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サブキャラのHシーンを勝手に考えるスレ

1補完 </b><font color=#f04040>(orYY7knM)</font><b>:2003/01/09(木) 22:06
澄乃・旭・しぐれ以外のキャラのHシーンを考えるスレ。
桜花はHシーン無しが公式発表されているので考えない方向で。
サブキャラの概要は>>2

290万年名無しさん:2003/05/23(金) 23:21
|∀・)ま、まさかそういうことのなか!

291万年名無しさん:2003/05/23(金) 23:25
こんな所で今日はオシマイかよっ

292万年名無しさん:2003/05/23(金) 23:26
○なのか
×のなか

 ∧||∧ なかって何処のなかだよ、俺。鬱だSNOW

293万年名無しさん:2003/05/23(金) 23:48
今日はこれで終わりかよっ!?

294万年名無しさん:2003/05/23(金) 23:51
              ☆ チン

        ☆ チン  〃  Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・) < ねぇ続きまだぁ?
             \_/⊂ ⊂_ )   \_________
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
        | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
        | 雪月雑貨店  .|/

295うどんタン:2003/05/24(土) 23:16
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】ですぅ。

ボクの後ろでパパが、「昨日の文章、ダメだー! 『白磁器のように真っ白な肌に包まれた腹部が露わになり、飾り気の少ない白いブラジャーに包まれた(略)』って、『白』って三回も言ってるー! 『包まれた』も二回もー! 素人みたいな真似してしまったぁぁギャアアアァァ」って悲鳴を上げてのたうち回ってます。

>290のおにぃちゃん
>|∀・)ま、まさかそういうことのなか!
 なにがですか?
  1:なんと小夜里さんは処女だった
  2:何故か、しぐれ様まで参加
  3:彼方、バストサイズトップスリーの女性陣に吸い尽くされた挙げ句、死亡 (←天罰?)
 取り敢えず、上記三つの可能性はありません。悪しからず。

それでは、どうぞー。

296おまけ そにょ40:2003/05/24(土) 23:17

「むー」
 横合いから低い唸り声が聞こえ、どんよりと重い空気が流れてきた。
「はっ」
 ギクリと振り向くと、肌襦袢姿のつぐみさんが、ふてくされた顔で俺を見据えていた。
「なによー、彼方ちゃんったら、小夜里さんのカラダばっかり見てー!」
 子どもっぽく、もがもが肩を揺すりながら拗ねるつぐみさん。あどけない仕草と裏腹に、薄手の襦袢の下で豊かな乳房が重そうに揺れ動く。

 つぐみさんの胸元を見て、小夜里さんが深く溜め息を吐いた。
「ふう…相変わらず、大きな胸をしてるわね」
 小夜里さんはそう呟くと、羨望を隠しきれない表情で、自分の胸を隠すように腕組みをした。
「あらあら、まー。羨ましい?」
 あっさり機嫌を直したつぐみさんは、にこーっと心底嬉しそうに微笑み、
「うふふー、いいでしょうー? 彼方ちゃんも、このおっぱいは大好きなのよー」
 恐ろしげなことを言いだした。
「彼方ちゃん、えっちするときはいつも揉むし、おしゃぶりもするし、顔を埋めたりもするのよー。それに、お風呂に入ったときも、おっぱいで体を洗ってあげると喜んでくれるし、寝るときはよく枕にしたりしてー」
 自慢げに話しながら、胸を大きく突き出すつぐみさん。ふくよかな乳房が、今にも襦袢の襟を押し退け、零れ出そうになっている。
「うっふっふー。それにね、彼方ちゃんのを挟んであげると、何度でも元気に…むぐ」
「だああっ」
 言ってはいけないことを話しそうになったつぐみさんを、口を抑えて黙らせる。もう手遅れのよーな気もするが。

 小夜里さんはむっと不愉快そうに顔をしかめて、
「なによっ。それぐらいのこと、あたしにだって出来るわよ」
 腕で隠していた胸を、つぐみさんに張り合うように突き出した。
「どう? 彼方くん」
 乳房の下に腕を回して、持ち上げてみせる小夜里さん。柔らかそうな乳房が、左右別々に形を変えている。
「ど、どうって言われても」
 ふっくらと盛り上がった乳房と、その深い峡谷に目を奪われ、しどろもどろになっていると、
「見てるだけじゃ、満足できないでしょう? 触ってもいいのよ…ほら」
 甘く囁いた小夜里さんが俺の手を取り、胸元に導いた。

「あっ」
 下着越しに小夜里さんの乳房を鷲掴む。手の平全体に、絹肌のすべすべした感触と、乳脂の柔らかみが広がった。
「んっ…」
 鼻を鳴らし、ぶるっと身を震わせる小夜里さん。
「さ、小夜里さん」
 身動きが取れず、小夜里さんの胸に手を置いたまま呼び掛けると、
「…はあっ…手を、動かして…」
 小夜里さんが俺の手首をしっかりと握り締めたまま、喘ぐように呟いた。
「は、はい」
 言われるままに、ぎくしゃくと腕を動かしだす。真綿を握り込んでいるような、ふんわりと軽い柔らかみが伝わってきた。
「あっ…んん」
 瞳を伏せた小夜里さんが、鼻に抜ける溜め息を吐いた。
 小夜里さんの染み一つない白皙に指を食い込ませ、円を描くように手の平を動かす。
「ぁふぅっ」
 小夜里さんは艶めかしく喘ぎながら、ぞくぞくと体を揺すった。

297おまけ そにょ41:2003/05/24(土) 23:18

 乳脂の感触を確かめるように、指先を柔肉に沈め、乳房全体をやわやわと揉みしだく。
「あっ、はぁっ、あんっ…ああ」
 ぶるぶると全身を打ち振るわせながら、うっとりと喘ぐ小夜里さん。
「んっ、はぁ…い、いいわ、彼方くん…んんっ」
 手に吸い付いてくるような餅肌と、厚みのある乳脂の手応えに陶然となり、半ば無我夢中で揉みほぐしていると、
「はぁっ、あ、あぁ…か、彼方くん」
 ふらふらと頭を揺すっていた小夜里さんが、睫毛を震わせながら、上目遣いに俺を見上げ、
「…どう? …やっぱり、つぐみのほうがいい?」
 少し怯えた表情で囁いた。

 はっと我に返り、小夜里さんの胸から手を離した。
「すっ、すいませんっ」
「あら…どうして謝るの?」
 眉尻を下げ、名残惜しげな顔をする小夜里さん。
「だって、その…胸を」
 ごにょごにょと呟くと、小夜里さんはきょとんと目を丸くしてから、くっくっと可笑しそうに肩を揺すりだした。
「あたしの方から触らせたんだから、謝らなくてもいいのに…ふふっ」
 小夜里さんの大人びた美貌に、子どもを見つめる母親のような、落ち着いた微笑が浮かぶ。

 小夜里さんの母性的な表情にどぎまぎしながら、
「あの、小夜里さん」
「なあに?」
「ええと…これ以上は勘弁して下さい」
 俺が頭を下げながらそう言うと、小夜里さんはゆったりと余裕のある笑顔を向けて、
「あら、どうして? やっぱりあたしみたいなオバサンじゃ、彼方くんのお相手はつとまらないのかしら」
 わざとらしく拗ねた口調で言うと、髪の毛をかき上げ、小悪魔のような媚笑を浮かべた。
「ふーん、そういうこと言うんだ…あーあ、寂しいわあ」
 ほっそりとした腰を艶めかしくくねらせながら、甘く囁く小夜里さん。

「そ、そうじゃなくて、その…俺にはつぐみさんがいるし…」
 小夜里さんの色香に目眩を起こしながら、絞り出すような声で言うと、
「ぷっ…あははっ」
 小夜里さんは我慢しきれなくなったのか、お腹を抱えて、可笑しそうに笑いだした。 
 一頻り笑ってから、小夜里さんはつぐみさんの方を振り向き、
「ふふっ…ねえつぐみ、彼方くんって、今時の若い子にしては身持ちが堅いのね」
「ええ、そうなのよー」
 つぐみさんはさっきの俺の言葉がよっぽど嬉しかったらしく、和やかな笑顔を浮かべて、こっくり頷き返した。

「それにね、彼方ちゃんたら遠慮深いって言うか踏ん切りが悪いから、えっちするときも、いっつも私の方から誘わないといけないのよー」
 またとんでもないことを言い出すつぐみさん。
「お付き合いするようになってからもう結構経ってるのに、彼方ちゃんの方から求めてきてくれたことなんて全然ないしー。…あっ、でも一度だけ、彼方ちゃんが私のお部屋に忍んで来てくれたことがあったかしらー」
「ちょっと待った。それは、洗濯物をどこに仕舞ったか聞きに行ったら、つぐみさんに布団に引きずり込まれたときのことか」
 夜這いしたみたいな言い方に、名誉のための突っ込みを入れる俺。
 つぐみさんは可愛らしく微笑みながら、くねくねと腰を振り、
「うふん、もう、そんなふうに誤魔化さないでもいいのよー? あんな時間に女の部屋にこっそり来ておいて、下心がないなんて言わせないんだから…うふふっ」
「昼前だっただろ、あの時!」
「お布団から出たのは、夜中だったもーん」
 ぽっと頬を赤らめ、思い出すように瞳を潤ませるつぐみさん。
「うっ。…だって、それは、その…つぐみさんが、何度も…」
「まあー、私のせいにするの? 男らしくないわよ、彼方ちゃんっ」
 どうして俺が怒られないといけないのだろーか。

298おまけ そにょ42:2003/05/24(土) 23:19

 俺とつぐみさんのやり取りを可笑しそうに眺めていた小夜里さんは、まだくすくすと喉の奥で笑いながら、
「うふふ、彼方くんって、見た目と違って可愛いのね」
「はあ」
 どう受け答えればいいのか分からん。
 小夜里さんはうっとりとした表情で俺を見つめてから、つぐみさんの方を向き直り、
「ねえ、つぐみ。いつも、あんたの方から誘ってるって言っていたわよね」
「それがどうしたのよー」
「ふふっ…それって、彼方くんは、あんまりあんたに執着してないってことじゃないかしら」
「!」
 小夜里さんの言葉に、つぐみさんがはっと瞳を見開いた。
「その顔だと、考えもしていなかったみたいね」
 得意そうに腕を組み、落ち着いた微笑みを浮かべる小夜里さん。

「彼方くんぐらいの歳の男の子なら、それこそ四六時中、求めてきても不思議じゃないでしょうに…あんたの方からばっかり?」
 顔を強張らせたつぐみさんを見据えながら、小夜里さんはフゥと大仰に溜め息を吐いた。
「なーんだ、自信満々な顔をしてるから、どんなに普段からいちゃついてるのかと思ったら…つぐみが一方的にのぼせていただけだったのね」
「はぅう」
 悔しそうにもがもがと体を揺するつぐみさん。

 確かに、俺の方からつぐみさんを求めたことは一度もないが、それにはちゃんとした理由がある。…だけど、話していいのかな。
「ううっ…彼方ちゃ〜ん」
「わっ…な、なに?」
 瞳をうるうると涙で潤ませたつぐみさんが、すがるような表情で俺の手を取った。
「ぐすん、ぐすん…私のこと、本当に好き?」
「え!? …う、うん…好き、だよ」
 照れながら答えると、
「じゃあ、どうして私のこと求めてくれないの〜!」
 癇癪を起こしながら嗚咽するとゆー器用なことをしながら、もがもがと暴れるつぐみさん。

299おまけ そにょ43:2003/05/24(土) 23:20

「落ち着いてくれ、つぐみさん」
「いやっ。彼方ちゃんが、きちんと理由を話してくれないと、落ち着かないっ」
 つぐみさんはまるっきり駄々を捏ねる子どもの理屈で、我が侭を言った。
 あんまり言いたくなかったけど、仕方がない。
「だって、その…俺がしたくなる前に、いつもつぐみさんの方から先に言ってくれるから」
「…は?」
 くすくす笑っていた小夜里さんの顔が、ぴくっと引きつる。

「ちょっとつぐみ、あんたどういう生活してるのよ。ええと…例えば、泊まっているお客さんがいない日とか」
「え? お客さまがいない日は…彼方ちゃんと一日中えっちしてる」
 どてっ、と小夜里さんの体が横向きに倒れた。
 つぐみさんは人差し指を唇に当て、考え考えしながら、
「前の晩から彼方ちゃんに可愛がってもらったり、可愛がってあげたり…ご飯もお風呂も、ずっと一緒で、次の日の夜まで…ぽっ」
 両頬に手を添え、夢見る少女のように可愛らしくはにかむつぐみさん。
「……。平日は、どれくらいしてるのよ」
「そんなの分からないわよー。三十分でも時間があれば、彼方ちゃんと抱き合って…」
「あ、そう。…もういいわ」
 つぐみさんの言葉を遮った小夜里さんは、疲れた表情でよろよろと立ち上がった。

「ふうっ。あたしに付け入る隙があるのかと思ったら、そんなオチだったのね」
 小夜里さんは不機嫌そうに髪の毛をかき上げながら、独りごちた。
「あーっ! 小夜里さん、ひょっとして!」
 それを見たつぐみさんは、くわっと瞳を見開くと、小夜里さんに詰め寄った。
「な、なによ」
「小夜里さん、彼方ちゃんのこと、本気で好きになったんでしょう!」
「!」
 今度は、小夜里さんの顔が強張る番だった。

「ああーっ、やっぱりそうなのねっ! 小夜里さん、昔っから可愛い系の男の子が好きだったから、そうだと思ったのよー」
 小夜里さんは女の子のように顔を赤らめながら、
「な、なによっ、悪い!? 人の好みに文句つけないでちょうだい!」
「あーっ、あーっ、あーっ! 開き直ったー! さっきまでは、女の魅力勝負とか言っていたくせにー」
「そ、そんなの、仕方がないじゃない! …だって、その…彼方くんが思っていたよりずっと可愛かったっていうか…」
 頬を朱に染めながら、もじもじと言い淀む小夜里さん。
「それぐらいのこと、私は十年前から知っていたもーん」
 つぐみさんが、何故か自慢げに胸を張りながら言った。
「おほほほ、小夜里さん、見る目がないわねー。彼方ちゃんが萌えだってことぐらい、私は当然だとしても、澄乃ちゃんだって知っていたのに…うっふっふー」
 …俺が萌えってなんだ?

300万年名無しさん:2003/05/24(土) 23:24
|∀・)タン♪タン♪うどんターン

301万年名無しさん:2003/05/24(土) 23:34
|∀・)さ♪さ♪小夜里さーん

302うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/25(日) 23:04
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】です。

> |∀・)タン♪タン♪うどんターン
> |∀・)さ♪さ♪小夜里さーん
 |∀・)つ♪ つ♪ つぐみさーん

ボクの後ろでパパが『彼方の身持ちが堅くて、ラブシーンに入れない――! しかも今日も中途半端なところで終わっゴフゥ』と血を吐きながらマラソンしてます。
…分かり難いネタでゴメンなさい。お詫びにボク脱ぎます (ぉ

それでは、どうぞ〜。

303おまけ そにょ44:2003/05/25(日) 23:05

 つぐみさんに得意げに鼻を鳴らされ、小夜里さんは不愉快そうに眉根を寄せている。
「いやねえ、小夜里さんたら、そんなに怖い顔してー」
 わざとらしく科(しな)を作って、挑発するつぐみさん。
「こっ、この…つぐみーっ」
「きゃー、怖ーい」
 つぐみさんは全然怖がってない表情でそう言うと、くすくす笑いながら、俺にしがみついてきた。
「ああん、助けて、彼方ちゃん」
「ちょ、ちょっと、つぐみさん…ああ」
 つぐみさんの細腕が肩に回され、甘えた声音が耳朶をくすぐる。二の腕に当たる乳房の重い感触に、頭がくらくらした。

「つぐみっ、あんたどさくさに紛れて何してるのよっっ」
 目を怒らせ、ガォウと獅子の如く吼える小夜里さん。
「きゃーん」
 つぐみさんはまたわざとらしく悲鳴を上げると、手足を絡め、体全体を俺に預けてきた。襦袢の襟が大きくはだけ、ほっそりした撫で肩から、ふくよかな乳房の稜線までが露わになる。
 上から見下ろす格好になっているせいで、はだけた胸元が眼に飛び込んでくる。襟元からちらちら垣間見える薄杏色の突起にどぎまぎしながら、
「つ、つぐみさんっ…あの、その」
「うふん…なあに、彼方ちゃん?」
 悪戯っぽく微笑みながら、うずうずと肩を揺すり、更に大きく胸元を広げるつぐみさん。絶対に、分かっていてやっている。

 もう襦袢は肩から滑り落ち、体を隠すための用を成していない。
「うふふー。どうかしたのー、か・な・た・ちゃん」
 つぐみさんがうっとりと媚笑を浮かべながら、疼くように体を揺すった。艶めかしい表情と甘えた仕草が、しどけなく着崩された襦袢と相俟って、圧倒されそうな色香を生み出している。
 豊かに実った乳房の丸みに半ば目を奪われながら、
「つぐみさん、ええと、その…胸が…」
 掠れた声で言うと、つぐみさんはくすりと小さく微笑み、
「おっぱいがどうかしたのかしらー」
 流れるような手付きで襟を広げ、胸元を露わにした。熟れた果実のような乳房から、見え隠れしていた乳首までが、剥き出しにされる。
「うふん…どこかおかしい?」
 見せ付けるように乳房をさらけ出しながら、ゆったりと肩をくねらせるつぐみさん。

「うふふー、ねーえ、胸がどうしたのー」
 たゆたゆと波打つ双丘に眼を奪われていると、つぐみさんの顔に、悪戯っぽい媚笑が浮かんだ。
「あっ、分かったわ。おっぱいを触りたいのね?」
「え」
「あら、やーん♪ 彼方ちゃんたら、しょうがないんだからー」
 つぐみさんは待ちかねていたように顔を輝かせ、全然しょうがなくなさそうな表情で微笑み、
「分かったわー…はい、どうぞ」
 浮き浮きとした仕草で俺の手を取り、胸元に導いた。ふっくらとまろやかな膨らみに手の平が添えられる。

