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勝手に小説!
1
:
rairai
:2006/12/03(日) 19:44:49
初めて自分でこんなの出します。
内容はタイトルを見れば分かります。
僕が勝手に小説書いちゃおう的な板にしてみます。
過去ログあさってたら似たの見つけたんで
やってみたくなっちゃって・・・。登場人物はこの掲示板に
書き込んでる人でいいですか?出して欲しくない人は
言ってください。後、感想も受け付けてます。
2
:
rairai
:2006/12/03(日) 22:19:28
連投すいません・・・。
ちょっと書き込みたいことがありまして・・・。
過去ログにあった、雑談家のキャラ設定を一部お借りすることが
あるかもしれません・・・。そこはご理解下さい。
3
:
rairai
:2006/12/04(月) 17:14:50
なんだかブログみたいだな・・・。とりあえず、誰からも、
「俺は出すな」っていうのが無いんで、じゃんじゃか出して行きたいと
思います。てなわけで、下の方にキャラ設定記しておきますね。
父・・・廃土さん(真面目で、思いやりのある父親。ツッコミ担当)
母・・・ハイジさん(ほのぼのとしている。そのためか、ボケにまわることもしばしば。)
長男・・・だんだんだんさん(母親譲りのほのぼのした性格だが、朝はものすごい機嫌が悪い)
次男・・・kazeさん(頼れる兄。静かな性格で、弟といつも一緒にいる。運動神経抜群。)
三男・・・rairai(僕ですね。どっかずれてるけど、勉強は得意。)
とりあえず、今はこれだけにしておきますね。上の事で不満がある方は
申しつけ下さい。
4
:
rairai
:2006/12/06(水) 19:39:19
とりあえず、次のキャラ設定下に書きますね・・・。
長女・・・かりんとうさん(父親譲りの思いやりがある子。ツッコミ役。)
次女・・・harukaさん(物事を冷静に見て判断出来る子。ツッコミ役。)
こんな感じでいかせてもらいます。他に出してほしい方がいらっしゃれば
どうぞご報告下さい。後、どなたでも小説書いてオッヶーです。
5
:
魅羅
◆6Zwv2Q2Hp6
:2006/12/06(水) 22:56:58
rairaiサンこんばんゎ〜w
ぁたしも小説出してもらってぃぃですヵ?((ワラ
キャラ設定ゎなんでもOKでっすw
6
:
rairai
:2006/12/07(木) 05:52:24
はい、分かりました。
それじゃあ、こんな感じで・・・。
三女・・・魅羅さん(明るい性格で、周りを元気にする。)
と、こんな感じで。
7
:
haruka
:2006/12/07(木) 06:41:48
小説に登場させてもらえるなんて、なんだか嬉しいですねぇ^^
どんな物語になるのか楽しみにしています。
8
:
rairai
:2006/12/07(木) 07:26:24
魅羅さんのキャラ設定変えます。
「明るい性格で、無邪気。ボケ役。」
これでいかせてもらいます。
9
:
rairai
:2006/12/08(金) 19:23:00
それでは、rairai劇場の始まりィ!
ハイジ「みんなぁ!ご飯よ。」
皆「はあい!」
母の一言で食卓に全員集合。
廃土「母さん、今日の晩ご飯は何だい?」
ハイジ「今日はねえ、魚のムニエルに挑戦してみたの!」
そう言って、食卓の上に真っ黒い何かを置いた。
かりんとう「・・・コレは何?お母さん。」
ハイジ「ムニエルよ!ちょっと火の加減が足りなかったけど。」
haruka「お母さん、足りないのはあなたの愛情よ。」
だんだんだん「まあまあ、いいじゃないの。せっかく作ってくれたんだし!」
そういって、だんだんだんは口へとそれを運ぶ。
kaze「だん兄、いいの?受験前なのに?」
rairai「大丈夫でしょ。だん兄なら。」
魅羅「あたしコレ嫌い!」
だんだんだん「あれ?ベロがひりひりいってる、うぐっ!」
廃土「大変だ!だんが食中毒で倒れたぞ!救急車を呼べっ!」
魅羅「きゅーきゅーしゃああああ!これでいい?」
haruka「古典的すぎて笑えないわ。」
こんな感じで夜は過ぎていくのでしたあ・・・。
10
:
魅羅
◆6Zwv2Q2Hp6
:2006/12/09(土) 17:10:49
わぁいwぁたしが小説の中にぃww
rairaiサンぁりがとうございマス♡
11
:
rairai
:2006/12/09(土) 19:55:16
第二話いってみよう!
かりんとう「ん〜、おはよう。」
かりんとうがあくびをしながら二階から降りてくる。
ハイジ「あら、おはよう。今日は日曜日なのに早いわねえ。」
かりんとう「ん、何か目が覚めちゃって。」
魅羅「お母さん!おっはよお!」
ハイジ「あらあら、朝っぱらから元気ねえ。そうだ、ついでだからみんな起こしてちょうだい!」
魅羅「は〜い!お兄ちゃん、お姉ちゃん達!朝ですよお!」
ガタガタッ ドドッ ガシャーン
ハイジ「あらあら元気な子。」
haruka「お母さん、魅羅に起こさせたのは間違いよ。上でガラス割ってるわ。」
廃土「こらこら、ガラスは割るモンじゃないだろォ?」
kaze「あ、ちょっと。何水槽割ってるの?ウーパールーパーが死んじゃうよ。」
rairai「あ〜あ、せっかく作ったランプが・・・。」
だんだんだん「おうおうおうおう!人の部屋にずかずか入り込みやがって!」
ハイジ「そういえばあの子、朝は機嫌悪いのよねえ。」
こうして朝は過ぎていくのでしたあ。
12
:
かりんとう
:2006/12/09(土) 20:24:38
。。。rairai♥
ありがとぉぉぉ!!なんか、rairaiの小説見たときびっくり!!
でも、、、ちょっとぅれしかったよ(●^□^●)
これからも、小説にだしてねwwww
ちなみに、ぅちゎ何役だったの???きになりましたww
13
:
かりんとう
:2006/12/09(土) 20:27:32
連続書き子ごめん;;
ぅち。。長女だったね;;
ごめんねぇぇぇ!!
14
:
rairai
:2006/12/10(日) 08:52:13
え〜と、新しくキャラを出していきます。
フロドさん(隣人さん。性格は決まってません。どなたか決めて下さい。ツッコミ役。)
ジキルさん(フロドさんの旦那さん。こちらも性格が・・・。皆様にゆだねます。ボケ役。)
いかチョコさん(フロドさん夫妻の子供。kazeさんの同級生。)
染五郎さん(これまた隣人さん。独身。いつか結婚させます。ボケ役。)
まあ、染五郎さんといかチョコさんは出せるのですが、フロドさん夫妻の性格が
決まっていないため、出せません。どなたかアイディアをよろしくお願いします。
15
:
魅羅
◆6Zwv2Q2Hp6
:2006/12/11(月) 18:32:47
ジキルさん(穏和・おっとり系 ボケ役)
こんなでどぉですか?
…フロドさんの性格、思いつきませんでした;;
ゴメンナサイm(__)m
16
:
rairai
:2006/12/14(木) 21:00:51
第三話いってみよおお・・・。
ジキル「ん〜、よく寝た。ん?母さんはもう出勤か・・・。」
いつものように目覚めるジキル。
ジキル「お〜い、いか!朝だぞ〜。」
いかチョコ「はーい。おはよう、朝ご飯何?」
ジキル「父さんの特製トーストだ!」
目の前に出されたのは真っ黒なパン・・・。
いかチョコ「どうしたの?これ・・・。」
ジキル「焼き加減がサイコーだろ?さて、もう一眠り・・・。」
いかチョコ「また寝るの!?」
ジキル「冗談、冗談。さて、それより洗濯物取り込まなくちゃ。」
いかチョコ「え?大丈夫なの?この前も取り込もうとして二階から落ちたジャン。」
ジキル「平気さ。あれはちょっと眠ってただけ。」
いかチョコ「また?もう気をつけてよ。」
ジキル「大丈夫さ。」
〜 一分後 〜
ジキル「うぐっ!」
いかチョコ「どうしたの!?」
ジキル「た、助けてくれ・・・。」
目の前には洗濯物のロープで首を巻かれた父の姿。
いかチョコ「何をどーすっとそーなんの!?」
慌ててはずして、背中をさする。
ジキル「はあはあ、助かった。」
いかチョコ「どうしたの?いったい・・・。」
ジキル「いや実はな、意外とロープにもたれかかると気持ちいいのよ。」
いかチョコ「んなこと、知らん!」
二階で騒ぐジキル一家なのでした・・・。
17
:
rairai
:2006/12/21(木) 14:15:37
四話目、いかせてもらいます。
kaze「いってきま〜す。」
ハイジ「車に気をつけるのよ〜。」
いつもの様に学校へと向かうkaze。
いかチョコ「お〜い、kaze〜。」
kaze「ん?なんだ、いかか。」
いかチョコ「なんだとはなんだ!っていうか聞いてくれよ〜。」
kaze「何だ?また失恋したのか?」
いかチョコ「ちげーよ。家族の事だよ。」
kaze「ジキルさんと、フロドさんの事?」
いかチョコ「そうなんだよ〜、うちの母さんは朝早く仕事行くし、父さんは変にボケるし。」
kaze「そっか、そっか〜。まあ賑やかでいいんじゃない?」
いかチョコ「お前の家族には負けるけどな。」
kaze「まあ大家族だからな。っていうか変にボケが多いけどな。」
2人が話していると後ろから何かが叫んでいる。
いかチョコ「何だ?あれ・・・、お前んトコのrairaiとかいう奴じゃん?」
kaze「ん?ホントだ。」
rairai「kaze兄〜!いってきま〜す!」
そういいながら凄いスピードで通り過ぎていった。
いかチョコ「は、早い・・・。」
kaze「あいつ、足速いんだよなあ。」
いかチョコ「っていうか、何で走ってんだ?中学校ならまだ間に合うと思うが・・・。」
kaze「そういえば何か昨日言ってたな。明日は早いとか・・・。」
いかチョコ「何でだよ、俺たちの時は特に無かっただろ・・・。」
kaze「う〜ん、何か黒魔術がどうのこうの言ってた。」
いかチョコ「お前の弟黒魔術師!?」
kaze「あ〜、なんとなく普通と違うからなあ。この前も、トキ拾ってきたし。」
いかチョコ「絶滅していねーのに!?」
kaze「どこで拾ってきたか聞いても笑うだけなんだよ。」
いかチョコ「何なの!?お前の弟は!?」
賑やかに歩く2人なのでした〜。
18
:
rairai
:2006/12/27(水) 07:27:18
人任せで悪いのですが、フロドさんの性格をどなたか決めて下さい。
なんなら、フロドさん自身が決めていただいても結構です。
それでは、五話目にいきましょう!
染五郎「う〜、頭痛い・・・。」
顔をしかめながら起きる染五郎。
染五郎「昨日は飲みすぎたなぁ・・・。」
風に当たろうと外へ出る。
ジキル「ん?染五郎さんじゃないですか。」
染五郎「あ、ジキルさんですか。どうも。」
ジキル「いやあ、寒くなりましたなあ。」
染五郎「私は独り身だから余計に寒くて・・・。」
ジキル「私も独り身みたいなモンですよ。妻は仕事で早いし、息子は学校だし。」
染五郎「まあ作者の頭が性格考えるのに追いついてないからでしょう。」
ジキル「風邪気味の上に30ページもの家庭学習があるとか・・・。」
染五郎「それはさておき、私たちはあまり接触しない方がいいと思うのですが。」
ジキル「それまたどうしてですか?」
染五郎「私たちが接触するとこの世界はボケによって滅びてしまう。」
ジキル「なるほど、ツッコミの方がいないと大変な事になりますなあ。」
染五郎「でしょう?私たちがどんなにボケても誰もつっこまない。」
ジキル「やばいですなあ。」
染五郎「というわけで、この辺で終わりにしときますか。」
ジキル「それではまた。」
のんびりとした二人でした・・・。
19
:
フロド
◆9Frodo3AAU
:2006/12/28(木) 02:50:45
>>18
私の性格・・・?w
いやいや、小説の中に「女役」として登場させていただけるだけで光栄です。(悪いね、お二人さん・・・www)
リアルでは専業主婦なんですが、キャリアウーマンにも憧れてましたので、
バリバリ働くお母さんでいいですよ〜。
どんなキャラクターか?ってことよねぇ・・・う〜ん・・・
小説の中でのキャラですから、現実と違ってもいいんだよね?
・・・だったら、貞淑で、夫ジキルに従順な若妻・・・なんて言ったらみなさんに叩かれそうなんで、
男勝りで、口が悪い、下ネタ大好きなヘンな主婦・・・はい、そのまんまのわたくしでようござんす。:゚(。ノω\。)゚・。
20
:
rairai
:2006/12/28(木) 12:31:31
下ネタ大好きっていうのは意外ですねえ。
まあフロドさんの要望がそれなら別にかまいませんが・・・。
それでは、第六話にいってみましょう!
フロド「ん〜、疲れたぁ・・・。」
いつものように帰宅したフロド。
ジキル・いかチョコ「お帰り〜」
フロド「ただいま、それにしても今日もあわただしい一日だったわ〜。」
ジキル「ご苦労様でした。はい、これ。」
そういって、ジキルはフロドの目の前にビールを置く。
いかチョコ「ッ!父さん、ちょっと!ダメだって。」
ジキル「何でだよ、母さん疲れてるんだからお酒の一本ぐらいいいじゃないか。」
いかチョコ「だから、父さんは覚えてないの!?」
ジキル「覚えてないのって・・・、あぁ!!とめなきゃ!」
ジキルは、慌ててフロドの方を向く。だがすでに遅く、フロドはビールを一気に飲み干した。
フロド「くぁ〜!にゃははははは!もう一本もってこ〜い!」
いかチョコ「ほら〜、母さんすごい酒乱なのに・・・。」
フロド「ん〜?何かゆーたか?」
いかチョコ「いえ!何でもございません。」
フロド「ほらほら、ボケッとしとらんではよう持ってこんかい!」
ジキル「まあまあ母さん落ち着いて。」
フロド「おうおう兄ちゃん、えー度胸しとるやんけえええ!
そのデッケエ○○に一発くらわしたろかいぃ!」
いかチョコ「ちょ、ダメだって!下ネタは!」
フロド「おう?ガキ、テメーもか?テメーはまだ成長期だしなあああ!
もうちょっと○○が成長してから来いやぁぁ!」
ジキル「まずい!もう押さえ込むぞ!」
そういって、ジキルは後ろから押さえにかかる。
フロド「こんの痴漢男ぁぁぁぁ!」
ガンッ!
ジキル「うぐぅ!」
いかチョコ「ああ!父さん!」
フロド「こんの○○野郎!私に触れるなんざ百年はえーんだよ!もうちょっと
○○が○○してからこいやああ!」
いかチョコ「本気でやばいって!書き込めなくなるって!」
フロド「何がじゃ!?何が書き込めなくなるんじゃ!?」
いかチョコ「あ!ごめんなさい!あ、ちょっと!アアアアアアアア!」
静かな闇にいかチョコの声が響き渡るのでした・・・。
21
:
rairai
:2006/12/29(金) 10:13:45
さてさて、第七話にいってみよう!
ハイジ「さ〜て、準備は出来た?」
廃土「母さん、いいよ。」
だんだんだん「ねえ母さん、今日は何があったんだっけ?」
ハイジ「今日はお隣のジキルさんちの結婚記念日でしょ!」
kaze「今日は結婚記念パーティーやるからおいでって言われてるんだよね。」
かりんとう「どんなパーティーになるか、楽しみだわ。」
haruka「私はあんまり気乗りしないわ。」
ハイジ「あら、一体どうして?」
haruka「作者は記憶力がものすごい悪いのよ。だから絶対出てこない人がいるわ。」
ハイジ「あら、そんなことないわよ。作者はきっと覚えててくれるわ。」
haruka「それはどうかしら。現にrairaiと魅羅がいないじゃない。」
ハイジ「あの二人は今お隣でパーティーの支度を手伝ってるわ。」
haruka「都合のいい設定ね。」
kaze「まあまあ、いいじゃないかharuka。それにお隣にはいかチョコもいるんだぞ?」
haruka「それ、どーゆー意味か説明してもらおうじゃないの?」
harukaの手にはいつの間にか荒縄が握られていた。
kaze「・・・どこで手に入れたんだよ。」
haruka「駅前で売ってたわ。」
廃土「まあまあ落ち着いて。さあ出発だ〜!」
一方その頃いかチョコ宅では・・・。
ジキル「母さん、飾りはこんなもんで良いかな?」
フロド「良いわ、それで上出来!」
いかチョコ「rairai君、そこにあるケーキ持ってきて。」
rairai「これですか?はい。」
魅羅「あたしは?何すればいい?」
rairai「魅羅はねえ、よし。クラッカー持ってきて。」
魅羅「は〜い!」
rairai「・・・ねえ、いかさん。」
いかチョコ「ん?何?」
rairai「今日のパーティーにはharuka姉も来るよ?」
いかチョコ「ッ!何をイッテルンダ!」
rairai「明らかに動揺してるね・・・。」
いかチョコ「うるさいな。」
後半へ続く!
22
:
rairai
:2006/12/29(金) 22:43:36
物語が途中なのですが、少しカキコみたいことがありましたので。
キャラクターをさらに増やしていきたいのです。
そこで!誰か出して欲しいという方がいらっしゃれば書き込んでください。
今回募集するキャラクターは以下の通りです。
染五郎さんの妻役、ツッコミ担当。
rairaiの同級生役、ツッコミ、ボケ、どちらもOK!
かりんとうさんの同僚役。ボケ担当。
性格などを明記して書き込んでください。皆様からの応募、お待ちしております!
23
:
rairai
:2006/12/30(土) 22:04:33
第七話、後半の始まりイ!
haruka「う〜ん・・・」
ハイジ「どうしたの?まだ何か気になる事でも?」
haruka「いや、何かもう一人いたのよ・・・。」
kaze「俺たち家族はこれで全部だが?」
haruka「いや、そうじゃなくて・・・。」
かりんとう「・・・harukaも感じてた?」
haruka「お姉ちゃんも?」
かりんとう「そうなの、誰か忘れてるのよ。」
廃土「確かに、何かもう一人いたんだよなあ・・・。」
だんだんだん「俺たちの家族じゃない誰か・・・。」
haruka「何か前半にも出てなかった人・・・。」
kaze「まあいいんじゃん?」
haruka「だね!」
廃土「お!そうこうしてるうちに着いたぞ!」
ピンポーン!!
フロド「は〜い!!」
廃土一家「こんばんは〜!」
フロド「いか!開けてきてちょうだい。」
ドドドドド ガチャッ
いかチョコ「いらっしゃ〜い」
kaze「おじゃましまーす。」
ハイジ・かりんとう・だんだんだん「広い玄関だ〜。」
廃土「家より広いんじゃないか?」
haruka「おじゃまします・・・。」
いかチョコ「う、うん。どうぞ」
rairai・kaze「ホントに分かりやすい・・・。」
haruka・いかチョコ「何か、言った?」
rairai・kaze「何でもございませ〜ん。」
ジキル「いらっしゃ〜い。」
魅羅「お母さん!魅羅もね、手伝ったんだよ!」
ハイジ「あら〜、偉いわねえ!」
魅羅「・・・ところで、染五郎さんは?」
一同「・・・あ〜!!」
染五郎「ハックシュ!ん〜、風邪かな・・・。」
結婚記念日という事さえ知らない染五郎さんでした・・・。
24
:
rairai
:2007/01/01(月) 17:16:51
第八話の始まり〜始まり〜
haruka「ついに2007年になったわね。」
かりんとう「早かったわねえ。」
魅羅・rairai「フフフフフフ〜ン」
かりんとう「あら?どうしたの、二人とも。」
魅羅「今日はお正月!!」
rairai「お正月といえば〜・・・。」
魅羅・rairai「お年玉〜!」
haruka「まったく、魅羅はともかくrairaiは中学生なんだから・・・。」
かりんとう「ホントよ、もうちょっと自覚を持ちなさいよ。ねえ、だん?」
だんだんだん「もういくつ寝るとお年玉〜!」
かりんとう・haruka「ダメだわ・・・。」
kaze「ん?どうしたの?」
かりんとう「あ、kaze。聞いてよ!だんもrairaiもまだお年玉を楽しみにしてんのよ!」
kaze「別にいいじゃん。子供心が残ってて。」
haruka「rairaiはともかくだん兄は大学生なのよ?」
kaze「まあまあいいじゃん。」
かりんとう「それはさておき、お父さんとお母さんは?」
kaze「二人とも出かけた。」
だんだんだん、rairai、魅羅の動きが一瞬にして止まる。
haruka「ん?どうしたの、三人とも?」
いくら呼びかけても返事はない。
haruka「お姉ちゃん、大変。三人がお年玉をもらえないショックで気絶したわ。」
kaze「立ったまま気絶する奴がこの世にいたとはな・・・。」
次回はいよいよ、お年玉をもらえるのか?
25
:
rairai
:2007/01/02(火) 23:56:27
え〜と、染五郎さんの妻役が決定致しました〜。
妻役は、フロドさんからの要望で「名無しさんた」さんで〜す!
ちなみに、キャラはですねえ・・・。ん〜、これは良いのかな?
メイドの格好したメガネキャラだそうです。これもフロドさんからの要望です。
まあこれはチャットで決まった事なんですけどね。
ちなみに僕は良くチャットに顔を出します。
「私を出して〜」や「こういうネタはどう?」、そういう方は是非一度
チャットまで足を運んでみてください。
26
:
rairai
:2007/01/03(水) 19:34:03
第九話にいってみましょう。
子ども達「え〜!!」
ハイジ「何もそんなに驚かなくても・・・。」
rairai「いやだってさあ・・・。」
魅羅「結婚、結婚!」
kaze「おめでたいことだよ。」
だんだんだん「良かったじゃないか。」
haruka「相手は誰?」
かりんとう「それが聞きたいわ!」
廃土「確か〜・・・、名無しさんたって名前だったと思う・・・。」
魅羅「サンタさん?」
haruka「違う違う、そっちじゃなくて、名無しさんた。」
魅羅「名前が無いの?じゃあはぐれ者のサンタさん!」
haruka「はぐれ者とかどこで覚えたのよ・・・。」
ハイジ「ま、とりあえず染五郎さんも相手が見つかって良かったわ〜。」
rairai「どこで知り合ったの?」
廃土「知り合ったっていうか、お見合いだったらしい。」
rairai「お見合い?」
廃土「ああ。どうやらフロドさんの紹介らしい・・・。」
kaze「へえ〜、どんな人なの?」
ハイジ「優しくて、主人には尽くすタイプらしいわ。」
rairai「へえ、良かったじゃん。」
廃土「まあ、それは良しとして・・・。」
ハイジ「私たち、結婚式に招待されました〜!」
子ども達「イエ〜イ!!」
ハイジ「本番は明日!明日に備えて服とかの準備よ!!」
・・・張り切る廃土一家なのでした・・・。
〜ジキル一家〜
フロド「ささ、明日の準備〜!」
ジキル「いやはや、楽しみだねえ。」
いかチョコ「結婚式にはkazeも来る?」
ジキル「もちろん、呼んだよ。」
いかチョコ「じゃあ行こうっと。」
ジキル「ねえ母さん。名無しさんたさんは、母さんが紹介したんだよね?」
フロド「ええ。そうよ。」
ジキル「母さんと名無しさんたさんは、どうゆう関係なの?」
フロド「姉妹よ?それがどうかした?」
ジキル・いかチョコ「姉妹!?」
フロド「ええ、私が姉なの。」
いかチョコ「・・・ねえ父さん。」
ジキル「何だ?いか。」
いかチョコ「嫌な予感がするんだけど・・・。」
ジキル「父さんもだよ・・・。」
何かに怯えるジキル達なのでした・・・。
27
:
かりんとう
:2007/01/03(水) 21:18:36
また②出させてもらってぅれしいです!!
