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おちゃめくらぶ掲示板
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お絵かきを始めよう!(お絵かき初心者向け講座)
私は趣味としてお絵かきを始めてから今年で27年になるにょ。
その割りには全然上手くないんだけどそれはマイペースで頑張っているためにょ。
上達するためには昨年1月9日に書いたように目標と目的が重要となるにょ。(もちろん
それを実現するための練習が必要不可欠なのは言うまでもない)
http://6407.teacup.com/ochame/bbs/3050
例えば絵を描く理由がpixivで評価合計100点以上をとるためならば上達する必要はないし
単に「描くのが楽しいから描いている」というならば好きなように描けばいいけどそれでは
上達が期待できないということにょ。
私も一時期(90年代半ば)は雑誌への掲載率を高めるため上達を目指していたためその頃は
大幅な上達があったにょ。
それからは、それで満足してしまったということもあり上達があまり無く、逆に12年前に
アナログからデジタルへと移行した際には大幅に劣化してしまったにょ。
デジタルに移行した当初は全然ダメだったけどここ数年でようやくアナログ全盛時を越える
レベルに達した感じであり、今はもう「デジタル>アナログ」といった感じにょ。
さて、pixivを見ると(登録年齢が必ずしも正しいかどうかは微妙だけど)10代の活躍が
めざましいにょ。
私のような期間だけベテランな人はお呼びではない感じだけど30代や40代になって生活に
ゆとりができてお絵かきを始める人も少なくはないため未経験だけど今から始めるのは躊躇
しなくてもいいにょ。
実際、私のtwitterのフォロワーの中にも30代になって始めた人は何人かいるからね。
それと同時にやっぱりお絵かきを始める年齢として多いのは10代にょ。
「絵なんて学校の授業以外で描いたこと無い」という人が大半であり、アニメ、マンガ、
ゲームの影響で絵(特に萌え絵)に興味を持つ人も多いにょ。
大半はそういったコンテンツを消化するだけで終わってしまいがちだけど自分で描くという
ことに興味を持っている人も多いと思うにょ。
今回は、そういったこれからお絵かき(主に萌え絵)を始める「初心者」向けに書いてみる
ことにするにょ。
まず必要なのは絵を描く道具にょ。
これはアナログかデジタルかで必要な道具が変わってくるし、単なるラフか完成原稿にする
のかでも変わってくるにょ。
(1)アナログ完成原稿用
(2)アナログラフ、デッサン、もしくはデジタルの下書き用
(3)完全デジタル用
(1)これはあえて説明するまでもないことだけどカラーの場合は一般的に美術の授業で使って
いるような道具がそのまま使えるにょ。
カラー画材としては水彩絵の具、油絵の具、アクリル絵の具などがあり、それに適した用紙を
選択すれば良いにょ。
アナログのカラーマンガを描く場合はコピック(コミックマーカー)という選択肢もあるにょ。
ただし、コピックは1本あたり400円弱と高価だし、必要最小限の色を揃えるだけで数千円の
予算が必要になってくるため「興味があるからちょっとやってみよう」という人には気軽に
オススメできないのが難点にょ。
モノクロ完成原稿となると厚手の上質紙、ケント紙、もしくはマンガ原稿用紙が必要にょ。
下書きは鉛筆やシャープペンシルで十分だけどペン入れをするならばGペンや丸ペンとインクが
必要になってくるにょ。
そして、濃淡や各種表現を行うためにはスクリーントーンが必要になるにょ。
スクリーントーンはサイズによって価格が大幅に変わってくるものの必要なものを一通り
揃えるだけで数千円必要になってくるにょ。
まぁICの61番などの定番のものだけを買って必要になったらその都度買い増しすれば出費は
最小限に抑えることができるけどね。
(2)絵を描いたことない初心者にいきなりアナログ完成原稿を求めるのは厳しいためやはり
最初は気軽に始められるラフ、デッサン、模写などがよいかもしれないにょ。
これは基本的には絵が描ける道具であれば何でもいいにょ。
ただし、描きやすいものやランニングコストを考えるとある程度絞られてくるにょ。
描く道具は普段使っている鉛筆やシャープペンシルで十分にょ。
