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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ドラゴンクエスト4部門〜
1
:
名無しの勇者
:2002/10/18(金) 20:17
DQ4の小説専用スレです。
書き手も読み手もマターリと楽しくいきましょう。
*煽り荒らしは完全放置。レスするあなたも厨房です*
2
:
とびねずみ
:2003/03/16(日) 16:23
バルザック×オーリン『断罪されるべきは』、4レスお借りします。
最後の3行は蛇足かなと思いつつ、初やおいです。やおいに限らず、こんな強引な愛情を書いたのは初めての事で、皆様の感想が怖いです……。
おまけにDQ4作品って、こちらではまだ書かれていないのですね。ドキドキ。
『断罪されるべきは 1/4』
私の気持ちに何故応えてくれないのですか‥‥‥‥っ!
そんなにもエドガンが良かったと? いえ、今日からは、あなたは私のモノです!
自分の中からほとばしる叫びを、私はあなたにぶつけ続けた。
壁にあなたを押しつけて、身体をつなぐ。激しく荒々しく何度も体内をえぐる。
あなたの身体は私から逃げ出そうとして、逃げ切れなくて、ただただ指先で壁を引っかき続けていた。
指先からは血が流れ出し、壁に模様を描く。
そして、あなたは喘いでいる。おそらく、心にもなく、喘いでいる。
目からは涙、額には汗、そして、イチモツからはだらしない白濁液。
私のモノを包み込むあなたの体内は、あなたの心に反して温かい。
わかっていても。
身体はつなげても心をつなぐことはできないとわかっていても。
身体だけでもひとつになれるなら、それでいい。あなたの身体に私を教え込んで、二度と離れられないようにしてしまいたい………私の欲望は止まらなかった。
3
:
『断罪されるべきは 2/4』
:2003/03/16(日) 16:24
あなたはいつも優しかった。
弟子入りした当初、失敗しては叱られて泣いてた私に差し出されたあなたの手。
いつも「次に頑張ればいいんだよ」と笑ってくれた事。
3度に1度は、私の失敗を肩代わりしてくれた事。
全てが、残酷なほどの優しさだった。
思えば、私が初めてエドガンの家に来た時、あなたはすでに一人前の錬金術師だった。それなのに、あなたはいつまでもエドガンを師と慕い、一人立ちしなかった。
あなたに「田舎の村で埋もれるような才能の持ち主ではない、エドガンはあなたを飼い殺しにするつもりだ」と、幾度も言ったが、聞き入れてはもらえなかった。
あまつさえ、エドガンは私とあなたの研究成果を闇に葬ろうとしたというのに!
「進化の秘法」という名は、私がつけたのだ。私が発案、あなたが調合し、私が精製を担当した研究。その成果に、私は狂喜乱舞した。
金属を変化、進化させる錬金術とは違って、生きている物を進化させる秘法。
それは、長年研究してもラチのあかない錬金術よりもはるかに出来上がっていた。
錬金術で富を得られるようになるまでは途方もない年月がかかりそうだったが、この秘法さえあれば、他者よりも優れた存在へ進化する事が可能なのだ。この成果を国王に売り付けて兵士たちに施せば、強い国を作る事ができる。
私はキングレオの王子が強い国を作ろうと執心している事を知っていた。この研究を持ち込めば、必ず採用されるだろう。そして、宮廷づきの研究者ともなれば、あなたはもう研究費の為に力仕事を引き受けなくてもよくなるし、こんなおんぼろな家に住まずとも済む。
私はあなたに誉めてもらえる事を期待、していた……。
4
:
『断罪されるべきは 3/4』
:2003/03/16(日) 16:25
だが、エドガンはもとよりあなたさえ私の成果を喜んではくれなかった。
研究室への私の立ち入りは禁じられ、連日エドガンとあなたの密談が続く。食事の際に顔を合わせても、ふたりとも押し黙ったままだ。いつも脳天気にしゃべりつづけるマーニャでさえ黙ってしまうほどの、重苦しい沈黙に満ちた食卓。まして、もともと勘の鋭いミネアはほとんどひきつけを起こしてしまいそうな顔で必死に食事をする有り様だった。
さらに、その原因が私にあるとうすうす気付いているらしい姉妹は、時折ちらちらと私を見るのだ。少女2人にそうやって見られるのは、あまりいい気分ではない。そもそも、私は悪い事などしていないのだ! 素晴らしい研究成果をだしたのに、何故私が悪者のような扱いをうけなくてはならない?
そんな日々が過ぎたある日。あなたは「出ていった方がいい」と、言った。
私の考え方が歪んでいるから、明日、エドガンが破門を言い渡すのだという。
正式に破門されてしまっては、他の錬金術師の元で働く事が難しくなる。でも今の内に自ら去れば私の経歴に傷がつかないと。
そんな欺瞞は いらない。
だから、私は、進化の秘法を持ち出し、キングレオの王子に売り付けたのだ。
それを察知して追い掛けて来たエドガンは、私の一撃で吹っ飛び、動かなくなった。進化の秘宝が効いて、私は素晴らしい力を手にしていたからだ。
師の死を知ったあなたは、恐ろしい顔で私を見つめ、がむしゃらに突っ込んで来た。私の罪をなじりながら、体当たりしてきたあなた。昔なら押し倒されて殴られるままになった事だろうが、今の私には大したダメージではない。
あなたの拳を受け止めて、押さえ付け、そして、接吻をしてのけるなど、今の私にはたやすい。私はそのままあなたの自由を奪って、私のくさびを打ち込んだ。
5
:
『断罪されるべきは 4/4』
:2003/03/16(日) 16:26
そもそも、師匠殺しの罪がどれほどのものだろう?
あなたを密やかに慕って来た私をあざ笑ったあの男に死を与える事に、どんな罪があるというのだろう?
そう、あの男は、笑ったのだ。死ぬ間際に、こう言って。
「オーリンは、私を慕っている。お前のモノにはならないぞ」 と。
あのカオは、万死に値する。
あなたの体内は、あたたかい。
あなたは心では受け入れてくれなくても、こうやって、体では私を受け入れてくれる。あなたのイチモツも、ほら、あんなに喜んでいる。
ぐったりと果てる間際、あなたの唇は「エドガンさま」と動いていたが。
いずれ、必ず、心も私のモノにしてみせる。このままあなたを逃がしたりはしない。絶対に!
…………オーリンがバルザックの元から逃げ出した後でひどい怪我を負っていたのは、連日のこんな責め苦のせいだったのだが、もちろん姉妹には知る由も無かったのだった……。
〜Fine〜
6
:
名無しの勇者
:2003/03/17(月) 04:47
(・∀・)イイ!!新鮮なカプでつね…萌えでした!
バルザックの独白がせつない…けど、カッコよかったでつ。
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8
:
名無しの勇者
:2003/05/18(日) 04:55
誰もいないの・・・?
ショボーン
9
:
名無しの勇者
:2003/05/27(火) 04:10
(゚д゚)ノ゛いまつよ。
男勇者受けが読みたいなあ。クリ勇とかな…
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