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第2回東方最萌トーナメント 16本目

1 七色名無し </b><font color=#FF0000>(TOHONptI)</font><b> :2005/02/02(水) 22:10:59 ID:9nOkswq6
◇インフォメーション(ルール詳細、トーナメント表、アップローダ等)
http://f39.aaa.livedoor.jp/~nullpopo/toho2/

◇コード発行所(投票は【コード必須】です。詳しくは>>3をご覧ください)
http://giants.s34.xrea.com/code06/code.cgi

○お絵描き板  http://az.ralt.jp/thbbs2/
○アップローダ http://tohomoe.sakuraweb.com/2nd/upload/upload.html
○お絵描き板  http://th-alt.mine.nu/ (エログロ禁止)
○アップローダ http://www110.sakura.ne.jp/~saimoe/upload/ (年齢制限あり)

基本ルール
・投票受付時間は0:00:00〜23:00:59。
・有効票は>>950まで。それ以降の投票は次スレにて。
・1人1票。2重投票すると、白玉楼階段で浦田行進曲。
・[[コード]]+<<キャラクター名>>の形式で有効票。ただし、1レス内に規定より多い票があると無効に。

・中間票発表、結果速報は禁止。
・○○が劣勢なので…のような票数を題材にした支援、投票は荒れの元なので控えましょう。
・CATVやLAN等IDが重複する可能性がある場合は 同一レス内で 宣言を。
・不意の二重書き込みはなるべく運営スレッドに報告を。

他スレッドへのリンク、追加ルールは>>2

748 因幡の日々 1/4 :2005/02/03(木) 14:36:38 ID:6zMOJdcc
「イナバ全員集合!お前たち最近生活リズムが崩れすぎよ。健康にも悪いんじゃなくて?」
またまた永琳に集められた。何なのかと思ったら、珍しくないお説教だった。
「健康は大丈夫。毎日よく寝てよく食べてよく遊んでるから」
「代わりに昼夜逆転してるでしょ。この間は侵入者撃退のために夜更かしもやむをえなかったけど、いい加減直しなさい」
仮にもわたしたち妖怪兎なんだから、月の力があれば充分元気なんだけど。でもそろそろ元の習慣に戻したいなあとは思ってたところだっ

た。
「あい、昼中心の生活に戻します」
「よろしい。日光に当たると体内でビタミンも生成されるのよ」
「それは猫だったような・・・」
鈴仙が余計なことを言って睨まれる。もちろん、即座に黙った。
「よしみんなー、作戦会議!」
本日の因幡会議。昼の兎に戻るための方法を考案せよ。
「普通に夜に寝て昼に起きればいいんじゃ・・・」
鈴仙が余計なことを言ったので睨む。もちろん、即座に黙った。
議題に対して様々な課題が提示されていく。深夜のお食事会(人参オンリー)はどうするのか、日光に当たると蒸発しそうだと訴える完全

夜型兎への対処はどうするのか、邪魔者が寝静まる頃にみんなで仕掛けて回っている罠はいつ仕掛けることにするのか、などなど。
因幡代表者による会議が10分ほど続く。ちゃぶ台を囲み、喧々囂々とやり取りが交わされた。そしてわたしがみんなの意見をまとめ、昼型

生活のタイムテーブルを完成させていく。
「できた!昼型兎のための生活タイムテーブル表原案その壱!」
「ほほう、どれどれ」
ちょいちょいと手招きをして永琳を呼ぶ。ぐっと乗り出して永琳が表を覗き込んだ。

8:00くらい、起床できる者は起床
9:00くらいまでに食べられる者は朝食
9:00〜12:00、遊ぶ
13:00までに昼食終えない兎はおやつ抜き
13:00〜15:00、昼寝したり遊んだり
15:00〜19:00、自由時間
20:00までに夕飯済ませてできるだけたくさん遊ぼう
21:00にはお風呂入れるといいな
22:00、全員就寝のこと(枕投げ可

永琳が全力でちゃぶ台をひっくり返す。張り付いていた兎が吹っ飛ばされた。
「やり直し!殆ど今までと変わらないでしょうが!少しは働く!」
そんなこと言われても、居候の兎に何を期待してるんだか。
仕方ないのでびしっとやって早々に決着をつけることにした。

