ミドルウェアに関する問題は1件検知された。これはSVF for WebClient 8.2から9.0にかけての仕様変更と9.0の不具合によるものである。仕様変更については9.0に対応したプログラムに修正する必要があるが修正量は軽微である。不具合については不具合修正バージョンがリリースされているためそれに変更することで対応可能である。
JavaScriptの動作に関する問題は8件検知された。dojo.byIdなどのオブジェクトを取得するメソッドにて、name属性による検索ができなくなったことに起因する問題が大部分であった。
画面レイアウト崩れの問題は7件検知された。テーブル幅が微妙に異なる問題が大部分であった。この問題はwidth、height値の調整で対応可能と判断している。
帳票レイアウト崩れの問題は1件検知された。これは、プレビュー上のみ罫線の見た目が本来の線と異なるという問題であった。印刷結果では問題はない。この動作はSVF for WebClient 9.0における制限事項として記載されておりアプリケーションの修正による対応は難しい。当該システムでは客先より修正不要にて了承を得ている。