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【供】『心音サイフォン』

283『音仙』:2019/06/17(月) 14:03:51

手で撫でた表面の『図柄』を記録して、触れた所に印刷する。
印刷を行った面は『凹凸』を失い『フラット』になり、
印刷した図柄を解除すると同時に、その『凹凸』は元に戻る。

『ソルトフラット・エピック』
破壊力:C スピード:A 射程距離:D(5m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.手で撫でたところにある『図柄』や『文字』など表面上の外見をスタンドに『記録』出来る。
  一つの図柄として記録したい場合については、一筆書きのように連続して撫でる必要がある。
3.記録しておける図柄の限度は、だいたい『A4コピー紙』で100枚(約6平米)分ほど。
4.記録の際、精密動作性Bの範囲で、『あえて記録しない』部分を選択することもできる。
5.記録している図柄は、本体は常に把握できる。
6.スタンドを解除すれば記録している図柄も消えてしまう。
7.記録している図柄を、触れた『面』に『印刷』することができる。

【印刷】
1.触れた面に、記録している図柄を自由に印刷できる。
  複数の図柄を一気に印刷は出来ず、再度触れなおす必要がある。
2.手で触れた所を始点(図柄の端部分)にして印刷が始まる。速度は非常に速い(ほぼ一瞬)
3.印刷する面に対する図柄の『向き』は、本体の任意。
4.印刷の大きさは、元の図柄の大きくする分には2倍、小さくする分には0.5倍まで変更可能。
5.能力射程は『50m』で、持続時間は『1時間』。同時に印刷しておける範囲の限度は、記録して置ける限度と同じ。
6.触れてさえいれば液面、および『空気』を面とみなし印刷を行う事も可能。
7.固体以外に印刷した場合、印刷が行われた液体、気体はその位置に『パE』で固定される。
  それ以下のパワーでの水の流れや空気の流れで印刷が自壊する事はないが、それを越えれば自壊する。
  攻撃を防ぐ盾にはならず、『図柄が勝手に崩れないようにするため』の固定に過ぎない。
8.固体であれば面の破壊や剥離および上書き、液体や気体であれば面の霧散や流動など、
  いかなる原因であっても印刷した図柄が原形をとどめなくなると、その印刷は強制解除される。
9.印刷に『かすれ』など、コピー機でありえるような『乱れ』などは生じない。

【平坦化】
1.印刷が施された面は、触れている部分を中心にして平坦化し、『凹凸』が一瞬で消える。
2.大きすぎる凹凸は消えず、そこで面がさえぎられ、途切れているものと認識される。
3.基準としては、触れた部分から掌を面に沿って動かしたとき、
  その手首を『90度』曲げないと手が止まってしまうような凹凸は消えない。
  僅かに手首を曲げれば、あるいは動かさずとも沿って動かし続けられるような凹凸なら、消える。
4.消えるのは面の一部、または面に固定されている物による凹凸のみ。上に置かれているだけの物は消えない。
5.印刷が解除されれば、対応する平坦化も解除され、元通りの形状に強制的に、かつ一瞬で戻る。

【精神図の印刷】
×.現在、使用不可能。かつては使えていた可能性がある、人の『象徴』を産み出すための力。
  もし『成長』でもすればまた使えるかもしれないが、それを望んでいるかは、『音仙』は聴かない。

284名無しは星を見ていたい:2019/06/18(火) 22:41:16
C.志羽 徹
D.男
E.17
F.俺はくだらない人間だけれど、この『能力』があれば
あの人の敵を倒せる、役に立てると、そう感じていた気がする。

G.この『スタンド』に目覚めた過程、その事を考えた時。
俺の去年の『記憶』が抜け落ちている事に気づいたんだ。
確かに俺は、一昨年まではこんな『能力』を持っていなかった。

おぼろげな感覚として、あの人に会って、
それが契機となって『目覚めた』……そんな気がする。
そして、俺はその人の事を絶対に忘れてはいけなかった。
その筈だったのに。

A.あの人の事は、もう何も思い出せない。
今は、俺の中から喪われた感覚の大きさ……
それだけがあの人の実在を証明する唯一のものだが、
何としてでも、空白の記憶を取り戻したい。
何を犠牲にしてでも。

285『音仙』:2019/06/19(水) 01:27:08
>>284(志羽 徹)

           キ

                ィィィィーーーーーーーーーー ・ ・ ・  ーーーーーン

「とても、興味深いですね―――――――――――キミの『記憶』について。
 私の『ウィスパーズ』は、『心音』を聴きとる事ができるわけですが、
 確かに……今のキミの、心の奥底にさえ、その時の『心象』は奏でられていない。
 まあ、その、私は……記憶、それも消えた記憶の読み取りはまるで本業ではないですし、
 かなり回りくどいやり方でやっているので、単に『聞き逃し』かもしれませんけど……
 少なくとも……私がキミの力になれるのは、ここまで、という事になります。エエ……申し訳ないですが」

「とはいえ、キミの『ウェイティング・フォー・ラブ』が『後天的』な力なのは間違いない。
 そうなれば…………それを『与えた』か『目覚めさせた』何者かがいる可能性は、高いでしょう。
 キミの『気のせい』ではなく…………実際に、そういうことがあった、と考えるのが自然です」

           「ああ、もう行かれるのですね。エエ…………どうかお気をつけて。
            記憶の受け皿である、キミ自身を犠牲にすることの無きよう・・・」

   ・・・

        ・・・ バタン


「…………『取り戻したい』という、強い意志。
 あのスタンドの持ち主であるのは納得ですが……さて。
 アレを与えた何者かは、私のように……『目覚めさせるもの』なのか。
 それとも………………『与えるもの』なのか。……前者であることを祈りますが」

             「……エエ。少し調べてみた方が良い、かもしれませんね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『手首』から先が切り落とされたかのように存在しない、人型のスタンド。
物を『掴んで』『引き寄せる』能力。

念じることで、『手首』の断面の直線状にある物を『掴んだ』状態で『手』が出現する。
この状態の『手』は『掴む』以外の行動が取れず、『手を離す』ことで消滅する。
『生物』は掴めず、『掴む』物は本体が視認できている必要がある。
一度掴んだ後は、射程から出るか能力を解除するまでは『掴み』続ける。

そして、『手首』と『手』は任意のタイミングでで『引き寄せ合う』。
掴んでいる物が本体より軽ければそのまま『手』の方が、
逆ならば『手首』……つまりスタンドと本体の方が、
同じぐらいならば双方が磁石のように『引き寄せられて』いくだろう。
くっついたあとも強固なパワーで引き合い続けるが、当然『手を離す』ことで『手』は消える。

『ウェイティング・フォー・ラブ』Waiting for Love
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(能力射程:10m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B
(『引き寄せる』力はスタンドのスペックに準ずる)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                          →それが、志羽 徹の『特別な才能』。

286『音仙』:2019/06/19(水) 01:32:23

人型のスタンド。『手首』から先――『手』が存在しない。
物を『掴んだ』状態の『手』を出現させ、それと手首を引き合わせる能力。

『ウェイティング・フォー・ラブ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(能力射程:10m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:B
(『引き寄せる』力はスタンドのスペックに準ずる)

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。手首から先は『存在しない』。
2.念じることで、手首の断面の直線上『10m以内』にあるものを『掴んだ』状態の『手』が出現する。
3.この手は、物を掴んだ状態でのみ存在でき、物から手を離すと解除される。
  また、一度掴みさえすれば、手首の断面と手が直線上で結ばれている必要はない。
4.現在は、基本的に『生物』は掴めない。また、本体が視認できていない物も掴めない。
5.物を離すことによる解除だけでなく、掴んだままの手を離さずに解除する事も出来る。
6.とっかかりのない平面は掴めないが、『破壊力B』で『指を食い込ませれば掴める』なら可。 
  例えば『土壁』など。コンクリートや岩などは、さすがに指の力では相当『無理』がある。
7.掴む強さは手を出現させるときも、出現させて掴んでからでもいつでも調整可能。
  握りつぶすこともできるし、柔らかく保持する事も可能。その精密動作性はB相当。
8.任意のタイミングで、手首の断面と手を『引き寄せ合わせる』事ができる。
9.掴んでいる物が本体より軽ければ、手が掴んでいる物ごと手首の断面に向けて引き寄せられる。
  掴んでいる物が本体より重ければ、本体とこのスタンドが手首に向けて引き寄せられる。
  同等の重さなら互いに引き寄せ合う。いずれにせよ、引き寄せ合うスペックは『パスBC』。
10.最終的には手と手首の断面がくっつくが、くっついていても引き合い続けている。
   ただし、その状態からでも物を離せば『手』は消えるし、任意で消すことも出来る。

287名無しは星を見ていたい:2019/06/20(木) 13:50:36
C.釘宮雅(くぎみやまさ)
D.男
E.27
F.私の視界内で能力が発動する……らしい。
あと見たことないね、人型の……みたいなのは。

G.二年前に大きな病気をやって死にかけたんだけど、その時かな。
何かを連れて戻ってきてしまった訳だ。

A.ねぇ、目覚めてる身としてこんなことを言うのは変かもしれないけど、これって随分オカルティックな話だと思わないかな。
私たちは呪われてるんじゃないかって思っちゃうよ。
もしこの町にそんな人たちがたくさんいるなら、大変なことになりそうだね。

288『音仙』:2019/06/24(月) 00:01:20
>>287(釘宮雅)

「……………………ええ、なるほど……とても『興味深い』お話しです。
 『呪い』とは言いえて妙と言いますか、キミの場合は……いえ、その、
 なにも『彼女』を否定するわけではないんですけど……ね?
 いかにも、といいますか、その、『オカルティズム』に溢れた能力だな……と」

              「エエ……『彼女』」

    キィィィン

「『見えない』ものはどこにいるのか――――答えは、『死角』」

「『スタンド使い』にとっての、死角とはどこか―――――答えは、そう。『背後』です」

                    キィィーーーー ・・・

「まあ、その……『彼女』のおかげでキミの背後は死角とは言い切れませんし、
 害も……キミには無さそうなので、いいのではないでしょうか…………?
 キミがたくさんいたら、それはもう、ものすごいことになりますけれど、
 幸いにして……キミのような『自立型』のスタンド使いは多くありませんし、
 キミの『彼女』も、その中では比較的おとなしい部類でしょう……『ミュオソティス』」

           「…………エエ、それでは、何か困りごとがあれば、また。
             あ、いや、『除霊』とか『縁切り』は専門外ですので、
              末永く……それと出来るだけ上手く、お付き合いくださいね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
本体の背中にべったりと張り付くように隠れているスタンド。
性質上、本体は首を180度回しでもしないとこのスタンドを視認できない。
他人からのみ見えるそのヴィジョンは――――『女性的な幽鬼』を思わせる。

能力は、『釘を刺す』こと。

本体が『見つめた』相手に、このスタンドは『釘』を投げつける。
釘は本体が見つめている限り対象を『追尾』し、見つける箇所を打ち抜く。
途中で目をそらしたり、他の物に目移りすればその分の釘は追尾を失い慣性で飛ぶが、
同じものを見つめ続ける限りは、見つめている箇所が変わっても問題なく、
常に『今見つめている箇所』に向けてリアルタイムで追尾が行われる。

釘が突き刺さった対象は、本体に『見られる』のを『忌避』するようになる。
具体的には、視線を浴びると気温への感覚が狂い、加速する『寒気』に襲われる。
視線から逃れれば即座に温度感覚は戻るが、無抵抗で浴び続ければ『凍死』の可能性すらある。

このスタンドは『完全自立型』だが、本体が意識すれば『釘を投げさせない』事は可能。
本体自身には『見つめ続けた場所に自分の背後から釘が飛んでいくスタンド』に感じられ、
さながら『呪い』のようだが――――『彼女』は誰よりも本体に忠実で、尽くしてくれる。

『ミュオソティス』Myosotis
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(背後のみ)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           →それが釘宮雅(くぎみやまさ)の『特別な才能』。

289『音仙』:2019/06/24(月) 00:07:52

完全自立型。本体が見つめている対象を『追尾』する釘を投げる。
釘が刺さっている対象は、本体の『視線』を浴びると『寒気』に襲われる。

『ミュオソティス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(背後のみ)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

【基本情報】
1.完全自立型のスタンド。本体の背後に隠れるようにして立っている。
2.本体自身には角度の問題で見えない。鏡にも当然映らない。姿は『女性的』で、無言。
3.後述する行動ルーチンに従い動く。やめてほしいなら、スタンドを解除するしかない。解除は自由。
4.行動はやるかやらないかの二択。知性などがあるかどうかは、現状では『不明』。
5.ダメージフィードバックや視聴覚のリンクは存在しないが、破壊されれば『一晩』で再生する。
  またフィードバックがないとはいえダメージの概念はある。ヴィジョンの強度は人間の女性並。
6.背後から迫ってきて、かつ攻撃してくる相手や、飛び道具には格闘で反撃する。
  それ以上の『でしゃばる』ような真似はせず、本体の正面から向かってくるなら敵にでも手を出さない。
7.ただし後述の『釘の追尾』が行われているときは、反撃などもせず全て追尾にリソースを割いている。

【嫉妬】
1.スタンド発現中に本体が『約5秒間』連続で見つめていた対象に、彼女は『五寸釘』を『パスBC』で投擲する。
2.五寸釘は実体化したスタンド物質。これは問題なく本体にも視認できる。
3.五寸釘は、『本体が対象を見つめ続ける限り』、障害物は避けながら常に視線の先を追尾し続ける。
  射程や持続時間は『見つめている限り』無限。『監視カメラ』など、1つまでなら物を介して見つめてもいい。
4.対象となる物体上の見つめている箇所が変われば、追尾する先が変わる。
5.対象そのものから視線を外す、あるいは意識して目を閉じる、視界が塞がるなどすると釘は追尾性を失い、慣性で飛ぶ。
  まばたきなど、意識的ではなく、かつ極めて短い時間視線が切れただけならば、追尾性は消えない。
6.同時に存在していられる釘は『3本』まで。追尾性を保つのは当然最新で見つめている物への『1本』だけ。
7.追尾中の釘は、何かに遮られそうになると『迂回』するが、もし誤って他の物に刺さった場合、
  それがパスBBで動かせ、かつ釘の先端が裏側から貫通しているなら、そのまま対象を追尾し続ける。
  もしそこから動かせないか、釘の先端が埋没してしまったら、その釘については『そこに刺さる』。
8.釘は物理的破壊力も持つが、『刺さっている』物体・生物に更なる効果を及ぼす。
9.なお、すでに釘が刺さっている対象に、さらに釘を投げる事はない。釘の任意解除は釘が見えていれば可能。
10.どんなものであれ、『釘が刺さらない』と後述の能力は発動せず解除される。
   また、刺さる前に『撃墜』され勢いを失った場合も同じ。
   軽く弾かれた程度で勢いが死んでいなければ、再追尾する。

【寒気】
1.すでに釘が刺さっている対象がさらに本体から見つめられていると、今度は『寒気』を感じる。
2.具体的には、『周囲の気温が低く感じる』ようになる。
3.視線を浴び続ける限り、『1秒につき1度』ずつ対象にとっての気温は低下する。
  この効果の下限は、観測上の世界最低気温である『マイナス89度』に等しい。
4.対象や本体に『気温や見つめられてからの時間を正確に把握する能力』を付与するわけではない。
 (※GMは秒数カウントや現在気温について、明らかに不自然でなければ厳密にはカウントしなくてもかまわない)
5.この場合も、『まばたき』程度では『視線が途切れた』事にはならない。視線から明確に外れる必要がある。
  また、本体は対象を目が疲れるほど凝視する必要はなく、いわゆる『視認』の状態であれば能力は発動し続ける。
6.本体からの視線が途切れれば、対象の感じる気温は即座に元通りになる。
  物陰に入る、不意を突いて急に大きく動く、目を閉じさせる、視界をふさぐなどが有効。
7.刺さった釘は固定され、無理やり引き抜くには『パC』、肉体を傷つけず引き抜くにはそれに加え『精B』は必要。抜けた釘は解除される。

290名無しは星を見ていたい:2019/07/12(金) 19:03:56
1.比留間 彦夫(ひるま ひこお)
2.男性
3.三十代前半

5.「私には、子供の頃から抱え続けている悩みがあります。
   私は物心ついた時から、人生に楽しみを感じた事がありません。
   これまでの私の人生は、まるで炭酸の抜けたサイダーや味のないスポンジケーキのようなものでした。
   毎日を生き生きと過ごしている人達が羨ましい。
   出来る事なら、私も彼らのようになりたい。
   生きる喜びと呼べるような何かを、私は見出したいのです。
   ここに来れば、そのヒントが得られるのではと感じたのですが……」

4.幼い頃から、私にとって何よりの楽しみは『嘘』をつく事です。
  ありもしない偽り言を口にする度に、深い悦びを感じる。
  まるで芳醇なワインのように、心に染み渡る罪悪感が心地良いとでも言いましょうか。
  しかし、誤解しないで下さい。
  私は嘘つきですが、決して詐欺師ではありません。
  人からお金を騙し取るとか、誰かを酷い目に遭わせようなんて事は少しも考えていません。
  ただ純粋に、『嘘』をつく事が好きなだけです。

291『音仙』:2019/07/19(金) 00:03:33
>>290(比留間 彦夫)

「――――――はい、聴き終わりました。ありがとう」

「さて……『嘘つき』には、特別な才能を持つ人が多い印象がありますね。
 もちろん……エエ、筋金入りの、とただし書きはいりますけど。
 多かれ少なかれ、嘘つきの一面は……もちろん私も、持っていますからね。
 ええ。それを暴き立てるのが……私の『ウィスパーズ』の一端でもあります」

「『生きる喜び』……それを真の意味で見つけるのは、結構難しい。
 テレビゲームや読書、スポーツ、何にしても真にのめり込むのは、
 それはそれで一つの才能で……私もそうなんですけど、
 多くの人は、生きる喜びを得る手段を……自分では中々決められない。
 色々やってみて、飽きて、また次を。その繰り返し。
 一つや二つの趣味は見つかりますけど、それで喜びの全ては埋められない」

「生きる喜びを知るキミに、特別な才能があるのは道理ですね」

         キィィィィィーーーーーーーーーーーーン ・・・

「『オルタネイティヴ4』」

「騙すための能力ではなく、騙しを糧とする……そういう能力。
 もっとも、嘘一つない潔白の兵士としても使えなくはないですが、
 それこそ…………味のないスポンジケーキ、と言ったところです。
 さあ……行ってらっしゃい。好きな事を、好きなだけするといい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

手に発現する『カード』のスタンド。
五枚存在し、四枚はハート、クラブ、ダイヤ、スペード。
そして残りの一枚はジョーカーの図柄を持ち、全て実体化している。

このカードの表面を意識して翳すと、カードは兵士に変化する。
兵士は対応するカードの『図柄』が刻まれた白い鎧を着ており、
これも実体化していて、同時に二体までを変化させておける。
兵士は本体の意思のままに操作可能で、群体型のような挙動を見せる。

そしてこのカードの裏面を上にして物体の表面に置く、
壁に貼り付けるなどすると、カードはそこに固定され、
それに他人が触れると、『図柄』の無い『黒い兵士』に変化する。

この黒い兵士の性能に特に通常の兵士と違いはないが、
変化元となったカードの『図柄』を言い当てられると、
その瞬間に、無条件で強制解除されてカードに戻ってしまう。

だが、仮に図柄の予想が『間違っていた』なら、
兵士の体に変化元の『図柄』が浮かび上がり、
通常の兵士に比べ、強化された状態へ変化する。

強化の内容は『図柄』によって異なるが、
いずれも超人的なスペックが付与され、
また『ハート』の場合は射程距離が延長される。

なお、五枚目のカードは『ジョーカー』。
これのみ表を翳しても何も起きないが、
裏面を仕掛けた場合は他と同じ黒い兵士になり、
二体の発現制限とは別枠で発現し続けられる特性、
またダメージフィードバックを有さない特性を持つ。

ジョーカーに対する図柄の言い当てを間違えられた時、
浮かび上がる図柄は『任意の図柄』を選ぶことができるが、
それに伴うパワーアップは発生しない。仮初の嘘でしかない。

『オルタネイティヴ4』Alternative 4
破壊力:C(B) スピード:C(B)  射程距離:C(B)
持続力:E 精密動作性:C(B) 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
        比留間 彦夫(ひるま ひこお)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

292『音仙』:2019/07/19(金) 00:10:52

カードのスタンド。表をかざすと白い兵士に変化する。
裏を向けて設置しそれに誰かが触れると黒い兵士に変化するが、
その場合、変化の元となったカードの図柄の『予想』を受ける事で、
的中させられれば解除されてしまうが、外されれば強化を得られる。

『オルタネイティヴ4』
破壊力:C(B) スピード:C(B)  射程距離:C(B)
持続力:E 精密動作性:C(B) 成長性:C

【基本情報】
1.片手に発現される実体化した『カード』。手から離すことも可能。射程は『9m』。
2.破壊されれば、そのカードは『1日』再発現されない。強度は『プラスチック』風。
3.カードの表面は、スペード、ダイヤ、クラブ、ハート柄が1枚ずつと、
  『ジョーカー』のような柄の物が1枚存在し、この5枚1セットでのみ発現出来る。
  ただし、破壊されたカードがある場合、それは別となる。
  裏面の柄は共通で、四隅にスートのマーク、中央に道化師のような顔が描かれている。
4.表面を外側に向けて翳すと、『ジョーカー以外』のカードなら『白い兵士』に変化する。
  兵士の胸にはそれぞれ、変化元となったカードの図柄が刻まれている。
5.兵士のスペックは一律『パス精CCC』で射程はカードと等しい。自由に操作可能。
  視聴覚リンクは存在するが、複数体の視聴覚を同時に受けるには集中力が必要。
  実体化しており、発現時間は一律でカードを翳してから『3分ほど』。
  ダメージフィードバックは存在するが、群体型のため、一体につき『4分の1』。
6.任意解除可能。その兵士はその場で消え、対応するカードとして手に再発現される。
  人間が気絶するダメージを負えば強制解除され、そのカードは破壊された扱いとなる。
7.同時に存在できる兵士は『2体』まで。後述の『ジョーカー』は数に含まれない。
  ただし、ジョーカー含む3体を同時に操作しようとすると、
  精神的に集中が必要で、片手間での3体同時操作は不可能。
8.カードは『裏を向けて』置くことで、その場所に『貼り付ける』事が可能。
  この時、GMにもレス中には『どのカードを置いたか』を明言しなくても構わないが、
  暗号スレやメール欄への記載などは必須。設置時点で『決めておく』必要がある。
9.貼付け自体は『破壊力A』でも剥がせないが、何らかの理由で表が見えると、
  その瞬間にカードが解除されて、兵士の任意解除時のように手元に再発現される。

【伏兵】
1.裏向きで張り付けたカードに生物が触れると、『黒い兵士』に変化する。
  この兵士は、触れた生物の目の前に基本的には発現されるが、
  スペースが無いなどで発現出来ない場合、横などにも発現され得る。
2.黒い兵士は図柄が無いが、どの図柄かを言い当てられると解除される。
  任意解除した時と同じく本体の手元にカードとして再発現されるのだが、
  この方法で解除されてから約『10分』は、手元に再発現されなくなる。
4.相手が言い当てようとしたが的中させられなかった場合、兵士は『パワーアップ』する。
  パワーアップした黒い兵士は解除されるまで図柄が浮かび上がり、言い当ては意味をなさない。
5.パワーアップした場合、スペックは以下のようになる。
  クラブ・・・破壊力が『B』になる。
  スペード・・・スピードが『B』になる。
  ダイヤ・・・精密動作性が『B』になる。
  ハート・・・射程距離が『B(20m)』になる。
6.貼り付けた後のカードや、黒い兵士も任意解除することが可能。
  元の兵士の場合と同じく、消失後にカードとして手元に再発現される。
7.スートの図柄およびジョーカー以外の『存在しない図柄』であるという言い当ては、
  たとえどれだけ真剣な予想の上でも、原則的に何も起きない。

【ジョーカー】
1.ジョーカーは先述のように表面を使えないため、裏面での設置にのみ使用できる。
2.ジョーカーも、裏面設置後に触れられると黒い兵士が出るのは同じ。
3.予想を当てられると解除される仕様も、他のカードと同じ。
  このカードのみ『ジョーカーだ』と名指しされなくても、
  四つのスートのどれでもない、と当てられれば解除される。
4.違うのは、一つは『ダメージフィードバック』が無い点。
  利点ではあるが、ダメージを受けても本体に届かないため、
  明らかに他の兵士とは『異質』であるとバレやすい。
5.もう一つは、予想を外された場合、『任意のスートの図柄』を浮き出させられる。
  ただしパワーアップは発生せず、あくまで見た目だけがそのスートの黒い兵士になる。
6.このジョーカーの黒い兵士は、先述の通り発現数二体までの制限に引っかからない。
  よって、能力を知る相手には、三体目がいればジョーカーがいるのを看破される。

293名無しは星を見ていたい:2019/08/18(日) 10:50:33
1.藤堂 聖十郎
2.男
3.20代前半
4.欲望のままに、凡ゆる性癖を人に植え付けたい。
5.近接パワー型がいいです。

294『音仙』:2019/08/27(火) 21:12:57
>>293(藤堂 聖十郎)

「………………………はい。キミの心から『これ』を聴き取るのは、
 中々苦労しましたが……エエ、ようやく聴き終わりました。ありがとう」

「性癖……他者の記憶や意思、精神を司るような才能は、概ね『非力』なもの。
 中には特例もありますが……ね、例えば、キミがその一人です。
 もっとも……『ミッショナリー・マリー』、この力が働くのは、
 本来はあくまで物理的な対象で……精神面への働きについては、
 キミの飽くなき『布教願望』がもたらした副次的な効果なのでしょう」

           キィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

「さて――――『欲望』のまま、自分の道を行くのは並大抵のことではありません。
 まして、その道に『他』が欠かせないのであれば、なおさらのことでしょう。
 ……私にできるのは、その一歩目、いえ、一歩目を踏み出すための『靴』を履かせることだけ」

                「それでは…………良い旅路を」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。生々しく肉体的だが、頭部と両手のみ機械的。
スペックもそれなりに高度だが、能力は『情報』に適する。
反面、その両立のためか射程、持続力など他の点は劣悪。

掌で触れた『記録メディア』のデータを抜き出して保存し、
その状態で他の物に触れる事で『流し込む』ことが出来る。
その際、データは対象とスタンドの腕の間を通る光の流れのように可視化される。

メディアではない物に流し込むことも試みる事は出来るが、
データは消えてしまううえ、対象には内部からダメージが及び、
与えられるダメージもスタンドの破壊力に劣るため単純な意味は薄い。

そして――――最大の特色は、『脳』という原初の『記録メディア』の存在。
他人の脳については魂からの許可なくしては抜き取りは出来ないが、
自分自身の脳からであれば気軽に記憶や想像を記録データを抜き出すことができ、
イメージの伝達に言葉を介する事なく、『自分の認識そのまま』伝える事が出来る。

また、発動には頭に触れる事になるため基本的にはそのまま打撃を打ち込む方が早いが、
大量のデータを流し込めば一時的に相手の処理能力をパンクさせられる可能性もある。
確実性は低いが、この手段を用いれば相手に特定の嗜好を強く印象付ける事も不可能ではない。

『ミッショナリー・マリー』Missionary Mary
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(1m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:E

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                        藤堂 聖十郎→己の『特別な才能』を聴き、把握。

295『音仙』:2019/08/27(火) 21:17:55

ありとあらゆる記録メディアからデータを抜き出し、他のメディアに流し込む。
記録メディアは主に人間の発明だが、原初のメディアは生物の『脳』である。
他人の脳には流し込むだけで、原則的に抜き取れるのは自分の脳に限られる。

『ミッショナリー・マリー』
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(1m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:E

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.射程距離は本体から1m。
3.掌で触れる事で『記録メディア』に干渉し、データを抜き取る・または流し込む事が出来る。
  その際には記録メディアとスタンドの手の間に走る『光の流れ』のような形で可視化される。
4.記録メディアは『磁気テープ』『磁気ディスク』『光ディスク』『フラッシュメモリ』など、
  一般的な種類に限らず、『記録する機能を持つ』物が対象。その中には生物の『脳』も含まれる。
5.脳を対象にした場合、『抜き取り』は『本体』か、『魂の許可を得た他人』に限られるが、
  流し込む分には『頭部に触れる』事さえできるのなら、無条件で即座に可能である。
6.メディアに直接触れず、メディアが格納・搭載されている機器に触れれば発動できる。
  ただし、生物の『脳』を対象にする場合、前述したように『頭部』に触れる必要があり、
  また同じように『人間より大きいもの』が対象であれば、格納・搭載部分に触れる必要がある。
7.スタンドの頭部に触れても、その本体の頭部に触れたことにはならない。

296『音仙』:2019/08/27(火) 21:18:05

【抜き取り】
1.抜き取りの際はデータを把握したうえで『具体的な内容』を指定するか、全て抜き取るかの二択。
  抜き取るのは『データ』に限られ、『機能』を奪ったりは出来ないし、『動き方』などをデータとして抜いたりも出来ない。
  『対象を成り立たせる機能およびそれに必要な元からあるデータ』と『後から追加(保存)されたデータ』は、このスタンドにおいては別。
2.『元のデータを残す』か『元のデータを残さない』かについても指定する事が出来る。
  残さない場合抜き取りは『一呼吸』程で終わるが、残す場合はデータ量次第だが『最長で10秒』。
3.抜き取ったデータを自在に閲覧するような能力は無い。『抜き取り』と『流し込み』が専門。
4.パスワードなどでロックされたデータも抜き出せる。抜き出してしまえば、そのような物も解除される。
5.スタンドの中に保存して置けるデータ量に特に制限はない。ただし持続時間は『10分』。
6.持続時間を超えたデータは、元の記録メディアが存在するならそこに戻ってしまう。
  存在しない場合、戻る場所を失って消滅する。
7.抜き取っていたデータは、スタンドを解除すればすべて元に戻る。流し込んだ後のデータは戻らない。
8.自身の脳の記憶データをすべて抜き出すと、本体は当然『記憶喪失』のようになるが、
  意識という機能は残っており、また『ミッショナリー・マリー』の能力や扱い方は問題なく把握できている。
9.このスタンドが流し込んだメディアを再度抜き出すことも可能。
  ただし本体も含めて人間の脳が対象の場合、記憶は時間と共に摩耗していくため、完全に抜き出せるとは限らない。

【流し込み】
1.抜き取ったデータは、他の記録メディアに流し込める。互換性が無いメディアでも可能。
  ただし、互換性が無い場合流し込んだ先のメディアでは再生出来ない可能性は高い。
2.記録メディアではない物に流し込むと、『破壊力C』相当の衝撃を内部から与えられるが、
  殴打した方が破壊力は高く、データも消えてしまうため、単純な攻撃が目的であれば意味は薄い。
3.脳にデータを流し込んだとして、それによって即座に内容を全把握できるわけではない。
  その物事について考えたとき、流し込んだデータがまるで元からあった記憶のように思い浮かぶ。
  生物の脳に英単語をすべて詰め込んだとして、英会話に際してそれを適切に引き出せるかどうかは対象の知性次第。
4.洗脳などは直接的には出来ないが、ある嗜好に基づくデータを大量に流し込めば、
  対象のその嗜好に関する知識を充実させ、興味を抱くように誘導する事も出来る。
  また、単純に処理能力を超えた情報量を押し付ける事も可能だが、その結果は状況や対象次第。
5.本体の望みである『性癖の植え付け』に関しても、本体の使い方や話術次第。
  単純に性癖にまつわる画像などを大量に流し込んだだけで感化される人間もいれば、不快感を覚えて逆に性癖に反発する人間もいる。
  方法の見極めさえすることが出来れば、大量の知識を瞬時にインプットする事が出来、自分のイメージも伝えられるため、いわゆる『布教』の道具にはなり得る。
6.流し込んだデータは時間経過で解除されたりはしないが、生物の脳の場合は特に、『記憶が薄れていく』のに特別抗えたりはしない。
  先述したように記憶するだけでそれを引き出す知性を与えるわけではないため、その場の暗記ならともかく長期的な『学習』についてはあまり向いていない。

297名無しは星を見ていたい:2019/09/11(水) 09:58:20
C.尾月 李下(おづき りか)
リカオンって呼んで
D.女性
E.十代後半
F.これは……銃かな 拳銃とかじゃない『猟銃』
まだ撃った事ないんだ。『狩り』以外で撃つなんてご法度でしょ?
G.あの時の記憶はぼんやりとしてるけど。
マタギの祖父とH山に入って、軽い怪我を何かでして下山したら
高熱を一週間程出して。……それ以来、狩りに余り同行出来なくなったから
決して良い思い出では無いね。

A.御山には掟がある。生きる為以外で狩りをするのは禁忌だ
私達は生かされ生かしている。そして、『狩り』は私の人生の一部なんだ

298『音仙』:2019/09/18(水) 20:52:43
>>297(リカオン)

「エエ、とても…………興味深いお話でした。
 銃、キミは力を『武器』として考えながらも、
 その武器に一種、『神性』……のような物を見ている。
 マタギという生き方……なのか、キミの信念なのか。
 よければまた……お話しを聞かせにきてください、ネ」

         ギィィーーーーー   バタン

「狩りに課した『禁忌』…………生かし、生かされるという考え方――――
 彼女の『人生観』は、『狩猟』に対する向き合い方そのもの。
 狩人としての誉れを、道具の扱いや殺した獲物の大きさより、
 自然との共存……調和に抱いている、のでしょうね。とても素晴らしい」
 
「試行錯誤せずとも凶悪な殺傷力を発揮し得る能力ではありますが……
 少なくとも……エエ、『殺めることを楽しむ』人間ではないことは、
 彼女の才能……ええ、『掟』と『法』に、縛られた『女神』……
 『アタランテ・オーバーチュア』を見れば、火を見るより明らかといったところ。
 そう、見れば。聴かずとも…………ね。いえ、もちろん、必要な事は聴いてますけど」

「…………え? 彼女自身が持つ、『銃そのもの』ではない、のは意外?
 そう、でしょうか。私には……これも、『そうあるべき』に思えますよ。
 なにせ彼女にとっての『銃』は……そう。気持ちひとつで気軽に撃てる、道具ではないんですから」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

各部が草花で飾られた、女性的な人型のスタンド。
半自立型で原則的には操作に従って動いてくれるが、
本体も固く契る『禁忌』――即ち益無き狩りに手は貸さない。
無生物への攻撃には特に躊躇しないが、生物への攻撃には理由を求める。
とはいえ、自然とそうした価値観に生きる本体であるからこそ、
高潔な意志を持つ『彼女』が素直に操作されてくれるのだろう。

その能力は、ありとあらゆる『狩猟道具』をその手に発現する事。
銃器は勿論、各種の罠や網など、『日本の法によって禁じられていない道具』なら自在。
性能は現実のそれに即し、『本体』以外の人間にそれを貸し与えたりはできず、
本体に貸し与える際にも、彼女自身の対生物攻撃時と同じく『理由』を必ず求める。

そしてこのスタンドが発現した狩猟道具で『仕留めた』生物などは、
即座に『毛皮』『食肉』など、『加工後』の状態に変化させる事ができる。
元のサイズを超えさせたり、他の材料を混ぜた加工品にしたりはできず、
直接に狩りの役に立つわけではないが、狩猟の『成果』を体現する能力である。

『アタランテ・オーバーチュア』Atalanta Overture
破壊力:C スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                   →それが、『リカオン』の特別な才能。

299『音仙』:2019/09/18(水) 21:03:43

半自立型で、日本の法に認められたあらゆる『狩猟道具』を発現できる。
対生物の攻撃や、本体への道具の貸与の際は『理由』を求めて来る。
彼女の道具で仕留めた獲物は、即座に『加工品』に変える事が可能。

『アタランテ・オーバーチュア』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックのみを有する。
2.半自立型。本体の操作を受けて動くが、禁忌に抵触する操作は、原則受け付けない。
3.禁忌とは、『妥当な理由もなく生物を攻撃すること』。益無き狩猟はしない。
  一見禁忌に思えても、本体が確固たる『理由』を持っていれば協力してくれる。
(Ex.無害な犬に見えても、本体はそれが人間の味を覚えた人食い犬だと確かな根拠の上で知っている)
4.禁忌に抵触する操作を理由なく試み続けると、最悪の場合は強制解除される。
5.本体の生命について極まった緊急時である場合などは、その状況自体が『理由』にはなりえる。
6.明らかに説明不要な場合を除き、本体が『理由』の根拠を提示した上で
  自分の納得だけではなく、『スタンドの納得』を得る必要がある。
 (=レス中で理由を明示し、それにGMなど判定者が納得する必要がある)
7.操作の介在しない部分では、高潔で隙の無い性格。現状、会話はしない。
  なお知性は本体に準拠し、本体が推測出来ないことはこのスタンドも不可能。
8.飲食や睡眠は不要だが、自らが狩猟した獲物を食す事はむしろ歓迎している。
  これに関して、カロリーや満腹感のフィードバックは存在しない。

【狩猟道具】
1.同時に『2つ』まで、日本国内の法で禁じられていない『狩猟道具』を発現出来る。
2.銃器、網、罠などが代表例で、実体化したスタンド物質。『生物』は発現できない。
  性能については、射程を除けば実在する道具に準拠し、道具そのものに特殊な効果はない。
3.道具発現の射程は『50m』。ただし銃器類は銃そのものは手放せず、弾丸の射程となる。
  後述するが、本体に貸与する場合のみはスタンドの手から離せる。
  但し貸与を受けた本体が手放してしまうと、タイムラグなく即座に解除される。
4.持続時間は『30時間』に及ぶ。射程が持続時間を超えると強制解除。
5.道具を任意解除する場合、視界に納めている必要がある。
6.銃器類はあえて空砲にしないなら弾が込められて発現し、弾切れで解除される。
7.銃器類の弾丸など、道具と一緒に発現された付属品は、同時発現数のカウント外。
  ただしあえて弾丸だけで発現した場合については、カウントされる。
8.狩猟に使えなくはないが狩猟道具ではないような物は、発現の対象外。
9.狩猟道具は、このスタンド以外では本体のみ自由に扱える。他の人間やスタンドは扱えない。
  本体が道具を借り受けて扱う事も出来るが、借りる際には『理由』を求められる。

【加工】
1.獲物を狩猟道具で仕留める、あるいは狩猟道具で捕らえた状態で仕留めると、
  本体の任意でその獲物を即座に『加工品』に変化させることが出来る。
2.加工品は、完成状態の約8割以上がその獲物の素材が元で作られたものに限られる。
3.加工品には使われなかった余剰の素材は、加工完了後にどこかに消える。
4.スタンドはそれを満足気に見るが、どこに行ったかは『神のみぞ知る』。
5.一体の獲物を複数種の加工品に変化させる事も可能。干し肉となめした皮、など。
6.加工品の品質は『完璧』で、獲物の素材から引き出せる最高のポテンシャルに加工される。
  あえて腐敗・劣化させるなどは、やはり『理由』を明示しなければ不可能。
7.肉にせよ毛皮にせよ何にせよ、加工品を複数個に小分けする事も可能。
  ただし、獲物の狩猟に協力した人数+1の数までしか小分け出来ない。
  (ミンチに加工するなど、加工の結果としてバラバラにする事は可能である)

300名無しは星を見ていたい:2019/09/27(金) 01:47:57
1.『ラフィーノ石繭』――が芸名の、『末石まゆ』      
2.女
3.30代
4.オカルトなんて信じてないのよ。
 あたし、職業:占い師で、かなり当たるって評判よかったりするんだけど、
 それはひとえに『事前調査』とか『口先』とかで実現してる、いわば『いかさま』。
 もちろんこれでメシ食ってんだから必死よ。変装技術とか株価の読み方とか必死で学んだわ。あたしはもはや探偵よ。
 評判が評判を読んでどんどん『大口だけどヤバそーな相手』とかも増えてくんのね。
 で、もはや「下手な占いをしてみろ、お前を殺す」みたいな顧客が出てきちゃったりしてるの。
 脅迫状とか、呪いのオカルト器具っぽいものとか、しまいには死骸が、あたしんところに届いちゃったりして滅入ってる。
 いやでもさーーーーーー あたし一般人よ?でも潜入調査もハッタリも限界に近いわ。立場上誰かに相談ってのも不味いの。
 もはや藁にでも縋りたいの。でも孤立無援よ。打つ手なしなわけ。

 あたしさっき『タロット』引いてみたんだけど、何が出たと思う?
 『悪魔』よ。邪な心、詐欺、悪循環、疲れ、喪失と解釈できるわ。
 あたしの状況にぴったしね。いや、オカルトなんて信じてないけど。信じてないけど!

 …もはやオカルトに縋るぐらいしかないのよ〜〜〜〜〜っ うえぇ〜〜〜〜ん!!

301『音仙』:2019/10/05(土) 05:20:22
>>300(ラフィーノ石繭)

「―――――――――――はい、聴き終わりました。
 まあ、信じようと信じまいと、『あるものはある』のですけど、
 信じなければ見えないものもあり……見ないと信じられないものもある。
 まさに『オカルト』の世界……ほとんど『探偵』と言っていいキミには、
 足を踏み入れながらも相いれない世界だったでしょうけど……目を開いて」

「見えますか? ……それがその、『ミスティカル・ガイド』の世界……『温度視』。
 私の体温も見えるでしょう。ええ、キミより少し高い。それはつまり……気づきましたか?
 エエ、風邪気味でして……そう。体調を見ただけで把握できるのは、キミの仕事には役に立つはず。
 そして人間の体温は、『ストレス』ですら加熱する、とか。エエ、それすらも今のキミには判別できる」

「まあ、ともかく、真実そのものを見通す力ではなく、その手助けをする力というのが……
 オカルトを信じないキミらしい、キミだけのオカルトと言える、でしょうか?
 どちらかと言えば『身を守る』術に長けているのも……ここに来た動機を聴けば、納得と言ったもの。
 まあ、私は占い師ではないので、スタンドと結びつけてもキミの人物像は把握しきれませんけど」

                   キィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイ ―――――――― ン

「とりあえず……後はこの力に、存分に縋ってください。これはもう、キミのものですから……ネ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

水晶のごとき両目を持つ、人型のスタンド。
このスタンドの視界は物体の『外気温との温度差』を『色』として捉えており、
この温度視の本体への共有は常時ではなく、必要な時にのみ得られる。

本体の職業柄か『人間観察』は特に得意とする分野であり、
対象の『ストレス』に伴う微細な体温上昇さえ、察する事が可能。
これによりどんな話題・状況にストレスを感じるかを把握することで、
いわゆる『コールド・リーディング』を効率的に進行できる。

本質となる能力も当然、『温度』に関わる。
このスタンドが『見ながら触れた』ところに、『水晶』を生やせる。
水晶の『色』は、スタンドが見て触れた部分の『温度の色』と全く同じであり、
どのような状況でも、その色を保つ――即ち温度変化を起こさない。

温度変化を伴うようなあらゆる環境、攻撃、干渉は完全に無効化される。
反面、水晶とほぼ同じ温度を持つ物による干渉には非常に弱く、
鉱物とは思えないほど簡単に崩れてしまい、手折るのすら容易である。

『ミスティカル・ガイド』Mystical Guide
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           末石まゆ→己の『特別な才能』を聴き、把握。

302『音仙』:2019/10/05(土) 05:29:06
『温度』を『色』として視認する人型スタンド。
色を見ながら触れた場所に、同じ色、即ち同じ温度の『水晶』を生やす。
この水晶は決して温度変化を起こさず、また温度変化を伴う干渉を無効化するが、
反面、ほとんど同じ温度を伴う干渉に対しては極めてもろく、簡単に崩れてしまう。

『ミスティカル・ガイド』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.視覚のリンクについては、必要としない時は共有しない状態になっている。オンオフ自在。
3.このスタンドの視界は『外気温との温度差』を『色』でとらえる。
  なお、『具体的に何℃なのか』を数字で知る能力ではない。
4.『外気温』とほぼ同じ温度なら『紫』で、低いと『青』く、高いと『赤』くなる。
  外気温との差が大きくなるほど色の濃さも増し、僅かな濃淡をも見分けられる。
5.1℃に届かないような微細な温度変化でも、極僅かに色は濃くなる。
  本体が色覚で把握出来るわけではないが、直感的に濃くなった事が分かる。
6.気体や、スタンドなど実態のないものには色が付かない。透明でも固体や液体には色が付く。
7.人間は、『ストレス』で体温が上昇するとされる。
  このスタンドの視界は、微細な色の変化でそれさえも察知できるが、
  ストレスで体温が上がったのと風邪で上がったのを区別する能力は無いため、
  状況や会話の流れなどから本体自身が推測することになる。
8.GMはPCの視界にあると思われる全ての物の色を描写する必要はない。
  極端に言えば、PCが明確に『見た(見たい)』と描写している物だけで構わない。

【水晶】
1.スタンドの視界で見ながら手で触れた『固体』の表面から『水晶』を生やせる。
  同時発現可能数は『3つ』までで、視認で任意解除が可能。
  能力射程は『10m』で持続時間は『一時間』ほど。実体化したスタンド物質。
  温度を持たない(=色が付かない)存在、例えばスタンドなどには生やせない。
2.生え方は『水晶』にあり得る範囲で自由。触れ続ければ大きくなる。伸長速度は『C』。
3.一度生え終えた水晶に後から触れ、さらに大きくしたりは『不可能』。
4.最大では『1m』まで伸ばせる。重さも相応に存在する。
  ただし、生やした部分が重さで崩壊するようなサイズには出来ない。
5.硬度や質感も水晶(石英)相応。破壊されても自動解除はされないが、本体は破壊を感知出来る。
6.水晶は生やした部分の『温度の色』と同じ色をしており、また同じ温度を持つ。
7.水晶、および水晶を生やした部分は、温度変化をしなくなる。つまり色が変わらない。
8.水晶は『温度変化を伴う』干渉を無効化する。生やした場所には無効化効果は無い。
  人体など『水晶と異なる温度』を持つ物体の攻撃は効かない(パワーE未満の干渉と扱う)が、
  単に触れ(させ)たり、触れて何らかの効果を及ぼしたり、効かなくても殴る事自体は一応可能である。
9.この場合の『異なる温度』は、数字で言えば誤差が1℃以上あること。
10.ほぼ誤差のない同じような温度の干渉に対しては、極めて脆い(土並。パDの渾身の一撃で折れる)

303名無しは星を見ていたい:2019/10/07(月) 17:38:30
C.蝶名林ルロイ紗英
D.男
E.二十代後半
F.爆発、かな。使い勝手? まぁ、言いっこなし
G.神様が教えてくれたんだ、このスタンドのことを。
……いや、変になったわけじゃない。
でも本当にガキの自分にはその人が神様に思えたってだけの話。
こいつがいなければ俺は怪しい宗教にでもはまってただろうよ。
A.退屈は嫌いだ。刺激のある生活でないととても耐えられない。

304『音仙』:2019/10/13(日) 05:00:56
>>303(蝶名林ルロイ紗英)

「とても……『興味深い』お話でしたよ。
 私以外にも『スタンドを与える』存在は……いますからね。議論の余地も無く。
 現に私もそういう存在に、『志願』し……この『ウィスパーズ』を与えられた。
 年齢と時期から察するにスタンド使いとしてはキミのほうが『先輩』になるのでしょうかね、
 だからどうだという訳では無いですけど……エエ、『歴史』はある種の『力』ですけどね」

「またいつでもいらしてください――――キミも知らない事が、私には分かる、かも」

            ギィィ --- ・・・

                           バタン


「…………いえ、私達とは『違い』ますね。エエ、いつの世にも『与えるもの』はいる。
 神の如き全能の力を持つものも……私のように『スタンド』の延長でしかないものも。
 マア、私は与えているというわけでもないのですけど……それは、一旦置いておいて。
 だからこそ、力の形は『画一的』ではない……私が聴いたことのない『才能』が、燻っている」

「彼の『ボブモ』もその一つ……『破壊的』で、『使い勝手』には難がありますが……
 だからこそ、とても『刺激的』で……彼には欠かせない、確かな信仰なのでしょうね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

体が『プラスチック爆弾』で構成された人型スタンド。
『像』は人型を基本としているが、『手』で加工することで粘土状に自由な形状を取ることができる。
『手』で加工した部分のみ『起爆』が可能となる。

『ボブモ』BOBMO
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                     蝶名林ルロイ紗英→己の『特別な才能』を聴き、把握。

305『音仙』:2019/10/13(日) 05:07:28

人型のスタンド。プラスチック爆弾で構成されており、実体化している。
本体の手で粘土のように加工でき、加工した部分は『起爆』可能になる。

『ボブモ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有している。
2.ヴィジョンは固まった粘土のような質感で、『実体化』はしていないが、本体のみ自由に『触れられる』。
3.このスタンドは、本体の手で粘土のようにこねて、形を『加工』できる。加工した部分は『起爆可能』になる。
  スタンド自身の手では、現時点ではこねる事は出来ない(=本体から離れた所での加工は出来ない)
4.最低限の加工、例えば模様を入れる、出っ張らせるなどでもしなければ、触れるだけでは起爆可能にはならない。
5.一度加工した部分を、さらに加工する事も出来る。複数個所を同時に加工する事などにも特に制限はない。
6.部位はどのように変形させても元の部位にダメージをフィードバックさせる。
7.複数の部位をこね合わせ、混ぜてしまったりすると、そこに受けた攻撃が両方にフィードバックする。
8.形を変えたからといって機能は増えない。翼を成型しても動かせばしても飛べないし、銃身を成型しても物は撃ちだせない。
9.形そのものが機能である場合については問題ない。『腕』を成型すれば、問題なく動かせるし、物をつかめる。
  また、どのような形であれ、そこを『動かす』事自体は基本的に可能。ただし『腕を10本同時に動かす』などは、相応に集中力がいる。

【爆発】
1.爆発の威力は『プラスチック爆弾』相当――――すなわち、『破壊力A』。
  これは言わば『スタンド爆発』であり、スタンドにもダメージを与えられる。
2.爆発の規模は一度に起爆した『部分』の大きさにより、大まかに5段階に変化する。『現在は』以下のような形。
  基準値の間程度のサイズの起爆部分であれば、爆発規模もおおむね間くらいになる。
  当然、その部分をこねる時間が必要であり、また起爆した部分は『消える』ため、大きくすればするほどリスクも大きい。
  
  『指より小さい』      ・・・  『起爆部分のみ』。接触している部分だけを巻き込める。
  『手でひとつかみほど』   ・・・  『半径0.5m』。接触していなくても爆発に巻き込める。
  『腕一本(部位一つ)ほど』 ・・・  『半径1.5m』。近距離にいる人間を複数巻き込める。
  『半身』          ・・・  『半径3m』。このスタンドの射程の半分以上が巻き込まれる。
  『全身』          ・・・  『半径5m』。射程圏外ギリギリでなければ本体も巻き込まれる。

3.起爆させた部位は、解除して『1時間』ほど経過してから再発現すれば元に戻っている。
4.『C-4』などと同じく、衝撃で暴発したりはしない。『起爆を意識する』ことでのみ即座に爆発する。
5.起爆の瞬間、起爆部位は『発光』する。より細かく言えば、『起爆を意識した瞬間に』発光し、間を置かず爆発する。
6.このスタンド自身は、このスタンドの『爆発』でダメージは受けないし、痛みもない。本体は巻き込まれればダメージを受ける。
7.爆発の規模の範囲であれば、スタンドそのものの射程圏外であっても爆発の威力は届く。

【切り離し】
1.加工の中で、部分をスタンドから切り離すことが出来る。切り離した部分を切り離した後に加工する事も可能。
2.現時点では切り離した部位にはダメージフィードバックは無いが、操作もさせられない。位置だけは把握できる。
3.切り離した部分も、意識すれば爆発させられる。ただしこの場合、意識してから『若干』のタイムラグがある。
4.具体的に言えば、『発光』してから『大きく一呼吸』ほど。発光に気付けば、『1〜2m』くらいなら距離を取るのは難しくない。
5.切り離しっぱなしにしておける個数は、『2つ』まで。射程距離はスタンド自体と同じで、持続時間は『1分』。
  超過すれば強制解除されてしまい、爆発させた場合と同じく、解除しても『1時間』ほどはそこが消えた状態になる。

306『音仙』:2019/10/13(日) 12:54:48
>>304(メール欄抜け)

307名無しは星を見ていたい:2019/10/20(日) 23:40:10
C.ブリタニカ(種族名は羽衣セキセイインコ)
D.メス
E.人間でいうと二十台
F.自分の能力についての、声。
我々インコは、『人語』を喋ることの出来る鳥として知られておりますわね。
ところで、『ブリタニカ百科事典』をご存知でしょうか?
人間の世界では、非常に権威ある百科事典として知られている書物ですわ。
そして、私の名前でもあります。
まるで百科事典のように数々の『言葉』を記憶し、同時に『発話』することができる。
『ブリタニカ』――私に相応しい名前だとは思いませんか?
こんな私だからこそ、この力が身に着いたのだと考えておりますの。

G.自分の人生についての、声。
私は、いわゆる野良ですけれど、幸い今のところ食事には不自由しておりません。
体が空いている時は、知識を深めるために色々な場所を飛び回っていますわ。
人の言葉を借りるなら、私は野生化したペットと思って下さいませ。
もう少しで売られる所でしたが、自力で逃げ出しました。
私は、人間で言う箱入りで一生を終えるのが嫌でしたの。
たとえ身の安全が保障されていなくとも、広い世界を自由に飛んでみたかったのです。
知識欲の強いタイプなのかもしれません。
自由の代償として多くの苦労を重ねましたし、それは今でも同じ事ですわ。
ですが、大空に舞い上がる度に、決断するだけの価値はあったと感じておりますの。

A.「コンニチハ。ゲンキデスカ?ゴハンタベマシタカ?」

「オオバコトカ イヌムギトカ。アナタノ ウンメイ ウラナイマスワ。
ナンカ ナヤミデモ アルノカイ?キュウニ フッテキタネェ〜。
ケンドーブニ ショゾクシテイマス。オレノウワサデモ シテンノカネェ。
パワースポットニ キョーミガ オアリデスカ?」

「アリガト。アリガトネー。アリガト」

308『音仙』:2019/10/27(日) 00:56:18
>>307(ブリタニカ)

                 バタン ・・・

「――――――――ああ、行ってしまいました。
 鳥は『自由』ですね、イエ、私が不自由なだけかもしれませんが。
 ………………彼女の気質は間違いなく『自由』を愛するものでしたが、
 スタンドは『自由気まま』……というよりは、『自由の価値』を重んじるもの。
 心が語っていたように、『広い世界を飛ぶ』ためなら苦労は惜しまない……
 そうした性質が、あの『ハロー・ストレンジャー』を産み出したのでしょうね」

「古来より……『鳥に憧れる人間』が後を絶たないのは、
 鳥になりたいからではなく、未知の世界へ飛び立つため……
 あの『ブリタニカ』が人間の姿を取るスタンドを持つのも、
 人間へのあこがれではなく……鳥と人間、その両方を超えた大空への切符」                

           「そう考えるのは……ロマンチストが過ぎるでしょうか……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体が『格納される』タイプの人型スタンド。操作は自由に可能。
ヴィジョンは『人間の女性』に類似し、実体化もしている。
発現した瞬間、本体はこのスタンドの『頭部』に格納される。
ヴィジョンにダメージフィードバックは存在しないのだが、
頭を狙った攻撃は『鳥』というひ弱さもあって致命傷になり得る。

背中に生えた『羽衣』と、腕を覆う『羽毛』、両足の先が『蹴爪』になっている点、
および羽衣から『インコっぽい匂い』がする点など、『人間らしさ』には若干欠けている。
あくまで本体を格納するためだけの存在で、内部構造までは再現されておらず、
触れた・見たときの質感は完全に生き物だが、実情としては精巧な『人形』に近い。

備わった羽衣や羽毛は飛行には使えないが、『滑空』程度なら緩やかに可能であり、
飛行中にスタンドを発現し飛行能力を失っても、これである程度まで軟着陸できる。

このスタンドの武器は――――『翻訳』と『再現』。

発現中の本体は、己の思考を普段の『鳥語』だけでなく『人間語』で発話することができ、
人間とも自然に会話できるが――――あえて『鳥語で人間の言葉を真似して発話する』という、
オウムらしい『再現』行為を行うことも可能で、これがこのスタンドの『能力』のキーとなる。

他人の言葉を『再現』すると、このスタンドの『外見』も言葉を発した人物を『再現』する。
羽毛や羽衣、蹴爪なども消えていき、完全なる『人間の姿』に擬態する事が可能。
一言だけの再現ではすぐに『外見』は元に戻ってしまうが、会話の中に『再現』を織り込み、
継続して再現し続けることが出来れば、その人物の姿を無制限にまねし続けることが出来る。
当然、再現する単語を選ばなければ『不自然』な会話が生まれ、正体は露見しかねない。

『ハロー・ストレンジャー』Hello, Stranger
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(格納)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                    →それが、ブリタニカの『特別な才能』。

309『音仙』:2019/10/27(日) 00:57:19



頭部に本体を格納する『実体化した人型スタンド』。
鳥語を人語に翻訳出来るが、あえて『鳥語で人語を再現する』ことで、
その再現もとになった人間の姿を、このスタンドのヴィジョンに再現できる。

『ハロー・ストレンジャー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(格納)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

【本体】
1.本体は『羽衣セキセイインコ』である。
2.飛行能力を有するが、パワーは人間より著しく低い(概ね『E』相当)
3.インコの中でも知性が高く、人間社会の文化をある程度以上把握できている。

【基本情報】
1.人型のスタンド。発現した瞬間、本体はこのスタンドの頭部の中に格納される。
  格納される頭部の中は、外的要因がない限り『羽衣セキセイインコの生息に最適』な環境を保つ。
  外部が高温、低温、および何らかの危険な状態にあっても、これは変わらない。
2.格納された瞬間から、本体はこのスタンドの体を操り、目や耳、五感で周囲を知覚するようになる。
  視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚は把握できるが、ダメージフィードバックが無いため痛覚は無い。
3.スタンドは実体化している。ダメージフィードバックは存在しない。スペックは『パス精CBC』。
4.外見は『20代の人間女性』に見える。ただし背の首回りに『羽衣』があること、
  両腕が『羽毛』に覆われていること、両足の足首より先が『蹴爪』になっていることが異質。
5.衣服も『羽毛』で形成される。服のデザインは、スタンドを発現しなおせば変更する事も可能。
6.腕の羽毛、および首周りの羽衣により『5m』ほどまでの高さからなら『滑空』し『軟着陸』出来る。
7.実体化した人型は人間に近い質感だが、『内部構造』などは存在しない。『実体化したスタンド』に過ぎない。
8.羽衣の辺りからいわゆる『インコ臭』がする。悪臭ではないが特徴的なので、『人間じゃない』とバレる可能性はある。
 
【発話】
1.このスタンドには『翻訳』能力があり、『人語』と『鳥語』を自由に発話し分けることが出来る。
2.本体の思考をそのまま『人語』として出力できるし、従来通り『鳥語』として発する事も出来る。
3.そして、あえて鳥語で人語を『再現する』事も出来る。これは後述する『能力』にも関わる。
4.人語と鳥語の発し分けは、『単語単位』で切り替え可能。一文字ごとに切り替えたりは出来ない。

【再現】
1.鳥語で今迄に聞いた人語を『再現』(要:ソースとしてURL)することで、その言葉を発した人間の姿をヴィジョンで『再現』することが出来る。
  ただし最初の再現についてのみ『単語一語』ではなく、『2つ以上の単語で構成された発話』を再現する必要がある。
2.その場にいる人間など『リアルタイム』での再現の場合、ヴィジョンが服装なども含め、ほぼ100%その人間の姿に変化する。
  このとき、羽衣、羽毛、蹴爪などといった鳥の特徴を残す器官も一時的にスタンドのヴィジョンから消失する。
3.その場にいない人間の言葉、つまり過去に聞いた言葉の再現の場合、『限りなく似ているが、よく知ってる人間にはバレる』程度の再現率。
4.見た目のうち、『外からは見えない部分』は、『その場にいる人間』の場合のみ再現できる。
5.言葉を一つ再現するたびに、短時間だけ再現できる。同じ言葉を連続で再現しても伸びないが、別の言葉を再現すれば伸びる。
6.メタ的に言えば、『毎レス1つ以上は対象の言葉の再現を挟んでいれば』その相手の姿を維持し続ける事が出来る。
  また、『単語2つ以上で構成された発話』を再現した場合は、次の1レスは再現を挟まなくても維持する事が出来る。
  但し、極端に経過時間の長い、または短いレスであるとGMが判断する場合は、GMの裁量で変動させてもよい。
7.同じ発話を再現に複数回使用する事は出来ない。『一旦再現を途切れさせた場合』は、『30分後』には再利用が可能になる。
8.におい、スタンド能力、特殊な体質、持病、雰囲気、口調など、見た目と無関係な部分は再現できない。ただし『声』だけは真似られる。

