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FFDQかっこいい男コンテスト 〜ドラゴンクエスト3部門〜

1名無しの勇者:2002/10/18(金) 20:16
DQ3の小説専用スレです。
書き手も読み手もマターリと楽しくいきましょう。

*煽り荒らしは完全放置。レスするあなたも厨房です*

2outer wall 1:2003/01/12(日) 23:16
正直言って、乗り気じゃなかった。むしろ、逃げ出したかった。
それを正直に離したかったけど絶対バカにされる。そんな悔しさもあって、
ついに逃げられそうも無いところまできてしまった。
何で・・・何でみんなして「幽霊船に乗り込もう」なんて言えるんだよー!!
マジで信じられない・・・。怖くないのかよぉ。ううっ、マジで泣きそう。

そう、バラモスを倒すために旅をしているオレ達は幸か不幸か、どうしても幽霊船に乗り込むハメになってしまったのだ。オレ、
昔っから幽霊とか苦手なんだよなぁ。目に見えない恐怖を感じて・・・。
モンスターは今となっては大分平気になったけど。
ああっ、何であのジジイ、変化の杖をくれなんていうかな! あれがあれば逃げれたのに!
そんな不安に駆られている時にノックの音がした。気配は一応感じる。
敵意は・・・無いな。
「はーい。」
・・・なんだよ、この間。いるなら入って来いよ。気味悪いじゃないか。
「あ、空いてますよ・・・。」
声が震えてる。だって・・・これが幽霊だったらどうすればいいんだよ!
「わっ!!」
「ぎゃああああっ!!」

3outer wall 2:2003/01/12(日) 23:18
でででで出たぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
「ごめんなさい、お願いしますから成仏してくださいぃっ!」
「そこまで怖がるかよ、普通。しっかりしろよ。仮にも勇者だろ。」
「ふぇ?」
振り返るとそこには見慣れた人物が立っていた。浅黒い肌で銀髪。そして身体にフィットした黒ずくめの服。
ちょっと目つきが鋭い男、タイガーだ。
一応盗賊(といっても実際に盗みを働くってわけじゃないけど)で、
オレにとってはとっても大切な人。
「まったく・・・16の男が幽霊でビクビクしてるとはな。」
「悪いかよっ!」
そう言うと、いかにもお子様をなだめるような視線でオレを見ていた。
フンッ、どうせオレはお子ちゃまだよーだ!
「あらら、コリャご立腹のようで。悪かったよ、ガキ扱いして。」
「・・・本当にそう思ってる?」
「思わなかったら・・・どうする?」
「嫌いになってやる・・・。」
言っとくけどこれは本気。
アイツにとってはウソをつくことも大事だと思うけど
俺の前ではウソは言わないで欲しい。
だって・・・ウソだとわかったら悲しいなって思うだろ?

4outer:2003/01/12(日) 23:20
「オイオイ、そりゃ困るなぁ。さすがに勇者様に臍を曲げられるとコッチが困らぁ。」
今も臍曲げてますよ・・・・・・あんな展開にした罪は重いぞ、タイガー。
「仕方ないなぁ。ちったぁ本気だって証を見せてやるか。」
そう言うや否やすぐさまオレを押し倒してきた。ちょっと待てよ!!
「ちょっ、ここで・・・今!?」
「悪いな。あまりこういうことはガマンできない性質なんでね。」
「ちょっ、タイム!! 床だし・・・オレ、汗臭いよ?」
「その方が燃えるの。てなわけで早速・・・。」
「待てって・・・んんっ!!」
濃厚な口づけ。何度もしてるのに初めてするんじゃないかってくらいドキドキする口づけ。
まだ経験の浅いオレにとっては十分強烈な幕開けだった。

5outer wall 4:2003/01/12(日) 23:22
「まずは上からいただくか。」
タイガーはゆっくりとオレの服を捲し上げた。
それと同時に舞い上がるオレの体臭。
つらくないのかなとは思ったけどそんなことはお構い無しだ。
「うわっ、ああっ。」
「軽い運動でもしてたのか? ちょっと甘酸っぱいぞ。」
胸の飾りへの愛撫も少しばかり激しくなる。ここまでされると火がつかない訳が無い。
「タ、タイガーぁ・・・にお・・・い・・・か、が、せてぇっ。」
「おっ、ちょっとはその気になったか?」
「その気に・・・なりたい。」

6outer wall 5:2003/01/12(日) 23:24
だからタイガーの匂いが必要なんだ。俺が脱がしたいけど服が邪魔で出来ない。
「仕方ないな・・・じゃあ、思いっきり楽しむか。」
もう一度口付けをするオレ達。
その傍ら、タイガーは自分の肌を少しずつさらけ出していった。
そのたびにタイガーの匂いがオレの鼻に進入してくる。
ハッキリ言ってオレをたきつけるには十分すぎるほどだ。
「うあ・・・すごい。」
「じゃあ、もっと凄いことにしてやろうか。」
「え、な、なにを・・・うわぁっ!!」
い、いつのまにオレ、下を脱いだんだ!? なんか、はずかしい・・・。

7outer wall 6:2003/01/12(日) 23:26
けど、そんなことを知ってか知らずか、タイガーは容赦なくオレのチン○を責めたてた。
「はあぁぁぁぁっ!!」
「あまり大きい声出すなよ。カレンに聞かれるぜ?」
「そ、それは・・・ああっ!!」
「ちょっとやかまし。」
やっぱり俺の声、大きいのかな?
一応抑えてるつもりなんだけど・・・もう少し我慢しろってこと?
けど、気持ちいいからつい出ちゃうんだよなぁ。
そんなオレを見かねたタイガーは口にオレの服の端を食わせさせる。
「ちったぁこれでも噛んで声を抑えてろ。じゃ、準備に取り掛かるとしますか。」
「・・・んっ!」
いきなり冷たい感触。見るといつのまにか手にはボトルが握られていた。
それを俺のケツに垂らしている。見るとそれは・・・!!
「さて、こっからが面白くなりそうだぜ。もっと狂わせてやるからこれでも飲めよ。」

8outer wall 7:2003/01/12(日) 23:28
服の端を抜き取り、その代わり妙な液体が口の中に入った。
これ・・・何? なんか、甘いけどジュースじゃない・・・。飲み込んではみたけど。
「美味しいか、そのブランデー?」
「ブ、ブランデー?」
「わかんないかなぁ。酒だよ、お・さ・け。」
えっ!? そんなの飲まされたら・・・!! あ、体が・・・あつ、い・・・。
「コッチも可愛がらないとな。」
そういって俺の後ろの穴とチン○を同時に指で責めたてた。ハッキリ言って体が熱い。これもお酒のせい?
「んあっ・・・はぁっ!」
「おや、汗が凄いねぇ。苦しいのかなぁ?」
子供をなだめるような口調で問い掛けてくるタイガー。そうじゃない・・・。
「ちがっ・・・!」
「じゃあ、何なんだ?」
「熱・・・い・・・よぉ! は、はやく・・・ううっ!!」

9outer:2003/01/12(日) 23:29
「もう酒が回りやがったか・・・。けど、どうして欲しいのかくらいは言えるよな?」
「も、やだぁ! 早く・・・してぇ!」
「早く、何をして欲しいんだ?」
攻め立てながら、なおもオレを焦らす。現にイカせまいと少し責める手を緩めている。
「お、オレの・・・(ケツ)に・・・・・・タイ(ガー)の・・・挿(れ)てぇ・・・!!」
「ハイ、よく出来ました。それじゃあ、ご褒美だ。」
「あっ・・・」
名残惜しそうに指がオレの後ろから遠ざかる。その代わり、俺が望んでいたものが近づき、接触した。
「あああああっ!!」
「くっ、ちょっときついな。少し落ち着けよ。」
オレの腰のあたりをさすりながら、少しずつ侵入してくるタイガー。
それを受け入れようとするオレ。感じたいから、少しの無茶も怖くない。
だから必死になってすべて受け入れようとする。

