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ユミル「トランプでもしないか?」
1
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:18:40 ID:Qo.OABsU0
ウォール・マリア 壁上
ヒュオオオオオオオオオオ
ユミル「どこからだ…どこから私は間違った」
エレン「俺たちは!!」バッ
クリスタ「人類の命運を賭けて!!」バッ
クリスタ「ほらユミルも!」
ユミル「あ、ああ…」バッ
ライナー「俺たちは!!」バッ
アニ「故郷への執念を賭けて!!」バッ
アニ「ベルトルト!」
ベルトルト「う、うん…」バッ
「やるぞ!!」
「ストリップ・ポーカー‼︎‼︎」ゴォォォォォォ
25
:
進撃の名無し
:2015/07/27(月) 22:39:49 ID:2XPzVoUw0
レロニラ「まず最初に…枚のカードを場に出し………巡の後に………イズなどの行動を…」
一同「……」フンフン
ユミル(お前ら突っ込めよ!エレンに至ってはメモ取ってんじゃねえよ!)
レロニラ「脱ぐ服の………コールし…手札に自信が…あればレイズして……」
一同「……」フンフン
ユミル(そしてお前はそのマスク取れよ!あと声も怖いしほんと何なんだよお前!)
レロニラ「……り頂けましたか?それではこれよりゲームを開始致します」
ユミル(ハッしまった聞いてなかった!このゲームには命がかかってんだ突っ込み入れてる場合じゃねえ!)
26
:
進撃の名無し
:2015/07/27(月) 22:46:09 ID:2XPzVoUw0
レロニラ『この戦いをご覧になっている皆様のため…』
レロニラ『このポーカー、"テキサス・ホールデム"では、プレイヤーはディーラーから配られた2枚の"ポケットカード"とボードに開かれた5枚の"コミュニティカード"の計7枚のカードから最強になるよう抜き出した5枚のカードでハンドを作ります。ポケットカードを使わずに、ボードの5枚でハンドを作っても問題ありません』
レロニラ『プレイヤーはそれぞれのターンで他のプレイヤーと駆け引きを行い…そして…駆け引きを行います』
レロニラ『…いや、実は私もよく知らないんですよ。"テキサス・ホールデム"』
レロニラ『ほら、これ。常時携帯している解説書です。さっきもコレ見ながら説明してたんですよ』
レロニラ『まあ多分、普通のポーカーとそんな変わりませんよ、多分。という事で、ルールを知らない人はWebを見るなり解説書を見るなりして私と共に勉強しましょう』
レロニラ『…あーしなくていいか。そんな難しいもんじゃないし』
ユミル(全部聞こえてんだけど…大丈夫かあいつ)
27
:
進撃の名無し
:2015/07/27(月) 23:47:50 ID:2XPzVoUw0
エレン「よっしゃあ燃えてきたぜえ!」
クリスタ「エレン…私、いい事考えたの。ちょっと耳貸して?……」コショコショ
エレン「…おおっクリスタ、お前すっげえな!これで人類が勝利に一歩近づいたぞ!」
クリスタ「えへへ…褒め過ぎだってば!」
ライナー「いいか、決して深追いはするな。さっきの話聞いてたな?」
ベルトルト「うん、バッチリだよ」
アニ「絶っ対に一枚も脱いでやんない…」
ライナー「基本的にはそのスタンスでいいんだが…これは変則ポーカーだ。【そのゲームの勝者となった者は、相手陣営から1人を選んで服を脱がすことができる】ってルールが追加されてる」
ベルトルト「そしてもう一つ。これはゲームの進行を早めるためかな?【最初のラウンドで子が全員フォールドした場合、子はそれぞれ服を一枚脱がなければならない】ってルールもあるね」
アニ「えーと…」
ベルトルト「このゲーム、守ってばかりじゃ勝てないってことだね」
ライナー「まあ、そういうことだな」
ユミル(多分あの変なディーラーよりもこいつらの方ルール理解してるよな)
ユミル(何かよくわからんが周りに合わせてやってみよう)
28
:
進撃の名無し
:2015/07/28(火) 00:05:19 ID:73yKZmII0
レロニラ「ベット順…もとい座る順番は、同陣営間で不正が行われないようこのCの字型のテーブルに沿って、両チームが交互になるようにしています」
第一ゲーム 第一ラウンド ベット順
エレン 人 親
↓
ライナー 巨
↓
クリスタ 人
↓
ベルトルト 巨
↓
ユミル 人
↓
アニ 巨
レロニラ「えーと…あっベットはエレン様から時計回りに行って頂きます」ペラッ
ユミル(堂々と解説書見てんじゃねーよ…)
レロニラ「それでは、第一ゲームを開始します」
一同「…」ゴクッ…
29
:
進撃の名無し
:2015/07/28(火) 01:15:21 ID:tLOPiHLEO
乙
レロニラこえーよ
30
:
進撃の名無し
:2015/07/28(火) 23:57:10 ID:73yKZmII0
レロニラ「ポケットカードを配ります」スッ
エレン「おお…」
アニ「…」
エレン ♠︎2 ♦︎3
ライナー ♠︎10 ❤︎K
クリスタ ♦︎Q ♣︎ 8
ベルトルト ♠︎J ♦︎2
ユミル ♣︎6 ♦︎4
アニ ♠︎Q ❤︎Q
レロニラ「それでは、最初のベットラウンドを開始します。エレン様、服を一枚賭けてください」
エレン「…これで俺の命が一つ磨り減った訳か…」ヌギヌギ
エレン「ほらよ」 パサッ
(全員兵団ジャケットを着用、立体起動装置は取り外し済み)
レロニラ「ご心配には及びません。先程申し上げた通り、あなたが勝利すればそのゲームでご自身がお賭けした服は全てお返しします」
クリスタ「…?負けたら?」
レロニラ「燃やします」
一同「!?」
31
:
進撃の名無し
:2015/07/29(水) 00:39:44 ID:Yd3VhAek0
クリスタ「モヤシ…?」
ベルトルト「もはやストポーじゃない…」
ライナー「イイッスネ」
ユミル「て、てめぇいきなり出てきてさっきから調子こいてんじゃねえぞ!ゲームの後どうしろってんだよ!」
レロニラ「あなたがこの戦いに勝利できるという保証はどこにもございません…まずはユミル様、目の前のゲームに集中すべきでは?」
ユミル「ッこいつ…!」
32
:
進撃の名無し
:2015/07/29(水) 00:41:58 ID:Yd3VhAek0
………
ライナー「次は俺か…」
ライナー「降りる」カードヲフセル
エレン「…!」
ライナー「どうしたエレン…フォールドするのも選択の一つだぜ?」ニヤ
エレン「…フン」
クリスタ「つ、次は私ね…」
クリスタ(きっと大丈夫…エレンが認めてくれたんだもん!ここは任せて服を温存しとこう!)
