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勝手に小説!

1rairai:2006/12/03(日) 19:44:49
初めて自分でこんなの出します。
内容はタイトルを見れば分かります。
僕が勝手に小説書いちゃおう的な板にしてみます。
過去ログあさってたら似たの見つけたんで
やってみたくなっちゃって・・・。登場人物はこの掲示板に
書き込んでる人でいいですか?出して欲しくない人は
言ってください。後、感想も受け付けてます。

101ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/08/19(日) 14:44:10
100おめでとう^^
続き、楽しみに待ってま〜す
ジャラジャラ。。。。(。・◇・)

102kaze:2007/08/20(月) 02:46:04
かりんとう「haruka〜。めざまし貸して。明日の朝早く起きれるか心配で〜」
haruka「机の上にあるから勝手に持ってってー」
かりんとう「あいあい」
そのまま目覚まし時計を取ろうとしたかりんとうの手がふと止まり、その横に
落ちていた物を拾う。時計の破片・・・
かりんとう「・・・目覚めのharuka強暴説浮上!!!?」
haruka「言っておくけど、落として壊れただけだから」
 三七話     『』
夏休み中の統一試験の日・・・
午前中の試験を終わらせ、学食に腹を満たしにきた四人がいた
haruka「たまには学食をいいかなって思ったんだけど・・・」
kaze「確かにこの時間じゃあしょうがないだろ」
学食内は同じ試験を受けにきた学生が同じように腹を満たしに溢れ返っていた
いかチョコ「これなら時間をずらせばよかったか?」
瑠璃「ですけど・・・それじゃあ午後の試験に・・・・間に合わないですよ」
kaze「あんなもん、形だけやっときゃだ〜いじょう〜ぶ 
   俺、どうせ推薦で行くつもりだし」
haruka「受験生とは思えんな・・・」
そうこう言いながら行列の後ろに付く
kaze「あ〜、行列に並ぶとロベルトのやつに連れてかれたイベントを思い出すなぁ
   いい思い出などなかったが・・・」
haruka「コミケだったっけ。まったく、あんなところ行ける人の気がしれないんだから」
いかチョコが少々動揺を見せたが気にしないでおこう
いかチョコ「え〜と、あ!ほら。何食べるんだ?順番来る前にきめとかないか?」
kaze「ん〜!?まあカレーでいいかな 当たり外れないし」
haruka「私はラーメン!みそで、コーンとわかめ多めでね」
いかチョコ「ちなみに俺はかつ丼だな バイトで金入ったし で、瑠璃ちゃんは?」
瑠璃「え・・・?」
妙におどおどしている 見かねてharukaから愛の手が出た
haruka「いかぁ・・・ 瑠璃は純真だからあまりアプローチ掛けないでよね・・・
    瑠璃も瑠璃よ 聞かれたならはっきりしなさいよ」
言っている事が滅茶苦茶だ、の突っ込みをkazeはすんでのところで飲み込む
瑠璃「え・・・と、あの・・・、こういうなら・・ぶ事がなくて・・・
   主に家で一人・・・だったりで、外で食事は・・・」
haruka「つまり、今までこういうところに来たことないから、どうしたらいいのか知らないってこと?」
コクッ
kaze(格差社会の実態がわかる話なのに、瑠璃が言うとどうして嫌味に聞こえないんだろー??)
いかチョコ「わかんないなら間違いなく俺に聞きな 手取り足取り教えてやるから」
横で性懲りもなく瑠璃に近づこうとするいかチョコにげんなりしてkaze一言、
kaze「いか、丼の列むこうだぞ」いかチョコ「え”っ」
そそくさと並びなおすいかを見送りホッとする瑠璃
瑠璃「あ、あの・・・ありがとう・・ございます・・・」
kaze「ん?何かしたつもりないが それよか順番回ってきたぞ」
haruka「え?あ、はいはい みそラーメンください わかめのせて」(ふぅん この二人…)
kaze「何見てるんだ?大盛のカレー ルー多めで」
haruka「ちゃっかりしてるわね」
kaze「ルーはタダみたいなものだからな しっかり貰っておかなきゃ」
しばらくして、二人の料理が並んだ
kaze「先行って席取っとくからな」haruka「うい お願いね〜」
その間、瑠璃はレジの前でおろおろしっぱなしであった
一通り流れを教えたが、harukaの溜息は尽きないことは確かである
瑠璃「あの・・・醤油ラーメン・・・・くださ・・い」
消えそうな声で注文する瑠璃と、ホッと胸をなでおろすharukaに学食のおばちゃんが一言、
おばちゃん「ごめんねぇ さっきの娘で麺が無くなっちゃってね 
      ラーメン売り切れだよ」
刹那、瑠璃完全結晶化
haruka「るりぃ、よかったら私の食べる?私はきつねうどんにするから・・・」
瑠璃「ごめん・・・ありがとう・・・・haruka」
kaze(これはこれでいい経験になったって言えるのかなぁ?)
冷め始めたカレーを突っつきふと思うkazeなのであった

103ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/08/20(月) 12:00:10
続きスタート!!

ロベルト「殿〜!!」
廃土「何じゃ〜!!」
ロベルト「おはようございます!!」
廃土「それだけかぁ!!」
ロベルト「はい、それだけです!!」
廃土「・・・気はすんだか?」
ロベルト「お陰様で。」
二人が話していると向こうから魅羅がやってくる。
魅羅「父上〜!勉強終わったから城下で遊んできてもいいかのお?」
廃土「よいぞ。」
魅羅「やった〜!ロベルト。行くぞ!!」
ロベルト「はいは〜い。っていうか、今日は殿も一緒に行きましょうよ。」
廃土「ん!そうだな。今はハイジもいるし・・・。久しぶりに行ってみるか!!」
と、いうわけで服を着替えた廃土一行は城下を散策することになったのだが・・・。
魅羅「父上〜!見て〜!あれ!」
廃土「ん?・・・はぁ!?」
廃土の目線の先には、土産屋が・・・。
ロベルト「どうしました?」
廃土「いやいや!この時代に土産屋があるのもどうかとおもうけど・・・。
   そこじゃなくて、土産屋で売ってるやつ!!」
ロベルトが見ると、金のネックレスが・・・。
ロベルト「うわっ!たくさんある・・・。まぶしい!!」
ジキル「やあ!兄さん!!久しぶりだねえ!!」
ジキルが向こうからやってくる。もちろん金のネックレスをつけて・・・。
廃土「何で、自分の国じゃなくて他の国でもうけようとする!?」
ジキル「いやだなぁ!!ビジネスじゃないか!!」
廃土「おい!大丈夫か!?熱でもあるんじゃないか!?」
ロベルト「すいませ〜ん!金のネックレス一つ下さ〜い。」
廃土「買うなぁ!!」
店員「まいどありぃ!!」
廃土「おっ・・と。めまいがしてきたぞ・・・。」
魅羅「ロベルト!!父上がちょっと大変じゃ!今日のところは買えるぞ!!」
ロベルト「は〜い。」

それから二日後
ロベルト「殿〜!!」
魅羅「大変じゃ〜!!
廃土「どうした!?」
ロベルト「これこれ!!」
ロベルトが持っていた紙を廃土に差し出した。
廃土「瓦版ではないか?」
ロベルト「この記事見て!!」
廃土「ん!?これは・・・。」

『衝撃!!金のネックレス偽造事件!!』【今回の事件の首謀者は独り言城の関係者三名とされている。
その他の詳しいことは一切不明だが犯人達は[自分たちは何も悪いことはしていない]と開き直っているそうだ】