誰か、彼氏か彼女ぉつくるのゎどうですか?
だれでも良いんですけど!!
楽しいかなっておもって!!
28
:
rairai
:2007/01/03(水) 21:46:31
>>27
いいですねえ。
まあ小説内ではすでに両思いの男女がいるようですけど・・・。
本人達からなんか言われそうでなかなか書けないんです・・・。
29
:
rairai
:2007/01/04(木) 17:28:25
いよいよ第十話に突入します。十という区切りの良い数字なので
ちょっと番外編を書きたいと思います。本編は十一話から。
廃土「全員集合!」
ハイジ「どうしたの?一体。」
魅羅「見たい番組が始まるの!」
haruka「私も、次のテストに備えて勉強しなきゃいけないのよ。」
だんだんだん「早く用件を教えてよ〜。」
rairai「何やるつもり?」
かりんとう「今度の会議での資料を集めなきゃいけないのよ。」
kaze「早くしてよ〜。」
廃土「え〜、今から書き初めを行う。」
一同「はあ!?」
廃土「自分の心にある漢字、または今年の目標を書いても良い。」
haruka「突然の思いつき?」
廃土「まあな。」
ハイジ「いいんじゃないかしら。おもしろそうだし!」
だんだんだん「だね!よし!やろう。」
そんなこんなで三十分後〜
廃土「みんな書けたか?」
一同「は〜い!」
廃土「よし、じゃあまず父さんから発表するぞ!」
廃土作「家族」
ハイジ「あら〜!いいじゃない。」
廃土「だろ?じゃあ次は母さん。」
ハイジ「私はこれ。」
ハイジ作「日常」
廃土「・・・母さんらしいが。」
ハイジ「特に意味は無いわ!」
かりんとう「無いの!?」
廃土「まあまあ、次はかりんとうだ!」
かりんとう「私はこれ!」
かりんとう作「仕事」
ハイジ「淋しいじゃないの。」
かりんとう「いいのよ。これが私なのよ。」
廃土「じゃあ次はだんの番!」
だんだんだん「僕はこれ〜。」
だんだんだん作「平穏無事」
廃土「おお〜、深いね。」
ハイジ「四字熟語で来たわね。」
kaze「次は僕の番ね。」
kaze作「森羅万象」
ハイジ「こっちも深いわ〜。」
haruka「次は私ね。」
haruka作「知識」
廃土「すごいな・・・。」
rairai「次は僕ね」
rairai作「人間国宝」
廃土「・・・もはや意味が分からないぞ!?」
haruka「無駄よ。rairaiの頭の中は予想の範囲を超えてるわ。」
魅羅「最後は私!」
魅羅作「おかし」
ハイジ「あら〜可愛いわね。」
haruka「最終的に意味は無くなったわ。」
30
:
rairai
:2007/01/13(土) 23:29:44
お知らせです。
前に書いたんですけど、どなたでも小説書いてオッケーです。
これは、アイディアとか感想だけじゃなくて
好きなように小説を書いてもいいってことです。
誰でも自由参加オッケーですので、どんどん書いてください。
あと、なるべく廃土一家の話を書いていただけたら光栄です。
強制はしないので、差し支え無ければお願いします。
31
:
rairai
:2007/01/14(日) 19:05:45
ちょっと訂正を・・・。
いろいろとアドバイスをいただいた結果、
リレー小説にした方が良いという結論に達しました。
というわけで、設定はそのままで話を書いていってください。
あと、話を書き終わった後に、「次は○○さんです。」
と記入して下さい。
32
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/26(金) 18:46:14
さて、書きますか・・・。第十一話、始まり〜。
ハイジ「ついたわよ〜。」
廃土「ここだよな・・・。」
rairai「あいたたた、寝違えたかな・・・。」
だんだんだん「ふぁ〜・・・。」
kaze「結構大きな結婚式場だねえ・・・。」
魅羅「はぐれ者サンタ!はぐれ者サンタ!」
haruka「違うでしょ!名無しさんたさん!」
かりんとう「一体どっから覚えてきたのかしら・・・。」
rairai「あ、いかさん達だ〜。」
ジキル「どうもみなさ〜ん。」
いかチョコ「お、kazeもいるじゃないか。」
フロド「まあ!家族揃って来てくださるなんて。」
だんだんだん「ハッピーバースデー。」
フロド「はい!?」
ジキル「ははは、おもしろいなあ。だんくんは。」
いかチョコ「笑えないよ・・・。」
kaze「おう、いか!」
いかチョコ「おお、その格好決まってるなあ。」
kaze「別に、いつもの学生服じゃん。」
いかチョコ「え・・・はは、だよなあ・・・。」
染五郎「おや、皆さんお揃いで。」
ハイジ「あら、染五郎さん。どうも。」
染五郎「ささ、式の準備は整いましたのでどうぞ。」
一同「おっじゃましま〜す。」
ガチャッ
名無しさんた「あら?染さんのお友達ですか?」
一同「おお〜!」
kaze「きれいな人!」
rairai「うん!」
だんだんだん「染さん憎いね!」
染五郎「ささ、式を始めましょう。」
〜そんなこんなで誓いのキス〜
神父「それでは誓いのキスを・・・。」
染五郎「じ、じゃあ・・・。」
名無しさんた「はい。」
ハイジ(何かこっちまで緊張してきたわ・・・。)
ジキル(おめでとう・・・。)
染五郎「メガネ、はずすよ。」
フロド「あっ!ダメ!」
フロドの制止も聞かずに、染五郎はメガネをとった。
名無しさんた「・・・。」
染五郎「さんたさん?」
名無しさんた「気安く呼ぶんじゃないわよ!女王様とお呼び!」
染五郎「はい!?」
フロド「やっちゃった。」
いかチョコ「やっちゃったって何!?」
フロド「あの子多重人格なのよ。メガネを外すとランダムでキャラが変わるの。」
いかチョコ「ややこしい!あのひとややこしいよ!」
染五郎「えっ、ちょっと落ち着いて。」
名無しさんた「ええい!何度いったら分かるの!?女王さまとお呼び!」
kaze「大変だぁ・・・。」
ドカッ メキッ
染五郎「ぎゃああああ!」
名無しさんた「ふん!全然使えないわ!さあ、次はどいつよ!?」
フロド「みんな!にげて!」
一同「うわああああ!」
新しい仲間が増えたのでした・・・。
はい!やっと書けた・・・。次に書く人は・・・ハイジさんでいこう!
33
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/01/27(土) 22:43:26
rairaiさんへ
第十一話も投稿されて、雰囲気壊しそうで恐縮ですが。。。なにやら次は私らしいので(A+ω+ *)
先日、Kazeさんから小説を。。。と、お話しを伺いましたが、
私は小説を書けるほど自分の時間を作れないもので、丁重にお断りさせていただいたのです^^;
参加できないのに口出しをするのは。。。と思ってましたが。。。
やはり、自分にできることは協力させていただきたいと思いまして。。。私なりに考えてみました。
リレー方式にするのであれば、参加者を募らなければ、いきなり指名されてはその方が困ると思います。
ただ、参加者を募っても、その後から参加したいと思う方も出てくるかもしれず、
「次は○○さんです」と書いてあると、気軽に参加できなくなってしまうような気もするのです。
そこで、参加したい方が自由に参加できるように、こんな新ルールはどうでしょうか?
・雑談BBS住人以外のキャラでもOK牧場
・rairaiさんが設定したキャラの利用もOK牧場
・自分でキャラを設定してもOK牧場
・続きものを書く人、一話で終わらせてもOK牧場
・小説?書いたことないけど、書いてみたいと思うそこのあなた♪ぜひ〜〜^^
※書き込む時は、読む人が分かりやすいように
第一話には「題名」二話からは「第一話を書き込んだスレ№(例:
>>2
)の続きです。」と書き込みましょう。
チャットですといつもお忙しいようで、最後までお話しできないままになってしまいますので
こちらに書き込みさせていただきました。
もし、賛成していただけるのなら、これをコピペしていただいてもOK牧場です^^
34
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/28(日) 05:51:54
ハイジさんのご意見、良いと思います。
でも、ちょっと分からない点がありまして・・・。
※書き込む時は、読む人が分かりやすいように
第一話には「題名」二話からは「第一話を書き込んだスレ№(例:
>>2
)の続きです。」と書き込みましょう。
上の文章はハイジさんの投稿からコピペしたものです。
僕の頭ではなかなか飲み込めないので、もう一度分かりやすいように教えて
いただけないでしょうか・・・。
35
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/01/28(日) 18:37:27
>>34
rairaiさんへ
今まではrairaiさん一人が投稿されてましたので問題なかったのですが。。。
例えば、AさんBさんCさんが小説を投稿していたとします。
読む人はAさんが11話まで、Bさんが16話まで、Cさんが9話まで投稿された時にこのスレを目にし、
まず、Cさんの小説を始めから読んでみようと思いましたが一度には読めず、続きは今度読むことにしました。
あくる日。。。「あれ?どこまで読んだっけ?続きはどこだ?」というようなことになり、読む気が失せてしまうかもしれません。
投稿する方にとっては多くの方に読んでいただきたいと思い、投稿されることでしょう。
そこで、読んでくださる方が読みやすいようにと考えました。
例:Aさんが第一話をスレ№30に投稿する時、「脱出ゲーム大百科ミステリー」と題名を書き、小説を投稿
Aさんが第二話をスレ№33に投稿する時、【
>>30
の続き「脱出ゲーム大百科ミステリー第二話」】と書き、小説を投稿
このように続きを「レスポンスアンカー」を付けて書き込むと、
>>30
をクリックすればAさんが書き込んだ第一話の30がすぐに読めるので、読む人にとって負担が減少するかと思います。
「レスポンスアンカー」→この35の書き込みの一番上の「
>>34
rairaiさんへ」と書き込んである、青い部分です。
半角英数字で「>>と数字」を打つだけです。
↓参考にrairaiさんの第一話から第十一話まで
>>9
>>11
>>16-18
>>20-24
>>26
>>29
>>32
↑これをクリックしただけで、第一話から第十一話までの書き込みがすべて読めるのです^^
番号が16から18のようにスレ№が続いてる場合は半角英数字の「−」を打てばOKです。
やり方が分からない為に投稿できない方もいるかもしれませんので、強制のつもりはないです。
ただ、できる方はこのようにして投稿していただいた方が、少しでも多くの方が読んでくださる可能性があるかと思いました。
ああ、それから。。。私に遠慮せず、他の方のアドバイスを参考にされてもOK牧場ですよ〜ん^^
36
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/28(日) 20:04:56
>>35
なるほど、分かりやすい説明ありがとうございます。
確かに、そうしたほうが良いですねえ・・・。
そうすれば、ゴチャゴチャしなくて済む・・・。
未熟な僕の為に色々とご意見ありがとうございました。
ハイジさんのアドバイスを参考にしていきます。
37
:
フロド
◆9Frodo3AAU
:2007/01/29(月) 00:15:50
ハイジさんの
>>35
に書いてあるレスアンカーね、(
>>9
>>11
>>16-18
>>20-24
>>26
>>29
>>32
ってやつ)
これクリックしても、指定したレスだけを一度に抜き出して読むことはできないと思うんだよね。
それと・・・rairaiさんは、「リレー小説」にしたいわけで・・・
このスレに、複数の小説を同時に書いていこうってことではないと思うんです。
基本はrairaiさんの書いてきたお話・・・それをみんなで書いて繋げていこうってことなんじゃないかな。
なので・・・書いてみたい人は、「指名希望」と書いておく。んで、その人優先で指名。
不意に指名されたけど、「私には書けないわぁ」って人は、「パスなので、rairaiさんお願い!」とスレ主に任せる。
書ける人がいない場合、指名希望者がいない場合は・・・rairaiさんが責任持って書くだわなw
まぁ、3行くらいの会話だけでもいいんでそ?くらいの気楽な気持ちで、
みんなで盛り上げていくって方向でどうでしょ?・・・ここは奥ゆかしい人が多いので、ちょっと難しいかも知れんけどw
38
:
つくね
:2007/01/29(月) 11:25:35
リレーにする方向で行くとしても急には無理だと思うので、ひとまずrairaiさんがちびちび話を更新していって、合間に有志の方が参加する形から始めてはどうでしょう。
rairaiさんが今まで書いてらした様な、完成度の高いものの続きを任されるのは、多くの方が逃げ腰になると思うんですよね。
話がじわじわ伸びて軌道に乗ってくれば、いいエピソード思いついたからちょこっと書いちゃおうかなぁって方が現れると思います。
企画した以上方向性を打ち出すのはrairaiさんですが・・・。課題が多くて大変でしょうけど、ルールは後で変更が効く物ですから気負わずに、とりあえず叩き台となるものを設定してやってみてください。
以上、偉そうな事いいましたが、一意見として参考になればいいかなぁ、と思います。ではでは。楽しみにしています。
39
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/29(月) 16:23:19
37-38>>貴重なご意見ありがとうございます。
確かに、いきなり小説書けっていっても無理ですよね・・・。
リレー小説の件はしばらく様子を見ることにします。
それに、ハイジさん、kazeさんにお話しした
小説スレ、作詞スレの件もたぶん大丈夫だと思いますので
これまで通り、書き続けていきます。
40
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/29(月) 16:54:38
連投すいませんが、早速次の話を書かせてもらいます。
第十二話の始まり〜。
kaze・haruka「え〜!」
ハイジ「何でそんな顔するのよ。」
kaze「だってさあ・・・。」
haruka「そうよ、来なくていいわよ。」
廃土「そんなこと言うなよ、家族じゃないか。」
kaze「家族だから恥ずかしいんだよ。」
haruka「そうよ、授業参観なんて誰も来やしないわよ。」
ハイジ「いいじゃないの!それに、ひさびさに私の出番が回って来たのよ!」
kaze「知らないよ!」
ハイジ「お母さん、最近ボケとして活躍してなかったでしょ?だから!このチャンスを
ものにするの!」
haruka「いいわよ、チャンスをものにしなくて。」
ハイジ「いいえ!行くわ!ここで読者の皆様に私の存在をアピールするのよ!」
kaze「キャラ変わっちゃってるよ・・・。」
廃土「まあまあ、大丈夫。父さんがついてるから。」
haruka「そういう問題じゃないでしょ。」
ハイジ「目指せ!!主役!!」
kaze「だああああ!この物語の主役はみんなだよ!」
廃土「・・・何だか心配になって来たよ・・・。」
〜そんなこんなで授業参観日当日〜
kaze(最初はharukaの所に行くっていってたから大丈夫だよな・・・。)
kazeのクラスの最初の授業は美術だった。
kaze(あんまり家族に自分の絵とか見られたくないんだよなあ・・・。)
そのころharukaのクラスでは・・・
先生「はい、この式の解き方が分かる人〜。」
ハイジ「haruka・・・、haruka・・・。」
haruka(はあ・・・。だからいわんこっちゃない。)
廃土「母さん、harukaが困るだろ。やめなさい。」
ハイジ「だってharukaならあんな問題解けるでしょ。」
haruka(答えたら黙るかしら・・・、よし!一か八か・・・。)
先生「いないのか?誰か分かる人〜。」
haruka「は、はい・・・。」
先生「よし、haruka。黒板に出て書いてみろ。」
haruka(こんな問題・・・。これをこうすればっと。)
haruka「出来ました。」
先生「うん!素晴らしい!」
ハイジ「haruka素敵よ!」
廃土「母さん、黙って。」
haruka(ううう・・・、やめてよ。)
落ち込んだ顔をしてharukaは席に着いた。
先生「お、もうそろそろ終わるな。じゃあ黒板に書いてあること、ちゃんと
ノートに記録しとけよ〜。」
haruka(はあ・・・。やっと終わった。)
廃土「haruka・・・。」
haruka「わっ!どうしたの父さん。」
廃土「いや、それがな・・・。母さん走ってkazeの教室に行ったんだよ。
kazeの教室、どこか分かるかな・・・。」
haruka「ここの真上よ。」
廃土「そうか、ありがとう。」
そう言って廃土も走って二階に上がっていった。
haruka「だからくんなっていったのよ〜。」
次回、kazeの教室編!
41
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/01/29(月) 17:39:39
>>39
( ̄ー ̄ゞ−☆了解いたしました
>>40
今回も面白かったぁ(≧◇≦)ノ彡☆バンバン
次回も楽しみにしてますよぉん♪
42
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/01/30(火) 19:48:04
さて、第十三話の始まり〜。
kaze(次の時間が音楽って最悪じゃん・・・。)
kazeの次の授業は音楽だった。
kaze(しかもすぐ後ろにいるし・・・。)
ハイジ「kaze〜、ちゃんと歌うのよ〜。」
廃土「やめないか、母さん。」
先生「はい、じゃあ新しい曲にいってみようか。『夢路より』を開いて〜。」
kaze「これか・・・。」
先生「さあて、じゃあ最初の部分歌っていこうか。」
〜歌い終わって〜
先生「はい教科書閉じて〜。じゃあ問題!今歌った16小節の中にブレスは
何回出てきたでしょうか!」
kaze(そんなことか・・・。)
生徒「はい!2回!」
先生「違うなあ。」
生徒「じゃあ4回!」
先生「それも違う!」
kaze「先生、俺分かりました。」
先生「よし、言ってみろ。」
kaze「今歌った中にブレスなんてありませんでした。」
生徒A「まさか・・・。」
先生「大正解!」
生徒B「何でだよ!ちゃんと止める部分があったじゃないか。」
kaze「あれは、息が短くなってきて勝手にブレスを作ってただけ。」
先生「解説まで出来るとかすごいな・・・。」
ハイジ「きゃあああ!最高よ!」
kaze(こりゃ帰って説教だな・・・。)
ひそかな企みを考えるkazeでした・・・。
43
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/01(木) 19:58:10
次いってみましょう。 第十四話の始まり〜。
魅羅「ん?」
男の子「・・・」
魅羅「どうしたの?」
家の庭で遊んでいた魅羅は、こっちをじっと見ている男の子に気づいた。
男の子「・・・」
魅羅「黙ってないで喋りなさい!」
男の子は一瞬驚いたような表情をした。
男の子「・・・一緒に・・・遊んでもいい?」
魅羅「うん!一緒にあそぼ!」
普段遊び相手のいない魅羅は、嬉しそうに答えた。
魅羅「あんた、名前は?」
男の子「・・・忘れちゃった。」
魅羅「もう!しょうがないわねえ。私だって覚えてるのに!」
男の子は魅羅の顔を見て笑っていた。
魅羅「笑わないの!」
rairai「ん?どうしたんだ?魅羅。」
魅羅「あ!rairai兄ちゃん!私お友達できたよ!ほら!」
魅羅は嬉しそうに男の子を指差した。
rairai「・・・なんでここにいるんだ?俺の妹に何しようとしてるんだ?」
男の子は悔しそうな顔をした。
魅羅「どうしたの?お兄ちゃん。」
rairai「魅羅!そいつから離れろ!」
男の子「あとちょっとだったのに・・・。」
男の子はそういって走り去っていった。
魅羅「あっ、もう!お兄ちゃん!怖い顔しないの!いつものrairai兄ちゃんじゃないよ!」
rairai「魅羅、あの男の子、どっかでみたことないか?」
魅羅「どっかでって・・・、あ、そういえば!」
rairai「思い出したか?」
魅羅「うん!この前この近くで起きた交通事故で死んじゃった子にそっくり!」
rairai「小さかったから大丈夫だと思ったが・・・、とんだ誤算だったか。」
魅羅「ねえ、あの子幽霊なの?」
rairai「・・・ねえ魅羅、この事は誰にも喋っちゃダメだよ?」
魅羅「え・・・、わかった。」
rairai「さて・・・と、そろそろ行くか。」
魅羅「行くってどこに?」
rairai「事故現場。魅羅はここで待っててね。」
rairaiは走って事故現場へと向かった。
魅羅「・・・お兄ちゃん、今日はお兄ちゃんの言うこと聞かないから!」
魅羅も事故現場へと走り出した。
rairai「ここか。」
rairaiは事故が起きた道路にいた。
rairai「さて・・・、出てきてもらおうか。」
rairaiがそういうと、道路から先ほどの男の子が出てきた。
男の子「・・・なんで邪魔したんだよ。」
rairai「お前の目が俺の妹を狙ってたからな。」
男の子「ちくしょう・・・。あと少しだったのに・・・。」
魅羅「あっ、いた!」
rairai「え、魅羅!何でいるんだ!」
魅羅「今日はお兄ちゃんの言うことは聞かないから!」
男の子「おやおや、兄弟げんかかな?」
魅羅「そんなことより!ねえ、アンタって幽霊なの?」
男の子「だったら何なの?」
魅羅「死ぬとき・・・苦しかった?」
男の子「・・・ああ、苦しかったね。」
魅羅「ごめんね・・・ごめんね・・・。」
魅羅の目には涙があった。
男の子「おいおい、何でお前が謝るんだよ。」
魅羅「大人は・・・謝らないから。私が・・・代わりに謝ったの。」
男の子「・・・」
魅羅「苦しかったよね、つらかったよね。でも・・・もういいんだよ。」
男の子「うるさい!」
魅羅「大丈夫だから・・・、怖がらなくていいから・・・。」
rairai「魅羅・・・。」
男の子「・・・僕ね、あの日、保育園に行って帰りだったんだ。友達も
たくさんできた。それなのに・・・。」
魅羅「・・・そっか、友達が欲しかったんだね。」
rairai「・・・ねえ魅羅。」
魅羅「何?」
rairai「魅羅がこの男の子の友達になれば?」
魅羅「え・・・。」
男の子「・・・。」
rairai「この子は大丈夫だよ。魅羅のお陰でね。」
魅羅「そっか・・・、じゃあ魅羅、アンタのお友達になる!」
男の子「・・・ありがとう。」
男の子はそういって消えた。
魅羅「あっ・・・、消えちゃった。」
rairai「大丈夫、またくるから・・・。ところで、何でここに来ようと思ったの?」
魅羅「ん?だってあの子の目、優しかったもん。」
rairai「そっか・・・。」
魅羅とrairaiは二人仲良く家に帰りました・・・。
※今日のはちょっと違うタイプのお話でした・・・。
44
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/02(金) 16:38:39
第十五話の始まり〜。
kaze「今日は休みだ〜。」
土曜日の午後、kazeは休みをおおいに満喫していた。
かりんとう「あら?今日は休みなの?」
kaze「部活も熟もございませ〜ん。」
かりんとう「私も今日は休みなの。この休みを思いっきり満喫するわ〜。」
魅羅「あ!kaze兄ちゃんもかりんとう姉ちゃんも今日は休み?」
かりんとう「そうよ〜、今日はいっぱい遊びましょうね〜。」
魅羅「うん!・・・あれ?お姉ちゃん。」
かりんとう「何?」
魅羅「・・・重くない?」
かりんとう「何が?」
魅羅「・・・ううん!大丈夫ならいい!」
rairai「あ、kaze兄も休みなんだ。」
kaze「おう!」
rairai「ん?姉貴!」
かりんとう「何?アンタも私と遊びたいの?」
rairai「いや、そうじゃなくてさ・・・。最近、肩が重くなったりしない?」
かりんとう「え・・・、そういえば何か最近肩が重いのよ。」
rairai「そっか・・・、一応やっとくか。」
かりんとう「え?何を。」
rairai「ちょっと待ってて!」
rairaiはそういって台所から塩を持ってきた。
かりんとう「あんた、何しようとしてんの?」
rairai「魅羅!お線香!」
魅羅「はい!」
かりんとう「え、ちょっと何なの!?」
rairai「じゃ始めるよ。」
rairaiはかりんとうの肩に塩を振り、線香を持たせた。
魅羅「・・・もういいんじゃない?」
rairai「だね、もういいよ。姉貴、線香こっちに渡して。」
かりんとう「何!?私、何かいた!?」
rairai「・・・姉貴さあ、もうちょっと部下の人に優しくしたほうがいいよ。」
魅羅「そうそう!もうちょっと人に優しくね!」
そういって魅羅とrairaiの二人は庭のほうへ行った。
かりんとう「・・・何なの!?一体!?」
不思議な謎を残した二人なのでした・・・。
45
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/09(金) 17:07:20
第十五話で、「塾」を「熟」と変換していました。・・・さて!
