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おちゃめくらぶ掲示板

496御茶目菜子:2011/01/12(水) 13:55:33
デジタルとアナログのどちらがマニア向け・・・?
デジカメWacthのアンケートによると未だにフィルムカメラ(銀塩カメラ)を使っている
人は過半数いる模様にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/enquete/20110111_419561.html
  使っている ・・・・・・・ 1709票  52.4%
  使っていない・・・・・・・ 1159票  35.5%
  そもそも持っていない・・・・ 396票  12.1%

この数字は私が想像しているものより遙かに高いものにょ。
実際撮影にでかけても銀塩カメラを使っている人は10人に1人もいないからにょ。
実はこのアンケート結果には2つの問題点があるにょ。
1つはデジカメWacthでのアンケートであるが故に普段からカメラに興味がある人が主に
アンケートに答えているだろうからにょ。(要するに回答している人にマニアが多い)
もう1つは「使用しているか否か」というだけで頻度は尋ねられていないからにょ。
恐らく全くカメラと関係ないサイトでアンケートをやったら結果は大きく変わるだろうし
使用頻度を考慮した結果にしたら「銀塩がメイン」と答える人はここまで多くはならない
と思われるにょ。
とはいえ、カメラ(デジカメ)に興味ある人で(メインでなくても)銀塩カメラを使って
いる人が半数いるということだけはこのアンケート結果から言えるのは間違いないにょ。

私自身は幼少時に父が使っていたレンジファインダー機で興味を持ちそれから小遣いで
110カメラ(ポケットカメラ)を購入し、1987年には念願の一眼レフ(キヤノンA-1)を
中古で購入したにょ。
一眼レフ+50mmF1.4の標準レンズで様々な被写体を撮影し、絞りやシャッター速度による
変化を自分の体で体験していき後から購入したズームレンズによって撮影のより手軽さを
得ることができたにょ。
銀塩コンパクトカメラもコニカ望遠王、フジフィルムのカルディア、キヤノンのIXYなど
たくさん買って使ってきたけど結局21世紀になるまで壊れずに残った銀塩カメラは最後に
買ったIXY(APS採用の初代モデル)だけだったにょ。(上記A-1も90年代末に壊れて
しまった)
しかし、銀塩カメラには銀塩カメラにしかない楽しさがあると今でも感じているにょ

さて、カメラのデジタル化が進んで久しいけどデジカメのメリットは何かと聞かれたら
恐らく下記の2つがすぐに浮かぶと思われるにょ。

 (1)撮ったその場で確認できる
 (2)PCでの加工が容易にできる

これを普及価格帯(普通の人が容易に手を出せるであろう5万円以内の価格)で実現した
ものといえばQV-10にょ。
そのQV-10は「デジタルカメラ」のメリットを全面に押し出した機種でありヒット商品と
なったにょ。
それを改良したQV-10Aだけど撮影できるのはQVGA(320x240)までであり、記録媒体は
内蔵の2MBのフラッシュメモリだけ(QVGAということで2MBのメモリで96枚撮影可能)と
いう今となっては貧弱きわまりない構成だけど当時は上記(1)、(2)が両方満たせるという
だけで非常に大きかったにょ。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1101/11/news028.html

(1)だけならばポラロイドカメラで実現可能だし、(2)だけならば撮影したフィルムを
現像に出してそれをスキャナで取り込んだりカメラ店にPhoto CDを依頼すれば実現は
できたにょ。
しかし、それが唯一のメリットであったポラロイドカメラはそれによって大きなダメージ
となりその歴史に終止符が打たれたにょ。(熱心なファンの手によって最近復刻された
けどね)