廃土「えぇ〜!!」
ロベルト「俺のネックレス偽造だった〜!!」
魅羅「嵐を呼んだの。」
廃土「いやいやいやいや!!今回の三名ってまさか・・・。」
ロベルト「今独り言城の知り合いに聞いたら、昨日の夜からいかチョコさん達の姿が見えないそうです。」
廃土「やっちゃった!!」

頭を抱える廃土でした・・・。

104ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/08/20(月) 18:38:03
おおっ〜〜
今日は2本立てだぁ〜〜
暑さを忘れて夢中で読んでしまったw

105ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/08/21(火) 21:23:05
今回はちょっとストーリーを変えてみます。ファンタジーに挑戦!
番外編というとこで、三十八話とは数えません。

kaze「・・・結構多いね。」
今回のダンジョンは、北の国の『氷の洞窟』。何かと出てくる雑魚キャラに嫌気がさしていた。
kaze「一気に倒しちゃおっかな・・・。」
神経を集中させた。
kaze【プレス】
目の前の敵が一気に押しつぶされていく。
kaze「重力系の魔法はグロテスクだねえ・・・。」
そう言ってどんどん奥へと進んでいく。
kaze「これかな?」
目の前の埋もれている宝石を取り出した。
kaze「う〜ん・・・。敵は弱いけど、かなりの数。それにこの洞窟、結構迷いそうだねえ・・・。Cランクってとこかな?」
評価シートに書き込むと、kazeはもう一度神経を集中させた。
kaze【エスケープ】
一瞬で洞窟の外へと出た。
kaze「ふう・・・。残るダンジョンはあと一つ・・・。体力はともかく、魔力がなぁ・・・。近くの町で休んでいこうっと。」
氷の洞窟からそう遠くない町へと足を運んだ。kazeの今回の仕事は、ダンジョンのランク調べ。北の国に存在するダンジョンのランクを調べるという簡単な仕事。
kaze「つ〜いた、ついた。」
町へと入っていく。
kaze「いいねぇ。活気が溢れてるねぇ。」
宿屋を探しながら、武器屋へと寄った。
主人「いらっしゃい。」
kaze「ん〜とね・・・。これで買える武器無い?」
氷の洞窟で取った宝石を差し出すkaze。
主人「ん〜・・・。この剣と、この杖。どっちか一つだね。」
kaze「剣!!」
主人「毎度あり〜。」
kazeは店を出てあたりを見渡した。すると、右側に宿屋があった。
kaze「今日ついてるジャン。」
そう言って、宿屋に入っていった。名簿に記入して部屋の鍵を貰う。
kaze「俺の部屋は〜っと。」
ドアを開けて、部屋へと入っていった。
kaze「もう今日は寝る!!」
疲れていた事もあり、すぐに寝てしまった。つぎの日・・・。
kaze「ん〜・・・。朝か?あれ?外が騒がしい。」
窓から見ると、三人の男が一人の少女を囲んでいる。
kaze「・・・野次馬根性!!ちょっと見に行ってみよっと。」
人混みの間をすり抜けて、すぐ近くまで迫った。
男「さっきから聞いてりゃ、生意気いいやがって!!」
haruka「口臭い!」
まわりの話を聞くと、あの少女と男の肩がぶつかったようである。
男「やっちまおうぜ!」
haruka「望む所よ!!」
男達が一斉に襲いかかる。
kaze(・・・あの男達、職業は盗賊かな?)
kazeがそう思っていたその時である。
haruka【タイム】
男達の動きが一瞬にして止まる。
kaze(へぇ〜・・・。魔法使えるんだ。)
haruka【パワー・クラッシュ】
男達にかかっていたタイムの魔法が消え、男達が動き出す。かと思うと、男達はいきなりその場に倒れた。
男「ちくしょお・・・。」
haruka「相手から力を奪う魔法よ。大丈夫、しばらくすれば解けるから。」
そう言って立ち去っていった。
kaze「あ〜・・・。あの子がいたら、冒険も楽になるだろうなぁ・・・。よし!仲間に誘ってみようっと!」
そう言ってkazeは後を追った。

続く!!

106ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/08/21(火) 22:23:18
ブラボ〜〜(ノ≧◇≦)ノノ☆パチパチパチ
冒頭からワクワクしちゃって
次の行を早く読みたいと焦りながら読みました^^
夏休みの自由課題に提出したらきっと花丸もらえると思うp(・ω・´○)うん

107ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/08/22(水) 20:36:18
続きスタート!!

kaze「お〜い、待ってよ〜。」
kazeはharukaの後を追う。
haruka「?あんたさっきの奴らの仲間とか?」
kaze「まさか・・・。君さあ魔法使いなの?」
haruka「あんたにいう必要無い。」
kaze「え〜。教えてよ。」
haruka「大体、私が魔法使いだとして何?どうするの?」
kaze「仲間になって欲しいなあって思って。」
haruka「イヤ。」
kaze「何で?」
haruka「私は自分より弱い奴とは仲間にならない主義なの。」
kaze「何で俺が弱いってわかるの?」
haruka「あんた、剣もってるでしょ。剣士か勇者ってことよね?それだったら魔法のほうが断然強いわ!」
kaze「・・・そんな決めつけ良くないよ〜。」
haruka「じゃあ勝負してみる?」
kaze「俺が勝ったら、仲間になってくれる?」
haruka「良いわよ!!」
二人は間合いを取った。
haruka「先手必勝!!」
harukaは持っていた杖を振りかざす。
haruka【プレス】
kaze「うわっ!!」
kazeはなんとかよけた。
haruka「ちっ!」
kaze「危ないなぁ・・・。次はこっちから行くよ〜。」
kazeは神経を集中させ、剣を抜いた。
kaze【カット】
kazeの剣から斬撃が飛ぶ。
haruka「ふん!」
haruka【シールド】
それを防ぐharuka。
haruka「へぇ・・・。魔剣士なんだ。」
kaze「うん!この職業良いよねぇ。一石二鳥って奴?」
haruka「中途半端に魔法使ってんじゃないわよ!!」
haruka【パワー・クラッシュ】
kaze「えっ!」
突然kazeは体中から力が抜けてしまった。
haruka「この勝負私の勝ちかしら?」
kaze「まだまだこんなもんじゃないよ〜。」
kaze【マジック・リターン】
haruka「うわっ!」
harukaが倒れた。
kaze「へへ〜。」
haruka「うっ・・・。相手に魔法を返す呪文・・・。厄介だわ。」
haruka【リリース】
kaze「魔法解除の呪文!?うわぁ・・・。いいなぁ・・・・。」
haruka「ちっ!こうなったら!」
harukaは杖を天に向けて突き出す。
haruka【大地の精よ 主人の障害を全て打ち砕け!!】
突然地震が起こりだした。
kaze「うわぁ・・・。モンスター召還でもすんのかな・・・。」
haruka【ゴーレム】
目の前に巨人が現れた。kazeにむかって拳を振りかざす。
kaze「えぇ〜・・・。地面系?ん〜と・・・。これならどうだ!!」
kaze【アクア・ボム】
無数の水の固まりが現れ、巨人を直撃していく。
haruka「ちっ。これ以上こいつに任せる訳には・・・。」
haruka【リリース】
巨人が一瞬にして消えてしまった。
kaze「ふ〜・・・。」
haruka(まずいわ・・・。魔力が残り少ない。あっちはどんだけ余裕かましてんのよ!)
haruka「これで終わりよ!!」
haruka【クレイ・ボム】
kaze「粘土ぉ〜!?」
無数の粘土がkazeに向かって降り注ぐ。
haruka「・・・やっぱりその程度よね。」
harukaが後ろを向いたその時である。
kaze【ボム】
粘土が吹き飛んだ。
kaze「危ないなぁ・・・。う〜ん。魔力も残り少ないし、これで最後ね。」
kaze【リーチ】
kazeの剣が伸び始める。
haruka「!」
kaze【カット】
ありったけの斬撃がharukaのまわりに落ちる。
haruka「・・・くっ。」
harukaが魔法を唱えようとした、次の瞬間、斬撃がやんで目の前にkazeがいた。
kaze「チェックメイトだねえ。」
harukaの喉もとに剣があてられている。
haruka「・・・悔しい〜!!」
kaze「仲間になってくれるでしょ〜?」
haruka「・・・約束だから。」
kaze「やった〜!!これからよろしくね〜。」
haruka(・・・それにしても、魔法を二つ一気に唱えるなんて。ただの魔剣士じゃなさそうね。)
kaze「お祝いやろ〜。お祝い!!あっちに美味しい料理屋があるんだ〜。」
haruka「はいはい。」
kazeに手を引っ張られて仕方なくついて行くharukaでした・・・。



108ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/08/31(金) 19:56:05
魔剣士って職業があるなんて(゚Д゚;))
いいなぁ〜〜。。。魔法。。。

ああっ(゚Д゚;))
続くって期待してたら終わりの文字がぁ<(T◇T;)>
いいとこでCMにいくTV番組のように
終り方もうまい( ̄∇ ̄;)!!

これ、アニメにしたらおもしろそうと思うのは
私だけだろうか。。。?(A+ω+ *)

109kaze:2007/09/14(金) 00:50:03
「残り十分」という先生の声が静かな教室に響く
その一角で、テスト用紙に文字を書き込んではしきりに消すkazeと、
すでに書き終えのほほんとした表情でkazeの焦る様子を見ているいかチョコがいた
kaze「〜〜〜・・・」
いかチョコ(あいつあの様子じゃまったくやってないな、テスト勉強・・・」
ビリッ!!
kaze「あっ!!」
    三十八話     『そよ風ではときに奇跡をみる』
haruka「え?テスト範囲のところ教えてくれって?・・・あなた今何年生よ」
テスト一週間前という追い上げ期間の頃・・・
kaze「いやいや、協力するという広い心の前に年齢の壁なんてないのだよ。haruka」
haruka「わけわかんないこと言ってないで。今回は私も危ないの
    教えてほしかったら、だん兄とか大学生に聞きなさいよ」

だんだんだん「ん〜?kazeやharukaがわからなくって、俺がわかるわけないだろう」
kaze「いや!!あなた大学生でしょ!俺が言えることじゃないけど・・・」

かりんとう「断固拒否!!」
kaze「何も言ってないのに・・・」
かりんとう「大体ねぇ、あんたこの前教えてあげた時のテスト、散々だったじゃない
      しかもその時の見返りが、プロ野球中○ドラゴ○ス戦の家内観戦優先席の
      チケットなんて・・・。ただテレビが一番見やすい場所を優先してどーするのよ!
      第一私は野球なんてクドクド・・・」

居間へと戻るkaze
kaze「あ〜・・・いかにでも聞くかなぁ。だけどもう遅いしなぁ・・・」
横で、それぞれ算数の本を見せびらかすように勉強して、明らかに出しすぎだろうと思う
仕方で国語の教科書の音読をしているロベルトと魅羅のらんらんと輝く目がkazeを見ているが
あえてスルーすることにする
kaze(・・・どうするよ)
廃土「恒例の言葉だが、日頃の学が足らんのだ。なあ、母さん」
ハイジ「あ・・・え、えぇ」
ハイジ(とは言ったものの、なぜ親は最初から戦力外なんでしょう・・・
    頼ってほしいのに、あぁ・・・あの子が遠くに行ってしまったよう)
廃土「母さん・・・何を泣いているんだ??」

その後、kazeの部屋で・・・
kaze「二日目には、数学と英語に物理の三連続。三日目に科学etc・・・
   もはやこのままだと赤点必死だな。かく上は・・・」
勢いよく椅子から立ち上がり、ハッキリ宣言した
kaze「テストの王道(kazeが勝手に決めた)、『一夜漬け』の出番だ!!!」
ゴチッ
外の廊下で、kazeがテスト勉強で困っていると聞き、教えてあげると言いたくて
結局言えずに部屋の前まで来てしまい、そこで前途の宣言を聞いて瑠璃が
思いっきりこけた音が鳴り響いた

テストの結果が返った日
ハイジ「すごいわねぇ。harukaも瑠璃ちゃんもどれも高得点を取ってるじゃない」
瑠璃「いえ・・・それほど・・・・でも・・」
haruka「まぁ、下には下がいるから必然にこうなっちゃうのかも・・・
    そういえばさぁ、kaze?」
kaze「うん?」
haruka「あんた、瑠璃から聞いたんだけど今回一夜漬けで臨んだんだって?
    どうなったのよ?まぁ、今回は特に難しかったっていかが言っていたから
    何となく結果はわかるけど・・・クスクス」
笑うharukaをよそに、おもむろに解答用紙を突き出すkaze
右上のもっとも重要な、すべての人に対し決して平等に振られない赤の数字は三桁・・・
kaze「おかげさまで!!!」
haruka「納得いかねー!!!」

110ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/14(金) 17:20:57
三十九話のスタート!!

ハイジ「・・・ロベルト、勉強は?」
ロベルト「大丈夫だって〜。」
ハイジ「でもねぇ。勉強しといた方が絶対テストの点も上がるのよ?」
ロベルト「それはもう体験済みだってば〜。」
ハイジ「kazeもそれで、今回は高得点よ!」
ロベルト「はいはい、やってきますよ〜っと。」
そう言ってロベルトは自分の部屋に戻っていった。
ロベルト「この問題集でもやってみようかな・・・。」
ハイジ(がんばてるわねえ・・・。)
ドアの隙間からロベルトをのぞいて、満足するハイジ。
〜そして、二時間後〜
ハイジ(おじゃましま〜す。)
ロベルトが寝てから、ハイジはこっそりロベルトの部屋に入っていった。
ハイジ(どれどれ、どんな具合に進んでるかしら・・・。)
ハイジは、ロベルトがやっていた問題集を見てみた。
『問題1 次の言葉の対義語を答えなさい。』
①開ける
ハイジ(ほうほう・・・。)
ロベルトの答え・・・【開けない】
ハイジは一瞬こけそうになる。
②押す
ロベルトの答え・・・【押さない】
  ガラガッシャーン!!
思わずこけてしまい、隣にあった小物を落としてしまった。
ロベルト「何々何々!!」
ハイジ(まずい・・・。)
ロベルト「・・・目覚ましか。」
そう言ってロベルトは眠りについた。
ハイジ「どんだけぇ〜!!」
ハイジはそう叫んだ。

111ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/14(金) 22:09:03
連続ですが、四十話スタート!!今回はもう一度ファンタジーに挑戦!!

