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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

1スレ建て記者θ四国スレ:2006/06/19(月) 10:09:55 ID:CJmM/KN6
「ォゥァー!」
「イタダキー!」
 さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
 右渡様のお庭に集うギルオタたちが、今日も機械のような正確な動きで、
教室の筐体にコマンドを入力していく。
 1ドットでも諦めを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
 キャラ別コンボの精度を乱さないように、リバサヴォルカはスカらせないように、
ゆっくりとコマンド入力するのがここでのたしなみ。
 もちろん、タイムアップギリギリでドラゴンインストールするなどといった、
はしたない生徒など存在していようはずもない。
 社立ギルオタ学園。
 平成四年創立のこの学園は、もとは初代GGプレイヤーのためにつくられたという、
伝統あるギルティ系オタク学校である。

・ここはssを楽しむスレです。マターリ進行で職人にねぎらいのGJを忘れずに。

前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1131226354/

1スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/game/772/storage/1101664264.html

2スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1112603465/l100

3スレ目
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/15721/1119648953/


まとめサイト
http://kage.zombie.jp/ggxx_shool/index.htm

369名無しさん@2周年半:2006/12/11(月) 00:22:01 ID:lHKHBaVA
670氏のSSに文句付けるんじゃなくて、メイの声に文句付け(ry

370670:2006/12/11(月) 03:46:36 ID:r/FcmiMw
うーん……ちょっと読み切りの形で試してみますか…ι



「こっちこっちーっ!!」
「うにゅん…?」
変な声を上げた少女はツナサラダのクレープを持ったまま、くりくりとした大きな瞳をギルティの筐体──その隣の少女も──に向けた。
「"ゆん"ちゃんさ、メイ使える?」
呼ばれた少女はツナサラダを一口食べながら、首を縦に数回振った。
「お願いっ!!ちょっとだけ離れるからさ、その間やっててくれない…?」
ツナサラダをもぐもぐさせつつ、にこっと微笑んでOKサインを出す。
「じゃ、お願いねっ♪」
携帯を持って出ていく友達を見つめながら、"ゆん"と呼ばれた少女は筐体に座った。

(うにー…)
とは言ったものの。
目の前に映える『Here comes daredevil』の文字。
(これ、あたしの持ちキャラじゃないんだけどなぁ…)
呑気とも脳天気とも取れる考えごとをしながら、少女はクレープを口に運ぶ。
相手が選択したキャラは、ポチョムキン。
(…とにかく、頑張ろー)

『Heaven or Hell……Duel 1』
画面内にはピンク色のメイと、肌色のポチョムキン。
『Let's Rock!!』
開幕からバックステップで距離を取るメイ。対してポチョは前進してゲージを溜める。
(やりにくいなー…)
とりあえず牽制に遠Sを振ってみる。相手はしっかり直前ガード。隙消しに5HSも出しておく。
と、ポチョムキンの身体が傾く。このモーションは……
(あ、いただきます♪)
スライドヘッド。どうやら起き攻めで殺す気らしいけど、こっちだってそうはいかない。移動にS横イルカを使って躱す。
そのまま無防備な頭に足払いを叩き込み、
(…頭を蹴っても"足"払いなのかな?)
などと考えつつ、メイを前方にHJさせる。
そして相手の真上辺りでメイホバーを使い、落下。
(バックステップはやめてね…?)
ポチョの対空6Pを読み(…願い)、さらにホバーを掛け、J2HS。
メイが空中で奇妙な速度調整をしつつ、案の定6Pを出していたポチョに襲いかかる。
「ゆん、乱入されたの?」
手元で5P>足払い>HS縦イルカを入力しつつ、質問に首を振って答える。
「ごめんねーっ、代わるよ」
何の用かは知らないけど…もう済んだらしい。
"ゆん"は席を退きながら、幸せそうに(…ちょっと表面がパリパリし始めてる)ツナサラダのクレープを頬張った。



こんなんでどうでしょう?

371名無しさん@2周年半:2006/12/12(火) 05:24:31 ID:jzSVTLQ6
どっちにしろ期待せずにはいられない

GJ

372名無しさん@2周年半:2006/12/17(日) 04:39:11 ID:5K2OYt0g
職人降臨期待age

373295:2006/12/17(日) 19:05:31 ID:.PDUY7tg
>>347
見落としてました・・・orz
では、こんな感じで
前回は>>345

「ところで先生。」
「何だ。」
「メッタ切りはバースト確定ですよ。」
「それでは、また明日。」
ガララッ バタン
はぁ、メッタがバースト確定だってぐらい知ってるんだがなぁ
「なんて、無様。」
さて、すぎたことを悔やんでも仕方がない
校長の期待の新作でも見に行くか
「後悔先に立たず、After festival、だな。」

1年I組25番
Name:峠 明日香
Height:3m50cm
Weight:120kg
Birthday:unknown
Bloodtype:unknown
UsedCharacter:FAUST

筆記試験 100点

精神力 6
判断力 9
読み 9
コンボ制度 0
立ち回り 9
総合攻撃力 5
総合防御力 9
運 10over

当個体は
ガトリングも安定しないほどのコンボ能力のなさと
それを補って余りある運の異常なまでの良さが特徴である。
普段は温厚でプレイマナーも良いが名前や親の話題に触れると
いきなり勝ち挑発リアルファイト完備になるため注意が必要。
このことより、当個体の危険度はA+とする。

374名無しさん@2周年半:2006/12/17(日) 21:47:34 ID:BV2Cabo2
>ガトリングも安定しないほどのコンボ能力のなさ

どんだけだよw

375名無しさん@2周年半:2006/12/24(日) 10:08:23 ID:XSz/G1Ns
ホシュ

376名無しさん@2周年半:2007/01/01(月) 00:53:15 ID:MQBcfzaI
「新年明けましておめでとうございます。」
「はいはい♪今年もよろしゅーよろしゅー」


無駄に三ツ指つきながら新年のご挨拶に努める二人。

ここはギル高の学生寮。
ほとんどのギルヲタが実家に帰っているなか、奇特なことに実家に帰らず、友人の部屋でジャニーズのカウントダウンを見ながらどんべえ食べながら年を越したギルヲタ約二名。



「いやー猪年かー」
「そだねー♪」
「いや、別にどってわけじゃないんだけどさ。。。」
「そかーそかーそかー」


いみわかんねーよみたいな会話は常なようで今更気にしないご様子。



「まぁーとりあえずー新年一発目に対戦でもしよーかー??」
「お!やるか?去年は負け越した気もしなくはないしな!」
「そーだっけか??」


いそいそとプレステ2の電源を入れる。

「新作出たけど、ここにはスラッシュしかないけどな。」
「この時間じゃ稼働してないと思うしねー♪」



プリーズセレクトユアーキャラクター!


ガシャガシャガシャガシャ
ガコガコーン



「アクセントコアとかもう別ゲーだしなー・・・。」
「え〜?君のキャラってそこまで変わってないでしょ?」
「気にしたら負けだ。青→スラッシュのメイよりは変化してる!」
「絵もだいぶ変わったしねー。」
「あー流すのね・・・。そだなー。ってもう始まるし!」


ヘブンオアヘル!デュエルワン!レッツロック!


