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廃棄物処理場
1
:
こた
:2014/02/22(土) 08:02:27
厨房の三角コーナーに卵の殻と共存している感じのアレコレ
カウンター席の端っこで生産された産業廃棄物をひたすら掘り返していくスタイル
2
:
静岡ミルクロール
:2014/02/22(土) 08:03:57
自分も文章晒したいけどどこに置くか迷った結果
3
:
静岡ミルクロール
:2014/02/22(土) 08:07:28
(人外×人間/冒頭/未推敲)
その日は、月の綺麗な晩だった。
湖面に浮かぶ黄色の円は、不思議な物語の一部始終を嘘のように思わせた。
木々の間を縫って歩く、歩く、歩く。
木の葉の擦れる音に背筋を伸ばし、僅かに速度を上げた。
いつの間にかとっぷりと暮れた空をちらりと視界の端に捉え、ため息をつく。
「母さん。母さんの病気を治す薬草が、隣町の森で見つかったそうなんだ。僕、とってくるからさ。だから、ね?もう大丈夫」
そう発したのは何時間前のことだったか、いつであろうと過去の僕は今の僕の心境など理解できるはずもない。
少しでも元気付けたくて何気なく言った言葉を実現させるのは、思いの外困難だった。
4
:
フルス
:2014/02/22(土) 10:44:57
見てる
5
:
静岡ミルクロール
:2014/03/21(金) 12:34:01
(人外×人間/2/未推敲)
昨日の雨で湿った土を踏みしめて歩く先に、少しだけ開けた場所を見つけた。
真夏の夜風がそっと背を撫で、うっすらと鳥肌が広がる。
一歩、また一歩と恐る恐る近付くと、そこにあったのは
しおれたようにぐにゃりと曲がった巨大な茎と、平べったく厚い花弁から漂う甘い香りが脳を占める。
「なに………あれ」
震えた声で小さく呟くと太い茎がぴくりと揺れた。
恐怖に腰が引けるのに、なぜか目が離せずにいると、その巨大な花は痛々しく曲がった茎を更にぐいとひねってこちらを向いた。
6
:
フルス
:2014/03/21(金) 15:25:34
待っとりました
7
:
静岡ミルクロール
:2014/03/25(火) 02:13:59
(人外×人間/3/未推敲)
ひゅう、と喉の奥が小さく悲鳴を上げる。
脳を侵す香りの中心には尖った歯と大きな口がついていた。
こちらを向いて踊るように揺れる花に違和感と少しの疑問を覚えながら後ずさる。
僕は、運が悪かった。
後ずさった先のぬかるんだ地面。
崖に一直線、足を滑らせて思う。
あ、だめだ
覚悟を決めて目を瞑ったけれど、痛みは襲ってこない。代わりにあるのは腰に巻き付くロープのような感触で、強張った身体をそのままに薄く目を開ける。
視界に入った太く生温かいツルに呻くと、ゆるゆるとほどけていった。
ほどけた先を目で追うとそこにあったのは思った通り、大きな花だった。
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