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電池スレ

35隣りの名無しさん:2006/06/23(金) 00:33:34 ID:8U0vY8OY
都会の過疎地と言えど、人は沢山いる。
男、女、老人、阿部、スタンド…
しかし誰も柚子がアルビノである事は
気にもとめない。やはり…過疎地と言えど都会。
「誰も…振り向きませんね…」
「言ったでしょう?誰も化け物扱いしないって。」
柚子にとっては、聞いていた…とはいえ、
初めての体験である。誰も…
柚子に罵声を浴びせない。
柚子を避ける事をしない。
「ここなら…きっと私も…」
そう。ここから、柚子の
人間としての生活が始まる。
「普通に、ごく普通の生活ができますよ。」
秋と言うパートナーと共に。

36隣りの名無しさん:2006/06/23(金) 19:01:43 ID:7BGoO1xQ
SMwktk

37隣りの名無しさん:2006/06/23(金) 23:53:07 ID:1pFgxXuE
「ここが俺のアパートですよ。」
秋が足を止めたのは、古い、ボロアパートだった。
「ここが…秋さんの…」
柚子のいた山小屋よりはマシとはいえ、
かなり古い。しつこいようだが古い。
メイン材質なんてコンクリじゃあない。


木だ。すなわち、木造。



「これは…」
流石の柚子も戸惑っているようだ。
「ボロいですがインターネットも可能!
光ですよ光!当然、電気ガス水道あり!」
秋は必死にフォローを入れるが、
柚子は想像とのギャップに混乱している。
「幽霊でも出そうな…」
そう思うのも当然だ。木造だから。
「…出ますよ?」
少し間を開けて秋が答える。

38隣りの名無しさん:2006/06/24(土) 00:10:59 ID:dKK8xHL.
「あの…その…」
柚子は幽霊が出る…と聞いて、
怖じけ付いたようだ。当然だ。千葉の木造だから。
「自称吸血鬼が何を言ってるんですか?」
秋は柚子の心など気付かぬ…
と言った様子で話を続ける。
「俺の部屋が203…2階の一番奥です。
柚子さんはその手前、202ですね。」
ジャラリ、と音をさせて鍵を柚子に渡す。
「これが部屋の鍵と…こっちは俺の部屋の鍵です。」
秋は、キーホルダーから自分の部屋の鍵を外し、
柚子のキーホルダーにつけた。
「何かあったらどうぞ。幽霊が出た時…とか。」
分かっててやっている。
秋は、柚子が幽霊を怖がっている事も、



柚子の部屋は昔、大学生が自殺して
2年間発見されなかった事も。

39隣りの名無しさん:2006/06/24(土) 10:56:21 ID:VwBdhZfM
―柚子サイド―
今日から…ここで新しい生活が始まるんですね…
幽霊や…街での生活…色々不安が残りますが、
秋さんがいるので…大丈夫ですよね。


でもやっぱり不安…

40隣りの名無しさん:2006/06/24(土) 11:00:35 ID:fpJ5rJDo
―秋サイド―
隣に柚子さんが住む事になった。
いやぁ〜いいタイミングで
隣の人引越してくれたな。
隣…例の部屋だって事忘れてなかった俺GJ!
どうやら…柚子さんは怖がりらしいし…
何ヶ月持つかな…

41隣りの名無しさん:2006/06/30(金) 23:07:21 ID:vDomUs2.
時刻は午後6時。
もう夕食の準備をする時間だ。
秋が台所でチャーハンを作っていると、
焦臭い匂いが漂ってきた。
米粒が落ちたかな…と軽く考えていたが、
どうも不自然だ。何かこう…焦臭さすぎる。
リリリリリリリリ!

急に高い警報音がなる。火事…?
火元は何処だろう…とベランダに出てみる。
真っ黒な煙が目にしみる。
ここのアパートが…いや…隣ッ!?

