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【場】『 星見スカイモール ―展望楼塔― 』

1 『星見町案内板』 :2016/01/25(月) 00:02:24
今世紀に建造された『東海地方』を対象とする集約電波塔。
低層エリアには『博物館』や『ショッピングモール』が並び、
高層エリアの『展望台』からは『星見町』を一望出来る。

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                 ミ三ミz、
        ┌──┐         ミ三ミz、                   【鵺鳴川】
        │    │          ┌─┐ ミ三ミz、                 ││
        │    │    ┌──┘┌┘    ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
        └┐┌┘┌─┘    ┌┘                《          ││
  ┌───┘└┐│      ┌┘                   》     ☆  ││
  └──┐    └┘  ┌─┘┌┐    十         《           ││
        │        ┌┘┌─┘│                 》       ┌┘│
      ┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘     【H城】  .///《////    │┌┘
      └─┐      │┌┘│         △       【商店街】      |│
━━━━┓└┐    └┘┌┘               ////《///.┏━━┿┿━━┓
        ┗┓└┐┌──┘    ┏━━━━━━━【星見駅】┛    ││    ┗
          ┗━┿┿━━━━━┛           .: : : :.》.: : :.   ┌┘│
             [_  _]                   【歓楽街】    │┌┘
───────┘└─────┐            .: : : :.》.: :.:   ││
                      └───┐◇      .《.      ││
                【遠州灘】            └───┐  .》       ││      ┌
                                └────┐││┌──┘
                                          └┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
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386 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2018/11/25(日) 22:44:48
>>385

「あぁ、それは平気よ。
 そういう『社会派の話』は、別のパーソナリティーがやってるわ。
 私はリラックスして聴ける『カジュアルな話題』がメインだから」

「朝起きたらスマホが見当たらなくて、探したら冷蔵庫の中に入ってた――とか。
 私がドジやった事とか、最近の気になる事とか、そんな話をしてるわ。
 真面目な話と真面目な話の間の『端休め』って感じね」

「例えるなら、『スポンジケーキの間に挟まったホイップクリーム』よ。
 できれば、その上に乗ってる『イチゴ』を目指したい所だけど――
 なかなかそこまでは行けないわね。
 私も未熟者だから」

名刺を引っ込め、名刺入れに戻す。
何も、『出演交渉の前に根回しをしておこう』などとは考えていない。
そんな企画も持ち上がっていないし、持ち出す気も今の所ない。

「そういう訳だから、気軽にお喋りしましょう――『稗田恋姫』さん」

彼女がオフの時間を過ごしていることは分かっていたはずだ。
それなのに、『仕事中の呼び名』を意識してしまったのは、
直前までチラシを眺めていたせい――だけではない。
知らず知らずの内に、『アイドルとしての彼女』に注意を向けていたからだろう。

「実は、今あなたとバッタリ出会って思い出した事があるの。
 昔、私もアイドルに憧れてた時期があったのよ。
 まぁ、見ての通り、結果は『お察し』ってヤツなんだけど」

「さっき、このチラシを見てて、その時の事を思い出しちゃったのよね。
 『ちょっと羨ましいな』って。
 まさか、その直後に『ご本人』に出会えるなんて思ってもみなかったけど」

387 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2018/11/25(日) 23:38:29
>>386

「あぁ、そういうのなの……すまん、勉強不足だった。
 ……ってのも、『リラックス』出来てないわな。えひ」

           「……」

(は、反応しづれぇ……どうリアクションすりゃいいんだよ……)

リラックスを志す矢先に『アイドル志望』の過去。
一回り年上の……『同好の士』とも言えない気はする。
どれくらい憧れていたのか、結果としてどこまでいったのか。

「あ〜……うん、気軽に、ね」 「えひ……」

(…………やばいなこれ。
 こいつはそういう気じゃないんだろうけど、
 僕からしたら……何言いだすのもベリーハード……)

ラジオ局でパーソナリティーをやっているくらいなわけだし、
声もキレイだし、『素人でくすぶってました』って感じはしないけど。

「え……っと」

(羨むほどのもんでもない……なんてのは、
 口が裂けても言えないぜ……失礼すぎるし……)

美作にも、ファンにも、アイドルをやっている自分にも。

「…………ラジオって、『ハガキ』とかで話すイメージなんだけど。
 けっこう、パーソナリティーのトークが入ったりもするもんなんだな」

             「その辺も、カジュアルさって感じぃ……?」

アイドルの話を続けるのは流石に気が引ける。
どういうスタンスで話してくるのかも予想できないし、
とりあえず『ラジオ』の方の話から……気軽に、いけないだろうか……?

388 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2018/11/26(月) 01:30:43
>>387

アイドル志望の過去を語りながら、軽く笑ってみせる。
ごくごく自然な表情――に見えるはずだ。
上手くできていればいいけど。
普段通りなら、どうってことのないこと。
でも、この時は何だか妙に固くなってしまっていた。

(『リラックス』って言いながらこれじゃあ、パーソナリティー失格ね)

心の中で、ほんの少し自嘲する。
しかし、それを表には出さない。
出してしまったら、それこそ失格になってしまう。

「『ハガキ』――いいわね。『クラシックなスタイル』って感じで。
 最近は、なかなか見られなくなったわ」

話題の転換を受けて、あっさりとアイドルの話からラジオの話に乗り換える。
話題を作るのもパーソナリティーの仕事だが、話に乗ることも仕事の一部だ。
そして、相手の気持ちを察することも。

「今は色々あるものね。メールとかSNSとか……。
 あぁ、『ファックス』っていうのもあるわね。
 番組のサイトやSNSのアカウントからも投稿を受け付けてるわ」

「でも、その中でも私が一番大好きなのは『電話』ね。
 リスナーと直にお喋りできるっていう所が好きなのよねぇ」

「元々お喋りするのは好きだし、
 だからパーソナリティーやってるっていうのもあるわね」

内心で落ち着きを取り戻し、しみじみと語る。

もしかすると、それは『アイドルだった頃』を感じられるせいかもしれない。
だけどそれ以上にリスナーとの対話は『パーソナリティーとしての喜び』を感じる。
応援の言葉を送り、それが喜んでもらえた時は、自分のことのように嬉しくなる。
それは、『昔の自分ではない今の自分』だからこそ感じられるものだと思う。

以前は自分が『応援される側』だった。
最初の頃は、その頃に対する未練も強かった。
だけど、『今の喜び』を思うと、『応援する側』になった自分も好きになれる。

389 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2018/11/26(月) 03:19:27
>>388

