【矢】『自由の矢』 - 1389613311

10：『マスターニンジャ』：2014/11/18(火) 21:48:19: >>9
　　　　　　すたんどう
オヌシの『忍び耐える道』は『鋼の燕』。
自由自在に空を飛ぶ、その速度は『銃の弾』のようだの。
柔らかき物に衝突した所でその身を損なわぬ程の強度、
肉を嘴でえぐり、翼で断つ事も、さほど難しくは無い事よ。

さて、その小さき『嘴』が咥えるのは何も『餌』のみではない。
『嘴』は『風』を咥え、引きずる事が出来るのだ。
『風』は『燕』の動きに引きずられ、『暴風』となって『燕』を包む。
目にも止まらぬ速さと荒ぶる風の壁、まさに恐るべきと言った所であるが、弱点もある。

一度作ってしまった『暴風』は『燕』にすら制御がままならんと言う事よ。
『風』に流される故、方向を変える事や速度を落とす事もままならん。
無理に『風』に逆らえば、その『暴力』をまさしく『全身』で味わう事になろうな。

『嵐燕』
破壊力：Ｃ　スピード：Ｂ　　射程距離：Ｃ
持続力：Ｃ　精密動作性：Ｃ　成長性：Ｃ
11：名無しさん：2014/11/20(木) 16:44:21: ニンジャになりたい
12：『マスターニンジャ』：2014/11/21(金) 17:26:22: >>11
　　　　　　すたんどう
オヌシの『忍び耐える道』は・・・ふむ。『硝子の烏賊』のようだの。
その感触は不思議なもので、『柔らかき硝子』。
押せばへこむが、切れば弾く。生半可の衝撃では傷もつかん。
『笠』程の大きさ故、頭、肩、腕・・・オヌシの体の様々な部位に『絡み付ける』故、『防具』にもなろう。

この『烏賊』、やはり口より『墨』を吐くかと思うかも知れぬが、吐くのは『墨』ならぬ、『透明そのもの』。
口から飛び出す、水よりもなお滑らかなその『液』は、浴びせた物を『透明』に変えるようだの。
『液』を混ぜれば色水も透明となるし、霧吹きの様に『液』を撒けば煙幕とて見通せる。
形ある物に浴びせれば、その『面』のみが透明となる故、反対側より悟られる事も無し。

『すたんどう』と言えど『液』は無尽蔵で無い故、『水』の準備を怠らん事だの。

『空目烏賊』
破壊力：Ｄ　スピード：Ｃ　　射程距離：Ｃ
持続力：Ｃ　精密動作性：Ｃ　成長性：Ｄ
13：名無しさん：2014/11/23(日) 09:34:17: よろしくおねがいします
14：『マスターニンジャ』：2014/11/28(金) 20:18:22: >>13
　　　　　　すたんどう
オヌシの『忍び耐える道』は、オヌシの右目に宿っておる。
『焼けた鉄』を思わせる赤熱の目。
その目より放たれし『炎』は、当たった『物』に『焼き印』を施すようだの。

『血』を思わせるその『焼き印』は、オヌシが押し付けた『暴力の罰』の証。
そして、その証は同じ罪を二度は許さぬ。
もしそれがもう一度『暴力』を振るったならば――それは瞬く間に『火計』に処される。
棒きれだろうと、鉄の塊だろうと、変わりはせぬ。全て皆、焼け焦げ、屑の塊よ。

『物』は自らは動かぬが、誰かに振るわれたとて『罪』は『罪』。
例えそれが『風』であれ、『人』であれ、『オヌシ』であれ、だ。

『咎火灯』
破壊力：なし　スピード：B 　　射程距離：C
持続力：Ａ　　精密動作性：B　成長性：A