クリスタ「…」カードヲフセル
ライナー「おっ、クリスタ…仲間だな」
クリスタ「えへへ、そうだね!」
ユミル(敵だろ)
ベルトルト(…絶対連れて帰ろう)グッ
33
:
進撃の名無し
:2015/07/29(水) 00:54:38 ID:Yd3VhAek0
ベルトルト「次は僕…」
ベルトルト(最初は様子見でいい、下手に仕掛ける必要もない…よね)
ベルトルト「僕も…降りるよ」カードヲフセル
ユミル(ヒストリアを守るためにもこのゲームにゃ負けられねえ…体の心配なんてしてる場合じゃないのはわかってる)
ユミル(とは言ってもこんな手札じゃ勝機は薄いはず…)
ユミル「私もだ」カードヲフセル
ライナー「どうやら最初のゲームは皆がジャケット一枚の犠牲で済むみたいだな」
アニ「…コール」
34
:
進撃の名無し
:2015/07/29(水) 00:57:43 ID:Yd3VhAek0
エレン「…」ピクッ
ライナー「何?」
レロニラ「コールですね、かしこまりました。それではアニ様、服を一枚お脱ぎください」
ベルトルト「ア、アニ、はやまっちゃダメだ!下手をすれば君だけが服を失う羽目に…ッ」
レロニラ「取り消しは認められません…アニ様、さあ」
ベルトルト「アニ…」
アニ「そうなったらベルトルト、あんたが私の服…取り返してきてよね」ニコ
ベルトルト「ッ…!」
アニ「…」ヌギヌギ
アニ「…ん」パサッ
ライナー「おいおい…」
35
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:41:19 ID:8.v2SWB.0
レロニラ「エレン様、如何致しますか」
エレン「…」チラ
アニ「…」ツーン
エレン(…クッアニのやつめ、何考えてるかわかったもんじゃねえ!どうする勝負に出るか…!)
エレン(イヤ、まだ早すぎる…真ん中のコミュニティカードがオープンされてねえ…まだだ…まだ攻める時じゃない)
エレン「…チェックだ」
ベルトルト(エレンが頭を使ってるよ…)
36
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:44:22 ID:8.v2SWB.0
レロニラ「賭けられた服の枚数は一枚…では、これより第二ラウンドを開始します」
第一ゲーム 第二ラウンド ベット順
エレン 人 ♠︎2 ♦︎3
↓
アニ 巨 ♠︎Q ❤︎Q
レロニラ「では…コミュニティカードを3枚、オープンします」スッ
♠︎5 ♣︎7 ❤︎3
エレン「…!よしっ!」
ユミル(こいつポーカーフェイスって言葉知ってんのか?)
アニ「…ッ」
ベルトルト「…」
37
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:46:36 ID:8.v2SWB.0
エレン(よし…よし!心許ないがハンドは揃った!ここからはクリスタの言う通り、ガンガン攻めるだけだ!)
エレン「…」ヌギヌギ
エレン「レイズだぜ!!」
クリスタ「いいぞエレン!」
アニ「…くっ」
ライナー「アニ…無理すんなよ」
ベルトルト「ジャケット一枚で済むんだ、深追いはしないでくれ!」
38
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:49:10 ID:8.v2SWB.0
アニ(ハンドができたって顔だね…ワンペアか?…ツーペア、スリーカードだってあり得る)
アニ(私の手札には2人の女王。悪くはないね)
アニ(くっ…でもこんな序盤から勝負をかける必要なんて…)チラッ
エレン「…」ニタァ
アニ(あ…クソッ!)
ライナー「!…アニ、やめろ!」
アニ「ラァッ!!」バサッ
(エレンシャツのみ、アニ下着)
39
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:51:25 ID:8.v2SWB.0
クリスタ「ひゃあ!?//」
ライナー「あああの馬鹿、負けず嫌いは昔から変わってねえ!こうなったら止まんねえぞあいつは!」
ベルトルト「あわわわわ」
クリスタ(ア、アニの…やっぱり大きい///)
ライナー(でもまあ…俺的にはクリスタのちっぱいのほうg)バキィ
ユミル「フー…」
ベルトルト(隣り合った二人が下着で睨み合っている…両方ズボンは履いてるけど。てか先にブーツを脱いだ方がよかったんじゃ…)
エレン「度胸あるじゃねぇか!だがまだ終わらねぇ、終わらせねぇ!」
エレン「リレイズだ!」ブーツクツシタポーイ
40
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:53:26 ID:8.v2SWB.0
アニ「!くっ…」
アニ(やってしまった…絶対脱がないとか言ってたのに…!私のバカバカ‼︎)
アニ(でも、ここまで来たら…引き下がるわけにはいかない!)
アニ「ぁああああ!!」ポーイ
エレン「なっ!?もう一丁!」ズボンバサッ
アニ「あああああ!!」バサッ
クリスタ「っしゃああ!滅びろ巨乳っ!!」
ベルトルト「やめろおおお!!!」
ライナー「やめてくれええ!!」
ユミル(あれ、どっちが悪者だっけコレ)
41
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 00:58:05 ID:8.v2SWB.0
エレン「しぶといヤツめ…!これで終わりだ、レイズッ!!」シャツブッチィ
アニ「うわあああああ!!!」ブッチィ
エレアニ「…」ハァ…ハァ…
(パンツ一丁)
ライナー「ダメだ。俺はもう見てられない」
ベルトルト「僕は何も見ていない…あのハリのある美しい膨らみもその先端の可愛らしいピンクの出っ張りも何も」ウツムキ
ユミル「全部見てんじゃねーか…」
エレン「何故だ…なぜここまで付いてこれる…そんなに自分のハンドに自信があるのか?!」
アニ「……」ハァ…ハァ…
エレン「でもこれで本当に終わりだ…」
エレン「この次…俺を追従したお前に待っているのは破滅!破滅のみだ!!フハハハ!」
クリスタ「のみだぁ!!」
ユミル(魔界帰れ)
42
:
進撃の名無し
:2015/08/02(日) 01:49:12 ID:nfewv5KsO
クリスタww
アニさん男前過ぎィ!
