したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

アルミン「クリスタって勉強できないんだね」 ユミル「あ゛?」

1 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/16(金) 01:37:39
アルミン「これまで何度も勉強会してきたんだし、皆の今の実力を見たくて25問のテストしたわけだけど…」

クリスタ「」   ユミル「う゛う゛〜…」
サシャ「」     アニ「…はぁ」

エレン「」    ミカサ「…」
ミーナ「う〜…」

アルミン「あはは…疲れ切ってるね。じゃあ今から採点するから、終わるまで休んでてね?」

-------------------------------------
--------------------
---------

アルミン「さて…それでは発表。合格基準は甘めの40点。ミカサとアニ文句なし。ユミルとミーナ及第点、サシャとエレン惜しかった」

2名無しさん:2014/05/16(金) 01:39:05
SS深夜VIPで書いてきたアルミン・ハーレムSSの続編(3作目)です

★注意★
■カップリング気に入らない人はそっ閉じ推奨
 ※アルクリ、アルアニ、アルサシャ、アルユミ

■登場人物の性格、人間関係など
 これまでのSSの流れもあって絶賛崩壊中
 アル×クリ・ユミ・サシャ・アニのハーレム状態で、女性陣はちょっと色ボケ気味
 今作ではエロシーンの予定あり…多分

■過去作
1)エレン「アルミンが〜♪」ミカサ「アルミンが〜♪」
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/14562/storage/1377187255.html
2)アルミン「とてもお綺麗です」エレン「ありがとうございますですわ」
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1384125659/

3名無しさん:2014/05/16(金) 01:40:20
アルミン「まずミカサは…さすがだね。1問しか間違えてない。間違えたのも、実は事前に伝えた出題範囲じゃない問題だ」
アルミン「予習はしてないけど、習った事はシッカリ覚えてるという事だね」

ミカサ「勉強はしなきゃならないからする。それだけ」

アルミン「アニは、計算問題が苦手かな?方程式の当てはめ方はちゃんと出来てるけど、単純計算を間違えた問題が少しあったよ」
アルミン「でも抽象的な表現が混じる文章問題、単純に記憶力が試される問題は文句なし。読解力や理解力が高い証拠だね」

アニ「…ふふん」

アルミン「ユミルとミーナは、それぞれ苦手な傾向は違うけど全体的にソコソコ正解してる。でも応用問題での間違いが多いかな」
アルミン「基礎はできてるんだし、応用問題は数こなせば理解できるよ?」

ユミル「だって…勉強やりたくねぇし?面倒臭ぇし?」
ミーナ「同感。できる事なら勉強なんてしたくなーい」

4名無しさん:2014/05/16(金) 01:40:59
アルミン「はい、ここまでは合格者への評価です………残った人は、かなり辛辣に評価するよ?」

エレサシャ「「!!」」

アルミン「サシャは…計算と記憶力は問題ないのに、方程式が滅茶苦茶だから計算問題は全滅。それと想像や推測も苦手なのかな?」
アルミン「例えば、この森での巨人索敵・探索行動の問題を『勘』で答えちゃダメだよ。あと嫌な事でも覚えなきゃ、兵士として」

サシャ「…はぁい」

アルミン「エレン…まさか、サシャより低い点数とは思わなかったよ。計算問題は、計算はできるのに当てはめる式が全然違うし…」
アルミン「文章問題は内容ちゃんと理解してるのに答えが…例えば、馬は一定速度という前提なのに『頑張って急がせる』って答えはダメ!」

エレン「ぐっ…」

ミカサ「エレン…次はきっと大丈夫。エレンはやれば出来る子」

5名無しさん:2014/05/16(金) 01:42:17
サシャ「えっへへ〜…わたーしの勝っちで〜すっ♪」

アニ「あんたも不合格だし、エレンと大差ないから」

アルミン「まあエレンとサシャは、ちゃんと習った事を覚えてないだけだね。覚えるべき事を覚えれば、簡単に点数は上がるよ」

エレン「お、おう!」
サシャ「はい!」

アルミン「あとユミル。テストで計算するのも面倒臭がるのはどうなの?そこを直せば、あと2問は正解しただろうに…」

ユミル「だって面倒臭ぇんだもんよぉ」


クリスタ「…」

6名無しさん:2014/05/16(金) 01:43:23
ユミル「………おい」

アルミン「ん?」

ユミル「ほら」(クリスタが悲しそうな顔してんだろ…何でクリスタ無視してんだ)

アルミン「…」



アルミン「クリスタ」

クリスタ「っ!…ひゃいっ?」

アルミン「えーと…」

7名無しさん:2014/05/16(金) 01:44:14
クリスタ「あぅぅ…」

アルミン「あのね…後でクリスタだけ話があるからね?長話じゃないから、お風呂の後にここで、ね?ユミルも一緒に頼むよ」

ユミル「ん、分かった」

アニ「…ちょっと何なのさ?」

サシャ「私たちはのけ者ですか?酷いですよ!ある意味、家族じゃないですか!」(ペットは家族!)

アルミン「ごめん。後で説明するから。できるだけ人に知られたくない話なんだ」

アニ「…そう。後で話してくれるなら別に良いよ」(クリスタ、そんなに悪い結果だったのかね?)

サシャ「仕方ないですねぇ。アルミンの言う事だから従いますよ」

8名無しさん:2014/05/16(金) 01:45:53
ミカサ「か、家族」(まだ子供もいないのに…あ、順番が逆?家族になってから子供?)

エレン「?」(最近のこいつ、家族って言葉に異様な反応するなぁ)

ミーナ「…将来、イェーガー家とアルレルト家に挟まれた幼馴染の美人姐さんになるかもしれない」

ユミル「両隣が和気藹々とした家庭なのに、そこだけ寒々しい女の一人暮らしか」
サシャ「だからって両隣の旦那さんを狙って不倫三昧なんて生活しちゃダメですよ?」

ミーナ「止めてぇぇぇ!想像しちゃったじゃない!まだ決まってもない未来に涙が出そうだわ!」
ミーナ「そもそも!どーして私が独身って前提なの?私、結婚できないのっ?」

皆「「………」」

ミーナ「ちょっとぉ!?」

9名無しさん:2014/05/16(金) 01:47:20
アルミン「まぁとにかく…そういう事で、ね?じゃ、今日はこれで解散!お疲れ〜」

クリスタ「…おつかれぇ」

ユミル「そんな落ち込むなよ。心配すんなって」

サシャ「で、結局…クリスタの結果はどうだったんですかね?」

アニ「…あんた、けっこう残酷だね」(悪かったからクリスタだけ別になったんだろうに…)