「ああっ」
 慌てて手を引こうとして、
「あん、だめよー」
 俺の行動を読んでいたつぐみさんに、あっさり引き戻される。その拍子に、勢い余って、つぐみさんの乳房に爪を立ててしまった。
「いたっ」
「あっ…ご、ごめんっ」
「…ん、もう」
 つぐみさんは困ったように眉根を寄せ、小さく溜め息を吐くと、
「そんなに慌てないでも大丈夫よー。幾らでも、好きにしていいの…」
 うっとりと瞳を細めながら、甘く囁くつぐみさん。
「いや、慌てたわけじゃ…」
「うふん…ほら、こっちも」
 小声で呟いた俺の言葉を聞き流し、つぐみさんは空いていた手を取り、反対側の乳房に宛った。

304おまけ そにょ45:2003/05/25(日) 23:05

 俺の両手をしっかり握り締め、左右の乳房にめり込むように押し付けたつぐみさんは、上目遣いに俺を見上げながら、
「ねえ、彼方ちゃん。さっき小夜里さんのおっぱいを触ってるとき、すっごく幸せそうな顔してたでしょうー」
「ギク」
 つぐみさんは拗ねた表情を浮かべながら、さらに強く腕を引っ張った。重く柔らかな手応えと、すべすべした肌触りが手の平に広がる。
「んっ…だから、今度は私の番…」
 頬を紅潮させながら甘く囁いたつぐみさんは、ゆっくりと円を描くように腕を動かしだした。
「うっ」
 微かに汗ばんだ絹肌、仄かな体温、そして肉厚な乳脂のふんわりした柔らかみが一辺に手の平に流れ込んできて、頭の中が真っ白になる。
「…はんんっ…あぁ、はぁ」
 つぐみさんの唇から上擦った声で喘ぎ声が漏れ、薔薇色の頬がうっとりとほころんだ。

 円熟した乳房が波打ちながら揺れ動くたびに、つぐみさんの唇から淡い溜め息が漏れ、華奢な肢体がいやらしくくねる。
「はぁあ、あん、あぁ、あっ…」
「つ、つぐみさん」
 いつの間にかつぐみさんの誘導なしに、ふくよかな乳房を揉みしだいていた。
「んぅ、うぅん、あぅっ…あ、あん」
 みっしりと肉の詰まった乳房に指と手の平を埋め、遠慮会釈なしに揉み上げ、捏ね回し、綺麗な珠型の形を歪(いびつ)に変える。
 乳房の下に手の平を入れて掬い上げるように揉みほぐしたり、充血して薄紅色になった乳首を指先で引っ掻いたりすると、
「あっ、あぅうんっ…はぁっ…くふぅん」
 つぐみさんは仔犬のように鼻を鳴らしながら、焦れったそうに内またをこすり合わせた。

「はぁ、あぁ、あっ、あん…んっ、あぁん」
 赤らんだ顔を俯かせ、声を堪えながら、もじもじとお尻を揺するつぐみさん。着崩れた襦袢の端を手の中で弄び、快感を散らそうとしている。
 頭の奥が熱く痺れ、何も考えられないまま、指先と手の平に神経を集中させていると、
「…んっ…うふふー、彼方ちゃん。小夜里さんが、物欲しそうな顔して見てるわよー」
「え」
 振り向いてみてみると、顔を真っ赤にした小夜里さんが、居心地が悪そうにもじもじしていた。
「うわっ」
 弾かれたようにつぐみさんの胸から手を離し、壁際まで後ずさる。
「あん…もう、どうして離れちゃうのよー」
 切なげに喉を鳴らしたつぐみさんは、ぷくっとほっぺたを膨らませた。

305おまけ そにょ46:2003/05/25(日) 23:06

 成り行きに流されてここまで来ていたが、さすがにこれ以上はいけない。
「ええと、つぐみさん、小夜里さん。やっぱり、やめよう」
 怖ず怖ずと切り出すと、小夜里さんとつぐみさんは少し間を置いてから、お互い睨み合った。
「小夜里さん、あなたが魅力的じゃないから、彼方ちゃんは萎えちゃったのよー」
「つぐみ、あんたが淑やかさの欠片もないから、彼方くんは呆れてしまったのよ」
 似たよーなことを、同時に言った。
「あの、二人とも、違うんだけど」
「淑やかさの欠片もないって、誰がよーっ」
「あんたよ、この色情狂っ」
「むきーっ。そっちこそ、彼方ちゃんに色目を使っていたじゃないっ。自分からおっぱい触らせて、『あふーん』とか言っていたくせにっ」
「そ、それはあんたでしょう?」
 また言い争いを始めるつぐみさんと小夜里さん。

「二人とも、最後まで話を聞けっ」
 命令口調で言うと、小夜里さんとつぐみさんはびくっと肩を震わせて、押し黙った。
「小夜里さん。俺はつぐみさんのことが好きだから、その…抱けない」
「……」
 小夜里さんは黙りこくったまま、じっと俺の顔を見つめている。
「もっと早く、きちんと言うべきだった。恥をかかせたみたいになって、ごめん」
 殴られるぐらいの覚悟で頭を下げると、
「…そう」
 抑揚のない声で呟いた小夜里さんは、うなだれて、前髪で顔を隠した。

「…彼方くんが、つぐみさんのことを大切に思っていることは分かったわ」
 顔を俯かせたまま、小夜里さんが低い声で言った。
「じゃあ、それとは別として、あたしのことはどう思ってくれているのかしら」
「え」
「…彼方くんは、あたしのことは、嫌い?」
 顔を上げた小夜里さんは、弱々しい表情を向けて訊ねてきた。

「え、えっ」
 意表をつかれる質問に戸惑っていると、小夜里さんはしずしずと間合いを詰めて、俺の手を握り締めた。柔らかな指が、優しく包み込むように絡まる。
「ねえ、あたしのこと、嫌いなの?」
 息が吹き掛かるぐらいになるまで身を乗り出し、重ねて訊ねる小夜里さん。湖面を思わせる澄んだ色合いの瞳が、今は熱っぽく潤みながら俺に注がれている。
 情熱的な眼差しに加え、小夜里さんに目の前まで近寄られているから、下着に包まれた胸がまともに見える角度になっていて、そっちにも意識が取られそうだ。
「い、いや、嫌いじゃないです」
 震える声でそれだけ答えると、
「でも、抱く気にはならないのね」
 小夜里さんは寂しげに呟き、瞳を伏せた。

「うっ。…それは、その…俺には、つぐみさんが」
「つぐみのことは今は関係ないの。結局彼方くんは、あたしに魅力がないって、そう言いたいんでしょう?」
 沈んだ口調で呟いた小夜里さんは、寂しげに顔を伏せた。
「そこまで言ってない」
「いいのよ。…そうよね、あたしなんて彼方くんからすれば、売店の名もないオバサンぐらいの存在でしかないのよね」
「だから、なんでそうなるんですかっ」
「どうせあたしなんて、あたしなんて…」
 ぶるぶると肩を震わせ、息苦しい声で呟く小夜里さん。

306おまけ そにょ47:2003/05/25(日) 23:07

 悄然とうなだれた小夜里さんに抱き付かれ、どうすればいいのか分からず、おたおたする。
「あ、あの、ええと…小夜里さん」
 さんざん迷ってから、弱々しく震える肩に手を添える。思っていたよりもずっと華奢で、脆そうな手応えにどぎまぎしながら、
「そんなことない。小夜里さんは、その…綺麗だし、若く見えるし、魅力的だと思う」
 上擦りそうになる声で言うと、小夜里さんはふるふるとかぶりを振り、
「…嘘」
「嘘じゃないよ」
 小夜里さんは顔を伏せたまま、
「…それじゃあ、証拠を見せて」
「えっ」
 小夜里さんが体を預けるように俺にしなだれ掛かってきた、と思ったのと同時に、小夜里さんは煌めく瞳で俺を見据え、
「…んっ」
 小夜里さんの瑞々しい唇が、俺の唇に重なっていた。

 現状が理解できない。
「……」
 しっとりと濡れた温かな感触が唇を覆い、甘い微香がふんわりと薫る。鼻が触れ合うような間近な距離にいる小夜里さんの顔はうっとりとほころび、幸せそうで…って、
「ああ――っ! かっ、彼方ちゃーんっ!」
 横合いで、つぐみさんの叫び声が上がった。
「ん、んふ」
 いつの間にか伸び上がるような体勢で俺の肩に腕を回し、すがり付いていた小夜里さんが、ふっと瞳を細めて微笑む。

 ちゅ、と艶めかしい音を立てて唇が浮き、小夜里さんは相好をほころばせた。
「はぁっ…うふふ」
 喘ぐように溜め息を吐き、濡れた唇に舌を這わせる小夜里さん。
「さ、小夜里さん」
 その色っぽい仕草にどぎまぎしながら、知らず知らずのうちに、まだ唇の上に残っている小夜里さんの唾液を舌で味わう。
 小夜里さんは身を任せるように俺にしなだれかかったまま、うっとりと媚笑した。
「うふん…可愛いわあ、彼方くん。…なんか、昔を思い出しそう」
「はい?」

 小夜里さんの瞳の奥に、緋色の熾き火が垣間見える。
 情炎を瞳に宿した小夜里さんは、獲物を目の前にした猫化の肉食獣のような、隙のない動きで俺の体を抱きすくめ、
「ねえ、あたしとつぐみが下着姿になっているのに、彼方くんだけがこんな格好なのは変よね」
 着たままだった俺のコートの袖を引っ張り、くすくす笑いながら呟いた。
「いや、だって、脱ぐ暇なかったし…」
 しどろもどろに言い訳をすると、小夜里さんは瞳を細めて、
「うふふっ…えい」
 可愛く声を上げながら、体重を掛けてきた。

「うわっ」
 不意を衝かれて支えきれず、その場に尻もちをついて座り込む。
「さ、小夜里さん、何を…うっ」
 小夜里さんの手が、素速く俺のシャツの下に滑り込んできた。すべすべと滑らかな肌触りの手の平が、這うように俺の体の上を動く。
 ぞわぞわとしたこそばゆさに背筋を粟立たせながら、
「小夜里さん、あの、ちょっと…」
 上擦りそうになる声で呼び掛けると、小夜里さんは流し目を俺に送り、舌舐めずりをした。
「うふふっ…剥いちゃおうっと」
「え」
 小夜里さんの言葉を理解する前に、コートとトレーナーが俺の体を離れていた。

307万年名無しさん:2003/05/26(月) 00:08
彼方ちゃんピーンチ!
貞操の危機であります!!

308万年名無しさん:2003/05/26(月) 18:13
あわわわ

309万年名無しさん:2003/05/26(月) 18:31
|∀・)暇つぶしでBIOSうぷでーとしてたら、失敗して壊れて来れなかったなんていえねぇー。

310万年名無しさん:2003/05/26(月) 22:20
どこぞの竜神を拾ってきた事にすれば2里とも20代に収まって
小夜里さんも処女になるわけ・・・ないk(天罰氏

311うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/26(月) 23:21
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】です。最近、ボクばっかりです。
つい先日、某妻を摘むゲーの二作目をプレイしたパパは、主人公の下衆っぷりに激憤し、『絶対、彼方をこんな奴みたいにはしない!』と息巻いてます。その影響で、彼方おにぃちゃんがヘタレ気味になってることに気付いてるのかな。

>307のおにぃちゃん
>彼方ちゃんピーンチ!
>貞操の危機であります!!
 彼方おにぃちゃんの貞操に関しては、破られるのが決まってるので、諦めて下さい♪ (ぉ
 言うなれば、絶対運命黙示録です…って、また古いネタだよぅ。お詫びに脱ぎ(略)

>309のおにぃちゃん
 毎日、ありがとうございますぅ。ささやかなお礼ですけど、ボクのこと好きにして下さい。 (ぉぉ!?

それでは、どうぞ〜。

312おまけ そにょ48:2003/05/26(月) 23:22

「え、あっ」
 絨毯の上に放られたコートとトレーナーを、呆然と見つめる。
「…うふふぅ」
 小夜里さんの形のいい唇が三日月型に歪み、艶やかな含み笑いが漏れ出る。
 ようやく上着を脱がされたことに気付いて、
「小夜里さん、何を…ひっ」
 するんだ、と口にする前に、いきなり頬を舐められ、息が引きつる。
 小夜里さんは舌を伸ばしたまま、うっとりと微笑み、
「騒がないで、静かにしていて…お姉さんに、任せておけばいいのよ」
 俺の耳元に唇を寄せ、熱っぽく囁いた。
「う」
 生温かな吐息が耳たぶをくすぐっていき、身動きが取れなくなった。

 やばい、このまま小夜里さんに剥かれ、手込めにされてしまうのだろーか、と期待半分で恐れおののいていると、
「待ちなさいよ、小夜里さんっ」
 放ったらかしにされていたつぐみさんが、不服そうに眉根を寄せて、小夜里さんの肩を掴んだ。
「なによ、つぐみ」
「そんな面白そうなことを一人で愉しもうなんて、ずるいわよー」
 つぐみさんはわくわくとした愉しげな微笑みを浮かべながら、予想通りのことを言った。
「……」
 小夜里さんは思案するように少し黙って間を置いてから、仕方がなさそうに苦笑して、
「断ったら、邪魔するんでしょう? …いいわ、あんたも加わりなさい」
「あらあら、まー。小夜里さんたら、太っ腹ー」
 喜色満面の笑みを浮かべたつぐみさんは、浮き浮きとした仕草で俺の隣りに陣取った。

「うっふっふー、か・な・た・ちゃ〜ん♪」
 わきわきと細指を閃かせながら、舌舐めずりをするつぐみさん。興奮しているのか、頬が鮮やかな薔薇色に紅潮している。
「ま、待った、つぐみさん」
 制止しながら、後退ろうと身じろぎしたが、
「駄目よ、彼方くん。じっとしていなさいって、言ったじゃない」
 意地悪く微笑んだ小夜里さんが、俺の腹の上に乗っかってきた。ふっくらと柔らかなお尻から加わる心地よい重みに、力が抜ける。
「はい、ごろーん」
 やけに可愛い口調の小夜里さんに肩を押され、仰向けに寝転がされた。

313おまけ そにょ49:2003/05/26(月) 23:23

 既に目の色が変わっているつぐみさんと小夜里さんの迫力に気圧されながら、
「あの、小夜里さん、つぐみさんも、考え直し…ひえっ」
 最後まで言う前に、また小夜里さんに頬を舐められ、言葉を呑み込んだ。
「うふふ…何か言った?」
 悩ましげに瞳を細めて微笑みながら、舌で唇を舐め取る小夜里さん。
「あ、いいなー。私もー」
 つぐみさんはくすくす笑いながらそう言うと、身を乗り出して、
「んぁう……んん」
 桃色の舌を目一杯に伸ばしながら、俺の頬を舐め上げた。
「うっく」
 湿った感触が頬をなぞり、胸が疼くような心地よさに囚われる。

「んふぅ」
 色っぽく鼻を鳴らし、うっとりと微笑むつぐみさん。着崩れた肌襦袢も、はだけた胸元のことも気に留めず、身を乗り出したままぼんやりと惚けている。
「…ねえ、彼方ちゃん」
「な、なに?」
 つぐみさんはとろんと潤んだ瞳を向けながら、
「…もう一回、いい?」
「え!? …あっ、ちょっと…ああ」
 答えを待たずに、つぐみさんは両腕を俺の首の後ろに回し、しがみつくような格好で顔を寄せ、
「んっ…あぁ…んん」
 さっきよりも長く、俺の顎先から頬骨近くまでを舐めた。
「ひいっ」
「あっ。ちょっとつぐみ、あんた自分ばっかり…いいわ、あたしだって」
 小夜里さんは負けん気の強そうな表情でそう呟くと、俺の肩に手を置いて顔を顔を近付け、
「んんっ…はぁあ」
 つぐみさんと反対側の頬を、同じように舐め上げた。
「あうっ」
 それを見たつぐみさんも身を乗り出し、
「なによー、小夜里さんのほうこそ…んんっ…はぁっ…私より、長く…んっふ、んぅ…舐めたりして…」
「ああっ、あんた、二回もっ」
「いいじゃないのよー、小夜里さんにはそっちのほっぺたがあるんだし…ん、うぅん…ふぁ」
 しがみついたまま、伸ばした舌を蠢かせるつぐみさん。
「負けるもんですかっ」
 つぐみさんと小夜里さんの大人びた美貌が密着し、両頬を休みなく舐(ねぶ)られる。
「ひええっ」
「んんっ、ふぁっ、はぁ…うぅん、んっふ」
「はぁん、ぅん、んん…ふぅう」
 生温かな舌の感触に加え、甘味を伴った吐息が吹きかけられ、頭がくらくらしてきた。
「ちょ、ちょっと、二人ともっ、やめ…ああー」

314おまけ そにょ50:2003/05/26(月) 23:23

 暖房器具の稼働音に混じり、篭もるような水音が小さく響く。
「んっ、うぅん、んぁあ、はぁ…」
「ふぁ、あぁん…んんっ」
 絨毯の上に仰向けに寝転がった俺に覆い被さり、小夜里さんとつぐみさんは飽きずに舌を蠢かせている。
「うー、うー」
 既に抵抗する気力も失せ、四肢から力を抜き、されるがままでいる俺。
「…ふぅう」
 小夜里さんがうっとりと溜め息を吐きながら顔を浮かせた。頬に掛かった髪の毛をかき上げ、とろんと瞳を潤ませて、
「…ん、ふぅ…あたし、どきどきしてきちゃったかも…」
 独り言のように呟いた小夜里さんの唇が歪み、妖艶な媚笑を形作る。
「ふふっ…彼方くん…」
 ねっとりと絡み付くような声音で囁いた小夜里さんは、顔を近付けると、躊躇なく唇を重ねた。

「んっぐ」
 俺が息を呑んだのと同時に、小夜里さんの舌が口の中に滑り込み、唾液を流し込まれる。甘酸っぱい芳香が口腔内に広がり、頭がカッと熱くなった。
「んっふふ」
 可笑しそうに瞳を細めた小夜里さんは、小さく喉を鳴らし、舌先で俺の口の中を蹂躙し始めた。舌を絡め取られ、歯茎を舐められ、生温かな唾液を喉の奥にとろとろと注ぎ込まれる。
「ん、んん、ぅん、うぅん」
 うっとりと喉を鳴らしながら舌と唇を蠢かせ、密着した肢体をうずうずと揺する小夜里さん。柔肉がこすり付けられ、心地よい温もりが染み込んでくる。
「んぐっ、うぅ」
 頭の奥が熱く痺れ、理性が溶かされていく。