「え……ラジオって今時、ハガキじゃないんだ。
 なんか……『そういうもん』だってイメージしてたわ」

      「SNS……」

          「あー、そういえば……
           それっぽいタグ見たことある」

                    「……気がする。えひ」

恋姫が想像しているのは、
夏休みのラジオ番組の『実況』で、
ラジオの投書そのものではないが……まあともかく。

「………………電話かぁ。
 僕は……電話、苦手なんだよな。
 だいたいメールですませちゃうぜ……」

「電話越しだと、なんつーかさぁ……
 コミュ力にデバフがかかるっていうか……」

         「……喋りづらくなるんだよな」

元々、コミュ力がある方ではないけど。
表情や手ぶりがわからないし、
こちらのそれを伝える事も出来ない。

普段から滅茶苦茶意識して苦手ってわけじゃないけど、
言われてみると・・・無意識で、あまり使っていない気がした。

「僕もファンと喋るのは嫌いじゃない。
 というか…………あー、好き、だし。
 画面越しとか、対面なら話せるんだけど、
 …………電話越しだと、なんかむずいんだ」

「美作サンは、なんか……『電話で喋る練習』とか、してんの?」

いつのまにか、緊張感のようなものは無くなってきていた。
やはり喋るのが上手な相手だからか……いい具合に、乗せられてきた感だ。

390 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2018/11/26(月) 20:45:24
>>389

「そうね……当たり前だけど、ラジオって耳で聴くものでしょ?
 だから電話とラジオって、何だかシックリくるのよ。
 まるで『ミントの入ったチョコレート』みたいにね」

ファンと喋るのが好きという気持ちは分かる。
自分もそうだったから。
だけど、この話は頭の中だけに留めておいた。

「そういう子は私の周りにもいるわ。
 ここだけの話だけど……最初の内は私も得意じゃなかったし」

声を潜めるが、これは冗談だ。
あまり大っぴらにする話でもないのは確かだが。

「――かといって、大層なアドバイスができるって程でもないけどね。
 私の場合は、多分『慣れ』の部分が大きいと思うから」

始めたばかりの頃は、苦労したことも多かった。
お喋りは好きだったけど、実際にやってみると上手くいかないこともあるのを、
その時に知った。
以前と比べると、今はしっかりしている――と思う。

「でも、強いて言うなら……。
 例えば――『ラジオを聴いてみる』と良いんじゃない?」

        フフッ

「ラジオって声だけで伝えるメディアだから、
 電話で話す時の参考にもなるんじゃないかしら。
 『どうすれば声だけで上手く伝えられるか』っていう事は、
 私達みたいなパーソナリティーも常に考えてる事だから」

「――あ、これは別に『宣伝』って訳じゃないわよ?」

弁解するように言ってから、軽く微笑する。
これも冗談の範疇だ。
敢えて言うなら『業界全体の宣伝』ではあるが、今そこまでの意図はない。

391 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2018/11/26(月) 22:31:43
>>390

「……チョコミント好きなの? 僕は好き。
 えひ、それはあんま関係ないか……
 まあ、そうだな、どっちも『声』だもんな……」

アイドルは全身で表現する。
時には言葉より雄弁に、
踊りやしぐさで『魅せる』仕事だ。

それは簡単な事ではないけれど、
声だけですべてを伝えるのも、
それとは別の意味で難しいものだろう。

「えひ、宣伝上手ぅ……って、
 言おうとしたのもお見通しだったか」

          「手ごわいな……」

   ニタ

「でも……そういうのも、いいかもな。
 なんかの作業用BGM代わりにさ……
 役に立つアドバイス、な気がするな……」

「あ……片手間に聴くだけ、ってわけじゃないよ」

一応弁明のようなものを添えた。
全身全霊で聞くわけでもないけども。

そして。

「…………それじゃ、僕はそろそろ行くけど」

「今日は…………あ〜、話せて良かった、と思うぜ」

一応買い物の途中で、この後も用事がある。
話題が途切れた時を見計らって、変装を直して席から立った。

392 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2018/11/26(月) 23:05:32
>>391

「参考になったなら良かったわ。まぁ、気が向いたら聴いてみて」

「――っと、これじゃあ宣伝になっちゃうわね」

       クスッ

『アイドル』――それは彼女にとっての『今』であり、自分にとっての『過去』だ。
だけど、稗田恋姫を羨ましく思う気持ちは、今は目立たなくなっていた。
そりゃあ、全然ないのかっていうと嘘にはなっちゃうけど。

でも、それ以上に彼女を応援したいという思いの方が大きかった。
何というか――『自分の分まで輝いて欲しい』と思った。
それも私の勝手な言い分かもしれないけど、そう思ったのは確かだ。

「うん、私も話せて楽しかったわ。アリガトね」

「それじゃ――『Have a good day!!』」

別れの挨拶と共に、恋姫を見送る。
しばらくして自分も立ち上がり、別の方向へ歩き出す。
心なしか、先程よりも軽やかな足取りだった。

393 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2018/11/27(火) 00:15:06
>>392

「とりあえず……番組とか調べてみる。
 好きな感じのやつがあったら、
 それが一番良いわけだからな……」

美作の心情は分からないが、
それが悪い物ではないのは分かる。
だから恋姫としても、悪い思いはしない。

「ああ、んじゃ、また…………」

       トコ

      「…………ありがとな」

                トコ

別れを告げて、恋姫もまた自分の行き先へ歩き出す。

394 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/05(土) 21:47:43

小柄な人影が歩いています。
小銭入れを開いて、中身を確認しているようです。
と、その時。

   「あ――」

         ジャララララ――――ッ!!

うっかり手を滑らせて、小銭入れを落としてしまいました。
そのせいで、中身が辺りに散らばっています。
これは、なかなか大変な状況です。

      「――やってしまいました」

その場にしゃがんで、小銭を拾い始めます。
それなりに入っていたので、かなり広い範囲に飛び散っています。
全部集めるのは骨が折れそうです。

395 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/05(土) 22:41:02
>>394

ヤジ「さっぶぃ〜な、オイッ」

相方と共に星見の街並みに足を運ぶ。

 吐息が白を空気に描いて無色の筋が口元から昇るのを見つつ
金属の雨音が耳の中を小気味良く打つのを聞いた。

 コロコロコロ……

ヤジ「ぉーっと。っそこの嬢ちゃん、派手にぶち撒けたなっ」

彼と共に転がって来た硬貨を屈んで拾い上げる。
 特に心に刻まぬ、些細な日常で起こり得る遭遇だ。

「どうぞ」

私も彼と共に女性の元に近づき硬貨を差し出す。

396 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/05(土) 23:23:11
>>395

お二人の前にいるのは一人の子供でした。
全体的に細い身体つきで、顔立ちは中性的です。
長い睫毛はクルンとカールしています。
見た目からは性別が分かりにくい容姿です。
年齢は、小学生と中学生の間くらいに見えます。

「ありがとうございます」

     ペコリ

小銭を受け取って頭を下げます。
親切な人達みたいです。
こんな人達ばかりだと世界も平和になると思います。

「――失礼します」

お二人の周りに落ちている残りの小銭を拾います。
あらかた拾い終わりました。
それから立ち上がります。

「失礼しました」

    ペコリ

もう一度お辞儀をします。
挨拶は大事です。

397 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 18:55:32
>>396(レス遅れ失礼しました)

