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【一期】大航海時代Onlineのちょっといい話【一会】

154名も無き航海者:2007/10/12(金) 11:04:04 ID:NHXjoASY
婆枯れの英雄・・・

155名も無き航海者:2008/07/11(金) 01:56:09 ID:oxiij7Wc
俺が商用サムブークにようやく乗れた頃、商会の一人が初めてインドを
目指すことになった。
当時サムブーククラスの船に乗れたのは俺だけで、喜んで引率役を
引き受けた。
PTは3人。途中まで順調だった航海だが、補給に寄ったケープでPKの2人を見かけた。
警戒しながらタマタブまでさしかかって、嵐。
PTは散り散りになり、俺は何とかタマタブにたどり着いたが、PTのうち一人が
はさっきのやつらにPKされたと言う。
そのままイベントのある別の場所に向かうと言うPTを待ちながらタマタブで怯えていると、
さっきのPKの一人が話し掛けてきた。
「なにしてるの?」
鉄仮面にたしかカリビアンシャツ、変な名前のPKだった。
「PTを待ってる、ひとりはたぶんお兄さんに襲われた」
俺は憎しみを込めて言った。
「ここは危ないから、そんなレベルでこないほうがいいよ」
商会のメンバーのイベントで来ている事、嵐と貴方のPKでみんなが散り散りに
なってしまった事を言うと、PKは「ちょっと待ってて」と港を出て行った。

ここで待ち合わせてると知って、まさか襲いにいったんだろうか・・・
さっきのもう一人のPKを呼んでくるんだろうか・・・

不安になりながら、PKが港を出て行った事をPTチャットで伝えると、
一人は「面倒くさい」とログアウトしてしまった。

PKが戻ってきた。
「探して見たけど、近くにはいないみたい」
襲いに行ったわけではなく、探しに行ってくれていたようだ。
なんだか疑ってしまってすごく悪い事をした気分になった。

無事PTと合流したが、それでも怖くて動けないでいると、
「襲わないから大丈夫だよw」とTELLまでくれた。

少しして、あるブログでそのPKの引退を知った。
もう3年前の出来事です。
もうすぐ俺も引退するけど、クリッパーに乗れるレベルになれたのは、
あのとき怖さを、ドキドキを、ちょっとの優しさを、あのPKに教えて貰えたからかもしれない。

大航海ありがとう。

156名も無き航海者:2008/11/03(月) 21:15:48 ID:W72/i7h6
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/26423/1204002021/405
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/26423/1208016622/524-534


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