10outer wall 9:2003/01/12(日) 23:31
「ようやく全部入ったか。落ち着いたら合図してくれよ。」
そんなの要らない。今すぐもっと熱くして欲しい。だからオレは苦しいのにわざと背中に手を回す。
「・・・いいのか? つらいぞ?」
「つらくても・・・いいっ!」
「そうか・・・。じゃ、動くぞ。」
ようやく、待ち望んでいた動作にオレは嬉しくなった。
「くあぁぁぁぁぁぁっ!!」
動くたびに感じるタイガーの行き、そして何度もオレの口から快楽の声が放たれる。
「ふぅっ、どうだ?」
「んんっ、はぁっ、・・・(あ)つくっ!!」
「どうなっても知らないぞ。じゃ、二人で天国に行きますか。」
それがフィナーレへの道しるべだった。オレ自身にタイガーの手が伸び、更なる刺激をが加わる。

11outer wall 10:2003/01/12(日) 23:32
「やっ、だめ・・・かはぁぁぁぁっ!!」
その声に興奮したのか、互いの腰が激しく揺れる。こんなに乱れるなんて・・・。
「さ、そろそろじゃないのか? コッチはいつでもOKだぜ。」
その証拠に腰の動きが早まり、オレの中でタイガーがビクビク動いている。オレも、もう・・・。
「ひあっ・・・あ、んああああああっ!!」
「くっ!!」
オレの中で白く、熱い水が流れ込み、そしてオレも白濁した液を吐き出していた。
「はぁっ、・・・キス・・・。」
「ハイよ。お疲れさん。」
額へのキスに、ありったけの優しさを感じた。

12outer wall 11(end):2003/01/12(日) 23:32
「まだ、身体が熱いんだけど・・・。」
ヤってからしばらくたったけどまだ暑い。お酒ってこんなに身体を熱くするんだっけ?
「おかしいな。それほど強い酒じゃないんだが・・・。」
「けど、熱いよ・・・。」
「じゃ、覚ましてやろうか? 俺がいろんなところで聞きまくった怪談で。」
この晩、5発の花火が宿屋の中で花開いたという。そのとき、タイガーはズタボロになっていた、
ズタボロにした本人の機嫌が直るまで。

13名無し厨房</b><font color=#FF0000>(Pw5UJw5s)</font><b>:2003/01/12(日) 23:37
以前、DQで801書くとか言っておきながらこんなに時間かかってすんません。
マイナー気味の男盗賊×男勇者なんですけど、こんなに
ホ○くさいエロになるようなカップリングだったかと自分に小一時間問い詰めたいです(w
そして、レベルの高そうなこの掲示板に汚点をつけてしまい、申し訳ありませんでした。
どうも誘い受に走るなぁ。一度でいいから強気受けを書いてみたい・・・。
けど、次書こうと思っているDQ5王子受でどうやってやれと(w

14雫夜:2003/01/13(月) 19:22
タイガーに萌えますた。
次はDQ5ですか…楽しみにしてます。

15836:2003/01/13(月) 20:19
いやいや、お上手ですね〜。書き方色々と参考になりました。
次は5ですね!頑張ってください!

16名無し厨房:2003/01/15(水) 00:43
トリップつけるのに失敗(苦笑)。もう一度探そうかな。

>雫夜さん
何でか知りませんが僕の書く攻って結構オヤジ入ってるような・・・。
そんな傾向があるタイガーに萌えてくださり、とても感謝してます。
DQ5で801ってかなり難しいのでがんばります。

>836さん
いえいえ。十分叩ける箇所があると思います、私のは。
DQ5の王子受けって需要あるのかな・・・。ちょっと不安になってきてます(苦笑)。
ちなみに一番悩んだのが喘ぎ声です。ホモビデオ等を参考にしながら
書きましたけど・・・どうなんでしょうか。

17名無しの勇者:2003/03/12(水) 01:43
チャララッチャッチャッチャ〜ン!
女魔法使いはレベルが上がった!
彼女はモシャスを覚えた!
しかしこの事を仲間たちに伝えようとはしなかった。
特に恋焦がれているあの人には絶対に。
ある街の宿に一泊した際、彼女は割り当てられた部屋で一人
今までの激しい戦いのことを振り返っていた。
あの照りつける太陽・・・。強かったモンスター・・・。
汗と血と涙で手に入れた経験値・・・。
私が悟りの書を使って、賢者になったら良いのに〜と、
あの人に言われた時も私は頑なに拒んだ。
なぜなら、私は一刻も早くこの呪文を覚えたかったから・・・。

18名無しの勇者:2003/03/12(水) 01:44
彼女は決心したように鏡に向かい何やら長ったらしい呪文を
唱え始めた。それを唱え終わるとそこにはなんと勇者の姿をした少年がいた。
「あっ、あ〜っ」
彼女は試しに声を出してみた。
低くてよく通る声・・・。
あの人の声だ・・・。
悦が彼女の身体を駆け巡る。
ドキドキ・・・。
なんだか妙な罪悪感がする。
でもそれを犯してイケナイ事をしている、でもそれが嬉しい。
自分の中の不思議な感覚が彼女をさらに大胆な行動に向わせる。
逞しい腕を動かしてみる。両腕は厚い胸へと向った。
確かな鼓動が聞こえる。これ以上はダメ!何してるの!私!
しかし、もう一人の自分はいう事を聞かない!!
勇者の姿をした少年は上を肌蹴て均整の取れた美しい肌を露にしていた。

19名無しの勇者:2003/03/12(水) 01:45
そして2つの手は2つの突起物をつまむ。
「・・・・んっ」
思わず吐息が漏れる。そうしたら身体の下の方でムズムズ・・・何?この感じ!
男の人は、っていうかあの人はこんな感じになるのだろうか?
そう考えると理性なんて吹っ飛んでしまったも同然だ。
彼女はベルトに手を掛けて一気にズボンを下ろした。
そうすると見たことも無いモノが物凄いことになっている!
どうしたらいいの?
とりあえず触ってみる!
・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!
すごっ!
全身を駆け巡るこの快感!!

20名無しの勇者:2003/03/12(水) 01:45
よく見ると先っぽのほうに露みたいのが付いてる・・・。
気持ちヨクなるとあの人はこんなになるんだ・・・。
そう思うと切なくて彼女は訳もわからず手の速度を加速させる。
すると突然後ろから何者かに扱いている腕を掴まれた。
あまりにビックリした彼女は後ろを見ると
「扱くっていうのはもっとこうしなきゃ気持ちよくなンないよ」
あの人の無邪気な瞳だ。仲間のみんなとしょうもない話をしている時のあの人の瞳。
嬉しそうに将来の夢を語る時のあの人の瞳。
扉にカギを掛けるのを忘れていた。彼女は何にも考えられなくなってしまった。
恥ずかしさ?嬉しさ?でもそんな事よりも今そこにある快感に身を委ねようと思った。

(終)

2117-20:2003/03/12(水) 02:20
スレ汚し失礼致しました・・・。

2217-20:2003/03/25(火) 00:33
老いる、とは仕方のないことである。
常々思っている事であるが、あの頃の色恋沙汰だとかを思い出すと
無性に辛くなってしまう事が在る。
彼は老いた一人の魔法使いだった。
このまま死んでしまうのか?
そう思うと情けなってしまうのであった。

彼は変化の杖を手にしていた。
サマンオサの出来事以来、その杖の所有を任されていたのは彼だった。
仲間達の話によると、明日船でグリーンランドの老人の所へ「船乗りの骨」と
杖を交換しに行くという。しかし彼はその杖を使ってよからぬ事を考えていた。

2317-20:2003/03/25(火) 00:34
「よーし、出発しようゼ」
武闘家が逞しい腕を振り上げて仲間に言う。
「あーあ、寒い所は苦手なのよね」
僧侶はやる気なさそうに呟いて船に乗り込む。
「何してるんですか?早く行きましょう!」
屈託のないまだ幼さを残した笑顔で話し掛けてくる少年。
最初に出会ったときこの少年が勇者だとは信じられなかった。
今からしようとする事に対する罪悪感で
彼は勇者の顔をまともに見る事が出来なかった。

