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【ミ】『A to Z』part2
538
:
『縁結のM』
:2023/09/21(木) 18:21:53
>>536
(涙音)
ロダンに向けて親指を立てると、彼は速やかに反応し、『行動』を起こした。
ストンッ
「フミャアァ〜〜〜〜オ」
トッ トッ トッ
突如として窓から現れた『毛のない猫』。
狙い通り、全員の視線はロダンに注がれている。
今が『チャンス』だ。
ソ ッ
『猫に近寄る振り』をしながら、美丹に『手紙』を渡す…………。
――――――『作戦成功』!
あとは適当に話を合わせておけば、部員達を上手く誤魔化せるだろう。
>>535
(奈津川)
若園に挨拶し、美丹と花蓮がいる方向へ行こうとする。
その時――――――
「フミャアァ〜〜〜〜オ」
不意にロダンが部室内に入ってきた。
あたかも『普通の猫』のように振る舞っている所を見ると、
何らかの『考え』があるのだろう。
この瞬間、部員達の視線は彼に向けられている。
…………ススッ
さりげなく三枝が近付いてきて、折り畳んだ『メモ用紙』を差し出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
恋文の能力について朱鷺宮先輩と話し合いました。
すぐに解除しなかった理由は、こちらを泳がせる為じゃないでしょうか?
最初に騒ぎが起きた時、
見学者の中にスタンド使いが複数いる事は分かった筈ですから、
様子を窺っていたのかもしれません。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
受け取って開けば、上記の内容が読み取れる。
>>533
(龍)
「『相手が違ってた』っていうのは惜しい答えね」
「フミャアァ〜〜〜〜オ」
「――――――?」
唐突に聞こえた『鳴き声』で、花蓮の目線が逸れる。
ロダンが入ってきたのだ。
そちらに気を取られている隙に涙音が歩み寄り、『ノートの切れ端』を渡された。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
龍さん、例の手紙のスタンド能力者の目的は
もしかしたら、こちらを観察することかもしれません
この中の誰かがスタンド使いだとすれば、日向神さんと手紙の騒ぎのときに
おそらく私達のスタンドを見ているはずです。
そのまま泳がせていたのかもしれないですね。
観察の目的は…きっとこの部活のことを考えると概ね理解できます。
誰がそうなのか、見当がついてたらいいのですが…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
素早く文面に目を通すと、そのように書かれている。
涙音も独自に推理していたのだろう。
美丹は花蓮に問い掛けるが、
『スフィンクス』という品種が持つ特異な姿が彼女の興味を引いたらしく、
タイミング悪く聞こえなかったようだ。
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