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七資産@五番へたれ雀士さんの麻雀講座

96名無しボード:2005/11/17(木) 22:23:03
いい具合に場が荒れてきました。A。

97名無しボード:2005/11/18(金) 00:03:23

「……確かに私のイカサマは防御一辺倒かもしれない。
 だが、こうして牌を握る以上は普通の局面で勝利する事は出来る」
由宇が切った牌を確認すると、ビルは手牌を倒す。
「ダ、ダマテンやて!?」
「リーチを宣言すれば、手が仕上がったのがバレバレだからな。
 現に君はこうして私の仕上がりに気がつかず振りこんだ……」
リーチの1役がつかず裏ドラも発生しないため点数は安い。
だが、一度逃せば2度とやってこない南場の親を逃さず
強引なツモではなく、守備を意識して手なりに徹してのダマテンだ。
ビルの守備センスを生かした攻めに、由宇の最期がまた一歩近付いた。

「くそ、そろそろ本気であかんって……」
床に座り込んだ由宇が、足をあげて半ズボンを脱ぐ。
こうして卓について見下ろしていると、膝まであがったズボンの奥に
淡い色合いのパンティが、こう、丸みを帯びた大切な部分を
ぴったりと覆っているのがチラリと見え隠れする。
「ええか、ウチは土壇場に強いんや!」
縞シャツの裾を思い切り引き下げ、賢明に下半身を隠そうとしながら
それでも顔を赤らめつつ強がる由宇。
「なるほど、これが『萌え』って奴なのね」
「寝ぼけるのは早いぞ、ルミラ」

 南一局 1本場
 東 ビル(21100) 南 ルミラ(8300) 西 龍二(46000) 北 由宇(24600) 

 イカサマ:龍二使用

A ビルがツモ 4000オール
B ルミラが龍二から 16300
C 龍二がルミラから 12300
D 由宇がツモ 600・1100
E そろそろ向こうもイカサマ仕掛けてくるか?(龍二以外で人物指定)

98名無しボード:2005/11/18(金) 00:07:57


99名無しボード:2005/11/18(金) 00:40:28

ビルは俺の相棒といっていい存在だが、その正体は俺でも掴みかねる。
なにせ昔沈没船の中で放った名文句が「どうすればいいんだ」だそうだ。
普通、窮地に陥ったらもう少し具体的な意見を出すか
いっそ吹っ切れてヒロイックな台詞でも飛ばしてみるもんだってのに。
――ま、そういう良く分からない部分が対局相手には怖いらしい。
「………」
「………」
「………」
今も見ての通り、卓は硬直し始めている。
捨て牌のバラバラさを見ると、ルミラも由宇も連荘を止める事を意識するあまり
真っ直ぐ伸ばせばいい手を難しく考えて、選択ミスが続いているってところか。
俺はこの局はじっくりと一発大物手を狙っている。
相棒の親を飛ばすんだ、それなりの成果がなければ申し訳ないからな。
もっとも、こういう硬直状態になった場合は――
「……ツモだ」
――ほら見ろ、乗ってる奴が順当にあがってくれる。

「やれやれ、この調子じゃビルに全部持ってかれちまうな」
少し悩んで、俺はカッターシャツを脱いでビルに手渡す。
肌着だけだと少し寒いが、この程度は麻雀熱で補えるさ。
それよりも――

100名無しボード:2005/11/18(金) 00:40:57


「もう、なんでこんな事になったんやろ……」
由宇が縞シャツをたくし上げると、白い肌には淡いブラジャー。
スタイルは決していいとは言えないが、勢いのある言動とは異なり
その裸は全体的に細い体躯が繊細な印象に映った。
このギャップ、なかなか悪くない。

「焦りは禁物だわ、勝負手が入るのを待って確実にKOするのよ」
ルミラが背中に手を回すと、胸元の緊張がふわっと解ける。
片腕で胸を押さえつけ隠すようにしてブラジャーを抜き取るが
豊満な胸は片腕から零れんばかりにその双丘を覗かせている。
これはストレートに悪くない。

「KO寸前なのはお前のほうだろ」
「形の上はね。でも、こっちはまだ切り札が残っているわ」
ムッとした表情のまま、それでもルミラの目は諦めていない――

 南一局 2本場
 東 ビル(23100) 南 ルミラ(4300) 西 龍二(42000) 北 由宇(20600) 

 イカサマ:龍二使用

A ビルが龍二から 12200
B ルミラが龍二から 8600
C 龍二がツモ 700・1200
D 由宇がビルから 12600
E 切り札はイカサマだ!(龍二以外で人物指定)

101名無しボード:2005/11/18(金) 01:19:37
反撃開始。B

102名無しボード:2005/11/18(金) 22:08:07

「ここからが本番よ」
ルミラが胸を押さえていた片腕を降ろす。
形のいい乳房が露となるが、それを見ても劣情は抱かなかった。
――彼女が全身から放つ気合が、それを感じさせないのだ。
「……これが彼女の真の姿か」
「こっちにまで気合が伝わってきよる……」
「やっと目が醒めたようだな」
もしこの場にオカルトな能力持ちがいたら、ルミラの素肌から
抑え切れない魔力が滲み出ているのが見えるだろう。

「ロン、ほんの満貫止まりだけど」
「満貫で止まりと来たか」

上半身裸となり、シャツを渡しながら確信する。
今ここにいるのは家庭教師で安寧と生きるルミラではない――

――雀鬼が、戻ってきた。


 南二局 0本場
 東 ルミラ(12900) 南 龍二(33400) 西 由宇(20600) 北 ビル(23100) 

 イカサマ:龍二使用

A ルミラが龍二から 12000
B 龍二がルミラから 5200
C 由宇が龍二から 16000
D ビルがツモ 1000・2000
E 展開はイカサマでさらに加速する!(龍二以外で人物指定)

103名無しボード:2005/11/19(土) 09:06:37
A

104名無しボード:2005/11/19(土) 16:51:03

ルミラの威圧感を身に浴びながら、それでも俺はなんとか食い下がる。
ギリギリまで絞り込んだ集中力で一打ごとに変わる展開を把握し続ける
この緊迫感こそがギャンブルの醍醐味だ。

4順目以降、ルミラはツモ切りを続けている。
これは必要牌が揃わないか――もう手を変える必要がないかだ。
一気に決めるなら希望的観測で前者だと決め付けての大物狙いだが
今のルミラはサマなしで手を仕上げてても不思議はない。
ここをどう乗り切るか、ヒリヒリしながら考える。
幸い手には中が3枚ある、鳴きをいれて速攻に切り替えるか……

「よし、その東をポンだ」
「しもた!?ルミラはん、すまん!」

由宇の切った東をポンする、これで2フーロ確定だ。
後は手なりでもOK、最悪でももう1鳴きすればいいんだが…
問題はどの牌も生牌で振り込むかもしれない事だ。
――ここで退いても勝負にはならないか、腹を括って切ろう。

105名無しボード:2005/11/19(土) 16:51:20

僅かな逡巡ののち、俺が選んだのは五萬だ。
理由はないが、ここまで来たら勘に頼るしか――

「ロン。由宇、結果オーライみたいよ」
「む、その手は……」

――参った、本当に参ったって奴だな。
倒したルミラの手を見て、脳内に嫌な叫び声が木霊する。
鳴いた東と暗刻の中以外、どれを切っても当たりじゃねえか!

「いいぜ、そうじゃないとお前さんを倒した気にはなれない」

ズボンを脱ぎながら言って様になる台詞じゃないが、
トランクス一丁で後がなくなった事を実感すると震えてくる。
寒いからじゃない、崖っぷちの勝負に武者ぶるいしてるのさ。

そう、強がりも張り通せば強さと同じだ。
あの時もそれでルミラに勝ったんだしな……

 南二局 1本場
 東 ルミラ(24900) 南 龍二(21400) 西 由宇(20600) 北 ビル(23100) 

 イカサマ:龍二使用

A ルミラがビルから 11900
B 龍二がツモ 800・1400
C 由宇が龍二から 5500
D ビルがルミラから 2900
E この気配は……イカサマ!?(龍二以外で人物指定)

106名無しボード:2005/11/19(土) 18:19:53
選択はA

>>100 で、ビルに10000点追加忘れてるよ。
なんで全員25000わってんだと調べちまったじゃねえかw

107名無しボード:2005/11/19(土) 20:39:38

「ほらほら、どうしたの?切れが鈍ってるわよ」
ルミラが嬉々としながら手を伸ばしてゆく。
最早チームも関係なく、由宇すらルミラの仕上がりに逆らうように
手を回し用心深く打ち始めている――威圧感に押し込まれてるんだろうな。
「俺たちが鈍ってるんじゃない、お前が冴え過ぎてるんだよ」
牌が通る。
「ほんまや、少しはウチにも上がらせてえなぁ」
牌が通る。
「厳しいな……ここは通るか?」
牌が通……らない。
「ダメ、それロンよ」
ロシアンルーレットと化していた場が、ビルの振込みで停止する。

108名無しボード:2005/11/19(土) 20:40:27

「どうすればいいんだ」
もう親は回らないビルが、ブリーフ一丁で嘆いている。
ふう……点差は痛いが、ひとまず半荘は終わらずに済んだか――
「チッ、どうも思考が守りに回って仕方ねえ」
思わず安堵の溜息をついてしまった事に気がつき、俺は舌打ちをした。
イカサマで負け、点差で負け、着衣でも負けている。
単に守ってても負ける、そんな展開なんだぞ、俺よ。

 南二局 2本場 (>>106 御無礼)
 東 ルミラ(36800) 南 龍二(21400) 西 由宇(20600) 北 ビル(11200) 
 イカサマ:龍二使用

A ルミラが由宇から 18600
B 龍二がルミラから 12600
C 由宇がツモ 600・900
D ビルが龍二から 8600
E イカサマで流れが変わる!?(龍二以外で人物指定)

109名無しボード:2005/11/20(日) 10:40:40


110名無しボード:2005/11/20(日) 17:37:10

本気のルミラの威圧感を乗り越えるため、俺は思考を巡らす。
俺はあの日、この魔物にどうやって勝ったのか?
どうすればこの場で勝てるような展開になるのか?
「どうしたの、手が止まってるわよ」
「うるさい、今切る」
望んだ窮地ではあるが、苦しいことには変わりない。
とりあえず安牌を切りながら場の様子を伺うが
相変わらずルミラの捨て牌はその手の良さを反映するように
調子良く並んでいく。
「龍二、本当に彼女に勝った事があるのか?」
「ああ、間違いなく俺は勝った――」

その瞬間、脳裏に何かが弾けた。

「そうか、そうだった!そうなんだな」
「な、なんや?プレッシャーに負けておかしくなったんか?」

すっかり思い違いをしていた。
ギャンブルってのはどうやれば勝てるとか考えても仕方ないんだ。
俺は彼女に勝った、つまり格上な事は証明済みなわけで
普通に戦えば俺が勝つに決まっているじゃないか。
それで勝つときは勝つし、負けるときは負けるものと相場は決まってる。
そんなもののために意地とか金とか名誉をかけるんじゃないか。

111名無しボード:2005/11/20(日) 17:38:47

不要牌を切ると、手元には必要牌が並ぶ。
全部の牌が必要牌になった時があがる時だ。
「急に強気に戻ったわね」
「ああ、欲しい牌があったら持っていきな。なんならロンしてもいいぜ」
生牌も沢山混ざっているが、ルミラは拾おうとしない。
そうだ、リズムがいいからって手が入ってるとは限らない。
勝手に悪い想像をして自爆していただけの事なんだ。
「………」
「お前が言わないなら俺が言おう。ロン」

「ハァ……相変わらず追い詰められると容赦ないわね」
唯一残っていた衣服――パンティを下ろす。
やや身をよじる姿勢とさりげない腕の位置で肝心の部分は良く見えないが
太腿から腰への緩やかなライン、形の崩れていない尻周りは
ルミラが女として充分過ぎるほどの魅力を蓄えている事を示していた。
「先に宣言しておくわ、この先私が点棒を取られた時
 イヤリングやチョーカーを外して誤魔化すなんて真似はしないわ」
言わなくてもいい事を口走る。
決意と言う名の集中力をさらに引き出すつもりのようだ。
「正真正銘、次が最後の背水の陣よ」

 南三局 0本場
 東 龍二(34000) 南 由宇(20600) 西 ビル(11200) 北 ルミラ(24200) 

 イカサマ:龍二使用

A 龍二がツモ 2000オール
B 由宇がビルから 5200
C ビルがルミラから 8000
D ルミラが龍二から 3900
E ここまで来たらイカサマしかない(龍二以外で人物指定)

112名無しボード:2005/11/21(月) 00:57:36
E 由宇が使用

113名無しボード:2005/11/21(月) 20:20:10

(待っとたで、この時を……)
表向きは平然を装いながら、由宇が好機を確信する。
龍二はルミラを意識するあまりこちらへの注意は疎かになっているし
ビルは元々何を考えているか良く分からないのでひとまず気にしない。
ここさえ凌げば自分が親になり、その親の終了と同時に対局も終わる席順となれば
仕掛けるにはこれ以上ない絶妙のタイミング――
ここでの勝負のために、これまで手は控えめに進めていたと言っても過言ではない。

(……よーし、いくでぇ!!)

由宇の放ったイカサマは

A 場が点数3倍の『辛味亭空間』に!(3倍でのあがりを>>のE以外から指定)
B 横取り10000点のチャンス『ゴールデンハリセン』!(横取りする相手指定)
C かわりに服を脱げ『サモン・大バカ詠美』!(詠美ちゃん様の服装指定)
D どれもノリが悪い!俺が決める!(指定者が考えたイカサマ)

114名無しボード:2005/11/21(月) 20:25:34

選択肢に抜けがあったので修正

A 場が点数3倍の『辛味亭空間』に!(3倍でのあがりを>>111のE以外から指定)
B 横取り10000点のチャンス『ゴールデンハリセン』!(横取りする相手指定)
C かわりに服を脱げ『サモン・大バカ詠美』!(詠美ちゃん様の服装指定)
D どれもノリが悪い!俺が決める!(指定者が考えたイカサマ)

115名無しボード:2005/11/21(月) 22:31:31
最高の笑顔でCにしたいところを涙をのんで力一杯こらえて
B 龍二から

ところでこの場合、脱ぐのか?(おまかせ)

116名無しボード:2005/11/21(月) 23:20:05

「ゴールデンハリセンチャーンスッ!!」
「おい、何をす……」
突然由宇は立ち上がるとハリセンで卓を叩いた。
龍二が文句を言おうとした瞬間、卓そのハリセンは閃光を放つ。
「む、なんだ、これは……」
「そのハリセンには特殊な魔法がかけられているのよ。
 強力な支配系の魔法なんだけど、ちょっと使い手を選ぶのよね」
「なんだと……くっ、腕が勝手に動く?」
龍二の腕は本人の意思とは関係なく点棒を鷲掴みにすると
由宇の前へと差し出してしまう。
「そうや、生まれつきハリセンを使い続けたハリセンの名手にして
 ハリセンで魔法が使えるなんて荒唐無稽な話を信じられる。
 これがウチのイカサマ、究極魔法『ゴールデンハリセン』や!」
「ぐ……その点棒…や、やるぜ……」
だからルミラはお前を相棒に呼んだのか、と言おうとしたが
今度は意思と関係なく口が動いてしまう。
「どうもおおきにー、よし、これでトップに踊り出たで!
 ……あ、別にパンツは脱がんでもええから。
 オッサンの全裸なんてデッサン用の画集だけで充分やさかいにな」
「くそ、随分と荒っぽいサマじゃねえか。
 サマってのはもっとこう、卓の上をどうこうしてだなぁ」
ようやく術から解放された龍二がひとりごちるが
すべてが終わってからでは文句を言えないというイカサマの掟に従い
大人しく最度伏せた牌を混ぜ始めた。


 南三局 0本場
 東 龍二(24000) 南 由宇(30600) 西 ビル(11200) 北 ルミラ(24200) 

 イカサマ:龍二、由宇使用

A 龍二がビルから 7700
B 由宇がツモ 1300・2600 
C ビルがルミラから 1300
D ルミラが由宇から 3900
E イカサマ連続発動!(ビルorルミラ指定)

117名無しボード:2005/11/21(月) 23:51:59
E ルミラ

118名無しボード:2005/11/22(火) 00:32:01

(さて、由宇も無事にゴールデンハリセンを使ったし……)
最後に確実に勝者となるべく、ルミラは密かに魔力を溜め始める。
点数では由宇が暫定トップとなったがその差は僅か、そしてなにより
龍二との本気の勝負でオヒキが勝ったから良しでは自分が納得出来ない。
満を持して完全勝利を宣言するために――

(食らいなさい……)

A 地和でいきなり役満をあがる『超写実的麻雀』
B 龍二と席が入れ替わる『空間転移』(南3場で東ルミラ南由宇西ビル北龍二に)
C ビルが魅了されて味方になる『ルミラ先生のはちみつ授業』
D 他にもっと面白い手がある(指定者が考えたイカサマ)

119名無しボード:2005/11/22(火) 01:25:53


120名無しボード:2005/11/22(火) 02:27:47

(『ルミラ先生のはちみつ授業』!)
ルミラの魔力が妖しい香りとなって場に漂う。
「ん、なんや、おやつの時間かいな」
「いや……こいつは……」
龍二の脳裏に、かつて訪れた洋館が浮かぶ。
あの時の漠然とした感覚が急に思い起こされたという事は……
「ルミラ、てめぇ何か仕掛けたな?」
「そう思うんなら指摘すればいいじゃない。
 私がどうやって何をやったのかをはっきり答えなさい」
「ぐ、そいつは分からないが……」
「そうだぞ、龍二。根拠もないのにイカサマだと言ってはいけない」
「ビル、お前はどっちの――!?」
文句を言おうとして、龍二はビルの様子がおかしい事に気が付いた。
「――そうか、今はルミラの味方ってわけか」
「トローリ甘いはちみつ授業がお気に召したようね」
最後のイカサマを残していたビルを持っていかれる。
しかもビルはハネ満以上に振り込んだら点数がマイナスになり
自動的に対局終了、由宇もルミラもトップに踊り出てしまう。

龍二はこの卓で最大のピンチを迎えた――

 南三局 0本場
 東 龍二(24000) 南 由宇(30600) 西 ビル(11200) 北 ルミラ(24200) 

 イカサマ:龍二、由宇、ルミラ使用

A 龍二がルミラから 2900
B 由宇がビルから 8000
C ビルが龍二から 2000
D ルミラがツモ 2000・3900
E イカサマが……どうしてだ!?(ビル)

