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【供】『豊饒の夜』

83 名無しは星を見ていたい :2016/04/10(日) 22:46:32
『名前』
上杉・白夜(うえすぎ・びゃくや)
『ユ メ』
よく見る夢の話をしよう。

コンサートホールに満員の観客が詰め寄せる。
私の音を聞け、と各々の楽器を奏でる優秀なオーケストラ達。
尊厳を放つ指揮者は細い指をゆっくりと動かす。
ボクはそのステージの上にいる。
演者でもなく、指揮者でもなく、ましてやお調子にのった観客でもない。
誰も自分を見ていない、まるで自分などいないように各々の仕事をこなす。
いや…まるで、というのは正しくない。彼らの世界にボクはいない。
でも確かにボクはいる。不安定な、ぐらぐらとした足場に立たされているような心持で。

『イ マ』
20歳。大学生。友達はいない。
大学生活は普通に受けるし、普通にサボる。
性格は決してよくはない。卑屈や皮肉を好み、他人の幸せが自分の傷に感じる性質だ。
平坦な生活がどこまでも続くことを確信しているし、熱くなる理由もなく、無気力かといわれればそうだろう。
なにか、人より秀でたものに強く強く憧れて、なにもしないまま日々をすごしている。


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