ミーナ「ううう…さ、さー、風呂よ!風呂!嫌な事は風呂に入ってサッパリ忘れる!」

エレン「お疲れ!くっそー…まさかサシャに負けるなんてぇ…」(『あいつ』も笑いを堪えてるの丸分かりだったし…くそっ)

ミカサ「アルミン、お疲れ様。ちゃんと勉強すればエレンなら大丈夫」

10 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/16(金) 01:49:15
○○○「お疲れ様、アルミン」

アルミン「…談話室を占拠しちゃって悪かったね、マルコ」

マルコ「まあ前もって皆には言ってあるし?もともと利用者が少ない時間帯だったから問題ないよ」

ジャン「静かにしてれば一緒にいても良いしな……ま、最後は笑いを堪えるのに苦労したけどよ?アイツ、サシャに負けてやんのっ」

アルミン「あはは…このテスト作るの、2人に手伝ってもらって助かったよ。ありがとう」

マルコ「いやぁ、問題を考えるのって自分の勉強にもなるね。ぼくが担当したのは文章問題だけど、自分も以前より理解できてると思う」

ジャン「それは言えてるな…つっても、俺はアルミンとマルコが作った問題をテスト用紙に書き写しただけなんだけどよ」

アルミン「本当に、凄く助かったよ。これは2人にお礼だよ」

11 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/16(金) 01:52:10
ジャン「…何だこれ?」

マルコ「あ、これはアルミンが自分で作ってるっていう飴だね?ありがとう」

アルミン「サシャに良い評価もらってるから味は保証するよ!……サシャには見つからないようにね?」

ジャン「おい…俺のは違うぞ?何で紙なんだよ」

アルミン「ジャンには、さっきのテスト問題だよ。ぜひやってね?書き終わったら採点してあげるから」

ジャン「これのどこがお礼なんだよ!俺にも飴くれよ!何でマルコだけ飴なんだよ!」

アルミン「マルコは一緒に問題を考えたから渡さなかっただけだよ。ジャンは果たして何問正解できるかな?合格点を取ったら飴あげるよ」

ジャン「…っ!ははぁん、そういう事か。面白ぇ…俺の実力を見せてやるぜ!」(エレンと比べようって魂胆だな?)

12 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/16(金) 01:55:50
ここまで、で

13名無しさん:2014/05/16(金) 14:22:46
前作に引き続き期待

14 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:00:06
-------------------------------------
--------------------
---------

アルミン「お待たせ。ゆっくり温まってきた?」

ユミル「おう」

クリスタ「…」

アルミン「クリスタ?」

クリスタ「…」

ユミル「それがなぁ…風呂の中でも、ずーっと落ち込んでたんだよ」

15 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:01:35
アルミン「そうなの?」

クリスタ「…」

ユミル「ほら…なぁ?」(「慰めてやれよ?」)

アルミン「…よしよし」

クリスタ「っ!…うぅぅ…」

アルミン「あれ?」(頭を撫でて慰めたつもりなんだけど…余計に落ち込んじゃった)

ユミル「はぁ…」(撫でられて更に惨めな気分になった、ってとこか)

アルミン「えっと…」

16 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:09:36
ユミル「気にすんな。で、話って?」

アルミン「うん。えっとねぇ…クリスタ?」

クリスタ「…はい」

アルミン「クリスタって勉強できないんだね?」

クリスタ「…っ!」

ユミル「あ゛?てめぇ…クリスタを馬鹿にしてんのか?」

アルミン「文章問題はまだマシだけど…計算問題は最初の1問だけ正解。それ以外は…」

クリスタ「…」

17 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:12:54
ユミル「あー…何だ、その…誰でも調子の良い悪いあるだろ?」

アルミン「いやいや、それ以前の問題だよ」

クリスタ「!!」

ユミル「おい!てっめぇ!いい加減にしろよ?大人しく聞いてりゃあ…」

アルミン「ユミル、黙ってて。最後まで話を聞いてくれ。いいね?」

ユミル「…っ?う…お、おまっ…」

アルミン「ユミル?」

ユミル「〜〜〜〜〜っ」(くそっ!最近ちょっと調子ノリすぎだな…いっぺんガツンと…)

18 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:17:07
アルミン「ねぇ、クリスタ」

クリスタ「…さい」

アルミン「?」

クリスタ「ごめんなさいぃ…」

アルミン「え?」(…泣いてる?)

クリスタ「もっと頑張るからぁ…嫌いにならないでぇ…」

アルミン「ちょ、ちょっと待って。クリスタ?」

クリスタ「ひっ…ひぃっ……ひいぃぃぃんっ」

19 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:27:28
ユミル「…泣かしやがったな?」

アルミン「え?いや…え?え?何これ?どうして?」

クリスタ「びぇぇぇええぇぇんっ!」

ユミル「ブ…ブチのめすっ!!」

アルミン「ちょっと待ってって!何でクリスタ泣いてるのっ?ぼく、別に怒ってないし、責めてもいないのに!!」

ユミル「………何?」

クリスタ「………びぇっ?」

アルミン「他の皆と同じように評価してただけでしょ?」

20 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:35:19
クリスタ「ひっ…ひっく……そう、なの?」

ユミル「そうかぁ?」

アルミン「じゃあ先に言っちゃうけど…クリスタが勉強できないのは、クリスタの頭が悪いからじゃないよ?多分ね」

クリスタ「えっ?」

ユミル「え?そうなのか?私はてっきり…」

クリスタ「……え?」

ユミル「…あっ、いやその…何だ、その……じゃ、じゃあ何でクリスタは座学の成績が悪いんだよ?」

アルミン「ぼくの推測が正しければ…ちゃんと理由はあるんだ。それを解決すれば間違いなく成績は上がる…はず」

21 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:39:17
クリスタ「ほ、本当っ?その理由って…何?」

アルミン「それを確認したくて、こうしてクリスタだけ別にしたんだ。ぼくは恥ずかしがる事じゃないと思うけど、皆に知られると嫌でしょ?」
アルミン「あとユミルなら良いだろうから一緒にいてもらった」(『クリスタを憲兵団に入れる』為に協力すると約束してるしね)

ユミル「何だ、そういう事か。しかし泣き出したのには驚いたぞ…クリスタ、ちょっと自覚あったんだな?」

クリスタ「う〜…馬鹿にしないでっ」

ユミル「馬っ鹿だなぁ…ま、そこがまた可愛いんだけどな」

アルミン「はは…」

クリスタ「う〜」

22 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/17(土) 01:41:45
ここまで、で
過疎りまくってる板だから、書き込みの反応が軽い軽い