121名無しボード:2005/11/22(火) 02:37:19
D

122名無しボード:2005/11/22(火) 20:34:01

――くそ、やっぱり手が進まねぇ。
由宇とビルがこっちが必要な牌をことごとく押さえちまって
鳴いて手を進める事が出来なくなっちまった。
この徹底ぶり、2人とも自分のあがりは放棄してるな。
「これで1対1の勝負になったわね」
「何が1対1だ、そっちは鳴き入れ放題じゃないか」
「そんな事ないで?ウチの手にない牌は切れんからな」
「………」
「そうそう、これでも……あ、ごめん」
牌を引いたルミラが手を一気に倒す。
「ツモったわ」

「……かなわんなぁ。土壇場で全裸の危機やんか」
由宇がブラジャーを外す。やはり胸は控えめだ。
「大丈夫よ、もう他は全員全裸なんだし」
そう、さすがの俺もついにすっぽんぽんって奴だ。
ビルは脱いだブリーフを頭に被ってる……ルミラめ、玩具にしてやがる。
「いざとなったらビルのサマで1回ガード可能だもの」
「そうやな、ウチが全裸になる心配はないわな」
そう、どう考えても勝機は薄くなっちまった。
俺が自力で2回ツモるか、何か突発的な事故がおきない限り
順当に勝たれちまうに違いない。
まあ、ここまで来て勝負を投げても仕方ない、泣いても笑ってもラス親だ――


 南四局 0本場
 東 由宇(28600) 南 ビル(9200) 西 ルミラ(32100) 北 龍二(20100) 

 イカサマ:龍二、由宇、ルミラ使用

A 由宇がルミラから 2000
B ビルが龍二から 8000
C ルミラが龍二から 1300
D 龍二が由宇から 12000
E ラストのイカサマ発動だ(ビル)

123名無しボード:2005/11/22(火) 21:34:06
E

124名無しボード:2005/11/22(火) 22:12:30

(む……)
ビルは深い霧の中に迷い込んだような感覚を感じていた。
自分が何をしているのかも良く分からず、ただ何となく
呼ばれているほうへと進んでいるような状態だった。
(ああ、もう最後か……)
何が最後なのかも良く分からない。
(このまま終わっては申し訳が立たないな)
誰に申し訳が立たないのだろう?
ルミラ、龍二、自分、それも分からない。
ただ、とにかく自分は勝負をしなければならない、その一念で――

A ATフィールド誤爆、何の影響も起きない!
B ルミラの洗脳に対して使用、正気を取り戻した!
C ATフィールドの使い方、こうっ!
D おならぷう

125名無しボード:2005/11/23(水) 00:12:29
あんたも少しはいいとこないとな。B

126名無しボード:2005/11/23(水) 00:53:46

         ∧_∧
        < `ш´>
 お前の感じている感情は洗脳の一種だ。
 鎮めかたは俺が知っている、俺にマカセロ――

「おおお、スーパーティーチャー!!」
突如ビルが叫ぶと、その身体から白光が噴き出し
ビルの周囲に漂っていた霞が一瞬で四散する。
光は奔流となり、塵芥を巻き上げてビルを覆い隠した。
「な、なんや、遂に壊れたか!?」
「これは…対抗魔法!?」
「いいや、こいつはATフィールドだ!?」
ATフィールド、要するに琴音の超能力のパクリだ。
だがこいつにこんな使い方があったとは……
「……親愛なる我らの父よ、私を復活させてくれた事を感謝する。
 そして龍二……うかつにも術中に嵌まって、君に迷惑をかけた」
もうもうと立ち込める煙の中、ビルの姿が現われる。
その姿は自意識と自信を取り戻した、俺の相棒に相応しい姿だった。

127名無しボード:2005/11/23(水) 00:54:16

「まあ、ちっとばっかし遅くはあるが……
 まだ巻き返せる、最後の一勝負を頼むぞ」
「まだよ、条件はやっと五分になっただけなんだから」
「そうやで、むしろ点数の分こっちが上や」
「……点数など役次第。最後は運比べだ」
「おうよ!こっちは社長とギャンブラー、運の太さじゃ負ける気がしないぜ」
万感の思いを胸に、今こそ最後の刻――!!

 南四局 0本場
 東 由宇(28600) 南 ビル(9200) 西 ルミラ(32100) 北 龍二(20100) 

 イカサマ:龍二、由宇、ビル、ルミラ使用

A 由宇がツモ 4000オール
B ビルがツモ 4000・8000
C ルミラがツモ 2000・4000
D 龍二がツモ 4000・8000
E 由宇が龍二から 7700
F ビルがルミラから 16000
G ルミラが龍二から 12000
H 龍二がルミラから 16000
I 思いもよらない結末に!(選択者指定)

128名無しボード:2005/11/23(水) 02:22:41
I
ビルが国士無双をツモ

129名無しボード:2005/11/23(水) 02:59:15

「……ツモ、国士無双」

ニッポンイチノヤクマンデス
         ∧_∧
        < `ш´>


 ……あ、ありのままに起こった事を今話すぜ。

 『俺とルミラの決戦ムードだと思っていたら
  いつのまにかビルが国士無双をツモっていた』

 な、なにを言っているのかわからねーと思うが
 俺も何が起きたのか分からなかった……
 イカサマとか選択無視なんて
 そんなチャチなものじゃ断じてねえ。
 選択スレの恐ろしさの片鱗を味わったぜ……

あまりに思いもよらない結末に、一瞬場が静まり返る。

130名無しボード:2005/11/23(水) 03:00:01

「――うふふ、とんでもない結末じゃない!」
最初に笑い出したのはルミラだった。
その顔には魔族の威厳も何もない、いい女のいい笑顔そのものだった。
「――そうだな、これがギャンブルだ!うわはははは!」
俺もつられて笑い出した。もう笑うしかないってのもあるが
ここまで豪快に負けちまったらいっそ気分がいい。
「……はは、どうだね、私の運は!」
「ははははは、まぐれ、それ絶対まぐれやろ!」
ビルも由宇も笑い出した。
そう――結局これがギャンブルなんだよ。
神経使ってヒリヒリして、イカサマ仕組んで、丁々発止のやり取りして、
それでも最後に運のいい奴がひょいと勝っちまうもんなんだ。
とんでもなく悔しいが、とんでもなく楽しいから、またやりたくなるんだ。

俺たちは廃屋の雀荘で、この上ないほど大笑いした。

131名無しボード:2005/11/23(水) 03:00:48

「さーて、どれだけ負けたか数えてみるか!」

 最終成績
 東 ビル(41200) 南 ルミラ(24100) 西 龍二(18100) 北 由宇(12600) 

「ふう、ギリギリでダブルスコアの負けだけは免れたわね」
「最下位のビルはんが1位で、ウチがドべ……きっついわぁ」
「……悪く思うな、これも天運」
「さて……俺とルミラはマッパだから、ツモ食らって命令ひとつずつ。
 最下位の由宇もトップのビルの命令を聞かないといけないから
 俺たち3人が平等にビル様の命令を聞かなきゃいけないって計算だな」
まったく、出来すぎた話だぜ?運命の女神さんよ。
「……うむう……そうだな」

※ビルから下される命令を指定してください
 龍二への命令:
 ルミラへの命令:
 由宇への命令:

132名無しボード:2005/11/23(水) 17:49:14
由宇→澤田編集長にケンカ売ってこい。全裸で。
ルミラ→鶴来屋名物キノコリゾットを食え。全裸で。
龍二→ウォルグ×ヘイミング(※)の801エロ同人探してこい。股間にアルミホイル一丁で。
※両方ともアビスボートの登場人物です。

133名無しボード:2005/11/23(水) 18:42:56

「……意外と容赦ねえな」
「……これでも社長なのでね、非情な決断には慣れている」
「……えっと、ほんまにやらないかん?」
「……観念しなさい」
さすがに今からそれぞれのホームグラウンドにいくわけにもいかず
ルミラの仲間達を監視につけながら後日実行という事で
その場はお開きとなった――

後日談。
由宇は「いやー、まいどまいど」といいながらさりげなく
全裸で編集部に乗り込んだ時点で澤田編集長のカミナリが落ちたので
喧嘩発生と判定され、無事命令完遂となったらしい。
その後の経緯は「とてもじゃないが語れないニャ」だそうだが
それからしばらくコミックZには何故かつるぺたヒロインばかり登場したそうだ。

ルミラは例の魔族の威厳で全裸をモロともせずに
こちらもキノコリゾットを食べる事に成功したそうだ。
ただ、その後セイカクハンテンなんとかってのにあたったらしくて
内気で気弱な反転ルミラが全裸を恥じ続けている姿は
今でも魔物達がルミラをからかういい材料になっているそうだ。
仲が良くて何よりだぜ。

そして、俺はというと――

134名無しボード:2005/11/23(水) 18:43:26

某月某日、こみパ会場。
「シルバー全裸でござる!」「こ、こっち向くんだなシルバー全裸!」
俺はコスプレブースで愛想笑いしている。

……ウォルグ×ヘイミングの801エロ同人なんて探しても見つかるわけないんで
ウチが描いたるから、それをこみパ会場で受け取るんはどうや?って由宇に提案されたんだ。
こみパ会場に股間にアルミホイル一丁で突入するわけにもいかないから
『シルバー全裸』ってヒーローのコスプレしてると言い張ってコスプレブースで待てなんて
涙の出そうな素敵なアドバイスまで貰って。

問題は、最初に受け取る予定だったこみパで由宇が本を落としたのと
俺の姿にインスパイアされたある作家が本気で「シルバー全裸」を描きやがった事だ。
おかげで、以来俺はこみパのためにこうやってシルバー全裸としてうろつくハメになった――

「おーおー、目立っとるで」
「あのな……頼むからいい加減本を描いてくれ」
「何いっとるんや、来年アニメ化でガッポリなんやろ?
 ウチも同人誌で稼がせてもらうさかい、今辞めてもらうと困るんや」
「主義はどうした、主義は!だいたいがっぽりなのは
 アニメのスポンサーについたビルの会社だけだ!」

くそ、ビルめ、ちゃっかり本業に繋げやがって。
俺のハードボイルドな探偵としての日々を返してくれ!

             ―劇終―

A 次の勝負だ、新しくメンツを集めるぜ(メンバー4名指定)
B 麻雀以外のギャンブルでもやってみるか(ゲーム指定)
C もっと別に何かやれることがあるはずだ!(選択者指定)
D 面白くないと感じられたら自然に選ばれなくなるだろうから
  選択されなくなるまでは一人でも続けてみよう、そう思ってたら
  本当に一人で最後まで書いてしまう事になってしまい
  この一週間は『趣味:麻雀SSを書くこと』になってた
  この話の作者にコメントを送る

135名無しボード:2005/11/23(水) 21:38:09
じゃあAで藤林姉妹

D:ご苦労さん。死ぬほど安定していたし派手さは無いけど結構楽しませてもらったよ。
おっぱいおっぱい騒ぐよりはこういう方がネタの寿命の延びるかな?

136名無しボード:2005/11/23(水) 22:02:03
一人で書いてたのかw
何はともあれお疲れさまでした。面白かったよー。

では残りのメンツ大丈夫ならイビル、ソポクで。>>135氏、サンクス。

137名無しボード:2005/11/23(水) 22:55:23
>>135-136
ありがとう、そしてCLANNADやってないけどどうしよう。
いや実は雀鬼もやってないからアビライ雀鬼の龍二だったりしてて
本スレで本家雀鬼の龍二をきちんとやるってのにワクワクしてる身だから
いいといえばいいんだが……

A おう、明日の帰りにでもブック○フ行って資料買って来い!
B それなら別の作品のキャラにするよ(再度2名選択)
C いいよ、なら俺が書いてみるわ(選択して書いてOK)

138名無しボード:2005/11/23(水) 23:18:07
B じゃあ来栖川姉妹で

139名無しボード:2005/11/24(木) 03:55:21
往人「往人と」
そら『そらの』

「『おもしろ麻雀講座!』」

SE「いやっほーぅ!麻雀最高ー!」

往人「よい子のみんなこんにちは。司会の往人お兄さんだ」
そら『助手のそらだよ』
往人「さて、第一回は麻雀の歴史の話をしてみよう。もちろん発祥の地は中国だ。
   麻雀の起源とされる紙牌は1000年以上も前からある。1000th Summerもびっくりだ。
   今のような牌をつかってやるようになったのは1860年頃ではないかということだ。
   日本ならちょうど幕末だな」
そら『てっきり僕らがエピローグに出てくると思ったのにねぇ』
往人「それは言わない約束だ」


スマン、気にしないでくれ。

140名無しボード:2005/11/24(木) 20:33:01
幕末講座はエピローグに来て欲しかったな。そうすれば全十回でなんかキリよくなったし。
ま、これ以上はスレ違いか。麻雀は打ち方知ってるぐらいだが頑張ってくれ。ちゃんと選びはするぞ。

141名無しボード:2005/11/25(金) 01:35:22
「それではこれより『第二回選択スレ極秘脱衣麻雀』を開始するわよ!」
「なんだよそりゃ?だいたい極秘に大会って意味あんのかよー」
イビルが悪態をつくが、構わず綾香は説明を続ける。
「細かいルールの詳細は>>69参照よ。今回のメンバーは……」

来栖川綾香
 来栖川家で美人で成績優秀でエクストリームな完壁キャラ。
 冴え渡る頭脳と度胸で麻雀でも無類の強さを誇る。
来栖川芹香
 来栖川家で無口でオカルト好きな綾香の姉。
 かなり霊感が強く、麻雀でも理屈より感性で結果を出すタイプ。
ソポク
 並み居る男どもを押しのけて村一番の打ち手として君臨するテオロの妻。
 辺境の女の肝っ玉は綾香をも凌駕するだろう。
イビル
 雀鬼の青髪貧乳。本当は特別ゲストにルミラを呼びたかったけど
 反転してて使い物にならないらしいので代理で呼んだ。

「おい、あたいだけ説明がヒデーじゃねーか」
「だったら私に勝って、きちんとした説明してもらうってのはどうかしら?」
「…………」
「『イビルさんに勝って魔族の力を頂きたいです』って、姉さんも本気みたいね」
「……(コクリ)」
「ゲッ、マジかよー……それは勘弁だぜ。
 まあ今月生活費足りねーし、いっちょこいつらからカッパぐか」
「皆やる気みたいだねぇ。
 まあ、尻の痣がとれないお子さまには負けないよ」

※東・南・西・北の席順を決定して下さい

142名無しボード:2005/11/25(金) 01:57:34
東 芹香
南 ソポク
西 綾香
北 イビル

143名無しボード:2005/11/25(金) 16:25:56
ttp://www.geocities.jp/exo_w/longkoneta/040516a.html
他意はない

144名無しボード:2005/11/25(金) 22:18:46
「……」
無表情の芹香が振ったのは四・三。
そのまま綾香がもう一度振る。
「二度振りとはちゃんとしてるね」
「来栖川製の全自動卓は信用できないなんていう人の言葉とも思えないわね」
「あたしもこの子も機械に弱いからね。他意はないさ」
「そう、ちゃんと洗牌も伏せようかしら」
「どこの麻雀放浪記だよ。面倒だぜ、全く」

「……」
ちょん、ちょんと取り、芹香の前に14枚の牌がならぶ。意外に確かな手つきで
理牌を済ませると第一打を切り出した。
タン、タンといいペースで牌が回りだす。今は誰も言葉を発さない。

「ん、なに、姉さん」
「……」
「男の人がいないのに、脱衣って意味があるの、って?」
「……」
「……」
二人はそういえばそうだった、という顔を隠さない。

「そうねぇ、まあそうだけど今更だし。かえって恥ずかしくないしいいんじゃない?
 それに、今レズもタイムリーだからね」
「……」
「……」
二人は絶対ごめんだ、という顔も隠さない。

「あそこにちょうどいい槍もあるし。姉さんが全裸であれに絡むところもちょっと
 見てみたいかも」
「……」
「……」
「……」
三人は、敵はコイツ一人かもしれないな、という顔をしてみせていた。

東一局 0本場
東 芹香(25000) 南 ソポク(25000) 西 綾香(25000) 北 イビル(25000) 

A ソポクが綾香から8000
B イビルが綾香から3900
C 芹香がソポクから5800
D 綾香がイビルから1300
E 全員ノーテン 東二局へ

145名無しボード:2005/11/25(金) 23:23:45
まずはE

146名無しボード:2005/11/25(金) 23:38:04
ところで今回はイカサマ無しのガチ勝負でいいのかな?

