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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

1健二:2005/04/04(月) 17:31:05 ID:Y.fkKfAQ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/772/1101664264/l100

11120:2005/04/13(水) 20:40:21 ID:KN2W6OIc
127氏
GJ&なるほど、それはイイ(・∀・)
思い立ったが吉日、善は急げ、というわけで書いてみました。

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前回>>106,もとい番外編?


-終業式の帰り-

一二三は一人でZEPPSに行くことにした。
愛は浮かれてさっさと家に帰ってしまったし、
樹は落ち込みすぎでとても対戦する気分ではないらしい。


空いている筐体を見つけ硬貨を投入する。
あえてデモを飛ばさずにCPU戦に突入してみる。

(そういえば、日本に来てからゆっくりCPU戦する暇もなかったなぁ・・・)

来日初日に厨髭に絡まれ、試験で1Fを見るソルと戦い、
ほんの数日で夏休みになってしまった。


『Hare Comes Daredevil!!』

まだ、しっかりと聞き取れる。
まだ一二三の夕飯はベジタボーではない。

(焦ることもないよね、ゆっくり慣れればいいもん。)

乱入してきた相手がソルを選択する。
どうもソルというと「小足見てからヴォルカ」が勝手に連想されるのはいただけない。


『さっさと始めようぜ。』
『・・・』

HEAVEN or HELL Duel1 Let's Rock!!


『βブレー!』

開幕、ガンダッシュβを勢いよく放つ。


『どうしたぁ』

(しっかりガードされた。
 いきなりダッシュヴォルカなんかしてくるようなソルじゃないわね。
 う〜〜ん、、微妙にやりづらいなぁ。。。)

一旦距離を離して仕切りなおす。
ソルは前後にふらふらと動いてはフェイントを繰り返す。

『Find me!!』

(よし、慎重に立ち回ってくるなら、速さで攪乱してみよう。
 迷彩よーし、心の準備よーし。)


『はずれだ!』

ダッシュから意表をついてソルの後ろに転移、そのまま近Sを繰り出す。
しかし、近Sはソルに届かない、完璧なタイミングでのバックステップ。

(むむ〜、、いよいよもってやりづらいソルだぁ
 ん〜、そっちから手を出してくれるとありがたいんですけどねぇ・・・)

そんなことを考えていると、ソルがチップに接近してきた。
それもダッシュではない、『歩き』でだ。

(・・・ダッシュからヴォルカ、ぶっきら2択も嫌いだけど、、
 歩きからN択って・・・うわぁ〜全然わかんないよこの人ぉ!!)

11220:2005/04/13(水) 20:40:52 ID:KN2W6OIc

ソルがこつこつと歩いてくる。
怖い、歩きがコレほどまでに恐ろしい行動だったとは・・・

じりじり、じりじりと歩み寄るソル、お互いの射程内に入っても歩みを止めない。

(・・・ど、どうしよう、、、手をださなきゃ、、
 ううん、もしそこでヴォルカがきたらヤバイことに成りかねないし。
 あぁ〜〜、もうわけワカンナイ・・・。)

『フッ、オォゥ!』


(・・・あ。)


延々と一二三が悩み続ける間にとうとうソルはぶっきらの射程内まで歩を進めていた。

エリアル>ヴォルカ>叩き落し、一連の作業のようにソルが攻撃を当てる。

(・・・なんで投げの範囲に入られるまで悩むかなぁ、私ってば・・・
 やっぱり、ソルが歩いてくるとか反則だよ。)

しかし、叩き落しを決めた後のソルの動きは一変して、ガンダッシュ
倒れるチップを画面端まで引きずって、いや・・・押していく。


(・・・う・・・またなんか始まった。。
 リバサで投げを入力すれば投げられる・・・でもなぁ、次こそヴォルカ?
 ぶっきらされても洒落にならないし。。う〜〜〜〜〜〜〜ん、よし!!)

決意を固めて623コマンドを入力する。リバサβだ。

『βブレー!』

しかし、チップのβが空を切る。
ソルはチップの起き上がりにバックステップを選択していた。



(・・・もう呆れて声も出ないよ。
 読みが深いとか、洞察力が凄いとか、そういう感じじゃない・・・
 でも、このチャンスなら間違いなくJDを当てに来るはず、結局ソルはDループだから。
 これほど複雑な立ち回りをして、やっとDループのチャンスがきて、それをしないソルなんかいないよ。)


一二三が予想したとおり、ソルがジャンプする。

『テェヤー!』『なめてんじゃねぇ!』




ロマンティーック

『どうしたぁ』


(・・・え、と、、サイクも読まれましたか、そうですか。)


『テェヤー、テェヤー、ヴォルカニックヴァイパー!!』

ひとしきりDループが炸裂する。
再び起き攻め、今度は月並みにガンフレ青を重ねてくる。

11320:2005/04/13(水) 20:41:24 ID:KN2W6OIc

(ガンフレ青、、流石にとんでも起き攻めはもう来ないか。
 さて、どうしよう・・・そうだなぁ、ここは意表をついてもう一発・・・)

『βブレー!』

ガンフレ青後、走ってきたソルにβブレードが今度こそ炸裂する。。筈だったんだけどなぁ・・・


『ドラゴンインストォーーール!!』




(もう無理、勝てる気しない・・・
 ぶっぱするわけでもないし、こっちの予想は完璧に裏切るし、
 その上、立ち回りは慎重極まりなく、要所を押さえて何故かドライン・・・)


その後は
【JD>JD】×2>JS>JS>JS>JC>JS>JS>JS>ヴォルカ
という、ネタの域にすら達しかねないJS乱舞を喰らってSLASH


『手の内はしまいかっ?』



(・・・まだ次のラウンドあるけど、ちょっと話かけてみようかな。)

そう思って筐体の裏に回ってみる、座っていたのはギル高の男子学生


「すいませぇん・・・」
「ん?俺ですか?もう1ラウンド残ってますけど?」

ソル使いは物腰柔らかで、ソルのようなとげとげしさは無かった。
別にソル使いならみんながみんなぶっきらぼうで粗野ってわけではないが。

「いやぁ、なんか圧倒されちゃって・・・」
「あぁ、そうか、さっきはワザと意外な立ち回りをしようと思いまして。
 そうだ、僕の名前は双琉 建、見ての通りソル使いです。
 基本的にぶっぱとかはあまり好きじゃないんです、必要な時には使いますけどね。」
「あ、私は一二三・エア・プロヴォークって言います、一年です。」

「一年?なんだ、僕と同じなんですね。
 また学校で会う機会があったらまた、よろしくお願いします。」
「あぁ、いえいえ、こちらこそ・・・。」


それだけ言ってそそくさとその場を立ち去る。
う〜ん、らしくない立ち回りっていうのも結構重要なのかも・・・。


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