310名無しは星を見ていたい:2020/01/06(月) 20:57:20
C.百目鬼 小百合
D.女
E.50代
F.この力の使い道は、大半が仕事だったね。
知恵では負けてないつもりだったけど、女は力じゃあ男に劣る。
だけど、これのお陰で誰にも文句は言わせなかった。
陰では『鬼の小百合』なんて呼ばれた事もあったけどねえ。
仕事かい?『警察官』だったよ。
退職して、今は警備員をやってるけどね。
そして、この力は今でも役に立つ。
G.昔、ある事件に出くわした。
これが見えるようになったのはそれからさ。
今まで仕事一筋の人生だったけど、悔いはない。
自分なりに、この町のために尽くしてきたと思ってる。
そして、これからもそうしたい。
A.この力は世のため人のために使う。
幸いな事に、墓場に行くには、まだまだ猶予があるからねえ。
煙草を止めれば、もっと寿命が延ばせるんだろうけど。

311『音仙』:2020/01/13(月) 23:17:23
>>310(百目鬼 小百合)

「なるほど…………エエ、なかなか興味深かったです。
 どうもありがとう。……『スタンド使い』でありながら、
 それを元の『仕事』に……それも、いわゆる『社会正義』のために使う。
 とても、素晴らしい志です……ハイ。ぜひ今後も、『正しい道』を……イエ。
 私のような者があえて言わずとも、キミはそうするでしょうけれど、ネ」

               ギィ・・・

                      バタン

「フゥ……………………『鬼の小百合』……彼女には、『適切』な評価でしょう」

「彼女の『ライトパス』はとてもシンプルなスタンドでしたが、
 それが『時代』によるものか、それとも単に彼女の精神性ゆえなのか。
 どちらにしても、『後天性』のスタンド使いでありながら、あれだけの経験値……」

       「……なにより、『正義感』……エエ、大きな存在です。
         繋がりが出来て良かったと、考えるべきでしょうね。
          ……ここを捜査しに来たというわけでは、なさそうでしたし」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。両肩に『白百合』を象った紋章が刻まれている。
神速と手にした武器により、白兵戦では無類の強さを誇る。
ただし破壊力は一般的な範疇に収まるため、力負けは喫しえる。

武器――――今は、手に『警棒』を持っているのがこのスタンドの特徴。
伸縮式の警棒は収納時で20cmほど、伸長すれば55cmになり、
そのリーチは素手の相手との戦いにおいては圧倒的な優位性を誇る。

能力は『道』を描くこと。すなわち『警棒』の先端にて光の線を描き、
それに触れた物を『線の端』まで、このスタンドに等しい速度で進ませる。
この能力による移動に『破壊力』は存在せず、接触事故などは起こりえない。

強力な能力ではあるが、描ける線はスタンドの射程に等しい『2m』
手が届かないような遠くにまで攻撃を仕掛けたり、追いやったりはできない。

『ライトパス』 Right Path
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――――――――――
               →それが、『百目鬼 小百合』の特別な才能。

312『音仙』:2020/01/13(月) 23:18:48
特殊警棒を持つスタンド。
警棒の先端で物体上に光る線を引くことが出来、
この線に触れた物体を線のどちらかの端まで移動させる。

『ライトパス』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。射程は『2m』でダメージフィードバックを有する。
2.手に『特殊警棒』を持つ。スピードAで伸縮可能。
3.特殊警棒は柄も含め、最短時20cm、最長時55cm。鍔は無いタイプ。
4.特殊警棒の質感は鉄製に近い。『破壊力A』の一撃にも耐える強度を有する。
5.特殊警棒にダメージフィードバックなどはなく、仮に破損した場合『一晩』眠れば元に戻る。
6.特殊警棒を手放す事は出来ないが、持ち変えることくらいはできる。
7.何らかの理由で特殊警棒を手放すと、棒だけ解除される。『一呼吸』程待てば、手の中に再発現出来る。

【正道】
1.警棒の先端で物体に触れると、そこに赤色の光を発する線を引くことが出来る。
2.この光る線は一般人にも視認する事が可能。暗闇でも目立ち、密かに引いておくのは困難。
3.空間に線を描いたりは出来ない。また、液体など線が持続しないところにも描けない。
4.線の長さは『2m』までで、能力の射程はスタンドから『10m』。
  持続時間は『2分』で、『2本』まで引いておくことが出来る。いつでも解除は可能。
5.線にしっかりと触れている物体を、スピードAで線の『どちらかの端』まで動かす事が出来る。
  重さは『その時点で破壊力Cで動く』必要があるが、そうでさえあれば制限はない。
6.この移動それ自体は破壊力を持たず、移動する物体を遮るものがあればそこで止まってしまう。
7.移動している物体の破壊力が喪失するわけではないので、その物体自らが遮るものを排除する事は出来る。
8.本体やこのスタンド自身を移動させる事は出来ない。他の人間については、移動させることが出来る。
  ただし移動には破壊力(=強制力)が無い関係で、2mをスAで動く間に反応し、即座に動けるなら逃れ得る。
9.一度移動に使用した線は消失する。繰り返して使用する事は出来ない。

【拘束】
×『端の無い線』すなわち『円』を描こうとした場合、線と線が繋がらず、円が成立しない。

313名無しは星を見ていたい:2020/01/21(火) 13:58:08
1.神谷硝子
2.女
3.14
4.子供の頃はさ、ヒーローってホントに信じてて……
でも当たり前だけどそんな都合のいいのなんていなくて。
私、色々あって引きこもりでさ……でもお母さんが社会復帰しろって。
お母さん、もう私の面倒見られないから……
……私が私のヒーローになるしかないよな。
私の心に火をつけて、頑張らないとな。
5.「えっと……ハグ、しないか? 幸せのサインだ」

314『音仙』:2020/01/31(金) 23:58:10
>>313(神谷硝子)

「―――――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 ハグをしながら『聴いた』のは、なかなか無い経験でしたね。エエ。
 誰かを『抱きしめ』……『抱きしめられる』というのは良い事です。
 いえ、その、誰にでも、という訳ではもちろんありませんけど……
 赤子から、エエ、大人になっても『抱擁』にこそ安心を感じる人間はいる。
 スキンシップ、という概念の……私たちの価値観での、一つの究極系でしょうか?」

        キィィ

「だからこそ――――そこに『才能』の拠り所を求めるのも不思議ではない。
 名は『デミリタライズド・ゾーン』 ……そうですね、意味するところは、『休戦地帯』」

              ィィィン ・・・

「地帯とは言いますが、『世界』に働きかけるのではなく、キミが変わる力。
 休戦……対等の均衡によるものか、それとも戦力差による一方的提案か。
 さて……そろそろ、ハグは終わりにしましょう。『幸せ』のきっかけはこの才能か、
 それとも才能が目覚めて変わるキミの世界か……楽しみにさせていただきます……エエ」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

薄墨色の纏うタイプのスタンド。
高い身体能力を有する反面、搦手には欠ける。
その能力も、単体で敵を倒す事には向いていない。

能力は『抱きしめる』ことで『力』を分け与えること。
腕力、速度、精密性と全方位に優れるこのスタンドは、
自らの手によって理不尽な『悪』を阻み打ち倒すだけではなく、
己より弱き者にそれを分け与える事で、対象を悪から守る。
逆に、己より強い存在を抱き締めればその力を奪い取ってしまう。

なお、己より弱い点と強い点を併せ持つ対象に対しては、
どちらを選択するかは任意。ただし奪いながら与える事は不可能。
また、いずれの場合も力の受け渡しを伴う抱擁については、
どれほど強く行おうが肉体へのダメージは一切発生しない。

『デミリタライズド・ゾーン』 Demilitarized Zone
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
                         神谷硝子→己の『特別な才能』を聴き、把握。

315『音仙』:2020/02/01(土) 00:09:01
纏うタイプのスタンド。高いスペックを誇る。
抱き締めた自分より弱い相手にスペックを分け与える。
自分より強い相手を抱きしめた場合は、逆に力を奪い取れる。

『デミリタライズド・ゾーン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。
2.これを纏ってのあらゆる動作は『パス精BBB』相当を発揮出来る。
  動作に限るため、感覚器官などについては普通の人間と同じ。
3.纏った状態での全力の動作は本来より早い疲労を招く(持続D)
  スピードが『A』に達していれば疲労はさらに加速する傾向がある。
4.生物、または生物型のスタンドを『抱きしめる』事で能力を発動する。
5.複数の対象を同時に抱き締めても、能力は一度に一人にしか使えない。
6.能力の射程は『30m』で持続時間は『10分』。超過すると、対象に用いた分は元に戻る。
  それによってスペックがAを超えたり、Eを下回ったりすることは無い。
7.能力の個別の任意解除は対象を視認している時のみ可能で、全解除はいつでも可能。
8.能力発動を伴う抱擁は、対象へのダメージを伴わない。
9.能力対象にしておける限界数は、スペックで『分け与える』『吸収する』合わせて『4つ』まで。
  また、持続力や射程距離、成長性については、少なくとも現段階では能力の対象外である。

【力の均衡】
1.自身より低いスペックを持つ相手に対し、自身の当該スペックを『割り振れる』
2.割り振りの結果として自身と相手が同等、または力関係が逆転するとそれ以上割り振れない。
3.割り振った相手の位置は、常に感知しておくことができる。
4.複数項目で自分より低い相手に対しては、複数スペックを同時に割り振れる。
5.1つのスペックを1段階割り振るごとに『呼吸一回』ほどの時間は必要。

【力の均衡】
1.自分より高いスペックを持つ相手から、そのスペックを吸収する。
2.吸収の結果として相手と自身が同等、または力関係が逆転するとそれ以上は吸収出来ない。
3.力を吸収した相手の位置は、常に感知しておける。
4.複数項目で自分より高い相手でも、複数スペックを同時に吸収は出来ない。
  (分け与えるのに比べて負担が大きい。高所から低所に流し込むより、その逆の方が『大変』)
5.吸収で得た分のスペックを、他者に割り振る事も可能。
6.自身より低いスペックと高いスペックを併せ持つ単一の相手に対し、
  割り振りと吸収を同時に行う事は不可能。抱きしめ直す必要がある。
5.1つのスペックを1段階奪い取るごとに『呼吸一回』ほどの時間は必要。

316名無しは星を見ていたい:2020/02/17(月) 00:48:19
1.十字路 荒野(ジュウジミチ コウヤ)
2.男
3.17歳
4.まったく自慢にならない話をするけど、俺は『優柔不断』だ。
 自分に自信がないというか……『本当にそれでいいのか?』って考えすぎてしまうところがある。

 そんな俺だけど、最近ひとつ決断をした。
 小学校から続けていた『野球』をやめたんだ。結構、悩んだ結果なんだけど。
 少し前に足を折ってね。全治三か月。
 リハビリもして、今じゃ普通に歩けるけど……筋肉は衰えたし、練習量も随分差がついた。
 元々そんなに才能があったわけじゃないし、プロを目指せるほどじゃないんだから、『やめ時』だなって思った。
 寂しいというか、後悔や未練だってあるにはあるけど、仕方ないことだったと思う。遅かれ早かれだしね。

 ……ところが、困ったことがある。
 今まで色々悩みつつも野球に打ち込んできた俺が急に野球をやめちゃったもんだから、なにをしたらいいのかわからない。
 時間を持て余す……ぐらいならいいんだけど、そろそろ『進路』だって真面目に考えなきゃだろ。
 でもなにをやろうとしても、なんとなく乗り切れないというか……『優柔不断』な面が出てきちゃうわけだ。

 ズバッと決断できたらカッコいいんだろうなって思うよ。
 ピッチャーだって『直球勝負』が一番カッコいいもんな。俺はキャッチャーだったし、そういう指示は出せなかったけど。
 ……お姉さんは、どう思う?

317『音仙』:2020/02/27(木) 01:23:43
>>316(十字路 荒野)

「『優柔不断』――――そのお気持ち、私にも分かりますよ、エエ。
 私も物事を決めるのが早い方ではありませんし、未練も多い部類です。
 ですので、『ズバッと決断する』ことが出来る人というのは憧れます」

「……人は自分にないモノに憧れる。『全てを持つ者』でさえ、『持たざる者』に。
 この世界を生きる自分とは、違う自分になりたがる。もちろん全員ではないですけど。
 今、持っているものが、『最善の可能性の結果』と思うことは……なかなか難しいでしょう。
 というより、不可能といえるかもしれませんね。ベターはあったとしても、ベストはない。
 すべての可能性の世界線から、望んで最善手を選べるわけでもないのですから……エエ、キミにも」

     キィィィ――――――z______
                     ン ・.
                         ・

「せいぜい…………『3つ選んで、さらにその3つから選ぶ』程度でしょう。
 名は、『ジャンクション001』……『世界線』に関わる、非常に珍しい才能です。
 たましい。運命。時間。世界。大きな力に干渉する能力は珍しいんですが……殊更ですね」
 
「『世界線を束ねる事で、複数の対象へ同時に干渉する手』……とまあ、起きる現象は珍しくはないのですが。
 可能性の全てを選べるなら、選ばなくていいようで……実際には多くを選ばざるを得ないこの才能。
 キミの『優柔不断』な世界観か、『直球勝負』への一つの回答か、それとも偶然か……意味はお任せしますよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。類稀な神速を持つが、能力とは両立できない。
ヴィジョンには『交差点標識』を思わせる意匠が刻まれている。
その能力は――――『手による干渉』に限り、『世界線を束ねる』事。

例えば――――このスタンドが『殴りたい』相手が手の届く範囲にA〜Cの三人がいるとする。
まずどの人物を殴るかを決め、その上で拳を振るう事になるのだが、それを決める前は、
『対象Aを殴る世界線』と『対象BやCを殴る世界線』の可能性が両立している状態と言える。
そこで『対象Aを殴る』事を選ぶと、『BやCは殴れない』。『世界線』が1つに選ばれたからである。

だがこのスタンドは『対象Aを殴る世界線』を選びながら、『BやCを殴る世界線』も同時に選び取り、束ねる。
束ねられた複数の世界線が重なる事で、このスタンド自体が動いて『対象A』へと行う殴打に合わせて、
視えざる手の形をした『干渉するエネルギー』が発生し、『対象B』や『対象C』に対しても同時に殴打が行われる。

そうしてすべての対象への同時殴打が終わった瞬間、『このスタンド自体がAではなくBやCを殴っていた事に出来る』。
そうすると、このスタンドは『Aを殴り終えた姿勢』から、一切のタイムラグを生じさせず『BやCを殴り終えた姿勢』に変わる。
干渉するエネルギーとこのスタンドの殴打の威力は変わらないため、同時に殴られた側のA・B・Cの被害は特に変わらず、
自他共にこのスタンドが『Aを殴っていたはず』な事を間違いなく覚えているし、また『Aを殴った結果負った傷等』は消えない。
基本的にこのスタンドの姿勢以外の何かが変わるわけではないが、『一度選んだ世界線を後から転換する』事に近い能力である。

『ジャンクション001』Junction 001
破壊力:C スピード:A 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           十字路 荒野(ジュウジミチ コウヤ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

318『音仙』:2020/02/27(木) 01:32:35

このスタンドの『手の動作』によって行う『対象A』への干渉に、
『手の届く範囲にある別の対象BやC』に同じ干渉をしたという『別の世界線』を束ね、
このスタンド自身はAに干渉しながらにして、BやCにも同時に干渉の結果を引き起こす。
この干渉の完了後、『このスタンド自身がBやCに干渉していた事』に『世界線』を『転換』できる。

『ジャンクション001』
破壊力:C スピード:A 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。

【世界線を束ねる】
1.このスタンドの『手』による動作にのみ発動する事の出来る能力。
2.例えば――――何かを殴る時、本体は『何処を殴るか』を決定してから行動する。
  この時、最終的に殴る事に決めたポイントを、『A』とする。 
  そのうえで、『最終的には殴らない事にしたポイントの内最大二つ』を『B』『C』とする。
  Aを殴る=今いる現実は『世界線A』であり、BやCを殴る場合はそれぞれ『世界線B、世界線C』である。
3.この能力詳細では、この例における『殴ること』を含む『手の動作』を、『干渉』と総称する。
4.詳細では主にB・Cの二つの世界線を束ねた場合について触れていくが、勿論『Bのみ』を束ねる事も出来る。
5.この能力は『約5秒に1度』しか使えない。ゆえに『ラッシュの手数を2倍、3倍にする』ことは不可能。
6.この能力を発動した場合、スタンドの干渉は能力が完了するまで中断できない。

【束ねるとどうなる?】
1.このスタンドが対象『A』に干渉する時、同時に『B』および『C』にも干渉が発生する。
2.AとB・Cへの干渉はすべて共通の動作である必要がある(Aを殴りつつ、Bを押したりは出来ない)
3.AとB・Cへの干渉は、同時に完了する必要がある(時間差で発生する複数の物体は対象にならない)
4.AとB・Cの全てのポイントは、『移動』を必要とせず、今の時点ですぐに手の届く位置になくてはならない。
5.B・Cへの干渉は『ヴィジョン』を伴わない。手の形をした『不可視』の『干渉するエネルギー』だけが発生する。
6.干渉するエネルギーは、『このスタンドがB・Cに干渉する場合の手の動き』に従い発生する。
  不可視であり、また手だけで腕があるわけではないので腕を取って止めたりは出来ないが、ガードや回避は可能。
7.干渉の成否にかかわらず、『干渉するエネルギー』は動作を終えると消失する。
8.世界線を一つ重ねるたびに、干渉が完了するまでこのスタンドの『スピード』は一段階下降する。最低で『C』。
  (複数世界線を同時に処理する影響で『動作が重くなる』ようなイメージ)
9.投擲なども可能だが、重さに露骨な差があるものを含めるなど『完了に時間差が生じる』場合は不可能。
  また当然ながら『A』にボールを指定し、『B』に何もない空間を指定したら、『B』への干渉は空振るのみ。
  (=空ぶらせるようなポイントを対象にして動作した、という『世界線B、C』を束ねる事も出来る)

【世界線転換】
1.AとB・Cへの動作が完了した後、このスタンドの姿勢を『Aへの干渉完了後』の状態から、
  一切の予備動作や時間を要さず『B・Cへの干渉完了後の姿勢』に切り替える事が可能である。
  つまり、このスタンドの姿勢のみが、『世界線A』から『世界線B』の状態に切り替わる。
2.それ以外の何かが変わったりはしないが、例外的にこれによりヴィジョンが何かに重なると、
  重なった物は強制的にはじき出される。このはじき出す勢いは破壊力・スピード共にC相当。
3.このスタンドはAに干渉していた、という周囲および自分自身の記憶・認識が改変されたりはしない。
4.このスタンドがAに干渉した結果負った傷なども消えない。だが、姿勢はどんな状態からでも変わる。
5.例えばAへの殴打が受け止められて手を掴まれたり、倒されたりしても、
  別の箇所(BやC)を殴った世界線B、Cに転換すれば、即座に掴みや転倒から脱する事が出来る。

319名無しは星を見ていたい:2020/04/21(火) 02:56:58
C.樋口兎丸
D.女
E.20代
F.聞こえる? このチェーンソーの駆動音。これでバッサリ、ってワケ
G.私はなにも持ってない。気付いたらこれだけが私の荷物。
周りには色々いい物があるのに、なんでかな。
A.ねぇ、お姉さん綺麗だね。
……なんとなく、そう思っただけ。

320『音仙』:2020/04/27(月) 01:25:40
>>319(樋口兎丸)

「エエ――――『聴こえました』よ、キミの『チェーンソー・ロマンス』。
 その音色……耳を澄ませるまでもない、響き渡る『駆動音』……
 なかなか珍しいほどに『シンプル』な才能です……『何かを得る』才能ではなく、
 得たもの全てを『刃』に変える。……『自分自身』さえも。とても『興味深い』」

「いえ、『スタンド』マニアというワケでは無いんですけどね……
 こんなことをしている身分ですから、いろいろな『才能』を聴くでしょう?
 そうすると……『聴き慣れない』ものを聴いた時、嬉しくなってしまうんです。
 エエ、珍しいんです本当に……『ヴィジョンの無い』スタンドというのはね」

                 ギィ
                    …

「しかし……綺麗、ですか? その、私はそういうのでは……いえ、
 まあ、嫌という訳ではありません。ハイ……美容に無関心ではないですしね。
 ただ、そう……あまり、そういった褒められ方は、しませんもので……
 これもまた……『聴き慣れない』ものですかね、あまり自慢する事でもないですが……」

「まあ……褒められて気をよくした、訳では無いですが、此処はいつでも開いております。
 いえ、私がいるときはいつでも……出かける事も、たまにはありますので……ネ。
 力に悩んだなら、また、いつでも……エエ、気をよくしたわけではなく、全員に言っている事ですよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

実体のない、『チェーンソーの駆動音』のスタンド。
発現と同時に『鳴り響き始める』――――音だけが。
本体の手に持ったもの全てが『チェーンソー』に変わる能力。

チェーンソーへの変化は『形状』の変化を伴わず、
持った物の『表面』に『見えないソーチェーン』が発生する。
形状などは無関係で、例えば『ボール』『紐』などにも適応でき、
また、本来のチェーンソーで言うところの『本体』部分は存在しない。
強いて言えば『本体自身』がそれであり、『エンジン』の役目も己の精神力で果たす。

なお、『自分自身』を掴めば自身を『チェーンソー』にも出来る。
生物には自分自身にのみ可能で、現状では『掴んだ部位』のみに適応される。
例えば腕の付け根を掴めば、その腕全体はチェーンソーになるが他の部位はならない。

『チェーンソー・ロマンス』Chainsaw Romance
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:E 精密動作性:― 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      →それが、『樋口兎丸』の特別な才能。

321『音仙』:2020/04/27(月) 01:33:04

手で持った物は、なんでも『チェーンソー』になる。

『チェーンソー・ロマンス』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:― 成長性:C

【基本情報】
1.『ヴィジョンの無い』スタンド。本体自身がスタンド能力を帯びる。
2.発現のオンオフは通常のスタンドと同じく、意思によって行う。
3.発現中は『チェーンソーの駆動音』が常に響く。
4.発現中に『手で持っているもの』に、以下の能力が発生する。
5.本体自身に身体能力の向上などは無いが、『スタンドに触れる』事が出来る。
6.なお『触れる』ではなく『持つ』が条件。
  指を触れさせるだけでなく、『手で掴み、持つ』必要がある。
7.発現による体力消耗は激しい。走る程度に披露していくため、不要な間は解除すべき。

【チェーンソー化】
1.持っている物体の表面に沿い、『不可視』の『ソーチェーン』が現れる。
2.表面でさえあればどのような形状でも無関係に表れる。
  『球体』などでも、球の全面積が『触れると斬れる』ようになる。
3.本体が持つために触れている部分のみは『チェーンソー化』していない。『持ち手』扱い。
4.また、空気に露出していない『内部』も同じ。チェーンソーで言えば『ガイドバー』扱い。
5.ソーチェーンは『破壊力・スピード』ともに『B』相当で駆動する。
6.ソーチェーンはスタンドに干渉できる。チェーンソー化した物体自体も、『実体化スタンド物質』となる。
7.ソーチェーンは、物体の変形などに合わせて常に表面に沿い続ける。
8.チェーンソー化できる物体の重量は、『本体が持ち上げられる』程度まで。
  また、最大サイズは『一辺2mの立方体』程度まで。
  持っているものには端までしっかりとチェーンソー化が行き渡る。
9.手で持てる限りはいくつでも同時にチェーンソー化できるが、手放せば即座に影響はなくなる。

【生物のチェーンソー化】
1.現状では、本体のみを対象とする。
2.他人のスタンドも不可能。ただし『ダメージフィードバックが無い』スタンドは可能。
3.部位を掴むと、その部位のみが上述のようにチェーンソー化する。
4.腕の場合は手首を掴めば手首より先のみ、付け根を掴めば腕全体……などある程度調整可能。
5.チェーンソー化している部位の運動や、内部の働きなどに悪影響は無い。
6.チェーンソー化している部位の動作スペックも、特に変動はない。

322名無しは星を見ていたい:2020/05/11(月) 21:30:21
1.名前 氷山 あきは(ひやま あきは)
2.性別 女子
3.年代 15歳
4.心の声 皆からはジジくさいって笑われるんですけど、私時代劇が大好きなんですよ
人情モノの泣ける展開とかかっこいい殺陣シーンも好きなんですけど
やっぱり一番好きなのはクライマックスですぱっと解決しちゃうところですねー
ドラマ好きな友達からは単純で奥行きがないとか、古くさいとか言われちゃうんですけど
『快刀乱麻を断つ』って感じで後味がいいラストって爽快で素敵ですよねー

もちろん、お侍さんのキリッとした表情も大好きですけどね!

323<削除>:<削除>
<削除>

324『音仙』:2020/05/17(日) 01:45:39
>>322(氷山 あきは)

「――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 時代劇には、私はあまり明るくないのですが……根強いジャンルですよね。
 イエ、見ないワケではないんですよ。語れるほどでは、ないというだけで」

「とりあえず……語れることを語りますが、キミの『才能』はまさしく、
 時代劇の影響を強く受けたもの……それも『時代劇の如く生きる』でなく、
 『時代劇の展開や、登場人物を視る』のを好むキミらしい才能と言えるでしょう」

           きぃぃぃぃぃ_______
                         z
                           ――――― ・・・

「もっとも、『キミの理想そのもの』であるとは言いませんよ。
 人の『心』……その奏でる音はなにより複雑で奥ゆかしい音楽。
 『彼』の意味するものも、『聴いた』心だけでは計り知れません」

   「さあさ、お立合い。ゆっくりとお聴きになって。
     『大捕り物』を率いる親分、その名は――――――『エド・サンズ』」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

男性的、かつ『和風』な人型のスタンド。
半自立で、どことなく『時代劇』を思わせる性格。
勧善懲悪を掲げ、峻厳だが情深さを秘める。
少女である本体以上に成熟した部分もあり、
本体にはどこか子分――『妹分』に対するように接する。

江戸期に実在した『捕具』を発現する能力。
ただし『銃器』については一律で発現不可。
発現した捕具と高い破壊力を武器とするが、
このスタンドには、もう一つの『特色』がある。

彼が『大捕物』とも呼ぶそれは、味方への『捕具』の『配備』。
彼自身の手ではなく、射程内にいる人間の手に直接発現される。
それは実質的に『その人間がスタンドを発現したようなもの』であり、
対象は捕具の発現中、スタンドの視認や、スタンド会話が可能になる。

ただし、半自立した彼の意志により、『悪党』には捕具は渡せない。

『エド・サンズ』Edo Sanz
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
           氷山 あきは→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

325『音仙』:2020/05/17(日) 01:48:22

江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.半自立型。後述の能力制限を除けば『操作』は自由に行える。
3.性格は勧善懲悪を重んじ、真面目で峻厳。一方で情深く、本体を『妹分』のように見る。
4.本体があまりに悪辣・非道な操作を行う場合でも、現時点では操作を受け付ける。

【捕具】
1.『江戸時代』までに『実在』した、『捕具』『捕物道具』と呼ばれる道具を手に発現出来る。
2.火薬を用いる『銃』の類は、捕具に含まれていても発現出来ない。『投擲』で扱う物や『弓』は可能。
3.捕具の射程距離は『15m』。発現速度はだいたい『4秒に1つ』ほど。持続時間の限界は特に存在しない。
4.捕具は任意解除が可能。触れる必要は無いが、視界に収めておく必要はある。
5.同時発現可能数は『5つ』まで。破壊されたり射程外になった物は、即座に解除される。
6.捕具の位置を把握できるような効果は無い。

【大捕物】
1.スタンドから半径15m圏内、かつ視界内の『人間』に限り、その手に直接『捕具』を発現させられる。
2.これを行うには、対象の『手が空いている』必要がある。何かを持った手には発現させられない。
3.この発現には相手の許可は不要だが、『持つ気が無い』なら発現と同時に手から地に落ちるだろう。
4.この方法で手に捕具を発現させた人間は、『スタンド使い』のようにスタンドを視認したり、スタンド会話が可能。
5.捕具の射程はあくまでこのスタンド側が中心であり、対象がスタンドから15m以上離れれば解除される。
6.この方法で発現した捕具も任意解除可能。解除されると、対象は元通りスタンドを知覚できなくなる。
7.このスタンドが『犯罪行為』を目撃し、擁護する余地も無い(GMが判定)者は対象に出来ない。
8.この方法での発現に限り、『1度に複数個』の捕具を発現出来る。ただし、『1人につき1つずつ』。

326名無しは星を見ていたい:2020/05/18(月) 19:34:16
『名前』天羽 寿美(アモウスミ)
『性別』女
『年代』16歳
『心の声』
 『スタンド』という概念が『精神性』?『タマシイ』?が発露した『超能力』だというのならば、
 アニメや漫画みたいな激動の人生を送っている人達に目覚めるのは、まぁ分かるじゃないですか。

 私みたいな何処にでも居るただの『女子高生』が『スタンド使い』だって方が驚くと思うんですって。
 『スタンド使い』って人達が何人いるのか知りませんけれど、
 私は両親も友達も大好きですし、
 今の平凡な私のままフツーにスタンドを得たいんですよ。
 そりゃあ『スタンド使い』になって戦いたーい、なんて考えたりもするけれど…
 まずは『スタンド』に目覚めないと始まらないじゃないですか。
 何を為すとか、何を失うとかはその後。

 んー、つまり『とりあえずスタンドが欲しい』です。
 スッゴ〜いヌルぅ〜い考えだろうし、
 ひょっとして…これじゃあ『スタンド使い』になるのは厳しい感じですかね?

327『音仙』:2020/05/20(水) 03:32:39
>>183(天羽 寿美)

「はい、聴き終わりました…………エエ、キミはごく普通、平凡です。
 そして、『どこにでもいる普通の人間』にもスタンド使いはいます。
 ……もちろん『個性派』のスタンド使いも、たくさんいますけどね
 みんな違うから、面白い……私がね。『聴きがい』があるので」
 
「キミと同性、同い年、同学年。そこまで絞り込んでもまさに千差万別……
 不思議の音……機械的な音、フツーの音……あるいは、他にも、いくつも。
 『どこにでもいるキミ』……しかし『ここに来る事を選べたキミ』も、
 その中の一つとなるわけです……さあ、『お聴きください』」

             キィーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

 
「その名は、『ベイカント・ロット』……
 動作こそ平凡ですが……射程と『非凡な移動手段』を特色とします」

「さて……キミはこれで、どんな音を私に聞かせてくれるでしょう?
 『手に入れた後どうするか』…………ぜひ、私に聴かせて下さい。
 朱に交われば赤くなる。キミの音も、非凡に染まるか……それとも」

―――――――――――――――――――――――――――
  
かなり小柄で、機械的な人型のスタンド。
背に備わった小さな羽型のパーツが示すように、
最高で『5m』程の『浮遊移動』を可能とする。
パワーには劣るが、長射程と能力で敵を翻弄する。

その能力は『無生物』に触れることで発動され、
対象に『引き出し収納』を作成する事が出来る。
引き出しの大きさはそれなりに幅広く調整が効き、
また奥行きについては無生物のサイズを無視し、
薄い壁に奥行き『1m』ほどの引き出しを作る事も可能。
これによって無生物の『機能』が失われる事はないが、
内部が大きく『空洞化』するため、概ね『軽くなる』。

そしてこのスタンドが引き出しの中に入る事で、
他の場所に作った引き出し内へと転移する事が出来る。
その際には、手に持った物のみ一緒に転移する。

『ベイカント・ロット』The Vacant Lot
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(50m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――
      天羽 寿美→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

328『音仙』:2020/05/20(水) 03:33:23
>>327の供与先は>>326

329『音仙』:2020/05/20(水) 06:13:18

5mまで浮遊して移動でき、手で触れた物に任意のサイズの『引き出し収納』を作る。
作った引き出しに入ることで、別の位置に作った引き出しの中へ『転移』できる。

『ベイカント・ロット』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(50m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。かなり小さく、だいたい身長『70cm』ほど。
2.ダメージフィードバックと、視聴覚リンクを有する。
3.小さいが、耐久性などは一般的なスタンドに等しい。
4.このスタンドは、常に『浮遊移動』が出来る。高度は『5m』まで。
5.背に小さな羽型のパーツがあり、破壊されると浮遊不可能になる。
  人体で言えば、『骨にヒビ』くらいのダメージで破壊される。
6.羽型パーツにダメージフィードバックは存在せず、動かせもしない。

【引き出しの作成】
1.スタンドの手で触れた無生物に、『引き出し収納』を作る事ができる。
  液体などの不定形物、『5cm未満』の厚みしかない物は対象外。
2.『床』『天井』など、『上下に引く』事になる場所に作ることは出来ない。
  既に作成した引き出しも、何らかの理由でそのような状態になると『解除』される。
3.作れる最小サイズは、高さ・幅・奥行き全てにおいて『5cm』ほど。
  最大は高さは『50cm』、幅・奥行き『100cm』ほど。
(★発現時は具体的な数字ではなく『何が入る程度』と表して構わない)
4.引き出しの高さと幅は、対象のサイズ『未満』である必要がある。
5.奥行きについては、対象の厚みでは明らかに収まりきらないサイズでも可能。
(★各辺10cmの立方体に触れて『引き出し』を作るとしたら、
  幅と高さは『10cm未満』に限られるが奥行きは『100cm』まで持たせられる)
6.能力射程は『スタンドから30m』。持続時間は『30分』。
7.同時作成可能数は、『6つ』。それを超えて発現すると、最も古い物が一つ解除される。
8.一つの無生物に対して複数の引き出し収納を作ることは、スペースが許すなら『可能』。
9.『引き出しの中に引き出しを作る』ことは『不可能』
  複数の引き出しが内部で干渉し合ってしまうような形も『不可能』。

【引き出しの性質】
1.引き出しは、物体の『触れた部分』を起点として作られる。
  触れた部分には『取っ手』が付く。引き出すと『開く』。押せば『閉まる』。
2.最初に開いた時点では、引き出し収納の中は何も入っていない。『空洞』。
3.引き出しの底板や側板、天板など内側は白く、プラスチック系の質感。
  外側から見た時の見た目は、取っ手がある以外元々とほぼ変わらない。
4.どれだけ大きな引き出しを作っても、物体の持つ機能は保たれる。
  ただし元々の内部構造が『空洞』になった分の『質量』に関しては損なわれる。
5.引き出しの開け閉め自体で対象が傷付くことはない。
  勢いよく引きすぎて外れたりもしない。破壊力Aでも外れない。
6.引き出しは『内側』からの干渉に対して極めて強固。破壊力Aでも内からは破壊困難。
  これによって、入れたものの重さで底が抜ける事はまず無い。
7.引き出しが閉じていれば光はほぼ遮られるが、音は遮られない。
8.構造上、外から引くのは勿論だが中から押しても開く。
  『監禁』には工夫が必要だが、このスタンドが出入りするには便利。

【引き出しの解除】
1.引き出しとしての機能を果たせないほど破壊されると解除される。
2.任意解除は、スタンドか本体が視界に収めている場合のみ可能。
3.解除時、引き出しの中にあったものは排出され、パスDCで付近に散らばる。
4.散らばるスペースが全くなければ、解除に巻き込まれて消失してしまう。
  そうなったものがどこに行ってしまったのかは、本体にさえ分からない。

【転移】
1.このスタンドが引き出しに入る事で、他の引き出しの中に転移できる。
2.当然、転移先もこのスタンドが入れるサイズである必要はある。
3.転移元と転移先の引き出しは、どちらも『閉じている』必要がある。
4.転移は一瞬で行われるため、途中で引き出しが開くという可能性は『無い』。 
5.このスタンドが作ったものでない既製の引き出しは、能力に無関係。
6.転移時、スタンドが手で持ち上げているものは一緒に転移させられる。
7.一度転移すると、『5秒』ほど次の転移までにインターバルが必要。

330名無しは星を見ていたい:2020/05/20(水) 12:33:38
F.自分の能力についての、声。
私、石についてはうるさい方なんです。
単純に好きというのとは少し違いますけど。
私にとっては命の次に大事なものですし、何より生活必需品でもありますから。
これが、何年か前に見つけた私のお気に入りの石です。
ここの曲線といい、こっちの角ばった所といい、実に見事なバランスだと思いませんか?
見れば見るほどウットリします。
もちろん、ただ形が美しいだけじゃありません。
とっても使いやすいんですよ。
この実用的に洗練された機能美が……。
ええと、なんでしたっけ。
そうそう、能力の話ですね。
主に、生活するのに役立ってます。
これからも毎日穏やかに生きていけたらいいなあと思っています。

G.自分の人生についての、声。
お気付きと思いますが、私、ここの出身ではないです。
生まれてからずっと北の方にいたので。
特に不満もなく暮らしていたんですが、ある日、眠っている間に流されてしまって。
気付いたら、この町の海辺まで来てしまいました。
最初は戸惑いましたけど、慣れると居心地のいい場所ですね。
お気に入りの石もなくしませんでしたし。
これがなくなると、食事も喉を通らなくなりますから。

A.その他(何かあれば)
野生のラッコ。
寝ている間に星見町の海辺に流れ着き、意外に住みやすかったので定住した。
石の鑑賞・収集が趣味。

C.名前:ラッコ(名前はまだない)
D.性別:オス
E.年代:成獣

331『音仙』:2020/05/25(月) 02:05:59
>>330(ラッコ)

「キミは……カワウソ? まあ、犬や鳥のスタンド使いもいるんですし、
 カワウソのスタンド使いがいても、おかしくはないでしょう。
 …………? ……いえ、まあ、私は動物に明るくもないですから。
 では……聴かせていただきましょうか、席に座ってもらえます?
 私の言葉が通じているかは……かなり、怪しいと思いますが……」

        キィ ィ ィ ィ 

「え………………………………………………ラッコ?」

             ィ ィ ィ ィ    ン

「ラッコ……ラッコ。……野生のラッコでしたか、これは失礼……えっ。
 ああ……なるほど、『そういうスタンド』の使い手なのですね、この子は」

「あ、エエ、はい、分かりました。ラッコですね……カワウソではなく。
 はい……ラッコの方が、私も、幾分か可愛らしいとは思います。 
 エエ……あ、ラッコさんが行ってしまいますよ、着いて……あ、はい、
 言われるまでもありませんね、エエ……ええ、もう間違えませんので。
 ああ……そうですか、エエ、また是非いらして下さい、『ハッピー・スタッフ』さん」

           ギィィ …… バタン。

「……どうしましょうか、今からでも水族館に連絡すべきですかね?
 まあ、あの能力が着いていれば、生きていくには困らないでしょうが……
 その、第一発見者ですし、後で何かトラブルになったらと思うと、ネ。
 …………ああ、エエ。それはそうですね。どうせなら、触っておけば良かった」

―――――――――――――――――――――――――――

『ミニボート』のような船のスタンド。
本体が陸上にいると、浮遊して動く。
この船の上には、『人型の存在』が一人乗っている。
『彼』は手に『銛』を持っており、自立した意思を持つ。

『彼』はラッコ愛好家で、ラッコの話ばかりする。
船に備わったラジオで世間の情報を集めており、
ある程度なら世間話にも興じてくれる事もある。
一切の操作が出来ない完全自動操縦型で、
普段は船で本体の周囲をぐるぐると旋回する。

――――それは、『彼』が『ラッコ』を見るためだ。
彼からラッコが見えない位置に移動することは、
彼自身や船が敵に襲われて逃げる時くらいしかありえない。

そして……本体が『石』で何かを叩いて見せると、
彼は船を止めて付近の水面に銛を突き立てて、
どんな水面からでも『海洋生物の死体』を獲る。
そして本体目掛け、その『死体』を投げてくれる。

もし仮に彼自身やボートが襲われた場合は、好戦性を欠く。
基本的に回避や防御に努め、反撃はやむを得ない場合のみ。

そして意外にも、ラッコが何かに襲われても助けには入らない。
弁えている、という事なのか、自分の身が優先という事なのか、
それについてもし『彼』に聞いても、お茶を濁されてしまうようだ。

『ハッピー・スタッフ』Happy Stuff
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D
※陸での移動速度は『C』

―――――――――――――――――――――――――――
         →『ラッコ』が町中で目撃され始めた・・・

332『音仙』:2020/05/25(月) 02:07:17
『ミニボート』型の船。ラッコを愛好する人型存在が乗る。
本体の周囲を旋回して、ラッコの観察を続けている。
ラッコが石で何かを叩いて音を立てると『餌やり』をはじめる。
つまり水面を銛で突き、海洋生物の死体を獲って、ラッコに投げる。

『ハッピースタッフ』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(20m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D
※陸での移動速度は『C』

【基本情報】
1.ミニボートのような船と、そこに乗る人型のスタンド。
2.このスタンドは完全自動操縦型。出し入れのみ自由。
  人型の方には意思があり、いつもラッコを見ている。
  話しかけられると『ラッコがいかに素晴らしい生き物か』をしきりに語る他、
  世間話に興じることもある。話題の仕入れ先は、ボートに備わった『ラジオ』。
3.スペック(パス精BBB)は船と人型両方で共通。進路上にいると危険。
★★ミッションでは『GM』がこのスタンドを操作すること。
★★場スレなど厳密な判定が無い場では、このPCのPLが操作して良い。
4.船にも人型にもダメージフィードバックは存在しない。
  船が破壊され航行不可能になったり、人型が死ぬと、
  そこから丸『1週間』の間は発現できなくなってしまう。
5.発現中は、船で本体の周辺を障害物を避けつつ動いている(GM操作)
  基本的に、『ラッコとの間に何も障害物が存在しない位置』を取ろうとして動く。
6.水上なら水面を動くが、陸上なら船体がほんの僅かに浮遊して動き回る。
  陸を移動するのが本懐の船ではないため、陸での移動速度は『C』に下降する。
7.ミニボートの全長は『3m』で全幅は『1.2m』ほど。全高は『0.5m』。
8.人型は手に『2.5m』ほどの銛を持っている。これは鉄製に近い質感や強度。
9.人型は、自身や船が攻撃された時に限り防御や回避を行う。
  また銛が届く距離なら反撃もするが、後述する能力は用いず、銛で行う。
  船での体当たりなどは基本的にしないし、下船することは絶対に無い。
  なんらかの理由で下船した場合、船ごと強制解除され『10分』は出てこない。

【餌やり/餌の確保】
1.本体が『石』で何かを叩き、『音を立てる』と、この『餌やり』行動を始める。
2.餌やりは全てに優先される。敵からの攻撃の回避や防御、反撃よりも。
3.まず船を止め、手に持った銛でおもむろに近くの『水面』を突く。
  なお、この刺突で水面が『物理的に傷つく』ことは無い。
4.陸上など水面が存在しない場合は移動して水面を探しはじめ、見つけ次第行う。
  水面が見つからない場合、探し始めてから『30秒』後に探索を中止する。
  最低でも『野球ボール』程度の大きさのある水面以外は、対象外。
5.突いて一呼吸後、銛を水面から抜く。先端に『海洋生物の死体』が刺さっている。
6.淡水だろうが浅い水たまりだろうが、水面さえ突けば『海洋生物の死体』を獲れる。
7.ただし、水面の面積より大きな海洋生物の死体を獲る事はできない。
8.海洋生物の種類は自由だが、『本体が持って食べられる』物・サイズに限る。
9.海洋生物の死体は実体化スタンド物質で、本体の味覚であれば美味しく食べられる。

【餌やり/餌の投擲】
1.獲った後、スタンドは速やかに銛から死体を外し、本体に向けて『投擲』する。
2.この投擲は、本体に命中してもダメージを与えない。
3.本体以外の生物に命中すると、通常通りダメージが発生する。
4.人型は、本体との射線上に何かあってもおかまいなしで死体を投げる。
  (餌を与えたいあまり周りが見えなくなっているようだ) 
5.投擲の勢いや軌道は、『餌やり』開始時に立てる石の音で判断し、調節してくれる。
  調整はパス精BBBの範囲で可能だが、本体の意図が100%伝わるとは限らない。
  特に石の音自体を何かの方法で乱されると、かなりの確率で『調整ミス』される。
  ただし大きな音でかき消す、など単純な手段では調整ミスはあまり起こらない。
★★ありていに言えば、本体は開始時に『どう投げてほしいか』を明記すること。
★★原則的には、GMは明記された内容通りにする事。
★★不可能な場合、明記がない場合、音が乱された場合は好きに投げてよい。
6.死体を本体がキャッチするなり、何かに当たるなり、地面に落ちるなり、
  投擲によって生まれた勢いが消えた瞬間に、一連の餌やり行動は終了する。
7.終了した『一呼吸』後から、再び『餌やり』を行わせることが可能。
8.餌を食べ終えずに再び餌やりが開始されると、まだ食べていない餌は消える。

333名無しは星を見ていたい:2020/06/06(土) 13:39:37
1.名前:神藤 莉多(シンドウ リタ)
2.性別:女
3.年代:16歳
4.心の声

これまで毎年誕生日は家族と外食と決まっていたのに、
今年は、今日はナシだっておばあちゃんに言われて初めてショックを受けた。

高校の入学式が無くなった事だってなんとなく受け入れていたし、
中学の卒業式が無くなった事もそんなものかなって思っていたけど、
今日になってようやく全部の実感が追い付いてきたんだと、思う。

きっと私は16歳にもなれていなくて、高校生にもなれていなくて、
私に卒業式は二度と無いんだ。

そう思ったらたまらなく悔しくなって、だけど誰を責めることもできなくて、
これまでだって、いろんな理由で同じような思いをした人たちがたくさんいたはずなのに、
そんなこと考えもしてこなかった自分がどうしようもなく恥ずかしくなって。

誰にも言いたくないことを、誰かに聴いてほしいって、それだけだったんだよ。

334『音仙』:2020/06/11(木) 00:03:55
>>333(神藤 莉多)

「はい―――――――――聴き終わりました、ありがとう。
 『記念日』『祝祭日』は、人生を彩り……あるいは区切る大切な日。
 それを喪う事の重み……『共感』ではありませんが、『理解』は出来ます。
 私もそういうことがあったから…………それでもこうして大人になった。
 でも、『そういう事じゃあない』……答えはキミの中にしかないのかもしれない。
 そんな、落し所の見えない話……私のような聞き耳でよければ、お好きにお使い下さい」

            「……とはいえ」

     キィィィィ
         ―――――――
                  ン

「キミはここを訪れ…………新たな『区切り』を得る事は出来たようです。
 『ミザリー・フィースト・デイ』……『祝いの花』を飾る『特別な才能』。
 慰めになるものかは分かりませんが……今日はキミの、ある意味で第二の『誕生日』」

               「どうか、『祝わせてください』…………」

――――――――――――――――――――――――――――――――

礼服を着たような姿の人型のスタンド。
『胡蝶蘭ブーケ』を象った異形の頭部を有する。

能力は――――『祝花』で飾ること。
花束(ブーケ)やフラワースタンド(スタンド花)の形で、
祝いの場には欠かせない『花』を手から作りだす。

これらの花に生物が触れると、花が生物の体表へ『繁茂』。
花に触れた部位は、即座にその花に埋め尽くされてしまう。
放っておくぶんにはその部位以上に広がることは無いのだが、
その体に生えた花もスタンドが作り出した花と同じ効果を持ち、
うかつに他の部位に触ってしまえば、そこに伝播してしまう。

これにより全ての部位を覆うと花は対象の意識を奪い、
その生物を象った草花の塊、『トピアリー』のように変化させてしまう。
唯一の例外として、本体のみは意識を喪失せずトピアリーになれる。

『ミザリー・フィースト・デイ』Misery Feast Day
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――
                 神藤 莉多→己の『特別な才能』を聴き、把握。

335『音仙』:2020/06/11(木) 00:18:20
手からブーケを、触れた所にフラワースタンドを作りだす。
その花に生物が触れると触れた部位が花で覆われてしまい、
全部位が花で覆われた生物は『草花の像(トピアリー)』と化す。

『ミザリー・フィースト・デイ』Misery Feast Day
破壊力:C スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.手から『祝花』を作り出す能力を持つ。
3.能力射程はスタンドから『30m』で持続時間は『3時間』。超過で強制解除。
  これらは祝花に限らず、後述する繁茂後の花や、その影響も含む。
4.同時に作り出しておける『祝花』は、『6つ』まで。一度の作成では1つずつ。
  連続での発現には、だいたい『3秒』ほどの間を置く必要がある。
5.祝花や後述する『繁茂』後の花、『トピアリー化した者』の位置が分かる。
6.祝花は視認していれば任意解除可能。解除時、それが起こした『繁茂』も解除される。
7.繁茂した花やトピアリー化だけを任意解除する、ということは出来ない。祝花単位で解除する。
8.6つの祝花を出していると、新しく出すことは出来ない。1つでも解除してから出す必要がある。

【祝花】
1.後述の『繁茂』した花含め、全て実体化したスタンド物質である。
2.フラワースタンド・スタンド花(花輪)と、ブーケ(花束)の二種類の形で発現可能。 
  それ以外(コサージュ、フラワーボックスなど)の形で発現することは出来ない。
3.花は質感こそ本物の植物風だが、花そのものに毒性などは付与できない。
4.デザインは『実在する範囲』で自由に決めても良い。
5.フラワースタンドは、設置点に触れてから一呼吸ほどで設置される。
  発現の際に物を押し除けるような力はないため、相応のスペースは必要となる。
6.設置の際、床に『固定』はされない。持ち上げたり、運んだり、投げたりする事も可能。
7.ブーケは、念じることで瞬間的(一呼吸以内)にスタンドの手に発現出来る。
8.どちらも重さは『破壊力C』で持ち上げられる範囲、サイズは人間大までに限る。
9.祝花は、形を保てなくなるほど破壊された場合には即座に解除される。

【花の繁茂】
1.『祝花の花の部分』や『繁茂した花』に生物が触れると、触れた部位の表面がその『花』に覆い尽くされる。
  生物のみが対象で、スタンドは対象外である。部位とは、四肢それぞれ、胴、頭の『6つ』として考える。
2.服越し、靴越しであっても接触したとみなされる。手に持った棒など、道具越しならば問題はない。
3.部位を覆い尽くした花は、引っこ抜こうが破壊しようが、一呼吸ほどで再生する。
  もし服を脱ぎ捨てたとしても、今度は皮膚の上に咲き始めるため、あまり意味がない。
4.唯一、部位を覆う全ての花を同時(一呼吸ほどの間に)破壊すればその部位の分は解除される。
5.部位に触れた『祝花』が解除されると、それによって繁茂した花も解除される。
6.全部位を覆わない限り、繁茂した花自体が何か悪影響を及ぼす事はない。
7.花がある事そのものが悪影響となる、という事はある。手指なら指紋を使えない、顔なら視界を塞がれるなど。
  ただし、視界に関しては『花の隙間』から覗けはする(花同士の隙間はゼロではない)ため、完全には塞げない。
8.繁茂した花はその生物とは『無関係』な物質。よって何らかの『触れて発動する能力』などが
  部位を覆う花に触れても、花までにしか能力が適応されず、生物には届かない。一種の防護になる。
  (例:触れたものを壊す能力を持つスタンドが『花』で覆われた部位に触れても、『花』が破壊されるだけで肉体には届かない)
9.全部位を覆われた時、その生物は意識を喪失する。直後、その生物の姿を象った『花の塊』――――『トピアリー』と化す。

【トピアリー】
1.トピアリー化している間、対象の意識は戻らない。耐久性などは『植物の塊』相応。
2.トピアリー化についても、対応する花が解除されると元に戻る。
3.トピアリー化している状態で受けた破壊は、解除時に生物に反映される。   
4.変化する前に受けていた負傷などは、変化している間は治癒もしないが、悪化もしない。
5.本体のみ意識を保ったままトピアリー化する事が可能で、スタンドも維持・操作出来る。
6.本体が変化したトピアリーも、このスタンドで移動させる、つまり運搬や吹き飛ばしたりは出来ない。

336名無しは星を見ていたい:2020/06/11(木) 22:17:24
1.瀬野満男(せのみつお)
2.男
3.30歳
4.モテたい
5.自分で言うのもなんだけど、俺はシンプルな男なんだ、でもいい加減なワケじゃないぞ。ヤるときはヤる男だ。
100の言葉を語るより、一つの行動が世界を動かしていくんだ、良くも悪くもな。

337『音仙』:2020/06/13(土) 01:57:10
>>336(瀬野満男)

「はい、聴き終わりました―――――ありがとうございます。
 『モテたい』……ああ。とても、普遍的な『心の声』ですね。
 そうでありながら『特別な才能』を眠らせてもいたのは、
 やはり『珍しい性格』イコール『スタンドの素養』ではないのでしょうか」

「あるいは――――『頭抜けた意志の強さ』が、あるのかもしれません」

          キィィィーーーーーー ・・・

「『フォーリング・マニック』……足場を『吊り橋』に変える能力です。
 吊り橋効果を狙うには、少し物騒すぎるかもしれませんケド……
 スタンドを得て、キミの『行動』は更に幅広くなる。……どうか、実を結びますように」

―――――――――――――――――――――――――――――

男性的な体格を持つ、人型のスタンド。
黒いハートマークが両肘に存在する。
精度に劣るが、パワーとスピードに長ける。

殴った地面に木製の黒い『円柱』を作り出す能力。
それによって立てた『四つの柱』の間の『足場』を、
今にも落ちそうな『吊り橋』に変えてしまう。

橋に穴が開いたりして、仮に橋の下に落ちたら、
『何も無い空間』を落ち続け、事実上死ぬも同じ。
ただし二階以上の床を吊り橋化した場合など、
『そこから落ちた下に、また足場がある』場合は、
仮に落ちても、単にその『下の足場』に落下するだけで終わる。

『フォーリング・マニック』Falling Manic
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(2m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――
瀬野満男(せのみつお)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

338『音仙』:2020/06/13(土) 02:10:55

殴った地面から柱を生やす。
柱4本で囲まれた足場は、壊れやすい『吊り橋』になる。

『フォーリング・マニック』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:D 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.殴った地面から、パスBBの勢いで垂直に伸びる『柱』を生やす。
  厳密には殴った瞬間ではなく、スタンドの拳が殴ったところから離れた瞬間に生えてくる。
3.生やしておける柱は『6本』まで。射程はスタンドから『10m』で持続時間は『10分』
4.柱は実体化したスタンド物質。破壊力Cの全力連打や、破壊力Bの1〜2撃で破壊できる。
5.太さは一般的な『ジュースの缶』ほど。長さは『1.5m』になる。
6.スタンドが手で触れる事で、柱は一本ずつ任意解除出来る。
7.全ての柱を同時に解除するなら、意思一つで出来る。
8.柱は『破壊力B』なら引き抜けるが、引き抜いたり壊れたりすると解除される。

【吊り橋】
1.柱4本が『矩形』(=正方形か長方形のこと)に配置されていると作成可能。
  なお、数センチ単位での誤差であれば、このスタンドは問題なく矩形と認定できる。
2.柱4本に囲まれた空間の『足場』のみが、即座に『吊り橋化』する。
  
   ●地地地地地地地地●    ●橋橋橋橋橋橋橋●
   地地地地地地地地地地  → 地橋橋橋橋橋橋橋地
   地地地地地地地地地地  → 地橋橋橋橋橋橋橋地
   ●地地地地地地地地●    ●橋橋橋橋橋橋橋●
 
地:足場。材質などは関係なく吊り橋に出来る。柱で囲まれた範囲なら、『足場の無いところ』にも吊り橋は発生する。
●:生やした柱。柱が生えている部分については吊り橋化していない。
橋:・吊り橋化部分。『奥行30cmほどの木の板』を繋げた構造の橋桁。板と板の間に『紙なら通る』くらいの隙間がある。
  ・『木の板』は『破壊力B』あれば1枚ずつ剥がせる。剥がした場合、その部分は『穴』になる。
  ・剥がした分の木の板はその瞬間に解除される。その他、破片などが出ても、それも解除される。
  ・橋桁は見るからにボロい。『100kg』以上の重量は支えられず、それくらいの重さが乗ったら『穴が開く』。
  ・ただし、『元から乗っている重量』はカウントされない。一度持ち上げてから乗せ直す、とカウントされる。
  ・『破壊力Cの全力』なら一撃で破壊され、やはり穴が開いてしまう(=人が上で飛び跳ねたりすると穴が開いて落ちていく)
  ・『1トン』を超える加重や、『破壊力Bの連打』レベルの衝撃が加わると、『穴が開く』に留まらず『橋全体が落ちていく』。
  ・橋全体が落ちる場合、衝撃を受けた部分にまず穴が開き、そこから『スC』で伝播するようにどんどん崩れていく。

3.吊り橋化するのは『足場のみ』。吊り橋なら本来存在すべき『ロープ』は、現時点では無い。
4.吊り橋化は任意解除可能。また柱が破壊や任意による解除で1つでも欠けた場合も、吊り橋化は解除される。
5.吊り橋化を解除すれば足場は完全に『元通り』になる。橋への破壊行為が反映されたりはしない。
6.橋の穴に引っかかっているものなどは、吊り橋を解除すれば足場の上に戻る。完全に落下したものは後述。

【吊り橋の下】
1.吊り橋化した足場の『下』がどうなっているかによって、橋桁の下がどうなっているかは変わる。
2.橋桁の下に落下したものは、下に『別の足場』があるならそこに落ちる。
  しかし下方向5m以上にわたって別の足場が無い場合は、『永遠に落ちつづける』事になる。
3.永遠に落ち続ける場合、能力を解除しても足場の上に戻ってきたりはしない。
4.足場の下にある、人が踏み入る事が想定されない狭いスペースは、『下にある別の足場』と見なさない。
(地中にあるモグラの巣穴、床材の中の僅かな隙間、建物の床の下にある基礎部分など)
  
A:【吊り橋化した足場の『下方向5m』に渡って、『別の足場』が無い場合】
橋桁の下は無限に続く『何もない空間』となり、橋桁に穴が開くなどして落下すると、『永遠に落ち続ける』。
  
B:【吊り橋化した足場の『下方向5m』以内に、『別の足場がある』場合(『建物の二階以上の階の床』など)】
橋桁に穴が開くと、そこからその『別の足場』(2階の床が吊り橋化したなら、1階の床)が見える。落下すれば、その見えている足場に落ちる。

339名無しは星を見ていたい:2020/06/13(土) 17:55:55
1.目片 二斗(めかた にと)
2.女
3.10代
4.頭の中で同じ音楽が繰り返されるって……ありますけど。
わたしの場合は、音楽じゃなくて……あなたには聴こえてるのかな?この、機械の音。工場の音。
いつからか何て意識してないですけど……気付いたらずっと、大きな機械が動いてて……あたしの頭の中で何かを作ってる。
これは異常なの?それとも才能?
そのうち、この心の声すら塗りつぶされそうで、怖いです。

340瀬野満男『フォーリング・マニアック』:2020/06/15(月) 20:17:53
>>337-338
マジで!? いやすまん、不真面目なワケじゃあなかったんだけど、予想外ではあったんだ。
このスタンドでモテモテ間違いなしだぜ!サンキュな!!!スゲー丁寧な説明も助かるぜ

341『音仙』:2020/06/19(金) 00:02:20
>>339(目片 二斗)

「はい――――――聴き終わりましたよ、ありがとう。
 『工場の音』……大きな機械、作られている『何か』。
 それらは厳密に言えば、『キミの頭の中にある』ものではない。
 ですが、妄想という訳でもなく…………『才能の一環』とでも言いましょうか。
 起きること自体は非常にシンプルなのですが、非常に『特殊な才能』です」

          キィィィィ
              イ
                 ――――――――――ン

「――――――『メカロマニア』」

「エエ、キミにも見えたであろう『彼』はそう名乗っていますが……
 それが彼自身の『個人名』なのか、それとも、『工場』……『勤務先』の名なのか?
 工場も含めてのキミの才能なのか、それとも彼個人とのつながりが才能なのか?」

          「彼には、そこを『区別』する気もなさそうです……
           おそらくはキミの元でも、意志を示す事は無いでしょう。
           『意志なき存在』ではないのは、『それ』が示す通りですが、 
           あえて意志を示す必要は無い、と考えているのでしょうかね」

「ともかく……キミは彼を通して『それ』を聴いていた、という事です。 
 ……『謎の多い』才能ですが、『用途』はやはりシンプル。『どうするか』は……ご自由に」

―――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。ロボット風の外見。
作業服を思わせる衣服を着ており、
上下合わせて『6つ』のポケットを有する。

このスタンドの武器は…………『銃』。
各ポケットに一個ずつ仕舞い込んだそれを扱い、
結果的に『人型』と『銃の射程』を両立する。

ただし、この銃は『不良品』。
二度目に引き金を引くと弾が出てこなくなり、
数秒経過や、衝撃があると『爆発』してしまう。
とはいえ彼の着る作業服は加工がなされており、
銃によるダメージは、ある程度だが遮断される。

なお、彼は『製造工場』の『検品担当者』。
本体によってこちらの世界に呼び出される際、
『不良品』としてラインから弾かれた製品を、
秘密裏にポケットに入れ持ち出しているようだ。
つまり自我があるはずだが、今のところ本体の操作で動く。

『メカロマニア』Mechalomania
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

『銃』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(10m)