小林は175後半と言う、細身だが背丈だけはある……三枝を見下ろす形と
少々無礼であるがなってしまう。
 服装は、清月の高等部ブレザーをバンカラ風に身に着けてる為に
高校生である事は一目でわかるだろう。

琥珀の目は、揺るぐ事なく何処か乾いたような 静かな眼で貴方を映す。


 「えぇ、お気をつけて」  ペコッ クルッ カツカツ

 そして、私も同じく礼をし立ち去るため歩く。
日常のセピアが彩りを見せる中で今の巡り会いもいずれかの琴線を
微弱でも震わしたモノが文章の中に埋め込む事が出来るかと考え……






 ヤジ「(; ・`д・´) 待った待った待ったーーーー!!!」

……と、そこで恰好だけは茶色のメッシュで耳にピアスも付いてる
ヤンキー風味の連れが慌ててストップをかけた。

 「はい?」

ヤジ「いや、もうちょい話を広げろよ!!? どんだけ人と人との
関係をうすーくしてんだよっ! お前、これで仮に俺がだぞ!
お付き合い有難う御座いました、また宜しくお願いしますとかメ欄で
打ち込まれたら、軽くプッツーン…… って擬音と共に切れるからな!?
てめぇも作家志望なら、ある程度ここから世間話で掘り下げろよ!」

「……あのね、初対面のお嬢さんですよ 親友?」

ヤジ「初対面もクソも! お前はミッションで偶然知り合った
吊り橋効果の友人以外は喋れないのか!? イベントのある時しか
メルアド交換して必要時以外には何も送信しないのか!?
 心冷えすぎだろ! もっと熱くなってみろよ!」

堰が切ったように言葉の嵐をぶつけるヤンキー風味の若者は
貴方にクルッと振り向き、必死な顔つきで訴える。

ヤジ「(´・ω・`) ……すんません
出来ればで良いんで、こいつに人としての会話ってのを教えて
やってください。でないと将来が心配です」

無茶振りが飛んできた。
 小林は、解せぬと言う感じで小首を傾げて佇んでいる。

398 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 20:08:20
>>397

落とした小銭は全部拾いました。
お金は大事です。
ちゃんと集められてよかったです。

「?」

お別れしたので歩こうとしたら、声が聞こえたので立ち止まりました。
お兄さんが、もう一人のお兄さんに何か言ってるみたいです。
こっちにも言ってるみたいです。
それを聞いて、小首を傾げます。
内容が難しかったのです。

「ありがとうございますは言いました」

「失礼しますは言いました」

「失礼しましたは言いました」

「他に忘れてることありましたか?」

「分からないので教えてください」

       ペコリ

分からない時は質問しないといけません。
だから、お兄さんに質問してみます。
そうしたら、きっと分かると思います。

399 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 20:34:04
>>398

 ――ズルッ! と言う感じで貴方の言葉にヤンキー風味の若者は
ずっコケそうになる、が辛うじて転びはせず重心を戻した。

ヤジ「(;゚Д゚) ……ま、まぁ子供だし仕方がないよな。
いや、正しいんだよ。そりゃ普通は一般ピーポーが小銭落としたら
拾って、気を付けて下さいね それじゃあ。で、立ち去るのは正解だよ!?
 けどよ……けど、此処って『場スレ』じゃん!??
みんなが知り合う為の『場』じゃんっっ!!?
 そこは、もっとーこうっ そこで、何だか面白そうな人だな
ちょっと色々と身の上話を聞いてみようって感じになるべきでしょ!
 何時会話すんの!? 今でしょ!」


「……済まない、親友。君の話す内容の大まかな意味合いが
本当に 理解が及ばなくて」

ヤジ「(; ・`д・´) あー はいはい いいですよ!
メタってんのは解ってんだよ! でも、そうでもしねーと
こう言う時に話が末広がないの! お嬢さん! こいつの名は
小林 丈! 俺の名は 今日の気分は宮田 陣って事でヤジと
気軽に呼んでくれ! はい! それじゃあ君の名は!!?」

「勝手に人の個人情報を独白するの止めてくれないかな」

別に今日の今この場面では不思議と不快感はないが。親友とは言え
勝手にプロフィールを言われるのは心外だ。

400 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 21:01:41
>>399

お兄さんの話を黙って聞きます。
人の話は静かに聞かないといけません。

「分かりました」

お互いのことを話したり聞いたりすればいいみたいです。
何となく分かりました。

「三枝千草です」

「三つの枝に千の草と書きます」

      ペコリ

宮田さんは面白そうな人だと思いました。
だから、宮田さんの身の上話を聞いてみようと思います。

「宮田さんのお話が聞きたいです」

「してくれますか?」

宮田さんを見上げてお願いしてみます。
お話をしてくれるでしょうか?

401 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 21:10:30
>>400


ヤジ「(; ・`д・´)……え? 此処で俺の身の上話に移行すんのっ?
いや、まあ良いけどよ」

小林「そう言えば、私達が親友になる条約として
『過去について詮索しない』と言うのがあったね。親友」

 チャラけた雰囲気を打ち消し、ヤジと言う青年は三枝と相方に対して
交互に一瞥しつつ、参ったなーとぼやきつつ呟く。

ヤジ「……んー、俺の身の上ってよぉ。かいつまんで
結構ぼかして言っても、重たい空気になるからさ」

小林「止めておくかい?」

ヤジ「いや、別にいいさ。俺はよ『アリーナ』って所から
『証人保護プログラム』ってのを受けてるって言った所で。
お前は信じるかも知れないけど、三枝の嬢ちゃん。
あんたにとっちゃあ、行きずりの俺の過去が胡散臭くて
作り話にしか聞こえないだろ? ……ってか、嬢ちゃん。
『普通の人には見えない力』とか持ってたり?」

 苦笑い気味に、ヤジが三枝に聞いてきた。小林も、目線を
貴方のほうに向けてくる。

402 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 21:35:02
>>401

アリーナ、証人保護プログラム。
聞いたことのない言葉です。
難しすぎて分かりませんでした。

「普通の人には見えない力ですか」

それは持っています。
きっと『墓堀人』のことだと思います。
でも、『恐竜人』を持っているスズさんの言葉を思い出しました。

『……そうなると、あまり見せびらかすのは不味いな、これは』

この前お話したスズさんは、そう言っていました。
だから、すぐに見せたりするのはよくないと反省しました。

「それは何ですか?」

首を傾げて、宮田さんと小林さんに聞いてみます。
確認は大切です。
もしかすると、違う力のことを言っているのかもしれません。

403 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 21:44:42
>>402

小林「……そうだね。今日は凄く冷える
暖かいものは、どうですか?」

貴方の質問に、違った質疑応答が返された。
はぐらかすつもりなのか? と邪推する前に小林は腰にある
野球ボールサイズの水槽らしきものを出した……。

「マスカットティー ココア コーヒー お茶
どれが好きなのでも、御ひとつ」

 ……その中の一つを注文すると、小林がおもむろに
携行していたカップに水槽のボールを近づけた。

        シュン  チャポンッ!

