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アニ「夢なんか叶いもしない頃には。」
1
:
名無し訓練兵
:2016/05/12(木) 18:25:29 ID:59n1rSRE0
注意。現パロ作。
主な登場人物の紹介は、下の方に。
アニ→主人公。幼い頃に出て行った母親を今でも探し続けている。物心ついた時からずっと誰からも愛されずに生きてきた。また、父親のボクシング教育によって、学校から帰ると毎日ボクシング詰めの生活を送っている。
サシャ→街では知る人ぞ知る弁当屋の娘。狩猟民族地方出身で、方言がなまっている。運動神経抜群、スポーツ万能で所属しているソフトボール部では上級生を抑え、1番ショートの座に座っているアニの古き良き友人。
ベルトルト→アニの幼馴染。背が高く、勉強もスポーツも良くこなす万能少年で女子からの人気者。バスケットボールプレイヤーになることを夢見ている。
コニー→サシャの近所に住む野球少年。陽気で明るい性格のため、誰とでも仲良くできる。いつか甲子園に出る事が目標。
31
:
名無し訓練兵
:2016/07/26(火) 12:20:56 ID:IGe2g3LM0
サシャが戻る。
サシャ「あ、お風呂入ります?服貸すんで!」
アニ「サシャが先入ってきていいよ。私はそこにある本読んでるからさ。」
サシャ「あ、はい!何でも読んでいてください!」
サシャは寝巻きを取り出してから部屋を出て行く。
アニ「(何だこれ?アルバムか?)」
アニは一つのアルバムを取り出す。
××小学校ーー思い出ーーー
アニ「(サシャが通っていた小学校か?)」
アニはページを開く。
ーーー6年2組ーーー
と書かれた下に写真があった。そこには小学生だった頃のサシャの姿があった。
サシャは今と変わらないような笑顔で笑っていた。ただ、違うのは今より髪が短かったと言うことだ。
32
:
名無し訓練兵
:2016/07/26(火) 12:23:50 ID:IGe2g3LM0
サシャ「あれ?アニー?!何見てんですか?!」
アニ「何って?」
サシャ「それ、私の小学校の頃のアルバムじゃないですか!?」
アニ「それで?」
サシャ「じゃあ、今度、アニのも見せてくださいね!」
アニ「分かったって。」
サシャがアニの隣に寝転ぶ。
サシャ「懐かしいですねー。」
サシャ「あれから1年経つんですね。」
アニはページをめくる。
33
:
名無し訓練兵
:2016/07/26(火) 12:33:11 ID:IGe2g3LM0
ーーー6年1組ーーー
そこには、ヒストリア・レイスの名前があった。だが、クラスの集合写真には居なかった。
アニ「あいつってさ、本当に病弱だったの?」
サシャ「はい。」
サシャはページをめくって行く。
ーーー6年3組ーーー
アニ「あ、この人って確か、1組のミーナって人だよね。」
ミーナは毎朝サシャと一緒に登校しているソフトボール部の次期部長候補である。
サシャ「ミーナは変わってませんねー。」
アニ「確かに。」
アニ「私、風呂入ってくる。」
サシャ「じゃあ、私は髪乾かしてきます。」
2人は部屋を出る。
34
:
名無し訓練兵
:2016/07/26(火) 12:36:58 ID:IGe2g3LM0
アニは風呂に浸かる。
アニ「(私は本当に無力なのだろうか?)」
アニは考え込む。答えが無いのは知っている。
サシャ「アニー?」
アニ「うわあ?!」
サシャは笑う。
サシャ「あ、頭洗いましたね?」
アニ「あ、はい・・・。」
サシャ「ふふ。可愛い。シャンプー多分もう無いと思うから、容器だけ貰うね。」
アニ「あ、はい・・・。」
アニはシャンプーの容器をサシャに渡す。
35
:
名無し訓練兵
:2016/07/26(火) 12:40:52 ID:IGe2g3LM0
アニは風呂を出て、サシャの家のリビングに居た。サシャはテレビを見ている。その時だった。
ピンポーン!