haruka「・・・よく寝た。」
harukaは宿屋のベッドで目を覚ました。
haruka「・・・こいつはいつまで寝てんのよ。」
隣のベッドで気持ちよさそうに眠っている、kazeをたたき起こした。
haruka「ほら!起きなさい!」
kaze「ん〜・・・ひゅれしゅ。」
どうやら寝言を言っているようだ。
haruka「ええ!?何!?起きなさいってば!!」
kaze「ん〜!!」
kaze『プレス』
次の瞬間、宿屋の床が一部抜けて下の階に落ちていった。
haruka「・・・は〜ん。そっちがその気なら。」
haruka『ナイト・メア』
kaze「・・・!!ぎゃ〜!!!」
一瞬でkazeは飛び起きた。

kaze「全くさ〜、酷いよ〜。あんな起こし方するなんて。」
haruka「あんたが、いきなり重力第三級の魔法使ってくるからでしょ!」
kaze「確かにそうだけど〜。」
町中を歩きながら、喋る二人。
kaze「あ、そう言えばまだ仕事が残ってるんだった!!」
haruka「仕事?」
kaze「うん!この国のダンジョンを全て調べあげるっていう仕事なんだけど・・・。」
haruka「あんたそんなかったるい仕事してんの?そんな仕事より、用心棒とかの方が絶対良いって!」
kaze「でも、そのダンジョンで拾ったアイテムは全部自分の物にしていいんだって!そこにひかれたんだよ!」
haruka「ふ〜ん・・・。で?これからその仕事をしにいくの?」
kaze「・・・お願い!!給料山分けするから一緒についてって!!」
haruka「・・・良いわよ。給料山分けだったら。」
kaze「ホント!?ありがと〜。」
と言うわけで、最後のダンジョンに二人は向かった。

〜ノース・レイク〜
haruka「ここ?」
kaze「うん!」
そこは湖だった。
haruka「ここが、ダンジョン?ただの湖じゃないの。」
kaze「それがさあ、そうじゃないんだよね。」
kazeはそう言って湖に向かって手を突き出した。
kaze『湖の神よ!!我が名はkaze!!このダンジョンに挑む者!!その正体を我が目の前に現したまえ!!』
次の瞬間、湖の水がどんどんひいていく。湖の中心を見ていると、だんだんと洞穴の入り口が見えてきた。
haruka「すごい!!」
kaze「さ!行こう!!」
kazeとharukaは入り口へと入っていった。

haruka「くらいわ〜。ねえ、火の魔法使って良い?」
kaze「使えるんだったら使ってごらん。」
haruka「?何言ってるの?」
harukaは手を前に出す。
haruka『ミニ・ファイア』
一瞬火がついたようだったが、すぐに消えてしまった。
haruka「え、何で?」
kaze「ここは湖の神の属性が強いんだよ。」
haruka「つまり水ってこと?」
kaze「うん。この洞窟の中は、外と比べて異常に湿度が高いんだ。」
haruka「え〜、じゃあどうすんの?」
kaze「目が慣れるのを待つんでしょ。」
haruka「はあ・・・。」
二人はどんどん奥へと進んでいった。

?「ん?誰かこの洞窟に入ってきたのかしら?・・・一人は魔剣士、一人は魔法使いみたいね。」
この人物の正体は?

続く!!

112ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/09/14(金) 22:49:32
>>109
括弧内の心の声が妙にリアルで切ない<(T◇T;)>
こうゆうセリフを書けるkazeさんにびっくり(゚Д゚;))感心してしまった

>>110
思わず「これだけぇ〜〜」とつっこんでしまったw

>>111
きゃぁ〜〜続きだぁヽ(≧∇≦)ノありがとう〜〜
わくわくしちゃうよぉ〜〜

113ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/15(土) 14:09:58
後編スタート!!

haruka「ちょっと、まだつかないの?」
kaze「しっ。近くにモンスターがいるよ。」
haruka「こんな暗くちゃ見えないわよ。」
北の国の最後のダンジョン、ノース・レイクに挑んでいるkazeとharuka。
kaze「まあまあ、君のあのワザがあるじゃないか〜。」
haruka「こんだけ暗いと標準合わせにくいんだけど。」
haruka『パワー・クラッシュ』
まわりで、何かが倒れる音がした。
kaze「よし!どんどん進もう!」
haruka「人任せじゃん!」
その時である。突然背後に人の気配がした。
haruka「!誰!?」
?「あなた達こそだれですか?勝手に入ってきて。」
kaze「仕事だよ〜。」
?「まさか、業者の人間?」
kaze「?何のこと?僕達はダンジョンレベルの調査をしにきてるんだよ〜。」
?「そうですか・・・。なら良いのですが。」
haruka「じゃあこんどはこっちの質問に答えなさいよ。あんたは誰?」
?「私ですか?瑠璃といいます。」
その時、洞窟が明るく照らされた。
kaze「え!」
瑠璃「照明の魔法です。水の属性が強いと言っても、光には関係ありませんから。」
haruka「そっか!」
kaze「ねえねえ、君も魔法使いなの〜?」
瑠璃「いいえ。私の職業は聖騎士ですが。」
haruka「?何それ。聞いたことないけど。」
瑠璃「最近できた職業なので当然です。」
kaze「でも珍しいねえ。女の人が騎士なんて。」
瑠璃「今は男女関係ないですから。」
kaze「ところでさあ、瑠璃さん。さっき言ってた業者の人って何?」
瑠璃「私が今行っている仕事の話です。」
haruka「どんな仕事してんの?」
瑠璃「この湖を埋め立てようとしている業者がいるんです。その業者からこの湖を守るのが仕事です。」
kaze「?でもさあ、この湖って神様がいるんでしょ?」
瑠璃「今は不在です。」
kaze「どうして。」
瑠璃「新婚旅行だそうです。」
haruka・kaze「はぁ!?」
瑠璃「近くの湖の女神と結婚したそうで、今はここより寒い別の国で旅行中です。」
kaze「・・・すごいねえ。最近は。」
三人が話していると、奥から足音が聞こえてきた。
瑠璃「奴らがきたようです。灯りを消します。」
あたりは真っ暗になった。
社長「このあたりだろ?へんな女の騎士が出るって言うのは。」
部下「はっ。何人もの同僚達が犠牲になっています。犠牲になった者は皆同様にありえない強さの女騎士に出会ったと。」
社長「ふん!情けない。」
瑠璃「あなたも笑っていられるかしら?」
瑠璃が突然飛び出し、魔法を唱えた。
瑠璃『ライト』
急に洞窟内が明るくなる。
kaze「危険だよ!相手がどんな奴か知らないのに。」
瑠璃「大丈夫です。私、そういうの得意なんで。」
haruka「?得意とかそう言う問題じゃないでしょ!」
社長「俺が直々に相手にきてやった。さあ、かかってこい!」
瑠璃『ホーリー』
瑠璃の手から無数の光が飛び出す。
社長「こんなもの!」
社長『サイコキネシス』
光の動きが止まる。
kaze「まさか!エスパー!?」
haruka「生まれもっての才能が無いとなれないっていう職業よね?」
kaze「うん!エスパーなんてめったにいないけど、そのワザの強さはトップクラスなんだ。」
瑠璃「やはりエスパーですか。厄介ですね。」
社長「余裕だな!」
社長『コントロール』
光は瑠璃に向かって戻っていく。
瑠璃「あまい!!」
瑠璃『ホーリー・ボム』
光は爆発を起こした。
社長「くっ!」
kaze・haruka「・・・すげぇ〜〜!!」
瑠璃「あなたたちも援護して下さい!!」
kaze「あっ、ごめん。」
kaze『カット』
斬撃を相手に飛ばす。
社長『クラッシュ』
斬撃は消え去る。
kaze「へえ〜。魔法も少しは使えるんだ。」
社長「ま、一応な。」
haruka「私だって。」
haruka『ファイア』
シュッっという音がしてマッチでつけたような火が出てきた。
社長「ちっちゃ!!」
kaze「だから言ったジャン!!」

この先一体どうなる!? 続く!!

114ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/09/18(火) 02:49:29
>>113
うわぁ〜〜もう新作が出てた
前回、3本立てだったのに(゚Д゚;))凄い
2人だけでも充分面白かったけど
新しいメンバーも加わって、続きがますます楽しみヽ(≧∇≦)ノ

115ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/22(土) 07:24:48
第四十一話のスタート!!

社長『サイコキネシス』
瑠璃『ホーリー・ボム』
kaze『カット』
社長『クラッシュ』
北の国のノース・レイク。この湖を埋めようとしている業者と戦っているkaze達とそこで出会った瑠璃。
haruka「私だって!」
harukaは呪文を叫んだ。
haruka『パワー・クラッシュ』
だが社長には効いていないようだ。
haruka『タイム』
これも効いていない。
haruka「!何で!?」
社長「エスパーの能力を熟知していないようだなぁ!」
kaze「ちゃんと勉強しといてよ〜!静止の魔法や力奪の魔法は超能力系に分類されるんだよ!」
haruka「同じ属性だから効かないってこと!?」
瑠璃「そういう事ですよ!」
瑠璃は社長の飛ばしてきた石をよけながら言った。
haruka「でも!私の攻撃魔法は威力が高いし、炎系も使えないし・・・。近づいたらやられちゃうし。」
瑠璃「何かないんですか!?サポート系の魔法とか!」
haruka「サポート系の魔法って言われても・・・。あ!」
kaze「何かあった!?」
haruka「うん!一個だけ!」
そう言ってharukaは社長に向かって突進していく。
瑠璃「危険です!」
社長「はははは!自分から倒されにきやがったのか!?」
社長『サイコキネシス』
harukaの動きが止まる。
kaze「ああ!やっちゃった!」
haruka「・・・かかったわね。」
社長「!?」
haruka『マジック・ポイズン』
社長はヒザから崩れ落ちた。
瑠璃「!?一体どうなってるんですか?」
haruka「便利な魔法なのよ、これ。静止の魔法みたいに、攻撃とは異なる呪文をかけられるでしょ?
んで、この呪文を唱えると、かけた相手に毒を与えることができるの。私の場合レベルがまだ低いから、マヒ程度にしかならないけど。」
社長「う・・・。」
既に喋れなくなっている。
瑠璃「さて。」
kaze「行きますか。」
二人は同時に呪文を唱えた。
瑠璃『ホーリー』
kaze『プレス』
あたりに打撃音が響き渡る。
部下「ひっ!いやぁぁぁぁ!」
叫びながら逃げていく部下。
kaze「・・・このひと、死んじゃった?」
haruka「気絶してるだけよ。それより、外に出ましょ。湿気がひどすぎる!」
瑠璃「湖の神が戻ってきたようです。」
kaze『エスケープ』
三人は一瞬で洞窟の外に出ていた。
湖の神「おお、瑠璃。ご苦労じゃった。」
haruka「新婚旅行は楽しかった?」
顔を赤らめながら湖の神は答えた。
湖の神「お、おお!楽しかったぞ。というか、そなたらは誰じゃ?」
haruka・kaze「仕事です!」
湖の神「ふむ、まあ良かろう。おお、そうじゃ忘れるところじゃった。瑠璃、これは報酬じゃ。」
一枚の紙切れを差し出してきた。
瑠璃「これは・・・。」
kaze「ワープチケットだ!」
haruka「確か〜・・・。ワープを使えない魔法使いでも、このチケットさえ持っていれば唱えられるっていうチケットよね?」
湖の神「一回分じゃぞ?ちゃんと使い道考えないと・・・。それじゃ、わしはこれで。」
湖の中に沈んでいった。
haruka「ねえ、このチケットどうする?」
kaze「今度はさぁ、暖かいところに行きたいなぁ。」
瑠璃「私の故郷にきてみませんか?」
kaze「どこなの?」
瑠璃「サウスアイランドです。」
haruka「メッチャクチャリゾート地じゃないk!」
kaze「わ〜!やったぁ!あ!僕自分の仕事まだ終わってない。」
haruka「それにこの業者の奴も治安局に渡してこないと。」
足下で気絶している社長を見るharuka。
瑠璃「あ、そう言えばまだ名前を聞いていませんでした。」
kaze「kazeだよ〜!」
haruka「harukaっていうの。よろしく!」
瑠璃「はい、宜しくお願いします。さて、それじゃあまずは業者とkazeさんの仕事から片付けてきますか。」
kaze「うん!」
三人は仲良く並んで街へ戻っていった。

続く・・・かな?

116美帆:2007/09/24(月) 15:46:52
アダルトあり?

117ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/24(月) 16:13:38
ナシです。

118和也:2007/09/24(月) 16:19:09
俺と優衣(ゆい)は同じマンションのとなりの部屋に住んでいる。
優衣とは幼稚園からの幼なじみで、お互いを裏切ることは絶対にしないと
誓っていた。
でも俺はその一週間後、優衣をあまりにもひどいやり方で裏切ってしまうの
である。
その頃俺たちはもう中学一年生で、あまり遊ばなくはなったが、たまに話し
たりする、少し微妙な仲だった。
俺は一応サッカー部に入っていて、そこの先輩達はほとんどが不良でたまに俺
も一緒に悪い事をしていた。
だかつい最近知ったのが、同じサッカー部の同級生の友達を先輩達はひどく
いじめていた。俺は先輩達に訴えた。
俺「先輩、それ・・・・俺の友達です・・・。」
先輩「・・・だったら何だっつんだよ」
俺「その・・・」
俺は先輩のきつい一言に肩をすぼめた。
先輩「そっかー。お前いい奴だと思ってたのに・・・・・・
お前もいじめられてぇの?」
俺「えっ?!」
正直超ビビった。
先輩「ははっ!!!いじめられたいなら最初から行ってくれればいいのにぃ〜
喜んでいじめてあげるよォ〜」
俺「嫌だ・・・・」
震えながら俺はつぶやいた。
先輩「ま、今から言う事、聞いてくれたら・・・・まぁ許してやるよ。 なぁ。」
俺「・・・・」
先輩「お前の友達に佐藤 優衣って子がいんだろ」
俺「えっ」
あの先輩達の言うことだ。俺は先輩達が何を言おうとしてるのか、直感で
分かった。

この後俺は優衣を裏切る事になる。

119ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/09/28(金) 19:28:49
和也さんの小説の間にちょっとお邪魔して・・・。
第四十二話のスタート!!(これから少しファンタジーよりになると思います。)

