したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

羽娘がいるからちょっと来て見たら?

585 二郎剤 ◆h4drqLskp. :2007/02/17(土) 20:25:46 ID:OVKeGQEU
 監禁されたフロア、その廊下に仁王立ちする者がいる。
 そして、正座する三名がいる。
「まったくもー! 楽しそうにしてぇ……」
 仁王立ちのナンナは見下ろす。その対象は言うまでもなく正座した三名であり。
「うう……だって仕方ないじゃないかー……」
「何か言いましたか?」
「い、いえ! なんでもありません!」
 ナンナの視線が重く、痛かった。故にエルヤは反論を止めた。
「にひひ、似合ってた似合ってた」
「似合ってた、じゃありません」
「う……こっち見るなようー……」
「見ますよ?」
「こ、こわっ!」
 流石のシヴィルも視線にすくみ上がった。
「何故私が……」
「止めませんでしたよね? 納得もしていたようですし?」
「……そ、それは……」
「何か?」
「……なんでも」
 巻き添えとでも言うべきスヴァンですら黙る視線だった。
 その廊下、角には真理が隠れており。
「善意の第三者」
 一人ブイサインを見せる。
「少尉、何をしているの?」
 背後、振り返ればティアが居た。近場のドアを開けた彼女は、一部のメンバーと会議を終えたばかりだと記憶している。
「ん。三色姉妹が怒られてる」
「三色姉妹?」
 疑問符を出しつつ、角を覗く。正座で、低い位置に存在する三色のポニーテールが見て取れた。加えて、小柄ではあるが巨大な威圧感を仁王立ちに乗せた娘も。
「激写?」
「勿論」
 聞くまでもなかった。
「あ、隊長」
「何?」
 カメラをいそいそと準備するティアが、見ずに理解できた。響く軽音と、鞄を漁っているのであろう、化学繊維のこすれる、風のうなりにも似た音がする。
「そろそろ、ミュトイの人が連絡に来そう」
「どこからの話?」
「ん。技術庁から来た案内人」
「そう」
 興味の無さそうな、そんな返事がある。それでも彼女は記憶した、そう真理は思う。
 記憶以前にシャッターチャンスを逃したく無い、そんな本能が優先したことも知っている。
「あなた達……お尻ぺんぺんですっ!」
 仁王立ちから発せられた言葉だろう。色々と妄想が止まらぬ指がシャッターを連射する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

■ したらば のおすすめアイテム ■

「君の名は。」Blu-rayスタンダード・エディション - 新海誠


この欄のアイテムは掲示板管理メニューから自由に変更可能です。


掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板