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スタンド小説スレッド2ページ

1新手のスタンド使い:2004/01/20(火) 21:36
●このスレッドは『 2CHのキャラにスタンドを発現させるスレ 』の為の小説スレッドです。●

このスレでは本スレの本編に絡む物、本スレ内の独立した外伝・番外編に絡む物、
本スレには絡まないオリジナルのストーリーを問わずに
自由に小説を投稿する事が出来ます。

◆このスレでのお約束。

 ○本編及び外伝・番外編に絡ませるのは可。
   但し、本編の流れを変えてしまわない様に気を付けるのが望ましい。
   番外編に絡ませる場合は出来る限り作者に許可を取る事。
   特別な場合を除き、勝手に続き及び関連を作るのはトラブルの元になりかねない。

 ○AAを挿絵代わりに使うのは可(コピペ・オリジナルは問わない)。
   但し、AAと小説の割合が『 5 : 5 (目安として)』を超えてしまう
   場合は『 練習帳スレ 』に投稿するのが望ましい。

 ○原則的に『 2CHキャラクターにスタンドを発動させる 』事。
   オリジナルキャラクターの作成は自由だが、それのみで話を作るのは
   望ましくない。

 ○登場させるスタンドは本編の物・オリジナルの物一切を問わない。
   例えばギコなら本編では『 アンチ・クライスト・スーパースター 』を使用するが、
   小説中のギコにこのスタンドを発動させるのも、ギコにオリジナルのスタンドを
   発動させるのも自由。

 ★AA描きがこのスレの小説をAA化する際には、『 小説の作者に許可を取る事 』。
   そして、『 許可を取った後もなるべく二者間で話し合いをする 』のが望ましい。
   その際の話し合いは『 雑談所スレ 』で行う事。

615アヒャ作者:2004/03/18(木) 20:46
壊れていたパソがやっと直った・・・・。

合言葉はwell kill them!(仮)第八話―二つの刃その②

ツーははその手に無造作に刀を構え、大雑把な動きでアサピーに一歩づつ近寄っていく。

「いっくぜええぇ!」
地面を蹴って跳躍。猛り狂った雄牛のように突進していく。
ツーは一気に間合いを詰めると獲物目掛けて炎を纏った刀を振り下ろした。

アサピーは身を沈めると、危険地帯から体ごと転がり出た。

大振りに振り払われた一撃。その切れ味よりも目を見張るのは圧倒的パワー!
塀をただの一振りでバラバラに吹き飛ばす。

(一撃であの威力か!?よっぽどの事が無い限りかわす事は難しくないが、もし受け止めたりしたら俺の体が持たないぞ・・・。)
アサピーは距離を取ると刀を上段に構えなおした。

ツーは地面ににめり込んでもキックバックさえ許さない異常なパワーで刀を引き抜くと足下でわずかに振りかぶり
「テ…テメェッ!ただじゃおか……おぉっ!?」
ゴルフクラブのように斬り上げると、慣性を利用して回転斬り、
更に前回転一足飛びからの縦斬りまでを一連の動作として済ませると、
「え…あ?どわぁあっ!」
不覚にも尻餅をついたアサピーめがけて一気に振り下ろした。

しかしアサピー、これくらいでやられる男ではありません。
刀が振り下ろされる前にツーの顔面に蹴りををお見舞いしてやりました。

ゲシャア!!
「ぐあァァッ!」
ツーが顔面を押さえてよろめいた。

アサピーが立ち上がった。
「なかなかやるじゃねえか。久しぶりだな、腕の立つ相手は。」
「お褒めの言葉ありがとさん。一応剣道や喧嘩で鍛えているからな。」
ツーも一旦距離をおくと刀を構えなおす。

「しぇやぁぁッ!」
アサピーは身を躍らせた。

ヒュバッ!
白刃の連撃が風を切る

「オラァッ!」

ガッキィィィィィンッ!

