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【高野ひと深】私の少年Part5【週刊ヤングマガジン】
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#私の奇妙な少年
遼一「わたしの兄は…塾の秀才だった……そして試験の秀才だった……」
遼一「兄は点取り虫となって塾に通い、点数をかせぎ100点満点をコレクションしては自分の生きがいこそ勉強にあると思っていた」
遼一「しかしこのわたしに対して生まれてこの方一度として「おい、弟よ…いっちょ…スマブラ勝負をしてみようぜ」と…言ってきたことはなかった。普通兄弟だったらゲームぐらいするだろう？格好の勝負相手がいるのに一度としてないんだ。一度としてね」
遼一「なぜだと思うね？」
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