管理人、とっくに放棄してるのかもしれないけど


>>13
ありがとうございます
試験が近いので、それまでは書き溜めた分をチビチビ投下します

23名無しさん:2014/05/17(土) 22:24:55
乙です
続き楽しみにしています

…エロシーンも楽しみにしていますね(ゲス顔

24 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 00:40:53
アルミン「じゃあ確認するとしよう。簡単なテストだよ」

クリスタ「またテストぉ?」

アルミン「1問だけだよ…はい、これ。制限時間とか気にせず、やってみて」

クリスタ「はーい」

アルミン「あ、お願いがあるんだけど…声に出して欲しいんだ。問題を読むのも考えるのも全部ね」

クリスタ「はーい」

ユミル「どんな問題だ?」(…これ、簡単な引っ掛けがあるだけの算数じゃねぇか)

クリスタ「えーと…調査兵団の壁外調査があります。参加する兵士は44人。用意された馬は40頭。それと別に2頭立ての荷馬車が2台です」

25 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 00:42:39
アルミン(さて…)

クリスタ「人と馬、全部で足は何本あるでしょう?………壁外調査、関係ないよね」

ユミル「そーだな」(引っ掛けにもなってねぇか)

アルミン「…」(まあね)

クリスタ「えっと…人は44人いて…人は2本足だから…」

ユミル「…」(ん?何か…)

クリスタ「えっと、ひーふーみー…10人だと20本だから、まず40人だと10が4個で…20+20+20+20と、4人の8本を足して…88本と」

ユミル「え?」(おいおい?マジか?)

26 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 00:43:50
クリスタ「えっ、間違ってた?」

アルミン「…気にしないで続けて?計算が間違ってるとか、そういう事を見るわけじゃないからね」

クリスタ「う、うん。あと…お馬さん40頭と、馬車2台だと4頭だから…お馬さんは全部で44頭…あ、人と同じ数だねっ」

ユミル「お馬さんって…」(可愛い…いやいやいや、そういう事じゃなくて)

クリスタ「お馬さんは4本足だから44頭だと…10頭で40本だから…」

アルミン「…」(やっぱりか)

ユミル(こんなの…人馬1組で6本だから6*44=264で良いじゃねぇか)

クリスタ「40+40+40+40で…160、と。残り4頭の4+4+4+4が16だから…合わせて176ね」

27 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 00:52:01
ユミル「…」

クリスタ「人が88本で、お馬さんが176本だから…100と70と6と80と8で……264?」

アルミン「…うん、正解」

クリスタ「えへへ…」

ユミル「クリスタ…何で、そんな面倒な計算の仕方するんだ?」

クリスタ「えっ?」

ユミル「人と馬が同数なんだから人馬を組んでしまえば足6本が44組って事じゃねぇか。あとは6*44の掛け算で答えだろ?」

クリスタ「……かけざん?」

28 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 00:56:07
ユミル「えっ?いや…その方が簡単で早いだろ?なぁ、アルミン?」(不思議そうな顔するクリスタが不思議だっつの)

アルミン「クリスタ…訓練兵団に入る前は、誰かに教わってたかい?」

クリスタ「ううん?字の読み書きを覚えてからは自分でイロイロな本を読んでたよ?」(…あれ?字は誰かに習ったんだっけ?)

アルミン「なるほど。じゃあ、もしかして…『勉強』って、ここに来て初めてだった?」

ユミル「…っ!」

クリスタ「うん。正直言って、よくワカンナイところあるけど…皆、数えるの早いよねぇ」

ユミル「…」(なるほど。妾の娘で親から放置されてたなら、そういう事もあるか?アルミン、よく気付いたな)

アルミン「それはね。皆、掛け算と割り算を使ってるからだよ」

29 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 01:02:43
クリスタ「かけざん、わりざん?」

アルミン「うん、計算方法だよ。明日、それの表を作ってくるから、それ見て覚えてね?まずはそれからだ」

クリスタ「難しい?」

アルミン「……簡単だから、すぐ覚えられるさ」

クリスタ「ふーん?」

アルミン「………クリスタ、こっちおいで」

クリスタ「?…はいはい。何?」

アルミン「…うん」

30 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 01:14:19
クリスタ「えっ?ど、どうしたの?急に抱き締めたりして?」

アルミン「気にしないで」(君が不憫だなんて…君を憐れんでるなんて…言えない。言ったら、君が気付いてしまうから…)

クリスタ「んー……えっ?ユ、ユミルまで?」

ユミル「…気にすんな」(こいつの過去を知ってるのは私とアルミンだけ…だからこそ同じ事を感じたんだろうな)

アルミン「んー…」(ユミルも同じ事に気付いたのか。やっぱりユミルは賢いし…優しいな…)

クリスタ「あぅ…嬉しいやら恥ずかしいやら…」

ユミル「なぁに…おまえの可愛さに我慢できなくなっただけだよ」

アルミン「まぁ、そんな感じ」

31 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/18(日) 01:19:13
ここまで、で
前作スレに誤爆_ノ乙(、ン、)_


>>23
ありがとうございます

> …エロシーンも楽しみにしていますね(ゲス顔
エロシーン書いてる事は書いてますが…

アルミン「書いてるのはまだアル×クリだけらしいんだ」

クリスタ「しかも、好き勝手に書きたい部分から書いたせいで、話を繋げる作業が必要になっちゃったという」

ユミル「私・サシャ・アニも大まかには考えてあるらしいんだが、いつになる事やら…」

サシャ「ちなみにマンネリを避ける為、クリスタは純情、ユミルは羞恥、私は奉仕、アニは被虐、が基本テーマになるそうで…」

アニ「えっ」
ユミル「………は?」

32進撃の名無し:2014/05/18(日) 02:08:27
ssのアルミンって受ける側が多いけどこれはアルミン責め側ですねもうほんとありがとうございます

33 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 00:53:30
クリスタ「あぅぅ…2人に挟まれて苦しいよ〜」

アルミン「ふふっ」

ユミル「んー、可愛い可愛い………あ」

アルクリ「「?」」

ユミル(ア、アルミンの顔が近ぇ…)

アルミン「ユm…むぅ?」

ユミル「ん…」(はぁ…あーもう…)

 チュ…チュプッ…

34 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:06:19
ユミル「ん…」(何やってんだか…私がこいつに夢中でどーすんだよ。逆じゃねぇとダメだってのに…)