―――――――――――――――――――――――――――――
         目片 二斗(めかた にと)→己の『特別な才能』と出会う。

342『音仙』:2020/06/19(金) 00:09:13
光弾を撃つ『不良品の銃』を6つ持っている。
一発は普通に撃てるが、二発目を撃とうとすると、
弾が出ずに数秒後または衝撃に反応し炸裂する。

『メカロマニア』
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

『銃(不良品)』
破壊力:B スピード:B 射程距離:B(10m)

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.作業着を上下と、手袋を着用。ヴィジョンの一環なので、脱げたりはしない。
3.上着は4ポケットタイプ。高さは胸の辺りと腹部の辺り。
  ズボンの左右にも1つずつポケットがあるので、計6つポケットがある。
4.各ポケットは、『文庫本』がギリギリ収まるサイズ。
5.ポケットは、容量さえ許すなら自由に物を入れられる。
6.解除した時、後からポケットに入れた通常の物体はその場に落ちる。
7.このスタンドの衣類は後述する『銃』から生じるダメージのみを『遮断』する。
  完全に無効化はしないが、衣類越しには光弾や爆発のダメージをパスCC相応まで軽減する。
8.遮断効果は、ポケットの中など表面以外にも適用される。
9.衣類を身につけていない顔面は、通常通りのダメージがある。

【銃(不良品)】
1.各ポケットに1つずつ、手のひらに収まるサイズの『銃』が入っている。
2.手放す事も可能。銃自体の射程はスタンドから『5m』。再度ポケットに入れ直す事も可能。
  他人に手渡す事は可能だが、このスタンド以外には引き金が引き切れず、撃てない。
3.銃の質感はプラスチック風。破壊力Bの一撃をまともに受けると破壊され、消滅する。
4.引き金を引くと、銃口から『光弾』が放たれる。
5.光弾の形状や威力は通常の拳銃弾(パスBB)並。有効射程10m。推進力を失うか、射程外で消滅する。
6.光弾は暗闇では目立つが、辺りを照らすほどは明るくない。豆電球程。

【爆発】
1.一発撃った銃は、二度目に引き金を引いても弾が出ず、それ以降『爆発』するようになる。
2.『爆発』は二度目に引き金を引いた後、以下のいずれかで発生する。
  ①『約5秒』ほど経つ
  ②パスCC以上の勢いで、何かと衝突する
3.爆発は銃を中心にして『半径50cm』を球形に巻き込む。威力はパスBB相当。
4.爆発に炎熱は伴わない。光と衝撃だけが、範囲に広がる。光の眩しさは『車のヘッドライト』程。
5.爆発した銃は消滅する。破片などは残らない。
6.この爆発を含め、あらゆる理由で消費した銃は、『解除してから2時間』ごとに『1つ』補充される。
 
【工場】
×:非発現時、人型スタンドはそこに勤務しているらしい。銃の製造元でもある。詳細不明。
×:彼はここで『検品担当者』をしており、不良品として弾いた銃を勝手に持ち出しているようだ。
×:他の者には撃てない『銃』が彼には撃てるのも、『検品に必要で、使用許可が出ているから』らしい。
×:つまり彼には意思があるはずなのだが、少なくとも発現中は『通常のスタンド』のように自由に操作できる。

343名無しは星を見ていたい:2020/06/20(土) 23:32:55
1. 霜降 寒夜(しもふり かよ)
2.女
3.13
4.
…『赤信号』を渡りたい時ってどうしてる…?
…『待つ』よね?待っていればいつか必ず『青信号』になるもの…。

……変な話だったね……

…じゃあ……そう、最近『蚊』が増えてきたよね…刺されると痒いし、何とかしなきゃってなった時、私は『待つ』の…。
…ハエ叩きを持って…耳を澄まして……目を離さず……100%確実に叩けるところに止まる、『その時』を…。

…叩き方が甘くて逃がしても…弱らせたなら…私という餌を求めてきっとまた来る…だから二回目の『その時』を待つ……。
…見えないところに逃げてしまっても…建物の中には必ず居る…また姿を出すのを待つ……。
この頃はそうやって過ごしてるの…


…諦めたら、『その時』がそこに『居る』事に…気付けもせずに、逃がしてしまう。
もしも、結局『その時』が現れないとしても…それでも、『待っててあげられない』事の方が嫌だ。
大雨が降ってきても、虫に刺されても………待ってていたいものがあって。
できる限りの準備をして、確実に迎えてあげたい。

…ここには、『準備』をしにやってきたの…。
…ここで座って…『待つ』ことにするね……。

344『音仙』:2020/06/27(土) 02:07:09
>>343(霜降 寒夜)

「はい――――――『聴き終わり』ました、ありがとう。
 エエ……お待たせしましたが、それは『報われた』事になります。
 待てば必ず『その時』が来る、わけではない……それはご存知の様子。
 であれば……この『ヘパティカ』を、使いこなせるかもしれませんね」

           キィィィィィィ
                ―――――――  
                         ン


「『自ら動く』には、あまり向いておりませんが……
 使い時を選べば、強力な力を発揮することでしょう。
 『その時』を待つのは、キミの得意とする分野ですね。
 …………もちろん、自らつかみ取りに行く自由も、常にありますケド」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『大型ネコ科動物』の『氷像』のような動物型のヴィジョン。
その見た目通りネコ科と思えないほど『動きが遅い』が、
勢いを伴わずとも敵を裂く鋭利な爪牙と破壊力を持つ。

能力は『視認』で発動し、『氷』の中に無生物を『閉じ込め』、
そこに閉じ込めてられている限り『時の流れ』も『凍結』する。
氷は触れば冷たく、まさに氷塊相応には『強固』だが、
意志を伴った『生物』が触れると即座に氷は解けてしまう。
このため生物を幽閉する事は『気絶』させなければ不可能。
自分から動くことのない無生物には完全な『牢獄』である。

そして――――氷像を思わせるヴィジョンを持つこのスタンドもまた、
条件を満たした時のみ『氷』が解け、白い『ヒョウ』のヴィジョンを表し、
『神速』で接敵してその勢いのままに『一撃』を叩き込んだ後、元の状態へ戻る。

その条件は、『他の氷が解ける瞬間』をこのスタンドが視認する事。
自ら『餌』を用意し、誰かがおびき寄せられるのを待ち、『狩る』。

『ヘパティカ』Hepatica
破壊力:B  スピード:D(A) 射程距離:C(9m)
持続力:B 精密動作性:C     成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              霜降 寒夜(しもふり かよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

345<削除>:<削除>
<削除>

346『音仙』:2020/06/27(土) 02:22:00
『大型ネコ科動物』の『氷像』のようなヴィジョン。
視認した無生物を『氷』に閉じ込め、『時の流れ』さえ凍結させる。
この『氷』と凍結は意識のある生物が氷に触れるだけで『解ける』が、
このスタンドがそれを目撃すると『解氷状態』となって神速の一撃を加え、
その後本体の側まで戻ってきて、再び『氷像』のような姿に戻る。

『ヘパティカ』
破壊力:B  スピード:D(A) 射程距離:C(9m)
持続力:B 精密動作性:C    成長性:C

【基本情報】
1.大型のネコ科動物を思わせる『氷像』のヴィジョン。体長『1.5m』体高『0.6m』ほど。
2.動きは遅いが、ネコ科動物に出来るような動きについて自由にさせられる。
3.ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
4.爪、牙は『氷加工』にも使われる『ペティナイフ』を思わせる(切れ味も破壊力B相当)
5.能力は『このスタンドの視覚で視認する』事で発動する。『一呼吸』ほどは見る必要あり。
6.視界が遮られる等でよく見えない(何なのか判別できない)物体に対しては、能力は発動できない。

【凍結】
1.視認した『無生物』または『意識の無い生物』を『氷』に閉じ込め、『氷像』のようにする。
2.能力対象に出来る最大サイズは『大型バイク』ほどで、最小は『ピンポン玉』ほどから。
  閉じ込められないほど大きいもの、地面や壁などの『一部だけ』を凍らせる、という事は出来ない。
3.同時に氷に閉じ込めておける数は『4つ』まで。氷は実体化したスタンド物質。視認していれば任意解除可能。
  能力射程は『スタンドから20m』で、持続時間は『8時間』。それらを超過した場合氷は『消え』、解けたと見なさない。
4.この氷は『氷』そのものの性質で、冷たいが、『気温』『室温』で自然解凍されることは無い。
5.炎や人工的な高熱、およびそれらを操るスタンドなどでは、氷相応に解凍されてしまう。
6.閉じ込められているものは氷の影響を受けず、氷の冷たさが伝わって冷えたりもしない。
7.氷は『破壊力Bのラッシュ』であれば、無理やり破壊して中身を取り出す事も可能。これも『解けた』と判定する。
8.氷に閉じ込められている間、対象は『時間が停止している』ように、『機能』や、あらゆる状態の進行が停止する。
9.氷に『意識のある生物』が触れると、一瞬で氷が全て溶けてしまい、中身が即座に開放される。
  スタンドによる接触では、ダメージフィードバックがあるものでも解けない。
  このため、『生物が今触れている最中のもの』を氷に閉じ込める事は出来ない(氷自体が発生しない)

【解氷】
1.『何者かの手で氷が解けた』のをこのスタンドが『目撃』すると、『このスタンドの氷』も『解ける』(『解氷状態』となる)。
2.解氷状態のスタンドは、ヴィジョンも『氷像』ではなく、白い毛皮の『ヒョウ』のようなしなやかな姿となる。
3.このスタンドは解氷と共に『氷を解かしたもの』へ『急接近』し、爪や牙で『一撃』を加える。
4.攻撃の成否に関わらず、このスタンドは『一撃だけ』放った後、『本体の側』へ舞い戻り、瞬時に『氷像』状態に戻る。
5.目撃(解氷)→氷を解かした者への接敵→攻撃→本体の側への復帰
  ……はワンセットで、その間のみ、スペックは『パス精BAC』。
  攻撃の種類に関しては本体が選ぶ事が可能だが、『自動操縦』に近い。
6.攻撃や妨害は『回避』しようとするが、失敗して攻撃を受けるなどで『動きが止まる』と、その場で『氷像』に戻る。
  動きが止まらなかった場合に関しては、ダメージを受けながらでもそのまま通常通り本体の側に戻ってから、氷像に戻る。
7.氷を解かした者以外への攻撃は行えず、進路に居たら全て『回避』する。
  が、避け切れない場合にわざわざ止まったりはせず、『体当たり』のような形となる。
8.既にこのスタンドが解氷している状態で別の氷が解けるのを目撃した場合、
  現在の攻撃対象の後でそちらも攻撃する、または現在の攻撃を中断してそちらにも攻撃する事も可能。
  そちらには攻撃せず、現在の攻撃が終わればそこで終わる事も可能。

347名無しは星を見ていたい:2020/06/29(月) 00:56:57
1.知覧吉彦
2.男
3.23
4.
ハッピバースデーオーレー、ハッピバースデーオーレー、
ハッピバースデーディアオーレ―、ハッピバースデーおーれー……

ぐおぉー、一人で誕生日おめでとう、ってマジで虚しいなこれ。
そもそもそこまでめでたくねぇんだけどさ、どうしてこうなったー。
カネなし職なし実家暮らし、悪そうなやつから大体カツアゲ。
同窓会の連絡とか来てたけど、今いちばん行きたくないだろ!
同期は新卒、若しくは就職先でそろそろ昇進だろ……。
そんな中ニートが酒持ってフラッと入っておジャマしまーすって、
マジにオジャマ虫か弄られ役じゃねぇか、……あれ、待てよ。
これって高校時代から特に変わってないよな。……じゃあ、別に……。
というか、最早ずっと実家暮らしでウワサだって流れてるわけで、
俺がニートなのは明白なんだから、折角だしちょっと顔だけ出してみるか。

うわー、やべー、ちょっと逆に楽しみになってきた。
敢えてスーツで行ってみるかー。何人か結婚してるよなー。
あー、ニートだとご祝儀ってちょっとマケてくれるよな。
マケてくれるはず、だって逆に貰いにくいよな。俺だって渡しにくいし!
しょーがねぇーなー、ちょっと多めに持っていくかー。
後はお袋からどうやって金を貰うかだが、……これちょっと悩むなー。
てかこの椅子ちょっと硬くね? クッション敷いてあるか? 最近痔っぽいし。
そろそろか、そろそろだよな……。おーい、俺の声聞こえてるー?

348『音仙』:2020/07/05(日) 02:21:41
>>347(知覧吉彦)

「はい…………聞こえていました。
 そして…………『聴き終わりました』。ありがとう。
 少し、その、熱が入りすぎてしまいましたね……エエ」

「心音を探るのが難しいことは……『2通り』あります。
 心の音が、あまりに『過密』で、底の底までなかなか聴き出しきれない場合。
 あるいは……『声が無さすぎて、底がどこかを探り当てるのが難しい』場合。
 キミがそのどちらかを、言うつもりはありませんが……『見つかった』のは、一安心」

      「耳を澄ませて」

         キィィィィ ――――― ン

             「……聴こえたでしょうか?」

「キミの特別な才能は……これ単体では、さほど大きな力とは言えません。
 他力本願、とまでは言いませんが……己の手に何も持たないからこその『可能性』
 無職は無色……なんて使い古された駄洒落では、無いんですけどね。
 この力は『手を借り』はしても、その色に『染まる』事は……簡単な道では、ないのですから」

                「名は、『モンキー・ビジネス』……それじゃあ、行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

作業用の『手袋』を両手につけた、人型のスタンド。
驚くほどに『精度』に優れる……『手だけ』だが。
それ以外のスペックについては凡庸だが、悪くはない。

このスタンドの『本質』を秘めるのは、着けている『手袋』の方。
先述した『手』の精密動作性の高さもこの手袋による『補正』であり、
人並みの手さばきを超精度に、また人並み以下でも人並みまで向上させる。
手袋のみ実体化しており、フリーサイズなので、取り外せば誰でも装着可能。

能力は、『手に職を憑ける』こと。
即ち『人型存在』の会得している様々な『技能』を『手袋』にコピーし、
その状態で着けた者に、コピー元と遜色ない『プロの技』を発揮させる……『手だけ』。

コピーの手段は、技能を持つ対象自身にこの手袋を着けてもらうこと。
頼み込むか、騙して着けさせるか、あるいは『精度向上』の対価とするか。

いずれにせよコピーが完了すると、手袋に『ロゴマーク』が浮かぶ。
スペースの問題から、現在浮かべておけるロゴマークは『二つまで』。

――――なお、このスタンドの言う『技能』には、
他のスタンドの『手を起点にする能力』も含まれる。

『モンキー・ビジネス』Monkey Business
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                 知覧吉彦→己の『特別な才能』を聴き、把握。

349『音仙』:2020/07/05(日) 02:24:06
精密動作性を向上させる手袋を着けたスタンド。
この手袋は実体化しており、他の誰かに付け替える事も可能。
何かしらの『技能』を持った存在がこの手袋を着けた場合、
手の甲部分に『職』を象徴するような『ロゴマーク』が浮かび上がり、
その状態の手袋を着けていると、対象の技能を『手』に限り『完全再現』できる。

『モンキー・ビジネス』
破壊力:C スピード:C    射程距離:C(8m)
持続力:C 精密動作性:A(C) 成長性:B
※『手袋無し』の場合、また手以外の部位の精密動作性は『C』

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.このスタンドは『実体化したスタンド物質』の『手袋』を付けている。
3.手袋そのものとしての性能もそれなりに良いが、特殊な耐久性などはない。革手袋レベル。
4.装着できないレベルまで破損した場合、手袋は解除。『3日間』はスタンドを再発現しても手袋無しになる。
5.手袋は『取り外し』し、他人にも着けられる。誰の手にも合う『フリーサイズ』。

【手を貸す】
1.手袋を付けていると、『手の動作』のみが『精密動作性A』まで向上する。
2.手に伴う腕の動きは手の動作に含まれるが、腕単体の動きや、他の部位は範疇外。
  全身動作を伴う『全力での投擲』などについては精度向上の恩恵が低い。
3.ただし元の精密動作性が『E〜D相当』の場合、『A』には向上せず、『C』までにとどまる。
4.この段階では『精度向上』に過ぎず、『技能』が身につくわけではない。
  道具の扱い方にコツや知識がいる『調理』などは、『プロ』並に出来るとは限らない。
5.手袋の射程はスタンドから『10m』まで。持続時間は、スタンド自体を発現している限り。
6.手袋を『片方だけ』装着する事も可能ではある。その場合も、着けた手の精度は問題なく向上する。
7.手袋には、特定の条件で最大『2種』までの『ロゴマーク』が浮かぶ。
  浮かんだロゴマークは、本体かスタンドの視界内にあればいつでも解除可能。
8.ロゴマークの『持続時間』は『2時間』。超えるか、スタンド自体を一度でも解除すると消える。

350『音仙』:2020/07/05(日) 02:30:39
【手に職が憑く】
1.ロゴマークが浮かぶ条件として、なんらかの『技能』を有する他者が、この手袋を着ける必要がある。
  技能とは、人間が『仕事』や『部活』『趣味』などで身についた『素人には真似出来ない技術』のこと。
  対象となる分野は芸術、スポーツ、家事など多岐にわたるが、『料理』『野球』といったくくりで捉える。
  (『スポーツ』なら競技単位、家事なら炊事・洗濯・掃除くらいのくくり、芸術なら水彩画・漫画・彫刻くらいのくくり)
2.対象に手袋をしっかり着けてもらいさえすれば、即座にロゴマークが浮かぶ。
3.対象が仮に複数種類の技能を有するなら、対象が最も強くイメージする(最も得意と自負する)1つだけが浮かぶ。
4.技能は、必ずしも『職』に根差す必要はない(例えば『部活』や『趣味』でもいい)が『妥当性』は必要。
  (PCをコピー元とする場合、『設定』や『能力』上、その技能を持つことが妥当である、というソースを示す事)
5.『やり方さえ知っていれば誰でも即座に並べる程度』の腕前は、『技能』ではない。
6.手袋を片方の手しか着けていない場合でも、ロゴマークは両方の手袋に浮かぶ。
  ただしこの場合は、着けて即ではなく『10秒』程の間がいる。
7.『手から(手を起点に)発動する』『手で触れて発動する』スタンド能力も『技能』の範疇となる。
8.ロゴマークは、技能を象徴するようなマークとなる。同じ技能でも、持ち主により個人差は生じえる。
  ★マークがどのような物かは後述する『技能の持ち主』が決めてよい。決めないなら、このPCのPLが決める。
9.手袋が着けていられないレベルまで破損すると、ロゴマークは消える。

【手真似】
1.ロゴマークが浮かんだ手袋を着けると、元となった『技能』を完璧に再現できる。
  ただし、複数の『技能』を同時に再現する、という事は出来ない。再現中の技能のロゴマークだけ『淡く光る』。
2.高精度で同レベルの動きが出来るというだけでなく、細かな癖や無意識で実践しているコツなども真似、
  たとえば『漫画原稿』のような複雑な工程、本人の個性を内包する物も『完コピ』する事が出来る。
3.反面、悪い癖も真似るため、例えば『料理は出来るが調味料の加減が苦手』といった者からコピーすると、
  やはり加減は苦手なままになってしまう。本体自身の判断でカバーする事は一応可能。
4.あくまで手袋の補正のため『手』、および付随する『腕』以外の動きは、たとえ技能に含まれても真似られない。
5.あえて再現(元の持ち主の技能)に逆らい自己流を混ぜる事も出来るが、その場合は技能は反映されない。
6.また、既存の技能は再現できるが、『新しい発想』までは湧いてこない。
  漫画ならもともと存在する原稿のコピーは出来ても、新作のストーリーは浮かばない。
7.再現する技能が『スタンド能力』の場合、能力内容・制限等は元と等しい。
  ただし能力の詳細などについては、知っている限りでしか把握できない。
8.『技能』を再現するだけで、『スペック』は変わらない。また、『手の形状』も変わらない。
  そのため、スペックに依存する能力は機能しない事があり、手の形状に依存する能力は再現できない。
  ただし、手の形状そのものが変化するわけではない(手に『模様』がある程度)なら再現可能。
9.ロゴマークが消えれば、技能も消える。体が覚える、という事も、一度や二度の真似では起きない。
  だが繰り返し同じような技能を真似し続ければ、いつかは本当に『手に職がつく』事もあるかもしれない。

351名無しは星を見ていたい:2020/07/29(水) 23:21:00
1.龍美丹(ロン・メイダァン)
2.女
3.10代
4.ドラゴンロード……ボクたちの道……ボクらの祖先の歩んだ戦い
 ボクが進むべき道。
 この道の先に何があるか、それは分からないけれど、自分の足で進む以上後悔はないさ。
 この身一つで強くあれるなら、それでいい。
 力をもって善をなす。
 それがボクのドラゴンロードだから。
5.それはともかくとしてこの人キレイだなぁ

352『音仙』:2020/08/04(火) 01:29:46
>>351(龍美丹)

「――――――――――はい。聴き終わりました、ありがとう。
 『血脈』……スピリチュアルな言い方をするならば、『血のさだめ』
 それは、往々にして『スタンド』を運ぶ道となる……遺伝、あるいは伝承。
 キミの一族、あるいは精神的な意味での『祖先』達が『そうだった』のかは……
 私に聴ける範囲ではありませんが……少なくとも、キミという地点で『表出』しました」

         キィィィィ
                ―――――  ン

「キミの才能の名は……『チーロン(紅龍)』。
 血脈に宿り、『出血』を『血龍』に変えて操る『才能』です。
 攻撃力もさることながら、特質は……この龍は『輸血』に使える事。
 そして、どのような血液型の人間にも適合する事……まさしく『善を為す力』。
 ……あるいは、輸血対象の『身体情報』を『監視』できることについても、
 キミの『善』のありかた次第では、大いに役に立つ要素かもしれませんね」

「それにしても……その、『キレイ』というのはやはり……あまり、耳が慣れませんね。
 エエ、キミが初めて『思った』わけではなく……あ、いえ、自慢ではないんですよ。
 なにせ、女性にばかり言われるので……イエ、男性に言われたい、という訳では、ネ。
 恋愛がどう、という性分でもないですしね、エエ。……化粧品を変えたのが良かったのでしょうか?」

                           「ネエ、どう思います……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体と一体化したスタンド。
脈々と受け継がれてきた『血』の中に宿り、
普段は特定のヴィジョンを表出させない。
発現している間は本体の身体能力を高め、
速度に長けたアクロバティックな高速動作を得意とする。
反面、スタミナの消耗については激しい。

本体の身体に出血を伴う傷口が生まれたとき、
このスタンドは『血の龍』として姿を表せる。
この龍は傷口と繋がっている限り自由に操作することが可能であり、
傷口の大きさ次第でサイズが、出血の勢い次第で破壊力増す性質を持つ。

龍は本体の『血』そのものであり、生物の体についた『傷』に触れさせる事で、
強制的に『輸血』を行う事も可能。血は血液型に関わらず、対象に『適合』する。
よって拒絶反応を目的には出来ないが、純粋な善意での輸血には、極めて有用。

これは単なる利他では無く、血は相手の体内でもしばらくスタンドパワーを残し、
対象の身体の現在のコンディションを分析、本体へとリアルタイムで伝える。
受けている傷病の原因や名称を知る、将来の疾患を予測するなどは不可能だが、
負傷の程度の把握、現状における隠れた傷病、隠れている疲労を見出すなどは『容易』。
それを『弱点』として突くか、それともあくまで善を貫くのかは、本体次第である。

『チーロン』chilong
破壊力:D?B スピード:B 射程距離:D
持続力:D  精密動作性:C  成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
         龍美丹(ロン・メイダァン)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

353『音仙』:2020/08/04(火) 01:32:11

血液と一体化したスタンド。
出血を伴う傷口から『血龍』として伸ばし、操作できる。
この『龍』を他者の傷口に触れさせると強制的に『輸血』を行え、
血液型問わず100%適合するうえ、暫くの間対象の身体の状況を把握できる。

『チーロン』
破壊力:D〜B スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D  精密動作性:C  成長性:B

【基本情報】
1.本体の『血液』と一体化したスタンド。
2.ヴィジョンは無いが、発現中は本体の体の各部にに赤い龍の紋様が浮かぶ。
3.発現中の本体はスタンドに干渉でき、各動作が『パス精CBC』になる。
4.発現は意識によってオンオフでき、デフォルトはオフ。
5.周囲の状況やどんな動作をするかなどにもよるが、傾向として発現中の疲労は激しい(持続D)

【血龍】
1.本体に生じた出血を伴う『傷口』から、『血』が赤い『龍』となって伸び、それを操作できる。
  この『血龍』が保たれている限り、出血(失血)による体調不良、意識の喪失などは起きない。
  ただし部位喪失による機能喪失は起こるため、斬首や胴体切断などは『死』に直結する。
2.龍の体が何らかの攻撃などで断裂してしまうと、その全体が血液に戻り、その分失血する。
  また、その傷口からは『1分』の間、再度『血龍』を出す事は出来なくなる。
3.同時に出せる血龍は、『二匹』まで。よって三箇所目以降の傷口からは通常通り出血するしかない。
4.血龍を出す傷口を切り替える事は可能。ただし切り替える際は、龍の長さを一旦ゼロにする必要がある。
5.血龍は『胴体』と『頭部』のみで、現状、手などは無い。構造としては『ヘビ』にも近い。
6.血龍は『ビニールホース』程度の強度で、口部に備える牙のみは『鉄』クラスの強度を誇る。
7.操作は本体自身の肉体と同じく、『ス精BC』で可能。『破壊力』は出血の勢い次第。
  ×ほうっておけば血が出ない傷→龍は出せない。
  ①血が傷口の上に滲み出す程度の傷(擦り傷、指先ほどの小さな傷など)→D
  ②血が放っていてもどんどん流れていく程度の傷(肉に届く切り傷など)→C
  ③血が噴き出す程度の傷(末端の欠損、それに類するレベルの切り傷など)→B
8.現状、たとえ胴体が両断されたほどの大出血でも『破壊力A』に達することはない。
9.龍の『サイズ』は傷口の大きさと同等で、長さは『0m』〜『5m』で伸縮自在。伸縮速度は『C』。

【輸血とモニタリング】
1.血の龍が生物の傷口に触れる事で、対象へと本体の血を、龍を介して『輸血』出来る。
2.輸血した分の血液は、通常通り本体の肉体からは失血する。
3.この輸血は血液型を問わず必ず『適合』し、いかなる拒絶反応も起こさない。
  また、『血液を許容量以上に入れる』事で相手をパンクさせる、という事は不可能。
  強要量を超えて入れれば『元々の対象の血』と『入れ替わる』形で、パンクを防ぐ。
4.輸血を受けた対象のいる『方向』が、以後『2時間』常に把握可能になる。座標までは分からない。
  この状態の対象の体にも、本体同様の『龍の紋様』が浮かぶが、図柄は簡素で身体能力の向上は無い。
5.また、輸血を受けた対象の『現在の身体情報』についても、同じく『2時間』リアルタイムで把握可能。
  把握しようとしている間に限られるが、対象の疲労、負傷、傷病部位やその進行状態が分かる。 
  ただしどの程度酷い負傷なのか、は分かっても、その負傷が医学的にどう呼ばれる状態なのかは分からない。
6.『なぜそうなっているか』という『原因』ではなく、『身体がどういう状態か』という『結果』を把握する。
  (『走っている』『疲れている』は分かるが、『マラソンをして』なのか『敵に追われて』かは分からない)
7.また、将来的に可能性の高い疾患を割り出す、なども不可能。あくまで現在の情報に限る。
  ただし『特定部位の重度の疲労』から『ケガ』を予想するなどは、本体の想像できる範囲でなら可能。
8.この効果の射程は『100m』。また、任意で情報の把握をストップする事は可能。
9.同時に複数人に輸血している場合、情報把握は同時に『2名分』までが限界となる。

354名無しは星を見ていたい:2020/09/01(火) 00:34:17
C.八瀬 ふしみ(やせ ふしみ)
D.女
E.33歳
F.なんか知らんけど、うちの山(シマ)じゃあ敵なしや
ようわからんがそんな気がするなぁ

G.少し長くなるけど聞いてくれるか?
元々、うちはひい爺様の代から貿易会社を営んでおってな
私もちっこい頃は蝶よ花よとお姫さんみたいに大事に育てられとってなぁ

でもな、12・・・・いや、13くらいの頃だったかな? 両親が事故で亡くなってな
遺産の分配がどーので親戚中がえらい事になってのぉ
ほんと大騒動になって・・・・終いには命まで狙われるようになってな
いや〜・・・・あん時は、ほんと人間社会ってやつが嫌になったわ

そんで財産を色々と処分してな、この辺で山一つ買ってな、棲家を作ってな
世捨て人みたいな隠遁生活を開始したわけや
親戚ん中のちゃんとした人達は色々と心配しとってなぁ
小娘一人じゃ危険だ、だの 一人で暮らしていける程世の中甘くない、だの
色々と言われたんやけど・・・・なんや知らんが、この歳まで普通に生きてこれたなぁ

・・・・理由はなんとなくわかるわ
山に住むようになってから、なんかようわからんけど、妖術みたいな変な『力』を使えるようになってな
暴漢だの、イノシシだの、物騒な連中がくる事もあったけど・・・・なんとかなったわ
その『力』のおかげで平穏無事な生活が出来とるんやけど、麓の方々になんか恐れられてな
やれ、『仙人』だの『妖怪』だの『山姥』だのさんざん言われる始末や

A.なんかようわからんけど、マジなんなんやろなぁ・・・・ほんと
自分、こういうの詳しそうな顔しとるけど、教えてくれんか?

355『音仙』:2020/09/11(金) 23:03:18
>>354(八瀬 ふしみ)

「成る程――――――エエ、お待たせしましたが無事に、聴き終わりました。
 確かにこの『マウンテン・ライフ・ワーシップ』があればそのように……
 と、言い切るには、いささか『類を見ない』タイプの『音』なのですが、
 エエ、『暴漢』などは容易く……『イノシシ』を無傷で仕留める事も十分可能でしょう。
 特に、そこが『山』ならば……いえ、『キミの住むというその山』ならば……」

「反して、例えば、ああ……植木鉢が部屋にあって、よかった。
 水やりを毎日する手間が報われた気持ちです。
 …………マア、植物が枯れていても問題ないのですが、『土』さえあれば、ネ」

             ズズ
                 ズズ

「……お気づきでしょう、イエ、これは以前から知っていましたか?
 『山で扱っている時』と、ここで扱うときでは『形』が違いますね。
 ……結論から言えば、この『ホームセンターで買った土』が形成した、
 この……西洋の『小人』のような形の『土人形』こそ、キミのスタンドの本来の状態です」

「では……『山』の土が化ける、あの『山犬』型の土人形は、いったい『何』なのか?
 ……あるいは。ホラ……こうして『小人』を潰してみても、何も、エエ、起きませんね」

      スゥ ・・・

        「――――では。『山犬』を潰した時に降り注ぐ『大岩』は何なのか?」

「『マウンテン・ライフ・ワーシップ』……『聴いただけでは分からない』希少な体験でした。
 分からないなりに、答えられることはあるかと思いますので……ええ、何かあればまた、いつでも」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

自然界の『土』と一体化して発現するスタンド。
色や質感は土に依存するが、西洋の小人のような姿。
丸めてソフトボールほどの土で『一体』となり、
最大では同時に『四体』まで発現しておける。
一日に発現できる個体数に限界などは存在せず、
はっきりしたダメージフィードバックも無いなど、
他のスタンドを凌駕する圧倒的な継戦能力を持つ。

反面土で形成されているため耐久性は低く、
また、単体でのパワーや精度についても劣悪。
また『破壊』されると『赤黒い汚泥』に変化し、
この状態のものは『土』としては見なされないため、
屋内など土が限られる状況では如何に補給するかがカギ。

――――と、シンプルな群体型スタンドなのだが、特例がある。

本体が住む『山』の土を用いた時、土は『小人』では無く『犬』の姿を取る。
山犬は人型ではないため利便性にやや欠けるが『破壊力』に秀でているほか、
これが破壊されたことで『汚泥』生まれた瞬間、空中に突如『大岩』が発現し、
一直線に、そして勢いよく落下。汚泥に着弾し圧し潰した後、跡形も無く消滅する。

そして潰された『汚泥』は、元の『山の土』に戻っている。
この岩は実体化したスタンド物質で、意匠はどこか『獣の前足』を思わせる。
通常の土では発生しないこれらの過程が『このスタンドの能力』なのかは、不明。

『マウンテン・ライフ・ワーシップ』Mountain life Worship
破壊力:D(C) スピード:C  射程距離:B(20m)
持続力:A   精密動作性:D  成長性:C

『大岩』
破壊力:A スピード:C 精密動作性:E

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                   →それが八瀬 ふしみ(やせ ふしみ)の『特別な才能』

356『音仙』:2020/09/11(金) 23:04:20

触れた土を小人型に形成し、群体型スタンドのように使役する。
本体の住まう『山の土』に発動するとなぜか『山犬型』に形成され、
これが破壊されると、その場所に向けて『大岩』が勢いよく落下してくる。

『マウンテン・ライフ・ワーシップ』Mountain life Worship
破壊力:D(C) スピード:C  射程距離:B(20m)
持続力:A   精密動作性:D  成長性:C

『大岩』
破壊力:A スピード:C 精密動作性:E

【基本情報】
1.本体の『掌』で触れた『土』と一体化して発現するスタンド。
2.『本体の住む山の土』で発現する場合、後述する特別な効果が発揮される。
3.土の定義に『砂』『泥』『岩』などは含まないが、『粘土』は含む。
  ただし『工作用粘土』など、自然界に存在するものではない場合は除く。
4.土が『丸めてソフトボール1球分』程度あれば、発現する事が可能。
5.土に触れた時、土の量が足りているかどうかは直感的に把握できる。
6.一度の接触では一体のみを発現出来る。二体目を作る際は、再度触れる必要あり。

【小人】
1.掌で触れてから『深呼吸1回』程度のタイムラグのあとで、土が『人型』に変化する。
2.同時発現可能数は『四体』。持続時間は『本体が就寝するまで』。
3.ダメージフィードバックは無し。視聴覚リンクを有する。
4.一体一体が『破ス精DCD』を有する。
5.強度は『土器』程度。破壊力Cの一撃で破壊できる。破壊されると崩れ、『赤い汚泥』となる。
6.赤い汚泥は『土』ではないため、再利用することは『原則的には』出来ない。

【山岳信仰】
1.本体が住まう山の土を用いてこのスタンドを発現すると、『人型』ではなく『犬型』になる。
2.スペックが『パス精CCD』になる他、破壊された際、例外的な事象が発生する。
3.山犬の破壊で生まれた汚泥の上空『10m』程の地点に、『大岩』が発現する。
  10m地点にちょうど障害物がある場合などは、その下ギリギリに発現するが、
  発現点と汚泥の『間』に障害物がある事については、発現に支障をきたさない。
4.この大岩は実体化したスタンド物質で、高さ『2m』直径『1m』ほどの円柱状。
5.岩が発現出来るスペースがどこにも存在しない場合は、発現しない。
6.発現した場合、次の瞬間汚泥に向け、明らかに重力による落下以上の勢い(パスAC)で『発射』される。
7.着弾した瞬間、岩は『解除』される。そして着弾点にあった汚泥は、元々の『山の土』に戻っている。
8.汚泥との間にある障害物に阻まれる、何らかの攻撃などで逸らされるなどした場合は、勢いが消えたタイミングで解除される。

357名無しは星を見ていたい:2020/10/20(火) 19:18:33
C.名前
御影 憂

D.性別
女性

E.年代
二十歳

F.自分の能力についての、声
これは…………『恐怖』…………かしら。
そう…………『恐怖を与えるもの』。
少なくとも、私は『そう使ってる』。

G.自分の人生についての、声。
以前……『恐ろしい体験』をした事があるの……。
とても怖かった…………。
その記憶は強烈で……今でも薄れていないわ。
それを乗り越えるために、私は『恐怖を与える者』になる事にしたの。
簡単な理屈よ。
だって、『恐怖を与える側』になれば、『恐怖を受ける側』にならずに済むでしょう?
クス…………心理学的には『同化』って言うんだって…………。

A.その他(何かあれば)
夜な夜な街に出掛けては、わざと治安の悪い通りや人通りの少ない裏道に入り、
悪意を持って近付いてくる人間に対し、『恐怖』を与えて脅かしている。
あくまで脅かすだけであり、直接的な危害は加えない。
大学では『心理学』を専攻し、より効果的に『恐怖』を与えるための参考にしている。
趣味は『ホラー映画鑑賞』。
『ホラーをテーマにした飲み屋』でバイトしている。

358『音仙』:2020/10/29(木) 22:04:12
>>357(御影 憂)

「――――私は心理学には、実はあまり、詳しくないのですが。
 キミの話は分かりやすいですね、エエ……『同化』とは何か、
 キミの『特別な才能』も込みで、よく理解できましたよ。
 ……『ナハトワハト』、確かに『恐怖を与える』には十分。
 『夜』というロケーションを選択するのは……マア、
 これはそもそも『闇』こそ恐怖の根源、という事もあるでしょうけど」

      「……キミはその『恐怖』に、まさしく『同化』する存在」

   ギィ・・・

「生き方に注文は付けられませんが……『才能』を持つ者には、邪な者も多い。
 特に、キミの『狩場』になるような場所に、寄り付くような者には、ネ。
 …………『恐怖』を与えるつもりが、恐ろしい目に合わないよう、十分気を付けて。
 もっとも、闇夜に迫る脅威から逃れるという意味で、キミに勝る者は……そうはいないでしょうけどね」

―――――――――――――――――――――――――――

黒い帽子や外套のような意匠を含んでおり、
帽子の鍔、服の裾や袖などはボロボロにほつれ、
黒い煙のような質感となって揺らめいている。
発現している間、肉体の動作精度を向上させる。

能力は『恐怖』……即ち『闇』との『同化』。
よって能力の発動には『闇』が必要になるが、
必ずしも完全なる夜闇である必要はなく、
具体的には『本が読めない』程度の暗さが必要。
発動すればヴィジョンを纏った姿が闇に消え、
外から視認も干渉もされない状態へと移行する。

闇の中では高速で動き回る事ができ、
また、幽体のように浮遊しての移動も可能。
体の一部だけに限ればあえて実体を取り戻させ、
通常通り干渉可能な状態にも出来るため、
逃げ隠れだけではなく、攻撃にも転じられる。

また、溶けた闇に繋がる暗所であれば、
どんなに狭いところにでも入り込める。
これによって多くの敵から逃れられ、
あるいは敵の秘密を探る事にも長けるが、
光などで『闇』が消えれば強制解除される。

――――端的に言えば『闇の中で幽体化する能力』。

あくまで『戦闘』に長けた能力ではないのは、
恐怖に対して『闘争』ではなく『逃避』を選ぶ、
本体の慎重な精神性に由来する物と考えられる。

『ナハトワハト』De Nachtwacht
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――
               →それが『御影 憂』の『特別な才能』

359『音仙』:2020/10/29(木) 22:05:50

纏うタイプのヴィジョン。
暗闇の中でのみ、高速移動と浮遊移動が可能で、
またあらゆるものに視認も干渉もされず、
闇がつながる限り狭い空間にも入り込める、
いわば『幽体』のような状態に移行する事が出来る。
この状態で、体の一部だけを任意で実体化させることが可能。

『ナハトワハト』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

【基本情報】
1.本体が纏うタイプのスタンド。
2.発現中、帽子と外套のない部位もスタンドに干渉出来る。
3.発現は自由だが、能力の発動は『暗所』でのみ可能。
4.暗所の基準としては、『紙の本を読むのに支障をきたす』程度は必要。
5.発動には『暗所』に体の全体が入っている必要がある。
6.発動と同時に本体の姿は暗所を満たす『闇』の中に消える。

【闇との同化】
1.他者から姿が視認不可能になり、スタンド・通常物質問わず相互に干渉不能となる。
  足場や壁については例外で、地面をすり抜けて落下したりはしない。
2.見えも触れもしないが、本体の自認としては人体の形を保っている。
  よって、通常通り動作をすることが可能。移動も通常通り歩行で行うが、
  闇の中の範囲であれば『浮遊移動』を行うこともできる。
3.この状態に限り、あらゆる動作速度が『スピードB』相当になる。
  ただし、浮遊移動と後述の『すり抜け』を行う間は『スピードC』となる。
4.体の他の部分は闇に同化させたまま、一部位だけを実体化させる事が出来る。
  この場合、その部位のみは通常通り視認でき、また干渉も出来る。
5.複数の部位を同時に実体化させることは、現在は不可能。
6.実体化させる部位の切り替えや実体化のオンオフには一呼吸ほど間がいる。
7.同化状態で暗所ではない空間に入ると、『スタンドが強制解除される』。
  『懐中電灯で一部が照らされた』程度なら、一呼吸以内に逃れれば解除されない。

【すり抜け】
1.闇が繋がっていれば、人が通れない狭い空間に体の全体または一部を入り込ませる事が可能。
2.入り込んでいる間、その部分は人型を保たない『霧状』になる。
  出ると即座に元に戻るため、霧状のまま自由に動き回ったりは出来ない。
3.中が暗い場合に限るが、壁の裂け目や配管の中を通りその先に移動したり、そこに潜伏出来る。
4.すり抜け中(霧状になっている状態)の部位は、任意で実体化はさせられない。
5.人体が入らないような狭いスペースのすり抜け中に光を浴びると、
  強制的にスピードBで一番近い出口から外に放出され、能力が解除される。
  出口が無い場合は、出口が出来るまで延々とスペースの中を動き回り続ける。
6.この放出状態は『スピードBで引きずり回される』ような感覚であり、
  物理的なダメージは無いが、長く続くほど本体の体力や気力に影響が出てしまう(乗物酔いに近い)

360名無しは星を見ていたい:2020/11/25(水) 21:29:24
1.風歌 鈴音

2.女

3.17歳

4.アタシはいわゆる無職のアウトサイダーで、『社会のゴミ』。けれども『お荷物』じゃあないぜ、誰からも助けてもらってねーからな。
  
住所は『H湖自然公園』の『どこか』。お廻りとかお役所の連中がたまーに『ゴミ探し』とか『ゴミ拾い』とかに来る度にヤサを離れて終わったら『どこか』に『作る』。
  
そーだよ、アタシはホームレスだよ。
  
そうなるまでの来歴は珍しいもんじゃない。『親』が死んで、『施設』のクジでハズレを引いて、嫌になって飛び出してから『ホームレス』。
  一応、中卒ではあるんだぜ。
寝る所はダンボールを集めればどうにかなるし、ゴミを集めたりカンを集めたり、偶になんかの団体の『炊き出し』にありついたり、『施設』に居た時に読んだ植物図鑑で勉強した食える草とかを煮て食ったりすれば、死にゃしない。
  
けど、『明日』はない。学ねえ職ねえ若さだって無限じゃねえ。界隈の紅一点って訳でもねえしケンカは少しばかり出来るから無事だが、『いつか』は最悪な目にあって野垂れ死ぬか、牢屋に打ち込まれてまた『クジのハズレ』を引くんだろう。
  それは、『仕方がない』とは思ってる。
アタシは『社会のゴミ』で『野良犬』だ、『お荷物』を嫌がった時点で、いつかは必ずそうなるんだ。

5..とはいっても、『仕方がない』とは思っていても、『為すがまま』はごめんだ。
  諦めていたって、アタシは無抵抗主義者じゃねえ。
いつか来る何か『どうにか』はできなくてもいい、けど、せめて『ただでは』済まさない程度の『何か』があるなら、アタシにくれ

361『音仙』:2020/11/30(月) 23:13:15
>>360(風歌 鈴音)

「―――――――――――聴き終わりました、ありがとう。
 キミの『心音』は、まさしくキミの名のように『風の歌』。
 ただ、その、歌と言っても『カラオケ』や『コンサート』のような、
 華やかな場で奏でるものではなく……『哀歌』の類と、言えるでしょう」

         キィィィィィィィ――――√Z__________

「そしてその奥底には……エエ、その『風』を奏でる存在。
 キミの才能が響かせる名は、『ダストデビル・ドライヴ』。
 『塵旋風』の名に相応しく……『風』を噴射し、或いは『渦巻かせ』て、
 それが『塵芥』……つまり『ゴミ』であれば、重さを無視して『風』に乗せられる」

    「ええ――――キミの『自認』が変わらないうちは、キミ自身をも、ネ。
     もちろんスタンドの射程はありますので、限度はありますが……
     緊急時の『回避』や『移動』を助け、キミの『抵抗』を助けるでしょう」

「キミがこの才能で何をするか……そして『どこに行きつくのか』はキミ次第。どうか、良い『音』を」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
襤褸をマントのように纏ったロボットを思わせる風貌で、
精度と射程をバランスよく備え、一方で持続力はやや劣る。

両掌に『エアダスター』の如き『噴射口』を備え、『風』を噴射出来る。
直線上に噴射する事に加えて、その場に『風の渦』を滞留させる事も可能。
飛び道具とするには威力不足だが、牽制や、油断した相手を崩す一手にはなる。

そして通常の『エアダスター』が風力による掃除器具であるのに対し、
このスタンドの生み出す風は、あらゆる『ゴミ』を武器に変える。
すなわち、風を浴びせたゴミを、質量を無視して『風に乗せる』能力。

サイズの限界こそあるが、『空き缶』であろうが『鉄の塊』であろうが。
そして――――自ら『社会のゴミ』と定義する、『本体自身』をも乗せて飛ばす。

『ダストデビル・ドライヴ』Dust Devil Drive
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           風歌 鈴音→己の『特別な才能』を聴き、把握。

362『音仙』:2020/11/30(月) 23:14:00

人型のスタンド。
掌の噴射口から『風』を噴射したり、
前方に『風の渦』を作り出したり出来る。
この『風』は『ゴミ』を質量を無視して『乗せられる』。

『ダストデビル・ドライヴ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを持つ。
2.『掌』に『噴射口』を備えており、そこから『風』を噴射できる。
3.風の噴射は『パスCB』相当。射程は『5m』、すなわち5m先までは勢いが死なずに届く。
4.風の噴射を短く切れば、『5m先までは届かせない』事も可能。1m単位で調整できる。
5.風の噴射中は『息を吐き続ける』ような感覚で、それが可能な限りしか連続では行えない。
6.噴射中でも喋ったりはでき、また、実際に呼吸が止まるわけではない。
7.噴射口の径は『掌サイズ』から、『指先』程度まで『絞る』事が出来る。調整は意識のみで可能。
8.無抵抗の人間に当てれば押し飛ばせる程の勢いはあるが、あくまで風のため、負傷させるような威力は無い。

【風の渦】
1.『噴射』ではなくその場に『風の渦』を作りだし、滞留させる事も可能。
2.風の渦の作成は、噴射口の径は関係せず、一律以下の条件で行われる。
3.発動には『渦を作る』意識をした上で、深呼吸一回ほどの間、その場で風を噴射し続ける必要がある。
4.風の渦は、スタンドの掌を向けている方向の地面を起点として発生する。
5.風の渦は『1分間』持続し、任意解除も可能。サイズは『直径1m』『高さ2m』の『円柱形』
6.渦は『パスCB』相当の風がその場で渦状に回転し続けている。
  人間が触れれば巻き込まれかねないが、破壊力Cで抵抗すれば抜け出せる。

【ゴミを乗せる】
1.風を『ゴミ』に当てる(渦にゴミが当たる)と、『質量』を無視して風の流れに乗せられる。
2.噴射であれば噴射の射程まで吹き飛び、渦であれば回り続ける。いずれも『パスCB』相当。
3.ゴミの『質量』に制限はないが、大きさは噴射、渦共に『自転車』ほどのサイズまで。
4.ゴミの定義は『手順通り廃棄されたもの』『不法に投棄されたもの』『本体』に大別される。
5.廃棄の意図はなく『誤って落としてしまったもの』『あえて置いた物』も、不法投棄に含まれる。
6.ただし現在進行形で『拾う動き』をされている最中の物はゴミではない。
7.『探されている』『拾う意図がある』だけで行動が無ければ、持ち主がその場に居ようとも『ゴミ』として扱われる。
8.『捨てる事自体に役割がある』ものも、捨てたのであれば事情にかかわらず『ゴミ』として扱われる。
9.動いているゴミも風に乗せられるが、『破壊力B以上』の勢いで動いている場合は風の勢いが負け、乗せられない。
10.また、『ネジ止め』などによる『固定』は無視できない。

【社会のゴミ】
1.本体の『自認』が『ゴミ』である限り、他からの評価に関わらず『ゴミ』として風に乗る事が可能。
2.本体については、どのような状態からでも、いつでも乗っている風から抜け出せる。
3.『本体以外の生物』は、客観的にどのような人物や種族であれど、風に乗せる事は出来ない。
4.本体の自認が何らかの能力や、一過性の体験で『一時的に変化』していると、その間は風に乗れない。

★『経験』『体験』を経て『自認』が完全に変化し、自分を『ゴミ』と思わなくなった場合は『質疑スレ』にて申告する事。

363名無しは星を見ていたい:2020/12/02(水) 20:48:40
1.伐田 王太
2.男
3.17
4.『あんたには才能がある』って、死んだばーちゃんが言ってたんだ。
俺はバカだし末っ子だから、お袋は『つまんない慰め』だって言うんだよ。
だけど、ばーちゃんは変わり者でさ。
お世辞とかお為ごかしみたいな事は、絶対に言わないんだよなあ。
それに、最近胸騒ぎがするんだ。
何かが起こりそうな予感が。

364『音仙』:2020/12/09(水) 05:14:22
>>363(伐田 王太)

「―――――――聴き終わりました、ありがとう。
 さて、キミの『才能』とは、果たしてこれの事だったのか?
 それともキミのおばあちゃんが言っていたのはもっと別の、
 例えばキミの『心』の在り方とか、考え方とか、センスとか……
 そうした目に見えない輝きを、見抜いていた、ということなのか」
 
「少なくとも『的外れ』な慰めでは、なかったということにです……エエ」

          キィィィィィィィ  ――――――  ン

「キミが特別に『球技』を愛しているにせよ……マア、別にそうではないにせよ、
 『ボール遊び』で『強さ』を競わされたことは、一度や二度はあるでしょう……ネ?
 その時に抱いたイメージ、か……あるいは普遍的な強さのイメージなのかも」

「いずれにせよ、なじみはある『力』の形でしょう。
 名前は……『ゼブラヘッド』。
 この町で起こる『何か』……そこに立ち入る為の、片道切符」

「……キミに自信があろうとなかろうと……私としては、キミの活躍を楽しみにしていますよ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『頭』を用いた『球技』を得意とする人型スタンド。
『頭』は取り外すことができ、『頭』を『ボール』代わりに、あらゆる『球技』をこなす。
『頭』には視聴覚共有があり、実在する『球技用ボール』の範囲で可変かつ再生可能。

『ゼブラヘッド』Zebrahead
破壊力:C スピード :C 射程 :C(A)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C
※()内は『頭部』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                          伐田 王太→己の『特別な才能』を聴き、把握。

365『音仙』:2020/12/09(水) 06:02:23

『頭』を用いた『球技』を得意とする人型スタンド。
『頭』は取り外すことができ、『頭』を『ボール』代わりに、あらゆる『球技』をこなす。
『頭』には視聴覚共有があり、実在する『球技用ボール』の範囲で可変かつ再生可能。

『ゼブラヘッド』
破壊力:C スピード :C 射程 :C(6m 頭部:200m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚リンクと、『頭部以外』のダメージフィードバックを有する。
2.このスタンドの『頭部』は任意で取り外す事が可能。首は胴体に残る。
3.取り外しは、このスタンドのいずれかの部位で、頭部に触れると行える。
4.取り外した頭部は射程200m。取り外しに持続時間は存在しない。
5.再度の取り付けは、首に頭部を触れさせれば行える。
6.再取り付けの際、触れさせ方を問わず、頭部の向きは自動的に修正される。
7.取り外した頭部は『操作』は出来ず、頭部のみの任意解除は不可能。
8.頭部の『位置』は常に把握できる。視聴覚リンクはオンオフ可能。デフォルトは『オン』。
  なお、視聴覚をオンにした頭部を激しく蹴り飛ばしたりしても、それで『酔う』ようなことは無い。
9.頭部を外した状態でもスタンドの解除は可能だが、その場合は『1分』は再発現出来ない。

【頭球】
1.取り外した頭部にこのスタンドで触れている時、あらゆる『実在する競技用ボール』の形状に変形させられる。
2.取り外した初期状態は、取り外し時に指定があればそのボール、無ければ『サッカーボール』の形状になる。
3.どのような形状でも、『このスタンドの顔』を模した図柄が入っており、無地ではない。
4.取り外している間=『ボールになっている』間に限り、頭部は『実体化したスタンド物質』として扱う。
5.サイズ、質感、重みはそのボールに即す。競技用に複数の規格がある場合、自由に選べる。
6.頭部は常に『一球』だが、破壊や損傷をしてもすぐ『再生』し、元の形を取り戻す。品質は常に『最良』。
7.再生の勢いは『パスCC』。その勢いで再生出来る空間が確保できない場合も、常に再生力が働き続ける。
8.変形した時点では、どんな競技用ボールも『新品』の状態である。中古や、不良品にするという事は不可能。
9.頭部が『静止』してしまった場合に限り、このスタンドの側へ『パスCC』で転がり戻らせる事が可能。

【球技】
1.このスタンドは、あらゆる『球技の技術』を完備している。
2.野球の『変化球』など、『練習しないと(やり方を知らないと)使えない技術』も使える。
3.その球技で可能なことは、外的要因で邪魔が入らなければ『可能』。
4.実用性のない曲芸的なテクも自在。ただし、あまりに突飛な場合『ソース』の提出を推奨。
5.球技をしている間(していない間)スペックが変動する、といった効果は無く、常に『パス精CCA』。
6.『野球』であれば『バット』といったボール以外の道具は、必要なら自前で用意する必要がある。
7.別でボールがあるのであれば、『頭部』をボールにしなくても球技の技術は発揮できる。

366名無しは星を見ていたい:2021/01/02(土) 13:12:27
1.覚えてないね…よかったらお姉さん付けてくんない?
2.女
3.7か…8くらい?
4.何も覚えてない
いや、常識とか一般的な知識はあるけどね、自分の事は何も分からない。
気付いたらここにいたんだよ。
良かったら相談に乗ってくんない?これから何をすればいいとかさ
5.記憶喪失、出所不明の謎の人物
DNA鑑定を受けても誰の子か不明
老人のような白髪と鮮血を思わせるような真っ赤な瞳が特徴だが
皮膚は通常の黄色人種なのでアルビノでは無い模様

367『音仙』:2021/01/12(火) 23:14:10
>>366(???)