147名無しボード:2005/11/25(金) 23:48:13
流れ次第

148名無しボード:2005/11/26(土) 02:10:21
黙々とツモし、手に入れ、あるいはそのまま切る。
誰も鳴かず、誰もリーチをかけない、そんな重い空気が最後まで続いた。

「…………」
「流し満貫失敗って、最初から思い切るねぇ。
 ま、こっちも形式テンパイなんて趣味じゃないし、ノーテンさ」
「あら奇遇ね、私もギリギリまで粘ってノーテンよ」
「なんだよ、全員ノーテンか。テメーらあたいの急所牌押さえただろ」

全員その場に牌を伏せる。

「こういう時は互いに同じ牌狙ってるのよね。何なら見せっこしてみる?」
「悪いけど手のうちは見せらんないよ」
「…………」(フルフル)
「とにかく、次だ次。とっととあたいにあがらせろ」

東二局 0本場
東 ソポク(25000) 南 綾香(25000) 西 イビル(25000) 北 芹香(25000) 

A ソポクが綾香から7700
B 綾香が芹香から3900
C イビルがソポクから5200
D 芹香がイビルから8000
E 4人リーチ 場に計4000点供託して東三局へ

149名無しボード:2005/11/26(土) 02:21:20
Bなんかどうだ

150名無しボード:2005/11/26(土) 22:16:07
「ピンフ三色。3900ね」
「オープニングブローとしてはそんなもんだろうな」
「……」
「別に姉さんを狙ったわけではないわよ」

ソポクだ。テオロの嫁をやってるよ。
いっとくが、まだ若いからね。村長と勘違いしないように。
無口なほうの嬢ちゃんは靴下を脱いでるけど、もちろんそのケなんてない
あたしにはどうでもいい。
ヤマユラ一の腕前がどこまで通用するかわかればそれでいいさ。
しかし、親をさっくり流されたのはちょっともったいなかったね。
次は大きな手をきっちりとあがらせてもらうよ。

「姉さん、もっと太ももあげてくれないとつまんないー」

……とくにあの嬢ちゃんから。

東三局 0本場
東 綾香(28900) 南 イビル(25000) 西 芹香(21100) 北 ソポク(25000) 

A ソポクが綾香から12000
B イビルがソポクから2600
C 芹香がツモ 2000・4000
D 綾香がイビルから5800
E 三家和 東四局へ

151名無しボード:2005/11/26(土) 23:00:25
じゃあAで行くか

152名無しボード:2005/11/27(日) 18:55:47
「ちょっと早いけど……リーチだよ」
「確かに早いけど、捨て牌で染め手なのがバレバレ。
 まだ幾らでも手変わり出来るし、全然怖くないわね」
「染めてそうなピンズがドラなのはちょっとイヤだけどな」
「…………」

はい、みんなお待ちどうさま。
元祖ToHeartの大人気ヒロイン来栖川綾香よ。
最近は活発系小悪魔お嬢様と言えばタマ姉と答える人も多いらしいけど
まだまだ財力も美貌も戦闘力も、そして雀力も私が上だって事を見せないとね。

さて、肝心の対局のほうなんだけど
序盤でリーチを仕掛けたソポクさんを他3人が追いかける形で続いてるわ。
とはいっても、見るからにピンズで染めてる捨て牌だから
フリテンになる牌とソーズ、マンズを切ってる限り心配ゼロ。
ピンズも他の人の捨て牌に合わせてればどうって事もないし
速攻のつもりが拙速、仕掛けそこなったってところかしら――

153名無しボード:2005/11/27(日) 18:56:16
「そして油断したところををロンさ。
 混一色、ドラが頭でハネ満までいっとこうか」
「えっ!?ちょっと、その牌は姉さんが……」
「…………」
3順前に切りましたが、ルール的には問題ありませんと姉さんが呟く。
「3枚目は見逃して4枚目を狙う、やっかいな相手を仕留める時の常套手段さ」
「一歩間違えばあがれねーかもしれないのにトップ狙い撃ちか。すげー度胸だな」

――度胸と言うより結果オーライの暴走にしか見えないけど
こうして振り込んじゃったんだから何も言えないわね。

「ん……と、なんだかんだ言って皆も私の裸が見たいんでしょ?」

寺女指定の黄色のベストを脱いで、軽くポーズをつける。

「…………」
「…………」
「…………」

んー、リアクションが薄いとつまらないわね……

東四局 0本場
東 イビル(25000) 南 芹香(21100)  西 ソポク(37000) 北 綾香(16900) 

A イビルがツモ 2000オール
B 芹香が綾香から 5200
C ソポクがイビルから 3900
D 綾香が芹香から 8000
E 三家和 東四局へ

154名無しボード:2005/11/27(日) 19:39:36


155名無しボード:2005/11/30(水) 00:47:14
あたいがイビだから青のイビルだ、やっと親が来たぜ。
まったく、なんでこんな勝負しなきゃいけねーんだか……

「お、それポン」
「…………」
「白鳴いて早上がりとは、やる事がせこいねぇ」
「それもポンだ」
「もう、全然回ってこないじゃないの」
「…………」
「まあ、鳴きたいってんなら鳴けばいいよ。
 ガムシャラに鳴いたって、残った牌が悪形ならどうにもならないもんだよ」

何とでも言え、あたいはとっとと終わらせて帰りてーんだよ。
もちろん適当にカッパいで家に入金するつもりだから
単なる安手であがるつもりはサラサラないぜ。

156名無しボード:2005/11/30(水) 00:47:39
「トイトイ、役牌。きっかり一人2000点で頼むぜ」
「へえ、早いだけじゃなくてそれなりに仕掛けるのね」
「…………」
「いっつも早鳴きして手が揃わねえって騒いでる
 うちのに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいねぇ」
「あら、だったら勝って貰えばいいじゃない」

芹香は制服のスカーフを、ソポクは肩にかけたショールを脱ぐと言うか外す。
こいつらは初めて獲られたからまだ全然余裕があるな。
綾香はブラウスを脱いで、なんか妙に派手なブラジャー姿になったが
こっちはなんつーか、絶対この状況を楽しんでるから問題外だ。

東四局 1本場
東 イビル(31000) 南 芹香(19100)  西 ソポク(35000) 北 綾香(14900) 

A イビルが綾香から 11900
B 芹香がイビルから 3500
C ソポクがイビルから 2900
D 綾香がツモ 2000・4100
E 四風連打 南一局へ

157名無しボード:2005/11/30(水) 03:05:12
追い詰めてみる。A.

158名無しボード:2005/12/01(木) 22:47:45
さて、稼ぐとなると獲る相手が重要だよな。
ソポクは腕が立つけどあんまり金はもってそーにねー。
来栖川姉妹は金持ってそうだが、芹香は随分とオカルトマニアらしいから
下手に貸し借り作ると、あとでミョーな儀式とかに巻き込まれそうだな。
そうなると狙いは一点、綾香だよな。さばけてるから後腐れなさそーだし。

「……ってなわけでロン」
「いい読みね、いろんな意味で」

振りこんだ綾香だが、何のためらいもなく背中に手を回し――

「ちょっと待てよ、先にブラジャー外す気か!?」
「別にどこから先に脱ぐってルールはないでしょ」
「まあ、そりゃ何から脱ぐかは脱ぐ側の勝手だけどさぁ」
「…………」

若さにはちきれそうな、張りのあるおっぱいをさらけ出す。
上半身は全裸、下半身は普通にスカート履きという、ちょっとマヌケな姿だ。

「…………」
「あー、何か見てるとアホみたいで気が抜けるぞ」
「それが狙い……だったら手ごわいんだけどねぇ。
 面白そうだからやってみたようにしか見えないんだよね、あんたの場合」
「さすがはヤマユラ1の打ち手――大した観察力ね」

他3人の溜息が重なった。

東四局 2本場
東 イビル(42900) 南 芹香(19100)  西 ソポク(35000) 北 綾香(3000) 

A イビルがソポクから 6400
B 芹香がツモ 2200・4200
C ソポクが芹香から 3200
D 綾香がイビルから 16600
E 綾香が九種九牌 南一局へ

159名無しボード:2005/12/02(金) 00:59:52


160名無しボード:2005/12/04(日) 02:08:35

「九種九牌、流局よ」
「おや」
「へえ」
「……」
綾香の倒した手牌を見て、ソポクとイビルが以外な顔をする。
「なに、九種九牌がそんなに珍しいの?」
「いや、あんたの性格からして流さずに国士無双を狙うんじゃないかってね」
「そーだぜ、今の点差でフツーに流すと思わなかったからな」
「国士無双って麻雀の基本ルールと全然関係ないじゃない。
 何の繋がりもなく、バラバラの牌を集める運試しなんてしても仕方ないわ」

東場が終了したわ。脱いだ服は

芹香:靴下、スカーフ
綾香:ベスト、ブラウス、ブラジャー
ソポク:ショール
イビル:なし

特筆すべきはイビル、伊達に魔族で雀鬼ファミリーではないって事でしょう。
反対に綾香の落ち込みが目立つが、逆にそこが不気味かもしれない。

「…………」
「自分で言わないで下さい?
 いいじゃない、ここまで負けてるとちょっとワクワクするのよ」

それでは残り半分、南場のはじまりはじまり――

南一局 0本場
東 芹香(19100)  南 ソポク(35000) 西 綾香(3000) 北 イビル(42900) 

A 芹香がイビルから 12000
B ソポクがツモ 1300・2600
C 綾香がソポクから 8000
D イビルが綾香から 5200
E 綾香から3人あがり 南二局へ

161名無しボード:2005/12/04(日) 03:34:14


162名無しボード:2005/12/05(月) 00:44:11
「………」
微かにロンです、と声が響く。
「姉さん、もう少し大きな声出さないと見逃されるわよ」
「………」
「チッ、相変わらずこっちを狙ってやがるな」
芹香は無表情だが、魔族を支配下におけるチャンスに相当張り切っているようだ。

「ヘッ、見て驚くなよ!」

イビルはファスナーを一気に降ろすと、上体を唯一覆うジャケットを脱ぎ捨てた――
と思ったら、その下はさらに密着するタイプの黒のインナーで覆われていた。

「………」
「いや、驚くなといわれてもねぇ」
「この……なんというか、見事な貧しさは驚いちゃうわよね」

そう、ナイトライターでさらに増した見事なまな板である。

「うるせー、魔族の価値は胸で決まるんじゃねー!ここで決まるんだよ!」

イビルは二の腕に手を添えると、ぐっと腕を突き出してみせる。

「なるほど、魔族には脇フェチのほうが多いわけね?」
「来栖川家の全財産ぶん取るからな」
「はいはい、頑張っておくれよっと」
「………」

ジャラジャラジャラ――
漫才コンビは放っておいて、芹香とソポクはテキパキ洗牌を始めた。

南一局 1本場
東 芹香(31100)  南 ソポク(35000) 西 綾香(3000) 北 イビル(30900) 

A 芹香が綾香から 5100
B ソポクが芹香から 4200
C 綾香がツモ 3100・6100
D イビルがツモ 2100・4000
E 4カンツ 南二局へ

163名無しボード:2005/12/05(月) 00:48:33
反撃開始 C

164名無しボード:2005/12/06(火) 21:48:10
……芹香です。
……麻雀しています。
今は親で上がったばっかりですから……絶好調でしょうか。

「リーチ!よしよし、やっといい手が来たわ」

……あまり絶好調ではなかったようです。
それでも、私は勝ちたいです……勝って、あそこにいる魔族の人を支配して
いままで分からなかったあの魔術書や、試せなかったあの儀式を……

「ツモ!七対子、ドラ2でハネ満ね」

……儀式が遠退いてしまいました。

「……バラバラの牌を集める運試しは嫌いじゃなかったのかよ」
「あら、全部綺麗に2牌ずつじゃない♪」
「対子にドラが乗ると痛いねぇ」

……イビルさんも点数と服が減ったので、良しとしましょう。

165名無しボード:2005/12/06(火) 21:49:55
ソポクさんは服を脱ぐと襦袢のような肌着姿になりました。
……知らない国の服装なので、どう呼べばいいのか良く分かりませんが
淡い色合いは雰囲気に良く合っていると思います。

イビルさんはデニム地のミニスカートを脱ぎます……キュロットでしょうか?
下着は上と同じくスポーティな黒ですが、もしかすると
あれも魔界で作られた生地だったりするのでしょうか?
そうだとすれば、あのパンティを手に入れるだけでも
今後の魔術の研究に物凄く役に立ったりするのかもしれませ

「姉さん、何でテンション上がってるのか知らないけど服は脱がないとね」
「……テンションあがってたのかよ。全然わかんねー」
「静かに燃えるタイプ……ってのかい?」

……失礼しました。
それでは、セーラー服の上を脱ぐ事にしましょう。
もっとも、私は儀式の都合上全裸になる機会も多いので
あまり脱ぐ事自体に抵抗はありません……
純正魔族を手に入れるくらいなら、この程度おちゃのこさいさいです。

「やっぱり姉さんテンションあがってる」
「わかんねーって……」
「だねぇ」

南二局 0本場
東 ソポク(31900) 南 綾香(15300) 西 イビル(27800) 北 芹香(25000)  

A ソポクがイビルから 12000
B 綾香がソポクから 8000
C イビルが芹香から 8000
D 芹香がツモ 2000・4000
E 流し満貫達成(人物指定)

166名無しボード:2005/12/06(火) 22:04:33
B

167名無しボード:2005/12/08(木) 23:18:42
葉の次回作は麻雀だそうだな。

168名無しボード:2005/12/11(日) 17:17:34

「残念!ダマテンだけど白がそのままドラアンコよ」
「おや、何か仕掛けてそうな雰囲気だったのは分かってたけどね」

テンパイしても敢えてリーチを宣言しない。
リーチがつかず、裏ドラが生まれないため点数が下がるかわりに
相手の警戒も下がる、基本的な奇襲攻撃だ。

「これで全員ほぼ原点、やっぱりメンツが揃うと楽な勝負じゃないねぇ」

ソポクが襦袢を脱ぐ。胸元にはサラシが巻かれ、
下は左右が紐で結ばれた、紐パンか褌のような下帯姿になる。

「さて、ここまで脱いでやったんだ……
 あんた達も身ぐるみ剥がれる覚悟は出来んだろうね?」

どっかと座ったソポクのさらし姿が卓の向こうに見える。
その物言いと合わさって、まるで……

(姐さんだわ……)
(姐さんだな……)
(姐さんです……)

南三局 0本場
東 綾香(23300) 南 イビル(27800) 西 芹香(25000) 北 ソポク(23900) 

A 綾香が芹香から 5800
B イビルが綾香から 6400
C 芹香がソポクから 5200
D ソポクがイビルから 8000
E ここで役満が飛び出した(人物指定)

169名無しボード:2005/12/11(日) 17:51:05
Dを

170名無しボード:2005/12/15(木) 00:18:59
「ひのふの……よし、こんなところかね」
ソポクが何かを数えてからリーチを宣言した。
私以外があがれば次でオーラスになるわけだから
リーチで仕掛けたって事はかなり良い手が入ってるはずね。
用心深く牌を切っていると
「そいつだよ、リーチ一通にドラで満貫手さ」
「くっ、きびしーところばっか押さえやがって」
トップのイビルから直取り、そして逆転トップになるソポク。
やっぱり腕に自信があるってだけあって、さり気ないけど厳しい攻めね。

「ほらよ、これでいーだろ」
イビルは造作もなくブラを外して、無造作に投げ捨てる。
まな板みたいに控えめ胸を平気で晒しだしてるけど
女同士だからって油断してるなら……
「胸が小さいほうが感度がいいって言うわよね」
「ヘ、ヘンな事言うんじゃねー!こっち見るな!」
妖しげな流し目で見つめてあげると、イビルは胸を押さえながら真っ赤になってる。
魔物だからたぶん年上なんだけど、こうしてみるとなかなか可愛らしいわね。
……本当に可愛らしいわね、葵とどっちが大きいのかしら?
これは触り比べて確かめてみるしかないわね。
「………」(笑顔が怖いです)
「注目する人が違わないかい?トップはこっちなんだけどねぇ……」
「くそっ、ラス親なんだ、負けるわけにはいかねえ!」

南四局 0本場
東 イビル(21800) 南 芹香(25000) 西 ソポク(31900) 北 綾香(23300) 

A イビルが芹香から 2000
B 芹香がソポクから 3900
C ソポクがツモ 1300・2600
D 綾香がイビルから 12000
E それ以外(選択者指定)

171名無しボード:2005/12/15(木) 02:29:19
A

172名無しボード:2005/12/16(金) 00:31:18
イビルだ、さすがにヤバイことになって来た。
いや、ラス親まで勝負がもつれこむまでは想像出来たんだが……
「満貫直撃か、7700以上ツモあがりッ!」
……綾香が牌をツモるたびに念仏のように唱えてる。
あからさまに自分がトップで終わらせるつもりだ、つーかこっちを見る目が怖い。
勝利への執着心というよりも、なんかもっと……違うヤバさだ。
「あと少し、あと少しで……」
「ポ、ポン!」
思わず場に切れた中を鳴く。
もう安くてもいいし相手が誰でもいい。
まずは最下位脱出しないとヤバイ!
「………」
「ロン!中ドラ1!」
「もう、姉さん!せっかくの大チャンスだったのに」
「ま、こっちは手の入りもイマイチだったし、一人浮きになるなら悪くないさ」
や、やった、ギリギリで凌いだぜッ!

173名無しボード:2005/12/16(金) 00:31:42
「………」
相変わらずポーッとした雰囲気のまま、芹香がスカートを脱ぐ。
白い下着が意外と豊満な胸やお尻を包んでいる姿は
この場に野郎がいたらたまらねーんだろうな。
……別に羨ましくなんてないぞ。アタイにはアタイの魅力があるんだ。
「姉さん、少し見ないうちにまたいいお尻になったじゃない」
「………」
……違った、たまらねー奴にはたまんねーんだな。
「形ばっかり大きくなってもガキはガキさね。
 本当の大人の女ってのは、もっといい味を出すもんだよ」
なんかソポクはソポクで妙な張り合い方してるし。

ああもう、とっとと生活費巻き上げて帰るぞ!

南四局 1本場
東 イビル(23800) 南 芹香(23000) 西 ソポク(31900) 北 綾香(23300) 

A イビルが綾香から 11900
B 芹香がイビルから 12300
C ソポクが芹香から 4200
D 綾香がツモ 3100・6000
E それ以外(選択者指定)

174名無しボード:2005/12/16(金) 01:54:41
もう少し粘って、A

175名無しボード:2005/12/18(日) 22:28:02
もう勝つ事だけ考えよう、そう思ったら結構いい手になった。
しかも低めながら綾香からロン牌がこぼれるあたり
やっぱりアタイの腕も捨てたモンじゃねーと思う。

「ロン。低めだから満貫にはちょっと届かなかったな」
「……そっか、そんなに私を脱がせたいんだ」
「違う!変な目でこっちみんな!」

綾香はなんか妙な目付きでこっちを見ながら、スカートに手を……
かけないでスカートの下から手を突っ込みやがった。
隠れてた白い布切れが丸まって、そのままスルスルと下ろされる。
「ん……ちょっと湿ってるかも……」
「知るか!あとイラネー!」
スカートはそのまま綾香がパンティだけ脱いで
差し出してきやがったので、むしりとって壁に叩き付けてやる。
……クソッ、すっかり遊ばれてるじゃねーか。

「2位は確保かい。ま、とりあえず面目は果たせたかねぇ」
「……いいや、続行だ。ケチな点棒拾う気なしッ!
 アタイの2本場でもう一勝負といこうぜ。
 綾香、ハコにして文字通り身ぐるみ剥がしてやるかんな」
「…………」
「ふふっ、私も別にいいわよ。でも……
 1位になっても続行って宣言するんなら、ここからは
 上がり止まるまで嫌でも親は続けてもらうわよ」
「いいぜ、アタイがあがり続ければあんたらの逆転はドンドン遠くなるからな」
「計算通りいけば、そうだろうけどねぇ。
 こっちとの点差ならザンクでも逆転出来るんだよ?」
「………」

やばい、挑発に乗ったかもしれない。
でも言っちまったモンはしょうがねー、勝って勝って勝ちまくってやる!