749 因幡の日々 2/4 :2005/02/03(木) 14:37:04 ID:6zMOJdcc
「全員せいれーつ!」
ばっとみんながわたしの前に集まる。
「わたしが生活更正主任のてゐだ!話しかけられたとき以外は口を開くな!」
何となくノリを悟り沈黙する仲間の兎。鈴仙だけが頭を押さえていた。
「人参を食らう前と後にサーと言え!分かったか兎ども!」
「サー!イエス、サー!(サーじゃなくてマムだしてゐだって兎なんじゃ・・・」
余計な声が聞こえたことにぴくっと反応する。全員を睨みつけて怒鳴りつけた。
「誰だ!どの兎だ!博麗の手先の毛玉め!ぶっ殺されたいか!」
ひとしきり叫んでから見回す。辺り一面沈黙が支配し、名乗り出る者はいなかった。
「・・・答えなし?隙間妖怪のババアか!?」
その瞬間、背後からクナイ弾が飛んできて直撃する。とても大切な部分に突き刺さり、あまりの痛みに悶絶する。どうやら本気でどこにい

ても聞こえているらしかった。あのわたし以上の年増妖怪め。
「・・・てゐ、大丈夫?」
「じょ、上出来だ。頭が春になるまでしごいてやる!お尻に座薬を突き立ててしごき倒す!」
仲間に支えられてどうにか立ち上がり、改めて尋問を再開する。
「お前か、腐れ毛玉は!」
「サー!ノー、サー!」
「お前だろ、臆病毛玉は!」
「サー!ノー、サー!」
「・・・私です」
見切りをつけてひとりひとり問いただしていくと、やがて自分から名乗り出てくる者がいた。鈴仙だった。
「そっちの毛玉か。勇気ある月の兎。正直なのは感心だ、気に入った!屋敷から姫様を連れ出して逃げてもいいぞ!」
そう言い無防備なお腹目掛けてパンチを放つ。が、わたしの方が先に鈴仙のチョップによって打ち沈められた。
「てゐ、そろそろ真面目にやらないと師匠に怒られるから、ね」
「・・・あい」
結局、わたしが痛い思いをしただけで解散になってしまった。

750 因幡の日々 3/4 :2005/02/03(木) 14:37:23 ID:6zMOJdcc
「てゐ、やっぱり普通に早寝早起き呼びかけるだけでいいんじゃない?」
「そうなのかなあ・・・」
むしろここまできたら意地でも何かしら閃いてみせたい。こう、みんなが一斉に生活リズムを直せるような。
しかし永遠亭の兎は数が多い。わたしもみんなの見分けはついても今どれだけ住み着いているのか答える自信はなかったりする。これをみ

んな一斉にというのはかなりの難問だった。
「・・・・・・・・・よし」
ひとつ、賭けになるがやってみよう。みんなの性格を利用すればこれで一網打尽にできるかもしれない。
「鈴仙、誰かひとり捕まえて!」
「え、ひとりでいいの?」
「いいの。さ、早く早く」

屋敷中にいる仲間のひとりを捕まえるくらいわけはない。あっという間にとっ捕まえて、わたしの前に連れてこられていた。
「てゐなあに〜?今日は用事多いよ〜」
「ごめん、でも大事な話よ」
内緒話をするように顔を近づける。
「実はね・・・最近みんなで食料庫で宴会してるよね?」
「してるね。人参の備蓄もたくさんあるし、まだまだできるよ〜」
「それが・・・出るらしいの」
「出る?何が〜?」
気付かれないようにすーっと表情を変えていく。怪談をするようなおどろおどろしい顔に。
「・・・夜中、宴会が終わった頃。食料庫の中でがさごそ音がして、次の日にはわたしたちが食べた分以上に食料が減ってるんだって」
「そ、それって誰かが残って食べちゃってるんじゃないの?」
平静を装ってはいるが、ぴーんと伸びた耳が極度の緊張を示している。かなり怖がらせるのは成功しているようだ。
「でもね、勇気を出して中に入った兎が・・・帰ってこなかったんだって。逃げてきた兎はきっとそいつは食べられちゃったんだって話して

るの」
目に見えてがくがくと震え始める。兎たちは陽気だが、怖いものには滅法弱いのだった。
「ただの妖怪の仕業でもなさそうだし、危なそうだから・・・夜の宴会もどうしようかなあって話してるの。どうする、続ける?」
「し、しないしない!!みんなにも伝えてくる〜!!」
まさに脱兎。目にも留まらぬ早さで跳ねていった。
「・・・大成功、これでみんなにも噂が広まるはず!」
「地上の兎って・・・」
単純、と言いたいんだろうけど、わたしから見たら鈴仙も五十歩百歩なのよね。
後は尾ひれがついて今日中にも宴会中止の要請が殺到するだろう。絶対夜中の遊びも取りやめるように言い出すはず。そうしたらみんな夜

は寝てしまうほかない。完璧な作戦だった。これで永琳に叱られることもない。わたしと鈴仙は安心してその日眠ることができた。




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