サシャ「はーい?」
サシャは玄関へと駆け出す。
ミーナ「サシャ!」
サシャ「ミーナ!でも、何でこんな時間に?」
ミーナ「塾だったの。あ、連絡貰ったんだけどさ、明日、OFFだって。」
サシャ「そうですか!」
ミーナ「じゃあ、明日2人で遊びに行く?」
サシャ「はい!私も明日暇なんで!」
アニはドアを開ける。ミーナに気づかれてしまったようだ。
ミーナ「妹?」
36
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 09:06:57 ID:UHOgIfgA0
サシャ「いえ、うちのクラスのアニです。今、家に泊りに来てるんです。」
ミーナ「へえー。」
サシャ「じゃあ、明日どこ行きましょうか。」
ミーナはアニの方をずっと見ている。
ミーナ「あ 、そうそう。アニってさ。」
サシャ「何ですか?」
ミーナ「うちのクラスのベルトルトの幼馴染なんでしょ?」
サシャ「そうそう!かっこいいですよねー!ベルトルト!」
ミーナ「ねー!」
アニは階段を上がる。
37
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 14:23:22 ID:UHOgIfgA0
アニ「私が何でベルトルトの幼馴染って風潮立ってんの・・・!」
アニ「意味わかんないよ・・・!」
アニはため息をつく。下の階からサシャの声が響く。
サシャ「お母さん?」
サシャの母「何?サシャ?」
サシャ「明日遊びに行っていい?」
サシャの母「いいけど。」
38
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 14:26:55 ID:UHOgIfgA0
サシャが階段を上がってくる。
アニ「随分と長い話をしていたね。」
サシャ「そうですかね?」
アニ「ああ。」
サシャ「私はもう寝ます。おやすみなさい。」
サシャは布団を敷く。
アニ「手伝うよ。」
サシャ「ありがとうございます。」
アニ「ベッドで寝ないの?」
サシャ「いいんです。アニがベッド使ってください。」
アニ「悪いよ。」
サシャ「じゃあ、布団2枚敷きます?そっちの方が公平ですし。」
39
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 14:29:57 ID:UHOgIfgA0
2人は布団に横たわる。
サシャ「アニは好きな人、居ないんですか?」
アニ「私は居ないよ。サシャは?」
サシャ「私もです。」
アニ「そっか。」
サシャ「じゃあ、電気消しますね。」
サシャは電気を消す。
サシャ「アニ。おやすみなさい。」
アニ「おやすみ。サシャ。」
40
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 23:44:12 ID:UHOgIfgA0
完璧な朝だった。
サシャ「ふああ・・・。」
サシャの母「サシャー!ご飯出来たから、アニちゃんも起こしてきなさい!」
サシャ「分かってるー!」
サシャは顔を洗う。黄色のTシャツと薄いデニムのサロペットに着替えた。
サシャ「アニー!起きてください!」
アニ「ふああ?今、何分?」
サシャ「7時25分です。」
アニ「起きなきゃ!」
サシャ「ご飯、出来ましたよ?」
41
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 23:48:20 ID:UHOgIfgA0
サシャ「いただきまーす!」
サシャの母「よく噛んで食べろって言ってるじゃない!」
サシャ「分かってるって!」
アニ「いただきます。」
アニは箸を持つ。
サシャの祖父「あ、そうそう。婆さん。」
サシャの祖母「なんだい。爺さん。」
サシャの祖父「あの、ダンボール知らないかい?」
サシャの祖母「知らないよ!」
サシャの母「あ、気にせず食べてね。いつもの事だから。」
42
:
名無し訓練兵
:2016/07/27(水) 23:52:56 ID:UHOgIfgA0
サシャ「そうだ!」
サシャは手を叩く。
サシャ「アニの服!」
サシャは2階に駆け上がる。アニもついて行く。
サシャ「アニはどんな服が好みですかねー。」
アニ「何でもいいよ。派手なのじゃなければ。」
サシャ「お任せでいいですか?」
サシャはタンスからショートパンツのサロペットと赤いTシャツを取り出す。
43
:
名無し訓練兵
:2016/07/28(木) 10:18:12 ID:wMEwZ/as0
サシャ「可愛いです!アニは美人さんですから何でも似合いますね!」
サシャは手を叩く。
アニ「そうかな?」
サシャ「髪セットしますから、勉強机の椅子に座ってください!」
アニは椅子に座る。