43
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:22:02 ID:xs9liwPI0
エレン「いくぞ…!」
エレン「うらァレイズぅ!!」バッサア
エレン「…ハァ…ハァ…」フルチン
アニ「何故だって…?」
アニ「そんなの…決まってるじゃないか…!」
アニ「故郷への執念と…」
アニ「仲間への…愛があるからだよッ!!」バッサア
アニ「…」マッパ
エレン「……」フルチン
クリスタ「エーレーンッ!エーレーンッ!」ピョンピョン
アニ「……うぇ…ひっぐ…ぅ…」マッパ
ユミル(私も見てらんなくなってきた)
44
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:23:34 ID:xs9liwPI0
レロニラ「それでは…賭けた服の枚数が上限に達しましたので、残りのコミュニティカードを全てオープンします」
♠︎5 ♣︎7 ❤︎3
ライナー「これでアニかエレン、どっちかが沈むのか…」
ベルトルト「」チーン
ユミル「ベルトルさん鼻血出して気絶したぞ」
クリスタ「…」ドキドキ
エレン(勝てる!俺は…絶対負けねえ!)ドクンドクン
アニ(父さん…私もうお嫁に行けない…)ギュッ
45
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:27:28 ID:xs9liwPI0
レロニラ「では…」
♠︎5 ♣︎7 ❤︎3 ♠︎3
エレン「や、やった───
♠︎5 ♣︎7 ❤︎3 ♠︎3 ♣︎Q ピラッ
ミヨォォォォォォォォォ…
46
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:28:42 ID:xs9liwPI0
エレン「ッハ!!言っただろ!お前ら殺人鬼に未来なんてねえんだ!!ハハハハ!!」バシッ
エレン「3の──スリーカードだ!」
アニ「…」
エレン「…」
エレン「お前、何を…何を笑ってやがる」
アニ「…ぐすっ…」
エレン「つ、ついに気が狂ったのか…?」
エレン「ハハッ無理もねえよな!!お前の無駄な…!」ハッ
アニ「…おっかないってこと…!博打は…!」
エレン「あ…?」
47
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:30:38 ID:xs9liwPI0
アニ「フン!」バシッ
アニ「Qの…スリーカード!!」
♬ライアーゲーム OP
テーテーテーテッテーテッテーテッテーテッ
48
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:32:17 ID:xs9liwPI0
クリスタ「えええっ!?」
ライアー「…や」
ライナー「やりやがったああ!ベルトルト!起きろ!あいつやりやがったぞ!!」
ベルトルト「…ハッ」
ライナー「アニがエレンに!勝ったんだよ!」
ベルトルト「な、何だって!?」
ユミル(制した…アニが…!黎明の大勝負…!)
ユミル(そして序盤の乱戦…ハンドは二人ともスリーカード‼︎ 入ってたか、そんな手が…!)
49
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 00:33:45 ID:xs9liwPI0
エレン「な…な……」
クリスタ「そんな…どうして!」
クリスタ「Qは私も持ってた!残りの一枚が最後のコミュニティカードに出てくるなんて!確率的にあり得ない…これはイカサマだわ!」
エレン「…!レロニラ…てめえ!」
レロニラ「これはイカサマではございません…時に強過ぎる勝利への執念は、万物の法則をも歪めてしまう事があります…アニ様の、心の強さが導いた結果でございます」
レロニラ「エレン様、誠に残念ですが…ルールですので」カチッ
エレンの服「」シュボボォォォ
エレン「ああああ俺の服があああ」
ユミル「エレンの悪役が板についてきたな…」
50
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 01:05:17 ID:xs9liwPI0
レロニラ「アニ様…おめでとうございます。そのままではお風邪を引いてしまいますよ」スッ
アニ「ハッ…あ、あぁありがとう」
ライナー「ふぅ…何だって序盤からこんなハラハラしなきゃいけねえんだ──ベルトルト、見るな」
ベルトルト「」オッパイガヒトツ…オッパイガフタツ…
クリスタ「エレン…ごめんなさい…!私がガンガン攻めろなんて勝手なこと言っちゃったから!」
エレン「気にすんな、お前は何も悪くねえよ…それより後は…クリスタ、そしてユミル」
ユミル「あ、ああ」
エレン「お前らに託したぞ…」
【エレン、脱落】
51
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 01:08:03 ID:xs9liwPI0
こうして、第一ゲームは人類側、エレンの圧倒的敗北という形で幕を閉じた。あまりにも早くに一人の仲間を失ってしまった人類チーム…果たしてこのまま彼らの戦いは終わってしまうのか… cv.井上麻里奈
♬ 美しき残酷な世界
次回、第二ゲーム!
『反撃の狼煙!人類よ、いざ進撃の時!』
ジャンジャンジャンジャン
ユミル(私巨人だけど)
52
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 01:13:37 ID:xs9liwPI0
コメント嬉しい
ありがとう
53
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 11:23:26 ID:vHWLNGHkO
駆逐してやる…服を…一枚残らず……!!
乙
54
:
進撃の名無し
:2015/08/09(日) 21:56:25 ID:c8wZF/5c0
続き気になるぞ
まさかこれで終わりじゃないよな?!
55
:
進撃の名無し
:2015/08/10(月) 20:20:27 ID:y5KgCZA60
>>53
ありがとう
>>54
続編あります
56
:
進撃の名無し
:2015/08/18(火) 00:53:58 ID:B7RruDcoO
待ってるからなー
57
:
進撃の名無し
:2015/09/15(火) 00:53:52 ID:PWni99fYO
あれ、続かないのか
無駄に熱くて面白かったよ
58
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 07:05:55 ID:NnQIeGa60
《予告》
ヒュオオオオオオオオオオ
ライナー「…」
ユミル「…」
アニ「…//」モジモジ
ベルトルト(今さら恥ずかしがるアニ可愛い)
エレン巨人「アー」←壁の上に座ってる
クリスタ「エーレーン!私たち、絶対勝つからね〜!」
エレン巨人「アウ」コクコク
59
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 07:06:58 ID:NnQIeGa60
クリスタ(負けを悟ったエレンは直後、手を噛み自ら巨人化しました)
クリスタ(きっと恥ずかしかったんだと思います)
クリスタ(最後まで私を信じて闘ってくれたエレンの為にも──)
クリスタ「貴方の遺志は…私達が、必ず!!」
人類対巨人in変則ポーカー!ゲームを制し凱歌をあげろ!戦慄の第二ゲーム、ここに開戦!
♬ 自由の翼
60
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 20:55:35 ID:NnQIeGa60
レロニラ「それではアニ様、あなたは前回のゲームの勝者となったため、他のプレイヤー1人を選び服を脱がすことができます。いかが致しますか?」
クリスタ「…」ドキドキ
ユミル「…」
アニ「…この先、あんたの悪知恵で苦戦することになるのはごめんだしね。ユミル、脱ぎな」
ユミル「フン…ま、正しい選択だな」ヌギヌギ
ユミル(…ん?待てよ、そういえば気になってた事があったんだ。今のうち聞いておくか)
61
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 20:57:12 ID:NnQIeGa60
レロニラ「それではこれより、ストリップポーカー第二ゲームを始め──
ユミル「あーディーラーさん、すまんちょっといいか」
レロニラ「何でしょう」
ユミル「このゲーム、相手の陣営が全員フォールドした時、場に味方の陣営が複数人残っているとどうなるんだ?」
ライナー「あぁ…確かに、俺も思っていた。陣営内で同士討ちになっちまうのか?」
レロニラ「あー…」
レロニラ「…」ペラ
レロニラ「そうですね」
62
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 20:58:37 ID:NnQIeGa60
レロニラ「通常は勝者以外のプレイヤーが賭けた服は陣営に関わらずすべて没収させて頂きますが…」
レロニラ「その時はそのチームの勇気を讃え、【勝利したチームのメンバーは全員そのゲームで賭けた服を取り戻すことができ、さらに残っている味方の数だけ多く相手チームの服を脱がす事ができる】と致しましょう」
ライナー「ってことは…?」
アニ「数が多いだけ私達に軍配が上がるね」
ユミル(このルール、一見ライナー達に有利だが…奴らの性格を利用すれば…!)