こうして二人のギルヲタの新年は始まった。

この二人の今後どうなるかわからないけど、
今後もこのスレで続いていくギルヲタのストーリーを楽しみにしています。
今、職人が過疎ってるけど、年が明けたら戻って来ると自分は信じてる。
新作出たけど構わないでストーリーを書き綴ってほしい。
それは他の住人も同意だと思う。



「Kだけで五割近く持ってくなー!」
「あははは♪」


ではではまた会う時があればその時に。。。

377名無しさん@2周年半:2007/01/03(水) 09:59:02 ID:bCEliSJw
syokuninGJ

378名無しさん@2周年半:2007/01/06(土) 23:43:49 ID:nnlE93.U
期待あげ

379名無しさん@2周年半:2007/01/06(土) 23:48:16 ID:p6Lwt9SI
あがってない?

380名無しさん@2周年半:2007/01/15(月) 18:58:24 ID:bHJckniU
もうこの板はあがらない仕様になったみたいだな。
職人はまだ降臨しないか…

381名無しさん@2周年半:2007/01/16(火) 01:59:53 ID:9FO2wxoU
ちょくちょく見てはいるけど、新作がアレ過ぎてねぇ…

382名無しさん@2周年半:2007/01/17(水) 00:47:21 ID:qTTlnJrU
>>381
64氏はまだ青リロだぜ!!

383名無しさん@2周年半:2007/01/17(水) 04:22:55 ID:OevTKPrE
だがそれがいい

384名無しさん@2周年半:2007/01/17(水) 15:45:29 ID:jFLIJQK6
64氏はもう来ないんだろうか・・・

385名無しさん@2周年半:2007/01/18(木) 00:40:15 ID:rPPs2yWs
64氏にも来てほしいな。
俺の嫁の聖を活躍させてくれ

386名無しさん@2周年半:2007/01/18(木) 04:49:21 ID:f/qDbwOQ
64氏は忙しいんだ
待とうじゃないか

387名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 00:54:45 ID:QC0wSAKs
>>385
どうやら貴様と俺は戦わなければならないようだな。

388名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 06:50:52 ID:MQt4zy32
おまいらだけの戦いだと思ったら大間違いだ

389名無しさん@2周年半:2007/01/19(金) 10:49:20 ID:MQt4zy32
俺漏れも

390名無しさん@2周年半:2007/01/20(土) 03:13:44 ID:PXO5y0OE
文字通り
『聖戦』が始まる

391名無しさん@2周年半:2007/01/20(土) 16:20:05 ID:VYH9AqIg
誰が上手いこと言えとw

392元463:2007/01/20(土) 16:23:28 ID:KLcbc2yU
話をぶった切ってもうしわけありません、2スレ目で463を名乗っていた者です。
最近過疎りまくってるこの板を、まったりでもいいんでもう一度復活させたいと思い、またSSを投下しようと思います。

拙い文章な上、舞台がACなので間違いやコンボミスだらけだと思います。
でも、そういうことも含めて見守ってやって下さい。
ていうか突っ込んでくれるとリアルの方でも大助かりなんでつっこんでやって下さい。

あと、基本的に遅筆なんで更新は1週間に1度程度だと思って下さい。期待なんか無いと思いますが
では、細々と頑張って行きましょう。

393元463:2007/01/20(土) 16:33:03 ID:KLcbc2yU
前回は忘れた

――――――――――――――――――――――――――――――――――

「今日も負け越しか…」

寒い冬の空の下、白い息を吐きながら自転車に乗る男は一人ぼやく。

「あそこで空ミサさえガードしてくれてたらなぁ…あと、昇竜割り込みできる時が何回もあったし…」

彼は最近、ゲーセンからの帰り道にこうして一人反省会をするのが日課になっている。
名前は一三階 団(じゅうさんかい だん)。ギルティギア専門高等学校に通っている2年生で、
定期テストではいつも成績を残せずにランク「2」をつけられている底辺組の一人でもある。
クラスの中でも1番実力が無く、/からの彼の持ちキャラであるロボカイの特徴から、周りからは「ポンコツ」とまで呼ばれていた。

ACに変わって、ロボカイもその性能を大きく向上させたのだが人間性能がついていかず、屈辱的なあだ名は消えないまま毎日を過ごしている。

「何がいけないんだろう。 やっぱり、僕にはこのゲームは…」

向いてないんだろうか。という言葉を飲み込み、大きく頭を振る。
(いけない。弱音を吐いていたらまた皆にバカにされr)
と、頭を振りすぎて交差点に現れた人影に反応できず、とっさにハンドルを切った先にあった電信柱に自転車は

「うわわわぁ!?」
「ギャーーー!!?」

ガシャーン!

派手にぶつかって、転んだ。


「いったた…」
「あ、えっと。大丈夫ぅ?」
「あ、え!?うん!僕はだいジョブだよ。…君は大丈夫だった?」

急に目の前に現れた同年代程度の少女に、びっくりして飛び起きる。
立つ時に噛んでしまったそのせいか少し恥ずかしい。その少女は少し驚いた顔をし、くすくすと笑い出した。

「あの、笑われると恥ずかしいんだけど…」
「ああ、ごめんなぁ。自分が勘違いしてるみたいやったから」
「勘違い?」

(やから?ああ、関西の人かな? というか、改めて見るとこの子…)

「っていうか、はよこっちにも謝りが欲しいんやけどまだでっか?」
「うわぁ!?」

急に後ろから話しかけられ、団は驚いてその場から飛びのく。
そこには、同じく自分と同年代・同身長くらいの男がこちらを見据えて立っていた。

「いやぁ、そんなビックリせんでもええやん。ワシはぶつかりそうになったのを謝って欲しいだけやで」
「あ、あれ?ってことは…」

隣の少女がコクン、と頷き、おっとりとした独特の口調で話し出す。

「ぶつかりそうになったんは私やなくて、そっちやから私には謝らんでええねんぇ」
「勘違いってそういうことか…」

「うい、そういうことやからまあいっちょワシにも謝ってぇな。地面に頭つけるだけでええから」
「じ…!」
「ちょい天乃。避けてもらって土下座させるってあかんぇ?」
「知らんがな!あっちが突っ込んできたんやから避けるんは当然、謝るんも当然やろ?」
「それやったら、私があれほど交差点は気をつけてって言ってるのに先々歩いてったのはあんたやで?」
「…あっれぇ?そうやったけ〜?昔のことは覚えてないわ。ごめんなぁ」
「あら、それやったらこの人とぶつかりかけたことも忘れてもうたんやろうなぁ。謝る必要は無くなったぇ?」
「……いや、それとこれとは話が…」
「別じゃないぇ?もしかして、その頭は自分で言ったことも忘れるん?」
「……あー…」

劇終。男はあっけなく沈没した。

「ごめんなぁ、昔からわがままで調子乗りやねん」
「あ、ああ。別にいいよ。気にしてないし」
「じゃあ謝れー」
「いい加減にせえへんと怒るぇ?」
「…すみませんでした〜」

男がふざけたように地面に頭をこすりつける。一体この人は何がしたいのだろうか。

394元463:2007/01/20(土) 16:34:05 ID:KLcbc2yU
続き


「じ、じゃあ僕はこれで…」
「あーちょっと待ったって」
「?」
「まあまあ、そんな顔せんといてぇな。…ちょっと謝りついでに頼みたいことあんねんけどな」
「天乃、これ以上人様に迷惑かけたら…」
「わーってるって!そんなんちゃうわ! でな?自分今から暇?頼みたいことあんねんけどな〜」

