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【場】『 湖畔 ―自然公園― 』
604
:
空織 清次『エラッタ・スティグマ』
:2019/02/16(土) 20:22:47
>>603
> ピタリ
>突然スタンドが立ち止まり、グルッと振り向きました。
「ピャッ」
ストローでも咥えてました?
ってぐらい細く弱々しい息が唇の隙間から漏れた。
高価そうなジャケットの両肩が緊張で跳ねあがる。
うめ
「(──やはり埋殺る気かッ!?)」
両手を顔の前にシャっと構え、
カマキリのごとき闘法(ファイティングポーズ)を見せる。
精一杯の抵抗というか威嚇のつもりか?
プルプル震えて明らかに付け焼き刃なのはバレバレだ。
しかし──
>「――少し通り過ぎてしまいました」
背後からの幼気な声に振り返り、愛らしい子どもの姿を認めた。
フゥーッと安堵のため息をつき、
一瞬おくれて気恥ずかしそうに両手を下ろす。
このおじさん、見てくれだけは立派な仕立てのスーツ姿なのだが……
「…………」「コホン」
「君がその『亡霊』……いや、
『スタンド』の本体か?」
改めて目の前の子どもの姿を見据える。
「幼そう、とは思っていたが……」
「まさか……小学生……か?」
驚きのためか数回、吐息を飲むように言葉がつっかえる。
そこには驚き以外の感情もいくらか混じっているようだった。
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