南四局 2本場
東 イビル(35700) 南 芹香(23000) 西 ソポク(31900) 北 綾香(11400) 

A イビルがソポクから 3500
B 芹香がツモ 3200・6200
C ソポクが綾香から 4500
D 綾香がイビルから 24600
E それ以外(選択者指定)

176名無しボード:2005/12/18(日) 23:29:25
美味しいところをもっていくB

177名無しボード:2005/12/19(月) 00:15:23
挑発に乗ったため気負っているイビル。
2位を確保したと一旦安堵して緩んだソポク。
最下位でそれなりの手でないとあがれない綾香。

三者が三様に自分のリズムを崩している中で
決着をつけたのはマイペースに手を進めていた芹香だった。

「………」
ツモ、チャンタ、発、ドラ3。
芹香が小さく呟きながら牌を倒す。

「おっと、これはきっちり差し切られたかい?」
「姉さんはツキが回ると凄いわね」
「チッ、挑発に乗らなきゃ勝ってたのによー」
「………」
ごまかさないで脱いでください。
芹香も来栖川の令嬢、勝負には意外と厳しかった。

178名無しボード:2005/12/19(月) 00:16:28
「世界はやっぱり広いねえ、いい勝負だったよ」
ソポクがサラシを解くと、豊満な胸が解放される。
緩やかな曲線を描いてわずかに垂れ下がる胸は
張りのある綾香とはまた違った趣きがあった。
「アタイは最後まで引っ掻き回された感じだ、納得いかねーぜ……」
イビルもパンティを脱ぐ。
芹香にとって残念な話だが、素材は普通の布のようだ。
悔しそうに後ろを向いた拍子にイビルの尻尾がふらりと揺れる。
「それで、優勝した姉さんは何をリクエストするのかしら?」
綾香は椅子に座ったままで右足を持ち上げ、片膝を立てた。
丈の短いスカートが太腿に持ち上げられ、抱えられた右足の奥では
綾香の一番大切な部分がスカートの影に見え隠れしている。
「勝ったのが浩之だったら、間違いなく私にルパンダイブしてるところでしょうけど」
「……ツッコム気力も失せた」
「姉妹なら普通に貸し借りとかしてそうだしねぇ」
「あら、特別になんでも言う事聞いてあげるわよ?」
「…………」

最終成績

芹香 (35600)
イビル (29500)
ソポク (28700)
綾香 (8200)
 

※芹香から綾香への命令を指定して下さい

179名無しボード:2005/12/19(月) 01:36:55
最近浩之にモーションをかけているあかりを
綾香のレズプレイで篭絡してほしい

180名無しボード:2005/12/22(木) 01:11:10
「はぁ……はぁ……あ、綾香さん、どうし……んっ!?」
あかりの困惑を舐め取るように、綾香の舌がゆっくりとあかりの体を這う。
綾香が頭の位置を変えるたびに新しい性感帯の場所を知らされて
あかりの脳は飽和状態となり、ただ喘ぐばかりになっていった。
「だいぶ出来上がってきたようね」
「あ、はぁ……こんなの……」
「まだよ、本当の女の子同士のお楽しみはこれから」
綾香はあかりの左足を持ち上げると、互いの剥き出しの股間を寄せる。
「え……あ、あっ!?んっ!?」
「んくっ!……どう、すごいでしょ?」
お互いを密着させた状態で綾香が腰をすり寄せるたびに走る衝撃に
あかりは敷布団に指を食い込ませながら、必死で耐える。
「我慢しなくていいのよ、体の力を抜いて全部受け入れちゃいなさい。
 そうすればきっと素敵な夜になるわよ……」
綾香は怪しく誘い、そして貝を合わせながらあかりの足の指を口に含んだ。
「んあああーっ!?」
遂にあかりの中で何かが弾けた――

181名無しボード:2005/12/22(木) 01:11:30
「………」
襖から覗いていた芹香がこっちにVサインを送る。
上手くいってるって事なんだろうが、アタイは興味ねー。
「しかしまぁ……なんでこんな洋風の屋敷で和室なんだろうねぇ」
「そうだな、まだそっちのほうが気になるぜ」
ソポクの手には3位入賞の賞品・食用油セットが抱えられている。
ここまで勝負して手ぶらで返すのも何だからと芹香から貰ったもんだ。
ちなみにアタイの2位入賞の商品はハム詰め合わせだった。
……横にあからさまにテープを剥がした後があるから
間違いなく中元、歳暮の使い回しだな、来栖川も案外セコイぜ。
ま、食えるんなら食費の足しになるから結果オーライだ。
「それじゃ、うちのが腹減らせてるだろうから
 帰ってこいつでモロロでも揚げてやるとするかね」
「アタイも帰るか」

来栖川姉妹に振り回されてハム詰め合わせか、実入りの悪い勝負だったぜ。
まあ、話のオチは「世の中上手い話はない」って教訓で充分か。
あ、あと……あれだ。

綾香はまたまたレズだった。

                  終わり

182名無しボード:2005/12/22(木) 01:15:11
本格派レズSSに期待してた人ごめんな、と謝りつつ

※次の対戦カードを決めてください(4人人物指定)

でいいかな?

183名無しボード:2005/12/22(木) 01:52:46
じゃあ完結記念で川名みさき

184名無しボード:2005/12/22(木) 08:25:15
七瀬彰

185名無しボード:2005/12/22(木) 10:43:34
佳乃は入れとく

186名無しボード:2005/12/22(木) 14:58:40
ならば綾香の雪辱戦

187名無しボード:2005/12/22(木) 17:15:32
約12時間で埋まってるだと!?
結構見てる人いたんだな……出遅れたorz

188名無しボード:2005/12/23(金) 23:02:32
確かに見ている人多かったんだな。
俺含めて二、三人かと思ってた。でもちょっと嬉しい。

189名無しボード:2005/12/23(金) 23:40:39
「必勝の極意、それは勝つまで戦い続ける事!」
「ギャンブラーが破産する時の理屈だなあ」
「いいのよ、グランドチャンピオン大会の席はまだ2つあるし
 ここに第3回選択スレ脱衣麻雀大会激闘編の開催を宣言するわよ!」

呆れる彰をよそに有無を言わさず開会宣言する綾香。
(ルールの詳細は>>69
ちなみに本気でグラチャンを開催した場合、今のところビルと芹香という
実に盛り上がらなさそうなメンツが登場するのが確定している。

「ところで佳乃ちゃんも参加するの?」
「うん、あたしも何かやってみたいって思ってたんだぁ。
 バトルだと勝ち目なくても、ゲームなら勝てるかもしれないもん」
「えっと、でも、その……負けたら服を脱がないといけないし」
「男の人は彰くんだけだから大丈夫だよぉ」
「あら、なかなか積極的な発言ね。やるじゃない、色男さん?」
「いやー、そんな本当のこと言われても」

綾香が冷やかすが、照れまくるバカップルはそれすら楽しそうだ。
だが、そんなやりとりに乗り遅れた彼氏争奪戦真っ只中の人がいた――

「うう、勝負はまだなのかな?」
「ああ、ごめんねみさきさん。それじゃ始めちゃいましょうか」
「えっと……あの、その人って目が……」
「大丈夫だよ、自分の牌は盲牌すれば分かるし
 皆が牌を切る時に何を切るか教えてくれればポンやロンも出来るよ」
「それだと相手のツモった牌が手に入ったか分からないから不利じゃないかな?」
「目が見えなくても勝負は出来るよ、アカギだって苦戦してたんだから」
「……そういえばアニメ化してたんだっけ」

そんなわけで、若干の過去ネタと時事ネタを交えつつ新たな対局が始まるのであった。

※席順を決定して下さい

190名無しボード:2005/12/24(土) 01:31:01
 東 彰
 南 みさき
 西 綾香
 北 佳乃

阿佐田哲也の「黄金の腕」では手出し、ツモ切り、と
声に出してあげてたな。

191名無しボード:2005/12/24(土) 01:41:07
みさきはけっこう麻雀強かったりする。ついでに綾香とただならぬ仲だったりする。
(εスレ参照)

192名無しボード:2005/12/24(土) 08:17:20
全自動卓の洗牌する音が聞こえる。流石に来栖川製の最高級品は静音にまでこだわってる。
カラカラカラというこの音は内蔵のサイコロを振る音だね。
「自5だよ。ドラは8筒。はい、川名さん、手を」
「ありがとう、彰さん。みさきでいいよ」
彰さんに誘導してもらった場所から4枚牌を取る。
五萬、4索、中、9筒と。
「みさきさん、取ったよ」
「うん、あ、もう場所はわかるよ」
牌の大きさから類推した場所から牌を取る。あ、中がトイツになった。

「じゃあ、いくよ。北、手出し」
「なに、その手出しって」
「阿佐田哲也の小説で、盲人の人と麻雀をやる時に、ツモった牌を
 どう処理したかを口でいってあげてるんだ。手出し、ツモ切りとね。
 参萬とかが手出しとツモ切りでは相手の牌形の推理に大きく差が出るからだろうね」
「へぇー、彰くん、詳しいんだねぇ」

そんな話をしながら、私は頭の中で、北の残り3、7筒の残り3、
彰さんの捨て牌が北と記憶する。将棋の奨励会では全く将棋の駒を使わずに
双方の頭の中だけで対局してみたりもするそうだけど、こんな感じなのかな。
あっと、中がアンコになった。うん、幸先良し。
「南、手出し」

A 彰が綾香から12000
B みさきが彰から5200
C 佳乃がみさきから2600
D 綾香がツモ 1000・2000
E 全員ノーテン 東二局へ

193名無しボード:2005/12/24(土) 09:50:19
c

194名無しボード:2005/12/25(日) 23:10:24
「ロン! 発ドラ1で2600!」
「うう、早いよ佳乃ちゃん」

彰です。
みさきちゃんが制服のカーディガンを脱いでる。……かなりのボリュームだ。
男としてこういうシチュエーションに一人でいるというありがたさを実感しながら、
表面上は気にも留めないようなポーカーフェースで会話を続ける自分が好きだ。
ちなみに、僕がみさきさんと呼んでいるのはそのほうがなんだかぞくぞくするからで、
佳乃ちゃんの前でそう呼ぶことに快感を感じるのはどこか変なのかも知れない。
先日出演した作品でもエキストラとして二人で出たし、僕も冬弥を責められないかも。

「彰くん、どうしたの?」
「ううん、なんでもないよ、佳乃ちゃん。そういえば、僕と佳乃ちゃんが
 一位と四位になったらどうしようか」
「ちゃんとお願い事言うよ。何がいいかなぁ」
「じゃあ僕は佳乃ちゃんが僕のことをもっと好きになってくれるように
 お願いしよう」
「それは難しすぎるお願いだよ。いまよりもっとなんて」

対角線を挟んだ片側からあきれた視線が飛んでくる。
「当てられちゃうね」
「まあせいぜい私が一位にならないように祈ることね」
さて、あの二人が四位になったらどんな命令をしようかな。

東二局 0本場
東 みさき(22400) 南 綾香(25000) 西 佳乃(27600) 北 彰(25000) 

A みさきがツモ 4000オール
B 佳乃がみさきから1000
C 綾香が彰から 3900
D 彰が綾香から 7700
E 綾香のみ形式テンパイ(1000オール) 東三局へ

195名無しボード:2005/12/25(日) 23:14:44


196名無しボード:2005/12/26(月) 02:25:03

みんな、こんにちは!みさきだよ。
実は私はこう見えても麻雀は強いんだ。
さっきはせっかくの中アンコが無駄になっちゃったけど
すぐにまたあがれそうな感じだよ。
これもきっと普段の行いがいいからだねっ!

「やった、今度はツモれたよ!
 リーチツモ、タンヤオ七対子。裏乗った?」
「乗ってないけど、ノーミスで七対子ってすごい確率だねぇ」
「うーん、何となく次に来る牌が分かるんだよ」
「まさか……君もニュータイプ……」
「相変わらず強いわね、そんなに私とのキスが忘れられないの?」

う、それは忘れたいかな。
そんなわけで皆に服を脱いでもらうんだけど――

「はい、まずはスカートを脱いだわ」
「僕はとりあえずジャケットを……」
「あたしは制服のタイを外したよぉ」

ごそごそとしてる物音が聞えるけど、それだけであんまり面白くない。

「ううっ、もっとどんどん恥ずかしそうな声とか出してよー」
「恥ずかしい声って、まだ一枚目じゃないの」
「それに女の子と彰くんだけだから、別に恥ずかしくないよぉ」
「僕も別に……あ、中学か高校のときにクラスメートに
 『お前は女顔だから女子更衣室で着替えてこい』ってからかわれたの思い出した」
「そんなちょっと切ない話はいらないよー……」

東二局 1本場
東 みさき(34400) 南 綾香(21000) 西 佳乃(23600) 北 彰(21000) 

A みさきが綾香から 12300
B 佳乃が彰から 4200
C 綾香がみさきから 8300
D 彰がツモ 2100・4000
E 「誰に断って妹の服を脱がせてるのだ!?」聖が乱入してきた!

197名無しボード:2005/12/26(月) 03:32:28
七瀬を脱がせとBが叫ぶ

198名無しボード:2005/12/26(月) 23:09:47
「ローン! ざんくの1本場はよんせんにひゃくー!」
「ううっ、もうちょっとだったのに」
「ほら、彰くん早く脱いでぬいで!」
「わ、わかったよ佳乃ちゃん」

彰さんが白いセーターを脱ぐとパチパチという静電気と一緒に
下に着ていた長袖のシャツがめくれ、おへそがあらわになった。
知らず、私の喉が鳴った。
白い、白い肌。腰に女の子の線とは違う色気がある。
セーターの頭を通したときに男性にしては長い髪が持ち上げられて、
視線を追わせるようにうなじがあらわになる。
他人に見せるための動きじゃないのに、素だとしたらすごい才能だと思う。
「ふう」
脱ぎ捨てた服を片手に持った横顔は、正面から見た童顔に比べて20歳頃の
男性なのがよく分かる。薄手のシャツを通して見える体は
華奢ながら引き締まった背中のラインを見せ付けているようで。

「ねぇ、そこの実況中継してる人をなんとかしてくれないかな、佳乃ちゃん」
「なんでぇ? みさきちゃんに聞かせてあげてるんだよね」
「うぅん、私にはなんだか自分自身を高めるために口にしてるだけな気がするけど」

「そして彰は切なげに、ああ……もう出させてと綾香に向かって懇願する。
 綾香の爪先は彰の敏感な部分をつくつくとこまめについて刺激を与え」
「綾香ちゃん、つぎっ、次きみが親だからっ! 早くサイ振って!」
「彰の振ってという言葉に綾香はだらりとたれていたその袋をもう片足で
 つまみあげゆさゆさと」

東三局 0本場
東 綾香(21000) 南 佳乃(27800) 西 彰(16800) 北 みさき(34400)

A 綾香が彰から 5800
B 佳乃が綾香から 3200
C みさきが佳乃から 1300
D 彰がツモ 2000・4000
E 途中で綾香がみんなに飲み物と食事を差し入れた。

199名無しボード:2005/12/26(月) 23:11:08
yosi E de

200名無しボード:2005/12/27(火) 05:15:38
「少しおなかがすいたわね。何か頼む?」
「頼むって…… ここ雀荘じゃないよね」
「ちゃんとメニューもあるわよ。雰囲気出すために」
「凝り性だね。さすがは来栖川邸の麻雀室というかなんというか。
 食べ物はラーメン、チャーハン、ピラフ、カレーライス、ベーコンエッグ丼……
 飲み物は梅昆布茶、お茶、麦茶、ウーロン茶、コーヒー、コーラ、オレンジジュース……
 本当に雀荘みたいだね」
「綾香ちゃん、私はカレーライス10人前にオレンジジュース3人前」
「えっ!?」
「あいかわらずね……」
「じゃああたしはピラフと麦茶!」
「うーん、僕はラーメンとウーロン茶」
「はいはい、セリオ、今のと、チャーハンとコーヒーありありね」

「三萬、ツモ切りと。ああ、来たわね。じゃゆっくりとすすめましょうか」
「やっぱりストップはしないんだ」
「麻雀しながら食べる以上、雀卓以外でしかもゆっくりと食べるなんて
 かえって情緒がないわ。郷に入りては郷に従え、雀荘のルールどおりにやるわよ」
「うわ、おいしいよ、このピラフ」
「味だけは雀荘とは比べ物にならないね」
 
フフフ、みんな何も知らずに食べているわね。
まさか、

A 彰
B みさき
C 綾香
D 佳乃
※複数指定可

の料理に、

1 催淫剤が
2 利尿剤が
3 下剤が
4 セイカクハンテンダケが
5 隠し味にしょっつるが
※複数指定可

入っているとも知らずに……

201名無しボード:2005/12/27(火) 05:59:10
D 1
B 2
C 4
A 5

202名無しボード:2005/12/27(火) 09:37:48
なにげに一枚目にスカートを脱いでいるのがすげえ。

203名無しボード:2005/12/27(火) 20:13:57
自分にセイカクハンテンダケかよw

204名無しボード:2005/12/27(火) 22:44:53
きっと芹香あたりがズルはいけないと気を利かせたのだろう

205名無しボード:2005/12/29(木) 01:15:54
「ねえ、なんだか部屋がだんだん暑くなってない?」
「勝負に熱くなってるからそう感じるんじゃないかな」
「あ、そっかぁ」

フフ、聞いてきたみたいね……
佳乃ちゃんの料理には催淫剤が入ってるのよ。
これで集中力はどんどん落ちていくでしょうし、効き過ぎても
彼氏同伴だから感じている感情は鎮め放題だから大丈夫よね。

「でも本当に美味しいね、オレンジジュースおかわり!」

そしてみさきの料理には利尿剤が入ってるわ。
そうやっておかわりすればするほど墓穴を掘る事になるのよ。
もちろん、イカサマを仕込む恐れがあるから
半荘終わるまでトイレ休憩なんてないのが来栖川ルール。
もし我慢し切れなかったら……大丈夫、その時はあたしが優しく拭ってあげるわ……

「こ、これは――ッ!?」

最後に彰の料理にはセイカクハンテンダケを少々。
気弱で女の子っぽい彰が反転したらどうなるのかしら?
これは想像しただけでワクワクするわね。

「ただの醤油ラーメンかと思ったら……
 この独特のコクのある風味、そして香りはしょっつるだね!?」

……あら?