そこまで男が言うと、隣の少女は「あっ」という顔をする。どうやら何か目的があってきたようだ。と団は推測する。

「……」
「いやぁ、そんな怪しい物じゃないっすよ〜。ちょっとした道案内ってやつ?」
「道案内?」
「そうそう」
「えっとなぁ、うちら、最近こっちに引っ越してきたばっかりで地理とかわからんねんやんか。でもいかなあかんとこがあって時間に遅れそうやねん」

だから。と少女が要点を得ない男の会話に付け加えてくれる。

「そういうこっちゃ。ここらへんのはずやねんけど道に迷ってな。悪いけど頼まれてくれへん?」
「…まあ、あんまり詳しいわけじゃないけど、わかる所なら案内するよ?僕もぶつかったの、悪いと思ってるし」

おお、という反応が2つ。どうやら素直によろこんでいるようだ。

「じゃあ決まりやね。ほんまごめんなぁ」
「ほな案内してーな。行き先は『Sammy社立ギルティ専門高等学校』まで!」




これが、僕と、関西から来た不思議な二人のプレイヤーとの出会い。
この二人が僕の日常を壊していくことを、このとき僕はまだ知らない。

395名無しさん@2周年半:2007/01/21(日) 21:43:08 ID:0HEegL3.
久々のGJ!

396名無しさん@2周年半:2007/01/22(月) 03:25:03 ID:nETM31ek
gj!

397名無しさん@2周年半:2007/01/23(火) 21:18:48 ID:7wqripkA
過疎だな

398名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 00:00:29 ID:BXSi6nhU
俺はいつも居るぜ。

399名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 04:08:10 ID:PDVrNzxk
ニートか?

400名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 08:43:53 ID:XCf5l3zU
保守
ついでに400

401名無しさん@2周年半:2007/01/24(水) 20:50:55 ID:j4zGyLhI
GJ!

402名無しさん@2周年半:2007/01/25(木) 02:43:35 ID:tUFjeXYY
俺も一応毎日覗いてる

403名無しさん@2周年半:2007/01/25(木) 07:01:18 ID:fBm8kzW6
田代か?

404元566の795:2007/01/25(木) 22:40:52 ID:kA8Tm09Y
>>2スレ目463氏
おひさしぶりです!そしてぐっじょぶ!
自分もROMばっかになってるけれど、見ている人間はいますよって意味を込めて。
次のSS期待してます!

405元463:2007/01/27(土) 17:41:01 ID:zG33aZ.c
こんにちわ。ただ今バトルシーンを執筆中、元463です。

ACになってセリフ変わったからわかんNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!11!!
誰かセリフをまとめてる人っていません?
いませんよね、そんな酔狂な人…

>>395
>>396
>>401
GJありがとうございます。やっぱり読み手は死んでないですよね。ちょっと安心

>>397
これから盛り上げていきましょう。

>>398
凄いですね…時間が欲しいので少し羨ましいです。

>>399
俺の立場が危ないんでその単語は使わないで下さい。

>>400
保守ありがとうございます。しかし
つ【移行中に伴い現在こちらの掲示板にあるスレは強制sage指定をかけさせていただいてます。


>>402
几帳面なんですね。俺も見習いたいものです…

>>403
俺の立場が危ないんでその単語は使わないで下さい。

>>元566の715氏
GJありがとう&お久しぶりです。
期待してくださってああありがとうございまギギギ
ところで、566氏はもうSSは書かないんでしょうか?

406元463:2007/01/27(土) 17:43:13 ID:zG33aZ.c
長くなったんで一回切り

前回は>>394



「いやー、しっかし偶然ってあるもんやねんな〜」
「天乃、その話何回目?もう聞き飽きたんやけど」
「いやだって、こんな偶然めったに無いで!?言うたら吸血ループミスってHJSが出るくらい珍しいで?」
「なんでそんな微妙なところをもってくんねん…大体、もう吸血ループないぇ?」
「はは、まあ確かに珍しいよね。最初聞いた時、僕もびっくりしちゃったもん」
「やろ!?」

ギル高へ続く、まだ花の咲いていない桜並木を賑やかそうに3人が歩く。
半壊した自転車押しながら歩く団は、二人のやり取りを見て笑う。

「まあ速効ギル高の関係者と知り合えたんはラッキーやったわ。学年も一緒やし、同じクラスになったらええのにな?」

団の隣でそう言う騒がしい男は、天乃 床身(てんの とこみ)。
アクセル使いの関西勢で、最近こっちに引っ越してきたばかりという。
とにかく騒がしくて、一緒にいて飽きない。関西でも身内は多かったらしいから、やっぱりいつも明るい性格なんだろう。

「うちも一緒になれたらええな。そん時はよろしくな。団ちゃん」

天乃の隣で歩く少女は、同じく関西勢の鳳凰院 翔(ほうおういん しょう)。
ジャム使いで、とてもおっとりした口調で話す。関西といっても京都弁に近い感じだ。
なんかごっつい名前だが、実家はお寺らしいのでそのゆかりらしい。

「団ちゃん」という呼称は、「一三階」という名前が呼びにくいために二人に決められたあだ名だ。


(あだ名か…ポンコツとかじゃなくてよかったな)
「さ、着いたよ。ここがギル高、僕らが通ってる学校だ」

校門前で足を止める。目の前には、ギル高の校舎が彼らを歓迎するかのように高くそびえ立っていた。
その大きい校舎を前に、二人は「へぇ〜」やら「ほぉ〜」やらで感想を表している。

「…とりあえず立っててもなんだし、職員室に行こっか。中は広くても職員室はわかりやすい位置にあるから覚えやすいよ。
 まあ今日は休みだから、人はそんなにいないと思うけどね」
「よっしゃ!ほないこか!」
「あい♪」



「おやおや、来るのが遅いと思ったら…ポンコツがついていましたか」
「!?」

407元463:2007/01/27(土) 17:45:57 ID:zG33aZ.c
>>406の続き



校門をくぐろうと足を進めた瞬間、見知った声が校門脇から聞こえてきた。
慌ててそちらに向きなおすと、そこには団が予想した通りの人物が物憂げそうに校門にもたれかかっていた。

彼の名前は十字 残(じゅうじ のこる)。
もう何年もギル高で仕事をしているベテランの教師で、学校内でも彼に逆らえる者はほとんどいない。
かなりギルティが強いのだが、嫌味な発言が多いため生徒からの人気は少ない。
団もその例に漏れず、彼のことは心底から嫌いだった。
なにより、団は彼に目をつけられているのだ。

「君たち、今日編入試験を受ける予定だった……あーえっと…」
「天乃 床身です」
「鳳凰院 翔です」
「あー、そうそう。その二人だ。……」

そこまで言うと、彼は左腕の袖をまくり、小さな腕時計で時間を確認する。

「8時35分……君たち、5分の遅刻だ。時間はわかっていたんだろう?」
「す、すんません。ちょっと道に迷って…この子に今送ってもらったとこなんスよ」
「遅れて、申し訳ございません」

二人が、それぞれに遅刻したことを謝る。
自分だけ謝ってないからか、変な罪悪感が団の中に生まれる。

「まあいいです。それより、試験室に案内するからついて来なさい」
「「はい」」

「あ、それとポn……一三階君」
「え?あ、はい」
「頼みたいことがあるから、その自転車を置いたら試験室まで来なさい。補習室の隣だ。わかるでしょう?」
「は、はい」
「この二人の準備を済ませるまでに来なさい。ノロマなお前のことだ。走ってこなければ追いつけませんよ」
「…はい」

では行こうか、と二人に言い、十字は歩き出す。
二人は緊張した面持ちのまま十字の後について校舎の中へと消えていった。


(頼みたいこと…嫌なことじゃなかったらいいな…)
そう思いながら、急いで自転車を置きにいく。
少し遅れようものなら常のように小言が待っている。そう思うからか、自然と団の足は早歩きになっていた。

408元566の795:2007/01/29(月) 15:16:42 ID:mzgtaxK6
先生ヤなキャラしてますねぇー。ギル校には珍しい超クールなキャラ誕生?