「んっ、んんっ、んふっ…うぅん」
 小夜里さんの鼻息が俺の頬をくすぐり、いつの間にか頭に添えられていた細指で髪の毛を掻き回される。
「んくっ…う、うぅ」
 絨毯に爪を立てて、最後の理性を保ちながら、小夜里さんの情熱的なキスに抗っていると、
「ふぁっ…はぁ」
 ちゅ、と小さく音を立てて、唇が離れた。混ざり合った唾液が糸を引き、俺と小夜里さんの唇を繋ぐ。
「ん、ふぅ…うふふ」
 舌で唾液の糸を絡め取った小夜里さんは、見せ付けるように唇の周りを舐め、うっとりと顔をほころばせた。

315おまけ そにょ51:2003/05/26(月) 23:24

 小夜里さんは反芻するように舌舐めずりを繰り返してから、にっこり微笑み、
「うふふっ…どう、彼方くん? あたしのキスは、美味しかっ…あ痛」
 横合いからつぐみさんの手が伸びてきて、小夜里さんの顔を押し退けた。
「なにするのよっ、つぐみ」
 頬を押さえ付けられたまま不機嫌そうな表情を浮かべる小夜里さんを、拗ねた表情のつぐみさんがむーっと見据え返す。
「なにするのよじゃないわよー! 私を差し置いて彼方ちゃんと二回も先にちゅーするなんて、ずるいじゃないっ。しかも、今の二回目は舌まで入れてっ」
 うっ、と口ごもった小夜里さんは、恥じ入るように目線をさまよわせ、
「そ、それは、そのっ…い、勢いっていうか、ええっと」
 もじもじと体を揺すりながら、口の中で言い訳を呟く小夜里さん。

 恥じらって体を縮こめてしまった小夜里さんを見て、つぐみさんは溜飲を下げたのか、いつもの呑気な笑顔を浮かべた。
「まあ、いいわ。…うっふっふー、か〜な〜た〜ちゃ〜ん♪ 次は、私の番よー」
 俺の方を向き直り、キラリと瞳を輝かせるつぐみさん。
 身の危険を感じたが、小夜里さんにまたがられたままだから当然動けない。
「ま、待った、待ってくれ、つぐみさん」
 取り敢えず制止すると、つぐみさんの顔がぴくっと引きつる。
「…なによー、彼方ちゃん。小夜里さんとはちゅー出来ても、私とは出来ないって言うのー」
 つぐみさんが唇をわななかせながら、悔しさと悲しさの入り交じった口調で呟いた。
「え!? いや、そういうことじゃなくて」
「じゃあ、どういうことなのよー」
「だから、その…キスするとか、そういうことの前にすることが」
「…ああ」
 俺の言葉に、つぐみさんと小夜里さんが同時に声を上げた。
「そうね、言われてみれば、彼方くんの服を脱がせている途中だったわね」
「そっちかい!」
 俺の突っ込みを黙殺し、小夜里さんの指がカッターシャツのボタンに掛けられる。
「でもその前に、私も一回ぐらいはいいわよねー」
「え。…んっぐ」
 つぐみさんの手の平が頬に添えられたかと思うと、唇を奪われた。

316万年名無しさん:2003/05/26(月) 23:27
|∀・)50突破ぁー。
うらやましいぞ、彼方。

317万年名無しさん:2003/05/26(月) 23:37
両手に花(;´Д`)ハァハァ

318うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/27(火) 23:30
こんばんは、うどんうどんタン【四歳五ヶ月】ですぅ。

一昨日の『血を吐きながらマラソンする』に対する突っ込みがなくて、「これがジェネレーションギャップか…ぐよぐよ」ってパパが黄昏てますぅ。

それでは、どうぞ〜。

319おまけ そにょ52:2003/05/27(火) 23:31

「うっ、ぐ」
 唇を塞がれ、息を呑んだのと同時に、つぐみさんの舌が口の中に滑り込んできた。
「んっんん、うぅんっ、んっふ、うぅ、んっ、んんっ」
 小夜里さんに対抗しているのか、つぐみさんのキスがいつもより激しい。乱暴なぐらい荒々しく舌が蠢き、唾液を啜り上げる粘った水音が唇の隙間から漏れ出る。
「うっん、んふっ、んくっ…うん、んっ…う〜」
 薔薇色に紅潮した頬をうっとりとほころばせたつぐみさんは、俺の頭を鷲掴んで押さえ付けながら、猫のようにごろごろと喉を鳴らしてキスを堪能している。
「んっ、んくっ、うぅん、んぅっ、んっ…うぅ♪」
 頻りにうずうずと体をよじり、幸せそうに目元を緩ませているつぐみさん。混ぜ合わされた唾液を飲み下すたびに、細い喉が上下するのが見える。

 やがて、踊るように口の中を蹂躙していた舌がそっと抜かれ、次いで唇が浮き、
「んっ、ちゅ……ふぁ」
 つぐみさんは濡れた瞳で俺を見据えながら、小さく溜め息を吐いた。
「んっ…うふふー」
 きらめく唇の周りを舌で舐め取り、美味そうに喉を鳴らしたつぐみさんは、満足げに妖艶な媚笑を浮かべた。
「うふん…彼方ちゃん…」
 愛おしげに囁きながら、さわさわと俺の顔を撫でるつぐみさん。
「……」
 つぐみさんの色っぽい仕草に見惚れていると、ベルトが緩められる感触が伝わってきた。
「はっ」
 慌てて目線を下に降ろすと、小夜里さんが淫蕩な笑みを浮かべながら、指をズボンに掛けているところだった。

「さ、小夜里さんっ、待て、待ったっ」
 小夜里さんは悪戯っぽい視線を上目遣いに向けて、
「なあに、彼方くん。まだ覚悟が決まらないの?」
「な、なんの覚悟っ!? だから…ぅくっ」
 小夜里さんの手がズボン越しに俺のものに宛われた途端、声が裏返った。
「ふふふ…もうこんなに硬くなってるわよ、彼方くん?」
 可笑しそうに囁きながら、円を描くように手の平を動かし、俺のものを弄ぶ小夜里さん。そのたびに、下腹部が跳ねそうになる。
「うぁっ、くっ」
 焦れったい微弱な刺激に、目が眩み始める。
「ふふっ」
 喉の奥で含み笑いをした小夜里さんは、ゆっくりと手の平を動かし、わざと緩い力加減で撫でたり、時折指を立てたりしながら、うっとりと嗜虐的な媚笑を浮かべた。

「ぐっ…ううっ」
 喘いでしまいそうになる声を堪えながら、
「さ、小夜里さん…あっ」
 呼び掛けたのと同時に、ズボンがずり降ろされた。
「うっふふ」
 酔ったように目元を紅潮させた小夜里さんの手で、ズボンが足から抜かれ、邪魔っ気に放られる。
 トランクス姿にされ、恥ずかしさにもがいていると、
「はいはーい、彼方ちゃん、シャツも脱いじゃいましょうねー」
 頬を紅色に火照らせたつぐみさんが、俺の手を取りながら言った。
「うふふー、ほら、腕を上げてー」
 右腕を持ち上げられ、カッターシャツの袖が抜かれる。
「こっちも…よいっしょっと」
 左腕を取ろうと身を乗り出したつぐみさんの襟元がはだけ、乳房が俺の胸の上に乗っかった。
「ちょっ、ちょっと、つぐみさん、胸がっ」
「うふっ、なあに?」
 瞳を細め、艶めかしい媚笑を浮かべながら、上半身を揺するつぐみさん。胸に押し付けられた乳房がたゆたゆと波打ち、その重みが伝わってくる。
「うふん…おっぱいがどうかしたのかしらー」
 つぐみさんはくすくす笑いながら囁くと、のし掛かるように前屈みになった。
「ああー、ううー」
 絶対、分かっていてやっている。

320おまけ そにょ53:2003/05/27(火) 23:32

「うふふー」
 わざとらしく体を俺に覆い被せたつぐみさんは、可笑しそうに微笑みながら、のんびりとシャツを脱がしていく。
「ふう、はあ…つ、つぐみさん」
 胸を圧してくる乳房の重みに耐えながら、震える声で呼び掛ける。充血してサクランボのように色付いた乳首の感触が気になって、大きな声を出せない。
「うふん、なにかしらー?」
 つぐみさんは待ってましたとばかりに顔を輝かせると、ぐいっと体をひねり、乳房で俺の顔を挟んだ。
「ふむぐっ」
 ふっくらと柔らかな温もりが顔を包み、カッと頭が熱くなる。
「彼方ちゃーん? 何か言った? ねえ、ねーえ」
 くすくす笑いながら、ぐいぐい体重を掛けてくるつぐみさんの声が、遠くから聞こえる。
「むー、うー」
 くぐもった呻き声を上げながら、つぐみさんの肩を弱々しくタップする俺。

「つぐみ、彼方くんが苦しそうにしてるけど」
 トランクス越しに俺のものを撫でていた小夜里さんが、気遣わしげに言うのが聞こえた。
「あらあら、まー」
 呑気な口調でつぐみさんが呟き、口元を覆っていた温もりが離れる。
「ぶはっ…ふう、はあ」
 酸欠と、今まで顔を包んでいた乳脂の柔らかみにくらくらしながら、大きく深呼吸をする。
「ごめんねー。彼方ちゃんの息が、おっぱいに当たるのが気持ちよくてー…うふふ」
 豊かな乳房を俺の鼻先に突き付けたまま、ぽっと頬を赤らめるつぐみさん。

「うふん…彼方ちゃん…」
 また覆い被さろうと、つぐみさんが肩を疼かせながらにじり寄ってきた。
 ゆさゆさと重そうに揺れ動く乳房に目を奪われ、身動き出来ずにいると、
「待ちなさい、つぐみ」
 小夜里さんがつぐみさんの襦袢の襟と帯を握り、
「えい」
 器用に体をひねって投げ、つぐみさんを脇に退かした。
「きゃあん」
 可愛く悲鳴を上げながら、絨毯の上に転がるつぐみさん。

 つぐみさんは上半身を起こすと、不機嫌そうに小夜里さんを見据えた。
「なにするのよー、小夜里さん」
「つぐみ、あんたまた彼方くんを窒息させるつもり?」
「うっ」
 小さく息を呑んだつぐみさんは、申し訳なさそうに顔を俯かせ、もじもじと体を揺すった。
 つぐみさんが黙ったのを見てから、小夜里さんは俺に覆い被さって、にっこり微笑み、
「うふふ。…あたしなら、苦しくならないわよ? ほら…」
 甘く囁くのと同時に肩を落とし、胸に顔を埋めるように俺を抱きすくめた。ふんわりと柔らかな乳脂に、鼻先が沈む。
「むぐっ」
 小夜里さんの華奢な腕が俺の頭を掴み、減り張りの利いた肢体が絡まる。

「ああーっ、ずるいー!」
 つぐみさんが悲鳴のような声を上げながら羨ましがっているのが聞こえた。
「んふぅっ…そっちが先に抜け駆けしたんじゃない」
 うっとりと喘ぐように溜め息を吐きながら言い返し、ぐっと腕に力を込める小夜里さん。
「ふぐぅ」
 顔が小夜里さんの胸の峡谷に挟まり、芳ばしい女香が鼻腔が流れ込む。
「んっ…はぁあ」
 艶めかしい吐息を漏らしながら、小夜里さんが俺の頭を撫でる。
「ふぅっ…こんなふうにするのも、ずいぶん久しぶりだから…どきどきしちゃう…」
 うわ言のように呟きながら、小夜里さんはうっとりと潤んだ瞳で俺を見据え、うずうずと体をくねらせた。

321おまけ そにょ54:2003/05/27(火) 23:33

 巻き付くように絡められた小夜里さんの手足がゆったりと動き、瑞々しい餅肌が俺の体をくすぐる。
「ううー」
 小夜里さんの肢体の心地よい圧迫感にくらくらしていると、
「んっ…うふん」
 小夜里さんが鼻を鳴らしながら腰を浮かせ、お尻を俺の下腹部に乗せた。
 それから上半身を浮かせ、俺の顔を覗き込むと、焦れったそうに下肢をくねらせながら、
「ふふっ…こんなに顔を真っ赤にして…可愛いわあ」
 上擦った声で囁き、優しい手付きで俺の頬を撫でる小夜里さん。

 小夜里さんは俺の脚の上にまたがったまま、一頻り頬を撫でたり鼻を舐めたりしてから、
「ほら、起きて、彼方くん」
 俺の肩に手を添え、促すように言った。
「はあ」
 小夜里さんを腿の上に乗せたまま、ふらふらと上半身を起こす。

 小夜里さんのブラジャーの肩紐が片方だけずり落ち、華奢な二の腕に引っ掛かっている。
 目の前の流麗な撫で肩と胸元の艶めかしさにどぎまぎしていると、
「うふふ」
 小さく含み笑いをした小夜里さんが、腕を俺の背中と首の後ろに回し、体重を預けるようにしがみついてきた。
「あっ」
 小夜里さんは鼻先が触れ合うぐらい顔を密着させ、悪戯っぽく微笑み、
「どう? まだその気にならないのかしら」
「う…」
 小夜里さんの妖艶な囁きに抗うように、かぶりを振る。
「ふうん、頑張るのね、彼方くん…でも、あたしもつぐみも、今さらやめてあげたりしないわよ?」
 吐息混じりの囁きが耳朶をくすぐるのと同時に、
「どうして私が後ろからなのよー、もう…えい」
 つぐみさんの拗ねたような声が頭の後ろから聞こえ、背中に柔らかな温もりが押し付けられた。
「うわっ」
 微かに汗ばんだ感触から、つぐみさんの素肌が直接触れているのが分かる。
「うっふふ…彼方ちゃ〜ん」
 甘えるような声を出しながら、つぐみさんが俺の胸の前に腕を回してきた。

322万年名無しさん:2003/05/27(火) 23:36
|∀・)今後の展開を脳内で予想してみる

323万年名無しさん:2003/05/27(火) 23:46
>322
頑張って予想してくれよ、漏れはハァハァ汁から



(;´Д`)ハァハァ

324うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/28(水) 23:11
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】です。
『うーん、うーん…文章が重いー…展開が遅っゲボォ』パパが喀血して倒れました。


>|∀・)のおにぃちゃん
>今後の展開を脳内で予想してみる

 『小夜里さんを手込めにした後、どうするかは僕も考えてません。行き当たりばったりですので』…胸を張って言うことじゃないよ、パパ。

それでは、どうぞ〜。

325おまけ そにょ55:2003/05/28(水) 23:12

 床に尻もちをついた格好で、小夜里さんにまたがられ、背後からつぐみさんに抱き付かれて、身動きが取れない。
「ふふっ、彼方くん…」
「うふふー、か・な・た・ちゃん♪」
 俺を前後から挟んだ小夜里さんとつぐみさんは、熟れた肢体を惜しげもなく押し付け、絹肌をこすり付けている。
「うっ…ちょっと、ふ、二人とも…待って」
 掠れた声で、呼び掛ける。
「いいから、いいから」
 小夜里さんは俺の下腹部に乗せたお尻をうずうずと揺り動かしながら、うっとりと微笑んだ。

「んふっ…彼方くん…んん、ぅん」
 小夜里さんの相貌に淫蕩な媚笑を浮かび、かぶりつくような勢いで唇を奪われる。
「むぐ」
 次いで、背中に張り付いた柔らかみがぐにゅっと動き、
「あん、もう…私も彼方ちゃんと、ちゅーしたいのにー」
 つぐみさんが子どもっぽい口調で呟きながら、俺の耳たぶを甘噛みしたのが分かった。

「んっ、んふ、うぅん」
 情熱的に舌を絡める深いキスをしながら、うっとりと顔をほころばせる小夜里さん。細い喉が痙攣し、小さく鳴る。
「はぁあ…あん、んん」
 小夜里さんの泣き濡れたように潤んだ瞳が、きらきらとまたたき、艶めかしく細められる。
「う、ふ…」
 そろそろと顔を離した小夜里さんは、唇の端の唾液を舌で舐め取り、うっとりと微笑んだ。

「ずるいわよー、小夜里さんばっかり…彼方ちゃん、こっち向いて」
 つぐみさんの声が耳元で聞こえたのと同時に、頬に手の平が添えられ、首を振り向けられる。
「うふん…んっ…ぅん」
 身を乗り出したつぐみさんは、鼻を鳴らしながら顔を近付け、一度ついばむようなキスをしてから、唇を押し付けてきた。
「んぐっ」
 息を引きつらせた拍子につぐみさんの唾液を呑み込み、頭の奥がジンと熱くなる。

「んんっ、ふぅんっ、んっふ、ぅん」
 酔ったように頬を赤らめたつぐみさんは、貪るように唇に吸い付きながら、とろとろと舌を蠢かせる。つぐみさんの生暖かい舌が俺の舌と絡まり合い、口の中で溶け合った。
「つぐみ、早く替わりなさいよ」
 焦れったそうに腰を揺すりながら、催促する小夜里さん。
「はぁっ…ん、もうー、小夜里さんたら我が侭なんだからー」
 喘ぎながら唇を浮かせたつぐみさんは、名残惜しげに軽いキスをして、しぶしぶと俺の首を戻した。
「んん…彼方くん」
 愛おしげに頬を撫でながら、甘く囁いた小夜里さんは、少女のように顔をほころばせながら唇を差し出し、吸い付いた。
「ん、うん…んふぅん」
「ふぅっ…彼方ちゃん…」
 つぐみさんの熱い吐息が首筋に吹きかけられ、舌と唇が添えられる感触が伝わってきた。
「ううー」

326おまけ そにょ56:2003/05/28(水) 23:13

「小夜里さん、そろそろ私の番よー」
「んはぁっ…分かったわよ、もう…」
「うふん…彼方ちゃん」
「むぐぐ」
 小夜里さんとつぐみさんに交互に深いキスを繰り返され、既に唇がふやけ、口の中に二人の唾液の味と匂いが染み付いているよーな気がする。
「…うふふ、彼方くんの胸板、広いのね」
 キスの順番がつぐみさんに回っている間、待ち切れなさそうにお尻を揺すっていた小夜里さんが、俺の胸板を撫でながら呟いた。
「はあっ…素敵」
 喘ぐように溜め息を吐いた小夜里さんの手の平が、さわさわと胸の上を這う。
「んぐっ、うう」
 つぐみさんの濃厚なキスに唇を塞がれながら、こそばゆさに耐える。