 ! 水槽が解除されると、湯気が漂う。今淹れたばかり
らしい飲料水が瞬時に現れた。

小林「私は、液体をボール状に閉じ込める力を持ってるんですよ。
インスタント飲料水が入用の時は重宝しますが……元となる飲み物は
別個でいったん用意すべきですし」

 そこまで便利とは言えませんけどね、と小林は説明をした。

404 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 22:16:56
>>403

「いただきます」

ココアをもらいました。
飲みます。
温かいです。

「――凄いです」

素直に感想を言いました。
スズさんの『恐竜人』も凄いですが、小林さんの『水槽』も凄いと思います。

《………………》

いつの間にか、足元に人影が座り込んでいます。
フードを目深に被っていて、表情は見えません。
杖のように立てたシャベルを両手で掴んでいます。

   スウッ

人影が幽鬼のように立ち上がりました。
立てていたシャベルを肩に担ぎました。
その姿は『墓堀人』のように見えます。

「ココアをもらったお礼です」

「喜んでもらえたら嬉しいです」

   ペコリ

頭を下げます。
『墓堀人』も同じようにお辞儀をしました。

405 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 22:22:49
>>404

「いえいえ、これ位の事は何でもありません」

ヤジ「ん? ……あぁ、発現してんのか」

「こう言う時、話しに入れなくなるのは 少々気まずく感じる事は?」

ヤジ「なーに。ジョーが誰かと知り合う切っ掛けの呼び水になるんだ。
別に感謝と思ってくれるんなら、何時かどっかでスタンドアイテムを
オープンする店舗でも出来たら、見えるアイテムでもプレゼントしてくれよ」

「考えてはおくよ……三枝さんの、そちらの名前を伺っても?」

『ヤジ』は、どうやら一般人のようだ。スタンドが見えてない

小林は、貴方のスタンドの名を聞きたいようだ。

406 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 22:44:45
>>405

《『イッツ・ナウ』――》
               
               《――『オア・ネヴァー』》
         
    《そういう名前の『墓堀人』です》

フードを被った『墓堀人』が、自分の名前を名乗ります。
名前を聞かれたら答えるのが礼儀です。

「小林さんは『妖甘さん』ですか?」

「それとも『道具屋さん』ですか?」

「僕は『妖甘さん』です」

スズさんは『道具屋さん』でした。
小林さんはどっちでしょうか。
『同じ人』なので、ちょっとだけ気になりました。

「よかったら、小林さんの『水槽』のお名前も教えてください」

質問が多い気がします。
欲張るのはいけないことです。
これからは気を付けようと思います。

407 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 22:51:31
>>406

「『今この好機を逃すな』……ですか
少々不思議な御縁がありますね。『リヴィング・イン・モーメント』
 『今この瞬間を生きる』と言うのが、私のスタンドです」

 「私は、『音仙』と呼ばれる場所でスタンドを承りました。
道具屋? 妖甘?」

ヤジ「結構、この街には色んな供与者が居るようだからな。
その内の一つだろ」

 「成程ね……」

親友の言葉に相槌をうつ小林。三枝の複数の質問に気分を害した様子はない

「いえ、私も楽しいですから お構いなく。
供与者とは沢山いるものなのですね……何時か、他の方とも
お話すれば、私の啓蒙も深まり 視野も広がれば良いのですが……」

408 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』 :2019/01/06(日) 23:28:16
>>407

「本当です」

「もしかしたら心の中が似てるのかもしれません」

「見た目はあんまり似てないですけど」

小林さんを見上げます。
この前計った時は150cmでした。
小林さんは随分大きいです。

《こっちの姿も全然違います》

『墓堀人』が口を開きます。
『水槽』とは似ても似つかない姿だと思います。
何となく、面白いと感じました。

「『音仙さん』ですか」

「他にもいたのは知らなかったです」

また違う名前が出てきました。
思ったよりもたくさんいるみたいです。
驚きました。

「『同じ人』に会ったのは、小林さんで二人目です」

「小林さんはたくさんの人に会ってるんですか?」

「――凄いです」

409 小林『リヴィング・イン・モーメント』 :2019/01/06(日) 23:39:31
>>408(おつきあい有難うございました。ここで〆させて頂きます)

「以前、温泉旅行に言った時は。プロレスラーの方で
よく喋る外交的なスタンドの持つ方が」

「もう一人は同じく人型スタンドを持つ方がいましたね。
アレは寡黙な方でした」

他にも、海岸沿いで見かけた方や。合コンと言う特殊な中では
多くのスタンド使いも見かけた。

 ありとあらゆる経験が、私の糧となる。それを苗床に
いつか花咲けば 私も一人前な作家とも胸張れる文章を書けるのだろうか?

「私もまだまだ若輩者です」

「これから、三枝さんが この街を練り歩けば
私以上の出会いを 経験を積み重ねるでしょう」

彼女へ目線を合わせるように屈みこみつつ告げる。

「その時は、また一緒に街でココアでも飲みかわしましょう
此処は冷える場所ですから、店内にでもね」

ヤジ「おぅおぅ、そりゃジョーにしちゃあ気が利くぜ!
何かあれば、俺達を頼ってくれよ三枝の嬢ちゃん。
俺達は『ジョジョ』を目指す者!
 何時だって、困った時は手助けするからよ」

 黄金の精神を追う二人組みは、貴方と出会う。

この交錯は、いずれまた新たな出会いの契機を作り上げる入口なのかも
知れないし、違うかも知れない。
 ただ、年は明けたばかり。これからの道筋は未だ誰にもわからない

410 『三つで答えな 殺人犯を』 :2019/01/21(月) 12:56:40
(※先着一名のみ。能力詳細とかいりません)

「ぜってー チャラ男だよ、このチャラ男だって!」

「いや、隣にいる女じゃないの?」

・・・星見スカイモール 展望楼塔高層エリアには若者の財布に優しい
フードコートが存在している。その一角で、何やら若い男女達が
わいわいと話しているのが聞こえる。

「まぁまぁ、質問は『三つ』だって事は理解して貰えてるよな?
それ以外は何も答えない。賞金は予め決めた通り三万だ」

 「前もって確認するが、後だしで犯人が代わっても問題ない
形式だったら、どうなるかわかってるな?」

「おぉ 怖い怖い。大丈夫だよ、ちゃんと推理に基づいたものだからさ
――さぁ 星見町で我こそはと言う頭脳明晰 灰色の頭脳の皆さま!
 冬山の仲睦まじきサークルで起きた殺人事件の真犯人!
それを、一枚の写真と三つの質問で答えた方には早い者勝ちで
三万を支払いましょう!」

何やら、結構スケールの大きい催しを勝手にフードコーナーで
している若者がいるようだ。

411 宗海『エトセトラ』 :2019/01/21(月) 18:26:00
>>410
「ん?」

買い物の途中で人混みを見つけた。
何事だろうかと、近づいてみる。

412 『三つで答えな 殺人犯を』 :2019/01/22(火) 09:52:35
>>411(参加受理)