十六話の始まり〜。
かりんとう「・・・どれがいいかな〜。」
魅羅「いっぱいあるね。」
haruka「う〜ん・・・。」
ハイジ「お父さんは〜、たばこチョコでいいわね。」
廃土家の女性陣は、バレンタインデー用のチョコレートを決めていた。
かりんとう「私は、だんだんだんにプレゼントするチョコよね。」
魅羅「私はrairai兄ちゃんとkaze兄ちゃんに!」
ハイジ「私はお父さんに。」
魅羅「・・・で、何でharuka姉ちゃんがついてきてるの?」
haruka「え・・・、そりゃあだって、私だってクラスに独りぐらいチョコ上げる
人いるわよ。」
ハイジ「あらあら?思春期かしら〜?」
haruka「やめてよ!お母さんたら!」
魅羅「え〜?でもいか・・・。」
かりんとう「やめなさい!終わった恋に口出ししないの!」
haruka「何か言った?魅羅。」
魅羅「ううん!」
かりんとう「あっ!だんだんだんが好きそうなチョコがあった〜。」
魅羅「こっちも!何かお化けチョコがある〜。」
かりんとう「・・・rairaiが好きそうね・・・。」
魅羅「あ!kaze兄ちゃんには、試験もがんばってほしいから、大きめのチョコ買おう!」
ハイジ「そうね〜!」
賑やかな三人の隣で・・・。
haruka(あの人の好きなのは・・・。)
さて、一体どうなることやら・・・。次回に続く!
※短くてすいません・・・。時間が無いんで。
46
:
魅羅
◆YhvwwOCYso
:2007/02/09(金) 20:54:17
わ〜w
最近、雑談BBSきてなかったヶド、
いつの間にか小説ぃっぱぃUPされてるw
一気に読ませてもらいました♡
ぁたしもいっぱぃ出させてもらってありがとですw
47
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/12(月) 20:41:01
小説に新メンバー参上!!
harukaさんからの紹介と言うことで名前は「瑠璃」さんです!!
ですが、登場するのは第十八話ぐらいからだと思います。
ので、皆さんお楽しみに!!
48
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/13(火) 17:49:44
ふ〜・・・。第十七話の始まり〜。
ハイジ「・・・どうなの?」
かりんとう「う〜ん・・・まだ動きは無いわ。」
ハイジとかりんとうはharukaの部屋を覗いていた。
ハイジ「やっぱりダメよ〜。」
かりんとう「お母さん!自分の娘の夫になるかもしれない人を知りたくないの?」
ハイジ「そりゃ知りたいけど・・・。」
かりんとう「でしょ?」
魅羅「あっ!!かりんとうねーちゃん!」
かりんとう「魅羅!静かにしなさいっ!」
haruka「何なの?ってわっ!」
harukaがドアを開けると、ヒザだちの状態のかりんとうがいた。
haruka「ちょ、何やってるの?」
かりんとう「え・・・アハハハ。魅羅と遊んでたのよ。」
haruka「今忙しいから下で遊んできて〜。」
かりんとう「は〜い・・・。」
かりんとうは魅羅を抱いて階段を降りていった。
ハイジ「さって〜私も下に・・・。」
haruka「あっ、お母さん!!」
ハイジ「な、何!?」
haruka「・・・お母さんて、チョコとかに手紙とかつける?」
ハイジ「ええ・・・。」
haruka「・・・分かった!ありがとう!」
そういって、自分の部屋に戻っていった。
ハイジ(こりゃ本気ね・・・。)
〜その日の夜〜
かりんとう「・・・あっ、出てきた。」
かりんとうは慌てて自分の部屋に隠れた。
haruka「お風呂〜っと。」
harukaは一階に下りていった。
かりんとう「よしっ!今がチャンスだ!」
かりんとうは意を決してharukaの部屋に忍び込んだ。
かりんとう(チョコ〜・・・、あ!あった〜!ん?手紙もついてる!)
かりんとうは緊張しながら手紙の封を切った。が、中に入っていたのは
ただの白い紙だった。
かりんとう(は・・・、な〜んだ。まだ書いてないんだ!)
かりんとうはがっかりして自分の部屋に戻っていった。
haruka(誰に見られても大丈夫なように、手紙は特殊インクで書いておいたのよ〜。)
harukaは階段に隠れてかりんとうの様子を見ていたのだ。
haruka(あのインクはブラックライト使わないと見えないのよね〜。)
勝ち誇った顔をしてharukaは下に歩いていった。
・・・つぎの日、harukaはきちんとチョコを渡した。
49
:
kaze
:2007/02/15(木) 01:22:27
ここからは自分が一部続きを書く事になりました〜^^
ちなみに、17話から続くように書いてみました
第十八話 PART1
曇り空で始まったバレンタイン当日の事・・・
haruka「もー、何で起こしてくれないのよ!?完全に遅刻じゃない!!」
ハイジ「何度も起こそうとしたわよ。けどよく眠っていたから起こしづらくて。」
haruka「ああ・・・もう!みんな行っちゃったし、早くしなきゃ!」
haruka(ええと、かばんの中には・・・うん、大丈夫。)
中に今日渡す物を確認してから家を飛ぶようにして出て行った。
ハイジの呼び止める声は耳に入らなかった。
harukaは家の近くの公園の前を、腕時計で時間を見ながら走っていた・・・その時
haruka「やばいなぁ〜。もう時間が・・・て、きゃあ!!」
時計の針に集中していたharukaは、前にいた女の子に気づかずにぶつかってしまった。
二人の荷物が地面に散らばる。
haruka「あ、ごめんなさい!?すぐ拾いますか・・・ら・・・?」
落ちた荷物も拾おうとしたharukaは、女の子をふと見てなぜか寒気がした。
その日の昼休み・・・
結局10分の大遅刻をしたharukaは、精神的に満身創痍で机に突っ伏していた。
haruka「はあ〜〜ぁ・・・。」
kaze「忘れ物をしただけでそんなに落ち込むものなのか?」
haruka「え?うわ!kaze兄、何でここに?!ここ、3年の教室じゃないわよ!?」
kaze「haruka、弁当忘れてっただろ。母さんがわざわざ届けに来たから持ってきたんだ。」
haruka「あぁ、そう?・・・あ、本当・・・。」
kaze「ん?弁当の事で沈んでいたんじゃないの?」
haruka「そんな事はないけど・・・。」
kaze「なら、このせいかな〜?」
kazeの右手にはなぜか、あのharukaの物があった。
haruka「え?えぇ!なんで?だってかばんの中に入って・・・ないじゃない!」
haruka(あ、あの時に落としちゃったんだ・・・。)
今朝の公園のシーンがフラッシュバックする。
haruka「kaze兄、これ誰が届けたの?」
kaze「あぁ、たしか白いワンピース着た人だったなぁ。」
haruka(まさか、公園でぶつかった人かも・・・。)
kaze「あ、そうそう。これ、harukaにあげるよ」
kazeは一個のチョコを差し出した。
kaze「いかチョコが無理やり押し付けてきたから大変で・・・」
haruka「いや〜!!いいからそれ置いて早く出てって〜!!」
harukaはkazeの持っているチョコをひったくって無理やり廊下へ押し出し、
ぴしゃりとドアを閉めた。
閉まったドアにもたれ、harukaは思案した。
haruka「・・・あの人にお礼した方がいいかな?」
窓ガラスに水滴がつき始めた・・・。
50
:
kaze
:2007/02/17(土) 02:49:20
徹夜でなんとか書き上げることが出来ました^^;
少々文字数が多いのでこの辺でいってみよ〜
第十八話 PART2
放課後・・・
雨の振る中、harukaは今朝の公園に向かっていた。
haruka(・・・もういるわけないよ・・・ね。)
昼にお礼を言おうと決心した反面、harukaは少々おびえていた。
それは、最初に女の子を見たときの寒気が原因でもあった。
女の子の容姿を思い出してみる。
うつろな目で、存在感を感じさせないものが彼女を覆っていた。
harukaはその感じに耐えられなくなり、朝は逃げるように行ってしまった。
haruka(あの子には、何かある。女の勘がそう言っている!)
そう心に思い、公園へと足を進めていく・・・
公園の、あの朝と同じ場所に女の子は雨の中いた。
haruka(うわ、本当にいたよ〜。・・・でも、何でまだここに?)
疑問が頭の中に飛び交う中、あの寒気を我慢しながら女の子に近づいていった。
haruka「あの・・・濡れますよ。」
女の子「・・・」
急に声をかけられ振り向いた女の子には、拒絶の色がみえた。
意を決してharukaは言いたいことを口にした。
haruka「あの・・・えっと私、あなたにお礼が言いたいの。」
女の子「・・え?」
haruka「ありがとう。」
女の子「ありが・・・とう?」
haruka「私が落としたチョコを、学校に届けてくれたの、あなたなんでしょ?」
女の子はこくりとうなずいた。
haruka「そのお礼を言いたいから、あなたに会いに来たのよ・・・。」
雨が本降りになってきたので、harukaはずぶ濡れの女の子の手を引いて
公園の小さな屋根の下で雨宿りすることにした。
haruka「はい、これ。これで体拭いて。」
女の子「これ・・・貸して・・・・・くれるの?」
haruka「当たり前じゃない。まあハンカチだけど何もないよりマシだけどね。」
女の子はハンカチを受け取り、体についた水滴をふき取り始める。
外は未だに雨が降りしきり、地面をたたいていた。
haruka「ところで、あなたなんで傘もささないであんなところにいたの?
見た目高校生だけど、両親は?」
harukaの質問に女の子は何の反応も示さなかった。
haruka「・・・友達はいないの?」
今度は反応があった。体を拭く手が止まる。
女の子「・・・いない・・・の・・誰も。
小さい・・頃から・・・ずっと・・一人ぼっち・・・だった。」
必死で搾り出すような声だった。
女の子「この町・・・も初めて・・で、行くとこが・・・なかった・・の。」
haruka「・・・そうだったの。」
その時harukaは、彼女の思いに触れ心打たれたことに自ら気づかずにいた。
haruka「なら、そのハンカチあなたに上げる。」
女の子「え!?そんな・・・。」
haruka「それは私の気持ちであって、友達のしるしのつもりよ。」
女の子の表情がわずかに変わる。
haruka「お友達になりましょ。」
そして、そっと彼女に手を差し出す。
女の子は一瞬迷ったが、ゆっくりとその手を取った。
haruka「名前はなんていうのかな?」
女の子「・・・るり、瑠璃よ。」
haruka「瑠璃ちゃんね。行こう。濡れたままじゃいけないでしょ。」
瑠璃ははっとして、手に持ったハンカチを握り締めた。
瑠璃「ありがとう・・・」
雨はいつの間にか止んでいた。
51
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/17(土) 12:05:43
kazeさん、徹夜でご苦労様でした。
とても面白かったです。
またお願いするかもしれないので、その時は宜しくお願いします(^_^)
52
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/17(土) 13:25:16
そうそう、この前kazeさんとチャットで話したとき、黒薔薇さんも出そうって
言ってたのを思い出しました〜。と、言うわけで!黒薔薇さんも出しちゃいましょう!!
良いですか?黒薔薇さん・・・。もしダメならダメと言ってください。
もし良ければ、「自分はこんなキャラがいいな〜。」みたいな事を
言ってくださいね。
53
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/19(月) 17:13:15
久々に書いてみますか・・・。第十九話の始まり〜。
名無しさんた「染さん、ご飯の用意が出来ましたよ。」
染五郎「は〜い。」
ここは染五郎の家。この前のゴタゴタも何とか収まり、現在にいたる。
名無しさんた「それにしても、何であの時気絶してたんですか?」
染五郎「ん?ああ、結婚式か。あれは〜、ちょっと嬉しさのあまりね。」
名無しさんた「そうなんですか。嬉しさのあまり気絶ですか。染さんも可愛いですね。」
名無しさんたは笑顔でそう言った。
染五郎(ああ・・・このまま夜が来なければいいのに。)
染五郎がそう思うのには理由があった。夜、寝るときにメガネをかけて眠るような
人はいない。つまり、夜な夜な染五郎はランダムな人格変化に悩まされているのだ。
染五郎(昨日は耳の遠いおばあちゃんになってたな・・・。)
名無しさんた「あら?メガネが曇ってる。ふかなきゃ。」
そう言って、名無しさんたはメガネをはずした。
染五郎「え!!」
名無しさんた「・・・」
染五郎「あの〜・・・、さんたさん?」
染五郎は恐る恐る声をかけた。
名無しさんた「んああああああ!未来が!!未来が見える!!」
染五郎「はあ!?」
名無しさんた「上からタライが降ってくる!!」
染五郎「早くメガネを・・・。」
染五郎は名無しさんたにメガネをかけた。
名無しさんた「・・・あら?私メガネをはずしたはずなのに。おかしいわねえ。」
染五郎「メガネふくのはあとにしたら?」
名無しさんた「そうですね。あ、そうそう。私が好きな番組が始まっちゃう。」
名無しさんたはテレビの電源をいれた。
染五郎「さんたさんの好きな番組って?」
名無しさんた「これよこれ!!」
【ド○フの大爆笑!!総集編!!】
テレビにタイトルが映っていた。
染五郎「へえ〜、さんたさんてお笑いが好きなんだね。」
名無しさんた「はい、お腹を抱えて笑うのが好きなんです。」
染五郎はふと、テレビを見て気付いた。
染五郎「・・・あ!タライが落ちるって・・・。」
名無しさんた「え?あっ、私が特に好きなのは頭にタライが落ちるやつなんです!ほら!落ちた!!アハハ。」
染五郎(まさか・・・ホントに予言したんじゃないだろうな・・・。)
名無しさんたに興味と不安が湧きおこった染五郎なのでした。
54
:
kaze
:2007/02/20(火) 02:41:34
十八話も三回目でようやく終わりです。
回数越すごとに文字数増えてるのは気のせいかな?
十八話 PART3
haruka「ただいま〜。」
玄関を勢いよく開け、harukaが帰ってきた。もちろん、瑠璃と共に。
kaze「おかえり。どうしたんだよ。ずいぶんと遅かったじゃないか。」
haruka「うん。ちょっとね。とにかく、着替えさせて!」
kaze「はいはい。それにしてもかわいらしい子を・・・ん?」
瑠璃の顔を覗き込んだ瞬間、kazeから笑いが消えた。
kaze「まさか・・・・。」
horuka「どうしかの?かぜ兄。」
kaze「あ、いやなんでもない。もうすぐ父さんが帰ってくるから早くしてよ。」
harukaは逃げるように居間へ戻るkazeに違和感を覚えた。
だんだんだん(誰なんだろ?この子。)
廃土(うむ・・・。harukaが連れてきたというが。)
ハイジ(あら♪きれいな子だこと♪♪)
かりんとう(お母さん。今はそういう問題じゃ・・・。)
rairai(うんうん、そうだよ。るか姉が連れてきたんだから大丈夫!)
魅羅(お姉ちゃんがふえたー♪お姉ちゃんがふえたー♪)
kaze(・・・。)
haruka「オホン」
瑠璃「・・・・。」
瑠璃には公園のときと打って変わって怯えがみえた。
しょうがないか、と言いたげにharukaはため息をつく。
haruka「えっと彼女、人見知りが激しいみたいなの。だから・・・」
先ほど着替えに入ったところで、harukaは瑠璃について聞いてみていた。
harukaにだけ心を開きつつある瑠璃は、少しずつ今までの事を語っていた。
haruka「彼女、瑠璃って名前で高校2年生なの。それでね・・・」
瑠璃は元々、ある企業の一人娘だったそうだ。
そのため、跡取りとして教育を半ば強制され、普通の少女として暮らした事がなかった。
その事に瑠璃は嫌気をさし、高校になった頃思い切って家を出た。
気の小さい瑠璃だが、それほど抜け出したい気持ちが強かった。
しかし、出たのはいいが行き先はあるはずもなく、あの公園で途方に暮れていた。
haruka「その時に瑠璃と出会ったというわけなの。」
だんだんだん「ふーん。つまり簡単に言うと家出したって事か。」
廃土「だとすると、君はこれからどうするのかな?」
え、というような表情で瑠璃は廃土の顔を見た。
廃土「君はharukaの好意でここにいるに過ぎない。当然ここにはいられない存在だ。」
ハイジ(あら、あのお父さんから厳しい言葉が!!)
だんだんだん(言う時は言うじゃないか!)
廃土「それに両親の事もある。きっと心配しているに違いないだろう。
その事をちゃんと自覚しているのか?」
瑠璃はうつむいたまま動かなかった。
廃土「・・・そうか。やはり警察に連れて行って親元に帰すしかない。」
瑠璃「え・・・!」
廃土「そうだろう。君は親の心配をよそにさっさと出て行ってしまったのだから。」
ハイジ「お父さん!少々言いすぎじゃないの?ほら・・・。」
見ると瑠璃は手を握り締め、大粒の涙を流していた。
瑠璃「いやです・・・。もう・・昔の・・・ような暮らし・・なんて・・・・嫌なのです。
ですから・・・・・両親には・・・知らせ・・ないで・・・ください・・・。」
ハイジ「・・・お父さん。」
rairai「じゃあ瑠璃さん、ここに住めばいいじゃん!」
魅羅「だよねだよね!!」
廃土・ハイジ・だんだんだん・かりんとう・haruka・kaze「「「「「「へ?!」」」」」」
長い話し合いの結果、瑠璃は廃土家に居候としてここに住むこととなったのである。
廃土が最後まで反対をしていたのだが、当初瑠璃を一目見て気に入ったハイジからの
強い賛成意見が飛び出したため、廃土が妥協する形となった。
ハイジ「ここでいいのなら好きなだけいてもいいわ。
でも、両親が瑠璃ちゃんをを探しにきた時はおとなしく言う事を聞く事。
いいわね。」
瑠璃「はい・・・。」
rairai「わーい!今日から瑠璃姉だね!!」
魅羅「瑠璃姉ちゃーん、あっちで遊ぼう〜。」
魅羅は瑠璃の腕をつかみ、rairaiと共にリビングへ行った。
リビングで、rairai・魅羅と遊ばれている瑠璃がいた。
と、rairaiが瑠璃の服のポケットにあるハンカチに気づいた。
rairai「あれ?これ、るか姉のじゃない?」
瑠璃「これ?これは・・・harukaとの・・友達の・・・・証・・なの。」
そのハンカチの手に取った瑠璃が、少し笑ったように見えた。
55
:
kaze
:2007/02/20(火) 02:46:04
というわけで十八話終了です
この話の中心である瑠璃さんについて書いておきます
高校生、居候・・・瑠璃(おしとやかで優しい性格だが、結構天然
人見知りが激しく、話すのが苦手)
56
:
孝明
:2007/02/20(火) 17:53:15
始めまして!
早速ですが今度僕も入れて欲しいで〜す
小3です!
できればいたずらっ子で、小さい子には優しいと言う設定が良いです。
・・・・
58
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/23(金) 20:15:00
>>56
は〜い、分かりました。
孝明さんは・・・、よしっ。染五郎さんの甥っ子って事で!