 とろんと目元を潤ませて俺の胸板や脇腹を撫でていた小夜里さんが、自然な仕草で俺の体に寄り添う。
「んん…ふぅ」
 うっとりと鼻を鳴らしながら、俺の胸に頬擦りを繰り返す小夜里さん。ふわふわ柔らかな餅肌の感触がくすぐったく、もどかしさに目眩がしてきた。
 ゆっくり頬擦りをしていた小夜里さんは、流し目で俺を見据えると、
「はぁ…ん、んんぅ」
 いきなり桃色の舌を伸ばし、胸骨を下から舐め上げた。
「うっぐ!」
 ぶるぶると背筋が震え、息が引きつる。危うく、口の中のつぐみさんの舌を、噛んでしまいそうになった。
「ふぅっ…んん」
 小夜里さんは舌を出したまま、蕩けそうな媚笑を浮かべると、そのままそろそろと緩慢に顔を動かしだした。
「うっ、く、うぅ」
 小夜里さんの舌が胸から鎖骨、首筋までをゆっくりと這い、その刺激に背筋がぞわぞわと粟立つ。

「ん、んふ」
 小刻みに身震いしている俺を見たつぐみさんは、瞳を細めて微笑むと、小さく鼻を鳴らして、ぎゅっとしがみついてきた。
「うぅ」
 背中に当たる乳房の張りのある弾力に、目の前が霞む。
「んっ、んぁう…はぁん、んふっ…彼方ちゃん、可愛い♪」
 愛おしげに微笑みながら、ぐりぐりと肢体をこすり付けるつぐみさん。その間も、舌は口の中を踊り、俺の唇を吸い上げている。

「…はぁ…ん」
 喉仏から顎先までを丁寧に舐めあげた小夜里さんは、喘ぐように溜め気を吐いた。
「ふぅ…交替して、つぐみ」
「んっ…ふぁ、はぁい」
 つぐみさんが名残惜しげに唇を浮かせたのと入れ違いに、小夜里さんの顔が近付き、
「…んんぅ…くぅん」
 小夜里さんはうっとりと喉を鳴らし、唇が重なるのと同時に舌を差し入れる、いやらしいキスをした。

 つぐみさんはまた俺の背中にしなだれかかり、乳房を押し当てながら、
「うふん…彼方ちゃん…」
 吐息混じりの囁き声を首筋に吹きかけながら、耳たぶを優しく甘噛みした。全身が沸き立つような快感が、脳髄まで突き抜ける。
「うっ、んぐ」
 小夜里さんに唇を吸われたまま、喉の奥で呻く。
「んっ、んはぁ…んんん…」
 鼻を鳴らしながら俺の耳たぶを舐めるつぐみさんの乳房が、背中の上で波打ち、左右別々の形になって弾んでいるのが分かった。

327万年名無しさん:2003/05/28(水) 23:17
|∀・)ええい、まどろっこしいぞ、彼方。俺に代われ(w









時に、俺がきたときにちょうどよくうどんタンが来る理由を俺自身に問いたい。

328うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/29(木) 23:08
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】です。
『ウウ…やっとのことで、ラブシーンに入れるグボォッ』安堵のあまり、パパが血飛沫を(略)。

>|∀・)のおにぃちゃん
>俺がきたときにちょうどよくうどんタンが来る理由を俺自身に問いたい
 パパ曰く『運命。或いは愛、即ち引力』…って、あ、愛ッ!?

ひょっとしたら、明日は来られないかも…代わりに今からボクが脱ぎ(略)。
それでは、どうぞ〜。

329おまけ そにょ57:2003/05/29(木) 23:09

 小夜里さんの華奢な腕が俺の首の後ろにしっかりと回され、重なり合った唇の隙間から舌と唾液の掻き混ぜられる水音が漏れ出る。
「うっ、うぅ」
 またがった小夜里さんの秘部が俺のものに密着し、熱い火照りが生地越しに浸透してくる。小夜里さんがうずうずと腰をくねらせるたびに、柔軟な感触が伝わってきて、意識が掻き消えそうになった。

「ん…はぁ」
 唇を浮かせた小夜里さんは、唇の端に唾液を滴らせたまま、蠱惑的な媚笑を浮かべた。それから、感心したような、呆れたような表情を浮かべ、
「ふっふふ…辛抱強いのね、彼方くん」
「う」
 腹の奥に鈍く響くような甘ったるい囁き声に、思わず呻く。

 小夜里さんはじっと俺の顔を覗き込んでから、
「…それとも、そんなにあたしを抱くのが嫌なのかしら」
 目尻を緩ませ、寂しげに囁いた。
「いや、そういうことじゃ…うっ」
 小夜里さんが身を乗り出し、柔らかな乳房を押し付けられ、声が裏返る。
「それじゃあ、どうして?」
 馬乗りになった下腹部をぐりぐりと押し付け、熱い吐息を吹きかけながら重ねて訊ねる小夜里さん。
「んっ…あたしのこと、魅力的って言ったのは…はぁっ…嘘だったの?」
 頬を撫でる生暖かい溜め息と、下半身から伝わる温もりに、胸が詰まりそうになった。
「ぐっ…ち、違う…」
 小夜里さんは濃い薔薇色に火照った肢体を疼くように揺すり、こすり付けながら、
「じゃあ、好きでもない女は、抱けない?」
 上擦った喘ぎ声で囁くと、はにかむように顔を俯かせて、
「あたしは彼方くんのこと、好きよ。…もう、好きになっちゃってる」
 悪戯っぽく微笑みながら、俺の唇にキスをした。

 いきなり告白されて、思わず真顔で小夜里さんを見つめると、
「…あ」
 うっとりと夢見るような表情だった小夜里さんの顔が、はっと強張った。
 自分がいま言ったことに気付いた小夜里さんは、慌てて顔を伏せると、もじもじと落ち着かない様子で、
「え、ええと…あの、今のは、その…勢いとかじゃなくて、あ、あたしの素直な気持ちって言うか…あ、あはは」
 頬を林檎色に染め上げながら照れ笑いを浮かべ、ふにふにと可愛らしく恥ずかしがる小夜里さん。
 一頻り照れてから、小夜里さんはしおらしい表情を浮かべ、上目遣いに俺を見つめながら、
「…やっぱり、迷惑かしら…あたしみたいな年増に、こんなふうに言われて」
「え!? そんな、迷惑だなんてことない…嬉しいよ、うん」
 かぶりを振りながら答えると、小夜里さんは心底安堵したように相好をほころばせた。
「そう? …よかった」

 小夜里さんは思春期の女の子のように、もじもじと言い淀んでから、真っ直ぐに俺を見つめた。
「…彼方くん」
「う」
 澄んだ色合いの瞳に見据えられ、胸が高鳴る。これはやっぱり、俺の気持ちを聞きたがってるんだろうな、多分。
「その…俺も、小夜里さんのことは好きだよ。優しいし、綺麗だし…だけど」
「本当っ?」
 俺の言葉を遮るように、小夜里さんが瞳をきらきらと輝かせながら身を乗り出してきた。
「ねえ、本当に、あたしのこと好き?」
 勢い込んで訊ねる小夜里さんに気圧されながら、
「うっ、うん。だけど、こういうことをするのは、お互いのことをもう少し知り合ってからの方が…むぐ」
 いいんじゃないか、と口にする前に、唇を塞がれた。
「んっ、うふん…はぁ…嬉しい」
 一旦唇を浮かせた小夜里さんは、大人びた美貌をうっとりとほころばせ、幸せそうに呟いた。

330おまけ そにょ58:2003/05/29(木) 23:10

「…彼方くん…」
 小夜里さんは愛おしげに囁くと、体を乗り出してきた。背中に回されていた腕がしなやかに伸び、がっしりと組まれる。
「あの、小夜里さ…んぐぐっ」
 いきなり、むしゃぶりつくような勢いで唇を奪われ、目の前が白くなった。
「んっ、んんふっ…ん、うんっ…はぁあ、んっ…んっふ、うぅんん、んぅ」
 色っぽく鼻を鳴らしながら、何度も俺の唇に吸い付き、キスの雨を降らせる小夜里さん。ついばむような可愛らしいものから、舌を口の中に挿し入れ絡め合ういやらしいものまで、何度も繰り返される。
「ちょっ…う…さ、小夜里さ…んっ、ぐっ」
 情熱的なキスに圧倒され、小夜里さんの華奢な肩に手を置くのが精一杯だった。

 舌と唇の快感に、眼が眩み始めた。更に追い討ちをかけるように、密着した小夜里さんの肢体から、得も言われぬ柔らかみと温もりとが染み入り、我慢の限界が近付きつつある。
「う…ま、待って、小夜里さんっ」
 力を振り絞り、小夜里さんの撫で肩を押し返した。
「あぁん」
 喘ぐような溜め息が小夜里さんの唇から漏れて、薔薇色の相好に蕩けそうな媚笑が浮かぶ。
「…だめ。もう待てない」
 切なげに悶えていた小夜里さんが、口の中で小さく呟いたのと同時に、飛び掛かってきた。
「あっ」
 押し離したことで油断していたところに全身でしがみつかれ、火照った肢体を抱きすくめる格好になる。
「……っ」
 全身がわななくような感覚の後、目の前が真っ白になり、もう何も考えられなくなる。
「さ、小夜里さんっ」
 名前を呼ばわりながら、背中と腰に腕を回して抱きすくめ、その勢いのまま唇を奪う。
「あっ、彼方く…んんぅ」
 小夜里さんは一瞬、息苦しそうにもがいたが、すぐに目元を緩め、うっとりと喉を鳴らした。
 唇を浮かせてから、小夜里さんの翠緑色の瞳を覗き込み、
「…小夜里さんが、欲しい」
 低い声で告げると、小夜里さんははにかむように顔を伏せて、
「…ええ」
 こくん、と小さく頷いた。

「むー」
 と、唸り声と共に、背中に張り付いていた温もりが離れ、
「ひどいわー、彼方ちゃん…私を放ったらかしにして、小夜里さんと先にえっちするのねー」
「ギク」
 小夜里さんを抱き留めたまま振り向いてみると、ほっぺたをぱんぱんに膨らませたつぐみさんが、拗ねた表情で俺を見据えていた。
 つぐみさんは詰まらなさそうに唇を尖らせながら、着崩れていた襦袢を羽織り直して、
「いいわよー、私は後回しで。…ふんだ」
 ぷいっとそっぽを向きながら言った。
「…後で、うんと苛めちゃうんだから…」
 もの凄い執念を込めた口調で、ぼそっと呟くつぐみさん。

「……」
 恐ろしいけど、後のことは後で考えることにして、
「小夜里さん」
「…あ、ん…」
 ぐったりと力を抜き、体を預けてくれている小夜里さんを抱き締め、唇を重ねた。

331万年名無しさん:2003/05/29(木) 23:14
|∀・)遂に3p(ry

332万年名無しさん:2003/05/29(木) 23:18
小夜里さ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ ん!!!!!

333うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/30(金) 23:11
こんばんは、うどんタン【四歳五ヶ月】です。
ごめんなさい、今日の更新は無しです。パパにお腹を切らせておきますから(ぉ 許してください。

>|∀・)のおにぃちゃん
>遂に3p(ry
 パパ、お腹から血を流しているけど(ぉぉ 答えて。
 『3Pの前に、小夜里さんと普通にえっちします。その後のことはまだ考えてないです。それにしても、やっぱり3Pになることは読まれてるんですね…ゴフ』

334万年名無しさん:2003/05/30(金) 23:14
|∀・)にや〜

335万年名無しさん:2003/05/31(土) 22:27
さくらたんのSSキヴォンヌ!!

336万年名無しさん:2003/05/31(土) 22:28
|∀゚)もうすぐ来るよ。

337うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/05/31(土) 23:19
 うどーん☆ (←挨拶)

こんばんは、うどんタンですぅ。…今の挨拶は、ちょっとどうかと思うな、ボク。

>335のおにぃちゃん
>さくらたんのSSキヴォンヌ!!

>|∀゚)のおにぃちゃん
>もうすぐ来るよ。

…この一連の会話って、パパ宛てなのかな…。
『以前、『Air』のみちる小姐と往人のラブシーンSSなら書いたことはありますけど、流石に父として慕ってくれている女の子を手込めにするのは抵抗が…』だそうです。

お待たせしました、今日から小夜里さんとのラブシーンです。一応この作品は〝つぐみさんSS〟なんだけど、気にしない方向でお願いします。
あれやこれやで、いつの間にか60話まで来てしまいました。『どこまで続くか見当もつきませんが、宜しくお付き合い下さい(パパ談)』だそうです。

それでは、どうぞ〜。

338おまけ そにょ59:2003/05/31(土) 23:19

 小夜里さんの汗ばんだ背中を撫でながら、舌を絡め合う深いキスを交わす。
「んっ、ぅんっ、ふぅん、んんっ…」
 切なげに眉根を寄せながら、もじもじと下肢を揺り動かす小夜里さん。混ぜ合わさった唾液を飲み下すたびに、喉がくぐもった鳴き声をあげる。
 息苦しくなり、舌をほどいて唇を浮かせると、
「…はぁあんっ…」
 小夜里さんは不満げに喘ぎながら、身を乗り出して追いすがり、俺の唇を奪った。
「んぐっ」
「ふぅうんっ、んはぁ、ふぁ…あっ、はぁあ」
 貪るように俺の唇を吸い上げながら、満足げに喉を鳴らす小夜里さん。大人びた美貌をあどけなくほころばせ、甘えた仕草でキスを繰り返している。

 俺の腿の上にまたがった小夜里さんの体は、のぼせたように濃い桃色に火照り、熱を帯びている。
「ん…」
 背中を撫でていた手をそろそろと降ろし、丸いお尻に触れた。
「はんっ…んん」
 小夜里さんが腰をわななかせ、小さく息を呑む。
 まろやかな手応えを愉しみながら、ふっくらと柔らかなお尻を丹念に撫で回す。
「あっ、はっ…あぁ、あん」
 小夜里さんは半ば呆然とした表情で唇を浮かせ、掠れた啼き声を上げた。
 下着越しに感じる小夜里さんの高めの体温に気持ちが昂ぶり、お尻の下に手の平を滑り込ませて揉み上げたり、指で溝を上下にこすったりしていると、
「あっ、はぁ、あぁっ! …んん〜っ!」
 小夜里さんが感極まったような啼き声を上げながら、ぎゅっと俺にしがみついた。

 嫌がらせたのかと心配になり、手を止めて小夜里さんを抱き返すと、
「…彼方くん…」
 俺の肩に顔を埋めていた小夜里さんが、か細い声で囁いた。
「ん?」
 小夜里さんは言葉を選ぶように、何度も言い淀んでから、
「お願い…ベッドに…連れていって」
 やっと聞き取れるぐらいの小声で呟いた。
 怖ず怖ずと顔を上げ、心細そうに俺を見つめる小夜里さんを見つめ返し、
「うん」
 頷いて、小夜里さんの頬に張り付いた黒髪をかき上げながらキスをした。

339おまけ そにょ60:2003/05/31(土) 23:20

 小夜里さんの腰と背中に腕を回して抱きかかえ、立ち上がる。
「きゃっ」
 小さく悲鳴を上げ、びくっと体を強張らせた小夜里さんは、緊張したように手足を縮こまらせ、上目遣いに俺を見上げた。
 可愛らしい仕草に内心どぎまぎしながら、安心させるように笑いかける。
「…あ…」
 小夜里さんはとろんと瞳を潤ませ、うっとりと微笑むと、恥じ入るように顔を伏せた。

 体の力を抜いてもじもじとはにかんでいる小夜里さんを抱き上げ直し、ベッドまで運ぶ。
 ベッドの上に乗り、布団の真ん中に小夜里さんを仰向けに横たえた。
「あ、ん…」
 まだ怯えが残っているのか、それとも快楽の予感か、小夜里さんは掠れた吐息を漏らし、悶えるように身じろぎをした。

 ほんのり桃色に火照った小夜里さんの肢体に見惚れそうになりながら、体重を掛けないように覆い被さる。
「小夜里さん」
 頬に手の平を添え、髪の毛を指で梳く。
「あ、はぁ…んん」
 こそばゆそうに身震いし、うっとりと溜め息を吐く小夜里さん。
 汗を吸ってほんの少し重くなった黒髪の梳き上げ、時々耳たぶをくすぐったりしてから、顔を近付ける。
「あっ…彼方く…ぅん、んっ」
 顎先に指を掛けて顔を上げて貰い、唇を奪った。

 軽く触れるようなキスをしてから、舌を小夜里さんの口腔内に挿し入れる。
「んっ、ふぅうん」
 小夜里さんの鼻が鳴り、仰向けになった胸がゆったりと上下した。
 舌先で小夜里さんの口の中をくすぐるように舐め、唾液を啜り上げる。
「う、んん…はぁ、あぁ…」
 蕩けるように目元を緩め、艶めかしく喉を鳴らす小夜里さんを見ているうちに、ちょっとした嗜虐心が湧き起こった。
 さっきまでのお返しに、小夜里さんの口の中で舌を少し乱暴に動かし出す。絡め取った舌をわざと引っ張ったり、舌先を窄めて締め上げたりすると、
「んっ、ぅんんっ! …っ! うぅんんっ」
 小夜里さんは瞳を見開き、息苦しそうに喉を鳴らしながら、全身を震わせた。ベッドの上に投げ出された小夜里さんの手足が、ぱたぱたと弱々しく布団を叩く。
「んくぅっ、うぅ、んっ」
 小夜里さんの睫毛がわななき、瞳に泪が溢れそうになる前に、唇を浮かせる。
「ぷはっ…あぁ、はぁ」
 喘ぐように大きく息を吐いた小夜里さんの右目の端から、涙が一雫こぼれ落ちた。

340おまけ そにょ61:2003/05/31(土) 23:21

 小夜里さんは潤んだ瞳を俺に向け、
「…すんっ…ひどい、彼方くん…」
 小さく鼻を鳴らし、精一杯にいかめしい表情で俺を見据えた。
 弱々しく泣き濡れた瞳と、赤らんだ目元のせいで、ちっとも怖くない。
「さっきまでの、お返しだよ」
 言い返して、小夜里さんの耳たぶをくすぐりながら髪の毛を梳き上げると、小夜里さんはぞくぞくと肩をくねらせた。
「あっ…そんな…でも、それは、彼方くんが…んんっ」
 何か言いかけた小夜里さんの唇を奪い、静かにしてもらう。