サシャ「アニの髪は綺麗ですねー。」
アニ「へぇ?」
サシャ「さらさらでうらやましいです。」
サシャは青い針ピンを取る。
サシャ「これを刺してと、はい!出来上がりました!」
サシャがやった髪型は三つ編みだった。三つ編みなんて小さい頃に母親にやってもらったぐらいだ。
44
:
名無し訓練兵
:2016/07/28(木) 11:29:53 ID:wMEwZ/as0
ミーナ「サシャー?」
サシャ「はい!今行きます!」
ミーナ「今日どこ行く?」
サシャ「私はどこでも。」
ミーナ「そうそう!この前、あそこにショッピングセンターできたの知ってる?」
サシャ「ええ?本当ですか?!」
ミーナ「ええ!そこ行こうよ!」
サシャ「はい!行きましょう!」
アニは階段から顔を出す。
ミーナ「あー!可愛い!」
サシャ「誰がです?」
ミーナ「昨日のアニだよね?」
45
:
名無し訓練兵
:2016/07/28(木) 11:35:02 ID:wMEwZ/as0
サシャ「でしょう!?可愛く無いですかー?」
ミーナ「ええ!」
サシャ「アニも一緒に行きましょうよ!楽しいですよ!」
ミーナ「私はミーナ!宜しくね!」
ミーナは微笑む。アニもつられて笑う。
アニ「私はアニ。よろしく。」
サシャ「じゃあ、行きましょうよ!」
ミーナ「そうだね。」
道を歩く。外は過ごしやすかった。
ミーナ「そうそう。」
サシャ「何がです?」
ミーナ「うちのクラスでさ、大問題が起きたのよね。」
サシャ「あー。またヒッチが誰かがやらかしたんですか?」
ミーナ「そうそう。本当に嫌んなっちゃうよねー。」
46
:
名無し訓練兵
:2016/07/28(木) 23:45:50 ID:wMEwZ/as0
ショッピングモールに入る。
ミーナ「涼しーい!」
サシャ「ですねー!」
アニ「・・・涼しい。」
店を見ながら歩いていく。
ミーナ「洋服欲しい!」
サシャ「ですねー。」
アニは洋服屋のガレージを見る。そこには流行の洋服が並んでいた。
サシャ「入りましょうよ!」
ミーナ「んね!賛成!」
47
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 13:02:44 ID:4JewN3I20
ミーナ「これ可愛い!」
サシャ「えー?!これ、4500円もしますよ?」
ミーナ「サシャスタイルいいから絶対似合うよ!」
サシャ「そうですかね・・・。」
ミーナ「うん!似合うよ!」
サシャ「お姉さん達と来ればいいじゃないですか・・・。」
アニ「」ウットリ
ミーナ「アニ?」
アニ「はうあっ?!」ビクッ
ミーナ「このワンピース可愛いよねー。」
アニ「あ、ああ・・・。」
48
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 13:08:53 ID:4JewN3I20
3人は移動する。
サシャ「私、文具屋さん行きたいです。赤ペンとシャー芯が切れちゃって・・・・。」
ミーナ「私も!筆箱のファスナーが壊れちゃったのよね。」
文具店に入る。
サシャ「0.5の方が書きやすいですしねー。」
ミーナ「そう?私は0.3も書きやすいと思うけど?」
サシャ「私は書きにくいです。」
ミーナ「ドクターグリップって書きやすいよね。」
サシャ「あー。私はアルファゲルの方が好きです。」
ミーナ「書きやすいよね。」
アニ「(シャーペンなんかどうでもいいよ。)」
ミーナ「このクルトガ可愛い!」
サシャ「クルトガって書きにくくないですか?」
ミーナ「いいの!私は書きやすければ何でも!」
サシャ「へー。」
49
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:12:12 ID:4JewN3I20
サシャ「あ、あれ!」
ミーナ「どしたの?」
アニ「はい?」
サシャ「あ、あれベルトルトじゃないですか?」
ミーナ「本当だ。隣はアルミンだよね。」
サシャ「はい。」
アニ「ベルトルト?」
アルミン「え?」
ミーナ「2人とも!勉強道具でも買いにきたの?」
アルミン「まあ、そうだね。」
サシャ「そうなんですか!」
ベルトルト「あれ?2人はどこ行くの?」
ミーナ「あ、私たちは今日休みだから遊びに来たの!」
ベルトルト「へえ。」
アルミン「またね。」
ミーナ「うん!バイバーイ!」
店を後にする。
50
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:15:31 ID:4JewN3I20
家に帰宅する。
サシャ「アニ。」
アニ「何?」
サシャ「今日、楽しかった?」
アニ「私はこんな所一度も連れてきてもらった事無いからよくわかんないよ。」
サシャ「そうですか。」
その時だった。
ピンポーン!