>吸血ミスって
あるあるwww
JHSならまだしもそっちが出るとやられてる方も笑っちゃいますよねw

>SS
わかんないですねー。まぁ書くとしてもリロかスラです、ACはまだ全然、自キャラすら似詰まってない。
伊津とか旋風のほうはもしかしたらいつの間にかACになって復活するかも、ですけどね。
キャラ順位がいい感じにリロに近いので。

409670:2007/01/30(火) 01:36:54 ID:DHJQZteM
壁|д゚)

壁|д゚)ノシ

壁|≡3

410名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 03:46:35 ID://BG4l3A
帰っちゃヤダお

411名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 10:57:24 ID:w9Ri7YzY
>>670氏居たwwwwww

ほらほらーおじさんがお菓子あげるから出ておいてーお嬢ちゃーん(´∀`*)

412295:2007/01/30(火) 21:40:01 ID:bFzcKTwo
過疎の中に投稿するのが怖かった小心者が再開します。
まだしばらくスラでいきます。

413295:2007/01/30(火) 21:41:47 ID:bFzcKTwo
sage忘れた・・・orz

414295:2007/01/30(火) 23:06:21 ID:bFzcKTwo
前回は>>373

「さて、帰るか。」
峠は口調を元に戻しながら言った
まだ夕方だが、明日は学校だ。
早めに寝た方がいいだろう。
「ただいま帰りました、っと。」
「よお、お早いお帰りだな。」
色々事情があって、今は交番に住んでいる。
事情というのは、身体的問題で住居がなく、公園で寝てたところを保護されて以後、
親代わりの存在となった警察官がいるからだ。
「今日は早めに寝るんで、お休み〜。」
「おう、わかった。風呂は入っとけよ。」
「ああ、分かってるよ。」
交番を出て銭湯に向かう。
準備中だが問題はないだろう
ガララッ
「どうも〜。」
「応、もう準備はできている。風呂に入るんだろう?」
「サンキュー。」
ガララッ
体を洗って風呂に入ってあがる間での時間、3分。
(体を清めるには、これで十分だろう。)
「ありがとさん。」
「応、またいつでも来いよ。」
銭湯を後にして公園へ。
木の上で目を閉じて、今日の復習と明日の予習をする。
今日は、あの先生が弱かったからよかったが
今の俺ではおそらくあの高校の生徒の4分の1にも勝てないだろう。
「早く回復しねぇかなぁ。この体。」

つづく

415295:2007/01/30(火) 23:22:36 ID:bFzcKTwo
前回は>>414

俺は生まれつき奇形児だったから、
脳からの電気信号が混ざりあってしまうので、
それを防ぐために体が勝手に、
同時に右半身と左半身どちらかしか動かせなくしてしまったのだ。
今はほとんど治っていて、手足の指以外は自由に動かせるようになったが、
指が両方同時に動かないとギルティの青キャンだってできないし
ガトリングも一本指じゃ厳しいので早く治したい所だ。
「明日は早めに起きていくか。」
そうつぶやくと、俺は意識を手放した。

まだまだスラッシュでいくんでよろしくお願いします。

416名無しさん@2周年半:2007/01/30(火) 23:36:36 ID:Cx0WOhCE
今は「sage」ても「age」ても動かないぜ!

417元463:2007/01/31(水) 00:22:41 ID:mnSVkzxQ
>>元566の795氏
そうですか、では期待しながらSS投下お待ちしておりますね

>>670
おー、おかえりなs…っておーい!!ww

>>295
おかえりなさい( ´∀`)
職人が増えれば読み手も増えるはず!これからどんどん盛り上げていきましょう!

418670:2007/01/31(水) 07:06:21 ID:MtyL28NY
前回は>>370


『ザ・ドリルデンjy』ロマァンティーック『そらよ…!!』
クレープの端っこを口に含んで、黙々とEX・Kカラーのジョニーを操る少女が一人。
「ゔぁぁ、それ見えないからぁーっ!!」
台の向こうから聞こえる声に、
(…あたしだって見えてないもん)
と独り呟く。
投げ>JP>JD(RC)>空ダ>JHS>空中キラー(FRC)>JS(jc)>JS>JD>燕穿牙
という非常にゲージが無駄な魅せコンをさらりと決め、
『SLASH──!!』
『ノリが悪かったな…』
クレープが小さな唇の奥に消えた時、少女──夕暮 小豆──は目を細めた。
(何なんだろ、このキャラ)
全く分からない。私はどうやって勝ったんだろう。

419670:2007/01/31(水) 07:48:32 ID:Sa65q0U2
やべ、みじけーorz
気付いたら朝だし……俺もそろそろ引退かな…

前回>>418



対戦した友達に別れを告げ、独り自転車で帰路に着く。
やっぱり分からない。私は何をやったんだろう。
私はジョニーを使えない。使えないはずなのに。


元々、メインとかサブとかそういうのがいたわけじゃなかった。
だけど、ただ何となく…使いにくそうだから、という理由だけで使わないキャラはいた。
分身を使うエディとか、霊を操るザッパとか、動かしにくいポチョムキンとか。
もちろん、ジョニーもその中にいた。ステップという特殊な移動方法は、自分には到底使いこなせないと思ったからだ。
ところが、だ。
(…6KってFRCあったんだ)
ネタどころか技すら知らないのに、指だけは勝手に動く。狂戦士とでも言うのだろうか。
身体がジョニーに反応して、自我を持って行動する。
まるで脳だけを残してゾンビになった気分だ。
(………何で私、ジョニーを動かせるんだろ)
何度となく浮かんでは答えを見出だせずに靄となる問題。
素人のはずなのに、プロ並の動きをする。
私は、私が信じられない。私を信じることが出来ない。誰かに操られてるんじゃないのか、とさえ思う時もある。


そうして小豆は緩慢な動作で、自宅の前で自転車を止めた。
倦怠感すら感じる。今日はお風呂に入って寝てしまおう。
課題は?
………明日でいいや、どうせ明日も休みなんだから。

420名無しさん@2周年半:2007/01/31(水) 08:50:25 ID:4eArCJoo
引退するなら弟子を作ればいいと思うよ

421名無しさん@2周年半:2007/02/06(火) 17:31:03 ID:S9IE7a1M
それにしても過疎ってるな……>>670=ザ・ワールドの使い手という認識でおkですか?w
何回流れを止めたことか…

