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羽娘がいるからちょっと来て見たら?

514 二郎剤 ◆h4drqLskp. :2006/10/08(日) 00:26:56 ID:i0Y8dC7I
ラクェルと出会ったのは、もう思い出せない昔だったよ。
小さい頃だった。隣の領地の娘でね、二つ年上の、いつもおねえさんぶった困った娘だった。
いっつもいっつも、ボクの事を子供扱いしてたんだ。

あの娘は、スカールドだった。
吟遊詩人が本当の意味。でもね、役職としては歴史を伝える為の存在なんだ。
この国には歴史書なんてほとんど無いんだよ。
伝えるのはスカールドの仕事で、あの娘は綺麗な声で、可愛くて。
変だったな、ボク。
20の頃に、久々に出会ったあの娘を見て、胸がどきどきした。
可愛い、って思えたんだよ。
女の子同士だったし、もちろん黙ってた。

ボクが22になって、鷲尾さんがね、視察に来たんだ。
そういえば――あの時と同じ三日月が綺麗だったなぁ。
ボクの事さ、鷲尾さんは気に入っちゃって、べたべたされたんだ。
――はは、あたしも。
そっか。あの人って節操ないね。ふふ。
で……凄く迫られた。
ボクの好みはラクェルで、鷲尾さんみたいな押しの強い人じゃない、おしとやかな人だから。
いきなり、さ。
鷲尾さんにビンタしたんだよ、ラクェルが。
エルヤは私の物です、いい加減にしてくださる? って。
嬉しくて、なんか……抱きついちゃったんだ。
おかげ、うん。
おかげで……ラクェルと気持ちを伝えられるきっかけが出来て……。
それから一年弱、幸せだったよ。


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