちで…』

  といいながらウォースラを仰向けに寝かせる

ウォースラ 『今日は正常位か!!いっぱいキスしてくれ!!』

  と、ニコニコしながらバッシュのペニスにローションを塗り自分の尻にも塗った

バッシュ 『行くぞ』

  ウォースラの尻の穴に充てがい、位置を確認するとゆっくり挿入した

ウォースラ 『はああ!!!』

  ゆっくりピストンを繰り返して行く、突く度にウォースラは女のような声であえいだ

ウォースラ 『あ…バッシュもっと…突いてくれ、バッシュ凄い良い凄い…』

  突きながら抱きしめた。
  熱い吐息が掛る。目が合い口づけをした。
  額、瞼、頬、顎、鼻、そして最後に唇に…優しく何度も重ねた。
  ピストン運動は続く。腰の動きを止め、
  ウォースラの剥き出しになっているペニスをたまにしごいた。
  長く濃厚なキスをしながら腰を動かしていく

『ンフゥ…ンフゥ…ンフゥ‥』

17バッシュ×ウォースラ/8:2006/05/05(金) 01:06:08
  腰の動きに合わせて二人の鼻から息が漏れる。
  そっと唇を離すと、ウォースラが`もっと‥´と囁いた

バッシュ 『ウォースラは本当にキス魔だな、ん?』

  といいながら腰をゆっくり動かしながら見下ろしていると、
  早くしてと言わんばかりに唇を尖らせてオネダリの合図をした。

ウォースラ 『ぁん……ァ……ぁん………ハァ……ハァ…
  キスしてくれバッシュ…ハァん…ハァ…バッシュ?』

何回かそれに応じると腰の動きを少し早めていった

(バッシュは何か考えこみながら腰を動かしている)

バッシュ 『お前ん中…こんなに気持ちよかったか?アア凄い良い…ぁぁ‥』

  バッシュは体を起こして目をつむり、一人快感によいしれている。

ウォースラ 『バッシュ…俺も気持ちいいよ。バッシュ。今日も俺の中に出して』

  バッシュの腰の動きがやや早くなってきた。
  と同時にウォースラに抱きつき口の中に舌を入れ込み激しく吸いまくった。

18バッシュ×ウォースラ/9:2006/05/05(金) 01:06:38
バッシュ 『ンハァ…ンハァ…チュルチュル…嗚呼ウォースラん中気持ちいいぜ。
  あぁ…ハァ…アア―…ハァ…ハァハァ…今日は…ハァハァ…お前の…中に…
  ハァハァハァハァハァハァ…(動きが早い!)お前の中に…出すぞ!!』

ウォースラ 『ハァハァ…中に出してくれ…バッシュが欲しい…いつでもいいぜ…』

(パンパンパン…)

バッシュ 『ハァハァ…ああ―(パンパンパン…)んん!!

  (パンパンパンパン…)

  ハァハァ……

  (パンパンパン……)

  アァ…ウォース…ラッ…ウォスッ…ウォースラ・・・
  もうすぐイきそうだ……
  ハァハァ…ハァハァ…

(パンパンパンパンパンパンパンパンパン…)!!

  んう!!(ピュピュピュッ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ハァハァハァ…ウォース…ラ最高…ウォス…ラ…ハァハァハァ…』

19バッシュ×ウォースラ/10:2006/05/05(金) 01:07:04
  ウォースラの中から引き抜き大の字で横たわった。汗がびっしょりだ。
  ウェットティッシュで体とペニスを優しく拭いてくれる。

ウォースラ 『バッシュ…お疲れ様…で…アリガトな…俺は幸せ最高潮だぞ!
 ガブラスとはこういう事までしてないんだよな?』

バッシュ 『ああ。流石にここまではな。』

  ふと視線を感じて目をやる

バッシュ 『どうした』

ウォースラ 『あのな…俺にお前の体を独占させてくれ。
 もうガブラスになんかしゃぶらせないでくれ。俺の乳首を愛して欲しい』

バッシュ 『改まってなにかと思えば、俺はいつだってお前の全てを愛しく思っているぞ。
 ほら、こうしてやろうか』

ウォースラの胸板を撫でまわす。乳首も摘んだり撫でたりして

バッシュ 『乳首の周りが感じるのか?ん?』

ウォースラ 『おっきしちまった。』

バッシュ 『…っふ(笑)頭が上がらないな』

ウォースラ 『俺は全身性感帯だ!!お前にこうされてるだけで堪らん!』

バッシュ 『ココもこうしてやろう』

20バッシュ×ウォースラ/11:2006/05/05(金) 01:07:27
  股間と上半身を愛撫しキスをした。

  唇を離し、真っ直ぐに見る…

ウォースラ 『バッシュ…今日は俺、絶倫だ…どうしたらいいんだ!』
 
バッシュ 『そんなに俺が欲しいか?あん?そんなに俺を欲しいのか?』

  ウォースラの股間の、ソレを上下に擦り始めた。

バッシュ 『ウォス…今日のお前は本当にどうしたんだ?』

ウォースラ 『俺はガブラスに激しく嫉妬した。奴と交わったと思うと俺は…俺は…
  ぁぁダメだ。お前に俺だけのモノでいて欲しいんだ!』

バッシュ 『ウォースラ。』

  顎に人差し指を添え口付けをした。舌を絡ませる…。

  ペロ…ペロリ・・ピチャピチャピチャクチュクチュ

『ンフゥ…』

  暫く沈黙が続く…ピチャピチャという音と二人の息遣い以外は…何も聞こえない。

  かなり長い長い時間が過ぎた。

21バッシュ×ウォースラ/12:2006/05/05(金) 01:07:50


  バッシュから唇を離す。
  離したソバからウォースラの唇が追い掛けてくる…
  二、三度迎撃しバッシュは唇を離した。

  更に追い掛けて来ようとするウォースラの唇を手の平でそっと制した。
  そして言葉をゆっくり探し・・・

バッシュ 『…。俺はコレから先お前と共に生きてゆく。
  な?俺はお前だけと向き合って行く。悲しむのはもうやめて。未来だけを見ていこう。
  ウォースラ…ありきたりだが…、お前を愛している。ずっと俺のそばに居てくれ』

ウォースラ 『バッシュ…!』

  抱きつき離れないウォースラ

バッシュ 『夜中だから静かになっ!そろそろ寝ようか…明日も早いしな。』

ウォースラ 『今日はバッシュの部屋のベッドで寝てもいいか?』

バッシュ 『夜警に見付かったりしたらまずいんじゃないか?!
  自分の部屋に帰った方がいいかもしれんぞ』

22バッシュ×ウォースラ/13:2006/05/05(金) 01:09:02
ウォースラ 『なんだよ…。せっかくラブラブなのにこのまま離れるのはイヤなこった!!!
  今夜だけこうして抱きついて寝ても良いだろう?`兄さん´』

バッシュ 『おい、お前弟じゃないだろ(笑)参ったな…
  夜警に見付かったりしたらお前がお仕置きされるんだぞ?』

ウォースラ 『おう、いいぜ。バッシュのためならいくらでも我慢するぜ!
  その変わり毎晩お前の部屋で寝たい!』

バッシュ 『ハァ…お前は懲りないなあ、
  姫様も門限守らずに先週お仕置きされてオシリが真っ赤だったそうだぞ!
  お前のオシリが赤く腫れるのは俺には耐えがたいな…』

ウォースラ 『じゃあお仕置きされたらバッシュ慰めてくれ…』

バッシュ 『わかったわかった(笑)さ、明日のために寝るぞ!灯り消すぞ。おやすみ』

ウデマクラして抱きつくウォースラを横に

ウォースラ 『おやすみバッシュ…んチュ』

バッシュ 『おやすみ。』

すぐに寝息を立て始めるバッシュをウォースラはずっと眺めていた…

  《バッシュの寝顔…安心する。いつ見てもいいよな…男でも惚れる…
  鼻は高いし髪はサラサラで…良い男…
  この大きな手も…チュ…チュ…ああ愛しいぜ…
  
バッシュ 『ウォースラ!そんな事されてたらいつまでも眠れないだろう!いい加減やめれ。』

ウォースラ 『すまん(照)また明日』




好評ならまた書きます。ご希望の方は「おっきしたお(^ω^)」と
リクしてください。ありがとうございました。

23名無しの勇者:2006/05/05(金) 09:45:36
バルヴァン最高^^

24名無しの勇者:2006/05/05(金) 12:06:15
おっきしたお(^ω^)
バッシュ×ウォースラ

2522:2006/05/05(金) 16:55:05
>>24さんありがとうございます!