ユミル「クリスタ、ちょっと耳貸せ!」
クリスタ「え?う、うん…」
ユミル「いいか。まずだな…」ゴニョゴニョ
レロニラ「──それではこれより、ストリップ・ポーカー第二ゲームを開始します」
63
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 21:00:09 ID:NnQIeGa60
レロニラ「ポケットカードを配ります」スッ
ライナー(故郷への扉は開かれた、俺達が使命から解放される時もそう遠くねえ。分かってるな…お前ら、後は気合だ!)
ベルアニ「…」コクッ
ユミル(悪ぃなクリスタ…あいつらに私らの本気を見せるにはこの方法しかねぇんだ、頼めるか?)
クリスタ(任せて。女にだって…意地があるの!)グッ
ライナー ♣︎7 ❤︎10
クリスタ ♠︎K ♣︎J
ベルトルト ♣︎2 ❤︎A
ユミル ♦︎10 ♦︎Q
アニ ♦︎2 ♠︎A
64
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 21:02:03 ID:NnQIeGa60
レロニラ「ベットはライナー様から時計回りに行って頂きます。それではライナー様、服を一枚お賭けください」
ライナー「よしきた」バサッ
ライナー「クックック、それにしてもエレンの奴が真っ先に脱落するとは嬉しい誤算だったぜ」チラ
エレン巨人「ア?」
ライナー「後先考えずに行動するってのがどれほど愚かな事か…奴は知らなかったんだな」フッ
ベルトルト(うぜぇ…)
ユミル「どうかな」
ライナー「何…?」
ユミル「お前らが壊した普通の壁と違ってな。臆病者には決して壊せない壁ってのも、この世にはあるんだぜ?」
65
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 21:04:57 ID:NnQIeGa60
ライナー「オイ、ユミル…今俺達に喧嘩を売る事に何の意味が──」
ユミル「クリスタ、出番だ!見せてやれ!」
クリスタ「うんっ‼︎」
クリスタ「…あ、あんま見ないでね//」
ベルトルト「!!ま、まさか!?」
バサバサバサッバサバサッ
クリスタ「……//」
巨人陣営「!!?!?」
ライナー「な…!!」
アニ「全賭け…だって?!」
ユミル「何かを捨てることができない者は、何かを変えることもできない…」
ユミル「さあ巨人ども、デカいのは図体だけじゃ無いって事を証明してくれ」ニヤリ
66
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 23:08:24 ID:z8NQoh6oO
続ききてるやんけ!
ユミル△
67
:
進撃の名無し
:2015/09/22(火) 23:13:40 ID:mo5qg7.k0
続編来たー!!!
ずっと待ってたから期待
期待
68
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 11:27:06 ID:t1Dq/yKU0
ライナー「ぐっ…てめえクリスタになんてことさせやがる!」(裸クリスタきたーー!!)
ベルトルト(た、大変だ…104期の女神が一糸纏わぬ姿で僕の眼前に…!アルミン、君の夢が叶ったよ…!)
ユミル「わ、私だって好んでこんな事してる訳じゃねえよ!な、なぁクリスタ?」
クリスタ「いいの!その、私のせいでエレンがって事もあるし…それに、これは私の意思なの!」
ユミル「クリスタ、お前ってやつは…!この戦いが終わったら結婚してくれ!」ワシワシ
クリスタ「い、痛いよユミル〜」
69
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 11:30:11 ID:t1Dq/yKU0
ベルトルト「クッ、さっきのゲームで耐久戦に突入したと思ったのに…認識が甘かった!」
アニ「それも全賭けなんて!迂闊に張り合えない!」
ユミル「ククク…」
エレン巨人「ウオオオ」フシュー
ユミル「あぁエレン見てろよ!お前の無念、今にこの私達が晴らして……」
ユミル「…ん?」
エレン巨人「ウオオ//」フシュー
ベルトルト「…何だか様子が変だね」
ライナー「ああ、すごい蒸気の量だ」
アニ「……」
ユミル「…まさか」
70
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 11:33:49 ID:t1Dq/yKU0
ユミル「あの野郎…クリスタの裸見て興奮してんじゃねえか?」
クリスタ「え、ええっ!?///」
アニ「フン、そんな訳ないよ…全裸の私にさえ無反応だったんだからね」
ライナー「あ、あぁその通りだ…ミカサの度重なるアピールをことごとくスルーしてきたあの鈍感野郎が女の肉体に欲情するなど」
ベルトルト「まずアニの裸を見て何も思わない時点で野郎かどうかすら危ういよ…」
エレン巨人「ア、アウアウ」ブンブン
クリスタ「本人も違うって言ってるみたいだけど…」
ユミル「ふーん…」
71
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 11:37:27 ID:t1Dq/yKU0
ユミル(まあ…この際だしちょっとぐらいからかってやってもいいよな)
ユミル「…エレン!アニの裸綺麗だったか⁈」
ライベルアニ「!!?」
ベルトルト(ちょ、ちょっとユミル何のつもりだい!理由のない暴力を恐れる日々はもう終わったと思ってたのに!)