>>420
わざわざ弟子になりたい人なんかいないでしょ

422名無しさん@2周年半:2007/02/06(火) 20:58:57 ID:HvHXUoYA
おいおい、いくら過疎ってるからってそれは無いだろ。

423名無しさん@2周年半:2007/02/07(水) 02:48:11 ID:wYphfcdo
ゆとり

424元463:2007/02/07(水) 17:28:33 ID:ikwv8/Mk
ごめんなさい、遅れました。

>>670氏GJ!そしてお帰りなさい!
話は新章ですかね?続きに期待です


前回は>>407


「はぁ、はぁ」

空気の冷たい廊下を、一人団は走る。
乾燥した冬の空気は冷たかったが、

「3階の…あそこだ、しけん、ハッ、室」

階段を駆け上がってきたので、体は暖まっている。


「待ってたぞ、ポンコツ。少し遅れたが、まあ走ってきたので良しとしよう」
「はっ、はっ…ありがと、ございます」
「そんなにしんどかったのか?」

ふん、と鼻を鳴らして息切れする団を見下ろす。その目は、いつも通りの団を小ばかにする目だ。
団はこの男が嫌いだった。
いつもいつもこの目で自分のことをみて、事あるごとに嫌味を言ってくるこの教師が。
こんな奴が自分の担任だと思うと、学校にいくのを少し躊躇ってしまうこともあるほどだ。

「まあいいです。二人の準備もそろそろ言い頃合でしょうから、試験にしますか。一緒に来てください。」
「は、はい」

何をさせられるかは分からなかったが、反論すると余計嫌な目に会うということはわかっていたので、団は黙って後についていった。

ガララ…

『食らいな!死角はないってな!』
『無駄ネ! バシュウッ 逆鱗!』

扉を開けて室内に入る。中では、二人が筐体に座って既に対戦をしていた。
(準備って、対戦させて指を暖めることだったのか。身内で対戦できて緊張もほぐれるし…ちゃんと考えてるんだ)
教室内は暖房をフルにかけていて、走ってきた団にとっては暑いくらいだった。

「やってますね。そろそろ指もあったまってきた頃ですか?」
「ああ、先生!ワシはいつでもいけますで!」
「うちも準備おっけーです」
「筐体にも何も問題はありませんね?」
「「はい!」」

どうやらその効果はてきめんだったようで、二人は先程の緊張した面持ちから、一緒に学校まで歩いてきた時の顔に戻っていた。

「うむ、ではこれから君たち二人の編入試験を始める。試験方法は…こいつとの対戦だ」

425元463:2007/02/07(水) 17:30:00 ID:ikwv8/Mk
>>424の続き


「試験方法は…こいつとの対戦だ」
「え!?」

そう言って、十字は団の肩にポンと手を乗せる。
今まで十字が対戦するものだと思っていた団は、その意外な試験内容と、自分が抜擢されたことに驚いて素っ頓狂な声を上げた。

「先生、さっきの頼みたいことって…」
「そう、これのことだ。走ってきたからお前は暖まっているでしょう?私はお前らを待っていて手がかじかんでいるんですよ」
「あっれ、団ちゃんが相手か。ワシはてっきり先生とやれるんかと…」
「こいつでは不服ですか?天乃君」
「あ、いや!そういうわけではないんですけど!まあ、なんというか意外やったもんで」
「でも、団ちゃんやったら気楽にできるわ。よろしくな、団ちゃん」
「あ、うん」

もう全員やる気だ。こうなるともうやるしかないと団は腹をくくり、流れに身を任せた。

「さぁ、無駄話はここまでですよ。早速始めましょうか。…鳳凰院さん、相手が誰であれ、『気楽にプレイ』するなどとは思わないで下さい。
 それは相手を侮辱する行為ですよ」
「あ…す、すみません」

恐縮して鳳凰院が謝る。こういう小さい所にも釘を刺すやり方が団は気に食わなかった。

「まあいいでしょう。対戦方式は1本先取。一三階君が1P側、あなた達二人は2P側です。私は1P側で採点をします。
どちらかが対戦している時、もう片方は後ろの椅子で待機しておいて下さい。荷物もそこに置いておくこと。
尚、試験中の私語は慎むこと。連絡を取り合う行為、またはそれに見合う行為をした場合、カンニングとして試験は両方共に不合格とします」
「「はい」」
「では、移動してください。」

二人が荷物を持って2P側へ移動する。団は筐体に座り、試験に備えて持参のカイロで手を暖めていた。
採点するための用紙とバインダーを持ちながら、十字は空調のリモコンを操作して暖めすぎた部屋の温度を常温に戻していた。
操作が終わり、全員の準備が終わったことを確認してから、十字は試験開始の合図を出した。

「では、試験開始!1試験目は天乃 床身!」

『プリーズセレクトユァキャラクター!』

それまで静かだった教室に、筐体から派手なBGMが流れ出す。まるでこれからの対戦を早く早くと促すように。
ACになり、キャラ選択画面が変わったことでついついいつも自キャラがどこにいるのか迷ってしまう。
それを確認した後、ゆっくりとロボカイにカーソルを合わせる。カーソルを合わせてから数秒精神統一するのが団の癖で、今回もそうした。
相手はアクセル。長い鎖鎌により牽制戦ではトップクラスを誇る上に、コンボダメも低くはない。ペースを握られたらそうひっくり返すことのできない厄介な相手だ。

「はぁー…ふぅー…」

一度の深呼吸。呼吸を整え、ロボカイを選択する。
(距離を取られたら負ける…ならこっちは電力を無視して殴りに行く!)

ジャコーン!!





「そうそう、この試験、負けたら君留年にしますからそのつもりで」
「……………………………え?」

試験が始まる。

426名無しさん@2周年半:2007/02/09(金) 08:38:49 ID:qFvTk.Ug
二人ともGJ!

427名無しさん@2周年半:2007/02/11(日) 16:07:58 ID:W/18zjmg
新板に以降しね?

428元463:2007/02/14(水) 00:01:46 ID:vLclXXEE
なんか書くペースが遅れてるような…
ここから戦闘パートです。どうかご容赦をw

>>426
GJありがとうございます
>>427
以降するとしたらどこでしょう?
キャラ板の方はchara攻略専用ですし、やっぱりtalk板?ネタスレだからvipかなw

前回は>>425


『ヘブンオアヘール デュアルワン! レッツロック!』

(え?え?留年?え、でも試験が…負けたら…あれ?)
「ほら、始まってますよ」
「え、あ」

『食らいな!』『アアアー』
(やっちゃった!混乱してて…落ち着け。距離は離れてるけどまだ始まったばかりだ)
『休ム』
とりあえず、と座談を引いて落ち着く。
状況はアクセルの5Pがギリギリ届かない程度の遠距離、ダメはレンセン一発分。
相手は距離を保ちつつうろうろしながらこちらの出方を伺っている。開幕になにもしてこなかったのを不審に思ったのだろうか。
(殴りにはいけなかったけど、このまま電力を溜めて空ミサ特攻で距離を詰めて…)

『食らいな!』ガガガッ
『休ム』

電力溜めに徹したとわかるやいなや牽制をとばしてくるようになった。
錬閃撃で座談から追い出されるが、その後もう一度敷き直して充電モードに入る。

『ヒュゥ! ヒュゥ! 食らいな!』
『休ム、休ム』

鎖鎌で牽制してくる。
焦って座談を2回敷いてしまうが問題無く電力は着々と溜まっていった。
アクセルが忙しく牽制してくる中、団は悠然と電力を溜め続ける。
(向こうから距離を縮めないってことは、天乃君はどうやら牽制でアドバンテージを得る防御型のアクセル…かな?まあここは予定通りに)
電力ゲージが5メモリを超えようとしていたその時、団は覚悟を決めて指を動かした。

『みs…『ヒュゥ!食らいな!死角は無いってな!』
(空ミサに5P…!?えっと、名前忘れた…レンセン派生!受身取れるからそこから〜)

『ワリトキイタみさいる発射みs』 カウンタッ!
(え!?な、何で?)
復帰即レベル3空ミサ×2を2Sで刈り取られてしまう。
その後は分裂した小型ミサイルが守ってくれたため追撃は免れる。ミサイルの消えない/性能のままだと確実に何割かは消し飛んでいたところだ。
そんなことを考えると、団はすっかり戦々恐々していた。
(く、空中はダメだ。地上から攻めないと…!)