kaze「ふ〜!やっと終わった〜!」
調査結果を役場に提出してきたkaze。街の広場で待ち合わせをしていた。
haruka「あ!やっときた!」
瑠璃「kazeさん!こっちです!」
kaze「ごめ〜ん!担当の人が現れなくてさ〜。」
kazeは二人の元へと走っていく。
haruka「こっちも業者がなかなか白状しないのよ〜。」
瑠璃「でもharukaさんが言ったら、言うこと聞きましたよね。」
haruka「・・・それは言っちゃいけない。」
kaze「まあまあ。それよりさぁ。早く行こうよ〜。サウスアイランド!」
瑠璃「harukaさんお願いします。」
haruka「オーケー!」
harukaは瑠璃の持っていたチケットを手にとって呪文を唱え始めた。
haruka『この世界の空間を司る神よ 我らを導きたまえ!』
まわりの景色が変わっていく。
haruka『テレポート』
kaze「気持ち悪いよ〜。」
目の前の景色が曲がってみえる。
瑠璃「うっ・・・。」
一瞬倒れそうになる。
haruka「頑張って!もう少しだから!」
harukaがそう言った瞬間、景色がハッキリしてきた。
瑠璃「着きました!」
kaze「やった〜!」
haruka「は〜!空間移動の魔法は結構魔力使うわ〜!」
kaze「おつかれさん!」
瑠璃「さあ、私の実家へ行きましょう。」
kaze・haruka「うん!」
三人は喋りながら歩いていく。
瑠璃「でも良かった〜!家から遠い場所に到着したらどうしようと思いましたもん。」
haruka「ホントにラッキーだったわ〜。ワープチケットは欠陥品だからどこに飛ばされるか分からないのよ。」
kaze「ね〜。瑠璃さんの家ってどんなとこ?」
瑠璃「う〜ん。畑がたくさんありますね。」
haruka「は・・・。畑。」
kaze「瑠璃さんに似合わね〜!」
瑠璃「これでも昔は畑仕事に精を出していたんですよ。」
haruka「へ〜。・・・!?」
すぐ後ろで何かの気配がする。
kaze「来てるのかな?」
瑠璃「モンスターだと思います。」
次の瞬間、ヘビのような生き物が飛び出してきた。
瑠璃「!スネークドッグ!」
haruka「何かヘビに足が生えてるけど?」
kaze「しかも毛むくじゃらだし!」
瑠璃「この土地にしか生息していない珍しいモンスターです。売るとかなりのお金になります!」
haruka「お金になると分かれば!」
kaze「レッツゴー!!」
kazeは呪文を唱えた。
kaze『プレス』
目の前の地面がへこむが、スネークドッグは華麗にかわした。
「アオ〜ン!」
一声叫ぶと走って逃げてしまった。
瑠璃「あのモンスター素早いうえに人をこけにするのが大好きで・・・。」
kaze「くやしー!」
haruka「次会ったときは絶対捕まえてやるんだから!!」
瑠璃「まあまあ。それより早く私の家に。」
kaze・haruka「は〜い!」
三人は走りだした。

続く・・・はず!

120haruka:2007/10/01(月) 20:46:34
相変わらず面白いデスね。いつも楽しみに読んでマス。
ロベルトくんとkazeくんの小説読むと元気になれマス^^
ありがとう^^

121ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/10/02(火) 18:00:59
後半スタート!!

瑠璃「着きました!」
haruka「ここが瑠璃さんの家・・・。」
kaze「すっご〜い!海の前だ〜!」
瑠璃の実家があるサウスアイランドに訪れたkazeとharuka。
瑠璃「ただいま〜!お父さん!お母さん!」
親父「お〜!瑠璃!!帰ってきたのか!?」
お袋「あらあら、お友達も連れてきたの?」
kaze「kazeです。」
haruka「harukaといいます。」
親父「さあさあ。あがってあがって。」
お袋「今日はここに泊まるの?」
瑠璃「ぜひ泊まっていってください!」
haruka・kaze「喜んで!!」
と、言うわけで瑠璃の部屋に荷物を置いて海へ遊びに行った三人。
kaze「うわ〜!きれ〜!」
haruka「ハイテンション〜!」
瑠璃「フフフ。」
三人は時が過ぎるのも忘れて遊びまくっていた。
haruka「ねえねえ!海の中見てよ!!すぐ近くまで人魚が泳ぎに来てるわ!」
kaze「シーホースも!」
瑠璃「ここら辺の海は、希少価値の高い生物たちがたくさん生息しているんです。」
haruka「へ〜!」
kaze「さすがだね!」
妙な気配を感じたharuka。
haruka「!!何だろう・・・。海の中からヤバイ気配を感じるんだけど・・・。」
瑠璃「すぐそこまで来てます!」
いきなり海面がもりあがって、不気味な生物が姿を現した。
kaze「こいつは!!」
奇妙にねじ曲がった剣を持った不気味で巨大な骸骨が姿を現した。
haruka「うわ〜!私こういうの苦手なのよ〜!」
kaze「たぶん・・・。シーゴースト!」
瑠璃「え!でも、ここら辺で誰かが亡くなったなんて事聞いたこともないですけど・・・。」
kaze「恐らく、誰かが連れてきたんだ!!」
haruka「そんな!!」
巨大なゴーストの前で無防備なkaze達。一体どうする!?

続く・・・よ!!

122ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/10/03(水) 18:10:25
第四十三話のスタート!!

haruka「どうしよ〜!!」
kaze「落ち着いて!ゴーストだったら瑠璃さんの神聖魔法が良く効くと思う!」
瑠璃「はい!!」
瑠璃は意識を集中させた。
瑠璃『ホーリー』
光の玉がシーゴーストに直撃する。
haruka・kaze「よっしゃ!!」
「アァァァァァ!!」
怒ったようにシーゴーストが叫んだ。どうやら効いていないらしい。
haruka「うっそ〜!」
瑠璃「私はもともとレベルが低いんで、神聖魔法の威力を高めるブレスレットをつけているんですが・・・。」
kaze「はずしてきちゃった!!」
瑠璃「どうしましょう!!」
瑠璃は泣きそうだ。
「アァァァァ!」
シーゴーストが叫ぶと、周りが嫌な雰囲気になっていく。
瑠璃「これは・・・!」
haruka「ネガティブ・ムード。」
kaze「ゴースト系のモンスター達が得意としている呪文・・・だ・・・。これに・・・かかると・・・
   だんだん・・・体が・・・言うことを・・・きかなくなってくる。」
haruka「ま・・・ずいわ・・・。魔法が・・・きいて・・・きてる・・・。」
瑠璃「そんな!!私だけでは・・・。どうすることも・・・!」
kaze「瑠璃・・・さんは・・・もとも・・・と、聖騎士・・・だから・・・。
   効かないんだ・・・。」
瑠璃「私が何とかしなくちゃ!!」
瑠璃はもう一度呪文を唱えた。
瑠璃『ホーリー』
光の玉がシーゴーストに直撃するが、全然効いていない。
「アァァァ・・・。」
シーゴーストがにやりと笑った。
瑠璃「!誰か〜!!」
次の瞬間、光の矢がどこからともなく飛んできた。
「アァァァァ!!」
見事に直撃。瑠璃はあたりを見渡した。
瑠璃「誰!?」
?「大丈夫ですか〜!?」
後ろから声が聞こえた。
瑠璃が振り返ると、龍のような生き物にのった男が向かってくる。
瑠璃「助かった・・・。」
崩れ落ちてしまう瑠璃。

続く!!

123ハイジ ◆w0.0WHWGyg:2007/10/05(金) 11:42:22
神聖魔法の威力を高めるブレスレット。。。ほ、ほしい(・ p ・ *)

134名無しさん+α(ネオ・ファイ):2007/10/17(水) 17:25:51
うはwwwwwwwwwwドラゴンナイト登場wwwwwwwwwwww

そういえば俺、氷雷魔術師だったな
え?どういう意味かって?
いや、某オンラインゲームですよ


こういう系統は好きなので、続きが楽しみですw

135ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/10/17(水) 22:03:45
後半スタート!!

