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【個】『観覧席』【ミ】

330 『その拳はデルタを描く』 :2021/06/01(火) 22:09:30
>>327(氷山)
>>328(セララ)

>「う、うわ〜〜〜〜・・・ 大型トラックの突進みたいに凄い迫力・・・」

『ザ・ナショナル』のフルパワーに、『氷山』は僅かに血の気を引かせる。
スピードは『東雲』に劣るも、その破壊力は『重機』を連想させる。
そして、『氷山』の表情を変えたのはそれだけではない。

>「あ、ああー・・・・始まりましたね」

僅かではあるが観客席から『ヤジ』が飛び交う。
これらが『小手調べ』程度なのは、体感した『氷山』になら解る話だ。

>「みんなもなんか面白いこと言ってるしー! あはーっ!
> こーゆーのって、うるさくてイヤなだけじゃないんですネ」

その一方、『セララ』は観客席から飛ぶ『ヤジ』の色合いが、
前回とは異なることに気付く。『ヤジ』というより『茶々』にも近い。
放つ者への『親しみ』が感じられるからだろうか。

>>329(塞川)
>『東雲』の方の速度も大したもんだが、
>あれだけの『パワー』……接近するのも骨が折れそうだな」

     「そう、『骨』が折れる……」

     「始発までの時間稼ぎかっつうの!」

『湯河原』はしたり顔で『塞川』のコメントを復唱した。
『菅谷』は水を得た魚のように、『マサ』へとヤジを飛ばしている。

>ALL
破片の散弾を潜るように回避しながら『東雲』は前進し、
左手側の『有刺鉄線』を『虎爪』によって切断する。

     ≪『東雲』選手、難なく避けます!
       『ザイオン・トレイン』、機敏な動きを見せますねぇー≫

     バシャッ
                 ガァンッ!!

  「言う割にじっくり攻めるのぉ、『マサ』サン!
  少しでも喋る時間が欲しいんかァッ?!」

     「――――そう思うかァ?」

『ザ・ナショナル』が両腕をクロスさせ、『防御』の構えを取った。
その瞬間、観客達は『鉄扉』を揺らし、床に落ちた『破片』が、

       バスッ!

水の敷かれた床の上を跳ね、あらぬ方向へと飛び散っていくのが見えた。
その内の一つが『東雲』へと跳び跳ね、その背中を打ち据えた。
思わず前のめりに揺らぐ『東雲』。

     ≪な、なんでしょうかぁ!?
       『東雲』選手、つんのめったぁ!≫

     「あんだけバラ撒いて、一発だけやなんて、
      まだまだツキが戻っとらんなァ――――」

驚愕の声を上げる『セカイ』。不満げに愚痴る『マサ』。

     「まあええで。――――『金網代』は払うがなぁ、
      『水道代』は、アンタ持ちってことでどうやぁ?」

     「で、出たぜェ、『マサ』さんの『ザ・ナショナル』!」

     「ステージが完成すれば最後、
      あの『パワー』には誰も敵わねぇ――――」

     バツゥ!

『東雲』は『虎爪』によって、真正面の『有刺鉄線』を切断し、
足首の一本を残し、残りの二本は地面へと垂れ下がった。
二人を区切る『線』は切られ、完全に相対する形となる。


     ド      ド     ド     ド   ・  ・  ・


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