んで、キャラとか性格は、いたずらっ子で小さい子には優しいですね。
分かりました〜。
59
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/23(金) 21:28:21
よしっ!第二十話の始まり〜。
染五郎「宜しくお願いします。」
ハイジ「あらあら、可愛い子。」
孝明「小学三年生です。」
廃土「宜しくね。」
染五郎の甥の孝明が、遊びに来た。
rairai「へ〜、染五郎さんの甥っ子・・・。」
haruka「小学校三年生か・・・。」
瑠璃「・・・。」
haruka「ちょっと、小学生相手に黙らないでよ。」
瑠璃「へ?ああ。ごめんなさい。ちょっとボーッとしてて。」
かりんとう「私、今仕事で忙しいから部屋には入れないでよ〜。」
だんだんだん「うんうん、無邪気な顔してるよ。」
kaze「俺が小学三年のころ思い出しちゃったよ。」
魅羅「わ〜い!お兄ちゃんだー!」
孝明「よろしくお願いします。」
ハイジ「あら〜、礼儀正しいじゃない。」
だが、この時孝明の恐ろしさに気付くものは誰もいなかった。
それから、孝明はしばらくの間廃土宅で遊ぶことになった。ところが・・・。
孝明「くくく・・・。」
ハイジ「さ〜て、お料理お料理・・・。ん?この箱は何?・・・ひゃっ!」
ハイジが開けた箱の中からヘビのおもちゃが飛んできた。
孝明「大成功〜。」
続いて、kazeの部屋。
孝明「今度は・・・。」
kaze「さて、勉強勉強・・・。うわっ!」
kazeが宿題をしようとペンを持つと、インクがこぼれ落ちた。
孝明「へへへ。」
そしてかりんとうとだんだんだんには・・・。
かりんとう「あ、だん!アンタでしょ!!こんな手紙送ったの!!」
だんだんだん「え?何が?」
かりんとうの持っている手紙には、いびきがうるさいだの、仕事ばっかりするなだのと
悪口が書かれていた。
だんだんだん「俺じゃないよ〜。何で俺が姉貴の悪口書かなくちゃいけないんだよ〜。」
かりんとう「あんた昨日、私に『仕事ばかりやってるからいびきがうるさいんだよ〜。』って
言ったじゃない!!」
だんだんだん「あれは冗談だよ〜。」
と、二人は喧嘩になってしまった。
孝明「いえ〜い。あとは・・・harukaさんと瑠璃さんとrairaiさんだな。」
孝明が向かったのはharukaの部屋。
haruka「・・・!?誰!?」
harukaはいち早く孝明の気配を察し、ドアに鍵をかけた。
孝明「・・・ここはダメか。じゃあrairaiさんと瑠璃さんだけだ。」
そう言って瑠璃の目の前に青虫を落とした。
瑠璃「あら・・・。可愛いわ〜。」
孝明「ええ!?ちっ、失敗か・・・。じゃあrairaiさんだ!!」
孝明は、rairaiが階段を上がってきたところを見計らい、小麦粉を落とした。
rairai「あれ・・・。まいったな、太陽に当たってないからこんなに色白に・・・。」
孝明「何で、そんな考えに行くの〜!?」
孝明が悔しがっていると、視線を感じた。
魅羅「・・・。」
孝明「うっ・・・。」
魅羅「ダメですよ〜。階段で小麦粉遊びしちゃ・・・。」
孝明「は〜い、ごめんね。」
そう言って孝明は下に降りていった。
孝明(ちくしょ〜。俺小さい子には手が出せないんだよなあ・・・。あの二人を
驚かすまであきらめないからな〜。)
一つの決心をした孝明でした。
60
:
kaze
:2007/02/24(土) 00:48:02
趣向を変え、小ネタ集のように書いてみました
最近携帯電話を持ち始めたハイジ。
ハイジ「こうで・・・よし。後は送信ね。」
かりんとう「お母さん、ケイタイを打つのが早くなったわね。」
ハイジ「まあね。もう完璧よ。」
そう言って窓辺に行って携帯電話を持った手を外へ突き出した。
かりんとう「何しているの?」
ハイジ「相手があっちにいるから携帯電話をむけているんじゃない。」
面白いからほっとくことにしたかりんとうだった。
夜中、染五郎は頭痛により目を覚ました。
とりあえず氷で冷やしながら眠ることにした。
手探りで冷蔵庫から冷やした冷却材を取り出そうとした。
と、染五郎の手に冷たい物が触れた。
目的の冷却材と思い、それを取り出して寝床に持って行き額に乗せて眠りについた。
翌朝、名無しさんたが起きると隣には解凍されたいかを額にへばりつかせた染五郎がいた。
ジキル「久しぶりに私が晩御飯を振舞ってやる!」
珍しくジキルがこんなことを言い出した。
ジキル「今日はジキル特製のカルボナーラだ!」
フロドは盛大に喜んだ。
夕方、いかチョコが帰ってきたらフロドが、
フロド「チョコ!!もうすぐお父さんのボラギノール出来るから早く来なさい!」
いかチョコ「・・・なんのこっちゃ?」
最近携帯電話を持ち始めたハイジ。
ハイジ「・・・。」
リビングの机でケイタイに対しなにやら奮闘している。
かりんとう(熱心ね。)
そう思いながら部屋に戻ると、ハイジからメールが来た。
すぐ下にいるのになぜメールが来るのか疑問に思いながらメールを開く。
ハイジ「やっと『”』の使い方か”わかったわ^^」
学校で体育の授業があった。
体育教師「チョコ、体操が終わったら全員並ばせて起きなさい。」
いかチョコ「アイアイサ〜、わかりました〜。」
体操が終わり、並ばせようと放った言葉、
いかチョコ「偶数は左、奇数は右、その他は真ん中で並んでくれ〜。」
真ん中に並ぶ者はいなかった。
61
:
孝明
:2007/02/24(土) 09:47:26
十二話おもしろ〜ィ!
「何で、そんな考えに行くの〜!?」が特に(笑)
62
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/02/24(土) 18:36:24
さてさて、第二十一話の始まり〜。
kaze「・・・?」
窓の外に携帯を向けているハイジに疑問を抱きながら、kazeは玄関を開けた。
kaze「うをっ!?」
kazeの大声にだんだんだんが庭から走ってきた。
だんだんだん「どうしたの〜?・・・はあ!?」
だんだんだんの声に家族が全員玄関に集まってきた。
かりんとう「一体なんだって言うのよ〜。」
haruka「まったくうるさいわね・・・。」
魅羅「うるさい!うるさい!!」
瑠璃「・・・どうかしましたか?」
ハイジ「んもう!せっかくメール送ってたのに。」
廃土「一体何があったんだ?」
kaze「これ!これ!」
kazeの指さす場所に、段ボールに入った猫がいた。えらく気が立っているようで、
「フシュー・・。」と、声をだしている。
廃土「別に普通の猫じゃないか。」
ハイジ「何でこれに驚くのよ。」
瑠璃「あ、あの・・・。これ、もしかしてイリオモテヤマネコじゃないですか?」
haruka「まさか・・・。」
kaze「そうそう!それ!イリオモテヤマネコ!!」
rairai「あ〜あ、見つかっちゃった。」
廃土「rairai、動物を拾ってくるのはいいけど、何で天然記念物ばっかなの!?」
haruka「そうよ。どっから拾ってくるのよ!!」
rairai「ん?ヘヘへ。」
かりんとう「前もこんなこと無かったっけ?」
だんだんだん「前は確か〜・・・、あっ、そうそうトキだよ。」
瑠璃「トキ・・・ですか!?どっから拾ってくるんですか・・・。」
魅羅「お兄ちゃん聞いても笑うだけで教えてくれないの〜。」
廃土「とにかく返してきなさい!!」
rairai「は〜い。さ、もといたところに帰りな。」
rairaiの一言で、イリオモテヤマネコは箱から飛び出し草むらに入っていった。
その時である。草むらが一瞬光った。
廃土「!?何だ!」
rairai「帰ったんだよ。」
魅羅「・・・そっか、あの子・・・。」
kaze「えっ?何々?」
魅羅「可愛そうに・・・。」
rairai「罪も無いのに・・・。」
瑠璃「何か面白いですね・・・。」
不思議な事続きに笑う瑠璃でした・・・。
※オチが弱かったかな・・・。
63
:
kaze
:2007/03/04(日) 01:43:46
二十二話、行ってみましょう^^
瑠璃「暇だな・・・。」
平日の午後、廃土家には瑠璃しかいない。
通常はハイジもいるのだが、今日は廃土と共に二泊三日の旅行でいない。
瑠璃「はぐれ・・・・?結婚できない・・・・?」
テレビのチャンネルを変えては気に入らず、また変える。
結局テレビのスイッチを消すとソファーに寝転がった。
瑠璃「早く・・harukaの高校・・・・入りたい・・・な。」
そう独り言をぼやくと玄関が開く音がした。
かりんとう「ただ〜いま〜ぁ・・・・。」 瑠璃「え・・・?」
瑠璃(こんな時間にかりんとうさんが帰ってくるなんて変ね・・・。)
疑問を持ちながら玄関を覗くと、ふらふらとしたかりんとうがいた。
かりんとう「あ、瑠璃ちゃん!ちょっと手を貸して・・・はぁ。」
瑠璃「・・・。」
瑠璃はまだharuka以外の人と話せなかった。恐る恐る近づいていく瑠璃。しかし、
瑠璃「・・・!きゃ・・・!!」
近寄ったとたん、瑠璃にかりんとうが倒れこんできた!
華奢な瑠璃では、かりんとうを支えるだけで精一杯だった。と、再び玄関のドアが開いた。
haruka「ただいま〜・・・あれ?」
瑠璃「う〜ん。haruka、たす・・・・」
haruka「瑠璃ーー!お姉ちゃんとそんなに親密になれたのね〜。」
harukaの的外れな言葉に瑠璃はそのまま崩れ落ちた。
瑠璃「体温38度・・・扁桃腺も腫れてる・・・・。ただの・・風邪。」
haruka「そっか・・・。良かった〜、風邪だけで。」
魅羅「うわ〜ん!!心配したよー、かりんとう姉ちゃんー!!」
かりんとう「ごめんね、心配させて。」
夕方に以上の3人と、自分のベッドに寝ているかりんとうがいる。
かりんとう「うん、もう大丈夫。ずいぶんと楽になったわ。」
魅羅「ダメよ〜。早くおいしゃさんに行かなきゃ。」
haruka「でも明日は近くの病院も休みじゃない。家の薬も、
さっき見たけどもう残ってなかった。買ってくるなら今のうちね。」
かりんとう「薬はお母さんが管理しているでしょ。harukaわかる?」
haruka「そうなんだよねぇ。どうしよう・・・て、え?」
見ると瑠璃がharukaの服の裾を引っ張っていて、harukaが気づくと耳打ちした。
haruka「ふんふん・・・私、医療専攻だから・・・どんな薬か・・大体わかる、ですって。」
かりんとう「あぁ、そうなの!?じゃあお願いできるかしら。」
魅羅「ねえねえ!!」
薬についてひと段落したところを見計らって魅羅が口を開いた。
魅羅「haruka姉ちゃんと瑠璃姉ちゃんがおくすり買いに行くんでしょ!!
だったら私とrairaiでかりんとう姉ちゃんのごはん作ってあげる!!」
かりんとう「え!!?(何でそういう方向になるの?)」
haruka「それじゃあ行ってくるねー。」 瑠璃「・・・行って・・来ます。」
かりんとう「ちょっと!!二人とも待って!!」
かりんとうの言葉むなしく扉がバタンと閉まった。
後には、るんるん気分の魅羅とさらに顔色が悪くなったかりんとうが残った。
ところ変わって、リビング
だんだんだん「暴れん坊・・・・。こちら葛飾・・・・?」
チャンネルを変えては気に入らず、また変える。
結局、ニュース番組で落ち着いた。
魅羅「とりあえずご飯にこうらいにんじん、入れてみない?」
rairai「それいい!!ねえ、ご飯はヨーグルトに入ってる水で炊いたらどう?
あれは栄養分全部入っているんだって。」
キッチンで、魅羅とrairaiがなにやら話しこんでいる。
二人の前には、様々な得体の知れないものが並んでいた。
だんだんだんは、kazeが病気で倒れた時にも二人がご飯を作っていた事を思い出した。
魅羅「なんだか足りない気がする〜。あ、体温めなきゃいけないじゃない!」
rairai「じゃあ鷹の爪をいれて辛さを加えよう。」
魅羅「だったら とうばんじゃん、これ入れなきゃ始まらないわよ〜。」
kazeに何があったのかは、二人の会話からして特筆すべきではない。
数十分後・・・
rairai・魅羅「「出来たー!!」」
そう言って、湯気が立ち上る小さめの土鍋を持ち、二階へあがっていった。
気になり、かりんとうの部屋の前までだんだんだんは来てみた。
だんだんだん「姉貴のヤツ、大丈夫だろうな・・・と!」
rairai「あれ?だん兄、どしたの?」
急に扉を開け、出てきた二人に動揺するだんだんだん。
魅羅が持っているお盆に、空の土鍋があった。
その横には、大きくひしゃげたスプーンが転がっていた・・・。
魅羅「だん兄、もういい?これ、洗わなきゃいけないから。」
そう言って二人は降りていった。
だんだんだん「・・・こりゃこの家にいる限り病気できないな。」
この後、harukaと瑠璃が寝ずの看病をすることになったのは言うまでもない。
64
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/04(日) 10:23:57
さて、第二十三話のスタート!
かりんとう「ん〜!!体のだるさも無くなって、絶好調よ!二人とも、ありがとう!!」
harukaと瑠璃の寝ずの看病のおかげで、かりんとうの体調はすっかり良くなっていた。
haruka「・・・あ、そう。そ、それは・・・良かったわね・・・。」
瑠璃「な・・・んで・・。ただ・・の風邪・・・だったはずじゃ・・・。」
harukaと瑠璃は徹夜で看病していたので、体力を消耗しきっていた。
魅羅「あっ!かりんとう姉ちゃん!治ったの!?」
かりんとう「うん!この通りね!」
かりんとうは、腕を振り回してみせた。
rairai「俺と魅羅の手作り料理が効いたんだね!」
かりんとう「うっ!・・・えっと〜・・・。うん、効いたわよ!!」
かりんとうは嘘をついた。
rairai「そりゃあ良かった。だって、かりんとう姉ってば、まだ背中にしょってたもん!」
かりんとう「だ、だから何なの?」
魅羅「気にしない!気にしない!」
haruka「それにしても・・・、あんた達どうやったら・・・風邪をあんなにまで
悪化させることができるの!?」
瑠璃「かりんとう・・・さん・・・・、寝てるときに、ちょっと・・・息が、
止まり・・・そうでした・・・。」
rairai「隠し味に、ちょっとね・・・。」
魅羅「ね〜!」
rairaiと魅羅は笑っている。
haruka「rairaiと魅羅の料理のセンスは母親譲りかしら・・・。」
瑠璃「わ、たし・・・、絶対に病気にはなりません!」
瑠璃は決意したのでした・・・。
65
:
rairai
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/10(土) 22:35:45
よし、久しぶりにいってみますか。第二十四話のスタ〜ト。
ハイジ「ふふ〜ん。」
ハイジは、鼻歌まじりで料理を作っていた。
ハイジ「お砂糖と〜、トウバンジャンと〜♪」
かりんとう「あれ?お母さん、もう夕飯作ってるの?」
ハイジ「そうなの〜。今日は、染五郎さん達をうちに招待してるの〜。」
かりんとう「ふ〜ん・・・、でさあ、それ何作ってるの?」
ハイジ「え?これは・・・。」
そこでハイジは自分が何を作っているのか忘れた事に気付いた。
ハイジ(あら、どうしましょ。忘れた事がバレたら何か言われるわ。)
ハイジは嘘をついた。
ハイジ「こ、これは・・・本場のキムチを再現しようとしてるの!」
かりんとう「へえ・・・。じゃあ、出来たら食べさせてよ!」
ハイジ「い、良いわよ〜。」
かりんとう「ホント?やった!みんなにも言ってくるね!」
かりんとうは嬉しそうに二階に上っていった。
ハイジ(大変だわ〜・・・。でも、キムチっていったら辛くしとけば大丈夫よね。)
ハイジは慌てて家中の辛い物をかき集めた。
ハイジ(トウバンジャン、シシトウ、鷹の爪、キムチの素・・・。)
ハイジが調理していたそのころ、二階では・・・。
rairai「え、母さんがキムチ?」
kaze「ちょっとやばいんじゃない?」
かりんとう「やっぱり〜?でも、みんな呼ぶっていっちゃったし・・・。」
魅羅「キムチって何?」
haruka「白菜とかキャベツとかをから〜いタレみたいなのにつけたやつよ。」
魅羅「あ〜!それ知ってる〜!テレビで芸能人が言ってた〜。『ホンバノキムチモットカライヨ!
ニホンノマダマダダヨ』って言ってた〜!。」
kaze「それ明らかにあの人のこといってるだろ。」
だんだんだん「俺辛いの苦手なんだよなあ・・・。」
かりんとう「大丈夫よ!お母さんの事だから間違って砂糖とか入れるんじゃないかしら?」
haruka「いくらお母さんでもそれは・・・。」
kaze「あ、そういえば今からいか達も来るんだよね?」
かりんとう「そうらしいの・・・。」
rairai「よし!僕決めた!!」
かりんとう「何を?」
rairai「貯金全部相続する!!」
haruka・かりんとう「縁起の悪いこと言うな!!」
だんだんだん「じゃあ俺も自分の貯金を誰に相続するか決めなくちゃ。」
haruka・かりんとう「rairaiに乗るな!!」
〜そして、夕食〜
ジキル「いや〜、ハイジさんの手料理なんて初めて食べるなあ。」
フロド「ほんと〜。ハイジさんて料理が上手そうよね〜。」
いかチョコ「なあkaze。ハイジさんって料理上手?」
kaze「ん〜っと、今日はキムチ作るって張り切ってたから〜・・・。
2リッターぐらいの水用意しておけばおいしいと思うよ?」
いかチョコ「なんだ・・・?」
染五郎「ハイジさん、何かお手伝いすることがあれば言ってください。」
名無しさんた「喜んでお手伝いしますからね。」
ハイジ「いえいえ。新婚のお二人にそんな・・・。それに、もう出来上がりましたので。」
ハイジは笑顔でテーブルの上に人数分の皿を並べた。
だんだんだん「さて・・・っと、haruka〜。水は用意できたよ〜。」
haruka「一人2リッター計算よ?あと、予備の水が5リッター。」
魅羅「全部オッケー!」
廃土「水は用意出来たみたいだな・・・。」
ハイジ「お待たせ〜。」
ハイジはテーブルの上に真っ赤なキムチの乗った皿をおいた。
rairai「あ〜、見るからに辛そう・・・。」
kaze「危険すぎない?」
廃土「いいから!いっせーのせで食べるぞ!!」
一同「はい!!」
廃土「いっせ〜のーせ!!」
その場にいた全員がハイジの作ったキムチを口に放りこんだ。
一同「・・・アァ〜〜〜〜!」
・・・つぎの日、全員が病院に入院した。
66
:
kaze
:2007/03/12(月) 22:29:05
小ネタ集 PART2
高速道路でのこと
廃土家の車が高速を突っ走っている。
と、左に立つ「吹流し」をrairaiが見て言った。
(吹流しは、風速を見るこいのぼりみたいな形をしたもの。念のため。)
rairai「お父さん。あれは何なの?」
廃土「あぁ、あれか。あれが横向きになるとハンドルをとられちゃうんだよ。」
rairai「え!じゃあ取られないように守らなくっちゃ!」
ハンドルにrairaiが飛びついた。
夕食の時
kaze「母さん、今日の弁当ひどかったよ。いくらおかずが辛いからって、
ご飯まで甘くすることないだろ!」
haruka「うんうん!あれはもうお弁当と言えないわよ!」
ハイジ「ごめんなさい、二人とも。私が未熟なばかりに・・・。」
二人とも食事に対しての不満なだけに、心にもない言葉を繰り返す。
けれども、二人の言動に見かねた廃土の一喝で、事は一発で収束した。
廃土「kaze!haruka!そんな事を言うもんじゃない!
誰のために飯を食っていると思っているんだ!」
kaze・haruka「「自分のためだよ!!」」
魅羅の学校でのこと
先生「【しっとり】という言葉で一行の文を書いてみましょう。」
魅羅「先生!出来ました〜。」
魅羅の作品;「私のお母さんはなんでもしっとります。」
見事な○をもらったそうな。
最近携帯電話を持ち始めたハイジ。
近くを通って様子を見るかりんとう。
かりんとう(今度はケイタイについているカメラにはまっている様子。)
ハイジ「あ、かりんちゃん!ちょうどよかった。
画面が戻らないの。何とかして〜♪。」
語尾の♪を気にしながら見ると、ケイタイのサブ画面が「PHOTO」の文字になっていた。
かりんとう(これを戻して欲しいらしいわね。)
カメラの機能だと看破し、戻してあげようとしてふと思った。
ハイジ「どうやって直すのかしら?
画面を見ながら横のボタンとかいろいろ押していたんだけど・・・。」
ハイジのケイタイは、閉じても横のボタンで撮影できるタイプだった。
まさかと思い、かりんとうはデーターフォルダを開いた。
案の定、ハイジの顔のアップの写真が何枚も保存されていた。
68
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/23(金) 22:07:47
書く前に・・・。僕はHNをロベルトに変更したので、小説でもロベルトにしたいと思います。
それでは、第二十五話のスタート!!
ロベルト「・・・ん!」
ロベルトが台所を見ると、ハイジが料理しているのが見えた。
ハイジ「ふふ〜ん♪」
ロベルト「えらくご機嫌だな〜。」
ハイジ「圧力鍋〜♪」
ハイジは、廃土に圧力鍋を買って貰って上機嫌だった。
ロベルト「母さんが使って大丈夫なのかな・・・。」
ロベルトは密かに見守ることにした。
ハイジ「圧力鍋に、材料入れて・・・。後は圧力をかけるだけ♪おこわの完成♪」
ロベルト(あれでいいのかな・・・。)
ハイジ「あ、一緒についてた説明書も読まなきゃ。」
ハイジは近くの段ボール箱から説明書を出した。
ロベルト(説明書がついてるなら大丈夫かな・・・。)
ハイジ「えっと・・・。圧力をかけている途中でふたを開けないでください・・・。」
ハイジの顔が笑った。
ハイジ「そんな危険な事する人がいるのねえ。」
ロベルト(いくら母さんでもそんなことはしないよね。)
ハイジ「でもね・・・、人間開けるなって言われたら開けたくなるのよぉ!!」
ハイジはそう叫ぶといきなり圧力鍋のふたを開けた。
ロベルト(えっ!)
ドンッ
一瞬、ハイジの目の前に米柱が見えたが、次の瞬間、消えて無くなっていた。
ハイジ「・・・はっ!びっくりした・・・。あ!お米は!?」
ハイジが慌てて鍋の中を覗くと、そこに米は一粒も残っておらず、上を見上げれば
天井にビッチリ張り付いた米が・・・。
ハイジ「あ〜!どうしよう!!」
ロベルト(・・・。)
かける言葉もなく、ロベルトはその場を去った。
69
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/28(水) 17:51:09
え〜、皆さんに協力してもらいたい事があります。
またまたキャラクターを増やそうと思います。
そこで、まだ小説に登場していない方で、「私を出してもいいですよ。」っていうかたは
名前、性格、年齢、その他を明記して書き込んでください。
その他っていうのは、何か「空手が得意で〜す。」みたいな自己アピールっぽいのを
書いてくれれば結構です。
70
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/28(水) 17:57:28
書き忘れがありました。
性格、年齢、その他は本当の事じゃなくても結構です。
自分はこうして欲しいと思うものを書いてください。
あと、性別も書いてくれれば嬉しいです。
71
:
名無しさん
:2007/03/28(水) 21:45:04
>>69
大百科といえば大事な人がもう一人。エマさまをお忘れではありませんか。
イメージでは「謎の美女」ですね。やさしく見守る「マリアさま」でも。
72
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/29(木) 22:32:08
なるほど、エマさんがいらっしゃいましたか。
ですが、エマさん本人はどう思うでしょうか。
エマさんが良ければ、出していこうと思うのですが・・・。
73
:
廃土
◆Q54calciK6
:2007/03/31(土) 01:43:04
>>72
エマさんに聞いたら「光栄ですわ^^」だそうですよ〜( ゜3゜)ノ
74
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/03/31(土) 07:32:36
そうですか。分かりました。それでは、設定は・・・。
ん〜、ロベルトの学校の教師ってことで。
それで、年齢とかは一切不明の謎の美女、ですね。
こんな感じでいいでしょうか?
75
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/04/01(日) 13:41:39
それじゃ、久しぶりに書いてみましょうかね。
新しく、エマさんも登場させます。第二十五話のスタート。
ロベルト「ん〜っと、これと・・・。」
おつかいを頼まれたロベルトは、近くのスーパーに来ていた。
ロベルト「・・・あれ?」
ロベルトの前を歩く、一人の女性。
ロベルト「あの〜・・・、エマ先生ですか?」
女性は振り向いた。
エマ「あら、ロベルト君。」
エマは去年、ロベルトの学校に転勤してきたばかりだった。
担当教科は理科である。
ロベルト「先生も買い物ですか?」
エマ「ええ、ここには良く来るの。・・・ところで、ロベルト君。」
ロベルト「はい、なんでしょう。」
エマ「顔に水難の相が見えるわ。気をつけなさい。」
不思議な事を言って、エマはレジの方に向かった。
ロベルト「水難の相・・・、なんのこっちゃ。」
ロベルトはおつかいを済ませると、小走りで家に向かった。
ロベルト「見たい番組始まっちゃうよ。」
慌てていたために、途中何度も転びそうになった。
ロベルト「うをっ・・・。うがっ・・・。」
何とか家につき、手を洗おうと洗面所に向かった。
ロベルト「は〜、疲れた・・・。」
ロベルトが蛇口をひねったその時だった。
水の勢いが予想以上に強く、ズボンにはねてしまった。
ロベルト「・・・ちょっとちょっと、この濡れ方は・・・。」
誰かの足音が聞こえた。
ロベルト「やばっ・・・。」
慌てて、自分の部屋に戻ってズボンを着替えた。
ロベルト「これか?水難の相ってこれか?」
洗濯かごにズボンを投げ入れながら、つぶやいた。その時である。
エマ(だからいったでしょ)
すぐ後ろで、エマが喋っているような感覚が襲ってきた。
振り向くが誰もいない。
ロベルト「・・・やっぱあの先生、謎だ・・・。」
自分の部屋に戻りながら、つぶやいたのでした・・・。
76
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/04/27(金) 21:28:53
久しぶりに、更新しますか・・・。
第二十六話のスタート!!