ツーの刀が受け止める。そして間髪居れずに斬り上げる。
だがアサピーの反応も迅かった。電光石火でスタンドの刀が斜めに地面を打ち下ろす。

「歪められた空間は・・・・俺とお前の間合いを広げる!」
「なにィッ!?」

信じられない速度でアサピーは回避して後方へと移動!ツーの刀は虚しく空を切った。

「…そうか!分かったぞお前の能力が!」

こいつの能力は空間を歪ませる事!
これで先ほどの自分とアサピーの間の距離が、一瞬倍近くの長さに伸びたような感じたことも説明が付く。

616アヒャ作者:2004/03/18(木) 20:47

「ほう。俺の能力が分かったのか。しかしそれがどうしたというのだッ!」
アサピーが突っ込んでくる。

「そうだ。お前には俺の能力を見せていなかったな・・・。せっかくだから見せてやるぜッ!」

ツーの刀にまとわりついた何条もの燃える炎が勢いを増す。
大蛇さながらに、うねうねと蠢き締め上げるスタンド炎!

シュゴオオオオオオオオオッ!

「くらえッ!火炎烈風斬!」

ドオッ!

炎熱がほとばしる!
火炎の塊がアサピー目掛けて飛んでいった。

「なにいィッ!炎を・・・・これがお前の能力!?」

ドゴオッ!

「グアァッ!」
炎がブチ当たり、アサピーは吹き飛んだ。

「フウゥー…やっと終わった。あれじゃあ一週間ほど入院だな。」
ツーはアサピーが気絶したのを確認すると家路へと急いだ。

・・・しかしなんだか引っかかる。
『空間を歪める力』を使えばさっきの攻撃はかわせたはずだ。
なぜ能力を使わなかったのか?
そんな事をふと考えながらツーは走っていった。

気を失った本体の傍らでハナミズキが思念を立ち昇らせていた。
(呼び寄せなくては・・・・・・新しい使い手を。)

しかしあいにくの時刻、誰かが通りかかる気配はない。
新しい使い手はスタンド使いが望ましい。
そうそう都合良くこの辺りに他のスタンド使いがいるなど、無理な相談かも知れないけど・・・。

(できれば若い奴の方がいいな。今まで使っていたアサピーといっていた奴の体は使い難かったからな。
 あ、可愛い女の子もいいかも・・・・。)

ハナミズキはそんな事を考えていた。
コイツの『空間を歪める力』、相手との間合いを自由自在に変えられるこの能力は無敵だ。
たった一つだけの弱点を除いては・・・・

617アヒャ作者:2004/03/18(木) 20:49

ツーはコンビニで購入した当たりつきアイス。『ポルポル君(ぶどうサワー味)』を食べ歩きしていた。
「はぁ〜、やっぱ体を動かしたした後は甘い物に限る!」
その着物姿はもちろんコンビニの定員さんにも怪しまれていました。

しばらく食べていると何か棒に書いてあります。
「おっし!当たりか!?」
しかしそこに書かれていたのは・・・・

『まけ』

(・・・・・何に負けたんだ?俺・・・・)

チッと舌打ちしてアイスの棒をくずかごに放り込みました。

「さてと・・・そろそろ帰るか・・・」
そう呟いたときだった。

スパァッ!

右のわき腹に激痛!何かに切られた。
「うぐぁッ!」
たまらずうめく。しかしすぐに身を起す。
何故なら、すでに殺気はまっしぐらツー目掛けて飛びかかってきているから。

月明かりを背負って、細身のシルエットが襲いかかる。
その頭上高くで白刃が青白くきらめく。

「しぇやぁぁッ!」
「うらぁッ!」

すぐさまスタンドで防御する。
「クククッ・・・また会ったなぁ〜、津田紅葉!」
「だ、誰だお前!?」

ツーが驚くのも無理は無い。見ず知らずの少年がそこに立っていたのだから。

「丁度この本体が俺のそばを通りがかってさ。体を乗っ取らせてもらったのさ。」
「なんだと!?まさか刀が・・・、刀が操っているのか?」
「その通り!俺は精神を操り、使い手を変えて生きるスタンドなのさ!」

少年は刀を正眼に構える。
ツーは先ほど斬られた傷口をスタンド炎で焼いて応急処置をする。

「くっ・・・・お前いったい何が目的なんだ?」
用心深く、後ずさりながら問い詰める。
「理由はただ一つ!いろんな奴と戦って自分がどこまで強くなれるか試したいからさ!」
やや前傾姿勢で刀を構える少年ももまた、ツーの動きに合わせて回りこむ。

(・・・・やれやれ、そう簡単には帰らしてくれそうにないか。)
ため息をつきながらツーは戦闘態勢に入った。


  /└────────┬┐
. <   To Be Continued... | |
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