「魚醤のしょっつるに大豆由来の醤油、出汁は豚骨と鶏ガラに……隠し味は利尻昆布か!?
 素材同士が巧みに組み合わさったこの深み調和、うーまーいーぞーっ!!!!」

今川繋がりで閃光と絶叫をあげながら薀蓄を垂れる彰……って、これは何かおかしいわね。

206名無しボード:2005/12/29(木) 01:16:14
(ちょっとセリオ、ちゃんとセイカクハンテンダケ入れたの?)
(綾香さまがアリアリとリクエストなされたので
 そちらに砂糖とセイカクハンテンダケを入れさせて頂きました)

「ちょっとセリオさん、間違っていませんこと?」
「アリアリと指定されたので、過去の綾香さまの行動を元に
 もっとも適切と思われる組み合わせを選択しました」

わたくしとした事が、うかつにも声を荒げてしまいましたわ。
セリオさんはアンドロイドなのですから、最初に正確な指示をしなかった
わたくしのミスだったようです……これでは怒れませんわね……

「あら……き、きゃぁぁぁぁぁっ!?」

「ど、どうしたの、突然!?」
「わ、わた、わたくしの、し、し、した……」

もう恥ずかしくて声にもなりません。
気がつけけばわたくしはスカートを履いてなく、その、殿方がいらっしゃるのに
薄い下着一枚で大切な部分を……そんな、もう、どうすれば……

「好きでスカートから脱いだんじゃないのぉ?変な綾香さん」
「きっと新手のプレイなんなんじゃないかな」
「こ、こんな破廉恥な事を、プ、プレイだなんてはしたない!」

もう恥ずかしくて仕方ありません、早く勝負を終わらせないといけませんわ。
出来ることなら中止にしたい事ですが、それは来栖川の不退転の家訓に反する事になるし……
まったくわたくしとした事が、どうしてこんな馬鹿げた条件にしてしまったのでしょうか。

東三局 0本場
東 反転綾香(21000) 南 佳乃(27800) 西 彰(16800) 北 みさき(34400)

A 反転綾香がみさきから 1500
B 佳乃がツモ 1300・2600
C みさきが反転綾香から 8000
D 彰が佳乃から 3900
E みさきがもじもじとし始めた……

207名無しボード:2005/12/29(木) 01:25:58
ここはCだな

208名無しボード:2006/01/06(金) 21:35:42
「やったね、またあがれた!5は赤いかな?」
「赤は入ってませんわよ……でも、それでも満貫だなんて……」
狙い済ましたかのような満貫が綾香を直撃する。
「みさきさんって強いねぇ、どうしてかな?」
「五感のひとつが閉ざれてるから、コスモがもの凄い勢いで溜まるんだよ」
「そんなどこかの黄金聖闘士じゃあるまいし」
「とにかく綾香さん脱いでー」
「わ、わかりましたわ……」

「そ、そんなに……じろじろ見ないでくださいませ……」
反転した綾香がそそくさとベストを脱ぎ、両腕で胸元を隠す。
まだブラウスも着ているというのに、先程までとはうってかわって
過剰なほどに自分の状態を恥らっていた。
「なんだか分からないけど、そのリアクションいい感じだね」
「……あたしだって将来はお姉ちゃんみたいに大きくなるんだからぁ」
「いや、大きくても小さくても佳乃ちゃんの胸は素敵だと思うよ」
憮然とした佳乃を彰がフォローする。

東四局 0本場
東 佳乃(27800) 南 彰(16800) 西 みさき(42400) 北 反転綾香(13000) 

A 佳乃がみさきから 12000
B みさきが彰から 3900
C 彰が反転綾香から 6400
D 反転綾香がツモ 500・1000
E 彰が料理を食べながらグルメな薀蓄を続ける

209名無しボード:2006/01/06(金) 23:53:35
d

210名無しボード:2006/01/12(木) 17:29:50
「ツモです、すいません……」
なんだか声がやけに弱弱しくなっちゃったけど、どうしたのかな、綾香ちゃん。

「あ、ちょっと、なに、佳乃ちゃん」
「あたしが脱がしてあげるね」
「い、いいよ自分でやるから」
「いいからいいから」
「あっ……あの、あんまり息かけないで」
「へぇ、シャツの下になにもつけてないんだぁ。
 なんかえっちだね」
「べ、べつにそんな、あうっ、ちょっちょっとどこ触ってるの」
「乳首」
「そんなにストレートなこたえが欲しかったわけじゃなっいうっ!」
「ぴくってしたね。ちょっと尖ってきたかな……」
こっちはこっちですごいことになってるけどね。
まぁいいや、なんだかそれどころじゃないみたいだから
あんまり下着を見せるのに抵抗がなくなっちゃった。
んっと、上を脱いで……と。

「うわあ、みさきさんのもおっきい」
あっ、みつかった……ってあたりまえなんだけど。
うう、なんだか直接言われるのはすごくはずかしいよ。
「くやしいよ、彰くん」
「う、うん、さっきも言ったけど、大きくても小さくても佳乃ちゃんの胸は
 素敵だと思うから、だからもう離れて」
「ありがと、彰くんも立ってても立ってなくても乳首は素敵だよ」
「いやっ、男のなんかどうだっていいと思うからっ!」
 
なんだかハイ気味な佳乃ちゃんが上半身まで一体になってるらしい
制服を脱いでやっと落ち着いたみたい。
さっきから静かだったと思ったら綾香ちゃんは真っ赤になっているみたいで、
なんでスカート脱ぐのははずかしくなくて人の着替えを見るのは
恥ずかしくないのかどうもわからない。羞恥心て言うのは人それぞれだね。
それより、なんだか少しトイレにいきたくなってきたな……

南一局 0本場
東 彰(16300) 南 みさき(42100) 西 反転綾香(15000) 北 佳乃(26800) 

A 彰が佳乃から5800
B みさきが綾香から3900
C 佳乃がみさきから8000
D 綾香がツモ 2000・4000
E みさきがトイレに立つ(許可・禁止・誰かがついていく の3つも選択。ついていく人も)

211名無しボード:2006/01/12(木) 21:02:34
Eで……佳乃と綾香。

212名無しボード:2006/01/12(木) 23:41:51
みさきさんが牌をつもったと思うと、パタンと手を手前に倒したよ。
なんだろう、長考かなぁ。
「途中でごめんね。綾香ちゃん、あの、トイレ、行きたいんだけど」
あぁ、さっきからなんだかもじもじしてると思ってたらそれだったんだねぇ。
ふぅん。トイレか。
「じゃあ、ご案内しますね」
「ついでにあたしも行くね」

上半身裸で誰もいない卓の前にいる不思議な状況の彰くんだけを置いて
トイレにやってきた。
すごく綺麗で、広い。すごいなぁ。
「ちゃんと点字までついてるんだね。ありがとう綾香さん、もう大丈夫」
「なにかあったら呼んでくださいね」
なにがあったのかわからないけど、綾香さんなんだかすごくお嬢様みたい。
本当にお嬢様なわけなんだけど、なんていうか、さっきまでとのギャップがいいな。
こう、なんだか押せば壊れそうなところとか。綺麗な足の線とか。
おかしいな。さっき彰くんのを脱がしたときといい、なんだか変な考えに囚われてる。
熱い身体が気になる。麻雀にあまり集中できてない。
ここらへんでなんとかしときたいかも。

鍵がかかっていないみさきさんのトイレ。
行儀良く洗面所で待っている綾香さん。
一人だけ待っている彰くん。
誰も入っていないトイレ。
さてと。
……どうしようかな。

A みさきで感じている感情を鎮める
B 綾香で感じている感情を鎮める
C 彰で感じている感情を鎮める
D 自分で感じている感情を鎮める
E 感じている感情は風船と一緒に空へ行ってもらう

213名無しボード:2006/01/13(金) 00:39:32


214名無しボード:2006/01/13(金) 22:46:40
あたしのいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。
しずめる方法はあたしが知っている。あたしに任せなさい。
では、トイレに入ってと。
あんまり時間もかけていられないから、早速、

A あたしの部屋で
B 学校で
C 麻雀卓の上で
D コロシアムで
E お好きな場所を書いてください

という状況で、

1 彰
2 聖
3 怖い笑みを浮かべた同じ制服を着た女の子
4 強化兵's
5 お好きな方を書いてください
※複数指定可

あの人と、

ア 合意の上、している
イ 無理やりされている
ウ むしろ無理やりしている
エ 回りから強要されている
オ お好きな立場を書いてください

というネタにしよう。

215名無しボード:2006/01/13(金) 23:36:41
E 病院のベッドの上で
2


216名無しボード:2006/01/15(日) 22:15:26
使われていない駅から歩いて10分くらいの、ごく一般的に見える霧島診療所にチン入。
お相手の美人系女医はすでにスタンばっているということで、小生も診察室へとコンニチハ。
噂の彼女は若干年齢は高めながらもドキョニューとキツメの美人ちゃん。
手足をベッドにコーソクされてるという状態でパンツが少し見えて早速小生の
愚娘もトロトロ。寝ている彼女へ駆け寄りましたナ。
チュパチュパと履いたまま刺激を与えてるとピクピク動いてヌルヌルの感度良好。
パンツを下ろすとウツクシーのを御開帳。小生の愚娘をこすりつけると
二人のラブジュースで小生のビーチクもコーチョク。
そこで起きた彼女は小生の名を呼びながらギッコンバッタン。それもまた刺激に
なって小生一旦ショーテン。お姉ちゃんといいながら言葉攻めと指マンすっと
彼女もショーテン。おおヨガリの彼女の顔の前に小生の愚娘を差し出すと
さっそくクンニ。そーゆうプレイもアリと聞いていた小生は彼女の髪を
つかむと顔面に黄金水。彼女はニョーの出口から残りもチュルチュルと
吸い取ってくれ、大マン足。

217名無しボード:2006/01/15(日) 22:17:59
みさきです。
……隣のトイレからいろんな音が聞こえてきます。
「あはっ、お姉ちゃん、こんなのがいいのぉ?」
という声と一緒にちゃぷちゃぷという音が聞こえたり、
「駄目だよ、目つぶらないで」
という声と一緒にしゃあああという音が聞こえたり。

……佳乃ちゃん、そういうのは自分の部屋でやってほしいよ。
気づかれないように戻ろう。なんだか今の綾香ちゃんにこんなの聞かせたら
卒倒しちゃいそうだし。


「あれっ、みさきさんたち、佳乃ちゃんは一緒じゃないの?」
「うん、まだみたいだから、一足先に」
「ふーん」
「彰さん、毎晩大変なんだね……」
「ど、どうしてそんな哀れんだ目で僕を見るの?」

しばらくして、妙に晴れやかな表情の佳乃ちゃんが戻ってきて、やっと再開された。
うう、恥ずかしくて佳乃ちゃんの顔が見られないよ。

南一局 0本場
東 彰(16300) 南 みさき(42100) 西 反転綾香(15000) 北 佳乃(26800) 

A 彰が佳乃から5800
B みさきが綾香から3900
C 佳乃がみさきから8000
D 綾香がツモ 2000・4000

1 佳乃の催淫剤の効き目は継続/綾香の反転も継続
2 佳乃の催淫剤の効き目は終了/綾香の反転は継続
3 佳乃の催淫剤の効き目は継続/綾香の反転は終了
4 佳乃の催淫剤の効き目は終了/綾香の反転も終了

218名無しボード:2006/01/15(日) 22:21:07
なお、最初から見られないんじゃないかという突っ込みは禁句。

219名無しボード:2006/01/16(月) 00:05:21
216の元ネタを見た事があるような気がするけど思い出せなくてもどかしいッ!

選択はC−2でお願いします。

220名無しボード:2006/01/16(月) 08:31:06
島本なめだるま親方だな。

221名無しボード:2006/01/20(金) 22:30:54

「みさきさん、それロンだよぉ」
「うう、これが通らないの?」
「危険牌が綺麗に止められてますわね……」
 えへへ、すっきりしたらなんだか頭が冴えてきちゃったんだ。
 この調子ならどんどん上がれそうだよぉ。

「こ、これでいいかな?」
 みさきさんがスカートを脱いで下着姿になる。
「そうですわね、とっても魅力的だと思いますわよ」
「そうかな、雪ちゃんは似合ってるって言ってくれるんだけど
 自分じゃこの下着が似合ってるか良く分からないんだよ……」
 お世辞を抜きにしても、みさきさんの下着は似合ってる。
 きっとその雪ちゃんって人の見立てがいいんだろうけど……
「やっぱり出るところが出てる人はうらやましいなぁ」
「お姉さんはスタイルいいんだから、佳乃ちゃんもきっとすぐに大きくなるよ。
 その、ほら……僕が毎晩大きくなるようにしてるじゃないか」
「ちょっと、彰くん、皆の前でそんな事言うと恥ずかしいよぉ……
 それにまだ彰くんがお姉ちゃんって呼ぶのはちょっと早いんじゃないかなぁ?」
 ピシッ
「……のろけてるなら、早く次の対局に移ろうよ?」
 うわっ、今みさきさんがなんだか分からないけどピシッって鳴った気がするよ。
 あんまりおのろけが好きじゃない人なのかなぁ?

南2局 0本場
東 みさき(34100) 南 反転綾香(15000) 西 佳乃(34800) 北 彰(16300) 

A みさきが彰から 7700
B 綾香がみさきから 8000
C 佳乃が綾香から 3900
D 彰がツモ 4000・8000
E みさきによる恋の鞘当て愚痴モード独演会開始

222名無しボード:2006/01/20(金) 22:32:57
D

223名無しボード:2006/01/28(土) 14:04:01
「……ツモ。よんせんはっせんだ」
「棒読みだね」
「ううう」
「ちょっ、ちょっと待ってください!」

三者三様の反応を楽しんで牌を倒した。
南三でトップ。次の親は負けている綾香ちゃん。連荘しないように、
僕が速攻で流していけばトップにもっとも近いということだね。
まぁそんなことよりも、今は目の前の光景を困った顔で見つめていたい。

「まだまだ逆転はあるよ」
制服のシャツをぬぐ佳乃ちゃん。上下ともに健康的な下着姿だね。
なんどもいいたくなるけどそんなに気にするほど貧弱じゃないと思う。

「すいません、彰さん、あまりこちらをご覧にならないでください」
隠れるようにブラウスを脱ぐ綾香ちゃんだけど、その膨らみは
ごまかすこともできずに己を誇示してる。
あぁ、いいね。実にいい。朱をさしているところなんか計算ずくかと
思っちゃうね。

「変じゃないよね……」
みさきちゃんがブラをそっとはずす。顔を染めあげて、含羞というか
なんていうか文学的な言葉で表現したくなるよ。
僕のほうからなるべく身体をはずしながらそんなことを二人に聞いて、
すごくきれいだよみさきさん、とても素敵ですなんて言葉を聴いて
そ、そうかなとかまた別の顔で照れるところとかそのあとちらりと
僕のほうを見るしぐさとかその柔らかそうな胸とかもう僕は僕はぁっ!

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
     ⊂彡

「大丈夫! 上半身裸なのは僕とお揃いだから!」
よおし、次もツモだ! 軽く流しなんて狙っちゃいられないよ!
異様に明るく配牌が取れるよ!
                 ハ_ハ   取れるよ!
               ('(゚∀゚∩ 
                ヽ .. 〈 
                 ヽヽ_)

南3局 0本場
東 反転綾香(11000) 南 佳乃(30800) 西 彰(32300) 北 みさき(26100) 

A 綾香が佳乃から 2900
B 佳乃がみさきから 3900
C 彰がツモ 500・1000
D みさきがツモ 1000・2000

224名無しボード:2006/01/28(土) 15:52:56
D

225名無しボード:2006/01/30(月) 03:04:34
「……ツモ!」

盲牌ミスはないよね。よし、これでトップに近づいたよ。
こんな格好までしてるんだもん。絶対勝たなくちゃだめだよ。

「うぬぬぅ〜。ちょっとの差だけど3位になっちゃったよぉ」
「いよいよズボンか。しょうがないなぁもう」
「お姉ちゃ〜ん、もうやだよお」
「はいはい、綾香ちゃん、子ども化しないで早く」
「だって、だって……」
「大丈夫だよ、僕だって同じ格好だし。
 全員パンツいっちょでのラスト勝負。これが脱衣の醍醐味だね!!」
「彰くん、鼻の下伸ばしてるよぉ」
「そもそも綾香ちゃんがいいだしっぺだよね、これって。ほら、ほら」
「わたしの馬鹿馬鹿馬鹿ー!」
「じゃ、あたしがしてあげるね」
「か、佳乃さんちょっと待ってください! セ、セリオ助けて!」
「ぐーぐるで麻雀をイメージ検索すると、トップも綾香様と同じような状態に
 なっております。麻雀というのはこのようなものではないのですか?」
「あ・や・か!! あ・や・か!!」

なんだかまた大変そうだね。だけど私は負けられないよ。
なんとしてでも、あの二人に差をつけなきゃいけないんだから。
 
「おっぱい! おっぱい!」
「たゆん! たゆん!」

この二人にも負けたら何されるかわからないし。

南4局 0本場
東 佳乃(29800) 南 彰(31300) 西 みさき(30100) 北 反転綾香(9000) 

A 佳乃が彰から 2900
B 彰がみさきから3900
C みさきが綾香から 5200
D 綾香が佳乃から 16000
E 佳乃がツモ 2000オール
F 彰がツモ 1000・2000
G みさきがツモ 2000・4000
H 綾香がツモ 8000・16000

226名無しボード:2006/01/30(月) 06:53:51
AKIRA……何回も読み返しました
最強決定戦でもズタボロになっても戦ったあなたを応援していました

E!

227名無しボード:2006/02/01(水) 22:48:20
「ポンだよ、彰くん」
「鳴かせる! 僕はケモノになるぞ。よくわからないが、つぎはここ!」
「それもだよぉ」
「何だかわからないけど熱い!」
「……元気だね、二人とも」
「はやく終わりにしたいです……」

「あっ、と。よおし、ツモっ!」
 ガタンッ!
「逃げたよ彰くん!」
「Surprize Party!!」
「もう許してくださいぃぃぃ〜」

 セリオです。
 日頃の運動神経はどこへいってしまったのか、綾香様は逃げようとしたものの
すぐにつかまってしまいました。というよりも、彰さんの運動能力が優れていた
といったほうがいいようです。表面上からはそうは見えないのですが。
「駄目だよ、綾香ちゃん。ルールはルールだからね」
「ううっ、うううっ」
「ないたらだめだよー。どうしたのー、かのが聞くよー?」
 完全にからかわれています。諺で言うと因果応報でしょうか。
「じゃあまず僕が脱ぐよ」
 言って彰さんが下着を脱がれました。微塵も躊躇のない見事な脱ぎっぷりです。
 男根!!恐ろしいほどに男根!!
 みさきさんは見ることができず、佳乃さんは慣れているのか気にしておられず、
綾香様はそちらを向こうとなさいません。ですので私の記録だけにとどめておく
ことにします。
 みさきさんがえぐえぐ泣く綾香様をそっと説得され、なるべく彰さんの視線から
はずれるように、二人いっぺんにショーツを下ろしています。かえって大喜びされて
いるようにも見えますが。

「革張りの椅子がひゃっこいよ…… ところで佳乃ちゃん、トップになったけど、
 おわりにしちゃうの?」
「あっそうか。あがりやめっていうのがあるんだね。うーん、どうしようか彰くん?」
「もっと麻雀する! だから続行っっ!」

南4局 1本場
東 佳乃(35800) 南 彰(29300) 西 みさき(28100) 北 反転綾香(7000) 

A 佳乃が綾香から 1800
B 彰がみさきから 8300
C みさきが彰から 12300
D 綾香が佳乃から 1300
E 佳乃がツモ 600オール
F 彰がツモ 1400・2700
G みさきがツモ 2100・4100
H 綾香がツモ 8100・16100

こちらも選んでください。
1 綾香 反転解除
2 綾香 反転続行

228名無しボード:2006/02/01(水) 23:54:21
逆転劇は前回見たので、佳乃とワンツーフィニッシュを見たい!
俺のこの手が光って唸る!
彰を勝たせろと輝き叫ぶ!
必ぃぃっ殺っFで2フィンガー!

