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【場】『 大通り ―星見街道― 』
704
:
彩木ミサオ『レインボウ』
:2019/05/13(月) 22:02:27
>>703
「…………?」
一寸遅れてビル壁の方を振り向く。
ミサオのアートの色彩にかき消されそうに薄い『影』だが、
呼びかけてくるような存在感を一瞬感じてしまったのだ。
「手癖とか、偶然で付けちゃった模様?」
「なるほど……本当に『意図』はナシ。
ボクは第一印象であのシルエットが『キミ』そっくりなように受け取った。
偏見と前提知識次第……受け手は、見たいように見るってことか……」
ウン ウン
「あそこの描きかけアートも同じだね。
新鮮さを覚える人もいれば、古典の安っぽいパロディと受け取る人もいる。
突き詰めれば、キミの『影』やラテアートのネコちゃんと同じ――――」
コトバ カタロ
「どれだけ『色』を尽くして饒舌に描こうとも、真の共感とは幻想のようなもの。
アーティストは有名・無名・どのジャンルでも本質的に孤独な存在ってワケだ!」
「なら、みんな好きなように描けばいい!『ただ試した』で『あるからそこにある』
結構なことじゃあないか……それで1%でも波長の合う、
『巡り合わせ』があれば儲けものだ!(ズズーッ)――うん、カプチーノで正解」
「泡はちょっと足りなかったけど」
ブジューッ
手品のように右手に『ホイップクリームのスプレー缶』を出現させると、
泡を吸いきったカプチーノの上にクリームを足した。即席ウィンナーコーヒーだ。
「キミも足すかい?『同じ味』は『共感』だ」
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