「――――――――――――――ああ、よかった。『違う』。 
 いえ。キミは確かにすべての記憶を失ってはいる、そこは間違いない。
 『こちらの話』です。キミに何か問題がある、というわけでもなく……」

「……『深層』……『底』まで、キミが『何者』なのかを示す答えは無い。
 これを、幸いと言っては、本当はいけないのでしょうが……
 『意味記憶』を失っていなかったことは、本当に、不幸中の幸いでした。
 それを想像してしまうほどに、キミの『記憶』は手がかりすら失われているから。
 その『容貌』……『白い髪と赤い目』が『先天性』か『後天性』か、それすらもね」

        キィィィィ
               ――――――――  ん 

「一つだけ、分かっていることがあります。『ステインド・スカイ』。
 『これ』だけが、私の『ウィスパーズ』で漉しとることの出来た『心音』
 キミの心に広がる無限の宙空の中で、唯一残っていた『痕跡』」

            「キミにとって意味があるものかは分かりません。
             ですが、生きていくうえで『不要』ではない筈」

「それで……『名前』。それに、『これから』ですか。
 ……それを考えるのに、時間がとてもとてもかかってしまいました。
 名前は、そう、『そら』――――『ソラ』というのはどうでしょう」
 
「キミの『能力』からの発想でもあり、何にも染まらない今の状態でもある。
 ああ、『漢字』での書き方は……キミがいつか覚えたら、自分で決めると良い。
 『苗字』が無くて不便になった時は、そうですね、『藤原』を使ってくれても。
 エエ、どこにでもある苗字ですし……好きな苗字を自分で考えても良いですよ。
 どちらにしても、『正式な戸籍』を与える能力は、もちろん私にはありませんが」

「ああ、『これから』についてはもっと難しい。……私に出来る事も、そう多くはありませんし」

                      「キミは、どうしたいとか……あります?」

―――――――――――――――――――――――――――――――

本体の頭に乗る『雲を纏った冠』と、
本体の手に現れる『ステッキ』のスタンド。
発現中は身体能力が補正され、大人並みの腕力や、
人間の域を凌駕する『スピード』を本体に付与する。

その手の『ステッキ』で触れた無生物に、
『浮遊』を引き起こして『雲』で覆う能力。
雲の大きさは物体を覆っても余裕がある程で、
浮遊する高さについては微調整が出来る。

雲の性質は現実の空に浮かぶそれに近く、
実体化こそしていてもほとんどただの『白い霧』に等しいが、
スタンドを纏った本体は自由に触れ、乗って上を渡れる。

最後に――この時に『雲』を纏った物体が、
特定の条件に当てはまっている場合について、
雲から『気象』を発生させる事が可能となる。

現在適用できる条件は、『氷点下の物体』。
引き起こされる気象は、直下への継続的な『降雪』である。

『ステインド・スカイ』Stained Sky
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――
          →『ソラ』について、そんな『特別な才能』だけ分かっている。

368『音仙』:2021/01/12(火) 23:29:40

雲の冠と、ステッキのスタンド。
ステッキで触れたものを浮上させて『雲』で覆って浮かせ続ける。
冠をつけているときの本体のみが、雲に干渉したり、上に乗れる。
雲にした無生物が『氷点下』の場合、そこから雪を降らせる。

『ステインド・スカイ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.頭に乗る『雲を纏う冠』と、手に持つ『杖』が必ずセットで発現される『器具型』のスタンド。
  スタンドの発現中、本体の動作は『パス精CBC』に補正される(ただし疲労などは反映される)
2.冠は『鉄製』に近い強度で、破壊されてもダメージフィードバックは無い。
  本体は重さを感じない。現状では取り外す事は出来ず、激しい動きで落ちてしまったりもしない。
3.杖も『鉄製』に近い強度で、ダメージフィードバックは利き腕。こちらも本体は重さは感じない。
  長さは60cmほど。形状としては『ステッキ』に近い。持ち替えは可能。射程は『1m』。
4.ステッキで触れる事により、『無生物』を『雲』で覆える。ただし『雲を雲で覆う』は不可能。
5.無生物のサイズは『バランスボール』程まで。最小制限は『ピンポン玉』程度まで。
  また、『破壊力C』では継続して持ち上げ続けられないものは雲で覆う事が出来ない。
6.動いている無生物についても、『雲』で覆える。その場合、触れた時点での無生物の慣性は失われる。
  ただし、『スピードB以上』または『スピードC、パワーB以上』で動く無生物は雲では覆えない。
7.スタンドは原則、無生物とはみなさない。スタンドが発現した無生物は、原則的に無生物と見なす。
8.生物が『持っている』『身に着けている』物は生物の一部と見なされ、無生物とはみなさない。
9.雲の同時発現は『4個』まで。能力射程『30m』。持続時間『1時間』。視界内にある雲については、『個別の任意解除』も可能。

【雲の性質】
1.杖で触れた無生物は、その瞬間その場で『パスCB』で『浮上』し、浮上した位置で雲で覆われ、浮遊し続ける。
  なお、浮上が妨げられた場合、『一切浮かなかった』なら雲で覆われる事も無い。
  ただし『少しは浮くことが出来た』のであれば、その浮上できた高度にて雲で覆われ、浮遊し続ける。
  (『浮上』と『雲の発生』はワンセットである)
2.浮上する高さは、覆った際に任意で決める。デフォルトは『1m』だが、
  元の位置から『0.1m』〜『3m』まで、精度Cの範囲で自由に決められる。
  ただし、雲が発生するスペースがないような高さを指定することは出来ない。
3.雲の大きさは、無生物を完全に覆い、かつ無生物の外側全方位に『同じ無生物が半個分』程の厚みが確保される。
4.雲は実体化したスタンド物質だが、白い『霧』に近く、雲自体に触れたり乗ったりは出来ない。
  内側にある無生物の位置や向きは固定されていて、無生物の上になら物を乗せたりは出来る。
5.雲を散らす、かき分けるなどは可能だが、『スピードB』で再生して元の状態を常に保つ。
6.核となった無生物が破壊されたり、『パB』で無理やり動かそうとした場合、雲が解除されて無生物は落下する。
7.『冠』を纏った状態の本体のみ、『雲』に自由に触れ、また雲部分の上に乗ることも出来る。
  その際の質感は『羽毛布団』に近い。触れてもちぎったり破壊したり、変形させたりは出来ない。
  『冠』が破壊されてしまっている状態では、この能力は無くなる。
8.雲の高さを『再調整』したい場合は、手に持った状態の『ステッキ』を雲に引っかけた場合のみ、
  『固定』を無視して引き上げ、引き下げが可能。本体の『素手』では不可。

【天候】
1.雲にした無生物の性質により、雲は特定の『天候』に基づく現象を引き起こす。
2.現在『天候』を発生させる無生物の性質は、『表面温度が0度以下の無生物』。
3.これを核にした雲はそれ自体が『0度』の冷たさになり、常に直下へ『雪』を降らせ続ける。
4.雪が降るのを止める事は出来ないが、雪が降るスペースがなくなるとその時は降らなくなる。
5.雪も実体化したスタンド物質。いわゆる『パウダースノー』に近く、水分はあまり含んでいない。
6.雪の能力射程は雲の射程に等しい。持続時間なども同様。解除には、対応する雲を解除する必要がある。

369名無しは星を見ていたい:2021/01/29(金) 08:26:25
C.時高切渡(ときたか・きると)
D.女性
E.20
F.私自身の体に発現する……えっと、纏うタイプって言うんでしたっけ。そういう……
G.私、怖いんです。自分が自分でないような……朝起きてそこにいるのが私じゃない誰かのような……そんな気がして
A.二重人格の疑いがある。
  スタンドに関する研究をしている。

370『音仙』:2021/02/09(火) 00:55:15
>>369(時高切渡)

「――――――難しい心音でした。イエ、ありがとう。
 『スタンドの研究』というのも……あるいはキミの『心』も、
 その、とても『興味深い』テーマで……ああ、とはいえ、
 この『サイアノタイプ』以上に、というわけではないですが」

                 ギィ ・・・

「『研究に役立つ能力』というよりは、
 『研究のきっかけ』だったのでしょうか。
 あるいは能力は重要ではなく…… 
 キミがスタンド使いである事自体が重要なのか」

「いずれにせよ、『予算』の出る研究ではとてもないでしょう。
 ……キミを突き動かす物が何なのか、ぜひもっと聴かせてほしいけど」

                「マア、強要するのも……どうなのでしょうね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

纏うタイプのスタンド。
濃淡様々な『青い光のライン』で構成されており、
本体を衣服や持ち物ごと覆うような形で発現する。
このため、見た目に大きな変化は起こらない。
発現中、本体は常人を凌駕する『破壊力』を得られる。

空間に、己自身の『肖像』――即ち『外見』を焼き付ける能力。
そして『肖像』の己と『目を合わせる』か、『触れる』事で、
肖像の『外見』を現在の自分自身に『転写』し、上書きする。
これにより、瞬時に『持ち物』を手に発現する事や、
己の『外見』に表れている範囲での負傷を打ち消す事が出来る。

能力で焼きつけ、転写できるのはあくまでも『外見』のみに限られるため、
目に見えない要素、記憶や知性、外見変化を伴わない負傷等もそのままだが、
目に見えない中で唯一、『魂』については焼き付けられている。

――ゆえに肖像の転写を行った時、本体の人格は、
焼き付けた時に表出していた側の人格へと『切り替わる』。

『サイアノタイプ』Cyanotype
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――
                           →それが、『時高切渡』の特別な才能。

371『音仙』:2021/02/09(火) 01:10:40
纏うタイプ。自身の肖像を空間に焼き付ける。
肖像と目を合わせるか、触れるかすると、
肖像の外見を、今の自分の外見に上書きする。
外見の変化を伴うものなら、負傷なども上書きされる。

『サイアノタイプ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。発現中、本体の破壊力は『B』になる。
2.どちらの人格であれど、問題なく発現する事が可能。
3.人格により性能が変化する、という事は現時点では無い。
4.ヴィジョンに、特別に何か身を守るような効果は無い。

【肖像の焼き付け】
1.今現在自分が存在する空間に、瞬時に現時点の外見(肖像)のヴィジョンを焼き付けられる。 
  より厳密には、焼き付け後にその位置から『移動』することで、残像のように『残す』形となる。
2.肖像は立体的で精密だが、微動だにしないし、よく見れば判別は可能。   
  遠目に視るだけだったり、視力の悪い者だったりすれば、騙せる可能性はある。
3.外見とは肉体に加え、ポーズ、衣服や装身具、そして両手に持っている『持ち物』が含まれる。
  ポケットの中に入っている物など、目に見えないものは焼き付けられない(無い物と扱う)
4.肖像は一般人にも見えるが、実体はなく、本体以外が触れると『すり抜ける』。
5.空間を起点としているので、空間ごと削るような能力を受けた場合は消滅(解除)する。
6.射程は『30m』。同時発現数は『最大で5つ』。持続時間は『12時間』。任意解除可能。
7.このスタンド自体を解除した時も、肖像は残しておける。もちろん、解除する事も可能。
  本体の意志に依らない『気絶』の場合についても、肖像だけは残ったままになる。
8.本体が肖像の自分と『目を合わせた』または肖像に触れた時、『転写』を行える。
9.目を合わせて発動する場合、本体の体は『一呼吸』ほどの間硬直して、行動は不能となる。
  触れて発動する場合は、特に硬直などは発生せず、そのまま能力が発動する。

【焼き付けた肖像の転写】
1.肖像の外見を、本体の外見へと転写する……すなわち、外見を瞬時に、肖像のものに上書きする能力。
2.服の下や中、皮下、疲労、記憶、知識など、『見えない部分』については原則は転写されない。  
3.肖像のポーズも転写される。スペースがないなどで肖像のポーズが取れない場合は転写自体出来ない。
  同じく肖像の衣服や持ち物などを転写できるスペースがない場合も、転写自体が出来ない。
4.転写元となった肖像は、その場で風に混ざるようにして消滅する。再利用は出来ない。
5.転写を行う度、同時に焼き付けておける肖像の数が1つ減っていく。
  これで減った同時発現数は、『10分』経過ごとに1つずつ回復していく。
6.ただし『同時発現数を全て使い切った』場合のみ、一晩寝ないと回復しなくなる。
7.逆に、現在の自分の外見を肖像に転写し、肖像を最新の状態に更新する事も出来る。
  こちらについては特に肖像の同時発現数が減ったりはしないし、肖像が解除される事もない。

【転写の例】
1.負傷している時に、無傷の頃に焼き付けた肖像から転写を受ければ、『見える部分』は無傷になる。
  ただし服の下の傷や、体内のダメージ、傷のない痛みや病など『見えない部分』は傷ついたまま。
  一つの傷で外傷と内部の損傷が両立するよう傷についても、『外傷部分だけ』が無傷になり、内部のダメージは残る。
2.転写元の肖像と現在の服装が違う場合、今着ている衣服は消え、肖像の着ている服が発現される。
  見える服の下に着ているインナーや下着など『見えない部分』については、今着ているもののまま。
3.転写元の肖像と現在の持ち物が違い、かつ現在が手ぶらなら、肖像が持っている通りの持ち物が手に『発現』される。
4.転写で発現される衣服や持ち物は実体化した通常物質で、スタンドを解除しても消えない。
5.持ち物が違い、かつ現在別の物を持っているなら、肖像の持ち物は発現されない。
  今持っている物を捨ててから発動すれば、捨ててからすぐでも、問題なく発現される。

【魂】
1.目に見えない部分は焼き付けられず、よって転写もされないが、唯一『人格』は例外。
2.ゆえに別人格が焼き付けた肖像を転写すると、そちらの人格に切り替わる。
  もっとも人格ごとの能力の差異は無いため、実利的な意味はない。
3.また、魂に作用するような他者のスタンド能力を受けていた場合、
  それについても肖像として焼き付けられ、またそれを転写した際に着いて来る場合がある。
4.他者の能力が焼き付けられ/転写されたとして、持続するかは、能力や状況次第。

372名無しは星を見ていたい:2021/02/11(木) 02:42:29
1.聖川篤虎(ヒジリカワ アツトラ)
2.男
3.20代
4.店の名前を出すのはあえて伏せるけど、某『フライドチキン屋』あるじゃない。
  ガッツリ食べたいってなるとやっぱ『3ピース』がマストな訳よ。
  けど、あのチェーン店のってギトギトに『ジューシー』なのと紙粘土かッてくらい『パサパサ』なのが混じってるンよ。
  1個目ジューシー、2個目パサパサ、最後ジューシーって感じならまだ良いんだけどさ、
  1個目、2個目がジューシーで「ン美味ッ!」ッてなッて最後の3つ目がパサパサのハズレだともう気分ガタ落ち。

  アレッてランチに喰うには決して安くない金額だしさァ、
  昼メシにすげェ『フライドチキン』喰いてェッてなっても、あの『ギャンブル感』を味わいたくないから
ワンコインかつハズレのない『ウドン』や『ハンバーガー』で済ませちゃうんだよな。
5.歓楽街に最近できた『tarantula』※に在籍する『現役ホスト』
 (※聖川が崇拝する【歌舞伎町四天王】と呼ばれるは ホスト『神城聖』が経営者である『神城グループ』系列の新店ホストクラブ)
  今の所食うに困ってはないが、生来の『妥協癖』が災して未だ大成していない『中堅ホスト』。
  いつかは『星見町四天王』と呼ばれる程の『夜の男』を夢見てはいるが、現状は停滞の日々を過ごしている。

373『音仙』:2021/02/21(日) 00:57:39
>>372(聖川篤虎)

「――――――聴き終わりました、ありがとう。
 『妥協』する事は発展や成長とは真逆のようで、
 しかし多くの人間はどこかで『妥協』しなければならない。
 私もそう。キミも。……ただ、キミは、『妥協の才能』があるようですね」

            キィィィィーーーーーーー  ・・・  ン

「名を、『ドゥルセ・ネクタル』。
 ……『妥協』を抱き、赦し、『蔓延』させる。
 それでいて、『夢を捨てない』程度には、
 己は『妥協に?まれない』側面も有している」
 
「誰もが妥協する世界の中で『勝利』するには、
 徹底してストイックであるのが一番なんでしょうけど、それは難しい。
 だからあるいは、『妥協とうまく付き合える』事こそ、肝要なの、かも」

         「……私は『ホストクラブ』には縁がありませんが、
           キミが、キミにとって満足のいく夜を歩めますよう」

――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
夜空を思わせるジェットブラックのボディに、
ネオンの如く光る管が縦横無尽に走っている。
全てにおいて高度なスペックを有するのだが、
その性質から、『無敵』の能力とは言い難い。

このスタンドは、常に『僅か』に妥協する。
格下を刈り取る内には何も問題は無いが、
同等のスペックを有する相手と競うと、
妥協するこのスタンドは必ず『負け』てしまう。

そして全身を通る管は『指先』を終点としており、
そこから、『光る水』が流れ出させる事が可能。
水は発泡して芳しい葡萄のような香りを持ち、
さながらシャンパンのような味わいだが、
酩酊とはまた異なる失調を、摂取した者に齎す。

――――即ち、『妥協体質』になること。
対象はこのスタンド同様に『全力を出しきれず』、
格下には負けずとも同格に劣る状態になる。

このスタンドは『妥協を知る』ゆえに、
妥協度も一定を下回ることはないのだが、
他の存在は摂取する度に妥協を繰り返してしまい、
最終的には『格下』だった相手に並び、抜かされる。

なお生物がこれを摂取した場合については、
それを楽しんだ『味覚』『嗅覚』『性格』にも影響し、
精度が下がって微細な異和を感じられなくなるほか、
どこかで『妥協をしてしまう』性格になる傾向がある。

『ドゥルセ・ネクタル』Dulce Nectar
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1.8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――――――――――
         聖川篤虎(ヒジリカワ アツトラ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

374『音仙』:2021/02/21(日) 01:32:14

同じスペックの相手と競い合うと負ける、妥協体質のスタンド。
手から出す『光る水』を経口や粘膜や傷口から摂取させることで、
他の生物やスタンドも同じ妥協体質にし、また重ね掛けで悪化させる。

『ドゥルセ・ネクタル』
破壊力:B スピード:B 射程距離:E(1.8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.このスタンドの動作の『破壊力』『スピード』『精密動作性』は全て『若干』低く、同じ『B』の通常の相手に負ける。
3.このスタンドを『全力』で動かし続けたとしても、他の『持続力B』よりも『体力の消耗』が少ない。

★この『2』『3』の性質(同ランクより動作の破ス精が若干低く、持続力が若干高い)を『妥協体質』と称する。
  『元がB』なら『B』には必ず負ける。『C』に正面から負ける事は無いが、通常の『B』ほどは圧倒は出来ない。

4.両手の全ての指の先から『光る水』を出す事が出来る。噴出孔の径は一般的なウォーターサーバー程度。
5.水を出す勢いは『パスCC』程度が最大。殺傷できるほどではないが、噴射も出来なくはない。
  基本的には気にならないが、全開状態を長時間続けるなどすると、激しく疲労する。
6.この水は実体化したスタンド物質。物体をこれで濡らせば、スタンドコーティングに等しい状態になる。
7.無毒で、味や匂い、発泡性など『シャンパン』に近い。ただしアルコールの性質は無い。
8.品質は、『シャンパン通』が楽しむには『微妙』と答える程度。特にこだわりが無いなら不味い味ではない。
9.同時に存在させておける水の量は『風呂桶一杯分』ほど。持続時間は『54分』。射程は『スタンドから27m』。

【妥協の霊水】
1.光る水を摂取した(内部に注がれた)生物、スタンド、無生物は『妥協体質』になる。
  
  スタンドと生物それぞれで、ダメージフィードバックがあるなら妥協体質もフィードバックする。
  
  また、それ自体がスペックを有さない無生物は妥協体質にしても意味はない。 


  例:拳銃を妥協体質にすれば弾速や破壊力が『妥協』されるが、
    投げるために用意した石を妥協体質にしても、投擲速度は変わらない。
    なぜなら『石自体にスペックがある』わけではないからで、
    投擲を弱めたいなら『投げる人間』を妥協体質にする必要がある。

2.摂取は経口に限らず、『粘膜』や『傷口』に掛ける、手刀や濡らした刃物で刺す・切るなどしても発動可能。
  また、量として『飛沫が1滴跳ねた』などでは不可能で、『ボトルの蓋に一杯分』程度は必要。
  無生物に対しては、その内部に注ぎ込む必要がある。発動すると、水は摂取部から対象内に吸収される。
3.能力射程は『スタンドから27m』で、持続時間は『54分』。本体の意志で任意解除可能。
4.『摂取した箇所』を『水で洗う(飲んだ場合は水を飲む)』事で妥協から『醒める』事が可能である。
  少量の水では不可であり、飲むにせよ洗うにせよ、『500mlペットボトル』程度の量は必要。
5.複数回この能力を受けた場合、受けるたびに『妥協が深まる』。
  量ではなく回数で判定するため、一度に多量を飲ませても意味は無い。
6.同じスペックの妥協体質の者同士では、より深い妥協をしている側が『負ける』。
7.『4重』に妥協が深まると、『1ランク下のスペックと同格』にまで落ち、それ以上は悪化しない。
  また
『4重』に重なった妥協は、能力の解除後も『11時間』にわたって持続する。
8.生物が摂取した場合に限り、持続時間中、対象の『味覚』『嗅覚』が『妥協的』になる。
  
ごく端的に言えば、微細な味や匂いの変化を感じ取れない『味音痴』になるということ。
9.またかなり個人差はあるが、おおむね『妥協しやすい』性格になる傾向がある。
  『意識して跳ねのける』事で行動に影響させない事も可能だが、極限の攻防で『差』が生じる可能性はある。

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376名無しは星を見ていたい:2021/03/28(日) 10:57:15
えと、お邪魔します
お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします

1.名前
七篠 譲葉
2.性別
女の子です
3.年代
16歳です
4.心の声
私が七篠の家に生まれて、母はすぐに死んでしまいました。
お父さんは婿養子だから、七篠の家を継げるのは私だけだとみんなが言っていました。
だから私は譲葉。次の代への繋ぎなんだそうです。

……悩み。誰にも言ったことがない悩みなんですけど、誰も私自身を見てくれないんです。
お父さんも親戚のおじさんも、中継ぎの『名無しの譲葉』であれと私に迫って、私の意志なんて誰も見たがらないんです。
私が母殺しの忌まわしい子だから。

だから、私は『私をみんなの目に映したい』
母を殺して生まれたとか、中継ぎだとか、周りに決められた属性じゃなくて私を見てほしいんです。

あ、そうだ、友達には譲葉じゃなくてユズって呼んでもらってます。
もしよければ先生?もそう呼んでください。

由来ですか?
庭にあった柚子の木が毎年すごく甘くていい香りで、大好きだったからって周りには言ってます。

でも、内緒なんですけど本当は違うんです。
『桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿十八年』って言うじゃないですか、
柚子って大馬鹿なんて言われちゃうくらい、実が生るのが、����次の世代ができるまでが長いんです。
毎年葉を落として次の世代に場所を譲る譲葉なんかより、大馬鹿でも私は私として次に譲らずに立ってたい。
譲葉じゃなくて柚子がいいんです。

5-1.その他(外見)
髪は背中まである焦げ茶のストレートで前髪の左側だけ編み上げている。
目は海松色。暗いところでは黒く見える
虹彩幅がほんの少しだけ狭く、(三白眼のようにややきつく見えてしまうのでは…)と気にして、眉はタレ眉になるようにカットしている。
左目下に泣き黒子があり、「男をたらし込む女になるぞ、安泰だな」と親戚のおじさんに言われたことを気にしている。

5-2.その他(性格)
中継ぎでしかない後継ぎとして、思ってることを口に出せない役割を周囲に求められていた。
だが本当は自分という存在を確立して『名無しの譲葉』ではない自分になりたがっている。
『譲りたくない』という気持ちと『私は私だ』という自負が強い。
七篠家は言うほど良家でもないのに伝統や後継ぎを求める親族に内心辟易としている。

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379『音仙』:2021/04/02(金) 23:33:19
>>377(七篠 譲葉)

「――――はい。聴き終わりました、ありがとう。
 『自分自身を見てほしい』『私は私』……素晴らしい事です。
 キミは、キミ自身の『呪い』を、自ら解こうとしている。
 私のような自堕落な人間を、『先生』と仰ぐのはもったいないくらい、
 本当に、しっかりしている……エエ、衝動で収まる心情でもないでしょうし」
 
「ただその……キミの才能は、『キミの理想体』ではなく、
 皮肉にも、『血脈』の『重圧』……あるいは『周囲からの目』。
 そうした『環境』で育まれた、ある種『呪い』の『化身』とも、
 あるいは、歪な『期待』が生んだ『祝福』とも、言えるものです。
 『こうあってほしい』思いは、時に『こうありたい』思いより強く、
 そして真綿のようにやさしく、心の音を形作ってしまう……」

          キィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーン ・・・

「キミの中に響く、この才能の名は……『リルトランク』。
 ……このスタンド自体が『幹』であり、ゆえに『枝』を生やす。
 植物や、そこから作られるものが媒介として必要ではありますが、
 あらゆる『常緑広葉樹』の枝を……柚子でも、ユズリハでもね。
 そして……必要に応じて『枝』を『犠牲』にし、己を襲う凶刃から逃れる」

「ああ、『スタンド』はあくまで、『特別な才能』に過ぎません。
 ……『才能』だけが人間を作るわけではない、という事です。
 キミという人物の『心』全てを示すわけではありませんから、
 そこについては、あまり、気にし過ぎないのがいいでしょう。
 エエ、あくまで『今日までのキミ』の中で育まれた『音』ですし」

「これから枝分かれしていく、人生という無限の岐路。
 そこを歩むための一本の柱にするには、中々悪くない『幹』だとも、思います……よ?」

――――――――――――――――――――――――

人型のヴィジョンを有するスタンド。
仄かな光を帯びた『葉』が折り重なった外套を纏う。
手脚は『枝』のようで、総じて『樹木の精』を思わせる。
非力だが速度は並程度、そして精度は圧倒的に高い。

手で触れた『植物』や『植物製の製品』から、
一本の『常緑広葉樹』の枝を生やし、伸ばす能力。
発動時に一度触れさえすればあとは手を離してもよく、
生え伸びる勢いはスタンド自身の動作を凌駕し、
視認さえしていれば勢いの調整も可能なので、
刺突や不意打ち、太い枝による足場の創出にも使える。

また、枝の性質は、実在するそれに準拠する。
『柚子』などは果実や花をつける事も可能で、
品質は十分に市場に並べられる域にあり、
また、枝から?いでもしばらくは持続もする。

そして何よりのこのスタンドの特質は、
周囲『5m』に一本でも『枝』が存在するとき、
このスタンドがダメージを受けた瞬間に、
スタンドヴィジョンを一瞬にして枯らし、崩壊させ、
代わりに、『枝』をスタンドヴィジョンに変化させられる。
これにより、受けるハズだったダメージは無かった事となる。
反面、使用のたびに生やせる枝の数が一定時間減ってしまう。

『リルトランク』Lil Trunk
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A

――――――――――――――――――――――――
        七篠 譲葉→己の『特別な才能』を聴き、把握。

380『音仙』:2021/04/02(金) 23:40:43

手で触れた植物や植物製品から『常緑広葉樹』の『枝』を生やす。
枝は望んだ常緑広葉樹の有する葉や果実、花なども再現でき、
どのような長さに、どのような勢いで伸びるかも、発動時に設定可能。

5m以内に枝が存在する状態でこのスタンドがダメージを受けた際、
スタンドヴィジョンを枯れさせるような形で崩壊させ、
代わりに、近くの枝をヴィジョンに変化させる事が可能。
これによって、発動のトリガーとなったダメージは打ち消される。

『リルトランク』
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.ヴィジョンの手で触れた『植物』や『植物製品』を能力対象にすることができる。
  なお、『固体』ではないものは対象外。また、『石油製品』などについても対象外。
3.同じ物質に対して、この能力を重ねがけすることは出来ない。
  一度解除した(させられた)上で再度発動し直すことは可能。
4.このスタンドの発現する枝や、その付属物は、現在は能力対象には出来ない。
5.能力対象にできる最小のサイズは、『本体の手のひらサイズ』ほど。
  能力対象とした植物からはみ出るようなサイズの枝は、もちろん生やせない。
6.能力対象にできる最大のサイズには、特に限界はない。
7.床や巨木など、大きすぎるものが対象の場合、『5m四方』ごとに個別に能力対象と出来る。
8.能力対象がサイズを満たさなくなるほど破砕、消失すると、枝も消える。

【枝の発現や解除】
1.対象物質の任意の箇所から、実体化したスタンド物質の『枝』を生やすことが出来る。
2.生やす箇所は触れた箇所から『0.5m以内』、物質上かつ視認できている範囲に限る。
3.触れた箇所から直接生やす事も勿論可能。
4.ただし、伸びるスペックで押しのけられない障害物があると、発現出来ない。
5.枝が生え伸びる際の勢い(速度と破壊力)は『パスCB』までの範囲で自由。発動時に決定する。
6.発動時に一度触れればば、その後は対象に触れていなくとも、発動時に決めた長さまで自動で伸びる。
7.『視認している』時に限って、伸びる勢いを変える事も可能。縮めたり、枝の性質を変えるのは不可能。
8.枝自体の射程は『スタンドから30m』で持続時間は『3時間』、
  本数は最大同時『5本』まで。後述の能力を使用した場合のみ、同時発現数が一時的に減る。
9.遠隔で任意解除する事も可能だが、解除したい枝は視認している必要がある。
  枝自体が折れる、砕けるなどした場合は、強制解除されてしまう。

【枝の種類や付属物】
1.生やす枝は、実在する『常緑広葉樹の枝』の枝から、自由に種類を選択出来る。
2.枝の『長さ』や太さ、強度、付属物などの性質も現実に準拠する範囲で、発動時に自由に決められる。
3.枝の形状も、長さなどとあわせて現実的な範囲でなら任意。単に『棒状』と考えてもよい。
4.花や果実、葉などは現実の枝に準じて備わり、性質も現実に準拠する。
5.付属物は枝から外れると『3分』ほどで解除される。射程は枝からで『3m』。
  外れた付属物を再度生やす、という事は不可能で、量産なら解除して再発現する必要がある。
6.食され消化されるなど、他の生物に取り込まれた果実や葉などに関しては解除の概念はない。

【枝】
1.このスタンドがダメージを負った瞬間にのみ発動する事が可能。本体のダメージでは不可。
2.この能力を発動した場合、本体への『ダメージフィードバック』が発生しない。
3.条件は、『スタンドから5m』以内の範囲にこのスタンドの『枝』が一本でもある事。
4.発動すると、ダメージを負った箇所を中心にヴィジョンが枯れるように崩壊し、一時的に消失する。
5.一呼吸ほどの間が空き、5m以内で最も近い『枝』一本がこのスタンドのヴィジョンに変化する。
  なお、その枝についてはまつわる付属物(葉や果実など)も含め、全て解除されてしまう。
6.その際、『発動時に受けたダメージ』やスタンドの能力は打ち消される。
  それ以前からのダメージやスタンドの能力については、引き継がれる。
7.ダメージの種類は自傷含め問わないが、ダメージを伴わない能力や現象はトリガーにならない。
8.この能力を発動すると、それから『3分』の間、生やせる枝の本数が一本減った状態になる。

381名無しは星を見ていたい:2021/04/05(月) 20:24:27
1.名前:楠茂(くすのき しげる よく間違えられるのでクスモを愛称にしている)
2.性別:男
3.年代:23
4.心の声:ジジイにつけてもらった古臭い名前のおかげで、このとおり立派なガタイに育った。
       学生時代はサークルのお遊びで空手をやり、卒業後はバイトからスライドして引っ越し屋。
       ……ンだけど、俺は実はコマかいことが好きなんだよな。
       小さい頃から部屋ン中でブロック遊びに夢中だったし、最近はミニチュアハウス作りにハマッてる。
       寝る前のルーティンは明日の弁当の仕込み、ストレッチ、家計簿だ。
       ……『似合わないこと』……『男が小さいことを気にするな』……ったってなあ……。

382『音仙』:2021/04/11(日) 01:46:35
>>381(楠茂)

「―――――――――聴き終わりました、エエ、ありがとう。
 やれること、やりたいこと、誰かがキミにやらせたいこと。
 それらがすべて一致する事は、早々、ある話ではありませんよね。
 ですが……何かを極める事を目指すのでもなければですが、
 どれを優先するかを『必ず選ばないといけない』訳でもない。
 キミのように、少なくとも今は、『公私』の中で両立出来る人もいる」

            「とはいえ」

    キィィィィ――――――――――――――――
                        ン

「『このような形』の才能が眠っていたあたり、
 キミの『迷い』は、相当なものだったのでしょうね」

              キィィィィィィィィィ  ――――――――― ・・・

「圧倒的な破壊力を誇る、『ヘヴィハーツ』――――
 エエ、キミの『本当の趣味』とは、少し離れている姿でしょう。
 動きこそ荒っぽいとはいえ、『職業』には適しているかもしれませんが……
 ですが、そう。今聞かせた通り――――『ロングナイツ』も、キミの才能。
 より正しくは……『ヘヴィハーツ』に乗り込んだ、『ロングナイツ』が、ですね。
 極めて特殊な、『群体型』と呼ばれる……その中でも非常に特殊な形です」

「どちらが主体か、は……『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』。その名が示す通り。
 しかし『どちらも欠かせない』キミの心の音。私はそう解釈しますが、キミの解釈は……ご自由に」 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

大柄な人型ロボットのスタンド――『ヘヴィハーツ』。
古い工業用機械の如き、無骨でインダストリアルな外見。
大柄さや見た目の印象通りの絶大な破壊力を持つが、
動きは大雑把で洗練されていない――そんな『ロボットスーツ』である。
そう、これは『人型』ではあるが、単体で動かせるものではない。

スタンド内部には『もう一体の人型』――『ロングナイツ』が存在し、
乗り込んだその存在をもって、『ヘヴィハーツ』を操作している。
いつでも『ヘヴィハーツ』の外に出させ、こちらを操作する事も可能。

『ロングナイツ』は機械化された昆虫人間ような外見で、掌に乗るサイズ。
パワーは見た目通りに控えめだが、高い精密動作性と長射程を誇っており、
両手足に『吸着力』があり、手の大きさが足りないものでも持ち上げられる。
天井にぶらさがる、壁を這い上がるなどといった、トリッキーな移動方法も自在。

『ロングナイツ』を外に出した後も、残された『ヘヴィハーツ』は解除はされない。
本体に追従する以外の操作は不可能となるため、そのままでは無意味だが、
これに本体や、本体の許可した人型スタンドが触れると、対象が『乗り込む』事が可能。

『ヘヴィハーツ』のスペックは搭乗者に左右はされないままで、
自由に動かし、何より、スーツ越しに己の『能力』も使用出来る。
これは『ロングナイツ』の搭乗時=デフォルトについても同様。
手足に『吸着力』を生じさせられるが、『高い精度』は発揮できない。

なお、このスタンドは『別のスタンドが2体』いるのではなく、
『2体で1体のスタンド』――――変則的な群体型と言える。

『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』Long Nights and Heavy Hearts
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                            クスモ→己の『特別な才能』を聴き、把握。

383『音仙』:2021/04/11(日) 01:51:48

本体の手のひらに乗るような小人型のスタンド。
両手両足に吸着力を生じさせ、壁や天井を登れる。
また、自分の手より大きなものを持ち上げるにも便利。

『ロングナイツ』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(30m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:B

人より一回り大きい人型ロボットスーツのスタンド。
本体または人型スタンドが乗り込むと操作でき、
ロボットスーツ越しに『能力』も使用可能である。
誰も乗り込んでいない場合は、動かず追従するだけ。

『ヘヴィハーツ』
破壊力:A スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:B

発現した瞬間の『ヘヴィハーツ』には、
必ず、『ロングナイツ』が乗り込んでいる。


『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』
破壊力:A(D) スピード:C   射程距離:D(B)
持続力:B   精密動作性:D(A) 成長性:B

【ロングナイツ】
1.掌サイズの人型スタンド。本体へのダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.両手足に任意で、『破壊力C』相当の、触れたものに『吸着』する力を発生させられる。
3.あくまで吸着するだけであり、そこから持ち上げたり引っ張る力は『破壊力D』相当。
4.この吸着力のオンオフと精密動作によって、壁や天井を這い回る事が可能。
  また、精密動作性の高さもあって、妨害が無ければ高所からの転落でもうまく着地可能。
5.『ロングナイツ』は発現時に、必ず後述の『ヘヴィハーツ』に乗っている。
  『ロングナイツ』のみ、『ヘヴィハーツ』のみの発現は原則どちらも不可能。
  変則的な形ではあるが、『2体で構成された群体型スタンド』と言える。
6.任意のタイミングで、『ヘヴィハーツ』から、このスタンドを外に出せる。
7.出る場所は、両手のどちらかの上に乗ったような形。出すと決めた『一呼吸後』に出る。
8.『ヘヴィハーツ』から出ている時の射程については、『本体から30m』。 
  『ヘヴィハーツ』搭乗時については、『ヘヴィハーツ』に従い『5m』となる。

384『音仙』:2021/04/11(日) 02:00:48

【ヘヴィハーツ】
1.人間より一回り大きい、人型のロボットスーツのスタンド。身長『2.5m』ほど、射程は本体から『5m』。
2.『ヘヴィハーツ』発現時には、上記の『ロングナイツ』が必ず搭乗している。
  『ロングナイツ』のみ、『ヘヴィハーツ』のみの発現は原則どちらも不可能。
  変則的な形ではあるが、『2体で構成された群体型スタンド』と言える。
3.『ロングナイツ』が降り、搭乗者がいない時、このスタンドは操作不能。
  本体には追従するが操作は一切不可能であり、ただ後ろをついてくるだけ。
4.『ヘヴィハーツ』自体の強度は『破壊力A』にも数発耐えるほどだが、
  『ヘヴィハーツ』が受けた衝撃やダメージは100%全て、搭乗者にフィードバックする。
  『ヘヴィハーツ』が傷つかずとも軽減などはされないので、先に搭乗者が死亡する可能性が高い。
5.誰も搭乗していない時は、受けたダメージは誰にもフィードバックされない。
6.搭乗する前に『ヘヴィハーツ』が受けていたダメージが新たな搭乗者にフィードバックすることは無い。
7.誰も搭乗していない追従状態時、本体か、または本体が許可した人型スタンドが触れると、乗り込める。
  『本体と一体化したスタンド』はケースバイケースだが、『ヴィジョンの無いスタンド使い』は一律乗り込めない。
8.『ロングナイツ』についても、一度出た後に再度乗り込ませたい時はその過程が必要。
  乗り込みの際には、スタンドでも本体でも姿が『消える』ようにして行われる。
  なお仮に『ヘヴィハーツ』に大穴が空いたりしても、中に対象の肉体が見えたりはしない。
9.何らかの理由で『ヘヴィハーツ』が完全に失われた場合、『1ヶ月』は再発現不可能。
  その間にスタンドを発現すると、『ロングナイツ』だけが出てくるようになる。
  パーツ単位の損傷だけなら、『一週間』ほどで修復されるが、修復までは破損したまま発現される。

【搭乗状態】★発現時の『ヘヴィハーツ&ロングナイツ』は、必ずこの状態である。
1.『ヘヴィハーツ』の搭乗時は、自分の体を動かすようにスーツを自由に動かせる。
  なお、精密動作性Dは歩行や移動には適用されない(歩行や移動は精C相当)
2.射程距離は、搭乗したスタンドではなく、『ヘヴィハーツの本体から5m』。
  それを超えようとして動く事は不可能。無理やり動かされると、強制解除。
3.『ヘヴィハーツ』のスペックは、搭乗者に左右されず常に一定(破ス精ACD)   
  このため場合によっては『弱くなってしまう』こともあり得る。
  例)『ロングナイツ』は精Aだが、『ヘヴィハーツ』搭乗中は精Dしか発揮できない。
4.搭乗者が人型スタンドの場合、その能力を原則的には自由に行使可能。
  例えば『ロングナイツ』の搭乗時なら『両手足の吸着力』を発生させられる。
  接触発動のスタンドなら、『ヘヴィハーツ』越しにでも触れれば発動出来る。
5.総合して言えば、『搭乗状態』では搭乗者のヴィジョンとスペックのみが、
  『ヘヴィハーツ』の物となって、保有する能力は据え置きになるという事。
6.性質上、ヴィジョンに完全に依存した能力については『ヘヴィハーツ』越しには行使できない。
  (人体に一般的にない器官を備え、それを起点に放つ能力など)
7.搭乗者は任意で搭乗を止め、『1秒後』に『ヘヴィハーツ』から排出される事が可能である。
8.搭乗者が人間サイズの場合、『ヘヴィハーツ』の前方から、取っていた姿勢のまま出現する。
  掌サイズ(『ロングナイツ』と同様)なら、『ロングナイツ』と同様の降り方になる。
9.本体や実体化した人型スタンド、本体と一体化したスタンド使いが搭乗した時は、『ヘヴィハーツ』も『実体化した』状態になる。

385名無しは星を見ていたい:2021/04/11(日) 10:24:47
1.扇原映華(おおぎはら えいが)
2.男
3.24歳
4.物心がついた頃に両親が離婚した。父親に「女々しくなるな」「男は女々しいことをするもんじゃない」とよく言われた。
  でも、『女々しい』が何なのかは教えてくれなかった。
  小学生の頃、女の子をいじめてるやつらを見て、「正しくないな」「女々しいやつらだ」と思った。
  だからから『女女』野郎どもと怒鳴ってやった。喧嘩には負けた。父親に話したら「そうか」とだけ言った。
  そんな父親も16歳の時に病気で死んだ。

  社会に出て少し経ったが、父親が『女々しい』をどういう意味で使っていたかは未だにわからない。
  でも『女々しい』人間にはなりたくない。そんな漠然とした気持ちを今も持っている。

386『音仙』:2021/04/16(金) 00:53:37
>>385(扇原映華)

「はい、聴き終わりました――――――ありがとう。
 『女々しさ』……逆に『男らしさ』とは何なのか。
 時代によって変わる価値観、というものは、ありますよね。
 キミのお父さんの時代には正しかったことであっても…… 
 あるいはキミのお父さんも、心底から信じていたのかは分からない」

            キィィィィィィィィィ

「まあ、正しいか、正しくないかは別としても……
 そもそも、その『価値観』にどんな意味があるのか。
 ……キミの中で、まだ答えが出ていないからこそ、
 『女々しさ』というそれ自体は『音』の形を取らなかった」

                     ィィィィーーーーー ン
 
「分かっている事は、『らしさ』とは『圧力』。
 悪い意味では委縮させ……良い意味では背中を押し、
 『決まった形』にするのは、良くも悪くも、でしょうか?」

「名は、『シルバーダスト』……
 『クラシカル』な外見にこそ『古さ』はありますが、
 その『特別な才能』は、いつの世にも通じる『万能の力』。
 さながら……『クラシック』とでも、言えるでしょう」

「『いつの世にも通じるものもある』――――では、行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。

触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』Silver Dust
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                扇原映華(おおぎはら えいが)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

387『音仙』:2021/04/16(金) 00:55:26
全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。
触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(C)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

※『基本情報』※
1.人型のヴィジョン。具体的な射程距離は『1m』。
2.ダメージフィードバックあり。視聴覚リンクなし。
3.『固体』に手で触れることで、『圧力レバー』の設置が可能。
4.『圧力レバー』は、本体を含む生物にも設置可能である。

※『圧力レバー』※
1.金属の質感と強度を持った『実体化したスタンド物質』。
2.同時に『4個』まで設置しておくこどが出来、それ以上設置すると古い順に消える。
3.『T字型』をしており、『押し込む』『引っ張る』事で『圧力』をコントロールする。
4.『親指』ほどの太さを持ち、このサイズ以下の物体には設置できない。
5.破壊されるか、本体の任意によって解除される。『破壊力B』数発で破壊可能。
6.任意解除を行う場合は、視界に入っている必要がある。
7.レバーの『位置』は、感覚的に把握できる。位置の把握精度は『C』。
8.レバーの射程距離はスタンドから『12m』で、持続時間は『10分』ほど。

※『圧力操作』※
1.『圧力レバー』を操作することで物体内部の『圧力』が変わる。
2.押し込めば『加圧』され内部の圧力は上昇する。
3.引っ張れば『減圧』され内部の圧力は低下する。
4.設置時の『レバー』は『15cm』、物体から飛び出ている。
5.限界まで押し込むと『最加圧』。『30cm』まで引っ張ると『最減圧』となる。
6.誰でも操作が可能だが、『最加圧』『最減圧』共に『破壊力:B』相当の力が必要。
7.圧力の変化だけでは、形状に変化や対象への損壊はない――が、外部に対する『反応』は変わる。
 例)『加圧』した状態のゴムボールに触ると、生半可な力では『凹ませる』事すら出来なくなる。
   逆に『減圧』した状態のゴムボールに触れば、ほんのちょっとした力でも一気に『凹む』。
8.判定的には、『最加圧』状態では『破壊力:B』の『反発力』を持つ。
  逆に『最減圧』状態では『破壊力:B』が衝撃に『加わる』。
9.物体全体が固体にあっても『加圧』、『減圧』は可能。
  『圧力』自体で内部が破損することはないが、『反応』による形状変化の影響は受けうる。

※『圧力の漏出』※
1.『圧力操作』状態で表面が破損すると、『圧力』が外部に漏れ出る。
2.『加圧』ならば『風』が飛び出し、『減圧』なら『吸引』という形になる。
3.破損箇所を防ぐことが出来なければ、『レバー』が徐々に元に戻ると共に『圧力』も無くなる。
4.逆に言えば『レバー』を抑え込むことで、『圧力』の影響を維持し続けることも可能である。

388名無しは星を見ていたい:2021/04/16(金) 08:26:36
C.りん
D.おんなのこ
E.10
F.みてみて、頭に鈴蘭生えてるでしょ?かわいいでしょぉ〜♪
G.うちねぇ、人間が大好きでね、人の良い所探すの好きなんだ(得意とは言っていない)
  どんな人間にも一つや二つは絶対良い所あると思うんだよね
  おねえさんの良い所はねぇ、聴き上手な所!それと美人さん!
A.スタンド能力によって頭部に鈴蘭を生やした少女


ではなく


  スタンド能力によって人間の姿を獲得した、
  『自分の事を人間だと思い込んでいる精神異常花』なのだ。
  彼女の住処である、自然公園の心霊スポット『鈴蘭畑』の下には、
  『少女の遺体が埋まっていて、時折少女の霊が現れる』という噂だ。
  噂は噂、真偽は不明だ。

389『音仙』:2021/04/23(金) 01:31:25
>>388(りん)

「え、エエ、とても……かわいいと思いますよ。
 それに、その性格も良い。とても良いと思います。
 私は、その、褒められ慣れていないので……喜び慣れてもなくて」

「上手くリアクションが出来ませんが、そう、嬉しいです。……本当に。
 マア、『美人』というのは、最近、なぜか結構言われるようになって、
 やはり化粧品にお金をかけたのがよかったのではないかと……ネ。
 おかげで最近は確信が持てて、それなら、髪ももう少し凝ろうかなどと……」

「……ああすみません、私は、隙を与えると長話をするタイプで。
 エエ、キミの方が私よりかわいいと思いますよ……本当にね。
 それとまあ、その、いきなりでなければ、いつでも来てくださって構いませんので」

                 「本当に……『お元気で』」

                         ギィィィ

                               ―――――    バタン

390『音仙』:2021/04/23(金) 01:35:04

「………………………………ああ。
 ……驚きました。本当に。キミも分かりました?
 『スタンド使い』である事には全く疑問の余地がないのに、
 私の『ウィスパーズ』では……彼女の『才能』が、その『詳細』がまるで『聴けない』」

「彼女自身の『体質』については、しっかりと把握できたにせよ……ねえ」
 
「――――『フューネラル・リース』」

「それについて分かった事は、本当にごく、一部だけ。
 その名前、そして……そう。それが『死んだ時に発動する能力』である事。
 『死んで能力が変質した』というのは……エエ、キミもまさにそうですけど」
 
「『死なないと発動自体しない能力』というのは、『初めて』かもしれません。
 それに……『それが1度は既に発動している』という事も、『聴けました』」

     「……あるいは『その時』までは、
      『心』の奥底で眠るままの力だからか。
      あるいは『記憶』というものも聴こえなかったあたり、
      1度目の発動と共に……『声』は散ってしまったのか?
      混濁しすぎていて、見つけられなかったというだけなのか」

「いずれにしてもわかる事は……とても、おそろしい存在だという事。
 少なくとも『2度目の発動』は『可能』ではある、でしょうし……
 エエ、それはもう……もちろん『恐れだけ』ではありませんよ。
 だって……『死』の、喪失の苦しみが、そう何度も繰り返されぬよう」

          「『聴けない』以上は、『祈る』事しか―――――」

―――――――――――――――――――――

頭にすずらんが咲いた、謎めいた少女。
体質的には普通の人間と変わらず、
睡眠も食事も生きるために必要らしい。

頭のすずらんは常に咲き誇っており、
花が傷つくと少し気分が悪くなるし、
茎が折れたりするとまともに動けない。
とはいえ、日光浴と睡眠を十分取ると、
花のたいていの損傷は治っているようだ。
そうでなくとも、日光浴は気分はよくなる。

彼女は全身でスタンドに干渉することができ、
またスタンドを視認することも可能である。
能力の一環なのかどうかは分からないが、
体液にすずらんの毒素を混ぜることができ、
その効き目についても自由に調整できる。
強心作用という、薬効だけに絞ることも可能。

ただし、人間を殺せる程には強くはならないし、
体内を循環している限り、彼女自身には効かない。
人間の体を有しているからなのかもしれない。

『りん(2)』
破壊力:D スピード:C 射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C 成長性:―

彼女のスタンド能力は『死亡時に発動する』。
これまでに発動した回数は、『一回だけ』。
現在のところ、詳細は『聴き取れなかった』。

『フューネラル・リース』Funeral Wreath
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

――――――――――――――――――――――
     『りん』の『特別な才能』を知る者は、『まだいない』

391『音仙』:2021/04/23(金) 02:09:25
頭にすずらんが咲いた少女。
すずらんの毒を体液に混ぜることができる。

『りん(2)』
破壊力:D スピード:C 射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C 成長性:―

その『能力』は、『死亡時』に発動する。
過去に発動した回数は、『まだ一度だけ』。

『フューネラル・リース』
破壊力:― スピード:― 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

【基本情報】
1.『りん(2)』の肉体は、スペックも体質も知性も、人間の10歳女児と同じ物として扱う。
  ただし肉体は全てにおいて常時『実体化したスタンド物質』であり、スタンドを知覚可能。
2.『りん(2)』の頭からはすずらんが咲いている。 明記されていない点は通常のすずらん同様。
3.花があっても、光合成で生きられたりはしない。また人間の食べ物で害があったりもしない。
  ただ、日光浴をすると、普通の人間以上に気分がよくなる(スペックが変動するなどは無い)
4.根は『りん(2)』の頭部と融合しており、引き抜くということは、頭部の破壊(ほぼ即死)を意味する。
5.茎も花もやわらかく、打撃には常識の範囲で『しなる』ため、
  『破壊力C』なら余程の直撃でないと耐える(精度次第ではある)
6.自然な時間経過によってすずらんが散ったり枯れたりはせず、『常に咲いている』。
  ただし除草剤など、『根まで枯らす』ような成分をまともに受けてしまうと『枯れる』。
  可能性は低いが、『日光を浴びない』生活が長く続いた場合なども、枯れる可能性はある。
7.すずらんが損傷した場合、一日ゆっくり日光浴し、8時間以上眠る生活で、再生する。
  ケースバイケースの部分もあるが花は一日、茎は三日ほどたてば、おおむね健康な状態に戻る。
8.茎が損傷していると吐き気や倦怠感に襲われて満足に動けず、『パス精DDC』相当になる。
  花の損傷だとやや気分が悪くなる(悪心止まり)が、スペックには問題は生じない。
9.枯れる、または何らかの方法での除去などで花が『無くなる』と、例外なく『即死』する。
  もちろん花が無事だとしても、肉体の方の失血など通常の死因によって『死ぬ』可能性もある。

【すずらん毒】
★ここで扱う体液とは生物学的な定義ではなく、『唾液』や『汗』等の『分泌液』を含む便宜的な呼称。
1.『りん(2)』は己の『体液』に、すずらんの有する範囲で『毒性』を混ぜられる。
  ただし、完全に体の外に出ている液に、あとから毒性を混ぜる事は出来ない。
2,混ぜる際には一呼吸ほどの間、しっかりと『頭のすずらんを意識する』必要がある。
3.毒性を混ぜておける液、液に混ぜておける毒性の種類は各『1種類』ずつのワンセットのみ。
4.完全に体外に出た液については、3の制限に無問題。
  つまり、体内で血液と唾液に同時に毒は混ぜられないが、
  毒の混ざった唾液を吐いてから、改めて血液に毒を混ぜる事は可能。
5.毒性の効き目や種類は調整できる。薬効(強心など)だけを引き出す事も可能。
6.毒性の調整、毒性を混ぜる液の変更は、動作などは無しに一呼吸ほどの間で可能。
7.どのような毒性も、『りん(2)』には症状を及ぼすことはない。薬効についても同じ。
8.毒性は最大でも『気を失う』程度。『動物が即死する』ような症状は起こせない。
  (代表的な症状の『心臓麻痺』を起こすことは出来るが、『死ぬ』ことはない)
9.体外に出た体液について『射程距離』は無いが、『1時間』ほどで毒性は消える。

【フューネラル・リース】
1.『りん(2)』の死亡時、ログを『心音サイフォン』質疑スレまで提示すること。
  その後に、このスタンドの『真の詳細』を開示する。原則的に『発動』自体はする。
  ミッション参加中などの場合によっては、GMのみに先行して開示する場合もある。
2.現時点では『死亡時に発動する』『それ以外には何も起きない』事のみ判明している。
3.活動の回数、または重大な経験によっても、詳細が判明する可能性はある。
  心当たりがある場合、活動ログを『心音サイフォン』質疑スレまで提示する事。
4.『音仙』以外の『スタンドの詳細を知る方法』で知れるかは、ケースバイケース。
  『心』『夢』『欲』など『精神面』からアプローチする方法では、原則は『知れない』。
  『情報そのものを入手するスタンド』などであれば、知る事が出来る可能性はある。
5.死亡後に『必ずうまくいくとは限らない』。結果死亡するだけの可能性もある。
  (※実際に決まっている詳細上で、発動はするが不発するというパターンがある)
6.スタンドに目覚めてから、現在までの発動回数は『1回』。
7.この項目の認識をPCは把握出来ていないが、PLは把握しておいてよい。

392名無しは星を見ていたい:2021/04/23(金) 07:21:56
1.名前
黒野士信

2.性別


3.年代
20代

4.心の声
本を読むたびに、いつもこう思う。
“これじゃない”
今まで何百冊と読んできたけれど、一度たりとも、心から感動できた試しがない。
読書家の友人たちは、みな自分の“心の一冊”を持っている。
でも自分にはそれがない。
新しい本を手に取るたびに思う。
“今度こそ”、と。
でも、結局はいつもどおり、落胆とともに最後のページを閉じる。
その繰り返し。
いつか自分にも、“心の一冊”と出会える日が来るのだろうか。

393『音仙』:2021/04/29(木) 00:11:04
>>392(黒野士信)

「聴き終わりました―――――――ええ、ありがとう。
 まず、キミには『特別な才能』が有りました。
 次に、それは『本』に関係のある領域の力で、
 そして…………やはりというべき、なのでしょうか。
 あくまで『心の一冊を見つけるための才能』ではない。
 望みを持つ者の力が、望みを叶える事に直結している事は多くない」

       キィィィィ  ィィィィ
                ィィィ ――――― ン

「あらゆるものを『栞』にする、と言える『シンプル』な才能。
 ――――『栞』とは読み終えるための過程であり、
 読み終えると共に、その役目を終える存在だと思いますが、
 キミの『心の旅』もまだ、途上という事なのかも、しれません。
 イエ、まあ、自分の能力の解釈は、キミ自身に任せますけどね」

「名は『スピン・オフ』――――――
 私もけっこう本は好きですので、『心の一冊』を見つける事、応援してます」

――――――――――――――――――――――――

スマートなシルエットの人型スタンド。
手で触れたものに短い『紐』を付ける。
それが付いている状態で『挟まれた』時、
対象は、瞬時に『栞』へと変化する。

栞とは形状や素材はそのまま平面化した物体で、
紙に書いた絵のように薄く、軽く、脆くなる。
反面、挟まれている事によっては破壊されず、
大岩に潰されるような状況では防護にもなる。

原則的には、『挟まれていなくなった』時、
なおかつ元に戻れるスペースが生まれた時、
栞からは自動的に元に戻るようになっている。
だがそのタイミングを『視認』していれば、
任意で『栞のままにしておく』事もでき、
この場合、後からいつでも任意解除が出来る。

なお生物は原則として栞に変えられないが――
例外的に『本体』は栞に変えることが出来る。

読んでいた頁を次に読むまで覚えておく、
あるいは『指を挟んでおく』などの形で、
自分を『栞代わり』にした経験故、なのかもしれない。

『スピン・オフ』Spin-Off
破壊力:C スピード:B 射程距離:D
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

――――――――――――――――――――――――
        黒野士信→己の『特別な才能』を聴き、把握。

394『音仙』:2021/04/29(木) 00:12:42

触れた物に短い紐を取り付ける。
紐を取り付けたものが何かに『挟まれる』と、
栞のように『平面化』し、挟まれていなくなると戻る。
生物は対象に出来ないが、『本体』のみは対象に出来る。

『スピン・オフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

【基本情報】
1.人型のスタンド。視聴覚のリンクとダメージフィードバックを有する。
2.触れた固体に短い『紐』を付けられる。色は黒。太さや長さは小指ほど。
3.紐が付けられないほど(=小指より)細い物体は、能力対象に出来ない。
4.紐は実体化したスタンド物質で、強度は通常の紐程度。
5.紐をつけておける数は『6つ』まで。射程距離は『20m』で持続時間は『2時間』。
6.紐のある位置は意識すれば把握可能だが、紐の状態までは把握出来ない。
7.なお、生物やスタンドには原則紐は付けられない。本体自身にのみは付けることが可能。
8.任意解除はいつでも可能だが、後述の栞化中の、
  解除しても栞から戻るスペースが無い場合には不可能。

【栞化】
1.紐のついた対象が『二方向から、物理的に、破壊力D以上で挟まれた』時、
  その『挟まれた』勢いのまま、対象の全体が『栞化』する。
  =形状は変わらないまま、紙程に薄く『平面化』し、『挟まれる』事では絶対に破壊されない。
2.なお、この時に『挟む側』の『両側』が動いている必要はない。
  (=上から降りてくる天井と、動かない床に挟まれても発動する)
3.対象のごく一部だけが挟まれても発動せず、『全体の1/2』以上は挟まれる必要がある。
4.挟まれたまま平面になるため、前後から挟まれれば、前後から見た姿の平面になる。
5.ペラペラになった分の質量は失われ、『挟まれる』事以外への強度も、薄さ相応。
6.薄くなってはいるが、強度や質感は元の素材のままではある。鉄などなら十分硬い。
7.平面化により内部機構などが消失するため、それらに依存した機能は原則失われる。
8.本体の場合、動けはしないが意識は残りスタンドは操れるが、本体の五感は残らない。

【栞化解除】
1.栞化は『挟まれていない』かつ『元に戻るスペースがある』状態になると自動で解除される。
  この時、『紐』は解除されない。
2.栞化解除の瞬間を視認していた場合、『解除せず、栞のままにしておく』事を選択可能。
3.栞のままにしておいた場合、視認していればいつでも任意解除出来る。
  栞化のみを解除することも、紐ごと解除する事も可能。
4.栞化の解除時は、対象が平面から元の厚みを取り戻すだけの、障害の無い空間が必要。
5.『パスCB』で元に戻るため、その勢いで押しのけられる物は障害と見做さない。
6.押しのけられない障害がある場合、そもそも解除することが出来ない。
7.解除したが後から障害が出来て押しのけられなくなった場合は、阻まれた瞬間また栞に戻る。
8.栞が解除出来ない状態でスタンドが強制解除されると、栞化がそのまま解けてしまう。
  ほとんどの場合において、栞だったものと挟んだ物両方が損壊する。意図的に引き起こすことは不可能。

395名無しは星を見ていたい:2021/04/29(木) 00:33:01
1.名前
河合知代(かわいちよ)

2.性別
女性

3.年代
20代後半

4.心の声
『普通になりたい』そう願う日々でした。
『女性なんだから』そう言われ続ける日々でした。
それでも、私の特性……なのでしょうか……凹凸を隠すことは極めて困難でした。
できることはできる。でも、できないことはずっとできない。
「他の人はできてるよ?」もう、聞き飽きた言葉です。
中学生になってもお片付けができなくて、いろんな人に怒られました。
その他にもたくさん……
それで、もう耐えられないから、高等専門学校に行きました。
いわゆる、原則は専門科目をみっちり鍛える、そんな学校でした。
変人ばかりで、この場所は専門さえできれば……許してくれそうだったので……
化学……わたし、それだけはできたんです。
他のことはからっきしだけど、○○化学ってついてる科目だけは……私のフィールドでした。
今は進学して、大学院生。嗚呼、ずっと、好きなことだけして生きていければ、幸せなのに。
ずっと、化学オタクとつるんでいられれば幸せなのに。
でも、社会はそれを許してくれない。
そもそも、相手が化学オタクじゃないと私の話なんて……きっと誰も面白くない……
化学が好き以外、なにもなくて、いわゆる社会に不適合で……そんな私は――
『女性なんだから』
その足かせが、今でもずっと続く。
やっぱり、少し歳をとっても、やっぱり、多くの人が私に『普通であれ』と圧力をかける。
そんな日々は……正直、息苦しいです。

396名無しは星を見ていたい:2021/04/29(木) 00:37:07
恐れ入ります……つい先ほど投稿した者です……(河合知代(かわいちよ)の名前で投稿した者です)
初めての投稿でして……至らない点などございましたら申し訳ございません……
何卒よろしくお願い申し上げます……

397『音仙』:2021/05/05(水) 02:41:28
>>395(河合知代)

「はい、聴き終わりました。…………ええ、ありがとう。
 世相でしょうか、キミの悩みは私に答えが出せる物ではなく、
 そして、きっと、キミだけが抱えているというものでも、ない。
 そんなキミの……きっと特別ではない、しかし、本当に切実な『悩み』。
 その音の中にも…………『特別な才能』は、奥底に眠っていました」

「『液体』と『固体』。小学校の理科で、最初に教わる化学分野、ですかね。
 キミ自身の心情ゆえか、『気体』を欠き、完全な形ではありませんが……
 化学の『最初』……それを刃という形で引き起こすこの才能は、
 キミが決し、諦観に沈んでいるわけではないのを示している、のかも?
 ああ、ええと、キミの才能の話です。……『ピュア・エスカピズム』」

       キィィィィィィ
                ィィィ
                  Z――――――――――――z____ン

             エスカピズム
「これがキミにとって『現実逃避』に過ぎないのか?
 それとも……息苦しい現実を、『切り開く』ための力なのか?
 …………それはキミが、あるいはキミの巡り会う運命が決める事ですが」

「あえて今……一つだけ言えるとすれば、『この分野』において、
 重要なのは『性別』でも『迎合』でも『学歴』でもなく、ただ『追求する』事。
 既存の化学知識が通じない事も、キミ自身の力含め、無限に起こるでしょうけど……
 ……スタンドの世界に踏み入れたことで、キミが少しでも、窮屈ではなくなりますように」

―――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
白衣のようにも見える白い外套を纏い、
その両手は、薄く青白い光を灯している。

その手は『0℃』の冷たさを常に保っており、
それで『液体』の液面に触れて引き抜く動作で、
一振りの『氷の刃』を作り出し、扱うことが出来る。

この『氷の刃』は液体が『凝固』した物であり、
なおかつ、その液体の特性や凝固点には一切関係なく、
凝固時点で必ず『0℃』、他の性質も含め『氷』そのものになる。

刃の解除は液体への『融解』によって行い、
また、刃の一部だけをあえて融解もさせられる。
融解すると温度、状態、特性など全て元の液体に戻る。
液体は元々通常物質である限りではだが、
解除によって『消える』という事はないため、
斬るだけではなく、液体の性質を活かす事も肝要。

『ピュア・エスカピズム』Pure Escapism
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

蒸発、昇華、凝縮など『気体』に関する変化は、
現時点においては起こすことが出来ない。
水蒸気を発生させ、それを保つだけの『熱』は、
このスタンド――即ち『河合知代』の心には、今は無い。

―――――――――――――――――――――――――――――
        河合知代(かわいちよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

398<削除>:<削除>
<削除>

399『音仙』:2021/05/05(水) 02:54:14
触れた液体から、『氷の刃』を作り出す。
刃は解除すれば融解して元の液体に戻る。
刃の一部だけを指定して融解させる事も出来る。

『ピュア・エスカピズム』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  現在は常に手が『冷たく』なっており、触れれば『0℃』に感じられる。
2.手で『液体』に触れて、引き抜く動作によって瞬時に『氷の刃』を作り出す。
  半端に引き抜くことは不可能。刃が完成しない場合は即液体に戻る。
3.液体でも『容器に入れて傾けても一切動かない』ほど粘度が高いと対象外。
  現時点では生物の体液についても対象外。本体も例外ではない。
4.能力発動のために触れる際、液体の危険性(毒性、高温等)はスタンドに及ばない。
5.帯電や他のスタンド能力など、液体に無関係な危険性からはダメージを受け得る。
6.液体の入った容器に触れる形では発現できない。液体に直接触れる必要あり。
7.引き抜いた氷の刃は液体が凝固した物であり、液体の中から『発現』したものではない。
8.このスタンドの手は、氷の刃を持ち続けても手が冷えて固まったり、傷んだりしない。

【氷の刃】
1.氷の刃はどんな液体であれ、作成時点で必ず『0℃』。質感など性質は『氷』そのもの。
  よって熱を受けると氷と同様に溶け出してしまう。その融点も『氷』に等しい。
  元が通常物質なら実体化スタンド物質、元がスタンド物質ならスタンド物質。
2.『破壊力C』を1〜2発まともに受けると折れる。切れ味は一般的な『三徳包丁』並。
  破壊力Cで破壊できる程度の硬さであれば、すんなり切ることが出来る。
3.液体が『100ml』につき、刃『10cm』分を構築できる。
  持ち手の有無は自由だが、刃と同量の水が必要。また、刃より長い持ち手は付けられない。
  持ち手を付けない場合についてはm全体が刃なので、握って持つなどは困難になる。
4.作成時、液量さえ足りていれば、刃の長さが水深より遙かに長くとも、何ら問題はない。
  (☆スタンド能力の作用は、物理法則に優先される)
5.形状は『長さ』の範囲で自由だが、精密Bとはいえ複雑な機構は持たせられない。
  また、長さ以上に幅が広いような刃にするなら、『幅』の方が必要な水の量に関わる。
6.作れる最短は『10cm』で、最長サイズは『1m』。それらより長い、短いのは不可能。
7.刃の射程距離は『スタンドから10m』。持続時間は『30分』。超過すると強制解除される。
  同時に発現しておける数は『5本』まで。それ以上発現しようとすると、一番古い物が自動で解除される。
8.任意解除は視界にあればいつでも可能。何の場合も、解除すると『元の液体に戻る』。
  また、刃の『一部だけ』を精密Bで任意解除し、その部分だけを融解させる事も可能。
9.どれほど破壊されても、それにより刃が自動解除される事はないが、全体が砕けるまで行くと解除される。

400名無しは星を見ていたい:2021/05/05(水) 03:58:12
1.名前:喜古 美礼
2.性別:女
3.年代:20代前半
4.心の声
―――え?ここってどういうところなの?
『心の声』……あぁ、そういうふうなところ―――

や、たまにだれかが入っている後ろ姿を見てたから………
なにかなァ〜〜〜? と思っていたんだ。
ようやく今日は空いていたから、ふらふらと入ってみたんだけど。

『心の声』かァ、最近思っているのは、そうだな――――
時の『変わり目』って、なんだか胸が締め付けられるよね。
『太陽』が出てくる出てくるって雰囲気の『明け方』も、
ドロリソロリと地面に潜っていく『夕暮れ』も、
春と夏と秋と冬の季節の『変わり目』の、ソワソワしちゃういたたまれなさとかさ。
とても不安定な気持ちになる。

何か終わってしまうような、あるいは始まってしまうような。
アナタってさ、そういうの、分かる?