フードコートの隅で、フレンチなり色々と各自好みのものを
食べてる若者達の中心で、サングラスをかけてる洒落た三日月の
ルアーのようなブレスレットを身に着けてる男子がニヤニヤと
一枚の写真を机に置いて喋っており、それに円陣を組んで他の者達も
覗き込んでいる。貴方に気付いた一人が声をかけた。

「お? あんたも飛び入り参加希望? まぁ、ちょっとこいつの
クイズを聞いてみてよ。それにちゃんと答えられたら三万贈呈だって」

どうやら、ある程度大金をかけたクイズイベントのようだ。
問題を提出してる若者も貴方に気付き、ニヤッとしつつクイズを始めた。

「よぉ、チャレンジャーさん。それじゃあ改めて問題を説明始めるぜ。
これは数年前に星見町の隣接した町の〇〇大学の登山サークルで実際に
起きたって言われる事件の事である。
 そのサークルが冬山に登った後、宿泊してる山施設で事件が起こった。
切っ掛けは、所謂痴情の縺れってやつ。犯行現場も、サークルメンバーと
関係のない奴が殺人の瞬間を目撃した事で直ぐに逮捕された。
 それじゃあ、こっからが肝心だ。
その殺人の犯人を、登山達成の記念写真から割り出してくれ」

周りの仲間たちは、無理だろ どんだけ難問なのさと口々に勝手に
感想を言い合っている。写真には大まかな特徴として

・人以外の風景としては、かなり吹雪く絶景の冬山頂上。
・左から 肩を組んで仲良く写る女性二人 それに強い視線を送るチャラ男
カップルらしき男女一組 大柄なポーズを決める男 少々目つきの危ない女

と、言うのが登山頂上達成した瞬間に写したものだった。

「それじゃあ、この写真から犯人を割り出してくれ。……おっと!
殺されたのは、左端の仲良さそうな女子二人の内の一人だ。
  因みに死因は、突き飛ばされた事による脳挫傷。
これが普通の場所なら、直ぐに病院に搬送すれば助かったんだけどねぇ」

犯人からすりゃ、過失致死傷罪って奴さ。と同情する感じで付け加えるが
そんな態度を関知せぬ様子で、周りの仲間は こんな写真からじゃ
特定出来ないだろうと口々に文句が上げられている。

「こんな写真じゃ無理に決まってるじゃん。犯行現場の写真とかじゃないし」

「だから、質問を『三つ』までOKだ。〇〇が犯人ですか? って質問も
当然受け付ける。ただし、飛び入り参加者限定だ。お前らは駄目だ」

「チッ……本当に答え合わせで、ちゃんとしたものだって納得出来るだろうな?」

「ちゃんと頭を捻ればな」

仲間同士で軽口を叩き合い、出題者は自信に満ちた顔で貴方に再度
挑戦的な笑みを浮かべる。

ルールは簡単。写真から真犯人が誰かを割り当てる。
殺されたのは、仲が良さそうな女性一組の内の一人。動機は
痴情の縺れと言う事から、犯人には恋人がいたか、被害者に
告白を迫って断られたりしたのかも知れない。

……出題者が、自信に満ちてる事からも相当に難問そうだ。
彼の言う通り、消去法と勘だけでは犯人を当てる事は難しいだろう。

413 宗海『エトセトラ』 :2019/01/22(火) 20:33:02
>>412
「よろしいかしら?」

群衆の中心にいる男性へ声を掛ける。
濃紺のダッフルコートを身に纏い、スクールバッグを肩掛けした、
いかにも『学校帰り』といった恰好だ。

「ルールの確認としての『質問』なのだけれど、

 『はい』か『いいえ』で答えられる、質問のみが許される。
 ……そうじゃないと、ゲームとして成立しませんよね?」

唇に薄い笑みを乗せ、気取らない仕草で問い掛ける。
先程の会話では、ハッキリとは言及されていないが、
この手のゲームの『お約束』として、ほぼ間違いないだろう。

    「(大学のちょっとした同好会、かしらね。
      ……折角だから、少しだけ付き合ってみましょうか。)」

不平を漏らす観客達を尻目に、ほくそ笑む。
回りくどい表現もあるが、それは問題の『前提』を隠すためだろう。
余計な情報に紛れさせて、回答者に有利な『ヒント』が隠されている。

   「(この事件、死因は『突飛ばし』による『脳挫傷』、
    そして、『過失致傷罪』だと出題者は口にした。
     ……この時点で、『共犯』は有り得ません。

     示し合わせて『犯行』に及ぶなら、『殺意』の証明に他ならない。
     つまり、その時点で『殺人罪』として、出題者は語るはず。
     答えを知る『神の声』で語る以上、これを『事実』であるとみなし、
     ―――――『犯人』は『単独犯』、つまりはおおよそで『7パターン』に絞られる……)」

唯一のヒントであり、徹底した探りが許されてる『写真』をじっと見つめる。
具体的には『順番』だ。『カップルらしき男女』は、どちらが『左側』か。

414 『三つで答えな 殺人犯を』 :2019/01/22(火) 21:23:16
>>413

>『はい』か『いいえ』で答えられる、質問のみが許される。
>……そうじゃないと、ゲームとして成立しませんよね?

「最初の『質問』としては、その回答は『はい』だ。残りの質問権利は二回」

「おいっ」ゲシッ

「痛っ! 何だよ、ちょっとした可愛らしいジョークじゃん
はいはい、真面目にやるよ。そりゃあ、この手の質問で
犯人の名前は? って聞かれて、俺が馬鹿正直に山田 太郎ですって
言ったら、もう名前からの連想ゲームじゃん」

隣にいた仲間に軽くツッコミの蹴りを受けた膝をさすりつつ
軽そうな口調で、貴方のルールの条件を明確化する。
ウミガメのスープとか同様、YESorNOの思考ゲームらしい。
あと当たり前だが、質問権利は三回ちゃんと残っている。

貴方は写真を細やかに観察する。冬山を登るのだから当然の事だが全員防寒着。
左側より、少しギャル風の女と 黒髪で人受けしそうな顔の女が肩を組んでる。
出題者は、その黒髪の女が被害者だと語った。
次に、金髪で防寒具越しにもアクセサリーが耳や首に見え隠れする男が
品定めするように目線を二人の女のほうに向けてる。その視線の先は
被害者かも知れないし、もう片方の可能性もありそうだ。
次に貴方が注視するカップル。
左側に日焼けした男がピースをしており、その腕に寄りかかって同じく
舌を出して笑ってる女も一緒のポーズをとってる。女は写真の右側にいる。

写真の中で一番図体が大きい男はボディビルダーか、それに近い趣味を
持ってるのがマッスルポーズを強調してる。そして右端には
少し目つきの悪い女が、余り楽しくなさそうな顔で映っていた。