航海は至って順調だった。
北へ向かって帆を進める船の前にはモンスターの影すらない。
勇者の唱えたトヘロスの効果が如実に表れているのだろう。
船室の中で一人、彼は覚悟を決めたように杖を手にとった。
彼がこれからしようとしていること。
それはあのお高く留まった僧侶を犯すこと。
しかし彼にはそんな勇気も精力もなかった。
そこで彼は若い勇者の姿を借りて、青春を取り戻そうとしていたのだ。
たとえそれが一瞬の虚しい事であったとしても。

2417-20:2003/03/25(火) 00:35
彼が杖を振りかざすとそこにはすらっとした長身の少年が立っていた。
鏡に向かうとそこには、こみ上げる笑みをこらえ切れない勇者がいた。
彼は頬をピシャッピシャッと軽くたたいたり両腕を上げてみたりした。
身体が軽い!
頭がものすごく冴えてる!
凄い!!
今まで自分が失っていたものを取り戻せそうだ。
彼は船室を駆け出す。僧侶の部屋へ行こうとした。
するとドアのところで大きな影にどすんとぶつかった。
なんだ?と思って見上げるとそれは武闘家の厚い胸板だった。
「ここにいたのか」
「あっ・・・。なんだい?」

2517-20:2003/03/25(火) 00:35
彼が杖を振りかざすとそこにはすらっとした長身の少年が立っていた。
鏡に向かうとそこには、こみ上げる笑みをこらえ切れない勇者がいた。
彼は頬をピシャッピシャッと軽くたたいたり両腕を上げてみたりした。
身体が軽い!
頭がものすごく冴えてる!
凄い!!
今まで自分が失っていたものを取り戻せそうだ。
彼は船室を駆け出す。僧侶の部屋へ行こうとした。
するとドアのところで大きな影にどすんとぶつかった。
なんだ?と思って見上げるとそれは武闘家の厚い胸板だった。
「ここにいたのか」
「あっ・・・。なんだい?」

2617-20:2003/03/25(火) 00:36
とりあえず取り繕わなければ。彼は言葉を探す。
しかし彼が言葉を発する前に、その唇は塞がれてしまった。
彼は頭の中が真っ白になってしまった。
「もう、我慢できねえよ」
そういうと武闘家は片方の腕で彼を押し倒しもう片方で
稽古着の下のズボンを下ろした。
「おっ、おい!!」
反抗しようとしているが力の差がありすぎて何も出来ない。
「もう一週間だぜ!待ちきれねえンだよ」
下を見るといきりたった自身が待ち切れなさそうに、先には露をのせて頭をもたげている。
なすがまま衣服を脱がされ一糸も纏わない姿にされてしまった。
「なんだよ、やる気なくすじゃんか」
武闘家は彼の萎えた自身を見て呟く。
「だったら、俺がお前を悦ばせてやるぜ」
まさか・・・。
そういうと彼の自身を手にし口に銜えたのだ。

2717-20:2003/03/25(火) 00:37

う・・・あ・・・っはぁあ・・・んんっ!!!!

全身を駆け回る忘れかけていた快感。
やめてくれ!!!男にそんな事されてそんな事・・・そんな事・・・。
しかし彼の意思と反して膨張してゆく自身。

「今日、すっげー感度良いな! 初めてヤッた時みたいだ。」
そういうと武闘家は舐めるのを辞めた。
イク寸前で止められた彼の物は、イカせて欲しいと赤く色づいてヒクヒクと前後に頭を動かす。
彼も無意識に目で武闘家に懇願する。
「へへ、そんな目で見るなよ! あとはコイツがイカせてやるからよ!!
でも今日のお前なんかいつもと・・・まぁいいか。」

彼はこの先待っている事を薄々気がついていたが、何にも出来なかった。
しかしそんな中でも悦んでいる自分がいる事に気がついて・・・。



2817-20:2003/03/25(火) 00:43
うぁ〜2重カキコ・・・。
感想専用スレの3さんのおっしゃった事に触発されて書いてみました。
また行為の最中を書かずに『書き逃げ』みたいになってしまいました。
あとは皆さんで想像してみてください(w

2917-20:2003/04/05(土) 18:53
「レムオル!!」
悟りを開き全ての呪文を唱えることの出来る者、賢者。
敬虔で思慮深いと仲間からも一目置かれているその彼が
自分の姿を消してしまう呪文、レムオルを使うとはいったいどういう事なのだろうか。

彼のパーティはアッサラームの宿に泊まっていた。
夜も更け刺激的な音楽が何処からともなく聞こえてくる。
「眠れないな」
本でも読もうか、しかし灯りをつけると皆迷惑してしまうだろうか。
そんな事を考えながら、ふと周りを見渡すと二人はすやすやと寝息を立てているのに対し
一人いない・・・。誰だろうと思って目を凝らしてみるとそこは勇者のベットだった。
「まさか・・・」

3017-20:2003/04/05(土) 18:54
彼は以前アッサラームを訪れた時を思い出した。
到着した時は丁度夜だった。そして宿へ向う途中、派手にめかし込んだ女の子が
年端も行かない勇者に甘い誘惑をしていたのだ。
彼はパーティーの目を気にしてか、誘いを無視した様子だったが
その気持ちもわからないでもない・・・いやいや、彼は世界を救うべき人物なのだ。
やはり私が、という責任感から彼は上着を羽織り夜の街へ飛び出した。

「おにいさ〜ん、700Gでいいから〜、ちょっとぉ」
「ねえ、安くしとくよぉ・・・・ケッ」
彼は降り掛かる声を撥ね退け、勇者の姿を探した。

3117-20:2003/04/05(土) 18:54
あっ、あれは!!!
何と、勇者が女の子に手を引かれて建物の中に入っていってしまったのである。
「まったく・・・」
彼は呆れると同時に悟りを開いた時に捨てたはずだった好奇心というものが沸いてきてしまった。
彼はその「好奇心」に打ち勝つことが出来なかった。
「レムオル!!!」
彼は自身の姿を消し建物の中へ入っていった。

あれ・・・。

建物の一階には勇者の手を引いていた女の子が椅子に座っていたのである。
「うふふ・・・上手くいったわ。でもお父様も物好きよね・・・。」

3217-20:2003/04/05(土) 18:55

どういうことだ・・・?

彼は物音を立てないように階段を上っていった。
するとドア越しに勇者の声がするではないか・・・。
「どういうことだよっ!!!話が違うじゃんかよっ!!!お、おい・・・やめろ・・・
うう・・・あっ・・んんっ・・・はぁ・・・そこは・・・やだ・・・んんっ・・・」

おい、どうなっているんだ?

3317-20:2003/04/05(土) 18:55

彼はゆっくりと気づかれないように部屋に入っていった。
すると彼は予期せぬ光景を眼にすることとなる。
彼は下着一枚で知らない中年の男に襲われているではないか!!
「派手に喘いでくれるじゃねえか!よっぽど溜まってんだな。俺がぱふぱふサービスしてやるよ」
「俺は・・・俺は・・・、さっきの女の子と・・・・なんでお前、っていうかお前誰なんだよ!!!」

彼はとっさに勇者を助けようとしたが、彼は自分が周りからは見えないという事を思い出した。
必死に中年男の手を払う勇者を見ると下着越しに昂ぶった彼自身が見えるではないか。
健康的な美しい肌。整った端正な顔立ち。自分の体格の倍ほどもあるモンスターをなぎ倒しても
けろっとしていて、明るい性格のあの少年。あの少年が今、乱れて犯されてようとしている。

3417-20:2003/04/05(土) 18:56
彼はそのギャップに異様に興奮した。そして彼は下を見ると自分も勇者と同じ状況になっていることに気が付いた。
そして、彼の理性はプッツンと音を立てて切れてしまったのだ。

彼はゆっくりと抵抗を続ける勇者の後ろに回りこみ羽交い絞めにした。
「えっ!?」
勇者は行動を奪われ何が起こったか分からず、キョトンとしてしまった。
「やっとぉ、観念してくれたかぁ」
中年男はイヤらしく笑いながら、勇者に近づいていく。
勇者はとっさに自由が利く両足で男に抵抗する。
彼は直ぐに羽交い絞めにしている手で勇者の二つの突起物をいとおしく撫でる。