タタッ『邪魔ダ』ギィン!
(痛快をガードさせて…2Kから…P、K…よし、これで攻守交替!)
順調に固め続ける団。妙に直ガが多いのは何故かわからないが、ガードゲージがモリモリと溜まっていく

『ばか ばか食ラットケ 休ム ば、ばか』
「…直ガ精度を魅せているのでしょうが…アクセル使いにはこれといって必要の無い技術のようにも…」

隣で見ている十字がそう呟く。こちらに聞こえるギリギリの声で喋ったのはテスト中だからかただの独り言なのか。
どちらにせよ、僕に出来ることはひとつだ。と思い、光り始めたGBを見て地ミサのコマンドを入力する。
(ここからが勝負だよ、天乃君!)

『食ラットケ』
『ダ、ダメだこrダメだこりゃ』
アクセルにダメだしを出されつつも、レベル3地ミサをガードしているところに飛び掛る。ここから3択をせまるのがロボの定石だ。

バシュウ! 『コノかすガ!』
『ダメだこりゃ』
(ここはきっちりガード…なら食らえ!ロボの新ネタ!)
キュピーン! 『コノかすガ!』
『ダメだこりゃ』
(あれ?ガ、ガードされた…?)
そんなバカな、と団は顔面蒼白になる。
団が仕掛けたのは空ダからの中段。しかしこれは布石で、その後に解散からもう一度中段をお見舞いしてやったのだ。
初見ではまず見えないはずのこのネタ。それにも関わらず、天乃はそれをガードしてみせた。
読んでいたのか、何も考えていなかったのか。

429元463:2007/02/14(水) 00:02:59 ID:vLclXXEE
>>428の続き

『お…もいな、アンタ 隠し技だぜ 決まった!』
(あれ?安い…)

意外にも、画面端に投げたアクセルは安定コンボを入れて歩きながら起き攻めに入る。
それを見て十字が何か書き込んでいるのが見えた。
しかし投げからで2割。投げ追撃にTG25%が必要なロボに比べれば、このリターンの差は大きいところだろう。
そうしてるうちにアクセルはダッシュから起き上がりに重なるように跳躍する。
挑発なのかアピールなのかわからないが、さっきロボにやられたことをそのまま返してきていた。
だが、留年によるプレッシャーで慎重になった団はそんな挑発に乗らず、大人しくガードすることにした。

『ハァ!』
天乃が選らんだのは詐欺飛び。あのまま挑発に乗って昇竜でも振っていたらやばいことになっていただろう。と団は思った。
誘いは回避したが、今度はそのまま固められる側になってしまう。
もう始まって30カウント程度、未だに1割程度しか食らわしていないという事実が団を焦らせていた。
(固めの間にHS青で暴れよう…)

『ヒュゥ! ハァ!ハァ! 食らいな!ロマンティーック ヒュゥ!』
(ここだ!)

『コノかすガ!ロマンティーック』 カウンタッ!
(きた!6HSにHS空中カウンター!ここから逆転して…)
『痛いっつ〜の!』
(ああ〜!バースト!えっと、そうだ復帰して!)

『ワリトキイタ バシュゥ! お…もいな、アンタ』
(空ダ投げられた〜!しかも画面端…)

画面端への空中投げで再度起き攻めを食らってしまう。
体力は残り5割を切った。相手はテンションも温存しており、状況を見てロボ側が有利なのはバーストが残っていることだけ。

「ほ〜ら、だんだんと留年が近づいて来ましたよ」
「く…う〜…」

『ど〜こみてんのさ?』
「あっ!中段!」
しかもめくりの持続当て。端への空中投げからのS雷影はめくり中段になる。
以前筆記テストにも出たことがあるネタだった。
『食らいな!ロマーンティーック バシュウ!イヤッホーゥ!キュピーン決まt『塗装ガ剥ガレルダロ!』カウンタッ

なんとかバーストでその場をしのぐ。
(残り4割弱!これで一旦距離を離して…)

『こっちだぜ! バシュウッ ハァ!ハァ!食らいな!ロマンティーック』
「あ」
『ハァ!あらよ!決まったァ!』
「ああ…」
『ハァ!あらよ!決まったァ! ハァ!あらよ!決まったァ!』
『コノ不良ボデーメ』

 S L A S H 
「あああ〜〜!!?」
復帰空ダからの新爆コン。JHS>5K>足>レンセン青>S2S>JD>新爆>S2S>JD>新爆>S2S>JD>新爆(黒ビ)
(く…黒い…黒い……最後復帰できたのに…)

『さっすが俺様!』



「まずは一戦目、天乃君の勝ちですね。」
「あ…あ…」
十字が横からそう語りかけてくる。

「留年…といいたいところですが、あと1戦あります。そちらの勝敗で決めましょうか?」
「あ…はい、お願いします…」

なんとか首の皮1枚残った思いで筐体に向きなおし、タイトル画面に戻るのを待って、スタートボタンを押す。
深呼吸一回、どうにか頭の中を空っぽにしようとする。
(落ち着け…次があるんだ、大丈夫。勝てると思ったら勝てる。ダストも見えるめくりも見える)
なんとか落ち着こうとするが、周りから見て可哀想なくらい団は動揺しまくっていた。もちろん本人は気付いていないが。


「さあ、次は鳳凰院さんです。筐体へどうぞ」
「はい」

430名無しさん@2周年半:2007/02/15(木) 05:08:53 ID:Uguc0DVY
グッジョブ!

431名無しさん@2周年半:2007/02/15(木) 23:29:05 ID:c6BIuCoc
GJ!

人少ないし、やっぱtalk板あたりに引っ越すのもいいかもねー。

432名無しさん@2周年半:2007/02/16(金) 00:32:08 ID:Rd.OnbW.
とりあえずageてみようか

433名無しさん@2周年半:2007/02/16(金) 19:22:05 ID:CE/olLlw
確かにそろそろ新板に行ったほうがいいかもね
人が増えるかもしれないし

434名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 00:20:33 ID:layuDPBU
じゃあ新板に立ててきてもいい?

435名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 02:04:35 ID:0eomL5M6
現状を見る限りでは新板に立てても来ないと思うけど

436名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 02:36:05 ID:end.n5XA
僕には帰れる場所が無くなるのか…
こんなに悲しいことはない

それに新板いって荒らされるのとかイヤだし
ここじゃ駄目なの?