デッサンを行うには2B以上の鉛筆とスケッチブックがベターだけど濃淡表現を行うという
のでなければシャープペンシルで問題はないにょ。
描くための用紙も何でもいいのだけど何らかの意図がない限りは線が入っていない無地の
用紙がベターにょ。
コスト面を考えるとオススメなのがコピー用紙にょ。
これならばホームセンター等では500枚入りで200円程度で購入が可能であるため毎日10枚、
20枚使っても「紙がもったいない」とかいうことがあまりなくなるにょ。(上手くなるため
には数をこなす必要があるため気軽に使えるレベルのランニングコストが重要となる)
線が入っていると便利なのは比率を考えながら模写の練習をする場合にょ。
ただし、ずっと方眼紙のようなものを使っているとそれがないと描けなくなってしまうため
ある程度慣れたら無地の用紙を使うのがベターにょ。
PCで描く(デジタル塗り)用の下書きに使う場合には次の(3)で示したようなPCが必要になる
他にPCに取り込むための道具が必要になってくるにょ。
フラットヘッドスキャナ(一般的なスキャナ)がかつてはポピュラーだったけど最近はむしろ
プリンタと合体した複合機の方がポピュラーになっているにょ。
よほど古い製品(20年前の製品とか)でない限りはスキャナのスペックが問題になってくる
ことはほぼないので安心にょ。
スキャナで取り込む場合には解像度設定がまず必要になるにょ。
どの程度にするかはPCのスペックとの相談になるけどB5〜A4の用紙に描いた場合には300〜
600dpi程度で取り込むのがベターにょ。(1200dpiとかの高精細で取り込むのはPCに極めて
高いスペックが要求されてくるし、何よりそこまで精度を上げても元の原稿がボトルネック
になるため意味がない)
スキャナや複合機がないという人は絵を描く以外にも使えるため新規購入をオススメしたい
ところだけど安くても1万円程度する(エプソンやキャノン以外の製品はインクが高価だったり
古い製品になると店頭入手ができにくくなるため安くてもオススメしにくい)ということで
デジカメで代用したいという人もいると思うにょ。
スキャナの代わりにデジカメを使うというのは10年前ならかなり厳しかったけど昨今は
デジカメの性能も上がっているためそれほど問題はないにょ。(500万画素くらいでキレイに
撮れるレベルの性能があれば問題ないため昨今のデジカメならばどの機種であっても概ね
大丈夫だけどDSiや3DSに付いているようなおまけ程度のデジカメ機能では実用レベルの
画質を得ることができない)
しかし、使用する場合にはいくつか注意点が必要になるにょ。
まずは撮影に関しては描いた用紙の真上から撮影しカメラや撮影者の影が用紙の上に来ない
ようにしなくてはならないにょ。
斜めから撮影してもPC上で台形を補正すれば済むだけとはいえ補正もある程度の知識か専用
ソフトを使わないと難しいためできることならば真上からの撮影がベターにょ。
撮影する場合には室内となるため手ぶれには注意が必要にょ。
フラッシュを使う場合には描くのに使った画材によっては光を反射する場合があるため可能
ならばノンフラッシュがベターにょ。(ノンフラッシュで手ぶれを起こすならば反射光で
多少白飛びしてもPCで補正が楽なのでフラッシュを使った方がいい)
この線画をPCで使用する場合にはPC上でこれを元にペン入れをするのであれば問題はないけど
ペン入れをせず、PCで取り込んだ線画をそのまま使って色塗りをするという場合には線画を
目立つように補正する必要があるにょ。(白い用紙を撮影したらグレーになるため撮影時には
露出補正が必要になるけどそれでも白が真っ白には映らない)
白くするためにはPhotoshopならばレベル補正で下限のバーを右にずらして白になるように
して中央のバーを左右に動かし線がかすれたりしないレベルでなるべく線が濃くなるように
するといいにょ。(撮影環境や実際に描いている線の濃さで変わってくるため具体的な数字を
書くのは難しいため自分の目で確かめるしかない)
(3)PCで描く場合には必要なのはPC本体とソフトにょ。
そして、できるだけあった方がいいのがペンタブレットにょ。
PCのスペックは今時のPCであれば気にする必要はないにょ。
CPUは高速であればいいのは確かだけど普通にお絵かきする程度であればPen4、PenM、Atom