第二段仕込み中ですので次回も
どうぞよろしくお願いします。
(^ω^)

26名無しの勇者:2006/05/05(金) 22:02:26
バルヴァン最高^^

27名無しの勇者:2006/05/05(金) 22:02:39
バルヴァン最高^^

28名無しの勇者:2006/05/06(土) 02:22:32
おっきしたお(^ω^)

29バッシュ×ウォースラB-1:2006/05/07(日) 06:41:41
「バッシュ×ウォースラ」第二弾が出来ましたので発表させて頂きます。
この場を提供してくださった管理人のかたありがとうございます。
今回も性表現は多いのですがやや語り多めになっております。
はらはらドキドキではありませんが、よろしかったらご覧下さい。(^ω^)



  夢・・・・。・・・・・・・・・・・?違うか・・・・・・・。

  
  体に何か・・・・・・気のせい?・・・何かが張り付いているような変な感じ・・・。
  なんだ?・・・気のせいか・・・。・・・・でも・・・・・
  子供の声が聞こえた・・・・・・ような気がした。
  この感じはどこかで記憶にあるような・・・ないような・・・。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んぅぅ。

  はぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・
  光がキラキラと差し込んでいる。あかるい。朝か・・・。

バッシュ『・・・・・・んんぅ・・・・・。』

  鳥のさえずりで目が覚めた。
  横を向くとウォースラが見ていた。
  寝顔をずっと見られていたようだ。
  
ウォースラ『オハヨウ。バッシュ。』

バッシュ『・・・・・・あぁ・・おはよう。もう・・・起きてたのか?』


  寝ぼけていたが徐々に意識がはっきりしてきて
  ようやく事態が飲み込めた。
  ウォースラが俺のモノを握って離さない状態だ。
  目覚めたのを確認すると、
  朝立ちで勃起しているバッシュのペニスを握ったまま擦り、
  ふぐりも揉み撫でまわした。

30バッシュ×ウォースラB-2:2006/05/07(日) 06:42:37
バッシュ 『うッ・・・・・・お、おい・・・、朝からはしないぞ・・・』

ウォースラ『バッシュはしなくても・・・してあげる。』

バッシュ『んぅ…』

  可とも否とも言えない声で答えた。

ウォースラ『昨日の続きとは言わない。
 けど、もうさっきから興奮状態なのだ…ハァハァ…』

  ウォースラの鼻息が荒い事を密かに感じ取り、
  防衛本能が困惑して冷静さを保とうとする。

バッシュ『眠れなかったのか?』

  ウォースラは答える代わりに足をいやらしげに絡ませてきた。


ウォースラ『ん・・・。すきだ。ははっ』こちらを見ながら意味もなく笑う。

  盛り立つサオを幾度と無く撫であげられ、起こる快感に
  堪らない気持ちを抑えきれなくなってきた。

バッシュ『…むぅん…ハァ…ハァ……ォぅ…』

  昨晩の激しい交わりが脳裏に浮かび、
  また、疲労感と葛藤しながらひたすら冷静を取り戻そうとしていたが、
  バッシュの理性はすでに限界に来ていた。

  (もう我慢できない!)
   −ウォースラに覆い被さる体制をとった。−

バッシュ『あぁウォースラやめてくれ・・・。』

31バッシュ×ウォースラB-3:2006/05/07(日) 06:43:11
  そのとき既にバッシュの本心は見抜かれていたのかもしれない。
  ウォースラは下から、からかうような顔で笑みを浮かべると、
  人差し指をバッシュの鼻の頭から口ひげへ撫で伝え・・・そして唇で止めた。
  指を離そうとすると
  バッシュはその指を追いかけてパクっとくわえて見せた。

ウォースラ 『して・・・?。』
  
バッシュ 『昨日あれだけしたのにまだしたり無いのか?』


ウォースラ 『欲しいん。』

  ウォースラは抱きつき、じっと目をみて、ねだってきた。
  いつもこんな風にしてくるその瞳がたまらなく愛しい。
  こんな顔して言われたら弱いのだ。
  今朝はなんだろう。
  いつもより愛しいと思った。こんな感じは初めてだ。
  昨日に続き自分を激しく求めているウォースラがとても愛しく感じた。
  この男をこんなに愛してしまうなどとは思わなかったな・・・。
  ぼわーっと頭に何か響いた。脳がじわーっとして止まらなかった。
  もう止まらない。止められない。

  突然ウォースラの唇に食らいついて激しいキスをした。


『ん・・・ハァ・・・ハァ・・・ん…んぅ…ハァハァ…ん…ん……』

  ゆっくり唇を離すとウォースラをそっと抱き包んだ。

ウォースラ『バッシュ………』

  サラサラと流れ落ちる金髪の毛先が
  ウォースラの頬をさわさわとくすぐる。
  ふんわり汗の匂いとシャンプーの香りがした。

32バッシュ×ウォースラB-4:2006/05/07(日) 06:43:40
  (ああ…これがバッシュの匂い…)
  
  と…ウォースラは瞼を閉じて、
  記憶に閉じ込めようとするように
  スゥーっと深く吸い込んだ。


バッシュ『ウォースラ・・・。』
 
  荒い呼吸を発しながら下の方に手をもってゆく。
  ウォースラのペニスの頂上はヌメヌメしていた。
  親指の腹で撫でつけると腰を『く の字』のようにして引いた。

ウォースラ『ダメ…まだ触っちゃ…』

バッシュ『なんだ。絶倫じゃないのか?ほら、こうして…いやか?ん?』

  少し答えを待ったが、話し始めるウォースラとタイミングが
  合わずにバッシュは、我慢出来ず、強引にキスの嵐をお見舞いした。

ウォースラ『(チュ)ぁん(チュ)…バッシュ…(チュ)な、ん(チュ)おい。…(チュ)
  バッシュ…(チュ)ん(チュ)んん・・…(チュ)んー・・…(チュ)
  …(チュパ)…・んぅ・…(チュ)ん(チュパ)・・ん(チュ)・・・・ハァハァ
  きょ・・・今日はどっちがキス魔なんだよ!んぅ………(チュ)。ぅ・・
  (チュ)俺に…(チュパ)お、俺にも(チュ)バッシュに・・・
  奉仕させてくれ(チュ)ん・・いつも(チュ)してもらって…ばかりで
  (チュ)本当に・・・・・…(チュ)おいバッシュ!!(チュ)聞いてるのか?
  (《聞いてるさ・・・》チュチュチュ)それに…(チュパ)…約束守ってくれたしな』

激しい連続の口づけを一時中断しバッシュは顔を上げた。

バッシュ『約束?』

  ウォースラの整えられた漆黒の眉毛を優しくなぞった。小休止みたいに。
  そして眉毛にそっと口づけた。

33バッシュ×ウォースラB-5:2006/05/07(日) 06:44:03
ウォースラ『そう。「いっぱい」って…』

  眼を反らして言った。ウォースラは照れているようだった。
  髪を手櫛しでとかしてやる。ゆっくり流れる時間を肌で感じていた。

バッシュ『心配するな。俺はお前が………。(チュパ)
 お前が俺を求める限り、(チュ)いつでも`いっぱい´してやるぞ。
 (チュ・・・チュ・・・チュ・・・)』

  と言うとバッシュは軽く微笑んでみせた。

  ウォースラも笑みを返す。
  無言の空間が流れる。
  ウォースラの額に架った髪を上によけると、そこに優しく口付けた。(チュパ)
  もみあげで遊んでいた指を耳や耳の周りに移しクルクルとまさぐる・・・。

ウォースラ『はああ…はぅぅっ。』

  溜め息のような熱い吐息をもらした。
  耳たぶをもて遊んでいた指は…首筋…鎖骨へ…するすると降りていく。
  鎖骨に沿わす指を離し、不意打ちをかけるように、耳にフゥッと息を吹きかけた。

ウォースラ 『ぁぅぅ・・・』

  ウォースラの体が縮まり俺に強く絡み付く。
  背中に回された指が背中を強く押す。
  性感帯である首筋にそっと舌を這わせる

ウォースラ『ぁぁ!…ぁん…ふぅ…』

  ウォースラの感じる姿を見て、自分の第二の生命が興奮しているのが解った。

  鎖骨から胸に手を伝う…鍛えられた筋肉の盛り上がりを確かめるようになぞった。
  ウォースラはそれをする俺と、俺の指先を目で追い続ける。
  いつも`されてる´ 所をみているウォースラ。
  それに対して優越感を覚えながらバッシュは乳輪をなぞっていく。

34バッシュ×ウォースラB-6:2006/05/07(日) 06:44:25
ウォースラ 『ぁぁ…』

バッシュ『俺はお前の乳首だって愛しいんだぞ。忘れているわけではない……』

  そう言うと、柔らかい舌をおろした。

ペロッ…ペロペロペロペロペロ…

ウォースラ 『ぁぁぁ…ん…ハァ…ぁぁぁぁ…』

  唇ではさみ…下から横から右回り左回りに…クルクルと持て遊ぶ。
  次第に固くなってきた。

ウォースラ『ぁぁ…バッシュ…』

  名前を呼びながらバッシュの頭をもみくちゃにする。
  それを合図に、わざと音がでるように舐めまくった。

  ピチャピチャピチャピチャ…チュパチュパチュパ・・・

ウォースラ『んんぅ…はああー…』

  バッシュは自分の腹に元気良く当たるウォースラのペニスを
  自分の腹とウォースラの腹ではさみ込むと押し付けながら
  上下に器用にスライドした。

ウォースラ『バッシュのが…当たるぅ…先が・ぁぁん…ハァ……ぃぃ・・・』

  勃起した亀頭が時々フグリを愛撫する。
  乳首を丁寧にしゃぶりつづけ唇を離すと濃ゆいピンク色の、
  ツンと立った乳首が現れた。
  逞しく筋肉張った胸板にチョコンと存在するウォースラの乳首がかわいいと思った。
  そんな愛しいウォースラを今一度抱きしめ口づけをした。

ウォースラ『バッシュ……今日もまた`して´くれてしまうのか』

35バッシュ×ウォースラB-7:2006/05/07(日) 06:44:48
  バッシュはアイコンタクトを送ると手を下腹部へと運んだ…。
  太股まで達すると、膝から内股を4本指で逆撫でした。

ウォースラ『はうぅぅ…』

  快感に追われて足が無防備に左右に拡がる。
  膝を曲げさせ入れる体制を整えて、
  ウォースラのペニスを口に含み舌先で刺激しながら
  自分のモノにローシヨンを塗った。
  ペニスから口を離すとウォースラの尻の穴にも
  丁寧に潤滑剤を塗り込み
  ちらりと目を合わせて確認してから腰を沈めた。