3517-20:2003/04/05(土) 18:57
「うっ・・・」
すると抵抗していた足の動きはぴたりと止まり、勇者の萎えていた自身がまた勢いを取り戻す。
「誰?、誰なんだよぅ・・・」
後ろを見ても誰もいない。
前からは中年男が迫る。
彼は片腕を勇者の下着越しに持ってゆきもう片方と同じように撫で始めた。

「うっ・・・はっはっ・・・ん」
勇者は苦しそうに喘ぐ。
「どうしたんだい、兄ちゃん。そんなに悩ましげに見られるとオジさん張り切っちゃうよ〜」
中年男は待ちきれない、といった様子でさらに近づく。
アッサラームの濃密な夜はまだまだ刺激的な音楽と共に続いてゆくのである。
賢者の脳裏には音楽がリフレインし続けていた。

3617-20:2003/04/05(土) 19:03
今度はレムオルネタです。
私の妄想もリフレインしていくのでしょうか(W
っていうかまた行為を省略しました・・・。
皆さんのを拝読させて頂いて勉強したいと思います。

37戦士×3勇者【1】:2003/04/12(土) 00:29
 グラスを持つ指先が長くて綺麗、と目の前に座る男を見て、アルガはぼんやり考えていた。
「で、話って何?」
 男が口を開く。
 あぁ、いけないいけない、とアルガはかぶりをふった。言いにくいことだけど、言わなくては。そのために『ルイーダの店』に呼び出したんだから。
「…え、と、実は…」
「セツナたちに言われたんだろ。レドリオはパーティから外した方がいいとか何とか」
 目の前に座る青年―レドリオはそう言って、喉の奥でくっくっと笑う。
「あ、あなたがパーティに入ってくる女の人に、その、見境なく…親密になろうとするって…」
 できるだけ言葉を選んだつもりだったが、どうしてもいやらしい言い方になってしまう。
 親密、ねぇ、おもしれえ、ひっひっひっとレドリオは机に突っ伏して、笑い転げた。
 性格は…ひどいけど、今のパーティには必要な戦力だ。だけどセツナさんの言うことももっともだし。
 未だ笑い転げているレドリオの前で、アルガはふぅ、とため息を吐いた。

38戦士×3勇者【2】:2003/04/12(土) 00:30
アイツにだまされちゃだめよ)
 数日前、駆け出し勇者であるアルガの元へ、女戦士セツナが女僧侶を伴って相談に来た。内容はパーティ内最強の戦士で、一番道徳観念が欠けているレドリオのこと。彼はまだ加入したての女僧侶に手を出したらしい。
(まだ何も知らないコに手を出したのよ、アイツ。あんたリーダーでしょ。やめさすとかしなさいよ!!)
 セツナの剣幕はかなりのもので、アルガは宥めるのに苦労した。『手を出された』女僧侶はといえば、セツナの怒りなどどこ吹く風で、アルガにそっと耳打ちしてきた。
(レドリオさんの指が私の身体中に優しく触れて…とろとろに蕩けそうになったんです)
 神様にはふしだらだと怒られるかもしれないけれど、私、全然後悔してないです、と女僧侶はうっすら微笑んで付け加えた。
 そのことを思い出して、アルガの視線はついレドリオの指先に向いてしまう。

39戦士×3勇者【3】:2003/04/12(土) 00:31
「オンナはどんなコでも好きになれるけど、セツナは…ありゃあ例外だな」
 がさつなオンナは願い下げなんだよ、とようやく笑いの発作が止まったレドリオが呟く。再び話が関係ない方に流れていきそうになり、アルガは咄嗟に口を開いた。
「とにかくパーティ内の女性と必要以上に親しくするのはやめてください!!」
 思わず強い口調になったアルガの様子にレドリオは一瞬目を見開いたが、すぐにいつもの食えない表情になった。
「だけどオレ、オンナが切れるとダメだし…かといってセツナみたいのは遠慮したいしな」
 その時ふとレドリオの指先がアルガの右耳を掠めた。
「ひあっ」
 自分でもおかしな声を出してしまったという自覚はあった。だけどレドリオの指先は、普段剣を握っている割に柔らかくて――とろとろに溶けそう、と言った女僧侶の言葉が脳裏によみがえった。
「ふーん…お前、耳が弱いのな。感じやすい?」
「どういう意味ですかっ!!」
 にやにや笑うレドリオに対し、頬を真っ赤に染めて、アルガは声を荒げる。

40戦士×3勇者【4】:2003/04/12(土) 00:32
「オンナはダメ、か」
 ぽつりとレドリオが呟く。
「じゃ、オトコならいいってか」
 にやりと笑って、レドリオはアルガに腕を伸ばした。
 まだ少年らしさが残るうなじを辿るレドリオの指先に心地よさと同時に不穏なものも感じて、アルガは怪訝な顔をする。
「それってどういう意味、ですか?」
「お前で我慢してやる、って言ってるんだよ」
 え、僕ですか?と間抜けな返答をしたアルガの腕を取り、レドリオは強引に店の裏口から外へと向かった。

41戦士×3勇者【5】:2003/04/12(土) 00:32
店の裏口から出た人気のない、狭い袋小路まで来ると、レドリオはアルガの腕を放し、壁に軽く押し付けた。
「お前、パーティからオレが抜けたら困るだろ」
「もちろん、です」
 レドリオはセツナと並んで、パーティの二枚看板である。
 その言葉ににやり、と笑ってレドリオは言った。
「じゃ率直に言う。ヤらせろ」
「僕と?…ええええっっ!!」
 アルガの絶叫が路地裏にこだまする。しかし言った本人は気にした風でもなく、先を続けた。
「さっきも言ったがオンナが切れると力が出せねえ。お前はパーティの戦力を考えると、オレがどうしても必要」
「でも僕、男だし」
 正気に戻ってくれ、という願いも込めてアルガは呟く。
「オレも男は初めてだ。けど、お前けっこうかわいい声で鳴くのな」
 明らかに、さっき店内で耳に触られた時のことを指している。
「いいか、これは取引だ。…お前がヤらせる限り、パーティにはいてやる」
「でも…んっ」
 抵抗するアルガの両腕を壁に押さえつけ、レドリオは荒々しく唇を塞いだ。

42戦士×3勇者【6】:2003/04/12(土) 00:33
レドリオの舌が、アルガの唇を割って侵入する。舌先で歯列の裏をなぞられて、アルガはくぐもった声を漏らした。
「あっ…ん…ふ…」
 アルガが苦しそうに息を漏らすのに気付いて、レドリオはくちづけをやめた。彼の紅い舌先が、混じりあった唾液の糸を引きながら離れていく。その様子に、アルガは妙な興奮を覚えた。
「慣れてないみたいだが、悪くはねえな。これからじっくり仕込んでやる」
「…っ」
 『仕込まれる』ことに恐怖を感じたが、同時に妙な期待感も膨らんだ。彼の舌がこれからどんな風に触れてくるのか、そして彼の指先が、どこまで自分をとろとろに蕩かしてくれるのか――。
 休む間もなくレドリオの指はアルガの服の合わせに掛かり、ばっと開いた。路地裏に漂う生温い空気に触れ、乳首が硬くなる。
「お前、初めてだよな?なのにもう尖ってるぞ」
 硬く尖ってピンク色だ、と耳元で息を吹きかけるように囁かれ、それだけで耳が弱いアルガは腰が震え出していた。

43雫夜:2003/04/12(土) 00:38
>>38の一行目、( ←が抜けました。スマソ。
今回は前半部分をうpしてみますた。
後半は今二通りを考えていて、どちらにするか考え中です。
近いうちにうpできたら、と思います。

44戦士×3勇者【7】:2003/04/21(月) 22:33
 レドリオの指先が左の乳首を擦った。
「ふぅ…ん」
 声を漏らしたくないのに、彼の指先はその自制心を奪ってしまう。
 ――ほんとに気持ち、イイ――
「あん…っ、や…めて。イ、ヤで…す」
「嫌がってねえだろ?ここは悦んでるじゃねえか」
 レドリオは空いている方の手で、服の上からアルガの中心を掴んだ。耳と乳首に与えられた刺激のせいで、更に敏感なそこはあっけなく達してしまった。
「あっ、あぁん…や…んっ」
 一瞬、意識が別世界へ飛ばされた気がしたが、濡れた服の感触と直後のレドリオの言葉が、アルガを現実に連れ戻した。