42隣りの名無しさん:2006/06/30(金) 23:16:56 ID:w7rOE0xc
秋はコンロの火を消し、
12m/msの速さの拳で隣のドアを突き破る。
真っ黒な煙がドアから完全に出ると、
柚子が半泣きでへたりこんでいた。
「何があったんですか?」
秋が聞くと、柚子はコンロを指差した。

目をやると、
確かにコンロの蓋が燃えている。
素早く状況を把握した秋は、
バケツに水を汲み、一気にぶちまけた。


火は一回では消えない。
二度、三度と水をかけ、五度目でやっと消えた。

43隣りの名無しさん:2006/06/30(金) 23:35:22 ID:w7rOE0xc
鎮火してほんの数分で、大家が飛んできた。
とりあえず、コンロで味噌汁焦がした。
と伝え、その場はやりすごした。


しかし…柚子をどうしようか。
こんなビショビショな部屋では寝れないだろうし、
コンロはしばらく再起不能だ。
柚子本人は半泣きから本格的に泣き出した。
彼女いない歴=年齢どころか、
リアル女性と会話したことのない秋には、
こんな時どうしたらいいのか分からない。


とりあえず、
ゆっくり食事でもしながら話を聞こう。


「今晩の夕食は俺の部屋で食べませんか?」
秋の言葉を聞き、柚子がピタリと泣きやむ。
やはり女性…食欲が最優先なんですね…

44隣りの名無しさん:2006/07/04(火) 00:10:10 ID:0ozsDVb6
いい所で止まってるなぁ…(´・ω・`)

45隣りの名無しさん:2006/07/12(水) 20:59:21 ID:hqpr18Rw
「それは俺の味噌汁です。」
秋は柚子を誘ったのを後悔していた。
彼女は食べるのに夢中で、
自分の皿と秋の皿の区別がついていない。
電車の中でも駅弁を食べていたから
飢えているはずは無いのだが…
軽く3人前を平らげた所で、
ようやく満足したようだ。
「柚子…食べ過ぎですよ…」
彼女にそんな言葉は無駄だ。
「健康のためにも…腹八分です…」
やっぱり無駄なんだ。無駄無駄無駄…

46隣りの名無しさん:2006/07/12(水) 21:50:09 ID:oa2ogkWw
タンクローリーダ!ムダムダ

「いつまで…いるんですか」
既に夕飯開始から3時間が経過している。
秋が夕飯後にアニメを見始め、
柚子が食器を片付け始めてからは
2時間20分程が経過し、夜も更けてきた。
「あは…気にしたらだめですよ…」
柚子の笑顔がひきつっている。
怪しい。
アレッシーよりもじゃね〜〜〜〜のおじさんより…

怪しい。

「怪しいですね…」
柚子の目をみつめ、ぼそりと言ってみる。
「怪しくないです!なんでもないですから!」


怪しいがな。

47隣りの名無しさん:2006/07/12(水) 22:06:21 ID:oa2ogkWw
「大丈夫ですから!ね?」
何が大丈夫なのだろうか。
柚子は明らかに動揺し、挙動不審だ。

「何がですか…」
無駄と分かって聞いてみる。
「あの…ほら!その…私の事は気にしないで下さい!」
夜の男の部屋に女性がいる…
それだけでもかなり気になる。
気にするなと言われても無理ってやつだ。

「帰る気は無いんですね?」
秋が少し強めの口調で問いかける。

48隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 00:40:23 ID:/tfSrINE
たまに私の事を思い出してくれ。
あんな馬鹿いたな…でおk

49隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 17:06:25 ID:uhEjkDC.
どうしたの?

50隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:14:47 ID:27WU8QSU
ウホッ!いい電池

51隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:18:23 ID:v3lTXhWU
ウホッ!いい電池

52隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:20:12 ID:Ru9Eeb.k
ウホッ!いい電池

53隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:22:49 ID:1ibXwIZI
ウホッ!いい電池

54隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:24:53 ID:uhEjkDC.
ウホッ!いい電池

55取り逃し亜人:2006/07/26(水) 18:26:11 ID:.45hwyEc
ウホッ!いい電池

56ミミ to I eva 聴音器官:2006/07/26(水) 18:37:06 ID:mol1nb/6
ウホッ!いい電池

57隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:47:47 ID:8TSxg9DY
ウホッ!いい電池

58隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 18:59:07 ID:l7dUc7bw
ウホッ!いい電池

59隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 19:13:07 ID:9OyVg46I
うほっ、いい電池…!

60隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 22:23:29 ID:B7Gu4ukw
ウホッ!いい電池

61隣りの名無しさん:2006/07/26(水) 23:57:26 ID:d9yIF5bw
ウ  ホ  ッ  !  い  い  電  池

62隣りの名無しさん:2006/08/09(水) 11:57:06 ID:dZGTGHeY
こっちはまだ終わってない

終わってない=続いてる

復活の可能性アリ?