「どうだい  質問は決まった? 『良い質問』を期待してるぜ」

出題するグラサンの男性は、貴方の回答を楽しそうにニヤッと待ち受けている。

415 宗海『エトセトラ』 :2019/01/22(火) 22:07:13
>>414
>「最初の『質問』としては、その回答は『はい』だ。残りの質問権利は二回」

      「えっ!?」

『スクールバッグ』内に『エトセトラA〜V』を発現。
バッグ内にある『純アルミ製』の『ヒートシンク』を――――

>「おいっ」ゲシッ

      「……ああ〜〜〜〜ッッ、びっくりした。

        .私、身体が弱い方ですから、
       .あまり脅かさないでくださいね?」

『エトセトラA〜V』を解除する。
そう、唯の『ゲーム』なのだから、スタンドが必要なはずがない。
ついうっかり、不幸な事故を起こしてしまうところだった……。

気を取り直して、『写真』の観察を終える。
正確に言えば、『観察』ではない。『ラベリング』だ。

      「この『写真』、別にどうしてもいいのでしょう?」

スクールバッグの中から『スケジュール手帳』を取り出し、
裏表紙に用意された『日付シール』を引き抜く。

      「『誰』がどうなんて解りにくいですから、
       こうやって、『ナンバリング』させて頂きます。

       左から、ネオギャルが『1番』、被害者が『2番』、
       アクセの男性が『3番』、日焼けの男性が『4番』、
       ベロっ娘が『5番』、マッチョが『6番』、不機嫌さんが『7番』」

      「―――――それと、『カヤの外』は可哀そうですし、
       『カメラマン』の方も『0番』にして、仲間に入れてあげましょうね」

目に入った特徴を淡々と述べながら、次々にシールを貼っていく。
『奇数』が『4人』、『偶数』が『4人』。作業を終えたのを確認し、一息つく。

      「――――では、質問を。

       『1.犯人に張られたラベルに書かれた数字は偶数ですか?』」

質問を省けば『貼られたラベルの枚数』を回答されかねない。
ゆっくりと、しかし『理』を押し付けるような、朗とした口調で問い掛ける。

416 『三つで答えな 殺人犯を』 :2019/01/22(火) 22:36:10
>>415

>ああ〜〜〜〜ッッ、びっくりした。

「はははっ! 驚いてくれたようなら、何よりっ」

「性格悪いんだよ、お前は」

宗海のリアクションを、お気に召したように笑う男性は
中々良い性格をしてるようだ。

>誰』がどうなんて解りにくいですから、
>こうやって、『ナンバリング』させて頂きます。

「あぁ、あぁ。構わないぜ 焼き増ししたのもあるし、幾らでも
好きなように加工してくれ」

>――それと、『カヤの外』は可哀そうですし
>『カメラマン』の方も『0番』に

『――ぁ』

「……ちっ」

貴方の言葉に、囲んで各自誰か犯人か考えていた者達も少しハッとした
顔つきになる。出題者の男も、余裕そうな笑みを消して露骨な舌打ちをした。

>1.犯人に張られたラベルに書かれた数字は偶数ですか?
 
「……『YES』 0、2、4、6の中に犯人はいるぜ。
――『見事』だ。くれてやる」

最初の質問だけだが、出題者は既に理解していた。
こうなれば、被害者を除けば残り三名。カメラマン、カップルの日焼け男
そしてマッチョの男だけが容疑者となる。残る回答権利は二つ……
消去法でも十分通用するのだ。出題者の敗北は明らかだから

「…………俺からも質問させてくれよ。
あんた、この手の問題を以前にもした事ある?」

「そして、あんたの予想では……いや、十中八九カメラマンだって
解ってそうな面してるから、こう聞くが。
あんたの想像では、カメラマンは何が動機で被害者を結果的に殺したと思う?」

三万を貴方のほうに滑らすように渡しつつ出題者は尋ねてきた。

417 宗海『エトセトラ』 :2019/01/22(火) 23:13:50
>>416
空気の変化を如実に感じる。
『詰み』の質問だから、出題者は容易く『投了』をした。
『写真』に触れていた手を両膝に置いて、静かに一礼をする。

     「では、折角ですから。
      頂いたお金は『ひなどり募金』に寄贈させて頂きます。

      本当、可哀想ですよね。
      国有の土地に『相談所』を建てるだけで、
      心の狭い『富裕層』に邪魔立てされるなんて――――」

手渡された『三万円』を恭しくも両手で受け取り、
手帳に挟み込みながら、出題者からの『質問』に耳を傾ける。

     「そう、ですね……。
      『秤』を3回使って『偽貨』を暴くクイズですとか、
      そういったものが近いのかしら。

      昔から『入院』が長くて、
      患者のおばあさんから貰う『懸賞雑誌』に、
      色々な知恵比べパズルが載っていたのよ」

此方の質問は当たり前のように答えられる。
淀みのない声調で語り掛け、静かに微笑んだ。

     「そうね。……『地上の縺れ』なのでしょう?

      この吹雪では、雪原に『カメラ』を設置しても、
      シャッターチャンスを『遠隔』で計るのは難しい。

      私はシャトルランが『10回』も出来ないくらい、『体力』がないから、
      真冬の登山なんて、……見ただけでも怖気が走るわ。

      それでも、『カメラマン』が登頂記念の写真に映らなかったのは、
      ――――愉しそうな彼女がいる『空間』を残したかったから、かしらね」

本当に『事件』があったから解らない。
だから、『核心』には触れず、一人だけ省かれた『集合写真』に思いを馳せた。
省かれたのではなく、自ら身を引いた、と信じるかのように。

      「――――それだけ、よ。
       細かい『動機』なんて解らなかったけれど、
       彼は、この場では『見る側』を選んだから、と」

      「これでいいかしら。
       無理に『動機』を当てはめるのは、趣味じゃないの」

手帳をスクールバッグに滑り込ませ、そっと立ち上がる。

418 『三つで答えな 殺人犯を』 :2019/01/22(火) 23:32:45
>>417(有難う御座いました。またいずれ、別の舞台での活躍を)

「――プッ   ははははっ!! あははははははっ!!」

あははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははっっっ!!!!!