クリスタ「…?」

アルミン「んっ…」

クリスタ「ねぇ?…もしかして今…キスしてない?」

ユミル「ぶふっ」

アルミン「んぷっ…ぶはっげはっ」

クリスタ「あ、やっぱり!」

ユミル「んぐっ…わ、悪ぃ悪ぃ。その…目の前に顔があったもんだから、つい?」

35 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:11:54
クリスタ「ずるいっ…私も。ねぇアルミン、私もっ」

アルミン「クリs…」

クリスタ「んっ…んん〜」

アルミン「んむ…ふ…」

ユミル「…」(他人の濃いぃディープキスを鼻先で見るって変な感じだな…)

クリスタ「ふっ…んむぁ……んん?」

アルミン「…ん?」

ユミル「んっ」(何となくクリスタが愛しくて、つい頭を撫でながら頬にキスしちまった…私ゃレズじゃねぇんだけどなぁ)

36 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:16:09
アルミン「んん……っはぁ」

クリスタ「あっ…もうちょっと…」

アルミン「いや、もう遅いし…いい加減にしないと教官が様子を見に来るよ」

クリスタ「ちぇ〜っ」

アルミン「それじゃあ、明日からクリスタだけ追加で勉強しようね?」

クリスタ「…え゛?」

アルミン「大丈夫。掛け算とか割り算なんて、すぐ覚えられるよ」

クリスタ「え゛え゛え゛…」

37 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:21:06
ユミル「あーあ…ご愁傷様。でもよぉ…それくらい覚えておいた方が良いぞ?」

クリスタ「あ゛う゛〜…」

アルミン「…そんなに嫌?」

クリスタ「え?……うぅ」(そんな目で見つめられちゃうと…嫌って言えないよぉ)

ユミル「…余計に勉強するのは大変だしよ?何か御褒美でも用意してやったらどうだ?それならクリスタもやる気も出るだろ」

アルミン「そうなの?」

クリスタ「…っ!うんうん!」

ユミル「そうだなぁ…またテストやって成績が上がってたら、クリスタの言う事を何でも聞いてやる…とかどうだ?」

38 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:30:35
クリスタ「それ良いねっ!」

アルミン「いや、でも勉強は誰もがやるべき事だし…何より、皆より多く勉強できるのが既に御褒美みたいなものじゃない?」

クリユミ「「………」」

アルミン「あれ?」

クリスタ「アルミンって…」

ユミル「変だな…」

アルミン「えー?そうかな?」

クリユミ「「そうだよ!」」

39 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/19(月) 01:38:25
ここまで、で

>>32
一応そうなんですが、実質は「攻めさせてもらってる」に近い…かも?


> ユミル「…余計に勉強するのは大変だしよ?何か御褒美でも用意してやったらどうだ?それならクリスタもやる気も出るだろ」
ミカサ「御褒美?」ピクッ

■■■■アル民共産主義共和国■■■■

エレン元帥「次の者、報告を」
ユミル「同志エレン!今日のテストで成績が上がりました!」
エレン「書記長…」
ミカサ書記長「同志ユミル!アルミンと『B』まで許す!」
ユミル「有難き幸せ!よっしゃ♪」

エレン元帥「次の者、報告を」
クリスタ「ど、同士エレン…今日のテストで…あの、その…」
エレン「はーぁ……書記長?」
ミカサ書記長「同志クリスタ!罰としてアル×ユミを正座で鑑賞する事!」
クリスタ「そ、そんな〜…生殺しだわっ!」

ユミル「ちょっとそれは、私も遠慮したいんですが…」
ミカサ書記長「アルミンは見られて喜ぶ性癖がある…ので、むしろ御褒美」

アルミン「そんな性癖、ないない」

40sage:2014/05/19(月) 13:17:24
ユミルがどんどん可愛くなってるw

アニの場合、「御褒美」もいいけど「おしおき」
の方が…とか妄想しそうw

41アルミンfan:2014/05/19(月) 15:59:52
アルミンハーレム少ないから嬉しい
期待♪
一夫多妻ってwww

42 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:05:25
アルミン「んー…でも、クリスタだけ御褒美があるって公平じゃないよね?」

ユミル「そうだな。アルミンにも御褒美あった方が良いよな?」(話に乗ってきたという事は拒否するつもりはねぇな?)

アルミン「いや、ぼくは要らないよ…そうじゃなくて、参加者全員にそうすべきじゃないかって事さ」

クリスタ「あー、そうだね。そうしたら皆もっと勉強する気になると思う!」

ユミル「ま、良いんじゃねぇの?」(そうなったらアルミンに何させようかなぁ…)

クリスタ「ふふ、楽しみだねっ」

アルミン「じゃあ…他の皆もテスト結果が前回より良かった人には御褒美、前回より悪かった人には罰、って事で…」

クリユミ「「……罰?」」

43 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:10:06
ユミル「…は?罰って何だよ?」

アルミン「成績が良い時に良い思いできるなら、成績が悪い時は嫌な思いしないとね。嫌な思いしたくなければ頑張るでしょ?」

クリユミ「「えええええ」」

アルミン「え?だって賛成したじゃないか」

ユミル「罰があるなんて賛成してねぇ!せめて前回の結果と比べてじゃなく、不合格者だけにしろよ!」

アルミン「まぁ、これまでも程度の差はあれ、皆ちゃんと成績は上がってるからね…きっと、誰も罰は受けないと思うよ?」

ユミル「で、でも…だいたい明らかに勉強が必要なアh…勉強が必要なのはクリスタだけだろ?」

クリスタ「!?…今、アホって言いかけたっ?」

44 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:14:10
ユミル「…イイエ、ソンナ事ハ言ッテナイデスヨ?」

クリスタ「アホじゃないもん!アルミンだって私は頭悪くないって言ってるし!私は『やれば出来る子』だもん!」

ユミル「クリスタ…あのな?『やれば出来る子』ってのは…その…ダメな子への励まし方なんだぜ?」

クリスタ「〜〜っ!うわーんっ、ユミルがいじめる!」

アルミン「よしよし。クリスタは頭が悪いんじゃなくて、ただ物を知らないだけだから。大丈夫だよ?」(可愛いなぁ。ずっと抱き締めてたい)

クリスタ「えーん」(…アルミンの匂いは落ち着くよねぁ)

アルミン「………多分ね」

クリスタ「…えっ」

45 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:19:52
ユミル「多分かよ」(しかし『物を知らない』ってのも十分酷いな)

アルミン「んー…まあ、勉強が出来る出来ないと頭の良い悪いはイコールじゃない、とぼくは思う」

クリユミ「「はあ」」

アルミン「例えば…クリスタとサシャやコニーを比べて、どっちが馬鹿っぽいかと聞いたら、たいていの人が…」

ユミル「サシャとコニーの方が馬鹿だと答えるだろうな」

クリスタ「そ、そんな事ないよ?えへへ」

ユミル「でもそういう事だろ?」(嬉しそうにしちゃって…中身は同じって言われてるようなもんなのに)