……電池が携帯かパソコン買うまで待つか。

63隣りの名無しさん:2006/10/28(土) 23:34:08 ID:xD5Zlsbs
あの電池が帰ってくるかも試練

64隣りの名無しさん:2006/11/02(木) 17:37:37 ID:5FG5DgTQ
これどうしよ?
>>次

65隣りの名無しさん:2006/11/02(木) 20:06:49 ID:pfkLjJGk
再開

66隣りの名無しさん:2006/11/03(金) 02:30:06 ID:Su05y4HU
mjm orz






把握

67隣りの名無しさん:2006/11/03(金) 03:43:30 ID:uxTsDTis
wktk

68隣りの名無しさん:2006/11/04(土) 02:07:15 ID:sX9iPSHE
「あ…ありません!」
少し目を潤ませながら、強めに言われてしまった。
「ありませんて…何故です?」
理由を知りつつも、一応聞いてみる。
「あの…まだ水が…「乾いてますよ?」
最後まで言わせずに無理やりしゃべる。
これ、言葉攻めの基本。マジオヌヌヌ。
「布団がまだ…「俺のを貸しますよ?」
…見事にトラップにかかってくれた。
こうなりゃあもう、こっちのもんだぜ。ヤッハァ
「水が…「さっきも聞きました。」
優勢でも絶対に攻めを緩めない。これSの基本。マジ最強。

「…幽霊でも出る…と?」
ここでトドメに入る。
あくまでも、スマートに。だ。

―コクリ。

小さくだが、確かに柚子が頷いた。
顔は真っ赤だし、目には涙が一杯に溜まっている。
しかし…秋の返答は少し違っていた。

「出ませんよ?」
秋が笑いながら答える。
その言葉に、柚子が緊張を解いた瞬間、秋がもう一言しゃべった。

「だって…出るのこの部屋ですから…気付きませんでした?

 後 ろ に い る の 。」

思いっきり冷たく、不気味に言い放つ。

「ひっ…」

柚子の元々青白い肌が普段の倍位青ざめ、硬直した。

69隣りの名無しさん:2006/11/04(土) 02:20:47 ID:Fxr4KgeE
その刹那、柚子の首筋を冷たい手が撫でた。
声にならない悲鳴をあげて逃げようとするが、腰がぬけたのか、上手く立ち上がる事ができない。

しばらくじたばたする様を見ていた秋だが、こらえきれなくなって笑いだした。

「―ッ!アハハハハハハ!いやぁ…ここまで見事にきまるとは!」

状況を掴めない柚子がきょとんとした顔で秋を見つめる。
「まさかこんなに上手くいくとはねぇ!近藤さん!」
秋は誰もいない…はずの場所に向かって笑いかけている。
誰もいない…はずなのに、若い、明るそうな男がスッと現れた。

「こちら、近藤さんです。幽霊の。」
「近藤です。こんちゃんって呼んでください!」

―いきなり幽霊に自己紹介された。
なかなかお目にかかれない状況におかれた柚子は―


…気絶した。

70隣りの名無しさん:2006/11/04(土) 02:25:36 ID:gNH.EhD6
キタ――――(゚∀゚)――――!

71隣りの名無しさん:2006/11/04(土) 02:46:09 ID:Jk/DnLv.
チャーチャーチャーチャララチャーチャーチャーチャチャーチャーララーチャララチャーチャーチャー…ブツン
五月蝿くなりひびく目覚ましが乱暴に止められる。
秋がだるそうにベッドから出―

ガツン

秋はいきなり地面さんに熱烈なキスをしてしまった。
とりあえず、地面さんにキスをしたまま、冷静に状況を整理する。

(今寝てたのはベッドでなく、椅子。
ベッドは…そうだ。結局柚子に貸したんだっけ…
あれ?なんで貸したんだっけ?…あぁ、昨日柚子が気絶したまま…
…なんだ。ならいいんだ。起きよう。)

一通り状況の整理も終わり、ゆっくりと体を起こした。
カーテンと窓を開けたところで、柚子が目を覚ました。

「おはよう…ございます…」
まだほんのり寝ぼけている。
「おはようございます。まだ眠いなら寝ててもいいですよ?」
昨日あれだけの事をしたんだ。少し位の優しさを見せても…
「いえ…それより昨日は何が…」
いきなり痛いところをついてくる。
さぁ…どうすべきか…