ライナー(…敵のお前に頼むのも不憫だがエレン、頼むから自ら地雷を踏みに行くような真似だけは止してくれ)
アニ「…アンタも死に急ぎの後を追う気かい…」チラッ
エレン巨人「…」
エレン巨人「…」シラー
72
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 11:39:24 ID:t1Dq/yKU0
「…」
ユミル「…あれ?」
アニ「…」
ライナー「聞こえてないのか?」
クリスタ「…わ、私の裸は?」
ユミル「クリスタ!?」
エレン巨人「ウオオオオオオオ!!」ドラミング
オオオオオオオ
オオオオオ
オオオ…
シーン
アニ「…」
クリスタ「あ、あれ?///」
ユミル(ヤバイ)
73
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 15:47:54 ID:5jY01RL6O
そんな…巨人駆逐厨のエレンさんが……
74
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 21:12:31 ID:t1Dq/yKU0
アニ「殺す」ガタッ
ライナー「言わんこっちゃねええ!!」
ユミル「おお落ち着けアニ!座れ!」ワタワタ
アニ「アンタ私の時は明らかにノーリアクションだったろうがァ!!」バタバタ
ユミル「ちょっ誰かこいつ止めてくれ!」
ベルトルト「アッアニ大丈夫だから!あんなもん見せられたら普通の男なら全員落ちるから!」
ライナー「そ、そうだぞアニ!あと悪いが俺もちっぱい派なんd」ドゴォ
75
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 21:13:57 ID:t1Dq/yKU0
クリスタ「い、一旦落ち着こう?ね、アニ///」
アニ「貧乳は黙ってな!」
クリスタ「てめえ!!」クワッ
ユミル「こ、今度は痴話喧嘩だ!」
ベルトルト「クリスタがミカサとダブって見える…削がれる」ガタガタ
ユミル「ラ、ライナー何とかしてくれ」
ライナー「また俺か?!」
ユミル「いいから早くしろ!」
ライナー「あ、ああ…えーと…クリスタ!俺は小さくても全然気にしな」ドゴォ
ベルトルト「君の頭脳はゴリラ並かァ!!」
エレン巨人「ウオオオオオオオ!!」フシューフシュー
ワーワーギャーギャー
レロニラ「ゲームが進まない…」
76
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 22:53:39 ID:t1Dq/yKU0
〜〜
〜
ベルトルト「しかし困ったぞ…」
ベルトルト「ユミルは僕らが攻めて来ないと踏んで、クリスタに続いてコールする気だ」
ライナー「お、おぉ…ユミルの裸か…こいつは期待できr」ドッゴォ
アニ「…」フー
ベルトルト「いや、何で君が殴るんだい…」
ベルトルト(…これでエレンがユミルの体にまで反応したら僕らは終わりだ、巨人陣営の内部崩壊が始まる)
ベルトルト「…相手チームは二人だから、フォールドしてもライナーの賭けた1枚+2枚の合計3枚の服が奪われる」
アニ「う…じゃあ…」
ベルトルト「そう。このままじゃ僕らを待っているのは緩慢な死だ」
77
:
進撃の名無し
:2015/09/23(水) 22:55:03 ID:t1Dq/yKU0
ライナー「ってこたあ勝つためには毎ゲーム、この陣営の誰かが勝負しにいかなきゃならないってことか」フシュー
ベルトルト(巨人の力って便利だね)
ベルトルト「…いや、その必要はない」
アニ「え…?」
ライナー「どういうことだ?」
ベルトルト「皆…今日までの間、僕らは身に迫る数多の窮地を何時だって一緒に乗り越えてきたんだ。この闘いだってきっと例外じゃない…」
ベルトルト「いいかい……この先の展開を考えると、きっとこれが最良の策だよ」
ベルトルト「このゲームで、全てを終わらせるんだ…」
78
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 18:29:18 ID:t6eB5TRk0
レロニラ「───そろそろゲームを再開したいのですが」
ベルトルト「あ、ああすみません、えーと次は僕だったよね?それじゃあ…」
ベルトルト「僕はもう、勝てる気がしない…降りるよ」
クリスタ「ふふふ」
ユミル「やっぱりなぁ…クク、根性の方は3m級にも及ばねえな!」
ベルトルト「じゃあユミル、君にもその…"捨てる覚悟"があるのかい?」
ユミル「当たり前だ!さっきのは運任せの張りがたまたま上手くいったみたいだけどなぁ」
ユミル「そのリスクをもう一度冒す勇気なんて、お前らにあるわけないだろ?」
ユミル「このまま絞り取ってやるよ、たっぷりとな…!」バサバサバサバサッ
79
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 18:31:35 ID:t6eB5TRk0
ベルトルト「くっ…!(う、美しい)」
アニ「違うね…」
ユミル「なに?」
アニ「運じゃない…!」
アニ「"勝てると思ったから"張ったんだよ!」バッサァ
ユミクリ「!!?」
80
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 18:33:47 ID:t6eB5TRk0
ユミル(裸)「こ、コールしてきただと…?!」
クリスタ(裸)「は、話が違うよユミル!」
ユミル(裸)「グッ!!馬鹿な……!この私がポーカーで読み違える訳が…!!」
アニ(裸)「…」チラッ
エレン巨人「…」ジー
アニ(裸)(ハッ エレンが見てる!)ドキドキ
ベルトルト(君達はもう少し自分があられもない姿をしているって事に自覚を持とうね)
ベルトルト(そして、次は──あぁ、君か。)
ライナー「フー… ウホ」
ベルトルト(ライナー)
81
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 18:35:05 ID:t6eB5TRk0
ライナー「ウホウホ」
ベルトルト(ま、まずい…あれはライナーが最上級に興奮した時に発現する通称──"インフィニット・ウホウホ"…!)
ベルトルト(男子寮でクリスタ似の金髪少女が特集されてるエロ本を皆で見ていた時、ライナーが興奮し過ぎてそれから数時間類人猿化してしまった事からこう名がついた)
ベルトルト(今まではどうにか自我を保っていたけどアニやユミルの裸にあてられた…ってとこかな)
ライナー「ウッホホー」
アニ(裸)「ほら、アンタも。さっさとコールしなよ」マッタク
ユミル(裸)「や、やっぱり恥ずかしいな。でもクリスタだってやってんだ、私だって…」カァァ
クリスタ(裸)「ライナー脱がないの…?何なら、私が脱がせてあげる…?」ウワメヅカイ
ライナー「」プチン
ベルトルト「あ」
82
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 20:28:14 ID:t6eB5TRk0
ライナー(全 裸)「ウッホホホー!!」バリバリバリバリ
ユミル「」
アニ「きゃああ?!」
ベルトルト「クリスタ!今のライナーは雄の権化だ!逃げてくれ!」
ユミル「や、やばい自分の姿に気を取られて完全にノーマークだった!クリスタァ!」
クリスタ「え?え!?」
ベルトルト「ま、間に合わない!僕のせいだ!アルミンになんて言い訳したらいいんだー!」
クリスタ「ちょ、ちょっとライナー!?イヤぁぁぁぁぁ…」
──ヒュッ ズドォォォォォン…
クリスタ「ぁぁぁぁぁ…」
クリスタ「あ?」
アニユミベル「……」ポカーン
ライナー「」
レロニラ「フー…いやぁ、久々の拳底波は身体に堪えますねえ」
ユミル「つ、強ぇ…」
ベルトルト(この人ホント何者なの)
ライナー「ハッ 俺は一体…」
レロニラ「あぁ、少しの間お休みになられていた様です…お服は預かりましたので、ゲームを再開しましょう」
アニ(あの技教えてもらいたい)
83
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 20:29:43 ID:t6eB5TRk0
…………………
レロニラ「──さて、ライナー様がコールしたことによってこのゲームのベットフェイズは終了しました。残りのコミュニティカードを全て、オープン致します」
レロニラ「尚…このゲームでユミル様、クリスタ様のどちらかが勝利された場合」
レロニラ「最終ゲームはその方とベルトルト様の一騎打ちとなります」
ベルトルト「…」
レロニラ「そして…」
レロニラ「お二人がこのゲームに敗北された場合ですが」
レロニラ「その時点でゲームは終了、お三方の身柄は敵陣営に引き渡される事となります」ジャラ
クリスタ「ヒッ…」
84
:
進撃の名無し
:2015/09/24(木) 21:13:15 ID:kkhtNKk.O
一人だけ着衣でベルトルさんの方がおかしい気がしてきた(錯覚)
85
:
進撃の名無し
:2015/09/25(金) 06:14:55 ID:hAuZ1bwY0
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86
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 10:48:33 ID:pyh3U2yk0
アニ「──まぁ、これが現実ってやつだろうね」
ユミル「…」
ベルトルト「誰も世界の意志には逆らえない。君達が攫われ、僕たちの故郷に連れてこられる…これが君達の運命なんだ。」
ライナー「別にそう難しく考える必要もねえ…結局ここに来た時と何も状況は変わらねえんだ、寝るまでの暇潰しにもなった事だしな。良しとしようぜ」
アニ「さ、ちゃっちゃと終わらせて寝るよ──」
クリスタ「…ま、待ってよ」
ベルトルト「…何だい」
クリスタ「勝負はまだ、ついてないよ…」
アニ「ハァ…言っただろ?運命に逆らう事は出来ない。無駄な足掻きは見苦しいだけだね」
ユミル「…無駄かどうか、試してみるか?」
アニ「何で…」
ユミル「アニ、お前が持ってるその"最強の"ハンドでな」
87
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 10:49:41 ID:pyh3U2yk0
ベルアニ「…!!?」
ベルトルト(ま、まさか…!!)
