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【個】『観覧席』【ミ】

1名無しは星を見ていたい:2021/04/30(金) 19:56:44

     ┌───────────────────
     │・『アリーナ』の観戦
     │・『イベント』の見物
     │その他、あらゆる『観客』を歓迎します。
     └───────────────────

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523『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/13(火) 00:43:50
>>520(宗像)

「『アセティック』が咲かせる花は、
 愛でるようなもんじゃないですけどね!
 や、まー鈴蘭も危ない花ではありますか」

吾妻も知識が根付いているというより、
半ば思い出すような調子で続ける。 

「『毒の花』で一番有名なやつですよね。
 って、そんな事は知ってるかもしれませんけど!」

調べればすぐに分かるような情報ではあった。
宗像にとって益があるかは分からない。
吾妻はその後何か続けようとしたが、
動きを見せる試合の方に色を向けた。

「でしょーね、一動作で仕込めるとしても、
 あの距離ならぶん殴った方がよっぽど早いですし!」

        「結城のスピードが勝つか、
         扇原のパワーが勝つか」

                 「――――――それとも」

>>521(ソラ)

知識と知能は違う。
『結城迦楼羅』という男に前者はあまりに合わないが、
ソラの見立て通り、決して『愚者の闘い』は見せていない。

          ・・・だからこその『激戦』だ。

   ドロ ・・・


一度溶け出したアイスは、案外早く崩れてしまう。
それを試合に重ねられるか、それとも、
あくまで試合は試合――――そう突き返せるかは『いまから』だ。

>>522(門倉)

試合中に無関係に近い話をしているのは、
本来あまり褒められた話ではないのだろう。
だが、それを気にしている観客はいなさそうだし、
もしいたとして、その借りはいずれ返せる。
なぜなら今日ここにいる人間は全員、
将来の『門倉派』を知る資格があるのだから。

灼熱はやがて収束する――――その時はもう、目の前だ。

524『赦されざる不抜の蝕み』:2022/09/13(火) 00:47:18

「『逃げ道』は確かに無い……
 だが、それは……君もだ、『結城 迦楼羅』」

苦悶をかみ殺すような表情で、しかし彼は決して追い詰められていない。

この局面で『扇原』が選んだ策はガードでは無かった。
『守るだけ』で勝つ事は出来ない。
だが――――――『守りを捨ててでも攻められる者』はそう多くはない。

「それにまだ『全部』じゃないと言ったのは、君だ。
 ――そして、これで『全部』だ」

            ギュ
               オオオ
                  ッ!!

『扇原 映華』は、その決断を下せる人間だった。

       「なッ……」

            ≪なんだァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ!?
              先ほどまでの攻防とは全く異なる応用ッ!
               扇原選手の『圧力』には底が無いのかァ〜〜〜〜!!!≫

そして、守りを捨ててただ投げ返すだけ――――ではなく、
伏せていた能力の側面、『圧力操作』のその先にある物を活かした。

この反撃ばかりは――――『結城』にも読めなかった!

                ゴ
              カッ
 
    「グ
      ぉっ!?」          <『自身への能力使用』
                      有力な札を、伏せていた。
                      素振りこそ見せていたが、
                      すでに使った札と思わせた>
 
  ワ   ァァァ ――――――――――――――――  !!!!!!

木片は『シルバーダスト』が破壊した荒々しい断面を?きだしており、
突如迫る凶器に『結城』は――――咄嗟に『防ぐ』動きも間に合わない。
露出した胸元にそれは直撃し、浅く刺さりながら、『結城』の足を止め仰け反らせる!!

                          <天晴だ>
        ギ
 
         ロ    「…………ッ、や、ってくれる、なァ!」
        ッ

仰け反った状態、『結城』の目だけが鋭く『扇原』に向く。
スタンドの『右腕』にのみ『轍』に沿った『荊』が生じる。
この男は今の状況を敗色と捉えていない。猛攻を終えるつもりでいない。

周囲の観客たちはヤジを飛ばさず、歓声のみを叫び続ける。

         「すげェよなァ!!
           ――――『扇原』ァッッ!!!!」

                      <だが、試合は“まだ”続く。
                       ――――終わらせられるか?>

あるいはそれすらも出来ず、攻防の行方を見守る――――――――!!

――――精神だけだ。結城の肉体はまだ追い付けていない。扇原が一歩を踏み込むだけの隙は、ある!


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