401『音仙』:2021/05/14(金) 22:09:50
>>400(喜古 美礼)

「聴き終わりました―――――――ありがとう。
 ええ、すみません、最近は待たせる事が多くなっていて……
 その、待たせて何も無いという事が無くって良かったです」

「時の変わり目……私も、『夕暮れ』にはとても思い入れがありますよ。
 ただ、キミほど豊かな感受性は持ち合わせていない、のでしょうね。
 明け方に思うのは、『こんな時間まで起きてしまった』という事ですし、
 季節の変わり目に不安定になるのは、むしろ体調の方でして……
 風邪もひきやすいですし、頭痛とか、肌が荒れてしまったりとか。
 ああ、ええと、だから……羨ましい、ですね。風流を感じる心があるのが」

「……ですが、私にだけ分かった事も、あるので。
 どうか、くだらない女だとは思わないでくださいね」

            キィィィィィィ――――――― ン ・・・

「その人型の存在……名前は、『ビトウィーン・2・エンズ』。
 キミのそうした心が育んでいた音としては、なるほど、納得も行きます。
 ……もっともキミからすれば、無粋に感じる能力かもしれませんが。
 終わりと終わりの間の切なさに耐えきれない時がもしあるなら、
 その時は、何か、助けになってくれるかもしれません……ええ」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

魔法使いを思わせる、ローブを着た人型のスタンド。
長い射程と、比較的高い精密動作性を有しているが、
それ以上に特異な能力こそが、最大の武器。

両手からそれぞれ一つずつ『球体』を出せる。
この球体は『明け方』と『夕暮れ』を象徴し、
それぞれ、それに対応した色彩を灯している。

球体は投擲すること、空間に止める事ができ、
それ自体も『武器』にもなるが、
能力は、空間に止めた球体を起点に発動する。

球体の周囲の空間に『明け方』『夕暮れ』の時を再現する能力。
即ち、その空間に広がる光景――そしてそこに存在する無生物を、
『午前』『午後』いずれかの『三時?六時』の時点の状態にする。

三時?六時の範囲でなら、具体的に何時何分何秒にするかは自由だが、
どの場合も『その瞬間』の光景が、物体の位置や状態含めて空間内に再現され、
今はあるがその瞬間には存在しないという物は、空間内から一時的に消失する。
また、瞬間の再現のため、落下中の物なら空間に固定されているし
燃えている物は燃えたまま、その空間内にある限りは何も変化しない。
このスタンドの手でのみ、空間から再現物を一つだけ外に持ち出す事が可能。
明け方や夕暮れの世界が解除されるまでの間は、自由に扱える。

なお、生物についてのみ、触れることのできない幻影のような形であり、
例えば服の中を調べる、憂さ晴らしに殴るといった事は不可能である。

能力を解除すると、展開されていた空間は物体含めて立ち消え、
能力発動前の元の空間が、物体含めて完全に元通りに戻って来る。

『ビトウィーン・2・エンズ』Between Two Ends
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                        喜古 美礼→己の『特別な才能』を聴き、把握。

402『音仙』:2021/05/14(金) 22:10:43

両手から一つずつ、空間に固定出来る球体を出せる。
それらは『夕暮れ』と『明け方』の象徴であり、
固定した周囲の空間にそれらの時の中の一瞬を再現する。
再現できるのは『前回』の夕暮れ/明け方に限る。

再現空間内には当時そこにあった物が出現して、
それらは一瞬の再現故に、空間に固定されている。
このスタンドのみ、それらの物体を外に持ち出せる。
生物については、再現はされるが実体を持たない。

『ビトウィーン・2・エンズ』
破壊力:C スピード:C  射程距離:C(8m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.両手それぞれから一つずつ、野球ボールほどの球体を発現できる。
  それぞれ『明け方』と『夕暮れ』の象徴であり、色合いもそれを彷彿とさせる。
3.球体の射程は『10m』で持続時間は『24分』。認識していれば遠隔解除可能。
4.球体の質感や強度などは金属に近いため跳弾などはさせられないが、重さは野球ボール相応。
5.球体は手から離しているなら『空間に固定する』事が可能。
6.空間への固定力は『C』で、固定が外されると重力や慣性に従う。
7.球体が破壊されると、それぞれ『次の夕暮れ』か『次の明け方』までは発現できない。
8.球体の空間固定中なら、下記の能力を任意でオンオフできる(デフォルトはオフ)
  オンオフはどちらも、『深呼吸一回』くらいの間は必要になる。
  なお、オンにしている間は、球体は色を失い光の塊のようになる。
9.オンオフ時問わず、球体は破壊されると『次に日が昇って沈む』まで再発現不能。

【再現】
1.効果範囲は、空間に固定中の球体を中心とした、半径1mの球状。
2.その空間は、明度なども含め、『3時から6時』の時点の状態が再現される。
  なお、明け方の球体であれば午前、夕暮れの球体であれば午後である。
3.『前回』の『午前/午後3?6時』のみが再現可能。
例)夕暮れの球で発動し、現在が『午後3?6時』なら、『前日の午後3?6時』。
例)夕暮れの球で発動し、現在が『午後8時』なら、『本日の午後3?6時』。
4.『午前/午後3?6時』の中の『どの瞬間を再現するか』は自由。
  後から変更する事はできず、したいなら一旦オフにして再度オンにする必要がある。
5.射程距離や持続時間などは、球体のそれに等しい。
6.空間とその外は地続きだが、明度や気温などは内部から外に漏れださないし、外から影響も受けない。
7.二つの空間をそれぞれ重ねて配置する事は出来ない。被る場合、古い方が『オフ』になる。

【再現の性質】
1.空間内で、各種の存在がどのような状態になるかは、以下の通り。
  A『当時はその位置にあったが、今はそこにないもの』:そこに出現する。
  B『当時と今で、位置は同じだが、状態が違う物』:当時の状態になる。
  C『当時と今で、位置は同じで、状態も同じ物』:その場に残る。何も変わらない。
  D『当時は無かったが、今はそこにあるもの』:一時的に消える。生物はその場に残る。

2.今いる生物と、出現する無生物の位置が重なるなら、その無生物はそもそも出現しない。
  (過去の存在は、今の存在より優先されないらしい)
3.全存在はその瞬間の位置に、その瞬間の状態で、空間に固定されている。
  固定力は『C』で、空間内であれば、取り外しさえすれば自由に扱える。
  また、空間から取り外した場合は、状態も通常通りに進行しはじめる。
4.空間の中で出現した無生物は、原則は実体化したスタンド物質。
  元が実体のないスタンド物質なら、実体が付加されたりはしない。
5.出現した『当時いた生物』は、空間の外の存在と相互に不干渉な『幻』。
  象徴ヴィジョンに近い。なお、スタンドも生物扱い。死体なら無生物扱い。
6.このスタンドの手によってのみ、形ある無生物を『1つ』に限り、外に持ち出せる。
7.空間から持ち出したものは空間の解除に伴い解除されるが、他では解除されない。
8.このスタンドの手以外で空間の外に出された物は、即座に消える。

403名無しは星を見ていたい:2021/05/14(金) 22:40:11
1.名前
更山 好陽(サラヤマ ヨシハル)

2.性別


3.年代
20代(26歳)

4.心の声

昔みたいに思い切り遊んでみたいってのは、そんなに贅沢か?
地元を離れてからこっち、昔なじみの連中とも疎遠になる一方だし、
兄弟に至ってはやれ金が無いだなんだって困ってる時だけ頼ってきやがって、
普段は連絡の一つも寄越しやしない。

俺がやりたいのは、そういうんじゃないんだよ。
 
ガキの頃みたいにその辺駆け回るだけでもいいし、
1台しかないゲーム機取り合って取っ組み合いの喧嘩するでもいいし、
こう、『思いっきりはしゃぐ』みたいなこと、もう全然やってないんだよな。

酒飲んで馬鹿騒ぎして暴れるのとは全然違う、ああいう『昂り』は、どこに行っちまうんだろうな。
 
そういうのもう一回、ダメか?
贅沢言ってるつもり、無いんだよ。

404『音仙』:2021/05/20(木) 21:45:52
>>403(更山 好陽)

「はい、聴き終わりました――――――ありがとう。
 キミの願望は、多くの大人がどこかで抱いている物……だと、思います。
 私も、『望郷の念』というだけでなく、子供らしく遊ぶ……エエ、
 つまり『遊ぶことを目的として遊ぶ』事が、今となっては懐かしい。
 無論そこには子供なりの社会や、思いがあったのでしょうけど、
 それでも『ストレスの発散』のためではなく、『酔った勢い』でもなく、
 あの頃はきっと、ただ、楽しいからそれを楽しんでいた――――――」

           「でも、もう、戻れないのでしょうね」

     キィィイィィィィ ___________________ … ン
         √

「耳を澄ましたキミには、聴こえたでしょう。
 ――――『イルーシヴ・エデン』
 キミの才能は『子供らしさ』を与えますが、
 ……しかし『童心』だけは与えられない」

「キミ自身の心情がどのようなものか、私は『聴ける』だけ――――
 決める事は出来ません。この能力が、キミにとってどういう意味を持つのかも、ね」

                 「それでは……行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――

人型のヴィジョンのスタンド。
飛行機から変形した人型ロボのような意匠で、
両腕の内部に『ミサイル』が格納されており、
発射したり、殴打と共に炸裂させる事が出来る。

着弾した際の爆発音はオモチャのようで、
命中しても子供の拳程度の破壊力しか無いが、
当てる事で、『能力』を発動させられる。

着弾した物を『子供らしく』させる能力。
無生物の場合は文字通り『子供向けタイプ』、
あるいは『本物を模したおもちゃ』への変化を指し、
元々が大人用として想定される物でなくとも、
同種の『子供用タイプ』や『おもちゃ』があれば、
それへと変化させることが可能である。

生物――人間に当てた場合には作用が異なり、
この場合は肉体自体が『子供らしく』なる。
ただし変化するのは肉体に限られるため、
在りし日の童心を取り戻せるという事はないし、
他者のスタンドを封じることも原則は不可能。
このスタンドも通常通り使用が可能であるため、
他の『子供らしさ』同様、いつでも解除は出来る。

『イルーシヴ・エデン』Elusive Eden
破壊力:C スピード:A  射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――
    更山 好陽(サラヤマ ヨシハル)→己の特別な才能を聴き、把握。

405『音仙』:2021/05/20(木) 21:47:13
腕からミサイルを撃ち、当てた物を『子供らしく』する。
生物なら肉体が子供に、無生物なら『子供用タイプ』になる。

『イルーシヴ・エデン』
破壊力:C スピード:A  射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:D 成長性:A

【基本情報】
1.人型。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.左右の腕の内部に三発ずつ、計六発の『ミサイル』を搭載する。
3.殴打した時にミサイルを炸裂させる事と、前腕部、手の甲側から発射する事が可能。
  発射の場合、腕の内部からミサイルが現れ、発射するまでに一拍のラグがある。
4.発射のスペックは『パス精DAC』で射程が『10m』。
  スタンド自体よりは精度が高く、まっすぐは飛ぶが、狙いはスタンドの精度依存。  
  着弾した場合、当たった箇所にのみ『パスDCの殴打』相当の衝撃が走る。
5.殴打とともに炸裂させた場合については、殴打に破壊力のみ加算される。
6.炸裂時には爆風などはなく、熱なども発生しないが、爆発音として、
  おもちゃのような派手なサウンドが鳴る。音量は一般的な『大声』程度。
7.殴打でも発射でも、命中さえすれば後述の能力を発動させる。
8.ミサイルは後述の能力を『解除』すると、一呼吸後に補充される。
  発動条件を満たさない等、ミサイルが炸裂したが発動はしなかったなら、
  その分のミサイルは、炸裂から一呼吸後にすぐ補充される。

【子供らしく】
1.前述の条件を満たした対象に発動する。能力射程は『20m』で持続時間は『20分』。
2.前述(【基本情報】8)の通り、能力を解除する事がミサイルの補充に繋がる。
  そして能力はミサイルが無いと発動できないため、同時発動数は『6』。
3.対象が無生物か、生物(ただし、人間のみに限る)かで効果は変動する。
4.いずれの場合も重ねがけは不可能。すでに発動させた相手に着弾しても発動条件を満たさない。
5.能力の任意解除は、対象を視認していれば可能。ただし対象の大きさが戻れるだけのスペースは必要。
6.スペースが無い状態で強制解除されると、スペースが確保されるまでは効果が延長される。
7.子供らしくなっている時に受けた損傷や破壊は、原則解除しても対応する部分に残る。
  ただし、子供らしくなった時のみ存在するパーツなどの受けたダメージは残らない。

406<削除>:<削除>
<削除>

407『音仙』:2021/05/20(木) 21:52:06
【無生物対象】
1.対象を『同種の中で子供向けの物』か、『模したおもちゃ』に変化させる。
2.一例として、以下のようになる。

缶の酒→缶の飲料(種類問わず)
パック酒→紙パックの飲料(種類問わず)
本物の拳銃→おもちゃのピストル。対象年齢10歳以下のエアガン。
スマートフォン→キッズ用のスマホ、おもちゃのスマホ。
包丁→子供用の刃が丸い包丁。おままごと用の包丁。
原付バイク→自転車(補助輪を付けるなどは不可能)
成人向け作品のメディア→同じメディアの、任意の子供向け作品。
大人サイズの衣服、寝具など→子供サイズに。

3.『〇〇の模型・プラモデル・ミニチュア』や『ブロックおもちゃで作った〇〇』は、
  このスタンドにおける『模したおもちゃ』の中に含めない。
  『飾る』ではなく『遊ぶ』のが、子供にとってのおもちゃである。
4.同種でも、大まかに見て、2倍以上大きさが違う物には変えられない。
5.対象内のデータのみを書き換える、などという事は不可能。
  (パソコン内の成人向け作品だけを子供向け作品にする、等は不可能)
6.岩を小石になど、能力に無関係な単なる『サイズダウン』は出来ない。
  『大人用の傘』から『子供用の傘』など、結果的なサイズダウンは可能。
  なお、発動できる最大の対象は原付バイクくらい。最小はピンポン球サイズ。
7.食品と食品でない物の間には壁があり、それを超えての変化は相互に不可能。
  (野球ボールをおもちゃのボールには出来るが、野球ボール型のチョコには出来ないし、
   りんごをおままごと用のリンゴのおもちゃには変えられない)
8.スマートフォンのように子供も使える(使って良い)物でも、
  子供向けモデルがあるなら、能力対象にする事は可能。

【生物対象】
1.人間に対してのみ発動可能であり、対象の肉体が『子供になる』。
2.ここでいう子供とは『10歳児』。『成人の半分』である。
  ゆえに、既にこの年齢未満の人間には通用しない。
3.対象の子供時代の肉体になるため、スペックは可変するが、概ね『パス精DCC』。
4.衣服や装飾品、ポケットの中の物は能力に巻き込まれて子供用サイズになる。
5.手持ちや背負った持ち物は巻き込まれないため、持てないサイズになる可能性はある。
6.対象の肉体のみが子供になるため、精神やスタンドは変化しない。
  ただし纏うタイプや器具型などのスタンドは子供相応の(着れる、持てる)サイズになる。
7.子供らしくなってから衣服を脱いだ場合なども、能力は解除時にまとめて解除される。
8.10歳以降の人生経歴における欠損部位なども、子供になっている間は戻る。
  生え変わりの年齢次第だが永久歯も乳歯になっているし、
  それら『子供の時にしかない』部分の受けたダメージは、
  解除するとどこにも残らない(【子供らしく】の7参照)

408名無しは星を見ていたい:2021/05/24(月) 16:08:28
1.天之 月夜(あめの つきよ)
2.女
3.12
4.私達はいつだって、二人で一つだった
  だから殺して、左目を貰った
  これで本当にいつも一緒
5.ビスクドールの様な容姿、カールのかかった長い黒髪の少女
  双子の姉、朝陽(あさひ)を殺害し、その左目を自らの左眼孔に嵌め込んだ
  眩く真実を照らす金色の太陽の瞳、妖しい幻想を映す銀色の月の瞳
  二つの眼は、ここに揃った

409『音仙』:2021/05/26(水) 15:39:23
>>408(確認)
貰った『左目』は『正しく機能していますか?』?
それとも『失明していますか』?
それとも『スタンド次第で決めますか』?

410<削除>:<削除>
<削除>

411天之 月夜:2021/05/26(水) 15:56:06
>>409
現在は『失明している』という設定です
スタンドに覚醒した時に機能するようになるかな?
と、少し期待はしていますが、『失明したまま』でも構いません
そこは『音仙』さんの裁量にお任せします

ところで、『朝陽(あさひ)』という名前はどうも他のNPCと被っていたようで…
自分なりに調べたつもりではいたのですが、調査不足で申し訳ありません
変更が必要のようでしたら、『真陽(まお)』に変更させて頂きます

412『音仙』:2021/05/26(水) 16:24:44
>>411(確認)
回答に感謝いたします。

NPCの名前については変更は必要ございません。 
同名NPCの存在が話題になることは避けられませんが、
極端な話、被りはどこかで必ず起きるものですし、
苗字も同じとかでない限り、問題は何も無いと考えます。

供与は有無含めもうしばらくお待ちください。

413『音仙』:2021/06/03(木) 00:10:04
>>408(天之 月夜)

「――――――はい、聴き終わりました。どうもありがとう。
 …………私はいわゆる正義に燃える人間ではありませんから、
 キミの犯した『罪』について、とやかく言う気はありません。
 エエ本当に……根拠だって……『私が聴いただけ』である以上は、
 通報をしたって結局のところ、意味はないんでしょうし……ね」

「いずれにせよ……キミには『特別な才能』がありました。
 それは…………キミが『行動に出た』時からすでに片鱗として芽生え、
 ……『輝き』を己のものとする助けにもなった……自覚があったかは別ですけど」

          キィィィィイイイイイイイイイ―――――――――――

「名は、『レンブラント』。…………『光を取り込む』能力。
 目的を既に果たしたキミに、必要かどうかは、私にはわかりませんが…………
 キミが望めど、望まなくとも、『人生』は続く…………
 いつか……因果に追いつかれる時、身を助けるでしょう。……それでは」

                 ――――――――――――――ン ・・・

                          「―――――――耳を澄ませて」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

衣服や装飾品を含む本体と一体化して発現するスタンド。
着用している衣服が、夜空の如く仄かに輝く『ドレス』に変化する。

身に浴びた光の『光源』を、己の肉体へと『取り込む』能力。
光を浴びたことを知覚する事によって、光源との間に『光の帯』を描き、
『光源』か『本体』を、帯に沿って、実体のない光の粒子として超高速で移動させる。

それにより本体と光源が接触した時、光源は光の粒に変わって体に『取り込まれる』。
ただし、体積で考えて自分よりも明らかに大きな光源は取り込めず、
帯を描いてから超高速移動まではさせられるものの、そのまま衝突してしまう。

取り込んだ光源は、いつでも体から解き放って体外で再構成出来るほか、
全体の一部だけを肉体から突き出させた状態で再構成する事も可能。

体に欠けた部分や負傷などを光源によって埋める事も可能だが、
光源はあくまで光源に過ぎないため、身体機能の代替などは不可能。
また、スタンド自体を解除すれば体から光源は零れ落ちてしまうため、
一時的に傷を塞ぎ、肉を繋ぐくらいの意味しかない―――――――『本来なら』。

『レンブラント』Rembrandt
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B    成長性:C

このスタンドは、本格的な発現の前に一度だけ不安定な形で発動しており、
太陽のように輝く姉の『目』を取り込んで欠けた目を補い、恒常的に肉体の一部とした。
このスタンドの自覚に伴い、喪われていた視力についても快復したようだ。
本来は不可能な芸当を可能としたのは、或いは姉妹の歪な絆か――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
               天之 月夜(あめの つきよ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

414『音仙』:2021/06/03(木) 00:17:51

本体および衣服と一体化したスタンド。
光源から光を浴びたとき、光源と自分の間に光の帯を描く。
この帯に沿って自分か光源を『超高速移動』させる事ができ、
その結果自分と光源が衝突すると、光源を自分の体に取り込める。
取り込んだ光源は、体からいつでも取り出す事が可能である。

『レンブラント』
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B   成長性:C

【基本情報】
1.本体および本体の衣服と一体化したスタンド。発現中、本体の衣服は夜空のような漆黒のドレスとなる。
  肉体に外見的な変化はないが、あらゆる動作における精密動作性が向上する。
2.スタンド発現中の本体は、あらゆる『光源』から、僅かにでも『光』を浴びればそれを感知できる。
3.感知した時、光源と本体の間を繋げるように、空間に『光の帯』を描くことが出来る。帯の太さは光源の大きさによる。
4.光を浴びる事がトリガ―なので、点灯していない光源や、明らかに本体と真逆の方向を向いた光源は対象外。
5.光の帯は、同時には『3本』まで描いておける。任意で解除も可能。本体や光源が動けば、それに合わせて動く。
6.光の帯は、明るい日中の屋外でも視認可能。暗闇ならより目立つ。ただし一般人には視認できない。
  スタンドとしては『象徴ヴィジョン』に等しく、本体含め何者も帯に干渉は出来ない。熱などもない。
7.能力対象にする光源は『本体から10m以内』の位置かつ『点灯中』の必要があり、条件が満たされないと光の帯も霧散する。
8.光の帯が何らかの理由で消えた後、同じ光源との間に再度帯を描くには『1分』程インターバルがいる。
9.能力上の制限とは別に、持続力の低さから、状況や他の行動次第でもあるが、短期間に超高速移動を繰り返しすぎると『疲弊』する。

【光を取り込む】
1.『光の帯』上を滑るようにして、帯の両端となる『本体』または『光源』を、逆端まで『超高速(スA)』で移動させる事が出来る。
2.高速移動は中断できない。必ず帯の端から端までを移動し、外的要因が無ければ光源と本体は必ず接触する。
3.帯で繋がった光源と本体が接触した瞬間、光源は本体の体の中へ『取り込まれる』。衝突の衝撃は無い。
  これによって同時に取り込んで置ける光源の数は『3つ』まで。取り込みの持続時間は『10分』ほど。
  既に上限数まで光源を取り込んでいる場合、超高速移動は発動できない。
4.本体と光源、どちらが超高速移動するかについては、本体の『任意』。
5.『破壊力Cで引っ張る』だけでは外せない固定や拘束がされた光源・本体は、移動させられない。
  本体も光源も移動させられない状態では、光の帯があっても超高速移動は発動自体出来ない。
6.超高速移動する側は、移動中のみ、実体のない『光の粒子』のような、あらゆる物体と相互に不干渉な状態になる。
7.自分の肉体よりも明らかに大きな光源に能力を使った場合、接触しても取り込むことが出来ず、衝突してしまう。
  一切の妨害が入らない状況なら、接触の瞬間に精密動作性を活かして受け身は取れる。また、衝突覚悟で移動を行う事自体は可能。
8.取り込めるかどうか=本体より大きいか小さいかは、形状ではなく体積を考慮する。
  例えば『長さ2m』の蛍光灯1本などは『取り込める』。また、同時に取り込んでおく数にサイズは無関係。
9.超高速移動を行わずとも、光の帯で繋がった光源に触れれば、取り込みは行える。あえて取り込みを行わない事も可能。

【光の解放】
1.取り込んだ光源は、光の粒子として体やドレスの任意の位置から噴出させ、体外で再度実体を取り戻させる事が可能。
2.どのような向きで再構成するかは任意だが、全くスペースの無い向きに出す事は出来ない。
3.『自分の頭部』よりも明らかに大きな光源を出す場合、『深く息を吸って吐き出す』くらいの間が生じる。
4.固定以上のパワーで引っ張られると体から無理やり引き抜かれ、逆に、押し込まれると、再び取り込まれる。
5.一部だけを体に取り込んだ状態の光源が『消灯』されると、取り込みが解除され、体から重力に従って零れ落ちる。
6.スタンド自体を解除した場合、取り込んでいる光源は全て取り込みが解除されるため、全身から光の粒子として溢れ、本体の周りに散乱する。
7.光源の一部だけは体に取り込んだまま、一部だけが肉体から突き出すように再構成する事も可能。その場合、肉体に固定するパワーは『C』。
8.また肉体に欠損や損傷がある場合、そこを埋める形で光源の一部だけを再構成する事で、傷を埋めて繋ぐ事が可能。

【陽と月】
×.かつて『取り込んだ』、『天之朝陽』の『左目』についてのみ、本体の体と恒常的に一体化しており、視力は正常。
×.他者の目のような、あくまで『輝いている』だけで『光を発する』訳では無いものは、光源ではない。

415名無しは星を見ていたい:2021/06/05(土) 03:59:49
1.佐渡島 聖女(さどがしま きよめ)
2.女
3.27
4.
『817円』。
……何の数字だと思う?
これねぇ。あたしの『財布』の中に入ってる金で、ほぼ『全財産』。
ちなみに『給料日』は『10日後』。参った。いやどうにかするんだけどさ。

…………わかってる。
こないだ『ダービー』で派手にスったのに『パチンコ』やったあたしが10割悪いんだ。
別に金が好きなわけじゃないし、ギャンブルが好きってわけでもないんだけどね。
こーいうの『浪費癖』っつーのかなぁ……あればあるだけどっかに突っ込んじゃうんだよ。
勝つ気も無いギャンブルに突っ込んだり、無意味に高い買い物したり、突然寄付に札束ぶっ込んだり。
金が無いと生活には困るんだけどさ。
なんか、お金持ってない状態って手ぶらで好きなんだよねぇ。身軽で。

とりあえず、そうだなぁ。
流石に金貸してとか言うつもりないけど、お嬢さん『タバコ』持ってたりしない?
無かったら飴でもいいや。口寂しくて……

416『音仙』:2021/06/16(水) 03:41:44
>>415(佐渡島 聖女)

「―――――大変お待たせしました、ええ、聴き入ってまして。本当です。
 私はあいにく『タバコ』はしないので、ここにも置いてませんが、
 飴でしたら沢山ありますので……それから、ビスケット、後はカヌレも。
 喫茶代わりにはなりませんが、まあ、口を寂しくしない程度には揃えています」

            キィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

「さて……キミには今『金』がないようですが、
 それゆえに……ええ、本当に『その生き方』だからこそ、
 キミの中……なのか、外部からかは分からないのですが、
 非常に稀な『特別な才能』が、今か今かと目覚めを待っていました」

                ィィィィィィィィィイイイイイ―――――――

「キミの『浪費癖』を、どうやら彼ら……いや、今の所『唯一の高弟』は、
 『清貧の聖女』として『信仰』し、自己判断でキミの意を汲んで動きます。
 個の能力はそれほどでもありませんが……そこは、『門弟』達が補います。
 彼らは高弟と異なり、『清貧』……金銭を捨てる行為抜きには呼び出せず、
 呼び出したとしても、その信仰は一時的なものではありませんが――――
 繰り返していくうちに、高弟も、門弟も、ますます数を、質を高めていくでしょう、ね」

         「名は――――『ホンキートンク・ディサイプルズ』
          さあ、耳を澄ませて。この才能は、キミの捨てられない財産です」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
質素な白装束を着たヴィジョンで、並程度のスペック。
独立した自我を持つが『してほしいこと』が言わずとも分かるらしく、
従順なため、実質的に通常のスタンドに等しい操作が可能である。

このスタンドの本質は、本体を『清貧の聖女』と崇める『信徒』。
先述の人型は何も言わずとも・せずとも発現出来る唯一の『高弟』だが、
本体の『清貧』たる行為――――即ち『金銭を放棄する』事によって、
新たな『門弟』個体を発現し、高弟を介して彼らにも指示を出すことが出来る。
門弟たちは指示待ちであり、持続時間に縛られ、自発的な行動などを望めはしないが、
人並みの性能と長い射程を併せ持っているため、様々な局面で役に立ちえる。

宝石や金貨、紙幣など金銭的価値のある物体として捨てる事でも、
心の中で『カネを捨てる』と強く思う事でもこの現象は引き起こせる。
なお、後者の場合は必ず『特別な労力』で得たカネが優先的に捨てられる。
捨てる最低額は『一万円』。それ以上捨てても良いが、今は特に何も起きない。
捨て方が前者の場合はその物体を起点にヴィジョンが発現され、
後者の場合については本体の側に発現されるが、性能などは同じ。

なお、一度でも捨てて発動した金銭は原則的に金銭に戻る事はないが、
何かしらの『特別な労力』を払って得た金銭を捨てた場合についてのみ、
捨てた累計額は蓄積されていき、一定に達すると、スタンドは微かに成長する。

『ホンキートンク・ディサイプルズ』 Honky Tonk Disciples
破壊力:C スピード:C  射程距離:D(4m)
持続力:C 精密動作性:C  成長性:A

『門弟たち』
破壊力:C スピード:C  射程距離:B(40m)
持続力:E 精密動作性:C  成長性:―

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      佐渡島 聖女→己の『特別な才能』を聴き、『把握』。

417『音仙』:2021/06/16(水) 04:12:22

本体に完全に従順な意思を示し、意思を伝達し合える完全自立型。
加えて、このスタンドと意思を伝達し合える別の完全自立型スタンドを、
本体が金銭を『捨てる』事をトリガーにして追加で発現する事が出来る。

前者は『高弟』、後者は『門弟』と称され、
本体は高弟を介し、門弟たちに指示や方針を与えられる。

『ホンキートンク・ディサイプルズ』(高弟)
破壊力:C スピード:C  射程距離:D(4m)
持続力:A 精密動作性:C  成長性:A

『門弟たち』
破壊力:C スピード:C  射程距離:B(40m)
持続力:C 精密動作性:C  成長性:―

【基本情報】
1.通常発現出来る基本の個体(高弟)と、能力で発現する下位個体(門弟)がいる。
  高弟を発現していない場合、門弟を発現する事は出来ない。
2.高弟も門弟も、ダメージフィードバックも視聴覚リンクも無し。実体化はしていない。
3.門弟は非常に脆く、破壊力Cの直撃で部位が崩壊。頭が崩れると消える。
  高弟は人並み程度の耐久力があり、負傷は『一晩』〜『三日』で治る。
  ただし『死亡相応』のダメージを受けてしまうと、『一か月』再発現出来ない。
4.本体⇔高弟、高弟⇔門弟は、一瞬で、言葉を発さず意思の伝達が可能。
  本体⇔門弟は、高弟を介する必要があるため、一瞬が重なるなどして一呼吸ほどラグが出る。
5.全ての個体は『完全自立型』であり独立した自我を有するが、没個性で、見分けは付けづらい。
6.門弟同士は意思ほぼ統一されており、リアルタイムで共有しているが、自発的に活かす事は無い。
7 本体が門弟の得た情報を知るには、高弟を介して意思伝達を用い、情報を掬い上げる必要がある。
8.門弟の任意解除は個別で可能。視認した上で、上述の『伝達』で解除の意図を伝える必要がある。
  射程距離超過の他、頭部の破壊、『時間経過』等で強制解除される。持続時間は『30分』。
9.門弟が現在いる位置については、直感的に把握可能である。状況は高弟を介さないと把握できない。

【門弟たち】
1.本体が己の所有する金銭を『捨てた』時にのみ、門弟を発現する事が出来る。
2.門弟は、捨てた金銭を核にするような形で発現される。
  (高弟と違い、今まさに捨てた金銭、という確固たる証拠を基にしか存在する事が出来ない)
3.金銭を捨てる際、『心の中で思う』事で捨てる事と、実際にモノとして捨てる事が可能。
4.心の中で思った場合、『ミッションマネー』の一部が失われ、本体のすぐ側に跪いた状態の個体が発現される。
5.モノとして捨てる場合は、貨幣はもちろんのこと、明確な金銭的価値のある物を捨てても可能。  
  捨てた物が接地して完全に勢いが死んだ瞬間、それを核として、跪いた状態の個体が発現される。
  (ミッションマネーではない『生活費』を捨てた場合はこちらになる)
6.門弟の発現のためには一回捨てるごと、最低でも『1万円』以上は捨てなくてはならない。
  最低額以上の金銭を一度に捨てても良いが、それ自体に効果は今の所はない。
7.現時点では、門弟は『3体』まで同時に発現することが可能。(『高弟』は含まない)
  1体の門弟が倒されるなどによる強制解除を迎えると、『5分間』は発現可能数が減る。
8.『捨てたミッションマネー』が『累計10万円』に達した時、微成長する(現在0回目)
  先述したように『必要な額以上余計に捨てた』場合は、その分カウントが進む。 
  ミッションマネーの介在しない『価値のある物』(含:生活費)を捨てた場合の発現時には、カウントは進まない。
9.本体はミッションに生活費やそれで購入した品を持ち込んで良いが、その場合、持ち物を提示する際に明記をすること。

【行動基準】
1.『高弟』は極めて本体に従順で、寡黙。まだ性格等は表出が薄い。思考伝達で、言われずとも意を汲み取って動く。
2.伝達精度は事実上、操作できるのと同じレベル。よって高弟についてはミッションでも原則PLが操作する。
3.あえて『自分の考えるままに行動させる』事も可能。この場合はGMが操作する。思考能力は人並み。
4.『門弟』たちは本体と意思伝達が出来ず、意思を汲んでもくれないので、
  操作はGMが行う。本体が高弟を介してはっきりと意思を伝達すれば、それに従う。
5.具体的に○○をしろ、と指示を伝えれば、追加が無いとその行動だけを行ってまた動かなくなる。
6.漠然とした方針を与えれば、止めろと言うまで、または中断されるまでその方針に基づいて動く。
7.何も指示をしていない状況であれば、一切何もしない。要するに完全な『指示待ち』。自衛程度はする。
8.門弟の指示や方針の解釈はGMがいればGMが行う。指示や方針の意味が不明な場合は、行動をしない。

418名無しは星を見ていたい:2021/06/16(水) 05:35:29
C.名前
千々石 乃々(ちぢわ のの)

D.性別
女性

E.年代
14歳

F.自分の能力についての、声
えっと…記憶…記録…思い出…
もしかしたらそんなものかもしれません…
あの…失礼ですけど、どこかでお会いしたことありませんか?
ない…ですよね…?
すみません…記憶が曖昧で…

G.自分の人生についての、声

病気で薬を服用してます
そのお陰で生きていられるんですけど…
でも、副作用があって…
記憶が曖昧になって、どこで何をしていたか、誰と会って何を話したか忘れてしまうんです
大切な思い出も忘れてしまうのってすごく怖くて…
今の事も昔の事も…もう随分忘れてしまってるから…
いつか何もかも全部忘れてしまってカラッポになってしまうんじゃないかって…
薬をやめてしまおうと思ったりもします…
だけど………死ぬのはもっと怖いから…
忘れてしまう以上に、新しい思い出を作っていけたらいいなって…
もし…命と引き換えにしてもいいと感じられる思い出があれば…その時は薬をやめてもいいとも思ってます…

A.その他(何かあれば)
生命にかかわる病気を抱えており、薬なしでは生きられない
薬を服用する度に副作用で数時間分の記憶が消える
重要な事は記録を取ってはいるが、それは思い出の代わりにはならないと考えている
服用している薬は正規に処方されたものではない
薬の入ったピルケースを常に持ち歩いている

419『音仙』:2021/06/25(金) 15:48:40
>>418(千々石 乃々)

「私も……決して健康という訳ではありませんが、
 幸いにして、命を蝕まれている身ではない。
 ……だからキミの心を聴いて、私の中に芽生えた同情も、
 きっと本質としては、虚構の劇にも、等しいのでしょう」

            「…………そして。
             …………残念ですが」

「私とキミは、きっと初対面だと思います。
 …………少なくともキミの記憶の中に私はいない。
 キミの記憶の中に、私の過ごした過去の時間は無い。
 ……そして私の中にも。それは、これから作っていきましょう」

「いずれにせよ、キミの才能、『ポリシネル』――――
 その詳細をただ聴かせるだけでは、また忘れてしまって不便でしょうね。
 ここはひとつ、紙に書いて渡しますから……しばらく、待っていてください」

                         カリカリカリカリカリ

「……病は私には治せませんが、この力については手伝える事もあるでしょう。
 キミの記録の片隅でも、この場所の存在を、書いておいていただければ……」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

細身な人型のスタンド。
華美な印象だが、その顔だけは真っ白に塗りつぶされている。

『本体の記憶』の中の『動作』を、人形劇の如く『再演』させる能力。
手から放つ『糸の塊』が、対象となる存在に命中するか、
その塊を作るための『五指』で対象に直接触れることによって、
対象の各部に、空中から吊られた糸が接続される。
これは能力の象徴に近く、対象の動きを阻害する事は無いが、
同時に象徴に過ぎないがゆえに物理的に引きちぎる事は不可能。

糸が接続されている状態の対象を『凝視』すると、
『対象が本体の記憶の中で取っていた行動』を、
現在において、強制的に『再演』させる事ができる。

再演は動作に限られ、道具等は再現されず、思考は対象外。
また、スタンドと本体の間でフィードバックも存在しない。
再演中も、張られている糸は対象の動きを阻害しないが、
もし取らせた行動が対象の『意に反する』ものだったなら、
行動を終えるより早く、糸が切れる可能性が非常に高い。

逆に、意に反さない行動の場合は、原則的に糸が切れる事はなく、
また、演者との協調によって『再演』を『早回し』で行う事も可能。
ただし早回しを行った場合については、必ず一度で糸が切れてしまう。

本体やこのスタンド自身にも能力は発動する事が可能であり、
また、自分自身であれば当然『早回し』も自由自在。
たとえ負傷していようが、痛みを無視して、瞬時に行える。

『ポリシネル』Polichinelle
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:B  成長性:B

なお――――本体は能力とは関係なく、
命を繋ぐために薬を服用する度、数時間分の記憶が消える。
このため、再演出来るのは必然、『数時間以内の記憶』のみが対象となる。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                         それが、千々石 乃々(ちぢわ のの)の特別な才能。

420『音仙』:2021/06/25(金) 16:44:45
糸の塊を作り出し、それを放つことが出来る。
これが着弾した、または五指で触れた対象を『凝視』する事で、
対象が本体の記憶の中で行った『動作』を『再演』させられる。

『ポリシネル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:E 精密動作性:B  成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.広げた両掌から、野球ボール程のサイズの『糸の塊』をパス精DCBで射出できる。
  より厳密には五指から糸が出て、『半秒』ほどで掌で球状の塊にまとまり、それを発射する。
3.五指で直接『半秒』ほど触れることによっても、糸の着弾と同様の効果は発揮できる。
4.糸の塊の射程は『10m』。連射は不可能で、撃てば『着弾』するまではその手からは撃てない。
5.糸の塊が生物、スタンド、単独で動く無生物に『直撃』した場合、着弾相応の衝撃を与えた上で、解けるよう消える。
  それ以外に着弾した場合も消えはするが、後述する『糸』の発現は無く、ただ衝撃を与えるだけになる。
6.その直後、何もない空中から『糸』が吊り下げられるように出現し、着弾した対象の各部に接続される。 
  この空中からの糸は、対象の動作を阻害はしない。象徴としてのヴィジョンで、干渉は相互に不可能。
7.糸の接続状態は、持続時間は『5分』で、射程距離は『15m』ほど。任意解除は可能。
8.同時に接続状態にしておける対象は、『2つ』まで。
  その状態で接続条件を満たした場合は、接続状態の対象を切り替えるか任意で決められる。
9.本体や、このスタンド自身を対象とする事も可能。発動条件は満たす必要がある。

【再演】
1.接続状態の対象を直接凝視することで、『本体の記憶の中で、対象が実際に行っていた動作』を再度行わせる事(再演)が出来る。
  あくまで動作の再演であり、その時に持っていた・乗っていた道具、および思考や精神状態などを再現する効果は無い。
2.指定出来る行動は一動作に限らず、シーン単位で『最低一動作』から、『最大5秒分』まで。
3.対象の意に反する行動を再演させる場合、対象が『破壊力A』なら1瞬、『B』で1秒、『C』で3秒で糸が切れる。
  より短い時間の再演であった場合も意に反した行動であれば、終演後に糸は切れ、接続状態が解除される。
4.対象の意に沿う形での再演であれば、終演しても糸は切れず、原則的に接続状態が維持され続ける。
5.なお、単独で動く無生物など『意』が介在しない対象は、『現在の動作に反する』時のみ意に反するとする。
6.発話・発音についても、『行っていた範囲で』再演される。内容の改変などはできない。
7.再演は行動全体に働き、話しながら歩いていたなら、必ず話しながら歩く。表情も同じ。
  この時、負傷などがあっても、『必ず元の動作を最後まで再演する』。
  部位欠損でそもそも『足が無くて立てない』などであれば、倒れたまま再演を続ける。
8.スタンド使いの本体に当てても、精神である『スタンドの操作』は再演させられず自由に動かせるし、
  逆にスタンドに当てても、本体の肉体の操作は再演させられず、自由に動けるままである。
9.一度でも再演させた動きと同じ動きをもう一度再演させる事や、『再演を再演する事』は不可能。

【早回し】
1.対象の意に沿う形での再演は『早回し』で行う事ができ、この場合、速度が実際の行動より『一段階』上昇する。
2.ただし、早回しで再演した場合については、意に沿う再演であっても終演後に糸が切れてしまう。
3.自分自身を対象に再演をする場合、それが『本当にそうしたいなら』、いつでも早回しにする事は可能。

421名無しは星を見ていたい:2021/06/25(金) 20:49:53
1.エリザベス・マクマーン
2.女性
3.21
4.時計の音は好きか?
ガキの頃、親戚が時計の音が気になって眠れないと言ってたんだ。
信じられなかったさ。
私はあの音が気にならないし、むしろ好ましいくらいだから。
時間は絶対だ。
一定のテンポを刻み続ける。
それを時計が教えてくれる。
……時間は必ずそこにいる、裏切りも離れもしない。
だから、オレは時計を手放さない。

422『音仙』:2021/07/05(月) 23:17:39
>>421(エリザベス・マクマーン)

「ええ、聴き終わりました――――――ありがとう。
 時計の音……私も、嫌いじゃあありません。
 メトロノームなどもそうですが……
 一定の音が、一定の周期で繰り返すのは、快さがありますね。
 …………キミほど確固たる思いでは、ないですけど」

       キィィィィ ―――――――――  ン

「キミのそうした執心が、才能を育んできたのでしょう。
 その名は『チック・タック・ジフィー』……
 時計の能力ですが、『時刻を教える』という側面よりも、
 キミの好む――――『刻む』側面が強く表れているのでしょう」

             「それでは――――――耳を澄ませて」

―――――――――――――――――――――――――――
人型のスタンド。
各部に歯車が搭載されたヴィジョン。

このスタンドが触れたところを中心軸とし、
そこに『時計の針』を取り付ける能力。
時計の針は自分の意志で動かす事も出来るが、
その場合は人力程のパワーしか発揮せず、
本質は『自動で動かしたとき』にある。

『12秒で1周』――――
無理矢理破壊でもされなければ、そのペースを必ず守る。
そのペースを崩す障害物などは、硬度を無視して両断する。

反面、動いていない針は急激に存在を脆くし、
さながらガラスのように、簡単に破壊されてしまう。

『チック・タック・ジフィー』Tick-Tack Jiffy
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C
―――――――――――――――――――――――――――
      エリザベス・マクマーン→己の特別な才能を聴き、把握。

423『音仙』:2021/07/05(月) 23:18:44
触れたところを軸に時計の針を取り付ける。
針は自由に動かすことも可能だが、
12秒で1周の自動回転をさせる事もでき、
自動回転させた場合、その動きを阻めない。

『チック・タック・ジフィー』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:A 成長性:C

【基本情報】
1.人型。ダメージフィードバックを有する。
2.無生物の触れた点(後述の条件から、概ね『平面』)を軸とし、『時計の針』を取り付ける。
3.時計の針の形状や長さは存在する範囲で自由だが、長さは『1m』までに限られる。
4.時計の針は1本だけで、秒針・分針・時針などの区別は存在しない。
5.針は、射程『スタンドから10m以内』に、『3本』まで同時に発現可能。
6.針が他の物体・生物が干渉する形では針を取り付けられない。
7.設置面と針の下面の間には、指一本ほどの隙間が必ず空く。
  また、任意で『拳二つ』くらいまで隙間の広さは調整できる。
8.針はデフォルトでは動いておらず、動いていないときの強度は『ガラス』程まで落ちる。
9.後述のどちらの方法でも、動いている針の強度は『破壊力Bに1撃は耐える』ほどになる。

【針の動き】
1.針の視認中は任意でも動かせる。その場合のスペックは『パスCC』相当。
  時計回りではなく、反時計回りにも動かす事は可能。
2.針を『自動で動かす』事も出来る。この場合は視認する必要はなくなる。
3.自動で動く針は、時計回りに『12秒で1周する』速度と、『絶対に動きが阻まれない』特性を有する。
4.12秒で1周動くため、1秒で概ね30度動く。これより早くしたり遅くすることは出来ない。
5.30度動くたび=1秒ごとに、時計のようなカチッ、カチッ、という音が鳴る。
6.自動で動く針は絶対に阻めない。障害は『硬さ』等を無視して両断し、動きを保つ。
7.重りを付けるなどしても、原則的には動きが鈍る事はありえない。
8.唯一、破壊によってむりやり止める事は可能。
9.他のスタンド能力の産物や影響と干渉した場合はケースバイケースとなる。

424名無しは星を見ていたい:2021/07/17(土) 17:37:04
1.名前
折川 歌織
2.性別

3.年代
16歳
4.心の声
うちの窓からは駅前の建物たちがよく見えるんだ。
私は毎晩、暗くなってもずっとぴかぴか光ってるその窓々を見て、
ああ、あそこでいまでもわっせわっせとお仕事している人たちがいるんだなって、
安心してからベッドにもぐることにしてる。

ママは退屈がにくたらしいって感じの人だから、
ああいうわっせわっせは全然ダメで、だから私は隣の青い芝を見ると安心するんだろうね。
 
ああいうの、安心するし羨ましいけど、
だけどやっぱり、だから結局、もっとびかびかって光るのが私はほしいんだ。
まったくしょうもないけれど、私だって退屈がさ、にくたらしいんだよ。

425『音仙』:2021/07/27(火) 23:59:51
>>424(折川 歌織)

「はい、聴き終わりました―――――――――ありがとう。
 窓を開けば、その向こうにはいつでも町があり、社会があります。
 そこから覗き込むだけなら当事者になる事はありませんし、
 あるいは、窓の外の人たちがキミの楽しみを知る事さえないでしょう」

          キィィィィィ――――――――――― ン

「『窓の向こう』――――――
 壁一枚で隔たれただけでありながら、その仕切りはとても、とても遠い。
 窓は出入り口にもなりますが、扉と違って、そう使うための物ではない」

「―――――――『フリーク・ショウ・シネマ』。
 キミの才能がキミにとっての『窓』を象徴するものなのか、
 それとも、身に覚えのない……あくまで退屈を消し去る力の形が、
 なじみの器に収まった、というだけなのか……そこは聴いても分かりません、ね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

夜を押し固めたような色の人型のスタンド。

手で触れた『壁』などに『窓』を作る能力。
設置できるのは向こうに空間がある壁のみで、
窓は窓枠と1枚の窓ガラスのみで構成されており、
設置した時点では、必ず完全に閉じているが、
このスタンドが手を翳して『開閉動作』を行うことで、
設置した窓は遠隔で開閉をすることも可能である。

どのような場所の壁に『窓』を設置した場合でも、
窓が閉じている時は向こう側の様子が見えず、
代わりに『都市の夜景』を思わせるような――――
暗闇に幾つも『光』が浮かんだ光景が見えるが、
通常通りに開けると普通の窓のように壁の向こう側が見え、
窓をくぐり抜ける事で、向こう側に出る事も出来る。

そして――――閉じたままの窓ガラスを破るなどして通った場合のみ、
その窓は、窓の向こう側ではなく、『あちら側』に通じてしまう。
窓が閉じている限り、その破れ穴から壁の向こう側が見える事はなく、
暗闇そのものが揺らめき、光はさながら生き物のようにギョロギョロと動く。

もしあちら側に入ってしまったものは、二度と戻って来ない。
また逆に、あちら側にある何らかの存在がこちら側に来る事も無い。

『フリーク・ショウ・シネマ』Freakshow Sinema     
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B   

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
                        折川 歌織→己の『特別な才能』を聴き、把握。

426『音仙』:2021/07/28(水) 00:03:30
触れた壁に窓を取り付け、手の動きで遠隔開閉する。
ガラスを破るなどして開けていない窓を通ろうとしたものは、
向こう側に辿り着く事は無く、この世界から消滅する。

『フリーク・ショウ・シネマ』Freakshow Sinema     
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:B   

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.手で触れた『壁』に、1枚のガラスと窓枠から構成される『窓』を作る事が出来る。
3.同時に作れるのは『4つ』で、射程は『スタンドから10m』、持続時間は『3時間』。
4.窓を作成できる壁とは、『向こう側の空間との間を遮るもの』であり、向こう側に空間が無い場合は不可能。
5.天井、床、箱の側面なども、その向こうに『人一人』入れるくらいの空間があれば壁と見なす事が出来る。  
6.窓を設置できる壁の最大の分厚さは『50cm』ほどまで。窓を作った部分の壁は一時的に消え、解除時に戻る。
7.窓が作られた壁の内部に配線などがあった場合、それも壁と共に一時的に消えるが、機能は阻害されない。
8.窓の解除は、視界にあれば任意で可能。壁の構造が元に戻るとき、障害物は『パスCB』で押しのけられる。
  窓を解除した場合に壁が元に戻るのは『絶対』で、戻せない状況では解除も出来ない。

【窓の性質】
1.窓は四角形の『窓枠』の中に、『ガラス』が組み合わさった物である。窓枠は鉄並み、ガラスはガラス並の強度。
2.窓枠は、意匠についてのみ『折川家の窓』に酷似している。窓そのものの見た目はいわゆる『嵌め殺し窓』が近い。
3.四角形である範囲で、窓枠の形状は変えられる。サイズは現実にあり得る窓の範囲で自由。
4.ミニチュアサイズの窓を作る事も可能だが、『掌より小さい窓』は作る事が出来ない。
5.ガラス部分が割れた場合は後述の能力に繋がる。窓枠が全体の半分ほど破損すると、解除される。

【窓の開閉】
1.窓はガラス式だが、『窓が閉じているとき』は、壁の向こう側の風景は見えない。
2.代わりにガラス越しに『暗闇の中にいくつもの光が浮かんだ光景』が見え、『都市の夜景』を思わせる。
3.実際の嵌め殺し窓と違い、開閉が可能。手を翳して『開閉動作』をすることで遠隔でも行える。
4.開閉の勢いは腕の勢いと同じ。半開きなど、途中で止めておく事も可能。
5.開く際はガラスが開閉動作に従ってスライドし、壁内に収納されるイメージ。
  ただし開いているときに横の壁を掘るなどしても、中にガラスがあったりはしない。
6.それ以外の方法で開閉する窓を作る事は、現時点では不可能。
7.翳した手と窓の間に障害物がある場合は、窓の位置が分かっていても開閉を行えない。
8.窓が開くと、通常通り壁の向こう側の光景が見え、またそこを通って向こう側に行くことが可能。
9.窓が破れる、穴が開くなどして、開いていないのに向こう側が見える状態になっている時は、下の項に続く。
 
【あちら側】
1.ガラスに穴を開けるなどして、窓を開ける事無くして窓を通った物は、
  例外なくこの世から『消失』する。そうなった物を復元させる手段は、現状では無い。
2.窓ガラスに破れ穴が開いた場合、そこからは向こう側の光景が見えず、『暗闇』が穴の向こうに広がって見える。
3.穴の向こうの暗闇は液面のように揺らいでおり、浮かんでいる光も、有機的に蠢いて見える。
4.物体の一部だけでも窓を開けずに窓の向こうに行くと、その部分だけが消滅する。
  例)窓に開いた穴に指先を入れると、入れた部分だけが消滅する。
5.ただし窓が開いている場合は、破れ穴も通常通り向こう側に繋がるし、透過などで向こう側に行くことも可能。
6.9割閉まっているとしても、1割でも開いている窓は、開いている物と見なす。

427名無しは星を見ていたい:2021/07/30(金) 14:23:02
1.猿田大輝
2.男
3.14歳
4.『冒険王』になりたかったんだ。
子供の頃……大人たちは『今でも子供だ』って言うけどさ。じゃなくて小学生の頃。
探検家だった親父の形見のヘルメットを被って、あちこち探検して回ってたんだ。
それで10歳の時にさ、ある屋敷に忍び込んでさ。
そのあと原因不明の病気で倒れて、ずっと病院のベッドの上で暮らしてたんだ。
母さんは忍び込んだ屋敷で何かに取り憑かれたんだって言うけど、よくわからない。
けっきょく病名もはっきりしないまんま、いつの間にか治ってた。

ガキの頃の元気少年ぶりが嘘みたいに、ほら、細いだろ。
背も全然伸びなくて。昔みたいに飛び回る体力はもう無いかな。
でも今日みたいな夏の空と入道雲を見てるとさ、思うんだ。
また冒険したいなって。

428『音仙』:2021/08/10(火) 23:56:37
>>427(猿田大輝)

「はい、聴き終わりました―――――――――ありがとう。
 冒険家の本を読んだことがあるんですが、
 彼らの中には、大学から登山を始めた人もいたそうです。
 ……体質というハンデはあっても、キミはまだ、ずっと若い。
 理想を過去形で話すのは、マア……キミの苦悩もあるのでしょうが、
 私の感覚では、まだ早いのではないかと、思ってしまいます」

「それに――――キミには他の人間には無い、才能もあるんですから」

           キィィィィィィ――――――――――― 

「元気少年は体だけではなく、冒険に沸き立つ心あってこそ。
 私はそんなふうに思います。強制は、しませんけど……
 もしキミがまた冒険に出るなら、これは『命綱』以上の価値があるでしょう」

「―――――――名は、『ザ・ライフライン』。さあ、耳を澄ませて」

                 ィィィィィィィィ ・・・

                       「聴き逃しの、ないように」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

両手に発現する、トレッキンググローブのスタンド。
手の甲にオナガザルのような紋様が描かれている。

手のひらから伸ばすようにロープを発現でき、
またそのロープを任意の長さで切り離して、
両端をあらゆる『無生物』に『接続』出来る。
耐久性や接続の固定力はかなり強固であり、
バランスを取れるなら人が渡る事さえ可能。

高精度の為、ロープを程よい長さに調整すれば
生物相手でも鞭のように振るって攻撃したり、
カウボーイの投げ縄のように拘束も狙える。

能力の本質は、『ジップライン』の設置。
ロープの両端が固定されている時に限り、
その間を通る『ジップライン』の滑車を、
いずれかの端に設置することが可能である。

この滑車は生物も含めた触れた物体と接続し、
何かが接続された途端に、高速で動き出す。
もう片方の端に到達すると接続は解除される。
この時、移動先の方が高い位置でも移動は行われる。

『ザ・ライフライン』The Lifeline
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
               猿田大輝→己の『特別な才能』を聴き、把握。

429『音仙』:2021/08/10(火) 23:58:16
トレッキンググローブ型の纏うタイプ。
掌からロープを出し、任意でカット出来る。
また、ロープの両端を無生物に接続出来る。
無生物と無生物の間に張ったロープには、
滑車を取り付け『ジップライン』を走らせられる。
ジップラインは生物が利用でき、無生物の運搬にも使える。

『ザ・ライフライン』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

【病弱】
1.本体は現在体力不足であるため、持続力Dとして扱う。

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。両手に装着する。
2.スタンド装着時、手の動きのみパス精CBB相当になる。  
3.実体化しており、防具としての強度は一般的な厚手のトレッキンググローブ並。
4.両の手のひらから、合成繊維質のロープを出す事ができる。
5.ロープの出る勢いは最大『パス精CCC』までの範囲で自由。
  射出するように生やす事も、ゆっくりと生やす事も可能。
6.手で引き抜く事もでき、その場合は手の動き通りのスペックで出せる。
7.ロープは任意の位置で、掌から切り離す事ができる。
8.掌から切り離した後のロープは、実体化したスタンド物質として残る。
9.ロープの同時発現数は『4本』で、合計の長さは『50m』まで。持続時間は『30分』。
  ロープ1本で50mにすることも出来るが、それを自由に操る技能などは特にない。

【ジップライン/ロープ】
1.ロープは『破壊力B』の力に耐え、それで持ち上がる範囲の物なら支えられる。
2.ロープの両端に限り、無生物に『接続』出来る。この接続の強度も『B』。
3.液体や気体、また泥のように、破壊力Dの接触だけでも形が崩れるような物は対象外。
4.生物の衣服は無生物と見做さないが、持ち物は無生物と見做す。
5.ロープにロープを接続する事も可能。
6.手のひらから切り離さない場合、片側の端はそもそも存在しない事になる。
7.接続部には金具のようなパーツが現れ、接続面は見えない。
  ただしロープをロープに接続する場合については結び目のようになる。
8.また、金具を介しての接続であり、ロープが物体に癒着する訳ではない。
9.接続はこのスタンドでロープに触れればいつでも解除出来る。

【ジップライン/滑車】
1.無生物に両側を接続したロープのいずれかの端には、任意で、下部からロープの垂れた『滑車』を設置できる。
2.滑車は金属製に近い質感の実体化スタンド物質で、破壊で解除される。任意解除も可能。
3.滑車のサイズや形状は最小限で、持ち手のある遊具のようなタイプではない。
  (参考:ttps://www.amazon.co.jp/dp/B07XNVC9Y6/ref=cm_sw_r_tw_dp_EP21C4SD3JN0241N4A0T?_encoding=UTF8&psc=1)
  下部から垂れたロープの長さは『10cm』〜『1m』までで、地面に先端が触れない限りで自由に決められる。
4.滑車から垂れたロープに無生物を触れさせると、その部分と接続される。
  また、生物の場合も、望んで触れる事で接続を行う事が出来る。
5.この接続部にも金具のような意匠があり、物体自体との癒着ではない。
6.垂れたロープに何かが接続された滑車は、もう片側の端へ向けて移動する。
7.滑車の移動速度は『B』だが、移動先の方が高所となる場合、『C』になる。
  また、移動先が高所かつロープの傾斜が『90℃』を超える場合は『D』になる。
8.滑車が一番端に達すると、そこで接続が解除される。滑車自体は解除されず、その場に止まる。
9.生物の場合は、自分の任意のタイミングでいつでも接続を解除可能。

430名無しは星を見ていたい:2021/08/28(土) 15:27:57
C.世良久 逢生(セラヒサ アキ)
D.男性
E.十代代後半
F.『治療』して感謝された記憶が沢山ある…今は…以前とまるで違う……人が迫害したもの…人が迫害に使ったものの象徴…あの夜は…歴史の縮図……スタンドこそが…
G.みんな死んだ、『エクリプス』との戦いで。家族全員が急死した自分を拾ってくれた小さな派閥。みんないい人ダッタ…拠点の『ペットショップ』の動物も優シイ…
ぼくだけが捕獲されて『精神干渉』で……敵を治療した…拷問に協力させられた……何度も壊れた自分も…
仲間と、家族と、友人の記憶も壊れ…あぁ、だけど『退院』は許されて…それで、それで以前から意思が有ったスタンドが…
A.『許スナ…』『アイツガ裏切リ者』『オ前ノ人生ハ仕組マレタ』『アリーナガ見捨テタ』『エクリプスハ使イ潰シタ』『俺ガ忘レナイ』『誰モガ俺タチヲ使イ潰スナラ…』『アノ夜ノヨウニ狩リ殺セッ!』『破壊ッ!』
『滅亡ッ!』『破滅ッ!』『根治ノ時ッ!』

431『音仙』:2021/09/07(火) 00:21:12
>>430(世良久 逢生)

「―――――――――――多くを語る必要はないでしょう。
 私もまた、キミが憎むものに近い……抑えられなく成る前に、どうぞ、お帰りを」

                      ギ
                        ィィィ

                  バタン

「――――破綻した心音が絶大な力を生む事はありますが、
 絶大な力を持つ心が破綻した時、残るのは……決して、『絶大な歪み』ではない」

               「彼が立ち止まれる事を祈りはしますが、
                そうしたとて、あるのは停滞だけなのかもしれません。
                とはいえ、進み続けたとして…………
                すべてを焼き滅ぼせるとは、とても思えないから」