アルミン「そう。テストの結果はサシャの方が上なのにね。結局、日頃の言う事・やる事にこそ頭の良い悪いは表れる、と思う」

46 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:27:58
ユミル「あー…つまり、サシャは勉強できる馬鹿?」

アルミン「『多少は』かな。で、クリスタは…」(ぼくはサシャを馬鹿だとは思ってないけどね…ちょっと素直すぎるだけさ)

ユミル「勉強できない馬k…」

クリスタ「…っ!」

ユミル「あっ、じゃなくて!えっと、その、勉強できない…その…」

クリスタ「べ…勉強できない馬鹿って言ったぁ!」

アルミン「あはは…いやぁ、それじゃ救いようがないねぇ」

クリスタ「」

47 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:30:33
ユミル「お、おまえ…」

クリスタ「」

アルミン「ん?だってクリスタは違うでしょ?」

クリスタ「!」

ユミル「あ…」

アルミン「でもユミル…いくら冗談でも、あんまり酷いのは感心しないなぁ」

ユミル「そ、そうだな。冗談のつもりだったけど、さっきからイジワルすぎた…悪かったよ、クリスタ」

クリスタ「…うん」

48 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:33:51
アルミン「さて…じゃあ明日、クリスタの個人授業をするね?」

クリスタ「ここ個人授業?水入らずの2人っきりでっ?」(手取り足取り…途中で息抜きとか言って…きゃーっ)

アルミン「単純な計算表を憶えるだけだから、すぐ終わるよ?」

クリスタ「……そっか」

ユミル「…」(何を考えてたか簡単に想像できる)

 ガチャッ

アルクリユミ「「?」」

キース「明かりが点いてると思ったら…もう就寝時間前だぞ。何をしていた?答えろ、アルレルト訓練兵」

49 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/20(火) 01:42:48
ここまで、で
そろそろ試験勉強で、書き溜め投下すら控えないと…


レスありがとうございます

>>40
ユミルは一途な乙女wな一面があると思ってます
この御褒美が布石(のつもり)なわけですが、褒美と罰、どっちになるかは…

>>41
主人公補正のあるエレン以外で、唯一ハーレムできそうなキャラって気がします

50名無しさん:2014/05/20(火) 13:36:38
乙!

51アルミンfan:2014/05/20(火) 23:05:04
他のキャラじゃハーレムつくれないもんね!
乙乙乙

52 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:23:10
アルミン「座学について手伝いを頼まれたので、その学習計画を立てておりました」

キース「…なるほど。レンズ訓練兵か」

クリスタ「えっ」

ユミル「ぶっ」(当然だが、やっぱ教官はクリスタの成績を把握してるんだな)

クリスタ「むぅっ」

キース「ふむ。座学は比較的、兵士としての成績評価において軽視されがちだが…実は憲兵入りにおいては少し違う」

アルミン「…」

キース「格闘術もだが…憲兵に必要とされる技術・要素として、決して無視できるものではない」

53 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:26:53
キース「例えば、いかに身体能力や立体機動の技術が圧倒的に優秀であっても、格闘術や座学が壊滅的な成績では憲兵にはなれん」
キース「身体能力や立体機動は兵士には必要不可欠だが、それだけでは『優秀な一兵士』でしかない」
キース「憲兵は治安を守る組織だ。つまり対人能力は必須…つまり座学や格闘術も最低限度は必須という事だ。解ったか?」

アルミン「はい」(わざわざ憲兵になる為の助言をしてくれた…)

キース「レンズ訓練兵、貴様も恋びt…友人の期待に応えるよう努力しろ」

クリスタ「は、はい!」

ユミル「へへっ…頑張れよ、クリスタ〜?」

キース「…では片付けて各自、寮に戻れ。次の見回りまでにまだいたら厳罰だ」

アルクリユミ「「了解しましたっ」」

54 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:30:08
 バタンッ

ユミル「…あれはバレてるな」

アルミン「…だねぇ。じゃ、片付けよう」

クリスタ「バレてるって?」

アルミン「ぼくらの関係だよ。クリスタに『恋人』って言いかけた」

ユミル「あのハゲ…いつもは厳しいけど、そういうとこ優しいっつーか甘いよな?ハンナとフランツの時もだが…」

クリスタ「良い人なんだから、そういう言い方しちゃダメだよ」

アルミン「そうだね。本当に厳しくて優しい…あんな人は滅多にいないよ。どれだけ苦労を重ねてきたんだろうね?」

55 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:33:27
ユミル「ま、いろいろ苦労してきたんだろ」(その歳でそういう事が解るおまえも…な)

クリスタ「そうそう。苦労って言えば、訓練兵団に入って思ったんだけど…」

アルユミ「「?」」

クリスタ「意外と『ワケあり』の人って少ないんだね。何か…フツー、って感じの人が多いよね?」

ユミル「あー…私もマリア出身者とか兵士にでもならないと食ってけないヤツが多いと思ったけど、そうでもないな」

アルミン「ぼくらみたいなシガンシナ出身とかは、むしろ少数派だね」

クリスタ「何でだろ?私はてっきり、そういう人の方が多いと思ってたんだけど…」

アルミン「…」(『そういう人』の多くは兵団に入れる年齢まで生きられなかったりするんだよ…って教える必要はないか)

56 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:37:07
ユミル「100期とか103期とか、私らより前の世代だと多かったのかもなぁ…っと、忘れ物はねぇな?」

アルミン「…そうだね。そうかもしれない」

クリスタ「度胸試しみたいなつもりで訓練兵になった人もいるらしいよ」

アルミン「ジャンやマルコみたいな人もいるし…訓練兵になった理由は人それぞれ、だね」

ユミル「ふん。遊び半分で入った奴なんか当てに出来ねぇからな?訓練でも気をつけろよ、クリスタ?」

クリスタ「さ、さすがに遊び半分って人はいないんじゃない?」

アルミン「そう思いたいね…よし、全部片付いたね」

ユミル「じゃ、寮に帰って寝るか」(寝る前に、アルミンに褒美として何をさせるか相談しないとな)

57 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:40:30
アルミン「ベッドに入ってから、寝ちゃうまでに明日のクリスタ教育計画を考えておくよ」

クリスタ「えっ」

アルミン「楽しみにしててね?」

クリスタ「あぅあぅ…」

ユミル「…ま、自業自得だ。応援してるから頑張れ」

クリスタ「うー……おやすみ、アルミン」

ユミル「じゃ、また明日な」

アルミン「おやすみ、2人とも」

58 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:41:03
 アゥアゥ…
      ホラ、クリスタ…ガンバッテ、アルミン ヲ ドレイ ニ シチマオーゼ?
 エッ


アルミン「…」


      アイツ ヲ スキホーダイ ニシヨウゼ!
 ナルホド! ガンバルヨッ!!