ウォースラ『あぁぁ……』

  ゆっくり腰を動かし始めるとウォースラも自分のペニスをしごき始めた。

  『ふんふんふん』膝をつき、無言で腰を振りながらウォースラを攻め立てていく。

ウォースラ『ぁぁぁん…バッシューー…!気持ちいい…はぅはぅ…』

  ネッチャネッチャとローションがいやらしい音を立てる。
  パンパンと突けば突く度にウォースラが小さくあえぎ、
  朝の清々しい空間を汚染していく。

ウォースラ『はうっ…ハァ…バッ……シュ…ちゅうも・・・バッシュが  ほしい……』

  腰の動きをゆっくりセーブしていき、お小言でも言ってみる。

バッシュ『ウォースラはほんとうに…』
  ウォースラの人さし指がバッシュの発言を止める。
  負けましたとばかりに軽く微笑み首を傾げて口付けした。
  舌を絡ませ唇を挟みこみ舌で唇を舐めた。

ウォースラ『バッシュ・・・俺もしたい・・我が儘・・いい?』
  何のことだか解った。
  ウォースラから引き抜き、ウォースラが上になった。

36バッシュ×ウォースラB-8:2006/05/07(日) 06:45:08
バッシュ『おねだり魔め。(笑)』
  ニッコリ笑う。

ウォースラ『だって……』
  無い言い訳をしようとする言葉をバッシュが遮った。

バッシュ『さあ、お前の気が済むまで…。』

ウォースラ『……』

  だが、するでもなくじっと無言のままで見つめられていた。

バッシュ『(笑)そんなに見られたら照れるじゃないか。
  ……ん?するのよりされたいのか?』

ウォースラ『んーん。違う。お前をこうして上から眺めるのも良いなと思ってさ…
  いつも俺の事、こんな風に見てるのかって思って。』

バッシュ『……はは。気に入ったか?』

ウォースラ『上から見てるとお前を独占してる気持ちになれる。』

バッシュ『ハハ。俺もだよ。お前は女の子みたいだからな、
 可愛い声でよがりつづける。そういう要素が俺をかきたてる。
 他人には決して見せる事の無い側面だからな。お前が愛しい。
 なあ感じるか?お前を愛しいと思うとなんだ、こう、俺の胸がドキドキして、
 お前が無性に欲しくなる。・・・・・・・・・・・。ウォースラ。』

ウォースラ『ん?』

バッシュ『してくれ。………お前が欲しい。』

ウォースラ『バッシュ……』

  鼻に頬に、額にそして唇に…
  何度も何度も口付けながらバッシュの体中を愛撫した。

37バッシュ×ウォースラB-9:2006/05/07(日) 06:45:29
『ハァハァ…ハァ…ハァ…んぐ……ハァハァ…
 ピチャピチャピチャ…クチュクチュ…んん…』

  ヌルヌルとしたローションがウォースラのモノに
  付き纏いまた違った快感を生み出していた。

ウォースラ『バッシュ(チュパ)……(チュパ)…バッシュが欲しい…(チュ)…入れて……』

バッシュ『ウォースラはワガママだな(照)』

ウォースラ『ごめん(照)』
  というと、少しはにかんでバッシュを見た。
  ウォースラを抱き下にして位置を入れ替わり
  `いいんだよ´…というとウォースラの尻穴に挿入した。


ウォースラ『ぁ……・・』今度はガンガン突きだしていく。

  バッシュの貰いローションで少しヌルつく自分のペニスを
  手でしごき始めると更にムクムクと固くなって行く。
ウォースラ『ぁん…気持ちいいよぅバッシュ……
 ぉぅ…ふぅ……ぁぁ……ハァハァハァハァ…』

  ウォースラは尻の筋をきゅっと締めた。
  バッシュは目をつむりガンガン突きまくる。
  その度にウォースラの体が上に下にと押され頭がベッドの縁に着きそうになる。

バッシュ 『あぁぁぁ・・・・いい!!はぁはぁ・・アー気持ちいい・・・ああっ・・・ハァハァ』

ウォースラ『バッシュ…激しい……ぁ…ハアハァハァ…あっ…
 あっ……あっ…あっ…バッシュ気持ちい…ハア…』

  ウォースラもシゴキが激しくなってくる。
  シコシコシコシコシコシコ…

38バッシュ×ウォースラB-10:2006/05/07(日) 06:45:59
  ハァハァハァハァハァ…

ウォースラ『バッシュ…いい…あぁ…いいよっ…あぁん!
 …あぁ!…ぁんぁんぁんあっ……』

バッシュ『あーーー!!!気持ちいいっ!はうっはうっ!ふぅふぅ!
 ふぅ…そろそろ…あー…もう少し…あぁ気持ちいいー!!ぁぁ…』

  (パンパンパンパンパン)

バッシュ『はぁぁーん!…あぁーウォースラ!ぁー!お、俺はそろそろイきそうだ。
 あぁーイけるか?』

ウォースラ『ぁ…あぁー…う…うん……俺も…俺も一緒にイきたいっ!!
 (シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ)
 あぁもうイク!!うッ!!!!』

  (ピュッピュピュ) 
  ハァハァハァハァ

バッシュ『あぁぁぁ!!!…(パンパンパンパンパン)イッ!!!!!!………
  (ピュピュ)ハアハァハァハァ…ハァハァ…………ふう〜〜〜』

39バッシュ×ウォースラB-11:2006/05/07(日) 06:49:31
  放出し流れ出る精液をウォースラは自分で拭いとると、
  自分の胸元に出した己の精液も拭きとった。
  そしてへなへなと収縮しながら小さくなっていくバッシュのモノを
  ウエットティッシュで丁寧に拭いた。

バッシュ『あ゛〜〜〜〜〜………ハァハァ………ハァハァ………お前はいつも優しいな……』

  力を使い果たしたかの様に仰向けにバタンと倒れ込むバッシュ。
  そして疲れた体を起こしてウォースラの肩にキスをした。

ウォースラ『バッシュだっていつも優しいじゃないか。
 今日だってまた俺のワガママを聞いてくれたし』

バッシュ『………あぁ、そういえばしないとか言いつつ結局してしまった。』

ウォースラ『ごめん(照)』

バッシュ『別にかまわん(笑)これくらいの我が儘は可愛いモンだ。
 あんな目でせがまれたら、なあ。(笑)』

ウォースラ『バッシュ…ありがとう。嬉しいよ。じゃあ二回戦いく?』

バッシュ『あーコラコラ止めろって』



ありがとうございました。
今回もお読み頂き感謝いたします。(^ω^)
また書きましたらアップさせて頂きたいと存じますが、
リクありましたら「おっきしたお。(^ω^)」とお願いします。

40名無しの勇者:2006/05/07(日) 14:28:29
ウォスたん超おっきしたお!!(^ω^)
GJ!!

4139:2006/05/07(日) 20:43:00
>>40さんありがとうございます。
ネタを仕込み中です。
私ももう止まりません(笑)

42バッシュ×ウォースラC-1:2006/05/08(月) 03:03:23
ここの所エロばかり続けさせて頂きましたのでお口直しに、どうぞ。

バッシュ×ウォースラ エロかなり軽め、甘過ぎで、
ケーキ10個分くらいでしょうか。
なので確認の上よろしくお願い致します。

妄想シリーズ■ショートストーリーC


  今日は珍しく外食し、明日は久しぶりに二人揃った休日だという事もあり、
  軽くワインをあおって帰宅した。
  そして前から見たかったDVDを見ているのだ。
  ほんのり上機嫌なバッシュと、トロンとして眠たそうなウォースラ。
  ビュエルバ魂なんてとんでもない。ほろ酔い気分にさせてくれる程度の
  アルコール度数約7%だった。
  酒に強くないのは知っている。だから、さほど飲んでいないはずなのに。
  ・・・・おかしい。
  テーブルの上のコップの水を飲み干した。

  はぁーーー。

  明日はせっかくの休みだというのに。これはいかん。
  この酔いはさまさねば。明日になれば消えるだろうか。
  バッシュより酒に弱いウォースラは
  もう眠ってしまいそうな虚ろな目でボーっと壁を
  見ている。眠ればより酔いが覚めるのも早いだろうが、まだ夜は始まったばかり。
  寝てしまうにはまだ惜しかった。

バッシュ 『あぁ少し飲みすぎたな・・・暑いし喉が渇く。ウォースラは大丈夫か?』

  返事はなかったが目をやると頷いた。
  ソファに座っているのにずるずると体が横に落ちていく。
  ウォースラの肩に手をそえてソファにちゃんと寝かせてやった。

バッシュ 『大丈夫か?飲みすぎたな。気持ち悪くないか?』

ウォースラ 『ぅん…アリガト』

43バッシュ×ウォースラC-2:2006/05/08(月) 03:03:49
  口数の少ないウォースラの事が少し心配だったが映画が
  気になり観つづけていた。
  しかし体重を預けてくるウォースラがとうとう眠ってしまったようだ。
  俺も寝るか・・・・、とテレビの電源を落とした。

バッシュ 『こんなところで眠ったら風邪ひくぞ。俺はちょっと水浴びてくるから。
  大人しくねてなさい。』

ウォースラ 『うぅーん。』

  バッシュは急いで脱衣所に向かった。
  かなりぬるま湯のシャワーを浴びた。
  サラサラの髪にはこだわりのシャンプーと決めている。
  (俺と同じ匂いが良い・・・か。ふっ。アイツ可愛いな。)
  なんて頭の中で考えながら今日一日の汗と汚れをおさらばした。