サシャ「誰でしょう?」
サシャは駆け下りて行く。
サシャ「はーい!」
ドアを開ける。
51
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:18:03 ID:4JewN3I20
ベルトルト「あの、アニ居ますか?」
サシャ「居ますけど・・・。」
アニ「どうかしたの?」
ベルトルト「アニの・・・、アニの家が大変な事になってるんだ。」
アニ「え?」
ベルトルト「来てくれ!」
ベルトルトはアニの手を取る。
52
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:21:28 ID:4JewN3I20
アニ「へえ?え?ちょっと!ベルトルト!?」
ベルトルトはアニの手を取ったまま駆け出す。
サシャ「待ってください!」
サシャ「怪しい匂いがします!」
ベルトルト「こっち!」
サシャ「はい!」
ベルトルトはとてつもない速さで突っ込んで行く。
アニ「え?え?ちょっと待って!」
ベルトルト「見なよ!」
アニ「え?」
53
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:25:57 ID:4JewN3I20
アニの家の前にはテープが貼られていた。
アニ「どうしたの?」
ベルトルト「アニの、アニのお父さんが亡くなったんだ・・・。
それを朝、大家さんが見つけたらしい・・・。」
アニ「そうなの?」
アニはテープをくぐり抜けて行く。
アニ「(ドアが空いてる!)」
警察1「誰だお前は!」
アニ「娘です・・・。」
警察2「大家さんが言っていました。被害者には中学生の娘がいますと。名前はアニって言っていたはずです。」
警察1「君がアニか?」
アニ「そうです。」
54
:
名無し訓練兵
:2016/07/29(金) 14:32:30 ID:4JewN3I20
アニ「あなたは?」
イアン「紹介が遅れたよ。俺はイアン。イアン・ディートリッヒ。警察の物だ。」
イアン「悪いんだが、君はどこで何をして居た?」
アニ「私は、昨日からずっと友達の家に泊まっていました。」
イアン「そうか。じゃあ、被害者が帰って来たのは昨日の夜だな。」
リコ「死因は急性のアルコール中毒かと思われます。見てください。この酒の量。検出の結果大量の飲酒をされていたと考えられます。」
アニ「そういえば、思い当たる節がありました。母親と離婚してからずっと父親は夜、酒をたくさん飲んでいました。」
イアン「それはいつ頃から?」
アニ「私が、10歳ぐらいの時からです。」
イアン「そうか。」
55
:
名無し訓練兵
:2016/07/30(土) 00:22:34 ID:dCbkNLUg0
イアン「お願いだ。アニ。」
アニ「はい?」
イアン「警察に来てくれないか?」
アニ「まさか、私が何か!」
イアン「いや、今日1日君を保護する。お願いだ。警察に来てくれ。」
アニ「分かりました。」
サシャ「アニ!」
アニ「大丈夫だって。」
サシャ「気を付けてね。」
アニ「ああ。」
アニは警察車両に乗せられて行く。
56
:
名無し訓練兵
:2016/07/30(土) 00:29:06 ID:dCbkNLUg0
リコ「ってか、こいつどうするんです?」
キッツ「児童相談所と相談するしかないだろ。」
リコ「でも・・・。」
キッツ「こいつにはもう両親は居ないんだ。しょうがねえだろ。」
イアン「そうやって決めつけるんですか。」
リコ「しょうがないだろ。」
イアン「くっ・・・。」
警察車両は警察署本部に到着する。
イアン「はい。」
イアンは車のドアを開ける。
57
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 17:25:45 ID:Ee/qbaoU0
イアン「悪いね。しばらく君には辛い思いをさせる事になると思う。」
アニ「あ、はい。」
アニは椅子に座る。
リコ「はい。お茶。」
アニ「ありがとうございます。」
リコ「いいえ。」
イアン「それにしても。」
リコ「え?」
58