ハイジ「ふふ〜ん♪」
今日はロベルトの家庭訪問がある日。
ハイジは張り切っていた。
ハイジ「ここで、良いトコ見せなくちゃね〜。」
ロベルト「ただいま〜。」
ハイジ「あ、お帰り〜。」
ロベルト「母さん、家庭訪問の準備は出来てるの?」
ハイジ「もっちろ〜ん!今日も腕によりをかけて、お手製のケーキを焼いてみました〜。」
ロベルト「え!?ケーキ・・・作れるの!?」
ハイジ「冗談よ。近くのケーキ屋で買ってきたの!」
ロベルト「そっか・・・びっくりした。」
その時である。チャイムが鳴った。
ピンポーン
ハイジ「あ、いらっしゃったみたいね。開けてきて!」
ロベルト「は〜い。」
カチャ
ロベルト「こんにちは〜。」
エマ「こんにちは、ロベルト君。」
ハイジはそっと玄関を覗いた。
ハイジ(あら・・・綺麗な人・・・。)
エマ「あ・・・。」
ロベルト「?どうしました?」
エマ「カタカナが三人もいると読みにくくていけないわ・・・。」
ロベルト「は?」
エマ「ま、いいわ。お邪魔するわね。」
エマをリビングまで案内したあと、ロベルトはケーキを用意しにいった。
ハイジ「あ、あの〜・・・。」
エマ「あら、ロベルト君のお母さんですか?」
ハイジ「あ、はい。ハイジといいます。」
エマ「エマです。どうぞ宜しくお願いします。」
ロベルトが、ケーキと紅茶をトレイにのせて運んできた。
ロベルト「どうぞ。」
エマ「あら、ありがとう。」
ハイジとロベルトは並んで座った。
エマ「ところで・・・お父さんは?」
ハイジ「あ、主人はちょっと用事で・・・。」
エマ「そうですか。ま、いいでしょう。」
エマは鞄からファイルを取り出した。
エマ「それでは早速ロベルト君についてなのですが・・・。」
ハイジ「あ、は、はい。」
エマ「まあ・・・一年生の頃のデータを見る限りでは・・・特に問題は無いですね。」
ハイジ「あ、そ、そうですか。」
エマ「そうそう、私がロベルト君のクラスの担当って知った先生が『あの子は少し変わってるから。』
っていってましたけど、確かに少し変わってますね。」
ハイジ「は、はあ・・・。まあそういうところも親譲りかと思っておりますので・・・。」
エマ「フフフ。そうですか。」
ロベルト「何だ?これ・・・。ちょっとおかしくないか?」
エマ「それと、ロベルト君のクラスでの印象なのですけど・・・。」
ハイジ「あ、はい。」
エマ「非常に印象が強くて、みんなからよく話しかけられてるって感じですかね。」
ハイジ「あ、そうですか。良かった〜。」
ロベルト「え?どういう事?ねえ。なんだと思ったの?」
エマ「まあ、話しかけられても、ロベルト君自身が変わってるので、みんな疲れるとか言ってますけど。」
ハイジ「私も時々疲れます。」
ロベルト「おい・・・。そりゃーねーだろい。」
エマ「えっと・・・。あ、そうだわ!忘れるところだった・・・。」
エマはファイルから書類を取り出した。
エマ「はい、コレ。家庭訪問の資料です。」
ロベルト「遅くねえ!?」
エマ「さて、私はこれで。」
ロベルト「資料出した意味無くね!?」
ハイジ「あ、そうですか。それでは。」
エマは早足で玄関にむかった。
エマ「あ、そうそう。ハイジさん。」
エマは玄関のドアを開けながら言った。
エマ「あのケーキ、賞味期限切れてますよ。」
ハイジ「え!?」
エマ「それでは。」
エマは車に乗り込むと、次の家に向かった。
ロベルト「・・・あ!ホントだ!においが酸っぱい!」
ハイジ「そ、そんな・・・。」
一気に力が抜けたハイジでした・・・。
77
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/04/29(日) 00:20:28
面白かったよぉ〜〜^^
新学期が始まってようやく落ち着いた頃かな?
新作書くの大変だろうけど次回も楽しみにしてるよぉ^^
78
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/05/03(木) 21:29:11
さて〜っと!第二十七話のスタート!!
魅羅「はあ〜・・・。」
GWだというのに、どこへもいかないことに魅羅は不満を抱いていた。
かりんとう「そんなに落ち込まないの。」
魅羅「だって、せっかくの連休だよ?ゴールデンウィークだよ?黄金の週だよ?」
かりんとう「そんなこといったって・・・。kazeは部活だし、だんと私は仕事があるし・・・。」
魅羅「haruka姉ちゃんも友達とどっか行っちゃって、お父さんとお母さんは体調崩しちゃって・・・。」
かりんとう「おまけにロベルトは何か昔の曲にはまりだして・・・。」
魅羅「この前なんか神田川歌ってたよ?」
かりんとう「・・・たぶんその歌はギリギリみんな知ってると思うけど。」
魅羅「でっかい声で、『あなたは〜♪』って歌ってた。」
かりんとう「近所迷惑なのにねえ・・・。」
魅羅「・・・そうだ!私も友達の家に遊びに行ってくるね〜。」
かりんとう「気をつけるのよ?最近事故が多いから・・・。」
魅羅「大丈夫!!いってきま〜す。」
そういって元気に飛び出していった。
かりんとう「・・・さてっと、私も仕事を・・・ん?」
誰かが上から降りてきた。
瑠璃「あ・・・、みんないない・・・。」
かりんとう「あ〜!あんたいたわねえ!」
瑠璃「はい・・・、ずいぶん出番が回ってこなくて・・・。」
かりんとう「分かるわ〜。その気持ち・・・。」
ガラッ
玄関が開いて、染五郎夫妻が入ってきた。
染五郎・名無しさんた「こんにちは〜。お見舞いに来ました〜。」
かりんとう「あ〜!お久しぶりです!」
瑠璃「どうも・・・。」
染五郎「廃土さんとハイジさんが体調を崩したと聞いたもんで・・・。」
かりんとう「あら・・・大丈夫ですよ〜。そんなに心配しなくて。ただの風邪ですから。」
染五郎「あ、そうですか。それは良かった。」
瑠璃「あ・・・でも・・・人にうつすといけないんで・・・誰も通すなとのことです・・・。」
名無しさんた「あら、そうですか・・・。でしたら、この果物、廃土さん達にあげてくださいね。」
かりんとう「は〜い。分かりました。」
染五郎「それでは、私たちはこれで・・・。」
かりんとう「ありがとうございます。」
瑠璃「・・・ボケ、ありませんでしたね。」
かりんとう「そうね〜、ツッコミ出来なかったわね・・・。」
少し寂しいかりんとうでした・・・。
79
:
名無しさん+α
◆6PZMM.HFQU
:2007/05/04(金) 08:44:15
どうも、お初・・・いや お古の者です〜(名前は変えましたがね
えっと・・・登場人物に私もキボンヌです
今はこんなHNですけれども、普段ネットではネオ・ファイって名前なんで・・・・
ネオファイでお願いしますです
ちなみに俺は 優柔不断なので、自分でどの役というのはあまり・・・・
年齢は15歳程(←大凡?)なので
>>22
の同級生役でよろしいでしょうか
あとはお任せいたします。
ちなみに性格は・・・ヲタク的なオーラのある少年で。どちらかというと叩かれるほうですw
たまに意味不明な言動をすることのある 引きこもりがちの少年と。。。
不足情報があればその都度 書き込みますので指示をお願いします。。。。
80
:
魅羅
◆6Zwv2Q2Hp6
:2007/05/04(金) 11:34:58
久ですw
だいぶ来てなかったので、溜まってた分一気に読みましたw
これからの分も楽しみにしてまっすw
81
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/05/04(金) 14:11:48
分かりました。それでは、名前は「ネオファイ」ですね。
んで、同級生役。はい、分かりました〜。
次の話には出しますので。
82
:
名無しさん+α
◆6PZMM.HFQU
:2007/05/04(金) 14:30:40
どうもです
83
:
kaze
:2007/05/04(金) 17:51:12
小ネタ集PART3
登校前、自室で学生服に着替えているkaze
kaze「そういえばもう夏服だったっけ
いかチョコあたりまだ冬服で着ていそうだな〜」
そう独り言を呟きつつ、夏服にそでを通す
と、ドアが開いた
haruka「kaze兄、もう時間だから早くいこ・・うよ・・・」
そのまま静かにドアを閉めるharuka
kaze「まさかこんな身近にいたとは」
とある小学校の職員室・・・
教員A「エマ先生。外来から電話です」
エマ「はいはい・・・と、替わりました〜どちらさまで?
・・・お〜ロベルト君ね。どうしたの?」
ロベルト『・・・先生、今日病欠したいのですが〜』
エマ「え〜、そうなの。めずらしいわね〜
それで、大丈夫なの?」
ロベルト『あ、はい・・・今とてもだるくて、何もやる気がしないんです
たぶん五月病かと・・・』
エマ「あらそう・・・。だったらさっさと来なさい!!」
ガッチャン!!!
84
:
かりんとう
:2007/05/06(日) 18:39:16
こんばんゎぁ(+o∀O艸+)⌒★*゜+
ぉ久ですw「そぉいえば…、最近勝手に小説いってないなぁ」と思い、
久々にきちゃいましたぁ(´∀`●)ノ
なんか…すごぃなぁぁ!久々にきたけど…ぅちまだつかってくれてて(嬉涙
ほんとッッ、ありが豚㌧(^田^♪)
ぅちゎ、この小説のファンなんで、超応援してますゼィw
がんばっててくださぁいw ♪ネクストぉぉ♪
85
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/05/12(土) 16:40:05
ん〜・・・最近忙しくて書いてなかったなあ・・。
あ、ネオファイさんの役は、同級生じゃなくて
ロベルトの先輩ってことで!!よろしくおねがいしま〜す。
はい!!第二十八話のスタート!!
ロベルト「どっこいしょっと・・。」
机の上に鞄を放り投げ、席に着く。
ロベルト「はあ・・・。重い・・・。」
何気なく廊下を見ると、ロベルトの先輩ネオファイがいた。
ロベルト「あ、ネオせんぱ〜い。」
ネオファイ「ん?おお。」
ネオファイは、見た目ヲタクだった。
メガネで顔中ニキビだらけだった。だが、ホントのところヲタクなのは
雰囲気だけで、一応生徒会会長をしていた。根は優しいらしい。・・・。
ロベルト「今日って、生徒会ありますかねえ?」
ネオファイ「たぶん、無い・・・。」
ロベルト「あ、そですか。」
エマ「あ・・・。」
ネオファイ「おはようございます・・・。」
ロベルト「おはようございます。」
エマ「おはよう・・・。また、カタカナだらけ??」
ロベルト「はい?」
エマ「ま・・・いいかしら。」
エマはロベルトのクラスの担任でもあり、ネオファイのクラスの理科を受け持っていた。
ネオファイ「・・・ヒヒヒ!」
ロベルト「!?」
ネオファイ「っと・・・。失礼。」
ロベルト「あ、チャイムがなった。」
エマ「今日は短縮日課だから・・・。早く帰れるわ・・・。」
ネオファイ「・・・ヒヒヒ。」
エマ「?」
ロベルト「ああ!き、気にしないでください。いつものことですから・・・。」
ネオファイ「きゃっっほ〜!!」
エマ「!」
ロベルト「有頂天にならないでください!!」
ロベルトが蹴りを入れた。
ネオファイ「あっ!!!・・・いった〜・・・。」
ロベルト「ったく・・・。」
エマ「さ、時間よ。」
三人は自分の教室に入っていきました・・・。
※今日は時間がないんで・・・。すいません・・・。(T_T)
86
:
名無しさん+α
◆6PZMM.HFQU
:2007/05/12(土) 19:28:09
>>85
どもw俺登場キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
87
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/05/13(日) 13:34:11
宿題も終わったし・・・。第二十九話のスタート!!
魅羅「おやすみなさい。」
ハイジ「お休み。」
夜の9時。魅羅は自分の部屋にむかった。
ハイジ「さて、と・・・。?」
立ち上がったハイジの目に一冊のノートが飛び込んできた。
ハイジ「ん?これは・・・魅羅の日記?」
それは魅羅が学校で宿題に出される日記だった。
ハイジ「どれどれ・・・。」
ハイジは誘惑に負け、日記を見た。
『5月3日 木曜日』
GWが始まって結構たつけど、うちはどこにもいってない。
つまんな〜い。でも、お父さん達が病気だったから仕方ないかな?
ハイジ「あの時は可愛そうなことしたわ〜・・・。次の連休には家族で山とかにでも行こうかしら・・・。」
『5月7日 月曜日』
学校が終わって、お家でゴロゴロしてたら、おじさんが書類もって玄関にたってた。
「何ですか?」って聞こうとしたら、お母さんに「ダメよ!!あんなおじさんに関わるとね、ろくな事にならないの!!
消火器十本も買わされるのよ!!」って言われた。おじさんは泣いていた。
ハイジ「・・・な、なんですって〜!?」
この日記に対する先生のコメントを読んでハイジはさらに驚いた。
先生『魅羅ちゃんのお母さんはとっても面白い人だね!』
ハイジ「・・・ああ〜!これで私は頭のおかしい主婦決定よ〜!!」
子供の正直な心を恐く思ったハイジでした・・・。
※すいません・・・。最近ネタが思い浮かばなくて・・・。
88
:
かりんとう
:2007/05/17(木) 17:40:12
ネタ考えるのガンバぁぁ!!
おもしろいょぉ(□O●艸)自身もってぇ♪大丈夫②!!
ネクスト希望です!!
89
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/05/19(土) 08:13:00
さて、第三十話!!またまた区切りが良いので番外編いってみよう!!
ロベルト「殿〜!殿〜!」
ここは雑談城。色々な人々の出入りが許され、雑談が交わされる場所。
廃土「どうした!」
ロベルト「大変でございます!」
廃土「何が大変なのだ?」
ロベルト「城の外に、城の外に!」
廃土「ま、まさか敵が攻め込んできたのか!?」
ロベルト「いいえ!!ハイジ様が・・・。」
廃土「・・・それがどおしたああ!!」
ロベルト「はっ。カカア天下だと思いまして・・・。」
廃土「んなもん知るかっ!」
魅羅「父上〜。父上〜。」
廃土「おお!魅羅か。」
魅羅「父上。母上が怒っておるぞ?『私が来たのに何故迎えにこぬのじゃあ!!』って。」
廃土「うっ!い、急いでいくぞ!」
そう言って、廊下を走り出した。だが、袴の裾を踏んづけてスッ転ぶ。
ロベルト「ほらあ・・・。慣れない格好するから・・・。」
廃土「作者が何を申すか!!おぬしがこんな格好させとるのだろうがあ!」
ロベルト「俺悪くないも〜ん。」
kaze「殿もロベルト様もうるさいですぞ!!」
魅羅の家庭教師をしているkaze。
魅羅「あ、kaze〜。今日は勉強休みにしてほしいの〜・・・。」
kaze「何を申しますか!!今日は算数のお勉強です。」
魅羅「・・・しかし時代的にまだ算数は出ておらぬのでは?」
kaze「そーゆー細かいことはこの際ナシでお願いします!!」
魅羅「おやおや怒ると標準語に戻るのじゃなあ・・・。」
haruka・瑠璃「・・・。」
魅羅の姉のharukaと瑠璃。
魅羅「あ!姉上〜。kazeがいじめるのじゃ〜。」
haruka「そんなことより。」
瑠璃「外でお母様がおまちですよ?」
haruka・瑠璃「いいんですか?父上?」
廃土はまだ廊下でスッ転んでいた。
廃土「分かっておるわ!!」
ハイジ「もういいです。」
いつのまにか廊下にはハイジが立っていた。
廃土「あ・・・。」
ハイジ「なるほど・・・。あなたが私をどれほど大切にしているかよ〜く分かりました!!」
そういうと、ハイジは自分の部屋に入っていった。
廃土「ああ〜!!待ってくれ!そういう訳では無いのだ!!」
ロベルト「やっぱカカア天下じゃん・・・。」
続く!!
廃土「まだ続くのかあ!?」
90
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/05/28(月) 03:01:51
壁|*≧m≦*)ノ雑談城w
超おもしろかったw 続き、楽しみにしてま〜〜す
91
:
kaze
:2007/05/31(木) 01:13:58
久々に書いてみました〜^^
ハイジ「試験も適性検査も文句無し。履歴書も一発OK。
よかったわ〜。学校が瑠璃ちゃんの中途入学認めてくださって。」
瑠璃「はい。おかげでharukaさんともいられますし・・・」
だんだんだん(この時期に中途入学ねぇ・・・)
だんだんだんは近くにあった、一目見るだけで瑠璃が才色兼備のお嬢様と
わかる履歴書を拾い上げる。
だんだんだん(瑠璃が学校の進学率上げる為にはいれたとは言いづらいな)
三十一話 『五月の定番』
ある日の居間・・・ ロベルトが真ん中でへばっている。
ロベルト「あ〜、五月なのに熱い〜、やる気しない〜、五月病だ〜・・・」
kaze「お前この前五月病って言って学校休もうとしたろ。
いくら病気だからってこれは無理だろう」
ロベルト「えー、でもネオ先輩はそれでちゃんと休んだよ〜。なんでだろ?」
ちんぷんかんぷんな話をする二人にたまらずharukaがツッコむ
haruka「あのね・・・、五月病は病気じゃないのよ。詳しく教えてあげて、瑠璃」
瑠璃「あ・・・えっとです・・ね、五月病は・・・四月に出来た新しい関係が・・・
保てられるかなどで不安を起こし・・それによる倦怠や、やる気出ないなど・・
という症状になります。いわば・・・・精神症の一種です」
haruka「だってさ。つまりは小学生のロベルトには縁のない話なの!」
kaze「でも、五月となると何となく気だるくならないか?」
haruka「そうねぇ・・・言われてみれば。なんとなくそんな感じするかな〜
宿題も最近一段と面倒臭く感じるし。」
ロベルト「そうそう。あ、おいらが宿題をよく忘れるのもそのためか!!」
haruka(いやいや!あんたは元から!!)ピシッ
瑠璃「でも、勉強となると・・・やはりだらけてしまうこと・・は当然のことでは?」
kaze「そうそう!それで結局テストとか赤点必死でさー。
この文の作者もそうだろうよ。」
ロベルト「うんうん。よくあるよくある。」
長く冷たい沈黙・・・。
haruka「・・・あー、面倒くさいからツッコまないでいい?」
92
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/06/08(金) 08:50:16
よし!!第三十話の続き行ってみましょう!!
ロベルト「殿〜!」
廃土「こんどは何じゃ〜!!」
ロベルト「ハイジ様とは仲直り出来ましたか?」
廃土「・・・おぬしには関係の無いことだと思うが?」
ロベルト「いいじゃん別に〜。」
廃土「なれなれしくするな!!」
kaze「ほんっとにうるさいですよ!!魅羅様のお勉強中なのです!!」
隣の部屋からkazeが飛び出してきた。
廃土・ロベルト「あ、ごめん。」
魅羅「ん〜!!終わった〜!」
kaze「もう遊んできていいですよ。」
魅羅「やった〜!!あ、父上。城下で遊んできてもいいかの〜?」
廃土「ま、よいかの・・・。ただし、ロベルトと一緒に行くのじゃ!!」
ロベルト「え〜!これから楽しみにしてる時代劇の再放送があるのに〜。」
廃土「この時代にテレビがあるか〜!!」
ロベルト「はいはい。わかりましたよーっと。さ、行きましょう。」
haruka「あ、父上。」
廃土「ん?どうした?」
瑠璃「母上がお呼びです。」
haruka「相当怒ってらっしゃいます。」
瑠璃「いつ謝りにくるのじゃー!って。」
haruka・瑠璃「まだ謝ってなかったんですか?父上?」
廃土「な、なに〜!!す、すぐ行く!!」
廃土はそう言って走り出そうとした。だが、裾を踏んづけてスッ転ぶ。
ロベルト「はい〜。通算二回目〜。」
魅羅「ここまで来ると、もう見てられなくなるのお・・・。」
廃土「ううう・・・。」
廃土が痛さにうなっていると、すぐ隣の部屋から視線を感じた。
廃土「だ、誰だ!!」
廃土が隣の部屋に目を向ける。すると・・・。
ハイジ「・・・。」
全員「!!」
ふすまのわずかな隙間からハイジが覗いていた。
ハイジ「・・・ヘッ。」
ハイジはそれだけ言うと、ふすまを静かに閉めた。
ロベルト「うわ〜・・・。すねちゃってるね・・・。」
kaze「出番が最近減ってるからねえ・・・。」
魅羅「おまけに父上には無視されて・・・。」
haruka・瑠璃「今度という今度は離婚かしら・・・。」
廃土「そ、そんな〜!!」
あまりのショックで廃土は気絶してしまいましたとさ。(チャンチャン)
93
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/06/09(土) 10:42:10
>>91
小説の中のネオさんが学校を休めた理由を考えてしまいますた(≧◇≦)ノ彡
>>92
テストお疲れさまですた〜〜
雑談城の続き書いてくれてありがとう〜〜^^
はまりそうだよぉ〜〜雑談城w
94
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/06/14(木) 20:52:54
はい。日常生活に戻ります。第三十二話のスタート!!