しかし、QV-10はデジカメのすばらしさを体験するには良い機種だったけどこれですぐに
銀塩カメラが無くなるとは私も当時は思ってなかったにょ。
それはやはり写真というのは「印画紙にプリントしてナンボ」だと思っていたからね。
そのためには画素数がもっと増えないと駄目だったし、プリンタもより写真の印刷に
適したものに進化する必要があったにょ。(個人的には無駄な高画素化は不要主義だけど
プリントするならば最低200〜300万画素は必要と考えている)
「インプット(デジカメ)」と「アウトプット(プリンタ)」は相乗的な進化を遂げて
ようやく実用レベルへと変わるにょ。
もっとも家庭用プリンタが駄目でも業務用プリンタは当時すでに昇華型プリンタが存在
していたためプリント依頼すれば済むことだけどね。

今でも「プリントしない派」は大勢いるためこの考えも絶対的に正しいものではなく
アウトプットをPC用モニタと考えた場合でもQVGAでは当時PCの主流だったSVGA〜XGAの
画面で見ても物足りず銀塩カメラの代わりになるにはまだ不十分だったにょ。
もっとも当時普及が始まっていたインターネット上で公開するにはQVGAは回線速度の関係
から考えた場合には全く問題はなく私もおちゃめくらぶ内ではQVGAで撮影した写真を
公開しているくらいにょ。
「プリントしてその鑑賞に堪えられないから駄目」と一概には言えないというわけにょ。

私がデジカメで最も大きなメリットに感じるのはやはり次の項目にょ。

 (3)ランニングコストが安い

デジカメがいくら便利であろうと銀塩カメラよりもランニングコストで大きく劣って
いたら普及することは考えられないからね。
デジカメの保存用媒体といえば黎明期にはCFかスマートメディアかというほぼ二択状態
だったけど4MBのカードでも1万円くらいしていたにょ。
私が昔持っていたQV-700を見てみるとVGAファインで1枚133KBなので4MBでは29枚撮れる
計算となるにょ。
つまり、1枚あたり300円少々というわけにょ。
もちろんフラッシュメモリは使い切りというわけではなくPCなどにデータ転送をすれば
何度でも使うことができるので正しくはないにょ。(正確には書き換え限界回数がある
けど普通の使い方をする上ではそれを心配する必要はない)

銀塩カメラではどうなのか・・・?
フィルムのブランドやプリントを出すカメラ店によって大きく異なるけど私が主に使って
いたものは1本当たり500円程度のフジカラーのネガフィルム(2本セットで1000円弱)で
あり、現像代が500円、同時プリントが1枚35円だったにょ。
つまり、24枚で1840円となり1枚あたり76円のランニングコストだったにょ。
年間1000枚撮影すれば76000円程度の出費となるわけにょ。
これを見ればフラッシュメモリを使い切りと考えている人にとってはデジカメのランニング
コストは高価に見えてしまうにょ。

とはいえ、2000年代に入ってからのフラッシュメモリの価格下落は著しい(容量単価は
年2倍以上のペースで下落していった)ため今でもそれが言えるのかを考えてみるにょ。
私が昨年買った1400万画素のFX66だけどこれは1枚当たり平均5.5MB程度のファイルサイズ
となるにょ。
16GBのSDHCカードが今は2000円くらいで入手可能だけど16GBだと5.5MBの写真は2840枚
撮れる計算になるにょ。
つまり、フラッシュメモリを使い切り状態と考えても1枚のランニングコストはわずか
0.7円にょ。
16GB2000円ではなくもう少し高いメディアを使っても銀塩カメラと比べると圧倒的に
安価であることが分かるにょ。

このランニングコストが安価であることが記録用写真としてデジカメが有用となる最大の
理由にょ。
仮に1枚300円かかると考えればどうしてもシャッターを押すのに慎重になってしまう
わけだからね。
QV-10の登場で始まったと思われる記録用写真(プリント前提ではない写真)は今では
ケータイで撮影する人が主流になっているだろうけどケータイに内蔵のカメラを使っての
写真撮影もフラッシュメモリの価格下落によるランニングコストの低下が普及の後押しを
していると思われるにょ。

