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おちゃめくらぶ掲示板
プチコンシリーズ史上最高の毛筆ソフト
昨日公開したプチコンBIG用「簡易毛筆 for U」、プチコン3号用「簡易毛筆 for 3DS」は
お正月ということもあるし、書き初め大会を開催中ということもあり実際に使っている人が
多いのだけど使いこなせてない人が多くいるにょ。
操作そのものが難しいというよりも筆を動かす速度のコントロールは慣れないと難しい
(慣れたら超簡単)ということもありそれを改善したver.1.1.0を本日リリースしたにょ。
◎公開キー(ver.1.1.0のもの)
簡易毛筆 for U ・・・・・・【 7E7EQ3HJ 】
簡易毛筆 for 3DS ・・・・・【 MKX3XJZY 】
◎簡易毛筆 for U ver.1.1.0で改善した点
・WiiU Game Padを2画面表示している時に使いやすくした。
・筆制御、描画式の変更
・イージーモードの追加
◎簡易毛筆 for 3DS ver.1.1.0で改善した点
・毛筆らしさの改善
・処理速度の劇的な向上
・イージーモードの追加
本来はver.1.1.0に合わせて2作品を統合したかったけどプチコンBIGでしか対応してない命令
とかとかプチコンBIGとプチコン3号では互換性のない命令を使うには「XON WIIU」と記述する
必要があるけどプチコン3号では「XON WIIU」を実行したらエラーになるだけではなく存在
だけでエラーになるためHARDWAREで判断して3号、BIGの両方に最適化したプログラムを作る
ことができず断念したにょ。(別スロットに生成して実行すれば可能ではあるけど)
WiiU Game Padのタッチ認識は実はパッド上で2画面になったり、解像度の変更が可能で
あったりということもありTOUTH関数も2つのモードが存在するにょ。
プチコンBIGではTOUCH関数ににおいては0(false)と1(正確にはtrueとなる値)の引数を
設定できるにょ。
1(true)を設定した場合はWiiU Game Padの絶対的な座標(0,0)〜(853,479)を取得可能
となるにょ。
ただし、周辺部8ドットは取得できないため返す値としては(8,8)〜(472,846)となるにょ。
これは、2画面同時表示した場合も解像度を変えた場合も変更のない固有値となるにょ。
フル画面、フル解像度にベターなのが引数が1(true)で解像度変更したり2画面表示に
便利なのが0(false)というわけにょ。
0(false)を設定した場合には相対的な座標となるにょ。
画面をXCREEN 6,0,0として256x192の解像度を選択した場合には(0,0)〜(255,192)を取得
できるにょ。(ただし、この解像度では周辺部というか上下3ドットは取得できない)
XCREEN 6,6,6として最大解像度で表示した場合においても引数にtrueを設定した場合とは
異なり2画面同時使用であっても2画面表示のうちの下画面をタッチした状態で(0,0)〜
(853,479)の範囲に変換した値を取得できるにょ。
ただし、この場合は当然ながら2ピクセル単位の値しか取得できないため精度が低くなるし、
物理的な端になるのは下側だけなので残りの3方向は全画面時では取得できないギリギリの
値も取得できるという違いがあるにょ。
下側は2倍となる16ドット分が取得できないためY方向の最大値は464となるのに注意が必要と
なるにょ。(下端タッチを判定するのにY>470とかいう条件にしていたら全画面モードでは
動作するけど2画面モードでは動作しないプログラムになってしまう)
引数をfalseにするかtrueにするかは制作者の考え次第だけど、この簡易毛筆 for Uにおいては
1ドット単位の緻密な操作は要求しないためあえて引数をtrueで使う必要性はないし、画面を
マウス代わりではなくお絵かきに使うのであれば相対値を取得するflaseの方が分かりやすいと
考えたのでver.1.1.0では引数を1から0へと仕様変更を行っているというわけにょ。
この辺については当サイトの「プチコン3号入門講座」をプチコンBIG対応にした「SmileBASIC
入門講座」へとバージョンアップの際にさらに詳しく書くことにするにょ。
自作毛筆ブラシ命令となるGFLINE命令内にある描画式や筆制御の計算式に関してはプチコン
BIG版の方は微調整レベルに留まっているけどプチコン3号版の方は大幅に変更しているにょ。
なぜBIG版は微調整レベルなのにプチコン3号版は大幅に変更しているかというと基本的に
プチコン3号版はプチコンBIG版のソースを流用しているためにょ。(BFLINE命令は前の
バージョンまでは全く同じものを使っていた)
しかし、無難な記述方法のため旧3DSや2DSでは重くて処理落ちしてしまったり、プチコン
BIGの高解像度用に調整されているためにじみやかすれがイマイチと感じたため一から
見直して改善してみたといわけにょ。