ハイジ「あ、そうだ。ロベルト。昨日言ってた理科のテスト、どうなったの?」
ロベルト「大丈夫。ちゃんと、全部埋めたから・・・。」
ハイジ「・・・心配だわ。」
ロベルトの微妙な答えに困ってしまうハイジ。そこへ、瑠璃とharukaが帰ってきた。
haruka「たっだいま〜。」
瑠璃「た・・・だいま・・・です。」
ハイジ「あら、二人ともお帰り。」
haruka「今日の夕ご飯なに?」
ハイジ「珍味!!ナマコ!!」
haruka「・・・お母さん嫌い。」
ハイジ「冗談よ。冗談。ハンバーグよ。」
瑠璃「ナマコ・・・。」
haruka「ちょちょちょちょ!瑠璃!冗談だってば!」
瑠璃「え?あ・・・そうだ・・・よね・・・。」
心配そうな顔をした瑠璃にharukaがつっこむ。
だんだんだん「ん〜・・・。」
背伸びをしながら階段を降りてきた。
ハイジ「また、眠そうな顔して・・・。」
だんだんだん「別にいいじゃん。今日は仕事休みだったも〜ん。」
ハイジ「もう少しかりんとうを見習ったら?あの子休みでも仕事してんのよ。」
だんだんだん「かりんとう姉は人間じゃないもん。」
ヒュッ
だんだんだんの顔すれすれにファイルが飛んできた。
かりんとう「何か言った?」
だんだんだん「ほら見ろ。人間じゃない・・・。」
かりんとう「ええ!?何!?聞こえない!?」
だんだんだん「ごめんなさ〜い!!」
かりんとう「わかりゃ良いのよ。わかりゃ。」
自分の部屋に戻っていくかりんとう。」
瑠璃「自分の部屋に・・・いたのに・・・聞こえ・・・たんでしょうか・・・。」
だんだんだん「だから言ったじゃん。」
また上でドアを開ける音がした。
だんだんだん「やべっ!」
だんだんだんは慌ててトイレに閉じこもった。
kaze「ただいま〜。」
kazeも帰ってきた。
haruka「お帰り。」
廃土「ただいま。」
ハイジ「あら?二人とも一緒に帰ってきたの?」
kaze「うん。帰り道でバッタリね。」
廃土「それにしても今日は大変だった。」
ハイジ「何?どうしたの?」
廃土「仕事が急ピッチで進んだんだ。」
ハイジ「あらあら。かりんとうなら喜んでやったでしょうね。」
廃土「あの子は俺等の子じゃないね。きっとどっか別の惑星の・・・。」
廃土が言おうとしたとき、今度は二つのファイルが飛んできた。
かりんとう「二人揃って・・・。ひどいじゃない。」
笑顔でそういうかりんとう。
廃土「何でもない何でもない・・・。」
焦った顔で着替えにいった廃土でした・・・。
※ごめんなさい・・・。やっぱりネタが・・・。
95
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/06/21(木) 18:25:02
はい。第三十三話のスタート!!
ハイジ「今日の夕飯はカレーにしましょ。」
廃土「おっ!楽しみだなあ。」
ロベルト「母さんがちゃんと作れる数少ない料理の一つだからね。」
ハイジ「じゃ、お買い物行ってくるわね。」
ロベルト「いってらっしゃい。」
〜三十分後〜
ハイジ「ただいま〜。」
ロベルト「お帰り〜。」
廃土「ちゃんと買ってきたか?」
ハイジ「もちろん。えっと・・・。」
ハイジは買い物袋の中をチェックした。
ハイジ「えっと・・・。人参に、じゃがいも、玉ねぎに、カレーのルウ・・・。」
ロベルト「おお。ちゃんと買えてんじゃん。」
ハイジ「・・・ああ!!どうしよう!!」
廃土「何買い忘れたんだ?」
ハイジ「七福神買い忘れたの!!」
廃土・ロベルト「・・・はあ!?」
ハイジ「だから、七福神を買い忘れたの!!」
廃土「七福神て・・・どんな調味料だ?」
ハイジ「何言ってるのよ!みんないつもカレーに入れてるじゃない!!ほら、あの赤いの!!」
廃土・ロベルト「・・・それ福神漬けでしょうがあ!!」
ハイジ「え・・・。で、でも。だって、メモにだって・・・。」
ハイジはポケットからメモを取り出して確かめる。
ハイジ「ほ、ほら!ここに七福神て・・・。」
ロベルト「母さんはカレーに七人も神様を入れるの!?」
ハイジ「え・・・。」
廃土「日本語間違って覚えちゃってるな・・・。」
ハイジ「えぇぇぇ〜!!」
自分の勘違いにやっと気づいたハイジでした・・・。
96
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/06/30(土) 22:18:48
はい。第三十四話のスタート!!
ハイジ「お休みなさ〜い。」
ハイジは先に寝室へとあがっていった。
廃土「ん〜・・・。今日はこれぐらい出来てれば十分だな。」
廃土は仕事の片付けを始める。
ロベルト「じゃ、僕は自分の部屋で勉強してくるよ。」
ロベルトも自分の部屋へとあがっていった。
廃土「お休み。さてっと・・・、一杯飲もうかな・・・。」
廃土は適当にグラスとビールを取り出した。
廃土「おつまみ、おつまみ。」
一方ハイジは・・・。
ハイジ「・・・え?ここ、どこ?」
ハイジは気がつくと真っ暗な世界にいた。
ハイジ「・・・夢?」
ふいに後ろから足音が聞こえてきた。
ハイジ「ん?」
振り返ると、すぐそこまで影に覆われた男が迫ってきている。顔は暗くてよく見えない。
ハイジ「え・・・!逃げなきゃ!!」
ハイジは慌てて走り出した。だが、うまく走れない。足がもつれて転ぶ。
ハイジ「痛っ!」
起き上がろうとしたその時、すぐ後ろに人の気配・・・。
ハイジ「ひっ・・・。」
男はハイジの肩を掴んだ。
ハイジ「ぎゃー!!!」
ハイジは男の手を掴み、噛みつこうとした。その時である。
「待て!!!」
聞き覚えのある声。ハイジは目を覚ました。すると、目の前には顔をこわばらせた廃土が・・・。
廃土「・・・。」
ハイジ「あれ?どうしたの?」
廃土「・・・お前なぁ。夢見てただろ?」
ハイジ「え・・・。なんでわかるの?」
廃土「お前に襲われそうになった。」
ハイジ「えぇ〜!」
廃土の話を聞いてハイジは驚いてしまった。廃土は仕事も片付き、眠るために寝室に入った。
そして、ハイジの隣で眠ろうとしたとき、ハイジの肩に手が触れたのだという。その瞬間「ぎゃー!!!」という
叫びと共に噛みつかれそうになったのだそうだ。
ハイジ「・・・ごめんなさい。」
廃土「お前なあ・・・。次からは自分の腕で我慢しなさい。」
ハイジ「はい・・・ってそういう問題じゃ無いと思う!!」
つぎの日、ハイジは家族全員からからかわれたとか・・・。
97
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/07(火) 15:28:23
ひっさしぶりに!!第三十五話のスタート!!
魅羅「あ〜〜〜。」
haruka「ちょっと、一人だけ陣取らないでよ。」
魅羅「は〜〜〜。」
ロベルト「お〜い、聞こえてるか〜?」
魅羅「いぇ〜〜〜。」
kaze「いいえ、っていったのか?」
魅羅「う〜〜〜。」
かりんとう「何でもいいから早くして。」
魅羅「・・・。」
かりんとう「なんで私の時だけ何も言わないのよ。」
だんだんだん「あっちぃ〜よ〜。ちょ、早く順番変わって。」
ハイジ「もう!だらしないわねえ・・・。」
廃土「仕方ないだろ?クーラーが壊れて扇風機しかないんだから・・・。」
廃土家は全員扇風機の前に集まっていた。
廃土家のエアコンは、ここ二、三日、まったく動かなくなっていた。
ハイジ「ホントにどうしてかしら?」
廃土「ま、今日修理屋を呼んであるからすぐわかるよ。」
修理屋「ごめんくださーい。」
ハイジ「あ、来た。」
修理屋「どうも。」
廃土「あ、お願いします。エアコンが動かなくて・・・。」
修理屋「ちょっとお待ちを・・・。」
そう言うと、エアコンのふたを開けて調べ始めた。
数分後・・・
修理屋「ちょっとつけてみてください。」
廃土「スイッチオン!!」
ヴ〜
廃土「動いたぞ!!」
haruka「ホント!?」
ロベルト「やった〜!!」
魅羅「わ〜〜〜〜。」
kaze「いつまでやってるんだよ!」
かりんとう「これで仕事がはかどるわ。」
だんだんだん「よかった〜。」
ハイジ「でも、何で動かなかったんですか?」
修理屋「これです。」
修理屋が出した手のひらには、いっぴきのヤモリが黒こげになって乗っていた。
ハイジ「ひっ!」
修理屋「ヤールーがクーラーに引っかかってたみたいですね。」
廃土「え?ヤールー?」
修理屋「ヤールーも知らないんですか?はっしぇ!沖縄では当たり前よ〜?」
修理屋が急にナマリだした。
ロベルト「え?あの、もしもし!?」
修理屋「あ、すいません。僕地元が沖縄なんで・・・。ヤールーっていうのはヤモリの事ですね。」
ハイジ「あ、あ〜、ハイハイ。なるほどね。」
修理屋「すいません、時々こうなるんです。」
廃土「いえいえ、気にしないでください。」
修理屋「じゃあそろそろ、帰りましょうね〜。次何かあったら呼んでくださいね〜。」
修理屋はそう言って帰って行った。
廃土「またなまったぞ?」
haruka「どうなってんの?」
不思議な空気の流れる廃土家でした。
98
:
凛々
:2007/08/08(水) 15:13:45
wwwとっても面白いです
99
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/08(水) 17:18:52
>>98
ありがとうございます!
面白いと思ってもらえて光栄です。
100
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/09(木) 18:23:41
三桁目突入です!!やっと・・・。(^_^)v
はい、記念に番外編行ってみましょう!!
第三十六話のスタート!!
ロベルト「殿〜!」
廃土「どうした〜!」
ここは雑談城。今日も一騒動起こるようで・・・。
ロベルト「大変です。」
廃土「な、何事じゃ!?」
ロベルト「隣の国の・・・。」
廃土「ま、まさか!!ついに攻め込んで来たのか!?」
ロベルト「いえ。隣の国の独り言城からフロド様、ジキル様、いかチョコ様がお見えです。」
廃土「・・・毎回毎回騒がんと話をすすめられんのか?」
ロベルト「一応お約束なんで。」
廃土「まあよい。通せ!」
ロベルト「はっ!フロド様〜!ジキル様!いかチョコ様〜!」
ロベルトが呼ぶと三人が入ってきた。が、格好が変である。
チャラ チャラ チャラ チャラ
廃土「?」
フロド「お久しぶりです。廃土さん。」
チャラ チャラ
ロベルト「・・・?」
いかチョコ「ういっす。ロベルト。kazeはいる?」
チャラチャラ
廃土・ロベルト「?」
ジキル「いやあ、懐かしいなあ。ここは。」
ジャラジャラ
廃土「・・・さっきから気になっとったんじゃがなあ。そのチャラチャラは何じゃ?」
ジキル「何言ってるんだい兄さん。これは、今流行のアクセサリーじゃないか!」
いかチョコ「そうそう!金のネックレスさ!!」
廃土「・・・この時代のこの国にそんなモンがあるか〜!!」
ジキル「あ、そっか。じゃあ小判のネックレス!」
廃土「変えりゃ良いってもんじゃない!!」
ロベルト「いいなあ〜。」
いかチョコ「良いだろう〜。」
フロド「やめなさい。失礼です。」
ジャラジャラジャラ
廃土「二人より音が酷いのはわしの気のせいか!?」
kaze「チャラッチャラうるさいです!!魅羅さまがお勉強中です!!」
kazeがとなりから飛び出してきた。
いかチョコ「うぃ〜っす。」
kaze「・・・お前なんかキャラ変わってない?」
いかチョコ「そうか〜?」
ジキル「ま、気にしなくても良くね?」
フロド「そうそう。気にしない気にしない。」
廃土「しゃべり方もおかしくなってるぞ!」
ロベルト「良いな〜、良いな〜。」
廃土・kaze「欲しがるな!!」
一体どうなる事やら・・・。続く!
廃土「やっぱり続くんだ・・・。」
101
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/08/19(日) 14:44:10
100おめでとう^^
続き、楽しみに待ってま〜す
ジャラジャラ。。。。(。・◇・)
102
:
kaze
:2007/08/20(月) 02:46:04
かりんとう「haruka〜。めざまし貸して。明日の朝早く起きれるか心配で〜」
haruka「机の上にあるから勝手に持ってってー」
かりんとう「あいあい」
そのまま目覚まし時計を取ろうとしたかりんとうの手がふと止まり、その横に
落ちていた物を拾う。時計の破片・・・
かりんとう「・・・目覚めのharuka強暴説浮上!!!?」
haruka「言っておくけど、落として壊れただけだから」
三七話 『』
夏休み中の統一試験の日・・・
午前中の試験を終わらせ、学食に腹を満たしにきた四人がいた
haruka「たまには学食をいいかなって思ったんだけど・・・」
kaze「確かにこの時間じゃあしょうがないだろ」
学食内は同じ試験を受けにきた学生が同じように腹を満たしに溢れ返っていた
いかチョコ「これなら時間をずらせばよかったか?」
瑠璃「ですけど・・・それじゃあ午後の試験に・・・・間に合わないですよ」
kaze「あんなもん、形だけやっときゃだ〜いじょう〜ぶ
俺、どうせ推薦で行くつもりだし」
haruka「受験生とは思えんな・・・」
そうこう言いながら行列の後ろに付く
kaze「あ〜、行列に並ぶとロベルトのやつに連れてかれたイベントを思い出すなぁ
いい思い出などなかったが・・・」
haruka「コミケだったっけ。まったく、あんなところ行ける人の気がしれないんだから」
いかチョコが少々動揺を見せたが気にしないでおこう
いかチョコ「え〜と、あ!ほら。何食べるんだ?順番来る前にきめとかないか?」
kaze「ん〜!?まあカレーでいいかな 当たり外れないし」
haruka「私はラーメン!みそで、コーンとわかめ多めでね」
いかチョコ「ちなみに俺はかつ丼だな バイトで金入ったし で、瑠璃ちゃんは?」
瑠璃「え・・・?」
妙におどおどしている 見かねてharukaから愛の手が出た
haruka「いかぁ・・・ 瑠璃は純真だからあまりアプローチ掛けないでよね・・・
瑠璃も瑠璃よ 聞かれたならはっきりしなさいよ」
言っている事が滅茶苦茶だ、の突っ込みをkazeはすんでのところで飲み込む
瑠璃「え・・・と、あの・・・、こういうなら・・ぶ事がなくて・・・
主に家で一人・・・だったりで、外で食事は・・・」
haruka「つまり、今までこういうところに来たことないから、どうしたらいいのか知らないってこと?」
コクッ
kaze(格差社会の実態がわかる話なのに、瑠璃が言うとどうして嫌味に聞こえないんだろー??)
いかチョコ「わかんないなら間違いなく俺に聞きな 手取り足取り教えてやるから」
横で性懲りもなく瑠璃に近づこうとするいかチョコにげんなりしてkaze一言、
kaze「いか、丼の列むこうだぞ」いかチョコ「え”っ」
そそくさと並びなおすいかを見送りホッとする瑠璃
瑠璃「あ、あの・・・ありがとう・・ございます・・・」
kaze「ん?何かしたつもりないが それよか順番回ってきたぞ」
haruka「え?あ、はいはい みそラーメンください わかめのせて」(ふぅん この二人…)
kaze「何見てるんだ?大盛のカレー ルー多めで」
haruka「ちゃっかりしてるわね」
kaze「ルーはタダみたいなものだからな しっかり貰っておかなきゃ」
しばらくして、二人の料理が並んだ
kaze「先行って席取っとくからな」haruka「うい お願いね〜」
その間、瑠璃はレジの前でおろおろしっぱなしであった
一通り流れを教えたが、harukaの溜息は尽きないことは確かである
瑠璃「あの・・・醤油ラーメン・・・・くださ・・い」
消えそうな声で注文する瑠璃と、ホッと胸をなでおろすharukaに学食のおばちゃんが一言、
おばちゃん「ごめんねぇ さっきの娘で麺が無くなっちゃってね
ラーメン売り切れだよ」
刹那、瑠璃完全結晶化
haruka「るりぃ、よかったら私の食べる?私はきつねうどんにするから・・・」
瑠璃「ごめん・・・ありがとう・・・・haruka」
kaze(これはこれでいい経験になったって言えるのかなぁ?)
冷め始めたカレーを突っつきふと思うkazeなのであった
103
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/20(月) 12:00:10
続きスタート!!
ロベルト「殿〜!!」
廃土「何じゃ〜!!」
ロベルト「おはようございます!!」
廃土「それだけかぁ!!」
ロベルト「はい、それだけです!!」
廃土「・・・気はすんだか?」
ロベルト「お陰様で。」
二人が話していると向こうから魅羅がやってくる。
魅羅「父上〜!勉強終わったから城下で遊んできてもいいかのお?」
廃土「よいぞ。」
魅羅「やった〜!ロベルト。行くぞ!!」
ロベルト「はいは〜い。っていうか、今日は殿も一緒に行きましょうよ。」
廃土「ん!そうだな。今はハイジもいるし・・・。久しぶりに行ってみるか!!」
と、いうわけで服を着替えた廃土一行は城下を散策することになったのだが・・・。
魅羅「父上〜!見て〜!あれ!」
廃土「ん?・・・はぁ!?」
廃土の目線の先には、土産屋が・・・。
ロベルト「どうしました?」
廃土「いやいや!この時代に土産屋があるのもどうかとおもうけど・・・。
そこじゃなくて、土産屋で売ってるやつ!!」
ロベルトが見ると、金のネックレスが・・・。
ロベルト「うわっ!たくさんある・・・。まぶしい!!」
ジキル「やあ!兄さん!!久しぶりだねえ!!」
ジキルが向こうからやってくる。もちろん金のネックレスをつけて・・・。
廃土「何で、自分の国じゃなくて他の国でもうけようとする!?」
ジキル「いやだなぁ!!ビジネスじゃないか!!」
廃土「おい!大丈夫か!?熱でもあるんじゃないか!?」
ロベルト「すいませ〜ん!金のネックレス一つ下さ〜い。」
廃土「買うなぁ!!」
店員「まいどありぃ!!」
廃土「おっ・・と。めまいがしてきたぞ・・・。」
魅羅「ロベルト!!父上がちょっと大変じゃ!今日のところは買えるぞ!!」
ロベルト「は〜い。」
それから二日後
ロベルト「殿〜!!」
魅羅「大変じゃ〜!!
廃土「どうした!?」
ロベルト「これこれ!!」
ロベルトが持っていた紙を廃土に差し出した。
廃土「瓦版ではないか?」
ロベルト「この記事見て!!」
廃土「ん!?これは・・・。」
『衝撃!!金のネックレス偽造事件!!』【今回の事件の首謀者は独り言城の関係者三名とされている。
その他の詳しいことは一切不明だが犯人達は[自分たちは何も悪いことはしていない]と開き直っているそうだ】
廃土「えぇ〜!!」
ロベルト「俺のネックレス偽造だった〜!!」
魅羅「嵐を呼んだの。」
廃土「いやいやいやいや!!今回の三名ってまさか・・・。」
ロベルト「今独り言城の知り合いに聞いたら、昨日の夜からいかチョコさん達の姿が見えないそうです。」
廃土「やっちゃった!!」
頭を抱える廃土でした・・・。
104
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/08/20(月) 18:38:03
おおっ〜〜
今日は2本立てだぁ〜〜
暑さを忘れて夢中で読んでしまったw
105
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/21(火) 21:23:05
今回はちょっとストーリーを変えてみます。ファンタジーに挑戦!
番外編というとこで、三十八話とは数えません。
kaze「・・・結構多いね。」
今回のダンジョンは、北の国の『氷の洞窟』。何かと出てくる雑魚キャラに嫌気がさしていた。
kaze「一気に倒しちゃおっかな・・・。」
神経を集中させた。
kaze【プレス】
目の前の敵が一気に押しつぶされていく。
kaze「重力系の魔法はグロテスクだねえ・・・。」
そう言ってどんどん奥へと進んでいく。
kaze「これかな?」
目の前の埋もれている宝石を取り出した。
kaze「う〜ん・・・。敵は弱いけど、かなりの数。それにこの洞窟、結構迷いそうだねえ・・・。Cランクってとこかな?」
評価シートに書き込むと、kazeはもう一度神経を集中させた。
kaze【エスケープ】
一瞬で洞窟の外へと出た。
kaze「ふう・・・。残るダンジョンはあと一つ・・・。体力はともかく、魔力がなぁ・・・。近くの町で休んでいこうっと。」
氷の洞窟からそう遠くない町へと足を運んだ。kazeの今回の仕事は、ダンジョンのランク調べ。北の国に存在するダンジョンのランクを調べるという簡単な仕事。
kaze「つ〜いた、ついた。」
町へと入っていく。
kaze「いいねぇ。活気が溢れてるねぇ。」
宿屋を探しながら、武器屋へと寄った。
主人「いらっしゃい。」
kaze「ん〜とね・・・。これで買える武器無い?」
氷の洞窟で取った宝石を差し出すkaze。
主人「ん〜・・・。この剣と、この杖。どっちか一つだね。」
kaze「剣!!」
主人「毎度あり〜。」
kazeは店を出てあたりを見渡した。すると、右側に宿屋があった。
kaze「今日ついてるジャン。」
そう言って、宿屋に入っていった。名簿に記入して部屋の鍵を貰う。
kaze「俺の部屋は〜っと。」
ドアを開けて、部屋へと入っていった。
kaze「もう今日は寝る!!」
疲れていた事もあり、すぐに寝てしまった。つぎの日・・・。
kaze「ん〜・・・。朝か?あれ?外が騒がしい。」
窓から見ると、三人の男が一人の少女を囲んでいる。
kaze「・・・野次馬根性!!ちょっと見に行ってみよっと。」
人混みの間をすり抜けて、すぐ近くまで迫った。
男「さっきから聞いてりゃ、生意気いいやがって!!」
haruka「口臭い!」
まわりの話を聞くと、あの少女と男の肩がぶつかったようである。
男「やっちまおうぜ!」
haruka「望む所よ!!」
男達が一斉に襲いかかる。
kaze(・・・あの男達、職業は盗賊かな?)
kazeがそう思っていたその時である。
haruka【タイム】
男達の動きが一瞬にして止まる。
kaze(へぇ〜・・・。魔法使えるんだ。)
haruka【パワー・クラッシュ】
男達にかかっていたタイムの魔法が消え、男達が動き出す。かと思うと、男達はいきなりその場に倒れた。
男「ちくしょお・・・。」
haruka「相手から力を奪う魔法よ。大丈夫、しばらくすれば解けるから。」
そう言って立ち去っていった。
kaze「あ〜・・・。あの子がいたら、冒険も楽になるだろうなぁ・・・。よし!仲間に誘ってみようっと!」
そう言ってkazeは後を追った。
続く!!