瑠璃「助かった・・・。」
無防備でシーゴーストに遭遇したkaze達、ピンチになったそのとき
タイミング良く登場した一人の男。
?「良かった〜。間に合った!」
男は安心した声でそう言うと、何か呪文を唱えた。
?『ネガティブ・アウト』
あたりの空気が澄んでいくのが分かる。
kaze「っと・・・。」
haruka「あ〜!!死ぬかと思った〜!」
?「さて・・・。倒しますか。」
男はシーゴーストに向き直ると、呪文を唱えた。
?『ゴースト・クラッシュ』
「アァァァァ!!」
シーゴーストは、一声叫ぶと消えていった。
kaze「強っ!」
haruka「すごい・・・。」
瑠璃「あ、あの。助けていただいてありがとうございます。」
?「いえいえ。」
haruka「あんた強いじゃない!!」
kaze「名前なんていうんですか〜?」
廃土「廃土と言います。職業は、今はドラゴンライダーです。」
瑠璃「今は?」
廃土「昔は僧侶とかやってましたね。」
haruka(ねえ・・・。ドラゴンライダーって何?)
kaze(まあ獣使いと似てるね。使えるのはドラゴン系限定だけど。)
廃土「あの、あなたたちも大丈夫ですか?」
haruka・kaze「え?大丈夫で〜す!」
瑠璃「良かった。・・・でも何でこの辺にあんなモンスターが・・・。」
廃土の表情が一瞬曇る。
kaze「・・・何か知ってるでしょ。」
廃土「え・・・。まあ一応。」
haruka「何!?何知ってるの!?」
廃土「・・・あなたたちは、ネプチューン教ってご存知ですか?」
haruka「?何それ。」
kaze「この世界にある宗教の一つ。名前がちょっとダサいけど。水の魔法の神と言われる、
   ネプチューンを祭ってるの。」
瑠璃「私の両親が入っている宗教ですが。」
廃土「今、それを潰そうとしている組織があります。」
瑠璃「!」
廃土「あ!まずい!奴らが来ます!いったん離れましょう。」
kaze「来るって何が!?」
haruka「ホントだ!また来る!さっきのゴーストより大きいよ!」
四人が後ろを振り向くと、周りにゴーストをまとった男が。
?「みーつけた!!」

続く!!

136ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/10/19(金) 07:28:37
第四十四話のスタート!!

?「みーつけた!!」
いつのまにかkaze達の背後に現れた男。
瑠璃「誰・・・ですか?」
廃土「瑠璃さん逃げましょう!!」
?「逃げていいっていってないけど!」
廃土「こっちはあんた達に構ってるヒマはないんだ!!」
?「こっちだって邪魔する奴らは全員消せって命令きてんだよ!!」
男は呪文を唱えた。
?『ゴースト・キャッチ』
水中から手が伸びてきて、廃土の体を捕らえた。
廃土「しまった!」
kaze『プレス』
?「うをっ!!」
kazeが男に魔法をぶつけると、廃土を捕らえていた手が消えていった。
廃土「今のうちに!このドラゴンに乗って!!」
三人は廃土の乗ってきたドラゴンに捕まった。
廃土「行くぞ!!」
ドラゴンはうなずくと、翼を羽ばたかせて飛び上がった。
?「逃げるな!!」
男はゴーストを飛ばしてきた。
?『ゴースト・キャッチ』
周りから伸びてくる手を何とかかわして、ドラゴンは男から離れていく。
瑠璃「やった!!」
kaze「あいつ一体何者なんですか?」
廃土「ネプチューン教を潰そうとしている組織の一人です。」
haruka「結構強そうだったけど・・・。」
廃土「幹部レベルの人間だと思います。」
瑠璃「ところで今どこに向かってるんですか?」
廃土「どこに向かってるというわけでは無いんですが・・・。あの男がいなくなるまで
   少し飛び回っておきます。」
飛んできた方角を見ると、男がまだゴーストを飛ばしている。
?「降りてこいよ!!卑怯じゃねーか!!」
時々男の周りが異様な空気につつまれる。
haruka「ネガティブ・ムードだ。」
kaze「あの呪文そんなに広がらないんだよね。」
廃土「でもあの調子だといなくなりそうもないですね・・・。」
kaze「・・・あ。そう言えば。」
瑠璃「どうしたんですか?」
kaze「うん。ちょっと僕をあいつのところにおろしてくれないかな。」
廃土「危険です!」
kaze「大丈夫。あ、それから僕をおろしたら、結構僕から離れてね。」
瑠璃「何言ってるんですか!?倒されちゃいますよ!!」
kaze「大丈夫だから。」
廃土「・・・分かりました。」
廃土はドラゴンに命令すると、男の近くまで接近した。
?「やっと来やがった。」
廃土はkazeをおろすと、ドラゴンにもう一度命じてかなり離れたところまで
飛んできた。既に二人が何をしているのかも分からない。
haruka「良く見えないわ。」
瑠璃「それに、kazeさんに何かあったら助けにいけないじゃないですか。何で許可したんですか?」
廃土「何か・・・。彼なら大丈夫そうなんですよね。」
廃土がそう言った瞬間、kazeと男の周りで何かが起きた。空間がねじ曲がっていく。
瑠璃「何ですかあれ!・・・ワープですかね?」
haruka「違う!!ワープより魔力が強い!!」
廃土「もしかして・・・。スペース・クラッシュですか!」
瑠璃「何ですか!?それ!」
haruka「知ってるわ!!敵の周りの空間を破壊して、別の空間に飛ばす魔法!!
 相手の意思に関係無く、別の空間に飛ばすことができる!!」
瑠璃「すごい・・・。」
男の周りはどんどん破壊されていく。男はいつのまにか消えていた。
廃土「・・・あんなに強かったんですね。」
haruka「あいつ・・・。やっぱり普通じゃないわ。」

一度区切ります。 終わり

137ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/10/22(月) 18:45:41
第四十五話のスタート!!

廃土「あの〜!!大丈夫ですか〜?」
kaze「ん〜?大丈夫で〜す!!」
瑠璃「すごいですね!kazeさん!」
haruka「あいつやっつけちゃうなんて!」
襲ってきた敵を、別空間に送ったkaze。
kaze「でも・・・。ちょっと疲れちゃった。」
kazeの足を見ると、震えているのが分かる。立っているのがやっとのようだ。
haruka「大丈夫!?」
kaze「う〜ん・・・。ちょっと歩けないかも。」
廃土「とりあえず、私が肩を貸します。」
kaze「ごめん。」
廃土の肩に手を回して、なんとか歩き始めた。
瑠璃「あの、一度私の家に戻りましょう。」
廃土「ここから近いんですか?」
瑠璃「あの家です。」
瑠璃の指さす先に見える一件の家。
haruka「そうね・・・。でも。このドラゴンどーするの?」
harukaのすぐ隣で、次の命令を待っているドラゴン。
廃土「う〜ん・・・。もう自分の住処に帰って良いよ。」
ドラゴンはうなずくと、飛び立っていった。
廃土「さあ。急ぎましょう。」