アルミン「…不穏な単語が聞こえた」

59 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/21(水) 01:46:00
ここまで、で
さて今からもう少し勉強…_ノ乙(、ン、)_


レスありがとうございます

60名無しさん:2014/05/21(水) 16:07:11
投下乙です
続きが楽しみ♪

61名無しさん:2014/05/21(水) 19:28:02
前作も見てました!
頑張ってください!!

62イイネ:2014/05/21(水) 23:37:28

これから死にゆくあいだ永遠にSSをかき続けてください!

63 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 01:56:06
マルコ「おかえり、さっきキース教官が見回りに来たよ」

アルミン「談話室で会ったよ」

エレン「らしいな。教官もそう言ってた」

ジャン「『アルレルト訓練兵ももうすぐ戻ってくるはずだ。もし戻ってくるのが遅いようなら…』」

コニー「『明日は朝食抜きで営庭10周だ』…なーんて言ってやがったぜ?」

アルミン「あ、あはは…」

エレン「戻ってきたからよし、だろ」

 カンカンカン…

64 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 01:57:07
エレン「おっと」

アルミン「じゃあ寝ようか」

コニー「おやすみっと」

マルコ「おやすみ」

ジャン「アルミン、例のものは明日の夜で良いか?」

アルミン「んー…もうやった?」

ジャン「まだだ」

アルミン「じゃ、それで良いよ」

65 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 01:58:15
エレン「はぁ……くそっ」

コニー「何だ、まだ言ってんのかよ?」

アルミン「何?」

マルコ「まだサシャに負けたの気にしてるらしいよ?」

ジャン「へっ…いつまでウジウジしてんだか」(明日になったら俺にも負けて、更に凹むがいい!)

エレン「うっせぇ!」

ライナー「おまえらがウルサイ… 寝 ろ 」

皆「「はい」」

66 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:02:00
ベルトルト「ふぅ…やっと静かになった」

ライナー「……はぁ」(アルミンが羨ましい…何とか逆転勝ちする方法はないものか…)

ベルトルト(まだ諦めてないのかな…壁教と関わりあると言っても、しょせんクリスタも壁内の人間。早めに吹っ切った方が良いよ…)

エレン「…ふわ〜ぁ」(早く寝ちまおう)

アルミン(掛け算…そうだな、まず掛け算だ。九九の表を書いて、それを丸暗記させて…)

マルコ「ふふ…」(ほんと個性的だなぁ、このメンバーは…)

ジャン(訓練終わってから半分、夕食後に残り半分…ってとこか。まあ既に問題見てるし、エレンよりは有利だな)

コニー「…」(腹減っt…)

67 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:13:44
ライナー「はぁ……ふぅ……」(しかし、アルミンに何かしても俺の評判を下げるだけ…)

ベルトルト「…」(あーもう耳障りだなぁ)

エレン「…く〜」

アルミン「ん〜…」(1*1〜9*9のうち実際は半分で十分だし、数日で憶えれるよね?)

マルコ「…ぐぅ」

ジャン「しくしく…」(明らかにミカサはエレンへの態度が変わった…そして死に急ぎ野郎も…チクショ〜チクショ〜)

コニー「ぐぅぅぅぅ…」

ライナー「うぅっ」(俺の方が男らしいのに…)

68 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:14:52
ベルトルト「…すや」

エレン「く〜…く〜…」
マルコ「ぐぅ…ぐぅ…」
コニー「ぐぅぅぅぅ…」

アルミン「…すぅ」(そういえば御褒美…何でも…言う事…を聞く…って……)

ジャン「…」(チクショ〜…チクsy…)

ライナー「ぐぅ…ぐぅ………ぶははっ」(クリスタ…そんなに俺の腕が逞しいか?…触っても良いんだぞ?)

ベルトルト「…っ?」(何だ、ライナーの寝言か…もうちょっとで寝れたのになぁ)

 ゴソゴソ…

69 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:20:56
ベルトルト「…?」(あれ?何か…向こうで物音がしてる。誰か起きたのかな?)

  コッチカ…

ベルトルト(アルミンの方から声が聞こえたけど、誰が…って、あれ?女の声?)

                 ハヤク シナヨ

ベルトルト「!?」(今のはアニ?何で男子寮に?)

 オッ、アッタアッタ…ホラ、モテヨ   サッサ ト シナ…

ベルトルト(窓からの月明かりが届かない位置だから、よく見えないけど…もう1人はユミルか?)

アルミン「すぅ…すぅ…」

70 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:22:31
ベルトルト(アルミンはもう完全に寝てるみたいだけど…な、何をしてるんだろう?)

 ヨーシ、コレデOKダナ……シツレイ シマーs
                コラ! ナニ カンガエテンダイ…ホラ、イレカエナ. オワッタラ サッサ ト イクヨ!
 チッ…ワァッタヨ

ベルトルト「?」(寝てるアルミンに何かしてたのかな?)

アルミン「すぅ…すぅ…」

ベルトルト(…思いっきり熟睡してるなぁ)

 カチャ…  パタン

ベルトルト「…」(出て行った…何だったんだ?………まあ良いか)

71 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/22(木) 02:23:20
ここまで、で

レスありがとうございます


来週まで一時停止です

72名無しさん:2014/05/22(木) 23:55:06


73名無しさん:2014/05/23(金) 19:31:53
乙乙!

74名無しさん:2014/05/24(土) 22:41:29
 なに をしたんだw

75名無しさん:2014/05/25(日) 17:57:42
乙!