229名無しボード:2006/04/09(日) 17:25:56
二ヶ月経過

230名無しボード:2006/07/02(日) 15:29:36
5ヶ月経過

231名無しボード:2006/10/12(木) 00:12:34
とうとう8ヶ月か…

232名無しボード:2006/11/04(土) 12:07:48
一息つき、舞い上がるテンションを抑えて配牌を取る。
KOOLだ。KOOLになれ七瀬彰。熱い頭で最後に負けるのは馬鹿のすることだ。
僕は何をすべきだ? そう、僕が目指すのはツモだけだ。
最悪で400・600。なるべく1400・2700以上。
何故かって?
>>69
・脱ぐものがなくなった時点で直撃ないしツモあがりされたら
 相手の命令に従わなければならない

こういうルールがあるからだよ。現時点で服があるのは佳乃ちゃんのみ。
ツモ上がりすればみさきちゃんと綾香ちゃんに好きな命令ができる。
さらにトップになれば、綾香ちゃんには二回好きな命令ができる。
男なら、何をめざすかは決まってる。少なくとも、僕はそれを目指す。

ツモ上がりを目指すなら、少なくとも両面、なるべく多面張に取る必要がある。
ツモしか狙わないのだから、リーチをかけるのがいい。
リーチ、ツモ、ドラ一。これだけだ。とにかく手を広く。多面形になるように。
佳乃ちゃんが牌を捨てる前に、僕は道筋を立てた。後はそれにあわせて進むのみ。
そして、僕は、それに勝つ。

「……ツモ。1400・2700。トップだよ」
さっきまでの狂騒を見せずに、僕は静かに牌をさらす。内心は狂喜しながら。
佳乃ちゃんはあとちょっとだったのにぃと悔しそうにパンツを下ろす。
たくさんみた光景だけど、みんなの前というところに僕の興奮はいや増す。
みさきちゃんは静かに自分のほうへと牌を倒す。ぷるんとおっぱいも揺れる。
綾香ちゃんは放心したように肩を落とした。おなじくたゆんとお乳が揺れる。

長かった戦いもやっと終わった。
負けた奴は裸になるんだ。ドサ健の言葉だ。まぁ、すでに全員スッパだけど。

233名無しボード:2006/11/04(土) 12:10:45
決着
一位 彰(34800) 二位 佳乃(33100) 三位 みさき(26700) 四位 綾香(5600)

僕は今更ながらに申し訳なさそうな顔で二人に告げる。
「ええと、これでみさきちゃんと、綾香ちゃんには二回好きな命令をだせるんだけど……」
ぴくんと二人の肩が揺れる。おずおずと僕を見る。
ひどいことしないでね? という視線に、僕の心は破裂寸前だ。
そして僕は、

A 綾香に一回目の命令を下す。(命令を指定してください)
B みさきに命令を下す。(命令を指定してください)
C 綾香(一回目)とみさき二人に同じ命令を下す。(命令を指定してください)

命令後の綾香の状態を選んでください。
1 綾香 反転解除
2 綾香 反転続行

234名無しボード:2006/11/07(火) 00:59:24
Cでみんなで一緒にお風呂で汗を流す。
ただし手は腰から上に上げてはいけない。
あと2

235名無しボード:2006/11/08(水) 22:29:55
また難しいシチュエーションを……

236名無しボード:2006/11/10(金) 00:18:11
「ああ、いい湯だねぇ」
「そうだねぇー」
「そうだね……」
「そうですね……」
来栖川家の大きな浴場。4人で入ってもまだ余裕がある。
羨ましいな。僕の家だと、無理矢理姉さんが入ってきたりしたら
すごく狭いからな……。もちろん子どもの頃だけど。

「ところで彰さん」
「なに、みさきちゃん」
「なんでこんな命令なの?」
「うん? 一年近く麻雀をしてたような気がするから、皆疲れてるかと思って」
「それはいいんですけど、手を腰から上げちゃ駄目っていうのは、
 どんな理由なんですか……」
「それぐらいの制約はつけないとね、綾香ちゃん。せっかくなんだから」
「あの、佳乃さん、あまり胸に視線を当てないでください……」
「だって、やっぱり二人とも大きすぎるよぉ!」
佳乃ちゃんがふてくされたように二人を見る。
ぱっつんぱっつんの大きな胸が四つ、何一つ隠されずに堂々とさらされているのは壮観だね。
もちろん佳乃ちゃんのそれも大好きだけど。

「さてと。綾香ちゃん、背中を流してくれないかな」
「……ふぅ、わかりました」
少しためらって、それでも綾香ちゃんは黙って従ってくれた。
腰にタオルを巻いて、お風呂から上がる。綾香ちゃんも。
もちろん、上にはタオルを巻けないけどね。

237名無しボード:2006/11/10(金) 00:20:28
椅子に座る。うーん、鏡越しに見るのもいい光景だなぁ。
「みさきさん、あたし達も洗いっこしようか」
「うん」
佳乃ちゃんがみさきちゃんの手を引いて隣の洗い場へ。
それを横目で見ていると、背中にタオルのこすられる感触があった。
「あ、駄目だよ綾香ちゃん。手を腰より上にあげたら」
「で、でも、それじゃ洗えないです」
いつもの自信がみなぎった表情でなく、目じりの垂れたお姉さんのような表情で
抗議する綾香ちゃん。
僕が何か言おうとすると、佳乃ちゃんが先回りして実演してくれた。
「こうすればいいんだよぉ」
「きゃっ!」
ぴゅっぴゅっとボディソープが綾香ちゃんの胸に飛ぶ。
白い粘液がとろりと垂れ、ピンク色の肌に軌跡を残す。

「こ、これでどうすれば」
拭くこともできず、当惑したまま綾香ちゃんは佳乃ちゃんに視線を向けた。
いつもの綾香ちゃんなら即座にわかったろうけれどね。
佳乃ちゃんは自分の胸へもボディソープをたらす。満遍なく、大量に。

「こうだよ!」
「くっ、くすぐったいよ佳乃ちゃん!」
みさきちゃんの背に佳乃ちゃんの胸がぴたりとくっつく。
「それそれっ」
「あはは、もうっ」
ぬちゅぬちゅと佳乃ちゃんの形の良い胸はみさきちゃんの背に泡を塗っていく。
こそばゆいらしく、みさきちゃんからは笑い声が漏れ続けてる。

「ね?」
佳乃ちゃんと僕は綾香ちゃんを見る。視線の先でふるふると首を振ってる。
涙目が僕の心を翻意させようとお願いをする。
「だーめ」
そんなものは無視して、即座に呼応した僕らの声がお風呂場に響いただけだけど。

238名無しボード:2006/11/10(金) 00:22:15
「うっ、うう……」
諦めたのか、綾香ちゃんが僕に近づいてくる。身体が発散する熱で、鈍感な背中にも
近づいてくるのがわかる。僕は期待して、それを待ち受けた。
うわ……背中に尖っているのに柔らかいものがあたった、と感じたすぐに
より熱量をもった大きいものが僕の背中を覆った。
すごく熱い。

少し身体を離して、綾香ちゃんの身体が動く。離しすぎたのか、つつーと背筋を
綾香ちゃんの先端がなぞる。ぞくぞくと快感がわきあがる。
すごい、意識してないのに身体が動いちゃうよ、僕。
これがあれだ、悔しい……でも…感じちゃう! ビクビクッ! って奴かな。

ぐにぐにと背中で胸が動き回る。鏡越しに、時折あふれた胸が背中からはみ出すのを
見ているのもとてもいい。素晴らしい。お風呂最高!

A 彰が綾香の背中を同じ方法で洗う。
B みさきに、前を同じ方法で洗ってもらう。
C お風呂から上がり、綾香に二回目の命令を下す。(命令を指定してください)

239名無しボード:2006/11/10(金) 01:42:22
思い残すことないようセクハラしまくっとけA

240名無しボード:2006/11/11(土) 22:09:49
「ああ、気持ちよかった。ありがとう、綾香ちゃん」
「お粗末様でしたぁ……」
適度なところで元気に立ち上がった僕とは対象的に、疲れた表情の綾香ちゃん。
良くないな、疲れをとってもらおうとお風呂に皆で入ってるのに。

隣を見ると、
「こうかな? 佳乃ちゃん」
「うん、大丈夫だよ、みさきさん」
みさきちゃんが背中から佳乃ちゃんの腰を抱いて、同じことをしている。
まるで仲の良い姉妹のようで、ほほえましい。
あと、羨ましい。

綾香ちゃんに向き直ると、
「綾香ちゃん、遠慮しなくていいから」
「ご遠慮します」
お互いに先回りしあっての発言。それでも、今の僕には勝者という権利がある。
結局のところ、
「大丈夫、痛くしないから」
「きっとですよ」
体を硬くして、椅子に綾香ちゃんが座る。僕は自分の胸にボディソープを落とし、
それを広げる。男の体だとつまらないけれどね。

「あ……」
怖がらせないよう、ゆっくりと、包み込むように背中と胸を隙間なく密着させる。
僕の決して大柄とはいえない身体でも、綾香ちゃんの背中を覆うことができた。
そしてそのまま、体温を感じる。すぐに動いたりはしない。
肌を触れ合っているだけで人はとても安心した気分になる。
綾香ちゃんが、もしそうなってくれたら嬉しい。今僕がそう感じているように。
僕の下半身も、こんな状況だけど自分を誇示するのを止めていた。

241名無しボード:2006/11/11(土) 22:12:32
綾香ちゃんの体がほぐれてきたと感じた頃、肩越しに、鏡の中で視線があう。
鏡の中の優男が微笑むと、綾香ちゃんはより顔を赤らめて、恥ずかしそうに小さく言った。
「すいません、筋肉質な身体で……」
不思議に思う。綾香ちゃんがそんなふうに謝るようなことでもないし、
ちっともそんなことはないし、仮にそうであったとしても、もちろん何も問題ない。
食事の時からとても変な綾香ちゃん。
普段だったらきっとそんなことは、決して言わないだろう。
だけどひょっとしたら、心の中のどこかに少しだけそんなコンプレックスを
持ってたりするのかな。いつもの自信満々な裏に、もし本当に少しでもそれがあるのだとしたら、
かわいいとは思うけれど、今の不安定な状態でそのうえ恋人でもないセクハラ野郎が
聞いたりからかったりしていいことではないだろうね。
これが冬弥達ならフラグのひとつにするだろうけど、一途な僕はそんなことはしない。
「むむっ、なんだか二人がいい雰囲気を作り出してるよぉ!」
佳乃ちゃんの目もあることだし。

そして綾香ちゃんの質問に答えを返さないまま、ゆっくりと身体を動かしはじめる。
強くしないように。円をかくように。肌と肌とをこすり合わせる。
僕の身体は、上下左右に動き、綾香ちゃんを蹂躙する。
鏡に映った綾香ちゃんの表情はただ赤く、その下で双球がぷるぷると動く。
「綾香ちゃん、どんな気持ち?」
「……すごく暖かくて、ぬるぬるしてます」
嫌がってはいないみたいだ。上下方向にストロークを強くする。
目の前を綾香ちゃんのまとめた髪が通過する。そのたびに匂いを楽しんだ。

242名無しボード:2006/11/11(土) 22:14:55
暫くして、僕の胸についていた白い泡が綾香ちゃんの背中一面に回った頃、
僕はお湯を綾香ちゃんの背にかけた。
上気した白い肌が、僕の前にもう一度姿を現す。

「気持ちよかった?」
「はい」
そんな風に、すこし困りながら僕に言ってくれた。

A お風呂から上がる前に、みさきにも何かしてもらう。(命令を指定してください)
B お風呂から上がり、綾香に二回目の命令を下す。(命令を指定してください)

243名無しボード:2006/11/12(日) 23:33:36
B
耳掻き・手足の爪切り・髪の手入れ等々をやってもらう

244名無しボード:2006/12/03(日) 21:54:24
佳乃りんだよっ。
お風呂から上がって、あたし達は綾香ちゃんのお部屋に来てるんだ。
そこで何をしているかというと。

「彰さん、入れますよ」
「うん、いいよ。いつでも、来て」
「痛かったら言ってください」
「んっ……」
「ご、ごめんなさい、痛かったですか」
「大丈夫、ちょっと体がぴくって動いちゃっただけだから。
 もっと奥まで入れて、動かしていいよ。痛くないから、平気」
「わかりました。……あっ、ここ、どうですか」
「綾香ちゃんの好きにしていいから。任せるよ」
「じゃあ、ここ、いきます。ちょっと動かしますね」

そう、耳かきをしてるんだよ。ついでに、あたしもみさきさんに。
「かっ、佳乃ちゃん、もっと優しくっ、っっッ」
「ちょっと我慢して、いま、こう、大きいのが」
「えっ、ちょ、ちょっと待って、それ皮膚じゃないよねっ」
「平気へいき、それ、どっかーん」
「……!!」

245名無しボード:2006/12/03(日) 21:56:57
「ほら、大きいのが取れましたよ」
「ああ、ありがとう。綾香ちゃんはうまいね」
「ありがとうございます。それじゃあ、爪のお手入れをしますから、膝から起きてください」
「はいはい。へえ、爪を切るのにもずいぶんたくさん道具があるんだね」
「そうですか? はい、じゃ切りますね」

「うう……ひどいよ佳乃ちゃん」
「ごめんっ、みさきさん。次で挽回するから」
「も、もういいよ。ありがとう、佳乃ちゃん。
 それよりほら、えと、彰さんは、二回目は意外と無茶なお願いはしなかったね」
「そうかなぁ?」
「そうだよ。×××を×××して×××するとか、直接的なことを要求するのかと思った」
「そっ、それはさすがに彰くんはしないと思うけど」
頬が赤くなる。すごいこと言っちゃうんだもん、みさきさん。

「それにしても、綾香ちゃんはいつ元に戻るのかな」
「そうだねぇ。元に戻ったら彰くんがどんな目にあうのか、ちょっと怖いけど。
 綾香ちゃん、2回連続で4位に終わったから、もう諦めるのかな」
「諦めたらそこで試合終了だよ」
「引き際も肝心だと思うんだけど」
彰くんの髪の毛を綾香ちゃんが整えてる。猫っ毛の彰くんの髪を楽しそうに
いじってるところは、なんだか母性たっぷりって感じ。

「それにしても、徹頭徹尾、彰さんだけがいい目を見てるね」
「脱衣麻雀で男の人が一人ってだけでもう負けでも勝ちだもんねぇ」
「じゃあまとめは、『結論:やっぱり彰は美味しいところを持っていく』ということで」
「あたしは最近影薄いなぁ……」
「出番が多いとそれはそれでひどい目に会うことも多いんだよ……」
「彰くん、いい位置で羨ましいなぁ」

「あはは、くすぐったいよ、綾香ちゃん」

                               終了
                               
A 次の勝負。新しくメンツを集める(メンバー4名指定)
B 麻雀以外のギャンブルを考えてみる(ゲーム指定)

246名無しボード:2006/12/05(火) 07:23:01
せっかくだしやるかどうかはともかくとして、グラチャンの面子は揃えよう。
Aで、一人目はエグいイカサマしそうな立川いくみん。

247名無しボード:2006/12/05(火) 10:09:44
んじゃ俺は㌧子を指名するぜ

248名無しボード:2006/12/05(火) 22:57:19
では時紀で

249名無しボード:2006/12/06(水) 10:51:20
最後の一人は神奈備命を選択させてもらう

250名無しボード:2006/12/08(金) 14:50:27
さすがの綾香も諦めたか

251名無しボード:2007/01/14(日) 19:00:38
『こいつはくせえッーー! 死の臭いがプンプンするぜッーー!!
 病弱少女兼母親兼愛奴隷兼他色々、立川郁美!
 殺した夫は数知れず、死を招く花嫁、栗原透子!
 いつも心に鬱屈を、鬼兼自殺者、木田時紀!
 最多死亡回数を誇る神奈備命!
 今ここは最も冥界に近い雀卓! 近づく奴は呪われろ!
 実況はわたくし選択されなかった来栖川綾香が行わせていただきます』

「……」
「……」
「……」
「……」
来栖川家の大邸宅とやらに呼びつけられて、その上で俺はなんでこんなことを
いわれてるんだ。しかもやるのが脱衣麻雀と来た。
面倒くせぇ。やっぱりフケりゃよかった。
だいいち面子が、トン子と、ガキ2匹……いや、一匹と、よくわからない奴だ。
さんざん裸を見慣れている相手とガキと見た目はガキだ。何が楽しくてやる必要がある。

「おい、トン子」
「なに、木田君」
「なんで俺はこんなメスガキ、いや、本当のガキと脱衣麻雀なんか
 しなくちゃいけないんだ」
「そこの痴れ物! 余を餓鬼とはなんという言い草だ!」
「ガキはガキだろうが。もう少し大人になってから来い」
「け、けんかは良くないよぉ。木田君も初対面の人にそんなこと言わないの。
 ごめんなさい、えーと、神奈ちゃん」
「透子殿に謝ってもらう筋ではないぞ。この男が悪いのだ」

「じゃあそろそろはじめましょうか?」
「……」
「そこの時紀とやら」
「なんだよ」
「余には色々いっておいてこの郁美殿には何もいわぬのか。不公平だぞ」

「あたしですか? 大丈夫ですよ、麻雀ならやり方知ってますし。負けませんから」
「……そうか、頑張れ」
「なんなのだ、その対応の違いは!」
「か、神奈ちゃん、木田君もさっきのを後悔して直そうとしてくれてるんだよ」

『おっとようやく話がまとまったのか、場決めのサイコロを振り始めるようです。
 diceの単数形はdie、まったくこの4人にふさわしい小道具です』
「誰かあの実況黙らせろ」

※東・南・西・北の席順を決定して下さい

252名無しボード:2007/01/14(日) 22:52:51
東・死の翼人
南・ロリ熟女
西・自殺ニート
北・死を呼ぶ花嫁

でれっつごー

253名無しボード:2007/01/15(月) 07:40:03
「よし、余が起家だな。ほいっと」
「良かったな、サイコロがボタン式で。遠くへ飛ばさなくてすむから」
「いちいちうるさい奴よの」
「それにしても神奈ちゃん、すごい衣装だね。十二単っていうの?」
「12枚も着てるのは反則じゃないのか?」
「良くは知らぬが、12枚も着ておらぬわ。そうよの、袿は1枚として、
 小袖、袴、単、袿、裳、唐衣の6枚としておこう」

「ところでトン子」
「なに、木田君」
「おまえ、りーぽんはできてたが麻雀のルールは知ってるのか」
「知ってるよ。しーちゃんとやってたから」
「榊がか。あいつがね」
「この間もふるあにっていう麻雀のゲームについて色々と言ってたよ」

「のう、郁美殿」
「なんですか、神奈ちゃん」
「そなた、何歳なのだ」
「神奈ちゃん、麻雀の手牌は何枚?」
「それは13枚に決まっておろう。余が今聞いているのは」
「ちょんちょんじゃなくてもう4牌持ってってますよ」
「……すまぬ」
「ううん、大丈夫」

「……」
「さりげなく質問を流したな」

東1局 0本場
東 神奈(25000) 南 郁美(25000) 西 時紀(25000) 北 透子(25000) 