アニ「ハッ…最強ねぇ(バレたか…?)」
ユミル「あぁ、勝てそうにないね」
アニ(いや、そんなハズは…!)
ベルトルト(あり得ない、不可能だ!だってあの時…ライナーが吹っ飛ばされたあの喧騒の時!)
ベルトルト(僕とアニが…カードをすり替えた時!!)
ベルトルト(ユミル、君は後ろを向いていたじゃないか…!)
アニ(まさか、クリスタが…?)
アニ「なら、やめる?(イヤ!だとしたら何故、追求してこない…!)」
ユミル「まあほら、そういう訳にもいかねーだろ。こちとら人間様の命運が掛かってんだからよ」
ベルトルト「ならさっさとしてくれ…僕は早く寝たいんだ(クソッ、この鼻につく余裕は一体…!)」
88
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 10:52:02 ID:pyh3U2yk0
ライナー「な、何かあの三人が見えない戦いを繰り広げてるような気がするんだが…気のせいか?」
クリスタ「さぁ…?」
アニ「ベルトルトもこう言ってることだし…ほら、始めるよ(とにかくオープンフェイズに入ればプレイヤーはもうそれ以上介入できない!私らの勝ちだ!)」
ベルトルト(ユミルが何らかのアクションを起こす、その前に…!)
ベルトルト「レロニラさん、カードのオープンを。お願いします」
ユミル「…」
アニ(来るとしたらここ!ここで何かを…)
ユミル「……」
ユミル「…ふぅ」
ベルトルト(あ、あれ?)
ユミル「さてと、どっちが勝つんだろうなぁ?クリスタ」
クリスタ「え?あ、あぁ!そんなの、私達に決まってるじゃない!運命なんてそんなもの…クソくらえだよ!」
ユミル「ハハハ…駄目じゃねえかそんな汚い言葉使っちゃあ」
89
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 10:53:58 ID:pyh3U2yk0
レロニラ「それでは…これよりカードをオープン致します」
ベルアニ(…)
ベルトルト(杞憂、か…)ハァ
アニ(はぁぁ…アホくさ)ズルル
アニ(自分の目で見たものを信じられないなんて…どうかしてるね)
アニ(私のカードは二枚のA。ベルトルトのハートのAと私の持ってたダイヤの2を…)
アニ(上手いこと、すり替えた)
ベルトルト(咄嗟の思い付きだけど、上手くいってホント良かったよ)
ベルトルト(これで、やっとこれで…)
90
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 12:17:57 ID:pyh3U2yk0
♣︎A ❤︎3 ♦︎J
アニ「べ、ベルトルト…!」
ベルトルト「あ、ああ…!!」
ユミル「……」
クリスタ「…ユミル、勝てるんだよね?」
クリスタ「私達、勝てるんだよね…?」
91
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 12:19:04 ID:pyh3U2yk0
♣︎A ❤︎3 ♦︎J ♦︎A
アニ「あはっ…!あはは!!アハハハ!!」
ベルトルト「あぁ神様!!…あぁあああ…!」
ライナー「か、勝ったのか…俺たちは勝ったのか…?!」
クリスタ「ねえ!ユミル!!勝てるんだよね?ねえってば!」
ユミル「……」
92
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:24:35 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「ひっぐ…ぅ死にたくないよユミル…何とか言ってよぉ!ねえ!」ポロポロ
アニ「アハッ、クリスタぁ…駄目じゃないか、104期の女神様が涙なんか流しちゃ…ふふ」ユラァ
アニ「──Aの、フォーカード」スッ
♠︎A ❤︎A ♦︎A ♣︎A ♦︎K
♬ Garden of eden
クリスタ「ぁ…う、嘘だ…」
クリスタ「嘘だあああああ!!」ガクッ
ベルトルト「はは、やった…」
アニ「ククク…アハァハハハ!!」
ライナー「し、信じらんねえ…アニ、お前一度ならず二度までも…!」
93
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:26:28 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「うあああ…」
クリスタ「くそぉあああああ!!」ダンダン
クリスタ「ユミルの嘘つき‼︎絶対勝てるって言ったじゃない!嘘つき!嘘つきぃ…!」ポロポロ
レロニラ「それでは…」ジャラ
クリスタ「やめて!やめてよ!こっちに来ないで!あああ!!」
アニ「アハハ!アハハハ!!」
ライナー「俺たち…勝ったのか?勝ったんだな!?」
ベルトルト「そうだよ、故郷だ!帰ろう!」
ライナー「や、やったんだな!!本当に…!俺達は成し遂げたんだ!ハハハハ───」
ユミル「──待ちな」
94
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:28:08 ID:pyh3U2yk0
アニ「あ…?」
ユミル「ディーラーさんよぉ、勝敗を決めるのは全員のハンドを確認してから…だろ?」
レロニラ「え、えぇ…確かにそうですが、Aのフォーカードともなると…その」
ベルトルト「なんだ、ユミル。この期に及んで負け犬の遠吠えかい?」
ライナー「まあそう言ってやるなベルトルト。ほら、ノーペアだ。これで文句ないだろ」
クリスタ「うぅ…ツーペア…」
アニ「ふふ、惜しかったねぇ…で?ユミル。私はAのフォーカードだけど。アンタもしやポーカーのルール忘れましたなんて今更言うんじゃないだろうね」
アニ「アンタがこの私に勝つにはねぇ、少なくとも…」ハッ
アニ「あ、アンタ…」
アニ「何を…笑って…」
ユミル「…」ポリポリ
95
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:29:22 ID:pyh3U2yk0
ヒュオオオオオオ……
ユミル「ふふ、クリスタお前鼻水垂れてんぞ…ほら、これで拭け」ゴソゴソ
ユミル「ったく、ただの"演技"をそこまで熱心にやる必要なんてねえってのに…」ボソッ
クリスタ「あぅ…ユ、ユミル?」フキフキ
ユミル「で、何だっけ…Aのフォーカードに勝つ方法だっけか」
96
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:30:16 ID:pyh3U2yk0
ライナー「…おいユミル、下手な狂言はよせ……"ストレートフラッシュ"が完成する確率はおよそ7万分の1だぞ、こんなとこで出るわけがねえ」
アニ「一生やってて一度巡り会えるかどうかって手だね。馬鹿馬鹿しい」
ベルトルト「せ、世界の意思はこんな大勝負にそんなふざけた事はさせない…」
ユミル「ハハハ!じゃあその世界の意志とやらに後で礼でも言いに行くか…なんてな」ヘラッ
アニ「何、アンタ…作ったってのか?」
ユミル「ハッ、確かにこの場面でストレートフラッシュなんて出されたら私も腰抜かすかもな…でも安心しろ、そんなんじゃねえよ」
97
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:32:18 ID:pyh3U2yk0
ベルトルト「……く」
ベルトルト「くどぉぉぉい!!ユミル、君くど過ぎるよ!ノーセンスッ…何っもドキドキしないね!!」
ライナー「何だ貴様…何が言いたい」
ユミル「なにしろ私のハンドは──」
ユミル「──その一つ"上"だ」
98
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:33:52 ID:pyh3U2yk0
ミョォォォオオオオ…
アニ「は…?」
ライナー「もう一個上ってお前、そんなの…」
ベルトルト「……まさか」
ベルトルト「…いや、あり得ない!あってたまるかそんな事!!」
ベルトルト「だってユミル、そのハンドが生まれる確率は…!」
ベルトルト「65万分の1だぞ!!」
99
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:47:37 ID:pyh3U2yk0
刮目せよ!!