76名無しさん:2014/05/25(日) 18:38:50
焦らしやがるなこのwww

77 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/26(月) 02:33:13
-------------------------------------
--------------------
---------

ユミル「やっべぇ…珍しく見回りがいたな。見つかるかと思ったぜ」

ミカサ「おかえり」

ユミル「お、ミカサの言った通りだったぞ。枕元に本が詰めてある箱があって、それが二重底で、そこにブツがあった」

アニ「よく知ってたもんだね」

クリスタ「すやすや…」
サシャ「んがー…すぅー…」
ミーナ「くぅ…」

78 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/26(月) 02:42:11
ミカサ「以前、アルミンの身代わりで男子寮に行った時に見つけた」

ユミル「貴重な情報ありがとよ。持ってきたのすぐバレないように偽装工作もしてきたしな」

アニ「…ただ毛布を入れ替えただけが、どうして偽装工作になるんだい?」

ユミル「おまえの毛布だからな」

アニ「………は?…はぁっ?ああああんた、何でそんな…わた、私の毛布って…何でさ!?」

ユミル「いやぁ、クリスタや私のと交換するのはちょっと…」(もし臭いって思われたらショックだし)

アニ「ふざk…っ」

ユミル「あー、解った解った。アルミンの毛布を使っていいから」(クリスタと一緒にこう…クンクンしながら寝たかったけど)

79 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/26(月) 02:47:10
アニ「………ブツ、けっこうあるね。画集?絵の描かれた本が5冊と、解説本と…医学書?」

ユミル「なるほど。解説本と医学書ってのがあいつらしい」(間違いなさそうだな…これであいつの弱みを…へへっ)

ミカサ「…では私は寝る。おやすみ」

ユミル「おー、ありがとな。ゆっくり寝てくれ。私らはもうちょっと起きてっから」

アニ「画集は…ふぅん、裸婦画ってやつ?………じゃ、ないね」(男と女が…ア、アレしてる絵もいっぱい…)

ユミル「私にも見せろよ…そんなに珍しいもんでもないなー。ありきたりっちゃーありきt…」(うっわ、丸見えかよ)

アニ「あ…この本ってさ…ほら、どのページ見ても…」

ユミル「…金髪らしき女ばかり描かれてるな」

80 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/26(月) 03:02:06
アニ「ふふん…まったく仕方ないねぇ」(わわ私をどんな目で見てるんだろうね…これ見ながら、私とシてるのを想像したり?)

ユミル「…クリスタに似てねぇか?」(ロングの金髪ってだけだが、アニが嬉しそうに困り顔してるのが気に入らねぇ)

アニ「…」

ユミル「他にはどんなのが…おっと、これは!」(よし!黒髪で年上っぽい!エレンは黙ってたが、やっぱ持ってたじゃねぇか!)

アニ「黒っぽい髪でポニーテール…サシャ似だね」

ユミル「…」

アニ「…」

ユミル「ま、まあ?こういうのはしばらくしたら飽きて、次々と新しいのが欲しくなるもんだろ」

81 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/26(月) 03:11:17
ここまで、で
試験も終わって、帰宅後すぐ寝込んだせいで、こんな時間に起きてしまいました_ノ乙(、ン、)_

レスありがとうございます


>>69-70

 ゴソゴソ…

ユミル「こっちか…」(アルミンの寝床は…二段ベッドの上、と)
アニ「早くしなよ」(何で私がこんな事を…)

ユミル「おっ、あったあった…ほら、持てよ」(ひのふのみの…けっこう持ってるんだな)
アニ「さっさとしな…」(えっ…アルミン、こんなに持ってたのかい?ちょっとヒくね…)

ユミル「よーし、これでOKだな」(大漁大漁)


アルミン「すぅ…すぅ…」


ユミル「…」(ぐっすり寝てやがる………今なら、添い寝してもバレないか?)

ユミル「失礼しまーs…」
アニ「こら!何考えてんだい…ほら、入れ替えな。終わったらサッサと行くよ!」(…させないよ)

ユミル「ちっ…判ったよ」(ま、そのうち…な)

 カチャ…  パタン

82名無しさん:2014/05/26(月) 17:56:52
ヤッフーイ(↑∀↑)

83 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/27(火) 01:38:06
アニ「…さて。これはどんn……うわぁ」

ユミル「どした?」

アニ「ほら、これも…これも…」

ユミル「…」

アニ「どれも胸が大きいんだよ」

ユミル「…何だ、これ」

アニ「こっちの絵なんか片方で頭くらい大きいよ…現実にはあり得ないサイズだね」

ユミル「ま、まあ…絵だからな。男の願望ってやつで強調されて描かれてるんだろ。誇張だ、誇張」

84 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/27(火) 01:40:23
アニ「…そういうもんかい?」

ユミル「あ、ほら…こっちのは、男のアレが描かれてるんだけどよ…」

アニ「!?」

ユミル「こ、これは…なぁ?いくら何でも…こんなに大きいわけ…ない、よな?」

アニ「…ここここんなの入るわけないだろ!誇張だよ、誇張!」

ユミル「だ、だよな?」

アニ「…」(ここに書かれてるように『硬くて大きい』って言ったら…喜ぶのかね?)

ユミル「うっわぁ…これなんか男の、ほら、アレで顔から胸からベットベトだな…こんなに出るもんなのか?」

85 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/27(火) 01:44:42
アニ「そんなの…わ、私が知ってるわけないだろっ」

ユミル「ふむ…『私の顔も体も…彼の、いやらしいオスの匂いに包まれて…私の中に眠っていたメスの欲望が頭をもたげ…』」

アニ「ちょっ…声に出して読むんじゃないよっ」

ユミル「………この画集、本当にクリスタっぽいのが多いな。長い金髪・チビ・ツルペタ…なんつーか幼女っぽい」

アニ「さっきの本もポニーテールの絵は少しで、どちらかと言えば『黒髪』で筋肉質な女ばかり描かれてるね」

クリスタ「…」
サシャ「…」
ミカサ「…」

ユミアニ「「…っ!?」」

86 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/27(火) 01:46:07
ユミル「お、おまえら…起きてたのか」

クリスタ「近くで騒がれてたら、さすがに目も醒めるよ〜」

サシャ「何やら面白そうなものを見てますねー。私にも見せてくださいよ?」

クリスタ「あ、私もー」

ミカサ「皆、早く寝ないと明日が辛い…ので、早く寝るべき」

サシャ「えー…ちょっと目が冴えちゃったんで、すぐには寝れないです」

ミーナ「……うーん…うっさい…よぉ?」

クリスタ「あ…ミーナ起きちゃうから静かにしよっ」

87 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/27(火) 01:47:53
ここまで、で

そろそろ書き溜めが尽きてきましたので、しばらく書き溜め作業します

88名無しさん:2014/05/27(火) 15:35:57
乙!
アニとユミルが何気なく仲良くなってる気がするw

89名無しさん:2014/05/27(火) 23:32:28
アルミンの作戦か?(#∀#)

90 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/28(水) 23:56:15
アニ「もしかして…」

ユミル「何だよ?」

アニ「この本だけどさ…これって、ミカサに似てるんじゃないかい?」

ユミル「…確かに。ミカサに似てるな」

ミカサ「何?」

ユミル「このエロ本なんだけどな…」

クリスタ「エロ本………アルミンのっ?」

サシャ「…」(クリスタ、すっごい目が輝いてますね)