宗海の言葉に静かに耳を傾け、彼女が立ち去ったのを視認して
暫くの間の後に、出題者は大爆笑した。
笑いの洪水だ。喧しい筈で、他の客にも迷惑になるのに関わらず
『不思議と』誰も注意しようとしない。

「して、やられたじゃないか? あんな小娘に完全敗北に関わらず
どう言う風の吹きまわしだ?」

「ぷっ くくくっ!! ふっ ぷっ っく……!
いや、失礼失礼! 余りに完敗でツボに入っちゃったよ!
それでも、彼女は最後の最後に真の凶悪犯を当てれなかっただろ?
 ――『エクリプス』って言う、僕ら今世紀最悪の存在をさっ!」

自信満々の宣言に、再度鋭い蹴りが襲う。

「出題と全く関係ないだろ」

「痛いっ!! ったく、もっと人生を愉しもうよ!
公園の砂場で、城を作る時も 必死で半日作ったソレを足で踏み潰す時も
盛大に笑って 嗤って 哂って愉しむ 楽しむ 娯(たのしむ)!
これから、もっともーーーっと愉快な事を巻き起こすんだから!」

「前半後半の与太話は置いといて、まあ これからが私達の本領発揮」

「――『予言』を元に この街に破滅を」

「――『工場』を下に この街に崩壊を」

「――『弓矢』を基に この街に再生を」

 『それじゃあ 始めよう 始めようっ 始めよう!』

……若者達は去る。騒いでいた彼らを視界に入れていた群衆は
今日を過ぎれば、彼等の姿形を記憶に残すものは誰一人おらずカメラ等の
記録にも残る事はなかった。

ただ、一人 正しい回答をした貴方(宗海)以外に……

419 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/12(火) 00:44:05

一つの人影が、音もなくベンチに腰を下ろす。
黒い帽子と喪服を身に纏った細身の女。
手にしたハンドバッグを、おもむろに開く。

  「――あっ……」

うっかり手を滑らせ、口の開いたバッグを床に落としてしまった。
細々とした中身が足元に散乱する。
その場から立ち上がり、身を屈めて小物を拾い集める。

420 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/12(火) 01:26:42
>>419

ベンチからやや離れた壁際から・・・

            トコ トコ

   スッ

「…………小石川サン」

近付いて来て、小物を拾いだしたのは『稗田恋姫』。

           「えひ……手伝うぜ」
 
   サッサッ

前に会った時とは違い、全身冬服装備で固めていた。
その手にはゲームセンターのものらしき『景品袋』がある。

421 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/12(火) 01:27:16
>>420(メール欄消し忘れです)

422 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/12(火) 01:55:10
>>420

声に気付いて、そちらに向き直る。
その顔には見覚えがあった。
何度か出会ったことのある、桜色の瞳の少女。

  「稗田さん――」

  「ありがとうございます」

穏やかな微笑みと共に、会釈を返す。
元々、それほど物は多くなかった。
それらを拾うのに、長い時間はかからない。

  「――……」

ベンチの下に転がっていた包帯を拾い上げ、顔を上げた。
それから、不安げな視線で辺りを見回す。
大事なものが見当たらなかった。
少女は気付くかもしれない。
ベンチの脚の陰に、木製の鞘に収まった果物ナイフが落ちていた。

423 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/12(火) 10:13:38
>>422

「えひ、気にすんなし…………
 知り合い……が物落としてたら、
 拾うのは常識的に考えて普通だし……ほら」

         サッサッ

それなりに手際よく拾い集め、
小石川に渡していく恋姫。

「……ん」

あらかた拾い終えたと思ったのだが……

「なんかまだある感じか……おっ。これじゃない?」

         スッ ・・・

「なんだこれ…………?」

ベンチの陰に、もう一つ何かあるようだった。
それを拾って……小石川に渡すために持ち上げる。

「うおっ、ナイフか……!? 事件の予感……!
 ……なんてな、えひ。これも小石川サンのだろ?
 あー、マイ箸とかの流れってやつなのかな……?
 鞘に入ってるとか本格的ぃ……名刀っぽいぜ」

         「…………はいこれ」

・・・もしあったとしても、その刃の意味を、
小石川の人柄とすぐに結び付けられはしないだろう。

やや疑問符を浮かべながらも、陰気な笑みと共に手渡す。

424 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/12(火) 19:45:54
>>423

持ち上げられたナイフに視線を向ける。
その瞳の奥には、大きな安堵の感情があった。
差し出されるナイフに向かって静かに手を伸ばす。

  「ええ、とても大事なものです……」

          スッ

  「ありがとう――ございます」

果物ナイフを受け取って、バッグの中にしまう。
他には、もう落ちているものはない。
それで最後だったようだ。

  「お陰様で助かりました」

  「もっとしっかりしないといけませんね」

        クス

ベンチに座り直し、少女に笑いかける。
その表情に浮かぶのは、どこか陰の残る微笑み。
ただ、思いがけず知人と出会えたことで、その陰も今は少しばかり薄れていた。

425 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/12(火) 22:52:00
>>424

「あ……そーなの……なんか高そうだもんな」

(…………つーか、銃刀法とか大丈夫なのか?
 いや、そんなにデカイわけではないか……でも、
 マイナイフ……って、普通持ってるもんなのか?
 マイ箸とかですら持つ気しないんだけど……
 小石川サン……潔癖症のケあったりすんのかな)