バッシュ 『あーさっぱりした。』
  
  濡れた金髪からしたたり落ちる水滴を
  タオルでシャカシャカと急いで乱暴に拭き取るとドライヤーで適当に乾かした。
  バスローブを羽織ってリビングへ行きウォースラの寝ている側に適当に座った。
  仰向けに寝ている顔を上から眺めると自然と笑みがこぼれた。
  可愛いな・・・。この間、俺はこうやって見られていたんだっけな・・・。
  まあ、気持ち、解らなくもないな・・・。
  頭の中で独り言をつぶやいていると視線を感じてか、気づいたようだ。


バッシュ 『大丈夫か?ここで寝てると風邪を引くから、
  ほら、ベッドに行こう。立てるか?』

  手をさしのべてやるバッシュにパチンお手つきをしてまた眠ってしまった。
  
バッシュ 『ウォースラ。ここじゃあなくてあっちのほうが寝やすいぞ。
  辛いのは一瞬だから、ほら、起きよう。』

44バッシュ×ウォースラC-3:2006/05/08(月) 03:04:13
ウォースラ 『うぅーん。・・・・・・・・・・・・・・・バ・・・ッシュ・・抱っこお。』

バッシュ 『ぉいおい。俺もちょっと酔ってるからな、お前を落としたりしたら
 大変だ。ほら歩こう。』

ウォースラ 『や、だぁ・・・だっこぉぉ。』

バッシュ 『はぁ。仕方ないな。ほら。』

  というと、ウォースラの腕をバッシュの首に回し膝に手を回し
  抱き上げた。

ウォースラ 『あーーーー。バッシュぅーーー。だぁいすき。』

  ウォースラは両腕をバッシュの首に絡ませて抱きついた。
  酔っぱらうと更に甘えたになるという事をすっかり忘れていた。
  
バッシュ 『大きいお姫様だな(笑)』

ウォースラ 『うぅーー。おっきぃ。んふふふ』

バッシュ 『あー。駄目だ。完全に壊れてるな(笑)ほら、ベッドについたぞ』

  優しく寝かせてやると、タオルをかけてやった。
  
バッシュ 『ほうら。姫、大人しくおやすみ。俺はもう少し、リビングにいるよ。
シャワーを浴びたら目が覚めてしまってな。』

ウォースラ 『や、ん。バッシュも一緒に寝るーぅ。隣に寝て』

バッシュ 『ウォースラが寝るまで隣にいるさ。ほら、安心しておやすみ。』

ウォースラ 『手・・・つなぐの。』

バッシュ 『・・・はいはい(笑)』

45バッシュ×ウォースラC-4:2006/05/08(月) 03:04:45
ウォースラ 『バッシュ、忘れてる。』

バッシュ 『ん?忘れてる・・・・?・・・・・・・・・。そうだな。(ちゅぱ)』

  そういうと、手をあごに添えてウォースラの唇に口づけした。

ウォースラ 『おやすみバッシュ。』

バッシュ 『ああ、おやすみ。』



    
ありがとうございました.
こんな感じで妄想が広がりすぎて止まりませぬ。
妄想ショートストーリーシリーズがお気に召しましたら、
「ウォースラ姫」とリクしてくださいませ。
また書かせて頂きます.

46名無しの勇者:2006/05/08(月) 22:19:05
バッシュ×ウォースラ書きさん乙ですたー


対談風の文章も悪く無いけど読み難くて自分はチョト苦手だったりするのですが
小説を書いてくれる神はおらんのだろうか?(´・ω・`)

47名無しの勇者:2006/05/08(月) 23:20:25
というか、すでにキャラがかけ離れているので
せめて言葉遣いだけでもキャラに忠実にしてホスィです。
贅沢かな?

4845:2006/05/08(月) 23:54:32
たしかにキャラぶっこわしでしたねー(苦笑
以後もう書きません(´・ω・)スレ汚しすまそ。
で、対談式、そうですか、普段リレー小説くらいしか参加しない初心者でして、
本格的なものは書けそうになくご期待に添えずです。

他の神降臨を待ち望みます!!
私のオナニーに付き合って頂きありがとうございました!
陳謝。

4945:2006/05/09(火) 05:15:37
とりあえず修行してきます(^ω^;)

50名無しの勇者:2006/05/10(水) 02:56:48
うーん、私はむしろウォースラ×バッシュなのですが、そっちを書いてくれる人
はいないかなあ?
もちろん、キャラクターをあまりこわさない方向希望…
せっかく男らしい二人なのに
あまりにも『姫』とか、女っぽくなっちゃうとキショイ

51ヴァンバル0/4:2006/05/12(金) 17:45:25

ヴァンバル投下

52ヴァンバル1/4:2006/05/12(金) 17:47:30
--準備はOK?
--勿論バッチリ
--くすくす、一体どんな風になるのかしら?



それはうららかな日差しが心地よい温かい午後のひと時

「バルフレアアアア!」
「おうぁ!」

オズモーネ平原の片隅を今夜の宿と見定めて、各人野営の準備をしていたところ
銃の手入れに余念の無いバルフレアの背後から突如ヴァンが駆け寄ってきて、
地面に座り込んだ彼の首元をまるで締め上げるように抱きしめた。

日頃から何かと言えば弟のようにじゃれついてくるのが常なので、
またプロレスごっこでもしたいだけかとも思ったが、どうも今日は様子が違う。
背後から回されたヴァンの左腕は容赦なく首を締め上げて、右手はモゾモゾと胸のあたりをまさぐっている。

「……おい!首、しめすぎ……って、しかもどこ触って……!」

誰か止めろと周囲を見たが、みな食料でも探しに行ったのか一人もいない。
ギリギリと締め上げられて息が苦しい。このままじゃ落とされるとぼやけていく頭で考えた。
ふと、ヴァンの腕が緩んで呼吸が戻った。開かれた気管が酸素を求める。
クラクラとする頭を振りながら呼吸を求めて開けた口にヴァンの唇が重なった。

「んんーっ!」

背後から抱きすくめたヴァンの腕がバルフレアの顎を掴み、無理矢理背後を振り向かせるように顔をひねらせ口付ける。
余りといえば余りのその出来事にバルフレアは青ざめた。
この世に産まれて22年、星の数ほど女は抱いたが、野郎の口付けなど受けた事は一度も無い。
その手の男に言い寄られた事はあるものの、なびく事などありえなかった。

53ヴァンバル2/4:2006/05/12(金) 17:49:37
だが目を白黒させながら硬直しているバルフレアの唇をヴァンはお構いなしに貪っている。
顔を回しながら強情に閉じている唇をねぶり、口を開けろと催促するようにバルフレアの上唇を舌でなぞった。
バルフレアは固く歯を食いしばり、舌の侵入を阻止しようと頑張っている。
そんな事をしなくても、力ずくでヴァンの腕を振り解きその顔面にパンチでもお見舞いしてやれば済むはずなのになぜか体が動かない。

唇と唇の攻防はやがて息苦しさに僅かに歯の防御を解いてしまったバルフレアの負けだった。
ここぞとばかりにヴァンの舌が捻じ込まれ容赦なく絡めとり吸い上げる。いくらなんでもヴァンの舌を噛むわけにもいかず
致し方ないと心の中で呟いてバルフレアはヴァンの舌が攻めるに任せた。

「んん……んっ、んっ・……」

草地の上に引き倒され、真上からヴァンの体がのしかかってくる。ヴァンの舌は猫がミルクを掬うような動作を繰り返し、
ぴちゃぴちゃと音を立てながらバルフレアの舌を弄ぶ。時折、強弱をつけて吸い上げられるとバルフレアの眉が僅かに寄った。

(……キス……上手いな……)

舌の蹂躙に身を任せながら、段々とぼう、としてくる頭でそんな事を考えていた。

54ヴァンバル3/4:2006/05/12(金) 17:54:49
それにしても、一体こいつはどうしてしまったのか?とバルフレアは考える。
悪いが恋愛の機微には敏感だ。誰が誰を好きだとか、誰が自分に好意を寄せているかとか、
そういった事にはすぐに気がつく……つもりだったが、ヴァンの秋波を感じ取った事など一度も無い。
まさかこの年で衰えたのかと、バルフレアは少し不安になりかけた。

(いや!男の秋波なんぞ感じなくて当然だ!)

そう思い直し、いつまでも唇に吸い付いているこのアホを叩きのめしてやらなければとグっと拳に力を込めた。

「おいヴァン!……って、あふぅっ……!」

我ながらなんて声だと冷や汗が出た。何時の間にかベストのヒモを緩められ、たくし上げられたブラウスの隙間から
這い上ってきた手が乳首をつまんだ。くすぐるようなその指の動きに背中がざわざわとざわめく。
そうこうしながらもヴァンの指に翻弄され、腰のあたりがジン!と痺れはじめ、痺れはどんどん上へ上へと這ってきた。
ヴァンの舌は唇を離れると顎を伝い、尖らせた舌先で仰け反ったバルフレアの喉元をなぞった。

「……ヴァン!いいかげんに……あ……しろ……って」

覆い被さっていたヴァンの腰が脚の間に割って入り、自分の股間にハッキリと昂ぶっているとわかるモノが押し付けられるに至り、
バルフレアはいよいよ全身に鳥肌を立て、その整った顔はみるみるうちに青ざめた。

(ジョジョジョ……ジョークにならねえ!!)