A 神奈が時紀から 3900
B 郁美が神奈から 2600
C 時紀がツモ 500・1000
D 透子がチョンボ
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

254名無しボード:2007/01/15(月) 14:33:36
小手調べにD

255名無しボード:2007/01/15(月) 20:28:32
「四萬ロンっ」
「ちっ」
「早いですね」
神奈備命だ。裏葉と柳也どのに負けてばかりはいられぬので
参加したのだが……さっそく親を飛ばされてしまった。
まあ、不埒物が振ったのでいい気味ではある。

「えーと、30符の」
「ちょっと待て」
「え、何?」
「フリテンだろ、それ」
「河にはないようですけど……」
「あがられたからといって難癖をつけるでない」
「難癖じゃない。立川の鳴いた牌をよく見ろ」
郁美殿がさらしている牌は白と一萬。一萬の曲げている牌の向きは……

「あ」
「あじゃねえ! 初っ端からチョンボなんかしやがって!
 ドン臭いトン子が!」
「ふ、ふえぇぇぇぇぇ」
「時紀さん、そんなに強くいわなくても」
「そうだぞ、誰にも間違いはある」

「……まぁいい。おい、二千四千払って一枚脱げ。
 いつまでもメソメソするな。メガネ持っててやるから」
「う、うん。ありがと。でもいきなり上は脱がないよ」
「エッチですね、時紀さん」
同感ではあるが、余の親がなくなったのには変わりはなかったな。

『素晴らしい滑り出しです。期待を裏切りません、いじめてオーラ全開です』

東2局 0本場
東 郁美(27000) 南 時紀(27000) 西 透子(17000) 北 神奈(29000)

A 神奈が郁美から 2600
B 郁美が透子から 1500
C 時紀が神奈から 3900
D 透子がツモ 2000・4000
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

256名無しボード:2007/01/15(月) 21:21:29
Bできっちりと

257名無しボード:2007/01/16(火) 01:28:28
「あ、それポンです」
「また一鳴きか、早いな」
「親ですから。透子さん、それ、ロンです」
「え」
「手作りが間に合わぬのだ」
「1500です」
立川郁美、?歳です。親なので、早上がりで充分です。

「あ、あのぉ」
「もう靴下は脱いだんだから制服の上か下しかないだろ。
 考えるな」
「……でも。あ、そだ」
透子さんはもぞもぞと制服の中で手を動かしてます。
背中に手を伸ばして……意外と大きなお胸がぐっと強調されてます。
時紀さんは意外と冷静で、さっきからの会話を聞いていると、恋人どうしのように
見えます。ずいぶん亭主関白ですけど。
あ、いらいらしてきたみたいですね。

「おい、なにやってるんだ」
「あの、ブラを、取ろうと、してるんだけど」
「別に見せて損するようなものでもないだろ。さっさとしろ」
「で、でもなかなかうまく取れなくて」
「……ちっ」
時紀さんが透子さんの背中に回って、そっとホックをはずしてあげています。
ちっとも嫌がる気配がないのが、当てられますね。

「ありがとう、木田君」
「さっさと仕舞っとけ」
「うん、もう負けないようにするから」
「無理だろ」
「そ、そんなことないよぉ」

「のう、郁美殿」
「なに、神奈ちゃん」
「ここはひゅーひゅーとでも言っておくのが正しいのか?」
「言っておく?」

「ひゅーひゅー」
「ひゅーひゅー」
『ひゅーひゅー』
「実況仕事しろ」

東2局 1本場
東 郁美(28500) 南 時紀(27000) 西 透子(15500) 北 神奈(29000)

A 神奈が時紀から 5500
B 郁美がツモ 1100オール
C 時紀が郁美から 8300
D 透子が神奈から 2900
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

258名無しボード:2007/01/16(火) 06:41:13
A

259名無しボード:2007/01/17(水) 08:26:32
「ロンだ! 5200の、5500」
「ひっかけかよ」
「余のまわりのものはもっとえげつない手を使うぞ」
あの、栗原透子です。
木田くんは神奈ちゃんと少し話をしながら、無造作に制服のボタンを
はずして上着を脱いじゃった。
普段ならそのままシャツも……って、ち、違うよ。

「カッターシャツは着ていないんですね」
「ああ」
「寒くないですか?」
「そうでもないな。
 おまえや透子もそうだがその足の方が寒そうだ」
木田くんがあたしの名前を誰かに言うときは、トン子っていうあだなを
使わないことが多い。葉月ちゃんとかあたしを知っている人には別だけど。
その方がわかりやすいんだと思うけど、木田くんがそう言っているのを聞くと
あたしは少し胸が痛くなる。

『ロリ勢を一枚も脱がせないまま東3局へ入ります』

東3局 0本場
東 時紀(21500) 南 透子(15500) 西 神奈(34500) 北 郁美(28500)

A 神奈がツモ 300・500
B 郁美が神奈から 3900
C 時紀が透子から 2600
D 透子が時紀から 6400
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

260名無しボード:2007/01/17(水) 08:29:53
C 時紀が透子から 2900

に訂正します。

261名無しボード:2007/01/17(水) 12:50:55
神奈様は乗りだすと強いんですA

262名無しボード:2007/01/17(水) 23:21:33
「む……」
「もうリーチ?」
「お前ら早すぎるぞ」
「……まあよい。ツモのみだ。3本5本」
「ふええ?」
「しょうがないであろ。手を伸ばしにくいのだ」

「聴牌にもならないな」
「靴下を脱ぐと寒いんですよね」
隣どおしで立川と靴下を脱いでいる。それにしてもこの二人えらく
手が早い。まさか何かやってるんじゃないだろうな。
トン子が負けるのは順当だろうし、俺自身もそう強いとは思っていないが、
それにしても中々手がすすまない。

『パンツ〜なのスカ〜トなのどっちが先なの?』
あの実況はあいかわらずうっとおしい。お嬢様らしいが、あの女が後を継ぐのなら
来栖川も先が思いやられるというものだ。俺にはどうでもいいことだが。

「おいトン子、さっさと決めろ」
「だ、だって、下着をおろすのはやだし、でもスカートを下ろして
 下着が見えちゃうのもやだもん」
「負けたんだからしょうがない。どっちにしろお前はどうせ最後は全裸だ。
 ぐずぐずしてると上を脱がすぞ」
「そ、それもやだよ。う、うう……」
やっといやいやながら下着をおろしはじめた。俺以外は女しかいないっていうのに
面倒な奴だ。

「ご、ごめんね。待たせちゃって」
「かまわないですよ」
「うむ、透子殿にもそろそろいい手がくると良いな」
「ありがと」
スカートを抑えながら、座りなれない椅子に腰掛ける。
後2枚か。次が東ラス。抵抗してるつもりなのかもしれないが、まあ無理だろうな。
脱ぐものがなくなったらその相手に好きなことをやらせることができるといっても、
トン子ならそれはいつもの日常だ。こんな子どもの裸なんて見たくもないが、
負けるのも愉快じゃない。この二人から上がれるよう、少しは気合入れるか。

東4局 0本場
東 透子(15200) 南 神奈(35600) 西 郁美(28200) 北 時紀(21000)

A 神奈が時紀から 1300
B 郁美が神奈から 5200
C 時紀が郁美から 3900
D 透子がツモ   4000オール
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

263名無しボード:2007/01/18(木) 00:27:00
そろそろ荒れてきてもいい頃だからE
使うのは時紀。
内容は……面白いの思い浮かばないからお任せ。

264名無しボード:2007/01/18(木) 09:34:17
(さて……)
気合を入れるといったら、サマに決まっている。
功とやった時など気づかれたこともない。
なにしろ鬼の運動能力を発現するという反則ぶりだ。まず普通の人間に
気づかれることはありえない。
ただ、ここではちょっと厄介だ。神奈はともかく、立川はどこかやばい。
どうもさっきから気になる。細心の注意を払ってやるべきだろう。

あとは、俺自身は初対面ではあるが、こいつらの話は聞いたことがある。
それを使って心にダメージを与えてみるのもいいだろう。

もう一つは、こないだ卓を囲んだ龍二という奴に教わった派手なサマだ。
どんな結果になるかわからないが、あれを繰り出してみるのもいい。

さて、どうでるか。

A 地味にカン時にカンドラ表示牌をすりかえる
B 地味に河や他人の牌からすりかえる
C 麻生明日菜の話を出して郁美に精神ダメージを与える
D 柏木千鶴の話を出して神奈に精神ダメージを与える
E 『ツンデレ主人公の掟』「お、お前らの裸なんて見たくないんだからねっ」
  時紀以外全員一枚脱いでしまう。
F 『素敵なボーイさん』 維納夜曲での立ち振る舞いでホストのように魅了する。
  (神奈、郁美、透子 ※一名選択)が、暫く時紀の思い通りに。
G お好きなイカサマを書いてください(イカサマを指定)

265名無しボード:2007/01/18(木) 11:02:32
手堅くAを

266名無しボード:2007/01/21(日) 21:10:16
「自5」
トン子が自分の目の前のドラをめくる。俺の配牌は……8索の暗刻。対子が1つ。
そうだな。7索もあることだし、カンドラのすりかえでもやってやるか。
自分の目の前にドラがあるほうがいいが、トン子のところなら他の二人にたいして
ちょうど見えにくくなるから、それでもいい。

牌が回りだす。そもそも、これの難しいところは、まず第一に手元にカンの材料が
そろうかどうかだ。通常大明カンをすることはまずない(>>49)。しかも中張牌だ。
それをあえてやった上でドラが4枚のるとなると、警戒される元だ。
こいつらに手の早さで上回ったその上に、カンもする必要がある。
成功率は低い。しかし、カンの牌がこなくてもそれほど手の伸ばし方に影響がでない
のがこれのいいところだ。別に必ずこの局にやる必要はない。
と思うときに限って早速8索をツモった。

「カン」
タンドラ1のリャンシャンテン。俺は手に7索を潜ませたまま、8索をさらす。
そのまま、急いだりはせずカンドラへ手を伸ばす。牌に隙間ができないよう、
注意しながらカンドラをめくる。速度は変えず、精密に。

「おっと」
「む?」
「ふええ」
少し驚いたふうを装い、リンシャンをツモる。理牌をしながら、右手の牌を
手に戻した。カンドラの横の牌は全く動いていない。

手を押さえられるとしたら、今まで手牌が一枚少なくなったときだけだ。
特にミスはなかった。見つからなかったと思っていいだろう。

「ロン」
二順後、今日はじめて、皆に見えるように牌を倒した。


A 神奈から12000
B 郁美から12000
C 透子から12000

1 神奈に気づかれる
2 郁美に気づかれる
3 透子に気づかれる
4 全員に気づかれる
5 誰にも気づかれない

267名無しボード:2007/01/21(日) 22:31:42
Aで、感付きそうなのは2か。
バレるとなんかペナルティはあるんかな?

268名無しボード:2007/01/22(月) 21:45:03
神奈ちゃんが唐衣を脱いでる。まだほとんど脱いだうちに入らないけどね。
「ツキだけに頼るのは良くないと余もよく言われるのだが、お主もそのようだな」
「今日はじめて脱ぐおまえに言われたくない」
「リーチすればよかったのに」
「それで振りこんでくるのはお前くらいのものだろ」

時紀さんは態度が変わらない。たいしたものだと思う。
牌の枚数を数える前に時紀さんがリンシャン牌を手元に持ってきちゃってたから
正確にはわからないけど、おそらく一枚足りなかった。
だけど、もうあがってしまった今となっては証拠も何もない。

それに、時紀さんがそうでるのなら、あたしも躊躇する必要はない。
別にイカサマ禁止といわれたわけではなかったし。
最近荒事はしていなかったけれど、昔を思い出すのもいいかも。少し高揚してきた。

「面白くなってきましたね、時紀さん」
「そうか?」
「あたしも、ちゃんとあがるよ」
時紀さんを直接狙うよりも、透子さんを狙ったほうがより面白そうな気もする。
透子さんには怨みはないけれど。

南1局 0本場
東 神奈(23600) 南 郁美(28200) 西 時紀(33000) 北 透子(15200)

A 神奈が時紀から 3900
B 郁美が透子から 8000
C 時紀が郁美から 2600
D 透子がツモ   500・1000
E 休憩タイム。綾香が食事を持ってきた。
F 郁美のイカサマ実行
 1 『病弱な母親』 雪兎を作るために白と中がアンコになる
 2 『総統の暗器』 体に隠した牌と好き勝手に交換できる
 3 『魔法少女郁美』 対戦相手のお尻が痛痒くなる
 4 イカサマの内容を指定してください

269名無しボード:2007/01/23(火) 00:31:32
流れに乗ってC

270名無しボード:2007/01/23(火) 09:36:50
「ロン、2600だ」
郁美殿がむしろ楽しげに時紀殿を見た。何か熱くなっているな。
また余はさっくりと親を飛ばされてしまったのだ。

郁美殿が勢いよく、衣服の上を脱ぐ。髪型が崩れたりはせぬのだろうか?
胸乳を保護するぶらというものが見えて……

胸元に一本、縦に長く肌色の線が走っている。あれは何かに切られた痕?
時紀殿はわずかに苦く顔をしかめ、透子殿は実況の綾香殿に非難の視線を送っている。
そして綾香殿は手と首を同時に振った。

「郁美殿、その刀傷はどうしたのだ?」
「あはは、刀傷じゃないよ、神奈ちゃん。これは、手術の痕。
 あたしは、心臓が悪くて大きな手術をしたから」
「立川……」
「時紀さん、どうしたんですか? あたしは気にしてませんよ。
 これのおかげで、健康になって、こどm……いえ、元気でいられるんだから。
 だから、さっきのように遠慮なんてしないでください。
 あたしも対抗しますから」
さきほどまでとかわらない表情で、小さな胸をはり、時紀殿に向かう。
時紀殿は虚をつかれたような表情をした後、郁美殿を甘く睨みつけた。
何かこの二人にあったのであろうか。よくわからぬな。

「残り3局だな。まだそう差があるわけではない」
「マンガンかハネマンで逆転コース」
「あたしは倍満じゃないと駄目かな」
『そろそろおっぱいが見たい』
「自分のでも存分に見ろ」

南2局 0本場
東 郁美(26600) 南 時紀(35600) 西 透子(15200) 北 神奈(23600)

A 神奈が時紀から 3900
B 郁美がツモ   2000オール
C 時紀が透子から 1300
D 透子が郁美から 7700
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

271名無しボード:2007/01/23(火) 09:40:52
訂正

東 郁美(25600)

272名無しボード:2007/01/23(火) 17:35:29
Eで郁美による愛と非情と癒しの積み込み

273名無しボード:2007/01/25(木) 08:54:02
来栖川家地下室は、もとは闇に塗れた道楽の為につくられたという伝統ある焼失洋館系折檻部屋。
しかし、今は機械仕掛けのメイドが一人。
上ヅモの位置は乱さないように、17枚積みのルールは間違えないように、
正確に積むのがここでのたしなみ。

セリオです。
前回、前々回とドベに終わった綾香様は今回も出場枠に選択されることを疑わず、
今度こそ勝ちを掴むためにお金と卑怯さに糸目をつけず、この仕組みを作り出しました。
一フロア上の卓で、終了後にガラガラと機械的な洗牌の音がし、わずかな振動がするのは
ダミーです。実際にはここに牌が送られ、綾香様の指示通りに私が積み込みをしてから
次の局にあげることになっています。サイコロもボタン式なので好きな数字を操作できます。
全自動卓だから積み込みはないという盲点をついた、あまりにも非情なやり口です。
本人の出番がなければ何の意味もないですが。

ということで、指示もなく、私は無作為に洗牌し、さきほどまで積んでいました。
しかし、郁美様がブラ姿になられた時に、急にメッセージが届きました。
「郁美に索子をからめたハネ満クラスを積み込みなさい。6旬目あたりでテンパイするように。
 8旬目くらいに索子をまとめて6枚仕込んで。
 郁美に着替えを遅らせるから急いで」
「了解」

どんな慈愛に満ちた裏取引があったのか、郁美様に加担されるようです。それにしても
この仕組みをどうやって知ったのでしょうか。
モニターで見る限りロリ系の癒しキャラという見かけによりません。
別のタスクでとりとめのない思考をしながら、手はとまりません。
積んだ牌の位置は全て記憶しています。最低限の島のみ崩し、高速で積み上げていきます。
他の方に早い手が入らないようにも気をつけなければいけません。
演算をしながら、牌がミリ単位でもずれないよう注意します。

「綾香様、終わりました」
「さすがに早いわね。出すわ」
郁美様に合図を送ったのか、すぐに私が積み込んだ牌が上階に上がっていきます。
メンゼンで手を進めるような形で他のお三方には仕込んだので、そうツモがくずれることは
ないでしょう。
さて、上から降りてきた前局の牌を積んでおくとしましょうか。

南2局 0本場
東 郁美(26600) 南 時紀(35600) 西 透子(15200) 北 神奈(23600)

A 郁美がツモ   6000オール
B 郁美が時紀から 18000
C 郁美が透子から 18000(ハコにより打ち切り)
D 郁美が神奈から 18000
E 透子が郁美から 1000

274名無しボード:2007/01/25(木) 10:35:10
A

275名無しボード:2007/01/26(金) 07:13:04
「タテホン、イッツー、白、ツモ。18000です」
美しいアガリ形だ。6000ふんだくられても諦められるような。
手つきに怪しいところは微塵もなかった。見逃したところはない。

「終盤に18000は厳しいのだ」
神奈が十二単の外側を剥ぐ。まだまだかわらないし、どうでもいい。
俺もシャツを脱ぎ捨て、上半身裸になる。対面の神奈が目を丸くするが、
それもどうでもいい。
『   _   ∩
  ( ゚∀゚)彡
     ⊂彡   』
実況は大喜びしながらトン子を見守っている。何か喋れ。
立川は申し訳なさそうにトン子を見ている。

……視線を向けるな。負けたんだから責任を取れ。
いいかげん決心したのか、背中を向けて上を脱ぎはじめた。
馬鹿。
どうせイヤでもこっちを向くんだから変わらないだろうが。
背中から犯したときに見せる体のラインが映る。脇からわずかにこぼれる胸。

胸元を押さえてこっちを向き、また、俺を見る。
「立川、次だ」
「あっ、はい、すみません」
ボタンを押すと、卓上の牌が姿を消す。牌がせりあがる。

「両手でやれ」
「で、でも」
「負けたんだ。いまさらみっともなくぐだぐだ言うな」
「……うん」
目を閉じ、顔を赤く染め、手をどける。
立川と神奈がトン子に声をかけるのを聞きながら、今日はじめて、煙草に火をつけた。

南2局 1本場
東 郁美(44600) 南 時紀(29600) 西 透子(9200) 北 神奈(17600)

A 神奈が時紀から 4200
B 郁美がツモ   2100オール
C 時紀が神奈から 1600
D 透子が郁美から 8300
E 綾香が透子を妄想
F イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

276名無しボード:2007/01/26(金) 07:15:20
Eだな

277名無しボード:2007/01/26(金) 07:20:33
早ッ!

