まず,ファインダーが120fpsで遅延を全く感じさせない.これは他のカメラでも実現されているから驚きは特に無い.
個人的にレフを超えたと思ったのは,連写L(最大10コマ)と静音撮影L(最大18コマ)でも,撮影の露光中以外で120fps表示を実現していたことだ.
これは,本当にすごい.電子シャッターも1/60で切れるようになり,非常に多くのケースで気にならないことを考えると最大18コマと言うのは,レフ機のフラグシップモデルを安々と超えている.
最早,フルサイズには画質(高感度または画素数)とボケ以外には何一つとして負けていないと感じさせる出来だった.
さらに,AE/AF固定ならばメカニカルシャッターで15コマ,電子シャッターで60コマだ.これは1D X Mark IIのメカニカルシャッター16コマには1コマ負けているが,ほぼ気にならないだろう.
端的に頭がおかしい.これを実現したオリンパスには頭が下がる.
E-M1 Mark II,買う予定も無いのに,色々と触っていたのだけれども,データの書き込み中に連写モードが変えられない点と,撮影した画像が見れない点以外は特に不満はないですね.
まあ,SD書き込み中にSDを読み込むのも矛盾した動作な気がするのでまあそっちが良いのだけど,連写モードが変えられないのは個人的には糞.