55ヴァンバル4/4:2006/05/12(金) 17:56:06
もどかしいほど動かぬ体に押し寄せるヴァンの愛撫にバルフレアが戦々恐々としているその様子を、
少し離れた岩陰で様子を窺う怪しい人影……

「そろそろ効果時間が終わるわよ!」
「うそー、はやい〜!」
「重ねるわよ、ドンムブ」
「えい、デコイ!」
「じゃあ念のためヴァンにもコンフュ!バーサク!」
「そろそろヴァッシュが戻ってくるんじゃないかしら?」
「そしたらどうする?」
「そりゃあ、モチロン……」

「さ〜〜〜んピーーー♪」


よもや女三人のオモチャになっていようとは、ヴァンもバルフレアも、これっぽっちも思ってなかった。

56ヴァンバル:2006/05/12(金) 18:03:23
つづく・・・かもしれない

57名無しの勇者:2006/05/12(金) 23:02:54
ヴァンバル最高^^

58ヴァンバル1/4:2006/05/12(金) 23:58:34

「う……はぁ……あぁ……」

ヴァンの舌が首筋を這い回り、鼻先を柔らかい彼の髪が掠めた。
気がつけば上半身を覆っていた衣服は剥ぎ取られ、さらけ出された素肌に温かい陽光と、心地よい風が吹き付ける。
女のように組み敷かれ、与えられる刺激に為す術も無く荒い息を吐いているような状況でなければ昼寝をしたい程うららかな午後だというのに。

「ヴァン……冗談は……あっ……このくらいに、しよう……なぁ……は」

できるだけ穏やかに、宥めるように説得した。だが、ヴァンはまるきり聞く耳を持たず、行為をやめようとはしない。
ひょっとして、自分の言葉が聞こえていないのか?とバルフレアは思う。
それにしても、なんで誰も帰って来ないんだ。
いや、帰ってこられてこんな情けない有様を見られるのも屈辱なのだが、もしもこれ以上ヴァンの行為がエスカレートするような事があったらと思うと多少の恥くらいかいても惜しくはなかった。

そして、その恐れは現実となる。

59ヴァンバル2/4:2006/05/12(金) 23:59:16

唇でバルフレアの乳首を吸い上げながら、ヴァンの手が彼の下半身へと伸びた。
ベルトのバックルに手をかけ外そうとするその音がバルフレアの耳に戦慄を伴って入ってくる。

「ヴァン!あほ!いい加減にしろ!殺すぞ!!」

言葉で凄んでみるものの、体はどうしても動かず何の抑止力にも成り得なかった。
ズルっと下着ごとやや乱暴にレザーパンツを引き下げられ、思わず目を瞑った。
ピッタリとしたタイトなパンツは脱がせづらいらしく腿の半ばあたりまで下げられ、そこでわだかまる。

「もう……ホントに……やめてくれ、頼むよ……」

涙こそ出ていないものの殆ど泣いているのと変わらない声で哀願する。
上半身は裸、下半身も半端に脱がされ、今自分がどんな格好をしているか想像するだけで情けなくて涙がでそうだ。
もういっそ誰も帰ってきてくれるな、こんな格好を見られるくらいなら死んだ方がマシだと、バルフレアは思った。

「バ……バルフレア……!」

「マ、マジかよ……っああっ!」

自分を呼ぶ声に目を開けると五メートルほど向こうに立つバッシュが視界に入ってくるのと同時にヴァンの口がまだ柔らかいバルフレアのペニスを咥えこんだ。ぐじゅぐじゅと吸い上げられ、助けを求めるはずの口からは言葉にならない呻き声しか出てこなかった。

「え、えーとその、じゃ、邪魔したようだな」
「うわー!待て待て、こいつを止めてくれ!頼む!!」
「え?いやしかし……」
「しかしもかかしもあるかーーー!!ヴァンを引っぺがしてぶん殴れ!!」

60ヴァンバル3/4:2006/05/12(金) 23:59:44

やや顔を赤らめ戸惑いを隠せない様子のバッシュに向って声を荒げた。
見られた以上、開き直りだ。とりあえずヴァンを半殺しにした後で、バッシュには口止めすれば済む話だ。
ようやく事態を理解してくれたのかバッシュがこちらに歩み寄ってくる。
これでようやく変態行為から解放されるとバルフレアが安堵したその時……。

「え?え?え?」

助けにきたはずのバッシュが仰向けに横たわる自分の体の傍らに膝をつき、顔の横に両手をつくと、覗き込むように自分を見つめるその瞳がどんどん近づいてくるではないか。

「んーーーー!!!」

バッシュの手が額と顎にかけられ、顔を押さえ込まれると唇が重なった。
下半身はヴァンの舌でどんどん熱を帯びてくる。
(一体今日は何の厄日だ、生物兵器か?!それとも呪いか?!)
二人分の舌に嬲られながら、もはやバルフレアは心の中で神に救いを求めるしか手はなかった。

61ヴァンバル4/4:2006/05/13(土) 00:00:09

一方、岩陰の三人娘は……。

「あれ?もうバッシュに魔法かけたの?」
「いいえ、私はまだよ」
「……ていうか、バッシュさんリボン装備してなかったっけ?」
「え〜……じゃあ、あれは……素?」
「ええ、天然ね」
「……」
「……」
「……」

三人娘は少しだけ、バルフレアが気の毒になってきた。

62ヴァンバル:2006/05/13(土) 00:01:51
まだ続く……かもしれない。

63名無しの勇者:2006/05/13(土) 00:14:39
腐女子ネタが間に入ると微妙に萎えるんだが
後、総受とはいえバルフレア乙女過ぎ…(´・ω・`)

64名無しの勇者:2006/05/13(土) 00:22:05
そうか?あんまセリフからは乙女臭は感じないけど・・・
自分的にはワロスで良いとオモ。まあ、人それぞれだな。

65名無しの勇者:2006/05/13(土) 01:09:55
リボン装備バッシュワロスwww

66名無しの勇者:2006/05/13(土) 09:42:45
これはこれで面白い。
普段皮肉屋のバルフレアが受身だからこそいい。

67名無しの勇者:2006/05/13(土) 10:04:42
ヴァンバル超最高^^

3Pド最高^^^^^

68ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 22:57:12
エチ無し、微妙にネタバレ有りです。

69ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 22:59:34
僕達は歩くペースがまるで違った。貴方はいつも僕を庇うように一歩前を歩いた。
長い手足をふって、まっすぐ前を向いて歩く。護衛としてはもう少し周囲よりも僕に気を配った方がいいと思うな。
僕がゆっくり歩いていると、しばらくしてから後ろに僕の気配がないことに気が付いて、貴方はいつも慌てて
振り向いた。僕の姿を認めると、ほっとしたように目を細めて「すみません」と言って歩み寄ってくる。
見上げる僕と視線が合うと、いつも優しく微笑んでくれた。

70ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 23:00:45
時間が空くと、大抵この公園に来る。
高い塀に囲まれた邸宅を抜け、日ごろの運動不足の解消にと
歩く事にしている。若いのに、運動不足だなんておかしいね。
いつか貴方にもやんわり言われたっけ。でも仕方ない。
まだ遊び盛りの少年なのに、僕はとても忙しいんだ。
で、気分転換もかねて護衛を連れてここへ来てはぐるぐる歩いて、
疲れるとベンチに座って、他愛の無い話をするのがいつの間にか
お決まりのコースになった。鎧を脱いだあなたは、ここへ来ると
いつもよりたくさん色んな話をしてくれた。
僕は、この時間がとても好きだった。

71ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 23:02:01
なのに今日は、お互い口数がすくない。
噴水の前を横切って、池のほとりを歩き始めてから
僕らはまだ一言も言葉を交わしていない。会話が無いせいか
貴方は自然と早足になる。少しづつ離れて行く貴方の足音だけを
聞きながら、池にかかった橋を渡りきる。

・・・今日は、なかなか振り向かないのですね。

72ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 23:03:04
僕の方から切り出した方がいいのかな。貴方はそれを待っているんですか?
「ダルマスカに、戻るのですね。」って聞けば、貴方はまっすぐ僕を見たまま
自分の気持ちを正直に告げるだろう。きっと、少し苦しそうな顔をして。
ああ、目に見えるよう。
いつかこの日が来るとは思ってた、最初からわかってた。ずっと大丈夫だと
思ってた。でも怖くなった。あなたがいつも側にいて、それが自然なことになってきて、
幸せで、離れるのが怖くなった。僕は貴方の背中に声を出さずに呼びかける、
ガブラスに似すぎてるんです。でも居なくなってしまうとこまで似なくていいんです。

いっそ、そう言えてしまえたら。

73ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 23:04:31
プラタナスの並木道に入る頃、貴方が立ち止まって振り向いた。
「すみません」
相変わらずの低い声で済まなそうに言う。
そんな風に謝らなくていいよ。僕は自分の気持ちを隠すように肩をすくめて答える。
「コンパスが違いますから、仕方ないです。」
すると僕の目の前まで近寄ってきた貴方は、あたりをさっと見渡してから手を差し出した。
「ここなら、周りからも見えません。ラーサー様」
「どうしたんですか、突然。」
伺いを立てる貴方が無性に可笑しくて、笑ってその大きな手を握った。
手を繋ぐと、僕達は自然とお互いのペースに合わせて歩いた。バッシュは少しゆっくりと、僕は少しだけ早足で。
乾いた落ち葉を踏みつける音が心地いい。
バッシュは時々確かめるように僕を見た、目が合うと、やっぱり優しく微笑んだ。
ずっとこうしてガブラスは僕を守ってくれたんだよね。
泣かないように、大きな固い手をぎゅっと握る。少しの間バッシュはためらい、
けれど強い力で握り返してきた。痛いくらいにしっかりと。
この並木道がどこまでもどこまでも果てもなく続けばいい。僕はありえない夢を見た。

74ハイポ王子&バッシュ:2006/05/13(土) 23:07:25
プラタナスの並木が丈の低い植込みに替わるころ、僕らは静かに手を離した。
公園の出口に向かって続く道をしばらく歩く。貴方はまた僕を庇うように一歩前を歩いた。
ガブラスの背中と貴方の背中が重なって滲んで、目の前がいっぱいになる。

今まで、ありがとう。僕を支えてくれてありがとう。貴方は強くて優しくて真っ直ぐで、
ガブラスにとっても良く似ていたよ。
元気でね。大好きだった、もう一人の僕のジャッジマスター。

<おしまい>


ヴァンバルさんに割り込んでスマンです。続きwktkしながら待ってます。
秋波って素敵な単語だなぁ…。

75名無しの勇者:2006/05/13(土) 23:49:31
切ない・・・・GJ!