278名無しボード:2007/01/26(金) 09:08:30
いじめてほしくてたまらないような顔をしながらあんなおっぱいを
隠し持ってるなんて。
郁美からは、「あたしが誰かに命令できる形で勝ったなら、綾香さんにも
いい目を見られるようにします」という提案があった。

あのコにするなら、どんな風にすればいいだろう。

A あたしのベッドで
B 学校で
C 麻雀卓の上で
D 街中で
E お好きな場所を書いてください

という状況で、
1 あたし
2 時紀
3 郁美
4 神奈
5 お好きな方を書いてください
※複数指定可

と、

ア 合意の上、している
イ 無理やりしている
ウ むしろ透子が上位者でしている
エ 逆らえない状況でしている
オ お好きな立場を書いてください

というのはどう?

279名無しボード:2007/01/26(金) 18:37:10
B
反転綾香


280名無しボード:2007/01/27(土) 12:33:37
(壊れかけの女の子。今度は自分が壊す側に回る。そして壊される少女はそれでも……)

「透子さん、あの……」
「いらっしゃい、綾香ちゃん」
透子さんに呼び出された教室。運動部の声も聞こえなくて、もうすぐ星空になる。
二人しかいないここはとても寒々しい。

透子さんがあたしに近づいてくる。引っ込み思案なあたしと、透子さん。
合同教室の時たまたま一緒になって、それから少し話すようになった。
互いに傷つけあわない、友人関係。だったはずなのに。
12月に、透子さんとあまり話をしない期間があった後、それは変わった。
透子さんが変わって、あたしが変えられて、いつのまにか変貌を遂げてしまった。

「セックスしたい? セックスしたいよね? あたしとセックスしたいよね?」
前置きも何もない。本人は卑下するけれど、かわいらしい笑顔で透子さんが言う。
「ねぇ、綾香ちゃん」
「は、はい、透子さんと、教室で、セックスしたいです……」

「お口開けて、舌を出して」
言われたとおりにする。
「ある人がね、教えてくれたんだよ」
眼鏡をはずす。眼鏡をはずした透子さんは、目が悪いからか、愛らしい丸目が細まり、
ちょっと怖い。そのまま顔が近づき、強く口付けをされる。

「あむぅ、ちゅ、ぢゅ」
舌をつままれてる。唾液が、口から口へと流し込まれる。チョコレートの味。
さっき食べていたもの? 今日はバレンタインデーなのに。
甘い味。舌下を舐め上げられて、くすぐったく、とろりとなる。

急に胸を掴まれた。口が離され、息を継ぐ間に。
「おっぱい、おっきいよね。綾香ちゃん」
透子さんの伸び始めた髪が顔にかかってる。
「あたしが、あたしが……ちゃんみたいに綺麗で、髪が長くて、勉強ができて、それで」
褒められてる? そんな風に聞こえない。今日の透子さんは、いつもより変。

281名無しボード:2007/01/27(土) 12:35:54
「下着、脱いで」
いわれるままに。スカートをはいたまま、下ろす。
片足にそれをかけたまま、仰向けに机の上へと倒された。
机の上に押し付けられ、片足を高く、高くあげられる。運動をしていたせいで他の人よりも高く。
顔が赤くなる。どんなふうにあたしのあそこは透子さんに見えてしまっているのだろう。

「……?」
予想していた唇や舌の感触がない。透子さんを見ると、制服の上を脱いでいた。
ブラをつけていなかったのか、形のよい胸がすぐにあらわになった。

硬く尖ったピンクのそれが、あたしのあそこに近づく。視界から見えなくなる。
触ったか触っていないか。わからない。その感触の期待だけで、あたしの体はひくんと引きつった。



「……あの実況の綾香殿は大丈夫なのか? さっきから変な顔をして一言も
 喋っておらぬぞ」
「静かでいいだろ」
「あ、郁美ちゃん、それ、ポン」
「……」
「な、なに?」
「いえ、その、目の前で、ぽよん、と」
「ふ、ふえええぇぇ、言わないでよお」
「ごめんなさい」

(あっ、そこ、ほじっちゃ駄目えっ)

南2局 1本場
東 郁美(44600) 南 時紀(29600) 西 透子(9200) 北 神奈(17600)

A 神奈が時紀から 4200
B 郁美がツモ   1100オール
C 時紀が神奈から 2900
D 透子が郁美から 8300
E イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

282名無しボード:2007/01/27(土) 16:52:09
E 神奈 翼人の理不尽な星の記憶力で全ての牌をガン牌する。

283名無しボード:2007/01/31(水) 07:26:40
さて、そろそろ良いところであろう。
翼の力をわずかに解放し、一局目からここまで牌を触るたびに
見えない羽に牌の種類を書いていたもの。それを見えるようにするのだ。

余にしか見えない羽。全てのガン牌など造作もない。
きっと印南もこれを使っていたに違いないの。あんな顔の恐い翼人はちと嫌ではあるが。

力を解放した瞬間、時紀殿と郁美殿が訝しげに余を見る。
ほんの少しだというのに、何故気づくのだ。
やはりこの二人も柳也殿や裏葉と同じ、普通の人ではないな。
透子殿はキョロキョロしておられる。おっぱいが揺れるぞ。

裏ドラは8筒。順調なツモ順であれば、最短の手作りで……
うむ、手をどう作っていくかは決まった。手早くしてリーチするとしよう。
鳴かれるのは恐いのだが、リーチ一発ツモドラの魅力には変えられぬ。
この二人にも負けるわけにはいかぬのだ。なにかしてきそうだからの。

南2局 1本場
東 郁美(44600) 南 時紀(29600) 西 透子(9200) 北 神奈(17600)

A 神奈がツモ   4100-8100
B 神奈が時紀から 12300
C 神奈が透子から 8300
D 神奈が郁美から 16300
E 時紀が郁美から 4200

284名無しボード:2007/01/31(水) 09:33:19
D

285名無しボード:2007/01/31(水) 21:37:28
「リーチ一発タンピンサンショクドラドラ。倍満だ」

やられた。神奈ちゃんはきっとさっきなにかやったんだ。
それでも怪しそうなところはなかったのに。安牌がなかったとはいえ、
こんな牌で、待つなんて。

スカートを下ろす。時紀さんはあたしの体にはあんまり興味がないみたいで、
それほど脱ぐのに抵抗はない。今も不思議そうに上機嫌の神奈ちゃんの手牌を
見ている。

お尻を革の椅子に乗せると、ひやっとした感触が太ももに伝わる。
楽勝コースだったはずなのにまさか倍満をフっちゃうなんて。
神奈ちゃんの手の動きには怪しいところはなかったからって、
時紀さんを意識しすぎたかな。

さりげなく実況席を見る。
綾香さんはなんだかぽやんとしたまま、ひくひくと体を動かしていて
あたしの合図にも気づかない。さっきのは今は使えない。
神奈ちゃんの技は今は見抜けないけれど、とりあえず二人がイカサマをしないように
見続けるしかない。早アガリを狙うにも、あたしの親はもうない。
そう安アガリもできない。せめて、神奈ちゃんと時紀さんの二人から点を取れるように
あがっていかないとならない。ないないづくしだよ。
そこまで考えて、時紀さんが最初の牌を河に捨てた。

その時、あたしの意識は、まだ一度も上がっていない人のことを完全に忘れていた。

南3局 0本場
東 時紀(29600) 南 透子(9200) 西 神奈(33900) 北 郁美(28300)

A 神奈が時紀から 3900
B 郁美がツモ   1000/2000
C 時紀が郁美から 1500
D 透子が地和   8000/16000
E 透子が代打ち券を使用(一局限り代打ち、人物指定)
F イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

286名無しボード:2007/02/01(木) 10:26:11
もうちょい引っ張ってA

287名無しボード:2007/02/01(木) 20:57:33
「それだ。3900だぞ」

おもむろにベルトをはずし、ズボンを下ろす。立川は顔を背けようともしない。
それどころじゃないからな。あいつ、どんな手を使っていやがる。
しかも、その上に、俺はまだ立川のサマも見抜けていない。そして立川は
俺の指先に厳しい視線を向けている。それをかいくぐって同じ手は使えない。

あと1局。親はトン子だ。期待なんかできない。なにせヤキトリだ。
一局勝負。神奈直撃なら6400、ツモか他のヤツからなら12000。
キツイな。次の手がいいのを期待するか、別のイカサマを使うか。
……じゃなければ、適当に流すかだ。
この点差ならまず俺がトン子に負けることはありえない。
最後の一枚は守っている。振らないことに徹すれば、なんとかなるだろう。
トン子がドベを取ったところで、別に俺が何かを失うわけじゃない。
この二人ならそう滅茶苦茶なことをいうわけでもないだろう。
人のことを言えた義理じゃないが、サマをやるような奴らだが。
トン子に目をやる。俺を見ていた。慌てて横を向きやがった。
欲情でもしてるのか? 負けたらどう、なんて思いもしないでいい根性だ。

目の前に牌がせりあがってくる。
ツキだの流れだのは信じちゃいない。勝つなら何かが必要だ。
神奈と立川に視線をやりながら、俺はアホのトン子に、いつもいやがる
ケツでも提供させるために、勢いよく牌を取った。

『気づいたらオーラスね。頑張って、期待してるから』

南4局 0本場
東 透子(9200) 南 神奈(37800) 西 郁美(28300) 北 時紀(25700)

A 神奈がツモ   300・500
B 郁美が透子から 2600
C 郁美がツモ   2000・4000
D 時紀が郁美から 12000
E 透子が時紀から 3900
F 透子がツモ   12000オール
G 透子が代打ち券を使用(一局限り代打ち、人物指定)
H イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

288名無しボード:2007/02/02(金) 13:27:43
Fで落ちを

289名無しボード:2007/02/02(金) 21:31:36
みんなすごいな。結局あたしは、一回目のチョンボ以外、一回も上がれてない。
でも、最後の親だもん。一回くらいちゃんと上がるよ。
サイコロのボタンを押して、最初の4枚を取る。
……? なんで神奈ちゃん、あんな変な顔をしてるんだろう。

11112222①①①①一二

14枚の配牌を取って、びっくりした。こんなの見たことない。
ど、どうしよう。えっと、とりあえず、カンしちゃって、いいんだよね?
「カン」

2222①①①①一二 一  1111

あ、ドラの一萬だ。もう一回。
「カン」

①①①①一一二 三  11112222

カンドラが一筒! 良かった。
木田くんも郁美ちゃんも口を開けてる。でも、もう一回あるよ。
「カン」

一一二三 四  11112222①①①①

あれ……あがっちゃった。いいのかな。
いいんだよね、しーちゃん。いないけど。

「ツモ」
手を倒す。一回も牌を捨てないで勝っちゃったけど、チョンボじゃないよね。
それにこれ、何点なんだろ。

「……三槓子、三暗刻、嶺上開花、ツモ、ドラ6。三倍満だな」
木田くんが声をだす。皆呆然としているみたい。なんだか悪かったかも。
やっぱりあたしが上がったりしたから。
で、でも、三倍満てことは、親だから、36000点だよね。トップだ。
さんかんつ、なんていうのもはじめてだし。さんかんつ。さんかんつ。
あたしがしたカンを見る。1索と、2索と、1筒。……あれ?

隣の木田くんの腕をちょんちょんとつつく。
もう一方の手でカンした牌を指差した。
「……なんだよ」
「あ、あのね」
「とっとと言え。褒めて欲しいのか? 良くやったな。たいしたもんだ」
「ありがと、でも、違うの。えと」

290名無しボード:2007/02/02(金) 21:35:06
「天使のいない12カンツ……なんちゃって」
あたしはこみあげる笑いをこらえながら、そう木田くんに言った。
誰も何も言わない。あ、あれ? 面白くなかったかな。

ガタン!
椅子からみんないっせいに立ち上がると、服を脱ぎだした。
き、木田くん、駄目だよ、その、隠さないと、郁美ちゃんも、その、あの、
可愛いおっぱいが、えと、神奈ちゃんもそんなに勢い良くぬぐと……

「次振れ」
「ふ、ふえ?」
「ふえじゃねぇ。今さらアガリ止めなんかぬかすなよ」
「透子さん、あなたを脱がします」
「郁美殿、それは違う年増の台詞だぞ」

な、なんか目が恐いよぉ。

南4局 1本場
東 透子(45200) 南 神奈(25800) 西 郁美(16300) 北 時紀(13700)

A 神奈がツモ   4100・8100
B 神奈が郁美から 2900
C 郁美が透子から 16300
D 郁美がツモ   600・1100
E 時紀が郁美から 8300
F 時紀がツモ   6100・12100
G 透子が時紀から 1800
H 透子がツモ   600オール
I 透子がアガリ止め(対局終了)
J イカサマ実行(人物指定、イカサマ内容指定)

291名無しボード:2007/02/03(土) 03:33:07
i

292名無しボード:2007/02/03(土) 07:42:22
「で、でも、トップなんだよ。もう一回やる意味がないよ」
……トン子の癖に理の通ったことをいいやがって。
そんなことはわかってるからお前を責めてるんだろうが。
「透子さん」
「透子殿」
二人もトン子に顔を寄せる。

「だ、駄目だよぉ、次負けたら、あたし、裸だもん」
俺のほうを向き、急に顔を赤くして元に戻る。……あぁ、下着も脱いだんだったな。

「終わりっ、もう終わり。終わりなの!」
『ええ〜』
異様に気落ちした声で実況が返す。俺達は顔を見合わせて、椅子に腰を下ろした。

「……まぁ、しょうがないな」
「最後の最後にすごいのを決められちゃいました」
「いったいどんな手を使ったらあんなことができるのだ?」
「それは俺からお前らにいいたい台詞だけどな」
「なんのことですか? 時紀さん」
「全くだ。おぬしが何を言っているのか、さっぱりわからぬな」
「ああ、そうだろうよ。次は俺も何か手を考えるさ。お前らの胸がもう少し
 でかくなった頃にはな」
慌てて立川が胸を隠す。神奈がうがぁ〜とかいう声をあげて文句を言ってくる。
やれやれ。

『トップ、栗原透子、45200。残りスカート一枚。
 2着、神奈備命、25800。残り3枚。
 3着、立川郁美、16300。残りパンツ一枚。
 ドベ、木田時紀、13700。全裸。
 実況は、スジを拝むこともできなかった役立たずの木田時紀に
 心からの罵声を浴びせたいと思います』
突っ込む気力もない。俺はトン子に向き直る。

「ルールだ。なんでも好きなことを一つ聞いてやる」
「き、木田くんに?」
「ああ」

(透子から時紀への命令を指定してください)

293名無しボード:2007/02/03(土) 11:43:49
爽やかな笑顔で柏木家にお邪魔して夕飯ご馳走になってこい。タキシードに薔薇をくわえて。

294名無しボード:2007/02/05(月) 00:50:40
ピーンポーン、ピーンポーン。
「なんだよ、ちょうどご飯をよそうところだって言うのに」
「わたし、ちょっと出てくるね」
「ありがとう、初音」

「はーい、今開けます。……木田さん?」
「やあ、初音ちゃん、今日も可愛いね」
 ↑あべちゃんっぽいボイス
「ど、どうしたんですか、そんなタキシードなんて着て」
「君達に会いにいくんだ。正装でもしないととても前に出られないさ。
 さあ、まずは君にだ。この薔薇を捧げよう」
「あ、ありがとうございます」
「あがっていいかい?」
「えと、あのう、どうぞ」

「木田さん?」
「木田?」
「……」
「楓ちゃん、相変わらずキュートだ。梓ちゃん、エプロン姿が似合うよ。
 そして千鶴さん、あなたの美しさに見合う薔薇とまではいきませんが、どうぞ」
「は、はあ、ありがとうございます」
「食事中だったのか。梓ちゃんの手料理だね。なんて美味しそうなんだろう。
 俺にはもうこの食卓から目が離せないよ。千鶴さん、これがあなたの箸ですね。
 一日三回もあなたの唇に触れられるなんて、俺は嫉妬しますよ」
「木田……頭でも打ったのか」
「打ったのはハネマン、倍満、三倍満だけどな。ところで、太巻きがあるね。とても長い」
「恵方巻です。節分だから」
「ああ、そういえばそうだった。ちょうどいい、千鶴さん、後で鬼の役をやるので
 狩ってください。全てを忘れられるくらいに」
「……いえ、それは、その」
「しゃれになってないですね」
「それでは、遠慮なく梓ちゃんの太くて黒い恵方巻をいただくとしよう」
「おい、勝手に食うなよ。あと、ちゃんづけやめろ」
「大丈夫、鬼の役の後は君の恵方巻になるから。黒いタキシード着たのも縁だ。
 どうぞまるかぶりで」
「気持ち悪いこと言うな!」
「うん、恵方巻うまいなぁ。初音ちゃん、片側から食べない?」
「え、遠慮します」
「ははは、楽しい食卓だなぁ。
 後で、トン子にも教えてあげないとな。どれだけ楽しかったか」

295名無しボード:2007/02/05(月) 00:54:04
「……時紀殿も自分を捨てておるな」
「無理矢理な勢いで自分をごまかしてるね。ところで透子さんは?」
「逃げたようだぞ。うまく逃げられるといいのだが」
「まぁ無理かな。今日中につかまっていろんなことされると思う。
 透子さんもなかなかえぐい罰ゲームを考えたんだけどね」
「タキシード着せて薔薇をくわえたところは美形といえたのにな」
「それじゃあ、あたし達も時紀さんが戻る前に帰ろうか」
「そうよの。仲間と思われたら困る」

〜終了〜


A ビル、芹香、彰、透子でグラチャンをやる。
B グラチャンでなく普通の麻雀を続ける。(4人指定)
C 麻雀以外のギャンブルを考えてみる(ゲーム指定)

ところで、>>134の人はもういないのだろうか。ちょっと寂しい。

296名無しボード:2007/02/05(月) 06:27:27
グラチャンにはちょっとメンツが地味そうだしBで
メンバーの一人はものすごいリベンジしたそうな綾香で

297名無しボード:2007/02/05(月) 09:59:50
PS2発売記念 河南子

298名無しボード:2007/02/05(月) 13:30:33
オボロとか言ってみる

299名無しボード:2007/02/05(月) 20:51:58
那須の二郎君を

300名無しボード:2007/02/20(火) 19:50:09
テスツ

301名無しボード:2007/06/22(金) 07:48:03
あげ

302名無しボード:2009/08/30(日) 11:44:25
さすがにもう誰もいまい。

303名無しボード:2010/03/16(火) 14:57:20
人生オワタのネット対戦ゲーム

人生オワタ\(^o^)/大乱闘
ttp://clover.45.kg/owata/


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