その結果、処理速度は3倍程度向上して2DS(旧3DS)では20〜30fpsだったデフォルトの筆は
60fpsをキープできるようになったにょ。
7〜9fpsと激重で使いものにならなかったBボタンで選択可能な超々極太筆も20〜30fps出る
ようなりそれなりに使えるくらいになったにょ。
それでいて、にじみも多めにしたため筆っぽさが強調されていると思うにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/815895701859119104
https://twitter.com/ochame_nako/status/815895981170376704
また、ver.1.1.0の最大の特徴はイージーモードにあるにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/815896167489732608
初めて使う初心者はどれくらいの速度で動かしたらどんな感じに筆の太さが変化するなんて
分からないため初心者が描いてしまうと全然筆っぽくならないという問題点があったにょ。
これは現在開催中の書き初め大会を見て貰うとよく分かるにょ。
◎第2回 SmileBASIC 書き初め大会
https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAADAAB2V0fkZHv_1g
しかし、このイージーモードではそれが簡単に解消可能になるにょ。
ただし、「入り」「抜き」の表現が若干犠牲になるという問題もあるにょ。
まともに書くことができない初心者が入り抜きを表現なんてできるはずもないためこの
入り抜きが犠牲になるというのは特に気にすることはないにょ。
むしろ、ある程度慣れてより毛筆表現を堪能したいと思ったらイージーモードではなく
思ったらデフォルトのモードで使用すれば良いだけの話にょ。(実際はそんなに難しい
ことではなくある程度ゆっくり書けば全く問題無い話だけど)
◎イージーモードにおけるデフォルトモードからの変更点
・デフォ筆の太さが「極太筆」から「太筆」へと代わる
これによって「太すぎて使いにくい」ということが無くなる。
ver.1.0.0ではデフォルトが極細筆になっていてこれでは操作方法を知らずに使った
初心者が「全然筆っぽくない」と思ってしまう可能性があるため最もこのソフトで
最適化処理をしている「極太筆」をデフォにしている(計算式やループ回数等の
バランス調整は主に極太筆で行いそれ以外の太さは微調整程度に止まる)けど
それだと玉状になったときかなり太くなるため画面一杯に大きな文字を書きたい
という人(普通に書き初めをしたいという人)以外は使いにくいと感じたため
イージーモードの時のみワンランク細い筆(太筆)をデフォ筆になるようにした。
・素早く動かしても線が細くなりすぎるということが無くなる
これによって毛筆っぽさが損なわれることが少なくなる。
初めて使う人は毛筆での速度ではなく普通に鉛筆での文字書きと同じような速度で
文字を書いてしまうため毛筆においては「かなり速い」と判断して細くなるためそれを
速く動かしてもあまり細くならなくした。(これは入り抜き表現をしにくくなるため
その点においてはデメリットとなる)
・ペンを遅く動かしても大きな玉状になりにくくなる
これは毛筆っぽさが若干損ねられるけどそれ以上に使いやすさの面では向上となる。
毛筆ブラシについての簡単な解説は昨日書いているのでそれを参考にして欲しいにょ。
これらの解説については簡易毛筆 「for U」「for 3DS」のページが出来るときにさらに
詳しく書く予定にょ。
今回のバージョンアップによって初心者から中上級者まで誰でも使えるようになったという
のが大きいし、プチコンBIGやNew 3DSでのプチコン3号だけではなく旧3DS(2DS)で動作する
プチコン3号しか持ってない人でも快適に使えるようになったため非常に多くの人にとって
有用に働いていると思うにょ。
1年前にプチコン3号で作った「簡易毛筆QSP」はあくまでQSPでは最高の毛筆ソフトだったけど
「簡易毛筆 for 3DS」はプチコン3号史上最高の毛筆ソフト、「簡易毛筆 for U」はプチコン
シリーズ史上最高の毛筆ソフトになったのではないかと思うにょ。
といっても、毛筆ソフト自体作っている人がほとんど居ないため史上最高には何の意味もない
けどこれ以上のものをプチコンで作れるという人がいたらぜひ作ってもらいたいところにょ。
「筆の完全シミュレート」とかやったらまともに使えるレベルの処理速度は得られないため
旧3DSのプチコン3号で60fps出すには「簡易毛筆 fpr 3DS」で使っているこの方法がベター
だと思われるにょ。(個人的には快適レベルが60fps、問題なく使えるレベルが30fpsと考え
いるけど60fpsを切れば様々な問題が発生するため可能な限り60fpsをキープできるのが
望ましい)
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