76名無しの勇者:2006/05/14(日) 11:57:47
GJGJGJ!!!!!!!この二人&ガブラス好きなんで読めて嬉しい〜
居なくなってしまうとこまで〜のくだりが切ない…(つД`)
また是非投下して下さい!

77名無しの勇者:2006/05/15(月) 00:05:06
せ、せつない…いい話だ

78名無しの勇者:2006/05/17(水) 13:40:28
保守

79名無しの勇者:2006/05/17(水) 16:03:17
したらばで保守は必要ない

80名無しの勇者:2006/05/19(金) 20:49:55
驚くほど萌えた。
GJ!

81バシュバル:2006/05/25(木) 00:29:28
バッシュは洗ったばかりの髪を拭きながら、細かい雨にけむる都を見下ろしていた。
帝都アルケイディア高層ホテルの一室、まるで場違いな所に居るようで落ち着かない。
背後でもぞもぞと毛布を引き寄せる気配を感じ、窓を閉め暗い部屋を振り向いた。
起きんな・・・
静かな寝息をあげて、バルフレアはまだ眠っていた。
何故こんな事になったのだろうかと、バッシュは記憶を手繰り寄せる。それは曖昧で夢のようだった。
けれど夢では無い証拠にバルフレアの首筋に名残の紅い痕があり、
それを刻み付けた時の感触も味も確かにバッシュは覚えていた。

82バシュバル:2006/05/25(木) 00:30:19
昨夜は二人ともしたたか酔っていた。
バルフレアはいつになく上機嫌で、高そうな酒を慣れた手つきで開けては飲んでいた。
遠い日の楽しい思い出話でもするような目をしてヴァンの話ばかりしている。
ヴァンは本当に人を和ませるのが上手いと感心しながら、バッシュも相槌をうち、酒を煽った。久しぶりの寛いだ気分だった。
夜もすっかり更け、用意した酒も底を尽きるかという頃に、バルフレアが手に持ったグラスに向かって何か呟いた。聞き返すと
今度は挑むような目をこちらに向けて持っていたグラスを脇に置いた。
次第に近づいてくる顔がどこか艶めいていて、鼓動が跳ねる。バルフレアはそのまま秘密の話をするみたいに耳元に口を寄せて、
下らない冗談を言った。しよう。深みのある声が耳の奥にじわりとひびく。甘く湿った息がかかって、それが心地よかった。
そのまま掠めるように口づけられても、バッシュは冗談だと思った。驚いたことに嫌ではなかった。
バルフレアのアルコールにほてった肌からは、何ともいえない良い香りがした。舌がそろりと奥へ入りこみ、そのまま絡み合わされると背筋がジンと痺れてくる。ゆっくりと唇を甘く噛まれ、今度ははっきりと背筋を何かが駆け上がる。
キスだけで、ここまで興奮させられるのは初めてだった。

83バシュバル:2006/05/25(木) 00:30:56
余韻を味わうように舌先が離れ、向き合う男のヘーゼルグリーンの瞳が薄闇に濡れて光っていた。
綺麗だと感じたとたん、腰が浮いた。
気がつくと、バルフレアが腕の下に居た。一言二言何かいわれたような気もするが自身の鼓動がうるさくて、聞こえない。
かける言葉もなく噛み付くように口付けた。合間に服を脱がしあい、暴いた白い胸に舌を這わせた。
昂ぶる気持ちをやっとで押さえ込み、ともすれば歯を立てて噛み付いてしまいそうになる柔らかい肌を吸い上げ、バルフレアにもしつこいくらい自分自身を触れさせた。
脈打つ互いをまさぐって、興奮の度合いを一つ一つ確かめてから、やっと足を開かせた。
バルフレア自身がこれを望んでいるのだとはっきりと確かめたかった。求められている事を、実感したかった。
そうでもしなければ、彼を傷つけてしまいそうだった。
そして、それから・・・

84バシュバル:2006/05/25(木) 00:32:16
酔っていたのだ。酔っていたから、解らなくなったのだ。バッシュは首を振った。
バルフレアだって大分飲んでいたではないか、酔った上での奇行として片付けてしまえばよい。
バッシュはもう一度首を振る。これではずるい言い訳だと。
こうしていても埒が明かないと心を決めてバルフレアの側に腰を下ろした。

「バルフレア。」

裸の肩を軽くゆすると、睫が細かく震え、くぐもった声が聞こえてくる。
重いまばたきの後、ゆっくりとこちらを向いた。
「起きたのか、もう支度しないと時間・・・」
言い終わらぬうちに、バルフレアの顔が近づいてきた。
体を起こすのも億劫だというようにゆっくりと腕を回され、ずり落ちそうなその体を思わず抱きとめる。
まっすぐ近づく顔に鼻がぶつかりそうで、気付けばバッシュは自分から顔を傾けていた。

85バシュバル:2006/05/25(木) 00:45:16
「・・・」
「・・・ん」
「・・・っ」
「ふ・・・」

「何も覚えてません・・・なんて言うなよ」

絡まる舌をほどきながら、かすれた声でバルフレアが言った。
「皆を待たせるわけにはいかん、起きなさい。」
「・・・。」
「起きるんだ。」
「まだ眠い。」
「バルフレア」
「あんたが、加減を知らないから」
「・・・っ!」

声が詰まってしまう。濡れた瞳で見上げられてなおさら動けなくなる。
視線が合うとバルフレアは眠そうな顔のまま、毛布の端をひょいとつまみ上げた。

「無かった事にしたいって顔だな?でもダメだ。来いよ。」

そんな声で誘われて、そんな瞳で見つめられて抗えるわけが無い。
バルフレアの手から乱暴に毛布を掴みあげる。自分より薄い背中に胸をつけると、嬉しそうな笑い声が聞こえた。
裸の体を押さえつける自分は今どんな目をしているのだろうか。

どうしてこんな事になったのか、バッシュは自制のきかない自分を恥じたが
バルフレアがあまりに楽しそうに笑うので、救われた気持ちにもなっていた。



集合時間には遅刻しました。


おわり


ff12は皆基本的に良い子ってところが切ないけど好きです。特に双子と親子にモエー。
読んで頂いた方、ありがとうございました。

86名無しの勇者:2006/05/25(木) 22:55:34
GJ!!二人の声で聞こえてきましたよ!
また書いてください!

87名無しの勇者:2006/05/26(金) 01:29:33
GJ!GJ!GJ!ごちそうさまでした!

88バッシュ×レックス-1:2006/05/30(火) 01:16:00
リクがあったので投下してみます。

先日久しぶりに救護室の前でレックスに会った。
武道に長けているバッシュの背中を見て育ったからか
憧れを超え、恋愛に近い感情をバッシュに抱いていたようだ。
過去に告白された事は何度かあったのだが、
バッシュはすでにいる愛する人を裏切ることは絶対にあり得なかったし、
軽薄な事は自分の理に反する、絶対あっては為らぬ事とその信条を
生涯貫いてきたというのに。

なんということだ。

思いとは裏腹に、今自分がしている事は、まさにそれだった。
やはり欲望には勝つことなどできなかったのだ。
愛する人は裏切れないと頭では思いつつも今自分がやっていることは、
裏切っている事になるのだ。

自分の事を好きだと解っている気持ちを利用するなんて、
卑怯と言われても仕方ないと思う。
が、でも、この魅力的な少年には捨てがたいものがあった。

過去の演習の一環で宿泊し、順番でたまたま一緒になった風呂で
見たその裸体は、女性のようにしなやかで、引き締まっていた。
ウォースラとはまた違った繊細な筋肉美はいつまでも忘れられなかった。
レックスは振られた事で精神的におかしくなってあれから、
療養していたという事だったのだが、最近、元気を取り戻し、また
城の討伐隊に充てられているという事を知った。
それで先日バッシュが負傷した際に心配し、ガブラスよりも先に
見舞いに来てくれたのだった。
あのとき、バッシュは自分の中で何かがはじけたのを見逃さなかった。
その夜、レックスの事を考えて眠れなかったのは事実だ。

(本当はレックスを、本当は…。ああ、ダメだ!俺は完全にやられてるでも、
今更…。あのさわやかな笑顔で俺を見つめてくれ。)

過去の記憶が走馬燈のようにバッシュの脳裏を駆けめぐっていた。

(もう、俺は虜になっているな。危険信号!)