45戦士×3勇者【8】:2003/04/21(月) 22:34
「自分ひとりだけでイク気かよ…ったく、初めてのくせに淫乱だよなあ」
 レドリオにしてみれば何気なく発した一言なのかもしれない。だが普段の戦闘に劣らず、こういったことへの経験値が低いアルガには、『淫乱』というのは悪いことをしている気を起こさせられる言葉だった。
「…っ、うぅ」
 静かにアルガは泣き始める。目尻に浮かんだ涙は深い口づけで腫れ上がった唇を流れ、執拗に擦られた乳首を掠めて地面に吸い込まれた。
「おいおい、何で泣くんだよ…お前だって楽しんだんじゃねえか」
 オレだけが悪いのかよ――と心底困り果てた様子でレドリオは狼狽する。
 違う、彼だけが悪いんじゃない。とろとろに蕩かして欲しい、と内心望んでしまった自分も悪いのだ。そしてそれを気付かれて、『淫乱』だと言われた気がして――アルガはしゃくり上げるばかりで言葉にできない。
「わかったよ…オレが悪い。だーかーらー、もう泣くな」

46 戦士×3勇者【9】:2003/06/01(日) 00:43
コドモに泣かれるのには弱いんだよ、とぶつぶつ言いながら、それでもレドリオはアルガの服の乱れを直してくれる。その指先が先程感じたものとは少し違い、なんだか優しくてアルガは徐々に泣き止んだ。
(身体中に優しく触れる指先――)
 女僧侶の言葉を思い出す。でも今感じているのは官能的なものではない。心が温かくなるような、そんな感じのもの。
 とりあえず分かるのは、レドリオの優しい指先を離したくないということだ。

「んー、今回はお前のこといじめすぎたな」
「……」
 嫌がっていたくせに、いざ触れられるとその先を望んでしまった自分も悪い。それを言葉にできないもどかしさで、アルガは視線を足元に落とす。そんなアルガをレドリオはしばらく眺め、呟いた。
「ま、オレもさすがに懲りた…悪かったな」
 そう言って彼は踵を返し、店に戻って行こうとする。レドリオは気付いているのだ――本心ではアルガが悦んでいたことに。それを分かっていて、敢えて自分を責めている。アルガは彼の優しさに甘えたくはなかった。

47戦士×3勇者【10】:2003/06/01(日) 00:44
「レドリオさんっ…」
 無言で彼が振り返る。今本心を言わなければ、彼は永久にパーティから去ってしまう気がした。
「僕…も、悪いんですっ…抵抗、しなかったし」
「……」
 やはりレドリオは何も言わない。涙がこみあげる。だが自分が本当に言いたいのはこのことだけではないのだ。
「おっ、お願いします、パーティにいてください…っ」
 お願いします、と何度もしゃくり上げるアルガを宥めようとしたのか、レドリオが近づいた。屈みこんで腕を伸ばし、アルガの両肩に触れる。驚いて顔を上げるアルガに、レドリオは優しく微笑んだ。
「あのな――」
「アルガー?アルガはいるー?」
 レドリオが口を開くのと同時に、セツナがアルガを呼ぶ声が路地裏に響いた。

48戦士×3勇者【11】:2003/06/01(日) 00:45
「ちょっと、何でアルガ泣かしてんのよアンタ!!」
 セツナが女僧侶を伴い、路地裏に現れた。二人が店から姿を消したのを不審に思ったらしい。明らかに泣いていた様子のアルガを見て怒りが収まらないのか、彼女はつかつかと靴音を立ててアルガとレドリオのところへ歩み寄った。
「ごめんねぇアルガ。全部アンタに押し付けちゃって…解雇を言い渡したら脅されたんでしょう、コイツに」
セツナはレドリオの顔すれすれに人差し指を突きつける。違うんです、と言うアルガの声を無視して、彼女は続けた。
「ま、だいたいはアルガから聞いてるとは思うけど…アンタはね、解雇なのカ・イ・コ!!ほら、アルガももっとはっきり言ってやんなさい」
「あの…僕…」
 上目使いにセツナを見上げる。解雇はしない、という意味の視線を送ったつもりだったが、彼女には通じなかったらしい。
「契約は続行、だな?アルガ」
 うろたえるアルガににやりと笑って、レドリオは言った。

49名無しの勇者:2003/06/02(月) 21:42
うp小津です。

ところで、勇賢のカプって全く無いですよね。なんでだろう?考えにくいからかな?
個人的にはかなり期待していたり

50名無しの勇者:2003/06/03(火) 19:27
>49
自分も見たこと無いでつ。
個人的見解だけど、やっぱ勇者が受け受けしいから?
そういう私も勇者受け派だけど、下克上もアリかも…とかチョト思ったり。

51戦士×3勇者【12】:2003/07/22(火) 18:50
 アルガはまじまじとレドリオの顔を見つめた。彼の言葉が嘘ではないことを感じて安堵する。
「次はもっと…頑張ります…だから」
 そんな肩張んなくてもいいって。レドリオはそう言って、ぽんぽん、と軽くアルガの頭を撫でた。
 
 慌てたのはセツナだ。話が違うじゃない!!と今度はアルガに詰め寄る。レドリオはアルガを庇うように彼女と向き合った。
「リーダーはアルガだぞ。コイツが契約続行っつってる」
「そんなのアンタが脅すか何かしたからに決まって…ってレドリオ、まさかアルガにもっ?!」
「さぁ、どうだかなぁ」
 この無節操男がっ、と目を剥いて怒り出すセツナに、レドリオは追い討ちを掛ける。
「あぁ、間違ってもお前のようなオトコオンナには手を出さねぇから安心しろ」
「何いっ!!もういっぺん言ってみな!!!」
 セツナが振り上げた拳を軽くかわし、レドリオは踵を返して路地裏を駆け出す。逃がさんとばかりにセツナも彼の後を追った。怒鳴り声の応酬は、二人の姿が見えなくなると同時にぱったりと治まった。

52戦士×3勇者【13】:2003/07/22(火) 18:50
 残されたのはアルガと女僧侶アンジュの二人。彼女は何かを心得たように、アルガに微笑んだ。
「それで、本当はどうだったんですの?」
 店の裏口へ向かいながら、女僧侶が興味津々で訊いて来る。アルガは答えなかったが、真っ赤に染まった顔で彼女には伝わったようだ。
「ふふ…わたくしがお話した通りでしたのね」
 レドリオさんの指先は本当に優しかったでしょう? 彼女の言葉にアルガは頷き、空を見上げる。路地裏から見上げたにもかかわらず、空は気持ちがいい程に晴れ上がっていた。
「でも、僕…『淫乱』って言われて、最後までできなかったんです。レドリオさんにパーティに残ってもらう条件だったのに…」
「あら…『寸止め』でしたの?」
 驚いて問い返すアンジュに、アルガは力なく頷く。
「僕が嫌がったから、それで…。僕も抵抗しなくて、して欲しくて…多分レドリオさんも気づかれてたはずなのに…」
「まぁ」
 アルガの話がとても意外だったのだろう。アンジュは驚いた声を上げる。
しばらく考え込んだ後、彼女は何か確信に満ちたような笑みを浮かべて言った。
「あの方が最後までできなかったのは、あなたが初めてかもしれませんわね。レドリオさんも多分、今のアルガさんと同じ位戸惑っているのかもしれません」
「どうして、ですか?」
 アンジュはその問いには答えず、謎めいた微笑を浮かべてこう言っただけだった。
あの方の気持ち、いずれ分かりますわ――と。