 ゆっくりと舌を動かして、熱く蕩けた小夜里さんの口の中を掻き混ぜる。
「んん、んっ、んっふ、ぅん、んくぅっ、ふっ…う、ぅん」
 顎を持ち上げ、もがくように小刻みに肩を揺する小夜里さん。寄っていた眉根がすぐに緩み、翠緑色の瞳がとろんと潤んだ。
「…ん」
 舌をほどき、唇を浮かせると、
「はぁ…あぁん」
 小夜里さんは夢見心地のように顔をほころばせながら、艶めかしく喘いだ。

 ぼんやり惚けている小夜里さんの美貌を眺めてから、胸元に眼を移す。ふっくらと柔らかそうに膨らんだ乳房が、下着に覆われたまま、小夜里さんの呼吸に合わせて上下していた。
 ブラジャーの肩紐は両方ともずり落ち、カップの部分だけで引っ掛かっている。
「小夜里さん」
「え? …あぁっ」
 ブラジャーの下に手を差し入れ、小夜里さんの乳房を握り締め、やわやわと揉みしだいた。
「あっ、はぁあんっ…あっ、あんっ」
 だいぶ昂ぶっていたらしく、小夜里さんは嫌がる様子もなく、ぞくぞくと腰を振って身悶えている。
 細身の体には似付かわしくないほど大きく実った乳房は、ふわふわと柔らかく、揉み応えがある。瑞々しく張りのある絹肌の感触と相俟って、病み付きになりそうな手触りだ。
「あぁあっ、はっあ、あぁ、ぁはぁっ…あぁん、あん、んんっ」
 頻りに内またをすり合わせながら、悩ましげに体をよじる小夜里さん。
 指に吸い付いてくる餅肌を撫でながら、手の平全体で乳房を捏ね回し、乳首を指先で軽く引っ掻くと、
「はぁんっ、んふぁ…か、彼方、くん…んんっ!」
 小夜里さんの体がびくっと大袈裟に跳ね、腰がねじられた。

 小夜里さんの胸を直接見たくなり、下着を外そうとしたのと同時に、
「は、あ…彼方くん…これ、邪魔よね…」
 焦点の合わない瞳で俺を見上げた小夜里さんが、ブラジャーの肩紐を引っ張りながら囁いた。
「うん。…あっ」
 ちょうど考えていたことを言われ、思わず頷いてしまうと、
「ぷっ…ふふっ」
 小夜里さんは小さく吹きだして、可笑しそうに顔をほころばせた。

「うふふ、そうよね、邪魔よね」
 小夜里さんは悪戯っぽい笑顔でそう言うと、仰向けのまま、胸を突き出すように体を仰け反らせ、背中に腕を回した。
「…ん」
 ホックの外れる小さな音がして、乳房を押さえ付けていたブラジャーが緩む。
 どきどきしながら見つめていると、小夜里さんはにっこり微笑み、
「ほら、彼方くん…脱がせて」
「え」
「うふふ…あたしの胸を見たいんでしょう? だったら、彼方くんが外さないと」
 肩紐を引っ張り、催促するように媚笑を浮かべる小夜里さん。
「ねえ、早く…」
 愉しげな表情を浮かべた小夜里さんは、ふくよかな乳房を誇示するように胸を反らせた。
 生唾を呑み込みながら、ブラジャーを両手で鷲掴み、小夜里さんの肩から取り払う。
「あん…」
 小さく声を上げ、恥じ入るように顔を背けた小夜里さんの胸の上で、剥き出しになった乳房がたゆたゆと波打った。

341万年名無しさん:2003/05/31(土) 23:24
|∀・)うどーん♪

342万年名無しさん:2003/05/31(土) 23:35
本編の倍になったがまだまだ終わりそうにない〜

343万年名無しさん:2003/06/01(日) 08:29
雪板のSSで登場人物の出番の多さはつぐみがトップだろう。芽依子様を追い抜いたな

純粋にすご〜(≧m≦)

344うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/01(日) 23:05
 うどーん☆ (←無闇に声を張り上げながら)

こんばんは、うどんタンですぅ。

『ふう、ラブシーンは神経を使うから、疲労が著しいりゅん』…パパが心労のあまりちょっと壊れてます。

今日も中途半端です、ごめんなさい。
それでは、どうぞ〜。

345おまけ そにょ62:2003/06/01(日) 23:06

 仰向けになった胸の上で、豊かな乳房がたゆたうように揺れ動いている。
 綺麗な珠型の形状を自重でほんの少したわませた乳房と、発赤して勃ち上がっている乳首をじっと見つめていると、
「うっふふ…どうしたの? 見てるだけでいいの?」
 色っぽく肩をくねらせながら、小夜里さんが挑発するように甘く囁いた。
「いや」 
 はっと我に返り、かぶりを振って答えてから、魅惑的に揺れる乳房を両手で鷲掴んだ。
「はぁっ、あぁんっ」
 乳房から伝わる快感に、小夜里さんが仰け反って喘ぐ。
 手の平を広げ、指を乳脂に食い込ませながら、左右の乳房を別々の方向に揉み上げ、捏ね回す。
「あ、あぁあっ…はぁっ、あんっ、んんっ」
 小夜里さんは掠れた喘ぎ声を上げながらもがもがと身悶え、快感に呑み込まれないように布団を握り締めた。
 円を描くように手を動かし、乳房全体を揺らしながら揉みほぐす。
「はっ、あっ、あんっ、はぁんっ…ぁはぁっ、彼方くん…っ!」
 瞳を伏せ、睫毛をわなかせながら、ぶるぶると全身を打ち振るわせる小夜里さん。

 一頻り手応えを愉しんでから、小夜里さんの胸元に顔を近付け、
「…ん」
 充血して尖った乳首を口に含んだ。
「あぁ…っ」
 小夜里さんの唇から、溜め息とも喘ぎ声ともつかない声が漏れ出る。
 汗の味と、甘酸っぱい味わいを感じながら、乳首を吸い上げる。
「はぁあっ、あっ、あぁんっ」
 引きつるように震えた小夜里さんの手足が布団から浮き上がり、弱々しくもがいた。

 時折顔を動かして左右を入れ換えながら、小夜里さんの乳首を味わう。
「あぁ、んっ、はぁっ…あっ、はぁあん」
 ぞくぞくと下肢を揺すりながら内またをこすり合わせていた小夜里さんが、大きく息を吸い、
「んんっ…かっ、彼方くんっ」
 感極まったような啼き声を上げながら、俺の頭を抱え込んだ。
「むっぐ」
 小夜里さんのふくよかな胸元に顔が押し付けられ、分厚い乳脂に鼻先まで沈む。
「んっふ、ふぅ、はぁ、あぁ…」
 小夜里さんは瞳を伏せたまま、うっとりと顔をほころばせ、さわさわと俺の頭を撫でた。

 小夜里さんに抱き締められ、波打つ乳脂に顔を埋めながら、口に含んだ乳首を舌先で突っつき、吸い上げると、
「んっ、んはぁあっ、あっ、ぁはぁ、あっんん…っ」
 小夜里さんが弱々しくかぶりを振りながら、可愛らしく身悶えた。俺の頭に回された腕に力がこもり、頭皮に爪が立てられる。

 乳房の膨らみの麓に手の平を食い込ませ、全体を揺さ振ったり、音を立てて乳首を吸い上げたりして愉しむ。
「あんんっ、んっ、んはぁ、はぁあ…あっ、あっ、あんっ…か、彼方くんっ…」
 上擦った歓声を上げながら体をよじり、下肢をくねらせる小夜里さん。震える声で甘く囁きながら、俺の頭を何度も撫で回している。
 乳房に歯を立てて跡を残したり、強めに吸い上げて赤い斑紋を残しながら、ふと思い付きで乳首に前歯を添え、
「…ん」
 ごく弱い力で囓ったのと同時に、
「ひぃうっ」
 小夜里さんの唇からしゃっくりのような悲鳴が上がり、両脚がびくんと強張りながら伸びきった。

「…あっ…はぁ」
 ほんの少し間を置いて、小夜里さんは呆然とした表情で溜め息を吐いた。浮いていた脚が自然に布団の上に落ち、俺の頭に回されていた腕も弛緩し、だらしなく垂らされる。
「……。小夜里さん、ひょっとして今、胸だけで…」
 イッたのか、と訊こうとした途端、小夜里さんの相貌に泣きそうな表情が浮かび、
「だめっ…い、言わないで、お願い…」
 真っ赤になった顔を両手で覆い、震える声で懇願した。

346おまけ そにょ63:2003/06/01(日) 23:07

 胸だけで絶頂を迎えたことがよほど恥ずかしかったのか、小夜里さんは両手で顔を隠したまま、羞恥に打ち震えている。恥じ入って体を小さくしている仕草が、小さな女の子のようで、可愛い。
 顔を背けている小夜里さんの髪の毛をそっと撫でる。
「あっ…」
 小さく声を上げ、びくっと肩を震わせる小夜里さん。
「可愛いよ、小夜里さん」
 優しく囁きながら髪の毛を指で梳き、耳たぶをくすぐる。
「はっ、あっ…んん」
 小夜里さんの唇から淡い吐息が漏れ、華奢な肢体がこそばゆそうにもがく。

 絹糸のような髪の毛を指に絡めながら、頭を撫でてあげていると、やがて小夜里さんが怖ず怖ずと手の平を顔から退かせ、
「んっ…あの…彼方くん…軽蔑しないでね」
「へ?」
「だから、その…あ、あたし、淫乱な女なんかじゃないのよ? 今はたまたま早く…気持ちよくなっちゃったけど…」
 両手の指を絡め合わせ、はにかみながら、もにょもにょと言い訳する小夜里さん。
 可憐な少女のような表情に、胸の奥が熱く疼いた。
「軽蔑なんかしないよ」
 俯いてしまっている小夜里さんの顎に指を掛け、顔を上げてもらい、
「んっ」
 頬に手を添え、唇を奪った。
「うっ、ん…ん、んふぅ」
 小夜里さんは一瞬肩を痙攣させて息を呑み、すぐにうっとりと鼻から息を吐いた。

「…ん」
 唇を浮かそうとすると、
「は…あぁ」
 小夜里さんは切なげな瞳で俺を見つめ、小さく喘ぎながら唇を差し出し、キスをねだってきた。
 誘うような表情にくらくらしながら、もう一度小夜里さんの唇を奪い、舌を挿し入れる。
「うぅんっ…んっふ、ぅん」
 喉を鳴らし、幸せそうに顔をほころばせる小夜里さん。細腕が持ち上がり、自然な仕草で俺の首の後ろに絡まった。

 舌を絡め合うキスを交わしながら、手を小夜里さんの胸に宛い、乳房を揉みしだく。
「んん…っ、…んっ、ぅふぅ」
 小夜里さんは疼くように体をくねらせ、喉を鳴らしながら、うっとりと瞳を細めて媚笑した。
 両手を左右の乳房に添え、十本の指をめり込ませながら、弾力を確かめるようにその柔軟な手応えを愉しむ。親指と人差し指で乳首を摘んで引っ張ったり、反対に乳房の中に押し込んだりすると、
「ぅんっ、ふぅんっ、んっふ、ぅんっ、んんっ、うぅ〜」
 小夜里さんはくぐもった鼻声を上げながら、艶めかしく腰を振って身悶えた。

 左手を残して右手を乳房から離し、そろそろと小夜里さんの下半身に伸ばす。
 ほっそりしたお腹の上を通り、うずうずと揺れ動く脚の付け根に触れた。
「はふっ!」
 小夜里さんがはっと瞳を見開いて息を呑み、体を仰け反らせる。

 小夜里さんの秘部は、ショーツ越しにでもはっきりと分かるほど熱く火照り、じっとりと濡れていた。見当を付けて、人差し指と中指で割れ目の辺りをなぞる。
「んんんっ! …ふはっ、あっ、あぁあっ」
 小夜里さんがまた体を仰け反らせ、唇が離れた。
「はぁ、あぁっ…んんっ」
 何度か指を上下に往復させていると、粘った蜜が生地越しに溢れ、絡み付いてきた。
「あっ、あぁっ、んっ、はぁっ…そっ、ん、なっ…あっ、あぁ、ぁはぁん」
 狂おしげに喘ぎながら、手足を痙攣させる小夜里さん。

347万年名無しさん:2003/06/01(日) 23:10
|∀・)うどーん&hearts;!
   さて、その頃のつぐみさんは、っと。

348板違いですが:2003/06/01(日) 23:23
    _  _ _   _   )
(   l[》'《|l   ヾl|  )) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 (  i| lノノリノ)))〉 ノ  |
 __ !! !(l.゚ ヮ゚ノl |   < うっどーん
 ヽZ il |⊂)Filつ卅.    |
   ヽ' ー‐---―.;:;'   \_____
    ヽ   .::,::,:;:'
     ` ===´

349うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/02(月) 23:22
 うどーん☆ (←いつもと違うアクセントで)

こんばんは、うどんタンですぅ。

>|∀・)のおにぃちゃん
>さて、その頃のつぐみさんは、っと

では特別編として、舞台の袖から中継してみます。7カメさーん。 (←?)

「ああーん、小夜里さんたら、あんなに気持ちよさそうにしてー、いいなー…はぁ、なんか、私もどきどきしてきちゃったわー…ふぅっ、はぁっ、あぁっ…んっ、ああ、指が、勝手に…くぅん…彼方ちゃん…あっ、んはっ、あぁ」

スンゴイことになってます。
『つぐみさんの再出演は、そにょ70ぐらいになるかも…〝つぐみさんSS〟なのに…“おまけ”だからいいのカナ』いいわけないよ、パパ。

それでは、どうぞ〜。

350おまけ そにょ64:2003/06/02(月) 23:23

 指で秘部をこすり上げ、刺激を送り込むと、小夜里さんは体を弓なりに仰け反らせて身悶えた。
「あぁっ、はぁっ、あっ、ふぁっ、はぁあ…あぁん、うぅんっ」
 大人びた相貌を淫らに歪め、嬌声をあげる小夜里さんの媚態を見つめているだけで、興奮に目眩がしそうになる。
 盛り上がった部分に鉤型にした指を食い込ませ、抉るように掻き毟り、小夜里さんの肢体を跳ねさせた。
「あぁっ、はぁっ、ぁひぃっ! んくっ、かっ、彼方くんっ、んっ、んん〜っ!」
 小夜里さんは声を堪えようと下唇を噛み締めながら、悦楽に耐えきれず、布団の上で淫らな踊りを舞っている。

 粘着質な水音を立て、小夜里さんの秘部を弄くる。溢れ出てくる生温かな蜜が指を伝い、手の平まで濡れてきたのが分かった。
「はっあ、あぁっ、はぁあんっ、あぁんっ、んっ、んはぁ、あぁ、あぁうっ」
 荒らげられた呼吸に合わせて、小夜里さんの乳房が弾むように震えている。
「小夜里さん」
 布越しに触れるだけでは物足りなくなり、ショーツの下に手を突っ込んだ。
「あっ、あぁ、あんん〜っ」
 待ち焦がれていたように歓声を上げ、腰を浮かせる小夜里さん。

 濡れた繊毛の手触りを感じながら、小夜里さんの蜜壷に人差し指と中指を挿し入れ、掻き混ぜる。
「はぁうっ、うぅあっ、うぁっ、ふぁっ、ぅあぁんっ…あぁっ、んんーっ」
 上擦った嬌声を上げながら、小夜里さんが身悶える。目一杯に開かれた口から飛び出た舌が、ひくひくと痙攣していた。
「はぁんっ、あぁんっ、あぁっ、あっ、ぁはぁっ」
 指の動きに合わせ、体を上下に揺すって喘ぐ小夜里さん。仰向けになった胸の上で、乳房がたゆたゆと波打つ。

 指を蜜壷のより奥へと突き入れようとほんの少し力を込めると、何の抵抗もなく第二関節まで滑り込んだ。煮立った蜜と粘膜が指に絡まり、痺れるような高温が伝わってくる。
「あぁあっ、んん〜っ」
 愉悦の媚笑を浮かべた小夜里さんがいやらしく全身をくねらせ、乳房を弾ませながら身悶えた。
 ぷりぷりと弾力のある肉襞を指で擦り、粘った水音を淫猥に響かせながら、小夜里さんの蜜壷を掻き混ぜる。
「はぁあんっ、あんっ、んんっ、ぁはぁんっ! あっ、あぁあっ、はぁっ、あぁんっ…ふぅっ、んふぅっ、うぅ〜っ」
 肢体が弓なりに仰け反るのと同時に、裏返った嬌声が小夜里さんの唇から突いて出た。

 爪を引っ掛けないように気を付けながら指を動かし、小夜里さんの膣道を弄くる。
 襞をくすぐったり、根元まで突き込んですぐに抜いて焦らしたりすると、小夜里さんは体を仰け反らせ、あられもない悲鳴を上げて乱れた。
「あぁっ、はぁあっ、あっあ、うぁあっ! はぁっ、あぁんっ、はぁんんっ、んっ、んくっ…ああ〜!」
 濃い薔薇色に火照った小夜里さんの美貌に珠の汗が浮かび、きらきらと煌めいている。

 わざと緩い力加減で蜜壷を撹拌してから、指を引き抜く。泡が膨らむような、独特のこもった水音がした。
「あぁあんっ、だめぇえ」
 快感を途切れさせられた小夜里さんが、もがきながら悲鳴のような声を上げた。
 全身を紅潮させた小夜里さんの目映い色香にくらくらしながら、
「脱がすよ」
 ショーツの縁を引っ張りながら告げると、小夜里さんはきょとんと瞳をまたたかせてから、すぐに情痴と恥じらいの入り交じった媚笑を浮かべ、
「…ええ」
 小さく顎を引いて頷き、快楽の予感に下肢を震わせた。

351おまけ そにょ65:2003/06/02(月) 23:23

 覆い被さっていた体を起こし、小夜里さんの足元に陣取る。
 綺麗な線を描く腰に履かれたショーツは、汗と秘部から溢れる蜜が染み込み、じっとりと湿っている。しかも密着して張り付いているから、薄手の生地越しに小夜里さんの桃色の肌と赤らんだ秘部が透けて見え、僅かな起伏までがはっきりと見て取れた。
「あ…んん」
 俺の視線を感じ、小夜里さんが恥ずかしげに体を揺すった。無駄な肉の付いていない、伸びやかな脚が誘うようにくねられる。

「小夜里さん」
 ショーツの両縁に指を掛け、そろそろと下ろす。
「はぁあ…あっ」
 小夜里さんは切なげに喘いで、はにかむように顔を背けた。
 廉恥に体を震わせている仕草が可愛く、つい悪戯心が湧き起こる。下ろし掛けていた手を一旦止めて、
「小夜里さん。脱がしにくいから、腰を浮かせてくれないかな」
「え…ええっ!?」
 目線だけを向け、恥ずかしさに唇をわななかせる小夜里さん。
「ほら」
 催促するように、小夜里さんの秘部を指先でなぞる。
「あっふ」
 胸を弾ませ、小夜里さんが小さく喘いだ。
「そ、そんな…あっ…んふっ」
 逡巡している小夜里さんに追い討ちを掛けるように、指の腹で何度もくすぐる。
「あっ、んん…やっ…だっ、だめっ、待って…する、するからぁ」
 快楽に屈し、小夜里さんが喘ぎながら言った。

「んっ…こ、こう?」
 小夜里さんはとろんと瞳を潤ませながら、怖ず怖ずと腰を浮かせた。
 お尻を持ち上げて秘部を見せ付けるような、小夜里さんのいやらしい格好に興奮し、こっそり生唾を呑み込んでから、
「もっと持ち上げて」
「…んっ…」
 もじもじとはにかみながら、俺の言う通りに、更にお尻を持ち上げる小夜里さん。胸が仰け反り、引き締まったお腹近くまでが浮かび上がる。

 背中と爪先で支えられた小夜里さんの肢体が、ふらふらと危なっかしく揺れる。高く掲げるように持ち上げられた胯座では、蜜と汗で濡れそぼった秘部が赤い花弁を誇示していた。
「…はっ、あっ、はぁっ、あぁっ…」
 自分がどんな恥ずかしい姿勢でいるのかを嫌でも考えてしまうらしく、小夜里さんは焦点の合わない瞳を潤ませながら、荒い呼吸を繰り返している。
「あぁ、はぁ、ふぅ、んっ…」
 触られていなくても、秘部に注がれる俺の視線を感じるのか、小夜里さんが恥ずかしげに喉を鳴らした。同時に、興奮で昂ぶった肢体が小さく震え、粘度の高い濃い蜜が秘部から溢れ出る。

 眺めているだけでも面白いけど、これ以上いじめるのは可愛そうになり、
「脱がせるよ」
 短く告げて、ショーツを一息にずり下ろした。
「きゃあん」
 女の子のような可愛らしい鳴き声をあげ、全身を震わせる小夜里さん。その拍子に爪先から力が抜け、お尻から布団の上に落ちた。
 汗と蜜を吸って重くなったショーツを、手早く小夜里さんの脚から抜く。
「はぁっ、あ…あぁっ」
 掠れた悲鳴を上げた小夜里さんは、一糸まとわぬ裸体を恥ずかしげにくねらせた。

352万年名無しさん:2003/06/02(月) 23:27
|∀・)うど〜ん?

353うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/03(火) 23:13
 うど―――ん☆ (←【Sostenuto:長く伸ばす】)

こんばんは、うどんタンですぅ。

どうして最近の展開が異様に遅いのかパパに訊いてみたら、『小夜里さんを処女にするかどうか迷っているせいで、筆が重い』だそうです。そーゆーことは、もっと早く決めておくべきなんじゃないカナ。
ちなみにまだ決まってないそうです。…パパ、お腹出して。切るから。 (ぉぉ

それでは、どうぞ〜。

354おまけ そにょ66:2003/06/03(火) 23:13

 生まれたままの小夜里さんの肢体を、魅入られたように眺める。
 くすみ一つない瑞々しい絹肌から、ふっくらと豊かに実った乳房、引き締まった太ももから長く伸びたしなやかな脹ら脛まで、何処も若さに満ち溢れ、とても経産婦の体には見えない。
 唯一、熟年を感じさせる大きく緩やかな曲線を描くお尻は、上品にくびれた柳腰と相俟って、匂い立つような濃い色香を醸し出していた。
「…んっ」
 小夜里さんの方は裸を見られるのが余程恥ずかしいのか、落ち着かない表情を浮かべながら、頻りにもじもじと体を揺すっている。細腕で胸元と秘部を隠し、背中を丸め、脚も膝を合わせて閉じてしまっていた。

 大人びた肢体と不釣り合いな可愛らしい仕草にどきどきしながら、小夜里さんの頭に手を伸ばし、髪の毛をゆっくり梳き上げる。
「あ、ん…」
 小さく声を上げた小夜里さんは、強張っていた肩から力を抜き、うっとりと微笑んだ。
 髪の毛を指で弄びながら頬を撫でたり、うなじや耳たぶを引っ掻いてくすぐったりしてから、
「小夜里さん」
「はぁっ、ぁふぅっ…んっ、なあに?」
 小夜里さんの耳元に口を寄せ、
「俺、小夜里さんのを見たい」
 低い声で囁くと、小夜里さんは冷風を吹きかけられたかのようにぞくぞくと全身を震わせた。
「あ…えっ、そ、それは、その…」
「うん」
 俺が頷いてみせると、小夜里さんはまた身震いをしてから、目線をさまよわせ、
「ん、んんっ…しょ、しょうがないわね、うん…彼方くんの頼みなんだから、聞かないわけにはいかないわよね」
 わざとらしく咳払いをした小夜里さんは、頬を林檎色に染め上げながら微笑むと、言い訳のように呟いた。

 仰向けに寝転がっていた体を起こした小夜里さんは、体育座りのように立て膝になった。丸いお尻が布団に半ば沈み込み、綺麗な脚と太ももがやけに目立つ。
「じゃ、じゃあ、えっと…」
 頬を赤らめた小夜里さんが、戸惑った表情を浮かべながら、俺を上目遣いに見つめる。
 小さく頷き返し、小夜里さんの両膝頭に手を置いて、左右に押し開いた。
「アッ」
 短く声を上げた小夜里さんの両ももに、一瞬だけ抵抗するように力が込められたが、すぐに諦めたように緩められた。

「…ぁはぁ…」
 尻もちをついて格好で脚を開かされた小夜里さんは、恥ずかしそうに顔を背け、悩ましげな溜め息を吐いた。
 上品に生え揃った黒い陰りに覆われた小夜里さんの秘部は、鮮やかな濃い紅色に色付き、その奥からは粘度の高い蜜が溢れ出てきている。
「小夜里さん」
 膝の上に手を置いたまま、体を前屈みにし、小夜里さんの股座に顔を近付ける。
「あっ、彼方くん、待っ…ぁふぅ」
 制止の声が掛けられるより早く、小夜里さんの秘唇に口付けた。腰がびくんと跳ねるのと同時に、内ももが痙攣しながら閉じられ、頬を挟まれる。

355おまけ そにょ67:2003/06/03(火) 23:14

 しなやかな太ももに顔を挟まれたまま、小夜里さんが落ち着くまで少し待つ。
「あぁっ、はぁ、あぁ…」
 上擦った喘ぎ声を上げながら、小夜里さんは腰を細かく疼かせている。やがて身じろぎが止まり、焦れったそうにもじもじと振られ始めた。
「…ん」
 小夜里さんの秘部に唇を寄せたまま、息を吸い込んだ途端、濃密な女香が肺に流れ込み、危うくむせ返りそうになった。
 小さく咳き込んでから、改めて鼻先を恥丘に沈め、小夜里さんの秘唇を舐り始める。
「あぁっ、あーっ」
 小夜里さんが震える嬌声を上げながら、大袈裟に体を揺すった。

 もじもじと揺れ動く太ももに顔を挟まれたまま、ゆっくりと舌と唇を動かし、小夜里さんの秘部を舐め回す。汗に似た塩苦さと甘酸っぱい風味が口の中に広がった。
「あぁっ、はぁっ、あぁんっ…んんっ」
 くぐもった啼き声を上げながら、頻りに腰をくねらせる小夜里さん。目線だけ上に向けてみると、小夜里さんは指を口に咥えて声を堪えていた。
 陰唇に舌を這わせ、深奥から湧き出る蜜を啜ると、小夜里さんのお尻が浮き上がり、体が跳ねた。
「んっ、ふぅんっ、んっふ、うぅんっ! …んぅっ、ぅふぁ、はぁあっ」
 小夜里さんは潤みきった瞳をさまよわせながら、快楽をやり過ごすように、頻りに指に歯を当てている。唾液で濡れた細指が、つやつやと煌めいた。
 割れ目に舌先を挿し入れ、上下に動かして内側をくすぐると、
「はぁあっ、あぁんん〜っ」
 小夜里さんのあられもない啼き声と共に、堰を切ったように大量の蜜が秘唇から溢れ出し、飛び散った水沫で前髪まで濡らされた。
 蜜露を音を立てて啜り上げると、小夜里さんはぞくぞくと身体をわななかせ、
「あっ、あっ、あぁんっ! はぁっ…そんなっ、音、立てちゃ…だめっ…あぁあっ、はぁんっ」
 恥ずかしさと快楽の入り交じった媚笑を浮かべながら、澄んだ嬌声を迸らせた。

「あっ、はぁっ、あぁっ、ふぅっ、うぅんっ…」
 お尻を前後に揺さ振り、太ももで俺の顔を挟み込みながら、艶めかしく喘ぐ小夜里さん。俺の頭にいつの間にか手が添えられ、子どもを誉めるように撫でていた。
「んふぅ、ぅふぅ、うぅ、んん…あぁ」
 小夜里さんの相好は酔ったようにしどけなく緩み、涎を垂らしながら半開きになった唇は、唾液まみれになった指を物欲しげに舐めしゃぶっている。
「…ん」
 息苦しいほど甘く濃い女香と蜜を味わい続けた俺も、酩酊したように頭の奥が熱く痺れている。
「小夜里さん」
 舌で陰核を探り出し、唇で包皮を剥いてから、雛先に歯を軽く当てた途端、
「んぅうっ、あぁあぁ――っ!」
 唸るような低い声で喘ぎながら、小夜里さんは全身を仰け反らせた。

356万年名無しさん:2003/06/03(火) 23:37
|∀・)お祭りに乗ってたら遅れちゃった。

357万年名無しさん:2003/06/03(火) 23:54
>『小夜里さんを処女にするかどうか迷っているせいで、筆が重い』だそうです。
まてゴルァ!(w
しまった、思わず突っ込んじまったよ
澄乃タンは、キャベツ畑出身ですか?

358万年名無しさん:2003/06/04(水) 17:08
>>353
母親が処女だとか言う某秋子さん強行派状態は萎えるよん。
(元)人妻の魅力を最大限に引き出すなら、行為慣れまくりの妖しい魅力ではないか。
純情派がお好みでも、ひさしぶりだからとか、澄乃は初体験1発受胎・・・
その日に父親は事故かなんかで他界した為、全然行為に慣れてないとかやりようは有るぞぉぉぉ。

359うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/04(水) 23:12
 うどーんんんん☆ (←残響音)

こんばんは、うどんタンですぅ。

>>『小夜里さんを処女にするかどうか迷っているせいで、筆が重い』
>まてゴルァ!(w
>澄乃タンは、キャベツ畑出身ですか?

パパ、怯えてないで、返事。
『ビクビク、オドオド…澄乃小姐が龍神の魂と力(※彼方を蘇生させた)を持つ女の子なら、普通の人間である小夜里さんから生まれたことの方がむしろ不自然→澄乃小姐、龍神の社で小夜里さんに拾われた説→故に小夜里さん、未だ処女…とゆー可能性もなきにしもあらずではありますまいか(←持論に自信がないので小声)』
だそうです。

>>母親が処女だとか言う某秋子さん強行派状態は萎えるよ
『確かに。ほんの思い付きで自縄自縛されてました…反省』

結論としては『そもそも不自然だし、処女にするとまた冗長になってしまう』ということであっさり経験済みとゆー設定に。
そんなんでええんやったら、もっとはよ決めんかい、とゆー突っ込みはボクが入れておきます。パパ、お腹出して。(ぉ

それでは、どうぞ〜。

360おまけ そにょ68:2003/06/04(水) 23:13

「…はーっ、はーっ、ぁはぁあっ…」
 おとがいを反らして天井を見上げ、肩を小刻みに痙攣させながら喘ぐ小夜里さん。
 小夜里さんの股間から顔を上げ、鼻の頭に飛び散った蜜と汗を手の甲で拭う。未だ茫とした表情でいる小夜里さんの肩に手を添え、そっと押し倒した。
「あっ」
 小さく声を上げた小夜里さんに覆い被さり、薔薇色に火照った顔を覗き込む。
「俺、小夜里さんが欲しい」
 低い声で呟くと、小夜里さんの相貌に恥じらいや躊躇、戸惑い等が入り交じった表情が一瞬だけ横切り、柔和な微笑が浮かんだ。
「…ええ…来て、彼方くん」

 小夜里さんが寝心地を確かめるようにお尻の位置を動かしている間に、履きっぱなしだったトランクスを脱ぐ。
「…あ」
 曝け出た俺のものを見て、小夜里さんが小さく声を上げた。
「……」
 呆気に取られたように口を開けながら、俺のものを注視する小夜里さん。唾が飲み込まれ、細い喉がこくんと上下した。
「?」
 俺が何か呼び掛ける前に、小夜里さんははっと我に返ったように、ぱちくりと瞳をまたたかせた。それから、顔を真っ赤にして照れ笑いを浮かべながら、もじもじと体を揺すり、
「あ、あはは…あの、その…あたしも、ずいぶんご無沙汰だったから、つい、彼方くんのに…」
 …見惚れちゃった、と小声で呟いた。

 恥じ入って腰を小揺るぎさせている小夜里さんの甘えた表情と、可愛らしい仕草に欲情を刺激される。
「小夜里さんっ」
 飛び掛かるような勢いで覆い被さり、唇を奪う。
「あっ、彼方く…んふぅ」
 慣れた手付きで俺の背中に腕を回して抱き返し、顔をほころばせながら、うっとりと喉を鳴らす小夜里さん。
 唇を離し、小夜里さんの脚の間に体を入れ、場所を合わせる。
「入れるよ」
「…んっ、うん」
 快楽の予感に瞳を濡らした小夜里さんは、微かに身震いしながら、顎を引いて小さく頷いた。
 先端を宛い、一息に腰を前に進め、小夜里さんの胎内に押し入る。粘膜の絡み合う独特の水音が小さく響き、俺と小夜里さんの体が繋がった。
「あぁ、あぁ…っ」
 小夜里さんの目蓋が切なげに伏せられ、薄く開いた唇から掠れた喘ぎ声が漏れ出た。

361おまけ そにょ69:2003/06/04(水) 23:14

「はぁ、ふぅ、んんっ…」
 慎ましやかに瞳を伏せた小夜里さんは、恥ずかしそうに顔を横に背け、上擦りそうになる声を抑えている。
「…う」
 淑やかな表情とは対照的に、小夜里さんの下半身の方は本能として雌性活動を開始し、淫らに蠢きだしていた。
 俺のものを抵抗なく根元まで呑み込んだ蜜壷が、高熱を帯びた肉襞と粘膜で締め付けながら、より奥へ導こうと蠕動運動を繰り返す。
「くっ…うう」
 脈打ちながら蠢動を繰り返す膣道の感触に息が詰まり、眼が回りそうになった。

「…んんっ、ふぅう」
 小夜里さんが悩ましげに溜め息を吐いたのと同時に、蜜壷が痙攣しながら僅かに収縮する。その途端、頭の中が真っ白になり、もう何も考えられなくなった。
「ぐっ…さ、小夜里さんっ」
 より深い快楽への欲求に、自然と腰が動きだし、小夜里さんの胎内を深く貫き、掻き混ぜ始める。
「あっ、あぁっ、はぁんっ…かっ、彼方くんっ、んんっ!」
 小夜里さんは驚いたようにもがいてから、すぐに顔を愉悦に蕩けさせた。

 体をこすり付けるように動き、小夜里さんの蜜壷を往復する。
「あぁんっ、はぁんっ、んんっ、んはぁっ、あっあ、はぁあんっ」
 小夜里さんの形のいい眉根が切なげに寄り、半開きになった唇から艶めいた啼き声が漏れ出る。いやらしく疼く腰からは、卑猥な水音が休みなく響き続けている。
「あんっ、あんっ、あぁんっ、ああっ…はぁあっ、あぁんっ、あぁーっ」
 ごく自然に小夜里さんの腰が動きだし、艶めかしくくねりだしていた。
「はぁっ、ぁはぁっ、あぁ、あんっ、んっ…あぁっ!」
 大人びた美貌を淫らに歪ませ、自分から体を揺さ振って喘ぐ小夜里さん。揺れ動く体の動きに合わせて、仰向けになった胸の上で乳房が踊るように弾み、汗が飛び散った。

 小夜里さんの華奢な体に下腹部をぶつけるような勢いで腰を動かし、激しく責め立てる。蜜と粘膜を絡み付かせたまま肉襞を掻き分け、先端で子宮口を叩き、そのまま抉るように押し込んだ。
「あんっ、あんっ、あぁあんっ! あ、あぁっ、はぁっ! …っ…あ、…はぁあぁ」
 びくん、と小夜里さんの肢体が震えるのと同時に、薄く開いた唇から溜め息が吐かれ、小夜里さんの相好がうっとりとほころんだ。どうやら、軽い絶頂に達したらしい。
「ふぁ、はぁ、ふぅうぅ〜」
 鼻を鳴らした小夜里さんの肩から、力が抜ける。
「…んっ」
 そのまま緩めの力加減で腰を動かし、胎内を軽く擦ると、
「あ、あっ、あんっ! …はぁっ、ああ…ま、また…あぁ」
 唇から淡い吐息を漏らした小夜里さんの腰がもがくように揺すられ、蜜壷が脈動を再開させた。

362万年名無しさん:2003/06/04(水) 23:18
|∀・)うどんタンが脳内で萌えキャラになりよった。

 どうすればいいんだ・・・

363万年名無しさん:2003/06/05(木) 16:44
喰えばいいのです

364万年名無しさん:2003/06/05(木) 16:53
喰われればいいのです

365万年名無しさん:2003/06/05(木) 20:24
四歳五ヶ月の子に喰われる





ハァハァ

366うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/05(木) 23:10
 うどんッ☆ (←【Staccato:短く歯切れよく】)

こんばんは、うどんタンですぅ。

>|∀・)うどんタンが脳内で萌えキャラになりよった。
 …あっ…ん、ええっと…ぼ、ボクなんかでよかったら、いっぱい萌えてくださいっ。 (←!?)