程度でもそれほど困ることはないにょ。(最近10年以内のPCであれば問題ない)
むしろ重要なのはメモリの方にょ。
Pen4やPenM世代のPCをメモリ増設せずに使っている場合は256MB程度しかないためいくら
WinXPであってもこれではあまりに心許ないにょ。
描くキャンバスサイズ(縦横の解像度)によっても変わってくるし、使用するレイヤーの
数などによっても左右されるため一概には言えないけどXPであれば1GB、Vistaや7であれば
2GBあれば普通にお絵かきするのに困ることはあまりないにょ。(A4を600dpiで取り込んだり
ギャルゲ塗りなどのレイヤーを多用する塗りを行う場合にはプラス1〜2GBのメモリが欲しい)
あと古いPCだと液晶が劣化している場合もあるけどこれは予算があれば外付けの液晶モニタを
用意すれば問題ないにょ。(お絵かきで食っていく人ならば液晶モニタも吟味する必要がある
けど趣味で描く程度であればどんなものでもいい・・・とはいえ高視野角のIPS液晶がいい
かもしれない)
ソフトはピンからキリまであるにょ。
使用しているPCがWindows PCであるならば主なものを挙げると次のようなものがあるにょ。
フリーウェアならばAzZainter、Inkscape、Pixia、FireAlpaca、GIMPなどがあり、5000円
程度で購入可能な安価なソフトはSAIやCLIP STUDIO PAINT(ダウンロード版)などがあるにょ。
そして、やはり昔からの定番といえばPhotoshopにょ。
最新版はCS6となっており、本格的にフォトレタッチや画像加工する人にとっては必須ソフト
といってもいいのだけどいかんせん約10万円というのはお絵かき用として購入するには
ハードルが高すぎるし何より多機能でありお絵かきだけではその機能を十分に使い切れず
もったいないとか高機能であるが故にPCもそれなりに高いスペックを要求されてくるにょ。
学生ならばアカデミック版が3万円程度で購入可能であるためそれを購入するのもありだと
思われるにょ。
そこまでの多機能は要らないというのであれば廉価版のPhotshop elementsでもいいにょ。
こちらは約1万円で購入可能にょ。
ただし、印刷原稿を入稿する際に必要なCMYK分離ができないし、パスの作成(ベクター
データの作成)ができない(すでに作られたものを表示はできる)ということで本格的な
作業に使ったり、Illustratorとの併用に使ったりとかはしにくいためあくまでレタッチに
特化したものであり、お絵かき用として購入するならば他のソフトを考慮した方がいいかも
しれないにょ。
私が主に使っているSAIだけどやはりメリットとしてお絵かきに特化してあるため無駄な
機能が全くなくて使いやすいということと機能が少ない分だけ動作が軽いので低スペックの
PCに優しいということにょ。(文字入力やフィルタ機能もないためそれが必要ならば別途
適当なフリーウェアを使う必要がある)
これから始める人に安価な有料ソフトを1本勧めるならばSAI・・・と言いたいところだけど
これから購入するならばCLIP STUDIO PAINT(以下「クリスタ」と略す)の方がいいにょ。
クリスタは従来のイラスタの後継ソフトとして登場したのだけどダウンロード版ならば
5000円程度で購入可能(毎月500円というコースもある)ため1万円近くしたパッケージ版の
イラスタよりも買いやすくなったにょ。
それに64bitOSやマルチコアに完全対応やパース定規や3Dモデル表示の搭載などイラストを
描くのに便利な機能も満載だからね。(その分、SAIより重いと思われるけどここ2、3年の
PCであればローエンドモデルでも問題ないかも)
PCでお絵かきをするならばあった方が絶対にいいのはペンタブレットにょ。
ペンタブも安いものならば5000円程度から購入可能で高価なものは4万円くらいするにょ。
さらに液晶タブレットならば10万円くらいするため上をみたらキリがないのだけどここは
予算との相談になるにょ。
ペンタブといえば情報、性能、消耗品の入手性のどれをとってもワコムの製品以外を選ぶ
ことはないためワコムの製品内で考えると3つのブランドがあるにょ。
安価な万人向けのペンタブレットのBamboo、高性能なペンタブレットのIntuos、そして、
液晶タブレットのCintiqにょ。