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 17:30:02 ID:Ee/qbaoU0
アニ「ふう・・・。」
イアン「大丈夫かい?」
アニ「はい。」
イアン「そうかい。」
アニは窓を見る。
アニ「サシャ?」
警察署の前をサシャが走っている。
アニ「あれは・・・。クシェルさん?」
クシェルとリヴァイも走っていた。
アニ「サシャのお父さんお母さんとケニーさんも?」
ドアが空く。
59
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 17:34:21 ID:Ee/qbaoU0
サシャ「アニ!」
サシャはアニに抱きつく。
アニ「うわわ!うわあ?」
サシャ「大丈夫?!心配したんよ!」
クシェル「今まで辛かったでしょう・・・。」
クシェルはアニの手を優しく握る。
ケニー「ありがとうございました。」
イアン「はい。」
60
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 18:25:09 ID:Ee/qbaoU0
サシャ「そうだ!」
アニ「何?」
サシャ「うちで一緒に一緒に暮らしませんか?」
アニ「は?」
アニ「へ?」
サシャ「はい。いつでも来てください。」
アニ「本当に言ってるの?」
サシャ「はい!」
サシャはアニの腕をとる。
61
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 18:31:03 ID:Ee/qbaoU0
あれから、半年が過ぎた。アニはサシャの家族の一員になることが出来た。
サシャ「アニ。」
アニ「ん?」
サシャ「どこかいきたいところはありませんか?」
アニ「この本のやつパクっただけでしょ。」
サシャ「そうですか。そこら辺散歩しませんか?」
アニ「そうだね。」
62
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 18:34:50 ID:Ee/qbaoU0
アニ「そこら辺工事するらしいよね。」
サシャ「そうみたいですね。」
サシャ「ってか、あいつ、いつになったら学校くるんですかねー。」
アニ「確かにね。」
63
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 18:39:49 ID:Ee/qbaoU0
ミーナ「アニー!サシャー!」
サシャ「ミーナ!」
ミーナ「サシャは?」
アニ「散歩してたの。」
サシャ「そうなんです!」
ミーナ「そうなの?じゃあ、私塾あるから!」
ミーナは自転車を走らす。
サシャ「行こうか。」
アニ「そうだね。」
2人は歩き出す。
64
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 23:46:32 ID:Ee/qbaoU0
サシャ「ねえ!」
アニ「何?」
サシャ「アッカーマンさんの家寄って行こうよ!」
アニ「アッカーマンさんの家って遠くない?車でも15分くらい掛かるじゃん。」
サシャ「そこから行くと坂が無いから!」
アニ「そうなんだ。」
サシャはアニの手を引っ張る。
その時だった。
ケニー「よう。サシャじゃねえか。」
サシャ「ケニーさん!今行こうとした所!」
ケニー「じゃあ乗ってけよ!ウチはいつでも大歓迎だからよ!」
ケニーは笑う。
サシャ「乗ってこ!」
サシャはドアを開ける。
65
:
名無し訓練兵
:2016/08/20(土) 23:50:12 ID:Ee/qbaoU0
クシェル「いらっしゃい。」
サシャ「お邪魔しまーす。」
クシェル「アニちゃんも来てくれたの?」
アニ「はい。」
クシェル「ちょっと待っててね。お菓子出すから。」
アニ「はい。」
ケニー「じゃあ、俺は店に顔出してくるから。」
クシェル「わからないけど、リヴァイが出てたらよろしくね。」
ケニー「分かってるってよ。」
ケニーは店の奥へと消えていく。
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