53戦士×3勇者【ラスト】:2003/07/22(火) 18:51
 ルイーダに挨拶をして店を出ると、待ちくたびれた様子のセツナと、彼女から少し離れた場所で壁にもたれているレドリオがいた。
「遅いよ、二人とも。ったく、何やってんのさ」
 ほら、さっさと行くよ――そう言ってセツナは先に歩き始めた。すみません、と軽く頭を下げ、アルガとアンジュも続いた。レドリオも少し離れてついてくる。
「お二人とも仲直りなさったんですのね」
 アンジュの言葉に、不承不承といった体でセツナが頷く。
「…ん、決めたのはリーダーのアルガだからね。従うしかないでしょ」
 悔しいけど、さ。レドリオに何か言われたのだろうか、彼女はそれ以上何も言わなかった。
 アルガはレドリオを振り返った。男がにやりと笑う。頑張らなくていい、とレドリオは言ったけれど、パーティに居てもらうためにも、もし次があるのなら挽回しなければ。
(あの方の気持ち、いずれ分かりますわ)
 アンジュの言葉が蘇る。アルガと同じ位戸惑っているというレドリオ。
でも彼はいつも通りだ――自分はこんなに戸惑っているというのに。
「次はどこに行く?」
 先頭を歩くセツナが振り返った。
(いずれ分かる、ってアンジュさんも言ってたし)
 これからの旅のことも考えていかなければならない――アルガは考え込みたい気持ちを振り切り、セツナに告げた。
「ジパングへ」
 東の空はアルガの気持ちとは裏腹に、青く澄み渡っていた。
【END】

54雫夜:2003/07/22(火) 19:18
女僧侶の名前が決まったので、今回いきなり出してみました(w
実は最初の方だけの登場で終わる予定だったので、名前がなかった>>女僧侶
3もいずれ続きを書きたいです。二人の最後まで(w

5517-20:2003/08/09(土) 05:05
ふとしたことから俺たちは「まほうのビキニ」を入手した。
俺はパーティの2人の女の子にそれを装備してもらおうと思った。
「なぁ、いいだろ?」
「やぁね〜、あんたそれはセクハラって言うのよ」
「そうよ!セクハラだわ」
「でも、まほうのビキニって守備力高いんだぜ?」
「関係ないわよ!いやなもんはイヤなのよ!!」
「そうよ!イヤなの!!」
「そんなぁ」
「そんなに装備したいんならあんたがしなさい!」
「そうよあんたがしなさい!」
俺はまほうのビキニを見ながら、これをどうしようか迷っていた。

5617-20:2003/08/09(土) 05:06
「そうだ!!」
これは本来女の子だけが装備できるという代物なのだが、
もし俺が装備したらどうなるのだろう。
女の子は装備しないって言ってるし、どうせ使わないなら・・・。
ふと沸きあがった好奇心に俺は勝てなかった。
というわけで俺はまほうのビキニを手に予約がとってある宿へ走っていった。
俺は扉を閉め一糸纏わぬ姿となって、まほうのビキニを身につけた。
すごいちっちゃいから上のほうはつけられなかったけど、
下のほうは前がパンパンになりながらもなんとか詰め込んだ。
うひゃ〜なんか恥ずかしいなぁ。
俺は自分の身体を鏡に映してみた。そりゃ当然かな。テヘヘ。
俺はそんな事を思いながらいろいろポーズをとってみた。
俺って結構イケるかもな〜。結構俺って肌白いし華奢だからなーんて事を思ってると
コンコンとノックの音がした。

5717-20:2003/08/09(土) 05:06
「勇者さ〜ん」
ヤベ!賢者じゃん。俺は急いで服を着ようと思った。
でもだれか同性の仲間に俺の格好を見てもらいたかった。
なんていうのかな、体育会系のノリっていうか。
俺は賢者とも結構打ち解けて喋るほうだったんで、見られても恥ずかしくないかなとも思ったんだ。
「勇者さ〜ん、いるんでしょぉ?」
「おぉ、入ってクレよ」
「勇者さん、明日は武器の・・・うぁあぁぁ〜!!!なんてカッコしてるんですか!?」
「どうよ?カッコいいだろ?」
でも賢者はそれきり何も言わない。それより唾をごくりと飲み込んでじっと一点を見てる。
「どうした・・・?」
俺は賢者の視線の先にあるものが何かわかった。俺の薄いビキニの膨らみだったんだ。
それがわかった途端俺の中で色んなことがグルグル駆け回るんだ。
こんなカッコすんじゃなかった、とかあいつ何考えてんだろ、絶対軽蔑してる!とか。

5817-20:2003/08/09(土) 05:07
あいつ、「なに馬鹿なカッコしてるんですか〜」とか笑い飛ばしてくれるとおもったのになぁ〜。
俺はおそるおそるあいつの顔を見ていると、ある事に気づいてしまったんだ。
俺は段々視線を下に持っていくと、あいつの身に付けてる水の羽衣越しに膨らんでいるモノが
見受けられたからなんだ。
もしかして・・・。俺はまだ全部把握できてなかった。俺はふと自分のを顧みるとちっちゃいビキニからはみ出して元気になってるオレ自身があった。
やべぇ〜〜〜〜〜!!!
俺は部屋の片隅に逃げ込んで、しゃがみこんで収まるのを待った。というか収めないといけないと思った。
「勇者さん・・・。」
うぁ〜、話し掛けんなよ!
「勇者さん・・・。」
だぁから〜!!
あいつは俺の方に近づいてくる。マズイ。

5917-20:2003/08/09(土) 05:07
あいつもしゃがんで俺と同じ目線で話し掛けてきた。
俺は必死に顔を背けて目を合わせないようにしていた。俺の目には涙が溜まっていた。
「勇者さんが・・・悪いんですからね・・・。」
えっ?と思ってあいつの方を向くと、不意にあいつは俺に口づけをした。
俺は頭の中が真っ白になってあいつのされるがままになってた。
舌が俺の口の中に入ってきて、俺もしょうがなくあいつの舌と絡めあう。
イヤらしい音がくちゃくちゃする。
あいつは俺の胸の突起を片方で弄くり始めた。
や・・・だ
そうは思ってもあいつはやめてくれない。

6017-20:2003/08/09(土) 19:32
とにかくあいつにキスされて俺の頭は真っ白になっていた。
俺はとにかくこの状況を打開しようと、
唇を離してあいつを無理やり突き放した。
「はぁはぁ・・・なにすんだよ!」
「・・・言ったでしょう。あなたが悪いって。」
あいつは静かに俺に語りかける。
「なんで?俺が悪いんだよ!?」
するとアイツは今まで見たことなかった、まるで子悪魔のように
笑いながらある一点を指差した。
俺はその指の先を追ってゆくと、そこには俺のすっかり熱を帯びて
小さなビキニの中で覆っておくことが出来ず、はみ出して頭をもたげるそれがあった。

6117-20:2003/08/09(土) 19:33
まずいっ・・・!
俺は急いで手でそこを隠す。
アイツはまた近づいてきて、俺の頬を撫でる。
「自分に正直になりなさい。少なくとも私はそれに従っているのですよ」
俺は呆気にとられていると、また不意をつかれて
ビキニ越しにいきり勃ったもう一人の俺を優しく撫でた。
「あ〜ぁ、こんなに濡らしてしまって。きついでしょう?」
俺は特に抵抗することなく、あいつにビキニを脱がされてしまっていた。
剥き出しになり空気に触れた俺自身の先端は天を仰いで、
我慢できずに蜜でぐしゃぐしゃになってた。
あいつはいとおしむかのように、俺の先端を撫で続けた。
っ・・・くそ・・・
俺はもうたまんなくなって声を漏らしてしまった。

6217-20:2003/08/09(土) 19:33
「・・・っふっ・・・やっ」
「何が嫌なんですか?だったらやめてしまいますよ?」
あいつはすっげー楽しそうに笑う。
そうじゃない。早く解放して欲しいんだ。
俺はいつのまにかあいつに請いを求めていた。
「は・・・やく」
「何が早く・・・なんですか?」
ホントは早くイカせてほしかったんだけど、俺の勇者としてのプライドは
それを口に出す事を決して許そうとはしなかった。

6317-20:2003/08/09(土) 19:34
「全く・・・意地っ張りですね。」
あいつはまた俺の顔の前にあいつの吐息が感じる距離まで近づいてきた。
「さっきも言ったでしょう?自分に素直になりなさい、と。」
「素直って・・・何がなんだかわかんねぇよ」
「全く、鈍いですね」
あいつは俺の耳元に囁いた。
それを聞いた俺は唖然とした。
「俺のこと・・・ホントに俺のこと」
「私はウソは言いませんよ」
俺はちょっとうつむいてあいつに口づけをした。
あいつははじめはちょっと驚いた様子だったが、すぐにぎゅっと俺を抱きしめた。

