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【個】『観覧席』【ミ】

362 『その拳はデルタを描く』 :2021/06/07(月) 23:32:15
>>358(氷山)
>「うわぁ・・・・あの位置の一撃ってとんでもなく痛いんですよ・・・」

『アリーナ』において『負傷』の治療は行われる。
その裏を返すならば、敗北が死に繋がる『戦場』の闘いと異なり、
戦意さえ喪失してしまえば、『苦痛』からは逃れられる。

だが、『マサ』も『東雲』も肉体を破壊されながらも立ち上がる。
己が『闘志』に嘘を付かず、己のみを輝かせるために――――

>>359(セララ)
>「サンズさんの言うとーり、あたしも試合に集中しまーす。
> だって――――マサさん、まだまだ、まだまだやる気ですもんね!」

『東雲』も『マサ』も崩れ落ちながら、その瞳は燃え滾っている。
『セララ』はその奥底にある『闘志』を信じ、声援を送る。

>>360(塞川)

       グシャリッ

空っぽになった『紙コップ』が容易く握り潰される。
両者のダメージは深刻だ。それは傍から見ても理解できる。

>「おい、当然こいつは『死亡』はなしだよな?
>誰が止めるんだ?」

     「試合会場の何処かに『バイタルサイン』を監視する『緒方』がいる。
      彼女が『危機』を察したら、その時点で試合は終了だ……」

     「―――――あそこに、『タダヒト』が来てるぜ。
      ヤバくなったら、『スパイロ・ジャイラ』が割って入るはずだ」

『湯河原』が『判定』について話し、『菅谷』が空いたコップを持つ手を彼方に向ける。
弁護士バッヂを付けた男が、『観客席』の後方で試合を注視している。

>ALL

      「ぐっ、ううおぉぉぉぉぉッ!!」

崩れ落ちた『東雲』が咆哮を轟かせ、両の脚で立ち上がった。
着衣が破れて露出した右肘が蒼く腫れ上がり、その痛々しさを物語る。

       シュゥゥゥゥ―――――

『東雲』はその身に『岩塩』を積もらせ、『マサ』へと接近する。
先程まで見せていた『スピード』は鳴りを潜め、緩やかな接近だ。

     ≪両選手、負傷を振り切って見せるファイティングスピリッツ!
       しかし、両選手のスタンドのパワーを考えるならば――――≫

     ≪決着まで、そう時間はないでしょう!!≫

     「ワイの、『最後』の試合や――――」

     「『B級』に勝てずにケツ捲るなんて、しとうなかったわ……」

『マサ』の腰が落ち、下腿が全て水中に沈む。
力尽きたのか?――――いや、違う。

     「・・・・・上等じゃあ!!かかって来いや『マサ』サンッ!!!」

       ズズズ...     ダンッ!!

     「せやけど、最後は『勝利』で笑って、お終いやぁ!
      『東雲』はん、アンタの『塩』!  もうお役御免やで!」

      バシャシャシャシャァァァァァ―――――!!

姿勢を低くした『マサ』が水飛沫を散らしながら接近する。
自身を蹴り放っての『水切り』。片足の蹴りだけで『ジェットスキー』を見せ、
片足を負傷しながらも、全力疾走に等しいスピードだ。

      「マサさーん! マサさんのかっこいいとこ、もっと見せてーっ!」

      「これが最後、何言ってるんだ……『マサ』さん……」

      「これだけの大仕掛け、残したまま『引退』する気かぁ!?」


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