恋姫は『大人』に憧れる気持ちが薄い。
化粧の仕方もなんとなくしか分かっていないし、
カバンに何を入れるべきかも、考えていない。

「えひ、十分しっかりしてそうだけど……
 小石川サン、意外と抜けてたりすんの……?
 物めっちゃ落とすとか……? ギャップだな……」

凶刃の真意にはもちろん気付かないまま、
別の『へんな印象』を抱きつつナイフを返す。

「よいしょ…………」

            ドサドサ

同じベンチの、やや離れた位置に腰掛け荷物を下ろす。

「あ、そういえば何してたの…………買い物帰りとか?」

426 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/13(水) 00:08:58
>>425

ナイフを持ち歩く人間は、きっと少ないだろう。
そして、それは良いことではないと思う。
それでも、自分にとってなくてはならないものなのも確かだった。

  「時々……散歩の途中で道に迷ってしまうこともあります」

  「――失敗するのは珍しくありませんよ……」

        ……ニコ

  「ええ、新しくできたお店に……」

傍らに置いていた小さな紙袋を、軽く持ち上げる。
ロゴの入ったアロマテラピー専門店の袋だった。
そこから、ラベルの貼られた小さな瓶を取り出す。

  「――ラベンダーのオイルです」

  「私は、この香りが好きなもので……」

  「とてもリラックスできますから……」

おもむろに蓋を外すと、芳しい香りが辺りに漂う。
フローラル調の柔らかな芳香。
この香りに包まれていると、気持ちが落ち着く。

  「――稗田さんもお買い物ですか?」

まもなく蓋を閉じて、アロマオイルの瓶を袋に戻す。
それから少女の持つ袋に視線を向けた。
それが景品であることまでは分かっていない。

427 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/13(水) 00:33:53
>>426

「へぇ……なんか想像したら面白いな」

         ニタ…

「『地図アプリ』とか使っても迷っちゃうの?」

『しっかりした大人』にもおかしな面はある。
それは分かっていても、イメージが繋がらない。

「というか小石川サン、ラベンダー好きだな。
 ……えひ、まあ、似合うんだけどさ……
 このニオイ=小石川サンってイメージになってきた」

ラベンダーの芳香は普段から嗅ぐものではないが、
小石川と遭遇するたびに違う形で嗅いでいる気がする。

「僕も『アロマキャンドル』とか……たまに、買うし。
 こういうの、結構好きだ……今日は買い物じゃないけど」

            ガサガサ

「…………ゲーセン行ってたんだ」

袋の中にはよく分からない『箱』が入っている。

「プライズ……あー、UFOキャッチャーが、ここは多いから」

          「……結構調整はハードなんだけど、
            ここにしかないヤツもあるんだよね」

428 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/13(水) 01:22:06
>>427

ゲームセンターという場所には、あまり馴染みがない。
それもあり、やや不思議そうに箱を見つめた。
失礼に当たらないかという考えが浮かび、緩やかに視線を外す。

  「稗田さんは、お上手なんですね……」

  「――私も小さい頃に挑戦したことがありました」

  「……大きなぬいぐるみが欲しかったんです」

           クス

  「でも……ほんの少し動いただけでした」

幼少期の一幕を思い出す。
あれはデパートの店内だっただろうか。
忙しかった父が、珍しく遠出に連れていってくれたのが嬉しかったことを覚えている。

  「――コツがあるのですか……?」

  「それを聞いたら……私も上手くなれるでしょうか?」

少しばかり冗談めいた口調で告げる。
口元には穏やかな微笑があった。
それは、知人との会話を心から楽しんでいる表情だった。

429 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/13(水) 03:04:13
>>428

「小さい人形とかは取りやすいんだけど……今日は大物だった」

箱の上面には『アニメキャラ』風の絵が描いていた。
恋姫もそれについて、あえて説明をする気はなさそうだ。

「まあ……僕もプロとかじゃないけど……
 ゲーセン通ってたらエンカするの避けて通れないし……
 UFOキャッチャーも……素人じゃあないぜ」

        ニヤ

「コツは……うーん、取れそうな台探す事だから、
 あと課金額? なんというか、もともこも無い訳だけど」

          「えひ」

あまり詳しいというわけでもないので、
あいまいなアドバイスだけして袋を閉じた。

「でかいの取れた事たまにあるけど……
 なんだろうな、なんか……急にぽろっと取れるんだよな」

        「アーム……途中から強くなったりしてるのかもな。
         ……そういう『都市伝説』もあるくらいなわけだし」

430 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/13(水) 22:49:19
>>429

  「……選び方ですか」

  「新鮮な野菜にも見分け方があります……」

  「――同じですね」

      ニコ……

彼女と自分は違う人間であり、歩んできた道筋や生活範囲は異なる。
ただ、その中には共通する部分が垣間見えることもある。
それを見つけられることは、きっと楽しいことなのだと思う。

  「私の実家は……トマト農園なんです」

  「――ジャムやジュースも作っていますよ」

  「私も学生の頃は手伝いを……」

それは、クレーンゲームの記憶よりも少し近い時代の記憶。
自分自身が、隣に座る少女と同じくらいの年齢だった頃のこと。
泥に汚れながら、忙しく立ち働く父の仕事を手伝っていた。

  「あ……ごめんなさい」

  「私ばかり話してしまいましたね……」

  「昔の懐かしいことを思い出してしまったもので……」

431 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/13(水) 23:07:07
>>430

「『収獲』しどきの目利きってやつだな……野菜?
 ラベンダーは知ってたけど……へえ、トマト農家……」

なんだか意外な感じだった。
恋姫的にも『農家』は大事な仕事だと思うが、
小石川のどこか垢抜けたイメージとは違うように思えた。

「前は僕も自分語りした気がするし……
 えひ、ここはおあいこってことでひとつ」

他人の人生に深い興味はない。
自分の人生だけでせいいっぱいだ。

だが、聴かせてくれる分には、面白い。

「というか……トマトジュースは分かるけど、
 トマトジャムって……『ケチャップ』じゃね」

「えひ、情弱でわるいんだが……
 やっぱり……ジャムの方は甘かったりするの?」

        「トマトトークもうちょい聞かせてくれよ」

特に農業なんていうのは全く知らない話だし……
動画サイトやネット番組で『ドキュメンタリー』を見るような好奇心はある。

432 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/14(木) 00:06:47
>>431

  「――ええ、喜んで……」

        クス

  「トマトのジャムは甘いんです」

  「グラニュー糖やレモン汁を入れるので……」

  「酸味があるので普通のジャムとは少し違いますが、美味しいですよ」

どちらかというと、自分は街育ちではなかった。
客観的に比較すると、田舎で育った方なのだろうと思う。
街の暮らしに慣れたのは、今は亡き『彼』の影響が大きい。

  「――他には……フルーツトマトも育てています」

  「肥料や水分量を減らすと、普通よりも粒の小さなトマトができるんです」

  「その代わりに栄養が凝縮されて、イチゴよりも甘いトマトになるんですよ」

普段よりも、いくらか饒舌に言葉を続ける。
農園の娘として生まれたこともあり、何かを育てることは昔から好きだった。
趣味で行うラベンダーの栽培も、幼少期の経験が関わっているのかもしれない。

  「何だか……たくさん喋ってしまいました」

         ニコ……

  「――楽しんでいただけましたか?」

433 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/14(木) 00:33:49
>>432

「へぇ……ちょっと興味出て来たわ。
 僕、どっちかというと辛党だけどさ。
 ……ジャムとかフルーツトマトとか、
 甘いトマトってのは面白そうだな……」

(まあ、そこまでして食いたいとは思わんけど……
 小石川サン、楽しそうだし……えひ、空気読んどこ)

       (…………でも、どんな味なんだ?
         もしかして『ダイマ』されちゃったか……)

意外にノリノリな小石川のトマトトークを聴き、
多少なり興味を煽られる恋姫だった。
ちなみに、トマト自体は特別好きでも嫌いでもない。
甘い物……それこそジャムなどは好きではないのだが。

「楽しかったよ……えひ、まじでギャップって感じ。
 トマトにめっちゃ詳しい知り合い、他にいないし…………」

「……僕もなんか語りたいとこだけど、今日はこの後用事あるんだよね」

腕時計に視線を向ける。ゲームキャラらしきデザインだ。

「また今度聞かせてやんよ。……まあ、いやじゃなければ……だけどさ」

434 小石川文子『スーサイド・ライフ』 :2019/02/14(木) 01:18:22
>>433

  「――はい」

  「またお話できる時を楽しみにしていますね……」

      ニコ

少女――稗田恋姫とは、これまで何度か顔を合わせてきた。
それらは偶然ではあったけれど、嬉しい偶然だった。
彼女との会話は、いつも楽しいものだったから。

  「その時は――景品の取り方を教えてくれますか?」

      クス

ほんの少し冗談めかした、やや明るめの微笑を少女に向ける。
そして、立ち去るらしい彼女に合わせてベンチから立ち上がった。
少女を見送るために、深く頭を下げる。

  「……ありがとうございました」

  「――また、いつか……」

435 稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』 :2019/02/14(木) 01:26:48
>>434

「ん…………勉強しとくよ」

       ザッ

「取りやすい台とか……色々な」

          トコトコ

ベンチから立ち上がり、2歩歩いて振り返る。

「んじゃ、またな……小石川サン」

            「……あ」

「……ナイフ、警官が見てるとことかで落とすなよな。えひ」

冗談のつもりでそんなことを言って、恋姫はエレベーターへ去った。


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