106
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/08/21(火) 22:23:18
ブラボ〜〜(ノ≧◇≦)ノノ☆パチパチパチ
冒頭からワクワクしちゃって
次の行を早く読みたいと焦りながら読みました^^
夏休みの自由課題に提出したらきっと花丸もらえると思うp(・ω・´○)うん
107
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/08/22(水) 20:36:18
続きスタート!!
kaze「お〜い、待ってよ〜。」
kazeはharukaの後を追う。
haruka「?あんたさっきの奴らの仲間とか?」
kaze「まさか・・・。君さあ魔法使いなの?」
haruka「あんたにいう必要無い。」
kaze「え〜。教えてよ。」
haruka「大体、私が魔法使いだとして何?どうするの?」
kaze「仲間になって欲しいなあって思って。」
haruka「イヤ。」
kaze「何で?」
haruka「私は自分より弱い奴とは仲間にならない主義なの。」
kaze「何で俺が弱いってわかるの?」
haruka「あんた、剣もってるでしょ。剣士か勇者ってことよね?それだったら魔法のほうが断然強いわ!」
kaze「・・・そんな決めつけ良くないよ〜。」
haruka「じゃあ勝負してみる?」
kaze「俺が勝ったら、仲間になってくれる?」
haruka「良いわよ!!」
二人は間合いを取った。
haruka「先手必勝!!」
harukaは持っていた杖を振りかざす。
haruka【プレス】
kaze「うわっ!!」
kazeはなんとかよけた。
haruka「ちっ!」
kaze「危ないなぁ・・・。次はこっちから行くよ〜。」
kazeは神経を集中させ、剣を抜いた。
kaze【カット】
kazeの剣から斬撃が飛ぶ。
haruka「ふん!」
haruka【シールド】
それを防ぐharuka。
haruka「へぇ・・・。魔剣士なんだ。」
kaze「うん!この職業良いよねぇ。一石二鳥って奴?」
haruka「中途半端に魔法使ってんじゃないわよ!!」
haruka【パワー・クラッシュ】
kaze「えっ!」
突然kazeは体中から力が抜けてしまった。
haruka「この勝負私の勝ちかしら?」
kaze「まだまだこんなもんじゃないよ〜。」
kaze【マジック・リターン】
haruka「うわっ!」
harukaが倒れた。
kaze「へへ〜。」
haruka「うっ・・・。相手に魔法を返す呪文・・・。厄介だわ。」
haruka【リリース】
kaze「魔法解除の呪文!?うわぁ・・・。いいなぁ・・・・。」
haruka「ちっ!こうなったら!」
harukaは杖を天に向けて突き出す。
haruka【大地の精よ 主人の障害を全て打ち砕け!!】
突然地震が起こりだした。
kaze「うわぁ・・・。モンスター召還でもすんのかな・・・。」
haruka【ゴーレム】
目の前に巨人が現れた。kazeにむかって拳を振りかざす。
kaze「えぇ〜・・・。地面系?ん〜と・・・。これならどうだ!!」
kaze【アクア・ボム】
無数の水の固まりが現れ、巨人を直撃していく。
haruka「ちっ。これ以上こいつに任せる訳には・・・。」
haruka【リリース】
巨人が一瞬にして消えてしまった。
kaze「ふ〜・・・。」
haruka(まずいわ・・・。魔力が残り少ない。あっちはどんだけ余裕かましてんのよ!)
haruka「これで終わりよ!!」
haruka【クレイ・ボム】
kaze「粘土ぉ〜!?」
無数の粘土がkazeに向かって降り注ぐ。
haruka「・・・やっぱりその程度よね。」
harukaが後ろを向いたその時である。
kaze【ボム】
粘土が吹き飛んだ。
kaze「危ないなぁ・・・。う〜ん。魔力も残り少ないし、これで最後ね。」
kaze【リーチ】
kazeの剣が伸び始める。
haruka「!」
kaze【カット】
ありったけの斬撃がharukaのまわりに落ちる。
haruka「・・・くっ。」
harukaが魔法を唱えようとした、次の瞬間、斬撃がやんで目の前にkazeがいた。
kaze「チェックメイトだねえ。」
harukaの喉もとに剣があてられている。
haruka「・・・悔しい〜!!」
kaze「仲間になってくれるでしょ〜?」
haruka「・・・約束だから。」
kaze「やった〜!!これからよろしくね〜。」
haruka(・・・それにしても、魔法を二つ一気に唱えるなんて。ただの魔剣士じゃなさそうね。)
kaze「お祝いやろ〜。お祝い!!あっちに美味しい料理屋があるんだ〜。」
haruka「はいはい。」
kazeに手を引っ張られて仕方なくついて行くharukaでした・・・。
終
108
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/08/31(金) 19:56:05
魔剣士って職業があるなんて(゚Д゚;))
いいなぁ〜〜。。。魔法。。。
ああっ(゚Д゚;))
続くって期待してたら終わりの文字がぁ<(T◇T;)>
いいとこでCMにいくTV番組のように
終り方もうまい( ̄∇ ̄;)!!
これ、アニメにしたらおもしろそうと思うのは
私だけだろうか。。。?(A+ω+ *)
109
:
kaze
:2007/09/14(金) 00:50:03
「残り十分」という先生の声が静かな教室に響く
その一角で、テスト用紙に文字を書き込んではしきりに消すkazeと、
すでに書き終えのほほんとした表情でkazeの焦る様子を見ているいかチョコがいた
kaze「〜〜〜・・・」
いかチョコ(あいつあの様子じゃまったくやってないな、テスト勉強・・・」
ビリッ!!
kaze「あっ!!」
三十八話 『そよ風ではときに奇跡をみる』
haruka「え?テスト範囲のところ教えてくれって?・・・あなた今何年生よ」
テスト一週間前という追い上げ期間の頃・・・
kaze「いやいや、協力するという広い心の前に年齢の壁なんてないのだよ。haruka」
haruka「わけわかんないこと言ってないで。今回は私も危ないの
教えてほしかったら、だん兄とか大学生に聞きなさいよ」
だんだんだん「ん〜?kazeやharukaがわからなくって、俺がわかるわけないだろう」
kaze「いや!!あなた大学生でしょ!俺が言えることじゃないけど・・・」
かりんとう「断固拒否!!」
kaze「何も言ってないのに・・・」
かりんとう「大体ねぇ、あんたこの前教えてあげた時のテスト、散々だったじゃない
しかもその時の見返りが、プロ野球中○ドラゴ○ス戦の家内観戦優先席の
チケットなんて・・・。ただテレビが一番見やすい場所を優先してどーするのよ!
第一私は野球なんてクドクド・・・」
居間へと戻るkaze
kaze「あ〜・・・いかにでも聞くかなぁ。だけどもう遅いしなぁ・・・」
横で、それぞれ算数の本を見せびらかすように勉強して、明らかに出しすぎだろうと思う
仕方で国語の教科書の音読をしているロベルトと魅羅のらんらんと輝く目がkazeを見ているが
あえてスルーすることにする
kaze(・・・どうするよ)
廃土「恒例の言葉だが、日頃の学が足らんのだ。なあ、母さん」
ハイジ「あ・・・え、えぇ」
ハイジ(とは言ったものの、なぜ親は最初から戦力外なんでしょう・・・
頼ってほしいのに、あぁ・・・あの子が遠くに行ってしまったよう)
廃土「母さん・・・何を泣いているんだ??」
その後、kazeの部屋で・・・
kaze「二日目には、数学と英語に物理の三連続。三日目に科学etc・・・
もはやこのままだと赤点必死だな。かく上は・・・」
勢いよく椅子から立ち上がり、ハッキリ宣言した
kaze「テストの王道(kazeが勝手に決めた)、『一夜漬け』の出番だ!!!」
ゴチッ
外の廊下で、kazeがテスト勉強で困っていると聞き、教えてあげると言いたくて
結局言えずに部屋の前まで来てしまい、そこで前途の宣言を聞いて瑠璃が
思いっきりこけた音が鳴り響いた
テストの結果が返った日
ハイジ「すごいわねぇ。harukaも瑠璃ちゃんもどれも高得点を取ってるじゃない」
瑠璃「いえ・・・それほど・・・・でも・・」
haruka「まぁ、下には下がいるから必然にこうなっちゃうのかも・・・
そういえばさぁ、kaze?」
kaze「うん?」
haruka「あんた、瑠璃から聞いたんだけど今回一夜漬けで臨んだんだって?
どうなったのよ?まぁ、今回は特に難しかったっていかが言っていたから
何となく結果はわかるけど・・・クスクス」
笑うharukaをよそに、おもむろに解答用紙を突き出すkaze
右上のもっとも重要な、すべての人に対し決して平等に振られない赤の数字は三桁・・・
kaze「おかげさまで!!!」
haruka「納得いかねー!!!」
110
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/14(金) 17:20:57
三十九話のスタート!!
ハイジ「・・・ロベルト、勉強は?」
ロベルト「大丈夫だって〜。」
ハイジ「でもねぇ。勉強しといた方が絶対テストの点も上がるのよ?」
ロベルト「それはもう体験済みだってば〜。」
ハイジ「kazeもそれで、今回は高得点よ!」
ロベルト「はいはい、やってきますよ〜っと。」
そう言ってロベルトは自分の部屋に戻っていった。
ロベルト「この問題集でもやってみようかな・・・。」
ハイジ(がんばてるわねえ・・・。)
ドアの隙間からロベルトをのぞいて、満足するハイジ。
〜そして、二時間後〜
ハイジ(おじゃましま〜す。)
ロベルトが寝てから、ハイジはこっそりロベルトの部屋に入っていった。
ハイジ(どれどれ、どんな具合に進んでるかしら・・・。)
ハイジは、ロベルトがやっていた問題集を見てみた。
『問題1 次の言葉の対義語を答えなさい。』
①開ける
ハイジ(ほうほう・・・。)
ロベルトの答え・・・【開けない】
ハイジは一瞬こけそうになる。
②押す
ロベルトの答え・・・【押さない】
ガラガッシャーン!!
思わずこけてしまい、隣にあった小物を落としてしまった。
ロベルト「何々何々!!」
ハイジ(まずい・・・。)
ロベルト「・・・目覚ましか。」
そう言ってロベルトは眠りについた。
ハイジ「どんだけぇ〜!!」
ハイジはそう叫んだ。
111
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/14(金) 22:09:03
連続ですが、四十話スタート!!今回はもう一度ファンタジーに挑戦!!
haruka「・・・よく寝た。」
harukaは宿屋のベッドで目を覚ました。
haruka「・・・こいつはいつまで寝てんのよ。」
隣のベッドで気持ちよさそうに眠っている、kazeをたたき起こした。
haruka「ほら!起きなさい!」
kaze「ん〜・・・ひゅれしゅ。」
どうやら寝言を言っているようだ。
haruka「ええ!?何!?起きなさいってば!!」
kaze「ん〜!!」
kaze『プレス』
次の瞬間、宿屋の床が一部抜けて下の階に落ちていった。
haruka「・・・は〜ん。そっちがその気なら。」
haruka『ナイト・メア』
kaze「・・・!!ぎゃ〜!!!」
一瞬でkazeは飛び起きた。
kaze「全くさ〜、酷いよ〜。あんな起こし方するなんて。」
haruka「あんたが、いきなり重力第三級の魔法使ってくるからでしょ!」
kaze「確かにそうだけど〜。」
町中を歩きながら、喋る二人。
kaze「あ、そう言えばまだ仕事が残ってるんだった!!」
haruka「仕事?」
kaze「うん!この国のダンジョンを全て調べあげるっていう仕事なんだけど・・・。」
haruka「あんたそんなかったるい仕事してんの?そんな仕事より、用心棒とかの方が絶対良いって!」
kaze「でも、そのダンジョンで拾ったアイテムは全部自分の物にしていいんだって!そこにひかれたんだよ!」
haruka「ふ〜ん・・・。で?これからその仕事をしにいくの?」
kaze「・・・お願い!!給料山分けするから一緒についてって!!」
haruka「・・・良いわよ。給料山分けだったら。」
kaze「ホント!?ありがと〜。」
と言うわけで、最後のダンジョンに二人は向かった。
〜ノース・レイク〜
haruka「ここ?」
kaze「うん!」
そこは湖だった。
haruka「ここが、ダンジョン?ただの湖じゃないの。」
kaze「それがさあ、そうじゃないんだよね。」
kazeはそう言って湖に向かって手を突き出した。
kaze『湖の神よ!!我が名はkaze!!このダンジョンに挑む者!!その正体を我が目の前に現したまえ!!』
次の瞬間、湖の水がどんどんひいていく。湖の中心を見ていると、だんだんと洞穴の入り口が見えてきた。
haruka「すごい!!」
kaze「さ!行こう!!」
kazeとharukaは入り口へと入っていった。
haruka「くらいわ〜。ねえ、火の魔法使って良い?」
kaze「使えるんだったら使ってごらん。」
haruka「?何言ってるの?」
harukaは手を前に出す。
haruka『ミニ・ファイア』
一瞬火がついたようだったが、すぐに消えてしまった。
haruka「え、何で?」
kaze「ここは湖の神の属性が強いんだよ。」
haruka「つまり水ってこと?」
kaze「うん。この洞窟の中は、外と比べて異常に湿度が高いんだ。」
haruka「え〜、じゃあどうすんの?」
kaze「目が慣れるのを待つんでしょ。」
haruka「はあ・・・。」
二人はどんどん奥へと進んでいった。
?「ん?誰かこの洞窟に入ってきたのかしら?・・・一人は魔剣士、一人は魔法使いみたいね。」
この人物の正体は?
続く!!
112
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/09/14(金) 22:49:32
>>109
括弧内の心の声が妙にリアルで切ない<(T◇T;)>
こうゆうセリフを書けるkazeさんにびっくり(゚Д゚;))感心してしまった
>>110
思わず「これだけぇ〜〜」とつっこんでしまったw
>>111
きゃぁ〜〜続きだぁヽ(≧∇≦)ノありがとう〜〜
わくわくしちゃうよぉ〜〜
113
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/15(土) 14:09:58
後編スタート!!
haruka「ちょっと、まだつかないの?」
kaze「しっ。近くにモンスターがいるよ。」
haruka「こんな暗くちゃ見えないわよ。」
北の国の最後のダンジョン、ノース・レイクに挑んでいるkazeとharuka。
kaze「まあまあ、君のあのワザがあるじゃないか〜。」
haruka「こんだけ暗いと標準合わせにくいんだけど。」
haruka『パワー・クラッシュ』
まわりで、何かが倒れる音がした。
kaze「よし!どんどん進もう!」
haruka「人任せじゃん!」
その時である。突然背後に人の気配がした。
haruka「!誰!?」
?「あなた達こそだれですか?勝手に入ってきて。」
kaze「仕事だよ〜。」
?「まさか、業者の人間?」
kaze「?何のこと?僕達はダンジョンレベルの調査をしにきてるんだよ〜。」
?「そうですか・・・。なら良いのですが。」
haruka「じゃあこんどはこっちの質問に答えなさいよ。あんたは誰?」
?「私ですか?瑠璃といいます。」
その時、洞窟が明るく照らされた。
kaze「え!」
瑠璃「照明の魔法です。水の属性が強いと言っても、光には関係ありませんから。」
haruka「そっか!」
kaze「ねえねえ、君も魔法使いなの〜?」
瑠璃「いいえ。私の職業は聖騎士ですが。」
haruka「?何それ。聞いたことないけど。」
瑠璃「最近できた職業なので当然です。」
kaze「でも珍しいねえ。女の人が騎士なんて。」
瑠璃「今は男女関係ないですから。」
kaze「ところでさあ、瑠璃さん。さっき言ってた業者の人って何?」
瑠璃「私が今行っている仕事の話です。」
haruka「どんな仕事してんの?」
瑠璃「この湖を埋め立てようとしている業者がいるんです。その業者からこの湖を守るのが仕事です。」
kaze「?でもさあ、この湖って神様がいるんでしょ?」
瑠璃「今は不在です。」
kaze「どうして。」
瑠璃「新婚旅行だそうです。」
haruka・kaze「はぁ!?」
瑠璃「近くの湖の女神と結婚したそうで、今はここより寒い別の国で旅行中です。」
kaze「・・・すごいねえ。最近は。」
三人が話していると、奥から足音が聞こえてきた。
瑠璃「奴らがきたようです。灯りを消します。」
あたりは真っ暗になった。
社長「このあたりだろ?へんな女の騎士が出るって言うのは。」
部下「はっ。何人もの同僚達が犠牲になっています。犠牲になった者は皆同様にありえない強さの女騎士に出会ったと。」
社長「ふん!情けない。」
瑠璃「あなたも笑っていられるかしら?」
瑠璃が突然飛び出し、魔法を唱えた。
瑠璃『ライト』
急に洞窟内が明るくなる。
kaze「危険だよ!相手がどんな奴か知らないのに。」
瑠璃「大丈夫です。私、そういうの得意なんで。」
haruka「?得意とかそう言う問題じゃないでしょ!」
社長「俺が直々に相手にきてやった。さあ、かかってこい!」
瑠璃『ホーリー』
瑠璃の手から無数の光が飛び出す。
社長「こんなもの!」
社長『サイコキネシス』
光の動きが止まる。
kaze「まさか!エスパー!?」
haruka「生まれもっての才能が無いとなれないっていう職業よね?」
kaze「うん!エスパーなんてめったにいないけど、そのワザの強さはトップクラスなんだ。」
瑠璃「やはりエスパーですか。厄介ですね。」
社長「余裕だな!」
社長『コントロール』
光は瑠璃に向かって戻っていく。
瑠璃「あまい!!」
瑠璃『ホーリー・ボム』
光は爆発を起こした。
社長「くっ!」
kaze・haruka「・・・すげぇ〜〜!!」
瑠璃「あなたたちも援護して下さい!!」
kaze「あっ、ごめん。」
kaze『カット』
斬撃を相手に飛ばす。
社長『クラッシュ』
斬撃は消え去る。
kaze「へえ〜。魔法も少しは使えるんだ。」
社長「ま、一応な。」
haruka「私だって。」
haruka『ファイア』
シュッっという音がしてマッチでつけたような火が出てきた。
社長「ちっちゃ!!」
kaze「だから言ったジャン!!」
この先一体どうなる!? 続く!!
114
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/09/18(火) 02:49:29
>>113
うわぁ〜〜もう新作が出てた
前回、3本立てだったのに(゚Д゚;))凄い
2人だけでも充分面白かったけど
新しいメンバーも加わって、続きがますます楽しみヽ(≧∇≦)ノ
115
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/22(土) 07:24:48
第四十一話のスタート!!
社長『サイコキネシス』
瑠璃『ホーリー・ボム』
kaze『カット』
社長『クラッシュ』
北の国のノース・レイク。この湖を埋めようとしている業者と戦っているkaze達とそこで出会った瑠璃。
haruka「私だって!」
harukaは呪文を叫んだ。
haruka『パワー・クラッシュ』
だが社長には効いていないようだ。
haruka『タイム』
これも効いていない。
haruka「!何で!?」
社長「エスパーの能力を熟知していないようだなぁ!」
kaze「ちゃんと勉強しといてよ〜!静止の魔法や力奪の魔法は超能力系に分類されるんだよ!」
haruka「同じ属性だから効かないってこと!?」
瑠璃「そういう事ですよ!」
瑠璃は社長の飛ばしてきた石をよけながら言った。
haruka「でも!私の攻撃魔法は威力が高いし、炎系も使えないし・・・。近づいたらやられちゃうし。」
瑠璃「何かないんですか!?サポート系の魔法とか!」
haruka「サポート系の魔法って言われても・・・。あ!」
kaze「何かあった!?」
haruka「うん!一個だけ!」
そう言ってharukaは社長に向かって突進していく。
瑠璃「危険です!」
社長「はははは!自分から倒されにきやがったのか!?」
社長『サイコキネシス』
harukaの動きが止まる。
kaze「ああ!やっちゃった!」
haruka「・・・かかったわね。」
社長「!?」
haruka『マジック・ポイズン』
社長はヒザから崩れ落ちた。
瑠璃「!?一体どうなってるんですか?」
haruka「便利な魔法なのよ、これ。静止の魔法みたいに、攻撃とは異なる呪文をかけられるでしょ?
んで、この呪文を唱えると、かけた相手に毒を与えることができるの。私の場合レベルがまだ低いから、マヒ程度にしかならないけど。」
社長「う・・・。」
既に喋れなくなっている。
瑠璃「さて。」
kaze「行きますか。」
二人は同時に呪文を唱えた。
瑠璃『ホーリー』
kaze『プレス』
あたりに打撃音が響き渡る。
部下「ひっ!いやぁぁぁぁ!」
叫びながら逃げていく部下。
kaze「・・・このひと、死んじゃった?」
haruka「気絶してるだけよ。それより、外に出ましょ。湿気がひどすぎる!」
瑠璃「湖の神が戻ってきたようです。」
kaze『エスケープ』
三人は一瞬で洞窟の外に出ていた。
湖の神「おお、瑠璃。ご苦労じゃった。」
haruka「新婚旅行は楽しかった?」
顔を赤らめながら湖の神は答えた。
湖の神「お、おお!楽しかったぞ。というか、そなたらは誰じゃ?」
haruka・kaze「仕事です!」
湖の神「ふむ、まあ良かろう。おお、そうじゃ忘れるところじゃった。瑠璃、これは報酬じゃ。」
一枚の紙切れを差し出してきた。
瑠璃「これは・・・。」
kaze「ワープチケットだ!」
haruka「確か〜・・・。ワープを使えない魔法使いでも、このチケットさえ持っていれば唱えられるっていうチケットよね?」
湖の神「一回分じゃぞ?ちゃんと使い道考えないと・・・。それじゃ、わしはこれで。」
湖の中に沈んでいった。
haruka「ねえ、このチケットどうする?」
kaze「今度はさぁ、暖かいところに行きたいなぁ。」
瑠璃「私の故郷にきてみませんか?」
kaze「どこなの?」
瑠璃「サウスアイランドです。」
haruka「メッチャクチャリゾート地じゃないk!」
kaze「わ〜!やったぁ!あ!僕自分の仕事まだ終わってない。」
haruka「それにこの業者の奴も治安局に渡してこないと。」
足下で気絶している社長を見るharuka。
瑠璃「あ、そう言えばまだ名前を聞いていませんでした。」
kaze「kazeだよ〜!」
haruka「harukaっていうの。よろしく!」
瑠璃「はい、宜しくお願いします。さて、それじゃあまずは業者とkazeさんの仕事から片付けてきますか。」
kaze「うん!」
三人は仲良く並んで街へ戻っていった。
続く・・・かな?
116
:
美帆
:2007/09/24(月) 15:46:52
アダルトあり?
