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ゴールデンカムイ（アニメ総合） Part.14
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第27話「いご草」の制作裏話。
私は、いご草ちゃんの髪色はえご草(海岸に打ち上げられた赤茶の海藻)に合わせ赤茶と決めていたのですが、実際塗ってみると世界観に合いませんでした。
一人だけ他の作品キャラみたいで違和感があったんです。
赤系だと気が強そうで性格イメージに合わないし、茶系だと普通すぎて特別な存在にならない。
試行錯誤の結果、海藻色になりました。でも、どこかに赤茶を入れたくて、帯を赤茶にしています。
とはいえ、私は本誌のいご草ちゃんの髪は今も赤茶と思ってます(笑)。
原作でわからない色は調べたり集英社サイドや専門家先生に聞いたりして、それからアニメ用にアレンジしています。特に樺太編は資料がなくて。
アニメ版は原作のイメージを守りながらも媒体の違いから違うアプローチになることがあるんですよね。
色についてはこんなことも。
前のシリーズでは原作にある鶴見中尉の白い肋骨服をアニメでも再現しようと作っていたら、集英社サイドから史実に基づくよう言われたことも。ゴールデンカムイの時代では廃止されてたそうです。なので白服はなくなりました。
白黒の漫画とカラーのアニメの違いですかね。
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