Bambooには一昨年の9月8日に書いたように4つのグレードがあるにょ。
1つは最もベーシックなBamboo Pen、タッチ機能が付いたBamboo touch、touchに
イラスタmini、コミスタminiがバンドルされたBamboo Comic、同じくPhotoshop
elementsがバンドルされたBamboo Funにょ。
イラスタmini、コミスタminiは実質体験版であり、制限が多くて使い物にならないため
個人的にはソフト目当てで買うならばBamboo Funがオススメにょ。(安い店で買うと
ソフト単品を買う価格よりも安くペンタブがおまけで付いてくる感じだし)
とりあえず、安い製品が欲しいというのであればペンタブ自体の性能はBambooならばどれも
同じであるため最もベーシックなBamboo Penがオススメにょ。(安い店ならば5000円台で
購入可能)
Bamboo Fun、Bamboo ComicではSサイズとMサイズが選べるにょ。
当然サイズが大きい方が高くなるし、慣れたら大きい方が使いやすいのだけど絵を書き慣れて
ない人だと手の稼働面積が小さいためペンタブが大きいと逆に使いにくいという場合もある
ため必ずしもMサイズの方がいいとは限らないにょ。(私は長い間ハガキサイズのアナログ
イラストを描いていたせいかMサイズが大きめに感じたくらい)
Intuosは「Bambooでは物足りない」という人向けの商品だけどBamboo自体が昔の同社の製品で
あったFAVOと比べると性能が格段に上がっており、Intuosの性能が必要という人はそれほど
多いとは思えないにょ。
しかし、いい道具を使えば上達しないのを道具のせいにできなくなるから予算があれば
初心者がいきなりIntuos買うのもありにょ。
BambooにしろIntuosにしろペンタブには慣れが必要になるためお金が貯まるまでIntuosは
買わずマウスで我慢するというのであればさっさとBambooを買ってたくさん描いた方が遙かに
有意義だと言えるにょ。
もちろん、予算が多ければ初心者がCintiqを買うのもありにょ。
先日発売になったCintiq 13HDは13インチでフルHD液晶を搭載した同ブランドの最新モデルにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130319_592317.html
ペンタブはペンと画面が別々であるためアナログ絵のようにペン先を見ながら絵を描くことが
できず慣れが非常に重要になってくるのだけど液タブならばペン先を見ながら描けるため
初心者にとってはbambooよりも使い勝手がいいかもしれないにょ。
もちろん、ベテランの人にとっては作業効率アップに有用にょ。
作業効率が高くなり、多くの絵を描けばその分だけ得られる経験値も多くなりより上達も
速くなるので作業効率の良いソフトや機器を使うというのは上達するためには有意的な方法と
いえるにょ。
PC上で描くならばペンタブはマウスとは比べ物にならないくらい使い勝手が良いのだけど
アナログで描いたものをPCで取り込んだものに色を塗るという場合にはペンタブは不要に
考えている人もいるかもしれないにょ。
確かに単純に色を載せていくだけならばマウスでもできるけど筆のように色を塗っていくと
いう感じで塗るためにはペンタブは必要不可欠にょ。
何と言っても筆圧検知があるというのは非常に大きいからね。
したがって、フルデジタルでなくてもペンタブがあった方ができることの幅も広がるし
作業効率もアップするにょ。
上記のようにこれは上達にも繋がるため少しでも早く塗りを上達させるためには少しでも
早くペンタブを導入する方がいいということにょ。
さて、お絵かきに必要な道具は以上の通りにょ。
フルアナログで気軽にラフ絵を描くだけならば追加コスト0円で可能(描いた分だけ用紙が
必要になる程度)だし、すでにPCを持っている人ならばデジカメで線画を取り込んでフリー
ウェアを使いマウスで塗ればこちらも追加コスト0円で可能にょ。
昔(80年代〜90年代)のようにPCがまだ一般家庭には十分普及しておらず、お絵かき用として
家庭にあるPCを独占使用できる人は多くなかった時代とは異なり、今はほぼどの家庭でもPCは
あるし、中高生においても自分専用のPCを持っているという人は少なくないのではないかと