「願わくば、一度壊れたその器の罅を、埋めてくれる何かがある事……それくらいでしょうね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
熱して溶けた鉄を歪に固め直したような、どこか不気味な様相。
大ぶりな『両手剣』に見える物を持っているが、切れ味は無く能力も無い。

『エクリプス』または『アリーナ』に属している相手、
もしくは本体を悪意に基づいて『利用』せんとする者に、
このスタンドの本質は、不完全な形で『再燃』する。
剣を覆う鉄は内から溶け、赤熱する刃を剥き出しにし、
顔を覆う鉄も溶け、燃え続ける顔と『意思』が露わになる。

赤熱した剣によって溶断された生物の断面や傷口もまた赤熱しており、
同じく赤熱する部分をそこに触れさせたり組み込む事で溶接できる。
ただし、赤熱部が冷めれば、傷口は焼けて塞がってしまう。
これを利用して、傷を治したり塞ぐような使い方も一応可能ではある。

本来はむしろ、それらの作用による『外傷の治療』を主としており、
解禁の必要性も無く、剣など存在せず、手指自体に能力を常に有していた。
圧倒的な精度も相まって、赤熱部を加工する事でどんな外傷も治せた。

壊れてしまった本体の精神と同様、スタンドも『破綻』しており、
本来の有用性は最早見る影もないが、唯一破壊力のみは格段に上昇している。

『バーンド』Burned
破壊力:A スピード:C(B) 射程距離:E(1.5m)
持続力:E 精密動作性:E   成長性:E

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                    それが、世良久 逢生(セラヒサ アキ)の『成れの果て』。

432『音仙』:2021/09/07(火) 00:42:55

無能力のスタンド。なまくらの両手剣を持つ。
撃ち滅ぼすべき対象と対峙した時、その本質が再燃し、
あらゆる『生物』を溶断する剣を持つ自立型となる。
憎悪をぶつけるため、本体は敵に向け歩き続ける。

『バーンド』
破壊力:A スピード:C(B) 射程距離:E(1.5m)
持続力:E 精密動作性:E    成長性:E

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.見た目は鉄のようだが、あくまで意匠であり、特別な防御力などは無い。
3.鉄に近い質感に見える、大振りな両手剣(以下『剣』)を手に持っている。
  能動的に手放したり投げたりすることは不可能だが、持ち替える程度は可能。
4.剣は柄と鍔を有するが、全体が一つの鉄の塊であり、パーツの区別はない。
5.形状はいわゆる『ツーハンデッドソード』で、長さは両手剣としては小さい『1.2m』ほど。
6.切れ味は皆無。刃は潰れていて、厚みもあるため、原則として鈍器としてしか使えない。
7.剣部分も実体化していないが、強度は鉄並みであり、剣の破損にダメージフィードバックは無い。
8.剣が破損した場合は一晩、何かの理由で紛失などした場合は一週間は再生しない。

【破綻・解禁】
1.これより下の能力は、普段は一切使うことが出来ない。
2.以下の条件に当てはまる者と対峙した場合にのみ、解禁される。

   A―『エクリプス』の残党、または後継組織・関連組織の所属者。関係者。
   B―『アリーナ』の所属者。関わりを持った程度の人間は原則対象外。
   C―悪意を持って本体を『利用』しようとした相手。

3.このスタンドの本体が相手の素性や思惑を知り、そうであると確信する必要がある。
4.相手が自称しているだけでも、本体がそうだと認識し、確信したなら解禁に繋がる。
5.当てはまるかはGMまたは判定者が、そうであると確信するかはこのPLが決める。
6.対象の『善悪』や『言動』は、少なくとも現時点では解禁条件に含まれない。
7.解禁状態は対象が認識範囲から完全に消えるまで続き、消えてから『10秒』で元に戻る。

【意思の解禁】
1.解禁時、顔を覆う鉄が内から溶け、同時にスタンドが自立した『意思』を発現する。
  露になる顔は、炎に覆われた悪鬼を思わせるもの。表情などはうかがえず、炎はあくまで意匠。
  (※厳密には、元々意思があるのだが、通常時は埋没している)
2.解禁中は限定的な完全自立型となり、攻撃可能範囲に対象が入ると必ず自動攻撃する。
  解禁中にスタンドが受けたダメージは、解禁中にはフィードバックしないが、
  解禁が終わった際にヴィジョンに残っているダメージが一気にフィードバックする。
3.自動攻撃時にのみ、スピードは『B』として扱う。
  攻撃されると主に剣で防ぐなどするが、これはスピード『C』と扱う。
4.攻撃可能範囲に対象がいない時は、本体の意思に従って動くが、常に憎悪を口にし続けている。
5.ただし解禁中、本体の意思は半ばこのスタンドに呑まれてしまう。
6.対象が視界内にいる際、本体は強制的に、対象に向けて障害のないルートで移動する。   
7.移動しながら他の行動をしたり、移動中に他の物を攻撃させたりは可能。
  ただし移動そのものを妨げてしまうような行動は選べない。
8.対象が視界から消えても、位置が明らかである場合、強制移動は続く。
9.強く抗う意志があれば、例外的に『足を止める』事は出来るが、非常に強い焦燥感を覚え続け、
  場合によっては意志が折れて再び歩き始めてしまう(GM判定で、動かしても構わない)

【剣の解禁】
1.解禁と同時に剣が内側から赤熱し、深呼吸一度ほどの時間で完全に赤く染まる。
2.完全に赤く染まるまでの間の時間は、剣については解禁していないのと同じ扱いとする。
3.この状態の剣は高熱を帯びるが、このスタンドや本体は熱による被害は受けない。
4.具体的な温度は『1000度』ほど。外的な要因によって剣自体が冷える事はない。
5.刃による切れ味は未解禁時同様に存在しないが、生物に限り『溶かし切る』。
6.切断面や刺突痕、刃の腹で強く叩くなどすれば、命中部分全てが『赤熱』する。
  いずれの場合でも、剣側から能動的に、スC以上の勢いで接触する必要がある。
7.赤熱部はおおよそ『10秒』ほどで冷め、傷口が塞がる。傷になっていないなら単に元に戻る。
  それまでは赤熱部も剣と同様の熱を帯びているが、熱いだけで、燃え広がったりはしない。
8.赤熱部同士を触れ合わせると、それらは即座に溶接される。溶接された部分は自然には外れない。
9.赤熱部については、その全体が水につかるまたは浴びると即座に冷める。剣については冷めない。

433世良久 逢生『バーンズ』:2021/09/07(火) 02:21:35
>>431-432
「僕は…君を憎もうと思わないよ…
 あの日の事は…もう思い出せない…」

「だが、しかし、何にどう人生を捻じ曲げられたとして
 ……その中で『絶望』を…諦める選択を……従って……
 しまったのは自分だ…」

「自分が選んできた全てを、自分以外の力のせいに……
 人の所為にしたくない……」

誰かの所為で家族が、派閥の仲間が、記憶までも失って…
それでも変わらず星見町と人々が滅びなかった。
自分の人生に大きな意味が有ったと断言しよう。

「『エクリプス』の残党が存在するなら正当な怒り…
『アリーナ』所属者は…『変わって』しまったなら……」

「僕まで巻き込むなら…『バーンズ』になったお前から
『根治』してやらないとね……」

『音仙』に礼を言う。満足に喋れなくなったが構わない。
歪んだ『友人』のおかしな面に微笑み立ち去る。

434『音仙』:2021/09/07(火) 17:02:15
             
             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――
  供与スタンドコンテストの実施に伴い、
  キャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

――――――――――――――――――――――――――――

435名無しは星を見ていたい:2021/09/14(火) 08:47:50
C.まぁ取り合えず適当に…玉藻 葛葉(たまも くずのは)とでも名乗っておくか
D.女じゃ
E.999歳(自称)じゃ(外見は9歳)
F.見よ、この美しい白い尻尾を
  これが我のすたんどじゃ
  …昔は9本あったんじゃがな…
  人間の童に化ける事くらいは造作もないぞ
  …あぁ、童に化けるのが精一杯じゃ、我ももう歳かのぉ…
  このくらいの童が楽でなぁ…まぁ、無理をすれば全盛期のように…
G.昔は妖怪として恐れられてた我じゃが、寄る歳には勝てんの…
  後何年生きられるか…
A.あ?傾国の美女?安倍晴明の母?そんな前から生きとらんわ(笑)

436『音仙』:2021/09/24(金) 02:32:13
>>435(狐)

「―――――――――――――――――――――――――――――――――・・・

       ――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・」

「――――――――――― ・・・驚きました。
 ああ、イエ、私に『年齢』をはかる能力はありませんが、
 これほどに『多い』音を聴けば、信じざるを得ないでしょうね。
 それが出来る能力を、キミは持っている訳ですし」

「キミを見ていると、妖怪や……あるいは神話、伝説という物は、
 どれも『スタンドの産物』なのではないかと、錯覚してしまいそうです。
 実際には、スタンドだけでは説明のつかない怪異も、存在はするのでしょうけど、ね」

                   「……いずれにしても」

「興味深い体験でした。余生は星見町でお過ごしになるのでしょうか?
 だとすれば。……もし良ければ、またいらしてください」

         「出来る事なら、全てを聴いてみたいものですから」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の尻尾と一体化して発現するスタンド。
本来の狐の尾よりも白く、大きく、しなやかで長く、鞭のようにも使える。
やる気になればいつでも『着火』できるが、火勢は『線香』程度。  

人の姿の描かれた『絵』『写真』などの『人間』を描写した可燃物に、
この尻尾によって『着火』をすることによって能力は発動する。
火は人物像を焼き尽くして『青白いけむり』に変えていき、それを最後まで浴びる事で、
本体や無生物の姿を、極めて『被写体』にそっくりな『人間』へと化けさせる。
変化する人間の『年齢』が高いほど変化時の燃焼時間、即ち『けむり』を浴びる時間が延び、
10歳以上の人間に化けようとすると、けむりを浴びすぎて咳が止まらなくなってしまう。

難点としては、本体が化けた場合、耳と尻尾という『狐の特徴』が残ってしまうこと。
一応、尻尾は袴などに隠し、耳は頭巾などで隠せば、傍から見て人間と変わらない。
また衝撃を受けてしまうとその瞬間に能力が解除されるが、逆に、受けない限り解除されず、
本体は長年の経験から、人外の域の衝撃でない限り、能力解除を免れる事が可能ではある。
また、飲食や睡眠など、生命維持のあらゆる行動も、『人間に等しい』形で行うことになる。

無生物に使った場合は単に見た目だけを付与し、対象を動かせるような能力は無いが、
無生物の特徴が残ったりはしないため、幻惑や、目くらまし程度の用途にはなる。

なお変化後の姿は写真や絵で切り取られた一瞬を保ち、時間経過で老化するという事がない。
また、変化している本体や無生物の時間経過も、化けている間は止まっている。

『キン・コン・ユウ』Kin Kon You
破壊力:D スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:D

本体はこの能力で肉体の時間経過を止め、今日まで寿命を保ちながら生きて来た。
人の世に紛れて来た時間の長さから、能力の領域を越えた知性と知識も有する。
だが…………元はただの狐に過ぎない。野生の狐の寿命は、『10年』そこら。
変化を出来ていなかった時期などもあるため、残された寿命はそう永くない。
老化もあってか尻尾の数も減ってしまっており、今では『1本』を残すのみである。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                       →『妖狐』玉藻 葛葉の正体は、そうした能力である。

437『音仙』:2021/09/24(金) 02:37:08
尻尾と一体化したスタンド。線香くらいの火を灯せる。
火で人間をモデルとした絵や写真や像などの可燃物を燃やし、
そこから出る『けむり』を最後まで浴び切る事によって、
本体や無生物を、モデルとなった人間に化けさせる。
化けている間は、化けた姿も化ける前の対象も『経年劣化』しない。

『キン・コン・ユウ』
破壊力:D スピード:B 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C 成長性:D

【キツネ】
1.本体はキツネであり、変化前(=能力未発動時)は時速50kmほどで疾走する事が可能である。
2.反面非力である。能力が未発動時のスペックはおおむね『パス精DBC』として扱う。
3.能力発動時のスペックは後述する。
4.GMの判定方針を問わず、キツネに限らずイヌ科動物との会話が可能である。
5.人間社会に紛れ込んで長生きしているためか、人間語の実力はほぼネイティブスピーカーに近い。
6.ただし後述の能力発動時以外は、そもそも声帯が狐なので人語を喋れるわけではない。聴けるだけ。
7.肉体強度は当然ながら人間より低い。人並みの一撃でも、直撃を浴びると死んでしまいかねない。

【基本情報】
1.本体の尻尾と一体化した、実体を有するスタンド。尻尾同様の感覚で操作できる。スペックは常に『パス精DBC』。
2.長さは『1m』ほどにもなる。ダメージフィードバックは存在しないが、尻尾と一体化しているためダメージも等しい
3.任意で『発火』させられる。熱さは『線香の火』ほどで、火力もそれに等しい。通常物質に燃え広がる。

【キツネ火とけむり】
1.これにより『絵』『木像』『写真』など、『人間』を象った・写した『可燃物』に着火すると能力を使える。
  絵については上手さは無関係だが、しっかりと全身が描かれている必要がある。写真についても全身が必要なのは同じ。
2.可燃物は『燃え尽きる』まで『青白いけむり』を出し続ける。本体や無生物がこれを『最後まで浴び続ける』事で能力が発動する。
  無生物に関しては、キツネである本体と同じ大きさ〜より小さいものだけが能力対象となる。
3.燃え尽きるまでの早さ=浴び続ける必要がある時間は、『被写体の年齢』に依存する。
4.10歳までは『9秒』で、その後10歳増えるごとに『倍々』に増えていってしまう。
  見た目の若さなどは無関係だが、何かの理由で『年齢自体が変わっている』場合は『変化後の年齢』で判定する。
5.このけむりを浴びるのは本体に負担であり、10秒以上浴びていると『咳が止まらなく』なり、どんどん悪化する。
  『18秒』=10〜20歳までならしんどい程度だが、『36秒』に達する20〜30歳は危険な域に達し、
  『72秒』にもなる30〜40歳の人間に化けるのは、何かしらの介助などが無ければ完遂するのは困難。
  咳の止まらない時間が2分を超えることになる40歳以上に化けるのは、『死』と隣り合わせである。
6.けむりは風で流れてしまったりはしないため、妨害が無ければ望んで浴びる限りは浴び続けられる。
7.他の生物は対象ではないが、『無生物』にけむりを浴びせれば対象に出来る。無生物は咳をしないので、実質制限もない。
8.『化けた後の本体自身の写真や絵』を燃やして発動する事も出来る。

438『音仙』:2021/09/24(金) 02:37:22
【人化の術】
1.燃やした物に写っていた(描かれた・モデルとなった)『人間』の姿に『化ける』事が出来る。
  なお実体があるため、スペースがない場所では発動すること自体が出来ない。
2.化けた姿は『持続時間無限』で、実体した通常物質。その反面、『破壊力B』程の一撃を受けると強制解除されてしまう。
  衝撃を伴わない『斬撃』や『毒』等によるダメージの場合、『気を失う』レベルに達すると解除になる。
  受けた負傷は解除されると本体には引き継がれないが、『苦痛』や『精神ダメージ』や『気絶』は引き継がれてしまう。
3.姿は対象には描写されていないところまで再現され、体内構造なども完璧。ポケットや鞄があれば、その中も再現される。
  絵や像などの場合もモデルになった瞬間に等しいが、『イメージだけで作られた』物の場合は見える範囲だけの変化になる。
4.ただし、本体が化けた場合は、必ず『キツネの耳』と『尻尾』が姿に残ってしまう。服などで隠す事は可能。
5.化けている間は、化けている人間に等しいスペックを有する。本体技能なども同じ。ただし精神や知識は本体に依存する。
6.スタンド使いに化けてもスタンドを発現する事は出来ない。何らかの理由でスタンドも被写体に含まれていても不可能。
7.無生物を化けさせた場合、射程は『20m』。持続時間は『2分』。位置を把握出来たりはしない。
  衝撃を受けると解除されるのも本体に等しいが、『破壊力C』でも解除される。本体がよく耐えるのは経験の深さゆえ。
8.任意解除は強く念じれば可能。視界に入っている必要等もない。解除せず、この姿のまま能力を重ね掛けする事も可能。
9.同時に発動できる対象の数は本体を含めて『尻尾の数+1』であり、尻尾が1本である現在は『2つまで』。

【常世】
1.化けている最中、本体自身や無生物は『この世』にあらず、『時間経過』をしないし、経年劣化もしない。
2.また、化けた後の姿である『人間』についても、『加齢』する事が無い。
3.本体が久遠の時を生きて来たのは、人化能力をほぼ恒常的に発動しており、ほとんど加齢していないため。
4.あくまでも加齢はしないというだけで代謝は存在し、また睡眠などについても必要になる。
  体内構造も人になるためキツネが食べると危険なものを食べても問題は無いが、逆は危険である。
5.精神は化けた対象ではなく本体に依存しているため、学習なども行うことは可能。
6.よって精神的には『超高齢』なのだが、脳は劣化していないため、ボケているといった事は無い(あっても構わない)
7.ただし、永く生きる中で能力を使っていなかった時期もあり、そこで経過した時間だけでもキツネの寿命には近付いている。

439妖狐『キン・コン・ユウ』:2021/09/24(金) 07:17:19
>>436-438
「我の話を童の戯言と切り捨てずに真面目に聞いてくれるとはのぅ
            バケモノ
 礼を言ってやろう、『人間』にしては楽しかったぞ
 貴様とはまた会いたいものよ」

             バケモノ
「さて、我は残りの寿命で出来うる限り『人間』共を殺して殺して殺しまくらんとなぁ
 我が愛しき子供達を皆殺しにされたこの怒り、五千兆回ユガを繰り返そうと決して忘れはせん
 我の命全てを使い尽して奴等を殺して回り、生き胆を食ろうてやろうぞ」

440名無しは星を見ていたい:2021/10/05(火) 15:20:13
1.名前:浪川主良(ナミカワ カズアキ)
2.男
3.20代
4.家族→
・純日本人なのに何故か白髪青目の容姿端麗な親父
・××歳なのに中学生にしか見えないロリロリなお袋、
・ボーイッシュなのに何故か周りから美少女と認識される姉貴
・成人してるのに男子小学生にしか見えない美少年の兄貴
・意図はわからないが女装して周りにチヤホヤされてる男の娘の美少女な弟

こんな『いかにも』な家族と一緒に育ってきた俺だが、
どういう訳か俺だけ『男性ホルモン』がムンムンで、
声変わりする頃には胸毛ムンムン、髭ボーボーの、『こち亀』の両さんみたいなゴリゴリなナチュラルな男臭いマッチョになっちまった。

俺は今の現状を『呪い』と考えている。
家族の事は決して嫌いではない!嫌いでないが俺はこの『呪い』が憎い…ッ!
俺は誰よりもあざとく『可愛く』なりてぇ…!

441『音仙』:2021/10/15(金) 23:59:00
>>440(浪川主良)

「―――――――――――――大変お待たせしました、エエ。
 実に、悩ましく……切実な、悩みだと思いますよ。
 私からすれば『たくましく』『頑健』なキミの体格も、
 キミにとっては『呪わしい』……恩恵はキミ自身が一番得ていて、
 それでもなお、心の中に吹き荒れる思いの音は、『可愛さ』への欲求」

「対して私はほら、見ての通り貧弱な体をしていますケド、
 キミにとっては、少しは理想に近いのかもしれません……いえ。
 私が自分を可愛いと思っている……わけでは、ないですけどね」

              キィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

「――――……大変残念なことですが、
 まさに『呪い』という事なのかもしれません。
 キミの中にあった特別な才能は、
 非常に……類を見ないほど、『いかにも』力強く、単純で、
 かわいらしさとは縁遠いものでした……名は『ヴァイス』」

「協力できなかった心苦しさはあります、が……
 『才能』を得たことで、拡がる出会いもあるでしょう。
 その中には、呪いを解くようなものも……ああ、どうか、その、気を落とさず……」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体が纏うタイプのスタンド。
全身を覆う白い装甲型であり、『特撮のヒーロー』を思わせるフォルム。
肉体の性能を高め、岩をも砕く拳を高速で放つ。
ただし、肉体の性能をフルで発揮しようとした場合は精度に欠ける。

その拳には『獅子の顔』の意匠が浮かび、打撃は『形なきもの』を捉えて、
ガラスを打つかのように『砕く』。砕かれた形なきものは塵のように消し飛ぶ。

砕かない程度に加減した打撃の場合、単にガラスを叩いたような感覚となる。
これを利用して、手がかりの無い壁などを上る助けに出来なくもない。
空間をノックするようにして音をたてたりも可能だが、意味があるのかは不明。

『ヴァイス』VICE
破壊力:B スピード:B  射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C〜D  成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              浪川主良(ナミカワ カズアキ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

442『音仙』:2021/10/18(月) 21:40:01

可愛くなりたい。その欲求を求めて訪れた先で得たのは、単純明快な『暴力』だった。

目覚めた能力に『浪川』が抱いた感情が失意か、納得かは、『音仙』にも分からない。

だが、彼の『願い』は、『別な形』で叶う事となる―――――――――――――――

              コン
       コン

             コン

『なぜそうしたか』は分からない。
偶然かもしれないし、出来る事を一つずつ試していたのかもしれない。
或いは何か奇妙な直感でそうしたのかもしれない。

『彼女に言わせれば、それも運命だろう』

           『何もない空間を3回ノックする』

                 ――――『音仙』も知らない。
                     それは『ヴァイス』の能ではない。

   シュピ ―――――――――――――――― 

                       ン   

        「『運命』!!」


空間に浮かび上がるのは、厚みのほとんどない、本体の側に鏡面の向いた『鏡』だ。
空間を叩いた時に等しいガラスの質感だが、それが鏡なのは映る光景で分かる。

いや。正しく言うなら。 『映る光景がそうだから辛うじて分かる』。


                「この『出会い』は『運命』」
 

『ヴァイス』を纏った自分の姿は、浮かんだ鏡の中にいない。

        
        「『鏡写し』の『運命』」

                           そこには『先客』がいた。
                    
    「わたしは『ヴァーサ』」

      ヴァイス
    「『あなた』の願いを、叶えてあげる」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

…………『音仙も知らない謎の存在』。
形なきものを捉える打撃によって何もない空間を『3回ノック』すると、
その空間に、本体の全身を移す程の『鏡』が浮かぶ。

鏡の中には、『魔法少女』のような存在が佇んでおり、
鏡の出現と同時に、こちらに気付いた様子で声をかけてくる。
彼女は本体を『ヴァイス』と呼び、自分を『独立した意思を持つスタンド』と称する。
黒く、フリルなどで装飾された衣装をまとい、容姿は一般的に言って愛らしい。

こちら側に出てくる事は一切ないのだが、呼び出すと本体に何かと話しかけて来る他、
複数箇所に鏡を作ればそこを行き来でき、それによって得た情報を教えてくれたりする。

頼めば彼女の『能力』を使ってくれ、彼女と本体の姿をそっくり『入れ替える』。
体に依存する要素、即ち身体能力も入れ替わるため、彼女の有する『精度』を得られるが、
精神性や魂といったものは現状入れ替わらず、『形なきもの』を捉える打撃能力や、
本体の精神性については、姿が変わってもそのまま保持されている。
逆に言えば、入れ替わっても『ヴァーサ』が有しているであろう能力などは得られない。

その正体は一切不明。『一般人には見えない』ようなので、
少なくとも『人間』ではないのではないかと思われる。

『ヴァーサ』
破壊力:D スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  明らかに自分のスタンドとは『別』――
  だが自分の『ノック』無しには現れない彼女の名は、『ヴァーサ』。
 
         『浪川主良』の『スタンド使い』としての人生には、彼女が常に『付きまとう』。

443『音仙』:2021/10/18(月) 21:49:07

纏うタイプのスタンド。形のないものに打撃を叩き込める。
これで『空間をノックする』事によって、
そこに鏡が浮かび、『ヴァーサ』の居るどこかとつなぐ。

『ヴァイス』
破壊力:B スピード:B   射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C〜D 成長性:A

魔法少女のような『自称・完全自立型スタンド』。
鏡の中に存在し、ヴァイスと自分の『姿』を入れ替える魔法を使う。
その真相は、今の所何も分かっていない。

『ヴァーサ』
破壊力:D スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

※本体のスタンドは『ヴァイス』であり、『ヴァーサ』は本体の能力ではないが、
 スタンド名を記載する場合、便宜的に『ヴァイス&ヴァーサ』と呼称してもよい。
 
【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。パスBBまでの範囲で行動できるが、パス両方でBの発揮中は精密動作がDとなる。
2.移動にも精度が影響するため、精Dの場合は走行困難などにはならないが、急カーブや停止などに弊害が出る。
3.装甲型だが、特に身を守るような効果は持たない。
4.両手に限り、『形の無いもの』を『打つ』ことが可能。ただし細かい粒などは形がないとは扱わない。
5.スC以上、かつパD以上の力を込めた動作が『打つ』とする。拳ではなく、掌底などでも可能。
6.打たれた形の無いものは、同じ規模の『ガラス』に近い質感・挙動を見せる。
  砕くほどの威力であれば、それがガラスのように砕け、空間に走るノイズのようになって消滅する。
7.炎や空気など、広く展開された形の無い物は、打った箇所だけに適用される。
  また、崩壊などではなく消滅であるため、化学反応が発生したりはしない。
8.打たれた瞬間、形の無いものは本体以外にとってもガラスのような質感で形を持つ。
  近くにいれば破片を浴びる可能性はあるし、タイミングはシビアだが『壁』になる可能性もある。
9.空気に使用すると理論上その分の空気が消えているが、
  消えた状態を維持する効果などはないため、密室でもない限り真空空間を作るなどは困難。

【ノックをする】
1.『何もない空間』を意識し、3回『ノック』をすると、そこに『鏡』のようなものが浮かび上がる。
  一般人や本体以外のスタンド使いにとっては、実際に『鏡』のように扱う事が可能である。
2.サイズは現状『全身鏡』のみ。枠部分は存在せず、一枚の鏡板のような印象。
3.ボール紙程度の二次元的な厚みで、強度についてもその厚さのガラスに等しい。枠も強度は同じ。
4.鏡面になっている表側はノックした際の本体に向いている。裏側になる面については、単にガラスの質感を有するだけ。
5.浮かび上がった鏡はその空間に固定され、継続的に、全体がガラスのような質感を保ち続ける。割れた場合は消えてしまう。
6.鏡は現状、『3つ』まで作っておける。任意解除は再度触れる必要がある。射程は『10m』。持続時間『1時間』。
7.十分なスペースがない場合は、発現自体が現時点では出来ない。

444『音仙』:2021/10/18(月) 21:49:18
【『ヴァーサ』】
1.鏡の中には『少女』のような存在が最初から『いる』。鏡を作ると、こちらに気付いた様子を見せたり、
  時には鏡を作った瞬間からこちらを見つめている事もあるなど、その様子は、気分屋のように思える。
  彼女は本体とは一切繋がりの無い独立した意志を有しており、自身のことは『ヴァーサ』と名乗り、
  本体については『ヴァイス』と呼んで、自分は『完全自立型スタンド』であると自己紹介する。正体や真相は不明。 
  そもそも確かめる手段がないので、本当にこういうスタンドなのかもしれないし、何か別の存在かもしれない。
  現時点で分かっている事については、彼女は『ヴァイス』の味方をしてくれる存在である、という事。
2.彼女は一般人には視認できず、声などについてもスタンド音声に近いようで、一般人には知覚できない。
3.彼女は鏡を起点にこちらを見ているので、鏡の死角は見えず、鏡から遠い位置の音などは聞こえづらいようだ。
4.性格は気分屋なものの明るく、本体に好意を持っている。理由については『不明』。聴いても『運命だから』等、明確な理由を言わない。
  (★場スレでは本体がロールしても良い。ミッション中には原則はGMが操作するため、言動等にこだわりがあれば明記しておく事。
    言動のブレなどは基本的に『気分屋である』という事から、その日その日のテンションの違いによるものとする)
5.一般的に可愛らしい容姿と服装で、体格も小柄かつ華奢。本体とは真逆で、だからこそ本体にとっても『理想的な可愛さ』と言える。
6.『ヴァーサ』は、作った鏡の間を、障害物や高度差を無視して直線距離で行き来でき、その速さは『スC』である。
7.会話を好み、世間話に応じてもくれる。別の鏡に向かってもらって情報を集めてもらう、という事も可能。
8.夢の世界といった『異世界』でも『ヴァーサ』は現れるが、電脳空間などテクノロジー的な世界では現れない。
9.ヴァーサが現れない場では、空間をノックしても『鏡』自体が浮かばないので、『鏡』は『ヴァーサ』側の能力らしい。
  ただし本体側の『ノック』無しで鏡が出現するという事も無いので、両方が揃って初めて、両者のいる世界は繋がると言える。

【鏡写しの運命】
1.本体の全身が鏡の範囲に入っている状態、かつ彼女がその鏡にいるときに頼むことで『姿を入れ替えて』くれる。
2.体格や声なども『ヴァーサ』の物に変わり、体に依存する動作のスペックについても入れ替わるが、魂や精神性は入れ替わらない。
3.逆に『ヴァーサ』の側は一時的に『ヴァイス』の姿とスペックを得る。
4.能力は精神に依存するため、現時点においては、形の無いものに打撃する能力=ノックする権利は失われない。
  ただし打撃力自体が決して高いとは言えないため、ガラスであっても破壊をするのは困難。
5.『ヴァーサ』は動作精度が高いが、目に見えて『非力』(パス精DCB)。その点については見た目相応と言える。
6.入れ替わっている間、『ヴァーサ』は「邪魔をしたら悪いから」とこちらに話しかけてこず、鏡の中に姿も見えない。
  ただし、本体が『鏡に呼びかけ』たり、新規に鏡を作る事で、再度呼び出す事が出来る。
7.再度お願いすれば、姿を戻してくれる。たまに『渋られる(GMの任意)』が、戻してくれない事は無い。
8.入れ替わりは連続で『1時間』に限られ、それを超えると強制的に姿が戻る。一日では累計『3時間』まで。
9.入れ替わりを向こうから提案して来る事もあるが、強要してくることは無い…………繰り返すうちに、なにかしら『進展』があるかもしれない。

445名無しは星を見ていたい:2021/10/27(水) 21:24:33
1.天内・寅(あまない・とら)
2.女性
3.十七
4.子は親を選べない、身に染みて知ってる
  手錠をかけられたみたいに拘束、鎖に繋がれたみたいに束縛されてた
  私の行く先も考え方も私じゃない誰かが決めた
  そんな両親がこの間死んだ
  葬式を抜け出して、かなりの額らしい遺産を使ってファミレスでご飯を食べた
  自由だった
  私を縛れるのは私の中にあるルールだけ
  やっと、私の人生が始まった
  ……子は親を選べないけど、親だって子は選べないもんね?

446『音仙』:2021/11/06(土) 23:16:31
>>445(天内・寅)

「――――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。
 大なり小なり、人生にはレールがあるものですが、
 そこからの脱線を許されないのは……愉快なことではないでしょう。
 外を走れる自由と危険があるときにだけ、レールは有難いものですから」

       キィィィーーーーーー ・・・

「あるいは、走れない程荒れた地面である時にも……ですかね。
 キミの始まりを祝福するとともに、その旅路を応援しましょう。
 もっとも、私に縛られる必要もありません。
 得た才能を……まあ常識の範囲で、キミの自由に使うといい」

           「その名は……『アンリーシュ101』
            キミだけの、解放の第一歩。
            ああ……その、頼れとは言いませんけれど、
            ここに何かを聞きに来るのも、キミの自由ですからね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
白地に黒い破線がいくつも走った意匠であり、
本体に近い体躯で、速度と射程に秀でている。

あらゆる物を、あらゆる『拘束』から解放する能力。
その手段は――――拘束を『老朽化』させる事。

拘束とは即ち、物理的な形で『動きを制限する物』。
対象は手錠、鎖、繋ぐ手、檻、リード、固定具など様々な物を含むが、
元がどんな物体であろうと『拘束している状態』をもって判定され、
精神的な要因や、言葉による呼び止めなどについては現状では含まない。

発動の際にはあらかじめ触れたものが拘束されるか、
拘束している側に、拘束中に直接触れる必要がある。

無生物であれば概ね老朽化によって強度が限界まで低下し、
生物は拘束している間にのみ、1秒ごとに3年ずつほど進行していく。
どちらの場合も解除は可能で、解除すると老朽化は元に戻る。
ただし老朽化した対象の崩壊については、当然、元に戻る事は無い。

『アンリーシュ101』Unleash 101
破壊力:C スピード:B 射程距離:C(7m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――
            天内・寅(あまない・とら)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

447『音仙』:2021/11/06(土) 23:18:30

何かを拘束しているものを瞬時に『老朽化』させる。
生物については、老朽化までに時間がかかる。
老朽化したものは、子供の手でも簡単に壊せる程脆くなる。

『アンリーシュ101』
破壊力:C スピード:B 射程距離:C(7m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.能力における拘束とは、現在進行形で動きを止めたり、そこに固定したり、縛ったりする事。
  なおかつ『破壊力D』では『力づくでその状態を脱する事が出来ない』のも条件となる。
3.拘束する側、されている側共、自然な状態で『一辺2mの立方体』に収まらない物は対象外となる。
4.拘束専用の道具などでなくとも、結果がそうなっていれば対象になる。
  例えばリボンで腕を縛っている場合、それは拘束という事になる。
5.逆に手錠やネジなど、このスタンドの定義で拘束に使う物も、ただ置いているだけなら対象外。
6.拘束する側とされる側が同一の存在の場合、能力対象に出来ない。
7.拘束してはいるが、拘束力が弱すぎて動きを縛れていない場合も、能力の対象外になる。
8.拘束された側がその位置に留められているか、動きを止められているのが条件。
9.牢に入れる、リードで繋ぐ等、『動きは制限されないが、一定範囲を脱せない』状態も、拘束とする。
  ただしこの場合、拘束中に『5m』以上の距離を自由に動き回れる場合については拘束とはみなさない。

【解放】
1.『あらかじめ触れておいたものが拘束された』場合か、『拘束している側に触れた』場合に発動出来る。
2.発動した瞬間に、拘束している側に『ボーダーライン』が浮かび、次の瞬間それが『破線』に変わる。
3.ボーダーラインが浮かんだ『瞬間』に拘束を解けば、破線には変わらず、ボーダーラインは薄まって消える。
4.本体、およびこのスタンド自身には触れなくても、いつでも発動できる。解除も同じ。
5.射程は『10m』で、持続時間は『10分』。同時に発動できる対象数は『4つ』まで。
  ボーダーラインが浮かんだ時点で『あらかじめ触れておいた』効果は一旦消える。
  この発動の際(=能力対象の指定)に拘束する側と、拘束される側はワンセットである。
6.能力解除した場合、老朽化は即座に元に戻る。老朽化で一部が崩壊していればそこは戻らない。
7.目に見えない物や、形の無いもの、気体・液体などは老朽化させられない。スタンドはさせられる。

【老朽化】
1.拘束している側は『瞬時』に『老朽化』し、簡単に(パD以上の軽い一撃で可)破壊できるようにする。
2.老朽化の範疇に収まるのであれば、どのような形で老朽化するかは選択出来る。
3.老朽化に極めて時間がかかるものでも、性質としてするものであれば、必ず老朽化する。
4.永遠に劣化しないような特殊な能力を有する物については、原則は老朽化しない。
5.生物についてのみ、拘束している側は、拘束し続ける間『1秒ごとに3年』の速度で老朽化する。
6.生物についてのみ、老朽化の仕方を選んだりは出来ず、単に『時間経過により急速に老化する』。
  なおかつ、『老朽化』が完了する=老衰で死ぬまでについては、『簡単に破壊できる』効果はない。
7.あくまで老朽化するのは『拘束している物』であり、そこに繋がる物までは老朽化しない。
8.例えばリード付きの首輪の場合、首輪とリードは老朽化するが、持っている手までは老朽化しない。
  天井に照明器具を固定する固定器具は老朽化しても、天井そのものが老朽化したりはしない。
9.生物無生物問わず、老朽化の能力解除は意識だけで可能。崩壊をまだしていないなら、元の状態に瞬時に戻る。

448名無しは星を見ていたい:2022/01/04(火) 13:57:25
1.熊野 風鈴
2.女
3.18歳
4.私は今まで何不自由ない人生を生きていたの。
親に勧められた学校に通い、先生の言う通りに勉強をして…大学にも推薦で受かったわ。
リスクを避けて危険な事はしない。危ない場所には近づかない。
そう言われて生きてきて、怖い事なんて何一つなかったのだけど……時々不安になるの。
こんな温室育ちの私が、社会に出た後も本当にやっていけるのか……って。
だから今日はここにやって来たの。
この場所って、なんだかとても危険な香りがするから。

449『音仙』:2022/01/15(土) 00:13:57
>>448(熊野 風鈴)

「時間がかかってしまいまして――――――キミを待たせた事を、まず謝りましょう。
 ですが、無事に……『聴き終わり』ました。エエ、ありがとう。
 キミの音は決して珍しくも無い、そして負い目に感じるほどでもない幸福の音色。
 だから、この『特別な才能』を聴きとれた事がキミの更なる幸福になるのか、
 それとも……飛び込むべきではない領域への道を、開いてしまったのか。
 キミの人生を。いえ、キミが自認するキミの人生を象徴するような――――『彼女』」

              「名は『フォー・エヴァ・ロイヤル』。
               彼女の踏み出す先には赤い絨毯が敷かれ、
               それによって、空中にさえも歩き出せる。
               …………そして敷き詰められた赤絨毯の上で、
               キミの行いは全て都合よく『成功』に導かれる」

「もっとも……成功をするだけで、意図しない奇跡を起こすようなものではないのが、
 キミの考える『温室』というものなのでしょうか? それともそういう制限がある、だけかも。
 ……このような能力で危険に飛び込むのは『矛盾』かもしれませんが、
 温室を捨てて飛び出しても、己の温室を危険地帯の中に作り出せる。それこそが『特別な才能』なのです」

「とはいえ……危険に飛び込むのは、義務でもなんでもありませんから。
 赤絨毯の上を歩くだけの人生も、悪くはない……なんて話は、キミには無用かもしれませんね」

                     「それでも、どうか気を付けて……行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

赤い靴を履いた『メイド』のような姿の人型スタンド。半自立型。
本体には危険へと立ち入らないよう口うるさく注意するが、
半自立型に過ぎないため、本体がそれを望むのであればしぶしぶ従う。

このスタンドの踏み出した『足元』には常に、最高級の品質を誇る『赤い絨毯』が敷かれる。
どのような悪路であっても綺麗に赤い絨毯に舗装されるというだけではなく、
意図的に『空中に歩き出す』事で、空中に絨毯を敷いて一瞬の足場を確保する事も出来、
これにより空間上を『歩かせる』ような事も出来るが、空中の絨毯は一呼吸程で解除され、
ゆえに、身軽さと精度を併せ持つこのスタンドでなければ足場に出来るような物ではない。

このスタンドの歩いた跡――――赤い絨毯の上で完結する『本体の行動』は、
常に『都合のいい運命』へと導かれる。即ち、『運』に極限まで恵まれ、
100%不可能だったり、行動自体をしない場合を除き、都合よく成功する。
脈絡のない奇跡が起きたりはしないが、運によって失敗したりしなくなる。

ただし絨毯の外への干渉を含んでしまう場合は、能力の対象外。
ソーシャルゲームのガチャなど判定が手元で完結しない賭けには作用せず、
絨毯の外で選んだスクラッチくじを絨毯の上で引いたところで何の意味も無い。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』4Eva Loyal
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                   熊野 風鈴→己の『特別な才能』を聴き、把握。

450『音仙』:2022/01/15(土) 00:25:11

踏み出した場所に赤い絨毯を敷く、メイド風の半自立型スタンド。
空中に踏み出す事で、ヴィジョンのみ空中歩行を行うことも可能。

本体がこの絨毯の上に立って何か能動的な行動をすると、
その結果は『運命』に愛されたように、都合のいい物となる。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』4Eva Loyal
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型スタンド。クラシカルなメイド服を着たようなヴィジョン。靴のみが赤い。
2.半自立型であり、本体に忠実な性格。危険に向かおうとすると諫めて来るが、最後には従う。
3.歩きだす先に『1m四方(1平方m)』の『赤絨毯』が地形に沿って敷き詰められる。最大『7平方m』。
  それを超えて絨毯が敷かれる場合は、一番古くに敷かれた1m分が消えて確保される。
  絨毯は隣接する場合繋がっており、繋がった絨毯は一斉に解除され、一部だけを任意解除は出来ない。
  何らかの理由で、離れた位置に絨毯が複数ある場合は、一塊ごとに任意解除できる。
4.パCで動かせる障害物があればその下にくぐるように発生し、動かせないならその場所には絨毯が発生しない。
5.絨毯は最高級の絨毯のような質感であり、耐久性などの性能も最高級絨毯並み。
  砂利道や凍結した道などの悪路であっても、ほぼ問題なく歩けるようにしてくれる。
6.ヴィジョンが、それを意図して空気中に足を踏み出す事で、空中にも絨毯を発生させられる。
  後述するが絨毯は設置個所に『固定』されるため、ヴィジョンにその上を歩かせ、空中歩行が可能。
7.ただし、このようにして空中に発生させた絨毯は、無条件で『一呼吸』程で解除される。
  これを使って空中歩行が出来るのは、あくまでこのスタンドの卓越したスピードと精度ありき。
8.また、床(地面)に敷かれた絨毯でも床から引きはがされて面積の半分以上が接地しなくなると、すぐ解除されてしまう。
  ただし絨毯は設置個所に『破壊力D』で固定されているため、風などで勝手に剥がれてしまう事は原則ない。
9.蹴りなど、踏み出すのとは明らかに異なる動作の場合は発生しないが、
  何かを踏みつける場合は踏んだ瞬間に発生するため、対象を絨毯ごしに踏みつけるような形になる。

【赤絨毯】
1.本体が赤い絨毯の上に両足を乗せて『能動的な行動』をすると、その場でもっとも『都合のいい』結果になる。
2.行動の対象が本体自身でない場合、それも絨毯の上(直接乗っておらずとも、座標として上なら良い)に無いと成立しない。
3.意図した行動そのものを変えるような現象は起きないし、そもそもしていない行動は、しない。
  振った拳の軌道が勝手に変わったり、適当な言葉が理想的な発言に変わったりはしない。
  だが、ランダムに叩いたキーボードが都合よく正解の文字列を作り出したりする事はある。
  すなわち、『ランダム性』を確保した方が都合の良い結果を生みやすい場合がある。
4.他人の思考や行動、身体状態をコントロールする効果も無いため、場合によっては、
  最大限都合のいい結果を出しても相手に押し負けたり、上回られることはあり得る。
5.効果は能動的な行動に限られ、受けた攻撃が幸運にもノーダメージになったりはしない。
  吹っ飛ばされた先が赤い絨毯の上の場合に受け身を取ると、都合よくそれが成功したりはする。
6.『奇跡的な成功を得る能力』というよりは、『都合よく成功する能力』という認識が正しい。
  コイントスは必ず望んだ側になり、サイコロは望んだ出目・望ましい出目を出す。
7.ゆえに因果関係のない事象が起きたりもしない。『殴った相手が偶然心臓麻痺になる』など。
8.絨毯の外で作られた(選んだ)物を改変する効果は無く、外れのスクラッチくじが当たりに変わったりはしない。
  スクラッチくじを当てたいのであれば、くじの箱と本体が赤い絨毯の上に存在する必要がある。
9.ソーシャルゲームの『ガチャ』など、判定がサーバー側にある電子的なくじ引きも適用外。

451名無しは星を見ていたい:2022/01/19(水) 09:53:41
C.伏見瑞稀
D.女性
E.20
F.うーん、なんていうか、なんかちゃんとした力の像的なのは……ない?
テリトリーっていうか、射程距離みたいなのはあるけど、形とかはあるかどうか分からないな……

G.欲しいものは欲しい、いらないものはいらない。
みんな大なり小なりそう思ってるのに、私が何でもかんでも欲しがると嫌な顔するし。
私が何でもかんでも捨てると変な顔するんだよね。
私は私の衝動とルールに従ってるだけなのに、面倒くさいよね?
私には私の世界があるだけなのに、みんな勝手だよね?
でもいいんだ、私きっとすごく可愛いから

……そんな風に思ってたらこれが手元にあったんだよ

A.ここってタバコ吸える?

452『音仙』:2022/02/01(火) 23:38:04
>>451(伏見瑞稀)

「なるほど…………………イエ、お待たせしました。
 ええ、本当に、煙草を一箱は吸い切れそうなほど。
 『力の像』を持たず、形があるかが『分からない』
 それがキミの認識の不足ではなく……
 『事実』であるという事を、キミに教えましょう」

「――――ああ、吸いながらで構いません」

         キィィィィィ ―――――――――――
                               ン

「『パルサーグリッチ』―――――
 極めて特異な能力ですが、起きる現象自体は凡庸でさえある。
 核となるのは誰もが多かれ少なかれ持つ願望でありながら、
 強すぎるほどに強いキミの『自我』を表すような、能力ですね」

「分からない事があれば……また、いつでもどうぞ。
 私にも、分かる事は……聴こえる事だけ、ですけどね」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

ヴィジョンが視認できないスタンド。
光の糸で編まれた『狐』のようなヴィジョンを有するが、
発現した瞬間に本体の背後に浮かび、即、『世界』へと霧散する。
あくまで能力発現の象徴としてのヴィジョンに過ぎない。

発動中、本体は手の届く範囲の物を動作なく『拾って』手に取る事ができ、
逆に手に持った物を捨てる際にも、何の動作も無く『捨て置ける』。
これは瞬間移動ではなく拾う・捨てる動作の省略という方が近く、
それらは『一瞬』よりも早く行われ、どんな速度でもまず追い付けない。
本体はセンスか努力か、『片手で捨てた物を、もう片手で即座に拾う』事で、
端からは物の持ち手を瞬時に入れ替えたように見える『技』を身に付けている。

性質上ほぼ起きないが……この能力による『取捨行為』を何かが阻んだ場合、
その阻んだものに『電子的なノイズ』が走り、バラバラに崩壊する。
これは、どのような存在でも耐える事が出来ずに崩壊してしまう。

この能力自体は本体の手の届く範囲にのみ作用するものだが、
本質はこの世界全てを『本体が能力を行使できる世界に変えている』。
――――――もっとも、そこに大きな差は無い。少なく友、現状は。

『パルサーグリッチ』Pulsar Glitch
破壊力:― スピード:A 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

―――――――――――――――――――――――――――――――――
                              →それが伏見瑞稀の『世界』。

453『音仙』:2022/02/01(火) 23:44:58

本体の『拾う』『捨てる』動作を省略する。
空いた手で手の届く範囲の物を瞬時に拾え、
持った物を手の届く範囲に瞬時に捨てられる。
本体の技術によりそれらをほぼ同時に発動し、
物を持つ手を一瞬で入れ替える事も出来る。

『パルサーグリッチ』
破壊力:― スピード:A 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:― 成長性:A

【基本情報】
1.光り輝く狐のようなスタンド。象徴的なヴィジョンで、干渉能力は無い。
2.ヴィジョンは発現の瞬間だけ本体の背後に浮かび、次の瞬間世界全体へ拡散する。
3.解除する際には四方から光が集まってヴィジョンが形成され、本体の中に消える。
4.いずれの瞬間もダメージフィードバックは存在せず、破壊する事も出来ない。

【グリッチ:取捨①】
1.発現後、本体の『手の届く』範囲の物は一切動作せずに『手に取れる』。
  この時、手は空でなくてはならない。手袋などは問題ない。
2.手に持っている物を一切動作せずに手の届く範囲に『置く』事も出来る。
  この時、手には必ず何かを持っていなければならない。無を置く事は不可能。
3.物体や置く箇所の位置は正確に把握している必要がある。
4.壁など阻む物のせいでその位置から手が届かない場合は、対象に出来ない。
5.動いている物を拾う事も出来る。この場合対象の動きは勢いや慣性ごと消える。
  ただし破壊力が『B』以上の勢いで動いている物は拾えない。
6.屈んだり、足を伸ばしたり、背伸びして届くなら手の届く範囲に含まれる。
7.逆に、一歩でも踏み出さないといけない距離は含まれていない。
8.捨てる行為は『置く』だけで、遠くに投げるのは能力の範疇外。
  置くという行為以上の力を込める事も出来ない(=刃物を『刺す』などは不可能)
9.置く範囲でなら、即座に他人を害するような置き方も可能。
  大口を開けている人間が手の届く範囲にいるなら、口内に毒物を置く事も出来る。

【グリッチ:取捨②】
1.本体は対象を拾った・捨てた際、それ相応の疲労はする。
  屈んだりだり、背伸びしたりする必要がある位置への発動なら、
  それらの動作をした分の疲労についてもそこに含まれる。
2.拾う場合について、片手で持ち上がらない重さの物や、固定された物は対象外。
  生物は拾えるが、その全体を片手で持ち上げられる必要があるため、
  赤子などを除けば『人間』に対して能力を発動する事はまず出来ない。
3.何かに引っ掛かっているだけなど、拾う動作の範疇で固定を解ける場合は対象に出来る。
4.発動時に同時に拾う・捨てる物の数は、手で持てる範囲でなら制限はないが、
  同時に拾う物・捨てる位置は全て『同じ姿勢から手が届く位置』に含まれる必要がある。
  (=屈まないと届かない位置と背伸びしないと届かない位置の物は同時に拾えない)
5.『一呼吸』程の間を空けなければ、そちら側の手では能力を再発動できない。
6.物を置く・拾う過程では止められず、空中に物を投げだしたりは出来ない。
★.ある物を片手で捨てながらもう片手で拾う事で、物を持つ手を瞬時に入れ替え可能。
  厳密には、捨てる方を僅かに先に発動する必要がある。
  これは本体がこのスタンドを扱う中で身につけた『技術』。

【グリッチ:取捨③】
1.能力発動から拾う・捨てるまでの一瞬よりも早く、何かがそれを阻んだ際に発動する。
2.阻んだものはそれがなんであれ、強度を無視して破壊される。
3.破壊の際には、阻んでいる部分に電子的なノイズのような物が走り、即座に崩壊する。
4.ノイズが走った瞬間には破壊が確定しており、それを防ぐ手段はない。
5.同じ物体の一部であっても、阻んでいなかった部分は崩壊しない。
6.拾う・捨てるのは『一瞬』のため意図的に起こすのは困難。
  高速で動く物が発動の瞬間にそこを通過した場合などに発生し得る。
7.発生してしまったなら、破壊を引き起こさない事は出来ない。

454名無しは星を見ていたい:2022/02/02(水) 03:23:07
C.名前。
リトル・メリー(と名乗っている)

D.性別。
なし(精神的には女性)

E.年代。
なし(精神年齢は少女)

F.自分の能力についての、声。
これはね、意地悪な人間を懲らしめる時に使うわ
それ以外にも使わない訳じゃないけど
ウフフフフフフ

G.自分の人生についての、声。
こんにちは、私リトル・メリー
優しい人間は好きよ
でも、意地悪な人間は嫌い
そういう人間は呪ってあげたくなるの
ウフフ、ウフフフフフ、ウフフフフフフフフフ

A.その他(何かあれば)
何者かの魂が宿っており、自らの意思で動く青い目の西洋人形
戦前に親善大使として日本に贈られた内の一体
当時の小学校に寄贈されて子供達の友人となっていたが、
戦時中には敵国の人形とされて憎悪の対象に変わり、
その多くが故意に破壊されてしまった
しかし、処分する事を不憫に思った学校側によって匿われ、
戦争の混乱で忘れ去られていたが、戦後に発見される
人間に対しては愛憎入り混じった感情を抱き、
元々は親善のために届けられた事もあり、
友好的な人間には好意を向けるが、
敵意や悪意を持つ人間には相応の報いを与える

455『音仙』:2022/02/13(日) 00:14:37
>>454(リトル・メリー)

「なるほど………………とても、『興味深い』です。
 キミは間違いなく生きた人形。
 どのようにして生まれたのか……私にも聴けない事ですし、
 無理に聞こうとすれば、それは、意地悪になるのでしょうけど」

「もしよければまた、遊びに来てください。
 ……『リトル・メリー』 人間の好意と悪意の写し鏡」

                  ギィィィ
                        バタン
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

何者かの『魂』が宿った人形『リトル・メリー』。
その存在そのものと強度に結びついたスタンド。

人形(ひとがた)の存在に魂を移す能力。
全体ではなく一部だけを分け与える事で、
リトル・メリー自身に意識を残したまま、
他の人形を己の手足のように操れる他、
一時的にだが他の人形を完全に乗っ取れる。

これは『人間』についても例外ではないが、
意識がある場合については発動できず、
また意識が無くてもまだ命がある場合は、
自然と意識を取り戻した際に強制解除される。

現在では魂を全て移している場合にのみ――――
人形の、破壊を受け『本来の形』から失われている部分は、
光を通さないほどに黒い、影のようなものにより補填される。
恨みの仇敵にのみ触れられるそれは、接触を果たした敵を腐食させる。

元は同様の能力を持った人間で、リトル・メリーに魂を移したのか、
偶発的に人形に魂と能力が芽生え、リトル・メリーを名乗っているのか、
はたまた誰かのスタンドによって生み出された存在なのか……詳細は不明。

『メリー・バッドエンド』Merry badend
破壊力:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                               それが『リトル・メリー』の持つ『能力』。

456『音仙』:2022/02/13(日) 00:18:08

人形――生物無生物問わず、人型の存在に『魂』を入れる。
魂の一部を入れた人形はドローンのように使役できる。
全ての魂を入れれば、自分の体のように操作できる。

全ての魂を移した人形が破壊された場合や、
『24時間以内』に破壊された人形に全ての魂を移した場合、
破壊された部位は、その仇敵を腐食させる『黒い影』に置き換わる。

『メリー・バッドエンド』
破壊力:C スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

★元々の魂の素性は不明。肉体はこの世に存在せず、記憶についても無い。
そもそも存在したのかどうかも不明(人形に偶発的に魂が芽生えたのかもしれない)
 現在の肉体である『西洋人形』を、『リトル・メリー』と呼称する。
 人形ゆえに受けた『ダメージ』は自然回復しないのだが、
 星見町内にある『老舗人形屋』にて修理してもらう事が可能。
 書き込み先は制度上『病院スレ』で構わないが、活動は出来ない。
 また、入院期間については『修理期間』と読み替えて適用される。

【基本情報】
1.触れた『人形(ひとがた)』に、己の魂を移すことができる。
2.現在、魂は今の人形=リトル・メリーに馴染んでいる。
  このため、能力解除された場合はこの人形に魂が戻る。
  人形ではあるが、魂が宿っている等の理由で『生物』として扱う。
3.人形の定義は『人の形である』事と、意識がない事。命はあっても問題ない。
  また、部位が欠けていたり、不可逆的に変化していたりしても問題は無い。
4.動物は対象外。『オランウータン』など、人間に似ている物も対象外となる。
5.意識を失った生物を対象に発動時、対象が自然と意識を取り戻すことは無い。
6.ただし、外的なショックを受けると意識が戻る事があり、その際は強制解除される。
7.魂を宿した人形が全損すると、強制解除される。
8.解除すると『リトル・メリー』に魂が戻るが、強制解除の場合その後『1分』身動き出来ない。

【魂を移す】
1.人形に触れて発動出来る。この時魂を全て移すか、一部移すかを選択可能。
2.全て移す場合、移した対象を自分の体のように動かせるが、その間『リトル・メリー』は動かせない。
3.一部だけを移す場合、『10%単位』で魂を移す量を決められる。射程は『1km』。
  ただし、『50%』は必ず『リトル・メリー』に残しておかなければならない。
4.人形一体に10%だけ移した場合は『パス精ECE』。
5.以後、10%ごとにパワーか精度を一段階ずつ高められるが、現状は『パス精CCC』が限度。
6.低スペックで良ければ10%を五体同時に操作することも可能。
7.一部だけを移す場合、意識はリトル・メリーのまま、ドローンのように対象を操れる。
  人形の目や耳を通して知覚も得られるが、テレビを『ながら見』する程度の集中力が限界。
8.ただし『50%』を移している場合、リトル・メリー自身の精密動作性が『D』になる。
9.全ての魂でも一部だけでも、任意解除はいつでも可能で、解除した魂は『リトル・メリー』に即座に戻って来る。
  ただし『リトル・メリー』から『10m』離れているごとに、戻るまで『5秒』ずつかかる。

【恨みの力】
1.24時間以内に破壊された人形に全ての魂を移した時、
  または現在全ての魂を移している人形が破壊された時に発動出来る。
  後者には、現時点で全ての魂が宿っている人形=『リトル・メリー』自身も含まれる。
2.あくまで破壊が対象であり、経年劣化は対象外。
  また、『風で落ちて来た岩に潰された』など、生物の意図が介在しない場合も対象外。
3.人形の破壊されている部位は、黒い影のようなもので補填される。
4.黒い影は実体を有さず、リトル・メリー側からの能動的な接触のみが可能。
  スタンドに近い。他のスタンドでなら、黒い影に触れる事は可能だが、触れると『痛む』。
5.この状態では黒い影は終始揺めき、その揺らめきの方向で『仇敵』の居る方角が分かる。
6.たとえ仇敵が地球の裏側にいようが、方角は常に把握出来る。。
7.『黒い影』を仇敵に対して能動的に触れさせると、その触れた部分が『腐食』する。
8.この『黒い影』になっている部位に、本体は断続的に浅く針を刺されるような痛みを感じる。
  痛みは耐えられる程度ではあるが、咄嗟の状況で行動に遅れが出る可能性はある。
  上述した、スタンドが影に触れた場合に感じる痛みもこれに近く、耐えられはするが不快。
9.人形が修理された場合、黒い影は消える。完全復元でなくても、形状が戻れば問題ない。

457名無しは星を見ていたい:2022/02/15(火) 18:43:10
1.名前
三比 裕典(さんぴ ゆうすけ)

2.性別


3.年齢
19

4.心の声
お姉さんさ、『三比の命』って知ってる?
なんか占い用語らしいんだけど、『壬』とか『癸』とかあるじゃん?
あれがすごい偏った状態でさ、俺、癸の『三比の命』らしいんよ。
政治家先生とかに多いってことでめちゃくちゃ親戚とかに期待されてたのな。
「末は政治家か」とか「三比くん、かれぴになってー」なんていろいろ言われてたけど全然大したことなくてさ。
「『三比』の三比さんは期待はずれ」とか言われて…その、見返してやりたいじゃん?
俺に何かその『特別な才能』とやらがあったら、ザマァみやがれ!って気持ちになれると思うんだ。

……『特別な才能』、有ってくれよ…。

458『音仙』:2022/02/26(土) 01:50:36
>>457(三比 裕典)

「はい…………これで聴き終わりました、どうもありがとう」

「お姉さんはその手の『オカルト』に詳しいわけではありませんが、
 『癸の三比の命』……それはあながち、ただの幻想ではないようですね。
 あるいはその運命を想い、縋り、そして振り回され続けたキミの心の系譜こそが、
 単なる幻想を超えた、『特別な才能』を宿す事に結び付いたの、かも」

「それでは……耳を澄ませて」

      キィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ ――――――――――― ン
   
             「名は――――――――『カルマ・レイン』」

「まあ……『雨乞い』が為政者に求められた時代もあったそうですし、
 『政治家に向いている』というのも……マア、そうなのかも。
 いずれにせよ、特別な才能の持ち主はキミ一人ではない。
 得たことはゴールではなく……これから始まるのでしょうね。
 まあ、始まった上で……どうなるか、進む道の形も、キミの心次第ですけど、ね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『機械の龍人』とでも言うような、未来的な意匠の人型スタンド。
十干の『癸』――示すのは『水』の『陰』。
一説には大地を潤す慈雨や、露、霧をあらわすという。

その手で触れた場所に『シャワーヘッド』を接続する能力。
接続したシャワーヘッドを引き出し、ホースを生やす事も出来るのだが、
ホースだけを生やすという事は出来ず、必ずシャワーヘッドから発現する。

そして右腕の前腕部に取り付けられたシャワーハンドルを捻る事で、
各シャワーヘッドから無尽蔵に『水』を噴射する事が可能。
その温度はぬるま湯程度で、それ自体で害する事は困難だが、
ジュース缶など、『液体を内包する物』にシャワーヘッドを接続した場合、
噴射される『水』の性質が、対象の内包している液体と『同じ』になる。

これによって接続先の内包する液体が減ってしまうという事は『無い』。
例えば『コーラ』の缶にシャワーヘッドを付ければ、無尽蔵に『コーラ』を噴射できる。
なお、シャワーヘッドを生物に取り付ける事や、水の温度調整は『現時点では不可能』。

『カルマ・レイン』Karma Rain
破壊力:B スピード:C 射程距離:D
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      三比 裕典(さんぴ ゆうすけ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

459『音仙』:2022/02/26(土) 01:52:36

触れたものにシャワーヘッドを取り付け、
引っ張るとシャワーホースが引き出される。
また、右腕のハンドルを捻ると水が出る。
取り付けたものが液体を内包している場合、
出てくる水はその液体と同じ性質になる。

『カルマ・レイン』 
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.右腕の前腕に、捻るタイプの『シャワーハンドル』が付いている。
3.手で触れた無生物に、瞬時にシャワーヘッドを取り付けられる。
  取り付け部分にシャワーヘッドの根元が接続されるイメージ。
4.野球ボールより小さい物は対象に出来ない。大きい分には制限はない。
5.シャワーヘッドの形状やサイズは家庭用の範囲で自由。強度もそれに準ずる。
6.シャワーヘッドは、同時に『4つ』まで取り付けておける。
  それ以上取り付けると、一番古いものが強制解除される。
7.シャワーヘッドの射程距離はスタンドから『15m』で、持続時間は『30分』。
8.シャワーヘッドは『実体化したスタンド物質』である。任意解除はいつでも自由。
9.破壊された場合は解除される。解除された事は把握できるが、位置は分からない。

【水】
1.右腕前腕のハンドルを捻ると、シャワーヘッドから水が出る。逆に捻ると止まる。
2.水勢は家庭用のシャワー相応で、スピードで言えば『C』が限度。
3.『温度調節』は今はまだ出来ず、常に『36度』のぬるま湯が出る。
4.全シャワーヘッドから同時に水を出すか、一つのシャワーヘッドから出すか選べるが、
  『4つ中2つのシャワーヘッドから』など、半端な個数から出すことは出来ない。
5.『水』も実体化したスタンド物質。射程などはシャワーヘッドと同様。ただし解除できない。
6.ハンドルは、このスタンド以外の手では捻ることが出来ない。
7.ハンドルが破壊された場合、『一週間』は壊れたまま。ダメージはフィードバックしない。

【ホース】
1.取り付けたシャワーヘッドを引っ張ると、取り付けた点からホースが伸びる。
2.本来ホースで繋ぐようなタイプではないシャワーヘッドでも、ホースは伸びる。
3.このスタンド以外でも引き出せるが、引っ張る力は最低でも『パD』の全力程度は必要である。
4.ホースも実体化したスタンド物質で、家庭用のシャワーホース相応の強度。
5.ホースは引っ張り続けると『5m』まで伸びる。縮める際は押し込めばいい。
6.ホースを伸ばしている場合、ハンドルを捻るとホースの中を通った上で水が出る。
  よって、水が出るまでに若干のラグが生じることになる(ホースの長さ次第)
7.ホースが引きちぎられると、対応するシャワーヘッドも破壊された扱いとなる。

【水源】
1.シャワーヘッドを取り付けた無生物が液体を内包している場合、
  ハンドルを捻った際に出てくる水が、その液体に置き換わる。
  なお、『地球に対する海』『地面に対する地下水』等になると範疇外。
2.この能力により、内包している液体が『減る』という事はない。
3.液体の性質は全て再現されるが、どんな液体でも『実体化スタンド物質』となる。
4.内包する液体が複数ある場合、最も量が多いものが対象になる。
5.この場合の水温は、元となる液体の水温に等しい。
6.シャワーヘッドを通らないほどドロドロの液体は対象外。普通の水が出る。
7.液体そのものにシャワーヘッドを破壊するような作用がある場合も対象外。 
  ただし、持続的に出し続ければ破壊される、といったタイプのものなら可能。

460名無しは星を見ていたい:2022/04/19(火) 02:39:07
C.名前 神有月 柚涼
D.男性
E.15歳
F.星と星を繋ぐ光。それは血管のようでもあり美しい。
遭遇した獣の処理。極寒の地での食糧確保。遭難した時の
導き。
全てが『星』の力。人が理想を星座に見出だし想い描いたなら、自分もやれるかも?
G.生まれた時から血の繋がりの無い戦場カメラマンの父と旅を続けてきた。
そして、星見町に父は定住することを決めたから旅は終わり。
A.旅の中で多くの死を見た。人は死ぬと星になると父が教えてくれた。
死後にオリオンは星座に昇華され、ヘラクレスは火葬されて神格化された後に星になったと。
それじゃあ亡くなった母も『星』になったのかな?

