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第2回東方最萌トーナメント 27本目

290EXAM【メリー、境界を越える!?1/2】 </b><font color=#FF0000>(iabfOabA)</font><b>:2005/02/11(金) 20:07:50 ID:GiVNPEBM
今日はメリーの試合の日。
「って、貴女が遅刻って珍しいわね・・・」
励ましにきた蓮子が漏らす。
「ふぁ・・、だって、仕方ないじゃない。
また夢を見てしまったんだから・・・」
眠そうに、メリーが言い訳をする。
いつか別の世界に行ってしまう夢を見たと相談されたっけ。
彼女、メリーは境界を見る程度の能力がある。
最近では寝ている間に境界を越える能力に成長しているようだけど、
少し心配だ。
いつか私が置いて行かれるんじゃないかって思ってしまう。
あぁ、私にも境界が見えればなぁ
・・・羨ましいから言ってる訳じゃないのよ?
それにしても、
こちら側にこれたのは、彼女の力のおかげか、それとも他の誰かの力なのか・・・
私にはわかるはずがないし、今現在すら実は夢なのかもしれない。
・・・むしろ夢であって欲しい。
昨日の試合を・・・無かった事にしたいくらいだ。

っと、そんな事考えてる暇はないんだった。
「さ、メリー、早く髪を梳かして準備しましょう。
時間は限られているのよ?」
「ん〜〜〜、」
いまだ寝ぼけているメリーを引っ張って、鏡の前に座らせた。

◆□◆□◆

蓮子ったら、自分が終わったからっていい気なものよね。
昨日見た夢の話を聞いてもらいたいのに・・・
確か、あれは・・
不思議な女性がどこからとも無く現れて、
「人間にしておくにはもったいないわね、貴女。」
とか理不尽な事言われて、
「今日は特別に、色々連れてってあげるわ。」
ってスキマに連れて行かれたっけ。
・・・ん?
スキマって何だ?
うぅ、頭がまだ覚醒していないみたいね・・・
それに、あの女性は、どこかで見た覚えが・・・
「はい、おしまい。
ほら、髪は梳かし終わったわよ?」
「ん?、あ、ありがとう。
あ、昨夜見た夢の話なんだけど・・・」
私は話を切り出してみる。
「夢の話は、23時間10分59秒後に聞いてあげるわ。
もう、開始まであと9分53秒になってしまったじゃない」
「むぅ・・・」




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