437名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 14:42:12 ID:WrYt7XMY
確かに新板行ったら荒らされそう

438名無しさん@2周年半:2007/02/17(土) 20:43:05 ID:layuDPBU
だがしかし、この過疎状態じゃ・・・。


64氏を含めた作者さん達が帰ってくれば盛り上がるかもしれんが・・・。

439名無しさん@2周年半:2007/02/19(月) 19:53:59 ID:y7rjBq32
>>438
その姿勢がいけないんじゃないかな…
"誰かが書いてくれる"ことが当たり前になり過ぎてるとは思わない…?
そういう当たり前を崩していかなきゃ、いつか誰も書かないスレになるよ

440名無しさん@2周年半:2007/02/21(水) 00:12:38 ID:YRYhdPIc
聖様かっこいいよ聖様

しかし、この状況下でSS書けってのはかなりキツイものがあると思うぞ。
670氏が始めて来た時のような衝撃が無いとwww
やっぱ心機一転って事で新板に行くのもありかもね、初心に帰って各キャラ使いの時間割とか考えて見るかw

聖様かわいいよ聖様

44120:2007/02/21(水) 23:50:55 ID:1C/iuKdo
雰囲気的に書き込もうか書き込むまいか悩んでたんだけど、ちょっとがんばってみた。
SSなんてもう久しぶりで久しぶりだからかなり鈍ってるわぁorz



…とか言いながら>>300で北斗がどーのこーの書いたの実は俺です。

44220:2007/02/21(水) 23:51:32 ID:1C/iuKdo

-はじめてのAC-

ここはギル高から徒歩何分と掛からないゲームセンター『ZEPPS』。
その身近さのお陰で、常に客足は絶えず。
ギル高生はもちろん、それに匹敵する校外の人々が文字通り切磋琢磨する場所なのだ。
一身上の都合(=作者不在)で、GGXXをプレイできなかった三人は、久しぶりにこの店に足を踏み入れたのだった。


一二三・エア・プロヴォーク。
生粋のチップ使いである彼女は、日系とドイツ系の血を引くハーフである。
ギル高入学以前をアメリカで過ごした。アメリカ生まれアメリカ育ち日本好き。
そこいらのプレイヤーに引けを取らない腕前をもっている彼女は、背が低い。

五所川原 樹
あまり考えてないプレイスタイルのメイ使いである彼女は、フツーの日本人である。
彼女の高い身長から繰り出される脅威の前Pは、当たれば強い。
さらに、その長い黒髪とは関係ないが、可愛いもの好きだ。

佐藤 愛
フォモ使いである彼は、女子としか見られない容姿を持って生まれた男である。


こんな姦し三人娘(違)が織り成すSSだったのを覚えてくれている人がいるかどうが心配なのが、作者である。

44320:2007/02/21(水) 23:53:06 ID:1C/iuKdo

繰り返すが、ここはゲームセンター『ZEPPS』
ギルヲタ第二の聖地と呼ばれても不思議ではない場所。

「あっ。ありましたよ〜、新作。」

真っ先に店に駆け込んだ一二三が、声を上げて後ろの二人に知らせる。
後ろからノソノソついて来た二人にしてみれば「そりゃあら〜な」とか「無きゃ困る」といった所だが。

彼女らの目的は一ヶ月以上も前に稼動した新作「アクセントコア」
限りなく崩壊したアッパー調整と、それに乗り遅れたキャラたちが可愛そうだとか言われてるゲームである。
そのゲームバランスは、熟練された北斗プレイヤーでもなければ耐えられないと言う…妙な噂を聞いた。


『PLEASE SELECT YOUR CHARACTER!!』


一二三は、早くも硬貨を投入して椅子についていた。
配置が換わった選択画面でチップを探しながらも「グレッグさんじゃな〜い。あははー。」と、えらくご機嫌。

「樹、お前先に行く?」
「ん?、、ん〜、両替してからやるわ。愛が先にやってて。」
「あ、そ。んじゃ遠慮なく。」

大体この三人でゲーセンに来ると、一二三が一番乗りで筐体の前に座り、残った二人が一応の順番を決めることになる。
適当な相談の結果、樹の財布が小銭切れ、という「貴様ギル高生とは到底思えんぜ」な状態らしい。

…と、言うわけで。
おじいさん(愛)は一二三とゲームをしに、おばあさん(樹)は諭吉を両替しに出かけていきました。



両替機に向かう途中。
樹は、ざーっと並んだ新作の筐体を見渡しながら歩いていた。

筐体から響いてくるのはキャラクターたちの新録された声。

新鮮だなと思いつつも、無意識にその声に耳を傾けてしまうのはちょっと悲しい性だなと思っていたという。


『百歩百歩百歩千里百歩百歩しんしょーー!!』
『シッショーー!』



…本当に哀しいと思っていたという。

444名無しさん@2周年半:2007/02/22(木) 15:34:15 ID:bSl8.zbs
おかえりなさい
GJ!!

445名無しさん@2周年半:2007/02/22(木) 15:56:14 ID:cMOR9iKE
GJ!

446名無しさん@2周年半:2007/02/24(土) 18:42:05 ID:khrPaQts
ところで、新板に移行しないか?
新板見てきたけど、なりきりとかもいっぱいあるしこのスレ荒らされることはないと思うんだけど…。
活性化を祈って。

447名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 09:58:01 ID:vIHv8DvI
>>20
久々GJ!
>>446
確かに荒らされるような空気では無さそうだね
大丈夫かな

448名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 17:49:58 ID:BRnkJOGM
人がいなさすぎて話し合いにならないw
やっぱ新板かな?

449名無しさん@2周年半:2007/02/25(日) 23:29:28 ID:vZRSe1Vs
新板に立ててもすぐには人増えないだろうけどな。
このまま細々とやってくのも有りかもよ。

職人さんが来るのが前提ならなッ!64氏まだかな。

450名無しさん@2周年半:2007/02/26(月) 20:10:35 ID:Ygmea24w
新板に行くにしても、とりあえず職人方の意見を聞きたいな。
やっぱ書く人の意見って大事だし。

451名無しさん@2周年半:2007/02/26(月) 22:59:41 ID:fOlPqyO6
一応、下手くそだけど書き手だった人からの意見





こうやってる燻っている時間が一番人が来ない

45220:2007/02/27(火) 00:37:54 ID:8VBrwzvE
別に今のままでも良いんじゃないかな。
もし1000まで埋まったら新板にPart6を建てれば良いのでは?

それより問題なのは、続きを書こうと思ったら、まるで戦闘シーンが書けなくなっていたということ。
受験だったからくらいしか言い訳が無いけど、ACの変更点、全然知らない…。むぅ、、

453名無しさん@2周年半:2007/02/27(火) 01:44:36 ID:UbAIZ82w
だれか!!職人さんのために全キャラの変更点、現状の立ちまわり、基本コンボを調べて来い!!

(´・ω・`)無理っすよね

454名無しさん@2周年半:2007/02/27(火) 06:13:15 ID:3Hf/0VFA
ムック買った奴に期待

45520:2007/02/28(水) 00:15:47 ID:wNdGp93g
とりあえず悩んでも埒があかないので、妥協しました。

あと昔の話になっちゃいますけど、2スレ目61氏へ
借りていたキャラをもう一度使わせていただきます。もし見てたら何か言ってください〜。

45620:2007/02/28(水) 00:16:29 ID:wNdGp93g

『SLASH!!』

「だぁー!負けたぁーー!!」

樹がFB百歩のトンデモ性能を目の当たりにしてから少し後。
一二三と愛の勝負は、危なげの無い一二三のストレート勝ちで幕を下ろしていた。

そもそも、声と一緒にボール配置までいじられたヴェノムを始めて触った人間が、荒らし上手なチップに勝てるはずも無

く…。
大まかなボール配置を把握しようと生成してみたら『ショーッグン!!』
ボール弾こうとしたら攻撃が空振りして、その隙に『ショーッグン!!』
新バーストは受身取れることを忘れて安心してたら『ショーッグン!!』

「…しばらくは、まともに対戦出来そうにないかもな。」

ポリポリと頭を掻きながら台の向こう側に回って、情け容赦ない『ショーッグン!!』に話しかける。

「一二三ぃ、、少しは様子見してくれよ〜。配置分からないと戦いにならないって…。」
「え?はい、ヴェノムの声カッコよくなりましたね〜。」
「…聞いちゃいねー。」

ポケットから財布を取り出しながらしばし黙考。
このまま再乱入してもボコされて逆シショーするのは目に見えてる、、でもやらないと強くなれない。
だからってこのまま連コし続けて、それで五分れるくらいになったとして…、、それまでにいくら使うんだろう?