レックスに告白された夜の残像を思い返していた。
バッシュの目の前で、照れ、もじもじしながら顔を紅くして下を向いているレックス。

89バッシュ×レックス-2:2006/05/30(火) 01:16:44

(可愛かったなあ)

思い返せば返すほどに日々忘れることができなくなっている。
浮気となることへの罪悪感と葛藤しつつも
とうとう我慢ができずにパジャマのまま部屋の前まで来てしまった。

部屋には明かりがついている。

−−コンコン−−

ノックをする。少しして、扉の向こうでこちらを伺う声が。

『誰?』

あまり訪問者のないこの寮で、いきなり訪問者があれば驚くのは当然だった。
バッシュは警戒させないように親しみを込めて名乗った。

『バッシュだ。』

一瞬間があり、すぐに返事が返された。

『今すぐに開けます!』

ドアが開き、レックスが顔を覗かせる。

『リーダー、どうしたのです?それより脚は大丈夫ですか?』

『すまんな、こんな時間に。もう寝る所か?』

『いえ、眠れずに本を読んでいました。』

レックスは手に持っている読みかけの本を突き出しながらそういった。

『ちょっと、いいか?話というか頼みがあってな…』

バッシュはレックスの部屋に入るのは初めてだった。
お忍びでこの階に来ているから見つからないようにしたかった。
バッシュはつま先をドアの間に滑り込ませた。

90バッシュ×レックス-3:2006/05/30(火) 01:17:24
『部屋で、ですか?ど、どうぞ。』

『ああ、すまんな。すぐに終わるさ。』

部屋の作りはみんな同じになっている。
だが、家具などの配置や好みは人それぞれだった。
レックスの趣味はわりとさっぱりしたものだった。
白いソファが壁際に置かれ、その前に小さなテーブルそして
窓際にセミシングルのベッドが一つ。
枕元に可愛いうさぎのぬいぐるみがおいてあった。

(いつも、アレを抱いてねているのだろうか?)

バッシュは部屋を見回し突っ立っていたが、レックスが部屋の中央に促した。

『適当に座ってください。といってもソファしかありませんが』

バッシュはソファに静かに腰掛けた。
レックスは小さな冷蔵庫をあけた。

『飲むもの、アイスティくらいしかないんですけど…』

『俺はなんでもいい。無くても、話が出来れば…』

『じゃあ、アイスティ入れますね』

『わるいな。』

『いいんです』

レックスは少しほほえんで、グラスにアイスティを二つ用意した。
それを持って来て、テーブルの上に置いた。
バッシュがソファに座っているので、まさか先輩の隣に座るわけにもいかず、
床に腰をおちつけた。
バッシュもその立場の位置づけを理解してか、ソファに促す事はしなかった。
バッシュは静かに話し始めた。

91バッシュ×レックス-4:2006/05/30(火) 01:17:57
『レックス、実はな、今、自分の部屋の隣の隊員が研修で来ているのだが、
いびきがうるさくてな、ゆっくり寝られんのだ。
それで、頼みなんだが、数日でいい、ここに一緒に
寝かせては貰えんか?ソファでいいのだ。静かに熟睡できる部屋がほしいのだ。』

バッシュは前々から考えていた作戦を実行した。
本当はもっと気の利いたカッコイイ台詞でも言いたかったが、
確実に奪える方法は今はそれくらいしか思い浮かばなかった。

レックスは少しためらった様子だったが、すぐに持ち直し、快く返事をしてくれた。

『いいですよ、こんなところでよかったら、いつでも来てください。
僕、たぶんいびきはかかないと思いますが、
もしかいていたら言ってください。』

『ああ、わるいな。これで安眠が出来る。しばらく寝ていなかったせいか、
もう眠くなってしまった。レックスはいつも何時頃に寝ているのだ?』

『自分は、だいたい10時頃です。常に体力が万全になるようにしています。』

『そうか、そうするとあと30分くらいで、だな。』

『あ、僕の事は気にせずに、リーダーが眠かったら自由にしてください。』

『ああ、悪いな。』

『あ、それと…僕はソファで寝ますから、リーダーはベッドを使ってください。』

『いや、それはまずい。俺は一時的だからな、ソファで充分だ。
眠る事ができれば、疲れも取れるさ』

とバッシュはソファに寝ころんだのだが、レックスがソファに寝ているバッシュの腕を引っ張り、
ベッドへと誘導しようとしている。

『ソファはダメです!疲れも取れませんよ。ソファは堅いし、狭いし、足は伸ばせないし、
寝返りも打てないんですよ。』

ソレを聞き、バッシュは起きあがり、レックスにこういった。

『だったら、レックスも疲れるではないか。
ではこうしよう。二人では狭いが、短い間だ。
一緒にベッドに寝る、これならどうだ?俺はかまわんぞ。』

『え?!そ、そんな先輩のような地位の方と
一緒になんて、だめですよ!怒られますよ!』

92バッシュ×レックス-5:2006/05/30(火) 01:18:48
レックスがあわてて両手を振る。

『誰が怒るんだ?俺と寝るのはいやか?』

『え?!え?!リーダーと寝るのは別に嫌ではありません
…でも僕は下っ端ですし、それに迷惑かけたら悪いし、それに…』

バッシュはレックスを引っ張り、ベッドに誘導した。

『レックス。ソファじゃ疲れは取れないぞ。
今日寝てみて、ダメだったら考えたらいいじゃないか。
俺が寝返りうって邪魔か?とか特に聞かないから気にするな』

バッシュは笑ってレックスの肩を叩いた。

『え…いいんですか?じゃあ、一緒に…』

バッシュは窓際のベッドに寝ころんだ。

『レックス。来いよ』

バッシュはレックスをベッドに誘い入れた。
自分のベッドなのに、遠慮しながら入り込むというシチュエーション
少々緊張しながら…
しかしあこがれの先輩と一緒に眠るという事が現実になるなんて
思ってもいなかったから…
それがこんなにあっさり実現してしまうなんてと、
驚きと感動となにやら分けわからず興奮の気持ちを隠せなかった。

『し、失礼します…』

レックスの頭の中は動転しているようだ、声が緊張でうわずっていた。
隣同士て仲良く寝転がった。
バッシュは緊張はしていたが、いい緊張感だった。
自分の欲望のままに来てしまったがレックスは今は
もう何とも思っていないかもしれないのだ。
慎重に事を進めなくてはと頭の中でシュミレーションを重ねていた。

(戦闘ではないというのに俺は怠りないな…)

93バッシュ×レックス-6:2006/05/30(火) 01:19:15
バッシュは無言で天井を見つめていた。
頭の中はもうレックスとどうこうという事でいっぱいだった。
この状態を打破する為にそうだ、これについて聞いてみるか。

枕元にちょうどバッシュの頭の側にあるうさぎのぬいぐるみ。
それを手に取り、レックスに問う。

『レックス。このうさぎのぬいぐるみ、珍しいな。レックスが持ってるなんて。』

『あ、あの…寂しくて…それでそれが居ればなんか落ち着くというか。』

バッシュはぬいぐるみを抱きしめてみた。

『こうか?毎晩抱きしめていたりして?』

『え?!そんなことはしないです!ただ隣においておくだけで落ち着くんです。』
レックスの顔が急速に紅く変化した。

(置いておくだけでこんなにぼろになる筈はない。汚れても居る。
それに今の顔の紅くなりようは、絶対抱きしめて寝ているな?)

『ごまかさなくていいぞ。正直に。』

『え…あの…えと…抱いて寝るときもあったかもしれません…』

『ははは。全く嘘つかなくてもいいのに。恥ずかしいなんてことはないぞ。子供の頃は
みんなそうやって大きくなるんだからな。それにお前は孤児だったろう。寂しく思って
当然だ。』

『よかった…僕男の子なのに、本当に恥ずかしく思っていたので。』

レックスは少し緊張が和らいだように感じた。
いつのまにか、自分の事を呼ぶのに、「自分」から「僕」になっていることが
談話出来ている証拠かと少し嬉しかった。

94バッシュ×レックス-7:2006/05/30(火) 01:19:36
一方。
しかしレックスは、和らいで等いなかった。
あこがれの先輩(バッシュ)の隣に寝ているというだけで
もう心臓がどきどきして止まらなかったのである。
それに過去何度か告白しては振られている。
「それなのになぜ俺の所に?なぜ愛する人の所に泊まらせて貰わず自分の所にくるのか?」
疑問でいっぱいだった。
こうしてきてくれたのは何かの縁だ、もしかしたら何かいい発展があるかも、
と期待をふくらませていたがすればするほど緊張などほどけるはずもなかった。
更にこの無言の空間が、緊張を増していた。

(今先輩は何を考えているの?もう寝てしまうの?}

怖くて横を向くこともできなかった。
レックスはただ固まって天井を見つめているだけで精一杯だった。
動かずじっと。手も動かせず。ただただ固まっているだけで。
でも、気になって眠れなかった。

(もう、どうしよう。こんなときに!早く聞かなきゃ!聞け!)

『リ、リーダーはもう…寝るんですか?』

思い切って聞いた。リーダーの横顔、カッコイイ。
少し間があったあと、バッシュは少し怒った顔をして、レックスの方を見て言った。
ああ、なんかヤバイこと言ったかも!