瑠璃の家
親父「kazeさん大丈夫かい?」
お袋「大変な魔法使ってたみたいだけど。」
kaze「あ、はい。大丈夫です。」
瑠璃(kazeさんホントに大丈夫なんですかね?)
haruka(大丈夫なわけないじゃない!!あの魔法は自分の魔力の80%は使うのよ!?)
kaze「harukaも瑠璃さんも心配しないで。」
瑠璃「え!聞こえてたんですか?」
kaze「harukaのトコだけ。」
haruka「それどー言う意味!?」
廃土「私はそろそろ行きます。次の宗教のある場所に向かわないと。」
kaze「え?潰されようとしているのってネプチューン教だけじゃないんですか?」
廃土「それが・・・。この世界には八つの宗教が存在していて、その全てを潰そうとしているんです。」
瑠璃「え・・・。あ、あの、私たちにできる事はないんですか!?」
廃土「う〜ん・・・。そうだ!kazeさんが回復したら、この先の港で海王の島と言われる所に向かってください。」
haruka「そこに何があるの?」
廃土「ネプチューン教の本拠地です。そこに行って、ジキルという人に会ってください。」
kaze「誰なんですか?そのジキルって。」
廃土「私の知り合いなんですが、ネプチューン教全てをまとめる司祭をやっているんです。」
瑠璃「そんな凄い人に会ってどうすれば?」
廃土「組織を倒すには、八つの宗教全てから極意を学ばなければ勝ち目が無いんです。」
kaze「は、はあ・・・。」
廃土「ジキルから、水の魔法の極意を学んで来てください。」
haruka「なんか大変な事に巻き込まれてるわね・・・。」
廃土「水の魔法は瑠璃さんが適しているかと・・・。」
瑠璃「え!私ですか?」
廃土「あなたには、湖の神のご加護があるように見えます。」
haruka・kaze・瑠璃(ああ・・・。ノースレイクの時のね・・・。)
廃土「そして、水の魔法には繊細さと清らかさが必要なのです。」
haruka「何でアタシは駄目なのよ!」
kaze「大体分かるでしょ。その口調と言い。」
haruka『クローズ』
kazeの口が開かなくなった。
廃土「ですから、瑠璃さん。お願いします。」
瑠璃「・・・分かりました。助けていただいたお礼です。絶対に覚えてきます!!」
廃土「それでは、私はこれで。」
廃土はほほえむと、出ていった。
haruka「・・・瑠璃さん、本当にやるの?」
瑠璃「私は今回足手まといになってしまった・・・。もしこれから足手まといになるような事があれば
   私は耐えられません。だから、できるだけ強くなりたいんです。」
瑠璃の目には、強い決心があった・・・。

続く!!

138ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2007/11/02(金) 17:43:27
第四十五話のスタート!!

haruka「着いたみたいね。」
kaze「すっげ〜!!」
瑠璃「こんな島初めて見ました。」
ジキルという人物から水の魔法の極意を学びに海王の島へと訪れたkaze一行。
その島は、小さかったが海の色が他の場所と違いエメラルドグリーンに輝いていた。
また、島中を覆い尽くすように緑が生い茂っていた。
船長「はい。とーちゃーく!降りてくださ〜い!!」
船長の声が港に響いた。kaze達は港町で聞き込みを始めた。
kaze「すいません。ジキルっていう人知りませんか?」
町民「あ?」
kaze「ジキルって言う人知りませんか?」
町民「え?」
kaze「だから!!ジキルっていう人知りませんか?」
町民「とんでもねー!ここは海王の島だよ!」
kaze「駄目だこりゃ・・・。」
瑠璃「kazeさ〜ん!!」
町民・kaze「は〜い!!」
kaze「ってなんであなたまで返事するんですか!」
町民「え?」
kaze(涙)
haruka「泣いてる場合じゃない!!」
瑠璃「ジキルさんの居場所が掴めました。」
kaze「え?あ、ああ。で、どこ?」
瑠璃「この町の後ろにある森の中心に住んでるそうです。」
kaze「よし!!行ってみよう!!」

森の中心
haruka「意外に小さい森だったわね・・・。」
kaze「っていうか、中心っていってもはいってすぐだったし。」
瑠璃「もうちょっと大冒険を期待していたんですが・・・。」
haruka「それより!!・・・あれよね?」
kaze「うん。たぶん。」
瑠璃「教会っぽいし・・・。」
三人の目の前には、小さな教会が一つ建っていた。
haruka「・・・入るわよ。」
kaze「うん!」
harukaは扉を開けた。
瑠璃「こんにちは〜・・・。」
すぐ目の前の祭壇に祈りを捧げている男がいた。
?「誰だ?この島のものでは無いな・・・。名を名乗れ!!」
kaze「kazeです。」
haruka「harukaといいます。」
瑠璃「瑠璃です。」
?「何しにここへ来た?」
瑠璃「あの!廃土さんに言われて来ました。ジキルさんという方を呼んでいただけないでしょうか。」
?「ジキルは私だが?」
haruka「あ!あなたが!!」
ジキル「廃土に言われて来たと言ったな。まさか、水の魔法の極意を学びに来たというのか?」
kaze「な〜んだ!!分かってるんですか!」
ジキル「廃土が初めてここへ来たときも、それが目的だったからな。・・・ん?極意を学びに来たと言うことは
    あの組織を倒すつもりか?」
瑠璃「はい!!」
ジキル「ふん!面白い!!お前等みたいな未成年になにができる!?」
kaze・haruka「失礼な!!」
ジキル「何が失礼だ!!私のところに何人もの若者が極意を学びに来たが今まで成功したのは廃土だけだぞ!?」
瑠璃「それでも私はやります!!」
ジキルは瑠璃をじっと見てこう言った。
ジキル「お前の目に湖の神が見える・・・。ふむ。ノースレイクの神か・・・。瑠璃と言ったな?」
瑠璃「はい。」
ジキル「お前は修行を受ける価値がありそうだ。やってみるか?」
瑠璃「!ありがとうございます!!宜しくお願いします。」
kaze「やったじゃん!!」
haruka「がんばってね!」
ジキル「だが・・・。しかし・・・。ん〜・・・。何故だ?・・・それほどまでに見込みがあったのか?」
ジキルが何かつぶやいている。
瑠璃「あの・・・ジキルさん?」
ジキル「いやいや。なんでもない。こっちの話だ。さて、修行を行おうと思うのだが・・・。」
kazeとharukaを見ると、ジキルは言った。
ジキル「お前達は邪魔だから、ここら辺の森で修行をしてきなさい。」
haruka(怒)
kaze「落ち着いて!!あ。あの。分かりました。それじゃいってきまーす。」
harukaを抑えながらkazeが出ていった。
ジキル「さて・・・。これより修行を開始する!!」
教会にジキルの声がこだましていた。

続く

139ノワール:2008/07/25(金) 15:57:13
今日初めて見つけましたこのスレ!
僕も……いいですか?

141kaworu-nagisa:2008/10/12(日) 00:18:10
あの、、、、、 
僕もいいですか?
性格とか、喋り方とかは
本物と同じで。
お願いします。

142オレンジ分解 ◆jqvcz4fXwA:2008/10/12(日) 14:45:31
もう一年前にとまってるスレだから多分かまわんでしょうよ

143まんぼう:2008/12/03(水) 13:44:28
はじめましてまんぼうといいます僕も小説に入れてください
登場人物にしてもOKですでわ

144ロベルト ◆GZSz.nP.0E:2008/12/05(金) 21:20:21
このスレは僕の勝手で立ち上げたもの凄い勝手なものです。
オレンジ分解さんの言うとおり、すでに一年前から止まっています。
そこも自分のかってでした。
しかし、みなさんの声を聞いて、もう一度書いてみたいと思いました。
ですが、あくまで僕の勝手なものになってしまっているので
なるべくageずにやっていきたいのです・・・。
僕の勝手な意見を聞いてくれないでしょうか・・・。

145紅蓮:2008/12/06(土) 21:36:12
僕はいいと思いますよ、小説好きだから。
つか、寧ろやってほしい……!
始める時には、僕も入れてくれるとうれしいかな!

146reimu:2009/02/19(木) 15:00:41
私も歓迎です!むしろこちらから頼みたいくらいです!

147名無しさん:2009/11/06(金) 13:50:04
age

148黒狐:2010/01/31(日) 11:53:53
こんにちは^^黒狐です

149黒狐:2010/01/31(日) 11:54:44
誰か来ないかな〜


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