ユミル「そうだ、これが私のハンド──」
バンバンバンバンバン
♦︎10 ♦︎J ♦︎Q ♦︎K ♦︎A
ユミル「──"ロイヤル・ストレートフラッシュ"」
♫ライアーゲーム OP
テーテーテーテッテーテッテーテッテーテッ
100
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:48:50 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「!!!」
レロニラ「な…!!」
アニ「んなあああ!!!?」
ライナー「バ、バ、バカな!!!」
ベルトルト「やめろ…!!あり得ない、あり得ない…!!!」
クリスタ「ゆ、ユミル…!!」
ユミル「な?言っただろ、絶対勝てるって!」
クリスタ「ユミル、ユミル…!!」
101
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:50:26 ID:pyh3U2yk0
レロニラ「なんと…天文学的な確率をくぐり抜け、Aのフォーカードを打ち破るとは」
ライナー「ど、どうなってやがる…エースだぞ、最強のカード!それが四枚…!」
レロニラ「この第二ゲーム…ユミル様の属する陣営の勝利となります!」
ライナー「どうなってやがる…!!」
クリスタ「ユミル…これは夢?夢なの…?」
ユミル「そんなんじゃねえ…もっと喜んでいいんだぞ、クリスタ。死に急ぎの仇はお前がとったんだ!」
クリスタ「エレンの…」チラッ
クリスタ「私達、やったんだ…」
クリスタ「やったんだあああっ!!」
102
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:52:10 ID:pyh3U2yk0
レロニラ「これは…何とも、いや、お見事。私のディーラー人生の中でも一二を争う名勝負でした」
レロニラ「ぜひともLGTの名場面集にエントリーさせて頂きたく存じま─」
バン
アニ「み、認められない…!」
ユミル「あ…?」
アニ「イカサマ…」
アニ「イカサマだっ!!」バシィッ
103
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:53:35 ID:pyh3U2yk0
「!!」
ざわ…
レロニラ「…」
ユミル「何だと…?」
アニ「た、多分あの時だ…ライナーのゴタゴタの時に山札に細工をして…」
アニ「そこに急遽手持ちのカードをくっつけての…アガリ!」
アニ「認められるかっ!そんなの…!」
アニ「そうなんだろ…?そうに決まってる!」
ユミル「よせよ…」
アニ「クッ…!」
ユミル「山を改めればバレバレ…!そんな証拠丸残りのイカサマ、するかな?私が…!」
104
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:55:34 ID:pyh3U2yk0
ベルトルト「うっ…!」
アニ「ぐぅぅ…っ…!!」
アニ(何てこった…!65万分の1だぞ、イカサマに決まってんだろ…!どこかに…どこかに必ず痕跡が…!!)
ベルトルト「なら…チェック!!」
アニライ「!!」
ベルトルト「全てのカードを、チェック!!」
ベルトルト「チェックざんすよ…!全てのカードを…!!ほら、君たちも!」
ライナー「よ、よし!」
アニ「ああ…」
ユミル「…どうぞ!」
ベルトルト「ぐ…!」
105
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:57:00 ID:pyh3U2yk0
ベルトルト「ぐぅっ…!」
ベルトルト(な、何なんだこの余裕は…!?こっちはサマまでして作り上げたAのフォーカードだぞ!なのに、こんな…!クソッ!!)
アニ「カードの重複とか…そんな痕跡が…どこかに必ず…!」ペラッペラッ…
アニ「必ず…!!」ペラッ…ペラッ…
アニ「かなら…」ペラペラペラペラ…
アニ「…」ペラッ
ライナー「…54枚、きっちりあるぞ」
ユミル「はぁ…」
ユミル「まだ続ける気か?見てるこっちの身にもなってくれ。退屈で仕方がねえよ」
アニ「まだって…それは!」
106
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:58:31 ID:pyh3U2yk0
ユミル「それにな…」
ユミル「絶対に勝てる訳じゃないような中途半端なサマ、やるだけ無駄だと思うぜ」ボソッ
ベルトルト「!?」
アニ「今、何て…?」
ユミル「…」
ユミル(貧民街じゃ博打だって重要な収入源…あの程度のイカサマ、あの街じゃクリスタより小せえ奴だって余裕で見抜ける)
クリスタ「ゆ、ユミル…」
ユミル「すまねえなクリスタ…もう大丈夫だ、後は私が終わらせてきてやる」
クリスタ「……バカ」
ユミル「ん?」
107
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 19:59:35 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「ユミルのバカァ──!勝算があったなら私に言ってよぉ…!とっても怖かったんだから!」ポカポカ
ユミル「ク、クリスタ…だから悪かったって、許してくれ」
クリスタ「もうユミルなんて嫌いっ!」
ユミル「えぇ…」ガーン
ベルトルト(きっと…ユミルは僕らのイカサマを見抜いていたんだ。なのにゲーム中一切その事について触れなかった…汚い手を使った僕らに確実に勝てる自信があったんだ!)
ベルトルト(やはりユミルもイカサマを…!そうじゃないとこの敗北、説明がつかない…!!)
ベルトルト(い、いや…!クリスタはこの世の終わりみたいな顔してたし…カードを交換したなんてそんな素振り、全く感じられなかったぞ。ユミル、君は本当に…?)
108
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:01:16 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「ねえ、本当に…ユミルは運だけで勝ったの…?」
ユミル(…スラム仕込みの操牌術でカードの並びをちょいとイジってやっただけさ、何も問題はねえ)
クリスタ(!それイカサマァ…あるじゃない勝算…)
ユミル(敵さんだって似たようなことやってんだ、こんくらいでバチは当たんねえよ)
クリスタ(…え?そうなの?)