461<削除>:<削除>
<削除>

462『音仙』:2022/05/04(水) 22:02:04
>>460(神有月 柚涼)

「なるほど――――とても、重厚な『音』でした。エエ。
 若いのに……誰もした事が無い経験を、いくつも積んできたのでしょう。
 もちろん、誰もがする経験をして来なかったという見方も出来ますが、
 少なくともキミの『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』は、
 『一般』とは隔絶し……強い輝きを持つ能力と言えるでしょうし」

「『誰もがする経験』は、これからしていけばいいですからね。
 旅暮らしをしていたキミからすればこの町は平穏でしょうが、
 だからこそ…………人と人、文明の中で、これからもどうぞ『良い旅を』」

                             ギィィィ ―――――――――――

                                                     バタン

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空中に浮かぶ光の玉のようなスタンド。
本来は妖精の如きヴィジョンなのだが、纏う光のためそのように見えている。
その光の色は本体が最も好む色で、自由に変えたりは出来ない。
半自立型ながら言葉は発さないものの、本体は纏う光の明滅から意を察する事が出来る。

このスタンドで他者に触れると、対象からもこのスタンドと同様の『妖精』を発現出来る。
条件はこのスタンドで触れた人間であり、なおかつ本体を敵視していない者に限る。
他者から発現された『妖精』の纏っている光は、対象の好む色になる傾向がある。

これにより発現した『妖精』はすべて、本体の意思により操る事が可能なのだが、
その発現元となった人間へと操作をゆだねる事も、本体が望むならば可能である。

このスタンドが有する唯一の攻撃手段は、意思疎通の手段同様に『光』。
複数のこのスタンド同士の間を光の線でつなぐようにして、光線を照射出来る。
ただし、最初に光線を発するのは本体が操作するこのスタンドに限られる。

光線の有する破壊力は、『照射先』となった妖精を発現する元となった者と、
本体の『信頼関係』に応じて際限なく強化され、万物を撃ち抜く最強の矛となる。
ただし、そのような関係は一言で定義できる物ではなく、安易に構築できる物でもない。

『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』Dot to Dot to Dot
破壊力:E スピード:C 射程距離:A(30m)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                         それが神有月 柚涼の『特別な才能』。

463『音仙』:2022/05/04(水) 22:05:30

手のひらサイズの光の球のようなスタンド。
実際には球形の光を纏う『妖精』のヴィジョン。
このスタンドで触れた他者からは、
このスタンドと同様の妖精を発現させられる。

本体のこのスタンドから他者の妖精に向けて、
破壊力のある『光線』を照射して繋ぐことが出来る。
光線を照射されている他者の妖精からは、
また別の他者の妖精へと光線を照射する事が出来る。
なお、光線の威力は照射先の対象と本体との関係性により変動する。

『ドット・トゥ・ドット・トゥ・ドット』
破壊力:E スピード:C 射程距離:A(30m)
持続力:A 精密動作性:C 成長性:B

【基本情報】
1.掌サイズの、妖精のようなスタンド。半自立型。会話は出来ない。
2.背中の羽で飛行能力を有しており、射程内であればどこまでも飛べる。
3.極めて非力。一体につき子供の指一本程度の力しか有していない。
4.常に球形の光を纏っているため、外観は光の球のようにしか見えない。
  なお、光は実体化などはしていないため闇を照らしたりはしない。
  この光の色は本体が最も好む色である。
5.本体との視聴覚リンクも、ダメージフィードバックも有していない。
  耐久性はハムスターなどの小動物レベル。破壊された場合、『丸一日』は発現不可になる。
6.本体とリンクしないだけで、視聴覚自体は有しており、纏った光越しに正しく世界を認識している。
7.纏った光は、瞬き程度の僅かな時間だけなら消す事が可能。

★.このスタンド自身が半自立した意思によって光を『明滅』させる事で、
  本体だけがその『明滅』から、スタンドの伝えたい意思を正確に読み取れる。
  このため、本体の視界内で操作する場合は実質的に視聴覚リンクを有するに等しい。
  仕組みとしては『モールス信号』に近いが、法則よりは感覚的な部分も大きく、
  長年このスタンドと連れ添った本体は、これを行える唯一の人間である。

【他者発現】
1.このスタンドは、このスタンドによって触れた他者からも発現する事が出来る。
2.本体自身からの発現を含めて、現在は同時に『5体』まで発現可能。
  本体自身が発現したこのスタンドを、以後『妖精A』と呼称する。
  同時に、本体以外から発現するスタンドは『妖精B〜妖精E』とする。
3.『明確な害意』を本体に向けている人間は対象に出来ない。
  この『対象に出来なかったという事実』は、本体が把握出来る。
4.妖精B〜Eも、妖精Aと全く同じ性質(【基本情報】の項の性質)を持つ。
  ただし、纏う光の色は、発現の元になった人間の好む色である。
  また、射程距離も『発現元になった人間から30m』となる。
5.本体の意思で、『妖精B〜E』の操作を、その発現元になった人間へと委ねる事が可能。
6.委ねられた側はいつでも本体に『妖精』の操作権を返却できる。
7.委ねられた側がスタンド使いの場合、本来のスタンドに加え『妖精』を操作可能。
  ただし、同時に動かす困難性は本体とスタンドの同時行動に等しい。
8.委ねられた側が一般人の場合、委ねられている間だけはスタンドを知覚出来る。

【星の繋がり】
1.『妖精A』から、『妖精B〜E』に向けて、光線を照射できる。光線は触れた箇所に破壊をもたらす。
2.『光線』を照射されている最中の『他者から発現した妖精』から、また別の『妖精』にも光線を照射できる。
3.光線の射程は『15m』で、現時点では、照射しておける光線の数は全妖精で合計『2本』。
4.照射の持続時間の目安は『10秒』。限界まで照射した場合、『5秒』は再照射できない。
5.『他者から発現した妖精』が光線を照射できるのは、『妖精A』から照射されている最中のみ。
  『妖精A』から照射を受けている『妖精B』から、それ以外の『妖精C』へ照射できる。
  『妖精C』は『妖精A』から光線を照射されているわけではないため、光線を照射できない。
6.照射先となった妖精の発現元である生物と、本体の関係性次第で、光線の破壊力は変動する。

【目安】
敵対関係     :妖精の発現自体が不可(例外があっても破壊力自体が存在しなくなる)
他人       :破壊力E
知人または本体自身:破壊力D
友人       :破壊力C
親友や恋人    :破壊力B
※破壊力Aや、それを超越するという可能性もあるが、それは一言で表せる関係性ではない。

7.『家族』である事、言い換えれば血縁・婚姻・縁組などの有無は、光線の威力に一切関係しない。
8.光線の照射中は纏う光を消せなくなり、結果として明滅による本体との意思疎通が行えなくなる。
9.光線の照射で妖精が傷つくことはない。発現元になった生物は、巻き込まれれば傷つく。

464名無しは星を見ていたい:2022/05/06(金) 09:52:44
C.覚えてない
D.男
E.20代ぐらい、か
F.さて、なんだろうな。能力・・・見ての通り、『満身創痍』、だが。
  なんとか生きてる。生きてることが能力なのか。
  戦っても『生き延びる』事が出来る能力なのか・・・。
  ま・・・息も絶え絶え、そこまで大した能力じゃなかろう。
G.覚えてない。何で俺がここにいて、アンタと話をしてるかも・・・良く分からん。
  病院じゃないだろ、ここ。こんなに怪我してるのに、馬鹿みたいだな。
  ・・・ああ、でも、とても落ち着く。迷惑だが、一人では死にたくなかったのかもな・・・。
  落ち着いて話がしたかったのか・・・語れることも無いが・・・。

465『音仙』:2022/05/19(木) 23:31:49
>>464( )

「――――――ここは病院でもないですし、エエ、死に場所でもありません」

「何故ここに来たかも、知りませんが……『運』は良かったのでしょう」

                      ス ・・・

「キミの『グリム・ランタン』は生き延びるだけ。
 いえ、死ぬまでの時間を延ばすだけ……
 ですが、死に至らなければ生かす手段は存在する。
 私の能力ではありませんが―――――――」

「十分『大した能力』です……『派手な能力』ではありませんけど、ね」

       ビチャ  ビチャ  ビチャ

             「『パナケイア』の『霊薬』。
              『貸し一つ』……返さなくても構いません。
              でも、貴重な物では、ありますので……エエ。
              いつか恩返しとか、してくれれば嬉しいですけど」

                         ・・・

                     ・・・

                 ・・・

「……とはいえ私はキミの名前も、為す事も知りません。
 生かしたのも……単に、目の前で死なれたくないから、です。
 これから先のことは与えてあげられない。……キミ自身で探すしかない旅路」

                 「照らす灯には、困らないでしょう」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

騎士のようなヴィジョンの人型のスタンド。
両足の足先は馬の蹄を思わせる意匠で、
首が無く、頭の代わりに『青白い炎』が灯る。

利き手には『燭台』のようにも見える『杖』を持っており、
純粋なスペックと、この杖による杖術のみでも戦闘が可能。

スタンドが杖の先で触れる事で、対象に『蝋燭』を埋め込む。
これに伴い、触れた部分の表面に『灯芯』が生えたようになる。
灯芯は一つの物につきたった一本しか生やす事は出来ないし、
それ自体に特別な効果や、操れるといった利点は存在しない。
埋め込んだ?燭自体は象徴的な存在で、破壊や除去は困難だが、
露出している灯芯部分のみは実体化している、という状態である。

そして対象が『死』あるいは『破壊』のような、
『終わり』を迎えるとき――蝋燭の灯芯は『点火』する。
その炎は青白く、何かを燃やしたり、焼いたりはしない。
また、火勢こそ蝋燭相応だが、簡単な風や水程度で消える事もない。

その火が消える瞬間まで、対象には『終わり』が訪れなくなる。
そして、火が消えると対象はその瞬間に問答無用で『終わる』。
即ち、本来訪れるはずだった終わりが、対象に瞬時に発生する。
杖を『向ける』ことで問答無用で火を消し、終わらせる事も可能である。

『グリム・ランタン』GRIM LANTERN
破壊力:B スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

―――――――――――――――――――――――――――――――――
                             →それが『彼』の特別な才能。

466『音仙』:2022/05/19(木) 23:34:45

棒を持つ人型のスタンド。
触れたものに灯芯を生やす。
対象が死ぬ(破壊される)時、灯芯に青白い炎が灯り、
この炎が消えるまで、対象の死の訪れは引き延ばされる。

『グリム・ランタン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:C

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
  頭部のみ青白い炎で構成され、ダメージフィードバックは存在しない。
  炎そのものではなくそのようなヴィジョンであるため、水で消えたりはしない。
2.手に『杖』を持っている。先端の意匠は燭台に似る。長さは『1m』。
3.杖は意図的に手放せる。手放した場合の射程は『5m』。それを超えると解除される。
4.杖は実体化していないが、強度や質感は鋼鉄に近い。破壊力Aの攻撃にも十分耐えうる。
5.射程外の強制解除後は『10分』は復元しない。破壊の場合『1週間』復元しない。
6.杖が破壊された状態でも、スタンドの発現自体は問題なく可能。
  また、折れ曲がった程度であればそのまま発現され、一晩も寝れば元に戻る。

【灯芯】
1.スタンドが杖で触れた物に、1本の『灯芯』を生やすことが出来る。
  厳密には対象内部に1本の『蝋燭』が埋め込まれ、『灯芯』だけが露出している事でそう見える。
  埋め込んだ蝋燭は象徴的な存在にすぎず、動きに干渉したり、物理破壊をされたりはしない。
  露出している灯芯のみが『実体化』しているが、そこから引き抜いたりも出来ない。 
2.灯芯は瞬時に現れる。現れるのにどうやっても邪魔になる障害物がある場合、対象に出来ない。
3.灯芯の長さは埋め込んだ蝋燭の際に対応するため、
  『現実に存在する蝋燭の範囲』程で任意。破壊力Cの全力なら一撃で破壊可能。
4.数は『4つ』まで。射程はスタンドから『10m』まで。持続時間は『最大190時間』。
  基本的に、『同サイズの蝋燭の燃焼時間』程度は持続する。
  4つを超えて埋め込もうとすると、一番古い物が消える。
5.『小さい蝋燭すら埋め込める体積が無い』物は対象外に出来ず、蝋燭のサイズが小さいほど灯芯も小さくなる。
6.『一般的な成人男性』より大きな物を対象にする事も出来ない。
7.能力対象は生物・無生物を問わない。ただし『スタンド』は対象に出来ない(固体でないため)
8.本体に灯心を生やせば、そのスタンドも後述する能力の対象となる。DFが無い場合は例外。
9.『固体』以外は対象に出来ない。人間など、固体と液体が混ざっている物は対象に出来る。

【命の灯】
1.灯芯が生えている物体が破壊、または死亡する時、灯芯の先端に火が灯る。
2.火のサイズは灯芯のサイズに等しく、このスタンドの頭部と同様に青白い。
  灯芯同様に実体化しているが、自然な風や水を浴びる程度ではその火は消えない。
3.物体を焼いたり燃やしたりはしない。触れると暖かいが、火傷はしない。
4.この火が消えない限り、対象に発生したその『終わり』は訪れなくなる。
  火は自然な時間経過でも消えるが、それは蝋燭の燃焼時間に等しい。
5.失血など、死因が持続し続けるものでも『訪れない』。
6.部位の破損などは通常通りに発生するが、致命的な部位の破損は『起きなくなる』。
  (致命傷になるはずだったダメージの発生自体が『訪れなくなる』)
7.まったく別の死因が生じた場合についても、既に火が点いているなら『終わらない』。
8.火が消える、または灯芯自体が破壊されると、『即座に終わる』。
  この時、本来訪れるはずだった終わりが一瞬にして対象に発生する。
9.このスタンドが杖の先端を向ける事で、即座に火を消す事が出来る。(実際は『蝋燭』を消している)
  消した場合、このスタンドの杖の先端、燭台部分に蝋燭のヴィジョンが一瞬現れ、その後すぐ消える。
  これに関しては、現時点では意味はない。【成長要因】

467名無しは星を見ていたい:2022/05/20(金) 20:51:34
1.雨宮 輝(あめみや てる)
2.女
3.5
4.あたしね、傘ちゃんばら得意なんだー
  何人か死んじゃったけど、まぁいいよね?
  殺しちゃって良いって教えられたし
5.物心付く前からエクリプスの尖兵として育てられた
  その傘技で勢い余って自分のトレーナーを殺害してしまった
  罪悪感はあんまり無い

  エクリプスが壊滅した今となっては、戦うべき相手もいないのだが
  傘を振り回すのは楽しいので、そんな事は関係無く傘で人を襲う

  エクリプスでの生活はみんな優しくて気の良い連中だったので気に入っていた

468『音仙』:2022/05/21(土) 15:39:17
>>467(雨宮 輝)

「…………………ええ、はい、聴き終わりました。お疲れさま」

「血の雨に濡れ、遮る傘すら武器として生きる人生……
 ……育った環境を思えば、仕方のないことでしょう。 
 キミにはどうやら特別な才能もありませんし……
 その歳なら、やり直すことは十分に可能でしょうね。
 ……まったく罪が無いとは言えません、が。
 それを裁くのは、もちろん、私のスタンドではない」

「エクリプスの当事者でありながら、
 ある意味で『被害者』でもあるキミを、
 『アリーナ』が放ってなどおかないでしょう。
 それを望めど、望まざれど……」

       「ああ、悪いようにはさせませんから……ネ。
        何も心配はいりません。ええ、きっと」

      ・

      ・

      ・
 
「しかし……………芽のない異能の代わりとして、
 あのような奇妙な殺人術を覚えさせたのか?
 ……後天的に能力に目覚める事を期待されたのか?  
 『目覚めさせる手段』を有していたのか……
 あるいは、そのような記憶を植え付けられた、のか」

「どれでも…………エエ、あり得ない話ではないと、知っています。
 彼女が『今』姿を表したことも、良からぬ事態の前兆、かも」

469名無しは星を見ていたい:2022/05/21(土) 19:09:50
C.名前:ビッカートン
D.性別:雄
E.年代:やっと一人前になったくらい

F.自分の能力についての、声。
  :後先考えずにただガムシャラに故郷を飛び出した俺が無事に海を渡れたのも、
   それからこの街で何不自由なく……とは言わないまでも、
   よっぽどの自由を奪われるような目に遭わずに過ごせているのも、
   きっと『コイツ』のお陰なんだと思う。

   目覚めたきっかけに心当たりがあるとすれば、
   それは俺の『出身地』に由来するんじゃないか、と思うことがある。

G.自分の人生についての、声。
  :惚れた女がいた。叶わぬ恋とは分かっていた。
   ひと夏のあいだ俺の故郷に立ち寄っただけの女だったが、一生を懸ける甲斐があると思った。
   俺は何度もあいつに声を掛けたが、あいつは何も返さなかった。それでも俺は幸せだった。
   もう一度あの翼をお目に掛かれるんであれば、たとえこの星の裏側にだって行ってやるつもりだった。
   
A.その他(何かあれば)
  :南極大陸出身のアデリーペンギン。
   ある夏の日にキョクアジサシの雌に一目惚れし、
   夏の終わりに北極圏へ渡る彼女を追って海に出るも、トラブルに見舞われ日本の地方都市へ流れ着く。
   
   彼には計画性がなく、無鉄砲で、帰る場所は遠く、愛がすべてと信じていて、
   だから、諦めない。

470『音仙』:2022/06/01(水) 01:37:28
>>469(ビッカートン)

           「ええ」

                 「と――――」

「――――ペンギン、ペンギンですか、いえ、まあ、
 ラッコよりは陸で見かけるイメージもありますね、エエ。
 それに、あくまで普通のペンギンのようで。……こっちの話です」
 
「…………………事情はなんとなく聴き取りました。
 ロマンスというのは人間だけではなく、鳥にもつき物なのですね。
 キミを映画にでもすれば、きっと日本中が涙に包まれるのでしょう。
 グッズもたくさん出て……第一発見者の私も、出演できるかも?」

「ただ……惜しむらくは、そのロマンスを確かめられるのは、、 
 こうして『心を聴ける』私ぐらいだ……という点でしょう、し。
 キミも別に、そういう事を望んでもいないでしょう。
 動物のスタンド使いは『二分』される印象です。
 つまり、『人間社会に溶け込むような能力』か、
 それとも…………『その動物本来の生活に相応する能力』か」

「――――キミは、徹底して『後者』なんですね。
 まあ……今ここで目覚めた訳でも無ければ、
 人間社会に何か思い入れがある訳でもないのですから、当然なのでしょう」

「その性格、気質……この『能力』であれば、納得です。
 ――――『レーザー・シャープ・デスブリザード』。
 自然界に生きる動物らしく、シンプルな能力ですね。
 生活の役に経つというより、戦闘に特化して…………
 いえ、キミ達野生動物にとっては戦闘もまた『生活』なのでしょうが」

             「……これからどこへ行かれるのですか?
              海へ帰る? それともこの町でひっそりと?
              ペンギンのキミと話すのは、けっこう楽しいので……
              まあ、気が向いたら来てくれれば……エエ、お気をつけて」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空気中の『水分』と一体化して発現し、
それを本体が『纏う』というタイプのスタンド。
流線型を描く『氷の鎧』を形成し、頑丈かつ動きを妨げない。

陸では、その冷却効果により極圏以外でも生活可能。
お腹の下には鎧がないため、きっちりと卵を温めることも可能であり、
鎧を纏うフリッパーの一撃は、卵や雛を狙う海鳥の脆い骨を容易く砕く。
面白半分で近付いてくる人間や、野犬などを追い払うにも役に立つ。

――――とはいえ、真価は『水中』でこそ発揮される。
基本となるのは、『シャチ』からすら逃げ果せる『超高速遊泳』。

最高速時、水が急速に冷やされてペットボトル程の『氷の塊』を形成していき、
それは泳ぐために広げた『羽』の下に、さながら『ミサイル』のように帯同。
羽根を『前に振るう』事で、速度を乗せて『撃ち出す』事が可能となる。

難点は『海』ほど広い水中でも無ければ真価を発揮しない、という一点に尽きるが、
そのような能力ながら『陸』にいるのは、まさしく『計画性が無い』という事だろう。

『レーザー・シャープ・デスブリザード』RAZOR SHARP DEATH BLIZZARD
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C    成長性:B
※()内は水中における最高速度。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                                それが『ビッカートン』の特別な才能。

471『音仙』:2022/06/01(水) 01:40:41

氷の鎧を形成して纏うスタンド。
陸では快適で頑丈なだけだが、超高速の遊泳で海での狩りを助ける。
最高速度で『10m』泳ぐたびに両翼の下に『氷のミサイル』が作られ、
これらを羽を振るう事で前方に向けて射出する事が可能。

『レーザー・シャープ・デスブリザード』
破壊力:C スピード:C(A) 射程距離:E
持続力:A 精密動作性:C   成長性:B
※()内は水中における最高速度。

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。発現と同時に空気中(または周囲の水中)の水分を集め凍結させる。
  このため、纏うタイプでありながら水分と『一体化したスタンド』でもある。
2.凍結した水分が、流線型を取った氷の鎧となって本体を覆う。動作は一切妨げられない。
  鎧は動作を覆うが、卵を温めるのを邪魔しないよう、腹部の下については覆われていない。
3.この鎧の中にいる本体は極めて快適。氷の重みも感じない。
  温帯の日本、しかも陸地で生活を続けられる理由としては、この点が重要。
4.鎧は水分が元なので実体化しており、氷相応の強度がある。
  スタンド物質ではないが、能力でコーティングされており、スタンドに干渉できる。
5.形状を自分で決めたりは出来ない。また、何かの理由で喪失した部位には鎧は形成されない。
6.周囲が水中など水分が多い場合でも鎧の構造やサイズなどは変化しない。
  ただし、何らかの理由で空気中に一切水分がないと発現すること自体が出来ない。
7.スタンド発現中、本体の『遊泳速度』は『A』相当になる。
  これは『時速80km』で泳ぐ『シャチ』すら凌駕するスピードと言える。
8.鎧の持続時間は最大で『12時間』ほど。それを過ぎると溶けてなくなってしまう。

【氷の弾幕】
1.本体が水中を最高速度で『10m』ほど移動するごとに1つ、広げた両羽の下に、
  それぞれ1つずつの『氷塊』が形成される。形状などは、さながら『ミサイル』を思わせる。
2.これは羽に『付着』するというより、羽から数ミリ離れて『帯同』する。
3.ミサイルは、『ペットボトル』程のサイズ。強度などは全て氷相応。
4.個数に制限はなく、増えるほど『弾帯ベルト』のように下に下にと連なっていく。
5.本体が羽を振る事で、前方に向けてこれを撃ち出せる。撃ち出しは必ず、羽ごとの『全弾同時』となる。
6.羽を振る都合上、全速力で泳ぎながら撃つ事は出来ない。スB程度まで減速する事になる。
7.氷のミサイルの速度は『B』。最高速度で泳ぐ本体よりは遅い。
8.射程は『15m』ほどで、それを超えると推力を失ってしまう。また、水面から出ても推力を失う。
9.氷のミサイルは実際に水が凍って出来ているので、解除という概念はない。スタンドを解くと帯同しなくなる。

472名無しは星を見ていたい:2022/06/02(木) 11:51:53
1.藍田 出流(あいだ いずる)
2.男性
3.20代
4.『純粋無垢』な物に憧れる。
  混じりけのなさ。シンプルさ。
  鍛え上げられた強さ、研ぎ澄まされた美しさに憧れる。
  しかし、自分にはそれが無い。
  雑念が多く、周りを気にしすぎる。
  仕事や家庭などのちょっとしたいざこざで、必要以上に打ちのめされてばかりいる。
  正直、今の自分が嫌いだ。これじゃよくない。変えるためのきっかけを探している。

473『音仙』:2022/06/13(月) 16:12:51
>>472(藍田 出流)

「――――――――――――はい、聴き終わりました。ありがとう。 
 なるほど、確かにキミの心にはたくさんの、色とりどりの音がある。
 そして……その奥底には、まさに憧れるままの『象徴』がありました」

       「『憧れる未来の境地』が能力になる人間と、
        『今の自分の境地』が能力になる人間と、
         その違いがどこにあるのか……」

       「ああいえ、こちらの話です。
        キミは、『こっち』に、耳を澄ませて」

   キィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーー 

「『オフィサー・インクィジター』
 そのような名前を持つ、キミの特別な才能は……『純粋さ』を作り出す。
 私としては、多少なり混沌としている物が、好きだったりはしますけど。
 キミにとっては……なかなか、望ましい才能なのではないでしょうか?
 もっとも……得られたのは能力。あくまで、キミの性格自体は、キミのまま」

「それでもきっかけは出来ました。あとは―――――――――行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

スマートな人型のスタンド。
凹凸がなく、つるりとした、白い『宇宙人』のようなデザイン。
ヴィジョンの左手首から先のみ、頑丈な『ノズル』になっている。

物体に含まれている『不純物』を吸引する能力。
スタンドの視界において特定の物体を見つめる事で、
対象の中に含まれる不純物の位置にノイズが走って見える。

そしてノズルを半径3m以内の対象へ向けることで、発動が可能。
ただし、『固体』に対してはノズルを『直接挿し込む』必要がある。
この能力発動の際には、ノズルは物体を破壊せずに挿し込める。

砂の中に一粒だけ混ざってしまった胡椒、ドブに沈んでしまった指輪、、
大気に混ざった毒ガス、人体の未消化の食物などが能力対象となる。
概念的な異物は能力対象ではなく、異物の定義は主観と常識に依る。
吸い込んだ異物が『どこにいくのか』は、現在の所は不明。

なお、本体に限り、頭にノズルを差すと『雑念』を能力対象に出来る。
不要な思考を吸引してしまう事により、一つの思考に極限まで集中する事が可能。
思考に集中すれば見落としに気付き易いが、他の事への意識は極度に疎かになる。

『オフィサー・インクィジター』Officer inquisitor
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                藍田 出流(あいだ いずる)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

474『音仙』:2022/06/13(月) 16:14:15
物体に含まれる『不純物』を左手のノズルで吸い上げ除去する。
不純物の有無や位置、形状はこのスタンドが凝視すると察知でき、
その際、対象の中にある不純物の位置にノイズが走ったように見える。

基本的には概念的な物は能力対象にはなりえないのだが、
本体の『雑念』に関してのみ、不純物として除去し、思考に集中できる。

『オフィサー・インクィジター』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
2.左腕の手首から先は掃除機のノズルのようになっている。長さは手首より『25cm』程。
  この部分は破壊力Bの連打に数発は耐えられる。質感は鉄に近い。DFは破壊時のみ発生。
3.ノズル先端には目に見える穴は無い。物を詰めたりは出来ない。
4.ノズルを対象に向けてから、発動を意識する事で『不純物の吸引』を行える。
5.対象が『固体』の場合はノズルを挿し込む必要がある。
6.挿し込み時、および引き抜き時はまるで抵抗なくするりと入り込み、破壊は生じない。
7.挿し込んだノズルは簡単に抜けるので、物を固定するのに使うには向かない。
8.砂、砂糖や塩コショウなどといったミリ単位の細かな粒の集合体は『固体』としては扱わない。

【吸引】
1.対象に『混ざっている』不純物を、ノズルに向けて吸い上げることが出来る。
  ●ただ対象の付近に置いているだけの物は対象ではない。
2.不純物の有無・位置・形状は、このスタンドの目で見つめると『ノイズ』が走る事により察知できる。
3.吸引の射程は『4m』。スペックは『パスBC』相応。ノズルを向けるのが必須であり、
  対象との間に遮蔽物がある場合などは発動できない。
4.吸引は不純物にのみ働く。周囲の破壊もなく、対象を傷つけず不純物のみを取り除く事が可能。  
  なお、あえて対象を傷つけるという事は『不可能』。
5.たとえば豆腐の中に虫が一匹混入してるとして、豆腐の形は一切崩れない。
  砂から故障を取り除くとして、吸ったものに一粒の砂も混ざらない。
6.吸い上げられる不純物について、単体の最大サイズは『ビーチボール』ほど。
  今の所、人ごみの中から特定の人物を吸い上げたりは出来ない。
7.ノズルより小さい不純物は、ノズルに触れるとそのまま飲み込まれて消える。
  大きい不純物は、ノズルに触れた瞬間に破壊力『A』で圧縮粉砕破壊されて吸い込まれる。
8.吸い上げられない重さの物や、破壊できない物は吸引しきれない。
9.吸い込まれたものがどうなるのかは現状では不明。

【不純物】
1.原則として、対象の中にもともとなかった異物のことを指す。
2.本体の主観と常識から既製品であることが明らかな場合、その成分やパーツは不純物ではない。
3.すでに混ざり切り、1つになったのが明らかな場合についても不純物ではない。
  逆に言えば、まだ混ざり切っていないもの(人間が食べ、未消化の食べ物など)は扱える。
4.ただし『混在しているだけ』なら、対象の一部となっているとは扱わず、不純物として扱える。
  ●塩胡椒のうち、塩か胡椒だけを取り除くのは可能。  
5.『書いた文字/絵等』は、『書かれた紙等』に対して対象の一部であり、不純物ではない。
  ●パソコンなど入力した文字列、デジタルの絵なども同じく不可能。
6.本来は異物なのが明らかであれば、対象の全体に占める割合に問わず不純物と扱える。
7.物体ではなく、概念的な意味での異物や、主観的に捉えられないものは取り除けない。
  ●何かの問いについて、大量の『答案を書いた紙』を箱に入れ、
   無数の『誤答』の中から『正答』だけを取り除くような事は不可能。
  ●『安全なもの』の中から『危険なもの』を取り除いたりも不可能。
8.『データ』や『情報』についても、取り除けない。
9.複数の不純物がある場合、一気に取り除く事も、特定の不純物だけを取り除く事も可能。

【雑念除去】
1.本体に対してのみ、頭部に能力を発動する事によって発動可能。
2.この時は、本体の頭にノズルを挿し込む必要がある。
3.脳内の『無駄な思考』を異物として取り除き、メインの思考に集中可能。
4.集中する事で、その思考についての見落としを発見出来る可能性が上がる。
5.思考自体でなく、視界に入ってはいたが見逃していたヒントなどを思い出せる事もある。
  ★GMは既出情報からPCの言及していないヒントを出して下さい。
6.発動中も本体の意識は残るが、思考以外にほとんど意識を割けず、新しく起きる事態に気付けない事が多い。

475『音仙』:2022/06/13(月) 16:16:19


              ギィィ   ・・・


         バタン


             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――

  移住スタンドについて『調整』の実施に伴い、
  キャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

――――――――――――――――――――――――――――

476『音仙』:2022/06/21(火) 23:42:01



        シィ ――――――――― ン ・・・


             『休業中』

477『音仙』:2022/07/03(日) 21:31:56


   クルッ


              ――――カチャン



        『OPEN』

478名無しは星を見ていたい:2022/07/17(日) 00:51:00
1.石枕 希望 (いしま きの)

2.男

3.13

4.僕は、悪いことが色々と嫌いですが……中でも、『見て見ぬ振り』が嫌いなんです。
  
悪いことをしたら相手が大人でも上級生でも咎めるし、落ちているゴミがあったら拾うことにしています。
  ええ、結果として喧嘩になることもありますし、負けることもあります。怪我もします。けど、やめようと思ったことはないです。
 
  正義感、という訳じゃないんです。小学校の頃、僕の学校でイジメがあって……僕は、何の力もなかったから見て見ぬ振りをして……結局、イジメられた子は、学校に来なくなって、今はどこで何をしているかもわかりません。
 
  それで、その子が居なくなった後、たまらなく嫌な気持ちになったんです。後悔したんですよ。
 結果として何も変わらなくても、もしかしたら僕がイジメを止めようとしたら、やるだけはやったと思えたんじゃないかって。
  
 ……だから、正義感じゃないんです。ただ、自分を許すためにやっていることなんです。
 偽善っていうのはこういうことを、言うんですかね? でも、解っていてもやめられないんですよ、僕は……

479『音仙』:2022/07/27(水) 23:58:37
>>478(石枕 希望)

「はい――――聴き終わりました。ありがとう。
 キミくらいの年で、子供は大なり小なり……
 教えられてきた『善』と『社会』の乖離に気付き、
 けれどそれらは切り離せない事も知ってはいて。
 あるいは自分の中の無邪気な『悪性』を顧みて、
 その折り合いをどうつけるのか、あるいは無視をするのか。
 それをゆっくりと、決める事になる……珍しい事ではなく、けれど深刻な悩みです」

          「悪とは。正義とは。善とそれは違うのか?
           大人にも……私にも、その確たる答えは出せず、
           日々、折り合いをつけながら生きていく」

 キィィィィィィィ―――――――――――――― ・・・

「キミの『特別な才能』も、答えを得る旅路の助けにはなっても、
 キミの悩みを直ちに解決するような物ではありません。
 名は……『フィアット・ユースティティア』。
 ……著名な『剣』を持たない点も含め、名を冠する神そのものではなく、
 あくまでもキミの心音が、あるいは、祈るように形を成したのでしょう」

                  ・・・   ィィィィ ン

「『結果』を変えるために、私達に出来る事は『過程』だけ。
 その黙する『隣人』が、己の脚で歩むキミをどうか、赦しに導いてくれることを」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

各部に羽の飾りがついた、女性的なフォルムの人型スタンド。
半自立型だが黙して語らず、本体が悪とどう向き合うかを見守る。

高い視力を有し、その目で『悪事』を視認している間、
能力を発動するためのスタンドエネルギーが溜まり続ける。
性質上、見過ごせば見過ごすほどエネルギーは増していくが、
当然、見過ごし続ければどこかのタイミングで『手遅れ』になり得る。

その能力は――――視認していた悪事へ、『裁き』を加える事。
発動と同時にヴィジョンの手に発現される『光の弓矢』で対象を撃ち抜き、
同時に、対象の脳裏に視認した悪事の光景を焼き付けて、反省を促す。
矢の破壊力は悪事の規模に比例し、そして『矢の本数』は、
『弓矢を出すまでに、悪事を見ていた時間』に比例する。

一度に出しておける弓矢は1つだけだが、
作成した弓矢を1つだけストックしておく事も可能。
ただし、ストックに回した時点で弓矢の残本数は必ず『1本』になる。

なお、この矢は『悪事』の当事者でない第三者にも突き刺さりはするが、
この場合、対象に対して何一つダメージを与えないどころか、
撃ち込んだスタンドパワーが対象に取り込まれ、僅かな間だけ強化さえしてしまう。
視認した悪事の光景が焼き付くのは同じだが、当事者でないため反省も何もない。

――――逆に言えば意図的に無関係の第三者に撃ち込むことによって、
その者を強化した上で『悪事』を知らしめ、当事者への裁きを代行させる事も可能。

『フィアット・ユースティティア』Fiat Justitiae
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

『光の矢』
破壊力:D〜A スピード:B 射程距離:A(50m)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
           石枕 希望 (いしま きの)→己の『特別な才能』と出会う。

480『音仙』:2022/07/28(木) 05:07:15

視認していた悪事に比例して破壊力を増す『光の弓矢』を生成する。
悪事の視認開始から生成までの時間が長ければ長いほど、射れる矢が増える。
この矢は悪事の加害者以外の生物には破壊を齎さないどころか、
その生物に矢の破壊力相応の力を短時間与えてしまう。
また、いずれの場合も、矢が刺さった対象の脳裏には、
矢を生成する為に視認していた悪事の光景が焼き付く。

『フィアット・ユースティティア』
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(6m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:B

『光の矢』
破壊力:D〜A スピード:B 射程距離:A(50m)

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  半自立型だが、現状では本体の行動に黙々と従い、言葉を発する事は無い。
2.視覚は本体の視力問わず、『視力10』程度を有する。
3.スタンドの視界で『悪事』をじっと捉えている間、能力が発動する。
4.悪事の定義は後述するが、基盤は本体の主観。『実は悪事じゃない』としても、関係ない。
5.基本的に、『無理矢理思い込む』事では能力は発動しない。
【※無理がある場合、GM判断で『無理矢理思い込もうとしたが失敗した』として良い】
6.悪事の規模に関係なく能力は発動できる。能力と悪事の相関は後述。
7.悪事を視認している間、スタンドには後述の能力発動の為のエネルギーが蓄積される。
8.悪事が終了して『5秒』はエネルギーが残存し、『弓矢』を発現する事が可能である。

【裁きの光】
1.発動すると、手に『光で出来た弓』と、そこに番られた状態の『光』の矢を発現出来る。
  このスタンドの『弓術』は、精密動作性『B』相当である。
2.弓矢を発現するまでに悪事を目撃していた時間に応じて、矢は追加発現が可能。
  追加発現する場合は、一射目を終えた後に自動で次の矢が番られる。
  最低でも『一本』は保証され、『5秒見ていたごと』に『追加で1本』を番えられる。
3.矢の威力はスタンドの腕力に関係なく、悪事の最大規模※に比例する。GMが判断して良い。
  矢の先端は鋭利なため、破壊力Cにも達すれば、急所にさえ当てれば十分に殺傷が可能。
  ※視認し始めたタイミングでは信号無視でも、視認を続ける内にそれが殺人に発展すれば、
   発現した矢の破壊力は全て最大規模である『B』相当まで達する。
4.矢は無生物、または『悪事をしていた生物』に命中すると、矢の破壊力通りの破壊をもたらす。
5.いずれの場合も、命中してから一呼吸ほどで矢は消失する。再利用などは不可能。
6.矢を撃ち尽くすと弓は解除される。弓の持続時間は最初の発現から『30分』。
7.弓の任意解除は可能。任意解除した弓矢は、スタンドの中に『1つだけ』ストックされる。
8.ストックしている弓矢はいつでも再発現も出来る。再発現時、矢は元の本数問わず1本になる。
9.弓は『破壊力B』に数発は耐える耐久性があるため、ある程度の盾にはなる。
  手放すことは出来ないが、持ち替える程度であれば可能。

●破壊力B相応の悪事を、広い範囲へ行っている      →破壊力A(人体を一撃でブチ抜く)
●個人の人命、精神を深く傷つけ、損なわせかねない悪事  →破壊力B(骨まで深く刺さる)
●人の肉体や精神、資産に実害を与える悪事        →破壊力C(肉に刺さる)
●実害があるわけではないが、迷惑がかかる悪事      →破壊力D(人体に刺さらない)
●誰にも迷惑がかからないが、ルールには反する行為    →矢の発現には達さない。

【裁きの代行】
1.『悪事をしていた以外の生物』に命中すると、一切の破壊や、痛み、衝撃などが生じず、矢が対象に取りこまれる。
2.『悪事をしていた以外の生物』に命中した場合、対象の破壊力を矢の破壊力と同等まで引き上げる。
3.対象の破壊力よりも矢の破壊力の方が低かった場合には、スペック変動は起きない。
4.悪事をしていた以外の生物への強化については、『能力射程50m』。持続時間は『5秒』。
5.当事者でもそれ以外でも、光の矢が命中した生物は、
  このスタンドが目撃した『悪事の光景』が脳に焼き付く。
  視界が埋め尽くされたりするのではなく、脳に直接その映像の記憶が浮かぶイメージ。

481名無しは星を見ていたい:2022/08/01(月) 09:58:40
1.登良悠(とら・はるか)
2.男
3.19
4.全てを失った。
事故で家族を失い、自分も怪我の後遺症で記憶を失った。
自分が住んでいたであろう部屋よりも病室の方が馴染みがある。
自分という存在がバラバラになってしまったような気すらするけど、その感覚が正しいかどうかも分からない。
でも仕方ない。
それに、時々何故か懐かしくなることもある。
バラバラになったものがひとつになったようなその感覚が、自分を支えてくれるような気がしている。
だから、一つ一つ忘れた分覚えていって自分を作るしかない。

5.高校三年(入院のため留年)

482『音仙』:2022/08/14(日) 00:45:53
>>481(登良悠)

「……聴き終わりました、ありがとう。
 待ちくたびれたかと思いますので、お茶でもいかがです?
 言い訳をすれば……キミの特別な才能は本当に特別で。
 それは今のキミの境遇と、重なるものなのかもしれませんね」

「欠けたピースを集め、空白となったキャンパスを埋める旅路。
 それを望む『今のキミ』の精神が、形になったのが…………
 キミの身に現れた、その『仮面』。名を付けるのであれば」


       「『ニルズブランク』」

               キィィィィ――――――――――――― ン


「極めて特殊な……私も類をほとんど知らない能力。
 ……『スタンドの存在を前提とした能力』自体も、
 決して他に無いわけではありませんがとても珍しい。
 それはキミの無限の可能性の表出であり、
 あるいは失われた過去への導なのかもしれません」

「いずれにせよ――――するべきことははっきりしたと言えるのでは?
 決して簡単な道のりではないでしょうが、他者の灯りこそがキミの道筋を照らすでしょう」

――――――――――――――――――――――――――――――

纏うタイプのスタンド。
顔全体を覆う仮面のヴィジョン。白地にジグソーパズルのような模様。

能力は『自分』を消し、『他人』となる事。
より厳密には、他人の内から発現された剥き出しの精神。

―――――即ち、『他者の人型スタンドに変身する能力』。

発動の際は対象にしたい人型スタンドを仮面越しに視認し、
なおかつ、その『スタンドの名前』を知り、一定距離に収める事が条件。
変身時には仮面に浮かんだ『ジグソーパズル模様』が本体の全身に広がり、
まるでそのピースを埋めるように、対象のスタンドの外見へ切り替わっていく。

変身が完了した本体は、完全自立型のスタンドさながらの行動が可能。
変身対象が実体化していないなら、同じように実態も有していないし、
有している能力を、本体が知っているのであれば発動する事も出来る。

ただし、対象としたスタンドのスペックは『人並み』まで低下してしまう他、
『知らない』能力は身に付かないし、条件を満たさない能力は発動自体しない。

それでも人型スタンドの有する最大の弱点『本体』を消せるため、
同じ能力を持つ相手に有利に立ち回るための武器はある。

『ニルズブランク』Nils Blank
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――
          登良悠(とら・はるか)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

483『音仙』:2022/08/14(日) 00:46:12
仮面越しに見た人型スタンドに本体が変身する。
姿だけでなく非実体の性質や、能力も模倣できる。

『ニルズブランク』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

【基本情報】
1.仮面型の、纏うタイプのスタンド。外したりは出来ない。
  実体化はしておらず、防具としての性能はない。
2.身体能力は変化しないのではなく、『パス精CCCになる』。
  後遺症や入院の影響などがあるとしても気にならない。
3.身体能力の補正で、外的な能力を受けた場合のスペック変動は防げない。
4.仮面は顔全体を覆うが、視界などの感覚を遮ったりはしない。
5.仮面越しに『人型スタンド』を視認し、条件を満たすと能力発動が可能。
6.能力解除はいつでも可能。解除すると元のこの姿に戻る。
  能力を解除せずにこのスタンドを解除する事はできない。
7.一部が異形でも、大枠で人型と言えるなら変身可能。
  ただし異形の部位の操作にはスペックに影響しない程度に違和感がある。

【変身】
1.以下の条件を満たした『人型スタンド』に『本体が変身』する。
  ①変身対象の『スタンドの名前』を把握した。
  ②『仮面越し』に、カメラなどを介さず『連続5秒』視認した。
  ③変身対象となるスタンドまで距離が『10m』以内。
2.変身時には全身にジグソーパズルのような模様が浮かび上がり、
  そのピーズを埋めるようにして、本体の外見が完全に変身対象のスタンドになる。
  発動から変身完了までには『深呼吸一度』くらいの時間が必要となる。
3.実体化の有無に関してはスタンド次第。
4.視聴覚を変身対象のスタンドが有さない場合でも、視聴覚が消えたりはしない。
5.対象が受けているダメージは変身に反映されず、
  本体が現在受けているダメージは変身後にも引き継がれる。
6.現時点では必ず『全身』まとめてそのスタンドに変化する。
  腕や脚が無いスタンドの場合、無い部位は一時的に消える。
7.変身対象が半自立・自立の人型スタンドでも意思は本体のものである。
8.変身解除はいつでも可能。全身からパズルピースが剥がれるように、元の姿に戻る。
  これについても、変身時と同じく深呼吸一度程度の時間がかかる。

【変身の性能】
1.変身対象のスペックについて、C以上のものは全て『C』になる。
2.持続力については一律『C』。変身は『30分間』まで維持する事が可能。
3.変身対象が持つ、『本体が知っている能力』は、変身した本体も使用できる。
4.『詳細』の理解は不要。発動条件と何が起きるか=概要を理解していれば使用可能。
5.使用可能になったからといって詳細が分かるという訳ではない。
6.能力射程はスタンドからが基準でも本体からが基準でも、本体を基準とする。
7.判断が難しい能力については判定者が独断で決めていい。
8.仮面があるのは変身前だけ。別スタンドに変身したければ一度解除する必要がある。

●NPCのスタンド=能力詳細が不明なスタンドの能力については、
  都度GMが変身や、変身後の能力行使の可否を判断すること。

484『音仙』:2022/08/14(日) 00:48:11

              ギィィ   ・・・


         バタン


             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――

  スタンドコンテストの開催と運営に伴い、
  キャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

――――――――――――――――――――――――――――

485『音仙』:2022/08/21(日) 00:12:50
   クルッ


              ――――カチャン



        『OPEN』

486名無しは星を見ていたい:2022/08/25(木) 18:58:53
1.ユウリ・桃園・シャルロット(略してユウシャ→勇者)
2.女
3.12
4.うーん…勇者になるにはどうしたら良いんだろう?
  毎日修行してやってるけど、武器の訓練だけじゃ駄目かな?
  やっぱり魔法も使えないと駄目かな?
  勇者専用の武器とかも要る?
5.小さい頃、ある人物との出会いを切っ掛けに勇者になりたいと思うようになった。
  勇者の修行を積んでいる事以外は割と一般的な常識を弁えている。
  毎日修行をやっていると言っているが、割とよく休む。勇者には休息が必要だから。

  性格は天真爛漫、基本的には良くも悪くも誰にでも分け隔てなく接する。
  分け隔てなく接するというのは差別意識を持たないという意味で、目上の相手にも無礼な態度とかいう訳ではない。
  相手が社会的弱者や世間的に悪人とされる相手であろうと、基本的に優しい。
  それはそれとして、戦う時は誰に対しても遠慮なく戦える。それが勇者だからだ。

  勇者になりたいという馬鹿げた夢を掲げながら、周囲から虐められないのは、周りの人間に恵まれているからかもしれない。

  勇者に夢を見過ぎている傾向にあるが、勇者というものを絶対な善とは思っていない。
  勇者だって悪い事をする勇者はいるし、別に良くも悪くも無い勇者もいると思っている。
  自分がどんな勇者になるかは分からないが、迷ったら自分の心の声に従う事にしている。

487『音仙』:2022/09/05(月) 21:47:41
>>486(ユウリ・桃園・シャルロット)

「はい、聴き終わりました―――――――――
 エエ、大変夢があっていいんじゃないでしょうか?
 私も正義の味方に憧れた事はありますし……
 ああいえ、勇者ではありませんけれどね。
 学生の頃に、報道部などを……ああ、話が逸れました。
 キミの望みは正義とかじゃあなくて、勇者なんですもんね」

          「…………」

「まあ、夢は大きいほどいいものですが、
 それに合わせて現実が変わる訳ではない。
 端的に言えば……キミに魔法の才はありません。
 ……仮にそれがあったとしても。
 勇者の才とは、そういう所ではないのだとも思います。
 あまり気は落とさず……彼方の夢を、どうぞ描き続けてください、ね」

             ギィィィ ・・・・

                        バタン

488『音仙』:2022/09/05(月) 23:35:20

『音仙』の部屋を後にした『桃園』の感情が失意か、納得か、何なのかは分からない。
部屋に戻ろうとしても、そのドアには鍵がかかっており、仮に無理矢理押し入っても、
あるいは後で何とかして調べても、そのビルのその扉の先は『空き室』でしかない。

               ――――― ・・・ だが。

       キラキラキラ
               ≪勇者っていうのは―――――≫

                    キラキラキラキラキラ 

自宅――――或いはそれに準ずる場に帰り、一人過ごす桃園の元に、それは訪れた。

          ≪運命を、与えられるんじゃあない。
           見ず知らずの他人に希う者でもない。
           最初から決められた運命に『出逢う』ものだ。
           そう思わないかな―――――『勇者モモゾノ』?≫

     キラキラキラキラキラ

燐光をきらきらと散らしながら舞う、虫の翅を持った小さな人型。
少年にも少女にも見え、触れようとすればひらりと避けてしまう。
あるいは棒で叩こうなどすれば、それはすり抜けてしまうだろう。

  ≪おっと、ワタシは『リィン・カーネイト』
    『キミを勇者に導くスタンド』――――キミが出逢う最初の運命さ!≫

             ≪ああ、返事は言葉にしなくっていい。
              キミが思えばワタシにそれが伝わる。
              言葉にしてしまえば真意は損なわれる事もある――――だろう?≫

彼――――あるいは彼女の声は、脳に直接響く。それは尋常の事象ではない。

   ≪それに、ワタシのことはヒミツにしたほうがいい。
    いや、むしろすべきだろうし、してほしいね!
    導きを得ようとする、勇者たりえない者が群がって来るかもしれないし、
    ワタシとしては、目立つべきなのは勇者であるキミであって、ワタシでは無いと思うんだ≫

魔法。或いは――――勇者だけに与えられた、『特別な才能』なのかもしれない。

        ≪……いいかいモモゾノ。ワタシがキミに与えるのは二つ。
          勇者への導き。そして、その手に現れた『剣』――――それだけだ!
           とはいえ、まずはその剣に慣れるために、少し時間を置こうじゃないか。
            ――――キミが慣れた頃に、またワタシの方から会いに行かせてもらうよ!≫

        キラキラキラキラキラ
 
    ≪それじゃあ、その時まで勇者としての鍛錬を続けておいてね――――≫


そう言い残すと妖精『リィン・カーネイト』は消え――――桃園の手には、一振りの剣だけが残っていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

光り輝く鱗粉と共に浮遊する、虫の翅を持つ小さな『妖精』のようなスタンド。
己の意思を持ち、常には姿を現さず、桃園に従属するというよりは導く存在。
声や性格から性別などは読み取りづらく、自らを『リィン・カーネイト』と名乗る。

――――――『勇者の武器』を与える能力。

桃園に与えられる武器は『ロングソード』のような形状をした『聖剣』。

聖剣と勇者は『一心同体』。
剛力の一撃でもヒビ一つ入らない耐久性を有しており、
その切れ味は『大木』を両断し得るほどに『スゴイ』ものがあるが、
これもまた『一心同体』――桃園にも高い耐久力と破壊力を与えてくれる。
これらの強化作用は、剣を手に握っている時にのみ限られる。

そして――――聖剣は、もし手放しても即座に手元に転移させられ、
逆に、手放した剣の元に、桃園を転移させることも可能である。
ただしどちらの場合も『動いている』側は転移先にできないし、
一度使用すると鍔の部分に埋め込まれた宝石から光が消え、一分は再使用できない。

『リィン』は『桃園』が『理想の勇者』になれるように導く存在であり、
自立した意思を持って桃園に『従う』が、人前には基本的に姿を見せず、
桃園にとって安住の聖域である『自室』などでのみ気まぐれに姿を見せ、啓示を授ける。

『リィン・カーネイト』Re INCARNATE
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A

『剣の勇者モモゾノ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:∞
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      ――――――そして『勇者』の運命の旅が始まる。

489『音仙』:2022/09/05(月) 23:45:53
妖精のようなスタンド。現時点では基本的に姿を見せない。
桃園に授けた聖剣は、このスタンドがいなくても発現可能。

『リィン・カーネイト』
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:A 成長性:A

桃園に与えられた聖剣は、常に桃園と共にある。
切れ味相応の怪力と、剣と同等の耐久性を桃園に授け、
また、桃園の手元に剣を、剣の元に桃園を転移させられる。

『剣の勇者モモゾノ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:∞
持続力:C 精密動作性:C 成長性:A

『勇者の剣』
破壊力:B スピード:― 射程距離:C(10m)
持続力:A 精密動作性:― 成長性:―


★現時点でのこのPCに、明記されていない範囲の特殊な知識や技能などはない。
 今はまだ勇者を志すだけに過ぎない。
★質疑を『音仙(NPC)』が行うスタンドではないが、質疑スレは通常通り使用すること。

【武器を与える】
1.このスタンドは『桃園』に、『聖剣』を与えた。
2.『聖剣』は『桃園』の手に馴染むロングソード。柄が長く片手でも両手でも扱える。
  鍔に淡く光る宝石が埋め込まれており、発現時には仄かに光を灯している。
  実体化したスタンド物質であり、解除と発現は桃園の任意で可能。
3.桃園は剣を『中学生の剣道家』程度に扱えるが、独学のため特殊な技能などは一切ない。
4.聖剣自体の切れ味は『破壊力B』相当で、手入れなどは不要である。
5.聖剣は破壊力Bのラッシュをまともに浴びても耐えきれる。
  破壊力Aの直撃でも、数発までなら受けてもヒビ程度で済む。
6.聖剣を手に持っている時に限り、以下の二つの強化効果が得られる。
  なお、手の力で持つ必要があり、テープで固定する等では効果が得られない。

A.聖剣の切れ味に等しい、『破壊力B』が桃園のあらゆる動作に与えられる。
B.桃園も聖剣と同等の、破壊力Bの連打でも傷はつかない耐久力を得る。
  B-1.ただし、肉体の疲労や痛みなどは通常の人間と同じように感じる。
  B-2.、既に受けているダメージは剣を持ったとしても無効化出来ない。

7.聖剣が半分以上折れる程破壊された場合、桃園は直ちに即死する。これを防ぐ方法はない。
8.聖剣の欠けやヒビ程度なら桃園にダメージは無く、全壊しなければ一晩眠れば直る。
9.聖剣は桃園が触れている時であればいつでも任意解除できる。また、桃園以外の人間が持つと即座に解除。

【共にある剣】
1.聖剣が桃園の手にない時、聖剣を桃園の手の内に転移させるか、
  または桃園を聖剣のある位置に転移させる事ができる。
2.この転移の射程距離は『10m』まで。
3.転移先に異物がある場合、そもそも転移を行えなくなる。
4.どちらの場合も、転移先となる側は動いていてはいけない。
  剣の側は『何かに突き立っている』または『地面に落ちている』のが必須。
5.転移は連発は出来ず、1度行うと剣の鍔に埋め込まれた宝石の光が消える。
6.宝石の光は『1分』経過する事で再点灯し、再度の転移が可能になる。
7.転移の際には現時点で深呼吸一回ほど、目を閉じ、集中して念じる必要がある。

【運命の出逢い】
1.現段階の『リィン・カーネイト』は、『自宅』で、かつ一人でいる時のみ姿を見せる事がある。
  その声は桃園の脳内にのみ響くスタンド音声であり、物理的な会話をしない。
  また、桃園にも『思考』の形で返答する事を望んでいる。
2.それ以外の時は剣のみを発現でき、桃園が求めても妖精は発現されない。
  たとえ命の危機であろうが、目的達成に必要だろうが発現されない。
3.このスタンドは常に『音仙』(GM:薬師丸)が操作する。
  応答は専用スレで行い、それ以外のスレでは原則として応答しない。
4.自宅で一人でいても任意発現などは出来ない。呼べば来ることもある。
5.姿を見せるかどうかは、桃園ではなくこのスタンド側に主導権がある。
6.桃園の態度次第で妖精の態度も変わる。
  このスタンドは完全自立しており、桃園に協力するかはスタンド側が決めている事。
7.非常に特殊な例において、それ以外の場でも姿を見せることは有り得る。このスタンド次第。

490名無しは星を見ていたい:2022/10/02(日) 19:43:19
1.手嶋 縺(たじま れん)
2.男
3.30代

4.
(ノック)
お時間よろしいでしょうか?

変な『樹』を育てている方がいらっしゃるなんて、風の噂で伺い。
『鉢』に合わせる『植物』について、アイデア等、知恵をお借りしたく。些細な手掛かりでも…
あるいは、『探し物』を見つける目利きのコツなど、ご教授願いたいなと。


  (新聞包みを広げ、赤青の手のひら大の塊を取り出す)

 底に穴が開いた器…たぶん『植木鉢』。銘にはヒビが入ってて判読不能。
 出所を辿り作者を探ってみようとしても、砂浜に落としたボタンを探すが如く。
 『出所不明の怪奇鉢』ってことで、僕の店に流れ着いてきたんですけども。

 金属光沢を放つ砂利混じりの、赤灰色の土肌…サイケな海緑の釉薬がにょろにょろ掛かって…
 …インディアンのシャーマンが儀式で見る、幻覚のような色彩だぞ、と。
 平べったい…『盆栽鉢』が近いのか?大樹とかを閉じ込め、小さく鑑賞するのに向いた形ですよねぇ。

 …フフ。仮に『盆栽鉢』だとして。松とかの王道の常緑樹と合わせようにも、釉薬の雰囲気と喧嘩する――
 釉薬の色に負けないように、実や花を付ける鮮やかな樹木を合わせると、土肌の赤い色との間で目が泳ぎ。
 浜辺に落ちてる『流木』でも植えたほうが幾分かマシな具合でして。ううむ…


 (と、おもむろに『鉢』を手に取り、首を傾げ…『鉢』を耳に押し当てた。)

このごろはいつもこうやって、これに収まるべき『植物』を『探している』のです。
そう、この鉢からは『月夜の浜辺の波打際』の音が聞こえるんです。良ければお聞きに?