117
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/24(月) 16:13:38
ナシです。
118
:
和也
:2007/09/24(月) 16:19:09
俺と優衣(ゆい)は同じマンションのとなりの部屋に住んでいる。
優衣とは幼稚園からの幼なじみで、お互いを裏切ることは絶対にしないと
誓っていた。
でも俺はその一週間後、優衣をあまりにもひどいやり方で裏切ってしまうの
である。
その頃俺たちはもう中学一年生で、あまり遊ばなくはなったが、たまに話し
たりする、少し微妙な仲だった。
俺は一応サッカー部に入っていて、そこの先輩達はほとんどが不良でたまに俺
も一緒に悪い事をしていた。
だかつい最近知ったのが、同じサッカー部の同級生の友達を先輩達はひどく
いじめていた。俺は先輩達に訴えた。
俺「先輩、それ・・・・俺の友達です・・・。」
先輩「・・・だったら何だっつんだよ」
俺「その・・・」
俺は先輩のきつい一言に肩をすぼめた。
先輩「そっかー。お前いい奴だと思ってたのに・・・・・・
お前もいじめられてぇの?」
俺「えっ?!」
正直超ビビった。
先輩「ははっ!!!いじめられたいなら最初から行ってくれればいいのにぃ〜
喜んでいじめてあげるよォ〜」
俺「嫌だ・・・・」
震えながら俺はつぶやいた。
先輩「ま、今から言う事、聞いてくれたら・・・・まぁ許してやるよ。 なぁ。」
俺「・・・・」
先輩「お前の友達に佐藤 優衣って子がいんだろ」
俺「えっ」
あの先輩達の言うことだ。俺は先輩達が何を言おうとしてるのか、直感で
分かった。
この後俺は優衣を裏切る事になる。
119
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/09/28(金) 19:28:49
和也さんの小説の間にちょっとお邪魔して・・・。
第四十二話のスタート!!(これから少しファンタジーよりになると思います。)
kaze「ふ〜!やっと終わった〜!」
調査結果を役場に提出してきたkaze。街の広場で待ち合わせをしていた。
haruka「あ!やっときた!」
瑠璃「kazeさん!こっちです!」
kaze「ごめ〜ん!担当の人が現れなくてさ〜。」
kazeは二人の元へと走っていく。
haruka「こっちも業者がなかなか白状しないのよ〜。」
瑠璃「でもharukaさんが言ったら、言うこと聞きましたよね。」
haruka「・・・それは言っちゃいけない。」
kaze「まあまあ。それよりさぁ。早く行こうよ〜。サウスアイランド!」
瑠璃「harukaさんお願いします。」
haruka「オーケー!」
harukaは瑠璃の持っていたチケットを手にとって呪文を唱え始めた。
haruka『この世界の空間を司る神よ 我らを導きたまえ!』
まわりの景色が変わっていく。
haruka『テレポート』
kaze「気持ち悪いよ〜。」
目の前の景色が曲がってみえる。
瑠璃「うっ・・・。」
一瞬倒れそうになる。
haruka「頑張って!もう少しだから!」
harukaがそう言った瞬間、景色がハッキリしてきた。
瑠璃「着きました!」
kaze「やった〜!」
haruka「は〜!空間移動の魔法は結構魔力使うわ〜!」
kaze「おつかれさん!」
瑠璃「さあ、私の実家へ行きましょう。」
kaze・haruka「うん!」
三人は喋りながら歩いていく。
瑠璃「でも良かった〜!家から遠い場所に到着したらどうしようと思いましたもん。」
haruka「ホントにラッキーだったわ〜。ワープチケットは欠陥品だからどこに飛ばされるか分からないのよ。」
kaze「ね〜。瑠璃さんの家ってどんなとこ?」
瑠璃「う〜ん。畑がたくさんありますね。」
haruka「は・・・。畑。」
kaze「瑠璃さんに似合わね〜!」
瑠璃「これでも昔は畑仕事に精を出していたんですよ。」
haruka「へ〜。・・・!?」
すぐ後ろで何かの気配がする。
kaze「来てるのかな?」
瑠璃「モンスターだと思います。」
次の瞬間、ヘビのような生き物が飛び出してきた。
瑠璃「!スネークドッグ!」
haruka「何かヘビに足が生えてるけど?」
kaze「しかも毛むくじゃらだし!」
瑠璃「この土地にしか生息していない珍しいモンスターです。売るとかなりのお金になります!」
haruka「お金になると分かれば!」
kaze「レッツゴー!!」
kazeは呪文を唱えた。
kaze『プレス』
目の前の地面がへこむが、スネークドッグは華麗にかわした。
「アオ〜ン!」
一声叫ぶと走って逃げてしまった。
瑠璃「あのモンスター素早いうえに人をこけにするのが大好きで・・・。」
kaze「くやしー!」
haruka「次会ったときは絶対捕まえてやるんだから!!」
瑠璃「まあまあ。それより早く私の家に。」
kaze・haruka「は〜い!」
三人は走りだした。
続く・・・はず!
120
:
haruka
:2007/10/01(月) 20:46:34
相変わらず面白いデスね。いつも楽しみに読んでマス。
ロベルトくんとkazeくんの小説読むと元気になれマス^^
ありがとう^^
121
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/10/02(火) 18:00:59
後半スタート!!
瑠璃「着きました!」
haruka「ここが瑠璃さんの家・・・。」
kaze「すっご〜い!海の前だ〜!」
瑠璃の実家があるサウスアイランドに訪れたkazeとharuka。
瑠璃「ただいま〜!お父さん!お母さん!」
親父「お〜!瑠璃!!帰ってきたのか!?」
お袋「あらあら、お友達も連れてきたの?」
kaze「kazeです。」
haruka「harukaといいます。」
親父「さあさあ。あがってあがって。」
お袋「今日はここに泊まるの?」
瑠璃「ぜひ泊まっていってください!」
haruka・kaze「喜んで!!」
と、言うわけで瑠璃の部屋に荷物を置いて海へ遊びに行った三人。
kaze「うわ〜!きれ〜!」
haruka「ハイテンション〜!」
瑠璃「フフフ。」
三人は時が過ぎるのも忘れて遊びまくっていた。
haruka「ねえねえ!海の中見てよ!!すぐ近くまで人魚が泳ぎに来てるわ!」
kaze「シーホースも!」
瑠璃「ここら辺の海は、希少価値の高い生物たちがたくさん生息しているんです。」
haruka「へ〜!」
kaze「さすがだね!」
妙な気配を感じたharuka。
haruka「!!何だろう・・・。海の中からヤバイ気配を感じるんだけど・・・。」
瑠璃「すぐそこまで来てます!」
いきなり海面がもりあがって、不気味な生物が姿を現した。
kaze「こいつは!!」
奇妙にねじ曲がった剣を持った不気味で巨大な骸骨が姿を現した。
haruka「うわ〜!私こういうの苦手なのよ〜!」
kaze「たぶん・・・。シーゴースト!」
瑠璃「え!でも、ここら辺で誰かが亡くなったなんて事聞いたこともないですけど・・・。」
kaze「恐らく、誰かが連れてきたんだ!!」
haruka「そんな!!」
巨大なゴーストの前で無防備なkaze達。一体どうする!?
続く・・・よ!!
122
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/10/03(水) 18:10:25
第四十三話のスタート!!
haruka「どうしよ〜!!」
kaze「落ち着いて!ゴーストだったら瑠璃さんの神聖魔法が良く効くと思う!」
瑠璃「はい!!」
瑠璃は意識を集中させた。
瑠璃『ホーリー』
光の玉がシーゴーストに直撃する。
haruka・kaze「よっしゃ!!」
「アァァァァァ!!」
怒ったようにシーゴーストが叫んだ。どうやら効いていないらしい。
haruka「うっそ〜!」
瑠璃「私はもともとレベルが低いんで、神聖魔法の威力を高めるブレスレットをつけているんですが・・・。」
kaze「はずしてきちゃった!!」
瑠璃「どうしましょう!!」
瑠璃は泣きそうだ。
「アァァァァ!」
シーゴーストが叫ぶと、周りが嫌な雰囲気になっていく。
瑠璃「これは・・・!」
haruka「ネガティブ・ムード。」
kaze「ゴースト系のモンスター達が得意としている呪文・・・だ・・・。これに・・・かかると・・・
だんだん・・・体が・・・言うことを・・・きかなくなってくる。」
haruka「ま・・・ずいわ・・・。魔法が・・・きいて・・・きてる・・・。」
瑠璃「そんな!!私だけでは・・・。どうすることも・・・!」
kaze「瑠璃・・・さんは・・・もとも・・・と、聖騎士・・・だから・・・。
効かないんだ・・・。」
瑠璃「私が何とかしなくちゃ!!」
瑠璃はもう一度呪文を唱えた。
瑠璃『ホーリー』
光の玉がシーゴーストに直撃するが、全然効いていない。
「アァァァ・・・。」
シーゴーストがにやりと笑った。
瑠璃「!誰か〜!!」
次の瞬間、光の矢がどこからともなく飛んできた。
「アァァァァ!!」
見事に直撃。瑠璃はあたりを見渡した。
瑠璃「誰!?」
?「大丈夫ですか〜!?」
後ろから声が聞こえた。
瑠璃が振り返ると、龍のような生き物にのった男が向かってくる。
瑠璃「助かった・・・。」
崩れ落ちてしまう瑠璃。
続く!!
123
:
ハイジ
◆w0.0WHWGyg
:2007/10/05(金) 11:42:22
神聖魔法の威力を高めるブレスレット。。。ほ、ほしい(・ p ・ *)
134
:
名無しさん+α(ネオ・ファイ)
:2007/10/17(水) 17:25:51
うはwwwwwwwwwwドラゴンナイト登場wwwwwwwwwwww
そういえば俺、氷雷魔術師だったな
え?どういう意味かって?
いや、某オンラインゲームですよ
こういう系統は好きなので、続きが楽しみですw
135
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/10/17(水) 22:03:45
後半スタート!!
瑠璃「助かった・・・。」
無防備でシーゴーストに遭遇したkaze達、ピンチになったそのとき
タイミング良く登場した一人の男。
?「良かった〜。間に合った!」
男は安心した声でそう言うと、何か呪文を唱えた。
?『ネガティブ・アウト』
あたりの空気が澄んでいくのが分かる。
kaze「っと・・・。」
haruka「あ〜!!死ぬかと思った〜!」
?「さて・・・。倒しますか。」
男はシーゴーストに向き直ると、呪文を唱えた。
?『ゴースト・クラッシュ』
「アァァァァ!!」
シーゴーストは、一声叫ぶと消えていった。
kaze「強っ!」
haruka「すごい・・・。」
瑠璃「あ、あの。助けていただいてありがとうございます。」
?「いえいえ。」
haruka「あんた強いじゃない!!」
kaze「名前なんていうんですか〜?」
廃土「廃土と言います。職業は、今はドラゴンライダーです。」
瑠璃「今は?」
廃土「昔は僧侶とかやってましたね。」
haruka(ねえ・・・。ドラゴンライダーって何?)
kaze(まあ獣使いと似てるね。使えるのはドラゴン系限定だけど。)
廃土「あの、あなたたちも大丈夫ですか?」
haruka・kaze「え?大丈夫で〜す!」
瑠璃「良かった。・・・でも何でこの辺にあんなモンスターが・・・。」
廃土の表情が一瞬曇る。
kaze「・・・何か知ってるでしょ。」
廃土「え・・・。まあ一応。」
haruka「何!?何知ってるの!?」
廃土「・・・あなたたちは、ネプチューン教ってご存知ですか?」
haruka「?何それ。」
kaze「この世界にある宗教の一つ。名前がちょっとダサいけど。水の魔法の神と言われる、
ネプチューンを祭ってるの。」
瑠璃「私の両親が入っている宗教ですが。」
廃土「今、それを潰そうとしている組織があります。」
瑠璃「!」
廃土「あ!まずい!奴らが来ます!いったん離れましょう。」
kaze「来るって何が!?」
haruka「ホントだ!また来る!さっきのゴーストより大きいよ!」
四人が後ろを振り向くと、周りにゴーストをまとった男が。
?「みーつけた!!」
続く!!
136
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/10/19(金) 07:28:37
第四十四話のスタート!!
?「みーつけた!!」
いつのまにかkaze達の背後に現れた男。
瑠璃「誰・・・ですか?」
廃土「瑠璃さん逃げましょう!!」
?「逃げていいっていってないけど!」
廃土「こっちはあんた達に構ってるヒマはないんだ!!」
?「こっちだって邪魔する奴らは全員消せって命令きてんだよ!!」
男は呪文を唱えた。
?『ゴースト・キャッチ』
水中から手が伸びてきて、廃土の体を捕らえた。
廃土「しまった!」
kaze『プレス』
?「うをっ!!」
kazeが男に魔法をぶつけると、廃土を捕らえていた手が消えていった。
廃土「今のうちに!このドラゴンに乗って!!」
三人は廃土の乗ってきたドラゴンに捕まった。
廃土「行くぞ!!」
ドラゴンはうなずくと、翼を羽ばたかせて飛び上がった。
?「逃げるな!!」
男はゴーストを飛ばしてきた。
?『ゴースト・キャッチ』
周りから伸びてくる手を何とかかわして、ドラゴンは男から離れていく。
瑠璃「やった!!」
kaze「あいつ一体何者なんですか?」
廃土「ネプチューン教を潰そうとしている組織の一人です。」
haruka「結構強そうだったけど・・・。」
廃土「幹部レベルの人間だと思います。」
瑠璃「ところで今どこに向かってるんですか?」
廃土「どこに向かってるというわけでは無いんですが・・・。あの男がいなくなるまで
少し飛び回っておきます。」
飛んできた方角を見ると、男がまだゴーストを飛ばしている。
?「降りてこいよ!!卑怯じゃねーか!!」
時々男の周りが異様な空気につつまれる。
haruka「ネガティブ・ムードだ。」
kaze「あの呪文そんなに広がらないんだよね。」
廃土「でもあの調子だといなくなりそうもないですね・・・。」
kaze「・・・あ。そう言えば。」
瑠璃「どうしたんですか?」
kaze「うん。ちょっと僕をあいつのところにおろしてくれないかな。」
廃土「危険です!」
kaze「大丈夫。あ、それから僕をおろしたら、結構僕から離れてね。」
瑠璃「何言ってるんですか!?倒されちゃいますよ!!」
kaze「大丈夫だから。」
廃土「・・・分かりました。」
廃土はドラゴンに命令すると、男の近くまで接近した。
?「やっと来やがった。」
廃土はkazeをおろすと、ドラゴンにもう一度命じてかなり離れたところまで
飛んできた。既に二人が何をしているのかも分からない。
haruka「良く見えないわ。」
瑠璃「それに、kazeさんに何かあったら助けにいけないじゃないですか。何で許可したんですか?」
廃土「何か・・・。彼なら大丈夫そうなんですよね。」
廃土がそう言った瞬間、kazeと男の周りで何かが起きた。空間がねじ曲がっていく。
瑠璃「何ですかあれ!・・・ワープですかね?」
haruka「違う!!ワープより魔力が強い!!」
廃土「もしかして・・・。スペース・クラッシュですか!」
瑠璃「何ですか!?それ!」
haruka「知ってるわ!!敵の周りの空間を破壊して、別の空間に飛ばす魔法!!
相手の意思に関係無く、別の空間に飛ばすことができる!!」
瑠璃「すごい・・・。」
男の周りはどんどん破壊されていく。男はいつのまにか消えていた。
廃土「・・・あんなに強かったんですね。」
haruka「あいつ・・・。やっぱり普通じゃないわ。」
一度区切ります。 終わり
137
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/10/22(月) 18:45:41
第四十五話のスタート!!
廃土「あの〜!!大丈夫ですか〜?」
kaze「ん〜?大丈夫で〜す!!」
瑠璃「すごいですね!kazeさん!」
haruka「あいつやっつけちゃうなんて!」
襲ってきた敵を、別空間に送ったkaze。
kaze「でも・・・。ちょっと疲れちゃった。」
kazeの足を見ると、震えているのが分かる。立っているのがやっとのようだ。
haruka「大丈夫!?」
kaze「う〜ん・・・。ちょっと歩けないかも。」
廃土「とりあえず、私が肩を貸します。」
kaze「ごめん。」
廃土の肩に手を回して、なんとか歩き始めた。
瑠璃「あの、一度私の家に戻りましょう。」
廃土「ここから近いんですか?」
瑠璃「あの家です。」
瑠璃の指さす先に見える一件の家。
haruka「そうね・・・。でも。このドラゴンどーするの?」
harukaのすぐ隣で、次の命令を待っているドラゴン。
廃土「う〜ん・・・。もう自分の住処に帰って良いよ。」
ドラゴンはうなずくと、飛び立っていった。
廃土「さあ。急ぎましょう。」
瑠璃の家
親父「kazeさん大丈夫かい?」
お袋「大変な魔法使ってたみたいだけど。」
kaze「あ、はい。大丈夫です。」
瑠璃(kazeさんホントに大丈夫なんですかね?)
haruka(大丈夫なわけないじゃない!!あの魔法は自分の魔力の80%は使うのよ!?)
kaze「harukaも瑠璃さんも心配しないで。」
瑠璃「え!聞こえてたんですか?」
kaze「harukaのトコだけ。」
haruka「それどー言う意味!?」
廃土「私はそろそろ行きます。次の宗教のある場所に向かわないと。」
kaze「え?潰されようとしているのってネプチューン教だけじゃないんですか?」
廃土「それが・・・。この世界には八つの宗教が存在していて、その全てを潰そうとしているんです。」
瑠璃「え・・・。あ、あの、私たちにできる事はないんですか!?」
廃土「う〜ん・・・。そうだ!kazeさんが回復したら、この先の港で海王の島と言われる所に向かってください。」
haruka「そこに何があるの?」
廃土「ネプチューン教の本拠地です。そこに行って、ジキルという人に会ってください。」
kaze「誰なんですか?そのジキルって。」
廃土「私の知り合いなんですが、ネプチューン教全てをまとめる司祭をやっているんです。」
瑠璃「そんな凄い人に会ってどうすれば?」
廃土「組織を倒すには、八つの宗教全てから極意を学ばなければ勝ち目が無いんです。」
kaze「は、はあ・・・。」
廃土「ジキルから、水の魔法の極意を学んで来てください。」
haruka「なんか大変な事に巻き込まれてるわね・・・。」
廃土「水の魔法は瑠璃さんが適しているかと・・・。」
瑠璃「え!私ですか?」
廃土「あなたには、湖の神のご加護があるように見えます。」
haruka・kaze・瑠璃(ああ・・・。ノースレイクの時のね・・・。)
廃土「そして、水の魔法には繊細さと清らかさが必要なのです。」
haruka「何でアタシは駄目なのよ!」
kaze「大体分かるでしょ。その口調と言い。」
haruka『クローズ』
kazeの口が開かなくなった。
廃土「ですから、瑠璃さん。お願いします。」
瑠璃「・・・分かりました。助けていただいたお礼です。絶対に覚えてきます!!」
廃土「それでは、私はこれで。」
廃土はほほえむと、出ていった。
haruka「・・・瑠璃さん、本当にやるの?」
瑠璃「私は今回足手まといになってしまった・・・。もしこれから足手まといになるような事があれば
私は耐えられません。だから、できるだけ強くなりたいんです。」
瑠璃の目には、強い決心があった・・・。
続く!!
138
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2007/11/02(金) 17:43:27
第四十五話のスタート!!
haruka「着いたみたいね。」
kaze「すっげ〜!!」
瑠璃「こんな島初めて見ました。」
ジキルという人物から水の魔法の極意を学びに海王の島へと訪れたkaze一行。
その島は、小さかったが海の色が他の場所と違いエメラルドグリーンに輝いていた。
また、島中を覆い尽くすように緑が生い茂っていた。
船長「はい。とーちゃーく!降りてくださ〜い!!」
船長の声が港に響いた。kaze達は港町で聞き込みを始めた。
kaze「すいません。ジキルっていう人知りませんか?」
町民「あ?」
kaze「ジキルって言う人知りませんか?」
町民「え?」
kaze「だから!!ジキルっていう人知りませんか?」
町民「とんでもねー!ここは海王の島だよ!」
kaze「駄目だこりゃ・・・。」
瑠璃「kazeさ〜ん!!」
町民・kaze「は〜い!!」
kaze「ってなんであなたまで返事するんですか!」
町民「え?」
kaze(涙)
haruka「泣いてる場合じゃない!!」
瑠璃「ジキルさんの居場所が掴めました。」
kaze「え?あ、ああ。で、どこ?」
瑠璃「この町の後ろにある森の中心に住んでるそうです。」
kaze「よし!!行ってみよう!!」
森の中心
haruka「意外に小さい森だったわね・・・。」
kaze「っていうか、中心っていってもはいってすぐだったし。」
瑠璃「もうちょっと大冒険を期待していたんですが・・・。」
haruka「それより!!・・・あれよね?」
kaze「うん。たぶん。」
瑠璃「教会っぽいし・・・。」
三人の目の前には、小さな教会が一つ建っていた。
haruka「・・・入るわよ。」
kaze「うん!」
harukaは扉を開けた。
瑠璃「こんにちは〜・・・。」
すぐ目の前の祭壇に祈りを捧げている男がいた。
?「誰だ?この島のものでは無いな・・・。名を名乗れ!!」
kaze「kazeです。」
haruka「harukaといいます。」
瑠璃「瑠璃です。」
?「何しにここへ来た?」
瑠璃「あの!廃土さんに言われて来ました。ジキルさんという方を呼んでいただけないでしょうか。」
?「ジキルは私だが?」
haruka「あ!あなたが!!」
ジキル「廃土に言われて来たと言ったな。まさか、水の魔法の極意を学びに来たというのか?」
kaze「な〜んだ!!分かってるんですか!」
ジキル「廃土が初めてここへ来たときも、それが目的だったからな。・・・ん?極意を学びに来たと言うことは
あの組織を倒すつもりか?」
瑠璃「はい!!」
ジキル「ふん!面白い!!お前等みたいな未成年になにができる!?」
kaze・haruka「失礼な!!」
ジキル「何が失礼だ!!私のところに何人もの若者が極意を学びに来たが今まで成功したのは廃土だけだぞ!?」
瑠璃「それでも私はやります!!」
ジキルは瑠璃をじっと見てこう言った。
ジキル「お前の目に湖の神が見える・・・。ふむ。ノースレイクの神か・・・。瑠璃と言ったな?」
瑠璃「はい。」
ジキル「お前は修行を受ける価値がありそうだ。やってみるか?」
瑠璃「!ありがとうございます!!宜しくお願いします。」
kaze「やったじゃん!!」
haruka「がんばってね!」
ジキル「だが・・・。しかし・・・。ん〜・・・。何故だ?・・・それほどまでに見込みがあったのか?」
ジキルが何かつぶやいている。
瑠璃「あの・・・ジキルさん?」
ジキル「いやいや。なんでもない。こっちの話だ。さて、修行を行おうと思うのだが・・・。」
kazeとharukaを見ると、ジキルは言った。
ジキル「お前達は邪魔だから、ここら辺の森で修行をしてきなさい。」
haruka(怒)
kaze「落ち着いて!!あ。あの。分かりました。それじゃいってきまーす。」
harukaを抑えながらkazeが出ていった。
ジキル「さて・・・。これより修行を開始する!!」
教会にジキルの声がこだましていた。
続く
139
:
ノワール
:2008/07/25(金) 15:57:13
今日初めて見つけましたこのスレ!
僕も……いいですか?
141
:
kaworu-nagisa
:2008/10/12(日) 00:18:10
あの、、、、、
僕もいいですか?
性格とか、喋り方とかは
本物と同じで。
お願いします。
142
:
オレンジ分解
◆jqvcz4fXwA
:2008/10/12(日) 14:45:31
もう一年前にとまってるスレだから多分かまわんでしょうよ
143
:
まんぼう
:2008/12/03(水) 13:44:28
はじめましてまんぼうといいます僕も小説に入れてください
登場人物にしてもOKですでわ
144
:
ロベルト
◆GZSz.nP.0E
:2008/12/05(金) 21:20:21
このスレは僕の勝手で立ち上げたもの凄い勝手なものです。
オレンジ分解さんの言うとおり、すでに一年前から止まっています。
そこも自分のかってでした。
しかし、みなさんの声を聞いて、もう一度書いてみたいと思いました。
ですが、あくまで僕の勝手なものになってしまっているので
なるべくageずにやっていきたいのです・・・。
僕の勝手な意見を聞いてくれないでしょうか・・・。
145
:
紅蓮
:2008/12/06(土) 21:36:12
僕はいいと思いますよ、小説好きだから。
つか、寧ろやってほしい……!
始める時には、僕も入れてくれるとうれしいかな!
146
:
reimu
:2009/02/19(木) 15:00:41
私も歓迎です!むしろこちらから頼みたいくらいです!
147
:
名無しさん
:2009/11/06(金) 13:50:04
age
148
:
黒狐
:2010/01/31(日) 11:53:53
こんにちは^^黒狐です
149
:
黒狐
:2010/01/31(日) 11:54:44
誰か来ないかな〜
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