1 ハンサムな秋は突如やりすごしのアイデアをひらめく
2 近藤が助けに来てくれる
3 バレる。現実は非情である

>>次

72隣りの名無しさん:2006/11/04(土) 11:34:05 ID:gNH.EhD6
1
Sは常にクール&スマートであるべきだ

73隣りの名無しさん:2006/11/11(土) 01:51:40 ID:4CgePcBA
(クールになれ…前原けいい…じゃない…俺…)
「えーっと…昨日は…夕飯の後、すぐ寝たじゃあないですか」
これ以上にはない。って位華麗に…

「 嘘 で す よ ね ? 」
なんでにっこり笑いながら言うんでしょうか。
なんで目が笑ってないんでしょうか。
…ここは素直に謝っ……

「少し…お話があるのですが?」
手遅れですか。そうですか。

74隣りの名無しさん:2006/11/11(土) 02:05:21 ID:rwMyHqIE
「いいですか? 仮に知り合いとはいえ…」
あ”あ”あ”あ”あ”…本気で怒ってますよ。これは。
「いたずらとはいえ度が過ぎると…」
長い! 長いですよ母上…

…………

………

……




結局夕方6時まで続きました。
まだ怒ってはいるようですが、
明日何処かへ連れて行く…ということで許してもらえるらしいです。
はぁ…どんな所に行けばいいんですかね…

75隣りの名無しさん:2006/11/13(月) 20:55:50 ID:YrGvzhP6
どこへ行くか
>>次
期間
>>次次

76隣りの名無しさん:2006/11/13(月) 20:57:56 ID:/5M9thI.
映画館でもいけばいいじゃない

77隣りの名無しさん:2006/11/21(火) 00:00:30 ID:NffW8vI.
『MONONOKEHIME〜オッコトヌシの逆襲〜』

 ド ド ド ド ド
スーパーアシタカ「帰ってきたのかッ! 黄泉の国からッ!」
イノシシ「Yes! Iam!」
 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
オットコヌシ「帰ってきた! 黄泉の国から戦士たちが!」
イノシシ「「「WRYYYYYYYYY!」」」
スーパーアシタカ「ふん! 無駄無駄ァ! 教えてやろう! THE・ヤックルの能力はまさにッ!」

ボウッ!

イノシシ「「「BUHYYYYYYYY!」」」
スーパーサイヤアシタカ「世界を支配する能力だと言う事をッ!」

………
……

もののけっぽいの―END―


結局、連れて行く場所を思いつかなかったので、
前から見たかった映画の続編を見にきたのですが…
なんて言いますか…ものすごい駄作で…

「柚子さーん!」
「…」

へんじがない ただのしかばねのようだ。▽

俺も上映中、眠りかけていたのですが…
柚子は完全に寝てますね。
起こすのも面倒なんで背負って帰るとしますか。

78隣りの名無しさん:2006/11/21(火) 00:39:11 ID:oGmy7L1Q
ぴんぽーんぴんぽーん

…誰ですか。 朝からチャイム鳴らしてるの。
まだ5時前ですよ…

ぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーんぴんぽーん

「はーい! 今出ますからー!」
がちゃり
「…柚子?」

…ヘイマーク? 何故にこんな時間に柚子が来てるんだい?
オゥジミー。 僕にはわかんないヨ?
マーク…ユーはだめっこだったのかい
ジミー。お互い様だぜ?
AHAHAHAHA!

「あれが…あれが出たんです…」
「あれ…って言うと…近藤さんですか?」
「いえ…ごきぶりが…」

ヘイマーク? ごきぶりだってさ!
オゥジミー。 俺、ごきぶりはダメなんだヨ。
マーク! 俺もさ! 奇遇だな!
AHAHAHAHA!

「ゴキですか…あの…落ち着いて聞いて下さいね?

 俺 ゴ キ だ け は 無 理 で す」

オゥジミー。 こいつとんだティキンだぜ?
オゥマーク。 情けないボーイだな
AHAHAHAHA!

「とりあえずコレでなんとかして下さいッ!」
バタン

ヘイマーク? このボーイ、キンチョールだけ渡して逃げたぜ?
オゥジミー。 このボーイ男らしくないナ。
AHAHAHAHA!

79隣りの名無しさん:2006/12/05(火) 16:18:23 ID:4gYK5wkc
電池に(ry


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