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[いつまで寝てんの! さっさとガッコ行きなさいこの愚息っ!!!]バッ
「う、うわっ!?」
[誰のおかげで学校に行けると思ってるのよ。 だらだらしないで早く起きる!]
「か、母さん…」
知らないうちに月曜日の朝になっていて。…時間ってのはホント、律儀な奴だよ。
[何があったかしらないけど、そんなみっともない顔で行くんじゃないよ?]
「う…」
[顔洗って、弁当持って。 元気出していってらっしゃい。]
「あ、ああ…――」
母さん…。母さんにはきっと俺の気持ちは分からないと思うよ。
…でも、なんとなくだけどその気遣いが嬉しく思う。…ありがと、な。
「――用意したらすぐ行くよ…」
学校の用意をして…このあとの展開を想像しながら鏡の前に立つと、バツの悪い顔。
ちゃっちゃと洗顔済まして、どうにでもなればいい的な考えで学校に向かう事にしよう…
「行ってきます、母さん」
[はいよー、愚息ー。 しっかりねー!]
「ガチャッ)だから朝から大きな声で喋るなtt――」
『……おはよう…』
「――ってちなみっ?!」
玄関のドアを開けた先にいたのは、門柱の隅に背中を預けた格好のちなみ。
通学かばんを膝の辺りでぱたん、ぱたんとさせながらいつものローテンションで…
『……リアクション薄い……お前じゃ…出川○郎には勝てない……』
「いや、誰もリアクション芸人目指しちゃいない…ってか何でここにいるんだよ!?」
『……悪い?…』
「悪かぁないけど…でもよ、俺達の恋人ごっこはもう…」
『……終わった…』
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