それでは、どうぞ〜。

367おまけ そにょ70:2003/06/05(木) 23:11

「はぁあっ…あ、あたし…んんっ」
 絶頂を迎えてまた直ぐに火が点いてしまったことが恥ずかしいのか、小夜里さんは弱々しくかぶりを振り、鼻を鳴らした。
 恥じ入っている小夜里さんの仕草とは相反するように、蜜壷は高熱を帯びたまま、俺のものを締め上げている。
「はぁ…あぁ〜」
 小夜里さんの唇から上擦った溜め息が漏れた途端、膣道が大きく脈打った。
「うっ! …さ、小夜里さんっ」
 葛藤する間もなく欲望に理性が屈し、小夜里さんの体を深く貫いた。
「あぁ、あぁーんっ」
 薔薇色に紅潮した相貌を愉悦にほころばせ、悲鳴のような声で喘ぐ小夜里さん。

 快感で思考を霞ませながら、小夜里さんの脇腹に腕を回し、腰を持ち上げる。奥まで呑み込まれていた肉棒の角度が変わり、柔らかな内壁を抉った。
「あっ、あぁっ、はぁあんっ! …あ、あっ…か、彼方くんっ…」
 狂おしげに呟いた小夜里さんの腕がふらふらと伸ばされ、俺の首の後ろで組まれる。次いで、両脚が持ち上がり、俺の腰に絡まった。
「んんっ…ふはぁ」
 脚と腕を俺の体にしっかりと絡み付かせた小夜里さんは、満足げに溜め息を吐くと、濡れきった瞳を向け、
「はぁっ、はぁっ…い、いいわ、彼方くん…このまま、最後まで、して…」
 切羽詰まった口調で囁き、両腕、両脚にぐっと力を込めた。
「小夜里さん」
 頷き返し、軽く触れ合うようなキスをしてから、腰を大きく突き出す。絡み合っていた粘膜がこすれ、卑猥な水音と共に快楽が込み上げた。
「あぁっ、あっ、あぁ――っ」
 小夜里さんの唇から、長く伸びる悲鳴が迸った。

「ふぅうっ…んふぅ」
 小夜里さんが呼吸を整えたのとほぼ同時に、腰を打ち付け、蜜壷を撹拌し始める。
「あぁあんっ、はぁっ、あぁーっ!」
 悲鳴を張り上げながら、慌てたように俺にしがみつく小夜里さん。俺の動きに合わせて肢体が跳ね、ぶるぶると震えながら揺れ動く。
「あんっ、あぁんっ、はぁんっ、ぁはぁっ、あぁっ! …あっ、あぁうっ、くぅっ…かっ、彼方くぅんっ、んんっ!」
 小夜里さんがあられもない啼き声を上げながら、俺の体に巻き付かせた手足に力を込めた。

 脇腹に添えていた手をずらしてお尻を鷲掴みにし、さらに強く腰を押し出す。
「んっ、んっふ、うぅんっ! んぅっ、うぁっ、あっ、ぁはぁっ、あぁあんっ! あっ、あぁっ、あぁーっ!」
 お尻を揉み上げられ、蜜壷を深く貫かれた小夜里さんが、腰を揺すりながら喘いだ。
 子宮口に先端を叩き付け、肉襞を粘膜ごと削り取るような強さで、何度も小夜里さんの胎内を掻き回す。
「あっう、はぁうっ、あぁうっ、あぅっ、うぅっ、あぁんっ!」
 おとがいを反らし、唇の端に涎をこびり付かせたまま、部屋中の空気を震わせるような喘ぎ声を上げ続ける小夜里さん。華奢な細腕が快感に震え、爪が俺の背中に食い込んでいるのが分かった。

368おまけ そにょ71:2003/06/05(木) 23:11

 小夜里さんの胎内の感触に酔いしれながら、激しく動き続け、摩擦と撹拌を繰り返し、限界が近付いてきた。
「う…小夜里さん、俺…」
「あぁんっ、はぁんっ、あぁっ、はぁっ、あぁあ…」
 低い声で呼び掛けると、小夜里さんは上擦った声を弾ませながら、泣き濡れた瞳を上目遣いに向け、
「んっ、ぅんっ、んんっ…き、来て、そのままっ…お願い」
 顎を引き、振り絞るような声で言った。同時に、腰に回されていた脚がしっかりと絡まり、逃がすまいとするかのように絞まる。
 覚悟を決めて無言で頷き返し、体重を乗せて小夜里さんの深奥を突く。
「んんっ、あぁんっ、はぁあっ、あっ、あぁ、あーっ!」
 俺と小夜里さんの体がぶつかり合う音が響き、小夜里さんがより一段と高い嬌声を上げた。

 意識を朦朧とさせながら、小夜里さんの膣道を掻き回し、子宮口を突き崩すように何度も腰を打ち付ける。
「あっう、はぁうっ、あぁうっ、うぅっ、うっ、うっ、んん…っ!」
 やがて、小夜里さんは何かを堪えるように息を切り詰め、一拍の間を置き、
「…はぁ、あぁ〜っっ!」
 小夜里さんの体が限界まで仰け反り、目一杯に開かれた口から長く伸びる叫び声が迸った。華奢な腰が小刻みに揺れ動き、同時に膣道が締まる。
「ぐっ!」
 短く呻きながら、腰の力を抜き、小夜里さんの中に精を放った。総毛だつような快感が全身を包み、気を失いそうになる。
「あ、あ、あんんっ…」
 体の一番奥に熱い固まりを注ぎ込まれ、小夜里さんが焦点の合わない瞳をまたたかせた。

 絶頂を迎えた小夜里さんの体は腕と脚で俺をしっかりと捕まえたまま、蜜壷を脈動させ、精の最後の一滴まで搾り取ろうとし続けている。
「ぐっ、ううっ」
 喉の奥で呻きながら、小夜里さんにしがみつき、掻き消えそうになる意識を保つ。
「んんっ、ふぅう〜」
 胎内に注がれ続ける温もりに、小夜里さんはうっとりと鼻を鳴らし、ぞくぞくと体を揺すった。
「う、ああっ」
 小夜里さんの中に吸い込まれてしまいそうな錯覚に、知らず情けない声を上げていた。
 やがて、脈打っていた蜜壷の蠢動が徐々に収まり、柔肉の収縮が止む。
「はぁあ…ぅふぅ」
 満足げに顔をほころばせた小夜里さんは、長い溜め息を吐いて、全身を弛緩させた。
「うっ…く」
 俺も力尽き、小夜里さんの隣りに突っ伏した。

369万年名無しさん:2003/06/05(木) 23:14
|ω・`)

370うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/06(金) 23:13
 うぅ〜〜どぉ〜〜んん〜☆ (←【Adagio:ゆっくりと、悠然と】)

こんばんは、うどんタンですぅ。

『ようやっと小夜里さんとのラブシーンが終わったヨ…後はつぐみさんとのラブシーンをもう一度描いて、本来の目的である3Pにゴブァ』
パパ、まだ道半ばなんだから、血を噴いてちゃダメだよ。

それでは、どうぞ〜。

371おまけ そにょ72:2003/06/06(金) 23:13

「…ふぅ〜」
 手足を無造作に投げ出し、しどけなく横たわった小夜里さんが、悩ましげに溜め息を吐いた。
 その隣りで寝そべりながら、林檎色に火照った裸体をぼんやり眺めていると、俺の視線に気付いた小夜里さんがにんまりと媚笑を浮かべ、
「うっふふ…彼方くぅん」
 ふらふらと頼りない動きで体を起こし、覆い被さってきた。
「あっ」
「うふん…好きよ、彼方くん…」
 とろとろに潤んだ瞳をうっとりと細め、甘く囁く小夜里さん。ごく自然な仕草で体がすり寄り、まだ火照りが残ってしっとりと汗ばんでいる柔肌が吸い付く。
「う」
 小夜里さんの体温と、ほんのり薫る甘い香りに、胸の奥が熱く疼いた。

 小夜里さんは気怠げな微笑みを浮かべながら、無防備にくつろいでいる。呼吸に合わせて、ゆったりと波打つ乳房が眼に入った。
「……」
 生唾を呑み込み、華奢な撫で肩を抱き寄せようと、腕を伸ばしたのと同時に、
「…う゛〜」
「はっ」
 唸り声か何か分からない低い物音が、背後から聞こえた。

 恐る恐る、振り向いてみる。
「…あれ? いない」
「あっちよ、彼方くん」
 小夜里さんが指差した方向に眼を向けると、
「むー」
 クローゼットの陰に襦袢姿を隠したつぐみさんが、膨れっ面を半分だけ覗かせ、こっちを睨んでいた。
「…彼方ちゃん、いま二回目を始めようとしていたわねー」
「ギク」
「私のこと、放ったらかしにしてー! きいっ、悔しいっ」

「彼方くん、行った方がいいんじゃないかしら」
 苦笑した小夜里さんが、体を脇に退かしながら言った。
 小夜里さんに頭を下げて感謝してから、ベッドから降りてつぐみさんの側に寄る。
「つぐみさん」
「…なにようー」
 つぐみさんは絨毯に指で『乃(何故か漢字)』を書きながら、子どもっぽく拗ねている。
「ええと…ごめん。俺はその、不器用って言うか、二つのことを同時に考えられないから、つぐみさんのことを忘れてた」
 謝るのと同時に、つぐみさんはくわっと瞳を見開き、
「むきー! やっぱりー!」
 ズバン! と景気のいい音と共に、つぐみさんのビンタが俺の頬に入っていた。
「ぐはっ」

 つぐみさんの怒声を覚悟し、首を竦めていると、
「ふー、いいわよ、今の一発で許してあげるー」
 いつもの笑顔を浮かべたつぐみさんが、ひっぱたいた手の平を撫でながら、のんびりと言った。
「え? いいのか」
「ええ、いいわよー」
 おっとり微笑みながら、こくんと頷くつぐみさん。それから、ぽっと頬を赤らめて、
「…だから、その…えーっと…わ、私とも…」
 体を揺すってはにかみながら、ごにょごにょと口の中で呟いた。

 もじもじと恥じ入って体を小さくしているつぐみさんが可愛い。
「うん」
 頷いて、つぐみさんの手を握る。
「あっ」
 そっと引き寄せて、つぐみさんを抱き締め、
「つぐみさんが欲しいよ」
「あっ…彼方ちゃ…んん」
 顔を上げたつぐみさんの頬に手を添え、唇を奪った。

372おまけ そにょ73:2003/06/06(金) 23:14

「んっ、ぅんっ…んふっ、んん」
 寄り添うように肩を俺に預け、うっとりとキスを愉しむつぐみさん。心地よさそうに目元が緩み、肩がうずうずと揺すられる。
「…ふぅ」
 唇を浮かせると、
「あん…」
 切なげな声を上げたつぐみさんは俺にすがり付き、唇を差し出して、『もっと』とおねだりした。
 甘えた美貌にくらくらしながら、もう一回キスをすると、
「はぁっ…んっ、んふ、うぅん♪」
 つぐみさんは腕を俺の肩に回し、幸せそうに顔をほころばせた。

「んっ、ぁふっ、んっふ、ぅん…」
 舌が絡み合い、粘膜が密着したり離れたりする淫猥な水音が静かに響く。
 唇を重ねたまま、つぐみさんの体に回していた手をずらし、肌襦袢の下に差し入れようとしたのと同時に、
「んん…うっ…待って」
 つぐみさんが自分から唇を離して、制止の声を上げた。
 苺色の舌を伸ばして名残惜しげに唾液を舐め取ったつぐみさんは、もじもじと言い淀み、
「あ、あのね、彼方ちゃん…その、えっと…わ、私にも、さっき小夜里さんにしてあげていたみたいに…」
「え?」
 つぐみさんは真っ赤になった顔を俯かせて、
「だっ、だからっ…抱っこして、ベッドまで連れていって…そ、それから、服を…」
 蜉蝣のようにか細く震える声音で囁いた。
「う、うん」
 父性愛と嗜虐心をいっぺんに刺激され、どきどきしながら頷き返す。

「つぐみさん」
 呼び掛けながら、しゃがみ込んでいたつぐみさんのお尻と背中に腕を回した。
「あっ」
 つぐみさんは小さく声を上げ、恥ずかしそうに体を丸めて、俺に寄り掛かった。
 手の位置を確かめてから、つぐみさんを持ち上げる。肉付きのいい体のふっくらと柔らかな手応えに、また目眩がした。
 抱き上げられたつぐみさんは、心細そうな表情を浮かべながら、上目遣いに俺を見上げて、
「彼方ちゃん…私、重い?」
「いいや、全然。ほら」
 証明してみせるために、横抱きにしたつぐみさんを上下に揺さ振ってみせる。
「きゃっ、あっ、あぁんっ…だめっ、いや、怖いっ」
 慌てた様子で悲鳴を上げ、俺にしがみつくつぐみさん。胸板に押し付けられた乳房が、潰れてたゆむ感触が伝わってきた。

 つぐみさんを抱き上げたまま振り向くと、気怠そうにベッドの上に寝転んだ小夜里さんと眼が合った。
「うっ」
 しまった、今度は小夜里さんのことを忘れていた。
 何と言って頼もうか考えていると、小夜里さんはやれやれというように肩を竦めて見せ、
「ふう。今度は、あたしが放ったらかしにされる番なのね」
 頬に掛かった黒髪をかき上げながらそう言うと、まだ余韻が残っているのか、重そうに体を起こした。
「あらあら、まー。ごめんなさいねー、小夜里さん」
「すみません、小夜里さん。ベッド、借ります」
「はいはい」
 素っ裸のままベッドから降りた小夜里さんは、脚を揃えて絨毯にしゃがみ込んだ。

373万年名無しさん:2003/06/06(金) 23:53
本命キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

374万年名無しさん:2003/06/07(土) 12:00
文章力といい、語彙力といい凄いな…
ファンになりそう…

375うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/07(土) 23:16
 う――っどん☆ (←【Adlibitum(adlib.):正確なテンポではなく・随意に】)

こんばんは、うどんタンですぅ。
『悩みながら書く必要がないから、筆が軽くて愉しい。でも、いちいち“おまけ”と書いてあるのが白々しくて切ないにょ』…自分でやってるんだよ、パパ。

それでは、どうぞ〜。

376おまけ そにょ74:2003/06/07(土) 23:16

 つぐみさんの体をベッドに横たえ、前髪をそっと払う。
「あ、あん」
 つぐみさんは顔をほころばせ、こそばゆそうに身をよじった。
 しどけなく着崩れた襦袢と、その隙間から見える桜色の素肌にどぎまぎしながら、体重を掛けないように覆い被さる。
「はあ…彼方ちゃぁん」
 つぐみさんは俺の肩と背中に腕を回すと、自分から顔を持ち上げて唇を差し出し、キスをしてきた。
「んっ、んふ…んぅ…んん」
 ふんふんと可愛らしく小鼻を鳴らしながら、舌を絡める深いキスをするつぐみさん。
 俺もそれに応えるように、つぐみさんの唾液を啜り、舌先でつぐみさんの口の中を舐め回す。
「ぁふっ…ん、んふぅ…あぁ…」
 長いキスが終わり、唇を離したつぐみさんは、うっとりと満足げに溜め息を吐いた。

 キスの余韻に浸って惚けているつぐみさんのほっぺたをそっと撫でてから、襦袢の帯を解いた。何の抵抗もなく緩み、つぐみさんの腰から抜ける。
「つぐみさん」
 前合わせに手を掛けてゆっくりと開くと、健康的な桃色の絹肌と、量感溢れる乳房が露わになった。その途端、
「あっ」
 はっと表情を強張らせたつぐみさんが、慌てたようにお腹を手で隠した。
「いっ、いやん」
 おへその当たりに手の平を乗せて、もじもじと体を揺するつぐみさん。二の腕に押されて盛り上がった乳房が、ゆさゆさと重そうに震えている。

「えっ、あ…俺、何か変なことしたか」
 体を起こして訊ねると、つぐみさんはふるふるとかぶりを振って、
「ううん、違うの…えっと、その…わ、私…太ってるから…」
「は?」
「…さ、小夜里さんに比べたら…」
 お腹を隠すように、背中を丸めてしまうつぐみさん。
「……」
 振り返って、絨毯の上でのんびりくつろいでいる小夜里さんを見る。子持ちとは思えないほど、華奢でなだらかな腰回りだ。

 改めて、つぐみさんを見てみる。
 見比べてみると、つぐみさんの方がふっくらと丸いような気がする。でも脇腹はほっそりと綺麗にくびれているし、勿論、前側も出っ張ってなんかない。
「……」
 丸まってしまったつぐみさんの腰に腕を回し、そっと抱きかかえてみる。
「あっ、あっ、ああっ?」
 顔を上げたつぐみさんが、恥ずかしそうにもがいた。
 余りに脆そうな手応えに慌てて力を緩め、お腹を手の平で撫でたり、ほんの少し付いている肉を指で摘んだりしてから、
「気にしないでいいんじゃないか」
「…でもー」
 不安げに顔を曇らせたつぐみさんが、可愛らしく唇を尖らせる。
「俺は、これぐらいの方が好きだよ。抱き甲斐があって、ふかふか柔らかくて」
 つぐみさんの手の上に、手の平を重ねて、耳元で囁いた。
「あん…本当?」
「うん」
 頷いてみせると、つぐみさんは満面に微笑を浮かべて、
「んっ…嬉しい」
 ぴったりと体を寄り添わせ、甘く囁いた。

377おまけ そにょ75:2003/06/07(土) 23:17

「…うふふ」
 俺の言葉がよっぽど嬉しかったのか、あどけない笑顔を浮かべて体を密着させるつぐみさん。
「うっ」
 仄かな温もりと、柔らかみにくらくらしていると、
「うふん…彼方ちゃん…」
 つぐみさんが悪戯っぽく微笑みながら脚を伸ばし、太ももを絡めてきた。
「あうっ」
 肩が色っぽくくねられ、はだけた襟元が更に広がり、剥き出しになった乳房が誘うように揺れている。
「…っ」
 興奮に目眩がして、思わず息を呑む。
「うふふー」
 つぐみさんは腕を這わしながら巻き付け、ぎゅっと抱き付いてきた。

「ねーえ、彼方ちゃん…早く、脱がしてー。約束したでしょうー」
 もうほとんど肌を隠していない襦袢の裾を広げながら、つぐみさんが甘えた口調で囁いた。
「う、うん」
 つぐみさんの色香に囚われ、生唾を呑み込んでから、薄桃色の襦袢を取り払う。
「きゃん」
 可愛く歓声を上げながら、目映い裸体を艶めかしくひねってみせるつぐみさん。