「うー…ん。」

渋る。一二三は新作に夢中だ。
気づかないなら、樹が帰ってくるまでブラブラしようかなっとか考えて、愛は顔を上げた。

――そしてふと、目が合った。


小柄な、女の子。
いや、違う。あいつは男だ。俺はあいつを知っているじゃないか。
樹だって知ってる。もちろん、一二三も知ってる。

そうだ、ここしばらく会ってなかったが、間違いない。アイツは―――。


「まm「あっ!魔夢ちゃんだーー!!」

新作に夢中だったはずの一二三に先を越された。
相手も気づいていたらしく、ズカズカとこっちに近づいてくると、顔を真っ赤にして

「魔夢ちゃん言うなァー!!」

…と、叫んだ。

45720:2007/02/28(水) 00:17:03 ID:wNdGp93g

この可愛い彼、ヒッジョーーーーーに久しぶりにこのスレに登場するので解説させて頂く。

・墓堀 魔夢(ぼほり まむ) テスタ使い。
 女のような可愛い外見ではあるが、口を開けば出るのは強気で反抗的な言葉言葉言葉…。
 戦闘スタイルは罠を張り巡らせて、相手を観察。癖やら何やらを見切って倒していくスタイル。
 ちなみに、彼は作者が考えたキャラではなく、かれこれ二年近く前に61氏から継いだキャラの一人である。


「なんだよ変わらないねぇ、お前ら。ひさしぶりに会ったから、少しは大人になってると思ったのによ。」
「お前がそれを言うなっての…。お前こそ、少しは大人になれってんだ、この鰤もどき。」
「そーかい?じゃあお互い様だね。このフォもどき。」

『フォモ』というのは、愛をからかう上での核兵器とも言える単語である。
紆余曲折らしい紆余曲折は無いが、フォモしか使えない愛にとって、この言葉は自分の名前と併せて相当辛いものなのだ。

魔夢と愛はよく口論(のようなもの)になるが、このツボを抑えている魔夢に、愛は一度も買った試しがない。

「フォモって言うんじゃねぇぇぇぇ!!!長きにわたる辛い思い出が浮かんでくるからヤメロ!!」

…そして、言われるとこのようになる。

「魔夢ちゃん、ダメですよ。愛ちゃんはもどきなんかじゃありませんよ?」
「そうそう、コイツはホンモノよ。寝ても醒めてもザトー様。夜と画面端のお供はザトー様、だから。」

両替から帰ってきた樹も揃って、有ること無いこと(無い事だらけだが)囃し立てる。
一二三のフォローだった気がしないでもない言葉は、樹の舌によって完全に裏目になっていた。


「クソっ!おい魔夢、台につきやがれ!新作でケリをつけてやる!!」
「えぇ…っ、でも愛ちゃんのヴェノムはまだ全然…。」


一二三、聞いちゃいねーようで実は聞こえていた。
手合わせした者としては、今の愛はとてもとても対人戦で戦えるようなレベルでないことは分かっていた。

「いや、一二三…。男にはな、意地ってもんがあるんだよ。」

背中越しに語りかけるその姿…、その背中に、彼女らは男を見――――

「やっぱ女ねぇ…。」「黙れよチクショウ」




―――そして、彼のヴェノムは華麗に舞った。

458名無しさん@2周年半:2007/02/28(水) 01:03:10 ID:8FebKWpo
カレーにGJ!

459名無しさん@2周年半:2007/02/28(水) 11:12:37 ID:/N5iCEhs
くすぶっていた炎が燃えた>>20氏GJ!

460名無しさん@2周年半:2007/03/01(木) 13:28:39 ID:w1SCFiMY
お久しぶりです、GJ!

461名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 01:47:36 ID:uXw32iJo
20氏のせいで書きたくなってきた件について。



………携帯だけど頑張ろうかしら。

462名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 03:45:23 ID:AI0m/ZEA
>>461
がんばれ、超がんばれ

463名無しさん@2周年半:2007/03/02(金) 22:47:36 ID:CR3dfZs2
>>461
せっかくだから俺はお前を応援するぜ!

464名無しさん@2周年半:2007/03/03(土) 00:50:40 ID:vh2PT8Gg
>>461
応援させろい

465名無しさん@2周年半:2007/03/03(土) 08:43:01 ID:GdXtxDyo
漏れも書きたいけど読切りにもできないくらいにしかまとまってない(´;ω;`)
この気持ち悪い感じどうにかして欲しい

466461:2007/03/03(土) 14:26:49 ID:mKKacrr.
こんなに反応が来るとは予想GAYwww

わかった、なら期待にそえられるよう努力するよ。上手くいけば今日中にでも。


主人公の持ちキャラがチップで20氏と被るけど。
仕方ないじゃないか、チップしかまともに使ったことないんだ。

46720:2007/03/03(土) 21:40:58 ID:6JCl47Dg
>>461
俺も応援するぜ!!キャラが被るとかは気にしない方向で。

そして景気付けに投下。

46820:2007/03/03(土) 21:41:42 ID:6JCl47Dg

「っくしょー。今回のテスタ…、強いぜ。」

派手に、そして華麗に踊らされた愛(本日0勝2敗)がぼやく。
なるほど、確かに彼の言うとおり。
試合の一部始終を見守っていた一二三と樹も、今回のテスタの性能については同意といった感じだ。

―――でもそれはそれ、これはこれ。ギル高女子生徒様の見る目は厳しいのだった。

「…なんだよ、意味有りげな眼つきして。」
「うん…。今のは、そうね、、あんたが弱すぎたって言うほうが正しいような…。」
「…ぅが…ッ。そ、そうか?」
「そうよ、手も足もキューも出てないじゃないのよ。あとボールも。」

まぁ、事実である。
牽制もらってエグゼ出されてあれよあれよと画面端ぃ。
軽く崩され倒されて、暴れを狩られて『華麗に踊れ!!』

んでSLASH!!×2
聞くも涙、語るも涙の悲しい負けっぷりである。この試合のすべてである。


「なんだよ、自分から吹っかけておいて手加減でもしてるの?」
「………。」
「それとも、舐められてんの?俺。」
「………すいませんでした。」
「そうそう、いつもそんくらい素直にしてりゃいーんだよ。」


はっはっはー、と満足げな魔夢。
謝ったは良いが、いまいち納得いかなげな愛。

―――そして、



「そうだな、では人を待たせたことに対する素直な謝罪を貰おうか。」



魔夢の後ろから突然声が掛かる。と同時に、魔夢の表情が凍りついた。


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