64名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:46
愛無しです
アルス=勇者
セージ=賢者

アルスはセージの部屋に入った。
セージ「やあ」
部屋ではセージが何か書き物をしていたが、アルスに気がつくと筆を置いた。
セージ「何か用?」
アルス「ああ...今後の戦略についてなんだけど」
アルス「盗賊に転職したモンクがまだ全然使えないんだ
    パーティ全体のレベルも低いし
    しばらくこのあたりに留まって鍛えようかと思う」
セージ「あー、いーんじゃない?さんせー」
賛成といいながら、セージは真剣に聞いてない様子である。

アルス「何してんの?」
アルスはセージの書き物を覗き込んだ。
セージはようやくアルスの方を振り向くと、彼の背にそっと触れた。
セージ「きみはせっかく素晴らしい肉体に恵まれてるのに
    どうしてそんな全身隠すような格好してるの?
    もったいないなぁ..」
勇者に負けず劣らず非露出主義のセージは
勇者の身体をそっとまさぐった。
アルス「!?」
びっくりして後ずさる。
アルス「お前なんだかおかしいぞ!?
    しっかりしろ、眼を覚ませよ」
セージ「おかしい?」
セージは振り払われた手をいたわりながら不機嫌そうに問いかけた。
セージ「アルスは僕のこと、どんな人間だと思ってるの?否」
頭を上げて、勇者の眼を真直ぐ捉える。
セージ「アルスは僕のこと、どう思ってるの?」

65名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:46
アルス「どうって...仲間だ」
セージ「仲間」
アルス「賢いし、頼りになる..仲間」
セージ「仲間、つまりは友達だね?」
アルスは答えに詰まってしまった。
仲間はいわば運命共同体。
友達というほど私的な関係じゃない。
セージ「つまり...きみは、僕の愛人だったり、おもちゃだったり
    ペットだったりする関係は考えてないわけだね?」
アルスはぞっとした。
セージの美しい眼は、アルスを捕えて放さない。
アルス「な..にぃってんだ、お前...」
セージは錠剤の入った瓶を振ってちらっと笑った。
セージ「これ、なんだかわかる?」
時々彼が倒したモンスターの口に含ませたりしていたものだ。
アルス「何だ...?」
セージ「惚れ薬。マージと共同開発したんだ。
    これを飲めば友達なんて関係は吹き飛ぶよ。」
勇者に強い戦慄が走る。
動転しながらドアを開けて逃げようとした。
だが、開かない。
セージ「アストロンをかけておいたんだ」
セージは愉しそうに笑いながら薬を一錠取ると、
部屋の隅でガタガタ震えている獲物に近寄った。
アルスの後頭部に手を添え、薬をつまんだ指を口元へ
セージ「─…口を開けて」
アルスの顔をけだるそうな眼で覗き込む。
アルスは必死で唇を堅く閉ざした。
セージはアルスの口に薬を押し込めると、
舌を入れて喉の奥に流し込んだ。

66名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:46
セージ「戦後最大のえろぇろ勇者にしてあげるよ」
セージはアルスの身体をすっかり露出させてしまうと、あぶない水着を着込ませた。
「はは」

セージ「絶対合わないと思ってたのにぴったりだ。
    細いんだね、きみって」
アルスは後ろ手に手錠をかけられた。
セージ「よく似合ってるよ」
セージは背後からアルスの上半身を起こすと、抱き寄せながらそっと耳を噛む。
セージ「他にもたくさんきみに似合う服が用意してあるんだ。
    少しずつ試していこうね...」
アルスの尖った髪を撫で付け、むき出しになった身体をまさぐる。
勇者は与えられる快楽のためにぼんやりしてきた。

67名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:47
翌日、勇者は水着一つでパーティの前に現れた。
モンク「おい、どうしたんだその格好!?」
アルス「ん...せっかくレアアイテムが手に入ったからね」
モンク「レアっつっても男が着けるもんじゃねえよそれ」
アルス「うんまぁそうだけど...
    でも、誰も使わなきゃ宝の持ち腐れだろ?
    ちょっと試すだけだよ...」
プリスト「いくらなんでも武器や盾も持たずに
     戦闘に挑むなんて危険すぎやしないか?
     しかも裸足で...」
セージ「僕が守るから」


アルス(いくら露出度の高いを着せたいからって
仲間の言うとおりこれは男の着るものじゃないし明らかに滑稽だ。
セージの奴、本当はオレを笑い者にしたいだけなんじゃないのか...?)

実際その日、守ると言っておきながらセージはよくアルスをピンチに陥れた。
モンスターに追い詰められ、
身を守るすべもなく攻撃を受けてからやっと助けに来る。
その間もセージは絶えず勇者に眼を注いでいた。

68名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:48
それから、数日が過ぎていった。
セージからは何も言ってこないし、起きるはずの身体の変化もない。
いや、感じないだけで自分はもうセージに惚れてしまっているのかもしれない。
それは、あの日からあらわれた彼への不安にかき消されて
みえなくなっているだけかもしれなかった。
アルスの不安は次第に増幅していく。

そして、もう一度彼の部屋を訪れた。

─コン、コン
セージ「はい」
アルスは何も言わず中に入った。
セージ「やあ」
セージが微笑む。

アルス「.....」
セージ「.....」

アルス「...あれから、何も変化は起きないんだが」
セージ「んー、時間がかかるのかもしれないね。」
セージはやっぱり興味なさそうにしている。
セージ「まさかマージの薬の効果を疑うわけじゃないでしょ?
    それに、気付かないだけでもう効いてるのかもしれないし。
    試してみようか?」
セージがまたニヤっと笑った。
確かにマージの薬はいつも確実に効果をあらわす。
マージだけではない。
セージもまた凄腕の薬師なのだ。

69名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:48
セージ「まぁ、惚れ薬の効果を中和する薬もないではないけど...」
アルス「それを寄越すんだ」
アルスは出来るだけ威厳を込めて言った。
セージ「かまわないけど。
    その代わりあしたはあぶない水着だけで戦ってもらうよ」
アルスはカァッと赤くなった。
恥ずかしさと怒りで頭に血が昇っていく。
セージは背後からアルスを抱きしめた。
セージ「着せてあげる...」
マントを外しベルトに手をかけアルスの服を脱がしていった。
少年らしいしなやかなからだが露わになる。
セージ「..そういえば、アルスはまだ16歳だっけ」
セージは床に倒したアルスにけだるい眼を注ぐと、とびきり甘い声で囁いた。
セージ「お兄さんの言うことちゃんと聞こうね」

70名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:49
その夜、戦闘が終わって宿屋に戻った勇者は
コートを着てセージの部屋に向かった。

だが部屋に入らなかった。
廊下で彼に出くわしたのだ。
セージ「お疲れ、上着着たんだ」
アルス「バトル中だけって話だったよな、水着って」
セージ「まぁね」
せーじはちょくちょく調子が変わる。
今の彼は『興味ナシ』モードだ。
アルス「約束だ。薬」
セージ「薬?そんなものないよ」
アルス「なんだと!?」
勇者は剣を出そうとした。

71名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:49

実力はおそらく互角

セージ「まあ落ち着いてよ
    もともと惚れ薬なんてなかったんだ
    きみに飲ませたのは只のビタミン剤だよ」
安堵よりもまず怒りを覚えた。
アルス「セージお前っ...」
セージ「これなーんだ」
アルス「!?」
セージが取り出したのは数枚の写真。
本日の戦闘の模様が写されている。
つまりあぶない水着を着けた勇者だ。
アルス「...どうするつもりだ...」
勇者は赤くなりながらワナワナと震えた。
セージ「アリアハンできみって有名なんだってね
    高貴な勇者の血を受け継ぐ期待の若者、って...」
セージは写真を上にかざして眺める
セージ「高貴ねぇ..ふーん」
眼がそっと勇者に投げかけられ、邪な笑みを見せた。
アルス「...わかった.....」
勇者は降参した。
セージの顔に満足の色が浮かぶ。

