[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ユミル「トランプでもしないか?」
1
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:18:40 ID:Qo.OABsU0
ウォール・マリア 壁上
ヒュオオオオオオオオオオ
ユミル「どこからだ…どこから私は間違った」
エレン「俺たちは!!」バッ
クリスタ「人類の命運を賭けて!!」バッ
クリスタ「ほらユミルも!」
ユミル「あ、ああ…」バッ
ライナー「俺たちは!!」バッ
アニ「故郷への執念を賭けて!!」バッ
アニ「ベルトルト!」
ベルトルト「う、うん…」バッ
「やるぞ!!」
「ストリップ・ポーカー‼︎‼︎」ゴォォォォォォ
2
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:25:05 ID:Qo.OABsU0
ユミル「…?スト…?」
アニ「…あれ、これ普通のポーカーじゃないの?」
ライナー「ん?ああしらなかったのか?」
エレン「ストリップ・ポーカー、通称ストポー。負けた奴から服を一枚ずつ脱いでくんだ」
「!!?」
ユミル「はぁぁあああ?!」
アニ「そんな…!?聞いてない…!」
ライナー「最後一人が生き残るまでがゲーム、その生き残りが属するチームの勝ちだ」
3
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:28:35 ID:Qo.OABsU0
エレン「ちなみにゲームが終わるまで、服は着ちゃいけねえんだよな?」
ライナー「ああ、当然だ」
アニ「」ドサッ
ユミル「アニィィィ!!」
ユミル「おいヒス…クリスタ!お前も何か言えよ!」
クリスタ「?私、ストポー以外のポーカー、知らないんだけど…」
ユミル「な!?」
ベルトルト「いやまあ、男子寮でやってた遊びだから知らないのは当然なんだけど…逆にクリスタはなんで知ってるんだ」
アニ「わ、私降りる…」
ユミル「私もだ…付き合ってらんねえ」
ライナー「ちなみにこれ、チーム戦だから棄権者が出たチームはその場で不戦敗な」
アニユミ「」
かくして人類と巨人、双方の命運を賭けた戦いが最果ての壁、ウォール・マリアの上で始まったのだった…
♬オープニング
4
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:32:37 ID:Qo.OABsU0
ユミル(どうしてこうなった…)
ユミル(私達はウォール・ローゼの壁上でライナー、ベルトルトに捕まったんだよな…)
ユミル(そして巨大樹の森で目覚め…調査兵団がこっちに向かってるのに気づいたんだ)
ユミル(それから…クリスタを掻っ攫い、ミカサ達を撒き…あん時の104期の奴らの悲壮な顔がまだ目に焼き付いてやがる)
ユミル(それで走りに走ってここに辿り着いた)
ユミル(いや、ちょっと待て…その前に何でアニがここにいるんだ───
─────
─────────
─────────────
5
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:39:05 ID:Qo.OABsU0
暫く前
ユミル(…)
クリスタ「…」
エレン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」
ユミル(…)
ユミル(気まずい…)
ユミル(ここにたどり着いてから一時間ってところか…誰も口を開かない)
ユミル(月の位置からして、今は夜の7時頃。寝るにはまだ早い…よな)
ユミル(いやわかるよ、敵同士だもんな。話したいとか思わないもんな、普通)
ユミル(でもさ、流石にこの状況が次の夜まで続くってのは耐えられねえなーっつうか)
………
ユミル(…喋れよ…)
ユミル(誰でもいいから…頼む何か喋ってくれ…)
クリスタ(ユミルが居づらそう)
6
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:42:01 ID:Qo.OABsU0
エレン「…」
クリスタ「…(なんか喋った方いいのかな)」
ライナー「…」
ベルトルト「…ハァ」
ユミル「…な、なあ」
四人「…」
ユミル「上…月、綺麗だな…その…コニーの頭みたいだ」
ユミル「ほ、ほら訓練生の頃さ、よくコニーが自分の頭太陽に重ねて『日食‼︎』とかやってたじゃんか」
ユミル「あれ割とツボでさ…」
クリスタ「…」プルプル
ユミル(あ、くらってる)
ユミル「…」
ユミル(もう一押し…ハッ そういえば)ゴソゴソ
7
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:44:28 ID:Qo.OABsU0
ユミル「あーじゃあアレだ、その、ただの提案なんだが…」
ユミル「トランプでもしないか?」ジャーン
エレン「…」ピクッ
クリスタ「…」ピクピクッ
ユミル「…」
ユミル「な、なあお二人さんよ」
ライナー「…」ウズ
ベルトルト「…」ウズウズ
ユミル(こいつらチョロい)
ユミル「…なんかこう、何もしないで次の夜を待つってのも退屈だしよ」
8
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:48:08 ID:Qo.OABsU0
ユミル「眠くなるまで、トランプでも…⁉︎」
ドドドドドドドド
ライナー「な、何だ!?」
クリスタ「あ、あれは…」
エレン「女型…」
ユミル「あいつ…どうやって!?」
ドドドドドドドド
ピョーン ガシッ
ドドド
クリスタ「壁を登ってきた…」
9
:
進撃の名無し
:2015/07/26(日) 23:54:08 ID:Qo.OABsU0
アニ「…」シュゥゥゥ…
ベルトルト「アニ…」ジワァ
アニ「なんか…見張りが居なくなったから…」
アニ「逃げてきたら…あんた達がいた」
ユミル「イヤイヤ、お前逃げるって…それそんな簡単なことじゃねーから」
ユミル「第一ここに来るまでどんだけ掛かったんだよ…」
ベルトルト「それに、内地を抜けても調査兵団がいるし…あ」
アニ「そう、偶然にもその日はあのサルが動き出した時だったみたいでね…調査兵団は殆ど南方に駆り出されてたみたい。ホント助かったよ…」
ライナー「そうか…」
アニ「まあ、エレンやクリスタを連れ帰るっていう目的は果たせなかったけど…」
アニ「こうしてまた皆に会えて嬉し…」クルッ
エレクリ「…」
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板