思われるにょ。(まぁ、今は4万円程度で新品PCを購入可能だから安くても10数万円していた
90年代とは比べ物にならないけど)
そして、ソフトもお絵かきに使えるフリーウェアがたくさんあるからね。
Photoshopは昔と変わらず高価だけど安価なソフト、もしくはフリーウェアという選択肢が
たくさんできたお陰で昔よりはPCでお絵かきを始めるためのハードルはかなり下がっているの
ではないかと思われるにょ。
スキャンをする場合とは異なりフルデジタルで描く場合は解像度で悩む人もいるのではないか
と思われるにょ。
印刷するならばdpi設定は非常に重要だけどフルデジタルでWeb上で公開するのであればdpi
設定はほとんど気にする必要はないにょ。
文字入力の際にそのdpiでサイズが決まる程度なので描いた絵に文字入力をしないのであれば
必要になるのはキャンバスサイズ(つまり、その絵の縦横のドット数)のみにょ。
これは公開する予定のサイズから逆算をして決めるといいにょ。
XGA(1024x768)で公開するならばその長辺はその3〜4倍(つまり3000〜4000ドット程度)に
するとベターにょ。
公開サイズより大きいキャンバスで描くことで公開したものがキレイになるにょ。
他人の絵を見て「こんなに細部までキレイに描けない」と思っている場合もそれは縮小に
よって細部の塗り漏らしなどのアラが見えなくなっているというのも1つの理由になって
いるにょ。(1ドット単位で神経質になる必要はないためそれを別の作業に充てることが
できるようになるというメリットがある)
PCのスペックに余裕が無ければ公開サイズと同一サイズでもいいし、色数に制限を行った
絵を描く(16色とか256色)ならば自動的にアンチエイリアスがかかるのを避けるため公開
サイズと同一サイズで描くのがベターにょ。
お絵かきをするならば必要不可欠なのが技術的な情報にょ。
目の前にあるものを描く鉛筆デッサンならば美術の時間で習うし特に問題となることはない
けど萌え絵などのデフォルメ絵を描く場合には現物が目の前(3次元)にはないためにどう
やって描くのか知らないと描けないからね。(模写は除く)
そういう時に便利なのが昔だったら各種のガイドブックにょ。
私は86年にお絵かきを本格的に始めたけどそういうガイドブックの類は一切読まず完全に
独学・・・というか我流で描いていたにょ。
実際にそういうのを見始めたのは90年代になってからにょ。
それまではアタリの取り方も知らなかったくらいにょ。
ちなみに手元にあるガイドブックやお絵かき用の資料はこんな感じにょ。(これでも所有
しているものの一部)
http://twitpic.com/akvvn4
昔だったらそういう紙のガイドブックは非常に有意義だったけど今はネット上にたくさんの
講座があるためそれを見ていけば基本的なことはマスターすることができるにょ。
pixivならば「講座」で検索すればいいし、pixiv外の情報でもGoogleで検索すればすぐに
情報が見つかるからね。
というわけで、「ここから先は適当に検索して頑張ってね!」で終わろうと思ったけどここ
まで書いてきてそれではやや無責任なので初歩的な萌え絵の描き方講座を作ってみたにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/CG/lecture/moee_lecture.jpg
(即興で作ったので線がよれよれで自分でもあまりいい絵とは言えないレベルだし、サーバの
容量を節約するためJPEG圧縮率を高めているため最後の完成品はブロックノイズが入り
まくっているのはご容赦願いたい)
これは、17年前に私の自作本で書いた初心者講座のリメイクみたいな感じだけど今回は線画の
アタリの取り方を重視した内容になっているにょ。
単に描けるようにするためには自分が好きな絵を模写するのが一番だけどそれではすぐに
限界が訪れてしまうにょ。
模写をすればそれなりに上手く描けるけどいざ何も見ずに描こうとすれば全く描けないという
状況になるか模写で描いた顔と同じものしか描けないという状況になるからね。
模写をする場合にちゃんと人物を立体で捉えてそれをどのようにデフォルメしてこういう絵に
なったのかをちゃんと考えながら模写をしていけば異なるアングルだろうと問題なく描けるの
だけどそのためには多少ハードルが上がっても最初の段階で立体で考えるということは