セージ「あしたは裸エプロンね」
立ち去る瞬間、勇者の耳元でセージが囁いた。

72名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:50

夜─
魔物たちとの戦闘を終え、
セージはアルスにうさみみバンドとうさぎのしっぽだけを着けて愉しんでいた。
セージ「ウサギって性欲がほんと強いんだってね」
セージがふふと笑う。
セージ「アルスにぴったりだ」
アルス「どう考えてもお前にぴったりだよ...」
重い手錠で後ろ手に縛られたアルスはあきれながら呟いた。
アルス「セージ」
セージは眼だけアルスに移した。
アルス「これ...手錠、外してくれないか?
    逃げたりしないから...」
セージ「逃げるとか逃げないとかそういう問題じゃない、きみの装備は」
セージが真顔で言った。
セージ「僕が興奮する。」

この変態...
勇者は心の中で呟いた。

73名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:50
セージは横からアルスの顔に顔を近づけた。
勇者の唇を指先でそっとなぞる。
セージ「未使用?」
アルス「え?」
勇者が問い返す間も無く、セージは唇を重ねた。
アルス「んぐっ..」
勇者の口に舌を差し込み、逃げようとする勇者の舌を舐めまわす。

セージ「ご馳走様」
呆然とする勇者にセージは笑いかけた。
セージ「じゃ、次はアルスからしてみようか」
アルス「ふざけるな!」
勇者は激怒した。
アルス「これだけはしたくなかったが...
セージ、お前は酒場に送り返すよ」

74名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:50
セージ「..今、なんて?」
セージの眼が急に冷たくなった。
セージ「なんて言ったの?」
アルス「お前を酒場に送り返す」
勇者は少し狼狽しながらも繰り返した。
セージ「つまり、きみはもうこれ以上僕と一緒はごめんだと
    そういうわけだね?」
アルス「...ああ」
セージ「訂正する気は?」
アルス「ない」
セージは眼を伏せた。
セージ「わかった」
セージはアルスを裸のまま抱き上げ、ルーラを唱えた。

75名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:51
気がつけば、どこかの牢獄。
卑しい魔物たちがヨダレを垂らして群がっていた。
セージ「ちょっとレイプされてこようね」
セージはオークに勇者を渡すと下がり、腕を組んで壁に寄りかかった。
アルス「セージ..!?」
オーク「おっと、お前の相手は俺たちだ」
その瞬間、魔物のモノが勇者の尻にブチ込まれた。
「...!!!」
痛みで声も出ない。
魔物たちは容赦なくアルスの口に、尻に欲望をねじ込んでくる。
アルスの身体と辺りいっぱいに汚らしい白濁が散った。
アルス「はなっ..せ..」
アルス「セージ!!」
アルスは助けを求めるが、
彼は腕を組んで壁に寄りかかったまま知らん顔をしている。
魔物の乱暴な扱いに剥き出しの勇者の身体は傷だらけになっていった。
アルス「...セッ..」
アルスは声を振り絞った。
アルス「オレが悪かった!たっ...」
次々と口にブチ込まれるモノが言葉の邪魔をする。
アルス「たすけてくれ!」

76名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:51
セージは勇者をチラッと見やった。
セージ「本当に悪かったと思ってるー?」
腕を組んだまま冷たい眼を返す。
アルス「思っ..ブッ
    思ってる!!
 オレが悪かったもう反抗はしない!!」
セージの口元が笑った。
セージ「ニフラム」
手をかざすと、眩しい光に包まれ魔物たちは跡形もなく消えた。
アルス「ハァ...ハァ...」
息も絶え絶えの勇者に、セージが優しく手を伸ばした。

77名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:52
勇者はセージに薬草で傷の手当てをしてもらっていた。
アルス「あれが本当の男色ってものなのか...」
勇者が真っ青になって呟く。
セージ「僕にもああいう風にしてもらいたい?」
アルス「勘弁っ、この世の地獄を見た...
ペッ、ちょっと飲んじゃった」
セージ「ちょっとじゃだめだよ
    全部飲ませるように言っとかなきゃ」
アルス(グル?)
アルスの顔が更に青くなった。

その時、部屋にノックの音が響いた。

78名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:52
「セージぃー、いないのー?」
セージ「...誰?」
セージが身構える。
「僕ぅープリスト」
セージ「待って入んないで、用ならあしたにして」
プリスト「何言ってんの。入るよー」
扉が開いて、肌の白い坊ちゃん風の僧侶が現れた。
細い身体にぴっちりとした修道衣を身に着けている。
プリスト「......」
セージ&アルス「......」
部屋には賢者と、全裸で手錠をかけられた勇者がいた。
プリスト「..何やってんの。SM?」
セージ「や..」
プリスト「最近なんか勇者の様子おかしいと思ってたんだ
     セージに対する態度とか装備とか。
     これだったんだー調教?」
賢者が口を開きかけた時には、僧侶は勇者の前に座り込んでいた。
プリスト「僕も入れて。美少年は大好きなんだ」

79名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:53
プリスト「ほら、セージも脱いでよ」
セージ「...え?」
プリスト「脱いでっていったの。じゃないとフェアじゃないじゃん」
賢者はためらっていたが、
僧侶の「ぬいで」「ぬいで」に押されて装備を解き始めた。
セージの細く引き締まった身体に長い脚が露わになる。
プリスト「それ取んないの?肝心のトコじゃん」
セージ「腰巻は...無理」
僧侶はつまんなそうに「ふーん」とだけ言った。
プリスト「じゃああそぼ!どんなことしようか」
アルス「..お前は?脱がないの?」
プリスト「なにいってんの。ぼくが主人だから
     主人は脱がないの!」
いつの間に憶えたのか、セージはバシルーラで僧侶を酒場へと送ってやった。

80名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:53
このままではまずい。
セージと相見えるしかない。
パラメーターを見る限り、実力はほぼ互角。
しかし、セージと戦って勝てるのか?
酒場で出会ったとき、セージは初めから賢者だった。
パーティのみんなが死んでもいつもセージが生き返らせていた。
全滅になったことがないのだ。
セージは実力を隠しているに違いない。
セージを倒すか、それとも─

81名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:54
勇者はセージの部屋の扉を叩いた。
「はい」
ドアを開けると、セージがアッサラームの娘たちと戯れている様子が眼に入った。
セージ「やぁ、アルス」
セージは匂い立つような笑みを向けると
立ち上がってアルスを抱きしめた。
セージ「今夜は呼んでないよね、どうしたの?」
アルス「セージ、ちょっと話が...」
娘「それどなたなん?セージさん」
アッサラームの娘が声をかけた。
娘「かわいらしいわぁ」
扇を仰いで愉しそうに様子を見ている。
セージ「世界を救う勇者だよ」
女たちがコロコロと笑う。
勇者は気圧されて引き下がりかけた。
セージ「そこの椅子に座って」

82名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:54
セージが部屋の奥にある椅子を指す。
勇者が戸惑うと強い調子で言った。
セージ「座って」
おどおどしながらも椅子に座る。
セージはアルスの正面にある壁に寄りかかった。
娘たちの清ましながらも興味に満ちた視線が二人を取り囲む。
セージはアルスに紐を手渡した。
セージ「さて、それでどうしようか」
アルスは困惑した。
セージ「わからない?」
セージの口元は笑みを浮かべているが、アルスの眼は怯えていた。
その眼が「わからない」と言っている。
セージ「それで足を縛って」
自分で自分を縛れと言うのだ。
勇者はうろたえた。

83名無しの勇者:2005/01/05(水) 00:54
セージは我慢強く待った。
やがて抵抗できないことを悟ると、
アルスは自分の右足首を椅子の脚に縛り付け始めた。
それが終わるとセージからまた紐をもらい、今度は左足首を縛った。
セージ「さて、次はどうしてもらいたい?」
勇者は答えなかった。
セージ「まだ自由なとこはどこかな〜」
顔を俯かせ小さな声で呟く。
アルス「...腕を.....縛ってください...」
セージは笑うと娘に紐を投げて勇者の手首を椅子の背に縛り付けさせた。
落ち着いてはいるが、勇者の姿態にセージはかなり興奮していた。
「さぁ」
セージ「次はどうしてほしいの?」


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