(5.『フラワーショップもづる』という店をやっております。今週のイチオシは『パンジー』…レモン色の小さな。)

491『音仙』:2022/10/27(木) 15:45:22
>>490(手嶋 縺)

「ああ、お待たせしてしまいました――――――エエ、聴き終わりました。ありがとう」

「残念ながら、樹を育てているというのは間違いです。
 私はもう、すでに、自分の中の芽を育て終えた者。
 ……それは園芸の知識の領域ではないですし、私自身詳しいわけでもない。
 見ての通り、この部屋にあるのはちょっとした観葉植物程度です。 
 キミの持ってきてくれたその鉢にも、私からアドバイスは出来ません……ネ。
 キミの言う通り、頭に浮かぶような草花が、似合うような気はしないんですが」

       「――――……とはいえ、お役に立てないわけでもありませんね」


   キィィィィィィィィ――――――――――――――― ・・・ 


                  「…………これは」

                           ィィィィィィィイイイイイイイイイイ 

「……キミの執心の強さか、それとも鉢の魔力でしょうか?
 ……見える景色が変わっているのではないかと思います。
 私の背後にある『樹』――――『ウィスパーズ』については、
 鉢に植えて映える物でも、木に詳しくなれる物でも無いのは、
 マア、なんとなく……分かっていただけたかと思いますけど」

「もう1つ。傍に立つ『ムーンライト・ホロウズ』……キミの心の音の発露。
 鉢に合う植物を見つける事に特化した能力は、単にキミが花屋さんだからでしょうか?
 それとも…………精神の形になるほど、気にかかっているのでしょうか?」

               「探し物のコツというわけではありませんが、
                探すための新たな目と、手を見つけるお手伝いはしました。
                ……いつか鉢を飾る物が決まったら、私にも教えてくださいね」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

赤土を思わせる色合いの、ずんぐりとして小柄な人型スタンド。
ヴィジョンを飾る彩は複雑な赤と青が混じり、
どことなく、本体が執心する、件の『怪奇鉢』をどこか想わせる。

このスタンドは手から『鉢』を出せるが、鉢単体で出すことは出来ない。
視界内の植物を一つ対象にして、その再現体が植えられた鉢のみを発現出来る。
出せる鉢のサイズには重量の形で限度があるが、植物のサイズは鉢に合わさり、
たとえ元が巨木であっても、まるで盆栽のように飾ることが出来る。

視認している植物の生き死や状態などは能力の発動に関係なく、
へし折れた枝や手折った花、引き抜かれてとうに枯れ果てた雑草、
どこかから流れ着いた流木、木彫りのクマ、果てには木造建築まで、
植物らしさを保ったままの物体であれば鉢をあてがう事が可能。

鉢に再現された植物は常に『再現性』を保ち、元の植物が破損しない限り、
再現された側の植物も破損していない状態を保ち続けるため、傷つかない。

ただし、肝心の鉢の方は特に特殊な性質を持たない。
あくまでも、植物を飾ってこその鉢――――という事なのだろう。

『ムーンライト・ホロウズ』Moonlight Hollows
破壊力:C スピード:C 射程距離:B(15m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:B

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
              手嶋 縺(たじま れん)⇒特別な才能を聴き、把握。

492『音仙』:2022/10/27(木) 15:49:00

視認した植物の再現体が植えられた状態で、
手から『鉢』を発現する事ができる。
植物のサイズは鉢に合わせて縮小される。

『ムーンライト・ホロウズ』
破壊力:C スピード:C 射程距離:B(15m)
持続力:A 精密動作性:A 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックと視聴覚リンクを有する。
  サイズは小学生ほどで、他のスタンドよりリーチにはやや劣る。
2.スタンドの視界にて『植物』を視認していると能力が発動出来る。
3.『植物』の生き死には問わないが、植物らしい質感は必要となる。
  木材や木彫り、木造建築までも問題ないが、紙は対象外である。
4.対象になるのは固形物のみであり、樹液や果汁は対象とならない。
5.視認した植物の全体像が8割以上掴めない場合も対象にならない。
6.能力を発動すると、『鉢』がスタンドの手に発現される。
7.この時発現する鉢のサイズや形状については実在の範囲で自由。
  ただし、意匠は本体が執心する『怪奇鉢』に酷似したものである。
8.スタンドが両手を使っても持てないような重さの鉢は対象外で、
  片手では持てない重さの場合両手が空いていないと発現出来ない。

【鉢と植物】
1.発現した鉢には、視認した植物を再現した物が植えられた状態になっている。
  植物のサイズが鉢のサイズに収まるならそのまま、
  鉢に入らないサイズなら、植物の側が鉢に合わせて縮小されている。
2.鉢の中は、植物を植えるために土で満たされている。土には特別な性質は無い。
3.植物は鉢に合わせたサイズ調整以外は元の植物を完全に再現している。
4.再現は継続し、元の植物に変化があれば、リアルタイムに鉢の植物も変化する。
  逆に、元の植物が変化しない限りは鉢の植物は傷ひとつつかない。
  揺れ動きなども再現されるが、『移動』については再現されない。
5.鉢の強度は陶器並みで、こちらは通常通り破壊される。破壊されると植物も消える。
6.鉢、土、再現植物はすべて、実体化したスタンド物質である。
  鉢が破壊された場合土も植物も消えてしまう。また土は鉢の外に出ると消える。
7.射程はスタンドから20mで、持続時間は10日間。個数は『5つ』まで。
8.鉢の任意解除は鉢丸ごとのみ可能。ただしスタンドから10m以内かつ視認している必要がある。

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494名無しは星を見ていたい:2023/05/02(火) 04:36:10
C.鷲見 健治
D.男
E.18
F.炎に煙にパンチがある! なぁなぁ、アンタは憎悪があるか?
正義の炎は胸にあるか?
人は誰しもそれを胸に宿して生きてるらしくてさァ!
世界は憎悪の煙に事欠かさない。それをかき集めたらどうなるんだろうか?
カーボン…? ダイヤモンドか?
G.孤児院育ち。喧嘩好きだった。ムカついた奴は殴ってきた!
このヒョロイ身体でも、まぁ、ねぇ! あっ、あとは煙草大好き!
まっ、色々有ったけど楽しく生きてこーやー!
伊達メガネして大人しそうな見た目! 完璧だな!
こんだけ誤魔化しゃ喧嘩も…してぇなぁ…
A.で、さ。人間は憎悪を必要とするんだよ。
夢を失った人間は世界に対して憎悪を抱く。
憎悪を消すのは簡単だ。相手を無価値と思えばいい。
しかしそれは結局、自分が無価値だと認めるようなもので…
それが嫌なら度外れた無神経さが必要だ。
俺はどれだと思う? ここに来た神経が答えさ!

495『音仙』:2023/05/16(火) 23:17:15
>>494(鷲見 健治)

「ええと」  「そうですね」 「エエ」

「私に憎悪や正義の炎が今も燃えさかっているとすれば、
 私はきっと、こうして『木陰』で腰掛けることなく、
 自らの脚で……広い世界を歩いて回っているのでしょう。
 イエ、何も、そうした感情が全くないわけではないですけど、ね」

「キミの『憎悪論』がどこまで正しいかは分かりかねますが、
 少なくとも……キミは無価値な存在ではないのでしょう。
 あるいは、無価値である現実に凍えない『炎』があり、『煙』に充ち、
 そしてなにより……『パンチ』をしたがっている、のでしょうね」

                   シュルルルルルル ・・・

「『2NDハンドファイア』……戦闘に特化する危険な能力ですが、
 キミがただの危険人物か、それともある種の哲学で、人生を奏でる者か。
 『答え合わせ』は今ここでは無く、これから行っていくことにいたしましょう……エエ」

――――――――――――――――――――――
纏うタイプのスタンド。
炭のように真っ黒で細身の装甲が特徴的だが、
関節部などの隙間から、赤熱した内部が覗く。
高度なパンチ力と引き換えにその動きはフラつき、
移動こそ問題は無いが、技巧を凝らした体術jは不得手。

このスタンドを纏った状態で強く打ち込んだ打撃は、
破壊力を煙草の火種程――『500℃』の『熱』に変化させ、
物体の表面を赤熱化させる形で、止めておく事が可能。
熱は物体の表面を焦がせどそれ以上燃え広がる事は無いが、
外から触れたものに対しては容赦なく焼き焦がす。

赤熱は同じ個所を殴れば最大『3回分』まで『重ねて』おけ、
重ねるたびに『500℃』ずつ温度が向上、最大『1500℃』、
すなわち鉄をも溶かしかねない温度にまで達する。
そして――――赤熱箇所に『通常打撃』を打ち込むと、
不安定な熱は、元々の打撃エネルギーに戻って『炸裂』する。

炸裂させないままの赤熱は時間が経てば消えるが、
消えるまでの間は、『黒い煙』を漏らし続ける。
これは熱が打撃エネルギーに戻って漏出している物で、
煙に触れると非情に軽いが『殴られた』感覚を受ける。
一瞬触れる程度なら子供の殴打以下のダメージでしかないが、
吸い込みでもすれば本物の煙以上に噎び泣く事になる。

『2NDハンド・ファイア』Secondhand fire
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:D
――――――――――――――――――――――
          それが『鷲見 健治』の『特別な才能』

496『音仙』:2023/05/16(火) 23:33:17

纏うタイプのスタンド。
殴打時、破壊の代わりに殴打箇所を『500℃』に熱する。
赤熱箇所に再度赤熱を起こせば『1500℃』まで加熱可能。
この赤熱箇所を再度殴打する事で、打撃に戻して一斉炸裂させる。
また、赤熱部からは打撃エネルギーが黒煙の形で漏れ続け、
触れた物に対して微弱極まるが『打撃』の影響を与える。

『2NDハンド・ファイア』Secondhand fire
破壊力:B スピード:B 射程距離:E
持続力:E 精密動作性:D 成長性:D

【基本情報】
1.纏うタイプのスタンド。身体能力は発現中、常に『パス精BBD』となる。
2.精Dは単純な移動には悪影響を及ぼさないが、跳躍や複雑な動作になるとミスが多くなる。
  移動以外の身体制動はD相応のため、特に動く相手の狙い通りの個所を殴るのは工夫が必要。
3.殴打した際、物理的な破壊の代わりとして、『赤熱』を引き起こせる(引き起こさず破壊も可能)
  赤熱を起こした場合、破壊は起きない。ただし『衝撃』は伝わるので、吹き飛びはする。
4.『赤熱』を起こした場合、その箇所に、拳大かつ『500℃』の赤熱部が生じる。
5.赤熱部は熱され焼けているが、能力の産物であるため、『広がる』事はなく、
  内部まで熱が浸透する事もない。その温度で『根性焼き』をされ続けるような感覚。
6.赤熱部に『触れた物』は、通常通りその温度で熱されただけの反応を受ける。
  燃えている訳ではないので燃え移るわけではないが、発火したり熔解する可能性はある。
7.赤熱部は同時に『4つ』まで作っておくことができ、視認時のみ任意解除出来る。
8.赤熱部を複数重ねるのは『3つ』まで可能で、その度に『500℃ずつ』上昇する。
  つまり最大は『1500℃』。それ以上は何も起きない(重ねること自体ができない)
9.このスタンドを纏った本体は『1000℃の熱』までならやけどなどをせずに耐えられるが、
  限界点である『1000℃』やそれを超える『1500℃』の赤熱部に触れるのは普通に『熱い』。

【炸裂】
1.赤熱部に、赤熱を起こさない通常の打撃を打ち込むと、『炸裂』が生じる。
2.『炸裂』すると、赤熱の元となった打撃の威力が一斉にその箇所に叩き込まれる。
3.衝撃は殴打時に既に伝わっているので、あくまで打撃威力のみが発生する。
4.後述の『黒煙』で打撃のエネルギーは少しずつ漏れている。
5.そのため、時間経過した赤熱部については炸裂時の威力が減衰する傾向にある。   
  具体的には、20秒経過時点で『C』程度、40秒を経過すると『D』程度の『傾向』。
  厳密にではないので、コンディションなどによって数秒程度前後する可能性はある。
6.赤熱を重ねている場合、威力の減衰は全ての赤熱に等しく起きる。
  ただし新しく重ねると、以前の赤熱の威力減衰分は補填され、破壊力は戻る。
7.赤熱は『最後に重ねてから、だいたい60秒』程で消える。消えると『黒煙』も止まる。

【黒煙】
1.赤熱部からは、それを生成した殴打のエネルギーがごく僅かに漏れ続ける。
2.漏出は『黒煙』の形を取り、実際の煙同様に漂い、充満する。
  ただし、すすが含まれているとか、毒性があるとかといった要素は無い。
3.黒煙は実体化したスタンド物質。密閉空間には充満し、風などで吹き飛ばす事は可能。
4.黒煙は、触れるものに『パスEC』相応の『殴打』を受けた感覚を与える。
  子供に殴られる以下の威力のため、吸い込みでもしなければ大きな影響はない。
5.黒煙に触れた瞬間かつ触れた場所にのみ感覚は発生し、その分の黒煙は消える。
6.このスタンドを纏った状態の本体のみ、黒煙に触れても打撃の感覚を受けない。

497鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2023/05/17(水) 00:02:49
赤熱した黒炭の装甲に身を包み両拳を強く握る。
暴力だけが価値だった男にはお似合いの能力だ。

「俺はコイツしか取り柄のない男だった。
 それが嫌でカラーギャングから逃げ出したってのにさ」

「身体が闘争を求めちまうんだよなぁ…」

スタンドを解除して部屋を出て行く。
これからどうするかは何も考えてない。

「俺のことを真面目に『聴いて』くれてありがとうよ。
 なんか困ったら言ってくれや。暴力しか振るえないけどな…」

498名無しは星を見ていたい:2023/05/23(火) 18:50:54
一抹氏の紹介で来ました

1・咲輝島明音(さきじま・あかね)
2・女性
3・18歳
4・わたしはいわゆる『トラブルメーカー』や『巻き込まれ体質』というものではないと自負している。
ただ『平穏』で『平和』に過ごしたいだけなのだ。
だから自分のできる限りで波風を立てないよう、荒事に関わらないように生きているつもりだ。
それなのに、『世界』というのはどうにも『脅威』や『危険』に溢れていて、そっちの方から
意思があるかのようにわたしの一日に襲い掛かってくる。
それも、自分とは全く関わりのない場所から、どこからともなく、だ。
なので、結果的にわたしが意識して対抗しなければいけないと思っている。

5・勘違いして欲しくないのは。わたしは暴力が好きだからとか、面倒事が好きだから結果的に
面倒事や暴力沙汰になってしまうのではない。
まるで『それが運命』かのようにわたしの一日がスリリングでバイオレンスなものになってしまうだけなのだ。

499『音仙』:2023/05/30(火) 23:43:36
>>498(咲輝島明音)

「はい…………聴き終わりました、ありがとう」

「平穏な暮らしを望みながら、それとは掛け離れた事態に取り巻かれ……
 しかし、キミは折れて挫ける事もなく、自分の人生を貫いている。
 それが妥協なのか、気高さなのかは……言うのも野暮でしょうが、
 キミの心には、環境への『対抗手段』が目覚めを待っていました」


       キイイイイイイイイイイーーーーーーーーーーーーン ・・・


「そばに立つ者……その名は、『ヘルブリンガー』」

「物騒な名通り、『危険』をこの世に織りなす力を持つヴィジョンですが……
 特異なのはキミ自身の性質か……方法に『安全性』を重んじている点でしょう」

               シュルル

「この存在がその手から生み出すのは、『ケアマーク』のステッカー。
 通販が一世を風靡する現代、もはや日常の象徴とも言える『取扱表示』は、
 その実……不届者に『爆裂』の破壊をもたらす『呪符』。
 ……キミの望みがこのような力であったかは、まだ聴けていませんが。
 望もうが望むまいが……キミは『危険』の主導権を握る権利を得た」

「どう使い、どう生きるかはお任せしますが……キミの心が良い『音』を奏でますよう」

              「気をつけて、行ってらっしゃい」


―――――――――――――――――――――――――――――――
人型のスタンド。
スマートで丸みを帯びた白いヴィジョンに、
無数の赤いラインが走って幾何学模様を描く。

強い粘着力を持つ『ステッカー』を手から発現し、
これを貼り付けた無生物を『危険物』にする能力。
ステッカーには『ケアマーク』が記載されており、
それが守られなかった場合に爆発的衝撃が発生する。

これは『無生物自体が爆弾になる』を意味せず、
原則は『無生物を中心にした衝撃が起きる』のだが、
当然、『爆心地』となる無生物は損傷しえる。
火炎こそ伴わないが、衝撃はかなり強烈であり、
生物はまともに巻き込まれれば重傷を負いかねない。
唯一、このスタンド自身は『耐爆』の性質を持ち、
危険物が引き起こす爆発を何事もなくやり過ごせる。

現在、発現できるケアマークは『3種』。
強い衝撃を受けると反応する『取扱注意』に、
一定以上の重みに反応する『踏つけ注意』、
そして『液体』に反応する『水濡れ注意』。
それぞれ『起爆規模』も異なり、使い分けが肝要。
『取扱注意』は基本のステッカーとなるため例外だが、他のステッカーは原則、同時に一枚ずつまでとなる。

成長すれば『天地無用』『火気厳禁』や、
『カッター注意』『直射日光・熱遮蔽』など、
より様々な『ケアマーク』を生成可能になるだろう。

『ヘルブリンガー』Hellbringer
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:A
―――――――――――――――――――――――――――――――
咲輝島明音(さきじま・あかね)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

500<削除>:<削除>
<削除>

501『音仙』:2023/05/31(水) 00:01:29

ケアマークの描かれたステッカーを手から発現し、
無生物に貼ることで、爆発する『危険物』に変える。
爆発の規模や条件は、ケアマークの絵柄次第。
絵柄は現在『3種類』だけだが、成長に応じて増える。

『ヘルブリンガー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(3m)
持続力:E 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.人型のスタンド。
2.本体とのダメージフィードバックと、視聴覚のリンクを有する。
3.手のひらから『ケアマーク』の描かれたステッカーを作り出せる。
4.ケアマークの種類は現在『踏つけ厳禁』『取扱注意』『水濡れ注意』の3種。
5.このスタンドは、後述の『爆発』でダメージを受けない。本体は受ける。

【ステッカー】
1.ステッカーのデザインは、ケアマークの意味が一目でわかるなら好きに決めて良い。
2.ステッカーのサイズは『手のひら』ほど。それより小さくも大きくも出来ない。
3.ステッカーの粘着力は中々強固。剥がすには破壊力B程度は必要。
  また、ステッカーが水に濡れたりしても粘着が弱まることはない。
4.ただしステッカー自体の強度が高いわけではなく、破壊力Cでも力を込めれば破れる。
5.ステッカーで複数の物を貼り合わせる事も出来るが、その場合後述の能力は使えない。
6.ステッカーの射程は『スタンドから10m』で持続時間は『10分』。
7.一枚ステッカーを出すごとに『4秒』はクールタイムが必要。
  また、各ステッカーを『一度に出しておける枚数』は『1枚』ずつ。
  ただし『取扱注意』のステッカーのみ、『3枚』まで出しておける。
8.半分以上汚損したステッカーは解除される。任意解除は、ステッカーを視認すれば可能。

【危険物】
1.ステッカーを表面に貼った『無生物』は、『ケアマーク』の種類ごと、
  それぞれ異なる『起爆条件』を持たされた『危険物』になる。
  起爆条件を満たされると、その瞬間に『爆発』が発生する。
2.爆発の破壊力は『B相当』。爆心地に近い位置で直撃すれば『重症』もあり得る。
  なお基本的には爆発の性質は『衝撃』であり、『火炎』は伴わない。
3.爆発は無生物から発生するのであり、無生物自体が消し飛ぶわけではない。
  が、爆心地となる無生物にも衝撃は伝わるため、それで破損する可能性はある。
4.一枚のステッカーは、一つの物体のみに貼られている必要がある。
  二つ以上の物体を跨ぐように貼られた場合はこの作用が生まれない。
5..爆発の破壊規模は、ケアマークの種類によって少しずつ異なる。
6.無生物のサイズは『手のひらサイズのステッカー』が貼れる面積があるのが条件。
7.多くのステッカーの爆発は対象の中心部を起点とするため、
  大きすぎる無生物を対象にした場合、爆発が外まで届かない可能性がある。
8.『建築物』など、複数のパーツで構成された無生物は、ステッカーを貼ったパーツ単位で捉える。
  (例えば外壁に貼ったなら外壁の、柱なら柱の中心部が爆発の起点となる)

●ケアマークごとの威力と起爆条件は以下の通り。
①『取扱注意』
条件:対象に『破壊力C』かつ『スピードD』以上の衝撃が加わった時。
規模:対象の『中心部』を起点として、『半径0.5m』。

②『踏つけ注意』
条件:対象に一気に『30kg』以上の加重が生じた時。
規模:対象の『加重された箇所※』を起点として『半径1m』。
特殊:このステッカーの爆発は、対象の中心部ではなく、加重を受けたその部分が起点となる。

③『水濡れ注意』
条件:対象の『表面積の1/2』以上に『液体』が付着した状態になった時。
規模:対象の『中心部』を起点として、『半径1.5m』。

502咲輝島 明音『ヘルブリンガー』:2023/05/31(水) 18:47:05
>>499

目の前に現れた幾何学模様を持ったスタンドを見つめる。
「これがわたしの…なんて言えばいいのか、心の本音と思えばいいのかな…?」
「無生物を爆発する危険物にするステッカーを操るもの…」
「わたしは危険というものが厭だった。遠ざけたかったけども、わたし自身が危険物となったようなものね…」
「でも、あなたが何とかしてくれるのよね、それとも、あなたを使ってわたしが何とかするのね」
「よろしくね、というべきかな。『ヘルブリンガー』…」
そしてスタンドを解除して、そこを後にする。

「わたしの独り言みたいなものを聞いてくれてありがとうございました。
わたしとこの子に何かできることがあるか分かりませんが、何かあったら、わたしなりに頑張りますので」

503『音仙』:2023/05/31(水) 20:03:19
>>502(咲輝島)

「『眠れる才能』を持つ者は、時により…………
 自分の才能を知らないままに、
 他の『才能』の持ち主に『惹かれあってしまう』
 危険を呼び寄せるキミの体質を思えば、
 今ここで『ヘルブリンガー』に出会えた事は、
 ……『よかった』と、思います。エエ」

         ギィィー …

重いドアが開くと、来た時と同じ廊下が見える。
日常に回帰する一本道の向こうには、
これまでと同じようで『何もかも違う』町が待つ。

「私はあくまで自分の目的もあって……
 マア、慈善の気持ちもあるにはありますが、
 それほど尊敬できる動機でやってはいませんから。
 恩は……ほどほど、程度に覚えていてくれれば、と」

      「……エエ、ほどほど。
       キミの歩む音を聴ければ、
       それが恩返しになる、程度です」

声を背に、歩き出す。
――――ようこそ、『スタンド使い』の特異点、『星見町』へ。

――――――――――――――――――――――――――――――
☆新規の方の場合、経験者からの紹介でも、板wikiの一読をお勧めします。
 ルール、世界観、用語、他のキャラクターなどが記載されており、
 今後の活動の一助になるかと思います。特に、ルールは必読とします。
wiki:
ttp://wikiwiki.jp/stand0wiki0/?FrontPage

ルールページ:
ttps://wikiwiki.jp/stand0wiki0/%E3%80%8E%E6%98%9F%E8%A6%8B%E6%9D%BF%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%8F


☆不明点などあれば質問スレ、雑談スレなどで対応しております。お気軽に。
 (※チャットはあまり常駐者がいないので、リアルタイムで話したいなどあれば、
  雑談スレなどでお時間教えていただけましたらなるべく入室します)
★いずれにせよ、ようこそ星見板へ。今後ともよろしくお願いいたします。

504『音仙』:2023/06/06(火) 17:15:18
             
             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――
1.スタンドコンテストの実施に伴い、
  供与に割けるキャパシティが一時的に低下するため、
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

2.例外として『新規PL』の志願は受け付けます。
  これは『活動出来るPC』が一人もいないPLを指します。
  所有するPCがいても、活動がなければ問題ありません。
  ただし、スタコン期間内に供与できる可能性は高くありません。
――――――――――――――――――――――――――――

505『音仙』:2023/06/12(月) 03:30:46

         『OPEN』

506名無しは星を見ていたい:2023/09/25(月) 14:03:39
1.カワチ アヤメ……え? どーゆー字かって……?
  言わなきゃダメ? あっ、そう……
  『西 殺女(かわち あやめ)』……待って、深くは触れないで。
  私も嫌いなの、この名前。一般的な読み方してないし、物騒な文字だし……子供の名前に『殺す』とかつける? フツー。
2.女
3.24
4.――私は『嘘』が嫌い。
  道徳的な意味じゃあないの。私の性根の話。
  別に『皆が誠実であるべき』なんて思ってないし、『嘘も方便』って諺も知ってる。
  正しいとか、間違っているとか、他の人がどう思っているかは重要じゃあない。
  
  嘘を吐いたり、騙したり、偽ったりするって行為って、
  自分自身を捻じ曲げちゃうってことだと思うの。
  『本来の自分』――『魂』だとか、『精神』だとか――そういう、大切なものが、大切じゃなくなってしまうの。

  確かに嘘を吐くことで『現在』や『未来』って変わるかもしれない。
  それで幸せを掴む人も居るでしょうね。
  
  ――でも、結局、どう足掻いたって『過去』は――『自分自身』は変わらない。変えちゃいけないの。
  だから私は名前も偽らないわ(嫌いだけど)。
  病院の待合室で呼び間違えられたり、就活で面接官にギョッて顔で見られたり――男の子にフラれてもね。
  
  だって、それが『私』だもの。

507『音仙』:2023/10/07(土) 17:01:38
>>506(西 殺女)

「―――――――――――――――……はい、聴き終わりました。ありがとう」

「『嘘偽り』は……その大小をさておけば、誰でも触れる罪であり、武器。
 他人に道徳や規範を説く人間でも、小さな嘘一つつかないのは難しいでしょう。
 教師は子供に必ず夢は叶うなうと説き、時にはそれが夢の背中を押す。
 それだけの効用と魅力が、嘘にはある……
 エエ、キミの言う通り、それ故に……人の本質を、捻じ曲げもするでしょう、ね」

          「ちなみに……私は割と、嘘を言ってしまう方です。
           だから、こういう生き方に行き着いたのかもしれません」

    キィィィィィィィ ―――――――――――――――――――――――― 


「幸いというか、キミには優しい嘘ではなく、『真実』を伝えられそうです。
 『ジ・アルビオン』……エエ。その剣の名前です。
 キミ自身自覚する、難儀な生き方を表すように……本音で言えば。実直なのに、かなり扱いにくい才能です。
 ……ですが、可能性を秘めている。今の時点でも、『実直なぶつかり合い』では並ぶものは多くない力です、が」

「キミ自身……認めてはいる嘘の効用。それも、今は僅かですが……見え隠れする。……エエ。決めるのはキミです。
 どのような道を歩むようになったとして、私が願うとすれば……キミが、胸を張って歩ける道であることだけ」

                        「それでは、行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

本体の手に発現する、身の丈ほどの『片刃の大剣』のスタンド。
本体の偽りを好まない性質を現すかのように、このスタンドは『実体化』している。

質感は『骨』を思わせるものだが、形状は直線的で、凹凸一つない。
本体にはこの武器を扱う時にのみ、人外の膂力と動作精度が付与される。
また、柄には『骨の鎖』がついており、これは武器の取り回しに役立つほか、
後述する能力において、事実上の『制限』としても機能する。

この剣はどれほどの力が加わろうが能力を浴びようが、
決して傷つく事も、変わる事も、染まることもあり得ない。
強烈な一撃を遠慮なく放てるし、サイズを考えれば盾としての運用にも向く。

更に、深く傷つけた無生物に対しても、剣の性質は侵食する。
傷つけた物は『骨』のような質感に変化し、それ以上傷つくことも、
逆に何らかの能力によって修繕することも、変化を起こすこともできない。
ただし、生物に対してはこの能力は非常に限定的にしか発動せず、
傷口の悪化や治療を阻害し、その部位の追加破壊を防ぐ程度にしかならない。

なお、不変は保たれるから不変なのであり、解除はスタンドごと行う必要がある。

――――が、本体はその本質から目をそらし、『任意解除』することもできる。
但しその度に鎖が短くなっていき、最後には剣全体から延びる鎖が本体を剣に拘束する。
本体の気高い精神性の表れとも、高い理想に伴う不利益との板挟みとも言える状態である。

『ジ・アルビオン』The Albion
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(2m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                  西 殺女(かわち あやめ)→己の『特別な才能』を聴き、把握。

508『音仙』:2023/10/07(土) 17:07:44
柄に鎖の付いた、骨のような質感を持つ大剣のスタンド。
不変不壊の圧倒的強度と、傷つけた無生物の全体、
生物の傷口に同様の性質を与える能力を持つ。

性質の付与を任意解除をするたびに鎖が縮んでいき、
最大まで鎖を縮めてしまうと、本体自身が剣に拘束されてしまう。

『ジ・アルビオン』
破壊力:B スピード:C  射程距離:E(2m)
持続力:A 精密動作性:B 成長性:A

【基本情報】
1.大剣のスタンド。150cmに達する刃渡りと、30cmほどの幅広の刃を持つ。
2.発現中、本体は大剣の取り回し及び保持に関する動作について、『パス精BCB』相当の力を得る。
3.剣を手放す事も可能。『鎖』まで含めたどこか一部でも『2m以内』にあるなら射程外ではない。
4.全体の質感は『骨』に近いが、凹凸はない。構造は刀身に柄が直に付いており、柄頭から鎖が出ている。
5.鎖の伸縮は出来ない。邪魔であれば腕や柄に巻き付けるなどが必要。あるいは鎖部分を持って振り回す等も可能。
6.刀身は片刃で、もう片側は厚みがある『峰』。刃側の切れ味は『木』をさほど苦労せず切れる程度。
7.実体化しており、重さが『約30kg』ある。本体の補強された身体能力なら問題なく振り回せ、足腰の負担などはない。
  若干の射程の存在から、本体以外が持つ事も一応できるが、後述の『不変付与』は本体が振るった場合のみ扱える。
8.後述の性質からダメージフィードバックという概念は存在しない。

【不変】
1.この大剣は柄や鎖含め傷つくことがなく、欠ける事も、消えることも、変形や能力の付与を受ける事もない。
2.位置は変更できるため、振り回すことはできる。また、鎖を動かすのも可能。
3.仮に何らかの例外的理由で変形しても、一瞬後には元に戻る。戻ることを阻害することは絶対に出来ない。
4.この大剣で傷をつけたものも、同様に『不変』状態となる。
5.不変状態の物体はこのスタンドと同様の、さながら『白骨』のような外観と質感になり、状態変化や変形、損耗を受けなくなる。
6.能力対象に出来る最大サイズは自転車程度。最小はペットボトルの蓋程度。
  一か所に傷をつければ、即座に全体へと性質が伝播する。なお、床や壁はサイズの問題で能力対象外。
7.本体を含む生物にも発動できるが、無意識の制御か、負傷箇所のみに影響がとどまる。傷口とその外縁部のみが骨化する形。
8.傷口は不変の性質を持ち、かつ白骨化するため、痛みや出血はすぐに止まるが、代わりにその部分が動かなくなる。
  ただし、傷つけた部分だけがそうなるため、『刃物で絶たれた筋肉や神経が使えなくなる』のと実質的にさほど変わらない。
9.任意解除は出来ない。剣ごとすべての能力を解除する事は出来る。
10.持続時間は『∞』。『同時発動可能数』は『12』で、達していると付与自体行えない。能力射程は大剣から『10m』以内。

【本質を損なう嘘】
1.強く意識することで、上記の『付与した不変』を任意解除出来る。
2.任意解除するたびに、骨の鎖が『20cm』ずつ縮んでいく。
3.『0cm』まで縮んだ瞬間、剣が解除不能になり、大量の骨の鎖が全体から発される。
4.発された骨の鎖は、本体の全身を拘束。剣の刀身にその体を『磔』にしてしまう。
  なお、本体以外を巻き込まないような配慮はないため、仮に剣と本体の間に『何か』あれば巻き込んで拘束する。
5.鎖や剣は不変の性質を保ち、また、鎖の拘束は仮にほどいても同じ速さで再度行われる。
6.拘束の強さは最大で『破壊力B』相当だが、本体の肉体には『やや苦しい』程度の締め上げにとどまる。
7.『磔』中であれ、そうでない状態であれ、『24時間』経過すると鎖の長さは元に戻り、磔も解除される。

509アヤメ『ジ・アルビオン』:2023/10/08(日) 15:14:05
>>507-508
「『ジ・アルビオン』……
        ス タ ン ド
 これが私の『精神の形』――」

骨の様な、身の丈ほどの『大剣』を手に取り、微かに微笑む。

「いいじゃあない。無骨で、シンプルで、難儀で――ふふ、素敵な贈り物、ありがとうね」 

掛けていた椅子から立ち上がり、『音仙』に礼を告げるとゆっくり背を向け部屋を出る。

  コツ コツ コツ―――
               ・ ・ ・ ピ タ ッ

「……ねえ、一つ『質問』なのだけれど……」

「この子……やっぱりもうちょび〜っと可愛くならない?
 星とかハートつけてみたり、デコってみたり――」    「……出来ない? あっ、そう……」

510『音仙』:2023/10/08(日) 18:27:37
>>509(アヤメ『ジ・アルビオン』)

「……飾ることは偽りとは別……かもしれませんが、
 今のその子に、そういう機能はありません……ね」

    「スタンドは……勿論場合によりますが、
     使うほど使い手の魂と馴染む印象です。
     キミが心底から願い続ければ、
     もしかすれば……いつかは……あるいは……」


   ・・・

        ・・・


「……何か他にも質問ができたら、
 その時はまた、ここに遠慮なく来てください。
 私に分かることであれば、大体は答えます……エエ」

511名無しは星を見ていたい:2023/12/09(土) 20:29:44
C.ゆきみ
D.女
E.(ぱっと見小学生低学年くらい)
F.雪うさぎ
G.みんな忙しそうだね、師走だから…

そういえば、そろそろ卯年終わっちゃうね
ちょっと寂しいけどしょうがない
終わるものは終わるんだし、次の卯年を待てば良い

一個食べる?(雪見だいふく)
A.星見町にたまに出没するうさぎを彷彿させる子供。

満月の夜に月を見上げながら好物の雪見だいふくを食べるのが好き。人参やキャベツはお好みではないらしい。
冬でも食べるし、夏でも食べる。
月を見上げて、あのうさぎ達はせっせと薬擣いてるのかと思いながら食べる雪見だいふくは格別美味しい。

その姿を見ると幸福になるだとか、捕まえれば幸福になるだとか、足を千切って奪えば幸福になるだとか
逆に不幸になるとかいう噂もある。

忙しなく動く人間達を横目にのんびり気ままに生きているように見えるが
たまに時計を見て何故か急いだりする。何を急いでいるのかは不明。

のんびりしていそうな見た目でぱっと見無害そうだが、
見た目に反して攻撃性は高く気に食わない相手には容赦が無い。

また、ウサギゴケをペットに飼育しているらしい。

512『音仙』:2023/12/25(月) 16:57:53
>>511(ゆきみ)

「ええ、どうも。……ありがたくいただきましょう」

   シュルル


「……柔らかな皮の中に詰まったアイスクリーム。
 キミがこれを好むのは……イエ、単に味が好きなだけかもしれませんが」

            キィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイ ――――――― ン

「…………いずれにせよ、興味深い物が聴けました。
 イエ、キミのような存在に全く例がないわけではないですが……
 私がこうして『聴く』のは初めてです。
 ……キミのすべてがわかる、というわけではありませんけどね。
 心のうちにない『現象』の結果には、想像を及ばせるしかありませんから」

「協力と雪見大福のお礼は……
 『ハーゲンダッツ』はいかがでしょうか?
 キミの能力なら、今すぐは食べる気がなくても、勿体なくはないでしょう」

         ギィィィィ   ・・・  

                       バタン

          「……次の卯年は『12年後』
           あの子はその時もまだこの町にいるのでしょうか?
           それとも……雪がいつか解けてしまうように、
           星見町という特異点が生んだ儚い存在でしかないのでしょうか?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

白く輝く、無数の『胞子』の集合体。実体化している。
本体はおらず、一人歩きしている状態だが、大元の本体が死んだのか、
あるいはそもそもいないのか、いたとして人間なのか植物なのかは『不明』。
加えて言えば、『このようなヴィジョンの実体化したスタンド』なのか、
『能力と知性を獲得した未知の生命群体』なのかは本人さえ知らない。

その能力は――――――――『冷却』による『保存』。

『死体』に入り込み、『冷却』して腐敗を停止させ、自らのスタンドパワーによって操作できる。
既に血などはヴィジョンに置き換わっており、出血の代わりにヴィジョンの漏出が起きる。
肉体は既に死んでいるため傷は治らないが、縫うなどで漏出さえ塞げば問題はない。
食事は水分の他、氷菓や氷そのものを好み、冷却エネルギーを取り込んで活動を続ける。
それ以外の――例えば野菜などは摂取しても、体内に形そのままで残り、消化はされず、
単純に低温なことに加えて、体内に宿る冷却能力によって、基本的に腐敗しない。
肉体的な苦痛には鈍いため、気軽に口から吐き出す事で取り出すことが可能。

苦痛に限らず、死体であるためどうしても各種の感覚は鈍く、それを補うために、
対象の頭部から胞子の一部を『アンテナ』のように外部に漏出させることができる。
頭から一対の白くモコモコとしたそれが飛び出す姿は、『ウサギの耳』に見えなくもない。

また、『口』などの開口部からもヴィジョンを露出させることが可能であり、
こちらはさながら『バッカルコーン』のような要領で敵対者に攻撃を仕掛けることができるほか、
小さな死体にであればヴィジョンの一部を株分けし、短時間だけ操作することも可能。

この存在は今、『ゆきみ』という少女の『死体』を宿主としている。

『ブランシュ・ネージュ』Blanche Neige
破壊力:C スピード:C  射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:D

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
                      ⇒それが『ブランシュ・ネージュ』という存在である。

513『音仙』:2023/12/25(月) 17:00:30

死体に宿り、冷却保存したうえで操作する能力を持つ『胞子』の群。
宿った死体の開口部からバッカルコーン様にヴィジョンの一部を伸ばし、
別の死体に自らを『株分け』することで操作対象を拡大できる。

『ブランシュ・ネージュ』
破壊力:C スピード:C  射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:D

【基本情報】
1.青白い胞子のような実体化したスタンド。本体はおらず、自立している。……と、ルール上定義する。
  知性は人間並みで、言語も解するほか、おおむね人間と変わらない感覚を有する。
2.『ゆきみ』という小学校低学年程度の少女の死体を保存・操作しているのがデフォルト。
  負傷箇所からの漏出は出血時の失血と同様の処理として扱い、致死のラインも等しい。
  このPCの有する人格は『スタンドの人格』であり、魂についても同様で、肉体は『操作される死体』。
  また、スタンドパワーが充填されている関係でこの死体はスタンドに干渉する事が出来る。
3.『ゆきみ』の来歴などは不明(PLが決めてよい)だが少なくとも今、ほかに肉体のストックなどは存在しない。
  なお、星見町の治安上、言い切りで『新しく、まだ腐敗が進んでいない死体』を見つける事は出来ない。 
  また、何らかの理由で『新しい死体』に『移りたい』場合については、当該の流れを質疑スレに持ち込むこと。
4.食事は行えないが、『冷たい物』を食べることでスタンドパワーを補給しており、餓死までの時間は人間と等しい。
  唾液や胃液その他体液は基本的に存在せず、後述の能力によって口や胃の中の食べものは腐敗しない。
  排泄もしないが、『冷たい物』については体内に入れているとスタンドがエネルギーとして消化していく。
  なお、このスタンドは体の動かし方を熟知しているため、体内に入れているものはさほど苦も無く吐き出せる。
5.身体動作は『並』(パス精CCC)で、大人の男性と同じくらいの力は出せる。
  肉体が硬直しているため柔軟性は低いが、関節部分の動きに支障が出たりはしない。
6.意識する事で頭部から『兎の耳』のようにヴィジョンをアンテナとして漏出させることができ、
  これを行っている間のみ、『視覚・聴覚・嗅覚』は『精密動作性C』相当になる。
  アンテナを出していない場合の感覚、および味覚や触覚は痛覚等も含めすべて『精密動作性D』相当である。
7.死体冷却は単なる温度に伴う化学現象ではないため、加熱されたからといって腐敗したりはしない。
  また『ゆきみ』自身もだが、『ゆきみ』が口の中や胃の中に入れているものも同じく保存状態になる。
  温度=能力ではないが、体内温度はおおよそだが『ドライアイスで満ちている』空間に等しい。
  なお、手で持っている程度では保存はされない。体表の温度は基本的にだが『気温』に等しい形である。
8.ヴィジョンの質感は綿菓子のようだが、『破壊力C』の一撃程度なら霧散しない。温度はドライアイス並み。 
9.自然治癒はしない。特別治療は便宜的に病院スレで行えるが、入院はしても意味がない。
  代わりに、ぬいぐるみ感覚で縫うだけでも動かせるが、いずれ追いつかなくなる日も来るかもしれない。

【体外への露出と株分け】
1.口など、開口部からに限り、上述したアンテナ以外にも『ヴィジョン』を触手――クリオネの『バッカルコーン』の如く伸ばすことができる。
2.バッカルコーンは最大で『2m』伸ばすことができ、口径は開口部の広さまでの範囲で自由。同時には『2本』だけ操れる。
  このスタンドそのものと同様に実体化したスタンドであり、強度や温度なども上述したアンテナの例に等しい。
3.上述の通り強度は高くないが、マイナス79度の低温は『凍傷』やそれに準ずるダメージを容易に引き起こす。
4.この触手状ヴィジョンは切断されたりすると消失し、その分の量出血したのと等しいダメージを受ける。
5.この触手を『まだ腐敗しきっていない死体』の開口部から侵入させる事で、その死体に『株分け』を行える。
6.株分けした死体は、およそ『5分間』ほどの間、スタンド使いにとってのスタンドのような感覚で操作できる。
  同時に対象にしておけるのは『2匹』まで。対象にしている分、『バッカルコーン』の本数は減る。
7.株分けが可能な対象のサイズは『触手の体積』までに限られ、株分けした分は消失したのと同様にダメージを受ける。
8.株分けした対象もスタンドに干渉できる。体内に入れたものも冷却保存される性質や、感覚等のスペックもゆきみに等しい。
  ただし、『アンテナ』を出したり、『バッカルコーン』を出したりすることは今のところ出来ない。
9.株分けした死体の射程距離は『ゆきみ』から『30m』以内。なお、『2匹』同時や、ゆきみ自身と同時の操作はスタンドのそれと同様に困難。

514名無しは星を見ていたい:2024/01/14(日) 22:45:49
1.河流源一(かわながれげんいち)
2.男
3.20代
4.
僕、汚れを落とすのが好きなんです。
あ、きれい好きって訳じゃないんですよ、部屋はゴミ多いし洗濯だって溜まって初めてするタイプですしね。
そうですね、具体的にいうと、風呂なら垢汚れと、便器ならこびりついたウンコかあるじゃないですか、ああいうのを落とすのがすごく好きなんですよ。スポンジやタワシで擦って垢が広がるように擦れ落とすのが。
他には、水道の蛇口に付きがちな水垢の塊とか、ああいうのをゴリッゴリっと削り落とすのが……水道に良くないってわかってても止められないんですね。
後は、パイプの錆とかも、サビ取りでゴシゴシやってピカピカにするのが好きで……
それで、きれい好きって訳じゃないって言ったのは、綺麗になったそれに興味はないんです。汚れです。
汚れそれ自体を落とすのが好きなんです。そりゃ、汚いよりは綺麗なほうがいいんですが、綺麗にするために綺麗にするんじゃなくて、汚れ落とすのが好きで……
あんまり人に言えないんですよね、これ……

515『音仙』:2024/01/20(土) 20:53:31
>>514(河流源一)

「――――はい、聴き終わりました…………ありがとう。
 ……キミ自身の嗜好については、マア、珍しくはありますが、
 決して全く理解ができないようなものではありませんし……」

                 キィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイ ン


「キミの特別な才能、『アブレイジョン・タイド』も、
 どちらかといえば『シンプル』な能力として発露したようで……
 エエ、趣味を満たすための力と言うよりは、趣味から目覚めた力。
 もちろん、満たすために使う分にも困らないでしょうけどね」

                「それでは…………行ってらっしゃい」

―――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
凹凸が少なく、スマートな黒色のヴィジョン。
四肢はマッシヴであり、シルエットがやや特徴的。

触れたものに『清掃看板』を建てる能力。
黄色いフロアスタンド型の清掃看板には、
ご丁寧にこのスタンドのシルエットも描かれている。

これ自体も設置個所にかなりの強さで固定されており、
遮蔽物や不安定な踏み台程度にはなるが、
せいぜいプラスチック程度の強度なので本領ではない。
なお生物にも看板は建てられるが、自分自身には対象外となる。

能力の本領は『清掃看板』の立ったものを殴打する等で発動する。
もっとも殴打だけには限らず、看板が立ったものに対するあらゆる衝撃は、
対象を傷つけたり内部に衝撃を響かせず、エネルギーとして表面を駆け巡り、
対象表面に付着したり置かれている『汚れ』や『ゴミ』といった『異物』、
――――そして、対象に触れ、立っている人間にも襲い掛かる。

地面などの大きすぎる物の場合は能力範囲は限定され、
また、どの場合でも当然、設置している清掃看板も巻き込まれるので、
連打を加えたいのであれば、看板は飛ばない程度の加減が必要。

『アブレイジョン・タイド』Abrasion Tide
破壊力:B スピード:B  射程距離:E
持続力:C 精密動作性:D 成長性:B

―――――――――――――――――――――――――――――――
河流源一(かわながれげんいち)→『特別な才能』を聴き、『把握』

516『音仙』:2024/01/20(土) 21:08:47
触れたものに清掃看板を立てる。
看板が立ったものに衝撃が加わった場合、
その衝撃は対象には響かず、対象表面部を駆け巡る。

『アブレイジョン・タイド』
破壊力:B スピード:B  射程距離:E(1m)
持続力:C 精密動作性:D 成長性:B

【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.触れたところに『清掃看板』を設置出来る。
3.サイズは『手のひらサイズ』のミニチュアから実物台(膝程度の高さ)まで調節可能。
  最小で概ねだが『指3本分』程度の幅と立てた掌程度の高さがあれば設置できる。
4.黄色地にこのスタンドのシルエットが刻まれた『フロアスタンド』型。
  実体化したスタンド物質で、だいたいプラスチックと同じ性質。
  折り畳めそうな見た目だが、設置部への固定のため折り畳みはできない。
  シルエットが見えないレベルで損壊した看板は強制解除される。
5.設置面に『破壊力Bの軽い1発や引っ張り』または
  『破壊力Cの直撃を3発前後や全力での数秒の引っ張り』
  ……くらいの過負荷がないと外れない強度で固定されている。
  この固定が外れると、清掃看板は強制解除される。
6.同時の設置個数は『4個』まで。地面や、壁などにも問題なく設置できる。
  強制解除や破壊された分の看板は、『3分間』同時設置数から減ってしまう。
7.生物への設置に制限はないが、このスタンドと本体自身は対象外。
  また、液体や気体、ほか実体のないものへの設置は不可能。
8.能力の射程距離は『10m』。持続時間は『30分』まで。任意解除は視認中なら可能。
9.同じ物体に複数の看板を立てる事は出来るが、後述の能力は重複しない。

【清掃】
1.清掃看板が設置されているものが『パC以上の衝撃』を受けると発動する。
  その衝撃は対象の内部には響かず、表面全体を覆うように駆け巡る。
  衝撃のエネルギーはスタンド使いには黄色いオーラとして視認できる。
2.なお、『パD』でも『スB以上』を伴う衝撃であれば発動する。
3.表面の形状が複雑でも、それに沿って走り、一部が折れたりはしない。
  ただし精密動作性Cでは沿えないレベルで緻密すぎる構造などは例外。
  なお、どこまでを物体の一部として扱うかは本体の自己認識によるが、
  無理やり自己認識を歪めて能力対象を拡大する事は出来ない。
4.表面上に置かれたものや設置されたもの、付着した物に駆け巡る衝撃が命中する。
  不可逆の融合をしたようなものは基本的にだが対象外(物体の一部扱い)
5.清掃看板は上述の通り『破壊力Bの軽い一撃』や、
  『破壊力Cを3発程度直撃』で固定が外れてしまうため、 
  このスタンドの全力の殴打(破壊力B)で能力を発動した場合、
  一発で看板が外れてしまう。連打がしたい場合、手加減が必要。
6.生物に清掃看板を立てた場合、表面を衝撃が駆け巡っても痛みなどは感じない。
  ただし持っているものを取り落としてしまう等といった悪影響はあり得る。
  無生物の場合も同様。衝撃に反応するような機能があるなら、反応しない。
7.地面に清掃看板を立てた場合、看板から『半径1.5m以内』に衝撃が走った場合のみが対象で、
  また、地面全体には衝撃が駆け巡らず、『半径1.5m以内』にのみ駆け巡る。
  これは、地面ではなく床や、『軽自動車』より明確に大きい物は同様になる。
8.駆け巡る衝撃の『高さ』は一律、人間の足で言えば足首程度まで。ジャンプすれば躱せる。
  また駆け巡る速度は一律『C』。衝撃が加わった点から表面上の全方向に向けて波及する。
9.衝撃は必ず表面を駆け巡り、特定のものを回避させたりは出来ない。
  例えば地面に設置しての範囲攻撃を行うのであれば、本体にも回避の手段は必要。

【事例】
1.『手を当て、押し続ける』ような衝撃の場合、最初に当てた衝撃のみが駆け巡る。
  それ以降の『押し続ける力』は駆け巡らず対象へと伝わる。
2.同じ例で、『手を当てた』タイミングでは破壊力の要件を満たさず、
  その後力を強めて行ったなら、要件を満たした瞬間に能力が発動する。
3.『刃物による刺突』の場合、衝撃は駆け巡るが刃物の切れ味は対象外。
  ⇒突き立てた瞬間は刺さらないが、そのまま押し込めるなら刺さる。
4.燃焼、感電、スタンド能力、薬品などによる腐食といったダメージは対象外。
5.衝撃に4の例が付随する場合も、衝撃は駆け巡るが燃焼や感電や能力などは別。

517『音仙』:2024/01/20(土) 21:36:19
             
             『休業中』

――――――――――――――――――――――――――――
1.『八周年記念イベント』の実施に伴い、
  供与に割けるキャパシティが一時的に低下すること
  および供与スタコンにより供与需要が満たされる事から
  終了までは原則的に、供与をお休みします。
  ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

2.例外として『新規PL』の志願は受け付けます。
  これは『活動出来るPC』が一人もいないPLを指します。
  所有するPCがいても、活動がなければ問題ありません。
  ただし、スタコン期間内に供与できる可能性は高くありません。
――――――――――――――――――――――――――――

518『音仙』:2024/03/25(月) 04:30:57


   クルッ


              ――――カチャン



        『OPEN』

519名無しは星を見ていたい:2024/03/25(月) 06:08:27
名前:ペネロープ・K・ウィザースプーン
性別:女
年代:20代
心の声:生まれてから今まで好きな様に生きてきた。
    だが歳を重ねるにつれ『壁』や『敵』が増えてきた。
    これからの人生をよりハッピーに過ごす為には
    立ち塞がる『壁』や『敵』達を打ち倒していかなければならない。
その他:下衆/風見鶏/天涯孤独/享楽的/奔放/ギャンブラー/
    過激/混沌派/陽気/貪欲/過激/動物嫌い/健啖家

520『音仙』:2024/04/03(水) 23:29:24
>>519(ペネロープ・K・ウィザースプーン)

「――――はい、聴き終わりました。ありがとう。……エエ、本当に。
 キミの生きざまがそのまま形になったような『才能』ですが、
 それだけに……キミの思うままにはいかないというのが、ままならぬもの。
 名前は……『ハックスラッシュG4(ゴア・ゴア・ゴー・ゴー)』」

    キィィィィィィ ―――――――――――― ン


「なにかと、私の方でも気になる部分が多い『才能』ですので、
 まぁ、分からない事があったら、またここに聴きに来てくださいね。
 風に流れて生きる者にも、『寄るべ』の一つはあるべきでしょうから、エエ」

             「それでは……行ってらっしゃい」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

人型のスタンド。
どこか粗野な印象の衣服を着たようなデザインで、
右の腰に小さな『金貨袋』を提げているほか、
手に持つ『カトラス』もあり、『盗賊』や『海賊』然とする。

このスタンドが武器で『破った』物体から溢れる内容物は、
元が何であれ、『金貨』に置き換えられて零れ落ちてくる。

この『金貨』はスタンドの提げる袋に詰め、略取する事が出来る。
なお、内容物が無かったり、『中身と外身の区別がない』もの、
例えば空箱や、床・ただの岩などは能力の対象にならないほか、
溢れ出たり、このスタンドが破った口から奪う物だけが金貨になり、
何もしていない状態で対象内部が金貨に置き換わるような性質はないため、
守りや、敵の行動の阻害などに使う事は難しい――――本質はほかにある。

――――元の物質問わず『一掴み分の金貨』を消費する事で、
このスタンドはランダムに『七つ道具』を獲得する事が出来る。
獲得した道具は『時間経過』で失われ再度引き当てる必要があるが、
多岐にわたり読みづらい発現物の存在が戦闘や探索を助けるだろう。

また、『道具の獲得』は略取した金貨だけには限らず、
本体がなんらかの『一仕事』を成し遂げて獲得した、
『栄光の報酬』を消費して行う事も可能であり、
こちらの場合、獲得した道具は『失われず』永続的に使用可能。
また、こちらの獲得を行うたび、永続使用可能になった道具の分、
新しくより強力だったり、個性的な道具が獲得テーブルに加わっていく。

『ハックスラッシュG4』Hack Slash Gore Gore A Go Go
破壊力:C スピード:B  射程距離:D(4m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A


――――――――――――――――――――――――――――――――――――
      ペネロープ・K・ウィザースプーン→己の特別な才能を聴き、把握。

521『音仙』:2024/04/03(水) 23:29:42

カトラスを武器にする、賊のような見た目の人型スタンド。
破ったものから溢れる金貨を消費して道具をランダムで発現する。
ミッションマネーを消費する事で、常時発現可能な道具がランダムに増える。

『ハックスラッシュG4』Hack Slash Gore Gore A Go Go
破壊力:C スピード:B  射程距離:D(4m)
持続力:E 精密動作性:C 成長性:A


【基本情報】
1.人型のスタンド。ダメージフィードバックを有する。
2.手に持っているカトラスは持ち手(15cm)〜刃(45cm)全て鉄に近い質感。
  ナックルガードを有し、刃が湾曲した、一般的なイメージのそれで相違ない。
  破壊力Bの攻撃を3〜4発ほどまともに受けてしまうと壊れてしまう。
3.カトラスの破壊にダメージフィードバックはないが、壊れると一週間は素手で発現される。
4.カトラスを手放す事は出来ない。投擲なども不可能。手を持ち替えさせる程度は可能。
5.カトラスのみを『部分解除』し、意図的に素手にすることは可能。
6.自分から解除したカトラスの再発現は、解除後に『2〜3秒』のクールタイムが必要。
7.右腰の金貨袋は後述の能力に使用する。布の袋並みの強度で、これが壊れると後述の能力が使えなくなる。
  ※『栄光の報酬』として獲得した道具については、金貨袋なしでも発現できる。

【金貨の略取】
1.カトラスで切りつけた切り口からあふれ出る内容物を『金貨』に置き換える。
  『金貨』は実体化したスタンド物質であり、デザインに工夫などはない。
  部分解除などは出来ず、スタンドを解除すれば勝手にすべて消えるだけ。
2.金貨の量は内容物のあふれ出す勢い次第。内容物や対象の価値等は無関係。
3.対象の内容物全てが金貨に置き換えられるため、手を突っ込んだりすると、
  一掴みずつ無理やり取り出してしまうことも出来るのだが、
  手を突っ込んでいない間は特に対象の内部に変化は出ていない。
4.手にした金貨は、スタンドが腰に下げた金貨袋に入れられる。
  袋のサイズは手のひら並だが、内容量としてはいくらでも入る。
  ただし袋の口のサイズは一掴み分の金貨が入る程度。
5.金貨が対象からあふれ出しても、対象は内容物を損なった事によるダメージがない。
  ただし金貨の最大量は内容物の量に等しく、能力解除後、失った金貨の分内容物を失う。
6.ただの岩や木材など、内容物と外身の区別がない物は能力対象外。空箱なども同様。
7.この能力を同時に付与しておける対象は『3つ』まで。

522『音仙』:2024/04/03(水) 23:31:02

【七つ道具】
1.金貨を『一掴み分』消費する事で、以下の道具のうち1つをランダムに入手する。
  なお、同時に入手しておける道具は『3つ』まで。
2.入手した道具は『10分経過』『使用不可なほどの破損』『スタンドから10m離れる』のほか、
  それぞれに固有の条件がある場合にはそれを満たした場合に、解除されてしまう。
  (逆に道具に固有の持続時間や射程などが存在する場合、それは上記の条件より優先される)
3.入手した道具はカトラスと違い手放す事自体は可能だが、出したり消したりを出来ない。
4.同じ道具を2つ入手することは現状では出来ず、現在入手中の道具を入手する場合、
  再抽選を行う。それも同じ道具の場合は再々抽選となる(以後、成立まで継続)
5.破損したりしても、再入手すれば元の新品状態で入手される。
6.いずれの武器も、カトラス同様に『傷口』からあふれ出すものを金貨に変える効果を持つ。
7.『現在の』道具テーブルは以下。なお、現在は全て実体化したスタンド物質である。

【01〜10】『骨付き肉』:アツアツの骨付き焼肉。なんの肉かは不明。味付けは塩だけ。食べた場合、消化するまで解除されない。
【11〜30】『簡素なロックピック』:片側が嘴状の小さなハンマー。大きさ『30cm』ほど。破壊力Bの1〜2発で壊れる。
【31〜40】『油壺』:錆びた錠前等の突破にも、火攻めにも使える。食用には×。『200ml』ほど。壺は破Cの1発で壊れる。
【41〜60】『鉄の楔』:先端が鋭利なくさび。長さ20cm。拳で無理やり打ち込む事も出来なくはない。破壊力Aなら1〜2発で壊せる。
【61〜80】『フック付きロープ』:長さ『5m』。先端のフックは鉄製で大きさ『15cm』ほど。縄は破壊力Bなら数秒でちぎれる。
【81〜87】『マスターキー』:数十個の鍵束。戦闘には使いにくいが、不思議と『物理的なカギ』なら何でも外せる。
               ただし合う鍵を探さなければならないので、一瞬で開錠できるとは限らない。
【88〜100】『フリントロック銃』:パスBB相当。装弾数一発。有効射程は15mほど。撃ち終えると解除される。

8.どの道具が手に入るかについては、現状では『ダイスチャット』で『1d100』を回して判定する。
  出目と、テーブルの【】内の数字を照らし合わせる事。
  何らかの理由でダイスチャットが使えない場合はGM等判定者と要相談だが他ツールでも構わない。
9.ダイスロールはPLが、このPCの名前で入室して、一度だけ行い、その結果をレスに引用すること。
  振りなおしなどの痕跡が見られる場合に限り、『GMが好きな出目を決めてもよい』。

【栄光の報酬】
1.ミッションマネー『30万円』(※現在の価格)を消費する事で、金貨なしで報酬獲得が行える。
2.これで獲得した報酬は『いつでも発現できる』ようになり、その分、新しい道具がテーブルに加わる。
3.栄光の報酬として獲得した道具は、元から持っている『カトラス』と同様に解除・発現できる。
  また、カトラスと違い『手放す』ことは可能であり、投擲して使用できる。
4.『道具ごと』に、通常の獲得時とは異なる性質が付与される場合もある。獲得時に説明する。
5.この報酬獲得を行いたい場合、今のところは『心音サイフォン』質疑スレにて行う事。
6.現状、テーブルは通常の物と等しいが、今後『こちらでしか獲得できないもの』も出てくる可能性がある。
7,また、道具の入れ替わり時、既存道具の出現率が変動する場合もあり得る。


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