長い目でみると非常に重要となってくるにょ。
正面と横向きの2枚の絵から斜めから見た状態が描けるようになるとベターにょ。
ただし、初心者にいきなり「頭部を立体でイメージしろ」というのはあまりにハードルが高い
(というか私自身が十分にできていない)ため簡略化した立体でイメージするのがいいのでは
ないかということでこのような内容(直方体+三角柱でイメージ)になっているにょ。
もちろん、これも簡略化したとはいえ決して簡単ではなく「立方体があらゆるアングルで
描ける」ということが求められてくるためそういう練習も行う必要があるにょ。(これを
突き詰めていけばパースがきちんと付いた人物画も描けるようになる)
「模写で見たものを見たように描く」という作業だけでは模写の技術は上達しても絵の技術の
上達はないため「萌え絵を自由に描けるようになりたい」という人は「立体を描く練習」と
「デフォルメの練習」(ここでのデフォルメとは目、鼻、口などがリアルとどのように
異なっているのかとううこと)が必要になってくるにょ。(ペンタブに慣れるまでは毎日
円と直線の練習から始めるといいかもしれない)
まぁ、お絵かき歴27年・・・と長いだけでスキルが備わっていない私がいくら言ってもあまり
説得力はないけどね(笑)
《 4月23日 追記 》
目の描き方について少し補足しておくにょ。
斜め向きの顔を描く場合には奥の目は手前の目と比べて縦はあまり変わらず横が細くなった
感じということを描いているけどそれならば手前の目を左右反転して自由変形によって
細く変形すればいいかのように見えてしまうにょ。
しかし、実際は顔や目は曲面で構成されているため単純に細くした場合にはかなり不自然な
ものになってしまうにょ。
この例のように(閲覧者から見て)斜め左に顔を向けて視線は閲覧者(以下、「カメラ」と
する)の方にあるという場合は虹彩(いわゆる黒目)の位置は横向きに近くなるにつれて
カメラ側へとずれてくるわけだし、瞳孔(黒目の中のさらに黒くなった部分)の位置や目の
輪郭部分の形も目が立体であるため横向きに近い斜めになるにつれて正面向きとは異なる
形になっているにょ。(単に細くなるだけではない)
別に難しく考える必要はなくいろいろな角度から見た形を覚えていけばいいと思うにょ。
では、目の縦の長さについて書いておくと単純に考えるとパース(遠近感)によって奥の方は
視点から遠いため小さく見えるけれどこれは普通に書いた場合には無視できるレベルの差
でしかないにょ。
実際に計算すると右目と左目との間隔が7cmの人の場合は斜め45度を向いて手前の目がカメラの
正面にある場合には左右の目の距離差は約5cmとなるにょ。
カメラから手前の目までの距離を200cmとすれば奥の目までは205cmとなり奥の目の方が遠く
なる比率の分だけ小さくなるにょ。
つまり、この場合だと奥の目の高さは手前よりも2.5%短くなるにょ。
これを絵で記した場合にはほぼ無視できるレベルとなるというわけにょ。(正確にいえば
「無視できる」ではなくあまり神経質に長さを考える必要はないといった感じか)
もしも、奥の目の縦の長さ手前の目の0.8倍になっているという絵を描く場合には逆算すると
カメラからの距離は手前の目まで20cm、奥の目まで25cmとなるにょ。
これは概ねモデルの肩の上にカメラを載せて超広角レンズで接写をしたような感じにょ。
実際に超広角レンズで接写撮影をすれば分かるけどそこまで目の大きさが変わるようなレベル
だと顔全体の形もパースによって変形してしまうにょ。
当然肩の上あたりにカメラを載せたら全身は映らないけどこれを映すならば魚眼レンズを使う
という方法があるにょ。
つまり、奥の目と手前の目の縦の長さを明確に変えるということは魚眼レンズ風の描写を
しない限りはありえないということにょ。
とはいえ、「正しいパースが良い絵」と言い切れないのも事実にょ。
「サンライズ立ち」「勇者パース」と呼ばれている絵のように意図的にパースが正しくない
絵にしているものは存在するからね。
しかし、それはそう描くことでカッコよさを引き立てる(剣を強調するという一種の
デフォルメ表現)であるためにょ。
目の縦の長さを変えることに何らかの意図があるというので無ければ上記のようにパース
的に考えても絵的に考えてもメリットは何もないにょ。
しかし、パースについてあまり深く追求するのは初心者には厳しすぎるし、この初心者向けの