ユミル(ったく、お前が鈍すぎるんだよ…)
ユミル(それになクリスタ。お前の泣き顔がなきゃあいつらだって怪しむだろ?何せ65万分の1だ。お前が当然みたいな顔して済ましてたら追求された時のウィークポイントになっちまう)
クリスタ(あ!た、確かに…)
ユミル(とにかく助かったぜ。クリスタ、全部お前のお陰だ)
109
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:02:11 ID:pyh3U2yk0
レロニラ「──いやはや、本当にお見事…では、これにて第2ゲームを終了…ということで宜しいですかな?───」
……………………
110
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:03:21 ID:pyh3U2yk0
カチッ シュボボォォ…
クリスタ「あー私の服が…」
アニ「お気に入りのパーカーが…」
ライナー「俺のブリーフ…」
服たち「」メラメラ
ユミル「これでクリスタは帰る時真っ裸だな」←服着た
クリスタ「!?」
ユミル「エレンの髪の中とか隠れるのに丁度良さそうだよな」ニヤニヤ
クリスタ「えっ…///って、何言ってるのユミル!!///もう私行くから!!」
クリスタ「最終ゲーム、絶対勝ってね!」グッ
111
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:04:25 ID:pyh3U2yk0
クリスタ「勝って、またみんなのとこに戻ったら…私、ヒストリアとして…!」
クリスタ「私の為に、生きてやるから…!」
クリスタ「だから…その時はユミルも一緒じゃないと、心細いかなー…なんて」
ユミル「…あぁ」ダキッ
クリスタ「ユミル…?」
ユミル「私はお前が胸張って生きてくれたら、それだけで充分幸せだよ…」
クリスタ「…」
クリスタ「…絶対、帰ろうね」
ユミル「あぁ、約束だ」
タタタ…
112
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:05:55 ID:pyh3U2yk0
ライナー「あっクリスタ……行っちまった」
アニ「そういやエレン…アイツいたんだね。すっかり忘れてたよ」
ライナー「俺は知ってるからな…お前がゲーム中にものすごい頻度であいつの方チラ見してt」スパァン
アニ「///」
ベルトルト「ほんっと学習しないね君…」
113
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:07:16 ID:pyh3U2yk0
「……」
アニ「…負けちゃったね」
ライナー「あぁ…」
アニ(裸)「……」
ライナー(裸)「……」
アニ「…アンタ、ガタイ良くなったよね」
ライナー「まあ、三人一緒に風呂入ってた頃と比べればな」
ライナー「それにお前こそ少しはその胸の膨らみを隠す素振りを見せたらどうだ」
アニ「なっ…!?///」
ベルトルト「はい、ストップ」
114
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:08:23 ID:pyh3U2yk0
ベルトルト(あの拳底波、性欲まで消し去る代物だったらしい)
ベルトルト(ライナー…君に紳士の余裕は似合わないよ)
ベルトルト「全く、目の前でそんな事されたら戦意が削がれるよ…特にアニ」
アニ「っあ、あんた達…//」
ベルトルト「ほら、行った行った」
アニ「まったく…負けんじゃないよ」
ライナー「辛くなったら俺たちの方を見ろ。俺たちはいつだってお前の仲間だ」
ベルトルト「うん…」
アニ「…」
115
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:09:45 ID:pyh3U2yk0
アニ「ほら」ダキッ
ベルトルト「ッ…!?」
アニ「そんな暗い顔して俯いてちゃ勝ちも逃げてくよ…それに」
アニ「ベルトルトの笑顔、私好きだから」鼻ツン
ベルトルト「…!…!!////(ちょっアニ!いろんな所が…!)」
ライナー「良かったなアニ。エレンと違ってベルトルトのリアクションは中々じゃないか」
アニ「う、うっさい//」ゲシッ
アニ「ほらもう行くよ…じゃあね、頑張りなよ」
ライナー「そういうことだ、応援してるぜ!」
アニ『ベル兄、頑張ってね〜!!』フリフリ
ライナー『絶対勝てよな!!』
タタタ…
ベルトルト「……あぁ。必ず!」
ベルトルト「帰るんだ…僕達の故郷へ…!!」
116
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:13:22 ID:pyh3U2yk0
ヒュオオオオオオ…
ユミル「とうとう私ら二人だけになっちまったな」
ベルトルト「そうだね…」
ユミル「…負けねえからな」
ベルトルト「その言葉、そっくりそのまま返すよ」
ユミル「ほー…言うようになったじゃねえかベルトルさん」
ベルトルト「やられっぱなしは気にくわないからね──」
ベルトルト「──今度は僕の番だ、覚悟は出来てるかい?」ニヤ
ユミル「望むところだ」ニヤ
117
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:15:08 ID:pyh3U2yk0
ここはウォール・マリア、あの世とこの世の境界線…
壁上を鈍色に照らす満月の下、闘いの契りは静かに交わされる
最後に笑うのは人か、或いは人ならざる者達か。最終決戦、いよいよ開幕!cv.梶裕貴
♬ great escape
次回、最終回!
『決着の時! 〜誰が為に鐘は鳴る〜』
エレン「ひっまぁぁああああああ」
ジャンジャンジャンジャン
118
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:24:06 ID:pyh3U2yk0
ここまで見てくれた方、コメント頂けた方、どうもありがとうございましたm(__)m
大量投下申し訳ない
119
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:28:50 ID:pyh3U2yk0
訂正
>>91
と
>>92
の間
♣︎A ❤︎3 ♦︎J ♦︎A ♦︎K ペラッ
アニ「ははっ!アハハハハ…!!」バンバン
クリスタ「ねぇ、どうして…」
クリスタ「どうしてそんな顔してるの、ユミル…」
ユミル「…」
120
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 20:31:56 ID:pyh3U2yk0
訂正
>>91
と
>>92
の間
♣︎A ❤︎3 ♦︎J ♦︎A ♦︎K ペラッ
アニ「ははっ!アハハハハ…!!」バンバン
クリスタ「ねぇ、どうして…」
クリスタ「どうしてそんな顔してるの、ユミル…」
ユミル「…」
121
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 22:48:18 ID:HebYZDkg0
乙
>>1
のライアーゲーム愛が滲み出ていたなw
最終回に期待
122
:
進撃の名無し
:2015/09/27(日) 23:42:38 ID:8hNDGyg2O
往年のギャンブル映画のようにスリリングな展開で、こいつらが全裸なのを忘れるところだったぜ…
この駆け引きがあってこそのポーカーよな
大量投下乙
123
:
進撃の名無し
:2015/09/28(月) 18:39:18 ID:oNAYSSxM0
修正版欲しいな
面白いからいいけど
124
:
進撃の名無し
:2015/09/29(火) 04:48:01 ID:9r9DR1P.O
単行本の嘘予告に通ずる謎の熱さがある
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