「うふふー」
 子どもっぽく微笑みながら、つぐみさんが体を疼かせている。昂ぶりを示すように、真珠色に透き通った肌が桜色に染まっていた。
 ふっくらと肉感的な肢体の中でも、豊熟な乳房が取り分け目立つ…というか、どうしても眼が行ってしまい、落ち着かないでいると、
「彼方ちゃん、疲れてない?」
「え? いや、大丈夫だけど」
 つぐみさんはおっとり微笑みながら、俺に抱き付く腕に力を込めて、
「そう、よかったわー。…えい」
 呑気な掛け声を上げ、俺にしがみついたまま体をねじった。
「うわっ」
 不意を衝かれ、ベッドの上を転がり、仰向けにされる。
「うっふっふー」
 素速く俺の腹の上にまたがったつぐみさんは、肩に引っ掛かっていた襦袢をわずらわしそうに脱ぎ、妖艶な媚笑を浮かべた。

「うふん…彼方ちゃん…」
 つぐみさんの少しあどけない美貌が、快楽の予感にほころぶ。
 前屈みになったつぐみさんは、さわさわと俺の頬を撫で、それから胸、腹、下腹部と手を這わせていき、最後に俺のものにそっと指を添えた。
「うぐっ」
 背筋が震え、呻く。
 瞳を潤ませたつぐみさんは、感触を確かめるように握ったり緩めたりしながら、舌舐めずりをした。
「はぁっ…彼方ちゃんの、もうこんなに硬くなってる…」
 上擦った声で独り言のように呟いたつぐみさんは、にんまりと凄艶な媚笑を向け、
「ねえ…もう入れていい?」
「え、ええ!? でも、つぐみさんの方は…」
 つぐみさんはうっとりと顔をほころばせて、
「私なら、とっくに準備できてるわよー」
 腰を浮かせたつぐみさんの秘部は既に紅く色付き、湧き出た蜜が伝った跡が内ももに幾筋も残っていた。
「……っ」
 美しく淫卑な光景に、知らずもう一度生唾を呑み込む。
 俺に見られたことで興奮が増したのか、つぐみさんはぞくぞくと下肢を揺すり、
「んっ…彼方ちゃんたら、小夜里さんとずいぶん長いことえっちしてたじゃない…そのせいで、こんなになっちゃったのよー」
 拗ねた口調で囁いて、俺の頬を優しくつねった。

378万年名無しさん:2003/06/08(日) 00:51
うどんたんはほんとにすごいなあ

379うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/09(月) 00:06
 う・ど・ん☆ (←【Amabile:愛らしく】) …難しい注文しないでよ、パパ…。

こんばんは、うどんタンですぅ。

>>378のおにぃちゃん
>うどんたんはほんとにすごいなあ

『全部平仮名なのが、なにか意味深…もしや暗号文?』…パパ、考えすぎ。

今日は遅かったね、どうしたの…あれ、なに手に持ってるの…『人妻コスプレ喫茶』!? なんなの、これっ! …『資料』!? 白々しいにも程があるよ! …ううっ、ひどい、ボクというものがありながら…(←?) コンチクショウ(by芽依子お姉ちゃん)、パパのバカ―――っっっっ! 【ゴギァ!!】

(何事もなかったかのよーに)それでは、どうぞ〜。

380おまけ そにょ76:2003/06/09(月) 00:07

 つぐみさんはお尻を浮かせたまま、いやらしく体を疼かせている。
「ぐっ…つ、つぐみさん」
 焦燥感に口の中が渇いて、息が詰まりそうになった。
「うふん…彼方ちゃん」
 妖艶な媚笑を浮かべながら、甘く囁くつぐみさん。
「んふぅ…ねえ、入れちゃダメ?」
 つぐみさんがおねだりするように顔を近付け、前屈みになった。その拍子に、勃ち上がった俺のものの先端がつぐみさんの秘唇に触れ、痺れるような快感が込み上げる。
「うっ!」
 同時に、頭の中で破裂音が響き、箍(たが)が外れたような気がした。
「つ、つぐみさんっ」
 名前を呼ばわりながらつぐみさんのお尻を鷲掴みにし、場所を合わせるのももどかしく宛い、引き落とす。粘った水音を立てながら、俺のものがつぐみさんの中にめり込んだ。
「あぁ、あふぅうっ」
 つぐみさんが気の抜けた喘ぎ声を上げ、電気が奔(はし)ったかのように体を震わせた。
「はぁ、あん」
 か細い啼き声を上げたつぐみさんが、前屈みになっていた体をそのまま倒し、うつ伏せになって俺に覆い被さってきた。
 どん、と柔らかな重みを受け止める。
「…んん、んふぅ」
 茫とした表情で、溜め息を吐くつぐみさん。どうやら、入れられたのと同時に、軽い絶頂に達してしまったらしい。

 つぐみさんの胎内は、長く焦らされたからか熱く火照り、高温の肉と蜜の坩堝のようになっている。脈動こそ緩やかなものの、何重もの肉襞と粘膜が絡み付き、俺のものを舐めしゃぶっているかのようだ。
「つ、つぐみさん」
 低い声で呼び掛けると、つぐみさんはふらふらと顔を起こして、蕩けるように潤んだ瞳を向け、
「んっ、うん…動いて、彼方ちゃん…気持ちよくして」
 媚笑を浮かべながら囁き、体を預けるように手足の力を抜いた。
 昂揚に頭の中が真っ白にり、つぐみさんのお尻に指を食い込ませる。
「きゃあん」
 痛みに対する悲鳴か、それとも快楽の啼き声か分からない声を出したつぐみさんを、大きく突き上げた。
「あぁっ、あぁあーっ」
 真っ赤に紅潮したつぐみさんの美貌がほころび、感極まったような嬌声が迸った。

381おまけ そにょ77:2003/06/09(月) 00:07

 つぐみさんの大きなお尻を鷲掴みにして抑え付けながら、腰を動かし、胎内を往復する。
「はぁっ、あぁあっ、あぁっ、あんっ、あんっ、あぁっ…かっ、彼方ちゃぁん」
 まだ体に力が入らないらしく、つぐみさんは俺にすがり付いたまま、耳元で澄んだ喘ぎ声を響かせている。胸の上で押し潰された乳房が、その柔らかみと弾力を証明するかのように勢いよく跳ねているのが分かった。
「あんっ、あんっ、あぁんっ、ぁはぁっ…んんっ、はぁあんっ」
 つぐみさんを下から突き上げ、切羽詰まった啼き声を上げさせていると、
「んんっ、ふぅうっ、あぁっ、あぁあっ」
 つぐみさんの蜜壷が、いつの間にか脈動を始めていた。ゆったりと包み込んでいた粘膜と柔肉が蠢動しながら締まり、絞り上げられる。
「うっ!」
 思わず呻いて、つぐみさんのお尻を掴む手に力が入る。
「あぁ、はぁあんっ」
 つぐみさんの肢体が快楽に打ち震え、甲高い歓声があがった。

「んんっ、ふぅうんっ、んふぁっ」
 今のでスイッチが入ったのか、つぐみさんが自分から体を揺すり始めた。
「あんっ、はぁんっ、あぁんっ、あっ…あぁっ!」
 真紅色に火照った美貌をほころばせながら、体を前後に揺さ振り、艶めかしい嬌声を上げるつぐみさん。
 肉感的な肢体が俺の上で踊り、量感溢れる乳房が惜しげもなく擦り付けられる。蜜壷もしっかりと俺のものを咥え込み、遠慮会釈なしに舐めしゃぶり、吸い上げている。
「はぅんっ、うぅんっ、んはぁっ、あっ、あぁっ、あぁあっ!」
 つぐみさんが俺の肩にしがみつき、快楽に酔いしれながら、とろけるような媚笑を浮かべた。

「ぐっ」
 小夜里さんとしてまだ間を置いてないから、性感が過敏になっている。腹の奥から込み上げてくる快感に、胸が詰まりそうになった。
「つ、つぐみさん…もう少し、ゆっくり」
 震える声でせがむと、
「…んっ、んふふぅ」
 つぐみさんの赤らんだ相貌に、妖艶な媚笑が浮かんだ。…嫌な予感がする。

 つぐみさんは体を揺する動きを緩めずに、舌を伸ばして俺の頬を舐め、
「うふふー、だめよー、彼方ちゃんっ、んぁっ…はぁっ…ずーっと、私のこと、待たせていたんだもの…あっふ…ゆっくりなんて、してあげないわよー」
 情痴に彩られた美貌をほころばせ、意地悪く囁いた。
「ええ!?」
「んっ…はぁあっ」
 つぐみさんは喘ぎながらよたよたと体を起こし、俺の上に跨り直して、座り心地を確かめるようにお尻を揺すった。
 それから、俺を見下ろしてまた凄艶な媚笑を浮かべ、
「うふふぅ…えいっ」
 腰を浮かせ、体重を乗せてお尻を落とした。粘膜が掻き混ぜられる水音が、結合部から漏れ出る。
「ううあっ!」
 肉襞との激しい摩擦に、知らず声が出た。
「あぁ、あんっ! …んっ、あぁっ!」
 叫ぶように喘ぎながら、つぐみさんがまたお尻を浮かせ、勢いよく落とす。柔肉を押し割り、先端が子宮口を叩いた。
「ふぅっ、うふふっ…どう、彼方ちゃん…んっ、んっ、あぁっ!」
 息も絶え絶えになりながら、つぐみさんが何度もお尻を浮かせ、また落とし、腰をひねる。そのたびに、激流のような快感が込み上げ、目の前が白くなった。

382378:2003/06/09(月) 03:47
素直に感心しただけですた

383万年名無しさん:2003/06/09(月) 10:51
彼方ちゃん、腎虚確実だね

384万年名無しさん:2003/06/09(月) 14:51
牡蠣のオイスターソース炒め食べて頑張れ彼方ちゃん
つぐみさん料理上手いし、小夜里さんも料理上手いはずだから
栄養補給源には事欠かないぞ。
放出源でもあるけどw

385うどんタン【四歳五ヶ月】:2003/06/09(月) 23:07
 うどん、うどん☆ (←【Bis:パッセージを繰り返す】)

こんばんは、うどんタンですぅ。

>>378のおにぃちゃん
>素直に感心しただけですた
 『ほっ、安心』…よかったね。パパ、日曜日の朝から『ひょっとしてアナグラム…置換配列?』とか悩んでたし(マジ)。

>>383のおにぃちゃん
>彼方ちゃん、腎虚確実だね
 『そうだ、オチはそれにしよう』…パパ、お腹出して…一文字切りッ【ザシュ!】…『ウウ…冗談だヨ…彼方は主人公特権で不死身ですので、大丈夫』

>>384のおにぃちゃん
>牡蠣のオイスターソース炒め食べて頑張れ
 『牡蠣料理に、そんな効能があるとは存じませんでした…ふう、お腹が減ってきた』…当たり前だよ、腸が出てるし(ぉ

それでは、どうぞ〜。

386おまけ そにょ78:2003/06/09(月) 23:07

「あぁっ、はぁっ、あっ、あぁっ…ぁはぁっ!」
 悲鳴のような嬌声を上げながら、つぐみさんが腰を振って喘ぐ。仰け反った上半身で乳房が弾み、千切れそうな勢いで揺れ動いている。
「あんっ、あんっ、あぁんっ…」
 唇の端から涎を垂らして啼き声を上げていたつぐみさんが、揺さ振っていた腰の動きを緩め、お尻を前後に振りながら、
「んっ、んふぅ…彼方ちゃんっ、気持ちいい? ね、気持ちいい?」
 ぞくぞくするほど淫卑な媚笑を浮かべ、切羽詰まった声音で訊ねた。
「う、うん…」
 裏返りそうになる声で返事をし、小さく頷く。
「うっふふ…よかったぁ…じゃあ、もっと、続けてあげる…うぅんっ♪」
 鼻を鳴らし、腰をくねらせるつぐみさん。粘膜が擦れ合い、結合部から咀嚼音のような粘った音がした。
「おうっ」
 手を添えていたつぐみさんのお尻を鷲掴みにし、思わず呻き声を上げる。
「きゃあん」
 つぐみさんは気持ちよさそうに歓声を上げて微笑むと、また勢いよく腰を縦に揺すりだした。

 快楽で霞む眼で、淫らに舞い続けるつぐみさんの肉感的な肢体を呆然と眺める。
「ふぅあっ、あぁんっ、ぁはぁっ、あんっ、んんっ、あぁんっ」
 恍惚とした表情を浮かべて喘いでいるつぐみさんの肩の上で、緩み掛けた三つ編みが所在なく揺れているのが見えた。
「んんっ、んふぅっ、はぁっ、あっは、あぁあっ…彼方ちゃんっ、んんっ、はぁあぁっ」
 円を描くように腰を揺すったり、お尻を前後に疼かせて肉芽を擦り付けたりしながら、快楽を貪るつぐみさん。
「ううっ」
 敏感になっているせいで、限界が早く近付いて来た。つぐみさんのお尻を鷲掴みにしながら、歯を食いしばって堪えていたが、それも時間稼ぎにしかならない。
「ぐっ…つぐみさん、俺…っ」
 立ち消えそうな声で呼び掛けると、つぐみさんは潤んだ瞳を向け、
「はぁうっ、ぅはぁっ、ふぅっ、はぁっ、いっ、いいわっ…好きなときに、来てっ」
 歓喜に震える悲鳴のような声で言うと、より一層激しく下肢を揺さ振り出した。
「くうっ」
 根元まで呑み込まれた俺のものが、熱く火照った粘膜と柔肉で包み込まれ、脈動を繰り返す蜜壷に容赦なく責め立てられる。
「つっ、つぐみさんっ…うあっ!」
 抗う間もなく力尽き、情けない声を上げながら、つぐみさんの中に精を放つ。快楽で意識が霞み、眼の間が真っ暗になった。
「はぁ、あぁん…あっ、あっ、あぁ」
 つぐみさんは弾かれたように動くのをやめ、うっとりと喘いだ。

387おまけ そにょ79:2003/06/09(月) 23:08

 射精が終わり、波が引くように快楽が収まる。
「…ふぅ〜」
 溜め息を吐いて、力を抜こうとした瞬間、
「んんっ、うぅんっ♪」
 色っぽく喉を鳴らしたつぐみさんが、俺のものを咥え込んだまま腰を浮かせ、どすんと落とした。
「うあっ! …つ、つぐみさんっ?」
 思わず声を上げると、つぐみさんは淫猥な媚笑を浮かべ、見せ付けるように舌舐めずりをした。それから、とろとろに潤んだ瞳で俺を見下ろし、
「うっふふー、休んじゃだめよー、彼方ちゃん♪ 私が、まだイッてないんだものー」
 いかにも愉しげに言うと、お尻を揺り動かした。蜜と精液が掻き混ぜられ、蜜壷が卑猥な水音を響かせる。

「ええ!? ちょっと、待っ…おおっ」
 敏感になった肉棒に粘膜と肉襞が吸い付き、声が裏返る。
「だぁめ、待たない…あぁっ、はぁんっ…」
 乳房を揺さ振りながら、上半身を仰け反らせるつぐみさん。
「んんっ、ふぅうん…はぁ、あぁ」
 艶めかしく喘ぐつぐみさんの肢体を見上げているうちに、また気持ちが昂ぶっていく。
「はぁっ、あぁっ、あっ……彼方ちゃんのが…私の中で、大きくっ……あ♪」
 焦点の合わない瞳で宙を見上げたつぐみさんが、ぞくぞくと肩を疼かせ、震える声で呟いた。

「はぁあんっ…あぁ、あぁっ、はぁあっ」
 上擦った声に合わせて自然に腰が動きだし、跳ね始める。
「あっ、んっ、あんっ、はぁっ…ああっ」
 薄紅色に火照った肢体がくねり、豊満な乳房が汗を撒き散らしながら重そうに弾んだ。
「うっ…つ、つぐみさんっ」
 身動きの取れない体を歯痒く思いながら、失神しそうな快楽に抵抗する。

「あんっ、あんっ、あぁんっ…彼方ちゃぁんっ……んんっ!」
 俺を呼んだ拍子に、つぐみさんが切なげに眉根を寄せ、息を呑んだ。同時に、腰の動きが緩む。
「…つぐみさん、今…」
 つぐみさんは赤らんだ顔を精一杯にしかめてみせ、
「はぁ、はぁ…なによー、私、イッてなんてないわよー…その証拠に、ほらっ」
 ふらふらと頭を揺すりながら胸を張り、お尻を振り始めた。蜜壷が掻き混ぜられ、粘った水音が小さく響く。
「ぐっ! …でも、今…うっ」
「…だめ、だめよー、まだなんだからぁ…あぁん、はぁん、あぁっ、ふぁあっ」
 つぐみさんは腰を前後に揺すり、秘部を擦り付けだした。蜜と精液が撹拌され、さっきよりも大きく、泡立つような音がする。
「あんっ、はぁんっ、あぁんっ…だめっ…もっと、彼方ちゃんとこうしていたいの…んんっ」
 うわ言のように呟きながら、人形のようにがくがくと体を揺さ振り続けるつぐみさん。
「う、うっ…ちょっと、つぐみさんっ、激しすぎ…そんなに動かれたら…あっ」
 腰の奥に込み上げてきた射精感に気付いたのと同時に、つぐみさんの中で果てていた。
「あぁ、はぁっ、あっ…また出てる…んん〜」
 つぐみさんの肢体が微かに打ち震え、だらしなく緩んだ唇から、夢見心地のような甘い囁きが漏れる。
「…あ、うぅ…」
 脈打つ蜜壷に精を搾り取られ、自然と溜め息が出た。

「んっ、はぁ…うっふふー」
 蕩けそうな媚笑を浮かべたつぐみさんは、元気を取り戻したかのように、また勢いよく腰を降り始めた。
「あっ!? ちょ、ちょっと、待って…くうっ」
「いやん」
 つぐみさんは回すように腰を動かしながら、可愛い口調で断固拒否した。
「んんっ、あぁっ…ほらっ、彼方ちゃんも、もっと…あんっ、はぁんっ、あっ…うふん♪」
「あー」

388万年名無しさん:2003/06/10(火) 01:40
<ハァハァ

389万年名無しさん:2003/06/10(火) 21:48
毎度お疲れ様です
なんか今回は一段とエロいでつね
>「はぁ、はぁ…なによー、私、イッてなんてないわよー…その証拠に、ほらっ」
なんか(゚∀゚)イイ!
つぐみさんの理不尽な言動とどこか憎めない雰囲気が余すところなく(以下略


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