91 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:04:58
クリスタ「どんなの?見せて見せて!」

ユミル「ほら、これとかこのページとか…ミカサっぽい女の絵が多いだろ?」

アニ「最初はユミルかサシャに似てると思ったんだけどね…ずっと見てたら、あんたに似てる気がしてさ?」

ミカサ「…」

クリスタ「うわぁ〜」(思ってたより生々しい絵だなぁ……あれ?あっちの本…わわ私に似てる?やだもうアルミンったら〜)

サシャ「うーん、確かに似てますねぇ。でも、これをアルミンが持ってた、と?」

クリスタ「…間違えてエレンの持って来ちゃったとか?」

ミカサ「!」

92 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:08:13
アニ「あ…隠し場所に困って、アルミンの本箱に隠してもらってた…とか?」

ユミル「それは…あり得るな」

ミカサ「…き」

クリスタ「き?」

ミカサ「きっとエレンは、これで我慢してるに違いない」

皆「「…」」

ミカサ「エレンも年頃の男の子。仕方ない…ので、私はエレンを追求しないでおこうと思う」

クリスタ(困ったような嬉しそうな顔だねぇ)

93 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:16:30
ユミル「………エレンの本じゃなかったりしてな」(何かムカつく)

ミカサ「!?」

ユミル「例えば…ジャンとかマルコとかよ?可能性はあるぜ?」(今思いついたんだけどな)

ミカサ「………」

クリスタ(うっわぁ…すっごい嫌そうな顔)

サシャ「ふむふむ…そうなると、こっちのクリスタっぽいのもアルミンの本じゃないかもしれないですねぇ」

クリスタ「………」

ユミル「すっごい嫌そうな顔だなぁ」

94 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:19:48
アニ「そりゃそうさ。あんただって同じだろ?」(自分に似たエロ本を持ってるのが、好きな男かそうでない男か…大違いだよ)

ユミル「………ま、な」

アニ「じゃ、最後の1冊を見てみようかね………あ、これって?」

クリスタ「あっ、アニに似てるよっ」

ユミル「金髪で気が強そうな女ばかり…か。確かに似てるかもな」
ユミル(クリスタ似、ミカサ似、アニ似、巨乳、ベトベト…うーん、男の嗜好とか性癖ってこんなに多彩なもんか?)

アニ「…どうしたんだい?」(あれ?また皮肉でも言うかと思ったんだけど…)

ユミル「別に?」(私とサシャ似の本がねぇって事は…もしかして巨乳がサシャで、ベトベトが…私っ?)
ユミル(まいったな…えっと…うはぁ…こ、こんなメに遭わされるって事か?)

95 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:29:22
クリスタ「…ユミル、何だか嬉しそうだねぇ?」

ユミル「はっ?別に?嬉しくなんてないし?」(こんなメに遭わされたら、うう嬉しいわけねぇだろっ)

クリスタ「うーん…とにかく、これらを参考にして対策を考えなくちゃ!各自、自分に似てるのをチェックしておこうよ?」

サシャ「じゃあ、これはクリスタに…こっちはミカサで…それはアニが持ってれば良いですよね?」

ミカサ「私は別に見ないけど…残り2冊はサシャとユミルが?」

サシャ「残りはあんまり私たちと似てないみたいですが…ユミル、どっちにします?」

ユミル「あ?あー…ま、まあ?どっちでも良いんだけどよ?適当に…そうだなー…こ、こっちにしとこーかなー?」

サシャ「じゃあ私はこれ…って、ちょっと!不自然に胸が大きい絵ばかりなんですけどっ?」

96 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:39:53
クリスタ「わっ…本当だ。メチャクチャおっきいねぇ」(やっぱり大きい方が良いのかな…)

ユミル「男の願望を誇張してるだけだ。気にすんな」

サシャ「えー…何だか理不尽な思いをしそうなんですけど〜?」(小さくないのに『小さい』とか言われたら嫌ですっ)

ミカサ「こっちの指南書?解説書?…と医学書はどうするの?」

クリスタ「…パス」

ユミル「文字ばかりだからパス」

サシャ「えーと………うん、私もパスです」(読んでたら眠くなりますね)

アニ「…か、解説書は私が持っておくよ」(目次を見る限り、かなり『実戦的』な内容みたいだしね)

97 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 00:42:41
ミカサ「では医学書は私が持ってる。これらを返す時に一緒に渡す…ので、返しておいて」

ユミル「えっ」

ミカサ「えっ?」

ユミル「………返す?」

ミカサ「………返すでしょう?」

ユミル「…」

アニ「…いや、何で私を見るのさ?」

ユミル「そういや………どうやって返そう?」

98 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/29(木) 01:03:32
ここまで、で

連続してる分の書き溜めが尽きてしまいました_ノ乙(、ン、)_
試験も終わり(結果も判明)、精神的にも余裕できたので、できるだけ以前のように毎日少しずつ書いてこうと思います

レスありがとうございます


>>88
一時共闘、みたいな?

ユミル「サイヤ人来襲に対抗してコンビを組んだ悟空とピッコロみたいなもんだ」

アニ「…どっちがピッコロ?」

ユミル「…」(悟空じゃなくてピッコロの方を気にするのか…渋いな)


>>89
アルミン「それは策略なのか…陰謀なのか…ぼくは平然とした顔で…」 (TVアニメのナレーション風に)

99名無しさん:2014/05/29(木) 16:03:04
ベトベトにされるのが満更でもないユミルさんエロスw

100 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/30(金) 01:53:46
皆「「えっ」」

ユミル「いやぁ…返す方法なんて考えてなかったぜ」

アニ「ちょ、ちょっと…それ本気で言ってんのかい?もう持ち帰ってきたってのに…どうすんのさ?」

ユミル「ま、考えておくよ。すぐ返すわけじゃねぇし」

クリスタ「すぐ返さなくて大丈夫なの?アルミンが気付いたら…えーと、怒るかな?」

ユミル「大丈夫だろ。他の事を気にして、すぐには気付かない…はずだ」

クリスタ「他の事?」

ユミル「アルミンの毛布をアニのと入れ替えた」

101 ◆Pje0KGbAE.:2014/05/30(金) 01:58:21
クリスタ「…」

アニ「…」

クリスタ「ねぇ、アニ」

アニ「…何さ?」

クリスタ「私の毛布と交換しよ?」

アニ「…やだ」

クリスタ「…交換して」

アニ「い・や・だ」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板