個人的には最も大きなメリットであるランニングコストの安さだけどデジカメの場合は
さらにもう2つのメリットがあるからね。

 (4)撮影データ管理が容易
 (5)ISO感度を1枚ごとに変えられる

(4)は銀塩一眼レフを使っていた人には悩みの種の1つだったにょ。
デジカメの場合だとJPEG Exifに使用した機種やレンズの焦点距離、絞り、シャッター
速度まで記録されているから大量に撮影しても後から設定値などを確認することが
できるのだけど銀塩の場合はそうはいかないからね。
そのため非常に暗記力に優れた人以外は記録用ノートを持ち歩く必要があったにょ。
別にデータを残さなくても大きな問題は無くてもそのデータの蓄積が糧となって撮影
技術の向上にも繋がるわけだから軽視はできないにょ。
その点、デジカメはそういった情報を記録する必要はないため100%撮影に集中できるし
ランニングコストが安いため経験値を容易に稼ぐことができるにょ。(逆に言えば
ランニングコストが安いため1枚1枚に集中しないで撮影せず無駄撃ちばかりするという
ことも考えられなくはないけど)

(5)は銀塩カメラで実現可能になったのはAPSからにょ。
APSでは途中まで撮影して一旦フィルムを巻き戻しカメラから取り出すことが可能で対応
カメラに最装填した際にはその続きから撮影可能になるにょ。
このため途中でISO感度を変えたい場合にフィルムの残量が無駄になるということは
軽減可能になったけど手間がかかるし、対応のカメラでないと最装填しても使えない
ということになるにょ。(そもそもAPSの銀塩一眼自体の選択肢がほとんどない)
APSではない普通の35mmフィルムの場合は一旦途中まで撮影し、ベロを巻き込まない程度に
巻き戻しを行い慎重に最装填を行い先ほどまで撮影していた枚数まで空撮りすることで
異なるフィルムを使い分けることは可能になるもののこれは現実的なものとはとても
言い難いにょ。

しかし、デジカメの場合はフィルムという概念はなく途中であろうと感度変更は何度
でも簡単にできるにょ。
そのため高感度画質に優れており、設定できる感度の幅も昔と比べて圧倒的に広くなって
いる昨今のデジカメ(10年前だとAPS-Cのデジタル一眼でも最高感度がISO1600くらい
だったけど今はAPS-CでISO12800〜51200程度まで選択可能)だと撮影状況と高感度ノイズ
とを天秤にかけて最も望ましいものを選択可能になるのが大きいにょ。

個人的にはランニングコストが非常に優れそれに付随して利便性も高いデジカメによって
銀塩カメラを使う意義はほとんど見いだせなくなったと感じているにょ。
プリントする場合でも昨今のデジタル一眼であればAPS-Cのエントリーモデルであっても
銀塩一眼を超える解像感があり極小画素のコンデジでさえ普通にA4サイズにプリントして
鑑賞に堪えられるレベルになっているからね。

そうなると今となっては銀塩カメラは完全に嗜好品となっているにょ。
確かに大判カメラになるとまだデジカメに対するアドバンテージはあるとはいえ、筐体
サイズが大きいだけではなく1枚1000円程度のランニングコストがかかるという面を
考えてもとても個人で気軽に撮影できるようなものとは言い難いにょ。
かつては一般向けがアナログな銀塩カメラであり、デジタルであるデジカメはマニア向け
という認識が強かったけど今となってはその立場が完全に逆転した感じにょ。
これはカメラに限らず、アナログ→デジタルに移行した機器であればどれにも当てはまる
ことだけどデジカメの場合にはそれがより大きなメリットとなっているだけにょ。
デジタル化というと電子書籍が挙げられるけど電子書籍においてもそのようなことが言える
時代がやってくるのかというとそれは現時点では難しそうに思えるにょ。
サイズ面を気にしなければ本はアナログ(紙の書籍)が一番だからね。




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