『レックス。これから数日間お世話になる。
だから、その、リーダーっての止めて貰えないだろうか。
俺の事はバッシュでいい。』

バッシュはそういって、また天井のほうへ向き直ってしまった。

『え…いいんですか?でも先輩はリーダーで…』

『いいんだ。嫌いな奴には呼ばせないがな。
…俺はレックスの事、…好きだぞ。』

『…!…バッシュ…さん…』

バッシュはレックスのほうへ首を向けまたお小言を言う。

『さん、はいらない。バッシュと呼び捨てでいい。
最初は言いにくいかもしれんがな』

95バッシュ×レックス-8:2006/05/30(火) 01:19:58
そういって、バッシュはレックスのおでこをちょっと撫でた。
レックスはびくっとして引いた。バッシュがそれを追いかけてきた。
一瞬キスをされるのかと思った。
でもされなかった。
それだけでもレックスはドキドキしていた。
赤らめた顔をバッシュに見せまいとして顔をそらした。
そんな動揺しているレックスに気が付いたバッシュは、
レックスの方を向き、わざと横からじいっと見つめた。
子供をからかうものではないのだが。
そしておでこを撫で続けたり鼻の先をくるくる撫でたり
ちょっかいをだしてみた。
レックスは抵抗することもなく、思った通り硬直したままでいて、
顔だけがみるみる紅くなっていく。
それを見て、バッシュは確信した。

『もしかしてレックス、お前…まだ俺の事を?』

レックスはこちらに顔を向けてバッシュを見る。

『あ、あの…リーダー、…じゃなくてバッシュ……えと…』

恥ずかしくなって顔を赤らめ横に顔をそらしたレックスに
バッシュはもう一度、確認するべく
今度はきちんとレックスをみて、聞き直した。

『レックス、俺の事をまだ好きか?』

レックスは即答した。

『あの、僕は、ずっと好きでした…。今も…今もバッシュの事好きです!
あれからずっと忘れられなくて…
でも忘れようとして…
自分の気持ちが伝われば、それだけで良かったと思っていたのに、
伝えても苦しくてそれで気持ちを殺そうと頑張ったけど…
それでも気持ちは消えなくて…
でも仕事はどんどん厳しくなっていくし、任務も増えていって、
それで気持ちが紛れてただけだと思います。
最近元気なのは、仕事や生活で紛れてただけなんだって思ってます…
だから…今日バッシュから言われたこと、暫く泊まらせてって言われて、
気持ちがまた復活してしまって押さえられなくて、
でも押さえなくっちゃってでもどうしていいか解らなくて…!…』

バッシュはレックスに口づけをした。
レックスは一瞬何が起こったのか解らないまま更に硬直していた。

96バッシュ×レックス-9:2006/05/30(火) 01:20:35
(俺の中でこいつの存在が大きく為りつつある、
もうこいつを悲しませてはいけない。
何が何でも受け止めてやらないといけないと思った。)

唇を離すとレックスを抱き包んだ。

『もう何も言わなくていい。解ったから。』

『バッシュ…』

『お前は充分苦しんだのだ。俺が受け止めなかった罰を受けよう。
もう悲しませないと誓う』

『……』

バッシュはレックスの首に腕を回して、腕枕をした。

『俺の腕の中で今日は寝たらいい。』

レックスはほろりと涙を流した。
それに気づいたバッシュはよりいっそう強く抱き寄せた。

レックスがこんなにバッシュの事を思っていると解って、
今日は襲いに来たというのに、
この純粋な気持ちでまっすぐ想っている少年レックスの心を汚す事なんて
できないと思い、どうにか欲望を抑えた。

(俺はなんて汚らわしいんだ。ただヤルことだけを考えていたなんて。)

『レックス、俺も他に居ながらお前の事が好きだ。許してくれ』

『バッシュ…他に居てもいい…好きな気持ち受け止めてくれた。
それにこうしてされるだけでそれだけでもう、とろけそう。
だからこうして腕枕明日もされたい。』

『ああ、解っている。レックス、してほしい事があれば
いつでも遠慮無くいいなさい。』

抱きしめられたあたたかい腕の中で安堵を覚え、
レックスはいつの間にか涙を忘れて自然と笑顔に戻っていた。
レックスのほうから抱きついてバッシュののど仏に
キスをしたりするほどの余裕も見せた。
しかしバッシュはやはりこのままストレートに先を急ぐことは出来なかった。
この気持ちをしっかり受け止めて俺は性欲を我慢するべき!
なんてかっこいいことを思いながら眠りについた。

97バッシュ×レックス-10:2006/05/30(火) 01:21:00


――――明け方――――

まだ空が青い、薄暗い朝、まだ少し肌寒い、
太陽が完全に昇らなければ肌がけが必要な涼しさの中。
バッシュは熟睡したせいか、少し早めに目が覚めてしまった。
レックスは腕の中ですやすやと眠っている。
レックスの呼吸する息がバッシュの胸元に触れてくる。
こそばゆい。
裸体が美しければ寝顔も美しい。
美少年とはこういうことを言うのだなと頭の中で独り言を唱えながら、
可愛い顔を眺めていた。
周りにはあまりいないパールがかった白い髪を手でそっとすくいあげ
しっとりした感触を手で楽しんでいた。
こんなゆっくりした時間、久しぶりだ。
バッシュは最近、しょっちゅう残業で深夜遅く帰宅したり、
翌朝早出だったりした事が多かったせいか、
愛する人に毎晩求めたり、このような軽い交わりをすることも出来なく、
ここのところ、落ち着いた時間をもてなかったのだ、
朝立ちしたムスコの具合が恐ろしく元気なので、今日はただごとではないと
思っていた。
バッシュはパジャマだったが、レックスは短パンにランニングという姿。
もうそれだけで萌えるのに、それなのに、こんな可愛い寝顔で
それが腕の中で静かに眠っているとなれば!

もう、昨日の悠長な状態はあり得なかった。
あんだけカッコイイことを言っておきながら、
バッシュの性欲は極限の状態にまで押し上げられていた。


ハァハァ…ハァハァ…チュ…チュッ‥…

バッシュはレックスの寝起きを待つ事が出来ず
ただ欲望の求めるがままに激しく体を愛撫し
首筋に何度も舌を這わせてキスマークを付けるかと思うほどの強い刺激で
口づけをしていた。レックスの白い肌に桃色の痕が作られていく。
そんな激しい行いに静かに眠っている事もできるはずもない、
レックスが異変に気づいて目を覚ました事をバッシュは素早く察知し、
何も言わせまいと素早く唇を口付けで封じた。

『んん…‥ん…』チュパ…

バッシュの肉厚なごつごつしている骨太の大きな手が、レックスの小山に添えられた小さな乳首を
なでまわし、片方でも休むことなくレックスの髪を荒くかきむしる。

『ん…ん…ぁッ…ちょッ…』

ハァハァ…ハァハァ

98バッシュ×レックス-11:2006/05/30(火) 01:21:19
半ば強引に、軽いレイプと思える勢いでバッシュはレックスのランニングと短パンを
素早くはぎ取る。
しかしレックスは求めていたかの如く抵抗を全くする様子がない。
バッシュもパジャマの上下を脱ぎ捨て、お互いに身にまとうものは全くない状態になった。
お互いに静かに抱き合う。

暖かい…。

お互いの体温がまるで気持ちのバロメーターのように、抱きしめ合い、
気持ちを確かめ合った。

顔をあげそっと瞳を見つめあうと
二人とも何もいうこともなく、ただただ無言で、再び口づけた。
レックスは舌を招き入れ、そして激しく吸いあげた。

初めてにしては上手い、ねっとりと濃厚なキスを何度も何度も繰り返す。
時々熱い吐息がレックスの口から漏れた。

…ハァ

レックスのモノは朝立ちの状態で、すでに強固な状態になっており、
先程からバッシュ自信の息子が押さえきれない程に膨張し、
ぶつかりあっていることが、
更に興奮を震いたたせていると気付いていたが、
限界まで我慢することで更なる興奮を呼ぶように、
ぐっとじらしつづけていた。
背中に手をまわし、首筋に舌を這わせてキスをする。
そんな事を繰り返しながら、
股間を押しつけ腰を振る。
ペ●スがペ●スに触れたり当たったりすることで、
直接しごかれないそのまどろっこしさが
余計に興奮を呼びさまし、
レックスのほうも、そろそろ我慢が出来なくなっていた。

バッシュは手を股間を撫でさすった。

『はぁはぁ…もっと触ってほしい…バッシ…ュ』

サオを握り離さず軽くしごいた。

『ぁぁ…!!…はぁはぁ…ぁん…』

ふぐりとサオのどちらともいえない
全体的に撫でまわしサオの筋を指でなぞった。

『ぁぅ!!…ぅぅ…ダメ…だよ…』

99バッシュ×レックス-12:2006/05/30(火) 01:21:39
口づけを続けながらバッシュは背中から下へ手を下ろしていき
尻のふくらみに手を這わした。
丸みを確認するかのように執拗になで回し、
悟られないように少しずつ位置をずらしていく。
まだ開発されていないレックスの尻窟を掘るためには、
少し緊張をほぐしてやらねばと、
レックスの尻の穴まわりに手をのばす。

『!!!…何』

レックスは先程まで気持ちよがり続けていたが、尻をつぼめて足を閉じた。

『レックス…痛くしないから、足を、ほら開いて。気持ちよくする。』

『痛いなら、やめて…』

『痛くしないから、ほら、ここは?』

バッシュは指を優しく尻の穴のそばに置くと、ゆっくりなぞり始めた。

『ほら、こう…痛くないだろう?どうだ?』

『………ぁぁ…気持ちいい…』

指を更に穴に近付け指をあてがう

『ここが入れるところだが今日は入れないから安心しなさい。
今日はウォーミングアップだ。するときはちゃんと綺麗にしてからな。』

それを聞いてレックスはホッとしたのか、足をグイっと左右に開かれても抵抗はしなかった。
レックスの巨根が真ん中にそびえたち、露な格好にされる。
足の間からバッシュがみて言う。

『レックス。可愛いぞ…』

レックスは照れたように天井に目を反らす

『バッシュ…なんだか恥ずかしいよ…こんな格好…オムツ以来だし…』

バッシュは片手でレックスのペ●スを握りしめると、
上下にしごき始めた。
そして両方の手で包み込むと、顔をうずめて頂上から亀頭をクルクルと舐め始めた。

『あぁ…!!!ぁぅ!はぁぁぁ…。』

舌先を上へ下へと這わし、唇で横に挟み尺八の如く動かした。
チロチロと上下に素早く動かし左右に振りながら…


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