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【場所】『墓地』

486鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/20(金) 23:02:10
>>485
よく見えないけど、ただのお墓参り。だよね…
はぁ…なにしてんだろ僕。覗きなんかやって…
軽く自己嫌悪。

そして――――



――――目が合った。

それどころか少し体が樹からはみ出てた。注意力まるでなしだった。
「あ…」
前で分けた黒髪が右目を少し隠してるなんか弱そうな顔した高校生が立ってる。
高校のブレザーにズボンをはいてるから男だってのは分かると思う。

487矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/20(金) 23:10:10
>>486
いつも通りの簡単な墓参りを終えてさて、帰ろうかなと立ち上がり振り返ったら・・



――――目が合った。

知らない奴だ。

「・・・・・・・・・・・・・・・」

最近の高校生の間では、墓場で人の墓参りをこっそり覗くなんて変わった趣味が
流行っているんだろうか?なんて顔をしたように見えたかもしれない。

が、特に知り合いなわけじゃないので、何事もなかったように墓地の入口に向けて歩き出す。
進路上には大きな樹があるので、すぐ傍を通り抜ける事になる。

488鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/20(金) 23:19:54
>>487
「……………」
沈黙…知らない人…気まずい空気…
あの顔は…絶対僕のこと『変質者』だと思った顔だぁ…

そっちから見える体の面積が変わらないように
樹を盾にしながら、一応相手の方を見ながらグルッと周る。
近くを通ったら
「へ、変質者じゃないですから…」
とだけ小さな声で言っておきたい。
…多分今泣きそうな顔してる。

489矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/20(金) 23:25:41
>>488
そ知らぬ顔で樹の傍・・・高校生の前を通り過ぎようとした時・・・

『へ、変質者じゃないですから…』

とか細い声が聞こえてきたので数歩さらに歩いてから足を止める。

「誰もそんな事言ってねーよ。」

一見男か女か判別しにくい外見をしているが、声は一応女だった。
身長が170cmあるのでそれなりに迫力はあったかも知れない。

「墓場に人がいたら普通は墓参りだろうと思うさ。最も・・・カップルだったりしたら他の目的で
来たのかって思うけどね。」

490鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/20(金) 23:33:21
>>489
「へ?あ、いやその、あの、すいません…」

女の人、だよね?声的には。うん。多分。
身長はこちらも170。でもなぜか小さく見えるかもしれない。
姿勢とか心意気とか。

「あぁなんだ…よかった…」

『変質者』には見えてなくてよかったと、思う。

491矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/20(金) 23:38:17
>>490
「でも覗き見をしていた時点で相手によっては変質者と思われても仕方がないだろうな。」

と、奈落へ突き落とす嫌な大人。

同じ年頃の女の子とかでも独りで墓参りに来るかも知れないし。

「まぁ、ここの街は物騒な事件とかが多いから、あんまりこういう事はしない方が身の為だよ?」

ちなみにこちらには持ち物は一切なし。花も線香も先ほど墓前においてきたからだ。

492鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/20(金) 23:46:50
>>491
「そんなぁ、いや確かにそうですけどそんなつもりなかったっていうか
出来心だっていうか………」

だんだんしょぼくれていく。

「ぶっそうな事件、ですか?
そういうのあんまり聞くような聞かないような…」

徐々に樹の陰にひっこんでいく。

こっちもなにもない。通学鞄すらない。

493矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/20(金) 23:52:38
>>492
「だから、そういう怪しい行動が変質度をアップさせるんだよ?」

徐々に樹の陰に引っ込んで行く高校生に言う。

「あぁ、その樹・・・この時期にしか発生しない大きな毛虫がたくさんたかってるから気をつけてね。」

大きな樹は桜の樹で、葉っぱはもちろん、樹の枝や幹にびっしりと紫暗色の不気味に蠢く生き物が
もぞもぞ・・・と。

足元には黒い粒(毛虫の糞)がいっぱい落ちていた。

こちらは毛虫たちからの射程外にいるので平気。

494鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:00:55
>>493
「だって…」

あなたが怖いから…なんてのは言えるわけない。

「へ!?けむしィィィィ!!??」

なにこのもぞもぞッ!?
なにこの黒いのッ!?

「うわぁぁぁぁ!!!!」

泣きながらそっちに向かってダッシュ。
ははははやく射程距離外へ!

495矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/21(土) 00:02:47
>>494
「ちょっ、こっち来んなっ!」

慌ててバックステップした後背を向けて全力で逃げる。

「来るなら頭のてっぺんに着いてる奴全部落としてからにしろー!!!」

私も毛虫が嫌いです。

496鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:09:04
>>495
「逃げないでぇぇぇ!!」

それについていくように全力疾走。

「頭ッ!?頭ってなにッ!?
とってとってぇぇぇ!!!」

僕も泣くほど嫌いです。
そしてけむしを触れない情けない男は今墓地を駆ける。

497矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/21(土) 00:11:04
>>496
「と、取れって!!!!!」

無理です。

「頭振ってりゃ落ちるからそこでヘッドバンキングでもしてろ!!!」

入口を目指す。

墓地に眠る人々にすればこれほど迷惑な連中もいないだろう。

498鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:17:08
>>497
「もうだめだぁー!!!くぁwせdrftgyふじこlp!」

もうわけわかんない!
頭バグった。

「ヘッド!?ヘッドバンキングってなにィィィィ!?」

こうなったら入口で落とす!

けむしじゃ!けむしの仕業じゃ!!

499矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/21(土) 00:22:49
>>499
「いいから立ち止まって頭を激しく振れッ!」

とにかく頭を縦に振れッと絶叫。

そして自分はようやく入口の外へ。

500鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:28:49
>>499
「こ、こうですかぁ!?」

ブンッ!!

ドドザサー!!!

――――こけた。入口にたどり着く前にこけた。

「…………グスッ」

501矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/21(土) 00:34:46
>>500
毛虫は頭から振り落とされ、付近の墓石の向こう側へとんでった。

そして転倒する高校生。

「とりあえず、取れたようだね。」

こっちもほっとしつつ、転倒した高校生を助け起こす。

「男が泣くなッ。」

502鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:41:33
>>501
「グスッ、グスッ。」

取れてよかった。本当によかった。
でなきゃなんのために痛い思いしたのかわかんないもん。

「だって逃げるから、置いてくから!」

助けられてなんとか起き上がりつつ文句言う。

顔は涙でグシャグシャ。制服は土まみれ。
男の意地とかは粉微塵になって消し飛んだ。

503矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』:2006/10/21(土) 00:47:51
>>502
「毛虫をくっつけたまま接近されたら誰でも逃げる。」

自分が毛虫が嫌いだとは言わない。

「置いてくもなにも、知り合いでもない奴に付き合うほどヒマじゃないんでね。」

嫌な大人だ。
しかも、助け起こされて間近で顔を見たら・・・・カラーコンタクトだが、目の色が暗い紫だった。

銀髪と暗い紫色の目と黒い服。
つい今恐怖体験をした身には、さらなる恐怖感を煽る以外の何物でもなかったかもしれない。
場所が場所だけに、目つきが悪く非常にガラの悪い死神に見えないこともない。

「それじゃ、気をつけてお家へ帰るんだよ?」

そのまま、立ち去ってしまった。

504鳥越 勇司『シンプル・プラン』:2006/10/21(土) 00:56:43
>>503
「困っている人が目の前に居たのに!それでも人間ですかぁ!?グスッ」

自分で取れなかっただけである。

「今知り合ったじゃないですかぁ!!グスッ」

自分勝手な意見である。しかし嫌な大人に言っても通じないだろう。

ジー…

…この人のカラコンといい格好といい、なんか怖いよ…

ガタガタ!

「あ、ちょっと!は、薄情者ッ!」

ボロボロの状態で帰宅した。

505姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2006/10/29(日) 23:59:57
土地を石で囲っただけでまだ何も建っていない墓所予定地、閑散としたその一角。
夜にこっそり来ている金髪プリン。

柳の下にしゃがんで地面をじっと見ている。
その背後に夜気に仄かに映える白い人型がぼんやーりぼんやり。

506姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2006/10/30(月) 00:47:16
声を出さずに何事か呟く。
金髪プリンの足元の地面が膨らむスコーン生地の如く不自然に盛り上がり、
続いて時計の砂のように陥没する。

「……うーん…」

ボリボリと無造作に頭をかき、ようやっと立ち上がる。
踵を返して街の灯の方へと歩き出した頃には、白く浮かび上がる人型も消え去っていた。

507『我々は皆運命に選ばれた兵士』:2007/02/09(金) 02:04:31
show time!

508『我々は皆運命に選ばれた兵士』:2007/02/09(金) 02:29:11
thank you all.
see you next time!

509姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2009/06/14(日) 01:10:23
「おぉっとヤッベ!
 だんだん蒸し暑くなってきてシーズン開幕間近なのに
 うっかりこんなところ通っちゃったよしかもこんな真夜中に!」

説明的な台詞を吐きながら、おっかなびっくり歩く金髪プリン。
もちろん『シーズン』=『怪談と幽霊さんの季節』だ。

510姫谷羅印『ユーライア・ヒープ』:2009/06/14(日) 18:01:44
言い忘れていたが、一晩墓場で迷った挙句に無事帰った。


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