解説では不要と感じたので「縦の長さはあまり変わらない」という程度の注釈で止めて
いるわけにょ。
あと今回は線画(顔のパーツ配置)を重視しているため塗りなどはかなり省略しているけど
これは機会があれば書いていこうかと考えているにょ。
あと顔以外についても気が向いたら書くかもしれないにょ。
立体的に考えるということで直方体と三角柱の組み合わせのイメージを行うということを
書いているけどこれが重要になるのは首から下の部分を描く場合だしね。
頭部と首の付け根の位置や首の長さはカメラからの角度によって変化してくるけどこれは
単純かしたとはいえこのように立体で考えることで簡単に理解できるようになるにょ。
難しいものは簡単なもので置き換えていけばどんな身体の向きであっても描くことができる
ようになるため全身の簡略化表現は身体を描く際には有用になってくるにょ。
そのための初期段階の導入として頭部の簡略化表現を描いたというだけにょ。
というわけで、今回の内容だけだと簡略化された直線的な立体で置き換えてイメージする
というのはあまり意味がないにょ。(むしろ、3番目のアタリを入れるときには曲面を
イメージして入れる必要があるため場合によってはマイナスになりかねない)
《 4月24日 追記 》
スポーツの場合は20歳付近をピークに運動神経や体力が落ちていくため少しずつ練習をしても
プロ級と呼ばれるレベルに達することは普通の人にはなかなかできないにょ。
しかし、絵はスポーツとは異なり、体力の心配はないにょ。
週刊連載を抱えているようなマンガ家ならば1日に10数時間描いたり2、3日徹夜をすることが
あったりなど身体にすごい負担がかかる場合があるため体力的な問題が全くないとは
言えないけど普通に趣味でできる範囲内で描いている場合にはそのような心配は不要にょ。
したがって、描いていけばその分が着実に経験値として蓄積されていくにょ。
たしかに時々描いて長期間描かなかったりというムラがあるとなかなか伸びにくいのも
事実にょ。
これは、絵を描くというのが体力的な負担が少なくても感覚的なものが必要であるため
それを取り戻すのに時間がかかるためにょ。
もちろん、過去に出来ていたことならばすぐに再びできるようになるし、変なクセがついて
いた場合にはそのクセが抜けるという場合もあるため長期間描かないということがマイナスに
なるとは言えないにょ。(単に上達が遅くなるだけ)
30代、40代から絵を描き始めようとするならば、一番の問題は続ける意志をどこまで持続
できるかということにょ。
これが10代ならば成長の度合いが早いのだけど30代、40代になると10代の頃よりは確実に
上達が遅くなってしまいがちにょ。
これは「上達をしない」というわけではなくあくまで上達に時間がかかるというだけなので
練習を積み重ねていけば確実に伸びていくにょ。
しかし、現実的にはこれが一番厄介な問題となるにょ。
これは、30代、40代になって始めようとする人は「昔描いていたけどあまり上手くないから
やめてしまった」とか「興味はあるけど絵心がない(美術の成績が悪かった)から手を
出さずにいた」とかいう人だろうから「できないかもしれない」という考えがどうしても
先行してしまいがちになるためにょ。
ただでさえ、絵は積み重ねで少しずつ上達していくものであるため最低でも数ヶ月単位、
できれば年単位のスパンで見なければ目に見える上達は得られないのに30代、40代にも
なって「できないかもしれない」ということにそこまで長期間の間本当に夢中になって
練習を続けるということが非常に難しいからにょ。
ある程度、描けるようになれば絵を描くということが楽しくなってくるのだけど時々絵の
練習をする程度だと数ヶ月での進歩は微々たるものなので多くの人が上達をあきらめて
やめてしまうと思われるにょ。
したがって、その最初の段階を乗り越えられるか否かが一番重要になってくるにょ。
やっぱり、描いていてつまらなかったら長続きしないから「描いていて楽しい」と思えること
こそが最も重要になってくるにょ。(楽しくなったら今度は上達するために自己満足をせず
目標を持って練習をするということが必要になってくるけどまずは「楽しい」と思えるか
どうかがすべて)
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