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【場】『 大通り ―星見街道― 』
439
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
:2018/05/25(金) 00:10:56
>>438
「うまい!!イズミンにザブトンいちまい!!」
こんど使おう、と心の中で思った。
あ、『チョサクケン』とかはらわなきゃダメかな??
まぁ、それはそれとして――。
「ふっふっふっ……。
それをしったら、きっとイズミンもセンセーもびっくりすることまちがいなし。
私の『ドクター・ブラインド』は――」
自信満々に笑いながら、もったいぶってタメを作る。
もちろん『予知能力』なんかじゃない。
「――『耳が超いい』!!」
……いざ声に出してみると、なんだか間抜けだった。
しかし、事実は事実だ。
そして、『ドクター』の真髄は、それだけではない。
「じゃ、わかりやすく。ちょっとだけ『チクッ』とするよ」
『ドクター』が腕を伸ばし、『手術用メス』を思わせる爪で、イズミンの肌に軽く触れる。
ほんの少しだけチクリとするが、持ち前の精密さで傷はほとんど付いていない。
厳密には、ごく薄い引っかき傷ができることになるが、目にはほぼ見えない程度だ。
「――どう???」
イズミンは、すぐに気付くだろう。
普段よりも、周りの『音』や『声』がよく聴こえていることに。
それは、単に聴こえやすくなったというレベルではない。
席に座っていながら、店内に存在するありとあらゆる『音』や『声』が聴き取れるのだ。
一言で言うなら、『超人的』と呼んでもいいだろう。
「ユメミンの『未来予知』の秘密――わかったかな??」
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